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リリカルなのはクロスSSスレ

1 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/04/22(日) 09:44:28 ID:Fc/XGJz5
ここはリリカルなのはのクロスオーバーSSスレです

ガンダム関係のクロスオーバーSSは新シャア板に専用スレあるので投下はそちらに
オリネタ、エロパロはエロパロ板の専用スレの方で御願いします
このスレはsage進行です
荒らし、煽り等はスルーしてください




2 :なのは×ギアスクロスSS:2007/04/22(日) 09:45:48 ID:Fc/XGJz5
朱雀「それじゃ、行ってくるよ。はやて」
はやて「うん、気ぃつけてな。朱雀兄ぃ」


地球、日本国、鳴神市。
ここに、身を寄せ合いながら穏やかに暮らす2人の兄妹がいた。
八神朱雀、そしてその妹はやて。
彼らは早くに両親を亡くし、天涯孤独の身の上だが、自らの境遇に嘆く事無く
互いを支えあいながら懸命に生きてきた
だが、彼らの父が生前に遺した1冊の書物が彼ら自身の運命を大きく揺るがす
多くの出逢い、そして災厄をもたらす事となる・・・
彼らがこの後に迎える余りにも大きな運命、そして彼らの身に絡みつく繰り糸。
今の2人に、その事を知る術は無い・・・
彼らの先に待つのは絶望か、それとも希望か・・・
これは彼らが自らの運命を覆すために懸命に生き、戦う物語である。


3 :なのはA's×ギアスクロスSS:2007/04/22(日) 10:01:25 ID:Fc/XGJz5
と、とりあえずちょっとがんばってみます・・・
SS自体書くのは初めてなので間違いやら誤字やらアラやら
多く見掛けることになるとは思いますがそこはご了承下さい
また、本来のなのはA'sのストーリー設定との時間的ズレや
構造面でのオリ設定もこれから多数見掛ける事となると思いますが、
まぁ、この作品の中では「こういうものだ」と
寛容に受け止めてくれると非常に助かります
自分の忍耐がどこまで持つかわかりませんが、更新は極力急ぐつもりです
では、これからも何卒御願い致します

それと、冒頭で名前の欄にA'sを付け忘れてました
申し訳ありませんでした




4 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/04/22(日) 16:33:12 ID:Tfbn6ePi
頑張れ〜

5 :なのはA's×ギアスクロスSS:2007/04/23(月) 03:28:00 ID:TMOi6QpR
「えっ・・・朱雀・・・さん・・・?」
「なのはちゃん・・・なのか・・・」

なぜ・・・こんな出逢いをしてしまったんだろう・・・
なぜ・・・彼女と戦わなければならなくなってしまったんだろう・・・
そう、全てはあの時・・・
春先に起きたあまりにも唐突な「出逢い」から全ての始まりだったんだ・・・


「それじゃ、行ってくるよ。はやて」
「うん、気ぃつけてな。朱雀兄ぃ」

僕の名前は八神朱雀、地元の高校に通う普通の学生だ
僕にははやてという妹がいる
母は妹を産んで直ぐに亡くなり、著名な建築家だった父と3人で暮らしていたんだが
妹が小学校入学の直前に原因不明の下半身麻痺を起こし、僕と父は妹の介護に追われる事となった
父は勤めていた大手の建築会社を辞め、自宅での委託設計業を興し、
僕も小さな頃から通っていた古流剣術の道場を辞めて、妹の介護を手伝う様になった
しかしその父も2年前に交通事故で他界し、親戚の居なかった僕たちは天涯孤独の身の上となったが、
幸いにも父の古い友人が僕たちの後見人を務めてくれる事となり、僕たちは施設に送られる事無く
今までどおりの生活を送れるようになった
妹の麻痺は依然として良くはならなかったが、妹も進んで家事を手伝う様になり、
決して楽とは言えなかったが、慎ましいながらも穏やかな生活を送っていた
だが・・・僕が高校2年になったばかりのあの日の夜、事件が起こった・・・

6 :なのはA's×ギアスクロスSS:2007/04/23(月) 03:28:50 ID:TMOi6QpR
「それじゃ、気をつけて帰るんだぞ」
「はい、今日は有難うございました、高町師範」

僕は学校の始業式の帰りに以前通っていた道場の先生に偶然会い、夕飯をご馳走になって
多くの果物やお菓子をお土産に貰っていた
いつもの帰宅時間を大幅に過ぎていたので大急ぎで家に帰ろうとしていた
「すっかり暗くなってしまったな・・・だけどはやての好きなお菓子も沢山貰ったから
これで許してくれるかな・・・」
息を切らしながらようやく家の姿が見えるところまでたどり着いた時、2階の窓ガラスから眩いばかりの光が
放たれているのを目撃した
「あれは・・・はやての部屋だ!一体何が起こっているんだ!」
僕は持っていた荷物を投げ捨てて家の中に入り、土足のまま2階のはやての部屋の前まで駆け上がった
そして部屋のドアを開けようとした瞬間、右腕に凄まじい衝撃が走った
「痛ッ!何だ今のはっ!はやて、いるのか!返事をしてくれ!」
僕は無理矢理ドアをこじ開けようとするが、ドアに触れるたびに強烈な激痛に全身が襲われた
「くそっ、こうなったらドアを突き破るしかない!」
意識を集中させて僕は全力でドアに突撃していったが、ドアから火花が飛び散り
僕の体はドアの反対側の壁に吹き飛ばされた
「ぐっ・・・まだだ、もう1度・・・!」
僕は左肩に意識を集中させて再びドアに突撃していった
またもドアから火花が飛び散るが、僕は激痛に耐えながら左肩を突き出していた
「ううっ、開け、開いてくれぇぇぇっ!!!」
その時だった、僕の体が突然白く輝き、火花を押し返していった
そして大きな爆発音と共に部屋のドアは木っ端微塵に吹き飛ばされた

「ええっ!?嘘っ!私の結界を!?」
「何者だ貴様!!我が主の前での無礼は!」
全身のダメージで意識が朦朧としていた僕が見た景色に、自分の目を疑った
はやてのベッドの前に黒く光った文様・・・みたいなものが浮かび上がり、その上に3人の黒衣の人間が立っていた
しかもはやてはベッドの上で気絶していて更にその横に同様の黒衣をまとった少女が横たわっていた
「お前達こそ何だ・・・!はやてに、妹に何をしたぁ!!」
僕はその人達を睨み付けながら言い返した
「何っ!?それは真か!?」
「おい、マジかよ・・・」
4人の不審者たちは皆愕きの余り呆けていた
僕はそんな彼らを無視し、妹の許へと駆け寄った
「はやて!おいはやて!無事か!?返事をしてくれ!!」
「ん〜、あっ、すざくにぃやぁ〜、おはよ」
僕の言葉で妹が目を覚まし、僕は安堵のため息をついた
「なぁ〜、ちょっっと聞いていいか?」
妹の隣にいた少女が質問を投げかけた来た
「あぁ〜、あんたはさっきの〜」
「おい!お前・・・!」
「おめーじゃねーよ、なぁ、コイツホントにおまえの兄ちゃんか?」
「うん、このひと、うちのに〜ちゃんやで〜」
妹の発した言葉の後に、奇妙な沈黙が流れた・・・

7 :なのはA's×ギアスクロスSS:2007/04/23(月) 03:30:07 ID:TMOi6QpR
「もっ、申し訳ありません!主の兄君とは露知らず斯様な無礼を・・・!」
「しょーがねーだろーが、知らなかっただからよー」
「くっ、不覚!主を守護するべき立場にありながら・・・!」
「ああっ!本当にすみません!いっ、今手当て致しますから・・・!」
「何なんですか貴方たちは!いいから出てってください!」
「いや、我等は貴方達を守護するために・・・!」
「セ○ムなんて雇うお金はありません!いいから出てってください!」
「セ○ムぅ〜?なんだそりゃ?」
「あの、朱雀兄ぃ、落ち着いて・・・」
今この部屋に居る人達全員が完全なパニック状態に陥っていたが、その時下から大きな物音と共に聞こえてきた声が
状況は更なる混乱をもたらす事となった・・・
「すみません、警察です!八神さんはいらっしゃいますか!?」
「なっ、何だって、警察!?」
僕はもう、何が何だかわからなくなっていた
「なぁ」
少女が声を掛けてきた
「何だよ!」
「おまえら、そのケーサツって奴に狙われてんのか?」
「はぁ!?」
「わかった、んじゃーそいつらぶっ飛ばして来てやるよ」
「なっ・・・何でそうなるんだ!?大体悪いのはあなた達の方でしょう!」
「いっいえ・・・!我等は決してその様な・・・」
「すみません・・・!私達まだ”生まれた”ばかりでこの世界の常識に疎くて・・・」
「なぁ、朱雀兄ぃ、この人達ウチ等で匿われへんやろか」
妹の言葉に、僕は耳を疑った
「なっ・・・何を言ってるんだはやて!こいつらは家に勝手に進入して来た・・・」
「それは・・・ちょっと違うんや・・・、それに、今この人達警察に突き出したらそれこそ大騒ぎになる・・・
事情は後でちゃんと説明するさかい、警察の人達上手く誤魔化してほしいんや・・・」
確かに・・・1人は大きい金槌を持った少女、1人は凄そうな剣を持ってるし・・・
こっちのブロンドの髪の人はまともそうだけど、最後の人は筋肉質で犬の耳に・・しっぽ!?
下手をすれば警察官を返り討ちにしてしまうかも知れない・・・だが、しかし・・・
「八神さん!!居るのなら返事をしてください!!」
「御願いや・・・朱雀兄ぃ・・・」
妹の言葉に腹立たしく思いながらも、僕は覚悟を決めて大きく深呼吸をした
「解ったよはやて・・・いいですか皆さん!この部屋から1歩も出ないでください!後変な物音は
絶対に立てないで下さい!」
「おい!いーのかよ!」
「みんな、御願いやから朱雀兄ぃの言うこと聞いて・・・」
「ヴィータ、主の命だ、黙って従え」
「・・・どーなっても知らねーからな!」
妹が彼女たちを宥めたのを確認して、僕は下の階に駆け下りた
「くそっ・・・どうかしてる・・・俺も・・・!」

8 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/04/23(月) 03:53:36 ID:ROL2t8IJ
島根県のみなさん、パチンコをするなら、

  優良パチンコ店 エ○ト○ン

に行こう! 遠隔(※1)をやっていないパチンコ店は「エ○ト○ン」だけ!
違法ロム(※2)を使っていないパチンコ店も「エ○ト○ン」だけ!
エ○ト○ンでは、遠隔等が可能な設備は入れていません。 ロムも、警察がチェックしやすくしています。

詳しい方はご存知の通り、どんなにパチンコの遊戯人口が変動しても、その市場規模は変わりません(※3)。
要するに、客が減っても、残った客から絞り盗る量を増やして調整しているのです。
しかし、何故それが可能なのか?…ご理解頂けると思いますが、9割以上の店が確実に遠隔等を行ってます。
1万店以上のパチンコ店の中で、遠隔も違法ロムも確実にやってないのは「エ○ト○ン」ただ1店です!

※1…遠隔とは
 「お、あの客は新顔だな。勝たせて味を占めさせるか。遠隔操作で設定変更しよ」
 「客が減ってきたな。ま、設定を絞めて(違法)、1人あたりから搾る量を増やせばいいか」
 「あのオヤジ負け続けてるからそろそろ辞めるかもな。今日は勝たせてやるか」

※2…違法ロムとは
 「うちのアタリ確率は、もちろん他と同じ『○○○分の1』ですよ!(ロムいじってるからウソだけど)」

※3       市場規模   遊戯人口
 平成06年 30兆4,780億円 2,930万人
 平成08年 30兆0,630億円 2,760万人
 平成10年 28兆0,570億円 1,980万人
 平成12年 28兆6,970億円 2,020万人
 平成14年 29兆2,250億円 2,170万人
 平成16年 29兆4,860億円 1,790万人

9 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/04/23(月) 21:25:08 ID:JKEbtyWq
とりあえず一話だけ書き終わりますた。
初代トランスフォーマーのスタースクリーム(初代)が時空を超えてミッドチルダに移送されて
ミッドチルダに眠っていた大量のデストロンを蘇らせてなのはやクロノ達時空管理局を亡き者にして全てを掌握しようとする
…のだがそのデストロン軍団の中にはGFに登場したスーパースタースクリームや
ノイズメイズ、ビーストウォーズUに登場したオカマスクリームこと
ヘルスクリームや出来すぎる兄貴にフラストレーションを貯めまくっていたギガストームやら
トランスフォーマーカーロボットのブラックコンボイ、果ては
宇宙刑務所を次元転送機を使って脱獄してクォントムサージによって
トランスフォーマーに転生、成り行き上デストロンに参加していた
勇者エクスカイザーに登場した元宇宙海賊ガイスターの凸凹四天王など彼を一手もニ手も上回る策士が
わんさか居て…?というストーリーです。ガイスターの四天王はゲストで
エクスカイザー達カイザーズはいまのところ登場しない予定(すいません…。)。

10 :魔法少女リリカルスクリーム一話:2007/04/23(月) 21:37:25 ID:JKEbtyWq
全次元世界を震撼させたP・T事件…そして闇の書事件が終わって一年後…。
とある次元世界の宇宙空間を人魂のようにも見える光の球がふらふらと漂って
いる。その球体はまるで人間のように夢を見ていた。「ハッハッハッ!スター
スクリーム…貴様は所詮ナンバー2だ!リーダーになぞ永遠になれるものか!」
銀色の角ばったボディのロボット…忘れもしない。メガトロンがその球体に
宿る魂…スタースクリームを罵った。「スタースクリーム!貴様はトランス
フォーマーの恥だ!」黒い人型のロボット…ビーストコンボイもスタースクリ
ームを罵った。「あの時はよくも俺達を捨てやがったな…。貴様なんかがリ
ーダーになれるもんかよ!」スタースクリームによって切り捨てられ…戦死
した彼のかつての部下…サンダークラッカーとスカイワープが呪詛の言葉を
ぶつけた。「ハッ…?」そこでようやくスタースクリームはこの数千年間
まどろむたびにいつも見ている悪夢からさめた。「リーダーの資格が無いだ
と!ふざけるなよ雑魚共め…俺様は…俺様は全てを支配してやる!ん…?」スタースクリームは一つ
のポッドが宇宙に漂っているのを見つけた。彼はそのポッドの形状にに見覚
えがあった。「こいつは…。やったぜ!デストロンのプロトフォームのポッド
だ!しかも都合よくスパークが入ってないぞ!」プロトフォームとは今は人
間で言えば魂にあたるスパークだけになっているスタースクリーム達トランス
フォーマーの体に当たる部分である。この形態から動物や機械の形状を
スキャン…つまり解析するかあるいは対象が機械の場合は直接融合するか
してトランスフォーマーは完全な姿となるのだ。そのポッドに入っていた
のはスパークの無いプロトフォーム…いわば抜け殻である。スパークだけの
存在となったスタースクリームが新たな入れ物として使うには格好の素材
と言えよう。間も無く今まで残骸として漂うのみだったプロトフォームの
目に光が灯った。「よーし動くぞ。しかもこのボディは俺様の在りし日の
姿そのものじゃねーか!神が俺様に味方しているとしか思えないな!
ハッハッ!」高笑いするスタースクリーム。ところがである!「うっ?!
な…なんだあああ!」突然スタースクリームが居た空間が光に包まれたのだ!
「次元断層が幾つか同時に発生しているだって!」時空管理局の巡航艦
アースラのブリッジで肩にスパイクのようなトゲが付いた服を来た少年…
クロノ・ハラオウンが叫んだ。「小惑星とかが転移してくる心配は無さそ
うだけど…数メートルくらいの大きさの何かが既に転移してきてるみたい。
こりゃ調べる必要アリだね。ひょっとしたらロストロギアって可能性も…。」
時空管理局の制服に身を包んだ女性…エイミィ・リミエッタが参ったという表情で答えた。

11 :リリカルスクライド:2007/04/23(月) 21:53:10 ID:XYuSjyNp
投下しますね

12 :リリカルスクライド:2007/04/23(月) 21:55:56 ID:XYuSjyNp
スクライドの世界に派遣される魔法少女達の冒険

夜空に輝く月と、多数の星たち。
その輝きは、隆起現象により、せり上がった大地を淡い光で照らす。
この大地の名は、失われたはずの大地〔ロストグラウンド〕と呼ばれる。
この大地は、元々極東の島国、日本の大都市一つ分の国土を、数百メートルにも及ぶ地殻隆起という超自然的な現象によって突然切り離されて誕生した大地だ。
数ヶ月前までは、連経済特別区域として本土側の援助を受けてきた。
だが、その裏でロストグラウンド生まれの新生児、しかも特殊な能力を持つ少年少女たちが本土へと誘拐に近い形で連れて行かれていた。
その少年少女たちが持つ特殊能力の通称は〔アルター〕と呼ばれている。
アルターとは、既存する物質を原子レベルまで分解し、再構成して新たな物質を生み出す力。
その科学的根拠は、現在においても明確な定義付けは成されていない。
保存されるべきエネルギーの法則を完全に無視して生み出される再構成物質、すなわちアルターの、節操のない多様性が科学者たちを混乱させたのだ。
アルターは、時に人型となって自立稼働し、時に能力者を覆う鎧のように形成された。それらはすべからく強大な力を有し、人を超えた運動能力と破壊力を発揮し得る。
そんな能力が本土側に警戒心と新たなエネルギー源に成る可能性など興味を持たれ、露骨な隔離政策と能力者の捕獲を繰り返し行われてきた。
だが、今現在のロストグラウンドには、本土側からの介入がほぼ無くなっていた。


13 :リリカルスクライド:2007/04/23(月) 21:58:12 ID:XYuSjyNp
その訳はロストグラウンドに住む2人のネイティブアルター能力者の介入によって防がれているためだ。
その男たちの名は、シェルブリットのカズマと、絶影を持つ劉鳳。彼らは自ら定めたルールと信念で行動し本土側と戦闘を繰り返しているのだ。
そんな彼らの前に、別の世界の来訪者が現れようとしていた。
ロストロギアと呼ばれる滅びた時空世界の危険な遺産を探索する部署〔古代遺物管理部・機動6課〕より、魔導師たちが来訪者として来ようとしていた。

14 :リリカルスクライド:2007/04/23(月) 22:00:57 ID:XYuSjyNp
投下完了

>>10
GJです。
スタースクリームの明日はどっちだ

15 :リリカルスクライド:2007/04/23(月) 22:22:14 ID:XYuSjyNp
>>7
読ませて頂きました。
感想は……
GJや!朱雀を兄にする八相は無かったわ〜

16 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/04/23(月) 22:34:17 ID:sHaFJ28A
ヤバ…
某シンジ君を兄にする方向でプロット練っとったけど見直さなあかんわ…

17 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/04/23(月) 22:46:21 ID:zSxL1u3X
>>16それは是非エヴァ板に投下してくれ

18 :名無しさん@お腹いっぱい。::2007/04/24(火) 01:13:04 ID:muQJ86yZ
ふむ・・・ここならユーノが高笑いしながら魔王玉投げても可笑しくなさそうだな

19 :なのはA's×ギアスクロスSS:2007/04/24(火) 03:21:04 ID:XnY95Wqn
「はい・・・照明のコードがショートしてしまって・・・いえ・・・それは・・・
ちょっとホラー映画を観てて・・・ええ、そうです・・・」
自分でも苦しいと思う言い訳を連発してどうにか警察の人を納得させる事が出来た
「次からは気を付けて下さいよ!!」
そう言い残して警察官は僕の家を後にした
「はぁ〜〜〜っ、!?じゃなかった!はやては!?」
安堵する間もなく僕は再び2階へと駆け上がった
部屋に戻ってみると、妹は彼女達の言葉を熱心に聞き入っていた
「あっ、おかえりー、警察の人は?」
「・・・今帰ったよ、それよりもここでは何だからとりあえず居間の方へ・・・」
僕は彼女達を居間に案内した、そこで彼女達は自分達がどういう存在かを詳細に話してくれた
彼女達は”闇の書”という家に昔からあった1冊の書物によって造られた魔導生命体で
僕達がその所有者として選ばれた事、彼女達はその所有者達を護り助ける使命を持っていること
また”闇の書”が本来の力を取り戻す為に、リンカーコアと呼ばれる
生命体なら誰もが持っている魔力素(魂みたいな物)を多数必要だという事を・・・
「あの、人がそのリンカーコアっていう物を抜かれたら一体どうなるんですか?」
僕はあまり聞きたくない質問を投げかけた
「普通の人間ならば、死にます」
シグナムという桃色の髪をした女性はあっさりと即答した
「しっ、死ぬって・・・」
「いえ・・・生まれつき強い魔力を持った者なら1度リンカーコアを抜かれても
いずれは再生して死ぬことはありませんよ・・・例えば、巨大な魔物とか、朱雀様とか・・・」
シャマルというブロンドの髪をした女性はおどおどした口調でそう言った
だけどモンスターと自分を一緒くたにされて僕は背筋が凍る思いだった
「ダメ!!そんなんダメやん!!人の命奪うなんてお天道様が許さへんで!!」
妹は怒りだして彼女達を怒鳴った、僕も腕を組んで頷いた
「ですがそれでは我等の使命は・・・!」
ザフィーラという銀色の髪をした獣人(?)はそうはやてに反論した
「ダメったらダメ!!ウチがその”主”なんやろ!!言う事聞きや!!」
僕と彼女達は妹の気迫あふれる言葉に気圧されていた・・・
「朱雀兄ぃ!!」
「はっ、はい!!」
「今日からこの人達はウチで面倒みる!!ええやろ!?」
僕はその言葉を聞いた途端気を失いそうになったが、それをなんとか堪えて反論した
「お前・・・!自分が何を言っているのか解っているのか!?」
「だってこの人達放って置くと危なっかしいやん!!ちゃんと教育せな!!
それに行くトコだってなさそうやし!!」
「だからって・・・!それじゃ逆に俺達の命の方が危ないじゃないか!!」
「んなことすっかよ!!主殺してどーすんだよ!!」
ヴィータという赤い色の髪をした少女は僕を怒鳴りつけた
「ヴィータは黙っとき!!ウチがそんなことは絶対させへん!!えーやろ!?」
妹はそう言って僕とヴィータを睨みつけた
妹は1度決めた事に対しては絶対に退かないからなぁ・・・
「だけどお前、お金とか住民票とかはどうするんだ?戸籍なんか持っている訳無いんだし・・・」
「うっ、う〜〜〜ん、そっ、そや!グレイおじさんに相談してみたら?」
「おじさんにねぇ・・・」

20 :なのはA's×ギアスクロスSS:2007/04/24(火) 03:24:00 ID:XnY95Wqn
アルバート・グレイ
父の古い友人で英国の名の有る高官らしい
父が生前英国に単身赴任をしていた時に知り合い、すっかり意気投合して
僕の家に度々来る程の大親友になっていたらしい
僕の家に不幸があるたびに真っ先に駆けつけてくれていろいろ相談に乗ってくれたり
お金を援助してくれたりしていた
妹が障害を負った時に家を介護用にリフォームするときの費用を負担してくれたり
父が死んだ時には自ら進んで後見人にもなってくれたり、資産管理や援助もしてくれている
いわば僕達からすれば大恩人な訳なのだが・・・
「こんな非常識な事、信じてくれる訳無いだろ・・・」
気が重かったが、僕はダメ元で彼に電話をしてみることにした
だけど彼の返答は僕の予想を大きく裏切るものだった

「・・・それは恐らく”使い魔”だろうな、とんだ災難だったねぇ」
「えっ!?ご存知なのですか!?」
「いや、私も実物を見たことを有るわけでは無いのだがね、だが話を聞く限りではそうとしか・・・」
「実は妹が彼女達を引き取りたいと言っているのですが、法律とか、身分証明とかが問題でして・・・
このままじゃ迂闊に外にも出せません、その辺りを何とかする方法をご存知無いでしょうか・・・」
「うーむ、いや、一応手が無い訳では無いんだが・・・分かった、何とかしてみよう
そうだな・・・来月位に1度君の家に行くよ、その時までには書類上の手続きは終えられるだろう」
「えっ!?本当ですか!?有難うございます!!」
「ただし、なんだが・・・私が来る迄に彼女達にトラブルを一切起こさせないで欲しいのだ
”使い魔”という存在については国際法の面でかなり大きな問題を抱えていてね・・・
トラブルを起こされたら私もかばい立てが出来んのだよ・・・
いいかい、トラブルだけは絶対に起こさないでくれ、約束できるかい?」
「はっ、はい・・・わかりました・・・」
自分の眼前に暗雲が広がっていく気がしてきた・・・
「はぁ〜、これは大変な事になりそうだな〜」

妹は早速彼女達の身の回りの物を揃え始めた、衣服、食料、小物、食器、一般常識の書かれた書籍、等々
僕や彼女達も買物に駆り出され、妹の指示への対応に追われた
彼女達もこの世界の常識に、戸惑いながらも少しずつではあるが順応していった
彼女達は妹の指示に誠意をもって応じ、また妹もそんな彼女達を観て優しく微笑んだ
家族がいる、という感覚を久しぶりに思い出させられる気分だった
彼女達は妹の言いつけを守り、他者へのトラブルを極力持ち込まない様務めてくれた
実際近所の人達や妹の掛かりつけの先生にも、最初は驚かれたが、良い人達だと
かなり良い評判を得ている様だった
僕は安堵していた、これなら大丈夫だ、
この人達ならちゃんとうまくやってくれると、そう確信していた・・・


21 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/04/24(火) 06:22:33 ID:k755/ZMl
>>20
投下乙

リンカーコアは、魔力持ちの生物のみが持つものです。
抜き取ると言っても魔力のみなので、人に迷惑を掛けるけど(まぁ大迷惑だよね実際される方は)死人は出ないはずです。魔力持たない人は、リンカーコア自体無いですよ(^-^)/

22 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/04/24(火) 07:50:05 ID:Q+0u77PT
ガガガとクロスしたら、ハンマーヘル&へブンでリンカーコアを抉り出したあげく光にするという究極の鬼畜技が

23 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/04/24(火) 08:06:06 ID:k755/ZMl
>>22
鬼畜すぎるよ!凱兄ちゃん(((゜д゜;)))

24 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/04/24(火) 13:30:57 ID:7+1boIc4
個人的にテッカマンブレードとのクロスが見たい
主にスターライトブレイカーとボルテッカの撃ち合いが

25 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/04/24(火) 18:20:40 ID:xb9LG1iC
なんか王蛇相手に激戦繰り広げるなのはさんの姿を幻視したんだが・・・

仮面ライダー龍騎とのクロスは需要あるか?

26 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/04/24(火) 19:02:32 ID:k755/ZMl
>>25
ミラーワールドの設定をどうにかしないと難しいね。
ミラーワールドに入ったら分解されていってたらヤバい

27 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/04/24(火) 19:30:16 ID:AlNwsOFx
やっぱ。真司の「折れたァ!?」は良いよね。うん。

28 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/04/24(火) 19:33:18 ID:9xG1xnQ7
ミラーワールドなどバリアジャケットを持ってすれば造作もないことです。

29 :25:2007/04/24(火) 19:52:31 ID:lSA8b+rY
とりあえずミラーワールドの設定のほう何とか出来次第投下します

…いつになるかは未定ですが

30 :魔法少女リリカルスクリームの人:2007/04/24(火) 20:33:41 ID:j5n7yhY6
仮面ライダーとなのはのクロスといえば
555劇場版とのクロスで「全次元世界規模で人類のオルフェノク化がほぼ達成され
普通の人間はアースラのメンバーと人間解放軍以外は絶滅した世界」を舞台にした小説
書こうとした事があったなあ…。あまりにも設定に救いが無さ杉でどうやってもハッピーエンドに出来なさそうだから
すぐに挫折しちゃったけど。ところで第二話もうすぐ書き終るんで終わり次第投下するデス。(シルバーボルト風に)

31 :リリカルスクライド:2007/04/24(火) 20:48:56 ID:k755/ZMl
>>30
まってるでぇーす。
私も第一話半分書き終えたぐらいなので、明日には投下できるかも

32 :魔法少女リリカルスクリーム二話:2007/04/24(火) 23:12:24 ID:j5n7yhY6
「全く先日数万年前の地層から発見された訳の分からない巨大戦艦とその中で見つかった
大量のスクラップといい一体何が起きてるんだ…。」クロノは呻いた。その時後ろの
シャッターが開いて髪の長い女性が現れた。「リンディ提督…。」「話は聞き
ました。例の転移してきた物体の調査にはフェイトさんとシグナムさんを既
に向かわせました。」リンディと呼ばれた女性は落ち着いた表情で答えた。
「これは…ポッド?」「だが中身は空のようだな…。」フェイトとシグナムは
現場に急行したが現場には空っぽの煤けたポッドが残っているのみだった。
そこから少し離れたミッドチルダの市街地。「すげーーーな。こりゃあ。」
「だろ?だろ?第97管理外世界のアニメとか特撮とかいう創作物のカタログ
だぜ。めちゃ高かった…。」二人の少年が雑誌を眺めながら道を歩いている。
「魔法が存在しない管理外世界の創作物っていいよなあ。こっちの創作物に
出て来るのは何だって魔法ばかりだ。それ以外に題材はないのかと言いたい
よ。」「この戦闘機とか性能は抜きにしても形状はイカしてるよなあ…。」
若者が「ACE COMBAT」というゲームの特集ページに掲載されている「X02」
という戦闘機のイラストを眺めながら言った。「う…うわっ!何だありゃあ
!」「キャーっ!」突然少年達の脇を歩く通行人が騒ぎ出し始めた。「あれ
…急に暗くなったぞ。」「雨でもふるのかな?」少年達は急に
自分達の歩いている道に影が落ちたことに気がついた。「上になんか居る
…?」「うわっ!ロボットだ!」少年が見上げた先には彼等が常日頃から
収集に余念が無い管理外世界のムック本や雑誌から抜け出して来たような
ロボットが浮かんでいた。「クックック…このメカに決めたぜ!」そう。
その正体はシグナム達に発見される直前にポッドから逃げ出していたスター
スクリームである!スタースクリームは目から赤いレーザーを発射した。
レーザーは少年達が読んでいた雑誌のX02のイラストを舐めるように照射され
ていく。「スキャン完了!トランスフォーム!」スタースクリームは雑誌の
戦闘機のイラストそのままの形状に変形した。「ひ、ひいいい!」
「懐かしい感触だな…おっと。こいつは後々約に立つだろうから頂いてい
くぜぇ!」腰を抜かした少年達を尻目にスタースクリームはマジックハンド
を伸ばして雑誌を掻っ攫うと凄まじい勢いで飛び去っていった。「返せ
ーーー!幾らしたと思ってるんだぁ!」少年は叫んだが時既に遅し。
「ビークルモードまで手に入れて俺様の前途は洋々だぜ!ここがどこの星か
は知らないがデストロンの戦艦の反応はキャッチしている。そいつらを
リペア機能で復活させて聞けば済む話さ。」その頃アースラのブリッジでは
…「ポッドから飛び出したらしい飛行物体が例の巨大な艦船の残骸に
向かっているだって!」クロノが血相を変えて叫んだ。「ごめん…。
次元断層発生の余波でサーチが上手く働かなくって…。」
「過ぎた事は仕方が無いわ…。それにもうフェイトさんとシグナムさんが
艦船の残骸が安置されている場所に向かってるし…。念のためになのは
ちゃんにも応援をたのんでおいたから。」リンディはお茶を飲みながら
余裕と言った表情で答えた。「バイタル無し…形状からして恐らく
械兵器だと思われます!フェイトちゃん!シグナムさん!気を付けて!」
エイミィはフェイトとシグナムにそう警告した。

33 :魔法少女リリカルスクリームの人:2007/04/24(火) 23:21:38 ID:j5n7yhY6
あちゃ…下から二行目の機械兵器って書くべきところが械兵器になっちゃってるよ…。
すんません。


34 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/04/25(水) 00:28:31 ID:mABTFc6Q
とりあえず台詞のところで改行してくれ
読みづら過ぎる

35 :なのはA's×ギアスクロスSS:2007/04/25(水) 06:18:14 ID:ko0KHI7r
「ここか・・・魔力反応があった場所は・・・」
「ん?なんだありゃ・・・」
「はやてちゃん位の子供が2人、ですか・・・?」
「我と同様の者もおる様だが・・・」
「まさか、”奴ら”か?」
「それにしちゃーおかしくないか?なんか俺らスルーして戦ってるみてーだし」
「そうですね・・・少なくとも探索、している様には見えませんし・・・」
「どーする?俺らの事知られる前に殺っちまうか?」
「いや、主の命だ、こちらからは仕掛けるな、観察のみに留めろ」
「いいのかよ?もしあいつらが”奴ら”の手先ならやべーぞ」
「我等の事に気付かれたら主にも塁が及ぶ事にもなり兼ねんぞ」
「いや、我々の事に気付いているならとうに仕掛けてくるはずだ、
それにここで我々が仕掛けたらそれこそ”奴ら”に我々の存在を知らせる様なものだ
不用意な接触は絶対に避けろ、いいな、ヴィータ」
「・・・わかったよ」

5月初旬、グレイおじさんが僕達の家に1年振りに来てくれた
「久し振りだね、朱雀君、はやてちゃん、前に来た時もこれ位の暖かさだったから
1年振り、になるのかな、とにかく元気そうでなによりだよ」
「お久し振りです!おじさん!」
「着てくれてホンマうれし〜わぁ〜!お久し振りです!」
「はやてちゃんは少し大きくなったかな、月日が経つのも早いものだ」
「わぁ〜ありがとうございます〜」
「それでおじさん、例の件なんですが・・・」
グレイおじさんは、僕達の傍に居た彼女達を見回した
「うむ、彼女達が、例の・・・?」
「はい、そうです」
妹に言われるがまま、皆はおじさんに軽い礼と自己紹介をした
「見た限りでは、あまり普通の人間と変わらぬ様だが・・・」
「うん、みんなはウチの大事な”家族”や」
「そうか・・・朱雀君、話の続きは家の中でいいかね?ちょっと込み入った話になるのでね・・・」
「あっ、すみません・・・気が付かなくて・・・」
「いや何、構わんよ、それと彼女達にも話を訊きたいのだが、いいかね?」
「はい、わかりました」
僕と妹はグレイおじさんを居間へと案内し、そこにあったテーブルを囲む様にして
全員を座らせた
「変わらないね、ここも・・・では、本題に入ろうか、朱雀君、はやてちゃん、
今から私が話す事は決して誰にも話してはならない、いいね」
彼が話してくれたのは、僕達の世界とは違う”異世界”についてだった


36 :なのはA's×ギアスクロスSS:2007/04/25(水) 06:19:09 ID:ko0KHI7r
ミッドチルダ
僕達の宇宙とは異なる次元に存在する世界で、極めて高度な科学技術と魔法技術を持ち
僕達と同じ”人間”が使い魔や魔法と共存し、平和で安定した文明を作り上げていると言う事
また、その世界にある”時空管理局”という組織が僕達の地球を監視している、という事を・・・

”時空管理局”という言葉を聞いてシグナムさん達の顔が少しこわばったのが気になったが
妹の突拍子の無い質問が、僕の考えを吹き飛ばした
「おじさん、1つ聞いてもいいか?」
「ん、なんだい?」
「もしかして、ウチらって、その人達に支配されてるとか・・・」
妹の言葉を聞いて、おじさんは大笑いをし始めた
「ぷっ!、はっはっはっはっ・・・・、はやてちゃん、変なSF小説の見過ぎではないのかね?」
「えっ!?違うん・・・!?ウチてっきり・・・」
「話は最後まで聞きたまえ、えーっと、あっそうだ、実は地球側、つまり国連とその異世界の
行政府との間に盟約が結ばれていてね・・・その内容が・・・
1・互いの政治、経済、文化に原則的には一切干渉しない
2・魔法やミッドチルダの事は地球側の一部の者以外には秘匿とする
3・地球外の者からの不当な干渉、もしくは魔法絡みの事件が発生した場合、
時空管理局の者がそれらの事件に応対、または処理すること
4・3の様な事象が発生した場合、こちら側は全面的に協力すること
と、いうことなのだよ、決して支配という物騒な真似をする者達では無いよ」
余りにもスケールの大きな話に僕自身半信半疑だったが、彼の言葉を聞いて
ある1つの疑問が僕の脳裏をよぎった
「ちょっと待って下さい、全面的に協力するって・・・」
「・・・その通りだ朱雀君、本当ならば私は彼女達の事を国連の諮問機関、もしくは
時空管理局に報告せねばならんのだよ・・・」
彼女達の顔が鬼気迫る表情になっていった
(どーする?殺っちまうか)
(待て、まだ様子を見るのだ)
「あの、その人達にこのことバラすとこの子たちどうなってしまうん?」
それは僕も訊きたかった
「分からん・・・恐らく彼女達はその異世界に連れて行かれるだろう・・・
それだけではない、君達も機密に触れた者として何らかの処分、制限を受けることになる・・・」
僕は目の前に突きつけられた”現実”に身が竦む思いだった
「そんな・・・ウチはこの子達と離れとう無いんや!おじさん、何とかならんか?」
「わかっている、だからこそ私は今日ここに来ているのだ」
「ホンマですか!?ホンマにみんなと別れずに済むんですか!?」
「ああ、だが・・・」
おじさんはシグナムさん達を見回した
「正直私も迷っている・・・そこでだ・・・今日一晩彼女達の人となりを見させて欲しい
彼女達が信用するに値する人間だと、そう私が思える様になったら
私が責任を持って彼女達の身分証明証を作ろう」
「ホンマに!?おじさん!ありがとう!!」
「礼を言われるのはまだ早いよはやてちゃん、全ては私が認めてからだ」
「うん!!みんな、いい子にしてるんやで!!」
皆は互いの顔を見合わせてから嬉しそうに頭を下げた


37 :なのはA's×ギアスクロスSS:2007/04/25(水) 06:21:55 ID:ko0KHI7r
その日の夜・・・
夕食を食べ終わりテラスで一息をついていたグレイおじさんに
シグナムさんが話しかけてきた
「グレイ殿、この時期はまだ夜風も冷たくなります、どうぞ中へ」
「いや、君とここで話がしたいのだが、いいかな?」
「私は構いませんが・・・」
おじさんはヴィータやシャマルさんと楽しそうに話す僕や妹を見ていた
「本当に久し振りだな・・・あの子達がこんな風に笑うのを見るのは・・・」
「そうなのですか?」
シグナムさんは首を傾げていた
「ああ、あの子達の父親が亡くなってから、相当辛い思いをしてきたからね・・・
少し塞ぎ込みがちになっていたのだよ」
「そう・・・ですか・・・」
「だけど君達の存在があの子達に笑顔を取り戻させた・・・それは君達とあの子達の間に
強い絆が生まれている証なのだ・・・」
「・・・」
「私は君達の過去について知るつもりは無いし、知ろうとも思わん」
「・・・!?」
「だが、もしあの子達の事を真に想うのならば、これからもあの子達に尽くしてやってはくれないか」
「えっ・・・!?」
「これまでとは違う生き方を強いられて、悩み苦しむことになるだろう・・・
だが、それらを全て受け入れて平和に穏やかに生きていくと、君は私に誓えるかね?」
「・・・我等が主は、こんな私達を”家族”として受け入れてくれました・・・
その誠意と大恩を私達は決して裏切りはしません、それが私達の意思です」
「信じても、いいのだね・・・?」
「誓います、主達の”平穏”は命に代えても護ります・・・」
「そうか・・・」

翌朝、僕達はおじさんに呼び出された
「これを、君達に渡しておこう」
おじさんは数枚の書類をシグナムさん達に手渡した
「これは?」
「君達の身分を英国政府が保護するという特例の身分証明証だよ、これがあれば通常の法的な身分証明の手続き・・・
つまり住民票を取得することができる筈だ」
「おっさん、それって・・・」
「そう、つまり君達はこの家の住人として正式に認められた、という事だよ」
僕も含めて皆で喜んだ、本当に嬉しかった・・・
「おじさん、ホンマに・・・ホンマにありがとな・・・」
妹は涙をぽろぽろ流していた、そんな妹を囲って、皆は喜びを分かち合っていた
「だがそう喜んでもいられないぞ」
おじさんはそう言い放った
「それはあくまで通常の身分を証明する物に過ぎない、時空管理局が担当する事象に触れた場合での
身分の保証はその証明書では出来ないのだ」
「じゃっ、じゃあ俺達はどうなるんだよ!?」
ヴィータはおじさんに詰め寄った
「いや、だから要は君達が今までどおりトラブルを起こさない様努めてくれればいいのだよ
余計な揉め事には首を突っ込まない様に、いいね?」
「じゃああいつらには出来るだけ鉢合わせしねー様にしなきゃなんねーな」
「ヴィータ!!」
「隠してもしょーがねーだろ!!朱雀やはやてにも注意してもらわなきゃなんねーんだからよ」
「そうね・・・その通りだわ・・・」
ヴィータのいう話だと最近この付近で妹と同じ位の女の子達が妙な戦闘を繰り返しているらしい
その内の1人が僕のよく知る人物だと、当時の僕には知る由も無かった・・・
「あの・・・私の分の身分証明は・・・?」
ザフィーラが尋ねてきた
「いや・・・君の耳と尾は何とかならんのかね・・・」
「・・・それは私では何とも・・・」
「済まないのだが君はその、獣形態というのか・・・とにかくそちらの方で何とか誤魔化してくれんかね・・・」
「うっ・・・ぐぐぐ・・・いっ、致し方ござらん・・・!!」
皆の間にどっと笑い声が響いた

38 :なのはA's×ギアスクロスSS:2007/04/25(水) 06:23:39 ID:ko0KHI7r
「おじさん、ほんまにありがとうな」
「構わんよ、それよりも他に何か問題があったら遠慮無く言ってくれたまえよ」
「本当に有難うございました、おじさん」
「朱雀君、これからも大変だろうががんばってくれよ、ああ、それと・・・」
おじさんは僕のズボンのポケットに1枚の紙切れを差し入れた
僕がその紙を開けて見てみると、僕の口座番号と3000万円という数字が書かれていた
「おじさん、これ・・・」
おじさんは自分の口に人差し指をつけた
(!?・・・有難う御座います・・・)
僕は自分達のためにここまで尽くしてくれたおじさんに心の中で深く感謝した
「さて、いくか・・・と、その前に・・・」
おじさんはシグナムさん達の前に顔を突き出した
「言っておくが今回の件で私もかな〜り無理をしたのだからね!!君達が何か騒ぎを起こすと
私まで責任を取らされるのだからね!!ほんっと〜〜に気をつけてくれたまえよ!!」
「はっはぁ〜、善処します・・・」
シグナムさん達は顔を引きつらせながらそう言った
「心配すんなよおっさん!!朱雀とはやてを狙うヤツァ俺がブットバ・・・」
おじさんはヴィータの両頬を思いっ切りつねった
「君が一番分かって無さそうだねぇ〜〜〜」
「ひょっ、ひょ〜ひゃんひゃよひょっひゃん・・・!!」
「すっすみません・・・後でヴィータにはきつく言っておきますさかい・・・」
妹も顔を引きつらてそう言った
「頼むよ・・・じゃ、また近い内に様子を見に来るよ、元気でね」
おじさんはそう言って僕の家を後にした
(どうしますシグナム、追跡、掛けますか?)
(・・・いや、必要無いだろう、彼は、大丈夫だ)
(そうですね、私もそう思います)

「あの、シャマルさん、僕に魔法を教えてくれないでしょうか・・・」
「えっ?」
「僕にもあるんですよね?魔法の才能が、でしたら教えて欲しいんです、妹の介護の役に立つと思うんです」
「まぁ、私の障壁をデバイス無しで破った位ですから、才能は確かにあるのでしょうけど・・・
ですが私達にデバイスを作る技術はありませんから簡単な魔法しか行使できませんよ
それでもよろしければ・・・」
「あっ、それならウチにも教えてほしいー」
「ええ、御願いします、シャマルさん」

(騒ぎを起こすな、か・・・私もよくも白々しい事を言う・・・、だが、この付近に出没する謎の少女達か・・・
詳しく調べる必要がありそうだな・・・)


39 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/04/25(水) 08:05:55 ID:HJoEe2+j
作者氏、乙です。
でも、sageてください

40 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/04/25(水) 08:44:32 ID:R/ZvInDN
>>38
乙です。
一応投下終わった合図してくれると助かります。
乙って入れようにもタイミングが掴めませぬ。

41 :リリカルスクライド:2007/04/25(水) 16:04:57 ID:ZQagILlq
ふむ〜まだまだ長くなりそうなので、投下は今週中にします。
リリカルなのはシリーズと、スクライドシリーズにでるキャラクター以外
から敵さん一名呼んじゃおうかと思うのですが・・・
この板的にはOKかな?

42 :チェンジ!!真ゲッターロボ対ネオゲッターロボ A's〜世界最後の魔法〜:2007/04/25(水) 16:29:40 ID:LEh2MKLd
プロローグ


この次元世界には無数の悪意が満ちている。

5年前に進攻を開始した恐竜帝国は日本が開発したスーパーロボット『ゲッターロボ』の活躍と『巴武蔵』の犠牲により再び地下へ追いやられた。
そして3年前に現れたインベーダーも また日本が開発した『ゲッターロボ』と『ゲッタードラゴン』の活躍により人類はなんとか勝利を修める事ができた。

そして平和が訪れたかに見えたこの世界。だがひそかに戦いは続いていた。
ゲッター線開発の一任者、『プレシア・テスタロッサ』が主犯の『PT事件』……『八神はやて』を主とする守護騎士達の起こした『闇の書事件』……。
PT事件は首謀者のプレシア・テスタロッサがかつてのゲッターロボのパイロット、『流竜馬』に殺害された事により解決。
そして流竜馬は刑務所行きとなり、プレシアが蘇らせようとした『アリシア・テスタロッサ』の遺体は姿を消した。
その後に起こった闇の書事件も謎の組織、『時空管理局』の協力で解決した。

そんな世界で、まだ10歳の少女の新たな物語が始まろうとしていた。
彼女の名前は『フェイト・テスタロッサ』。デバイス『バルディッシュ』と共に闇の書事件を解決へと導いた魔導師の一人だ。

彼女、フェイトの運命はゲッターによって大きく変わろうとしていた……。

43 :42 ◆E11yWK.OuA :2007/04/25(水) 16:31:27 ID:LEh2MKLd
>>42
こんなプロローグを受信したんだけど、需要あるかな?

>>41
俺は全然いいと思うよ!

44 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/04/25(水) 16:40:40 ID:brlVax8T
我らゲッター線と共に生きるもの

大好物です。

45 :リリカルスクライド:2007/04/25(水) 16:41:12 ID:ZQagILlq
>>43
真ゲッターかぁ〜OVAは最初の真ゲッターがゲッタードラゴンたちとバトル
して時間経過後の話はレンタルされてて一気に最終話借りた記憶がw

あの巨大ロボにフェイトが立ち向かうのか…竜馬達が不遇に(ry

46 :魔法少女リリカルスクリームの人:2007/04/25(水) 17:09:36 ID:h+YSAcP1
>>34
すいません…。
今度からは気を付けます。
>>41いいんじゃないでしょうか。

47 :リリカルスクライド携帯より:2007/04/25(水) 18:58:15 ID:R/ZvInDN
>>43
>>46
ありがとう♪
何とか、ロストグラウンドに行くとこまで書けた…あとは、管理局の白い悪魔とロストグラウンドの悪魔のバトルを書く試練がY(>_<、)Y

48 :魔法少女リリカルスクリームの人:2007/04/25(水) 21:02:51 ID:h+YSAcP1
>>47応援してます。現在三話執筆中ですが
ビーストウォーズリターンズのラストでチグハグな体型にされて
大きさも二十センチ弱(くらいかな?)になってしまったあのブンブン蜂が登場する予定です。

49 :なのはA's×ギアスクロスSS:2007/04/25(水) 23:59:09 ID:52i/a7P+
>>21
リンカーコアについては今回は「そういうもの」だと
受け止めてもらえると助かります
理由はいずれ解ります
>>39-40
すみません、気を付けます

50 :なのはA's×ギアスクロスSS:2007/04/26(木) 03:40:07 ID:8YJ79SGv
グレイおじさんの一件以来、皆はこの世界の人間として生きる道を模索していた
シグナムさんは高町師範のツテで隣町の剣道場の指南役のアルバイトを始める様になった
道場の子供達からは厳しいが優しく良い先生だと慕われている様で
僕は内心ほっとしていた
ヴィータは・・・最初は学校にでも通わせようと考えていたのだが・・・
「学校ぉ〜?朱雀、お前俺がチビだからってなめてんのか!?」
と、逆に突っかかれれてしまい、それで騒ぎを起こさなければ自由にしてもいいと言って
放置していたら、いつの間にやらはやての通う病院の近くにある老人会所有の
ゲートボール場のマスコットの様な存在になってしまっていた・・・
ヴィータ曰く「お菓子をくれる気のいい人達が沢山いる場所」らしい・・・
シャマルさんは妹の介護や家事を手伝う傍らで料理や介護等の資格を得ようと
独学で勉強を始める様になった
少し抜けている所はあるが物覚えが早いと妹や病院の先生は感心しているらしい
ザフィーラさんは・・・まぁ・・・家の番犬みたいな役割、かな・・・
当人は最初は不満気だったが、妹が毎日「ふかふかや〜」といってかまってくれる
らしいので今はまんざらでもないらしい・・・
僕達はそんな彼女達を進んで手伝う日々だったが、笑ったり怒ったりと本当に充足した毎日だった
7月になり始めた頃にシャマルさんが普通自動車の運転免許を取得してくれたので
病院への通院や買物が楽なったのでとても助かった
(例の少女達の事で地元の商店街での買物を避けて隣町までいってたからなぁ)
8月になると皆で山へキャンプに行ったり海に海水浴に出かけたりもした
妹の病状は未だ好転の兆しをみせなったが、今では彼女達が僕や妹の指示無しで
妹の介護をちゃんと行えるまでになっていて僕はかなり助かっていた
そんなある日の事・・・

51 :なのはA's×ギアスクロスSS:2007/04/26(木) 03:41:58 ID:8YJ79SGv
「うひゃあっ!!・・・あっ、危なかった・・・」
「はやてちゃん!!包丁を使っての魔法の練習はしないでっていつも言ってるじゃないですか!!」
「あはは・・・堪忍なぁ〜シャマル〜」
「あぁ、血が出てるじゃないですか・・・本当にもう・・・」
「ん?どうしたんだい?シャマルさん」
「あっ朱雀さん、またはやてちゃんが・・・それで指を少し切っちゃって・・・」
「しょうがないな・・・あっ、そうだ」
僕は魔法で妹の体を自分の腕の上に引き寄せた
「じゃあその傷は僕が治してあげようかな〜」
「あ〜っ、もう・・・またウチを実験台にして〜」
「うふふっ・・」
僕達がシャマルさんから魔法を教えてもらい始めてから既に3ヶ月・・・
シャマルさんの良き指導の賜物もあってか僕は近距離での念話と簡単な治療術、
そして数十キロ程度の重量の物体の浮遊移動(自分自身込み)が出来る様になっていた
妹はまだ小物程度の物体を浮かせることしか出来なくて羨ましがられていたが
シャマルさん曰く「精神修養の基礎が朱雀さんは出来ているからその差が出ている」らしい
確かにそういった類の修行を以前師範から受けてはいたけれど・・・
その日の夜・・・
僕と妹がテラスで星空を見上げているとシグナムさんが話しかけてきた
「朱雀様、はやて様、本当に宜しいのですか?」
「えっ?何がですか?」
「闇の書の纂集の事です、お二方が御命じになられれば、我々は・・・」
「それはもうええんや」
「ですが・・・闇の書の力があればはやて様の足は・・・」
「だからといって多くの人の命を犠牲にすることは出来ません、それに
それを行えば僕達はシグナムさん達と離れ離れになってしまいます・・・」
「・・・」
「せや・・・ウチは皆とこれからも一緒にいたい・・・
だから、約束してくれへんか?闇の書の纂集の事は今後一切忘れてウチらとこれからも
ず〜〜〜っと一緒にいるって・・・」
「はやて様・・・」
「僕も、それを望んでいます、これからも”家族”として共にいて欲しいんです
僕や妹やおじさん、そして何よりシグナムさん達自身のためにも」
「・・・誓います、何があってもお二方のお傍を離れる事は無いと・・・
お二方と共にこの平穏を護り生きていくことを・・・」

そう、僕達は今のままでも十分幸せだった、この安息がずっと続いてくれたらと
心の底から願っていた
だが・・・この平穏は長くは続かなかった・・・

52 :なのはA's×ギアスクロスSS:2007/04/26(木) 03:44:28 ID:8YJ79SGv
とりあえず今日はここまで

53 :リリカルスクライド携帯:2007/04/26(木) 06:52:45 ID:3GZ5Q7Jm
>>52
乙です。
ヴォルケンリッターたちの日常が良いですね。
ところで、いつオレンジは出てきますか?(笑)

54 :42 ◆E11yWK.OuA :2007/04/26(木) 10:29:15 ID:lvIkXF5+


「フェイトちゃん、あの車だよ」
「うん。あのトラックを目的地まで守り通せば任務完了だね」
「何運んでるんだろうね?」
「……さぁ?」
私の名前はフェイト・テスタロッサ。今は友達の『なのは』と一緒に任務中です。
今回は特別に時空管理局から依頼された任務で、あのトラックを守らないといけません。……まぁ、何運んでるのかは教えて貰えなかったけど……

それは昨日の出来事でした。
「あ、フェイトちゃんも呼ばれたんだ」
彼女は私の友達のなのは。私となのはは何かの用で時空管理局の本部に呼び出されました。
「うん。何か私達に依頼したいことがあるらしいね……」
私もなのはに返事を返す。にしても呼び出されたのはいいけど、誰もこないんですが……

「待たせたな。お前達が闇の書事件を解決に導いた魔導師か。」
数分後、部屋に一人の男の人が入ってきました。長い髪の毛で、ちょっと怖い雰囲気の男の人です。
「はい、高町なのはです!」
「フ、フェイト・T・ハラオウンです!」
「あぁ。名は聞いている。今日お前達をここに呼んだのは一つ頼まれて欲しい事があるからだ。」
おじさんはそう言って私達にモニターを見せてきた。
「これは?」
「お前達にはこのトラックを目的地まで守って貰う」
「……コレ、何を運んでるんですか?」
私は何か嫌な予感がしたから、おじさんに聞いてみた。
「その質問に答えることはできない。ただこれが人類にとって大事な任務という事は事実だ。やるのか?やらないのか?」
い……いきなりそんなこと言われても……。私はなのはの顔を見てみた。
(どうする?フェイトちゃん……)
(人類にとって大事らしいし……)
これは念話。私となのはは念話で話しているので、もちろんこのおじさんには聞こえません。
「……わかりました。やります」
私達はこの依頼を受ける事にした。なんだか怪しいけど人類の為っていうし、時空管理局からの依頼なんだから、大丈夫だよね……?
今思えばこれが私達の運命を変えるきっかけになったのかもしれません……。
「そうか。ではこのトラックは明日出発する。健闘を祈る。」
おじさんは立ち去ろうとする。ちょっと待ってよ…まだ名前も聞いてないよ!
「ちょ……ちょっと待ってください!あなたの名前は……」
おじさんは立ち止まった。
「ジン……神 隼人だ。」

55 :42 ◆E11yWK.OuA :2007/04/26(木) 10:38:26 ID:lvIkXF5+
>>53

第一話ちょっとだけ投下してみた。
こんな感じでフェイトを主人公にして話を進めていくつもりなんだけど、どうだろう?

56 :42 ◆E11yWK.OuA :2007/04/26(木) 10:39:42 ID:lvIkXF5+
>>55

安価間違えたorz
>>53じゃなくて>>54です

57 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/04/26(木) 12:47:05 ID:3GZ5Q7Jm
>>56
良いんじゃないでしょうか。
なのは死亡フラグかな?

58 :魔法少女リリカルスクリームの人:2007/04/26(木) 16:26:24 ID:WjQ2Dw3c
>>53そういえばオレンジのあのシェルブリットアームってどんな機能が付いてるんですかね?

59 :リリカルスクライド:2007/04/26(木) 17:03:45 ID:BBxYhFYi
>>58
何なんでしょうね…たぶんナイトメアフレームのパンチを
素手で受け止めるぐらいはw
もしくは、
「衝撃のファーストナックル…でやぁぁぁ!」
「何だ、アレは…オレンジじゃないのか!?」
「……お久しぶりでした。ゼロォォォォ!」

60 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/04/26(木) 17:50:44 ID:e/K2MkPs
>>42
そんなオドオド投下せんとガンガン行っちゃって下さい。せっかくのチェンゲなんですから。
読者が何も分かんないうちからビクビクされてもこっちも何も言い様もありませんがな。

61 :42 ◆E11yWK.OuA :2007/04/26(木) 18:35:10 ID:lvIkXF5+
>>57
なのはさんに死なれちゃ困るから多分死にはしないかなw


>>60
そうだね…
じゃあ続き出来たら投下します

62 :なのはA's×ギアスクロスSS:2007/04/27(金) 03:36:05 ID:ip54c7i2
8月末、妹が突然腹部に激痛を訴えて病院に担ぎこまれた
一通りの診察を終えた後で僕達は担当の医師に呼び出された・・・
「はやてさんの下腹部の内臓の機能が極端に低下しています、このままだと
はやてさんに入院してもらわねばならなくなるかも知れません・・・」
「えっ、入院、ですか・・・?」
僕は愕然としていた・・・まさか、そんな・・・
「原因は?治る見込みはあるんですか?」
「それが・・・原因は不明なんです・・・」
「不明って、そんな・・・!」
「・・・はやてさんの足の障害にしても言えることなのですが、肉体的な異常は
全く見受けられないのです・・・少なくとも遺伝や病的なものではありません・・・
心因性によるものなのか、とも考えていましたが、内臓にまで障害が及ぶとなると・・・
以前はこの様な状態では無かったのですが・・・ともかく我々も最善を尽くします
皆さんは気を強くもって下さい」
「・・・」

(シャマル、はやて様の異常の原因を突き止められるか・・・?)
(・・・やってみます・・・やはり身体面の異常は見受けられ・・・
えっ!?これって・・・まさか・・・!)

(・・・くそっ・・・!何故今まで気付かなかったのだ・・・!)
(ごめんなさい・・・私・・・!)
(お前にじゃない、”自分自身”にだ・・・!)
(なぁシャマル、お前治療系得意なんだろ!何とか出来ねーのかよ!)
(違うの、これは”治療”の問題ではないの・・・)
(どういう事なのだそれは・・・)
(闇の書だ・・・闇の書がはやて様の魔力を吸い上げているからのだ・・・
自らの命を保てなくなる程に・・・)
(なっ・・・!何だと・・・!)
(はやて様の足の障害、そして今回の異常はそれが原因で起こったものだ・・・
このままではいずれはやて様の命が・・・)
(・・・なんでだよ、なんでこんな事になるんだよ・・・!)
(しかし何故突然この様な事態になるのだ?これまでに起きていた障害は
足のみであったはずなのに何故内蔵の機能が維持できなくなるほどの魔力不足に陥ったのだ?)
(魔力不足って・・・シャマル、まさか・・・!)
(いいえ、はやて様の行使していた魔法はごく初歩的なものよ・・・
はやて様がここまで衰弱する程の魔力を消費するものでは・・・)
(・・・我等の所為だ・・・)
(何っ!?)
(我等の生命を維持するための魔力は絶えず闇の書より送られている・・・
だが、闇の書の纂集を行っていない現状で我等の生命を支える為の魔力の供給源は
1つしかない・・・!)
(おい!それって・・・)
(そうだ、我等の存在そのものがはやて様の命を蝕んでいるのだ・・・!)
(そんなのって・・・そんなのって有りかよ!!)
(・・・どうするのだシグナム?我等はこのまま手をこまねいて見ているしか無いのか?)
(・・・)

63 :なのはA's×ギアスクロスSS:2007/04/27(金) 03:37:35 ID:ip54c7i2
診察室を出て失意のどん底にいた僕は廊下で言い争っているシグナムさん達を見掛けた
「シグナムさん、どうしたんですか?」
「いっ、いえ・・・何でもありません」
(おい、シグナム・・・)
(ヴィータ、シャマル、ザフィーラ、今話していた事は朱雀様やはやて様には言うな
何があってもだ)
(・・・)
「あの、シグナムさん・・・」
「・・・何でしょうか、朱雀様」
「これから、はやての事で皆さんに迷惑を掛ける事になると思います・・・
ですがどうか、はやての支えになってあげてください・・・
僕達にはあなたがたに頼る他に道が無いんです・・・
どうか御願いです・・・妹の、はやての支えに・・・!」
「朱雀様、どうかお顔を上げてください、我等の使命は主を護ることです
その事は我等は1日たりとも忘れた事はありません
お任せ下さい、はやて様の事は我等が必ず"救けます”」
「有難うございます、シグナムさん・・・」
(シグナム、まさか・・・)

「我等が闇の書の纂集を行えば少なくとも我等の命を支える為の分の魔力の負担は無くなる」
「はやてちゃんが闇の書の支配者になって”エリクシル”を行使できるようになれば・・・」
「はやて様の障害は治る・・・!」
「はやてとの約束だから人殺しはしない、だけどそれ以外なら何だってする!!」
「朱雀様、はやて様、グレイ殿、我等の不義理をお許し下さい・・・」

その日以来、皆は夜遅くまで外出する事が多くなった
酷い時には朝まで帰って来ない時もあった
帰ってきた時の彼女達はいつも憔悴しきっていて、僕や妹が声を掛けても
「大丈夫だから」と僕達に心配を掛けまいとしていた
妹は「他にやることを見つけたからいいんじゃないか」と言っていたが
僕はどうしようもない不安に駆られていた
もしかしたら、彼女達が妹の病を治すために僕達やおじさんとの約束を破って
人殺しをしているのではないのかと・・・
僕は彼女たちを問いただしたかったが、彼女たちとの絆が壊れるのを恐れて
聞くことが出来ずにいた・・・
そしてこの後、僕は自らの運命を覆す「騎士の力」と、友の為に戦う心優しき少女との
悲しき出逢いをする事になる・・・

64 :なのはA's×ギアスクロスSS:2007/04/27(金) 03:46:24 ID:ip54c7i2
今日はここまでです
>>53
この話はなのはA'sを基にしたクソ真面目なストーリーに
するつもりだったのでオレンジを出す気は無い・・・つもりでしたが、
ロッテとアリア扮する仮面男をまるまるオレンジとヴィレッタに
挿げ替えようかな、とちょっと考えてみたりしてます
でもグレアムと並んで話してるオレンジとヴィレッタってちょっと不気味かなと
思ってたりもするんですけどね・・・


65 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/04/27(金) 05:45:54 ID:rWdgeovV
GJです
ルルは出ないの?

66 :リリカルスクライド:2007/04/27(金) 06:15:01 ID:kpwGV9Ve
>>64
乙です。

オレンジは、みなから本名を忘れ去られたか…ジェルミア郷だっけ?(笑)

67 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/04/27(金) 12:09:54 ID:9ARnsrbV
>>66
つジェレミア卿

68 :魔法少女リリカルスクリームの人:2007/04/27(金) 16:46:25 ID:+3RmHoAf
ちなみに苗字はゴッドバルト…だったっけ?

69 :リリカルスクライド携帯:2007/04/27(金) 18:17:06 ID:kpwGV9Ve
就職試験で、東京に行くことに…支店でやってくれたら旅費を考えずに済むのに(ノ_・。)
就職活動もしてるので、投下かなり遅れそうですOrz

70 :魔法少女リリカルスクリーム三話:2007/04/27(金) 19:13:38 ID:+3RmHoAf
「あれかぁ…随分劣化してるみたいだが見た感じ致命的な損傷は負っちゃいないな…ん…?」
スタースクリームは戦艦の出入り口を塞ぐように待ち構えていたシグナムとフェイトを
確認するとジェットブースターの轟音を巻き起こしつつ人型にトランスフォームした。
「なんだぁお前達はぁ?さっさと退かねぇかこのアリ共が!」
「喋った!?…私は時空管理局…」
「退けと言っているのが聞こえないのかこのノウタリンめ!」
物言わぬ単なる機械だと思っていた相手にいきなり罵倒されて思わず面食らい
それでもなお形式的に名乗ろうとしたフェイトだったが相手に聞く耳は全く無いらしかった。
「では単刀直入に聞こう。貴様は何者だ。何の目的でこの世界に来た。」
思わず押し黙ったフェイトを見かねてシグナムが代わって問い詰めた。
「俺様はスタースクリームだ!デストロン軍団のリーダーになる男だ!よ〜く覚えとけ桃色羽虫!」
「軍団だと…?聞くが君以外の構成員はどこに居るのかな?」
シグナムはスタースクリームのあからさまな挑発を無視するとなお問い詰めた。
「お前らの真後ろだよ!」
スタースクリームは言うが速いか腕に装着されたナルビームをぶっ放した。
ドゴォォオン!轟音が辺りに響いた。
「クッ…。いきなり撃ってくるとはな…。」
防御魔法を発動させて防いだシグナムとフェイトは反撃を叩き込むべくそれぞれ
愛用の斧型デバイス・バルディッシュと刀型デバイス・レヴァンティンを構えた。
しかし…。「いない…?しまった!」
「ハッハッハッあばよノロマども!」
もとよりスタースクリームにシグナムやフェイトとやりあう気などなかったのだ。
爆発に一瞬二人が面食らった隙にスタースクリームは戦闘機形態にチェンジすると戦艦の奥深くへ飛び去ってしまったのだった。
「よし、邪魔が入る前にカギを閉めて置かなくてはなぁ!」
スタースクリームは戦艦の通路の壁に設置されたかろうじて形が残っているコンソールを叩いた。
「不味い…防御機構が働いたらしいね。」
分析したエイミィが渋い顔をした。
「破れないの?フェイトが心配そうに質問する。」
「物理的なバリアーだから破れないってことは無いよ。でも時間がかかるかなあ…。なのはちゃんは到着までまだ少しかかるし…。」
その頃戦艦の内部では…
「ハッハッハッ!こいつは予想以上だ!笑いが止まらないぜ!」
大小無数のトランスフォーマーの残骸を目の前にしたスタースクリームが高笑いをしていた。
スタースクリームはフリーズ状態に在ったコンピューターを再起動すると命じた。
「コンピューター。片っ端からリペアーするんだ!」
「了解です。タチバナのオヤッサン…」
「周りを訳の解らん人間どもに囲まれてるんでな。なるべく迅速に頼むぞタケシ君…」
そして…
「ごっつんこー!」
「チョッキンなー!」
「ぎっちょんちょんの(下の口)ぶらーー!」
「おっ!体が動くぞ!?」
「いや〜!お肌にヒビがぁ〜」
「マックス、ラジャー!」
「おも〜い。」
「なんでテメェが俺の上に乗ってるんだぁ?」
トランスフォーマーの残骸が次々と息を吹き返していく。

71 :魔法少女リリカルスクリーム四話:2007/04/27(金) 19:49:15 ID:+3RmHoAf
その頃戦艦の外側では…
「あれがその戦艦…?大きいねレイジングハート…。」
エイミィの要請で駆けつけた闇の書事件の功労者の一人…高町なのはがバリアーと相対していた。
「なのは…破れる?」
「破るのはなんとか出来そうだけどここじゃああまり大きな砲撃は撃てないから…二発に分けて削ればなんとか…。」
一応ごく普通の小学生(自称)でもある彼女がそんな物騒な発言をしていたその頃戦艦の内部では…
「よーし!お前らよく聞け!俺様がお前らを蘇らせてやったお前らの新しいリーダーのスタースクリーム様だぁ!」
「ス…スタースクリームか?声が変だぞオラオラ。」
蠍の姿をした他のトランスフォーマーの半分弱程度の大きさの
トランスフォーマー…スコルポスが怪訝そうに言った。
「俺の事はスーパースタースクリームと呼べー言うてしつこく言うとったやないか。」
機械の蜂の姿をしたトランスフォーマー…ダージガンも言った。
「スーパースタースクリームかァ…いい響きだな…。よーし今度から俺様のことは…」
彼等の言う「スーパースタースクリーム」が誰なのかなどスタースクリームは露ほども疑問には思わなかった。
彼は既に宇宙の支配者になった気で居たのだ。スタースクリームが自慢げにそう言いかけたその時…。
「何の騒ぎだ…どうして我々は復活することが出来たのだ。」
「さァ…誰かが宇宙船を掘り出してリペア機能を作動させたからでしょうなぁ…。」
「コンピューターのスキャンによると数万年が既に経過してるらしい。」
茶色い鋭角的な形状をしたトランスフォーマー…ノイズメイズと青いボディの独特の声で喋る
トランスフォーマー…サウンドウェーブを引き連れて他のトランスフォーマーより二回りほど大きく、
スタースクリームに非常によく似たトランスフォーマーが現れた。
いや、そのトランスフォーマーも紛れも無く「スタースクリーム」だったのだ。
「な、なんだテメェは!」
スタースクリームは上擦った声でヒステリックに叫んだ。
「人に名前を尋ねる時は自分から名乗るのが礼儀というものでは無いかな?」
スーパースタースクリームはあくまで冷静に答えた。
「俺様はスタースクリームだ!初代デストロンの航空参謀にしてたった今からこの軍団のリーダーになる男だ。」
周りで聞いていた無数のトランスフォーマー達がどよめいた。
「スタースクリームだと!生きてやがったのかあの野郎!」
気色ばんだのは薄紫色の姿をしたトランスフォーマー・サイクロナスだ。
彼はこの姿に転身する前に一度スタースクリームによって殺されかけた事があった。
「面白い事になってきたッス…」
脇で聞いていた紫色の機械のクモの姿をしたトランスフォーマー…タランスがほくそ笑んだ。
「いつから貴様がリーダーになった?長い時をかけてスカウトやへッドハンティングや朽ち果て行き場を失ったスパーク
に新たなボディを与えるなどしてこの軍団を作り上げたのはこの私だ。…初代デストロンの航空参謀?
聞こえはいいがそれはつまり貴様が単なる死に損ないのロートル兵ということでは無いのか?」
「なんだと!お前らを復活させてやったのは俺だぞ!」
「そんなことは問題では無い。肝心なのは素質があるかどうかだ。」
「何だとッ…。じゃあどっちが強いかここではっきりさせてやる!」
それを言い終わるのとスタースクリームの必殺武器…ナルビームが
火を吹くのとほぼ同時だった。しかし、バリバリ…シュウウウ…。
「そ…そんな…」
スタースクリーム自慢のナルビームはスーパースタースクリームの
ボディを焦がす程度の効果しか発揮しなかった。
「フォースチップ・イグニッション!バーテックスキャノ…」
「待ってくれ…俺の負けだ…いや…負けです!忠誠をお誓いします!命ばかりはぁッ!」
スタースクリームは自分に突きつけられたビーム砲を見た瞬間かつてガルバトロンにSFガンで
処刑された記憶がフラッシュバックし、気が付けば土下座をしていた。
「フン…この程度の力しか無いのならば最初から…。」
スーパースタースクリームがそう言いかけたその時!ズシィィィィン…。
轟音とともに突然戦艦が大きく揺れて天井から埃が落ちてきた。
「バリアーが削られたのかぎっちょん!?(下の口で)すっごいパワーだぶらっぶら〜。」
コブラと蠍が融合した姿のトランスフォーマー、クイックストライクが叫んだ。

72 :魔法少女リリカルスクリームの人:2007/04/27(金) 19:50:50 ID:+3RmHoAf
とりあえず今回はここまでです。


73 :リリカルスクライド:2007/04/27(金) 19:52:49 ID:kpwGV9Ve
内科の先生から、外科の先生を紹介された…就職活動終わった\(^_^)/

東京行きキャンセル…小説少し書けそうだ( ̄口 ̄)

74 :リリカルスクライド:2007/04/27(金) 20:02:37 ID:kpwGV9Ve
>>72
GJです!
デストロン軍団の話が面白くてナイス!
何だか自分が書いてるモノが、かなりシリアス化しそうです。

75 :42 ◆E11yWK.OuA :2007/04/27(金) 21:08:51 ID:PWNZHmNy
おお!今日初めて見てみればGJの嵐が!

一応この前の続きできたので投下するですよ!

76 :42 ◆E11yWK.OuA :2007/04/27(金) 21:11:09 ID:PWNZHmNy
まぁ、そんなこんながありまして、今に至るわけです

「……って、フェイトちゃん!?」
「どうしたの!?なのは……」
一瞬私の思考が停止した。何故なら、私達が守らなきゃいけないトラックが襲われていたから。それも滅ぼしたはずの相手に−
「あれ……インベーダーだよ!」
「うん……!行くよ、なのは!」私となのははそれぞれのデバイスを携えてインベーダーに向かう。このままじゃトラックが壊されちゃう……!
『フォトンランサー』
『ディバインバスター』
「「行けぇ!」」
バルディッシュとレイジングハートが繰り出す攻撃。私達の攻撃は真っ直ぐにインベーダーへと飛んでいく。
「だめだ……効いてないよ!」
私達の攻撃は直撃したはず……でもあいつはまるでダメージを受けてる感じがしない……!このままじゃトラックが……

そうしてどの攻撃もまるで通らないままインベーダーはトラックの荷台に取り付いた。
でもその時でした−
「……!?あれは……!」
「まさか……ゲッターロボ……?」
トラックから現れた長い腕はインベーダーに組み付き、動きをおさえる。
私達の前に現れたゲッターロボはインベーダーと戦いながらトラックを守ろうとしてる。
「あの……ゲッターロボのパイロットさん!」
なのはが援護しながらゲッターロボに話し掛ける。
「私達は時空管理局嘱託魔導師です!このトラックは何を運んでるんですか!?」
「……時空管理局だと?!……俺の名は車弁慶だ!俺にも何かわからんが、どうやらとんでもないモンを運んでるらしい……!」
弁慶さんはインベーダーに攻撃しながらなのはに返事を返す。
なのは、今はとにかくあのインベーダーを倒すんだ!
「うん!トラックの荷物はその後だね!」
私達はトラックを守り通すためにも、このインベーダーを倒さなきゃならない……!
「バルディッシュ、ザンバーフォーム!」
『ザンバーフォーム』
ザンバーフォームなら、ちょっとは有効なダメージを与えられるかも……

77 :42 ◆E11yWK.OuA :2007/04/27(金) 21:13:56 ID:PWNZHmNy
「弁慶さん!なんとかインベーダーの動きを止めれますか!?」
「できないことはないが……何か策があるのか?」
「はい、ゲッターロボが敵の動きを押さえてる間に私がプラズマザンバーで斬り込みます!」
「その間に私がスターライトブレイカーの準備をします!それまで時間を稼いでくれれば……!」
この作戦ならさすがのインベーダーでもただでは済まないはず。でも、もしこれでもダメなら……
「わかった!」
私がそんなことを考えてるうちにゲッターロボは頭のミサイルをインベーダーに発射した。
『ドオオオオン!』
激しい効果音が鳴り響き、インベーダーにミサイルが直撃した。その隙に急接近して、長い手でからみついた。
「フェイトちゃん!」
「うん!バルディッシュザンバー、行きます!プラズマ……ザンバァーーーーッ!!」
『ズゴオォォン!!』
プラズマザンバーがインベーダーに直撃する。普通の敵ならこれで十分なんだけどね……てか、弁慶さん大丈夫かな……
「弁慶さん、スターライトブレイカーが来ます!直前で離脱して下さい!」
「お、おう!」
なのはの最大技、スターライトブレイカー……!いけるよね……なのは?
「……うん。スターライト……ブレイカァァアアアア!!!」

凄まじい勢いでレイジングハートから桜色の光が飛んだ。弁慶さんも急いで離脱する。
もう効果音の表し方に困るくらいの勢いで光はインベーダーに直撃した。
「やったか……!?」
煙が晴れる……。そこには既にインベーダーの姿は無かった。
「……やった……みたいだね」
「うん。……何でこのトラック、インベーダーに襲われたんだろう?」
すると弁慶さんがゲッターロボから降りてきた。結構大きい人だ……。
「あ、私は高町なのはです!」
「私はフェイト・テスタロッサ・ハラオウンです!」
私達は自己紹介をした。そしたら弁慶さんの表情が変わった。
「なッ!テスタロッサだと……?!」
「え……な、何ですか!?」
「…………。いや、何でもない。助けてくれてありがとうよ。」
今、弁慶さんはテスタロッサって言葉に明らかに反応した。何でだろ……?

78 :42 ◆E11yWK.OuA :2007/04/27(金) 21:16:08 ID:PWNZHmNy
「それより、このトラックは何を運んでるんですか!?」
「それは俺にもわからねぇんだ……」
「……そうですか。」
何か嫌な予感がする……なんでだろ……。あの荷台は、何かとんでもないモノを運んでる気がする。
刹那、トラックから凄い音が聞こえる。
「あ……荷台が!」
「クソ……さっきの攻撃でインベーダーを完全に倒せなかったんだ!!」
「そんな!?」
こんな敵……どうやって倒せば……
すると……
『ドゴォォォォン!』
インベーダーが爆発する。そして、次の瞬間、私の目の前に現れたのは、赤い巨大ロボットだった。
「な……し、真ゲッター!?何でコイツが動いてんだ!?」
「弁慶さん、どうなってるんですか!?これは……」
「わからん!だが真ゲッターは動かないはずだ!コイツさえ動いてりゃ……武蔵は死なずに済んだってのによ……!」
……何だかいろいろ複雑な事情がありそうだね……。
そんな話をしているうちに弁慶さんの言う真ゲッターはインベーダーに攻撃を繰り返す。インベーダー体が引き裂かれて、殴られて……見てて気持ちのいい物じゃない……。
そして戦闘の途中、真ゲッターとインベーダーの戦いの衝撃でトラックの荷台からカプセルが飛び出した。
私はそれを見て、今度こそ本当にショックで倒れそうになった。なんでコレがここにあるんだろう……?
「アリ……シア……」
カプセルの中身は間違い無くアリシア・テスタロッサ。これが……人類にとって大切なモノ?
なのはも言葉を失っていた。弁慶さんは、アリシアの事知ってるのかな?多分私と同じような顔をしてる。

インベーダーにトドメをさした真ゲッターはトラックに歩みより、アリシアを掴む。
そして真ゲッターのコクピットにいるのは……
「母……さん……?」
母さん……いや、プレシア・テスタロッサはアリシアを掴んで笑ってる。
「な……テスタロッサ博士……生きてたのか……!?」
弁慶さんも驚いてる。もう……何がなんだか……。消えたはずのアリシアと死んだはずの母さんがいる。
私が立ち尽くしているうちに母さんが乗った真ゲッターはアリシアを掴んでどこかへ飛んでいった。
私はもう何も考えられなかった。今の私はただそこに立ってるだけ……。そして今の私達はこの戦いの結末を知るよしも無かったのでした……。

79 :42 ◆E11yWK.OuA :2007/04/27(金) 21:21:10 ID:PWNZHmNy
第一話投下しました!

次回は二話です

80 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/04/27(金) 21:37:06 ID:NIMKLdDN
>武蔵は死なずに済んだ
え、ゲッターG開発前から既に真ゲ完成済みですか!?>>42
そしてテスタ一家が早乙女互換ですか……ゴールとブライは何になるのやら

81 :42 ◆E11yWK.OuA :2007/04/27(金) 21:46:06 ID:PWNZHmNy
>>80
しまった!これはミスったやも……

ではゲッターロボで恐竜帝国と戦った時に、真ゲッターを開発するも動かずに武蔵は死亡。
で、使い物にならない真ゲッターは封印してゲッターG開発って事でよろしくです。
あと早乙女博士は一応出すつもりっすよ〜
ゴールはネオゲ版を出すので、ブライもゴールも何かとすり替えます。

82 :なのはA's×ギアスクロスSS:2007/04/28(土) 05:21:33 ID:QF2gYJC1
「悪ぃシグナム、ちょっとドジっちまった・・・」
「何も言うな、今シャマルの許へ・・・!?」
「私達は時空管理局の者です、この区域への許可無き転移は国際法、並びに
時空管理局法で禁止されています、私達と同行願えますか」
「珍しいな、シグナムが転移反応を消し忘れるなんて、平和ボケか?」
「黙ってろヴィータ・・・やはりお前達は時空管理局の手の者だったか・・・」
「えっ・・・?」
「悪いが我々はお前達に捕まる訳には行かぬ、大人しく手を退け、さもなくば・・・」
「・・・」
「シグナム、こいつらなら”大丈夫”なんじゃねーのか?」
「それは纂集のことか?だが私は奴らとの戦闘は極力避けたいのだが・・・」
「どのみちもう見付かっちまってんだからんな事言っててもしょーがねーだろ!
それにこりゃ逆にチャンスじゃねーか、今こいつら叩けば・・・」
「我等の”餌”となる者が多数現れる・・・か、だがそれは余りにもリスクが高すぎる」
「わかってるよ、でもしょうがねーじゃんか、はやての為なんだ・・・
こいつらなら今の俺らでも十分倒せる、やろう、シグナム!」
「止むを得んな・・・」
「なのは、気をつけて、来るわよ・・・!」
「うん!、フェイトちゃん!」

「不法侵入者が二人か・・・エイミィさん、データ照合、急いで」
「はい、・・・該当データ、ありました、えっ!?これって・・・」
「そんなまさか・・・彼女達は・・・クロノ、急いでなのはさん達を緊急回収、急いで」
「えっ?母さん?」
「いいから!急いで!!」
「はっ、はい!」

「では、行くか、ぬかるなよヴィータ!」
「シグナムもなっ!」
「来る・・・!!」
「ダメ!!なのはさん、フェイトさん、逃げて・・・!!」
9月初旬、シグナムさん達がついに時空管理局、いや”彼女”達と戦端を開いてしまっていたことを
僕は知る由も無かった・・・

9月中旬、僕は高町師範の経営するレストラン”翠屋”で調理師見習いのアルバイトをしていた
8月の盆前にヘルプ要員として請われたのがきっかけだったが、シグナムさんたちが
妹の介護をこなせる様になったので僕はアルバイトを続けていた
幸い妹の容態も安定してきたのでしばらくは続けられるなと思っていたのだが・・・
「すまないな朱雀、家の仕事をいつも手伝ってもらって・・・助かるよ」
「いいんですよ恭也さん、師範、じゃなかった、店長や恭也さんにはいつもお世話に
なっていますし、それに家には皆がいてくれますから・・・」
「そうか・・・まぁ剣道場に務めてたお手伝いさんが辞めてはやてさんの介護に
専念してるらしいからな・・・」
「・・・えっ?どういう事です、それは」
「・・・お前、知らなかったのか、そのお手伝いさんが”主の介護に専念したい”と
言って二週間位前に辞めたって、父さんが・・・」
「本当ですか!?剣道場を辞めたって・・・!」
「・・・そう聞いているが・・・」
「そんな・・・僕にはそんな事・・・一言も・・・!?まっ、まさか・・・
すみません、恭也さん!!今日は早退させてもらえますか!!」
「あっ、ああ・・・わかった・・・」
そう言うと僕は足早に店の外に飛び出していった
「どうしたんでしょう、朱雀さん・・・」
「・・・」

83 :なのはA's×ギアスクロスSS:2007/04/28(土) 05:25:33 ID:QF2gYJC1
(やっぱり、シグナムさん達は・・・くそっ、どうして・・・!)
どうしようもない不安に駆られながら僕は全力で家まで走っていた
シグナムさん達を問い詰めるために・・・だが、走っている途中で僕は奇妙な違和感に襲われた
(何だ・・・この感じ)
僕がこの感覚に疑問を感じ立ち止まると、僕の目の前に一人の男が立っていた
「貴様が、八神朱雀か・・・?」
(・・・!?)
僕は、後ずさりをした
「・・・見知らぬ人間に突然名指しで呼ばれ警戒する気持ちは解らんでも無いがな・・・
私は君の”味方”のつもりだ」
「・・・あなたは?」
「私は・・・そうだな、”ジェレミア”、とでも名乗っておこうか・・・」
「それで、あなたは一体僕に何の用があるんです?」
「・・・単刀直入に言おう、貴様の供の者が現在時空管理局の者に追われ、
窮地に立たされている、理由は、言わずとも解るだろう・・・」
「そんな・・・シグナムさん達が、どうして・・・」
「・・・妹の命を助ける為だろう」
「・・・!?、命って・・・どういう事ですか!?」
「・・・知らぬのか?貴様の妹が闇の書の所為で余命幾ばくも無い事を」
「闇の書の所為って・・・一体どういう事なんです!!」
「それは貴様が供の者に直接聞けば良い、それで、貴様はどうするつもりだ?」
「どうするって・・・」
「貴様は何もせず妹や供の者を見殺しにするつもりか?妹の命を護る為に
命を懸けて戦っている者達を・・・」
「・・・あなたは僕に何をしろって言うんです?力があるわけでも無い
普通の人間である僕に・・・」
「力ならある、これを使いこなす力がな・・・」
その男は僕の前に一つの物を差し出した、それは丁度手の平程度の大きさの
アクセサリーみたいな物で、青い剣に4枚の翼がついていた
「これは・・・?」
「インテリジェント・デバイスだ、デバイスがどういうものかは供の者に
聞いたことがあるだろう・・・」
「これが、デバイス・・・」
「名を”ランスロット”と言う、これが貴様の力になってくれる」
「・・・どう使えば良いんです?」
男は僕にそれを手渡して僕の両手で握り締めさせた
「ランスロットに意識を集中させろ、そうすればこれはお前の問いに答えてくれる」
僕は男に言われるがまま、手の中にある物に意識を集中させた
(・・・所有者認証、確認・・・始めまして、我が主)
僕の頭の中に声が響いてきた
「・・・貴様に足りない知識と経験は全てこれが補ってくれる、貴様はこれを使い
貴様自身が成すべきことを為すが良い」
「・・・一つだけ教えて下さい、何故あなたは僕にここまでしてくれるんです・・・?」
「・・・運命を覆すためだ・・・」
「運命?それは一体・・・」
「無駄口が過ぎたようだな・・・、それは貴様のものだ、好きにするが良い
ではさらばだ、八神朱雀」
男は魔方陣を展開してその場から消えた・・・
「運命を覆す為、か・・・」
妹の為に頑張っている皆、それに比べて、僕は・・・!

84 :なのはA's×ギアスクロスSS:2007/04/28(土) 05:26:29 ID:QF2gYJC1
僕に出来ること、そして望む事・・・それは・・・!
「ランスロット、僕は君の使い方を知らない、教えてくれないか」
(はい、ランスロットの基本組成並びに使用方法の全情報を主の肉体に伝達
続いて主のリンカーコアとランスロットのシステムを接続・・・)
ランスロットがそう言うと僕の頭の中に様々な情報が入ってきた
いや、それだけじゃない、まるでこれを使うのが初めてじゃない、昔から使い込んでいた
馴染みのあるものだと、そんな感覚に襲われた
「ありがとう、ランスロット、それで、みんなが何処にいるか分かるかい?」
(ドルイド・システム発動、検索開始・・・見つけました、データ、転送します)
ランスロットは皆の現在位置を僕の頭の中に叩き込んだ
「日本海近海か・・・遠いが、いけるか?」
(我々の推進力なら10分で行けます)
「わかった、いこう、ランスロット!」
(はい、我が主、バリアジャケット、セットアップ)
ランスロットの合図と共に僕の服装が中世の貴族が着ていた様な白い礼服へと
変化していった、
両腰には2振りの剣、両腕の手甲にはそれぞれに翠色の宝石が付いていた
両肩の肩当と両足のブーツには魔力を放出するためのバーニアみたいなものが
装備され、右手の手甲の中には巨大な魔力結晶体”エナジーフィラー”を使用するための
特殊なベルカ式カートリッジシステム”ユグドラシル・ドライブ”が組み込まれている

セットアップが完了し、僕は右手を地面に付けて前かがみの態勢をとった
「いくぞ、ランスロット!」
(はい、我が主)
両肩と両足からすさまじい量の魔力が噴出し僕は大空へと飛び出した
だけど恐怖は感じない、今の僕にはこれが当たり前のことだと、そう認識できる様になっていた
いこう、みんなを助けに、そして真実を聞き出すために・・・

「行ったか・・・どうだ、そちらの首尾は?」
「八神朱雀、はやてのこちらの世界、並びにミッドチルダ内に存在する個人情報は全て削除済みだ・・・問題は無い」
「そうか・・・これで幾分かは時間が稼げるか・・・」
「今は彼がランスロットを使いこなせるに足る者か否か・・・それを見定めなければならない」
「ああ、わかっている・・・我等の計画の為にもな・・・」

85 :なのはA's×ギアスクロスSS:2007/04/28(土) 05:28:46 ID:QF2gYJC1
今日はここまで
次回は少し話を戻して時空管理局の立場から
話を進めます

86 :魔法少女リリカルスクリームの人:2007/04/28(土) 14:05:59 ID:fDc0O65O
>>85GJ!。
ジェレミアが何だか美味しい役ですな…w


87 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/04/28(土) 16:09:13 ID:CuadLgUw
皆が書いた奴面白いな。
俺もカブトとなのは、そして歴代全ライダーとなのはのコラボ考えてるけど
俺の実力不足で中々まとまらない…
実力がある皆はすごいよ。
これからも頑張ってくれよ。

88 :25:2007/04/28(土) 16:37:09 ID:Py17yvuV
先日仮面ライダー龍騎とのクロスを投下すると言っていた25ですが・・・
バーボン食らって投下できませんorz
プロローグは出来てるので規制解け次第投下します

89 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/04/28(土) 16:59:14 ID:fyXNXEt7
GJ気になったのだがスザクはローラーシューズとして
ランドスピナーを持っていないのか?
あったら陸戦でも相当な機動性だが
後装備は強力な2つのシールド 2つのビームソード
ワイヤー その発展のハーケンブースターとメッサーモード 
反発が抑えられ換装により様々な弾が撃てる砲ヴァリスか。

90 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/04/28(土) 18:37:49 ID:JZDWfqXd
なんかふと思いついた奴を投下してみますね

リリカルなのはディバインウォーズ

〜PROLOGUE〜

時空管理局新入局員
クォヴレー・ゴードン。
過去の経緯や出身世界など一切不明。
使用デバイスはディス・アストラナガン。
このデバイスについても一切不明。最大技のアイン・ソフ・オウルは10の中性子星を相手にぶつけて時間を逆行させ完全に消滅させる…。

「なんか、凄いね…。」
「うん。入局してすぐに機動六課に推薦されるなんて普通ならありえん事やよ…」

高町なのはと八神はやては新入局員クォヴレー・ゴードンについて話していた。

「それにデバイスも謎が多すぎるよ。動力も一切不明だし、フルドライブ時の術なんてケタ違いだよ?」
「…うん。別名『虚空からの使者』っていうらしいよ。なんか不気味だね…。」

フェイト・テスタロッサも言う。

「で、そのクォヴレー君やけど、三日後にクラナガンで顔合わせすることになっとるよ?」
「うん。私とシグナムさんで迎えに行くことになってるよ。」

シグナムとともにクォヴレーの向かえに行くと言い出すなのは。


さて……これからクォヴレーの入った機動六課はどうなっていくのか…
次回を待て!!

91 :89:2007/04/28(土) 19:03:21 ID:fyXNXEt7
すまん今見直したらビームソードじゃなくて 
メーザーバイブレーションソードだ。
ヴァリスも反発をコントロール出来るで、ライフルだ
何かと混同してしまった。本当にすまん。
後スザクはここではいくつ?

92 :リリカルスクライド:2007/04/28(土) 19:30:54 ID:cDdhglb1
42 ◆E11yWK.OuA 氏
GJです!今後とも頑張って書いてください!

>>85 なのはA's×ギアスクロスSS氏
最初のセリフが突然だったので、前置きを入れたら良いかもです。
あとは、GJです!

>>90
>>最大技のアイン・ソフ・オウルは10の中性子星を相手にぶつけて時間を逆行させ完全に消滅させる…。
これは強すぎるようなww

第一話「魔法とアルター」が、やっと書き終えそうなので20:00に投下します〜

93 :魔法少女リリカルスクリームの人:2007/04/28(土) 20:10:45 ID:fDc0O65O
>>88待ってます!
あさやけにつつま〜れてはしりだ〜した行くべき道を〜

94 :リリカルスクライド:2007/04/28(土) 20:11:40 ID:cDdhglb1
スクライドの世界に派遣される魔法少女達の冒険

第一話「魔法とアルター」

廃墟と化した市街地、倒壊し1階の層しか残っていないビルの一室で、
破けたソファーで横になる男がいた。
名は、カズマ。苗字も無い唯のカズマである。
その姿は少年のように見える。
実際、少年と呼ばれてもまだ可笑しくない年齢だ。
寝息を立てて寝ている訳でもなく、ただ天井を一点に見つめていた。
天井には穴が開いており、雲で隠れた空が見える。
その雲が徐々に裂けていき月が顔を出す。
月光の淡い光がカズマを照らす。
そこには、右まぶたが閉じられ、頬には痛々しく刻まれた線が映る。
彼に残された左目の瞳に映る月に何かが横切る。
それは、大群で空を移動していた。彼の目には、それが何かを知る術は無いが予想は出来た。
「へっ、 懲りねぇ奴らだ」
また、本土の進行部隊だと考えたカズマは、ソファーから降りると右腕を握りしめる。
低く、カズマが呻く。
もともと猫背だった背中を更に曲げて、表情をひきつらせる。
体中が軋むように痛むのだ。
震える右腕を、もう片方の腕で押さえ込むが、それでも震える右腕を見て目を細めるカズマ。
右手首の付け根から金属の線が生え、手の甲は半分ほど鉄板のように成り、体温さへも通わない。
アルターの使いすぎによって生身の肉体が元の姿を忘れてしまったかのように成っていた。
“たまんねぇな…だが行く!”
周囲の空気が変わる。
周りの壊れた家具や床が虹色に輝く粒子に分解され、肉体に吸収される。
カズマは悲鳴にも似た雄叫びを上げる。
彼の閉じられた右まぶたが開かれる。
粒子化した物質がカズマを包み収束すると、身体全体を異形の姿へと変貌させた。
しなやかな四肢を黄金の装甲が包み込む。運動性の弊害になるようなモノは、その装甲には見当たらない。
頭部には獅子に似た装甲が装着され、相手を威圧させる程の迫力を溢れ出し、
両腕の装甲は、異様に肥大化した風に見える。
装甲の大半がそこに集中しているのだ。
遠目に見ると、四足歩行をする獣に見える程、それは極端だった。
黄金色に輝く獣。
アルター名は、シェルブリット。
美しさより禍々しさの方が先立つのは、彼が放つ殺気によるものだろうか。
穴の開いた天井を見上げるカズマ。
背中の右肩甲骨辺りから長く伸びた尻尾のようなパーツが床を叩く。
その接地面が瞬間的に虹色に弾け、膨大なエネルギーの反発力を生む。
それを跳躍のためのエネルギーに転化し、カズマを爆発的スピードで穴の開いた天井から上空へと飛び上がらせる。
彼の瞳には、上空を飛ぶ本土野郎と思われる物体が映っていた。
「ぶっ潰してやる」


95 :リリカルスクライド:2007/04/28(土) 20:13:38 ID:cDdhglb1
倒壊した市街地の荒れた道路を、ロストグラウンドでは珍しくない、前時代的な改造車が走っていた。
闇の中を月明かりと車のライトのみで、移動している。
冷たい風が吹く。
元々日本だった大地だが、度重なる再隆起現象により四季など日本の季節とは若干異なる。
夜になれば夏の季節でも、外の気温は一気に下がるのだ。
月明かりに突如影が入ったことに違和感を持った劉鳳は、車を止めた。
艶やかな前髪が整った鼻梁の上を撫でるようになびき、その双眸が月を見上げた。
そこに映ったのは、空を飛ぶ多数の物体。
ヘリや、飛行機などでは無いモノが数を成して、この大地に侵入してきたのだ。
“本土側のアルターか?もしくは、また別のものか・・・確かめねばならない”
目を細める劉鳳の端正な顔に醜く刻まれた数本の傷が映る。
アルターを使い続けるための代償・・・それは身体を無機物が侵食すること。
幼かった頃の劉鳳は、この力を呪っていた。
今もそうだが、しかし己の信じる正義を突き進むため使い続けている。
正義など人によって変わってくる。
なら、己の信念によって正義を測るしかない。
ハンドルから離していた手を元に戻し、劉鳳は車を急発進させた。

次空間を航行する艦船クラウディア。
その艦長である男クロノ・ハラウオンは、空間モニターに映し出された映像を確認していた。
映像には、ロストロギアに指定されているレリックを捜索する、
機械兵器ガジェットドローン1型が多数映し出されていた。
艦長席に座りながらモニターを操作していると、後方に設置されている転送機から人影が4つ現れた。
「クロノ提督、機動六課から、八神はやて二等陸佐、高町なのは一等空尉、フェイト・T・ハラウオン執務官が参られました」
転送機から現れた部下が、見知った女性たちを案内して来たようだ。
空間モニターを消し、彼女らを出迎えるクロノ。
「3人共呼び出してすまない。この一件は、こちらだけでは対処しようにも、人手が足りなくてな」
「なに水くさい事言うかな〜10年前からの仲じゃない」
「そうや、そうや。知り合いのピンチに駆けつけるのが、友達や!」
「執務官とか、そういう仕事柄は抜きで、妹として兄さんの力に成りたいから来たんだよ」
なのはら3人は、堅苦しい言い回しは要らないよと遠回しに言った風に感じたが、気にせず話を進めるクロノ。
「ありがとう。まずは、これを見てくれ」
空間モニターに映し出されたのは、多数のガジェットドローンと、隆起した大地だ。
「今回クラウディアが追っていた次元犯罪者が、未指定管理外世界[地球]
…なのはの実家がある地球とは違う次元世界だ。そこに逃げ込んだ犯罪者…コイツだ」
モニターに犯罪者の顔が映し出されたのは、整った顔つきに丸いサングラスをした成人男性だった。


96 :リリカルスクライド:2007/04/28(土) 20:16:19 ID:cDdhglb1
「ほぉ〜こりゃ、カッコイイ兄ちゃんやな」
見たままの感想を言うはやて。
「クロノ提督が少し渋くなった感じだね」
なのはも、映像を見ながら呟く。
「兄さん。この人は、どんな犯罪をしたんですか?」
執務官らしく、クロノに訪ねるフェイト。
「彼は…死者蘇生の実験を行っていた。レリックの膨大なエネルギーを使って」
死者蘇生と、レリックの単語が出てきた事で、この事件の危険性を感じ取る機動六課の3人。
「…プレシア母さんと、同じことをしているんだね。この人は…誰を生き返らせようとしていたの?」
フェイトの表情は、先ほどに比べ落ち込んでいる風に見える。
「フェイトちゃん…」
彼女を気遣うなのはだったが、どう言えば良いのか迷っていた。
「肉親…妹の蘇生だ。2ヶ月前から機械で死期を延ばしているが、いずれ亡くなる…
それを回避したくて奴は、犯罪に手を染めた」
クロノの話に、はやては悲しむ様な表情をした。
「昔の家の子らと、同じや……」
はやての騎士たちである[ヴォルケンリッター]のシグナム・ヴィータ・シャマル・ザフィーラたちは、
10年前に人様から無理やり、リンカーコアから魔力を奪い、闇の書に与える事件を起こしていた。
はやてを闇の書の呪いから救おうとした結果によるモノだとしても、許されるモノでは無かったが、
リンディ提督やクロノなどの力沿いで罪滅ぼしという形で、時空管理局の仕事をしている。
現在では、そんな柵は無くなっているが。
「フェイトちゃん!はやてちゃん!二人とも暗い顔になってるよ。今から深刻そうな表情してたら、顔に小じわが出来ちゃうよ」
2人とも元気を出して、と言う感じにニッコリと微笑むなのは。
「あかん、あかん。つい昔のことを思い出してもうたわ。ありがとな、なのはちゃん」
「心配かけてごめんね、なのは」
「にゃははは。二人ともいつもの顔に戻ってよかった」
3人が落ち着いたところで、話を続けるクロノ。
「配慮が足りなかった、すまない……」
 気にしないで、と3人は返事をし、話を続けてと言う。
「…今現在奴は、ここ[ロストグラウンド]と呼ばれる場所に潜伏していることを掴み、武装局員を30名ほど送ったんだが…」
「「「3、30人も!?」」」
たった一人に武装局員30人も送り出すなど、P・T事件(プレシア・テスタロッサ)以来だったので驚く3人娘。
「ああ、奴…オーヴァン・コルベニクは、魔導師ランクはAAクラスだったからな。
本職は技術開発局で新技術の開発に当たっていたらしい」
「AAランクなら10人ぐらいでも何とか成ると、思うんやけどなぁ」
 機動六課部隊長のはやてには、この人数割りを疑問に思ってしまうらしく、つい口に出してしまう。
「レリックを所持していることも考えた結果の処置だったんだが、予想外の事態が起きてね…
原住民に武装局員全員がボロボロにされたんだ」
 彼の話に耳を疑う3人娘。
「その原住民の方は、魔導師だったの?」
 フェイトは、二人が思っているのであろう質問をする。
「いいや、だが特殊な能力を持っているらしい。武装局員たちの話を総合してみると、周囲の物質を分解し武器に変えていたらしい」
「それでも、封時結界を施していれば…」
「その原住民は、結界を殴って突破してきたらしい…常識ハズレにも程がある。
自分も前線に出ようかと思ったが艦長が前線に出るわけにも行かないからな」
頭を抱え、悩むクロノを見た3人娘は顔を見合わせながら、納得したかのように同時に“うん”と頷く。
「要するに、私ら機動六課にレリック回収とオーヴァンって人の逮捕をお願いしたいってことで良いのかな、クロノ提督?」
「面目ないが、そう言う事だ…高ランク魔導師を多数所持している部隊は君たちしか居ないからね」
「了解しました。これより本局古代遺物管理部・機動六課は、ロストロギア[レリック]の回収と、
次元犯罪者オーヴァン・コルベニク氏の逮捕の任務に就きます」
 3人娘は、クロノに敬礼をする。
「頼んだぞ3人とも、ガジェットドローンも動き出している。オーヴァンも何を仕出かすか分らない…
 十分注意して任務に当たってくれ」
「「「はい!」」」
3人娘は元気よく返事をした。


97 :リリカルスクライド:2007/04/28(土) 20:20:24 ID:cDdhglb1
 ロストグラウンド上空を飛ぶ軍用ヘリ。
 本土側の軍用ヘリとは若干違う形をしている。
 それも、そのはず。時空管理局所属の軍用ヘリなのだから。
 ヘリの中では、多数の魔導師と騎士が待機している。
「スバル、震えてるけど大丈夫なの?」
「心配性だなぁ〜ティアは。ただの武者震いだよ」
「女の子が武者震いって普通言う?」
「お二人とも、いつも仲が良いですね」
「私とフリードも見習わなくちゃ」
「キュュュウ!」
 飽きれるティアナ・ランスターと、元気いっぱいのスバル・ナカジマ。
その二人の仲に憧れるエリオ・モンディアルと、キャロ・ル・ルシエと、その使役竜のフリードリヒ。
「四人とも作戦は始まっている。あまり騒がないように」
「そうだぜ。気を抜いていると、シャレに成らない怪我をする事もあるんだ…」
厳しい目つきで自分たちの部下に注意をする、シグナムとヴィータ。
上官に言われ萎縮する4人と1匹。
「まぁまぁ気を落とさないで。二人ともみんなの為に言ったことなんだから」
「そうですよぉ〜なのはさんや、フェイトさんが居ないからって気を抜いちゃダメです!」
 4人を励ますシャマルと、更に叱るリインフォースII(ツヴァイ)。
こんな一行が向かうのは、未だに管理局が指定番号すら付けていない管理外世界。
未知なる大地、未知なる原住民、多くの不安を抱えながら行く機動六課のメンバー。
ヴァイスが駆る軍用ヘリJF407式ストームレイダーは、彼女ら(男の子1名と使役竜1匹)を乗せ、
未知なる大地に降り立とうとしていた。

「けっ、歯ごたえがないヤツらだ」
黄金の獣と化したカズマは、黄金色の光を包まれながら空を飛び、
群れながら飛んでいる飛行型の物体を1機また1機殴り飛ばす。
武術的な型も、戦略的な体術もない単純な打撃。だがそれだけで飛行型の物体は弾け飛ぶ。
カズマの来襲に列を乱した飛行型の物体ガジェットドローン2型は、
急降下し追撃を回避しようとしたが、下から現れた何者かによって次々と切断される。
刃物ではない。
もっと鋭利な、例えるならそれは疾風。
「手前ェも来たのかよ!」
カズマはガジェットを掴みながら、上昇してくる紫紺の鎧をまとい銀色の光に包まれた男、劉鳳を呼ぶ。
紫紺の鎧は彼の装着型アルター、その名は絶影。
「貴様も来ていたのか。しかし、この機械共は何だ…本土側に、これほどの科学力は無い筈だが…」
 カズマが掴んでいる物体からは、火花と内部からはみ出ている機械の配線らしき物が見える。
「知るかよ。ここに上がり込んでくるヤツらを全員ボコる。それだけだ」
 最後の1機が逃げ出そうとしたのを見たカズマは、掴んでいたガジェットドローンを投げつける。
ぶつかり体勢を崩したところを、カズマの拳が装甲を貫く。
砕け散り、ゴミと化したガジェットは地面に落ちた。
このような機械がロストグラウンドに進入してくること計5回。
杖や槍を持った者が進入してきたこと1回。
頻繁に今まで見たこともないモノが、この失われたはずの大地に上陸してきたのだ。


98 :リリカルスクライド:2007/04/28(土) 20:22:25 ID:cDdhglb1
「周囲の住民から聞いた話では、変った服装の男がこの近くで隠れ住んでいるらしい…
恐らく、そいつが今回の件に絡んでいると俺は思う」
「そんじゃ、そいつをぶっ飛ばせば良いだけの話じゃねぇか」
 カズマの率直な返答に呆れる。
「…貴様はバカか!俺は隠れ住んでいるとしか言っていない。無闇に近づけば、逃げられる可能性がある。
 そんな事も分からないのか、このバカが!」
「バカバカ言うな!オレはオレの考えで動く。手前ェの指図は受けねぇ」
 そう言うとカズマは、劉鳳から背を向き何処へと飛び去ろうしたが立ち止まった。
「まて、カズマ。話は終わって…」
カズマの目線の先に映っていたのは、左腕を筒状の装甲で包んだ男がカプセル型の何かに襲われかけていた。
「へっ、変わった兄ちゃんが襲われてるな…」
カズマの向いている先を見つめていた劉鳳も、男の姿を確認する。
一瞬、2人の目線が重なる。
その瞬間、黄金と銀色の閃光が敵に向かって行く。
何故目を合わせただけで、同時に動けたか…答えは簡単だ。
“コイツ(貴様)だけには、負け(ん)ねェ!”

その頃、ロストグラウンドの上空に魔法陣が展開されていた。
そこから、3つの人影が魔法陣から抜け出してきた。
現れたのは、同じ制服を着た魔法を使う女性。
手にするのは、魔術を扱うデバイス。
彼女たちは、ほぼ同時に同じ言葉を紡いだ。
魔法の言葉を―
「「「Set Up」」」
3つの輝きが、彼女たちを包み込む。
桃色の光は、なのはを、
黄色の光は、フェイトを、
白銀の光は、はやてを包み、バリアージャケット(騎士甲冑)を装着させる。
彼女たちの手には、再構成されたデバイスが握られていた。
飛行魔法を直ちに発動する。
月夜の空に浮くその姿はまるで、救いの女神だ。
「レイジングハート、エリアサーチをお願い」
『All Right』
レリックから漏れだす魔力と、ガジェットドローンの反応を探索させるなのは。
「それにしても、本当に元は日本やったんかなぁ?集落みたいなモンは、あるみたいやけど」
上空から地上を見下ろすはやては、灯りの少なさに驚く。
「そうだねぇ。自然現象による隆起…人の生活を、こんなにも変えちゃうんだね」
はやてと、なのはは互いに日本生まれの日本人だったため、目前の大地が日本の大都市だったとは信じられなかった。
「ここに居ると懐かしい…星がこんなにも綺麗に見える」
フェイトが幼い頃住んでいた場所と似ているわけではないが、
自然に覆われ空気が汚れていないなどの共通点があり、懐かしい気分に成っていた。
「空気が綺麗だよね。都市が発達したら自然が失われ、都市が無くなれば自然が戻ってくることを
実証している場所だね…このロストグラウンドは」
『My Master. 5km of 40 degrees of right distance has perceived the magic reaction previously.
(マスター。右40°距離5km先に魔力反応を感知しました)』
「ありがとう、レイジングハート。フェイトちゃん、はやてちゃん、行こう!」
二人が頷いたのを確認したなのはは、レイジングハートの感知した魔力反応のある場所へ移動を開始した。


99 :リリカルスクライド:2007/04/28(土) 20:25:59 ID:cDdhglb1
ロストグラウンドの悪魔たちと、機動六課が向かう先でガジェットドローン1型に取り囲まれている人物、
オーヴァンは多数の敵を前に余裕な笑みを浮かべていた。
「君達が来るのは分っていた。これが欲しいのだろう?」
左腕を封じているパーツを右拳でノックをする要領で音を立てた。
多数のガジェットは、ケーブル状の触手をうねらせながら徐々にオーヴァンとの距離を縮める。
「だが、生憎君たちにこれを渡すことは出来ない…私は先へ進ませてもらうよ。神に会うための布石の準備があるのでね」
 ガジェットドローンを操っている組織あるいは個人に自分の意思を伝えると、右腕に銃剣型のデバイスを出現させる。
 刹那、周囲を囲んでいたガジェットたちは黄金と銀色の閃光に包まれたモノに粉砕される。
 その衝撃は、並の人間では脳震盪でも起こすような凄まじい衝撃だったが、
瞬時に防壁を周囲に展開したお陰で怪我を負わずに済んだオーヴァン。
彼の目前に立つ、黄金の獣と紫紺の鎧を着た男。
「助けてくれたことには礼を言おう…だが、私ごと巻き込むのは如何なものかな」
「怪我してねぇなら、それで良いだろぉ・・・オレは4つやった」
「すまなかった。だが、ああする方法が最善だと考えた結果だ…4体仕留めた、同数か」
 礼を言う男に対して返事をする中、互いに倒した敵の数を競い合っていた。
 オーヴァンは、彼らの姿をサングラス越しに見つめる。
「君達は、噂に聞くロストグラウンドの悪魔…聞いた話どおりだな」
 助けてやった男が、自分たちのことについて透かしたような喋り方をしたことに若干ムカつくカズマ。
「あんた、助けてやったのになんだぁ?その言い回しはよぉ…」
「これは失礼した。私の名前はオーヴァン・コルベニク…君たちとは違う世界からやってきた」
 オーヴァンの行き成りの自己紹介に不信感を積もらせる2人。
「別の世界だと…貴様、からかうつもりなら、それ相応の態度を取らねばならない」
 オーヴァンに手刀を向ける劉鳳。
「まぁ待ちたまえ、私は戦うつもりは無いさ。ただ、この場だけ見逃してくれたら良いだけのことだよ」
 彼の何もかも知ってるよ的な発言は、カズマの神経を逆なでする結果となる。
「手前ェみたいな胡散くせぇ野郎の話なんか聞くかよ!手前ェを助けてやったのも、
そこでぶっ壊れてるヤツをボコしに来ただけだ。勝手に話を進めるな」
「貴様は、本土側か?アルターは…持っていないようだが」
 アルター能力者同士なら、無意識の内に感知できるが、この相手からはその感覚が無い。
「言ったとおりだよ。私は別の世界から来た…追われる身でね、これ以上ここに留まる訳にもいかない。
 見逃してくれないのなら、実力で排除するが…良いかね?」
 オーヴァンの挑発に、瞬時に戦闘態勢に移るカズマと劉鳳。
 その瞬間、右手に握られた銃剣をカズマへ向ける引き金を引いた。
水色の閃光がカズマに迫るが、左腕の装甲で弾かれる。
 その攻撃が合図となり、劉鳳は瞬時に敵と認識した相手の背中を取ると右腕の手刀を一線するが、
 左腕を覆った分厚い装甲が、劉鳳の一刀を防ぎきる。
 続いて正面から、オーヴァンを殴り倒そうと接近するカズマを見るや、瞬時に飛行魔法を発動し上空へ飛ぶ。
 悪魔2人も上空へ飛び上がる。
 上昇してくる悪魔たちを迎撃しようと、魔力弾を撃ち込むが全て弾かれ、避けられる始末だ。
“これがアルター能力を極めた者の力か…封印を解く以外に勝機は無い…か”
 オーヴァンが一瞬思考を働かせた一瞬を突いて、カズマは拳を放ち続ける。
 銃剣で裁き切ろうとしたが、彼自身に剣術的な技術が在る訳でもなかった為、何発かはバリアージャケットで受けた。
 だが、それがいけなかった…彼の口からは胃から逆流した液が止め処無く流れ出す。
“バリアージャケット越しでこのダメージ…長期戦は不利か”
 カズマの拳は、アルター使用時では分厚い壁さへも一撃で粉砕し、力を込めれば地面にクレーターさへ作る程の破壊力を秘めている。
 ダメージでよろけたオーヴァンの目前に瞬時に移動した劉鳳は続けざまに、凄まじい速さで手刀を繰り出す。
 切り刻まれるバリアージャケット。
 戦闘から1分も発たないうちにオーヴァンは、体中をボロボロにされていた。
 多大なダメージを受けた彼は、緩やかに着陸するが膝を着く。
 続いて着地するロストグラウンドの悪魔たち。


100 :リリカルスクライド:2007/04/28(土) 20:27:20 ID:cDdhglb1
「ここまでやるとは、俺の計算が間違っていたようだな…ロストグラウンドの悪魔たち」
「へっ、今更謝っても知らねぇよ」
「敵対行動を取ったのは貴様だ。許しを請いたいなら武装を解除しろ」
 ロストグラウンドの悪魔たちは確実に、私を再起不能なまでに攻撃してくるだろう…
 自分自身の命など当の昔に捨ててきたが、妹の命を救うには、こんなところで倒れて入られない。
 右手を封印された左腕の鍵と思われるパーツに添える。
「貴様、まだ抵抗するのか!ならば、俺自身の信念に基づいて貴様を断罪する!」
劉鳳は、両肩に装備された装甲を分解再構成し、両腕に鋭利な手甲を装着させる。
「まだやるって気なら、とことんしようぜ、ケンカをよぉ!」
 カズマもまた、右腕に力を込め金色に輝かせる。
 目前に迫る破壊の力を肌に感じるオーヴァン。
“この封印を解けば、死者が出るだろう…だが、ここで止まるわけには行かない”
 左腕の封印を解こうと、魔力を集中する。
 その行動を見たカズマは、寒気を感じる。
“なんだ、この感覚は…毛穴の穴が開いちまってるような…そうか、あの時、劉鳳と初めて会ったときと同じ感覚か!”
野郎が何か嫌な行動をしていると感じたカズマは、背中の右肩甲骨辺りから長く伸びた尻尾のようなパーツを地面に叩きつけ、
何かを起こす前に殴りつけようと動いた。
 劉鳳もまた、カズマと同じような結論に達していた。
“これは悪寒か、このまま放置し奴が何かをすれば厄介なことになる…ならば、最速で止めるのみ”
 ほぼ無動作で加速した劉鳳は、両腕に装着された手甲を目の前の敵へと突き立てようと動く。
 オーヴァンの左腕の封印の解除が、ロストグラウンドの悪魔たちの攻撃が、寸前のところで…
止められた。
「「「な、なに!?」」」
オーヴァンは、急激な氷結魔法によって身動きを取れなくされる。
「オーヴァン・コルベニク氏、第一級捜索指定ロストロギア・レリックの奪取および、違法魔法技術の使用などにより、
貴方を逮捕させてもらいますぅ」
本局古代遺物管理部機動六課部隊長「ロングアーチ」トップこと、八神はやて二等陸佐は、
非人格型アームドデバイス騎士杖シュベルトクロイツを右手に持ちオーヴァンに矛先を向け、
魔導書型のストレージデバイス・夜天の書を左腕に抱え、上空に待機していた。
 劉鳳は、電光石火と言って良いほどのスピードでやって来た何者かの攻撃を反射的に避けたことにより、
 オーヴァンへの攻撃を妨げられる。
「貴様は、何故俺の攻撃を妨げる!」
 劉鳳の目線の先には、白いコートを羽織り、黒いスーツのような服を着た女性が右手に持つ黒い斧に見える杖のようなものを、
 こちらに向け構えていた。
「私は、時空管理局・執務官および機動六課ライトニング分隊隊長、フェイト・T・ハラオウン。
 オーヴァン氏の逮捕と、その所有物の確保を命じられて来ました。これ以上戦闘を行う気なら…
 私が相手になります!」
 そして、カズマの攻撃を止めた白い制服とショートスカートを着た女性が、先端に赤い宝石を付けた長い杖の先端を向けている。
「手前ェ、いったい何処から現れやがった!人のケンカを勝手に止めやがって」
 野郎に拳を叩き込もうとしたとき、目前に強力な桃色の閃光が降り注いできたため無理やり体勢を捻って避け今に至る。
「まずは、お話をしましょう。私の名前は高町なのは、時空管理局・戦技教導官および機動六課スターズ分隊隊長をやっています」
「時空かん…なんだそりゃ?わけわかんねぇーよ」
「にゃはは、難しかったかな?」


101 :リリカルスクライド:2007/04/28(土) 20:29:50 ID:cDdhglb1
―――夢を見ていました。
悲しみと、希望と、怒りと、渇望。
自分のなすべきことをする。
助けたい人が居る。
話せば分かり合える。
同じ悲しみは繰り返させない。
それぞれの思いは、何者かの意志に翻弄されようとしています。
けれど、自分の意志を曲げない心があります。
うねりに逆らい、抗い続ける心が。
私はその人の心を見ています。
私はその心を知っています。
でも、私の心は不安でいっぱいです。
あの人の隣に、私に良く似た誰かが居るから。
どうしようもなく心配になるのです。
どうしようもなく……



以上で投下完了〜
第二話は少々待たれよ!

102 :魔法少女リリカルスクリームの人:2007/04/28(土) 20:53:43 ID:fDc0O65O
>>101超GJ!
随分気合入ってますなぁ…。

103 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/04/28(土) 21:30:04 ID:yvLdpr4b
乙です。
ただ、スクライド側が少し弱すぎるように描かれているような・・・
完全体のカズマと正義武装状態の劉鳳をたかが氷結魔法で止められるのか?
そのまま大気圏を突破した奴らだぜ?

104 :リリカルスクライド:2007/04/28(土) 21:48:49 ID:CZb5C3Z4
>>103
書き方ミスったかな?オーヴァンのみ氷付けです。

105 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/04/28(土) 22:07:36 ID:Jt5UZ6bN
>>101GJ!
第二話楽しみに待っています!

>>104
俺は大丈夫だと思いますよ!



106 :リリカルなのはディバインウォーズ:2007/04/28(土) 23:04:50 ID:JZDWfqXd
>>92
確かにちょっと強すぎたかもですね…。


クォヴレーとデバイス、ディス・アストラナガンについてちょっと書いときますね。
まずバリアジャケットは黒・茶が主な色で、背中には黒い翼のようなシルエットです。

デバイスの動力は原作通りディス・レヴで、死霊や悪霊の怨念を糧にしてます。
ディス・アストラナガン本体の形は、背中の翼とラアム・ショットガンとほぼ同じ銃で、ベルカ式です。
翼から繰り出すガン・スレイブ、メス・アッシャーと、アストラナガンから繰り出すラアム・ショットガンとゾルオリハルコニウムで鎌状態に変型させたZOサイズです。
で、最大技のアイン・ソフ・オウルですが、これはどうしましょう…
やっぱり完全消滅だと強すぎですよね…。

107 :通常の名無しさんの3倍:2007/04/29(日) 00:48:12 ID:JnOR2JoU
ちょっと電波受信した。
リリカルなのはSTSとソニックXのクロスを受信した。
時はSTS時でミットチルダにソニック達がやって来るという電波を受信してしまった。

108 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/04/29(日) 00:55:59 ID:4rxtgTBg
はやてが手にした写真、それは一機の戦闘機をバックにヴォルケンリッターと一人の男を取り囲む7人の男性
皆軍服を着て微笑んでいる、そしてはやてはシグナムにこの写真について問う。

「この写真に写っているの誰や?」

その写真を見て、シグナムは懐かしそうに話す。

「以前、我々のマスターであった人です。」

「どんな人だったんや?」

「話すとなりますと少しばかり長くなりますがよろしいでしょうか?」

「うん、今日の仕事は終わったしええで。」

「では、まずマスターだった男の人の名から話しましょう。」

愚直なまでにソラを愛し、愚直なまでに世界を変えようとし、そして一つのACEとして円卓に散った男


          男の名前はアントン・カプチェンコ…

それはベルカ戦争が起きるほんのちょっと前からの話…


orz…ベルカツナガリデカリテミタチョットダケダケド

109 :魔法少女リリカルスクリームの人:2007/04/29(日) 09:09:01 ID:xOz+Tj6b
中性子星って1cm3四方の質量が富士山を越える密度の星ですよね。
重力がものすごくてとくにデカい奴はブラックホールにまで成長するっていう…。
そんなものを十個もぶつけられたら
闇の書の防衛プログラムも一発で角砂糖にされるだろうなぁ…。

110 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/04/29(日) 09:29:39 ID:DYJXBrI1
>>106
無理にBJやデバイスって形にしないでもいいんじゃないですか?
ディストラは原作どおりロボットで、次元転移や非殺傷設定を管理局の技術で可能にしてるとか。
アイン・ソフ・オウルは危険すぎて使えないってことでどうです?

111 :リリカルなのはD'w:2007/04/29(日) 11:36:22 ID:ONJ7pydh
>>101
乙です!

>>109->>110
さすがになのは世界でのデバイスでそれは強すぎですよね…

クォヴレーがディストラナガンの力で並行世界を行き来してる途中、なのは達のいるミッドチルダに来てしまい、ディストラナガンがデバイス化してしまう。
みたいな展開を想像してたんですが…。
アイン・ソフ・オウルについては使用禁止って事でいいですかね。アルカンシェルみたいな感じで


あとディバインウォーズちょっと略しましたw

112 :魔法少女リリカルスクリームの人:2007/04/29(日) 17:11:04 ID:xOz+Tj6b
今五話書いてるんだけど原作のキャラ出しちゃあ不味いですかねぇ…。
それほど深くストーリーに関わってくる訳じゃないけど原作のキャラも出したいんすよねぇ…。

113 :リリカルスクライド:2007/04/29(日) 18:56:53 ID:V4PA5RQ2
>>112
All right
どんどんいろんなキャラ出しちゃって良いですよw
一応、その人物の説明を文に入れてくれたらナイスです!

114 :なのはA's×ギアスクロスSS:2007/04/29(日) 20:27:45 ID:O91Gg5DV


彼が”ランスロット”を手に入れる3時間前・・・
”彼女”が所属する時空管理局の人達は、本局より派遣された増援部隊の戦艦を
出迎えていた・・・

クロノ「これが”黒の騎士団”の所有する機動特装艦”アヴァロン”か・・・」
エィミィ「船体の大きさはうちのアースラよりも小さいですけど、数々の新装備を搭載した
画期的な新造艦なんですって、い〜な〜」
リンディ「エィミィさん、まずはお仕事、ね」
エィミィ「あっ、すいません・・・アヴァロンとの通信回線、開きます」

黒の騎士団
時空管理局本局総務、並びに特務戦略作戦部を総括するコーネリア提督直属の
特務師団、通称”ナイトメア”・・・
黒の騎士団はその中に属する4番目の師団で、同総括のコーネリア提督の提唱により
各機関より優秀な若手のみを集めて昨年創設された
師団長ルルーシュ・ランペルージを初めとして全隊員の平均年齢が17歳という弱輩達ながらも
数々の難事件の解決に尽力して実績を重ね、各機関からも高い信頼を得ている
実力派の部隊である

カレン「時空管理局本局第四特務師団副長、カレン・シュタットフェルト一等陸尉です
ギル・グレアム提督の要請により本日付をもって皆様方と共同で任務にあたる事となりました
どうかよろしく御願い致します」
リンディ「アースラ艦長、リンディ・ハラオウンです、お待ちしていました
ごめんなさい、無理を言ってこちらに来て貰って・・・」
カレン「いえ、ハラオウン提督の事はコーネリア提督より伺っております
とても優秀な方であると、こちらの方こそ光栄に思っています・・・
ただ、師団長と直属の第一部隊は現行の任務を継続中のため着任がしばらく遅れますが・・・」
リンディ「ええ、伺っています、カレン副長、着任の手続きを行う為にお手数ですが
こちらに来ていただけないでしょうか」
カレン「はい、わかりました、ではそちらとの転移ゲートの接続コードの転送を
御願い致します、準備が出来次第そちらに伺います」
リンディ「リンディさん、御願い」
エィミィ「了解、接続コード、転送します」


115 :なのはA's×ギアスクロスSS:2007/04/29(日) 20:29:06 ID:O91Gg5DV
カレン他数名のアヴァロンの主要メンバーがアースラのブリッジに招かれた

リンディ「ではこちらの主要メンバーを紹介致します、左からクロノ・ハラオウン執務官」
クロノ「クロノ・ハラオウン執務官です、よろしく」
リンディ「次に管制官のエィミィさん」
エィミィ「エィミィ・リミエッタです、あのっ!、後でアヴァロンの中を見せてもらえますか!」
カレン「えっ?えっ、ええ・・・」
リンディ「エィミィさん?」
エィミィ「あっ・・・すみません・・・」
リンディ「・・・コホン、そして今私が預かっている嘱託魔導師のフェイトさんに
その使い魔のアルフさん、それと私たちの協力者のなのはさん」
フェイト「フェイト・テスサロッサです」
アルフ「アルフだよ」
なのは「高町なのはです」
カレン「えっ!?、もしかしてこの子達も戦闘メンバーなんですか!?」
リンディ「えっ、ええ・・・何か問題でも?」
カレン「いっ、いえ・・・何でもありません・・・」
リンディ「後は・・・・・・・・・・・・」
リンディは他のアースラ管制メンバーを紹介した後、、アースラの中を案内した

カレン「・・・しかしここの戦闘メンバーってうちのメンバーよりも若いんですね
あたしびっくりしちゃって・・・」
リンディ「元々私たちは探査の方を主な任務としていましたから、それになのはさんと
フェイトさんに関してはちょっと複雑な事情がありまして・・・」
カレン「・・・そうですか、でもあの子達の魔力とセンスは私の目から見ても
素晴らしいと思いますよ、もっと訓練を積めばうちのメンバー以上の魔導師になれると
思いますよ」
リンディ「元教導隊出身のカレン副長のお目に留まるなんて光栄ですね」
カレン「いや、教導隊出身と言われてもほんの数ヶ月居ただけですし・・・
いきなりこっちに引き抜かれちゃって”隊長やれ”ですからね・・・」
リンディ「やっぱり御苦労されている様ですね・・・」
カレン「えっ、ええ・・・そもそもうちの部隊の設立理由自体無茶苦茶ですし・・・」
リンディ「”状況に流されるままただ学び、上の者に従っているだけでは優秀な若手は
育たない、自らの意思で学び考え動く環境を作り内面を鍛える事こそ肝要”ですからね・・・
コーネリア提督らしい、といえば、らしいのですが・・・」
カレン「うちの皆もいきなり引き抜かれて提督にアゴでこき使われて・・・はぁ・・・」
リンディはカレンの肩をポンと優しく叩いた、と、その時だった
エィミィ「カレン副長、アヴァロンから緊急コールです、至急ブリッジへ」
緊急の呼び出しが掛かり、リンディとカレンはブリッジに向かった

116 :なのはA's×ギアスクロスSS:2007/04/29(日) 20:30:46 ID:O91Gg5DV
アヴァロン管制「カレン副長、地球の日本地区に正体不明の転移反応を感知しました」
エィミィ「えっ!?うちのシステムには何も・・・」
カレン「アヴァロンには第七世代の自立思考型統合情報探索演算機構、通称”ドルイド・システム”を
搭載していますからね、僅かな転移反応の兆候も見逃しませんよ」
エィミィ「ほえ〜、すっごいな〜」
アヴァロン管制「ですが今回の転移反応は以前の転移反応とは別の物だとドルイド・システムが
判断しています、どうしますか?」
カレン「転移現出の予想時刻は?」
アヴァロン管制「約十分ごです」
カレン「・・・ここであれこれ考えていても仕様が無いわね、いいわ、出ましょう
私の第二部隊を出撃させて!第二部隊は準備が出来次第発進、対象が転移現出する前に
拘束結界を展開して押さえ込んで!私も直ぐに合流するわ!第三部隊は私の別命あるまで待機!いいわね!」
アヴァロン管制「了解!」
カレン「ではハラオウン提督、私達は出撃しま・・・!?すっ、すみません・・・
提督の了承も取らずに勝手に決めてしまって・・・」
リンディ「ふふっ、いいのよ、頼もしいわ・・・、現場での戦闘指揮はあなたに一任します
あっ、それと私の事はリンディと呼び捨てにしてもらっても構いませんから」
カレン「・・・では私の事もカレンとお呼び下さい、それでは、我々は・・・」
リンディ「あっ、待って、うちのなのはさん、フェイトさん、それとアルフさんを現場に向かわせたいのだけれど・・・」
カレン「えっ?よろしいのですか?」
リンディ「彼女達は優秀な魔導師です、きっとカレンさん達の助けになると思います、本当はクロノ執務官も
現場に向かわせたいのだけれど・・・あの子はまだ魔力が回復していないから・・・」
カレン「・・・解りました、では彼女達は私達のサポートに付いてもらいます、いいですね?」
リンディ「ええ、御願いします」
カレンは近くに居たなのは達の前に屈みこんだ
カレン「現場に着いたら私の指示に従って欲しいんだけど・・・いいかな?」
なのは「はい!」
フェイト「わかりました」
カレン「では・・・えっと、リンディ・・・、さん、私たちは出撃します」
リンディ「御願いします、なのはさん、フェイトさん、アルフさん、気を付けて」
3人「はい!」


117 :なのはA's×ギアスクロスSS:2007/04/29(日) 20:32:37 ID:O91Gg5DV
4人はアースラの転移ゲートから現場へと急行した、現場に着いた頃には既に第二部隊の魔導師達が転移反応地点を中心に
球状の結界を形成し、対象を待ち構えていた
彼女達も第二部隊と合流し、対象の転移現出を見守っていた、そして・・・
カレン「来る・・・!」
転移地点から現れたのは彼女たちが以前戦い敗れた相手・・・闇の書の守護騎士だった
カレン(ビンゴ・・・!)
守護騎士達の周りを彼女達や第二部隊の魔導師達が包囲し攻撃態勢に入っていた
カレン「私は時空管理局特務師団所属、カレン・シュタットフェルトです、第一級特定危険物不法所持の容疑で
貴方達を逮捕、拘束します!」
守護騎士達は今自分達が置かれている状況に驚き、愕然としていた
シグナム「・・・馬鹿な・・・!」
ヴィータ「おいシグナム!!また転移反応を消し忘れたのかよ!?」
シグナム「・・・そんな筈は・・・ジャミングも仕掛けた筈なのに・・・」
ヴィータ「まずいぞ・・・こんだけの数の敵にかなり強力な結界・・・おまけにカートリッジも残り少ない・・・
どーするシグナム・・・?」
シグナムはヴィータに2発のカートリッジを手渡した
シグナム「私が敵を撹乱する、お前はこれを使い結界を破って脱出しろ」
ヴィータ「・・・シグナムはどーすんだよ・・・」
シグナム「私もお前が空けた穴から脱出する、私に構うな、いいな?」
ヴィータ「・・・嫌だね、逃げんならシグナムも一緒に・・・」
シグナム「ヴィータ、我々は主を護らねばならん、何があってもだ・・・それはお前も解っているだろう?」
ヴィータ「・・・」
シグナム「お前はこの場よりの離脱を最優先に考えろ、いいな?」
ヴィータ「・・・わかった・・・」
シグナム「では行くぞ・・・ぬかるなよ・・・!」
シグナムはそういい残して飛び出していった、そして前方にいた魔導師・・・フェイトに斬りかかろうとした時・・・
カレン「・・・貴方の相手は私よ」
カレンが障壁を張り、シグナムの剣を受け止めた
カレン(コイツは囮・・・多分あっちのおチビちゃんに結界を破らせるつもりね・・・なら・・・)
カレン「コイツの相手は私がするわ!皆はもう一人の方を押さえ込んで!なのはさん達は皆のサポートに回って!」
カレンの指示で他の者達が一斉に攻撃を仕掛け、ヴィータはあっという間に劣勢に追い込まれた
ヴィータ「くそっ、カートリッジさえあればこんな奴等なんか・・・」
シグナム「ヴィータ、今助けに・・・!?」
シグナムの前にカレンが立ち塞がった
カレン「貴方の相手は私がするといった筈よ・・・行くわよ、紅蓮」
紅蓮(承知!)

カレンは紅い法衣の様なバリアジャケットを身に纏っていた、そして彼女の右手には銀色の巨大な鉤手甲が
展開し、腕の部分にはベルカ式のカートリッジシステムが収められている

118 :なのはA's×ギアスクロスSS:2007/04/29(日) 20:33:17 ID:O91Gg5DV
シグナム「貴様ぁっ・・・!」
シグナムはカレンに斬りかかるが、カレンの右手から発せられる障壁に前にあっさりと弾かれ後方に吹き飛ばされた
態勢を立て直し再び斬りかかろうとするが・・・
カレン「火竜演舞!並びに閃熱衝波、同時発動!」
紅蓮(承知!)
カレンの鉤手甲から薬莢と蒸気が吹き飛び、その直後に鉤手甲の周囲に膨大な魔力が発生した
その魔力がやがて十数個の火炎弾と閃光を生み出し、一斉にシグナムに襲い掛かっていった
シグナムはそれら全てをすんでの所でかわしていくが・・・途切れない、
いくらかわしても火炎弾と閃光が次々と襲い掛かり、ついにはかわしきれなくなって
障壁を張って身を守らざるを得なくなった
シグナム(この女・・・!魔法複射の技能を持つ特異能力者か・・・!それに奴自身の
固有保持魔力量・・・ちっ、厄介な・・・!だが!!)
シグナムは持っていた剣から波動を発し火炎弾と閃光をかき消した
シグナム「この”レヴァンティン”には並の火炎魔法など役には立たんぞ・・・!」
カレン「・・・そうね、でも裏を返せばあなたの攻撃も私には”効き辛い”って事よ
つまりあなたの”足止め”には私が最適という訳・・・」
シグナム「!!」
その時紅蓮から声が発せられた
アヴァロン管制「カレン、奴等の仲間と思われる人物が一人、そちらに向かっているぞ!
どうする!?」
カレン「・・・第三部隊を緊急発進させて!結界外部で対象を確保、または足止めさせて!」
アヴァロン管制「了解!」
カレン「さーて、お仲間さんもうちの部下が食い止めてくれているし、どうします?
お互い全然本気を出していませんが、まぁ私は足止めに徹しさせてもらいますけど・・・
降参するなら今のうちですよ」
シグナム「まずい・・・このままでは・・・!」

そのころザフィーラはシグナム達を助けに現場に急行していた、しかし結界外部に到達した直後、
彼は突如数名の魔導師に取り囲まれてしまった・・・
隊長「我々は時空管理局の者だ!大人しく投降しろ!!」
ザフィーラ「何っ・・・!?くそっ、邪魔をするなぁっ!!」

シャマル「どうしよう・・・やはり闇の書の力を使って皆を助けるしか・・・」
そしてシャマルは遠く離れた海岸で事態の推移を見守り、狼狽していた・・・
しかし彼女の頭の中に突如聞き覚えのある声が響いてきた
(シャマルさん・・・)
シャマル「えっ・・・!?この声は・・・!」
「シャマルさん!!」
彼女が自分を呼ぶ声に驚き空を見上げると突如一人の青年が彼女の許へと降りてきた
そしてその青年の姿を見て彼女は驚愕した・・・
シャマル「えっ・・・嘘・・・朱雀・・・さん・・・?」

???「我々が放った餌に見事に喰らい付いた様だな・・・管理局も、奴も・・・」
???「・・・ああ、八神朱雀・・・貴様の”力”とくと見せてもらうぞ・・・!」


119 :なのはA's×ギアスクロスSS:2007/04/29(日) 20:34:45 ID:O91Gg5DV
今日はここまで
初めて戦闘描写書いたけど・・・
つっ・・・疲れた・・・

120 :リリカルスクライド:2007/04/29(日) 21:41:26 ID:aLS80jaJ
>>119
乙です。

ちょいとだけミス発見
エィミィ×
エイミィ○

121 :魔法少女リリカルスクリームの人:2007/04/29(日) 22:22:47 ID:xOz+Tj6b
>>119
GJ!
皆さん気合入ってますなぁ…。
>>113了解です。
なるべく未プレイの人にも解り易いように心がけるです。

122 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/04/29(日) 23:48:12 ID:l29D4WBg
スタンドVSデバイスってのを思いついたんだがうまく文章化できない・・・

123 :通常の名無しさんの3倍:2007/04/30(月) 01:01:03 ID:LauLeLUZ
自分は今日受信したなのはとソニックのSSを作ろうとしたが、途中で挫折した
アイディアは頭ん中に沢山浮かぶのだが、それを上手く文章に出来ない、だから
挫折した。正直思った話、ここにいる職人さんはすごいなぁ・・想像とかを上手く文章に
する事が出来るから。

124 :なのはA's×ギアスクロスSS:2007/04/30(月) 04:23:18 ID:u9Hq6YkN
シャマル「朱雀さん・・・どうして・・・?、それにその姿・・・
まさか・・・デバイス・・・!?そんな物一体どこで・・・!?」
朱雀「・・・説明は後です、シャマルさん、今すぐこの場を離れてください」
シャマル「でっ・・・でも・・・」
朱雀「・・・シグナムさん達の事ですね?解ってます、僕がシグナムさん達を助けに行きます」
シャマル「えっ!?そんな、危険です!!シグナム達は時空管理局の・・・人達に・・・」
シャマルは口ごもった、それを見た朱雀は静かにうなずき、答えた
朱雀「・・・皆が今まで何をしていたかは大体は理解しているつもりです・・・
でも・・・今はとにかく皆を助けたい・・・そう、思っています・・・」
シャマル「でも・・・朱雀さんにもし何かあったらはやてちゃんが・・・」
シャマルは涙を流し朱雀に訴えた、朱雀はそんなシャマルの頬に触れ涙を拭いて・・・
朱雀「大丈夫です、僕もはやてや皆を残して死ぬつもりはありません・・・
僕も皆に聞きたい事があるし、すべき事も見えた気がするから・・・」
シャマル「朱雀さん・・・!」
朱雀「僕が必ずシグナムさん達を連れて帰ります、シャマルさんは安全な場所に退避して下さい」
シャマル「・・・」
朱雀「僕を、信じてください・・・」
シャマル「・・・私がこんな事を言える資格が無いのは分かっています・・・
でも、約束してください・・・必ず、還ってくるって・・・シグナム達と一緒に
私やはやてちゃんの許に還って来るって・・・!」
朱雀はシャマルの懇願に静かに頷いて答えた、そして彼女を現場から退避させた

朱雀は前方の結界を見つめてランスロットに訪ねた
朱雀「ランスロット、僕はシグナムさん達を助けたい、どうすればいい?」
ランスロット(・・・今の我々の力なら結界の完全破壊は可能です、ですが敢えて結界上部の破壊
のみに留めてお二方の退路を作りましょう、本来ならば”スラッシュハーケン”で
お二方を引き揚げるのが理想なのですが、事情をご存じないお二方が結界を展開し
スラッシュハーケンを弾く可能性があります)
朱雀「やはり直接助けに行かなければならないか・・・だが敵とはいえ相手方への
不用意な犠牲は避けたい・・どうしたら良い?」
ランスロット(それならば”ヴァリス”をお使い下さい、衝撃波を生み出す魔法です
本来ならば並の障壁ごと相手を破砕する魔法なのですが、出力を弱め、拡散させる事で
複数の相手を障壁ごと吹き飛ばす事が出来ます、ヴァリスで敵を牽制し、お二方を説得して
結界外へ離脱、その後に”マジックミスト”を展開し、敵を結界内に足止めします)
朱雀「ザフィーラさんはどうする?先に助けなくても良いのか?」
ランスロット(現状で窮地に立たされているのはお二方の方です、先ずはお二方の救助を
優先させましょう、結界外にお二方が出ればザフィーラ様も事情を察してくれましょう
お二方の救出後にヴァリスで結界外の残敵を牽制、その後にスラッシュハーケンで
ザフィーラ様を引き上げ、全速でこの区域から離脱します、私がジャミングを展開いたしますので
追跡を受ける心配はございません、いかがでしょう?)
朱雀「・・・わかった、それでいこう、行くぞ、ランスロット!!」
ランスロット(はい、我が主)


125 :なのはA's×ギアスクロスSS:2007/04/30(月) 04:24:14 ID:u9Hq6YkN
朱雀は自分の推進系に膨大な魔力を送り込んで瞬時に解き放った
それと共に朱雀の体が陽炎の様に消え、結界上部に瞬時に到達した、そして
両腰に備え付けられていた剣を引き抜き、それらを結界に突き刺した
すると二本の剣が白く輝きながら振動し、結界の基となる魔力を吸収し拡散、
結界に綻びが生じ、直後に結界は大きく口を開けた
カレン「何っ!?」
カレンを初めとしたその場に居た全員が結界に生じた異常に気付き、上を見上げた
その直後だった
朱雀「”ヴァリス”発動!!シグナムさん達には当てるな!!」
ランスロット(はい、我が主、ヴァリス、拡散モードに移行、連続照射)
朱雀がそう言い放つと朱雀の両腕の手甲の宝石が白く輝き、複数の衝撃波を生み出した
そして結界上部から衝撃波を連続で照射し、シグナム達以外の者全てを結界下部に
吹き飛ばした、そして自ら結界の中に降り、シグナム達に近づいた
朱雀「シグナムさん、ヴィータ!!無事か!?」
シグナム「えっ、そんな・・・まさか・・・」
ヴィータ「朱雀・・・なのかよ・・・」
二人は自分達の目の前に現れた青年の姿に驚き、呆けていた・・・
朱雀「二人とも、説明は後です、僕が結界に穴を開けました!!二人は直ぐに脱出してください!」
シグナム「でっ・・・ですが・・・我々は・・・」
朱雀「貴方達にはまだやらなければならない事が有るんでしょう!?とにかく脱出して下さい、早く!!」
朱雀の言葉に我に返った二人は互いに頷き、結界上部に向かった、朱雀もそれを確認して
脱出しようとしたその時・・・
カレン「・・・お前達を行かせはしないっ・・・!!」
カレンが朱雀に一直線に向かってきて右手の鉤手甲で彼を捕まえようとした
咄嗟に朱雀は剣を抜きこれに応戦し、鉤手甲と剣との間に火花が生じた
カレンは驚きながらもこの拮抗状態を崩そうとカートリッジ・ロードを行い魔力を送り込む
だが・・・朱雀の剣が鉤手甲の魔力を吸収し後方に拡散させて全て奪い去ってしまった・・・
カレン「そんな、どうして・・・」
カレンが驚いて呆けていると朱雀は空いていた左手を彼女の腹部に付けて・・・
朱雀「・・・ごめん・・・」
朱雀は左手からヴァリスを発射し、カレンを吹き飛ばして結界に叩き付けた
カレン「・・・くぁっ・・・」
カレンは悶絶し、その場に蹲った・・・
朱雀はそんな彼女を済まなさそうに見詰めていた・・・と、その時だった・・・
なのは「カレンさん・・・!!」
カレンに近づく一人の少女の姿を見かけた、その少女が彼女を起こし朱雀の方向に
顔を向けたその時、少女と朱雀は互いの顔を見て驚愕した・・・


126 :なのはA's×ギアスクロスSS:2007/04/30(月) 04:25:14 ID:u9Hq6YkN
「えっ・・・朱雀・・・さん・・・?」
「なのはちゃん・・・なのか・・・」

こんな所にいるはずが無い、出逢うはずなんか無い・・・
二人は余りにも予想外な出逢いにただただ目を大きく見開いて呆けていた・・・
だが、その時・・・

フェイト「二人を、殺らせはしない・・・!」
フェイトがバルディッシュを展開し朱雀に斬りかかった、それと共に他の魔導師達も
朱雀に砲撃を仕掛ける・・・!
だが、事態を察知したシグナムが朱雀を庇いフェイトの斬撃を切り払い、ヴィータもまた
障壁を展開し魔導師達の砲撃を全て弾いた
シグナム「朱雀様っ!!」
我に返った朱雀が二人に再度脱出を促し、敵の攻撃を弾きながら結界上部に離脱していく
そして結界上部に到達すると朱雀はマジックミストを噴射し結界内部を霧で満たしていった
カレン「しまった・・・拘束結界解除、急いで・・・」
カレンはそう言うと気を失いその場に倒れてしまった・・・そして・・・
なのは「そんな・・・朱雀さんが・・・そんな・・・」
満たされていく霧の中で少女は未だ呆けていた・・・

結界の外に出た三人はこちらに向かってくるザフィーラを発見した
ザフィーラ「二人とも、無事か・・・!?えっ・・・何故朱雀様が此処に・・・?」
朱雀「ザフィーラさん、無事でよかった・・・!話は後です、脱出しましょう・・・!」
呆けていたザフィーラにシグナムとヴィータが頷き、彼は事情を察知した
四人はザフィーラを追跡してきた魔導師達を全てなぎ払い、ジャミングを展開しながら
全速でこの空域を離脱した
四人はシャマルと合流し、それぞれの生還を喜びあった、だが・・・
朱雀はどうしようもない不安に駆られていた、あの場で出逢った”少女”の事で・・・
朱雀「・・・あの場にいたのは・・・本当になのはちゃん・・・だったのか・・・?」
別人だ・・・只の見間違いだと、そう朱雀は自分に言い聞かせていた・・・

???「・・・どうやら問題は無い様だな・・・」
???「あのユグドラシル・ドライブをああも使いこなす・・・そして奴の持つ
”マジック・アブソーバー”・・・これで二つ目の鍵が揃ったな・・・」
「ガウェインの”ギアス”、八神朱雀の”マジック・アブソーバー”、後は・・・
???「”デュランダル”、だな・・・」
???「”デュランダル”はまだ未完成だ・・・何としても纂集が終わる前に仕上げねばならん・・・」
???「解っている・・・急がねばならんな・・・」


127 :なのはA's×ギアスクロスSS:2007/04/30(月) 04:33:06 ID:u9Hq6YkN
今日はここまで
やっと冒頭のシーンまで来れた・・・!
明日は仕事だから更新は恐らく無理だな・・・スンマセン
それと自分の間違いや問題点を指摘してくれるこのスレの職人さん、
並びに住人さんに深く感謝しています
まだ話は続くと思いますんで、付き合ってくれると幸いです
では、また後ほど・・・

128 :リリカルスクライド:2007/04/30(月) 09:26:32 ID:8HTxmfZb
>>127
乙です!
前回から、書き方変わりましたねぇ

ストライカーズ視聴
やばい!オーヴァンのセリフとか考えずに書いてたら、結構かすってた。
ガジェットも書き直さないでもOKな感じでよかった(笑)

129 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/04/30(月) 23:08:42 ID:WVU4AcWP
なのはと北斗の拳のクロスを思いついた

やばい…絶対ネタにしかならん…

130 :魔法少女リリカルスクリームの人:2007/04/30(月) 23:25:29 ID:w4XJuWyD
今五話の終わりくらいを執筆してるんですけど
スーパースタースクリームと一緒に戦艦に眠ってたデストロンの正確な面子書いときます。
初代TF〜ヘッドマスターズから
リフレクター
新ジェットロン(ダージ・スラスト・ラムジェット)
スカージ&スゥイープス
サイクロナス
インセクトロン(2010の序盤に出てたクローン)
コンバットロン
ビルドロン
トリプルチェンジャー(オクトーン、ブリッツウィング、アストロトレイン)
ダイナザウラー
無印ビーストウォーズとメタルスから
インフェルノ
テラザウラー
スコルポス
ランページ
クイックストライク
メタルスタランス
ビーストウォーズUから
オートローラーズ
ヘルスクリーム
マックスビー
ダージガン
スラストール
ギガストーム
トランスフォーマーカーロボットから
ブラックコンボイ
コンバットロン
ギャラクシーフォースから
スーパースタースクリーム
ノイズメイズ
サウンドウェーブ

「趣味でテキトーに選んだだけだろ。」とか「時系列的におかしくね?それにこいつは
死んだはずだろ」とかいろいろあると思いますがパラレルワールドってことで勘弁して下さい…。



131 :魔法少女リリカルスクリームの人:2007/04/30(月) 23:27:51 ID:w4XJuWyD
あ、あと勇者エクスカイザーに登場した宇宙海賊ガイスターの四天王も出てます。


132 :リリカル龍騎@25:2007/05/01(火) 11:27:59 ID:E8voISva
序章『TIMEVENT』

H14.8.14 PM2:46 ミラーワールド

「何人目だろうと知ったことか、もったいぶらずに今戦えよ!」
 エビルウィップを構え、仮面ライダー王蛇が仮面ライダーオーディンへと襲い掛かる。
 だが、その瞬間オーディンは王蛇の背後へと回り、一撃を見舞って弾き飛ばした。
 すぐさま仮面ライダーナイトと仮面ライダーゾルダが波状攻撃をかけるが、それも捌かれ、逆に王蛇のいる辺りまで弾き飛ばされてしまう。
「何だ…?」
 何が起きたかも分からず、呆然とする仮面ライダー龍騎。
「まだ私と戦うときではない。お前達は今のまま戦いあえばいい」
 いつの間にか龍騎の背後へと回っていたオーディンが言う。
「だが、少し修正が必要となった」
「修正…?」
 王蛇を弾き飛ばしたときと同じように一瞬で龍騎の背後に回り、まるで狙いすましたかのように他のライダー達のところへと殴り飛ばす。そして…
『TIMEVENT』
 パキィ…ン
 空間が砕ける。その時に衝撃が生まれたかのように龍騎達も吹き飛ぶ。
「何々?どーなってんの!?」
 何が起きたか分からず、ライダー達もうろたえている。特にゾルダ。
「タイムベント…」(!? 何で俺がこんな事を知っているんだ?)
 オーディンとの接触のたびに巻き戻された経験が、このカードのことを思い出させたのだろう。
 だが、それももう意味を成さなかった。
「また、巻き戻るのか…」

「…あれ?えっと…俺いつ帰ってきてたんだっけ?」
 アパートの一室で、城戸真司が目を覚ました。
 持っていたはずの、けれど今は持っていないものに気付くはずもなく。
 部屋の時計は10:30を指している。
「…まあ、いいか。って、うわ、やっべ!遅刻だ!」
 遅刻寸前の時間になっていることに気付き、急いで支度して編集部へと向かった。
 その日の日付はH14.1.30だった。ついでに言うと日曜日なので仕事は休みである。

 これで時は巻き戻った。
 だが、彼らライダーも、神崎士郎もまだ知らない。
 これが、本来関わらないはずの”時空管理局”を関わらせてしまうことを…

133 :リリカル龍騎@25:2007/05/01(火) 11:28:34 ID:E8voISva
H14.1.30 AM11:30 海鳴市

「フェイトちゃん、そっちはどうだった?」
 高町なのはがフェイト・T・ハラオウンと話す。
「こっちには何もなかった。そっちは?」
「何もなかったよ」
『おかしいなぁ…だったらさっきの反応は何だったんだろ?』
 彼女らは何の話をしているのか、その顛末はこうである。

 同日 AM10:25 アースラ艦内

『リンディさん、終わりました』
 アースラ艦内になのはの報告が届いた。
「ご苦労様。ゆっくり休んで」
 リンディ・ハラオウンが労いの言葉をかける。
「しっかし今回といい、前から現れているのといい、いったい何なんでしょうねぇ?」
 ここしばらく、海鳴市には傀儡兵とも違う、謎の怪物が現れている。それも人を襲うという厄介なものだ。
 今回もなのはとフェイトの二人が退治しに向かい、それが今終わったところだ。
 その怪物のことで、エイミィ・リミエッタが愚痴をこぼす。
 その時、少しだが海鳴市が揺れた。小規模な地震である。
 ただの地震だと思い、帰ろうとする二人。
「…あれ?艦長、海鳴市から次元震の反応が出てます」
 …どうやら帰るのはもう少し先になるようだ。

 そしてその調査を行い、今に至るというわけだ。
『そうか…分かった。あがってくれ』
 クロノ・ハラオウンの一言でその調査は終了となった。
 結局、これは原因が分からないまま、特に害も無いだろうということでそのままうやむやになったようだ。
 これが今後一年近く続く長い戦いの狼煙となるのだが、この頃にそれに気付く人間はいなかった…。

   次回予告
「仮面ライダー、か」
「お前に、危機が訪れる」
「今までのと違う…何なの?」
「変身!」
仮面ライダーリリカル龍騎 第一話『戦の始まり』

134 :リリカル龍騎@25:2007/05/01(火) 11:29:33 ID:E8voISva
はい、というわけで投下完了
…なんか他の職人様方と比べてクオリティに凄まじい差がorz
まだ続けるつもりなのでどうか見捨てずお願いします

ところで、バリアジャケットって何百トン単位の攻撃に耐えられますか?それ次第で今後の展開が少し変わることになるので…が

135 :魔法少女リリカルスクリームの人:2007/05/01(火) 17:19:30 ID:wkCKK6L9
>>134
GJ!
バリアジャケット単体では何百トン単位までは無理だったはずです。


136 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/05/01(火) 17:21:40 ID:d8ksdA1a
明確な設定はみたことないが
ラケーテンハンマーは何百トンはいかないと思うから
流石に、破られると思う

137 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/05/01(火) 17:58:12 ID:DwjKGQD9
ぶっちゃけて言うと龍騎系のライダーって基本武器のソードベントだけでも
百トン近くの威力があるんだよ。
だから考えたらみたら剣撃一発でなのは達死ぬ可能性がある。
でもまぁパワーバランスなんて人の自由だよ。
平成ライダーの設定なんて曖昧だし。
俺もSICキックホッパーがもし発売したらカブトとなのはやっぱり書こうかなって思ってるけど
細かい設定なんて全然気にしてないぜw

138 :リリカルスクライド:2007/05/01(火) 18:12:31 ID:3Op6ta9D
>>134
乙であります!
平成ライダーの技なんて見た目重視なので、
アルフのバリアーブレイクパンチ並みか、それ以上って
感じにすれば良いんじゃないでしょうか?w
『ファイナルベント』
「おりゃぁぁぁ!」
ドラグレッダー?の吐く炎を受け龍騎は、爆発的な破壊力を持つキックを放った。
避けられないと感じた【なのは】は、プロテクションパワーを発動し防ぐ体制に入った。
キックと魔法の盾の衝突。
その均衡すぐさま崩れ去った。
圧倒的なパワーを持つキックを受けきれるわけも無く、直ぐ様バリアーバーストを行うレイジングハート。

ってな感じでw



139 :リリカル龍騎の人:2007/05/01(火) 19:32:25 ID:mRn6KmCE
つまり何百トン単位の攻撃には耐えられないんですね?
分かりました。それならそれで設定いじらずに何とかできます

規制されていた間に第一話も粗方完成してますし、明日中にでも第一話投下させていただきます

140 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/05/01(火) 21:42:16 ID:eTRbA7yt
なのはと東方ネタ思いついたのだが・・・色々と問題おきそうなんだよなこれが

141 :魔法少女リリカルスクリーム五話:2007/05/01(火) 22:33:27 ID:wkCKK6L9
その頃外では…。
「破れないの…?でもこの周りは結構建物多いしこれ以上の砲撃は…。」
なのはは悔しそうに呟いた。
「それでもバリアはほぼ破壊されてるよ。後は私達だけでも破れる!」
フェイトが自信たっぷりに言った。
「あれ…そんな…ど、どうなってるの?」
突然エイミィが焦ったような声を出した。
「どうかしたんですか?」
「バリアーが消えたから中の様子が解るようになったんだけど
…例のあのロボットの反応が増えてるんだよ…。30…40…いや、もっと…。」
「えっ!…。」
質問したフェイトが驚いた顔をした。
「…提督。僕も行きます。」
クロノがリンディに申し出た。
「解りました。許可します。」
「…レイジングハート。いつでも攻撃出来るように準備しといて。」
それを聞いたなのはは絶大な信頼を置くパートナーに注意を促し、身構えた。
「あのちっぽけな人間があの砲撃を撃ったってのか!」
「魔砲少女って触れ込みのアニメとはいえいくらなんでもデタラメな威力ですよね〜。」
トランスフォーマーとともに復活した戦艦に搭載されたコンピューターの分身の浮遊小型ドローン、
フライがモニターに映るなのはの映像を見ながら緊張感のまるでない声で言った。
「不味いな…。おい、ハエ。この戦艦をどっか別の次元世界へ転移させろ。」
ノイズメイズが言った。
「無理矢理和訳した名前で呼ばないで下さ〜い。奥歯ガタガタ言わしちゃいますよ?」
「ほ〜うどうやってだ?」
「あれ、怒らせていいんですか?使いますよイオナズン。」
「MPが足りないってんだろ?」
「運のいい方ですねぇ…。」
「どっちから先にバーテックスキャノンを食らいたい?」
緊迫感が全く無いノイズメイズとフライの出来の悪いコントのような会話に轟を煮やした
スーパースタースクリームが静かに言った。
「…第97管理外世界と連中が呼んでる世界なんかどうです?文明レベルは6で我々に敵う兵力は有していませんし
風光明媚、それに三期も見れますし…。」
「(小声で)そうや!三期が始まってるやないか!」
「おい!録画しといだろうな新入り?」
「ビデオデッキの電源が切れちまってる…。」
「ぬわにぃいいい!」
「バーテックスキャノン!(低出力)」
なぜかセールストークを始めるフライの最後の一言に反応して機械のラプトルの姿をした
トランスフォーマー「スラストール」と初代ガルバトロンの元で働いていたという
古参トランスフォーマー「スカージ」、さらに一番最後にデストロン軍団に加わった
厳密にはトランスフォーマーとは別の種族だったがクォンタムサージの影響で
トランスフォーマーに転生した元宇宙海賊の「プテラガイスト」が雑談を始めその
腑抜けたやりとりにブチ切れたスーパースタースクリームがやおらバーテックスキャノンをぶっ放した。
「おい、外からも狙われてるってのにこんなとこでぶっ放すなよ。」
見かねたノイズメイズがそれを咎める。
「さっさと全員に出動命令をだせ!フライ!転移にかかる時間は?」
「カップラーメンが出来る時間くらいはかかりますですかねぇ…。」
間延びした声でフライが答えた。
「三分だそうだ。それまであの砲撃を絶対に撃たせるな!時間を稼ぐんだ!」



142 :魔法少女リリカルスクリーム:2007/05/01(火) 22:38:43 ID:wkCKK6L9
今回はとりあえずこれだけです。
ペース遅いな…。

143 :リリカルスクライド:2007/05/01(火) 22:48:08 ID:3Op6ta9D
>>142
乙ですよぉ!
イオナズンネタきたw

>>ペース遅いな…。
私なんて、なのはVSカズマで3100字ちょいですよ・・・
まだ5分の1しか(;・w・)・・・
劉鳳VSフェイト
はやて&ヴォルケンズVSオーヴァン
新規4人組&竜1匹VS未確認ガジェットドローン
分散投下しても良いかしら?


144 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/05/01(火) 23:52:46 ID:AkLCguFa
いいともー
むしろして下さい

145 :なのはA's×ギアスクロスSS:2007/05/02(水) 04:24:44 ID:h5M5hNKH
――その日の夜、僕は真実を知る為に家から少し離れた公園にシグナムさん達を呼び出していた、
だけど・・・
シグナム「朱雀様、これは一体どういう事なのか御説明頂きたいのですが」
――逆にシグナムさん達の質問攻めに遭ってしまい、仕方なく僕は今日起こった出来事の全てを
打ち明けた・・・

シグナム「それで、その得体の知れぬ男にデバイスを貰い、我等の許にはせ参じて戦闘を行った・・・
そういう事、で、いいのですね・・・?」
朱雀「えっ、ええ・・・」

――シグナムさんの表情が険しくなった・・・
そして僕の目の前に近づくや否やいきなり僕の頬に平手を食らわした・・・

シグナム「あなたは・・・貴方は自分が一体何をしたのか本当にお分かりになっているのですか!?」
――僕は、何も言えなかった・・・
シグナム「シャマル、お前もお前だ!!何故朱雀様を止めなかった!?」
シャマル「そっ、それは・・・」
朱雀「・・・僕がシャマルさんを説得したんです、シャマルさんは悪くありません・・・」
シャマル「・・・朱雀さん・・・」
シグナム「朱雀様は黙っていてください!!これは我々の問題です!!」
朱雀「・・・我々の問題ですって・・・?僕やはやてに黙ってこんな事をしているのが・・・?」
シグナム「・・・朱雀様?」
朱雀「はやての命を助ける為に人を殺す・・・?はやてさえ助かれば他の人はどうなってもいい・・・?」
――僕は、さっきのお返しと言わんばかりにシグナムさんに平手を食らわした
シグナム「・・・すっ、朱雀様・・・」
朱雀「誰がそんな事を頼んだ!?誰が人殺しをしろと命じた!?」
シグナム「・・・」
朱雀「皆は僕とはやてに約束したじゃないか!!纂集は行わないと、僕やはやてと一緒に穏やかに暮らすと・・・!
それなのに・・・!いくらはやてを助けるためだからって人の命を奪うなんて・・・!」
ヴィータ「・・・殺しちゃいねー・・・」
朱雀「えっ・・・?」
ヴィータ「人殺しはしてねー!!ぜってーしてねー!!朱雀やはやてとの約束だから・・・、信じてくれ・・・!」
朱雀「えっ?でっ、でも・・・」
シャマル「本当なんです!!確かに私達は闇の書の纂集を行っていますが、命までは奪っていません・・・!!
御願いです、信じてください・・・!」
朱雀「・・・詳しく、話してもらえますか?闇の書の事と、はやての身に起こっている事の全てを・・・」

――僕はシャマルさんに全てを聞き出した、闇の書が妹の魔力を吸い尽くしている事、闇の書の纂集を行う事で妹の負担を
減らしている事、妹が闇の書の主になって”エリクシル”という秘術を使えば妹の障害が治る事、そして・・・

朱雀「・・・じゃあ、高い魔力を持っている者ならある程度抜かれても平気だと・・・?」
シャマル「・・・はい、それに私達が現在纂集を行っている相手は獰猛な魔物のみです・・・決して人間を相手に纂集は
行っていません・・・」
朱雀「本当ですか・・・?」
シャマル「えっ?えっ、ええ・・・」
ヴィータ(ホントは管理局の奴一人やっちまってるけどな・・・)
シグナム「・・・朱雀様、そのデバイスを私に渡してください」
朱雀「えっ?」
シグナム「・・・あなたには、そんなものは必要有りません・・・、元々は我々が始めた戦い、今回の事はどうかお忘れに
なって今まで通り普通の生活に・・・」
朱雀「・・・嫌だ・・・」
シグナム「朱雀様っ!」
朱雀「・・・そうやってまた皆は勝手に話を進めて僕達にその結果を押し付けるのか・・・!僕の気持ちなど考えもせずに・・・!
それに、もう嫌なんだ、何も知らない、何も出来ない、と言い訳して妹は皆を見殺しにするのは・・・!」
ザフィーラ「朱雀様・・・いや、しかし・・・」
朱雀「決めたんだ・・・僕も戦うって・・・妹を助ける為に僕に出来る事をするって・・・!」
ヴィータ「なんでだよ・・・!なんでそーなんだよ、朱雀!」
朱雀「見たいんだ、そして知りたいんだ、自分の目と耳と足で、現実と、真実を・・・
皆が本当に人殺しをしていないのか、妹が本当に助かる道があるのか、時空管理局の人達や”彼”が何を考えているのか・・・
頼む、皆、僕にも手伝わせてくれ・・・」

146 :なのはA's×ギアスクロスSS:2007/05/02(水) 04:26:36 ID:h5M5hNKH
――僕は懇願した、だが・・・シグナムさんは突然僕の目の前にレヴァンティンを突きつけた
シグナム「・・・貴方が思っている程現実は甘く無い、今回はたまたま上手くいったが、これからも時空管理局の者達に
追われ続ける事になるだろう・・・、その時にもし貴方が捕まったらはやて様の素性も明かされ、捕らえられる事になる・・・
貴方自身の行動が結果的に逆にはやて様の御身を危険に晒す事になるのです・・・
それに、もしも闇の書の纂集をやり遂げたとしても、貴方の望む”結末”は得られないかもしれない、貴方が望んでいない
結末に行き着くかも知れない・・・それでも貴方は戦いを望む、と言うのですか・・・?」

朱雀「・・・はい、例えこれが”誰か”に踊らされた道であったとしても、僕は後悔しません、自分の運命は、自分で
決めたいんです」

――僕は物怖じせずにシグナムさんを真っ直ぐに見詰めた、そんな僕に遂に観念したのかシグナムさんは剣を降ろし・・・

シグナム「・・・解りました・・・」
ヴィータ「おい、シグナム!!」
シグナム「・・・いいのだ、ヴィータ、朱雀様の言う事はもっともだ・・・私に止める権利は無い・・・
ただし朱雀様、二つだけ約束して下さい・・・」
朱雀「約束?」
シグナム「はい、一つは朱雀様がご自身の今の生活を第一に考えて行動すること、そしてもう一つは戦いの際には常に私と共に
行動することです、誓えますか・・・?」
朱雀「・・・わかりました・・・」

――それぞれがそれぞれの状況と覚悟を再認識し、僕らは家に戻った、そして廊下でシグナムさんと二人きりになった時・・・
朱雀「シグナムさん、僕からも、一つだけ約束して欲しい事があるんですけど、いいですか・・・?」
シグナム「何でしょうか?」
朱雀「僕と妹、どちらかを守らなければならないとするなら、妹の方を最優先にしてもらえますか?」
シグナム「・・・例の男の件もあります、はやて様には常に二人以上の護衛を付けるつもり・・・!?」
――僕はシグナムさんの両肩をギュッっと掴んで怒鳴りつけた
朱雀「”もしも”の時の事を言ってるんです!!妹には力が無いっ!だから・・・!」
はやて「朱雀兄ぃ、何でシグナムの事起こってるん・・・?」
――僕の怒鳴り声で妹が心配して尋ねてきた
朱雀「いや、ごめん・・・何でもないんだ・・・」
シグナム「はやて様がご心配なさる程の事ではありません、ご安心を」
はやて「そっか、ならええんや、ウチはもう寝るから、みんな、おやすみな」
朱雀「あっ、うん、おやすみ・・・」
シグナム「お休みなさいませ・・・」
――妹が去っていくのを見届けた後、僕はシグナムさんに先ほどの言葉をもう一度言った
朱雀「シグナムさん、さっきの言葉、何があっても絶対に忘れないで下さい、いいですね?」
シグナム「・・・」
――僕は焦っていた・・・
確証がなかったからシグナムさんたちには言っていなかったけど、もしあの時出逢った少女が僕のよく知る人物だったら・・・
そして以前グレイおじさんの言っていた事が事実なら・・・近い将来に”彼ら”が僕や妹を捕まえに来る・・・
そう考えていた・・・だが・・・

なのは「えっ?地球人じゃない・・・?」
――同時刻、なのはちゃん達は先程の戦闘の状況整理をしていた、その時の事・・・
エイミィ「ええ、ジャミングが掛かっていた所為で詳細なデータは取れなかったんだけど、カレンさんがその人と接触した時に
感知した固有魔力波形パターンが少なくとも地球人、そしてミッドチルダ人の誰にも該当していないの」
なのは「えっ?そうなんですか・・・?」
カレン「一応うちのデータベースにも検証してみたんだけど、該当データはなかったわ」
なのは(じゃあ、あの人は、朱雀さんじゃ・・・無い・・・?)
リンディ「どうしたの?なのはさん・・・」
なのは「いえ・・・、何でも、無いです・・・」
リンディ「・・・そう・・・」
クロノ「別の世界からやって来た人物か、それとも現在の闇の書の主が作りだした新たな守護騎士か・・・?
いずれにしても情報が少なすぎますね・・・」
なのは(そうだよね・・・朱雀さんがあんな所にいる筈・・・無いもんね・・・)

147 :なのはA's×ギアスクロスSS:2007/05/02(水) 04:33:14 ID:h5M5hNKH
今日はここまで
何か前回の話の戦闘描写が自分の目から見ても凄い汚いな、
というより手抜きだな、と猛省しています
何とか少しは改善したいと思っていますのでスレ汚しではありますが
これからも何卒よろしく御願いします

148 :リリカルスクライド:2007/05/02(水) 06:51:42 ID:zFxEbAur
>>147
乙であります軍曹。

焦らず、ゆっくり書けば良いと思いますよ!
週一ペースでも良いもの書けたらグッド!だと考えてますw

そんじゃ投下しちゃいます。
白い悪魔(AAクラスなのは)VSロストグラウンドの悪魔の片割れ(カズマ)

149 :リリカルスクライド:2007/05/02(水) 06:56:13 ID:zFxEbAur
スクライドの世界に派遣される魔法少女達の冒険

第二話「第三の腕」

ロストグラウンド。
向こう側の世界との繋がりを持ってしまい隆起現象を起こしてしまった大地。
そこで暮らす人々は、懸命に生きています。
本土からの物資も援助も受け取らず、自分たちの足でこの大地に生き抜くことを選んだ。
ただ前を向き、ただ前を目指す。
そんな大地で、天変地異の如く激しい戦闘が行われようとしていた。

「あなたのお名前、教えてくれますか?」
カズマの前に降り立つ一人の女性。
外見は、茶髪のツインテールで白い服を着ている。
左手には、丸い宝石が先端に付いた杖らしきものを持つ。
顔は常識的価値観を持つ人なら、好感を持てる形をしている。
要するに綺麗で元気が良いと言ったところだ。
名前は、高町なのは。
時空管理局・戦技教導官および機動六課スターズ分隊隊長の役職に就いている。
そんな彼女に話しかけられている男。
全身を黄金の鎧で覆われ、顔には獅子を思わせるようなパーツが施され両腕の装甲は異常に肥大化している。
四足歩行をする黄金の獣、と呼ばれても良いほどの外見をしている。
「カズマだ。苗字は無い。ただのカズマだ」
戦闘の構えを解かずに相手の質問に答えてやるカズマ。
「カズマ…くん、だね」
目の前の女の声を聞き、少し動揺して構えを解いてしまう。
“かなみと同じ声をしてやがる…”
以前いっしょに暮らしていた少女の事を思い出す。
かなみが成長したら、この女のような感じに成るのだろうかと思うカズマ。
「カズマくん。君は何で、あの人と戦っていたのかな?」
右手の人差し指で、氷漬けになっているオーヴァンを指す。
「野郎は、俺にケンカを売った。だから買った。ただそれだけだ」
「あはは、簡単な説明ありがとう」
カズマの率直な返答に苦笑いで返すなのは。
「話が終わったなら退きな」
オーヴァンに向かって歩き出したカズマは、なのはの横を通り過ぎる。
ゆっくりと、着実に野郎が氷漬けにされている所へ近づいていたカズマだったが、急に両足の動きが封じられ…こけた。
「っ、なんだ!?」
両足を見ると、ピンク色の輪のようなものが自分の両足に付けられていた。
カズマは精神を集中させ、ピンク色の輪を分解する。
分解された輪のエネルギーを鎧に纏わせたとき、カズマは妙な感覚に襲われた。
“なんだ?普通にアルターを使っただけってのに、いつもより力が増しているような感じだ”
立ち上がり、こんな仕掛けをした気にイラねぇ野郎がいるか周囲を見渡す。


150 :リリカルスクライド:2007/05/02(水) 06:58:45 ID:zFxEbAur
“劉鳳…いや、奴はこんな姑息な真似はしねぇ。だったらグラサン野郎…氷漬けになってやがる。
なら、グラサン野郎の上に浮いてやがる女が…いや、距離がある。劉鳳と戦ってやがる金髪女か…
奴と戦ってる間に俺にちょっかいを掛けるほど余裕があるわけがねぇ…ってことは―”
 なのはと目が合うカズマ。
 苦笑いをし、右手の人差し指で頬を掻いている姿が映る。
「手前ェ!行き成り何しやがる。人をおちょくってんのか?」
「ご、ごめんなさーい」
 頭を下げ謝る彼女だったが、顔を上げると真剣な眼差しをカズマに向けていた。
「でも、あの人は私たちが逮捕しなくちゃならない人物なの…だから、貴方たちにはこれ以上暴れさせるわけには行かない!」
 左手に持つレイジングハート・エクセリオン・アクセルモードを構え飛行し、カズマから若干距離をとる。
“カズマくんは、スバルと同じ戦闘スタイルと仮定、距離を取りながら戦えば…行ける”
「レイジングハート」
『All right. Accel Shooter』
 なのはの足元に魔法陣が展開される。
 円形の中で正方形が回転する形からミッドチルダ式だと魔法を知る関係者なら分るだろう。
 彼女の周囲に出現する多数の桃色の光を放つ球体。
「カズマくん。ここで攻撃を止めてくれると、嬉しいんだけど」
 彼女は戦闘態勢に移行しながらも、彼が戦闘行動を止めてくれないか淡い思いを向ける。
 かし、この男。カズマと言う男は、相手の言葉を聞かない。
「嫌だね」
「どうして?私たちは、彼をつれて帰ることが仕事なの。彼はこの大地から立ち去る…それで良いはずです」
「オレは、オレのルールで動く。手前ェの考えを押し付けるな!」
 カズマの威圧的な視線に、気圧され更に後方に下がるなのは。
「…だったら、私が勝ったら話を聞いてもらうよ。良いよね?答えは聞かないけど!」
『Accel』
 桃色の球体が多数散開し、カズマの周囲を囲みだす。
“なんだコイツ?ヤル気満々じゃねぇか”
 かなみとは大違いだ。それがカズマの出した簡単な答えだった。
 カズマは、背中の右肩甲骨辺りから長く伸びた尻尾のようなパーツを地面に叩きつけ、大きく跳躍した。
 その瞬間、多数の魔力弾がカズマの居た位置を通過する。
 避けきったと思った瞬間、下から多数の桃色の光が襲ってくる。
 ついてくるなら全て叩き落すだけだと考え、背中の尻尾状のパーツを振り回す。
 突然の行動で避けきれなかった数個の光弾は消されてしまったが、依然として多く残り襲い掛かる。
 右腕を横に振り回転するカズマ。
 激しく回転した彼に向かって光弾が襲い掛かるが、叩き落される。
 アルター能力によって極限まで身体能力を上げ、触ったものを任意に分解させ脆くしたところを粉砕する。


151 :リリカルスクライド:2007/05/02(水) 07:00:01 ID:zFxEbAur
 魔法も生きているとか心が通っているなど、精神があれば分解されなかったが、この技は魔力をなのはが操作するだけのもの。
 精神イコール心が無いものでは、膨大な火力以外ロストグラウンドの悪魔に傷を負わせることなど不可能に近かった。
 次々に粉砕されるアクセルシューターを見て、生半可な攻撃では止められないと悟ったなのはは、新たな行動に移った。
 カズマがアクセルシューターに気を向けている間に距離を取る。
「レイジングハート、バスターモード…ドラ―イブ!」
『Buster Mode』
 レイジングハートは、操作性を強化したアクセルモードから射程と威力を強化したバスターモードへと変化した。
 デバイスに新たに出現したグリップを掴み、カズマを狙うように先端部分を向ける。
「カートリッジロード」
『Cartridge Load』
 薬莢が1発排出される。
 カートリッジを使用することで魔力を強化し、直射型砲撃魔法の発射準備に入る。
 カズマは、全ての光弾を蹴散らすと、相手がまた変な技を繰り出そうとしている姿を見る。
「次は何をする気だ!?あの女」
 レイジングハートの先端に3つの光点が出現し、先端部分に光が収束されていく。
「ディバイ―ン、バスター!」
『Extension』
 その瞬間、膨大な魔力がカズマに向けて放たれた。
 呆気に取られていたカズマだったが、瞬時に戦闘時の感覚に戻り避けようと試みるが、
予想以上に速い砲撃だったため、左腕が魔力の砲撃に巻き込まれる。
「ぐッ!?」
 砲撃に巻き込まれた左腕のアルターは、その部分からひび割れと焦げ目が見られる。
 若干の痺れが左腕全体に広がり顔をしかめるが、その顔には腑に落ちないという表情だ。
“あんだけの攻撃を受けたってのに、左腕の痛みが少ねぇ…あいつ、まさか―”
「手前ェ!」
「なのはです!」
「あ〜わりィ、なのはだったっけ?お前、本気で撃ってねぇだろう?」
 カズマの問いに、何で分ったの?という感じな表情を見せるなのは。
「図星か。なら言っておいてやるよ…ケンカで本気を出さねぇってことは、相手をおちょくってるのと同じことなんだよォ!」
 遊ばれている。そう考えたカズマは、周囲の物質を分解し体に集める。
 全身を黄金のオーラで包み込むと、背中の尻尾状のパーツをしならせ空気をアルター化させ、そのエネルギーを使い加速する。
“本気を出させてやる”
 なのはの頭上数メートル近くまで接近すると、反転しケンカ相手に向けて拳を振り下ろす。
 右手をカズマに向けて開き、バリアーを形成するなのは。
『Protection Powered』
 カズマの拳が彼女の張るバリアーに衝突。その衝撃は、周りの空気をプラズマ化させるほどだ。
 瞬く間にバリアーが限界に達したことで、レイジングハート自身の判断でバリアーを爆発させる。
『Barrier Burst』
 崩壊寸前のバリアーに魔力を集中させ爆破したレイジングハートの迅速な行動で、危機を脱するなのは。
 カズマから距離を取り、息を上げるなのは。
「本気で行かなくちゃ倒される…レイジングハート、非殺傷モード解除!」
『Firing lock is canceled(ファイアリングロック解除します)』


152 :リリカルスクライド:2007/05/02(水) 07:03:32 ID:zFxEbAur
>>150 ミスった。修正文は↓です。
「カズマくん。ここで攻撃を止めてくれると、嬉しいんだけど」
彼女は戦闘態勢に移行しながらも、彼が戦闘行動を止めてくれないか淡い思いを向ける。
しかし、この男。カズマと言う男は、相手の言葉を聞かない。

投下終了。
なのはが弱いのは、19歳バージョンだけど魔力抑えられて火力が微妙に足りないからです。


153 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/05/02(水) 07:32:16 ID:Dko7lDIU
>>152
超GJ!
そういえばかなみとなのはは中の人が同じでしたねww

154 :リリカル龍騎の人:2007/05/02(水) 09:09:02 ID:IMkVDRKg
おお、GJ作品の大嵐

…このGJ作品の感動を台無しにしそうな第一話投下します

155 :リリカル龍騎の人:2007/05/02(水) 09:09:33 ID:IMkVDRKg
第一話『戦の始まり』
H14.1.31 PM5:00 路地

 その日、佐野満は落ち込んでいた。勤めていた警備員のアルバイトをクビになったからだ。
「クソッ、何なんだよ…何で俺がクビになんなきゃ…」
 彼は怒り、そして嘆いていた。これで収入源は無い。自らの生活手段が立たれたも同然なのだから…
 ライダーの戦いの創始者、神崎士郎が彼の前に現れたのは、正にその時だった。
「落ち込んでいるようだな」
 どこからか聞こえた声に気づいた佐野は、辺りを見回す。だが、周りには誰もいない。
 気のせいかと思い岐路につこうとしたそのときに気付いた。いなかったはずの場所に神崎が『いた』のだ。
「何だよあんたは。俺は見ての通り落ち込んでるんだよ」
「お前にチャンスを与えに来た」

同日 PM7:00 佐野のアパート

「仮面ライダー、か」
 佐野は自分の住むアパートで神崎の言葉を思い返し、受け取った四角形の物体を見ていた。
 あの時にカードデッキの事、ミラーワールドの事、そしてライダーの宿命の事を聞いたのだが、今の時点ではどうでもいいように感じられる。
「ま、いいか。今はそんな事より仕事探さないと…」
 そう言うと就職情報誌を手に取って読み、そして一件の記事が目に止まる。
『使用人募集』

156 :リリカル龍騎の人:2007/05/02(水) 09:10:04 ID:IMkVDRKg
H14.2.1 AM7:55 大通り

 なのはは走っていた。寝坊し、遅刻寸前になっているからである。
 フェイトやアリサ、すずかは既に学校に到着している。早い話がなのはだけ置いてけぼりにされたのである。
「うう…なんで今日に限って起きられなかったんだろう?」
 だがそんなことを言っている場合ではない。今は遅刻しないよう走るべき時だ。
「そこのお前、占ってみないか?」
「占い?…はい、じゃあお願いします」
 …哀れにも遅刻決定である。
 なのはは占い師の方へと歩いて向かい、近くにあった椅子に腰掛ける。
「それで、未来でも占ってくれるんですか?」
「ああ、それでもいい。俺の占いは当たる」
「凄い自信ですね…じゃあそれでお願いします」
「分かった」
 そう言うと占い師は数枚のコインを指で弾く。
 コイン占いという奴だろう。占いの中では比較的簡単なものだが、実力はそれこそピンからキリまで…と、話がそれた。
 そしてコインが台の上に落ち、そして止まった。
「…どうなんですか?」
「お前、何かと戦っているな?」
 言い当てられ、怯むなのは。確かに傀儡兵とも戦っているし、最近は謎の怪物とも戦っている。
「近々その戦いに、ある大きな変化が現れる」
「あの、それってどういう…」
「お前に、危機が訪れるだろう。遅くて1週間、早ければ今日にも」
「…でも、占いなんて信じなければ「俺の占いは当たる」…」
 なのはの表情が陰る。
 占い師曰く「当たる」占いで危機が訪れると言われれば無理もないだろう。
「ありがとうございました…」
「だが運命は変わらないわけじゃない。むしろ変えるべきものだ」
 それを聞き、なのはに笑顔が戻った。
「…そうですよね!」
 そう言って去ろうとするが、
「待て。占いの代金1200円だ」
「有料だったんですか?」
「商売だからな」
「…(うう…無駄な出費…)分かりました。どうぞ」
 なのはの差し出した代金を受け取る占い師。
「ところで急がなくていいのか?見たところ急ぎのようだったが…」
 そう言われてはっとする。
 そうだ、今は学校へと行く途中、それも遅刻寸前で急いでいたところだ。
 そう気づいたなのはは、大急ぎで学校へと走っていった。それも占い師のところに来た時よりさらに速く。
 よく「火事場のバカ力」とか言うが、今のなのははそれを如何なく発揮しているようだ。
 もっとも、今の時間はAM8:00であり、今から急いでも遅刻は確定だが…
 ちなみにこの後彼女は案の定遅刻して先生にこってり絞られるのだが、それはまた別の話。

157 :リリカル龍騎の人:2007/05/02(水) 09:10:35 ID:IMkVDRKg
同日 PM3:40 公園

 放課後、なのははいつもの友人とともに今公園にいる。
「占い?」
 月村すずかがなのはに問い返す。
「うん。今日大通りで占いをやってもらってたの」
「ははあ、なるほど。つまり遅刻寸前くらいまで寝坊して、急いでる時に占いやってもらってたから遅れたってワケね」
 それを聞いたアリサ・バニングスが茶化す。
「う…」
 それを聞いて石化し、先生に絞られたことを思い出して沈むなのは。
 心なしか、物理的にも沈んでいるように見える。
「…ま、まあまあ。そんなに落ち込まないで」
「そうそう。遅刻の一回や二回ならまだ取り返しがつくって」
 いろんな意味で沈んでいるなのはを引き上げるかのように励ます。
 やっとの事で持ち直したなのはにフェイトが聞く。
「それで、その占いって何て言ってたの?」
「それは…私に危機が訪れるって」
 そう言い終わるか終わらないかのうちに、何かの違和感を感じ取った。
 そしてその数秒後、違和感の正体を知ることになる。
「なっ…何あれ!?」
 すずかが驚き、声を上げる。
 その声に気付き、すずかの見ている方を向くと、その方向にある物…公園の池から怪物が這い出す。
 吸盤の付いた触手を持ち、頭に口が付いている。地上で動けるイカとでも言えば分かりやすいだろうか。
 一応バクラーケンという名が付いているのだが、それを知ることになるのはもう少し後の事である。
「なのは、あの怪物、もしかして例の…」
「だとしても、今までのと違う…何なの?」
 バクラーケンを前にして、なのはとフェイトはあるものを思い浮かべる。
 それは、最近現れた人を襲う怪物のことだ。
 確かにあの怪物たちは鏡のように姿が映るものから現れ、そして人を鏡に引き込む習性があるから池の水面から出てきても不思議ではない。
 だが、今まで出てきたのはヤゴのようなモンスター(シアゴーストと名付けられている)ばかりだったので、てっきりそれくらいしかいないのかと思っていた。
「…アリサちゃんとすずかちゃんは逃げて」
 冷静さを取り戻したなのはは赤い宝石を取り出し、アリサとすずかを逃がそうとする。
 何を言わんとしたかを察したフェイトも同じく金色の宝石を取り出した。
「逃げて…って、あんたたちまさか!」
「「ここは、私たちで抑えるから」」
 なのはとフェイトの声が見事にハモる。
 幸いここにはこの四人以外の人がいない。元からいた人たちも既に逃げ散った後だ。
「で、でも、あんた達を置いて行けるわけ…」
「大丈夫、負けないから。レイジングハート・エクセリオン」
「バルディッシュ・アサルト」
「「セットアップ!」」
 声とともに二人の服装が変わり、取り出した宝石も武器へと変化した。
 戦いが、始まる。

158 :リリカル龍騎の人:2007/05/02(水) 09:11:10 ID:IMkVDRKg
同日 PM3:42 公園

 今、実にまずい状況となっている。
「く…強い…!」
 傀儡兵やシアゴーストなんかよりもはるかに強い。二人揃って押されている。
 さらには煙幕で周りがよく見えないという状況だ。
 ここでフェイトはある事を思い出す。
(そうだ、確かこの怪物たちは人を食べることで力を増すんだ)
 それでこれ程までの力があるということは、相当数の人を食らってきたのだろう。だとしたら到底許すわけにはいかない。
 最近海鳴市で行方不明者が増えているのは、おそらくこいつの餌になったからなのだろう。
『Accel Shooter』
『Haken Saber』
 同時に攻撃魔法を仕掛けるも、どこにいるか分からず、当てずっぽうだ。
 そんなものが当たるはずも無く、バクラーケンの姿を見失う。
 そして、占いの通りとなった。煙幕が晴れたとき、バクラーケンが既になのはの後ろにいたのだ…
「あぁぁぁっ!」
 触手により、締め上げられるなのは。そして、そのなのはを連れて池の方向へと移動するバクラーケン。
(そうか…占いで言ってた危機って、この事だったんだ…)
 そんなことを思いながらも抜け出そうと必死にもがくが、なかなか触手が緩まない。
 あわやミラーワールドへと引き込まれそうになったが、突如バクラーケンが吹き飛ぶ。その衝撃でなのはも開放される。
 改めて見てみると、三人もの人が乗った赤いバイクがバクラーケンを跳ね飛ばしたのだ。そして、そのうち二人はなのはやフェイトがよく知る人物だった。
「なのは!フェイト!」
 そのバイクに乗っていた二人、アリサとすずかが二人に駆け寄る。
「二人とも、どうして…」
「置いて行けるわけ無い…って、そう言ったでしょ?」
 話を聞くと、二人は公園を出た後で助けを呼びに行っていたそうだ。
 そんな暇があるのかと疑問に思うかもしれないが、バクラーケンは既にミラーワールドへと戻っている。
 バイクを運転していた男はそれに気付くと、すぐに池の前へと走る。
「お前たちは離れていろ。あれは俺が倒す」
 なのはにとって聞き覚えのある声をしている。
「あなた…今朝の占い師さん?無茶です!普通の人が太刀打ちできる相手じゃ…」
「心配するな、ああいうのは俺の専門分野だ」
 そう言った占い師は、エイのようなレリーフが刻まれた四角い物体―そう、佐野が昨日もらったカードデッキと同じものだ―を取り出す。
 そのカードデッキを池の水面にかざすと、どこからか現れたバックルが占い師の腰に巻きつく。そして…
「変身!」
 右手を前にかざしながらそう言い、カードデッキをバックルにはめ込む。すると…彼の姿が変わった。
 簡単に言えば、前面が銀色でそれ以外がピンク色をした鎧をつけているような感じだ。
 占い師はなのはたちを見てうなずくと、池の水面からミラーワールドへと飛び込んでいった。
 彼の名は手塚海之。後に時空管理局によって運命を変えられることとなる仮面ライダー「ライア」である。

   次回予告
『FINALVENT』
「あれがモンスター!?」
「時空管理局のクロノ・ハラオウンだ」
「…分かった」
仮面ライダーリリカル龍騎 第二話『仮面ライダー』

159 :リリカル龍騎の人:2007/05/02(水) 09:13:39 ID:IMkVDRKg
投下終了
なんか約二名弱くしすぎた感がありますが…
今回はモンスターが契約モンスター並の力を得ていたということと、パワーアップイベントの複線みたいなのだと思っておいてください

160 :リリカルスクライド携帯:2007/05/02(水) 09:22:01 ID:j94r/GBj
>>159
乙です!

若干読みにくい文章があったので、
書き終えたら読み直してみると良いですよ(^-^)/

161 :リリカル龍騎の人:2007/05/02(水) 09:26:05 ID:IMkVDRKg
>>160
読み直してみましたが…ぐあ、確かにorz
失礼しました。今後は気をつけますorz

162 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/05/02(水) 10:27:27 ID:kccIce1P
>>161
気にすんなって。
早瀬の文章よりずっとまとまってる方だから。
二話も頼むぜ。俺手塚好きだから。

163 :リリカルスクライド携帯:2007/05/02(水) 14:16:26 ID:j94r/GBj
>>161
そこまで落ち込まないで!
自分も読み返して投下した後にも間違えた箇所も多いしw

164 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/05/02(水) 14:22:14 ID:Dko7lDIU
>>161
人は間違いをして大きくなるのさ……………GJ

165 :リリカル龍騎の人:2007/05/02(水) 15:07:32 ID:IMkVDRKg
>>162-164
そう言って頂けるとありがたいです

何とか近いうちに改善して、より良い作品をお届けします

166 :魔法少女リリカルスクリームの人:2007/05/02(水) 22:12:52 ID:DoMRgFT1
若干読みにくいはいうけど俺のよりはずっと読みやすいと思いますけどねえ…。>>リリカル龍騎
ここまで凄い作品ばかりだと自分の文才と想像力と表現力の無さが呪わしくなってくるっす…。

167 :リリカルスクライド:2007/05/02(水) 23:00:42 ID:zFxEbAur
>>改めて見てみると、三人もの人が乗った赤いバイクがバクラーケンを跳ね飛ばしたのだ。
この3人もの人が乗った赤いバイクってところぐらいでした。

へんな流れにしてスイマセン。

168 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/05/03(木) 00:21:20 ID:zSiMkU2C
しかし2人がかりでバクラーケンに勝てないようでは、バズスティンガー三連星あたりと遭遇したら瞬殺されてしまうな
早急なパワーアップが必要だ

169 :リリカル龍騎の人:2007/05/03(木) 11:00:30 ID:WM7G94rb
第二話完成したので、プロローグの時に入れ忘れた文と一緒に投下します

投下していいよね?答えは聞かないけど(byリュウタロス

170 :リリカル龍騎の人:2007/05/03(木) 11:05:55 ID:WM7G94rb
※このSSは作者の自己満足で構成されたSSです
※時間軸は闇の書の闇戦がH13.12.25となっています
※リリカルなのはの知識が二次創作程度しかないので、間違いなどがあったら指摘いただけると幸いです
※クライマックス時には「ETERNAL BLAZE」「BRAVE PHOENIX」「果てなき希望」「Revolution」のいずれかの脳内再生を推奨します

171 :リリカル龍騎の人:2007/05/03(木) 11:06:24 ID:WM7G94rb
H14.2.1 PM3:40 アースラ艦内
「例の怪物の反応を確認!」
「すぐにモニターに映して!」
 なのは達が戦いを始めるより少し前、アースラでもバクラーケンの出現を確認していた。
モニターに映ったそれは、今までに戦ったものとは違う、桁外れの高エネルギーを持つ化け物だ。
モニターには近くにいたなのは達の姿も映っている。
「艦長、僕も行きます」
「…そうね、もしもの時のために、いつでも出られるようにしておいて」
 今回の相手はこれまでとは一味違う。
いくらAAAランクが二人いても、それに匹敵しかねないようなのが相手だ。万一の備えは必要だろう。
「艦長!なのはちゃんが!」
 エイミィの声に気付き、すぐにモニターに目線を移す。
その目に飛び込んできたのは、なのはが縛られ、池に引きずり込まれそうになっている姿だった。
すぐさまクロノに出撃命令を下すリンディ。それを聞いた刹那、クロノは転送装置へと一目散に駆けていった。
その直後に手塚がバイクでバクラーケンをはね飛ばす姿が映り、クロノ以外のアースラメンバーが目を丸くしたのだが。

同日 PM3:45 公園
「あなた…今朝の占い師さん?無茶です!普通の人が太刀打ちできる相手じゃ…」
「心配するな、ああいうのは俺の専門分野だ」
 そう言った手塚は、エイのようなレリーフが刻まれたカードデッキを取り出す。
 そのカードデッキを池の水面にかざすと、どこからか現れたバックルが手塚の腰に巻きついた。そして…
「変身!」
 右手を前にかざしながらそう言い、カードデッキをバックルにはめ込む。すると…彼の姿が変わった。
簡単に言えば、前面が銀色でそれ以外がピンク色をした鎧をつけているような感じだ。
手塚はなのは達を見てうなずくと、池の水面からミラーワールドへと飛び込んでいった。
 クロノが到着したのはそのすぐ後だった。

第二話『仮面ライダー』

172 :リリカル龍騎の人:2007/05/03(木) 11:06:55 ID:WM7G94rb
同日 同時刻 ミラーワールド
 池からバクラーケンが現れる。先ほどの手塚のバイクによる突撃が効いているのか、足取りは重く、ふらついている。
しばらく休めば回復するだろう。そう判断したのか、その場で休憩を始めた。
 だが、その突撃を仕掛けた張本人が近づいているとは気付いていないようだ。
そうでなければ…出てきた池の前で休憩するはずが無いのだから。
 ブロロ…
 何かの音が聞こえる。
 ブロロロ…
 それはエンジンのようなものを動かすような…
 ブロロロロ…
 そう、例えるならアクセル全開のバイクのエンジン音のような、そんな音だ。
その音を聞いてから一秒もしないうちに、その正体を知ることになった。
ライドシューターに乗ったライアが池から出てきたのだ。
「!?」
 予想もしなかった事態に驚くバクラーケン。その数瞬後にはもっと予想できない事が起こった。
ライドシューターがバクラーケンの方へと向きを変え、そして落ちてくる。
ライアの狙いを本能で察知し、紙一重で転がってかわす。着地後ライドシューターを降りるライア。
そしてバクラーケンが立ち上がる前にエビルバイザーを開き、一枚のカードを装填する。
『SWINGVENT』
 どこからともなくエイのようなモンスター、エビルダイバーが飛んで来てエビルウィップをライアへと渡す。
そして立ち上がったバクラーケンへと飛びかかった。
 右に飛んでかわすバクラーケン。そこから鞭のような触手を放ちライアをからめ取る。
縛られ、身動きが取れないライア。頭突きなどでもがくが、触手が緩む気配は無い。
だが腕は動く。それを利用して一枚のカードをバイザーに装填。
『ADVENT』
 再び飛来するエビルダイバー。だが今回は武器を渡すためではなく、戦うために飛んできた。
鋭いヒレ・エビルフィンで触手を斬り落とし、そのおかげでライアが自由になる。
その後すぐさまエビルウィップを拾い、叩く、叩く、叩く。
さらに、スイングベントとエビルダイバーの尾、二つのエビルウィップでどんどん弱らせる。
そして、とどめの一撃がバクラーケンを急襲した。
『FINALVENT』
 エビルダイバーが今度はライアの方へと飛んでいく。
そしてそのライアはエビルダイバーに乗り、もの凄い速度でバクラーケンへと向かう。
エビルダイバーに乗っての特攻、これがライア最大の必殺技『ハイドベノン』だ。
バクラーケンにはもう、これを避けるだけの体力は残っていなかった。
ハイドベノンの直撃を受け、砕け、斬られ、痺れ、そして爆散した。
ライアは現れたエネルギー光をエビルダイバーに食わせ、そして現実世界へと戻っていった。

173 :リリカル龍騎の人:2007/05/03(木) 11:07:27 ID:WM7G94rb
同日 PM3:53 公園
 一台の車が近づいてくる。その車がなのは達の前で止まり、見覚えの無い男が降りて来た。
「アリサちゃん、今帰りですか?」
「…えっと、どちら様ですか?」
「いや、今朝会いましたって!今日から使用人として働いてる佐野満!」
「冗談よ。帰るつもりだったんだけど…ちょっとした用事が出来たから少し遅れるわ」
 知り合いだろうか。そう考えている一同の考えを察したのか、アリサが紹介する。
「あ、この人は佐野満さん。今日からうちで働いてるの」
 ここから互いの自己紹介になるかとも思ったが、その前に一つやる事が出来たようだ。
バクラーケンとは違う怪物、ギガゼールが現れたのだ。
「く…まだいたのか!」
 クロノの言葉をきっかけに、なのは達が身構える。
ふと、佐野はあることを思い出していた…
そう、神崎から教えられたライダーバトルに関する重要事項を思い出していたのだ(第一話参照)。
その中には当然こういう怪物…ミラーモンスターのことも含まれている。
「じゃあ…あれがモンスター!? だったら!」
 だったらやり様はある。そう判断した佐野は、神崎から受け取ったカードデッキを取り出す。
「佐野さん?まさかあなたも…!」
 カードデッキに気付いたアリサに聞かれ、うなずく。
だが、彼のカードデッキはモンスターと契約していないブランクのデッキだ。そんなもので対抗できるとは思えない。
かといって、佐野には他に戦える人間がいるとも、それがこれから来るとも思えなかった。
佐野は賭けに出た。カードデッキから一枚のカードを取り出し、ギガゼールに向ける。
すると次の瞬間、ギガゼールが消えた…否、佐野が取り出したカード『CONTRACT』に取り込まれたのだ。
この瞬間、佐野とギガゼールとの契約が成立。仮面ライダーインペラーの誕生だ。
契約が吉と出るか凶と出るかの賭けだが、タイムベントの別方向を見たのならこれが吉だと理解できるだろう。
 ちょうどライア…いや、手塚もミラーワールドから戻って来た。クロノは話を聞くため、自己紹介を始めた。
「時空管理局のクロノ・ハラオウンだ。あの怪物やカードについて話を聞かせてもらいたい」

174 :リリカル龍騎の人:2007/05/03(木) 11:07:58 ID:WM7G94rb
同日 PM3:57 アースラ艦内
「神崎士郎からそのカードデッキを受け取った13人の仮面ライダーが願いを叶えるために殺しあう、その主な戦場になるのは鏡の世界『ミラーワールド』、あの怪物は人食いで、対抗するには他の怪物と契約しないといけない…と、つまりこういう事か?」
「ああ、それで合っている」
 ここはアースラのブリッジ。あの後転移魔法でここまで移動し、そこで手塚がこの戦いのことを教えていた。
先ほど戦っていたなのはやフェイトもこの話を聞いている。
ちなみに佐野は買い出しの帰りだったそうで、アリサとすずかを乗せて帰っていった。おそらくこの二人も佐野から話を聞くだろう。
「…手塚さんも、他のライダーの人を…その…」
 何かを聞きたそうにしているなのは。おそらく手塚もライダーを殺すのかと聞きたいのだろう。
聞き辛そうにしているなのはの質問を察し、手塚が答える。
「俺はライダーを殺さない。いや、むしろライダーの戦いを止めたいと思っている」
 それを聞き、安堵の表情を浮かべるなのは。そこでリンディが切り出す。
「手塚さん、あなたを見込んで一つ頼みたいことがあるんだけど…」
 もしかして…予想は付くが一応聞き返す手塚。
「頼みたいこと?…モンスター退治か?」
「分かっているなら話は早いわ。全面的に戦えとまでは言わないけど、なのはさん達が戦っている時には手を貸してあげてほしいの」
 手塚としてもモンスターは倒さねばならない。さらに協力者まで得られるとなれば、選択の余地は無しだ。
「…分かった。協力しよう」
 笑顔で礼を言うリンディ。ふと、手塚が呟く。
「占いで出ていた『運命を左右する出会い』…この事だったようだな」

   次回予告
「デッキの解析は済んだか?」
「娘から話は聞いたよ」
「なのは、フェイト、これを持って行け」
「凄い…こんなに強化されたんだ…」
仮面ライダーリリカル龍騎 第三話『新たな力』

175 :リリカル龍騎の人:2007/05/03(木) 11:10:38 ID:WM7G94rb
投下終了
文中に出たタイムベントの別方向というのは龍騎本編のことです

相変わらず自信持てないような出来のをこのペース…
自重したほうがいいですかね?
それはそうと、次回はアースラメンバーのパワーアップイベントが発生します

176 :リリカル龍騎の人:2007/05/03(木) 13:09:30 ID:WM7G94rb
>>158 >>171
ミス発見orz 以下、修正版です

簡単に言えば、前面が銀色でそれ以外がピンク色をした鎧をつけているような感じだ。

簡単に言えば、銀色の仮面とピンク色の鎧をつけているような感じだ

177 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/05/03(木) 14:32:36 ID:SXrG8ze/
dj龍騎は未見だが楽しめたよ。勉強してくる。
朱雀はなのはと顔見知りだからどうするのかと思っていたが
こうなるとは。
黒幕が朱雀の人付き合いを知っているので
デバイスが認識にジャミングをかけているようにしているのか。
それとも別の理由があるのか。

178 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/05/03(木) 19:55:45 ID:ZbMarOCV
>>150
答えは聞かないけど吹いた
リュウタロスななのはさんか

179 :リリカルスクライド:2007/05/04(金) 07:53:31 ID:hGSs7Pg/
>>176
GJです。
佐野は今回のライダーバトルでも、裏切りまくって自滅するのかな?w

180 :なのは×ギアスクロスSS:2007/05/05(土) 03:09:04 ID:RoxiLW21
――その日以来、普段の生活と闇の書の纂集とを交互に行うという”二重生活”を
僕は始める事となった・・・

――闇の書の纂集を行う為にシグナムさん達に連れて来られた世界・・・
そこはかつて彼女達が仕えていたという歴代の闇の書の主達が住んでいた世界だった
だが、それらの世界の全てが砂漠、荒地、火山、森林といったかつての地球そのままの
様相を呈しており、そこには昔絵本で見た様な恐竜やモンスターといった巨大生物が
多数生息していた・・・
僕はその中で初めての”生きるか死ぬかの実戦””を経験し、悪戦苦闘していた・・・
出力が高すぎて対象を殺めてしまうかも知れない、との理由で”ユグドラシル・ドライブ”の
使用を禁じられ、僕はランスロットの固定武装である”メッサー・バイブレーション・ソード”と
両腕にある魔力誘導式射出アンカー”スラッシュ・ハーケン”の二つのみでの戦闘を
余儀なくされていた
幼い頃から剣術を習ってきたので戦闘には多少の自信があるつもりだったが
この世界の巨大生物達にこれまでに習ってきた剣術の常識が通じる筈も無く
シグナムさんに何度も命を助けられながらも僕は戦いを続けていた・・・

それにしても・・・これらの世界には人間の集落はおろか、かつて人が住んでいたという
文明の名残すら一切存在していなかった・・・
シグナムさんにその理由を尋ねても、”それは自分にも分からない、だが主が変わった時に
闇の書の纂集を行う為にかつての主の世界に戻ってみると、その世界はいつも
この様な状態に変貌しているのだ・・・”と要領の得ない答えが返ってくるばかりだった
この世界の有様と、纂集の為にリンカーコアを抜き取り虫の息の魔物達・・・
僕はそれらの姿の見る度に”自分達のやっている事は本当に正しいのか”と、
疑問を抱かずにはいられなかった・・・

そんな中で、僕は未だに翠屋でのアルバイトを続けていた
シグナムさん達には辞めるべきだと強く勧められていたが
僕はどうしても辞める気にはなれなかった・・・
あの時に出逢った少女が本当になのはちゃんだったのか、気になって仕様が無かったからだった・・・
だが・・・あの日以来、なのはちゃんは明らかに僕を避ける様になっていた・・・
僕が挨拶をしても素っ気無い返事のみをして逃げる様に僕の許から立ち去り、
時折遠くから僕を不安そうに見つめていた・・・
かくいう僕もそんな彼女を恐れるかの様に距離を取る態度を崩す事が出来ずにいた・・・

それにしてもおかしい・・・
ランスロットに常にジャミングを掛けてもらっているので、サーチの面では問題が無いはずだが、
未だに僕や妹に時空管理局の追っ手が迫っている気配がしない・・・
なのはちゃんがあの時の少女でなかったとしても
僕の人相から素性はとうに明かされているはずなのに・・・
だが、こんな状態が十日程続いたある日の事・・・


181 :なのは×ギアスクロスSS:2007/05/05(土) 03:10:26 ID:RoxiLW21
朱雀「えっ、なのはちゃんが・・・?」
――彼女が久し振りに僕の家に来て妹に会いたいと言い出したのだ・・・
恭也「ああ、うちのなのはがはやてさんに会って話がしたいって言ってるんだが・・・
明日はうちの定休日だろ?どうだろう?予定があれば無理には・・・」
――恭也さんの後ろでなのはちゃんが不安そうに僕を見つめていた・・・
朱雀(まずい・・・!シグナムさん達の事を気付かれるわけには・・・!)
――僕は迷った挙句、その場での思い付きをつい口に出した・・・
朱雀「・・・じゃっ、じゃあ僕が妹を連れて来ますよ、その方が妹も喜ぶし・・・
それに久し振りに僕も師範の稽古を受けてみたいですし・・・どうですか?」
恭也「ふっ、そうだな・・・お前の剣を久し振りに受けてみたいしな・・・
どうだ、なのは?その方が皆で夕食も食べられるし・・・」
なのは「うっ、うん・・・」
――なのはちゃんは渋々ながらもこれを了承してくれた

次の日・・・
僕はシグナムさんに事情を話し、当日の妹の護衛を僕とシャマルさんの二人にしてもらった
そして学校が終わった後に僕とシャマルさんは妹を車に乗せ、師範の家へと向かった

はやて「なのはちゃんの家に行くんは久し振りやからホンマうれし〜わ〜!
ありがとな、朱雀兄ぃ、シャマル!」
――妹が喜ぶ裏で僕は後ろ暗い気分で一杯だった・・・
シャマル「ふふっ、どう致しまして、あっ、そろそろ着きますから準備してくださいね」
はやて「は〜い」

そうこう言う内に僕達は師範の家に到着した
家の前では師範や桃子さんに恭也さん、美由希さんになのはちゃん、それと
なのはちゃんの友達だという少女達が僕達を出迎えてくれていた
はやて「なのはちゃん、今日は誘ってくれてホンマにありがとな!うれしい〜わ〜」
なのは「うっ、うん・・・久し振りだね、はやてちゃん・・・」
桃子「さあさあ家にあがってはやてちゃん、私も今日ははやてちゃんの為に
お料理がんばっちゃったから」
はやて「うわ〜ありがとうございます!朱雀兄ぃ、シャマル!はよ上がろ!」
シャマル「・・・」
――シャマルさんは固まっていた・・・
無理も無い、かつてシグナム達さんが戦った少女達が自分の目の前にいるのだから・・・
僕はそんなシャマルさんの肩をポンと叩き・・・
朱雀「・・・行きましょう、シャマルさん」
シャマル「えっ!?えっ、ええ・・・」
――僕はシャマルさんを焚き付けて師範の家へと入っていった、そしてちょっと用事があると
いって師範の家の廊下でシャマルさんと二人きりの時間を作った・・・
シャマル「朱雀さんっ!これは一体どういう事なんですか!?あの子達は・・・」
朱雀「シャマルさん、大きな声を出さないでもらえますか?」
シャマル「でも、あの子達は管理局の・・・」
朱雀「・・・まだそうだという確証はありません・・・ここは僕に任せてもらえますか?」
シャマル「でも、私はともかく、朱雀さんは・・・」
朱雀「・・・僕の予想が正しければ、もし彼女達が本当に管理局の人間だったとするなら
僕たちはとっくの昔に管理局に捕まっている筈です・・・」
シャマル「・・・」
朱雀「それに・・・もしそうだったとしても、僕は彼女達に危害を加えたくないんです・・・
ここは僕が必ず何とかします・・・僕を、信じてもらえますか・・・?」
シャマル「朱雀さん・・・」
朱雀「それと・・・この事はシグナムさん達には内緒にしてもらえませんか?」
シャマル「えっ!?でも・・・」
朱雀「もしこの事がシグナムさん達に知れたら、おそらく、皆は・・・
御願いします、僕は師範や彼女達をこんな事に巻き込みたくないんです・・・
約束して、もらえますか・・・?」
シャマル「・・・わかりました・・・」
――僕はシャマルさんを説得して騒ぎを起こさぬ様約束させた・・・
そしてシャマルさんや妹を家の方に残し、僕は隣にある剣道場へと向かった・・・


182 :なのは×ギアスクロスSS:2007/05/05(土) 03:14:21 ID:RoxiLW21
恭也「お前とこうして仕合をするのも久し振りだな・・・
腕は鈍っていないだろうな?」
朱雀「どうでしょう・・・?僕自身こうやって剣を取る事自体久し振りですし・・・
まぁ、お手柔らかに御願いしますよ」

――僕と恭也さんは腕試しという事で師範の前で仕合をする事となった・・・
だが・・・僕は師範や恭也さんに嘘を付いている・・・
僕が幼い頃より師範から習ってきた剣術、小太刀二刀・御神流・・・
本来は力無き人々を守る為の剣・・・
でも・・・僕は・・・妹を助ける為という名目で、自分の欲望のままに・・・
・・・僕は・・・師範や恭也さんの思いを影で裏切っている・・・
そんな背徳感に僕は苛まれていた・・・


183 :なのは×ギアスクロスSS:2007/05/05(土) 03:15:28 ID:RoxiLW21
士郎「準備はいいな、二人とも・・それでは、始めっ!!」
――師範の合図と共に僕は恭也さんの許へと走り寄って右手の木刀を振り下ろした
しかし恭也さんはそれをひらりとかわし僕の胴に向けて突きを繰り出す
朱雀「くっ・・・!」
――僕はすんでの所でそれを払うが、ろくに反撃態勢を整える事が出来ずに
恭也さんの連続攻撃の前に防戦一方になってしまった・・・だが・・・
恭也「・・・何だ・・・?朱雀の奴・・・」
朱雀(見える・・・!)
――恭也さんの剣筋が、どう攻撃を仕掛けてくるのかがわかる、そんな感覚に襲われていた・・・
あの巨大生物達との戦いに比べたら・・・あんなどこから攻撃を仕掛けてくるか
分からない様な化物共に比べたら・・・恭也さんの剣術はまだ相手の体の動きをちゃんと
見ていれば的確に対処できる・・・!そう、確信していた・・・!
あの二週間足らずの実戦がまさか自分をここまで強くしているとは・・・!
そんな状況に僕自身驚いていた・・・
恭也「剣のキレが格段に増している・・・だが、それ以上に・・・隙が無い・・・!」
――恭也さんの剣筋が僅かに鈍り、僕は両手の剣を前に突き出し彼を押し返して距離を取った
恭也「・・・お前、本当に剣術の稽古をしていなかったのか・・・?」
朱雀「ええ、そうです・・・」
恭也「だが、お前の剣のキレ、そしてその気迫・・・」
朱雀「・・・恭也さん、仕合はまだ終わっていません、続けましょう」
恭也「あっ、ああ・・・そうだな」
――その後は両者共に一進一退の攻防が続き、鍔迫り合いの音のみが場内にこだましていた
美由希「嘘・・・兄さんの剣をここまで・・・」
士郎「・・・」
――僕を含めた皆がこの状況に驚いていた・・・
そして互いに攻め手を欠いたまま打ち合いが続いていたが・・・
恭也「・・・くっ!強い・・・!だがっ・・・!」
――恭也さんが左肩を突き出して僕をひるませ、その隙に足払いを喰らわせた・・・
朱雀「ぐっ・・・!」
――そして彼は僕がバランスを崩した隙を突いて左の剣で僕の頭部めがけて振り下ろそうとした
僕は咄嗟に左手を前に出して・・・
朱雀(シールドを・・・!)
――纂集の時の戦闘でクセがついたのかシールドを展開しようとした・・・
だが、その時、前方に居た一人の少女の姿が僕の目に映った・・・
朱雀(・・・なのは・・・ちゃん・・・)
――僕と恭也さんの仕合の事を聞きつけて、なのはちゃん達が道場に来ていたのだ・・・
そして彼女の姿を見た事で一瞬硬直してしまい、僕は恭也さんの振り下ろしを左腕で
まともに受け止めてしまった・・・
朱雀「ぐっ!!、ああっ・・・!!」
――左腕に激痛が走る・・・!!だが、僕の頭の中で何かが弾けた感じがした・・・!
朱雀「うあああああああああああっ!!」
――無意識での事だった・・・
僕は左腕で恭也さんの剣を振り払い、空いていた右腕で彼を斬り上げようとした
恭也「なっ・・・!?」
――恭也さんは咄嗟に体を後ろに仰け反らせて僕の斬り上げをかわしたが
彼の左頬には血が滲み出ていた・・・
士郎「・・・!?それまでっ!!」
――師範の掛け声で仕合は急遽打ち切られた・・・
朱雀(何を・・・何をやっているんだ・・・!?俺は・・・!)
――僕は左腕の激痛に耐えながら、己の行いに悔いていた・・・
はやて「朱雀兄ぃ!大丈夫か!?」
――妹や皆が僕の許に駆け寄り僕を気遣ってくれた
そんな皆に僕は”大丈夫だ”と言い皆を宥め、手当ての為に家の方に行くと言って
僕は剣道場を後にした・・・・
士郎「・・・気付いたか?恭也・・・」
恭也「ええ、何だったんだ・・・?朱雀のあの殺気は・・・?」
士郎「ああ、まるで手負いの獣の様なあの気迫・・・一体彼に何が・・・?」


184 :なのは×ギアスクロスSS:2007/05/05(土) 03:16:33 ID:RoxiLW21
――その後僕は皆で夕食を楽しんでいた
大きなテーブルの上に沢山の料理、親しい人達との楽しい会話・・・
僕も腕の痛みなど忘れてその和の中に打ち解けていた・・・
だが・・・その席での事だった・・・
なのはちゃんが突然僕に質問を投げかけてきたのだ・・・

なのは「あの・・・朱雀さん、ちょっと・・・聞いても、いいですか・・・?」
朱雀「ん?なんだい、なのはちゃん?」
なのは「先々週の木曜日の夕方に・・・私と会いませんでしたか・・・?」
朱雀(・・・!?)
――僕とシャマルさんは動揺した、それを察知したのか
彼女の友達の一人であるフェイトという少女が僕達を睨みつけていた・・・
恭也「ああ、そういえば俺も聞きたかったんだ、お前のお手伝いさんの事で・・・」
――僕は咄嗟に手に持っていたジュースをわざとこぼし会話を中断させた
朱雀「あっ!すいません・・・」
恭也「大丈夫か?腕がまだ痛むのか?」
朱雀「いっ、いえ・・・僕の不注意です・・・」
朱雀(まずい・・・!僕の事やシグナムさん達の事をなのはちゃんにもはやてにも
知られるわけにはいかない・・・!だがどうやって誤魔化す・・・!?
いや・・・待てよ・・・はやて・・・?・・・!?そっ、そうだっ!!)
朱雀「・・・恭也さん、なのはちゃん・・・、実はその事で大事な話があるんですけど・・・
これははやてには知られたく無い事なんで・・・ちょっといいですか・・・?」
恭也「えっ?あっ、ああ・・・」
なのは「あっ、はい・・・」

――僕は師範と桃子さん、恭也さん、なのはちゃん、そしてシャマルさんの五人を
剣道場の方に連れ出した・・・

185 :なのは×ギアスクロスSS:2007/05/05(土) 03:17:30 ID:RoxiLW21
朱雀「・・・これははやてには絶対に言わないで欲しいのですが、実は・・・
はやての病状が悪化しつつあるんです・・・このままでは入院する事になるかも知れません・・・」
――皆は驚愕した・・・
桃子「そんな・・・!治る見込みはあるんですか・・・!?」
朱雀「・・・担当医のいう話では原因は不明だと・・・」
士郎「何と言う事だ・・・」
なのは「そんな・・・はやてちゃんが・・・!」
朱雀「先月末にはやてが倒れたんです・・・その時にここにいるシャマルさんが
はやての病状の悪化を聞かされて・・・それで担当医から当人にはその事は言うなと
言われていたんです・・・そうですね?シャマルさん?」
シャマル「!?・・・えっ、ええ!その通りです!」
――シャマルさんは僕のついた嘘に気付いたらしく、力一杯に応答してくれた・・・
朱雀「・・・その時は僕も学校にいましたし、僕に心配を掛けたく無いと・・・
皆はこの事を僕にも黙っていたんです、それで恭也さんにお手伝いさんが剣道場を
辞めたという話を聞いて初めてその事を知ったんです・・・」
恭也「じゃあそのお手伝いさんが朱雀に黙って辞めたというのは、もしかして・・・」
朱雀「・・・僕に気を遣っての事だったんです・・・」
恭也「・・・そうだったのか・・・」
朱雀「それでその後僕は家に帰って皆を問い詰めてはやての病状の事を聞いたんです・・・
僕自身その時の事がとてもショックだったので、いてもたってもいられずに
病院に直行して担当医の先生に詳しい話を聞きに行ってたんです・・・」
なのは「じゃあ、朱雀さんはその時は病院にいたんですね・・・?」
朱雀「・・・一応夜まで病院にいたんだけど・・・なのはちゃんもその時に
病院に来ていたのかい?」
なのは「いえ・・・多分、私の人違いです・・・ごめんなさい・・・」
(やっぱりあの時の人は朱雀さんじゃ無いんだ・・・良かった・・・)
朱雀「・・・ともかく今すぐはやての病状がどうこうなるじゃありません、と
担当医の先生も言っていましたし、幸いはやての容態も今は安定しています・・・
ですが、この事はどうかはやてには内密にしてもらえないでしょうか・・・」
士郎「・・・わかった、こちらも気を付ける様にしよう、皆も、いいな?」
――師範達は僕の嘘を素直に信じ、賛同してくれた・・・
朱雀「・・・それとなのはちゃん、もしもまたはやてに会いたいと思ったら
先ずは僕かシャマルさんの携帯に電話かメールをしてくれるかな?」
なのは「えっ・・・?」
朱雀「僕やシャマルさんに連絡をしてくれれば、はやてと遊ぶ時間を前もって
作ってあげられるし、それにもしかすると病院に行ってて家には誰も居ないっていう時が
あるかも知れないから・・・」
シャマル(上手い・・・!)
士郎「なのは、そうしなさい」
なのは「・・・はい・・・」

――僕は皆を口先だけで上手く丸め込み、嘘を嘘で塗り固めている・・・
僕は今のそんな自分自身に強い自己嫌悪を覚えていた・・・

186 :なのは×ギアスクロスSS:2007/05/05(土) 03:19:45 ID:RoxiLW21
――皆との楽しい時間も終わり、僕やはやては家路に就こうとしていた
はやて「なのはちゃん、皆、今日はホンマにありがとうな!楽しかったわ!
ほんなら、ウチ家に帰るさかい・・・おやすみな!」
なのは「うん、はやてちゃんも体には気を付けて・・・」
――なのはちゃんはひどく悲しそうな瞳で妹を見送っていた・・・
恭也「・・・朱雀、俺達も出来うる限り力になる、だから、気をしっかり持てよ・・」
朱雀「・・・有難う御座います、恭也さん・・・」
――自分でも不謹慎だとは思うが、恭也さんの激励の言葉は本当に嬉しかった・・・
僕やはやては師範や皆に礼を述べつつ、家を後にした・・・

――家に帰っている途中、僕は車の中で考えていた・・・
なのはちゃん、そして僕を終始監視するかの様に見続けていたあのフェイトとか言う少女・・・
間違いない・・・あの時の二人だと・・・僕は確信していた・・・
なら何故、彼らは僕やはやてを未だに捕まえに来ない・・・?
あんな少女たちですら僕の事を疑っているというのに・・・
僕の事位戸籍やら何やらで直ぐに調べられる筈なのに・・・ん?待てよ・・・?戸籍・・・!?
――僕の脳裏に一人の人物が思い浮かんだ・・・
そんなまさか”あの人”が・・・?でも確かに”あの人”はシグナムさん達の事を
使い魔(守護騎士)だと見抜き、法的な身分証明をも作ってくれた・・・
それにミッドチルダや時空管理局の事にも詳しかったし・・・
・・・いや、いくら何でもそれは考え過ぎか・・・そもそも”あの人”がそんな事を
意味なんて無いし・・・でも・・・
――僕はその時、自分に絡みついている繰り糸に、少しずつではあるが気付きつつあるのだった・・・
そして彼女たちもまた・・・

フェイト「なのは、あの朱雀という人、もしかしてあの時の・・・!?」
なのは「・・・違う・・・」
フェイト「でも・・・!あの人の顔はどう見たってあの時カレンさんを倒した・・・!?」
なのは「違うのっ!!・・・だってあの時に居た人は地球の人じゃないって
エイミィさんも言ってたじゃない・・・!!」
フェイト「・・・!?」
なのは「朱雀さんも、はやてちゃんも・・・私の幼馴染で・・・昔から鳴神町に住んでて・・・
だから・・・違うの・・・絶対に・・・違う・・・!」
フェイト「・・・そうだよね、ごめん、なのは・・・」
なのは(違う・・・絶対に・・・違う・・・!)

187 :なのは×ギアスクロスSS:2007/05/05(土) 03:24:09 ID:RoxiLW21
今日はここまで
すみません、昨日まで仕事で・・・
疲れが溜まっててずっと寝てました・・・
残り二日の間に可能な限り話を進めますので、それでは
しっかしやっぱ戦闘描写は苦手だなぁ・・・


188 :リリカル龍騎の人:2007/05/05(土) 09:19:39 ID:E07Y0m80
>>187
GJです
もし朱雀の嘘に気付いたとき、なのははどんな反応をするんでしょう…

では、第三話投下します

189 :リリカル龍騎の人:2007/05/05(土) 09:20:20 ID:E07Y0m80
H14.2.1 PM3:57 アースラ艦内 艦橋
「手塚さん、あなたを見込んで一つ頼みたいことがあるんだけど…」
 もしかして…予想は付くが一応聞き返す手塚。
「頼みたいこと?…モンスター退治か?」
「分かっているなら話は早いわ。全面的に戦えとまでは言わないけど、なのはさん達が戦っている時には手を貸してあげてほしいの」
 手塚としてもモンスターは倒さねばならない。さらに協力者まで得られるとなれば、選択の余地は無しだ。
「…分かった。協力しよう」
 笑顔で礼を言うリンディ。ふと、手塚が呟く。
「占いで出ていた『運命を左右する出会い』…この事だったようだな」

同日 PM4:20 アースラ艦内 食堂
「…で、これは何の騒ぎだ?」
 食堂に長蛇の列が出来ている。多分アースラの全乗組員の3割くらいはいるだろう。
というかお前ら仕事はどうした。特に今最前列にいるエイミィ。
「あー…さっきなのはが『手塚さんの占いは当たる』って言ってたから…」
「なるほど、そういうことか」
 ユーノ・スクライアから話を聞き、納得と同時に呆れるクロノ。
なるほど、確かに最前列でエイミィと話しているのは手塚だ。数枚のコインを持っている…今弾いた。
「そんなに当たるものなのか?」
「手塚さんが言うには『外れたのは片手で数えるほどだけ』だって」
「…それは占いじゃなくて予知じゃないのか?」
「…そう思いたくなる気持ちも分かるけど、あれは占いみたい」
 多分あれは予知能力者だ。
そう思いながら、恋愛運を占ってもらっているエイミィを遠い目で見ていた二人だった。
余談だが、当のエイミィはこの日以降、クロノと目が合うと顔を赤くし、多少ぎこちなくなったという。
多分占いで「仲のいい年下の男と結婚する」とでも言われたのだろう。

第三話『新たな力』

190 :リリカル龍騎の人:2007/05/05(土) 09:20:54 ID:E07Y0m80
H14.2.2 PM2:20 アースラ艦内 研究室
「デッキの解析は済んだか?」
 クロノが技術班の班長に聞く。
「ええ、まあ。解析自体は済んでます」
 クロノはそう聞くと、ライアのデッキを受け取り手塚の所へと向かった。
解析が済んだのなら早く返しておいたほうがいい。
そうしないとモンスターや他のライダーに襲われた時の対抗手段が無いし、それ抜きでも契約モンスターに契約破棄とみなされて食われる可能性もあるからだ。

 アースラでは今、ミラーモンスターへの対抗手段を講じている。
少なくとも今はAAAクラスの魔導師でもシアゴースト数体をやっと倒せる程度でしかない。
その対抗手段のため、ライアのデッキを借りて解析し、それを基にした装備を開発している。
デッキのシステムが分かれば対策も練り様がある。そう考えたのだ。
すでに解析は終わり、残るはそのデータを利用しての装備の開発のみである。

同日 PM3:00 バニングス邸
「失礼します」
 佐野が応接間へと入る。そこには既に一人の男性がいた。
何者なのかは分からない。だがここにいる以上、この家の関係者なのだろう。
何者だろう…佐野がそう考えていると、ふいに男の方が口を開く。
「君が佐野満君だね?」
「あ、はい。えっと…」
「ああ、私はオーガン・バニングス。アリサの父だ」
 …アリサの父?それを聞いて脳をフル回転させる。
その結果、アリサの父=ここの主=雇い主という図式が佐野の脳内で完成した。
そんな様子に気付かないのか、佐野を椅子に座らせ、オーガンは話を始める。
「娘から話は聞いたよ。確か鏡の中の怪物と戦う仮面ライダーということだが」
 この話をこうも簡単に信じている。
普通なら狂人などのように思われかねない、そんな荒唐無稽な話だというのに。
「なぜ信じたか疑問に思っているようだね?」
「ええ、まあ。こんな荒唐無稽な話、普通ならライダーかそれを見た人しか信じないでしょうから」
「確かに、私も最初は疑った。だが、アリサがそんな事で嘘をつく必要も無いだろう?
それに、ここ最近起こっているという行方不明事件も怪物の仕業なら納得がいく」
 驚いた。ずいぶん柔軟な思考が出来る人物のようだ。
まあ、だからこそ実業家として成功したのだろうが。
「そこで、君に頼みたいことがある」
「…頼みたいこと…ですか?」
「そうだ。モンスターがいるのなら、今回のようにいつアリサが危険にさらされてもおかしくはない。
だから、もしもの時はアリサを守ってやってくれ…この通りだ」
 頭を下げるオーガン。驚いた佐野は慌てて頭を上げるよう言う。
「分かりました、任せてくださいよ。娘さんは俺がお守りしますから」
「そうか、ありがとう」
 用事はこれで終わりだったようで、佐野とオーガンがともにに退室する。
ちなみに次の給料日に驚くような高額の給料が払われることになるのだが、それはまた別の話。
おそらくアリサを守る分の追加報酬も合わせた金額だろう。

191 :リリカル龍騎の人:2007/05/05(土) 09:21:30 ID:E07Y0m80
H14.2.5 PM1.30 大通り
 ここはどうやら占い師が多く現れるらしい。占いをしている人たちがそこかしこに点在している。
手塚もそのうちの一人だった。今も客の女性の占いをしている。
「あまり良いとはいえないな。だが、立ち止まるよりは進む方がいい」
 一人分の占いを終え、そろそろ昼食を取ろうと席を立とうとする。
「手塚海之さんやな?」
 声に気付き、顔を上げる手塚。見ると、茶髪の少女と金髪の女性が目の前に立っている。
初対面なのに名を知っている、何者だろう。そう思っているのが分かったのか、茶髪の少女が名乗る。
「ああ、そんな身構えんでええよ。私は八神はやて。こっちはシャマル。
なのはちゃん達から話は聞いとったからな、手塚さんのことも知ってるんや」
「…なるほどな、管理局がらみの人間か」
 うなずき、同意を示すはやて。
「手塚さん、腕のいい占い師やて聞いとるからな。私らも占ってくれへん?」
 管理局がらみの人間がいきなり何の用かとも思ったが、何のことはない。ただ客として来ただけだったようだ。
それを理解した手塚は代金を受け取り、コインを取り出す。
そして、いつものようにコインを弾く。宙を舞ったコインは回転しながら落ちてきて、やがて止まった。
「…どうだったんですか?」
 はやてに代わり、シャマルが結果を聞く。
「次に何かと戦うとき、八神、お前は新たな力を得られるだろう…そう出ている」
「…何か?何かって何なん?」
「それは出ていないが…思い当たる節はあるんじゃないのか?」
 そう聞かれ、考え込むはやて。だが、それはすぐ中断されることとなる。
 キィィィィン…キィィィィン…
 手塚が金属音のようなものを感じ取る。それと同時に路地へと駆け出した。
はやてとシャマルが気付き、手塚を追う。
「どうしたんですか?」
「モンスターの事は知っているだろう?そのモンスターが現れたんだ!」
 カードデッキを持っていると、モンスターの気配を音として感じ取れるようになる。
そう、先ほどの金属音はモンスターの気配だ。

同日 PM1:36 路地
 先ほど手塚の占いを受けた女性が歩いている。
モンスターは人気の無い場所によく現れるが、そうならモンスターがここで現れても不思議ではない。
女性もその気配を感じ取るが、カードデッキが無いため音ではなく違和感でしかない。
足を止め、周りを見渡すが、特に何も見つからな…いや、ガラスに映っていないはずのモンスターが映っていた。
それに気付き、逃げる。逃げる。逃げる。
だが相手は高い機動力を持つレイヨウ型のメガゼールとギガゼール、それとオメガゼールだ。すぐに追いつかれ、捕まってしまう。
そしてミラーワールドに引き込まれかけるが、駆けつけた手塚がモンスターをミラーワールドに叩き返す。
「八神、その人を連れて逃げろ!」
 そしてはやてとシャマルが女性を連れ、路地から離れる。
三人が逃げたことを確認すると、すぐさまライアへと変身し、ミラーワールドへと飛び込んだ。


192 :リリカル龍騎の人:2007/05/05(土) 09:22:01 ID:E07Y0m80
同日 同時刻 アースラ艦内 艦橋
 一方アースラ。
「モンスター二体の出現を確認!現在手塚さんが一人で戦っています!」
 エイミィの報告を受け、すぐに指示を出すリンディ。
なのはとフェイトは技術班から改修型のデバイスを受け取り、すぐに出撃しようとするが、
「二人ともちょっと待て」
 クロノに呼び止められる。何だろうと思い、なのはが聞き返す。
「どうしたの?クロノ君」
「なのは、フェイト、これを持っていけ」
 そう言ってクロノが取り出したのは、青く光る小さな玉だった。
受け取ったはいいが、これが何なのかが分からない。そのことでフェイトが問う。
「これは?」
「対ミラーワールド用の追加装備だ。これならミラーワールドでの粒子化も防げるし、モンスターやライダー相手でもまともに戦えるはずだ」
 それを聞き、クロノに礼を言う二人。
「礼なら技術班に言ってくれ。彼らが急ピッチで作業を進めてくれたからこれだけ早く完成したんだからな」
 そして技術班に礼を言うと、転移装置で現場へと向かう。
「で、使い方だが…って、もう行ったのか」
 使い方を説明する間もなく行ってしまった二人に呆れるクロノ。
仕方ないとばかりに念話を試みようとするが、そこであることを思い出す。
「…しまった、リインフォースを忘れてた」
 数十秒後、クロノがリインフォースと追加装備を持って転移装置に向かう姿が目撃された。

同日 PM1:40 ミラーワールド
 ライアは今、二体のモンスターを相手に戦っていた。
最初にいた三体のうちの一体、メガゼールを仕留めることには成功したものの、それで残るカードはアドベントとコピーベントのみ。
しかもコピーできる武器も無いので実質使えるカードはアドベントのみ。
ライアは苦戦を強いられていたが、諦めずエビルウィップでモンズターを叩き続けた。
だが、ギガゼールに気を取られていた隙に、オメガゼールが背後から襲い掛かる。
手塚が後ろを向いたときにはもう間合いに来ていて、杖を振り下ろそうとしていた。
『Divine buster. Extension.』
 次の瞬間、轟音とともにオメガゼールが消え失せる。それと同時に空から落ちてくる薬莢。
その理由を理解したライアとギガゼールは空を見る。
するとそこには、レイジングハートを構えたなのはとバルディッシュを構えたフェイトがいた。
「凄い…こんなに強化されたんだ…」
 そう、その理由とは、なのはの攻撃魔法『ディバインバスター』がオメガゼールに叩き込まれたからである。
…なのはには分かっていないようだが、デバイスの強化はあくまで防御面。この攻撃力は追加装備によるものだ。
「お前達…どうやってミラーワールドに入ったんだ?」
 その場に残っているギガゼールの相手をしながら、ライアが問う。
「こういう時のための追加装備を、兄さんから受け取ったの」
 追加装備?聞き慣れない言葉に首をかしげるライア。
 その隙を突いてオメガゼールとギガゼールが仕掛けるが、逆にかわされ同士討ちをする羽目に。
「詳しいことは終わってから話すから、今はモンスターを!」
「ほな、私も混ぜてくれへん?」
 突然聞き覚えがある、しかしミラーワールドにいるはずが無い人間の声がした。
声がした方を見ると、騎士甲冑を纏ったはやてがいる。
「はやてちゃん!?リインフォースは整備中だったんじゃ…」
「クロノ君が届けてくれたんや。
ちょうどモンスターも出てるみたいやったし、これのテストも兼ねてな」
 そう言って取り出したのは、なのは達が使っている追加装備と同じものだった…どうやらまだテストしてなかったらしい。
まあ、粒子化していないということと、前とは桁違いの破壊力から、ミラーワールドでの活動と戦闘力の強化は成功しているようだが。

193 :リリカル龍騎の人:2007/05/05(土) 09:22:32 ID:E07Y0m80
「とにかく、今はあれを何とかするぞ。話はそれからだ」
 ライアの一言と同時に戦闘が再開される。
 それと同時にフェイトがオメガゼールを斬りつけた。高機動形態『ソニックフォーム』で突撃を仕掛けたのである。
その時にできた隙を狙い、エビルウィップを叩き込むライア。
さらに蹴り倒してさらなる隙を作り、一枚のカードをバイザーに装填した。
『ADVENT』
 エビルダイバーが飛来し、エビルフィンでの斬撃を見舞う。
「バルディッシュ、ハーケンフォーム」
『Yes,sir.Load cartridge,Haken form.』
 バルディッシュが変形を始める。その姿は先ほどまでの斧ではなく、魔力の刃を持つ鎌となった。
これがバルディッシュの格闘戦特化形態『ハーケンフォーム』である。
大鎌を振りかざし、凄まじい速度で接近するフェイト。そして…
『Haken slash.』
 一閃。オメガゼールが両断され、そのまま爆散した。

 その頃、なのはとはやてはギガゼールと戦っていた。
「リイン、あれを使うで」
『了解です、マイスター。アドベント・システム、起動!』
 アドベント・システム?聞き覚えの無い単語に首をかしげるなのは。さっきもライアが同じようなことをしたが気にしない。
杖の先に魔力が集まり、そこから何かが現れる。
現れたのはエビルダイバーだった。
「ええ!?それ手塚さんの契約モンスターじゃ…」
 ライアの方を見る。エビルダイバーがすでに呼び出されていた。
ならばなのはの目の前にいるこれは何だ?エビルダイバーがもう一体いるとでも言うのだろうか。
「何や、クロノ君から聞いてへんかったん?」
 なのはは追加装備…いや、『アドベント・システム』の詳細を知らない。もっとも、詳細を聞かずに出撃したからだが…
とにかく、今はそれはどうでもいい。そのシステムでエビルダイバーがもう一体現れたのは確かだから。
「まあええわ。なのはちゃん、私らがモンスターの気を引く。その間に砲撃の準備しといて」
 そう言うと、はやてがエビルダイバーとともにギガゼールへと向かっていく。
時間もあまり残っていない。だから一回の魔法で仕留める必要がある。
それを理解しているのかいないのか、なのはが予備弾をポケットから取り出そうとする。が、一発も入っていない。
「…レイジングハート、カートリッジはあと何発残ってる?」
『残弾は四発です』
「その四発を全部ロードして。それでアクセルシューターを使うよ」
『All right.』
 ドンッドンッドンッドンッ!
 残弾四発が全てロードされる。それと同時に魔力弾がなのはの前に作り出される。
魔力弾はどんどん増え続け、最終的にはもの凄い数になった。ざっと50は超えている。
「はやてちゃん、準備できたよ!」
「分かったで。エビルダイバー!」
 はやての指示とともに、エビルダイバーがギガゼールを空中に跳ね上げる。
この瞬間、ギガゼールの消滅が確定した。
「行くよ、レイジングハート!アクセルシューター、シュートォォォォォ!!」
『Accel Shooter.』
 無数の魔力弾がギガゼールへと向かっていき、そして当たる。
着弾箇所が一箇所ずつ削られ、着弾のたび穴が開き、最後にはエネルギー光以外何も残らなかった。

 エネルギー光はこの後、手塚のエビルダイバーがおいしくいただきました。

  次回予告
「アドベント・システム…」
「あれ?俺、これどこかで…」
「折れたァ!?」
「お前…ライアの手塚海之!?」
仮面ライダーリリカル龍騎 第四話『龍の再誕』

194 :リリカル龍騎の人:2007/05/05(土) 09:23:57 ID:E07Y0m80
投下終了
アリサの父の名は資料が無いので勝手に決めさせていただきました
どこぞのデトネイターみたいな名前ですが…まあ気にしない

では、今回出た追加装備の件で叩かれる覚悟決めておきます

195 :リリカルスクライド:2007/05/05(土) 11:46:20 ID:2bpYPrwi
>>194
乙です。
一応突っ込みを・・・
デビット・バニングスって名前ですお父上の名前(小説より)
NanohaWikiで検索すると嬉しいことが起こるよ。

196 :リリカル龍騎の人:2007/05/05(土) 12:03:38 ID:E07Y0m80
…やっちまいましたorz
アリサの父親の名前が出てるところ全部デビッドに脳内保管お願いします

197 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/05/05(土) 12:04:21 ID:shE6pFY3

ギアスクロスも龍騎クロスもGJです!

>ギアスクロスSS
朱雀の心を削った懸命な嘘が破られた時何が起こるのか……他のギアスキャラの登場も期待しつつ
フェイトの疑惑によるなのはとのすれ違いがまた……

>リリカル龍騎
何か佐野がまともに見える……ミラーワールド介入によるリインUの早期参戦などわくてかです。
遂に出るか平成ライダー中、最高の馬鹿にして最後まで諦めなかった男が……
でも……
>「折れたァ!?」
やっぱりやるのね、この第一話の迷イベント……

198 :リリカルスクライド:2007/05/05(土) 13:27:59 ID:2bpYPrwi
>>151の続きです。
 スクライドの世界に派遣される魔法少女達の冒険
 第二話「第三の腕」

 上空を銀色と金色の閃光が飛び交い、ぶつかり合っている。
 若干、銀色の閃光の方が速いのか金色の閃光は徐々にだが押されている。
 次々と両腕に装備された鋭い手甲を繰り出す銀色の閃光こと劉鳳。
 その攻撃を、バルディッシュ・アサルト・ハーケンフォームの魔力刃で受け続ける金色の閃光ことフェイト。
 なのはがカズマと戦闘を繰り返している間、彼女は劉鳳の攻撃を防ぎ反撃にも転じたが回避される一方だ。
 実力は均衡していたが、魔力に制限を強いられているフェイトでは、劉鳳のアルター絶影の手甲を切り裂くまでには至らない。
 仲間の手助けに行けない事への焦りが、劉鳳に攻撃のチャンスを与えてしまうフェイト。
 首筋に突き立てられる鋭く尖った手甲。
「ここまでだな。貴様たちが、あの男を捕らえたいのは分った。だが奴は、この大地に混乱を招きいれた張本人だ」
 劉鳳の鋭い眼差しが、フェイトを威圧させる。
「この俺の信念に従い、奴を断罪せねばならない」
 フェイトから目を離し、オーヴァンへ目を向ける。
 彼の言い分はもっともだと思ったフェイトは、自分の考えが執務官としての有るまじき行為だと気付き落ち込む。
“確かに彼の言い分も、もっともだけど…私は、私たちは自分たちの仕事にプライドを持っている。ここで折れる様な思いで来た訳じゃない”
 機動六課の設立により、自分たちの判断でロストロギアの回収および被害拡大を抑えることが容易になった。
 以前は上層部からの命令を待たなければ動けなかった苦い思い出を無駄にせず行動に移した、はやて。
 戦技教導官として働きながら、機動六課の新人たちを鍛える唯一無二の親友なのは。
 執務官と二人の子供の保護者として、ロストロギア事件に関わり続ける自分。
 そんな思いを挫けさせようとする巨大な壁。
“この人は、シグナムと私に似ている。冷静だけど、心の中では熱い気持ちを滾らせている。そう、似たもの同士なら全力でぶつかり合えば理解しあえる”
 そうする為には、はやてによる制限解除を行ってもらわなければ成らない。
「(はやて。なのはと私の魔力制限を解除してくれないかな?このままだと、そっちに原住民の方が向かってしまう)」
 念話で、はやてに話しかける。これなら、劉鳳に気付かれない…そう考えた。
 だが、返事が返ってこない。更に、強大な魔力が行き成り出現したのを肌で感じる。
「何だ、アレは!?」
 劉鳳の表情を見たフェイトは、この魔力の発生源がオーヴァンだと確信した。
「はやて!逃げてぇー」


199 :リリカルスクライド:2007/05/05(土) 13:29:11 ID:2bpYPrwi

 なのはとフェイトがロストグラウンドの悪魔たちと戦っている間に、ヴァイスの操るヘリは戦闘空域まで接近していた。
「隊長たちからの連絡がねぇ。緊急事態って奴かもな」
 一向に連絡を寄越さない隊長たちの安否を気遣う各隊員。
「(おい、シグナム)」
 念話で語りかけるヴィータ。
「(どうした?いや、言わなくても良い。主と高町なのはの所へ向かいたいのだろう?)」
 長年の付き合いを二人にとって、互いの考えが手に取るように分る。
「(私も、主とテスタロッサの安否が気がかりだ)」
「(なら話は早ぇ。―シャマル!新人たちを現場まで転移させてやってくれ。アタイらは自力で向かう)」
 ヴィータの念話を聞いたシャマルは頷くと、リィンフォースIIと新人たち4人と1匹の方を向いた。
「みんな、これから私の転移魔法で現場まで飛ばします。ヘリで現場へ行くと巻き添えを食らう可能性を考慮しての判断です」
 シャマルの話に頷く4人と1匹だったが、各1名不満を洩らすものがいた。
「なんで、私に相談無しで話を進めるんですか!」
 顔を赤くして怒るリィンフォースII。
「しゃぁねぇだろう。妹分を怪我させる訳にもいかねぇし」
「リィンには、新人たちの補佐を任せたい。補佐官としての仕事を頑張るようにな」
「うぅぅ、わかりましたぁ…マイスターはやてをお願いします」
 頷くシグナムとヴィータは、ヴァイスに後部ハッチを開けさせる。
「スターズ2!鉄槌の騎士ヴィータ」
「ライトニング2!烈火の騎士シグナム」
「「行く(ぜ)!」」
 ヘリの後部ハッチから飛び降りた二人は、デバイスを取り出し騎士甲冑を装着。
 デバイスも戦闘形態に変化、赤色と薄紫色の閃光が激戦地へと飛び去っていった。
 彼女らを見送った残りのメンバーたちは、各自デバイスを手に持ち準備を完了させていた。
「それでは、シャマル医務官。転移魔法の準備をお願いしますですぅ」
 リィンフォースII補佐官の命令に頷くと、デバイスを起動させ緑色の騎士甲冑を装着した。
 シャマルは、アームドデバイス・クラールヴィントを使い転送空間を構築し始めた。
「スターズFとライトニングFは、各チームの隊長たちの援護に向かってください。私とシャマル医務官は、マイスターはやての救援に向かいます」
 リィンフォースIIは、新人たち4人に今回の作戦について説明すると騎士甲冑を装備し左脇にストレージデバイス蒼天の書を抱える。
「分りました。スターズ3・4は、なのは隊長の援護に向かいます」
「ライトニング3・4は、フェイト隊長の援護に向かいます」
 リィンフォースIIに返事をするティアナとエリオ。
 各自、デバイスを準備し起動し始める。
「行くよ、マッハキャリバー」
「仕事よ、クロスミラージュ」
「がんばろう、ストラーダ」
「ケリュケイオン、お願い」
 その瞬間、青・オレンジ・黄・桃の4種類の色が出現し一瞬の内に彼女ら(彼)にバリアージャケットを装着させ、デバイスも戦闘形態となって装備される。
「それじゃあ皆、その円の中に入って。貴女たちを飛ばしたら私たちも移動します」
 シャマルの言う通りにクラールヴィントで構築した転送陣の上に乗る4人と1匹。
「みなさん〜隊長たちの援護頑張ってくださいです」
「「「「はい!」」」」
 元気の良い返事を聞きシャマルは微笑みながら、転移魔法を起動させ彼女たちを各隊長たちの魔力反応がある場所へ転移させた。
「それじゃあ、私たちも行くです。ヴァイス陸曹、戦闘空域に入らないぐらいの場所で待機していてください。緊急時には急いで来て下さいよ」
 ヴァイスに向けウィンクをするリィンII。
「了解しました!リィンフォースII補佐官殿!」
 敬礼で返すヴァイスを確認すると、後部ハッチから飛び立つリィンフォースIIとシャマル。
「嫌な予感がする…急ぎましょう、リィンちゃん」
「はいです!」


200 :リリカルスクライド:2007/05/05(土) 13:33:26 ID:2bpYPrwi
短いですが投下終了です。
ヴォルケンリッターの一人が出てませんが、ここぞと言う場面に出てきます!

みなさん投稿早いですねぇ…考えながら(発泡酒片手に)やってたら時間がかかるw


201 :リリカル龍騎の人:2007/05/05(土) 14:10:17 ID:E07Y0m80
>>200
GJです
リミッター付きで正義武装劉鳳と互角とは…
フェイト…恐ろしい子!

時間かかってもいいんじゃないですか?時間かかってるって事はその分ストーリー練り込んでるって事でしょうし

202 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/05/05(土) 15:05:21 ID:TK5FJMoS
>>200
GJ!
久しぶりにスクライドの最終話を見たら劉鳳が全然速さを活かした闘いをしてなくてワロタww



203 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/05/05(土) 15:12:56 ID:nwDcZGRH
>>200
GJ!毎回続き楽しみにしてます!

流れ切るようだけど俺も灯下したいんだけどいいですか?

204 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/05/05(土) 15:14:05 ID:n6L7clLz
>龍騎の人
そろそろ台本形式卒業してもいいんじゃないか、な?

205 :リリカルスクライド:2007/05/05(土) 16:19:41 ID:2bpYPrwi
>>203
「手前ェに信念ってか、意地があんなら書いてみろよ。そう思うだろう?アンタも!」

カズマ風に投下を望む声w


206 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/05/05(土) 16:20:14 ID:TK5FJMoS
>>203
バッチコーイ

207 :リリカル龍騎の人:2007/05/05(土) 16:23:57 ID:E07Y0m80
>>203
  _  ∩
( ゚∀゚)彡 投下!投下!
 ⊂彡

>>204
台本形式…って、
発言者「セリフ」 ←こんな感じのですよね?
だったらやってないはずなんですけど…

208 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/05/05(土) 16:30:33 ID:nwDcZGRH
では投下させていただきます

ぷろろーぐ『新たな世界なの』

高町なのはとフェイト・テスタロッサは時空管理局嘱託魔導師として今回も救援にきていた。

「なのは!私はこっちのブロックに行くから、なのははあっち!」
「わかったよフェイトちゃん!」
二人は二手に別れ、人命救助のためこのエリアを散策する。謎の時限震によって発生した火災……それによって多くの民間人がまだこのエリアに残っているのだ。
だがなのは達はこれから起こる事件に巻き込まれることにまだ気付いてはいない

「クロノ君、また次元震!」
「なんだって!?」
既にリンディがいなくなったこのアースラで、エイミィが次元震反応をクロノに伝える。
「ん……今回は何の影響も無いみたいだけど……っ!?」
「どうしたんだエイミィ!」



なのはとフェイトは取り残された人々を救うためにどんどん奥に進んでいた。だが、何かがおかしい。
何とはわからないがなんとなく先ほどまでの空気とは違っていることになのはとフェイトは気付いていた。
だがそれでも奥へ進まねばならない。フェイトとなのはお互いにどんどん最深部まで進んでゆく。
刹那……
「……!?」
「これは……!?」
二人の周囲が歪んだ。

ここはどこだろうか……。明らかにさっきまでの世界とは違う。なのはは方向感覚の無くなった360度何もない世界を漂っていた。
「あれ……フェイト……ちゃん?」
目の前にいるのは親友であるフェイト。だがフェイトも気を失っているようだ
「フェイトちゃん!フェイトちゃん!」
なのははフェイトの名を叫ぶ。
「なの……は……?」
フェイトもなのはに気付く。

209 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/05/05(土) 16:32:08 ID:nwDcZGRH
「な、なのはちゃん達が……消えてる!?」
アースラのブリッジでエイミィが叫ぶ。流石のクロノもこれには驚いた。
「すぐに捜索するんだ!」
「う……うん!」
クロノはなのは達の捜索を命じる。



一方、なのはは何も無い場所を漂っていた。フェイトと二人だけの世界……。
「なのは……ここは……」
「わかんない……でも、さっきまでいた世界とは明らかに違う。」
二人は時空管理局へ通信を図ろうとするもやはり音信不通。完全に異世界へ飛ばされてしまったようだ。
そんな時、なのは達の脳にあるビジョンが浮かびあがる。
砂漠のような場所にたたずむ巨大なピラミッドだ。
「フェイトちゃん……あれ」
「うん。ピラミッド……?」
そしてピラミッドの元で無理矢理働かされている子供達……。
「ひどい……!」
「こんなこと、やめさせなきゃ!」
二人がそう思った刹那、またも世界が歪んだ。

210 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/05/05(土) 16:34:50 ID:nwDcZGRH
第1話「狂乱の世界へ」


「ん……?」
なのはとフェイトは目を覚ました。ここはどこかの荒野のド真ん中。かなり殺伐とした風景だ。
「どこだろう……ここ」
「さぁ…………やっぱりだめ。時空管理局にも繋がらない。」
なのはとフェイトは完全に異世界へと飛ばされてしまったのだ。
「……とりあえず、どこか人のいる場所へいこう」
「……うん。」
そうして二人は歩き出す。

この世界にさっき見たピラミッドがあるのだろうか?何のために私達はこんな世界へ飛ばされたのだろうか?
いくら考えてもわからない。
しばらく歩いたところで、なのはとフェイトは休憩することにした。




「な……!なのはとフェイトが行方不明やて!?」
「あ、ああ……」
クロノに連絡を受けたはやてが叫ぶ。親友が行方不明になったというのだ。はやても落ち着いてなどいられない。
「わかった!うちらもなのは達探すんに協力する!」
はやてとヴォルケンリッターもなのは達の捜索に協力することに。
「テスタロッサなら大丈夫だとは思うが……」
「ったく行方不明なんて……世話がやけるなぁ!」
シグナムとヴィータが言う。一応二人も心配はしているのだ。
こうしてはやて達も捜索班入りとなった。

211 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/05/05(土) 16:37:13 ID:nwDcZGRH
『ブロロロロ……』

休憩していたなのは達にバイクの音が聞こえる。
「フェイトちゃん!この音……!」
「うん、人だ!」
二人の顔に元気が戻る。ようやく誰かに会えそうなのだ。
なのは達はバイクの聞こえる方向へ走り、バイクの前に飛び出した。
「待って下さい!」
なのはの声にバイクが止まる。バイクに乗っているのは二人組の大男だ。
「あ〜ん、なんだお前らぁ?」
「あ、あの……私達遭難してしまって……できればどこか町まで案内して欲しいんですが……」
フェイトが言う。だが男はニヤついて何か喋っている。
そして……
「何言ってんだお前ら?そんなことするわけねぇだろ」
「お前らを手土産にすれば俺達ぁ晴れて聖帝正規軍だ!」
二人の男が笑いながらなのは達に迫る。なんだかよくわからないが、これは明らかにピンチだ。
「な、何するんですか……?」
「へっ、知れたこと。お前らを聖帝様への手土産にするんだよ!」
「せ……聖帝?」
「ぐふふ……これ以上の問答は無用だ!」
二人の男がなのは達に向かって飛び掛かる。
「なのは……!」
「うん!」
二人はバルディッシュとレイジングハートを起動しようと念話で合図する。
変身してこの人達を気絶させる。そのためにデバイスを起動しようとした、その時だった。

212 :リリカルスクライド:2007/05/05(土) 16:37:33 ID:2bpYPrwi
>>207
たぶん時間を書いてることについてかな?
もしくは、なのは×ギアスクロスSSさんのと間違えたかのどちらかでしょう。

またミス発見…
>>199
「(どうした?いや、言わなくても良い。主と高町なのはの所へ向かいたいのだろう?)」
 長年の付き合いを二人にとって、互いの考えが手に取るように分る。
「(私も、主とテスタロッサの安否が気がかりだ)」 を、

長年の付き合いである二人にとって、互いの考えが手に取るように分かる。

って文に修正します。
あと、
シャマルは、アームドデバイス・クラールヴィントを使い転送空間を構築し始めた。
の後の文章追加します。

「(リィンちゃん。ヴィータとシグナムはああ言ってたけど、私たちも、はやてちゃんの援護に向かいましょう。リィンちゃん抜きだと凍結魔法の制御も難しいからね)」
「(は、はい!ありがとうです)」
 シャマルの心遣いでいつものテンションに戻ったリィンフォースIIは、スバルたち4人と1匹の方を向いた。
「スターズFとライトニングFは、各チームの隊長たちの援護に向かってください。私とシャマル医務官は、マイスターはやての救援に向かいます」

って感じに修正します・・・読み直したら穴が多いぜOrz


213 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/05/05(土) 16:40:33 ID:nwDcZGRH
パシュ……!

目の前の男の体が音を立てて切り刻まれる。バラバラになった体は重力に引かれ地面へと落下する。
「ひ……っ!」
なのは達も驚く。悪人とはいえ目の前で人が一人死んだのだ。
「ひぃぃっ!!」
もう一人の男は一目散にバイクに乗り、この場から逃げた。仲間が死んだというのに、薄情な男だ。
「大丈夫かい?」
「……!」
突如現れた男に聞かれ、構えるなのはとフェイト。目の前で人を殺したのだ。そんな相手を簡単に信用することはできない。
「恐れることはない。もう大丈夫だ」
目の前で人を殺した大男が言う。この男どうやら目が見えないようだ。顔に大きな傷がついており、目は閉じている。
「あなたは、何者ですか?」
「何故、私達を助けてくれたんですか?」
「わたしは南斗六聖拳のひとり、南斗白鷺拳のシュウ。人を助けるのに、理由はいらない」
シュウという男は名乗った。
どうやら悪人ではなさそうだが……
人を殺した事に納得はいかない。だが今はこの男に頼るしかない
「どこか人のいる場所へ案内してほしいのですが……」
「ああ、そのつもりだ。ついてくるといい。」
シュウが言う。なのは達もシュウに従おうとした、その時……
「待てぇい!」
「……?」
後ろから聞こえる声に振り向けば、さっき逃げた男が仲間をつれてきたのだ。
「貴様ら、ただでは帰さんぞ!」
さっきの男、かなり怒っているようだ。

214 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/05/05(土) 16:44:15 ID:nwDcZGRH
「フ……愚かな」
シュウが言う。また全員殺す気なのだろう。そんなこと、させない!
「シュウさん!ここは私達に任せて下さい!」
なのはが言う。シュウは何をするのかとなのは達を見る。
「レイジングハート!」
「バルディッシュ!」
「セットアップ!!」
二人がそう叫ぶと、デバイスが起動し、一瞬で姿が変わる。
「キミ達は……!」
シュウも驚いている。
「私達はこの世界の人間ではありません……」
「あの人達を気絶させるくらいなら、私達にもできます」
シュウに任せたら間違いなく全員皆殺しだろう。いくら悪人とはいえ、なのは達的にそれは避けたい。
「この世界の人間ではない?フ……いいだろう」
「行くよ!フェイトちゃん!」
「うん!」
二人は凄まじい速度で飛び上がると、小さな魔法で男達にダメージを与えていく。当たった男はどんどん気絶していき、ついに最後の一人だ。
「これで!」
なのはの魔法が直撃し、最後の男も倒れた。


数分後、男達を片付けたなのは達はシュウに駆け寄る。
「私達は、魔法のある世界からきた魔導師なんです」
「魔法……にわかには信じられんが、さっきのを見れば信じるしかないな……」
なのはにいきさつを説明され、シュウが納得する。いや、まだ完全に信じてはいないだろうが。
「あの……目、見えるんですか?」
フェイトが質問する。

215 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/05/05(土) 16:47:09 ID:nwDcZGRH
「む……心の目は常に開いている。」
「心の目……ですか。」
シュウに言われなのは達も納得する。まあ、あまり深く考えないことだ。
だが、次の瞬間突然シュウが飛び上がった。
「な……!?」
後ろにはさっき気絶させたはずの男が。シュウは一瞬で男の背後に着地する。
「……あ」
「キミ達は確かに強い。だが甘すぎる……」
構えるフェイトだが、もはやその男に息は無く、またしても全身がバラバラになった。シュウがトドメを刺したのだ。
「……そんな……」
また一人、目の前で人が死んだ。
シュウが悪人でないのはわかるが、何も殺さなくてもいいんじゃないかと思うなのは。
「……ついてきなさい……。」
シュウはそんななのは達の表情を見て、静かに言い、歩き出した。
なのは達はシュウのやり方を認めたくはなかったが、今はシュウに頼るしかない。
そう判断し、シュウの後を追うのだった。



そして、これからなのは達は北斗と南斗の宿命の戦いに巻き込まれてゆくのだった……

216 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/05/05(土) 16:48:53 ID:nwDcZGRH
第1話終了です


北斗の拳とのクロスですが…需要なさそうかもorz

一応感想とか期待してます!

217 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/05/05(土) 16:50:05 ID:fBkpBvyx
いろんな意味で危険な世界に行っちゃったな

218 :リリカル龍騎の人:2007/05/05(土) 16:53:13 ID:E07Y0m80
>>216
GJです
随分とまたヤバイ世界に飛ばされましたね…
生きて帰れるかより人死に見て精神力持つかの方が心配になってきました

219 :リリカルスクライド:2007/05/05(土) 16:56:08 ID:2bpYPrwi
>>216
割り込んでしまって、ごめんなさい。

そんじゃ一言…
GJや!なのは達は人の死に対して免疫が無いから辛い世界だなぁ、北斗の拳世界


220 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/05/05(土) 17:16:00 ID:4WhCu87h
北斗の世界ですか・・・
シュウはまだ人体を細切れにするから大丈夫かもしれないけど、
ケンシロウって人体を内部から破壊するから、ぶちまけるだろww
それ見てなのはさん達、トラウマにならなきゃ良いなぁ

221 :北斗の人:2007/05/05(土) 17:31:11 ID:nwDcZGRH
皆さん、感想どうもです!


やっぱり人の死に抵抗はあると思いますが、そこは割り切るしかないですね…

222 :204:2007/05/05(土) 17:33:55 ID:n6L7clLz
すいません、間違えました。正しくは>>212の通りです。
えらそーに指摘して間違えるなんてこっ恥ずかしくそれ以上に申し訳ない……

223 :リリカル龍騎の人:2007/05/05(土) 18:39:08 ID:E07Y0m80
>>222
まあまあ、気にしなくていいですよ。
あれで自分の文見直す機会が出来たわけですし、むしろ感謝したいくらいです

では、第四話投下します

224 :リリカル龍騎の人:2007/05/05(土) 18:39:39 ID:E07Y0m80
はやてちゃん、準備できたよ!」
「分かったで。エビルダイバー!」
 はやての指示とともに、エビルダイバーがギガゼールを空中に跳ね上げる。
この瞬間、ギガゼールの消滅が確定した。
「行くよ、レイジングハート!アクセルシューター、シュートォォォォォ!!」
『Accel Shooter.』
 無数の魔力弾がギガゼールへと向かっていき、そして当たる。
着弾箇所が一箇所ずつ削られ、着弾のたび穴が開き、最後にはエネルギー光以外何も残らなかった。

 片をつけ、アースラへと戻った面々。
クロノを見つけると開口一番、多少の邪悪なオーラを放ちながら、なのはが問い詰めた。
「ク・ロ・ノ・君?何であの装備の使い方教えてくれなかったのかなぁ?」
「いや、聞かずに飛び出していったのは君達だろう」
「…で、でも、それなら念話で教えてくれたって…」
「それなんだが…こちらからのミラーワールドへの念話は通じないようなんだ」
 初耳である。ミラーワールドにはジャミングの類でもかかっているのだろうか。
結局自分が悪いということを確認することになり、なのはの精神に多少のダメージができたようだ。
「…まあいい、今から説明する」
 そしてクロノはシステムの事について説明を始めた。
モンスターのデータを入れることで、ミラーワールドでの活動が可能、戦闘力の強化、モンスターデータの実体化、モンスターの気配察知が可能だという。
さらに言えば、データ化したモンスターが強ければ強いほど戦闘力の増大も大きくなるようだ。
ただし、本物のモンスターじゃない分戦闘力は劣るし、活動限界もライダーより二分短い7分55秒となっている。
「名前は何ていうの?」
「…ライダーの使うカードから名を取って『アドベント・システム』だ」
「アドベント・システム…」

第四話 『龍の再誕』

225 :リリカル龍騎の人:2007/05/05(土) 18:40:12 ID:E07Y0m80
「真司…お前何回遅刻してくりゃ気が済むんだよ!」
 編集長の大久保大介が真司にコブラツイストを食らわせる。
「痛い痛い痛い!勘弁してくださいよ大久保先輩!」
「『編集長』だって言ってんだろ!」
「あ、そうでした。いだだだだ!」
 まあ、OREジャーナルではよくある事。
 
 プルルルル…ガチャ
OREジャーナルに電話がかかってくる。電話の呼び出し音を聞き、受話器を取る大久保。
「はいOREジャーナル…お、令子か」
 電話の相手はOREジャーナルの記者、桃井令子だったようだ。
『編集長、また行方不明事件です』
「何ぃ?」
『まだ一連の事件と同一のものか分かりませんけど…これから行方不明者の自宅に行ってみます。住所は…』
「ああ、分かった。ああそうだ、真司のヤツ手伝いに行かせっから」
『ええ?城戸君ですか?邪魔になるだけなんですけど…』
「いやいやいや、まあそう言わず仕込んでやってくれって。まだ見習いなんだし、俺の後輩なんだからさ」

 昨夜、また一人失踪した。
今回の失踪者の名は榊原耕一。これまでの失踪者と同様、原因や目撃者が見当たらず、部屋も密室、どうして失踪したかが分からないという状態だ。
その榊原のアパートで、真司と令子が合流する。
「令子さん!事件ですか!?場所どこです!?」
 現場で大声という、普通ならやらないようなマネをしでかす。
それを見た令子も呆れ果てているようだ。
「…バカ」
「あ、令子さん」
 令子の姿を見つけ、駆け寄る真司。
「あのねえ…現場で大声出すなって言ったのもう忘れたの?」
「あ」
 忘れていたようだ。
「…すいません」
「この間みたいに私の仕事の邪魔はしないでよ。いい?」
「分かりました」
「じゃあ、城戸君は部屋の中を調べて。許可は取ってあるから」
 そう言うと令子は周囲の聞き込みへと向かった。
真司もアパートの管理人室へと行き、鍵を開けてもらう。

226 :なのは×ギアスクロスSS:2007/05/05(土) 18:40:17 ID:iExFsucs
リリカルスクライド氏、リリカル龍騎氏
GJです 。いつも楽しく拝見させて頂いております

北斗氏
初投稿お疲れ様です
しかし彼女達の戦力ならあの世界の覇王になってしまいそうですね・・・
次回作お待ちしています

>>204
いや・・・初めはセリフの前に名前は入れてなかったんですが
なんか人が多くなりそうだったので敢えてああいう形式にしてみたんですけど
やっぱ見づらいすかねぇ。
元に戻すべきなのだろうか・・・どうしよう・・・

227 :リリカル龍騎の人:2007/05/05(土) 18:41:06 ID:E07Y0m80
「任せてください。必ず真実を突き止めて見せますから」
「頼むよ」
 管理人が榊原の部屋の鍵を開け、ドアを開く。
「部屋を片付けようにも、気味が悪くてさぁ」
 ドアを開けた瞬間に漂う異質さ。真司が部屋の中を見た時にその正体がはっきりした。
部屋にある姿が映るものすべてが新聞紙で覆われている。
食器棚のガラスや窓まで塞がれ、光も入らない、そんな状態だ。
何か分かるかと思い、食器棚の新聞紙をはがすが…何も無い。
「何でこんな事したんだろ…」
 そうして窓に向かって歩く。すると何かが足に当たった。
足元を見ると、何か四角い物体が落ちている。それを拾い上げる真司。
中に何かが入っているのを見つけ、取り出した。『SEAL』と書かれたカードだ。
「あれ?俺、これどこかで…」
 その瞬間、真司の頭の中に色々なものが飛び込んできた。
秋山蓮との出会い、ドラグレッダーとの契約、シザースやガイ、王蛇との激闘、手塚との出会いと別れ、そしてオーディンのタイムベント。
そう、真司は今、かつての戦いの記憶を全て取り戻したのである。
それと同時にモンスターの気配を示す金属音。前の戦いと同じなら、クモ型モンスターのディスパイダーが現れるはずだ。
とりあえず取り出したカードをしまい、その気配の発生源へと駆け抜けた。

 令子が榊原の部屋に行くと、もう真司はいなかった。
「…もう、戻るなら戻るって言いなさいよ」
 とりあえず部屋を後にし、車へと戻る。
そしてこの後、信じられないものを目にすることになった。
「城戸君…?」
 見ると真司が令子の車の前に立っている。
近付いて話を聞こうとするが、突如カードデッキを前に突き出す。
すると何も無い空間からバックルが現れ、それが真司の腰に巻きついた。
驚き、目をこすっている令子。
無理もない。普通ならありえないことが目の前で起こったのだから自分の目を疑いたくもなる。
だが、驚きはこれで終わらなかった。
右腕を左上に伸ばし、ポーズをとった真司が「変身!」と叫ぶ。
そしてバックルにカードデッキを装着し、変身して車の窓に消えた。
「何が起こったの…?今のは何?」
 目の前の出来事を現実として受け入れられないまま、とにかく自分の車へと歩き出す令子。
車の窓には巨大な蜘蛛と、それと対峙する真司が映っていた。

「手塚さん、もっとスピード出えへんの?」
「無理を言うな。これでもかなりのスピード違反をして走っている」
 手塚の赤いバイクに、二人の人影が乗っている。
一人は嘱託魔導師・八神はやて。もう一人は仮面ライダーライア・手塚海之。
先日占ってもらい損ねたシャマルとともに改めて占いに来ていたのだが…今回もまたモンスターの出現で占いが中断されることになった。
いつになったら占ってもらえることやら…失礼、話がそれた。
この3人のうち、ミラーワールドに入れるのははやてと手塚のみという事で、はやてをバイクに乗せてモンスターの出現位置へと移動しているところである。
ちなみに現在の速度は80km/hである。警察がいたら違反切符を切られていただろうが、幸い見つからずに目的地にたどり着けそうだ。

228 :リリカル龍騎の人:2007/05/05(土) 18:41:39 ID:E07Y0m80
ズシャアアアア…ゴスッ
「ってぇ…」
 ライドシューターを持たない真司は、モンスターの前に現れ、そして思い切り滑って近くの車に頭をぶつけた。
やはりタイムベントで時が戻っても、ブランク体でミラーワールドに入ると頭を打つのは変わらないようだ。
「…っと、やっぱりコイツか!」
 真司の予想通り、そこにいたモンスターはディスパイダーだ。
ディスパイダーの方も音と声で気付いたのか、真司の方を向く。
「よし…行くぞ!」
 そう言うと、カードデッキから一枚のカードを取り出し、バイザーに装填する。
『SWORDVENT』
 上空から長剣『ライドセイバー』が落ちてきて、そして地面に突き刺さる。
それを引き抜くと、ディスパイダーへと突っ込んでいった。
もちろん、前のようにただ振り下ろすだけだと折られてしまう。それが分かっていた真司は、ディスパイダーの足の節目を狙う。
ここなら他と比べて脆いだろう、そう考え、ディスパイダーの足の節目に突きを食らわせようとするが…
「…まあ、予想はしてたけどな」
 折られた。
ならばと言わんばかりにもう一枚のカードを取り出し、バイザーに装填。
『GUARDVENT』
 今度は盾『ライドシールド』が落ちてきて、真司の左腕に納まる。
「だあああああぁぁぁぁぁぁ!!」
 武器は無い。ならば取れる戦闘手段は肉弾戦のみ。
ライドシールドを装備して左腕を補強し、渾身のパンチを繰り出す。

 ボキィッ

 嫌な音、それとともに走る激痛。
おそるおそる痛みの発生源である左腕を見ると…本来ありえない方向に曲がっていた。
「折れたァ!?」
 これはさすがに予想外。ついでに言うとライドシールドも真っ二つだ。
とにかく、これで武器は無くなり、格闘戦も通じないことが分かった。
『詰み』という奴であr…いや、まだ取れる手段はあった。
(こうなったら…使うか?封印のカード…)
 前の戦いでは使わずに破り捨てたカード『SEAL』。それはモンスターを封印するカードだ。
万策尽きた今、それを使うしか助かる道は無い…そう思われていた。
『ギャオオォォォ…』
 …その必要は無くなったようだ。

229 :リリカル龍騎の人:2007/05/05(土) 18:42:09 ID:E07Y0m80
 真司はこの咆哮に聞き覚えがあった。
      それは、紅蓮の火龍。
      それは、無双龍の名を持つ魔物。
      それは、共に戦った相棒。
 その咆哮の主は『無双龍ドラグレッダー』。かつて真司と共に戦った龍のモンスターである。
「そうだ…前と同じなら、こいつが俺を狙っててもおかしくないはずだ!」
 真司は一度ディスパイダーかと距離をとり、無事な右腕で折れたライドセイバーを投げつけた。
足の一本で弾き返すディスパイダー。しかしそれで隙が出来た…モンスターと契約するには十分な隙が。
この隙に真司は一枚のカードを取り出す。それは佐野がギガゼールと契約した時に使われたものと同じカードだ。
「悪いなドラグレッダー、俺を食おうとしても無駄だよ。」
 契約のカード『CONTRACT』をドラグレッダーに向け、契約を結ぶ。
「お前の力を借りるよ。またよろしくな」
 光がおさまったとき、真司の姿が変わっていた。
銀の仮面、銀の胸当て、そして紅い鎧を纏う仮面ライダー『龍騎』となったのである。

「仕切り直しだ。いくぞ!」
 そう言って一枚のカードを取り出し、ドラグバイザーへと装填しようとする。
だが、ドラグバイザーがあるのは左腕。先ほどの骨折が響き、装填しようとすると痛みが走る。
彼らが現れたのは、まさにその時だった。
『ADVENT』
 見覚えのあるモンスターが飛来する。
ピンク色のエイのようなモンスター。それを持っているのは、龍騎の記憶には一人しかいない。
そして、そのモンスターの主が現れる。
「お前…ライアの手塚海之!?」
「俺はお前を知らない…だが、どうやらお前は俺を知っているらしいな」
 エイのようなモンスター…いや、エビルダイバーを引きつれ、ライアが現れる。
さらに遅れること数秒、はやてが路地から現れた。
その事で龍騎がさらに驚く。
「はやてちゃん!何でこんな所に…しかも生身でいるんだ!?」
「え…その声、真司君?そのカッコどしたん?」
 どうやらこの二人は知り合いのようだ。
龍騎にしたって知り合いが生身でミラーワールドにいたら驚くし、はやてははやてで知り合いがライダーになってミラーワールドにいたら驚くだろう。
「ああ、もう!この際事情の説明は後だ!とにかくコイツを何とかするぞ!」
 全員それで納得し、臨戦態勢を取る。
戦闘再開である。

   次回予告
「「食らえ!!」」
「他のライダーにも、教えれば止められるかも」
「城戸君、あれはどういう事?」
『戦え…戦え!』
仮面ライダーリリカル龍騎 第五話『龍騎』

230 :リリカル龍騎の人:2007/05/05(土) 18:44:54 ID:E07Y0m80
投下終了です
…骨折はさすがにやりすぎでしたかね?

当SSではデッキ入手と同時に記憶を戻させていただきました。
本編28話でも記憶は残ってましたし、記憶は残ってるものってことでひとつ

231 :北斗の人:2007/05/05(土) 19:02:50 ID:nwDcZGRH
>>230
GJです!
シンジとはやての関係が気になりますね
もうすぐナイト登場ですかねw
wktkして待ってますw

232 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/05/06(日) 02:33:31 ID:YAMOsMbW
お前ら全員GJ杉だろ。
明日仕事なのにどうしてくれるんだ

233 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/05/06(日) 09:31:06 ID:oeF1UfTd
> 「折れたァ!?」

これが剣じゃなくて、まさか腕だったとは完璧に予想外w
まあ子供に配慮しなくてもいいから、多少の過激描写は全然OKっすよ
これからも頑張って下さい

234 :リリカル龍騎の人:2007/05/06(日) 19:13:18 ID:jsmhkkpm
感想、ご声援ありがとうございます
とりあえず保守がてら第五話投下します

うん、いいかげん自重しろ俺

235 :リリカル龍騎の人:2007/05/06(日) 19:13:48 ID:jsmhkkpm
 アースラ艦橋。
「大型モンスターの反応を確認、現在はやてちゃんと手塚さんが迎撃に向かっています!」
 こちらでもディスパイダーの出現はキャッチしていたようだ。
なぜ念話はダメでレーダーは使えるのかは気にしてはいけない。
「それと…手塚さんとは別のライダーの反応が!」
「別のライダー?手塚が話していた13人のうちの一人か…?」
 別のライダーの存在を聞き、少し考えるクロノ。
読者の皆様には分かるだろうが、その別のライダーとは龍騎のことだ。
「はやてさん達に『別のライダーがいるから、話が通じるようなら協力を頼んで』と伝えて」

 はやてが何かを話している。
「え?別のライダー?…はい。」
『はやてちゃん、どうかしたんですか?』
「ああ、エイミィさんから念話や。別のライダーがおるから、話通じるようなら協力頼めって」
 そんなことを話している間に目的地へとついた。
「ああ、出たの私らの家の近くやったんか」
 はやての家の近くにはアパートが二つある。そのうちの一つが榊原のアパート…つまりディスパイダーが現れた場所である。
ミラーワールドへと入ろうとするが、車の前で何かを見つめている女性がいる。
ここで変身や甲冑の装備をしたら見られてしまう可能性がある。
だから近くの路地に行き、そこからミラーワールドへと入った。

 そして今に至るというわけだ。
「お前…ライアの手塚海之!?」
「俺はお前を知らない…だが、どうやらお前は俺を知っているらしいな」
 エビルダイバーを引きつれ、ライアが現れる。
さらに遅れること数秒、はやてが路地から現れた。
その事で龍騎がさらに驚く。
「はやてちゃん!何でこんな所に…しかも生身でいるんだ!?」
「え…その声、真司君?そのカッコどしたん?」
 どうやらこの二人は知り合いのようだ。
龍騎にしたって知り合いが生身でミラーワールドにいたら驚くし、はやてははやてで知り合いがライダーになってミラーワールドにいたら驚くだろう。
「ああ、もう!この際事情の説明は後だ!とにかくコイツを何とかするぞ!」
 全員それで納得し、臨戦態勢を取る。
戦闘再開である。

第五話『龍騎』

236 :リリカル龍騎の人:2007/05/06(日) 19:14:29 ID:jsmhkkpm
『SWINGVENT』
 ライアがエビルウィップを手に、ディスパイダーへと向かっていく。
そして例のごとく叩く。先ほどのライドセイバーと違い、結構効いているようだ。
そんな様子を見て龍騎も先ほど取り出したカードを装填しようとするが、腕の痛みが響く。
「真司君?もしかして腕を…」
「いや…大丈夫大丈夫!」
 はやてが心配して声をかけるが、真司は心配かけまいと強がる。
そして腕の骨折であることを思い出した。
「そうだ…手塚!」
 声に反応し、龍騎の方を向くライア。すると一枚のカードが飛んできた。
飛んできたカードをキャッチして見ると、『STRIKEVENT』と書かれている。
「それをベントインしてくれ!」
 ストライクベントを手塚のバイザーに装填させようとする。
ちなみにカードをバイザーに装填することを『ベントイン』と言うのだが、便宜上装填とさせていただいた。
ライアは指示通り受け取ったカードをエビルバイザーに装填する。
『STRIKEVENT』
 上空からナックル『ドラグクロー』が飛来する。
そして飛来したドラグクローは龍騎の右腕に納まった。
一部のカード以外は誰が装填しても持ち主に効果が現れるのである。
「っしゃあ!」
 ドラグクローという武器を得て、ディスパイダーへと突撃する龍騎。
『マイスターはやて、私達も!』
「わかっとる。二人ともよけてや!」
 はやての声を聞き、思い思いの方向へと飛ぶ龍騎とライア。
「彼方より来たれ、やどりぎの枝。銀月の槍となりて、撃ち貫け。石化の槍、ミストルティン!」
 魔法陣から7本の光の槍が飛ぶ。そしてそれらは全てディスパイダーに直撃した。
この魔法の名は『ミストルティン』。光の槍を飛ばし、当たった相手を石化させる魔法である。
着弾箇所からどんどん石化するディスパイダー。それを見て龍騎が驚く。
「何だよこれ…」
「驚いている場合か!終わらせるぞ、合わせろ!」
『COPYVENT』
 他のライダーの武器をコピーするカード『コピーベント』で龍騎のドラグクローをコピーするライア。
そしてそれを龍騎とともに構える。
「ハァァァァ…」
 構えると同時にドラグレッダーが飛来。口の中に炎を溜めこみ、それが球体となる。
その瞬間、龍騎とライアの動きが同調した。
「「食らえ!」」
 二人同時にドラグクローを突き出す。それと同時にドラグレッダーが火球を放つ。
これが、ドラグクローを前に突き出すことにより、ドラグレッダーの火球を叩き込む大技『昇竜突破』である。
昇竜突破を二人同時に放ったのだ。破壊力も増大するのは自明の理である。
炎が直撃し、爆発。ディスパイダーが木っ端微塵に砕け散った。

237 :リリカル龍騎の人:2007/05/06(日) 19:15:00 ID:jsmhkkpm
 決着の後、彼らはミラーワールドを出て、現実世界へと帰ってきた。
帰ってからいろいろ真司に問い詰められたが、「アースラに着いてから全て話す」と言って口を封じた。
で、現在位置はアースラの艦橋である。
「――――ということなんだ」
「…まあ、鏡の世界とかモンスターとか時間を戻すカードとか、そんなのがあるんなら魔法もあるよな」
 どうやら事情の説明が終わったところのようだ。
というかライダーバトルという非常識すぎる事に巻き込まれているのだから、今更この程度の非常識では驚きはしないだろう。
「ってちょっと待った。時間を戻す…って、どういう事なん?」
「…13人目のライダー『オーディン』は、時間を戻すカードを持ってて、それで時間を戻して戦いを調整してるんだ。
多分オーディンが勝ち残るまでやり直し続けるんだと思う」
「…それが本当ならとんだ出来レースね。でも、何で城戸君がそんな事を知っているの?」
「それは俺にもわからない。ただ、このデッキを見つけたら、時間が戻る前の記憶が戻ったんだ」
「それなら手塚さんのこと知っとってもおかしくあらへんな。多分時間が戻る前にどこかで会っとったんやろ」
 手塚のことを知っていた件はこれで納得がいったようだ。
納得したところで真司が手塚に話を振る。
「手塚、お前は確かライダーの戦いを止めたいんだったよな?
だったら時間が戻るカードのことは覚えておいたほうがいいんじゃないか?
他のライダーにも、教えれば止められるかもしれないしさ」
 それを聞き、すぐさまユーノが理解する。というか、ユーノいたのか。
「それって、いくら戦っても願いは叶わないって分かるから、戦う理由も無くなるってこと?」
「そうそう、そういうこと」
 その後、手塚のときと同じようなやりとりの末、真司もアースラに協力することになった。

「せや。真司君医務室どこだか分かる?」
 突然はやてに話しかけられる。
「医務室?何で?」
「ほら、真司君左腕痛めとったやろ?治療してもらったほうがええんとちゃうかって」
「いやだから大丈夫だって」
 やはり気付かれていた。だが、心配させまいと再び強がる。
…近くにいたクロノがノックする要領で左腕を叩く。
「!!!!!!」
 もの凄く痛そうな反応だ。というか折れているのだから実際痛い。
「…ただの強がりだったようだな」
「ああやっぱり。ほら医務室行くで」
 はやてに連れられ医務室へと向かう真司。どっちが年上だか分からない。

 そして医務室
「あら?はやてちゃん、どうしたんですか?」
 医務室に行くと、そこにはシャマルがいた。
「私はただの付き添いや。真司君がモンスターに片腕やられてるみたいやったから」
「…ども」
 入りにくそうに医務室に入る真司。
「…え?真司さん?何でここに…」
「真司君も手塚さんと同じやったんよ。ライダーやった」
「…えぇ!?」
 あからさまに驚くシャマル。まあ、知っているのはさっき艦橋にいたメンバーだけだから仕方ないといえば仕方ない。
とにかく腕の治療をしてもらう真司。
さっきありえない方向に曲がっていたからまさかと思ったが…やはり折れていた。
この後真司は「骨折しとったのに何で無理して戦ってたん?」とはやてに問い詰められて四苦八苦していたのは別の話。
ちなみに治療魔法『静かなる癒し』をもってしても全治1週間程度まで治療するのがやっとだった。
ギプスを使わずに済むだけまだマシといったところか。

238 :リリカル龍騎の人:2007/05/06(日) 19:15:31 ID:jsmhkkpm
 アースラから帰ってきた真司は、まだ仕事の真っ最中だということを思い出し、急ぎOREジャーナルへと戻った。
途中で抜けたの怒っているだろうと思いながらバイクを運転しているといつの間にかOREジャーナルに着いていた。
すぐに編集部に行き、ドアを開ける。
「すいません、編集長。戻んの遅くなりまs「真司、お前ちょっとこっち来い」え?あ、はい」
 多分途中でさっさとどこかに行ったことでどやされるんだろうな。真司は最初そう思った。
だが、聞かれた内容でそれは違うと確信する。
「城戸君、あれはどういう事?」
 質問してきたのは令子だった。
「え?令子さん、『あれ』って…何のことですか?」
「とぼけないで、私見たのよ。あなたが特撮ヒーローみたいな姿に変身して窓の中に消えたのを」
 見られていた。いつ?どこで?
決まっている。ディスパイダーを倒すために変身したあの時だ。
「真司、お前何か隠し事してるな?」
 …言い逃れは不可能。ばれている。
「…分かりましたよ。話します。けど、これは絶対内緒ですからね!」

「なんか…一昔前の特撮ヒーローみたいね」
 エンジニアの島田奈々子がそうつぶやく。
「真司、嘘つくならもっと現実味のある嘘にしろ…って言いたいところだが、令子が見たのも合わせるとどうも本当みたいだな」
「そうですね編集長。それなら行方不明事件も『全員モンスターに食べられた』で解決できますし」
「行方不明事件の真相がこんなとんでもない物だとはな…」
 全員渋々ながらも信じたようだ。
「それで、お前はこれから先もその仮面ライダーとして戦うつもりか?」
「…はい。モンスターと戦って人を守れる、そういう力があるんです。ならそのために使いたいんです」
 真司の決意は固い。
もはや誰が何を言っても止まらない、大久保はそう感じ取った。
「よし、分かった。やってみろ!」

239 :リリカル龍騎の人:2007/05/06(日) 19:16:07 ID:jsmhkkpm
「ありがとうございましたー」
 OREジャーナルの近くにあるコンビニ。真司はそこにいた。
「早く戻らないと編集長がうるさいからな…えっと、俺のバイクは…」
 今回の締め切りが近いので、全員揃って残業である。
ならばなぜ真司はコンビニにいるのか?その答えは簡単、夜食の買い出しだ。
そして全員分の夜食を買い、OREジャーナルへと戻ろうとした…
キィィィン…キィィィン…
どうやら戻る前に一つやる事ができたようだ。
モンスターだと思い周りを見る真司。だが近くにモンスターの気配は無い。
気のせいだったかと思い、バイクに乗ろうとその方向を見ると、サイドミラーに神崎が映っていた。
『仮面ライダー龍騎…城戸真司か』
「神崎士郎…お前、こんな戦いを何回繰り返すつもりだよ!」
 それを言い終える頃には、神崎は映っていなかった…。
それもそのはず、真司の後ろにいたのだから。
『ほう、タイムベントの記憶があるのか。そのまま同じように繰り返すといい』
「残念だったな、もう前と違う進み方してるんだよ!」
『どういう事だ?』
「前はディスパイダーとの戦いで蓮に会った。でも今回は蓮じゃなくて手塚に会ったんだ」
 言い終える前に、神崎は再び鏡に戻っていた。
「それだけじゃない。この時点では前は誰にもばれてなかったのに、今回は何人かの人にばれているんだ」
『すでに前と違う進み方をしているのか…それもいい』
「神崎士郎!俺は絶対に、ライダーの戦いを止める!誰一人死なせたりしない!」
『それがお前の願いか。いいだろう。そのために戦え…戦え!』
 言い終えると、神埼が消えた。
(そうだ、誰かに死なれてたまるかよ…!)

   次回予告
「はやてちゃん、真司さんと前から知り合いだったみたいだけど…」
「いやー、アパート追いだされちゃってさ」
「イライラするんだよ…」
「何ですって?浅倉が!?」
仮面ライダーリリカル龍騎 第六話『蛇と蟹』

240 :リリカル龍騎の人:2007/05/06(日) 19:20:01 ID:jsmhkkpm
投下完了です
うう、自分でも分かるくらいのグダグダぶりorz
しかもなんか真司のキャラ少し違う気もするし…o|rz

はやての魔法のバリエーションが他と比べて少ないんですが…初代リインの魔法でも持たせてかまいませんか

241 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/05/06(日) 19:46:47 ID:AtKp7xty
GJです!

242 :リリカルスクライド:2007/05/06(日) 23:23:25 ID:Y53fz7zU
>>240
GJを想う声。

はやてには、蒐集ってレアスキルがあるって設定だから、初代リィンフォース技も
使えても良いかも!てか私も使う予定w

また途中まで書いた…続きを書く時間が無いOrz
携帯から投下するカモメ(手術するので入院5日ほど)。

243 :リリカルスクライド:2007/05/06(日) 23:55:38 ID:Y53fz7zU
そんじゃ、まだ続きがあるのですが途中投下します。

ニコニコ動画のクーガーネタが面白いw

244 :リリカルスクライド:2007/05/06(日) 23:57:54 ID:Y53fz7zU
 スクライドの世界に派遣される魔法少女達の冒険

 第二話「第三の腕」
>>199の続き

 凍結魔法で身動きを封じられたオーヴァンを見下ろし転送魔法を詠唱しながら、戦闘を繰り返すなのはとフェイトたちの安否を気遣うはやて。
“はよ、オーヴァンをクラウディアに護送せぇへんと、なのはちゃんとフェイトちゃんが大変や…苦手分野やけどファイトや!”
 徐々に転送魔法が完成しかけている。
 それを良しとしないオーヴァン。
「はやて…君だったかな?1つ取引をしないかい」
 突然名前を呼ばれたはやては、詠唱を中断してしまう。
「な、なんや!?話なら時空管理局本部に護送後でも良いやろ」
 緊張したのか、声が裏返り丁重語で喋るはずが素の言葉で会話してしまっている。
 その表情を見たオーヴァンは、彼女に気付かれない様ニヤリと口元を歪ます。
「今私は左腕にレリックを隠し持っている。だが、私がある言葉を使用すると即爆破されるようになっている」
 オーヴァンは、はやての油断を誘い時間稼ぎをする為、話を持ちかけたのだ。
 左腕の封印解除に必要な魔力が氷結魔法を受けた際、拡散してしまい再度魔力を貯めている状況だ。

 封印解除まで残り120秒…

「そんな、嘘が通用すると思うとるんですか?」
 きりっとした目でオーヴァンを睨み付ける。
 事前に彼のしていること、救いたい家族がいることを知っていた彼女には、自殺をするとは思えなかった。
「…たしかに、嘘はいけなかったな。本音を言わせて貰うと、妹を救う方法がある。それを実行するには」
 凍り付いていない頭を封印された左腕を見つめる。
「これのエネルギーと俺自身に宿る碑文を力が必要なのさ」

 封印解除まで残り100秒…

「碑文?何ですかそれは?」
“掛かった”
「…碑文とは、遥か太古に滅んだ文明が造り上げた究極のデバイスAuraと呼ばれるモノから生み出された八つの因子を碑文と呼ぶ」
 はやてが話しに聞き入っていることを確認すると、更なる情報を話し始めた。
「八つの碑文には各自、特殊な能力が備わっている。私が持つ碑文はコルベニク」
 その名前を聞いて、ふと疑問が頭を過ぎる。
「コルベニク?…はっ!あんたの名前は、オーヴァン・コルベニクって」
「その通りだ。元々は、ちゃんとした苗字があったのだがね…碑文が宿っていることが分かってから時空管理局に保護された際に識別番号の変わりに変えられてね。まぁ元々家族は妹の一人だけだったから良い職場が見つかって良かったと思っていたさ…だが」
 一呼吸するオーヴァン。
「ある実験で妹を意識不明にされた…管理局の本局での実験でね」
 彼の暴露に動揺を隠せないはやて。
「そんな事が在ったやなんて…」
「知らなくて当然だよ。この情報は管理局内でも極一部の職員しか知らないことだからね」

 封印解除まで残り40秒…


245 :リリカルスクライド:2007/05/06(日) 23:59:16 ID:Y53fz7zU

 はやてとオーヴァンが会話をしている頃、隆起した岩陰で待機する動物が居た。
「主はやての行動が妙だ…」
 その動物否、守護獣の名はザフィーラ。
 はやてを主とするヴォルケンリッターの守りの一角を担っている。
「ほぉ〜中々綺麗どころ揃った組織みたいだなぁ。だが、何かが足りない!俺は文化の真髄を極めたはずだ。
そう、水守さんへの思いを最速で駆け抜けていった俺の人生。まさに純粋かつ粋な人生だった。
そんな俺の人生観を持ってしても彼女たちに足りないものが言葉に出ない!なぜだぁ!俺の思考がスロォリィ!?」
「騒がれると隠れて待機している意味が無いのだが」
「あ〜スマン、スマン」
 ザフィーラの後方で望遠鏡を覗き、なのは達の戦闘を見学している謎の男。
 この男と守護獣が出会ったのは、はやて達がロストグラウンドに降り立つ少し前。

 主から事前調査を頼まれたザフィーラは、この地に降り立ちオーヴァンの調査を行っていた。
 その時現れたのがこの男だ。
 男は、両足に大怪我を負っていたが痛がる素振りをせず言った。
「よぉ〜ワン公。その背中に背負ってるバッグに食べ物があるなら分けてくれないかぁ?礼は―」
「犬ではない、守護獣だ!」
「…こいつは驚いた」
 このあと食事を分けてやり、この大地に見知らぬ男が来ていないかなど情報を聞き出しながら行動を共にして今に至る。

「しかし、主はやては何をしているのだ…突然転送魔法を中断したと思った矢先に犯罪者と会話を交わすとは」
 未だに話が続けている主の姿を見つめるザフィーラ。
 その横に足を引きずりながら移動してきたグラサンをした男。
「ありゃ、相手の方が一枚も二枚も上手だな。完全に男の方のペースだ」
「分かるのか?」
 男の悟ったような口ぶりに問うザフィーラ。
「あぁ、女性を口説くのと似たようなものだ。相手に自分の過去を話し興味を持たせ共感させ、最後にはぁ〜ファンタスティ〜ックな口説き文句で―」
「もう良い。この状況が以下に不味い事かは把握できた」
 走る体勢に入ったザフィーラは、横に居る男の方を向いた。
「我は主はやての加勢に行く。貴殿はどうする?」
「俺は、俺の味方だからなぁ〜まぁ気が向いたら手伝うさ」
 グラサンをし、ホーリー隊員の服を着た男は小岩に腰を下ろす。
「そうか。では、また会おう」
 男に別れを言うとザフィーラは、はやての加勢をするため駆けだしていった。


246 :リリカルスクライド:2007/05/07(月) 00:02:07 ID:Bn96OoF0
投下終了〜
この時点では死んで無いので(アフターでも死んでなかったが)登場させました。
碑文とかAuraの設定は若干変えてますのでご了承下さい(.hack//G.U.シリーズ)。

247 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/05/07(月) 00:06:38 ID:e6xr3Go2
乙。
オーヴァンってやっぱ.hackのオーヴァンか。
……ハセヲを期待していい?

248 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/05/07(月) 00:07:21 ID:gl/VIJAW
リアルタイムGJ!!

249 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/05/07(月) 00:58:29 ID:h6nNOGBC
GJ!
何の手術かは知りませんが、頑張って下さい!

250 :なのは×ギアスクロスSS:2007/05/07(月) 01:04:08 ID:bFOJxyZb
九月末、時空管理局本局、コーネリア提督の執務室・・・
”彼”はコーネリア提督に次の任務への着任辞令を受けていた・・・

「・・・では私は次の任地へ赴くが・・・いいなルルーシュ?
くれぐれも判断を誤るなよ。お前はいつも・・・」
「・・・その口上はもう聞き飽きましたので私は失礼させてもらいたいのですが・・・」
「・・・相変わらずだな、その人を舐め切った態度は」
「誰のお陰でこんな性格になったと思っているんです、提督殿?」

「閃光の女帝」の異名を持ち、時空管理局内はおろか行政府にも強い発言力を持つ彼女に
唯一まともに張り合える男・・・ルルーシュ・ランペルージ
彼は元々ミッドチルダ行政府に強い影響力を持っていた高官の家系の出自だったのだが、
彼らの両親がロストロギア関係のテロに巻き込まれて命を落とし、
その時に救助に現れたコーネリアに幼い妹共々命を救われ
彼女の庇護の元で穏やかに暮らしていたのだが、
自身に魔法の才覚があったことと両親を殺した犯人を自らの手で見つけたいという思いから
時空管理局への入局を志願し、現在では彼女の片腕として辣腕を振るっているのだが・・・
二人とも大の負けず嫌いであり、二人が顔を合わせればいつもこんなケンカ口調で
会話が始まる・・・

「全く・・・本来ならば、我等が全軍で事に臨まねばならぬ事態だというのに・・・
何故今年に限ってこうも”豊作”なのだ・・・!」
「仕方ないでしょう・・・。今年に入って発見されたロストロギアは総計で128、
内、第一種指定物が25、しかも遺跡型が12ですから・・・
それらの調査の為に我々はおろか、行政府や聖王教会の部隊まで駆り出してるのが
現状ですからね・・・シュナイゼル卿が手を回してくれなかったらお手上げですよ・・・」
コーネリアは大きく溜息をついて話を続けた
「・・・ともかく今回のお前の任務はあの”11年前の惨劇”を起こしたあの闇の書の回収だ
くれぐれも油断はするなよ。もし何かあれば我等も直ぐに駆けつける」
「・・・まだ着任すらしていないのになぜ貴方にギブアップ宣言をしろと
言われなければならないんです・・・?」
「もしもの時の事を言っているっ・・・!!お前は指揮官としての自覚が・・・!」
また長くなるなとルルーシュが考えていた時、突如提督宛に緊急の連絡が入った
「提督、アヴァロンより緊急入電です。第237特定放置エリアにて闇の書の不法所持で
手配中の人物を発見、カレン副長率いる第二、第三部隊が現在その者達と交戦中、との事です」
「・・・わかった、ご苦労だったな」
「第237特定放置エリアか・・・ここからではカレンとの合流までに2時間以上掛かるな・・・」
ルルーシュがそう呟いた
「それを言っても仕方あるまい。ルルーシュ、お前は直ぐに現場に向かえ
現場までの足はこちらで用意する。いいな?」
「了解です、提督」
「いいか、繰り返すようだがくれぐれも判断を・・・」
彼女がしつこくルルーシュに注意を促そうとすると、彼は鬼気迫る表情で彼女の言葉を中断させた
「・・・分かっていますよ。私としてもあの惨劇を再び起こす気など毛頭ありませんからね・・・
では提督、私はこれで失礼します」
「・・・ふっ、では頼むぞルルーシュ。ハラオウン提督にも宜しく言っておいてくれ」
彼女の笑みを背にし、ルルーシュは執務室を後にした・・・

251 :なのは×ギアスクロスSS:2007/05/07(月) 01:42:56 ID:bFOJxyZb
今日はここまで・・・ってか、やっぱやりづらい・・・!
これからどんどん人が増えてくるのに、いちいちそれらの動作まで
説明してたら、いつまで経っても終わらない・・・!
やっぱり台本形式と叩かれるのを覚悟で戻すべきか・・・
まぁ単に自分に文才が無かったと言う事で・・・

リリカル龍騎氏
乙です、そして本当にすみませんっ!!
>>204で氏にいらぬ濡れ衣を着せてしまった事
そして知らなかったとは言え>>226で氏のssをぶった切ってしまった事
本当に反省しております。これからも頑張って下さい

北斗氏
北斗氏にも謝らなければなりません・・・
>>226で「次回作」などと、まるで氏の作品が完結した様な失礼な
発言をしてしまいました。本当に申し訳ありません。
自分の愚かな発言など気にせず頑張って下さい。

リリカルスクライド氏
いつも乙彼さまです
無事の快復をお祈りしております


252 :リリカル龍騎の人:2007/05/07(月) 19:47:19 ID:AXcqCa4N
>>リリカルスクライド氏
ザフィーラと話してた男になんか物凄く心当たりが…
手術とはまた大変なことになってますね…一刻も早い回復をお祈りします

>>なのは×ギアスクロスSS氏
おお、ルルーシュ参戦フラグが
濡れ衣云々の件に関しては全く気にしてないのでどうぞお気遣い無く…

253 :リリカルスクライド携帯:2007/05/07(月) 21:53:53 ID:1NADxboA
心配かけてすいません。
初手術なので、結構恐れが\(゜□゜)/
>>247
ハセヲの出番があるかは、第四話ぐらいでわかりますよW

>>なのギア氏(携帯なので略)
自分が書きたい文章で行けば良いと思いますよ。

ハァ…お爺さん達のイビキがうるさい(ρ_-)o


254 :リリカル龍騎の人:2007/05/07(月) 22:47:50 ID:AXcqCa4N
浅倉は〜ここにいる〜
ムショのど真ん中〜♪(MAD「王蛇魔女あさくら」より抜粋)

自重しろとか言いましたが、完成したので第6話投下します

255 :リリカル龍騎の人:2007/05/07(月) 22:48:43 ID:AXcqCa4N
『仮面ライダー龍騎…城戸真司か』
「神崎士郎…お前、こんな戦いを何回繰り返すつもりだよ!」
 それを言い終える頃には、神崎は映っていなかった…。
それもそのはず、真司の後ろにいたのだから。
『ほう、タイムベントの記憶があるのか。そのまま同じように繰り返すといい』
「残念だったな、もう前と違う進み方してるんだよ!」
『どういう事だ?』
「前はディスパイダーとの戦いで蓮に会った。でも今回は蓮じゃなくて手塚に会ったんだ」
 言い終える前に、神崎は再び鏡に戻っていた。
「それだけじゃない。この時点では前は誰にもばれてなかったのに、今回は何人かの人にばれているんだ」
『すでに前と違う進み方をしているのか…それもいい』
「神崎士郎!俺は絶対に、ライダーの戦いを止める!誰一人死なせたりしない!」
『それがお前の願いか。いいだろう。そのために戦え…戦え!』
 言い終えると、神埼が消えた。
(そうだ、誰かに死なれてたまるかよ…!)

 翌日、OREジャーナル。
「火事に気付いた場合、最初にどんな行動をとるかで生存率が変わってくるという…と」
 現在夜勤で火事に関する記事を書いている真っ最中。
近くにあるコーヒーメーカーもコーヒー蒸発を通り越してメーカーそのものが溶け出している。
「正確に火を消せるかは疑問だ…よし、もう一頑張りだ」
 真司、気付け。コーヒーメーカーが火元になって火事になっているぞ。
「火事の恐ろしさには…お?」
 やっと気付いたが時既に遅し。
「うわ!火事だよ火事!どうすんだよ!」
 必死に消そうとするが、消えない。全く消えない。それどころか延焼している。
「何だよこれは!どうなってんだよ!消防車!消防車ぁ!う熱っち!熱っちい!!」

「火事だ…火事だ!」
 どうやら夢だったようだ。しかも今は昼前である。
「ちょっ、何やってるの城戸君!」
「火どこ!?火、火、火!」
 思い切り消火器をぶちまける。寝ぼけているようだ。
「うわ!お前何すんだ!」
「あ〜!アマリリス…」
 この後真司は大久保の手によるヘッドロック+ブレーンバスターでKOされた。
つくづくバカとしか言いようが無い。

第六話『蛇と蟹』

256 :リリカル龍騎の人:2007/05/07(月) 22:49:13 ID:AXcqCa4N
 その頃学校では。
「そういえばはやてちゃん、一つ聞きたいことがあるんだけど」
 なのはがはやてに話を振る。
「ん?何や?」
「はやてちゃん、前から真司さんと知り合いだったみたいだけど…どんな人なの?」
「ちょっと待った。その真司って人、誰?」
 昨日のやりとりを知らないアリサが聞く。
「ああ、昨日からアースラに協力してくれてるライダーの人だよ。あの人も戦いを止めたいみたい」
 なぜなのはが知っているか。その答えは簡単、そのやりとりの時に艦橋にいたから。
まあ、筆者の技量不足でセリフもらえなかったが。
「ふぅん…あたしも興味あるな、その真司って人とはやての関係」
「ちょ…どうしても話さなあかん?」
「ごめん、はやてちゃん。私も興味ある」
 すずかまでもが「さあ話せ」といったオーラで迫る。
助けを求めるかのようにフェイトの方を向くが…
「はやて…諦めて話したほうがいいよ」
 孤立無援。味方はいない。
観念したかのように話し始めるはやて。
「別に大したことやあらへん。2年くらい前やったかな?真司君がうちの近所のアパートに越してきて、それ以来仲良うしてもらってるんよ。
私から見れば、真司君は年の離れたお兄ちゃんみたいなもんやな」
 気のせいか、真司のことを話すはやてが少し楽しそうに見える。
「…まあ、頼りにはならへんけどな」
 最後の一言で5人とも笑い出した。
この後数分ほど変な目で見られることになるのだが、気にしない。

 で、放課後の帰り道。先日の4人にはやてを加えた5人での帰宅途中。
「あれ?真司君。何かあったん?」
 はやてが向こうから歩いてくる真司に気付き、声をかける。
「あ、はやてちゃん。いやー、アパート追い出されちゃってさ」
 そう言われて改めて真司を見ると、なるほど。かなりの大荷物だ。
多分アパートからありったけの荷物を運び出したのだろう。
「それで、新しく住む所決まるまで会社に泊まらせてもらおうと思って…」
 それを聞き、少し考えるはやて。何を考えているかは大体想像がつくが…
考え事が終わると、想像通りの事を言い出した。
「それやったら真司君、うちに住むってのはどうやろ?」
「え?いいの?」
「うん。真司君やったらいつでも大歓迎や」
「…それじゃあ、お言葉に甘えさせてもらうとするよ」
 住む所が決まったことか、それとも会社に泊まらずに済んだことか。
どちらかは分からないが、真司が嬉しそうに申し出を受け入れた。
「…はやてが『頼りにならない』って言ってた理由が分かった気がする」
 思い切りため息をつくフェイト。

257 :リリカル龍騎の人:2007/05/07(月) 22:49:43 ID:AXcqCa4N
 所変わってここは拘置所。浅倉威はここで拘留されていた。
「浅倉威、弁護士と接見だ!」
 看守が浅倉を呼び、面会室へと来るよう指示する。
「イライラするんだよ…こんな所にいるとな」
 口に出すあたり、相当イラついているようだ。
というのもこの男、幼少から暴力に包まれて育ってきたために、今では暴力無しではすぐイライラする性格になってしまっているのだ。
そして弁護士の北岡秀一との接見、裁判の結果によりさらにイライラする事になった。
「懲役10年、まあ納得できる判決だと思うよ。
俺としてもギャラの範囲で全力は尽くしたし」
「…無罪に出来る弁護士じゃなかったのか」
「程度ってもんがあるだろ?ここまで減刑させるのもかなり強引な手を使わなきゃいけなかったし。
だいたい動機が『イライラしたから』?通用しないよそんなの」
 そう言うと北岡は荷物を片付け、席を立つ。
「…浅倉さん、弁護するにも相性があるんだよね。悪いけどあんたとは合わないみたいだ。
控訴するんなら、他の弁護士雇ってよ。じゃあね」

 浅倉の収監されている部屋にて。
「クソッ…イライラしやがる…」
 先ほどの北岡とのやりとりもあいまって、非常にイラついているようだ。
その時、何かの違和感を感じ取る浅倉。窓から外を見るが、何も無い。
そして戻ろうとしたその時、神崎が『いた』。

 ジリリリリリリリリ!!
警報のベルが鳴り響く。脱獄を伝える警報だ。
急ぎ看守や警官がその現場…浅倉のいる部屋へと向かった。
だが、そこに浅倉は見当たらない。代わりにいたのは紫の鎧と銀の仮面を着けた仮面ライダー『王蛇』だ。
「このイライラ…お前らで晴れるか…?」
『SWORDVENT』『ADVENT』

258 :リリカル龍騎の人:2007/05/07(月) 22:50:14 ID:AXcqCa4N
 数時間後、海鳴署にて。
「何ですって?浅倉が!?」
 浅倉脱獄の報を警察が聞いたのは、脱獄から数時間後だった。
というのも、その拘置所で浅倉のところへと向かった人間は皆、何者かに殺害されていたのである。
須藤雅史刑事は、脱獄と殺害両方に対しての怒りを覚えていた。殺された警官の中に彼の友人がいたとなれば尚更だ。
その憤怒の表情を見られるのが嫌だったのか、須藤は休憩室へと去っていった。
「浅倉め…!」
 怒りのあまり、それを言葉に出来ていない。
その状態でようやく絞り出した言葉がそれであった。
しかし、殺しはともかく、どうやって脱獄したのかが気になっている。
神崎が彼の前に現れたのは、その時だった。
「誰ですか?いやそもそもどうやってここへ?」
『そんな事はどうでもいい。浅倉威の事で話がある』
「…何か知っているんですね?」
 そして神崎は全てを話した。
ライダーの戦いのこと、自分が浅倉にカードデッキを渡したこと、その力で看守・警官皆殺しにして脱獄をしたことを。
「…じゃあ、あなたのせいで浅倉は…!!」
『今更何かを言おうとは思わん。今俺に出来るのは、お前に浅倉を倒せる力を与えることだけだ。』
 そう言うと、カードデッキを取り出す。
須藤はすぐに、これが例のカードデッキだと理解した。
「何のつもりか知りませんが、これは頂いておきます。
この力で浅倉を、そしてその浅倉に力を与えたあなたを殺す。
今から覚悟しておくことですね」
『覚えておこう』
 そう言うと、神崎は去っていった。

   次回予告
『昨日未明、脱獄事件が発生しました』
「おい、待てよ蓮!」
「ここがミラーワールドか」
「何だ、あいつ…見たことも無いライダーだ…」
仮面ライダーリリカル龍騎 第七話『夜の騎士』

259 :リリカル龍騎の人:2007/05/07(月) 22:50:52 ID:AXcqCa4N
投下終了です
なんか話が進むたびなのはさん分が薄くなってる気が…orz

260 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/05/07(月) 23:25:51 ID:mzq2jaZK
王蛇キター!
ついでに蟹もキター!w

王蛇は勿論だけど、須藤も二次創作だと結構厄介なキャラになる場合多いね
結構周到な性格だし、何より社会的地位があるからなあ

261 :なのは×ギアスクロスSS:2007/05/08(火) 04:08:13 ID:v7RPgL5L
そこから時間をさかのぼる事1時間前・・・
カレンやアースラのメンバー達は闇の書の守護騎士達を発見したとの連絡を受けていた

カレン「火山の噴火?」
アヴァロン管制「はい。第237特定放置エリアにて原因不明の火山の噴火が確認され
それの調査に向かった情報部員が奇妙な魔力反応を感知した、とのことです。
カレン「それで、その魔力反応のデータは?検証は行っているの?」
アヴァロン管制「現在、ドルイド・システムによる検証を・・・出ました!
間違いありません!例の容疑者の内二人の魔力波形パターンを検知しました!」
カレン「そう・・・わかったわ・・・」
カレンは溜息をついた・・・

カレン「ようやく尻尾を掴んだのはいいのだけれど・・・タイミングが悪いわねぇ・・・
もう少しでルルーシュと合流できるというのに・・・」
クロノ「おまけにフェイトやなのは達は今は地球にいますからね・・・」
カレン「・・・まぁ、今更そんな事を言ってても始まらないわ・・・
リンディさん、我々だけでも出撃します。やはりこの機を逃したくはありませんから」
リンディ「・・・わかりました。では私達はフェイトさん達を収容し次第そちらと合流、
皆さんのバックアップに回ります」
カレン「わかりました。よろしくお願いします」
クロノ「提督、僕もアヴァロンに移乗してカレンさん達の援護を行いたいのですが・・・」
リンディ「・・・カレンさん、クロノの事、頼めるかしら・・・?」
カレン「はい。逆にこちらとしてもそうしてもらえると助かります。ではクロノさん、
アヴァロンへの移乗を御願いします」
クロノ「わかりました」
リンディ「・・・クロノ、気を付けてね・・・」
クロノ「・・・ええ、前回の様な失態は二度と起こさないつもりですよ」

こうしてカレン率いる第二、第三部隊はクロノ執務官と共にアヴァロンにて
第237特定放置エリアへと先行、アースラは地球にいるなのは、フェイト、アルフの
三人を引き入れる為に衛星軌道上に待機となった・・・
そして一方・・・
闇の書の纂集を行っていた朱雀、シグナムの二人は、火山地帯に住み着いていた巨大な竜との
戦闘に臨みこれに勝利。だが、その竜が死に際に起こした火山の噴火に巻き込まれそうになるも、
命からがら脱出に成功。二人は安堵の溜息をついていた・・・

262 :なのは×ギアスクロスSS:2007/05/08(火) 04:09:15 ID:v7RPgL5L
朱雀「ふぅ、危なかったなぁ」
シグナム「全くです。まさかあの竜が我等を道連れにしようとするとは・・・」
朱雀(それだけ相手も生きる為に必死だという事なんだろうけど・・・)
シグナム「朱雀様?どこかお怪我でも?」」
朱雀「ん?ああ、いや、何でも無いよ。ちょっと考え事をしていたんだ。すまない」
シグナム「そうですか・・・」

二人は火山地帯を離れ、草原で一休みをする事にした
朱雀は草原で大の字になって寝転がり、空を見上げていた・・・
朱雀「シグナムさん・・・僕達のやっている事って本当に正しいんでしょうか・・・」
シグナム「朱雀様・・・?」
朱雀「確かに僕達は大切な人の命を守る為に戦っている・・・いや、そもそも僕達が生きていると言う事自体が
多くの命の犠牲の上にあるという事も理解はしているつもりです・・・」
シグナム「・・・」
朱雀「ですが、こうやって何も無い草原や砂漠の上にいると嫌でも考えてしまうんです。
妹の病も”運命”という結果の一つなんじゃ無いかって・・・」
シグナム「朱雀様・・・」
朱雀「・・・ただ僕達は妹の運命を認めたくない一心で無意味な犠牲を他の命に押し付けているだけなんじゃないかって
つい考えてしまうんです・・・」
シグナム「・・・ならば朱雀様は、はやて様をこのまま見殺しになさるのですか?」
朱雀「・・・わかってる。それが出来ないから、僕達は戦っている、いや、生きているんだ」
シグナム「その通りです。我等とて何も好き好んでこの様な事をやっている訳ではありません。
我等ははやて様の未来を作りたい、その願いを元に行動しているのです。その事だけは忘れないで下さい。
貴方のその迷いは、いずれ自分自身の首を絞める事にもなり兼ねませんから・・・」
朱雀「肝に銘じておくよ。ありがとう、シグナムさん。迷っていても仕方ないしな・・・
よし、もう十分に休んだし、纂集を続けよう」
シグナム「ええ、その意気です。行きましょう」
朱雀が決意を新たに立ち上がったその時・・・二人は突如二十数名の魔導師達に取り囲まれてしまった

カレン「久し振りね・・・でも、今度は逃がさないわよ」
朱雀「貴方達は・・・時空管理局の・・・」
カレン「覚えていてくれたのは嬉しいけれど、大人しく捕まってくれたりは、しないわよね?」
シグナム「・・・無論だ。いつぞやの借り、ここで返させてもらう!!」
シグナムの咆哮と共に魔導師達が攻撃態勢に入った
シグナム「朱雀様、ユグドラシル・ドライブをお使い下さい。今の我等の戦力ならば奴等を駆逐するのは
容易のはずです。私も今回はカートリッジにかなりの余裕がありますので、朱雀様の補佐に回り・・・朱雀様?」
朱雀「人間・・・人間が、相手なのか・・・?」
シグナム「朱雀様、お気を確かに。朱雀様!」
朱雀「・・・」
朱雀は震えていた。生まれて初めての人間同士の殺し合いに。
前回はシグナム達を助ける為に無我夢中で戦っていたが今回は違う。相手を殺すか纂集の贄にするかという前提の上で
行う戦闘だった・・・

263 :なのは×ギアスクロスSS:2007/05/08(火) 04:19:27 ID:v7RPgL5L
今日はここまで
やっぱこの形式でいきます
スレ汚しですみません

リリカルスクライド氏
まぁ、不便な環境なのには同情します・・・

リリカル龍騎氏
GJです
投下ペ−ス早いっすねぇ。羨ましいです


264 :リリカルスクライド携帯:2007/05/08(火) 07:03:05 ID:bINpBlvI
>>259
GJです!
王蛇キタァ!蟹キタァ!
蟹は今回のライダーバトルでは、生き残るのか喰われるのか気になるw
えっ?勝ち残る選択肢?蟹じゃあ…

>>263
乙です。
これからも、頑張って下さい。

265 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/05/08(火) 09:39:34 ID:iWYa+YL1
『もしもストレイト・クーガーがなのはStSの世界』にいたらというのを考えたんだけど、
リリカルスクライドさんの作品にも兄貴登場しちゃったから投下してもいいものか悩んでいる……

266 :リリカルスクライド携帯:2007/05/08(火) 09:48:08 ID:bINpBlvI
>>265
みんな、こう思っているはずだよ!
「いろんな兄貴を読みたい」
要するに、気にせず投下してください。

267 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/05/08(火) 11:47:49 ID:T76lIlSi
>>265
何を我慢してる…………お前は今投下していい!

268 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/05/08(火) 17:58:46 ID:IqyYXNCA
兄貴はこう思っているはずだ。
「やれることがあるのなら行動なさい!」

269 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/05/08(火) 18:48:06 ID:SoRXarAN
最速で駆け抜ける兄貴がそんなことで立ち止まってはいけない!!

270 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/05/08(火) 19:04:28 ID:BsQojmIy
      /  / 、      ムイ ィィ二彡<二ヽ
     イ /〃V从 イムイ´ 7/ 7/     ミ三
     v{ { , へ、ハ     __/∠ 彳      `ミヘ
.     Y/   >ヘ{  _∠‐ ´  ̄  l    /  `ミ
     /  /⌒``ヽ´   /⌒ヽ L ノ´     ハ
   /  ,ィト、  ヽ /  ノ∠´¨`ミ、 `¨T   /个ヽ
   / /  ト、 \_〈{ 〈(_.ィ r─ r。ア   ,'   l 勹 ム   投下するためには
  ,' /  ヽ `Tニrッァ 彡::`ヽ ̄´    /   |イ´⌒)}
.  i i    ',   /  `、:::`ヽ    ,'    l {ヒ  i!
 | |     l   /    } .::::::`、   /  _」、`二ソ!  『弱い考え方』をすることだな
  l l       ゙、 く __r-‐      ノ一'´/ ト、.__,,..ノ
  l l       ヽ `ノ              〃 个^Tヽ
  ヽ 、        l 、.==-==テ¨´   /::j  ノ≡|、;;
    ヽ、      l `ニ  ̄¨´     ' ´ /≡::::l::};;
     \    l  `  ̄、´      , ‐ ´:::::≡ミ:::!ノ;;
          ,'     i    , '´..:::::::    /;;;;;;
            {     ノ /...:::::    , -‐'´;;;;;;;;;;;;
         ` ー─ァ‐イ..::::    /;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;
 ,.z‐< ̄`ー-‐ァ /,,;;;;;;|      /;;;;;;r──--、;;;




271 :リリカルスクライド中の人:2007/05/09(水) 07:19:51 ID:CFCkAMR5
9:30より手術されてきます(≧▽≦)ゞ
早めに回復したら投下したいな。


272 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/05/09(水) 11:51:48 ID:b9Fd6Ygh
リリカルスクライドさんファイトー

273 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/05/09(水) 16:16:46 ID:x5JsUN/j
お大事に!

274 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/05/09(水) 22:05:26 ID:aEDXQJR7
チェンゲラスト後の竜馬達がミッドチルダに来てネオゲを作る話ってダメかな?

275 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/05/09(水) 22:12:35 ID:x5JsUN/j
ゲッター自体分からない・・・・・・
しかし、ありだな

276 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/05/09(水) 22:40:19 ID:S0mlEwQA
>>274
何故わざわざネオゲを?真を直して使ってはいかんのか?
別にチェンゲのゲッター線それ自体は禍々しい物ではないし。
それとも某クロスのように他人に与えるのか?


277 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/05/09(水) 23:39:50 ID:aEDXQJR7
そういえばゲッターのクロス書いてた42さんはどうしたんだろ?

278 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/05/10(木) 09:56:17 ID:3/Ikl1gI
あれ? クーガーの兄貴が本土で精製を受けたのってホーリー入隊後だっけ?

279 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/05/10(木) 13:35:08 ID:9dgrSSl+
元はネイティブだったが、本土の部隊に捕まって精製を受けた
その影響で余命いくばくもない状態になってしまったので、せめて残りの余生を有意義に過ごす為にHOLYに入った

280 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/05/10(木) 13:54:17 ID:HItcMh8d
遊戯王の海馬が、なのはの世界に行ってしまうというのを考えてしまった
ジャケットがカイバーマン
でも海馬は魔法を見てもオカルトなど興味が無いとか言いそうだ

281 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/05/10(木) 14:20:07 ID:MQyQGG2F
>>259
拝見させていただきました。最近龍騎やなのはにハマっているのでこのクロスオーバーは非常にうれしいです。
続きを楽しみにしています!!
タイガの東條はまだでてないみたいですがどう物語に絡んでくるのでしょうか!?非常に気になります。

282 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/05/10(木) 16:47:15 ID:V/YlrBdj
それにファムやベルデ、リュウガといったレアライダーの活躍も楽しみですね。
ところで、こんなプロットを受信してしまいました

全部で二部構成です

第一部
劇場版カブト。なのは10歳。
コーカサスのHCUによって時限震発生。時空管理局介入。


第二部
TV版カブト。なのは17歳。
天道の活躍で劇場版世界は消滅。7年後、TV版カブト世界でなのは達も介入してワームと戦う。


一部はある意味プロローグですが、一部終わらせるだけでもかなり時間かかりそうですね…

まぁどっちにしろまだプロットなので話を練って投下するまでまだまだ先ですけどね

283 :リリカルスクライド携帯:2007/05/10(木) 17:45:23 ID:kizeJZdy
何とか生きてました。
水曜日の夜は痛すぎて眠れなかった(ρ_-)o
今のところは順調に回復中。
カズマに凹された橘あすかの気持ちが分かるぜ!
怪我の内容は違うがw

284 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/05/10(木) 18:24:49 ID:znfe+8MN
無理せずに頑張ってください。

285 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/05/10(木) 19:15:57 ID:UfepXdOj
>>282
あんたもカブトとのクロスオーバーやるのか。
俺もカブト好きだから、いつかはクロスオーバーした奴書いて見たい&見てみたい
と思ってたから練り終わったら投下してみてくれよ(俺はまだ出来てない…)

286 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/05/10(木) 19:48:54 ID:szre1cDZ
何かなのはと薔薇乙女のクロスという電波を受信したんだが
薔薇乙女の方は話を知らんので書こうにも書けないorz

287 :リリカル龍騎@携帯:2007/05/10(木) 20:04:12 ID:GPa4mmZI
>>281
今は「今後の展開をお楽しみに」としか言えません・・・

>>リリカルスクライド氏
生きているところを見ると手術はうまくいったみたいですね
一刻も早い快復をお祈りします

現在妹にパソコン取られて執筆不可能orz
第七話はもうしばしお待ちを・・・

288 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/05/10(木) 21:24:22 ID:3yuS1bz9
今回1回だけ ドラゴンボール×なのは

なのは「それじゃ悟飯君、3日間この2人に舞空術に指導頼んだわよ」
悟飯「わかりました、管理局のみなさんにはフリーザ軍や人造人間の戦いでお世話になりましたしね、お力になれることでしたら喜んで」
なのは「こちらこそありがとう、悟飯君、それじゃ私はミッドチルダに帰るわね、スバル、ティアしっかりやるのよ、悟天君とビーデルちゃんも頑張ってね」
悟飯「はい。フェイトさんやはやてさんによろしく」
スバル・ティア「はい!」
悟天「わかったよ、なのはお姉ちゃん」
ビーデル「ありがとうございます、なのはさん」
3日後・・・
なのは「舞空術を習得できなかったですって?」
スバル「はい、私達は気のコントロールはあまり慣れてなくてもう少し修行が必要だと悟飯さんが・・・」
ティア「でもコツは掴んでいると悟飯さんは言いました。なのはさん、あと数日ミッドチルダで舞空術の修行をさせて下さい」
なのは「そんなの当然でしょ!私は地球で3日間で舞空術を習得しろと言ったのよ!
あなたたちは飛行魔法の素質が無いからかわりに舞空術を習得させようとしたのに・・・期待を裏切るなんて・・・
あなたたち罰として今月の給料全額カット!そして舞空術ができるまで毎日トイレ掃除よ!悔しかったら明日からの訓練で早く舞空術を習得することね!」
スバル「そんな〜〜〜!」
ティア「明日から地獄だわ〜〜〜!」

おわり


289 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/05/10(木) 21:27:19 ID:3yuS1bz9
今回1回だけ ドラゴンボール×なのは (修正版)

なのは「それじゃ悟飯君、3日間この2人に舞空術の指導を頼んだわよ」
悟飯「わかりました、管理局のみなさんにはフリーザ軍や人造人間の戦いでお世話になりましたしね、お力になれることでしたら喜んで」
なのは「こちらこそありがとう、悟飯君、それじゃ私はミッドチルダに帰るわね、スバル、ティアしっかりやるのよ、悟天君とビーデルちゃんも頑張ってね」
スバル・ティア「はい!」
悟飯「はい、フェイトさんやはやてさんによろしく」
悟天「わかったよ、なのはお姉ちゃん」
ビーデル「ありがとうございます、なのはさん」
3日後・・・
なのは「舞空術を習得できなかったですって?」
スバル「はい、私達は気のコントロールはあまり慣れてなくてもう少し修行が必要だと悟飯さんが・・・」
ティア「でもコツは掴んでいると悟飯さんは言いました。なのはさん、あと数日ミッドチルダで舞空術の修行をさせて下さい」
なのは「そんなの当然でしょ!私は地球で3日間で舞空術を習得しろと言ったのよ!
あなたたちは飛行魔法の素質が無いからかわりに舞空術を習得させようとしたのに・・・期待を裏切るなんて・・・
あなたたち罰として今月の給料全額カット!そして舞空術ができるまで毎日トイレ掃除よ!悔しかったら明日からの訓練で早く舞空術を習得することね!」
スバル「そんな〜〜〜!」
ティア「明日から地獄だわ〜〜〜!」

おわり


290 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/05/10(木) 22:50:33 ID:IAoCTGra
舞空術か・・・
取得すると陸士から空士になるんだろうな

291 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/05/11(金) 01:30:32 ID:7oyR0NkN
StS見てないんだが、なのはってこんな性格なの?
('A`)ウエ〜

292 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/05/11(金) 05:01:31 ID:yCx1Bynr
CHI☆GA☆U。
むしろヴィータに「優し過ぎるんじゃないか?」と言われてる@6話。

293 :リリカル龍騎@携帯:2007/05/11(金) 06:55:26 ID:9kMVK4KM
なのはさん・・・アンタ鬼や・・・
とにかくGJです

294 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/05/11(金) 15:59:58 ID:INahmt/O
遊戯王のクロスを考えてみた、とりあえず初めて書く1話限りのネタ




「知らない天井だ・・・」
 自分が何故ベッドに寝ているかは分からない。
 とりあえず体を起こし辺りを見回してみる。
 そのとき、ガチャリとドアの開く音が聞こえ音のした方を見ると
 一人の少女がいた
「あ、目が覚めたんやね」
「あ・・・ああ、ところで君は?」
「うちは八神はやてや、お兄さんの名前はなんていうん?」
少女、八神はやてが尋ねる
「俺の名前は、アテムだ」

これが、古代エジプトの王と一人の少女の出会い




初めてSS書くけどかなりきついね、文章がまったく思い浮かばない
かける人ってすごいと改めて思った

295 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/05/11(金) 18:53:44 ID:PEaGgUfK
>>「知らない天井だ・・・」
ちょwwwそれシンジの台詞wwwww

296 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/05/11(金) 19:15:31 ID:3TzdxMJA
>>295
まあ初代遊戯の声はシンジ君だし。大丈夫なんじゃない?

297 :リリカル龍騎の人 ◆l5ZL/l4pJY :2007/05/11(金) 20:23:30 ID:RHo6uFXU
なんか一発ネタ同然のPAPUWAとのクロス降りてきたので投下します

「リっちゃぁぁ〜〜〜〜〜〜〜〜〜ん!」
 彼方から野太い声がする。聞いただけではこれが女の発する声だとは理解できないだろう。
…と、その声を出した本人が近づいてきた。
「リっちゃぁぁぁ〜〜〜〜〜ん!!」
 …訂正。声を発する張本人を見ても女の声だとは理解できない。
彼女(で合っているのか疑問だが)は原田ウマ子。パプワ島に来た暗殺団『心撰組』の人間である。
今日もこの島で家政夫をしているリキッドへのアプローチに来ている。
「リっちゃ〜ん、今日は海からシャチ捕って来…って、何じゃあんたらは!」
 ウマ子が突っ込んだ「あんたら」、それはなのはとフェイトだった。
任務でこの島に来たのだが、どういう訳かこの島は一度入ると脱出不可能らしく、今までこの島で暮らしてきたのだ。
「…はっ!?まさか…『(あまりに過激な内容のため自主規制)』という訳じゃ…ゆ、許せんのじゃあぁぁぁ!!」
 思い切りなのは達に突撃を仕掛けようとするウマ子。
だが、なのはとフェイトはアイコンタクトでデバイスを構え、魔力のチャージを始める。そして…
「全力全開!」
「疾風迅雷!」
「「ブラストシュート!!」」
 合体魔法『ブラストカラミティ』がウマ子を直撃し、因果地平まで吹き飛ばした。
「…今の何?」
「新手の傀儡兵かな?」
 何気に酷い事を言っているのが約二名。そしてその影では…
(ありがとう魔砲少女達!でも多分死んでない)
 この事を心から感謝するリキッドがいた。

終了。こんなの書いてる暇があるなら第七話完成させろと小一時間(ry
追記:今回のレスからトリップ着けました

298 :294:2007/05/11(金) 20:44:53 ID:INahmt/O
アテムのデバイスの設定思い浮かんだ

デバイス名;デュエルディスク
カードとセットになっていてカードをドローし引いたカードの
姿になりそのカードの力を使える(ブラックマジシャンを引けばブラックマジシャンの
その姿になりブラックマジシャンの技を使える。ただしその一枚のカードで攻撃できる回数は1回のみ
トラップ・魔法はアニメなどとほぼ同じ(ミラーフォースなどは反射だけで絶対に相手を倒すことは無理))

ここから一発ネタ

ユーノがなのはと一緒に風呂に入ったことがあると聞いてアテムまじギレ
アテム「覚悟しろよ、この淫獣野郎!」
ユーノ「な、何で怒ってるのさ!?」
アテム「ドロー!モンスターカード!」
    デーモンの召還
ユーノ「うわあああ!」
アテム「ドロー!モンスターカード!」
    カースオブドラゴン
淫獣 「ああああ!」
アテム「ドr(以下略

思いついたからやった、反省はしない

299 :リリカルスクライド携帯:2007/05/11(金) 21:23:09 ID:2ueVK33f
>>297
>>298
いいですねぇ♪

デュエルディスクをデバイスに使うなら、キャロの使う召喚魔法の亜種って設定にしたら面白いかも。
例えば…
「この変態フェレット野郎!まだ俺のターンは終了してないぜ!」
「え!?」
「俺は手札から死者蘇生を発動するぜ!」
「な、なにを復活…まさか!」
フィールドには拘束魔法で、攻撃を封じられた召喚モンスターが二体。
そして墓地に捨てられているカードには―
「いでよ!三幻神オベリスクの巨神兵!!」
神々しいBGMと共に巨大な魔法陣から現れた青い巨神が出現する。
「でも、死者蘇生じゃ、神を復活させても直ぐ消えるはず…」
「HU☆HU★HU※オベリスクの特殊効果を発動!ソウルエナジーMAX!」
オベリスクは、変態フェレット野郎により封じられたモンスターたちを掴むとエナジーを吸収し膨大な魔力を蓄え右腕に集める。
「喰らえ!ゴッドハンドクラッシャー!!」
「ぎゃあーた、助けてなのはー」
「ごめんね…」
以上!

300 :294:2007/05/11(金) 22:50:24 ID:INahmt/O
>>299
なるほどぉ、そういうのもありですね


なんか寝る前に一つ思い浮かんだから書いていく


スネーク「なぁ、大佐」
  大佐「どうしたスネークため息などついて」
スネーク「俺はこれほど情けない任務についたのは初めてだ」
  大佐「ああ、そうだろうな。私も正直不満に思っているよ」
スネーク「何故上はこんな任務を俺たちに出したんだ・・・分けが分からん」
  大佐「私も同意見だ・・・スネークそろそろ目標がやってくる頃だ。通信を終わるぞ」
ガラガラ
 なのは「皆で温泉なんて久しぶりだねー」
フェイト「うん、どのくらいぶりだろう」
 はやて「大体半年振りくらいやなー」
スネーク「(何故俺が盗撮などしなくてはならんのだ・・・!)」
フェイト「ねぇ、あそこのダンボールへんじゃない?」
 なのは「そうだね、何が入ってるんだろ?」
 はやて「ちょっと見てみよか」
スネーク「(まずい!脱出だ!)」
フェイト「人が出てきた!?」
 はやて「覗きや!」
 なのは「逃がさないよ!スターライトブレイカー!!」
スネーク「ぐわあああああ!」
  大佐「スネーク!応答しろ!スネーク!スネーーーーーーク!!」

関西弁てよく分からないや・・・

301 :1発ネタ 遊戯vsなのは:2007/05/12(土) 00:18:28 ID:Sbb7jsto
ルールを守って楽しくデュエルしよう!

今までこんなに手数の多い魔術師とは交戦した事は無かった。
眼前の少年は使い魔を巧みに使い、バインドや自動追尾の呪文を回避する。
幸いヴォルケンリッターのように高度な知性や強さは無いが、数が多いのだ。
いくら倒しても新しい使い間を召還する。今まで倒した使い魔の数は12匹、全て異なる容姿と能力を持っていた。
それに加え妨害や攻撃、使い魔の強化といった呪文も使用する。
「これで13種類の呪文と12匹の使い魔・・・手数が多すぎで流石に疲れちゃうかな」
さすがに膨大な魔力量を持つなのはでも消耗戦は避けられなかった。
だが勝機はある、少年のデバイスはカードを読み込ませて発動させるらしく、
デバイスにセットされているカードは半分近く減っていた。
「俺の手数を数えてるなんてよく見てるな。そうだなこれで俺の手札は半分を切った、俺の手札が無くなればあんたの勝ちだ」
「・・・!?」
少年は自ら弱点を言ったのだ、だがその眼は全く勝利を諦めていなかった。
「今度の使い間は一味違うぜ・・・あんたと同じ魔術師だからな」
少年は勝負に出る気を感じたなのははレイジングハート変形させる、勝つには大出力の魔術で一気に攻撃するしかない!
「待たせたな・・・マハード!お前の力を見せてやれ!」

ちゃ〜ちゃららっら♪ちゃらっららら〜♪ ヽ(`Д´)ノHA☆NA☆SE

302 :1発ネタ 遊戯vsなのは:2007/05/12(土) 00:20:52 ID:Sbb7jsto
正誤表
×使い間
○使い魔
遊戯にバーサカーソウルでオーバーキルされてきます(;つД`)

303 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/05/12(土) 01:05:11 ID:LrcE/VY8
>>282
で、天道によって消滅した世界にいた特異点の少女ハナがデンライナーに乗ってTVカブト世界に現れるという追加設定を勝手に受信したのも私だ

今思ったけど時の運行を変えるのがイマジンならGSL天道なんて完璧なイマジンだな
ちょうど体も消滅したし。一つの世界消したし
時空管理局が妹の為に一つの世界を消すような人物に協力するかな…?
いや、でも天道のおかげであの世界は消えたが別の可能性の世界が生まれたのも事実。実際死ななくていい人もたくさん助かったし…
でも時空管理局視点で見れば一つの世界を消滅させた…。
結果的にする意味は根本から違うがやってることはイマジンと同じ。
そういえばGSL天道も消滅したってことは天道は特異点じゃないんだな。
ん!?待てよ……電王×カブトクロスにすると7年前の隕石が落ちるまでは同じ世界だよな。で、TVとGSL世界に別れてGSL世界が消滅したなら
特異点の良太郎は二人いることになる…。
う〜ん…難しいな……
とりま時空ネタはなのはと相性良さそう。
そして世界は消滅させちゃったが俺はそんな強引な天道が大好きだ!

スマソ、一人で考えてたら長くなったorz

304 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/05/12(土) 01:08:34 ID:LrcE/VY8
まぁ多分天道は時空管理局の協力なんて必要としないだろうけど……
むしろ利用するかな

連レススマソ

305 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/05/12(土) 09:50:59 ID:YssUJ2I9
>>282
そうなると2部はStrikersが登場するのでしょうか?
時空管理局とZECTが協力してワームに対抗するためにデバイスシステムにクロックアップを
取り組んだりとかしそうですね。妄想しすぎました。すみません。


306 :294:2007/05/12(土) 11:17:14 ID:2+qweU6j
第?話 正義の味方?参上

今までに確認されたことのない魔力が発生したため確認にいくなのは。
そこには一人の男が立っていた。
男は赤く長い髪をたなびかせ奇抜なデザインの白と黒のロングコートを着ていた。
そして極めつけは顔の半分以上を隠す白いドラゴンの形をした兜を被っていた。
なのはは男に尋ねた。
「あなたは誰なの?」
「いいだろう、教えてやろう!俺は」
男はどこか威厳のある声で名乗った。
「正義の味方カイバーマンだ!!」

うーん、こんなの投下していいか悩んだけどとりあえず投下してみる

307 :リリカル龍騎の人 ◆l5ZL/l4pJY :2007/05/12(土) 14:42:09 ID:R7WGnyQD
>>298 >>299
名前が淫獣とか変態フェレット野郎とか…
ユーノがすごく哀れorz

>>300
何やってんですかスネークw

第七話完成したので投下します

308 :リリカル龍騎の人 ◆l5ZL/l4pJY :2007/05/12(土) 14:43:10 ID:R7WGnyQD
 ジリリリリリリリリ!!
警報のベルが鳴り響く。脱獄を伝える警報だ。
急ぎ看守や警官がその現場…浅倉のいる部屋へと向かった。
だが、そこに浅倉は見当たらない。代わりにいたのは紫の鎧と銀の仮面を着けた仮面ライダー『王蛇』だ。
「このイライラ…お前らで晴れるか…?」
『SWORDVENT』『ADVENT』

『今更何かを言おうとは思わん。今俺に出来るのは、お前に浅倉を倒せる力を与えることだけだ。』
 そう言うと、神崎はカードデッキを取り出す。
須藤はすぐに、これが例のカードデッキだと理解した。
「何のつもりか知りませんが、これは頂いておきます。
この力で浅倉を、そしてその浅倉に力を与えたあなたを殺す。
今から覚悟しておくことですね」
『覚えておこう』
 そう言うと、神崎は去っていった。

 翌朝、八神家にて。
「ふぁ…おはよう」
「あ、おはよう真司君。今日は早いなぁ」
 いつもの真司なら、もうしばらくは寝ていたはずだ。
真司がアパート暮らしの頃は、いつも慌てて準備していた音が聞こえていたものである。
「そりゃ二度寝しようとした時にボディプレス食らったら誰だって目が覚めるよ」
 ヴィータの仕業だ。その場にいたヴィータ以外の全員がそう直感したという。
『…では続いてのニュースです。昨日未明、脱獄事件が発生しました』
「脱獄?何だよ、物騒な話だな」
(…こりゃ今日の仕事この件の取材になるかな?)
 物騒だと発言するヴィータを尻目に味噌汁を口に含む真司。
『脱獄したのは、殺人容疑で逮捕・起訴されていた浅倉威容疑者、25歳です』
 思い切り味噌汁を吹き出す。
真正面にいたシグナムに味噌汁が直撃したのは…多分気のせいではない。
目に味噌汁が直撃してのたうち回っている。
『浅倉容疑者の部屋へと行った警官隊は全員死亡、身体の一部が欠損した遺体も発見されています。
警察は浅倉容疑者の犯行と見て調べを進めています』
「マジかよ…」
 呆然とする真司。復活したシグナムの発するオーラにも気付かずに。
「…城戸、話がある。家の裏に来い」
 言うが早いか、真司の首根っこをつかんで家の裏へと行くシグナム。
十数秒ほど後、殴打の音と真司の悲鳴、謝罪の声が響いたという…
ふと横を見ると、ザフィーラが子犬形態で合掌している。
「Amen」「ザフィーラ、そんなんどこで覚えたん?」

第七話『夜の騎士』

309 :リリカル龍騎の人 ◆l5ZL/l4pJY :2007/05/12(土) 14:43:55 ID:R7WGnyQD
「ってぇ…朝からひどい目にあった…」
 朝からシグナムにボコられ、痛む顔を冷やしながら会社へと向かう真司。
 キィィィン…キィィィン…
 会社に行くのは後回しになるようだ。
「クソ、朝からモンスターかよ」
 急いで気配の場所へと向かう真司。だが、それは無駄になる。

「ふん、大したことの無いモンスターだったな」
 真司がその気配の場所に着く数秒前。一人の男が鏡から出てきた。
彼の名は秋山蓮。仮面ライダー『ナイト』である。
そして蓮が鏡から出てきた少し後、真司がその場所に着く。そして蓮を見て思わず名を呼んだ。
「お前…蓮?ナイトの秋山蓮か?」
「何だお前は?それに、なぜライダーのことを知っている?」
 まあ当然の反応である。
それに対し真司は、蓮の説得を試みる。
「俺は城戸真司。蓮、戦いを止めろ」
「いきなりだな。お前にそんなことを言う資格があるのか?」
「それは…分かんないけど、でも、お前が戦っても無意味だし、恵理さんが喜ばないって事は分かるよ」
 戦う理由を言い当てられ、驚く蓮。
彼の戦う理由、それは彼の契約モンスター『闇の翼ダークウイング』によって昏睡状態になった恋人、小川恵理を救うためだ。
「何者だ、お前…!なぜ恵理のことを知っている」
「それをこれから話すよ。戦っても無意味だって理由も」
 そして真司は話した。ライダーバトルの真実を。

「…なるほどな。戦いは繰り返され、全ては神崎士郎の…いや、オーディンの手のひらの上か」
「ああ、そうだ。だから戦っても意味なんか無い。」
「だから戦いを止めろというわけか…断る」
 そう言って立ち去ろうとする蓮。
「おい、待てよ蓮!意味無いって分かってて何で…」
 真司の言葉を聞き、振り向いて答える。
「たとえ意味が無いとしても、恵理を救う道はそれしかない。
わずかでも可能性があるなら、俺はそれに賭ける」
 そう言って今度こそ蓮は立ち去った。
残された真司はただ呆然としている。
ちなみに現在の時刻はAM9:30である。
「…うわ、やっべ!遅刻だ!」
 時間に気付いて慌てた真司は、スクーターを思い切り飛ばして会社へと走っていった。
この後、例によって遅刻し、大久保のコブラツイストを食らう羽目になったことは言うまでもない。

310 :リリカル龍騎の人 ◆l5ZL/l4pJY :2007/05/12(土) 14:44:46 ID:R7WGnyQD
 その日の昼過ぎ。やはりその日の仕事は浅倉脱獄の件の取材であった。
真司は浅倉がいた拘置所へと取材に向かっていた。
「なんか俺…初めてジャーナリストらしい仕事してるかも」
 そう考えているうちに、いつの間にか拘置所へと到着。
さっそく取っていたアポを利用し、浅倉脱獄時の唯一の生存者である看守に話を聞いた。
「…俺達が行った時には、浅倉はいなかった…いたのは紫の鎧みたいなのをつけた誰かと、紫色の巨大な蛇だ…
そいつらが仲間を次々殺っていったんだ―――――!」
 『紫の鎧をつけた誰か』『紫色の巨大な蛇』このキーワードを聞き、真司の頭にあるものが浮かんだ。
(浅倉…やっぱり今回もライダーになったのか)
 『紫の鎧』は王蛇、『紫の蛇』は契約モンスター『ベノスネイカー』。真司の頭に浮かんだのはそれだ。
浅倉が王蛇に変身して看守たちを殺し、脱獄した。真司はそう結論付けた。
「あの時の事は思い出したくないし、覚えているのはこれだけだ…分かったら帰ってくれ」

 真司はそのまま会社へと戻り、取材内容を報告しようとした。だが…
 キィィィン…
「嘘だろ?何でこんな時に―――」
 急ぎスクーターを飛ばし、気配の発生源へと向かう。そして変身し、ミラーワールドへと飛び込んでいった。
「何だ、お前も来たのか」
 龍騎が来た時には、既にナイトが戦っていた。相手はかつて倒したはずのモンスター、ディスパイダー…
いや、半獣半人になっていることから見ると、再生体のディスパイダー・リ・ボーンになったのだろう。
「邪魔だけはするなよ」
 ナイトはそう言うと、ウイングランサーを手にディスパイダーへと向かっていった。
だがそう簡単に接近は許さない。胸部から麻痺針を飛ばし、接近を阻む。
その麻痺針をウイングランサーで落とすナイト。いつの間にかドラグセイバーを持って龍騎も突っ込んでいる。
麻痺針攻撃が激しくなり、落とすのに忙しくて動けない龍騎。と、そこであることに気付いた。
「…あれ?蓮の奴どこ行ったんだ?」
 いつの間にかナイトがいない。どこに行った?
そう思っているうちにディスパイダーへの上空からの一撃が決まる。
ダークウイングをマント形態にして纏い、上空へと飛んで急降下攻撃を仕掛けたのだ。


 同じ頃、シグナムもまたミラーワールドへと飛び込んでいた。もっとも、別のモンスターを退治しにだが
「ここがミラーワールドか…なるほど、確かに『鏡』だ」
 辺りを見回すと、鏡のように反転した建物の中にモンスターがいる。猿型のモンスター・デッドリマーだ。
シグナムに気付いたデッドリマーは銃を向け、発砲する。
だが、今更銃弾程度ではシグナムは止まらない。たやすく見切り、接近した。
殺られる。そう判断したデッドリマーはすぐに逃げ出した。身軽な分、動きも早い。
それでもシグナムの方が若干速く、少しずつ差が縮まってゆく。
そして追いつき、レヴァンティンで斬りつけて動きを封じた。

 そして、二つの戦いは同時に決着がつく。

『『FINALVENT』』
 龍騎・ナイトの二人が同時にファイナルベントのカードを装填する。
その瞬間、ドラグレッダーとダークウイングが飛来し、両ライダーとともに飛んだ。
龍騎はそのまま空中で反転し、ドラグレッダーの炎と共に足から飛び込む。
これが龍騎最大の必殺技『ドラゴンライダーキック』である。
一方ナイトはウイングランサーを軸にし、ダークウイングをドリルのように纏って急降下した。
ナイトの持つ最大の必殺技『飛翔斬』である。
この技を同時に受けて生きていられるほどディスパイダーは強くは無い。そのまま貫かれ、砕け散った。

「レヴァンティン、カートリッジロード」
『Jawohl.(了解)』
 カートリッジをロードし、レヴァンティンを構える。そして必殺の一撃が繰り出された。
「紫電…一閃!」
 炎の魔力を宿し、そのまま超高速で近づいて両断。
これがシグナムの持つ決め技の一つ『紫電一閃』である。
デッドリマーは危険を察知し、逃げようとしている。だが、足を斬られているためにそれは叶わない。
そして、そのまま真っ二つにされ、爆散した。

311 :リリカル龍騎の人 ◆l5ZL/l4pJY :2007/05/12(土) 14:45:39 ID:R7WGnyQD
「…あれ?あそこにいるのは…シグナムさん?」
「その声…城戸か?」
 双方の爆発で互いの存在に気付く龍騎とシグナム。どうやら互いに近い場所で戦っていたようだ。
「知り合いか?」
 ナイトが聞く。だが、その答えが返ってくる事は無かった。なぜなら…
『HOLDVENT』
 突如、ヨーヨーらしき攻撃が飛んできたからだ。
ホールドベントという声に気付き、すぐにかわす3人。飛んできた方向を見ると、ライダーがいた。
「あいつ…仮面ライダーガイの芝浦淳か!」
 そのライダーは芝浦淳。仮面ライダー『ガイ』である。
だが、龍騎の記憶ではガイはヨーヨーを使ったことは無いはず。
そう思っていると、もう一人のライダーが現れた。
「何だ、あいつ…見たことも無いライダーだ…」
 そのライダーは全身が緑色で、頭には大きな目のような何かが付いている。
見た目だけならカメレオンを連想しそうな姿だ。
「へー、神崎士郎が言ってた通り、他のライダーの事も色々知ってるみたいだね」
 ガイが緑色のライダーと話す。どうやらこの二人は手を組んでいるようだ。
「でもアンタの事は知らないみたいだよ。ベルデの高見沢さん?」

   次回予告
「あっそ、じゃあ死んでよ」
『STRIKEVENT』
「…偶然って怖いな」
「私は…生きているの?」
仮面ライダーリリカル龍騎 第八話『激闘』

312 :リリカル龍騎の人 ◆l5ZL/l4pJY :2007/05/12(土) 14:46:59 ID:R7WGnyQD
投下終了
第八話のタイトルはいいの思いつかなかったので仮の題をつけました
投下までに変わる可能性もあります

313 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/05/12(土) 14:50:15 ID:hE6l9FZ4
>>312
投下
   lヽ  ,、,、./    ,-、_,-、
   <)' ~´ハバ    Y ;' A`)             /゙Y /^ヘヘYヘ
   | イノリノハ)) : : : :`ヽ/´ ̄ ̄  `丶   刀.、/,ィjミノレハ从リヾ   , ヘ
  ノ.人l|゚ -゚ノl| .  : : : : : : : : : : : : : : :、:\/: : : く+ハ(!`Д´ノハ+>/: : : :ヽ、
     /:/.:.:.:.:.:/.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.ヾ:ヘ\: : : : : : : ∪: :∪ : : : : : : : : : : }
    l://.:.:/.:./ .:./ .:l.:.:,'.:.:{:.:.:.:.l.:.:ヽ.:.:.Vl:/ , : : : : : : : : : : : : : : ,(_: :_: :/
      /.:.:/.:. l:.:.:.!>ト/{.:.ハ.:.:斗<:l:.:.:.l.:l  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄`7>f^⌒ヾY⌒>
.      l.:.:/.:.:.:.|:l.: レ仟圷ヽl ヽfチ圷 |.:.:l:|          xくけ从ハル=ト<
.      |:/!.:.:.: 从.:.{. V;;リ    V;;リ 'j.:.,' |         /: : : :.リ、∀`*リハヽ
....    j:ハ.:.:..Wト :.ゝ   '    /.:/レ| _      /: : : : セ二/  ,-' ̄ ̄ ヽ
         ' ´.⌒.^ 彡    V 7  彡'.:.∠ =。= ヘ    /: : : : :/.     ( ((ハル ヽ/ ̄ ̄⌒ヽ
       * 〈从从):| .ヽ、  ´ ,.イ! .:./i !!ノリノ))》.  ,': : : : /.       `ゝ^o ^ノ√i (《レノリノハ) )
       ! l|゚ ヮ゚ノl|ゝ . ト≧≦ュ| リ/ ノi゚リ.゚ ヮ゚从  i: : : : {    、 _☆ミつ介》ヽ :: ヾ #`−´ノ
..      ∪ ̄ ̄∪ /| >tく |ヽ、__ (つ)Ψ(^つ  {:, -===、アヘヘ `ヘ___ノ: : : <( つ[!;つ
       /ヽ::::::::::::::::/  |/ l只lヘ|  l:::::::::::::::: ̄ヽ    {7/^ー^ヘ.ノ八从ハ : : : : : : : /
       |:::: ヘ ̄ ̄ {____|{{<ハ>}}_j ̄ ̄`メ:::::::::|    ∨ifノハヽhリ・ヮ・ノn : : : : :/
       |::::{ \   / ∨⌒∨ \   / l::::::::|     ルl| ゚ヮ゚ノル!弁{ ン ̄ ̄
     /ll::::}\ ∨ \  ,VCV  ∠ _∨ |::::/ハ      / ,_厂})){ヒつつ
     { }}:::::ン  ̄}__/ ̄`^<_/ /,弖  l ::{{ }    / /_j_j>j
     V__/   / /   /:/`\r'〃ニフ   }::V/.    ん'(_ノノ、ノ
     {´ /了 ̄|l   /:/      ̄ ̄`ヽ ヽ:/  


314 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/05/12(土) 15:03:58 ID:wpcMnvTg
>>312 GJ!!

315 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/05/12(土) 15:05:34 ID:wpcMnvTg
スマン sage忘れた

316 :リリカルスクライド携帯:2007/05/12(土) 15:17:45 ID:QgteBf0q
>>312
GJです!
さて最初の犠牲者ライダーは誰だ!?

スクライドの世界に魔法少女が(ry
携帯で書いてるのですが、デバイスの英語セリフが難しいので家に帰ってから修正後投下する予定です。

317 :294:2007/05/12(土) 17:52:24 ID:2+qweU6j
>>312
乙でーす

318 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/05/12(土) 20:15:27 ID:j0ZMEyte
真司にぶっかけられて、のた打ちまわるシグナム萌えw

319 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/05/13(日) 13:53:09 ID:H0o6J8jD
>>308-312
乙です!!やっぱり真司はヘタレですねぇ。


320 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/05/13(日) 14:26:44 ID:9Usamzbd
一話完結 ドラゴンボール×なのは 其の二

ヤムチャ「ちくしょう!俺はやらねえぞ!見物だけだからなっ!」
ティア「バカな人たちだわ、勝てる可能性なんてあるかわからないのに」
ブルマ「ちょっと、あんたは一緒にいかないわけ?」
ティア「あたりまえです」
ブルマ「あんたそれでも女なの?地球も仲間も大ピンチの時なのよ!」
ティア「私、飛べないんです」
ブルマ「あ・・・そ、そう」
ティア「(私だって本当は人造人間と戦いたいわよっ!
でも原作者の都築さんが私には飛行魔法の素質を与えなかったわ!
私もZ戦士のみなさんと同じ鳥山キャラなら舞空術で空が飛べてよかったのに!)」

321 :リリカルスクライド携帯:2007/05/13(日) 15:44:06 ID:L2CfMkGr
>>320
ティアナ…テラカワイソス。
考えてみたら、移動手段が無い新人って…○ィ○ナしか(伏せ字に成ってないか)

ここで、皆さんにアンケート!
フェイトが黒い泡なようで、知性のあるウィルスに感染したとして、姿が変貌するなら、どんな動物or植物に成ると考えますか?
良いネタの提供御願い致します。

日曜日なのに病院に縛り漬け(ノ_・。)

322 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/05/13(日) 18:25:30 ID:GFvce5Ok
>>321
手のひらサイズのハムスターっぽい生き物

323 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/05/13(日) 18:36:43 ID:rPmVaGYc
>>321
ラムちゃん

324 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/05/13(日) 19:09:22 ID:wr/X3DpG
>>321
チーターもしくは豹

325 :リリカル龍騎の人 ◆l5ZL/l4pJY :2007/05/13(日) 19:31:06 ID:Dc6U5yvF
>>320
都築さん…せめてティアナにも何か移動手段をあげて…

>>321
動きが速い→体が軽い→身軽→…猫か猿ですかね?

326 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/05/13(日) 19:52:23 ID:4nHM9SLT
>>321
チーターもしくは豹

リリカルスクライドさんってもしかして新シャアのクロスオーバースレでも投稿してる?

327 :リリカルスクライド携帯:2007/05/13(日) 20:15:41 ID:L2CfMkGr
>>326
一応やってたんだが、流れがイヤになって投下しなくなったのが真実。
あそこの人達との年代のギャップに悩んじゃって…

スクライドとリリカルなのはで書きたかったのですが、SEED込みしか駄目なスレッドしか無く、ボンボン版のシンを主人公で書いてみたのですが、投下先の流れに嫌気が来たときにここを発見し喜んで書いてます(^-^)/

皆さんの貴重なご意見で、フェイトの
「雷光一線で愛してあげる」
のネタが何とか固まった(*^-^)b
アンケート〆ます。

328 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/05/13(日) 20:28:07 ID:EejOBo++
気になってたけど、黒い泡のような知性のアルウイルスってなに?
なんとなく予想はつく気もするけど……

329 :リリカルスクライド携帯:2007/05/13(日) 20:44:47 ID:L2CfMkGr
>>328
月曜日から水曜日には退院もしくは外出して投下しますので、その時に答えが出ます。
お待ちを(^-^)/

330 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/05/13(日) 20:50:12 ID:rPmVaGYc
>>329
待ってるから!

331 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/05/13(日) 21:16:33 ID:4nHM9SLT
>>327
ぉK、心中お察ししますw
確かにあそこは職人さんへのリスペクトが足りない感は否めないな・・・
これからも期待してるから頑張れ〜

332 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/05/13(日) 21:41:20 ID:3rT9468B
スパイダーマン3に出てくる黒いアレのこと?

猫や豹だとちょっとありきたりなのでここは狸で

333 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/05/13(日) 21:42:47 ID:rPmVaGYc
虎だろ、サンダータイガー

334 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/05/13(日) 21:53:03 ID:drjG4jQ7
いや、たぶんバナナの黒い点々のことだな。

まんま〇ル〇ォスみたいなのが思い浮かんだ。
フェイトはツインテールだし、吊り下げられたこともあるし。
動物に限定するなら、やっぱり猫とか?


335 :リリカル龍騎の人 ◆l5ZL/l4pJY :2007/05/13(日) 21:55:52 ID:Dc6U5yvF
流れをプラズマザンバーで叩き斬りますが…
第八話完成しました。投下してかまいませんか?

336 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/05/13(日) 21:56:53 ID:rPmVaGYc
どんとこい!

337 :リリカル龍騎の人 ◆l5ZL/l4pJY :2007/05/13(日) 21:57:44 ID:Dc6U5yvF
 ホールドベントという声に気付き、すぐにかわす3人。飛んできた方向を見ると、ライダーがいた。
「あいつ…仮面ライダーガイの芝浦淳か!」
 そのライダーは芝浦淳。仮面ライダー『ガイ』である。
だが、龍騎の記憶ではガイはヨーヨーを使ったことは無いはず。
そう思っていると、もう一人のライダーが現れた。
「何だ、あいつ…見たことも無いライダーだ…」
 そのライダーは全身が緑色で、頭には大きな目のような何かが付いている。
見た目だけならカメレオンを連想しそうな姿だ。
「へー、神崎士郎が言ってた通り、他のライダーの事も色々知ってるみたいだね」
 ガイが緑色のライダーと話す。どうやらこの二人は手を組んでいるようだ。
「でもアンタの事は知らないみたいだよ。ベルデの高見沢さん?」
「お前バカだろ?何で知らない相手にわざわざバラしやがんだよ」
「え?別にいいじゃん。名前だけ知られても能力知られてないんなら別に不利にもなんないし」
 ガイとベルデが話している最中、ナイトがあることに気付く。
ベルデの声、そして高見沢という名。これで思い浮かんだのはある有名人物だった。
「高見沢…?まさか、高見沢グループ社長の高見沢逸郎か?」
「ほう、よく分かったな。どうやって理解した?」
「その声とその名前だ。テレビでお前の声は知っていたし、その声で高見沢といったら高見沢逸郎しか思いつかなかった」
「それだけ知られてんのか。そいつぁ嬉しい…なぁ!!」
 声とともに『バイオワインダー』と呼ばれるヨーヨーで仕掛ける。今度はかわしきれず、龍騎に当たった。
「ま、待て!俺はライダーと戦う気はないんだ!」
 戦意が無いことを必死でアピールする龍騎。
だが、ガイは親指を下に向け、手をいわゆる『地獄に落ちろ』という形にして言い放った。
「あっそ、じゃあ死んでよ」

第八話 『激闘』

338 :リリカル龍騎の人 ◆l5ZL/l4pJY :2007/05/13(日) 21:59:13 ID:Dc6U5yvF
『STRIKEVENT』
 ガイがアタッチメント『メタルホーン』を装着し、龍騎へと仕掛ける。
『Panzerschild.』
 だが、その攻撃はすんでの所で止められた。
シグナムが防御魔法『パンツァーシルト』で道をふさぎ、その隙にガイの懐に飛び込んだからだ。
「何をしている城戸!死にたいのか!」
 どうやらシグナムは戦る気満々のようだ。
シグナムとしてもライダーとは戦いたくない。だがミラーワールドで動いているといつ襲われるか分かったものではない。
ならば遭遇したら死なない程度に戦い、ミラーワールドから追い出そう。シグナムはそう考えたのである。
シグナムはガイを蹴り飛ばし、そのまま一騎討ちへと持ち込んだ。
龍騎はそのシグナムの手助けに行こうとするが…
「どこ見てやがる、テメエ等の相手は俺だ!」
 バイオワインダーによる遠距離攻撃を受け、そのままナイトと共闘してベルデと戦うことになった。

「どうしたのお姉さん、もう息切れ?」
 余裕のガイと比べ、シグナムは多少息切れしている。
というのも、ガイは他のライダーと比べて高めの防御力を持っている。
さらに高い腕力とメタルゲラスの補助もあり、なかなか決定打を与えることが出来ないのだ。
と、その時シグナムが予備カートリッジを装填する。何か策でもあるのか?
「あれ?何かする気?」
 そう聞いたとたん、カートリッジをロードし、いつのまにかシュランゲフォルムになっていたレヴァンティンを鞘へと収めた。
だが、ガイもそれを見てむざむざやられはしない。
「ま、いいや。それじゃ、そろそろ死んでよ」
『FINALVENT』
 ガイがメタルホーンを持ち、メタルゲラスの肩へと乗る。その直後、もの凄いスピードでシグナムへと突っ込んでいった。
これがガイが持つ最大の必殺技『ヘビープレッシャー』である。
「待っていたぞ…そうやって大技を放ってくるのを!飛竜一閃!」
 刹那、シグナムが鞘からレヴァンティンを抜き、中距離用の決め技『飛竜一閃』を放つ。
アドベント・システムの力もあり、ライダーのファイナルベント技を相殺するだけの威力はついている。
そして接触と同時に煙が上がる。
「うーわ、これじゃ周り見えないな」
 だが次の瞬間、嫌でも周りが見えるようになると悟った。
シュランゲフォルムとなったレヴァンティンで体を絡めとられていたのだ。
「な、何だこれ!?まさか最初からこれを狙って…!」
「ああ、そうだ」
 煙の中からシグナムが現れる。
「私も誰も殺したくは無い。ならばこうやってミラーワールドから追い出すまでだ」
 そう言うと鏡の方を向き、
「分かったら」
 振りかぶり、
「ミラーワールドから」
 思い切り振り、
「出て行け!」
 ガイを鏡へと放り投げた。だが、鏡へはまだ距離が足りない。
「レヴァンティン、システム起動だ」
『了解。アドベント・システム、起動します』
 システムを起動させ、モンスターデータを実体化させる。
シグナムのシステムにはドラグレッダーのデータが入っていた。
そして不足分の距離をドラグレッダーが吹き飛ばし、ガイをミラーワールドから叩き出した。
ふと、『シュウウゥゥゥ…』といった感じの音に気付く。自らの体が粒子化していっている音だ。
「時間か。城戸、私は先に戻る」
 聞こえたかどうかは定かではないが、反応しないところを見ると、聞こえていないのだろう。
それならそれでもいいとばかりに、シグナムはミラーワールドを去った。

339 :リリカル龍騎の人 ◆l5ZL/l4pJY :2007/05/13(日) 22:00:10 ID:Dc6U5yvF
 一方、龍騎・ナイトvsベルデの方は…
「くっ、あいつどこ行ったんだ!?」
 ベルデの持つ透明化のカード『クリアーベント』に苦しめられていた。
見えない相手からの攻撃、さらに攻撃の瞬間にすら姿を現さないから、苦しむのも当然である。
そしてその当のベルデは、物陰から次のカードを装填していた。
『COPYVENT』
 ライアの持つものと同名のカード。だが効果は違う。
ライアがコピーできるのは武器のみ、だがベルデは姿までもコピーできるのだ。
そしてコピーベントでシグナムの姿をコピーし、二人に近づく。
「あ、シグナムさん。そっちは終わ…!?」
 ベルデが姿とともにコピーした剣、レヴァンティンで斬りかかってきた。
慌ててドラグセイバーで受け止める。そしてその一瞬の隙を突き、ナイトがウイングランサーで思い切り突いた。
「な!?蓮、どういうつもりだよ!」
「あっちをよく見ろ。確かシグナムとか言ったか?あいつはそこでガイと戦っている。
ならばこいつは偽者…大方ベルデが化けたものだろう」
 そう言われ、龍騎は指し示された方向を見る。
確かにシグナムとガイが戦って…今決着がついた。
そして飛ばされた方のシグナムを見ると…いない。どういうことか。
『FINALVENT』
 こういう事だ。ベルデ最大の大技『デスバニッシュ』を仕掛けるために距離を置いていたのだ。
バイオグリーザの舌で足を縛り、まるで空中ブランコのようにナイトを掴む。
そして高速回転し、空中で止まった。当然頭を下に向けたナイトを掴んだ状態である。
「このまま脳ミソぶち撒けな!」
 そしてそのまま地面へと急降下していく。このままだとナイトは死ぬだろう。
だが、龍騎がそれを許さない。
「させるかぁぁぁぁ!!」
『STRIKEVENT』
 ドラグクローを呼び出し、昇竜突破を放つ。
その火球は狙い過たず、ベルデの腕をとらえた。腕を負傷し、体勢が崩れる。
その隙を利用し、ナイトが振り払う。何とか頭は打たずに済んだが、それでも体を強打し、気絶している。
そうこうしている間にベルデが立ち上がる。龍騎は身構えるが、
「時間切れか…やめた」
 開口一番にそれである。そのまますぐに帰っていった。
肩透かしを食ったような感じだが、確かにベルデが粒子化を始めている。
おそらく龍騎やナイトより先にミラーワールドに来ていたのだろう。
「時間に救われた…かな…」
 そう言った龍騎の仮面の下には、安堵の表情が浮かんでいた。

340 :リリカル龍騎の人 ◆l5ZL/l4pJY :2007/05/13(日) 22:01:02 ID:Dc6U5yvF
 数日後。
「島田さんからここのシュークリームがおいしいって聞いてたからな…」
 真司はとある喫茶店の前にいた。
なぜこんな所にいるか、それははやての家に居候していることを大久保に知られ、「たまには土産でも買っていった方がいいんじゃないか?」と言われたからである。
そして土産に何がいいか調べたところ、この店のシュークリームが美味いと聞き、それを買っていくことにしたのである。
意を決し、真司が店に入っていった。店の看板には『翠屋』と書かれている。
「いらっしゃいま…!!」
 何という偶然。蓮と手塚がいた。それも二人ともウェイターとして。
「お前ら…もしかしてここで働いてたのか?」
 あまりの出来事に、真司も驚きを隠せない。
「ああ、住み込みで午後3時ごろからな。秋山もだ」
 話す気がなさそうな蓮に代わり、手塚が答える。
「ただいまー」
 と、喫茶店のドアが開き、なのはが入ってくる。
「あれ?なのはちゃん、こんな所でどうしたの?」
「え?違うよ。ここは―――」
「ここがなのはの家だ」
「…え!?」
 予想だにしなかった出来事にさらに驚く。
「それと、神崎士郎の妹…神崎優衣と言うんだが、知っているか?」
「あ、ああ」
「…その神崎優衣もここで働いている。もっとも、今は買出しで出かけているが」
 あまりの超展開に真司の脳がショートしている。
そして、熱暴走寸前の脳からようやくこの言葉を絞り出した。
「…偶然って怖いな」
 この場にいた全員が同意したという。

341 :リリカル龍騎の人 ◆l5ZL/l4pJY :2007/05/13(日) 22:01:48 ID:Dc6U5yvF
 同時刻、どことも知れぬ場所。
黒い長髪の女が倒れている。死んでいるのか?そう思いたくなるほど長い時間、ここで倒れているのだ。
「う…」
 どうやら目を覚ましたようだ。もぞもぞと動き出し、起き上がった。
「私は…生きているの?」
 言葉から察するに、今まで自分が死んでいたのだと思っていたのだろう。
女の名はプレシア・テスタロッサ。かつて『ジュエルシード』と呼ばれる結晶体で『アルハザード』という地に行き、娘を生き返らせようとした魔導師である。
だが、それも時空管理局、そして『高町なのは』と『フェイト・テスタロッサ』によって失敗、虚数空間へと落ちていったはずである。
「そうだ、アリシア!アリシアはどこ!?」
 目覚め、意識もはっきりしてきたところで娘を思い出す。そうだ。自分とともに虚数空間へと落ちたはずだ。
アリシアを探すも、結局見つからない。絶望で途方にくれていた。
そんな彼女の前に、『あの男』が現れたのである。
『絶望しているようだな』
「…誰よ?」
『お前の絶望を取り除けるかもしれない』
「絶望?ジュエルシードも一つしか無い、それじゃアルハザードに行けない。
アリシアを生き返らせる道が立たれたも同然なのよ?
それとも、生き返らせる方法があるとでも言うのかしら?」
『ああ』
 男は事も無げに言い放つ。すると、その言葉にプレシアの目に希望が満ち始めてきた。
「どういう事?詳しく教えて」
 そして男…いや、神崎士郎は話す。ライダーバトルの存在を。

「つまり、そのカードデッキさえあれば、アリシアを生き返らせる道が開けるという事?」
『そうだ。だが、今は13個全てがそれぞれの人間に与えられた後だ』
「…ならどうすればいいのよ?」
『簡単なことだ。他のライダーから奪えばいい』
 そして神崎は一枚の紙を渡す。一通り目を通してみると、それは名簿のようだ。
『ライダーの名簿だ。それに載っている人間からカードデッキを奪え』

   次回予告
「アリシアを生き返らせる…そのためなら、私は人殺しにもなるわ」
「意外ね。こんなに早く見つかるなんて」
「待っていて、アリシア…」
「やれやれ、神崎士郎も人が悪い」
仮面ライダーリリカル龍騎 第九話『ライダー交代』

342 :リリカル龍騎の人 ◆l5ZL/l4pJY :2007/05/13(日) 22:03:33 ID:Dc6U5yvF
投下終了です。
うわ、色々と突っ込み所がorz

とりあえず、翠屋と名簿の件は「今回の世界ではこういうものだ」ということで納得…できませんね
ごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなs(ry

343 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/05/13(日) 22:07:28 ID:EejOBo++
乙。
プレシアがライダーに……まさかファムか!

344 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/05/13(日) 22:10:39 ID:rPmVaGYc
プレシアキターーーーー!
伝家の宝刀サンダーレイジO.D.Jが炸裂するか!?

345 :リリカルスクライド携帯:2007/05/13(日) 22:35:37 ID:L2CfMkGr
>>リリカル龍騎さんGJや!
話がどんどん進んでて勉強に成ります!


346 :リリカル龍騎@携帯:2007/05/13(日) 22:56:13 ID:fYiajVLZ
>>340
少し修正が必要になった(byオーディン

「あれ?なのはちゃんこんな所でどうしたの?寄り道?」
「え?違うよ?ここは―――――」

修正は以上です。

347 :Kingdom Hearts×なのは:2007/05/14(月) 00:02:05 ID:ROcX1Jt2
ザァー…

波の音が聞こえる

暗闇に包まれた海岸、黒いフードを着た男が岩に座っていた

ザァー…

絶えず聴こえる波の音の中、
別の男と同じ黒いフードを身に付けた女が闇の中からあらわれた

男は彼女にむけて話し始めた

「彼女に会ってきた」
「彼女は君によく似ている」
「君は覚えているか?」
「在りし日の名前を―」

男の問いに女は答えあた
「思い出し始めたわ…」
「私の名前は――――」









たぶん続かない…
13機関の名前が思いつかないんだorz

348 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/05/14(月) 01:55:18 ID:iUrLQOEh
需要有るか疑問とはいえなのはと格ゲキャラクロスさせたいな
鳴海市に講演活動に来たテリー(&ロック)とか、脱獄して迷い込んだ
コーディーとか。それ以前になのはの方が資料不足してるから
今は無理有るけど やりてぇなぁとは常々思っとります

349 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/05/14(月) 01:57:24 ID:gJssuxL7
職人の皆さん乙です。 >>106 面白そうですねー。 ディス・アストラナガンのパーツが、クォヴレーの手足や胸に 鎧のように装着されても格好良いかも。

350 :魔法少女リリカルなのは マスカレード:2007/05/14(月) 02:56:03 ID:wd+dYlwA
ACT.0「胎動」


「大規模な次元振が発生しようとしています!」
「このままでは、この世界は消滅してしまいます!」
「クソ……一体どうなってるんだ!?」

時空管理局本部。
今、彼らはかつてない次元振を目の当たりにしていた。
このままではこの次元世界は消滅してしまうからだ。そう、一人の男によって。




「カブトが隕石に向かっていきます!」
「今更カブト一人に何ができる……」
一方、問題の次元世界にも落下すれば今度こそ人類は滅びるであろう隕石が落下しようとしている。

「……大丈夫です。」
「加賀美?」
「……カブトなら……やってくれますよ……」

ゆっくりと地球に降下する脱出ポッドに乗った仮面ライダーガタック−加賀美新−が地上のZECT本部に通信する。


「……。」
もはや一同には何もできず、ただ黙って巨大隕石に向かってゆくカブトを見ているだけしかできなかった。



「おばあちゃんが言っていた。ちゃぶ台をひっくり返していいのは飯がよほどまずかった時だけだってな」
仮面ライダーハイパーカブト−天道総司−はカブテクターを展開させ、巨大隕石へと突進する。

「さぁ、一緒にドライブだ!7年前のお仲間に合わせてやる!」
隕石に組み付くカブト。
そのままカブトは腰に装着したハイパーゼクターへと手を伸ばす。
「ハイパークロックアップ!!」
『ハイパークロックアップ』



「次元振、発生します!」
「ク……食い止める術はないのか!?」
「無理です!!既に時間の逆行が始まっています!」
「何だと……!?」
さすがの時空管理局でも、天道総司の為す荒業を黙って見ているしかできない。


そして天道のハイパークロックアップによりこの世界は消滅しようとしていた。
全世界に降る雪は、世界の終わりを告げるかのように人々に降り積もる。

それは脱出ポッド内の加賀美にも平等に降り積もる。
「俺はまた……ひよりに会えるんだな……」


そして加賀美を代表としたこの世界の住人達は皆姿を消した。

351 :魔法少女リリカルなのは マスカレード:2007/05/14(月) 02:58:05 ID:wd+dYlwA
7年前


天道が未来からハイパークロックアップで持ってきた巨大隕石が現れる。
目の前には7年前に太平洋に落下した巨大隕石。
そしてワームの卵を乗せた二つの隕石は衝突し、砕け散った破片の大半は燃え尽きた。
しかし、破片の一つ燃え尽きずに渋谷に落下する。
そして渋谷は炎上し、多くの人は死に、大きなクレーターを残す。

「助けて!」
ガレキの中で泣き叫ぶ少女の声。
少年は必死に少女に手を伸ばすが、自分にのしかかったガレキが邪魔で届かない。
それでも少年は必死に手を伸ばす。どうしても救いたいのだ。目の前の少女を。
すると少女を救いたいという少年の祈りが通じたのか、空から一人の天使が舞い降りる。
銀色の装甲に覆われ、背中からは光り輝く翼が生えている。頭からカブトムシのような角が生えている。
天使は自分のベルトを外し、少年に差し出した。

「ベルトを巻け」
「……。」
少年は黙ってベルトを巻く。人間に戻った天使を見た少年は、その天使が何故か他人では無いような気がした。言うなれば、まるで太陽のような存在だ。
ベルトを巻き、自分に覆いかぶさったガレキをはねとばした少年は一気に少女の手をつかむ。
「ひより!」
少女の名はひより。そして少年は後の天の道を往く男。
天使−天道総司−は、幼い自分に言う。
「ひよりを頼むぞ……」
その言葉を残し、天道は太陽の様に輝きながら消滅した。

「……大丈夫だ。俺が、ついてる!」
そしてベルトを託された天道はひよりに言うのだった……。




7年後。

高町なのは、12歳。闇の書事件を解決した年から3年の時がたっていた。ちなみに今年で小学6年生になっている。

そしてここから壮絶な戦いが始まろうとしていた……と、常套句を言っておこう。

352 :リリカルなのは マスカレード:2007/05/14(月) 04:23:01 ID:wd+dYlwA
ACT.1「遭遇」

「ねぇねぇなのは!昨日のニュース見た!?」
下校中のなのはに話し掛ける彼女の名はアリサ。なのはの親友である。
「うん……。また怪物出たらしいね」
「しかも海鳴市に出たらしいね。物騒だよね……」
彼女はすずか。彼女もまたなのはの親友だ。

「でもニュースでは昨日の怪物はもう死んだみたいだね」
彼女はフェイト。もはや説明は不要だろうから省くが。
「そうそう!ホントカッコイイよね〜!え〜と、なんだっけ?」
「未確認生命体第4号?」
「そうそう。それそれ!」
言葉に詰まったアリサに合いの手を入れたのはすずかだ。
「あはは……まぁ、確かにカッコイイかもね。同じ怪物なのに人を守るために戦うなんて。何かのヒーローみたい」
なのはが笑いながら未確認生命体第4号の率直な感想を述べる。

ニュースの情報では、最近頻繁に現れるようになった怪物はまるでゲームを楽しむかのように猟奇的に殺人を犯している。
そしてその怪物と戦い、人間を守ろうとするのが未確認生命体第4号だという。


そして数分歩いた所で、人々の悲鳴が聞こえる。
「まさか!?」
「例の怪物!?」
すずかとアリサはまさか本当に出るとは思っていなかった。
「アリサ達は先に逃げて!」
「私達、行かなきゃ!」
なのはとフェイトは悲鳴の聞こえる方向へと走り出す。
「ちょ、ちょっとなのは!フェイト!」
だが止めようとしたときには時すでに遅し。なのは達は既に走り出していた。





「アイツだね。」
「うん……間違いないよ。」
バリアジャケットを装着したなのは達は、悲鳴の中心へと急ぐ。
そこにいるのは全身灰色の牛のような怪物。

「いくよ!」
『アクセルシューター』
なのはの魔法は怪物目掛けて飛んでゆく。
「……何だ?」
怪物がアクセルシューターに命中しこちらに気付く。だが、怪物の反応速度は遅かった。
すでにフェイトにレンジに入られている。
「はあぁぁ!!」
振り下ろされるバルディッシュ。バルディッシュは怪物に命中する。
「人間の子供だと?」
「……効いてない!」
「しゃべった!?」
フェイトとなのはは別の意味で驚いた。怪物にバルディッシュの攻撃は効かず、さらに日本語を喋ったのだ。

353 :リリカルなのは マスカレード:2007/05/14(月) 04:26:10 ID:wd+dYlwA
「お前らのような子供が、進化した人類である俺達に勝てるかよ」
そう言って怪物はフェイトを跳ね飛ばす。
「進化した…人類?」
「それでも…人を襲うなら容赦はしない!」
フェイトも立ち上がる。
「面白い。オルフェノクの力、見せてやる。」
オルフェノクと名乗った怪物はフェイト達を睨み付ける。






「ねぇ、はやてちゃん……」
「どうしたん?天音ちゃん」
「この人……誰?」
「あぁ、この人はうちの家族で、シグナムいうねん」
はやてはなのは達とは別行動で、友達の栗原天音と一緒に下校していた。
最近海鳴では未確認生命体とやらが出現するため、危険がないようにシグナムもはやてを迎えに行くようにしていたのだ。
「そうなんだ。私、栗原天音っていいます。よろしく!」
「主からよく話は聞かされている。こちらこそよろしく頼む。」
シグナムと天音は軽く挨拶する。天音的には主という言葉にひっかかったがまぁあだ名なのだろうと勝手に解釈した

そしてそのまましばらく歩いていると、一通りの少ない所に差し掛かった。はやて家へ帰宅するには、ここも通らねばならないのだ。
「なんかこういう場所って怪物出そうだよね〜」
「ちょ、やめてや天音ちゃん」
天音の冗談に、はやては苦笑い気味に返す。本当に出られたら一たまりもない。
しかし、そんなはやての願いも無駄になるのだった。


突如として上空から針のような物が高速で飛んでくる。はやて達の目の前で針は地面に突き刺さる。
「……ッ!?」
シグナムとはやては飛んできた方向を見る。すると、そこにはハチのような姿をした怪物が浮いていた。
「現れたか、化物め!」
シグナムはレヴァンティンを起動させ……ようとするが天音が見ている。
「あかん……ここはなんとか逃げるんや!」
「う、うん!」
はやてが言い、天音とシグナムもその意見に賛成し、走り出す。
とにかく今は逃げて、天音ちゃんとわかれてからあのハチを迎撃する。それがはやてとシグナムの計画だった。

そしてハチの怪物は呟く。
「ゲゲル……ザヂニ。」

354 :リリカルなのは マスカレード:2007/05/14(月) 04:31:34 ID:wd+dYlwA
「くくく……!無駄だ!」

なのはもフェイトもオルフェノクに攻撃を仕掛けるがまるで効かない。
「く……どうすれば!」
「あんな奴、放っておく訳にはいかないよ!」
なのはとフェイトはどうしても負ける訳にはいかない。だが苦戦を強いられているのも事実だ。オックスオルフェノクは原作ではかなりヘボかった気がするが、そこは突っ込んではいけない。
そして、フェイトとなのはも再び立ち上がる。どうしても負けるわけにはいかない。守りたいものがあるから。
すると…………

ガシャン ガシャン ガシャン ガシャン……

どこかから足音が聞こえてきた。
「今度は何?」
「また敵……!?」
なのはとフェイト、そしてオルフェノクは周囲を見回す。だが誰も見当たらない。
「なんだ……?」
オルフェノクも足音の元を探している。すると、近くの物影から人の声が聞こえてくる。

「はぁぁぁ…………」
「いいよなぁ……お前はよ……」
そして現れた人影。片腕の裾が無いコートを着た二人組だ。
「何……あの人達?」となのはも驚いている。

「やるぞ……相棒」
「兄貴と一緒なら、どこまでも……」
そして左右から二匹のバッタが飛んでくる。

「「変身……」」
『ヘンシン』

二人は飛んできたバッタを掴み、ベルトへ装填する。二人の姿はみるみる変わっていき、一人は緑の鎧。一人は黒の鎧を纏った戦士へと姿を変えた。
「な……!?」
「嘘……!?」
フェイトとなのはは目を見開いて驚いている。目の前で人間が変身した。時空管理局の技術をもってすればそんなことも可能かもしれないが、
まさかあんなホームレスみたいな二人組がそんなシステムを使っているとは信じがたい。

「……ほぅ。ファイズとかいうのはお前達か……?」
「……。今お前、俺を笑ったな?」
「……兄貴、殺っちゃおうよ。こんな奴……」
オルフェノクも驚いた様子で、バッタの姿をした戦士−キックホッパー&パンチホッパー−に問い掛けるが、
ダブルホッパーズは答える気などさらさらないようだ。そしてダブルホッパーはそのままオルフェノクへと駆け寄る。
「ちょ、ちょっと……!」
「あなた達は……」

もはやダブルホッパーはなのは達など眼中に無く、真っ直ぐにオルフェノクへと走っていく……

355 :リリカルなのは マスカレード:2007/05/14(月) 04:35:16 ID:wd+dYlwA
「あのハチ、どこまでも追いかけてくんで!」
「クッ……ゲームでもしているつもりか……!?」
「……はぁ……はぁ……」
シグナムとはやては喋りながら走っているが、正直天音はヘトヘトだ。今にも倒れそうになっている。


それでも走り続け、ようやく人のいる広い場所へ出ることができた。
「……ここまでくれば……!」
「……主!様子がおかしい……!」
安心するはやてだが、シグナムはまだ戦闘モードだ。シグナムの言う通り、何かがおかしい。
そしてその疑問はすぐに解けることになる。

シュウゥゥ……

気持ち悪い効果音と供に、その場にいる人々が一斉に緑の蛹のような怪物に変身したのだ。
「しまった……罠か!」
シグナムが罠だと気付いたときにはすでに遅く、緑の怪物の群れと空から迫るハチが襲いかかってくる。
だが調度いいことに、あまりの恐怖に天音は気を失っていた。天音には悪いがチャンスだ。
はやてとシグナムは一瞬で騎士甲冑を身につけ、怪物を一掃しようとする。
シグナムは地上、はやては空のハチが相手だ。


「はぁ!」
シグナムはどんどん怪物−ワーム(サリス)−を切り伏せていくが、倒しても倒しても数が減らない。
そしてはやては空で戦闘中……どうしたものかと悩むシグナム。だがふと天音を見るとワームは天音に襲い掛かろうと群がっていることに気付く。
「しまったッ!!」
自分の回りにばかり気をとられて気絶した天音を忘れていたのだ。騎士として最大の不覚だ。
とにかく、シグナムは急いで天音を助けようとする……が、その時だった。
一瞬風が吹いたかと思うと、天音の周囲のワーム共が何かに斬られたような動きを見せ、爆発する。

緑の炎があがり、煙が立ち込める。そして、煙が晴れ再びワームが天音を襲おうとするが、その動きはとまる。
何故なら、天音のそばに全身漆黒の鎧を身につけ、目とベルトは赤いハート型で、弓矢のような武器を持った戦士が佇んでいたからだ。
「何だ……奴は?」
シグナムも見覚えの無い姿に疑問詞を呟く。
すると、

「この子に……近付くなぁぁぁあああッッ!!!!」

漆黒の戦士−仮面ライダーカリス−は物凄い剣幕で叫ぶ。
それこそシグナムは勿論のこと、戦闘中のはやてとハチ怪人まで振り向く程の声でだ。

356 :リリカルなのは マスカレード:2007/05/14(月) 04:41:12 ID:wd+dYlwA
次回予告

それは仮面をつけた戦士達との出会い−

それは一つの世界に集まった戦士達の物語−

私達が出会った戦士、仮面ライダーは人類を脅かす怪物と戦う戦士。

次回、魔法少女リリカルなのは マスカレード。 『悪意』
(CV:田○ゆかり)






スーパーヒーロータイム


「おいおいおいおい、一話は俺様の出番ナシかよ!」

「しかたないよモモタロス。でもホラ、見慣れないライダーが出てきたよ!」

「へっ、おもしれぇ!どんな奴が現れようと俺がブッ倒してやんぜ!」

「……だが、最強はこの俺だ。」

「……なぁ良太郎、誰だコイツ?」

「さ……さぁ?」

「俺か?……おばあちゃんが言っていた。天の道を往き総てを司どる男。俺の名前は……」

「「はいはいはいはい!わかったから!わかったから!!」」

「じ、次回も魔法少女リリカルなのはマスカレード、よろしくね……!」

357 :リリカルなのは マスカレード:2007/05/14(月) 05:05:03 ID:wd+dYlwA
自分も書いてみました。

仮面ライダーシリーズ・リリカルなのはシリーズとは完全なパラレルワールド設定ですので、そこんとこよろしくお願いします。

あと多分投下のペースはとても遅いと思いますが、完結目指して頑張りますのでよろしくお願いします

358 :リリカルスクライド携帯:2007/05/14(月) 06:59:01 ID:fcL17IJi
>>357
朝から良いもの見せてもらえて最高や!
まさかの平成ライダー(龍騎と響鬼は除くのかな?)が登場するとは、是非見てみたい戦いは…
橘さんVSリュウタロスの銃撃戦が見てみたい(笑)

359 :リリカル龍騎@携帯:2007/05/14(月) 10:17:19 ID:rsGFOjsX
>>357
朝っぱらからGJな物見せていただきました
まさかクウガ・555・剣・電王をまとめてなのはとクロスさせるとは・・・

360 :リリカルスクライド:2007/05/14(月) 14:45:02 ID:0u1/DWyk
明日退院なので外出で家に戻れたので、投下します。


361 :リリカルスクライド:2007/05/14(月) 14:49:22 ID:0u1/DWyk
 スクライドの世界に派遣される魔法少女達の冒険

 第二話「第三の腕」
>>245の続きより
 「はやて君…人には、それぞれ定められた運命と言う道があるのかもしれない。
だが、強気意志を持つ者ならば無き道を己の意志で拓けると…俺は思う。
その意志と思いを導く事が出来る力…碑文コルベニクを俺は持っている」
 熱意に満ちた話をするオーヴァン。
「頼む…時間を、アイナを救う時間を俺に与えて欲しい」
 彼の真剣な眼差しに、気持ちが揺れるはやて。
“どないしよう…見逃すなんて出来へんし、でも妹さんを救ってあげる力は機動六課に無い。
時空管理局に勤めてたオーヴァンさんでも助けることが出来なかった。それを可能にする碑文って…”
 はやては、オーヴァンの策にはまり、転送魔法を発動することに躊躇してしまう。

 封印解除まで残り20秒…



362 :リリカルスクライド:2007/05/14(月) 14:51:07 ID:0u1/DWyk

 非殺傷設定を解除し、カズマとの戦闘に移ったなのは。
 先程までとは違い、魔力を削る戦闘法から物理的ダメージを与える戦闘法に変えたのだ。
 現在なのはの魔導士ランクはAA。
 全力全快ではS+ランクあるのだが、機動六課立ち上げの際、リンカーコアに魔力を制限する魔法を施しているため、
はやて隊長によるリミッター解除を受けなければ全力全快で戦えない。
 目の前に立ちはだかる男。カズマと言う名の男。
 なのはが今まで出会ってきた男性たちとは、全く違う野獣のような男だ。
 戦うことが生きがいなのかと思われるほどの殺気を纏っている。
“それでも、話を聞いて貰わなくちゃ。話さえ出来れば心は通事合える”
 なのはは、今持てる全力でカズマに向けアクセルシューターの光弾を24発、自身の周りに出現させる。
 その光景を見たカズマだったが、臆することなく両拳に力を込める。
“へっ!いいねぇ〜この緊張感。劉鳳の野郎と戦ってたときと似た感じだ。たまんねぇなぁ〜”
 カズマは、この戦闘を楽しんでいた。
 元々喧嘩ばかりしてきたカズマに取って、この戦闘も喧嘩の一環。
「さぁ〜始めようぜケンカをよぉ〜」
 いきなりのケンカ宣言にオドオドするなのは。
「ケ、ケンカですかぁ!?私は話を聞いて貰おうと」
「ケンカには違いないだろう?オレはあんたを倒す。あんたはオレを倒して話を聞かせる。同じことだ!」
 そう言い終わると右肩甲骨から生えている尻尾のパーツを空中でしならせ周辺の空気をアルター化させると、
 そのエネルギーを加速に使い相手に向かって行く。
 黄金の獣が迫ってくる。
 相手を倒そうと迫ってくる。
「シュートッ!」
 アクセルシューターを発射しカズマの突撃を避けようと動くなのは。
 発射されたアクセルシューターの光弾は、カズマに向け全方位360°から襲いかかる。
 最初のアクセルシューターとは違い殺傷能力を保有した光弾は当たれば確実に致命傷に成るだろう。
 なのはは、精神を集中し光弾を操作し装甲の薄い場所を狙う。
 早期の決着を着けるつもりだったが、この男カズマと言う男には、無意味だった。
「そいつじゃ、オレを落とせねぇぞ!ねぇちゃん!」
 迫ってくる光弾を両腕でガードまたは、拳で粉砕するなどなのはの放つアクセルシューターを無効化していく。
 次々に追撃のアクセルシューターを放つが黄金の獣を止められない。
 間合いを取りディバインバスターを撃とうと距離を取ろうとするが刹那、獣はなのはに向けて単純だが強力かつ破壊力のある打撃を振るう。
『Protection』
 レイジングハートの自動防御機能によりカズマの右拳は、なのはを捉える前に桃色のバリアに妨げられる。
 しかし急遽作られたバリアではカズマのアルターであるシェルブリットの破壊力のある拳を防げず、
 バリアを突き抜けレイジングハートの杖部分を捉える。
 激しい火花が散り、レイジングハートを折ろうと迫る。
 そうはさせないと、残っていたアクセルシューターの光弾をカズマの右腕に集中させ弾き飛ばすなのは。
 距離を取る2人。
 再びぶつかり合うかと思われた矢先、なのははカズマから背を向ける。
 その行為に腹が立ったカズマは、なのはに向かって突っ込んで行く。
「おちょくってんじゃねぇ!」
 拳を振り上げ相手に振り下ろそうとした時、なのはが見つめている方向を見ると拳を止めた。
「なんだよ…ありゃ!?」
 カズマとなのはの見つめる先には、異様な左腕を現したオーヴァンの姿とはやての姿が映っていた。
「はやてちゃーん!逃げてぇー!!」
 なのはの叫びが荒野に轟いた。


363 :リリカルスクライド:2007/05/14(月) 15:04:10 ID:0u1/DWyk

 はやての迷いを余所に、オーヴァンを拘束する氷結魔法が解け始めていた。
 封印の解除に必要な魔力の充電は終わり、あとはオーヴァンの決断により解放される。
“ 解放させれば、この状況打破することと、全ての鍵がこの次元世界にやってくるだろう…条件は揃いつつある。俺には…”
 左腕の拘束具の中で何かが蠢く。
 その行為に激しい痛みを受け、顔を下に向け耐えるオーヴァン。
“ 時間がない!”
 左腕で蠢く何モノかが取り憑いた時より始まった1人旅。
 そう…管理局内で“黄昏の旅団”と言う組織を作り黄昏の鍵と黄昏の碑文を妹と志乃たちと探していた楽しかった頃には…二度と戻れない。
「はやて君…この左腕が何故封印されているか知りたいかい?」
 困り顔のはやてに問いかけるオーヴァン。
「えっ?レリックを肌身離さず保管するためじゃないんですかぁ?」
 事前情報では、レリックを左腕の装甲の下に隠しているとしか判明してなかった。
 ある機関に問い合わせれば、判明したのだが秘密裏に捜索&確保を命じられていたクロノには、その選択は取ることが出来なかった。
 これが今の状況を作ってしまったとも言える。
「なら、真実を教えてあげよう…」
 氷結魔法を魔力で強化した肉体で無理やりに解除し、右手を左腕の封印を解除する鍵に添える。
 突如氷結魔法を解除されたことで、危機感を感じたはやては、非人格アームドデバイス・シュベルトクロイツを構え直す。
「これが…君の欲した真実だぁ!!」
 鍵が左腕から外れ大地に落ちる。
 落ちた鍵の墜落音と共に左腕の装甲が分解されていく。
「ひっ!?」
 装甲の中に隠されていた左腕を見たはやては絶句した。
 オーヴァンの左手には、二叉の短剣。青白い輝きが目に付く。
 その左手から見上げていくと左腕には青いの包帯が巻かれ、徐々に黒い斑点が続きレリックが腕に縛り付けられ、その先には
「何なんや…その肩から生えてるモンは!!」
 はやては見た。オーヴァンの肩から生える漆黒ながら赤い脈を打つ第三の腕と言うべき触手、その腕の先にある凶悪な魔力を纏った刃は意志があるかのように蠢いていた。
「Artificially Intelligent Data Anomaly…これらの頭文字を取ってAIDAと呼ぶ。俺の昔の友人が命名者だがね」
 聞き覚えのない造語に悩みながら、はやては気を持ち直して本来の己の仕事に戻ろうとする。
「今分ることは、次元犯罪者オーヴァン・コルベニク。貴方の身柄の確保や。もしこれ以上抵抗するなら」
「するなら?」
 サングラスの奥の瞳は見えなかったが、口元は歪んだ笑みをしていたオーヴァン。
「完全に動きを封じさせてもらうわ!」
 はやての足元に展開される白銀のベルカの魔法陣が展開される。
「ほの白き雪の王、銀の翼持て、眼下の―」
 上位広域凍結魔法を詠唱するはやて。制限付での使用の際は威力が大幅にダウンするのだが人1人分なら大丈夫だとの判断だ。
 だが、そんな詠唱を馬鹿はその場に居ない。
「悠々と詠唱を待つ気は…無い!」
 上空で詠唱をするはやてに向かって高速で飛行するオーヴァン。



364 :リリカルスクライド:2007/05/14(月) 15:05:44 ID:0u1/DWyk
 詠唱を取りやめ、シュベルトクロイツを盾にシールド魔法パンツァーシルトを展開する。
「盾!」
 はやての目前に強固な盾が出現する。
 しかし、オーヴァンは左肩より生えた触手であるAIDAの刃でシールド魔法に対して振るった。
 その一撃はシールド魔法を一瞬で破壊し、アームドデバイスの杖部分を若干削りとる。
 はやては、即座に次の魔法を詠唱しようと距離を取ろうと下がるが瞬時に追いつかれオーヴァンの無言の威圧に恐怖する。
「君にはここで眠ってもらう。大丈夫、時期が来れば目を覚ますさ」
 敗北宣告を受けているような気分になるはやて。
 実際にも、オーヴァンの圧倒的なパワーとスピード…管理局の情報との能力の違いに冷たい汗が頬を流れる。
「負けへん…」
 小さい声だがオーヴァンの耳に届く。
「悪いが、勝負は決した。今の君の力では私には到底勝てない」
「それでも、私は機動六課の隊長や!ベルカの騎士たち主や!ここで負けてたら、やっと作り上げた私の部隊や家族が無くなってしまう。
そんなんは、嫌や!だから、私はやられる訳にはいかへん!」
 シュベルトクロイツを振るいオーヴァンを引かせようとするが、AIDAの触手は瞬時に、はやての手からデバイスを奪い地面へと落とす。
 はやてに残されたデバイスは、夜天の書のみ。
 この状況を打破する程のスピードを使うため、左手に持つ夜天の書を開きフェイトの得意とするソニックムーブを使おうとするが、
 オーヴァンが右手に持つアームドデバイス冥銃剣・逢魔ヶ刻から放たれた光弾によって左手から希望が滑り落ちていく。
「これで最後だ。サヨウナラ…機動六課隊長、八神はやて二等陸佐」
 3つの刃をクロスさせ、はやてに向けて殺意の刃を繰り出す。
“もっと情報収集を行っておれば良かったなぁ…みんな、ごめんな”
 殺意の刃がはやてを捉えようとした刹那。
 3つの影が、3つの刃を受け止めていた。
「主はやてを傷つける者は!」
 薄紫色の閃光から現れた烈火の騎士ことシグナムは、AIDAの触手の刃をアームドデバイス・レヴァンティンで受ける。
「我ら守護騎士が!」
 青い閃光から現れた青き狼は、はやてを守る守護獣ことザフィーラ。
 オーヴァンの左手に握られている短剣をシールドで受ける。
「ぶっ潰す!!」
 赤色の閃光から現れた鉄槌の騎士ことヴィータは、オーヴァンの右手に持つ銃剣型デバイスの刃を
アームドデバイス・グラーフアイゼンで受け止める。
 はやての騎士たちが、今、己の使命に…否、家族のために悪意を放つ男と対峙する。


365 :リリカルスクライド:2007/05/14(月) 15:10:05 ID:0u1/DWyk
以上で投下終了。
また第二話終わらなかった…

まだ体調が回復しきって無いので、疲れた。

ちょいと裏設定
なぜ、オーヴァンが敵役で出てきたのか…それは!
スクライドの無常とか、小説版の敵出すのは難しかったからです!
あと.hack//G.U.が好きだったから!以上。

366 :リリカルスクライド:2007/05/14(月) 15:13:40 ID:0u1/DWyk
うぎゃ!ミス発見
>>364
「それでも、私は機動六課の隊長や!ベルカの騎士たち主や!ここで負けてたら、やっと作り上げた私の部隊や家族が無くなってしまう。
そんなんは、嫌や!だから、私はやられる訳にはいかへん!」
のところを、
「それでも。私は機動六課の隊長や!『ベルカの騎士たちの主や!』
『』が修正場所です。読みが変だったのを気付けなかったOrz


367 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/05/14(月) 15:24:06 ID:IP0DDkpI
GJです。退院おめでとうございます。

368 :リリカルスクライド:2007/05/14(月) 15:34:04 ID:0u1/DWyk
>>363
「ほの白き雪の王、銀の翼持て、眼下の―」
 上位広域凍結魔法を詠唱するはやて。制限付での使用の際は威力が大幅にダウンするのだが人1人分なら大丈夫だとの判断だ。
 だが、そんな詠唱を馬鹿はその場に居ない。

>>修正版
「ほの白き雪の王、銀の翼持て、眼下の―」
 上位広域凍結魔法を詠唱するはやて。制限付での使用の際は威力が大幅にダウンするのだが人1人分なら大丈夫だとの判断だ。
 だが、そんな詠唱を『待つ』馬鹿はその場に居ない。

携帯で打ってると気付かないね・・・
>>367
ありがとう。

369 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/05/14(月) 16:00:01 ID:4n3ZplYr
乙!
ヴォルケンたちがかっこいい。
兄貴の今後も気になります。
あと退院おめでとう。

370 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/05/14(月) 16:01:05 ID:4n3ZplYr
乙!
ヴォルケンたちがかっこいい。
兄貴の今後も気になります。
あと退院おめでとう。

371 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/05/14(月) 18:23:38 ID:POar/DoN
>>357
兄貴かっこいいよ兄貴…
こういうのが読みたかったよ…
私的に地獄兄弟はなのは系のキャラと組み合わせると楽しいと思ってた。
しかも他のライダーまで一緒だなんてもう感動だ…
剣崎はやっぱりまだまだ出てこないよな?
今多分アメリカにいるだろうし…
剣崎が出たらなのは達が倒せない敵をロイストで一撃で倒すみたいな展開欲しいかも(欲張りすぎ)

372 :リリカル龍騎の人 ◆l5ZL/l4pJY :2007/05/14(月) 18:34:16 ID:zXxjxN5Q
>>365
退院おめでとうございます。GJです
やはりカズマはこうでないと
そして最高のタイミングでヴォルケン来ましたね

373 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/05/14(月) 19:13:34 ID:SrLik0b+
>>365
GJです!
スクライドのクロスオーバーはあまり見たことないから
ヒャッホウ!

374 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/05/15(火) 10:55:40 ID:I/ur9wb2
>>312,342
最高です!!フェイトの母も復活するとはまさに意外な展開!!
ライダーバトルもどうなるのか楽しみです。

375 :リリカルなのはZ:2007/05/15(火) 15:15:38 ID:zqbgV6uB
なのは「さあ、このポタラをつけて!それしかあいつに勝てる方法はないの!!」
フェイト「く・・・右耳だったわね!こんなギリギリで・・・!!」
なのは「そうそう、この合体は二度と解けないから!!」
フェイト「な・・・こんなギリギリで言うなんて・・・これでいいでしょ!!」
なのは「ありがとう、フェイトちゃん・・・」
カッ!!!
ナノト「なのはとフェイトが合体してナノトってとこかしら・・・そして、こいつがスーパーナノト!!」
敵「それが・・・・どうした!!」
ボコスカッバキィッ!!
ナノト「ふふふ・・・あたしに出させてよ、本気を・・・」

最終回付近でこれをきぼん

376 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/05/15(火) 15:45:44 ID:zqbgV6uB
なのは すごい魔道師よあなたは
あの魔道人ブウはあたしにはとても敵う相手じゃなかった
何となく分かった気がする
なぜ天才であるはずのあたしがあなたに敵わないのか
守りたいものがあるからだと思っていた
守りたいという強い心が得体の知れない力を生み出しているのだと
確かにそれもあるかもしれないが それは今のあたしも同じことだ
あたしはあたしの思い通りにするために 力をためすために 自分の存在価値を肯定するために
そして母親に認めてもらうために闘ってきた
だけど あなたは違う 自分のために闘うんじゃない
絶対にみんなを傷つけないために限界を極め続け闘うのよね・・
だから相手の命を絶つことにこだわりはしない
あなたはついにこの魔人になって暴れたあたしとかつて悪人だった母親を殺しはしなかった
まるで今のあたしたちがほんの少しだけ・・いや、とっても温かい親子の愛情を持つようになるのが
分かっていたかのように・・・
アタマにくわね!
みんなが大好きで優しい魔道師なんて!
・・・ ・・・
がんばれ高町なのは あなたがナンバー1よ!

最終回でこれぐらい感動的なこと言ったら視聴率10%行く

377 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/05/15(火) 15:46:34 ID:zqbgV6uB
なのは「あなたはすごいわよ よくがんばったね… たったひとりで…
    何度も何度も姿を変えて・・・いい加減嫌になるぐらいにね
   こんどは・・・こんどはいいヤツに生まれ変わってね… 一対一で修行とかしてみたいから… 待ってるからね… あたしももっともっとウデをあげて…
   またね!!!」
フェイト「なのは!!」 ユーノ「なのは!」 アルフ「なのは!」 はやて「なのはちゃん!」
シグナム「高町なのは!!」なのはの両親とかその他「なのは!!なのはちゃん!!」
一同「行けーーー!!!」
なのは「ハァァァァァァァァぁ!!!!」

敵消滅

フェイト「ふん、手間取っちゃって・・・」

界王様ナレーション「魔道人ブウは、ついに全人類の思いの詰まった魔道玉で細胞ひとつ残らず消滅した・・・高町なのは・・・やっぱり最強だぞお前は!!」

なのははやっぱりこういうポジションが似合いだな




378 :リリカル龍騎の人 ◆l5ZL/l4pJY :2007/05/15(火) 23:11:55 ID:sOl0zMLY
あー…確かにそういうポジション合いますね

では、第九話投下します

379 :リリカル龍騎の人 ◆l5ZL/l4pJY :2007/05/15(火) 23:12:48 ID:sOl0zMLY
「あれ?」
 管理局本部のとある場所で、局員がある事に気付く。
「どうした?またネットオークションでいい物でも見つけたか?」
 別の局員がその局員に聞く。
仮に気付いた方を「局員A」、質問した方を「局員B」としておこう。
「いや、今回の事件の事で何か参考になるかと思って、過去の事件の記録調べてたんだけど…」
「事件?ああ、海鳴市とかいう所で怪物が出たって言うあれか。で、それがどうかしたのか?」
 局員Aが言いにくそうに口を開く。
「P・T事件でジュエルシードっていうロストロギアが回収されたよな?そのジュエルシード…全部回収されてないみたいなんだ」
「…なんだって?」
 局員Bが信じられないというような面持ちで局員Aのパソコンに駆け寄った。
「ほら、ジュエルシードは全部で21個だろ?
そのうちこっちで回収できたのは12個、決着ついてから奪還したのが8個。
…つまり20個しか回収できてないんだ」
「…だ、だけど見つからないだけかもしれないし、仮にそのプレシアが持っていたとしても、奴は虚数空間に落ちたんだろ?
ならあいつが帰ってこない限り悪用されることも無いんじゃないのか?」
 局員Bがまるで心配事を打ち消そうとするようにまくし立てる。
「…だといいんだけどな」

「つまり、そのカードデッキさえあれば、アリシアを生き返らせる道が開けるという事?」
『そうだ。だが、今は13個全てがそれぞれの人間に与えられた後だ』
「…ならどうすればいいのよ?」
『簡単なことだ。他のライダーから奪えばいい』
 そして神崎は一枚の紙を渡す。一通り目を通してみると、それは名簿のようだ。
『ライダーの名簿だ。それに載っている人間からカードデッキを奪え』
 プレシアが長いこと黙りこくっている。『殺人』を犯す覚悟をしているのだろうか。
やがて、神崎の方を向き、覚悟を決めた表情で答えた…
「…ええ。カードデッキを奪い、その戦いに参加させてもらうわ」
『…覚悟は出来たようだな』
「アリシアを生き返らせる…そのためなら、私は人殺しにもなるわ」
 そう言ってその部屋を出て行った。ちなみに、その部屋は少し前まで真司が住んでいた部屋である。
…言い忘れたが、ミラーワールドは海鳴市にしか存在しない。
そして、ミラーワールドの存在と化した神崎が姿を現せるのも海鳴市のみ。
つまり、プレシアは虚数空間から海鳴市に飛ばされたのだ。
『プレシア・テスタロッサ…どれほど場をかき回してくれるか…』

第九話『ライダー交代』

380 :リリカル龍騎の人 ◆l5ZL/l4pJY :2007/05/15(火) 23:14:34 ID:sOl0zMLY
 そして半日ほどたった現在、プレシアはある男と遭遇していた。
その男の名は高見沢逸郎、仮面ライダー『ベルデ』である。
そして名簿を取り出し、問う。
「あなたは…仮面ライダーベルデ、高見沢逸郎ね?」
「(ライダーの事を知っている?何者だこいつ…)
…ええ、そうですが…何のご用でしょう?」
「意外ね、こんなに早く見つかるなんて。
早速だけど、あなたの持っているカードデッキ、頂くわ」
あまりにも唐突である。高見沢も面食らっているようだ。
「…どういうおつもりで?」
「ライダーには叶えたい願いがある。そうでしょう?」
「というと…って、別に気取って話す必要もねえか」
 突如、高見沢の雰囲気が変わった。
「おいアマ、神崎士郎に何言われたか知らねえが、てめえ如きにこのデッキはやらねえ。
俺はこいつで力を得る。誰もお呼びもつかねえような超人的な力をな」
「なら、あなたの持っている会社は力ではないのかしら?」
「会社?ハッ、あんなもん屁みてえなもんd(ズゴォッ)…何のつもりだ?」
 話が終わる前に、プレシアの攻撃魔法『フォトンバレット』が火を噴いた。
だが、高見沢はすんでの所でそれを避ける。
「話に夢中になっている間に倒して奪おうと思っていたのだけれど…やっぱりそう甘くは無いわね」
 確かにこの方法ならほとんど労せずしてデッキを奪えるだろう。だが、やり方がせこい。
それが高見沢の逆鱗に触れたのか、鏡へとデッキを向けて変身した。
「てめえ、生きて帰れると思うな!」

 戦いはベルデの方が有利に進んでいた。
バイオワインダーにクリアーベントを組み合わせた戦法が功を奏し、さすがのプレシアも攻撃を当てることが出来ない。
それでも命中の直前に防御魔法を使っているので、何とかダメージは受けていなかった。
(ライダーの力がこれほどだったとは…あれを使っても問題はなさそうね)
 プレシアが何かを取り出す。それは…
「あ?何だあの青い石…宝石か?」
「一応、警告はしておくわ。今すぐ降参して、デッキを渡しなさい。
今なら…殺さなくて済むわ」
 この女は何を言っている。ここまで有利に戦いを進めているのはベルデの方のはずだ。
当然聞き入れず、バイオワインダーで長距離攻撃を仕掛けるベルデ。だが、それが命取りになった。
「そう、残念ね…さよなら」
 ズゥン…
 轟音が鳴り響く。音とともに煙が巻き上がる。
煙が晴れたとき、そこにいたのはプレシア一人だけだった。
誤解の無いように言っておくが、決してクリアーベントで姿を消しているわけではない。
その証拠に、服のポケットにベルデのデッキがしまわれている。
「待っていて、アリシア…必ずあなたを生き返らせてあげるから…」
 そう言うと、プレシアは去っていった。
後に残っていたのは、高見沢逸郎『だったもの』だけである。

仮面ライダーベルデ:高見沢逸郎…死亡
プレシア・テスタロッサ…二代目仮面ライダーベルデとなる
残るライダー・・・13人

381 :リリカル龍騎の人 ◆l5ZL/l4pJY :2007/05/15(火) 23:15:56 ID:sOl0zMLY
 その晩、北岡弁護士事務所にて。
「先生、夕飯出来ました」
 助手の由良吾郎が北岡に夕食を渡す。ちなみに今日の夕食はスパゲティだ。
それをフォークで巻き取り、口へと運ぶ。
「…うん、吾郎ちゃんの料理最高だよ」
 いつもの事ながら、大絶賛である。
と、事務所の電話に着信が入った。
「はい、もしもし。北岡弁護士事務所です…え?何ですって?」
 北岡がかなり驚いている。何があったのだろうか。
「はい…はい…では、その話は後日お伺いして、そのときに改めて…ええ、では」
 北岡が電話を切る。そして吾郎に内容を話した。
「はー…参るよ。高見沢グループの社長さんが死んで、俺との契約何とかしたいってさ」
「え?あそこの社長さん、死んだんスか?」
「ああ、そうだよ…知り合いみたいな口ぶりだね」
「ええ、まあ…死んだ今になったら無意味でしょうけど、先生への伝言預かってたんスよ」
「伝言?何よ?」
「『いつか倒しに行く。待っていろ、仮面ライダーゾルダ』…そう言ってました」
「へえ…あの人ライダーだったの?」
『そう、仮面ライダーベルデだ』
 その声に驚き、北岡・吾郎ともにその方向に振り向く。
そこにはいつの間にか、神崎士郎がいた。
「…いつからいたのかは聞かないよ。で、何か用?」
『高見沢逸郎とお前は知り合いだったようだからな、話しておいたほうがいいだろう』
 そう言うと神崎は、プレシア・テスタロッサのことを話し始めた。そして話し終えると、この言葉を残して消えていった。
『勝ち残るつもりなら急いだ方がいい。でないと、次に消えるのはお前になる』

「やれやれ、神崎士郎も人が悪いよ。あんなこと聞かせて発奮でもさせようって言うのかね?」
 神崎が去った後、北岡がそう呟いた。
「先生…」
「だーいじょぶだって。まだ時間はあるしさ」
 北岡の中にある病、それが彼の命を喰らい尽くすにはまだ時間はある。
それまでに終わらせないと、その病が北岡を消す…神崎はそう言ったのだ。
「大丈夫、俺は死なないよ。俺が死ぬより先に、この戦いに勝ち残るからさ」
 北岡はそう言って、残りのスパゲティを完食した。

  次回予告
「あ、ごめん。でも大丈夫だよね?」
「これが我々の作った擬似ライダー、オルタナティブです」
「僕は…いや、僕達は英雄になる」
「おま、そんなの有りかよ!?」
仮面ライダーリリカル龍騎 第十話『香川研究室』

382 :リリカル龍騎の人 ◆l5ZL/l4pJY :2007/05/15(火) 23:17:35 ID:sOl0zMLY
投下終了
これまでで一番出来が悪いような…orz

魔法やジュエルシード分のアドバンテージも考え、プレシアさんには戦力的に劣るベルデになっていただきました。
え?蟹?ファム?まだ使い道があるので残してあるんです

383 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/05/15(火) 23:26:30 ID:tkHUuiBs
社長がお亡くなりになられたか

384 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/05/15(火) 23:38:07 ID:BNdD0UVp
龍騎の人に聞きたいけど、SICヒーローサーガに出た王蛇サバイヴやリュウガサバイヴは出ないのか?
こいつらが圧倒的な力でなのはや龍騎を圧倒するところが見てみたい。
サバイヴの方は二枚目の疾風と烈火のカードを使うって感じで。

385 :リリカル龍騎の人 ◆l5ZL/l4pJY :2007/05/15(火) 23:43:02 ID:sOl0zMLY
>>384
王蛇サバイブやリュウガサバイブは…ヒーローサーガ知らないので出したくても出せませんorz

386 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/05/15(火) 23:50:00 ID:tkHUuiBs
>>382
あ、言い忘れた
何はともあれ投下乙であります

387 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/05/16(水) 00:05:41 ID:p8APgkcV
何と無くの一発ネタ

ダンクーガノヴァとのクロス
FSのファンの方ごめんなさい


FS「高町なのは、フェイト・T・ハウラン、八神はたてとヴォルケンリッターズ。
嘗てのムゲ・ゾルバドス帝国の侵略の際、地球側に協力した勇者達だ」
葵「へ〜。けど、200年前の人には見えないわよ?」
FS「我々とは異なる次元で生活している為、この世界の人間とは時の進み方が違う。ただそれだけさ。
お会いできて光栄です。初代ダンクーガと共に戦った勇者と出会えるとは」
ヴィータ「お会いできたもなにも、200年前にあってるじゃねぇーか」
くらら「え?」
FS「……何のことかな?」
フェイト「確かミッドチルダに数年留学しましたよね?」
FS「だから何のことかと?」
シグナム「……いい加減、その口調は辞めろ、藤原」
田中「藤原?」
はやて「藤原さん、最高司令官やからって自分を偽るのは良くないで?」
シャマル「あのその……全然似合ってませんよ」
FS「………てめぇら好き放題言いやがって」
ルゥ「え?」
朔哉「FS?」
シャマル「FS……自分の名前のイニシャルか……他の4人が聞いたら泣くぞ?」
ジョニー「え? イニシャル?」
なのは「シャマルさん、それ言いすぎ」
FS「悪かったな!! 俺としちゃあ、コレがかっこいい男だと思ったんだよ!!」
ヴィータ「ちゅうにびょうって奴じゃないのか?」
はやて「ヴィータ! それは言い過ぎやで! すんまへん。忍はん」
くらら「FSって藤原忍…が本名?」
葵「確かにイニシャルはFSよね?」
FS「……やってらんねぇぜ……」

388 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/05/16(水) 00:09:51 ID:9bK7uzFB
シャマルさんの口調が滅茶苦茶シグナムナイズされてるwwww

389 :387:2007/05/16(水) 00:10:53 ID:p8APgkcV
シャマルとシグナム間違えたOTZ

390 :387:2007/05/16(水) 00:13:42 ID:p8APgkcV
訂正版

FS「高町なのは、フェイト・T・ハウラン、八神はたてとヴォルケンリッターズ。
嘗てのムゲ・ゾルバドス帝国の侵略の際、地球側に協力した勇者達だ」
葵「へ〜。けど、200年前の人には見えないわよ?」
FS「我々とは異なる次元で生活している為、この世界の人間とは時の進み方が違う。ただそれだけさ。
お会いできて光栄です。初代ダンクーガと共に戦った勇者と出会えるとは」
ヴィータ「お会いできたもなにも、200年前にあってるじゃねぇーか」
くらら「え?」
FS「……何のことかな?」
フェイト「確かミッドチルダに数年留学しましたよね?」
FS「だから何のことかと?」
シグナム「……いい加減、その口調は辞めろ、藤原」
田中「藤原?」
はやて「藤原さん、最高司令官やからって自分を偽るのは良くないで?」
シャマル「あのその……全然似合ってませんよ」
FS「………てめぇら好き放題言いやがって」
ルゥ「え?」
朔哉「FS?」
シグナム「FS……自分の名前のイニシャルか……他の4人が聞いたら泣くぞ?」
ジョニー「え? イニシャル?」
なのは「シグナムさん、それ言いすぎ」
FS「悪かったな!! 俺としちゃあ、コレがかっこいい男だと思ったんだよ!!」
ヴィータ「ちゅうにびょうって奴じゃないのか?」
はやて「ヴィータ! それは言い過ぎやで! すんまへん。忍はん」
くらら「FSって藤原忍…が本名?」
葵「確かにイニシャルはFSよね?」
FS「……やってらんねぇぜ……」


391 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/05/16(水) 00:17:00 ID:9bK7uzFB
ふーびっくりした。闇シャマルが出てきたのかと思ったぜ

392 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/05/16(水) 00:22:51 ID:dB++/YcL
なんとなく俺のネタを。

魔装機神 THE BELKA OF ELEMENTAL 〜プロローグ?〜

一つの物語の始まりは、一つの物語の終幕からであった。
人のいない、雪が積もった小高い丘……
そこに数人の女性達と犬がいた。
「リィンフォース……なんで……」
車椅子に乗っている……今は転げ落ちている少女、八神はやては目の前にいる、自分が名前をつけた夜天の魔道書、現在はリィンフォースと名づけられた女性を見る。
その目は涙であふれている。
彼女は、まだ自分の中に闇の書の暴走プログラムがあること察する。
これ以上被害を出さないためにも、自分は消えるべきなのだ。
だが、はやては……
「これから、やっと始まるのに…これから、うんと幸せにしてあげなあかんのに……」
今まで散々嫌な、つらい目に目にあってきたリィンフォース。
だから、主として、家族の一員として自分が彼女を幸せにしなければいけない。
はやてはそう思いリィンフォースを見る。
リィンフォースはゆっくりとはやてに近づき、自分を手をはやての頬に添える。
「大丈夫です。私はもう、世界で一番幸福な魔道書ですから」
そういってにっこりと笑うリィンフォース。
「リィンフォース」
そしてリィンフォースは大事なことを話す。
「主はやて、一つお願いが…」
お願い?とりぃんのほうを見るはやて。
「私は消えて、小さな無力と化したかけらへと変わります」
ですが、と真剣な目ではやてを見るリィン。
「私の名前はそのかけらではなく、いずれ手にするであろうあなたの魔道の器に青くって上げていただけませんか」
祝福の風、リィンフォース。
自分の魂は、きっとその器に宿るはず。
「リィンフォース……」
そういってはやては静かに頷く。
それを確認したリィンは、自分の後ろにいる二人の少女に挟まれるような位置に立つ。
リィンはゆっくりと上を見上げながら目を閉じる。
「主はやて、守護騎士達。そして、小さな勇者達」
リィンは最後に、心を込めて言う。
「ありがとう……そして、さようなら……」
ゆっくりと消えていくリィンフォース。
はやてはそれをなきながら見る。
そしてリィンフォースは光となって消え、はやてはその光を追うように見る。
そして、上から何かが落ちてくるのでそれを手にする。
はやてはそれを握りしめる。
「はやてちゃん」
「はやて」
友人、そして自分の家族はそんなはやてに集まっていく。

393 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/05/16(水) 00:24:50 ID:dB++/YcL
(そうだ、これでいい……)
リィンフォースは、軽くなる体、薄れいく景色の中でそう思う。
もうすぐ自分は消えてなくなる……
だが、それに恐怖などは感じなかった。
むしろ、これほど安らげる時間など今までなかった。
ただ、たった一つだけの心残りは……
(結局、主の笑顔は見れなかったか……)
夢の中では笑っていたが、こうして出会ってからも笑っていて欲しかった。
これだけが唯一の心残りといえば心残りかもしれない。
そして、彼女の意識もうつろになり、目を閉じる。
こうして自分は永遠に消えていく。
……はずだった。
「へえ、こいつが新しく召還されたってやつ?」
「ええそうよ」
何か声が聞こえる。
そう思ったリィンはゆっくりと目を開く。
どこか、昔仕えていた古いマスターの世界を思い出す。
なぜ、こんなところに来たのだろうか……
「あ、目が覚めたわね」
ふと横を見ると、金色の髪をした優しそうな女性と、緑の髪をした活発そうな少年がいた。
「ここは?……」
ふいにリィンが尋ねると、女性は笑いながら答える。
「ここま地底世界ラ・ギアス。地球の裏側の世界。私はテュッティ・ノールバック」
「俺はマサキ・アンドー。よろしくな」
いろいろ謎が残っているが、こうしてリィンはこのラ・ギアスという世界で新しい出会い、別れ、そして再開が待っているのだった。

……これってネタか?
まあ、文面見ればだれなのかわかる人は一発でわかると思います。
続きは……多分書かないと思う。
別の作品で忙しいから(ぇ

394 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/05/16(水) 00:26:02 ID:dB++/YcL
追記
最初のほういらなかったよな

395 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/05/16(水) 00:29:28 ID:9bK7uzFB
ここまで書いて続き書かないのか。MOTTAINAI

396 :387:2007/05/16(水) 00:47:42 ID:p8APgkcV
>>390の続き

ヴィータ「ついでに言うとこいつがその初代ダンクーガのメインパイロットだぜ?」
葵・くらら・朔哉・ジョニー・田中・ルゥ「えええーーー!?!?」
シグナム「沙羅たちから手紙を預かっている。向こうで4人や葉月長官は巧くやっている」
FS「沙羅から!? ドーして其れを速く言わねぇんだよ!」
シグナム「貴様がアンナ口調で喋るからだ」
FS「ぐっ……」
はやて「そんじゃあ、色々と横道にはそれたけど、本題にはいってええか?」
FS「構わんよ」
ルゥ「あ。口調を何時ものに戻した」
FS「暫くはコレで通す」
はやて「この無人機動兵器に見覚えありますか?」
葵「これって・・・」
くらら「東南アジアの戦闘で出撃した時のウォーロイド?」
はやて「これはコード「ガジェット」。うち等機動6課が追っている時空犯罪者が使うロボット兵器なんや」
ジョニー「待ってください! これは東南アジアの小国が使っていましたよ!?」
はやて「推測としてはその小国にうち等の追っている組織が売ったと考えるべきやな」

なんか時間掛かってしまったがコレで終わり
今後のStsの動き次第では初代とノヴァのダブルダンクーガと機動6課の共闘もあるかも

397 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/05/16(水) 02:19:51 ID:aL84304T
>>392
人間として召喚?何に乗るんだろう。それとも生身?
正魔装機乗りどもに影の薄いのが複数居るのを考えると改竄しても問題無さそうだけど。

398 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/05/16(水) 02:22:57 ID:9bK7uzFB
いや、リィンTなら素手で魔装機神をぶっ飛ばしてくれそうな予感

399 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/05/16(水) 02:31:44 ID:d1wDIpXN
いや…それは流石に魔装機神ナメるなと言いたい
まあBクラス魔装機ぐらいなら生身で勝てそうだけど

400 :リリカルなのは マスカレード:2007/05/16(水) 03:44:52 ID:h5qrov0e
ACT2 「悪意」


「変身……」
『ヘンシン』

ホッパーゼクターをベルトに装填し、ベルトから全身にライダーシステムの装甲であるヒヒイロノカネが拡がる。

「お前今、俺を笑ったか?」
「兄貴……殺っちゃおうよ?こんな奴」
ダブルホッパー、影山瞬と矢車想。二人はため息を尽きながらオックスオルフェノクに向かってゆく。

「はぁあ…………ッ!!」
キックホッパーはオルフェノクの正面まで走っていき、重い後ろ回し蹴りを食らわす。
「く……!」
命中したオルフェノクはキックの反動で少し後ろへ下がる。そしてオルフェノクは前を見ようとするが、さっきまでいたはずのパンチホッパーがいないことに気付く。
「はぁああッ!!」
「……!?」
気付いた時には遅かった。横から飛んできたパンチホッパーのパンチがオルフェノクに炸裂する。





「なんだ……奴は!?」
一瞬、風が吹いたかと思うとすでにワームは爆発し、緑の炎だけが残っていた。
そしてそれをしたのは恐らく目の前の漆黒の戦士、カリス。

『この子に……近付くなぁぁあああッッ!!!』
カリスは凄まじい剣幕で叫ぶ。
ハチの怪人、メ・バヂス・バもその声に気付き、カリスを見る。

「何や……一体?」
「どうやらあの子を守ろうとしているようだが……」
カリスは『醒弓・カリスアロー』を手に、誰も天音に近付けないように構えている。

「バゼ ジャラ ゾグス……カリス(何故邪魔をする、カリス)!!」
「……。」
バヂスがカリスに向かって叫ぶ。もちろんはやて達日本人には翻訳不可能だが…。
カリスは一瞬バヂスを睨んだ後、ひとまずバヂスは無視し、カリスアローでワーム共を斬りまくる。
そして斬られたワームは断末魔の叫びと共に緑色の炎となる。

「どうやら、敵では無いようだな……はぁ!」
シグナムもカリスと同じように近くのワームを斬りまくり、どんどん数が減っていく。





「なんなんだお前らは!?」
「はぁぁっ……!」
「……落ちろォ!」
オルフェノクは地獄兄弟の二人の猛攻を受けながら必死に喋るも、二人はおかまいなしに攻撃を続ける。

「強い……あの人達……」
なのははホッパーの戦いを見て率直な感想を述べる。自分達では通用しなかった相手に連続でダメージを与えているのだ。

401 :リリカルなのは マスカレード:2007/05/16(水) 03:46:50 ID:h5qrov0e
そして二人のホッパーは攻撃を止め、お互いの顔を見る。
「くそ……貴様ら!」
オルフェノクにはかなりのダメージが蓄積され、よろめきながらホッパーを睨みつける。

そして矢車はオルフェノクに向かって言う。
「闇に身を……任せればいい……」
矢車はこれで終わりにする気だ。
『ライダージャンプ』
二人のホッパーゼクターから聞こえる電子音。そして飛び上がるパンチ&キックホッパー。

「……!?」
『ライダーキック』
『ライダーパンチ』
パンチホッパーの腕とキックホッパーの足が赤く光り輝き、二人の必殺技が上空から降ってくる。

オルフェノクの背後で着地したダブルホッパーは黙って直立している。そして命中したオルフェノクは黙ったままフラつき、なのは達に向かって歩き出した。
「まだやる気……!?」
二人はレイジングハートとバルディッシュを構える。
だがその刹那、オルフェノクの体は灰のように色を失い、そのまま地面に崩れ落ちた。

「……勝った……の?」
「そうみたい……だね。」
正直なのはとフェイトは何もできなかったが。
「帰るぞ……相棒」
「……でも、あいつらは……」
「ほっとけ。」
矢車と影山も変身を解き、帰ろうとする。影山は少しはなのは達が気になったようだが……。
「ちょ、ちょっと待って下さい!」
「私達は時空管理局嘱託魔導師です!話を聞かせてもらえませんか!?」
なのはとフェイトは地獄兄弟を引き止めようとする。





シグナム達の活躍でサリスの集団は一掃され、残るはバヂスだけとなった。

「……リント ボ ビドギ ガグスゾ、カリス(人間の匂いがするぞ?カリス)!!」
「……俺は人間などではない。だがこの子に手を出した貴様を許す訳にはいかない!」

「何……?人ではないだと?」
「やっぱり…天音ちゃんを守るのが目的なん?」
バヂスの言葉に返事を返すカリス。シグナムとはやてにはカリスの言う意味がさっぱりわからない…。
ただ一つわかるのは、今カリスはハチ怪人に対して激しい怒りを抱いているということだ。

「ギベ、カリス(死ね、カリス)!」
バヂスは釘のような針をカリスに連射する。だがカリスは飛んできた針を全てカリスアローで叩き落とす。
「ク……」
今の戦力では勝てないと判断したバヂスはその場から逃げようと、羽を羽ばたかせ踵を返す。
だが−

402 :リリカルなのは マスカレード:2007/05/16(水) 03:49:14 ID:h5qrov0e
「逃がさん……。」
飛んで行くバヂスにカリスは呟き、ベルトのバックルを外す。
そしてバックルをカリスアローに装着し、腰から取り出した2枚のカードを読み込ませる。

『ドリル』
『トルネード』
『スピニングアタック』
2枚のカードで発生するコンボ、スピニングアタック。渦巻く風がカリスを包み、バヂスへ向かって飛んでいく。
「バンザド(何だと)……!?」
バヂスは慌てて振り向くが、すでにカリスは目前まで迫っていた。そしてスピニングアタックはバヂスに命中し、そのまま四枚の羽を全て巻き込み、地面へたたき落とす。


バヂスは爆発し、この場にいるのははやて達とカリスだけとなった。
「何なんや?アンタは」
「できれば話を聞かせて貰いたいのだが」
天音の顔を見つめるカリスにはやて達が詰め寄る。だがカリスは返事を返す事もしなければ、これ以上ここにいるつもりも無かった。
カリスはそのまま無言で立ち去ろうとする。
「ちょ、ちょっと待ち!」
はやてが叫ぶ。
その刹那。
響く銃声。銃弾はカリスに向けて飛ばされている。
「何だ(や)!?」
シグナムとはやて、そしてカリスは銃声の方向を見る。そこにいるのはバイクに跨がった赤いライダー。その姿はクワガタを思わせる。

「カテゴリーA、お前を封印する!」
「人間ごときが……。」
赤いライダーは銃を構えカリスに言う。カリスの方も売られたケンカは買うつもりのようだ。
「一体どうなってんねや…!?」
赤いライダー−ギャレン−とカリスは戦闘を始める。だがカリスはスピニングアタックのせいでAPも体力も消費している。

『バレット』
だがギャレンは容赦なくバレットのカードを読み込ませる。バレットの効果で『ギャレンラウザー』から連写される銃弾がカリスを追い詰める。
「ク……」

だがその時、天音がうっすらと目を開く。
「ん……は、始さん……」
「天音ちゃん!」
はやてが天音に駆け寄る。
「……ッ!?」
そしてはやての声に天音が目覚めた事に気付いたカリスも慌てて天音を見る。
これ以上ここにいる訳にはいかない。
カリスはギャレンの銃撃をかわしながら停めていたマシン、『シャドーチェイサー』に跨がり、立ち去ってしまう。

403 :リリカルなのは マスカレード:2007/05/16(水) 03:51:43 ID:h5qrov0e
「逃げられたか……」

はやて達もギャレンも変身を解除する。はやてとシグナムは天音を介抱しながら変身を解除した男に駆け寄る。

「うちは八神はやてていいます」
「私の名はシグナムだ。できれば時空管理局まで同行してもらいたい。」
「時空管理局?聞かない名だな。」
「とにかく、話聞きたいんです!悪いようにはしません」
「……いいだろう。俺はBOARDの橘朔也だ。」




時空管理局本部。


はやて達に連れられ時空管理局へと赴く橘。もちろん最初は驚いていたが、すぐに慣れたようだ。
橘は一連の事件について知っている事をはやて達に話す。ちなみにフェイト達とも合流し、今は話をまとめている最中だ。

橘から聞いた話をまとめると、こうなる。
蘇った古代の戦闘部族グロンギが猟奇殺人をしている事。
7年前の隕石に乗ってやってきたワームが地球人に成り代わっていること。
そしてカードから介抱されたアンデッドのこと。
この話を聞いてもまだ納得できない事があるなのはは、橘に質問する。
「じゃあ、私達が戦った『オルフェノク』と、それを倒したライダー?は何なんですか?」
「あのライダーは結局見失ったけどね……」
「すまないがオルフェノクという言葉は今初めて聞いた。だがそのライダーというのは恐らくZECTが開発したライダーシステムだろう。」
「ZECT?ライダーシステム?」
「ワームを倒すため秘密裏に組織された組織がZECTだ。BOARDはライダーシステムのデータをZECTに提供していたからな。」
「なるほど……」
「じゃあ、あの黒いライダーは何者なん?」
「奴はライダーでは無い。カードから介抱されたアンデッドの一人、人類の敵だ。」
「だが奴は主の友人を救おうとしていたが……?」
「うん。うちにはアレがとても悪い奴には見えへんかった……」
「……だが奴がアンデッドということに変わりはない。」
橘はカリスを封印するつもりだ。はやてとシグナムはあまり乗り気では無いが……。

その後橘はこの一件をBOARDに報告するため再び海鳴市に帰ったのだった。



「この事、時空管理局にも報告せなあかんな……」
「うん。こんなこと放っておけないよね」
橘が帰った後、なのはとはやてが話す。急いで対策本部を立てて貰わなければ、もっと人が死ぬ事になる。

404 :リリカルなのは マスカレード:2007/05/16(水) 03:55:01 ID:h5qrov0e
一方、渋谷廃墟。
奥から聞こえる怪しげな声……。
「ガ ジャマセダバ、バヂス(バヂスがやられたか)……」
「ジャジャダ ボザバ、クウガ(やったのはクウガか)?」
「カリス ザ(カリスだ)。」
「カリス……?」
「バゼ アンデッドガ リント ボリザダ ゾグス(何故アンデッドが人間の味方をする)?」
「ギスバ(知るか)……。」
「フ……グロンギのぉ諸ぉ君!ではそのアンデッドとやらは、我々ワァームが、相手をしよう。」
「ザザデビ ギソ(勝手にしろ)。」
「……フン。ではまず邪魔なボォードとやらから片付けさせてもらう!」
トン トン トン トン
廃墟の奥から聞こえる誰かが立ち去る足音。
「ギゾジ デ ギギボザ、ワーム(ワームを信じていいのか)?」
「ギラザ ゴジョガゲデ ゴブレ(今は泳がせておくわ)」
「ゴセジョシ(それより)……」
「ログググ ジャヅガ ザブゲギ グス ゴソレ(もうすぐ奴が覚醒する頃よ)……」
「へぇ〜そうなんだぁ?楽しませてくれそうだね♪」
「…………。」




数時間後、時空管理局本部。
なのは達から報告を受けた上層部の会議だ。
「これは結構深刻な問題ね……」
「うむ。一つの世界にこれだけの驚異が集まるとは……」
「早急に緊急対策本部を設置せねばなりませんな」
「……わかりました。もう一度、アースラメンバーを再結集しましょう。」




さらに数時間後、深夜の海鳴市。

「きゃーーーっ!!」
深夜の町に響く女性の悲鳴。
女性の体には白い糸が巻き付いており、その糸の先にいるのはクモの力を持つモンスター、ディスパイダーだ。
ディスパイダーは補食しようと女性に接近する。
「ひぃ……っ!!」
女性も覚悟を決め目をつむった、その時だった。

「おばあちゃんが言っていた……」
どこかから聞こえる声。ディスパイダーは声の方向を見る。すると、ゆっくりと歩いてくる男が一人。
「男が絶対にしてはいけないことが2つある。」
男は喋りながら接近し、同時に空が裂け、赤いカブトムシ−カブトゼクター−が飛翔する。
カブトゼクターはディスパイダーの糸を切り裂き、そのまま男の元へ飛んでいく。
「それは、食べ物を粗末にすることと……」
男はカブトゼクターを掴む。

「女の子を泣かせることだ!……変身!」
『ヘンシン』
電子音が鳴り響き、銀色の装甲が男を包む。

405 :リリカルなのは マスカレード:2007/05/16(水) 03:58:09 ID:h5qrov0e
男、天道総司が変身した仮面ライダーカブト・マスクドフォームだ。

ディスパイダーは食事の邪魔をされた事に腹を立て、カブトに襲い掛かる。
「はッ!」
だがディスパイダーの攻撃は全てかわされ、逆にパンチを入れられる。
ディスパイダーは攻撃を入れられる度にのけぞる。カブトはその隙に斧状の武器、『カブトクナイガン』を取り出し
クナイガンの刃をディスパイダーにたたき付ける。

「……!!」
しかし勝ち目が無いと判断したディスパイダーは鏡の中へと逃げようとするのだ。だがディスパイダーが鏡に入ろうとした瞬間、
「させるか。」
『キャスト オフ』
カブトがカブトゼクターのゼクターホーンを倒す。キャストオフにより弾け飛んだ装甲はディスパイダーに命中し、
さらに入ろうとした鏡まで割る。
「クロックアップ……」
『クロックアップ』
そして装甲が命中したディスパイダーが着地する前にクロックアップを発動。
『1』……『2』……『3』……
カブトゼクターから聞こえる電子音。スローになった世界で、カブトはゆっくりとディスパイダーに近づく。
そしてカブトは地面スレスレで止まっているディスパイダーを蹴り上げ、自分の胸の位置まで浮かし……

「ライダー……キック!」
『ライダーキック』
もう一度ゼクターホーンを倒し、ベルトから脚へとタキオン粒子が駆け巡る。
そしてカブト必殺のライダーキックがディスパイダーに炸裂。ディスパイダーは見事に爆発、炎上した。

『クロックオーバー』
そして世界は元の速度へと戻り、再び時間は流れ出す。
しかし、カブトの耳に聞こえるのは「はぁぁ……」というため息。
「矢車か?」
カブトが言うと、目の前に紫色のライダーが現れる。
「モンスター退治に来てみりゃ、面白いもんに出会っちまったぜぇ?」
「…………。」
そして紫のライダーの背後にはコブラ・エイ・サイのようなモンスターが現れる。
「あわてるな……まだチャンスはある……」
紫のライダーはモンスター達に言う。モンスター達は腹が減って今にも襲いかかりそうな勢いだ。
「何だお前は?」
「……俺と戦えぇ!」
紫のライダー−王蛇−はベノサーベルを持ってカブトに襲いかかった。
カブトは咄嗟にクナイガンで受け止める。

「イライラさせるなぁ……!」
「……いいだろう。太陽の輝きを見せてやる……」

406 :リリカルなのは マスカレード:2007/05/16(水) 04:03:27 ID:h5qrov0e
次回予告


−私達の前に現れたのは最強の戦士。

−それは光を印せし太陽の神。

−そしてついに覚醒する黄金の龍戦士。

−大地の力を宿した龍は本能の赴くままに戦う。


次回−魔法少女リリカルなのは マスカレード 第3話『AGITΩ』
(CV:田○ゆかり&水○奈々)





スーパーヒーロータイム


「ぅおーーーーい良太郎!今回も俺の出番はナシかよぉー!」

「お、おちついてモモタロス!」

「だいたい、なんでテメェはこんな活躍してんだ、おい!太陽野郎!!」

「……どこにいようが太陽は常に輝いている。それだけのことだ。」

「結局自分が太陽だって言いたいだけか……」

(バッ!)

「とにかく!次回は俺が活躍しますから、見て下さいね〜!」

「「マジで誰だよお前!」」

407 :リリカルなのは マスカレード:2007/05/16(水) 07:24:00 ID:h5qrov0e
第2話、悪意投下しました

最初予想してたほど遅くはなりませんでしたね

どうでしたでしょうか?
ちなみに後悔はしてるかもしれませんが反省はしてません(ぇ

408 :リリカルスクライド:2007/05/16(水) 08:27:43 ID:3dGCc7P+
>>リリカル龍騎さん
プレシアお母さん流石や・・・60前だとは到底(ry

>>ダンクーガーノヴァとのクロスを書いた方
1話しか見て無いけど何となく理解できました。
修正前のシャマルさんが黒化してて笑ったw

>>リリカルなのは マスカレードさん
相変わらず良い仕事っぷりです。
ちょいと提案。
『へんしん』を『Hensin』とか、クロップアップ時のライダーキックのカウントを、
『One』『Two』『Three』って英語表記にしたらカッコイイかも。
(変えなくても十分良いです!脳内で劇場部分を思い出して読んでます)
橘さんの「俺の体はボロボロだ!」は、いつですか?(ぇ
モモタロスたちの活躍に期待!


409 :リリカルなのは マスカレード:2007/05/16(水) 09:00:26 ID:h5qrov0e
>>リリカルスクライドさん
ご指摘&感想dクスです!
一応>>405の差し替え作りました。電子音以外にも所々修正加えてます

男、天道総司が変身した仮面ライダーカブト・マスクドフォームだ。

ディスパイダーは食事の邪魔をされた事に腹を立て、カブトに襲い掛かる。
「はッ!」
だがディスパイダーの攻撃は全てかわされ、逆にパンチの連打を入れられる。
ディスパイダーは攻撃を入れられる度にのけぞる。カブトはその隙に斧状の武器、『カブトクナイガン』を取り出し
クナイガンの刃をディスパイダーにたたき付ける。

「……!!」
カブトの一方的な攻撃に勝ち目が無いと判断したディスパイダーは鏡の中へと逃げようとするのだ。だがディスパイダーが鏡に入ろうとした瞬間、
「させるか。」
『Cast off』
カブトがカブトゼクターのゼクターホーンを倒す。キャストオフにより弾け飛んだ装甲はディスパイダーに命中し、
さらに入ろうとした鏡まで割る。
「クロックアップ……」
『Clock up』
そして装甲が命中したディスパイダーが着地する前にクロックアップを発動。
『One』……『Two』……『Three』……
カブトゼクターから聞こえる電子音。スローになった世界で、カブトはゆっくりとディスパイダーに近づく。
そしてカブトは地面スレスレで止まっているディスパイダーを蹴り上げ、自分の胸の位置まで浮かし……

「ライダー……キック!」
『Rider Kick』
もう一度ゼクターホーンを倒し、ベルトから脚へとタキオン粒子が駆け巡る。
そしてカブト必殺のライダーキックがディスパイダーに炸裂。ディスパイダーは見事に爆発、炎上した。

『Clock Over』
そして世界は元の速度へと戻り、再び時間は流れ出す。
しかし、カブトの耳に聞こえるのは「はぁぁ……」というため息。
「矢車か?」
カブトが言うと、目の前に紫色のライダーが現れる。
「モンスター退治に来てみりゃ、面白いもんに出会っちまったぜぇ?」
「…………。」
そして紫のライダーの背後にはコブラ・エイ・サイのようなモンスターが現れる。
「あわてるな……まだチャンスはある……」
紫のライダーはモンスター達に言う。モンスター達は腹が減って今にも襲いかかりそうな勢いだ。
「何だお前は?」
「……俺と戦えぇ!」
カブトは紫のライダー−王蛇−に問い掛けるが、問答無用の王蛇はベノサーベルを持ってカブトに襲いかかる。
カブトは王蛇が振り下ろしたベノサーベルを咄嗟にクナイガンで受け止める。

「イライラさせるなぁ……!」
「……いいだろう。太陽の輝きを見せてやる……」

410 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/05/16(水) 13:11:56 ID:vuqxz4cA
なのは「さあ、このポタラをつけて!それしかあいつに勝てる方法はないの!!」
フェイト「そ・・・それだけは無理だ・・・あたしにだってプライドが」
なのは「じゃあ知ってる!?みんなはお菓子にされてあいつに食べられちゃったの!ユーノ君もアルフさんもはやてちゃんもシグナムさんもヴィータちゃんも
    シャマルさん、そして、せっかく生き返ったあなたのお母さんも!
    急激なパワーアップはそのため!!」
フェイト「!!・・はやくよこしなさい!!く・・・右耳だったわね!こんなギリギリで・・・!!」
なのは「そうそう、この合体は二度と解けないから!!」
フェイト「な・・・こんなギリギリで言うなんて・・・これでいいでしょ!!」
なのは「ありがとう、フェイトちゃん・・・」
カッ!!!
ナノト「なのはとフェイトが合体してナノトってとこかしら・・・そして、こいつがスーパーナノト!!」
敵「それが・・・・どうした!!」
ボコスカッバキィッ!!
ナノト「ふふふ・・・あたしに出させてよ、本気を・・・」

観戦サイド「すごい!!あのとんでもないブウが手を出せないなんて・・・!」
「馬鹿ねえ、この世界でもっとも強くて天才的な力を持つ魔道師2人が合体したのよ・・・最強にきまってるわ」

最終回付近でこれをきぼん


411 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/05/16(水) 13:13:06 ID:vuqxz4cA
やっぱDBは名台詞多すぎるから、バトルアニメならなんでもDB風にすると面白いな

敵に洗脳されて魔人になったフェイト

あたしは あたしは
昔のあたしに戻りたかったのよ!
残忍で冷酷な魔道師のあたしに戻って
何も気にせずあなたと徹底的に闘いたかった!
気に入らなかった 知らないうちにあんたたちの影響を受けて
穏やかになっていく自分が
あたしともあろうものが仲間を持ち わ・・・悪くない気分だった
居心地の良いここも好きになってきてしまっていたのよ・・・
だからバビディに支配され 元の最強魔道師に戻る必要があった
おかげで今は良い気分よ!!

自分の身勝手な行動に責任を感じたフェイトは、自爆を決意する

フェイト「やっとあなたの倒し方がわかったわ!!修復できないように粉々に吹き飛ばすことよ!!」

「テスタロッサ・・・死ぬ気だな あいつは己以外のもののために死のうとしている」

フェイト「さらばね、 ユーノ アルフ はやて シグナム ・・・・・そして高町なのは・・・
     うおおおおおおおお!!!」

これじゃパクリなので、これぐらい燃える演出がほしいな


412 :リリカル龍騎@携帯:2007/05/16(水) 13:23:07 ID:PLeORocf
>>387
ボロクソ言われるFSと修正前のシャマルの暗黒ぶりに吹いたw
しかしどこで中二病なんて言葉を覚えたのやら・・・

>>392
ここまで書いておきながら続きが無いとは・・・
なんかもったいない気がします

>>リリカルなのは マスカレード氏
おお、更なるライダーの参戦が
もしかして平成ライダー全作品出すおつもりで?

このレスでまだ言ってない事がありましたね
皆さんGJ!!

413 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/05/16(水) 16:43:53 ID:lbKEfRDD
>>リリカルなのは マスカレード氏
相変わらず地獄兄弟は良いな。
私的にシャマルや島田のような色々と面白い人たちにいじられる兄弟が見て見たいな。
そしてダディ…まさかこいつがこんなに速く登場するとは…
ダディのヘタレっぷりとバーニングザヨゴも楽しみにしてるから頑張れよ。

414 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/05/16(水) 16:44:14 ID:B9uFHc5U
第一訓  ツインテールに悪い奴はいない
第二訓  傀儡兵は魔術師が責任を持って最後まで相手をしましょう
第三訓  小説版なのはには中二病的な物が潜んでいるから気を付けろ
第四訓  第一印象がいい奴は魔術師にはいない
第五訓  10年たってもあだ名で呼び合える仲間を作れ
第六訓  お前ら闇の書なんて作ってる暇があるなら学校にでも行ってきな
第七訓  一度狙った魔術師は死んでも落とせ
第八訓  カッコよさとダサさは紙一重
第九訓  魔法はグーでやるべし
第十訓  疲れた時は甘い物を
第十一訓  弾幕使う魔法少女なんてなぁ魔法少女じゃねぇバカヤロー
第十二訓  全世界の魔術師ども日本は守れ
第十三訓  原作で生まれるのは青白いモノばかり
第十四訓  バリアジャケット着るならキャラまで変えろ
第十五訓  魔術師にはデバイス使えて一人前みたいな訳のわからないルールがある
第十六訓  考えたらリリカルなのはってスピンオフ作品じゃねーか!って凄ッ!!
第十七訓 魔法少女だってほぼお前らと同じことやってるんだよ

415 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/05/16(水) 17:03:29 ID:V4VAS1bg
銀魂か?

416 :リリカルなのは マスカレード:2007/05/16(水) 23:34:31 ID:h5qrov0e
>>412
全部は出ませんよ
一つ空気が違う作品がありますから…(ぇ
ただ一時期ZOやJは出そうかとも考えましたw

>>413
感想dクスですw


一応、ライダー側は天道&翔一を主軸に話を進めようかと思っています。
だだグロンギがまだいる世界で、G3システムをどうするかで悩み気味ですが……

417 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/05/17(木) 00:53:04 ID:dl0ZwfYJ
スクライドとのクロスがあるとはディ・モールトに嬉しいです。クーガー兄貴のスピードは
フェイトを超えるのか・・・
リリカルスクライドさん更新頑張ってください。
逆にクーガー兄貴がなのはさん世界に行くのも見てみたいです。はやての為に命を懸ける兄貴
誰か挑戦してほしいです。


418 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/05/17(木) 02:56:39 ID:woUMcNAq
>>416
ゼクトルーパーをベースにクウガとかのデータ流用とかで何とかで……神経断裂弾は他の種族にはどこまで効くのか?

というかこのクロスは面白い。小ネタだけでも
一万人のライオトルーパー隊をSLBで吹き飛ばすなのはさんとか。
天道VS翔一VSはやてVS桃子さんの料理(お菓子)バトルとか。
スマートブレイン(特にバジン)のハイテクぶりに感動する忍やマリーとか。
銃使いへタレの会(StSの連中は無理でしょうけど)とか簡単に思いつきます。

もちろん他の作品も非常にGJです!

419 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/05/17(木) 08:00:41 ID:eCM814CS
設定だと純粋な戦闘能力は、グロンギ>アンノウン
ただしアンノウンには神経断裂弾が効かないので、G-3では歯が立たなかった
グロンギは神経断裂弾さえあれば一般の警察でも倒す事が出来るので、ゼクトルーパーやライオトルーパーなら余裕で対処できる気がする

420 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/05/17(木) 17:26:15 ID:0oLxoAiW
>>418
おいおい君、「天道VS翔一VSはやてVS桃子さんの料理(お菓子)バトル」には兄貴も
含めようよ。
きっと地獄のお菓子を作ってくれる。
俺はリンディさんやレティさん、シャマルさんに色々とこき使われる地獄兄弟と駄目師弟(ダディ&ムッキー)と
大介とウラタロスのナンパ対決が見てみたいな。

421 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/05/17(木) 20:19:48 ID:yVR0hla0
>>420
間違いなく、兄貴が一番最初に出来上がるな。
食えるかどうかは疑問だが

422 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/05/17(木) 20:37:30 ID:0oLxoAiW
>>421
食えると思うよ。
兄貴は天道に料理で勝つ気満々だったし。(すっぽかされちゃったが)

423 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/05/17(木) 22:07:25 ID:woUMcNAq
このスレは地獄兄弟好きが多すぎる……なのはキャラだと誰と相性よさそうなのか……


424 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/05/17(木) 22:22:33 ID:hKwGGC3V
末弟の坊っちゃまを忘れてもらっちゃ困るんだぜ

425 :魔装機神プロローグ書いた人:2007/05/17(木) 23:58:37 ID:vJ1a5zIb
えーと、少し続けて見てほしいっぽいっていうレスを見かけたんだけど、何個かの懸念事項によりそれは難しくなってます。
自分が後編やってないから、マサキ(とリィン)が地上へでて、アースラと合流したあと、どう考えても八神家のほんわかギャグ話しか思い浮かばない。
あと最大の理由として、サフィーネはこのスレ的にどうかと思ったから。
……ふと、なのはキャラを亀甲縛りにするサフィーネが浮かんだのでアルカンシェル撃たれて来る。

426 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/05/18(金) 00:04:04 ID:X3PH1BSM
魔装機神はよくわからんからオリジナル展開も俺的にはあり

427 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/05/18(金) 00:19:17 ID:GijpSg+L
>>423
シャマルだと思う。
役回りが地味でギャグ担当同士意気投合しそう。
あとシャマルの料理の実験台にされたりうっかりに翻弄される兄弟も面白そう。

428 :リリカルなのは マスカレード:2007/05/18(金) 10:07:48 ID:9anhWurF

王蛇はベノサーベルをカブトに向けて振り下ろす。カブトはクナイガンで受けとめ、言う。

「いいだろう。太陽の輝きを見せてやる。」

カブトはクナイガンでベノサーベルを弾き、王蛇に一撃を入れる。
怯む王蛇。だが
「……クク……いいぜ?お前ぇ!」
「……。」
そう言うと王蛇はどこからかベノバイザーを取り出し、ベルトから引き出したカードを読み込ませる。
『ADVENT』

「!?」
次の瞬間、突如として現れたサイのモンスター、『メタルゲラス』がカブトに突っ込んでくる。
「く……!」
「ハハハハハ!俺はここだ!」
メタルゲラスの突進を避けたカブトに、王蛇は容赦なくベノサーベルを振り下ろす。
「……。」
突然の奇襲に命中したカブトは、少しのけぞる。
「まだまだ行くぜぇ!!」
王蛇は独特のフラついたフットワークでカブトに切り掛かる。半分以上はクナイガンで受けるがそれでも少しは喰らっている。
「こんなもんかよ!赤いのぉ!!」
「…………。」
王蛇はカブトに怪しく光る牙を降り続ける。カブトは王蛇に手を出せない。いや……わざと出していないのか、全く反撃をしない。

王蛇の攻撃を受け続けるカブト。カブトには何か考えがあるのだろうか……。
王蛇は攻撃していく内にだんだんと飽きてくる。

そして−

「これで終わりだ……」
王蛇はカブトいびりに飽きたのか、再びベルトから引き出したカードを読み込ませる。

『FINALVENT』
王蛇の背後に巨大な紫の蛇、ベノスネーカーが現れる。王蛇はそのまま飛び上がり、ベノスネーカーの前で一回転。
王蛇の必殺技、ベノクラッシュだ。
そのまま王蛇は凄まじい勢いでカブトへ向けて急降下する。

「はぁぁああああああ!!」

ガキィィィィン!

響く効果音。ベノクラッシュは確かに命中した。
「何!?」

だが王蛇は自分の目を疑うことになる。

429 :リリカルなのは マスカレード:2007/05/18(金) 10:12:26 ID:9anhWurF
「何……!?」

王蛇は自分の目を疑った。確かに命中したはずだ。だが自分の足が命中しているのはカブトでは無かった。



ACT3 『AGITΩ』



王蛇の足が命中したのはカブトでは無く、カブトが持つ剣だった。
しかもカブトは先ほどまでの赤色とは違い、銀色になっている。

「……お前!?」
「俺の進化は誰よりも速い。お前の攻撃は全て見切った。」

カブト……いや、ハイパーカブトは王蛇に言う。
「へ……面白いじゃねぇか!」

王蛇は唸り、再びカブトにベノサーベルを振り下ろす。だがそれもカブトのパーフェクトゼクターに受けられ、次の瞬間には王蛇はカブトの斬撃を受けていた。

「……っぁああああ!」
王蛇は再びカブトに斬り掛かるも、あっさりと流されまたしてもパーフェクトゼクターの一撃を受ける。

「無駄だ。お前ごときに倒される俺ではない。」
「ククク……ハッハハハハハハハァ!!」
王蛇はカブトの声を聞き、笑いながらベノサーベルを振り下ろす。だが何度やってもカブトに通じない。



そこへ、パーフェクトゼクターの元へ二つの影が飛んでくる。サソードゼクターとザビーゼクターだ。カブトはサソードゼクターをセットし、紫のボタンを押す。

『Sasword Power(サソードパワー)』
『Hyper Slash(ハイパースラッシュ)』
「ハイパースラッシュ!」
カブトは王蛇に紫の衝撃をブチ込む。凄まじい威力のハイパースラッシュは目標に直撃し、王蛇を吹き飛ばす。
「ぐぁあああああ……!!」

『Thebee Power(ザビーパワー)』
『Hyper Sting(ハイパースティング)』
「ハイパースティングッ!」
カブトはさらに一連の動作を繰り返し、王蛇へ向けてザビーの力をぶつける。
「……ッ!」
カブトの二連技が直撃した王蛇は、そのまま遥か遠くの壁にたたき付けられ、変身が解除される。
いや、変身した状態を保っていられないのだ。王蛇が叩き付けれられた壁には大きな痕が残り、王蛇はそのまま崩れ落ちる。

それと同時に朝日が昇り、天道の体からカブトゼクターとハイパーゼクターが離れる。

「……。」
天道は目を細め、昇る太陽に自分の人差し指をさすのだった。

まるで自分が太陽とでも言っているかのように……。

430 :リリカルなのは マスカレード:2007/05/18(金) 10:16:10 ID:9anhWurF
その日の朝、八神家。

『〜次のニュースです。脱獄犯の浅倉威が本日午前6時頃に逮捕されました。』

脱獄犯の逮捕を報道するニュース。
「へぇ〜、やっとつかまったんや」
「良かったわね、はやてちゃん。」
「この町に脱獄犯がいるなんて落ち着かないもんな」
ニュースを見て呟いたはやてに、シャマルとヴィータがそれぞれの意見を述べる。

『〜浅倉威容疑者は本日午前6時頃、海鳴市の街中で倒れているところを発見され−』

「朝から町で倒れるなんて、何があったんやろ?」
「さぁな。バチが当たったんじゃねぇか?そんな悪い奴、お天道様が許してはおかないだろ。」
ヴィータが言う。まぁあながち外れている訳では無いのだが……



同時刻、天道家。

『−尚、浅倉威が発見された場所には壁に大きな穴が開いており−』

「へぇ〜。何があったんだろうね?」
天道が作った豪勢な朝食を美味しそうに頬張りながら妹、樹花が言う。
「……おばあちゃんが言っていた。『この世にまずい飯屋と悪の栄えた試しは無い』……ってな。」
この声の主は……いや、もはや説明は不要だろう。兄、天道総司だ。
「そっかぁ!悪い事したらいつかは捕まるもんね!」
「その通りだ樹花。……にしても脱獄犯が朝から街中で気絶とは……バカな奴だ。」

……自分のせいだと知って言っているのか知らずに言っているのかは不明である。



聖祥大学。
ここはなのは達が通う小学校が附属している大学だ。

「コーチ!」
「すごいな、涼!またタイムが伸びてるぞ!」
聖祥大学水泳部に所属する葦原涼は、もうすぐ開催される水泳大会のため練習を重ねていた。
「いえ、コーチのおかげです!」
「フフ……そうか。」
涼に言われ幸せそうな顔をするコーチ。自分が育てた選手が伸びていることが素直に嬉しいのだ。
「……にしても、まさかあの事故から助かるとはな。しかも事故前よりタイムが伸びてるときた!」
コーチが涼に事故の話をする。かつてバイクでトラックに衝突したのだ。それを思い出し、涼の表情も曇る。
「……。……次の大会も頑張りますよ!」



一方、私立聖祥大附属小学校。
こっちはなのはの通う大学だ。
「ねぇ、はやてちゃん、あの話聞いた!?」
「うん!またアースラメンバーで揃うらしいなぁ。」
「うちの母さんもまた艦長に戻るみたいだよ。ホントに懐かしいね」
いつもの三人組である。
「母さんが、今日学校終わったら皆で家に来るようにって。アースラメンバーでパーティーやるんだって」
「ほんまに!?楽しみやなぁ」
「このメンバーで揃ってたのってホントにちょっとの間だけだもんねぇ〜」
なのはもはやてもフェイトも、再びアースラで集まるのは楽しみだ。

431 :リリカルなのは マスカレード:2007/05/18(金) 10:20:24 ID:9anhWurF
数時間後

「なのは〜!コレなんかどうかな?」
「うん!美味しそうだね〜」
なのは達は放課後、ハラオウン家に行く前に食料の買い出しにスーパーまで来ていた。
「これなんかも美味しそうやで!」
はやてもウキウキ気分だ。三人は色んな食べ物やジュースをカゴに入れながら歩いていると、目の前でフラついて歩く男性を見かける。
「なんかあの人、危なっかしいね」
フェイトがクスクス笑いながら見ていると、その男は反対側から歩いてくる男にぶつかる。

「あ、あわわわ……ご、ごめんなさいぃ〜」
男は一生懸命謝る。
「気をつけろ。全く……卵が割れたらどうする?可愛い妹が腹を空かして待っているというのに。」
謝られた男も喋り出す。後半のは半ば独り言だが。
するとそこへ一人の女性が「あっ、良ちゃん〜♪」とこちらへやってくる。
「すいません、うちの弟が何か迷惑をおかけしました?」
「何も無かったから構わんが、これからは気をつけるんだな。男は食べ物を粗末にしてはならない。」
「はぅ……ごめんなさい……」
良太郎と呼ばれた男も申し訳なさそうだ。

「何やあの男、じれったいなぁ〜」
はやては良太郎を見て苛立ちの声をあげる。
「ま、まぁまぁはやてちゃん。ほら、これなんかも美味しそうだよ♪」
「おっ、ほんまやぁ。上手そうやなぁ」
なのはが苦笑しながら話題をずらすのだった。



数時間後、ハラオウン家。

「では皆さん、久々の再開に乾杯!」
「「かんぱ〜い!」」
リンディの声に集まった元アースラメンバーが乾杯する。まぁ未成年組はジュースだが。

「母さん、見慣れない人がいるみたいだけど?」
フェイトはこの場にいる見慣れない男の事をリンディに聞く。
「あ、自己紹介が遅れたわね。彼は……」
「はじめまして。私は時空管理局本部から、グロンギ及びワーム対策班に編入されたダイゴ タチカワです。」
立川と名乗った男は深々とお辞儀する。それに釣られ、なのは達もお辞儀する。優しそうな人だ。

一通り楽しんだ後、リンディが今後の説明をする。普通食事の前だろうと思うが、リンディは楽しさを優先したのだろう。
「え〜ごほん!再びアースラ艦長に就任しましたリンディです。今後は、アースラを拠点にこのチームで事件解決に向けて頑張ります。そして……」
「そこで、この『エネミーサーチャー』が必要になる訳ですよ!」
エイミィが唐突に割り込んで言う。

432 :リリカルなのは マスカレード:2007/05/18(金) 10:24:27 ID:9anhWurF
「エネミーサーチャー?」
「何なん、それ?」
質問するなのは達。
「よくぞ聞いてくれました!このサーチャーは、BOARDの橘さん…だっけ?の協力で完成した、まぁ簡単に言うと怪物サーチャーだよ」
エイミィが説明する。橘の名前がうろ覚えなのはさておき、このサーチャー、どうやらアンデッド・グロンギ・ワーム(成虫)など、一定の波動を放つ怪物に反応するらしい。
まぁ、アンデッドサーチャーの強化版だと思えばいい。
「へぇ、便利だね。それがあれば敵が出てもすぐに気付けるしね!」
しかし、なのはが言った途端にサーチャーが鳴り響く。
「え……!?」
「この反応は……ワーム?未確認?」
「と、とにかく現場に急行して!」



急な出動命令で出動するエース、なのは。フェイト達は待機だ。

そしてなのはの目の前にいるのは、豹のような顔をし、赤いマフラーを巻いた怪物。なんとか殺人前に間に合った。
「逃げて下さい!」
なのはは怪物にレイジングハートを構えながら襲われている人間に言う。
被害者は急いで逃げようとするが、豹の怪物『ジャガーロード』は追いかけるつもりらしい。

「させない……!」
なのははジャガーロードの前に飛び出す。
「アクセルシューター!」
『Yes,アクセルシューター』

なのはが放つ桜色の魔力光がジャガーロードを襲う。
アクセルシューターは油断していたジャガーロードに直撃すれ。
「……ッ!」
ジャガーロードは逃げた人間より先になのはを相手にすることに。

「(多分この敵にはディバインバスターやスターライトブレイカーは当たらない……なら!)」
なのははアクセルシューターでジャガーロードにダメージを与え続ける。だが、一向に倒せそうな気配を見せない。


「もう……しつこい!」
なのはもしつこくアクセルシューターを当て続ける。
すると……

ゴウン ゴウン ゴウン ゴウン……

どこかから聞こえる音。

「何か来たよ!」
「またこのパターン!?」
エイミィがサーチャーの反応を実況し、待機中のフェイトが言う。ピンチに誰か−多分ライダー−が助けにくる。
ホッパーの時と同じだ。

そして暗闇の中、ベルトだけが光り輝く黄金の戦士が姿を表す。

「ア……ギ……ト?」
「アギト?」
ジャガーロードが呟き、それを聞いたなのはも疑問の声をあげる

433 :リリカルなのは マスカレード:2007/05/18(金) 10:32:18 ID:9anhWurF
ジャガーロードはアギトなる者に攻撃を仕掛けるが、全て受けられる。
そしてアギトは次々とジャガーロードにカウンターを入れて行く。
「すごい……」
『なのは!どうなってるんだ!?』
クロノから通信が入る。
「わ、わかんないけど、誰かが敵と戦ってる……もしかして、未確認生命体第4号……?」
「……とにかく、敵を倒したらそいつから事情を聞くんだ!そいつもどこかで造られたライダーシステムなのかもしれない!」
「うん、わかった!」

なのははそう言い、通信を切る。


そしてなのはは上空から今まさに戦闘中の下を見る。
するとアギトなる者の足元のアスファルトには赤い紋章が浮かんでいた。
「…………!?」
なのははアギトに見入る。

アギトは頭のクロスホーンを展開し、地面の紋章は渦を巻いてアギトに吸収される。
そして、
「はぁぁぁぁ…………ッとりゃああああ!!!」
一気に飛び上がり、ジャガーロードに向けて飛び蹴りをする。
「!?」
そしてアギトのライダーキックはそのままジャガーロードに直撃する。
ジャガーロードはそのまま地面を引きずられるかのように吹っ飛び、そして頭の上に光が現れる。
「う……うぅ……ぐぅぅ……」
苦しみ出すジャガーロード
そして数秒後にジャガーロードは爆発した。



「ちょっと待って下さい!」
立ち去ろうとするアギトになのはが声をかける。
「……?」
「あの、私は時空管理局嘱託……!?」
近づきながら喋るなのはの足が止まる。なんと、アギトがなのはに殴り掛かってきたのだ。
「ちょ、ちょっと!」
なのはは慌てて回避するが、アギトは黙ってなのはに攻撃を仕掛ける。
「(なら……空に上がって……!)」
なのはは上空に上がり、ディバインバスターの発射体制に入る。倒す訳にもいかないので、気絶させて連行するつもりだ。
するとアギトも同じようにさっきのキックの構えをとる。
「嘘!?あの距離から……!?」
上空のなのはを見上げるアギトの足元には先ほどの紋章が浮かんでいる。

アギトは間違いなくあの距離からなのはに向かって飛び上がり、ライダーキックで叩き落とすつもりだろう。

アギトのクロスホーンは再び展開され、なのはのディバインバスターもチャージが終わる。
次の一瞬でなのはとアギトの必殺技がぶつかり合おうとしていた。

434 :リリカルなのは マスカレード:2007/05/18(金) 10:35:26 ID:9anhWurF
次回予告


−再び結集したアースラメンバー。

−私達は奴らと戦うための新たな力を手に入れる。人々を守るための力を。


……一方、覚醒した龍は周囲の敵を全て倒すまで戦い続ける。

−そして龍の覚醒と同じ頃、もう一人の男が異形の力に覚醒する……


次回魔法少女リリカルなのは マスカレード
第4話『目覚めよ、その魂』
(CV:水〇奈々&田〇ゆかり)




スーパーヒーロータイム


「おい蓮、浅倉がまた捕まったらしいぞ!」

「知るか。そろそろ奴は契約違反でモンスターに食われるんじゃないか?」

「何ぃ!?そんなつまんねぇことになってたまるか!あ〜あいつと戦ってみてぇ!」

「まぁまぁモモタロスさん、そのうち戦えますよきっと♪」

「おぅ、そうか?……ってテメェ、翔一とか言ったな!全然活躍してねぇじゃねぇか!!」

「え?活躍してましたよ。モモタロスさんが気付いてないだけですよ♪」

「どこだよ?おい、どこでだよ?言ってみろ、おい」

「だって言ったらモモタロスさん絶対驚きますもん」

「驚かねぇよ!いいからとっとと言いやがれ!」

「だって絶対、ぜ〜ったい、驚いちゃいますもん」

「あ〜もうじれったい!からかってんのかテメェ!?」

「いえ……。『本気(マジ)』です!!」

「……はぁ。もういい……。」

「次回もお楽しみに〜!」by. 翔一

435 :リリカルなのは マスカレード:2007/05/18(金) 10:42:46 ID:9anhWurF
投下終了です

まぁ、特に言い訳はしません(ぇ

どうでしたでしょうか?
これからも期待してくれると幸いです

436 :リリカルスクライド:2007/05/18(金) 11:29:03 ID:PRD/kSob
>>435
GJです!良太郎の戦闘パートはまだ先っぽいですねw
アギトは、暴走状態?結構昔なので設定を忘れている自分。

なんだか、自分の書いてるのが説明文多くて時間がかかりすぎてる&第二話が終わらない件
Wordで書いてるのですが、現在2話の続き3千字超えていて、合計文字数1万5千字Over…
先に、スレが500KB超えそうかも。

437 :リリカル龍騎@携帯:2007/05/18(金) 12:17:47 ID:4C0S7LPR
>>435
GJです
なのはVSアギトの結末はいかに?
浅倉の再参戦はあるのか?
今後の展開がここまで気になるのもそう無いですね

438 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/05/18(金) 16:36:25 ID:GijpSg+L
>>435
GJ
なのは対アギトか…
進化を繰り返す存在であり、無心で戦う仙人スタイルな戦い方の分アギトの方が、
圧倒的に優勢ではあるがどうなることやら…
ところで劇場版のストーリーの再現はあるのか?
私的にプロジェクトG4+リリなのが見てみたいんだが。

439 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/05/18(金) 17:17:39 ID:M1BVfibz
ネイティブの立川が管理局に…!?

440 :リリカルなのは マスカレード:2007/05/18(金) 19:01:34 ID:9anhWurF
皆さん感想Thanksです。

>>436
皆色んな特徴や癖があると思いますし、そういうのもいいと思いますよw
ただ書き込めなくなる前にまとめサイト作った方がいい気もしますけど……

>>437
まぁ……あまりネタバレは言えませんが、浅倉はこんなところでは終わりませんよw

>>438
プロジェクトG4ですか……
ストーリー的にG4という設定は使うつもりですが、映画のストーリーを完全に再現できるかは微妙ですね……
一応努力はしますw

441 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/05/18(金) 19:04:17 ID:A7174AFz
>>436 とてもおもしろかったです。
あと、自分クウガ好きなんで活躍させてくれると嬉しいです。

442 :リリカル龍騎の人 ◆l5ZL/l4pJY :2007/05/18(金) 19:11:02 ID:iRohqKNI
気付けばスレも400KB超えてますね…
wikiでよければまとめ作っておきましょうか?

443 :リリカルなのは マスカレード:2007/05/18(金) 19:23:40 ID:9anhWurF
>>441
もちろんですよ
クウガは散々ジラして1番おいしいとこで出すつもりですw
「未確認生命体第4号」はそのための1話からの伏線ですよw

>>442
それは願ってもないですねw
自分は賛成ですw

444 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/05/18(金) 19:26:31 ID:em4z4esa
>>442
異議なんてないよ

445 :リリカルスクライド:2007/05/18(金) 19:51:36 ID:PRD/kSob
>>442
ありがたいです。
ミスしたところの修正とかしたいなぁ。

スクライドの世界に派遣される魔法少女達の冒険
第二話「第三の腕」
の最終章日曜日にでも投下します。土曜日には書き終わらせるぜ(≧w≦)b


446 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/05/18(金) 21:51:29 ID:A7174AFz
>>443 ありがとうございます。
これからも頑張ってください

447 :リリカル龍騎の人 ◆l5ZL/l4pJY :2007/05/19(土) 10:00:14 ID:0K2fpn0y
とりあえずまとめ完成しました。あまりのやっつけ仕事に全俺が泣いたorz
http://wiki.livedoor.jp/beast0916/d/
Wikiに鳴れてなくて自分のIDで作ってしまいました。申し訳ありませんorz
それと、北斗氏のは作品そのもののタイトルが無かったため、タイトル未定とさせていただきました。

では、ついでに第十話投下します

448 :リリカル龍騎の人 ◆l5ZL/l4pJY :2007/05/19(土) 10:01:13 ID:0K2fpn0y
 ズゥン…
 轟音が鳴り響く。音とともに煙が巻き上がる。
煙が晴れたとき、そこにいたのはプレシア一人だけだった。
誤解の無いように言っておくが、決してクリアーベントで姿を消しているわけではない。
その証拠に、服のポケットにベルデのデッキがしまわれている。
「待っていて、アリシア…必ずあなたを生き返らせてあげるから…」
 そう言うと、プレシアは去っていった。
後に残っていたのは、高見沢逸郎『だったもの』だけである。

「やれやれ、神崎士郎も人が悪いよ。あんなこと聞かせて発奮でもさせようって言うのかね?」
 神崎が去った後、北岡がそう呟いた。
「先生…」
「だーいじょぶだって。まだ時間はあるしさ」
 北岡の中にある病、それが彼の命を喰らい尽くすにはまだ時間はある。
それまでに終わらせないと、その病が北岡を消す…神崎はそう言ったのだ。
「大丈夫、俺は死なないよ。俺が死ぬより先に、この戦いに勝ち残るからさ」
 北岡はそう言って、残りのスパゲティを完食した。

 平日の昼だというのに、なのは達5人が大通りを歩いている。
というのも、今日は修了式で、学校は午前中で終わりだ。だからこんな時間帯に大通りを歩いていても不思議ではない。
「わっ!?」
 なのはが青年にぶつかり、盛大に転ぶ。
「あ、ごめん。でも大丈夫だよね?」
 青年は謝りはしたものの、そのまま歩き去っていった。
それを見たアリサが悪態をつく。
「何よあれ!ぶつかっておいてあれ?」
「いいよ、アリサちゃん。あの人も謝ってくれたし…」
 そういって立ち上がるなのは。その時、聞き覚えのある声がした。
「…今日の運勢は最悪だな」
 その声に振り返る一同。その先には手塚がいた。
いつの間にか今日のなのはの運勢を占っていたらしい。
「え…手塚さん、それ…」
「ん?ああ、これは俺が勝手にやっただけだからな。代金はいらん」
「いや、そうじゃなくて」
 運勢は最悪。思い当たる節はいくらでもある。
午前中だけでバケツの水直撃、筆記用具を忘れる、人にぶつかり転倒、etc…とにかく不運なことが満載である。
そしてこの日の午後も不運なことが多々起こり、なのはにとって人生最悪の厄日となるのだが…
とりあえず今回は先ほどの青年…東條悟がメインの話なので、しばし置いておこう。

第十話『香川研究室』


449 :リリカル龍騎の人 ◆l5ZL/l4pJY :2007/05/19(土) 10:02:06 ID:0K2fpn0y
「えっと、401号室…ここだね」
 東條悟は、構内で半ば伝説と化している部屋の前にいた。その伝説とはこうだ。
「かつて存在した『江島研究室』と呼ばれる研究組織。そこは鏡の世界の研究をしていた。
ある日、401号室で、鏡の中の怪物を鏡の外に引っ張り出す実験を行った。
結果的にその実験は成功したが、その怪物の手によって一人が重態となり、未だに入院中。一人はその後失踪し、残りのメンバーも学校を去り、散り散りになった。
それ以来、この部屋は封印されている」
 …伝説というには多少新しい。なぜならこの伝説は、ライダーバトルの発端となった事件の一つだからだ。
そして、東條はその伝説の部屋『401号室』の門を叩こうとした。
…馬鹿馬鹿しい。伝説の真偽はともかく、この部屋は封鎖されている。門を叩いたところで誰かが出るとも思えない…東條はそう思い、門を叩くのを止めようとした。
だが、その予想は裏切られることになる。
「…人の気配がする」
 封鎖されていて誰も入れないはずの部屋、それなのに人の気配。
それが意味するのは、この部屋に人間がいるという事実だ。
多少の恐怖心もあったが、何があるのかの興味が勝る。そして部屋の門を改めてノックした。誰も出ない
数秒ほどの間を置き、再びノックする。さすがに「気付かれている」と察し、出てきたようだ。
「…東條?お前、どうしてここに?」
「仲村君こそ…」

「で、東條君?何故君がここに?」
「…最近、おかしな事があったんです。その場にいないはずの人が出てきて、変な四角いものを僕に渡してきました。
それ以来、鏡の中の怪物が見えるようになって、そのうちの一体…虎みたいなのなんですけど、それに狙われてるみたいで…
それで、ここの噂話に鏡の世界の研究というのがあったのを思い出して、何か分かるかと思って来たんです…どうかしたんですか?」
 それを聞いた二人の男性…香川英行と仲村創が、驚いたような表情をして、顔を見合わせている。
「…東條君、その『四角いもの』というのを見せていただけませんか?もしかしたら、力になれるかもしれません」
「先生…分かりました」
 いくら同じ学校の教授とはいえ、ほとんど初対面に近い香川を信じた東條。
そうさせるだけのカリスマ性が香川にあるのだろうか、それとも東條が「解決するなら何でもいい」とでも思っているのか。
東條の意思はともかく、東條が鞄からその四角いものを取り出す。
読者の皆さんにはお分かりだろうが、その四角いものとはカードデッキだ。ただ、モンスターと契約していないブランクのデッキである。
それを見た香川は、仲村と話し出す。
「仲村君、これはやはり…」「でしょうね…おそらく例の…」
 何を話しているのか東條には聞こえていない。
そして話が終わると、仲村が後ろの戸棚から一冊の資料を取り出し、東條に渡した。
「東條、何も言わずにそれを読め」
 言われた通り、東條がそれを読む。中身は東條にとって…いや、普通の人なら信じられない事ばかりだった。
「ミラーワールド、仮面ライダー、モンスター、願い…先生、これは一体?」
「…それが、あなたの参加している戦いの真実ですよ」
 その言葉と資料で、東條は全てを理解した。

「東條君、いい物を見せてあげましょう」
 そう言うと、香川はポケットからあるものを取り出した。
パッと見ると、それはライダーのカードデッキに似ていた。だが、細部が違う。
そして香川が鏡へとそれを向けた。すると、ライダー同様に腰にベルト(以降、ライダーのベルトはVバックルと呼称)が巻きつく。
そして、カードデッキを上に放り投げ、肩を突き出し、こう言った。
「変身!」
 そして、落ちてきたカードデッキをキャッチし、Vバックルに装填。
その瞬間、黒いライダー…いや、ライダーとは少し違うが。それに変身した。
「先生、それは…」
「これが我々の作った擬似ライダー、オルタナティブです」
 そう言うと、変身を解いた香川が言う。
「東條君、私達はミラーワールドを閉じ、戦いを終わらせる。そのために動いています」
 それを言い出すということが何を意味するか、東條はすぐに悟った。
「東條君、私達に力を貸してください。我々でミラーワールドを閉じましょう」
 やはり。予想通りである。
そして、東條はあることに思い至った。
「先生、ミラーワールドを閉じれば、僕は英雄になれるでしょうか…?」
「ええ、なれます。戦いを終わらせた英雄に、私達がなるのです」
 東條の返事は決まった。
(僕は…いや、僕達は英雄になる…英雄になれるんだ!)

450 :リリカル龍騎の人 ◆l5ZL/l4pJY :2007/05/19(土) 10:02:58 ID:0K2fpn0y
 それから数日後。東條が市内のビルの鏡から出てきた。
ちなみに例の虎のモンスター、デストワイルダーとはあの後契約を済ませ、東條は仮面ライダー『タイガ』となった。
「ふう、今回のは少し手ごわかったかな?」
 そう言って401号室…いや、香川研究室へと戻ろうとした。
だが、後ろからの声でそれは中断されることになる。
「へえ、こんな所でライダーに会うなんてね」
 声に気付き、振り返る東條。
そこにいたのは、仮面ライダーガイの芝浦淳である。
「もしかして、君もライダーなの?」
「そーゆーこと。じゃ、さっそく戦ろうか」
 そう言ってカードデッキを取り出す芝浦。そして戦いが始まる。
東條は拳法の構えのようなポーズを、芝浦はガッツポーズのようなポーズを取り、そして…
「「変身!」」
 互いに変身し、ミラーワールドへと入っていった。

451 :リリカル龍騎の人 ◆l5ZL/l4pJY :2007/05/19(土) 10:03:48 ID:0K2fpn0y
 ガイがメタルホーンを構え、タイガへと向かっていく。
そのタイガは手甲『デストクロー』を盾にし、受け止めた。
「ねえ、何で君は戦うの?」
 突然の質問にガイが面食らう。
「はあ?何言ってんの?こんな楽しいゲーム、他に無いからに決まってんじゃん」
 何という輩だ。ガイはこの殺し合いを、ただのゲームとしか思っていない。
「そう、分かった。ならそのゲーム、終わらせてあげるよ」
『ADVENT』
 許せない相手は倒す。それがタイガ…いや、東條悟である。そしてガイはその許せない相手だったようだ。
ガイを倒すべく、デストワイルダーを呼ぶ。
それを見たガイは、肩のメタルバイザーにカードを放り込む。
『CONFINEVENT』
 デストワイルダーの姿が消えた。驚いてガイの方を見るタイガ。
「こういうカードもあるって事」
 こういうカード。つまり、他のライダーのカードを無効化するカードである。正直言って、かなり反則くさい。
それで焦ったのか、もう一枚のカードをデストバイザーに装填するタイガ。
…いや、焦ったのではない。普通ライダーが持つカードは、一種類につき一枚。ならばもうコンファインベントは使えない。そう判断したのだ。
もっとも、例外はあるのだが…
『FINALVENT』
 再び現れるデストワイルダー。そしてガイを爪で捕らえ、引きずろうとした。
『CONFINEVENT』
 どうやらガイのコンファインベントは、その例外だったようだ。
デストワイルダーが再び消える。もはやタイガの対抗手段が潰えたかのように思えた。
「カードは一枚じゃないんだよね。じゃ、死んでよ」
 そして、一枚のカードをバイザーに放り込んだ。
『FINALVENT』
 メタルゲラスが現れ、タイガにヘビープレッシャーを喰らわせようとする。
だが、タイガはそれを待っていたかのように、デストバイザーにカードを装填した。
『FREEZEVENT』
 メタルゲラスが凍りつく。それを見て感心するガイ。
「へえ…こんなの隠してたのか。やるじゃん」
「こういう反則みたいなカード…君の専売特許じゃないんだよ」
 そして、もう一枚装填した。
『RETURNVENT』
 三度、デストワイルダーが現れた。
リターンベントのカードは、コンファインベントやフリーズベントで封じられたカードを復活させるカードである。
今回は、先程打ち消されたファイナルベント『クリスタルブレイク』を放つつもりだ。
さすがにカード復活は予想外だったらしく、ガイも大いに驚く。
「カード復活!?おま、そんなの有りかよ!?」
「目には目、歯には歯、反則には反則だよ」
 デストワイルダーがガイを捕らえる。そしてタイガの方へと引きずっていった。
その当のタイガはデストクローを構えている。腹に突き立てるつもりだ。
「くそ…殺られてたまるかよ!」
 だが、ガイも黙ってやられはしない。一枚のカードを取り出し、バイザーへと放り込んだ。
『ADVENT』
 メタルゲラスが再び現れ、デストワイルダーを弾き返す。そして、メタルゲラスがデストワイルダーとの戦闘を始めた。
「く…あれ?あのライダーは?」
 ガイがいない。どうやら逃げたようだ。
「帰ったのか…ま、いいや」
 タイガはそう言うと、ミラーワールドを出て現実世界へと戻っていった。

   次回予告
「起きろぉ!」「ごはっ!」
「迂闊だった…最近出ないから忘れていたな」
「お見事。いい腕ね」
「母…さん…!」
仮面ライダーリリカル龍騎 第十一話『完全復活』

452 :リリカル龍騎の人 ◆l5ZL/l4pJY :2007/05/19(土) 10:05:07 ID:0K2fpn0y
投下終了

今回の冒頭で出た人生最悪の厄日ですが、そのうちギャグ多めの幕間劇で投下します

453 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/05/19(土) 11:01:53 ID:r+plmBrB
投下乙!さらにまとめサイト製作乙であります

454 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/05/19(土) 13:02:01 ID:iN1ZV0Ph
>リリカルマスカレード氏
あなたのSS面白いです。
でも・・・仮面ライダーTHE FIRSTを忘れないで・・・

455 :リリカルなのは マスカレード:2007/05/19(土) 13:48:36 ID:vBRhTntB
>>452
GJです!
ガイvsタイガは本編ではなかったから新鮮でいいですね
戦闘シーンを脳内で再現しましたw
タイガは龍騎のライダーズの中で一番好きなので今後の展開に期待してます

>>454
THE FIRSTですか……
すいません、FIRSTは見てないのでわからないです……

456 :リリカルなのは マスカレード:2007/05/19(土) 14:05:14 ID:vBRhTntB
連レスすいません

まとめサイト作成乙です!
一つ私のミスを見つけたので訂正して欲しい場所があるんですが……
いいですか?

内容は、
ACT.0「胎動」
ACT.1「遭遇」
ACT.2「悪意」
ACT.3「AGITΩ」
という風に、「ACT.〜」という形で統一して欲しいんです
私のミスでACT.2以降が統一されていなかったので……

457 :リリカル龍騎の人 ◆l5ZL/l4pJY :2007/05/19(土) 14:19:47 ID:0K2fpn0y
了解しました。訂正しておきます

458 :リリカルなのは マスカレード:2007/05/19(土) 14:49:24 ID:vBRhTntB
>>457
訂正ありがとうございます
これからも頑張って下さいねw

459 :リリカルスクライド:2007/05/19(土) 15:29:41 ID:uPEEyQAe
>>リリカル龍騎さん
乙です!タイガVSガイでガイが早々しく散るかと思っちゃった自分はどうすれば(ぇ

>>wikiの修正について
色々設定ミス(はやての魔力光は白色なのに白銀って書いちゃったり)が多いので、
修正する場合どうしたら良いのでしょうか?
魔導師を魔導士にしちゃったり、簡単なミスが多いこの頃。

この頃なの×ギア(また略してごめんなさい)さん来てませんね。
続きが楽しみなのだが

460 :リリカル龍騎の人 ◆l5ZL/l4pJY :2007/05/19(土) 15:35:44 ID:0K2fpn0y
>>リリカルスクライド氏
ガイはまだしばらくは死にませんよ…
修正は…近いうちにレンタル掲示板借りておくので、そこで依頼出してくだされば修正やっておきます

461 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/05/19(土) 15:47:59 ID:iN1ZV0Ph
>リリカルマスカレード氏
FIRSTならようつべにありますよ。
よければアドレス教えます。
でもマスカレードさんが出す気が無いならあきらめます。

462 :リリカルスクライド:2007/05/19(土) 16:05:30 ID:uPEEyQAe
>>460
朝倉の出番が多くなったら死亡フラグ?

>>修正は…近いうちにレンタル掲示板借りておくので、そこで依頼出してくだされば修正やっておきます
ありがとう♪次回予告など修正したのを出せるように準備しときます。


463 :リリカル龍騎@携帯:2007/05/19(土) 18:01:55 ID:6gpJagYM
>>462
>>死亡フラグ
それは・・・今後の展開をお楽しみにということで

便利な言葉ですねこれ・・・

464 :リリカルなのは マスカレード:2007/05/19(土) 18:46:06 ID:vBRhTntB
>>461
すいません、クウガ〜電王(響鬼除く)ですでにいっぱいいっぱいですorz

465 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/05/19(土) 19:18:07 ID:iN1ZV0Ph
>>464
そうですか・・・
黄川田本郷と高野一文字好きだったけど残念・・・諦めます。
でもTHE FIRSTは機会があれば是非。
FIRSTはアクションが神なんで。

466 :リリカルスクライド:2007/05/20(日) 10:46:04 ID:xbm8OTEF
ふぃ…第一話並の行数だぜOrz

そんじゃ投下します!

467 :リリカルスクライド:2007/05/20(日) 10:48:04 ID:xbm8OTEF
スクライドの世界に派遣される魔法少女達の冒険

第二話「第三の腕」

>>364の続き

「吹き飛べ!テートリヒ・シュラーク!」
 ヴィータの気合の篭った声と共に、グラーフアイゼンでオーヴァンを後方へと吹き飛ばす。
 続いて、その隙を逃さず追撃に出るシグナム。
 加速しながらカートリッジを1発ロードし、レヴァンティンの刀身に魔力と炎を纏わせオーヴァンに向けて剣振るう。
「紫電一閃!」
 シグナムの必殺の攻撃をこのタイミングで回避することは不可能…だったはずが、
「なに!?」
 レヴァンティンの斬撃がオーヴァンを捉える寸前でAIDAの触手の刃に受け止められる。
 追撃が失敗したことで、即座にオーヴァンから距離を取るシグナム。
 体勢を整えたオーヴァンは、何の構えもせずシグナムと対峙する。
 シグナムは、主はやてを襲った敵の全身を改めて確認し説いた。
「その左腕についているモノからは邪悪な意志を感じる…貴殿は、何故その邪悪なモノを飼っている」
「飼う?違うな、互いに理解しているのさ。AIDAと俺は危険な友人…そして―」
 オーヴァンが最後に何かを言おうとしたとき、破壊の疾風が彼に向かって飛来する。
 瞬時に回避行動に移ったオーヴァンは、その攻撃を回避し攻撃してきた相手を見据える。
 オーヴァンから数メートル離れた上空から見下ろす月光の輝きを浴びた人物、劉鳳がそこに居た。
「やはり、貴様は悪として断定するしかあるまい。この大地ロストグラウンドへ混乱を招きいれた罪…この場で受けてもらう!」
 何の予備動作も無しに、その場から劉鳳の体がオーヴァンの視界から消える。
 まるで瞬間的に移動したかのように、オーヴァンに接近していた。
 両腕に装着された鋭利な手甲で斬撃を繰り出す劉鳳。
 その斬撃を3つの刃で受け続けるオーヴァンだったが、斬撃の合間に強烈な左足による蹴りを右腰に入れられ顔が歪む。
 更に右足の蹴りをオーヴァンに入れ、地表へと叩きつける劉鳳。
 地表への衝突で土ぼこりが舞いオーヴァンの姿が見えなくなる。
 上空から土ぼこりを見下ろす劉鳳だったが、後方から近づいてきたシグナムに気付き振り返る。
「何者かは知らんが、俺の戦いの邪魔をするなら容赦はしない」
「悪いが、奴は我らが主はやてを傷つけた。それ相応の痛みを与えなければ、我らの怒りは収まらなん」
 睨み合う絶影を持つ劉鳳と烈火の騎士シグナム。
 一触即発の空気が流れる中、ヴィータとザフィーラが2人の側に飛来してきた。
「シグナムと、そこの男!睨み合ってる間に奴に逃げられちまうぞ!」
 睨み合う2人にグラーフアイゼンを向けるヴィータ。
「主はやては、どうしたヴィータ」
「はやてなら、後から来たシャマルとリィンに護衛を任せた。あたしらは」
 グラーフアイゼンを土ぼこりに向ける。
「あいつを叩きのめす」
 その小さな体からは、赤い魔力が立ち上る。
 剣使いの女と、空を飛んできた赤い帽子と赤いドレスを着て右手にハンマーを持つ少女のやり取りを見て劉鳳は思った。
“彼女らも、奴を倒す気か。だが、奴を断罪するのはこの俺だ!”
 奴の倒すのは自分だと分からせるため、彼女たちに話しかけようと口を開こうとした劉鳳だったが、そのとき…犬が喋った。
「早速だが、奴が動いた」
 青き狼の姿をしたザフィーラは、土ぼこりから姿を現したオーヴァンをその眼に捉える。

 土ぼこりの中、上空でこちらを見下ろすもの達を見つめるオーヴァン。
“4対1か…騎士3人なら相手に出来るが、あのロストグラウンドの悪魔相手では今の状態でも不利”
 今の封印解除状態のオーヴァンは魔力耐性を得ており、高ランクの魔力攻撃以外はバリアジャケットに当たる前に拡散してしまう程の防御力を得ている。
 しかし、アルターを使う劉鳳相手には効果が無く。AIDAの力を得ても決定打には成らず、最後の手段を使うか否か考える。
“いや、まだ手段はある”
 オーヴァンは左腕に寄生したAIDAを使い、周囲に散乱しているガジェット1型の残骸を黒い膜を纏った球体に変貌させていく。
「俺には、止まるという選択肢はもう選べない」


468 :リリカルスクライド:2007/05/20(日) 10:48:57 ID:xbm8OTEF
 劉鳳と別れ、なのはの元へ急ぐフェイト。
“なのはと合流しよう。制限解除されないままじゃ、2人じゃないと勝てない”
 何故、戦っていたフェイトと劉鳳が別れているのかは、2人が戦闘していたときに少し戻る。

 彼女も、はやての救出に向かおうかと考えた矢先にヴォルケンリッター達が到着し迎撃しているのを確認した後、劉鳳が口を開いた。
『お前たちも、あの男を断罪…いや、逮捕しに来たのだろうが―』
 一呼吸して強気意志をフェイトに言い放つ。
『ここはロストグラウンド。失われた大地だ。ここに住むものが奴に裁きを与えなければ成らない…いいや、俺の中にある正義が奴を断罪することを望む』
 フェイトへ突きつけた鋭利な手甲を下げ、更に上空へ浮かび上がる。
『フェイトと言ったな。お前も自分の信じるルールで動けば良い…だが、俺の邪魔をするなら容赦はしない!』
 周囲の物質を分解したエネルギーを纏い、銀色の閃光と化した劉鳳は一直線にオーヴァンに向かっていった。

 以上が、今現在のフェイトの行動の理由だ。
 劉鳳の言った己のルールに従う行動、この状況を打破するには機動六課の力を一箇所に集めることが必要だと考えた結果今に至る。
 高速移動で瞬時にカズマとなのはが戦っている空域まで飛び、彼女の姿を見つける。
「なのは!ゲガは無い?」
「うん。大丈夫だよ、フェイトちゃん」
 心配しないでと言う感じに返事をするなのは。
 彼女のバリアジャケットは、若干の汚れなどがあるが大きなダメージを受けた感じは無かった。
『It is anxious uselessness(心配無用です)』
 レイジングハートの返答に苦笑いをするフェイト。
 その時、地上での大規模な爆発音が彼女たちの耳に響く。
「この爆発音は!?」
「スバルたちが戦っているとこ。あの4人なら、きっとやれるはず…ね?レイジングハート」
『Yes my master』
 フェイトの見つめる先には、黄金の装甲を纏った何者かと格闘戦を繰り広げるスバルとエリオと、後方で支援するティアナの姿を見た。
「あれ?キャロとフリードの姿が見えないけど」
 
 シャマルに転送されたあと、隊長たちの救援へ向かっていたスターズとライトニングは、なのはさんが見知らぬ人物と戦闘をしているのを目撃した。
 4人での話し合いの結果、なのはさんの援護をすることを決めた4人は行動に移った。
 黄金の鎧を着た人物の動きが止まったところで、ウイングロードで上空に移動したスバルのリボルバーシュートが相手に直撃した。
 不意をくらい地面へと着地する正体不明の男を囲うように陣を取る残りのメンバー。
「なのはさん!大丈夫ですか?…はっ!す、すいません!なのはさん…無粋なことを聞いて」
「大丈夫だよ、スバル。実戦にも結構慣れてきたね」
 なのはに褒められたスバルは顔を赤くする。
「(スバル!油売ってないで、早くこっちに来なさい)」
「(あっ、ごめんティア!)」
 思念通話で会話をするスバルを見ながらなのはは、命令を下す。
「(みんなは、そこに居る人物の動きを止めることに専念。私はフェイト隊長と合流してオーヴァンの確保に向かうから、それまえ踏ん張ってね)」
 了解と返事をする4人。
 新人4人は知らない…戦う相手が、この大地では悪魔と呼ばれる人物だということを。


469 :リリカルスクライド:2007/05/20(日) 10:51:25 ID:xbm8OTEF
「でやぁぁぁ!」
 幾多に張り巡らされたウイングロードをマッハキャリバーで滑りながら、雄たけびと共にリボルバーナックルでカズマの視界外から殴りつけるスバル。
 その攻撃に反応したカズマは、体を捻り殴る。
 アルターで強化された右拳と魔力で強化されたナックル型デバイスを装備した拳。
 火花を散らせながら拳と拳がぶつかり合う。
「わっ!?」
 先に力負けしたのはスバルの拳だった。
 単純だが強力な打撃に、マーシャルアーツの使い手であるスバルであっても圧倒的腕力には歯が立たず吹き飛ばされる。
 追撃をしようとしたカズマの顔にオレンジ色の光弾が横切る。
 カズマが振り返ると二丁銃らしきものを構えた女ことティアナが、鋭い目つきでこちらを捉えていた。
「あんたの相手は私よ!」
 クロスミラージュのカートリッジを二丁とも2発使用し足元にミッド式のオレンジ色をした魔法陣が出現する。
 ティアナの周囲に出現する多数の光弾。
「ちっ、今日は次から次へとアルター使いじゃねぇ変わった奴が湧いてきやがる」
 あの砲撃女のような技を出される前に倒そうと、右肩甲骨の尻尾パーツを地面に叩きつけ加速し、二丁銃女に迫るカズマ。
「させません!」
 ティアナを狙うカズマを迎撃するエリオ。
 槍型アームドデバイス・ストラーダの突きがカズマを襲う。
 右腕の装甲で突きを受け流し、左拳をエリオに振るう。
 体格の差を利用し、ひざを曲げ体の位置を下げたことで拳をやり過ごしたエリオは瞬時に後退する。
 その隙を狙って詠唱が終わったティアナの合計8発の直射型魔法弾が牙をむく。
「クロスファイヤーシュート!」
 発射された直射弾は、空を切りカズマに向かっていく。
「そんなモンで、行く道引いてられっかぁぁぁ!」
 咆哮と共に襲ってくる直射弾を次々に拳で弾き砕いていくカズマ。
“魔導師でもないのに、何で意図も簡単に魔力弾を破壊できるのよ!?”
 カズマの無茶苦茶な力に絶句するティアナだったが、首を振り弱い気持ちを振り払う。
“これで倒せないのは分ってたはずよ、ティアナ。なのはさんでも倒せない相手なんだから…なら皆の力を合わせて叩くだけ!”
 攻撃を全て迎撃したカズマは、ティアナに向かって走り出す。
“女をぶん殴るのは趣味じゃねぇが、相手がその気ならボコるだけだ”
 以前ホーリー部隊を強襲したときに、劉鳳にいつも引っ付いてきていた女を殴りまくった経歴があるカズマだ。
 敵対する相手に女や子供も関係ない。
 ただ倒すだけ…死なない程度に、を心がけてはいるようだが。
 カズマが迫ってくることは、ティアナにとって予想済みだ。
「(キャロ、今よ!)」
「(はい!)」
 事前にティアナは、対象を透明化させ敵に気付かせない幻術魔法オプティックハイドでキャロとフリードリヒの姿を隠していたのだ。
 透明化を解きフリードに命令を下すキャロ。
「ブラストフレア!」
「キュウゥゥ!」
 白銀の小さき飛竜ことフリードリヒの口に炎が集約され、カズマに向かって解き放たれる。
 灼熱の炎がカズマの進路上に着弾、火柱が立ち上り、激しい熱がカズマを襲う。
「ぐあっ!?」
 炎から顔を両腕で守るカズマは、攻撃してきた野郎が居ると思われる方向へ体を向ける。
「行き成り火を出しやがった奴は、誰だぁ!!」
 そこに居たのは、空飛ぶ白トカゲとピンク色の服を着た、かなみぐらいの年齢の少女が立っていた。
「えーと…あ〜お前たちがやったのか?」
 自信無さげな声で問う。
 キャロとフリードは互いに顔を見合わせ、カズマの方を向いた。
「はい。私たちがやりました」
「キュウ〜♪」
「そ、そうか…あ〜まぁなんと言うか、アブねぇことしないで家に帰んな」
 幼い子には優しい?カズマは、しっしっという感じに帰ることを進める。
「すいません。私たちは、貴方を止めるようにとの命令を受けているので帰れません」
 その話にイラつき始めたカズマは無い頭で考えをめぐらせた。
“こんなガキまで使うってことは、本土並みの糞野郎共が作った部隊ってことか。へっ、良いねぇ〜潰し合いがある”
 カズマの考えは遠からず近からずと言ったところだ。
 こんな命令を下したのは、なのはこと管理局の白い悪魔だが、キャロ自身の意志で管理局入りしている。


470 :リリカルスクライド:2007/05/20(日) 10:52:31 ID:xbm8OTEF
「そんじゃ、お前たちの親玉は誰だ?」
「親玉?」
「キュゥ?」 
 首をかしげる少女と小竜を見て頭の装甲を掻くカズマ。
「だぁー!お前たちのリーダーは誰かって聞いて―」
「ルシェさんから離れろ!」
 突如、横から槍が振り下ろされて来たのを寸前で後退し回避したカズマは相手を見つめる。
「また、ガキかよ」
 少し前に攻撃を受けたときにも槍で攻撃してきた小さい奴がいたが、子供だったとは思っておらず驚く。
 槍を持った男の子ことエリオは、キャロを守るように槍を構える。
「怪我はありませんか?」
「はい。大丈夫です」
「キュウ〜!」
 無事なことを聞いて笑みを浮かべるエリオだったが、直ぐきりっとした顔立ちに戻る。
 目の前には、なのはさんが言っていた足止め相手がいるのだから。

 一方、リィンフォースIIとシャマルはヴィータたちから主はやてを預かり隆起した岩の影に隠れていた。
「マイスターはやて、夜天の書とシュベルトクロイツを拾っておきましたです」
 シグナムたちがオーヴァンと戦闘を開始した隙にリィンが拾い集めていたのだ。
「ありがとな、リィン。でも、こないなところで休んでられない…直ぐにでも皆の魔力制限を解除してやらんと」
 シュベルトクロイツを杖代わりにして立ち上がるはやて。
 オーヴァンとの戦闘で若干疲れが生じているのか、顔色が悪い。
「はやてちゃん、もう少し休んでからでも良いのよ。私が戦闘のサポートをしにいくから」
「大丈夫や、シャマル。司令官してたから、ちょいと戦闘での勘が薄れてしもうたかもなぁ。でも、オーヴァンを止めなくちゃあかん!このままじゃ取り返しのつかないことが起こる感じがしてならないんや」
 はやての強い意志に心が折れたシャマルは、回復魔法を使いはやての疲れを癒す。
「これで良し!ヴィータちゃんとザフィーラからは、はやてちゃんを遠ざけてって言われたけど、はやてちゃんは行く気満々なのよね?」
「そうや!」
「はやてちゃんが行くなら私も頑張りますぅ!はっ、仕事中はマイスターって呼ぶことに気をつけていたのに…うぅぅ」
 涙目なリィンの顔を見て、その頭を軽く撫でてあげるはやて。
「そんじゃ、なのはちゃんたちに連絡して合流していこか」
「それなんだけど、ここに来てからジャミングなのか、クラールヴィントのセンサーと通信が不調なの」
 この世界に来てから通信機能などに強いジャミングが掛けられているようで、短距離の思念会話と雑音入りだがクラウディアとの通信ぐらいしか使えない状況なのだ。
「そりゃ、難儀やな。しゃあない、まずはシグナムたちの魔力制限の解除に行こう」
「了解しましたです。マイスターはやて」
「周りの状況に気をつけながら行きましょう。はやてちゃん」
 岩陰から飛び立つ白とミントグリーンの光が見えた。


471 :リリカルスクライド:2007/05/20(日) 10:53:23 ID:xbm8OTEF
 スバルたちがカズマを抑えている時、劉鳳とヴォルケンリッターたちはオーヴァンの反撃に苦戦を強いられていた。

 土ぼこりから現れたオーヴァンの横には西瓜より一回り大きい2つの黒い球体が浮いていた。
 最初に突撃したヴィータは、グラーフアイゼンのカートリッジを1発消費しラケーテンフォーム変化させ、オーヴァンに叩きつけようとした。
 だが、黒い球体から強力なシールド魔法が展開され防がれたのだ。
 シールドをぶち破ろうと力を込めたのだが、鋭く尖ったハンマー部分に集めていた魔力が拡散し威力がなくなる。
 驚愕したヴィータを追撃するかのように、もう1つの黒い球体が頭上から強力な砲撃魔法を繰り出し、直撃を受け地上に叩きつけられたヴィータ。
 ヴィータを救おうとシグナムとザフィーラ、そして劉鳳も動いた。
 スピードでは劉鳳の方が分があり、シグナムたちを追い抜き瞬時にオーヴァンを切り裂こうとするが、黒い球体の防御に防がれる。
 動きを止められた劉鳳に攻撃をしかけるオーヴァンは、3つの刃による激しい攻撃をしかけた。
 その攻撃に反応できなかった劉鳳だったが、AIDAの触手の刃だけは防ぐことが出来たが銃剣と短剣の斬撃を受け紫紺の鎧が削られる。
 シグナムは、劉鳳とオーヴァンの戦闘の隙を突くかのように鞘に収められたレヴァンティンのカートリッジを1発消費し魔力を高め鞘から引き抜く。
 烈火の将であるシグナムの決め技である紫電一閃が、オーヴァンの背中を捉えようとしたとき黒い球体が瞬時に現れ身代わりとなり斬り伏せられた。
 その隙を狙ったAIDAの刃による攻撃が、シグナムの肩の装甲を削り取る。
 劉鳳を黒い球体で押さえている間にオーヴァンは、シグナムに向けて魔法弾しかも貫通力を上げた物を瞬時に放つ。
 直撃を覚悟したシグナムだったが、寸前のところでザフィーラの障壁に守られる。
 ダメージを間逃れたシグナムは、素早く後退し距離を取った。
 斬り裂かれ真っ二つになっていた黒い球体は、傷口から伸びたアメーバのような黒いモノが絡み合い、もとの姿へと修復された。
 その後も、オーヴァンは黒い球体を自由自在に操り、劉鳳のスピードを殺し、ヴォルケンリッターたちの魔法攻撃を防ぎ反撃し続けていた。

 以上が苦戦している状況を簡単にまとめたものだ。

 カートリッジの再装填のため上空へ避難を余儀なくされる、ベルカの騎士たち。
「おい、シグナム」
「なんだ、ヴィータ」
 互いに息を荒げながら呼び合う。
「あいつの出してる黒いの、AMF使ってねぇか?」
「あぁ、しかも、奴自身にも魔力耐性が備わっているようだ。レヴァンティンに纏わせた魔力が奴のバリアジャケットに当たった瞬間拡散している」
 状況は時間が経つに連れて、機動六課側が不利になっている。
 疲れ知らずなのか、オーヴァンは息を乱すことなく黒い球体を操りながら攻撃を仕掛けてくる。
「はやてに制限解除してもらわねぇと、ちと骨かもな」
「相手を死なせずに捕獲する…以前我らが行ってきたことだ。今でも可能なはずだ」
「おいおい、シグナム」
 突然何を言い出すのかと思うヴィータ。
「ふっ、少々疲れが溜まってきたようだ。だが、このままでは手がつけられん」
 二人が話している横に飛んでくる劉鳳。
「お前たちに1つ聞きたい」
「言葉使いが悪いな、お前」
 ヴィータに突っ込みを入れられ、右拳を振るわせる劉鳳だったが子供に言われただけで腹が立つなど馬鹿がする事だと思い気持ちを落ち着かせる。
「…すまない。俺の名は劉鳳。このロストグラウンドに住まうネイティブアルターだ」
「あたしの名前は、ヴィータ。機動六課のスターズ部隊の副隊長だ」
「私の名は、シグナム。同じく機動六課のライトニング部隊の副隊長の任に就いている」
 互いに自己紹介をする3人を他所にオーヴァンの攻撃を封じようと悪戦苦闘するザフィーラ。


472 :リリカルスクライド:2007/05/20(日) 10:54:43 ID:xbm8OTEF
「鋼の軛(くびき)!」
 雄たけびと共に大地から出現した幾多の銀色の拘束魔法が、オーヴァン動きを封じ込める。
 魔力耐性を持つオーヴァンを突くことは出来ないが、身動きを封じることには成功する。
「良い判断だ。これなら俺自身の身動きを封じることは出来る…しかし、詰めが甘いぞ。守護獣君」
 オーヴァンの使い魔的な黒い球体ことAIDAスフィアが、左右に別れザフィーラを取り囲む。
 じりじりと追い込まれるザフィーラ。

「ヴィータとシグナムと言ったな。お前たちの仲間が危険なようだから手短に言う。あの黒い球体の相手をしてもらえないだろうか」
 劉鳳の提案に耳を傾けるシグナムとヴィータ。
「何か手があるのか?」
「あの球体さへ居なければ、一撃で奴を葬ることが出来る」
 物騒な言葉を言う劉鳳に耳を疑う二人。
「な!?こっちは、あいつを逮捕しなくちゃならねぇんだぞ!葬るって」
「だが、この状況が続けばこちらがやられる…可能なのだな?劉鳳」
 反論するヴィータを他所に話を続けるシグナムと劉鳳。
「ああ、俺も死なない程度に手加減をしてきたが、すでにそんな余裕が無くなった。奴の存在自体が悪そのモノ、俺はその悪を許さない」
 己の信じる信念に基づく考えで動く劉鳳の話に、心を決めたのかシグナムは鋭い目つきで言い放った。
「わかった。だが、殺さないことに最善を尽くせ。我らの目的は奴の逮捕だ」
「了解した」

「我は主はやての守護獣!貴様などに遅れは取らぬ!」
 狼の姿から成人男性へと変身するザフィーラ。
「それが、君の人型形態か」
 拘束されながらも、まったく恐れを抱いていないかのような表情をするオーヴァン。
 ザフィーラを囲う、攻撃と防御のAIDAスフィアが動きを変え一直線にぶつかってくる。
 それを跳躍で避け、己が拳と足でスフィアに向かって突っ込む。
「でやぁぁぁ!」
 鋭い突きと蹴りがAIDAスフィアを捉える。
 殴った際の感覚は無いに等しかったが、確実に吹き飛ばすことに成功していた。
 そのままオーヴァンの懐へと飛ぶザフィーラ。
「我が命に代えても、貴様を倒す!」
「無駄だよ、君には力が無い」
 瞬時にザフィーラの放った拘束魔法を解き、3つの腕をクロスさせる。
「三爪痕」
『Tri-edge』
 低い女性のような声を響かせるAIDA<tri-edge>から、膨大な魔力が放出されザフィーラの身動きを封じる。
 ザフィーラの眼にはスローモーションで接近するオーヴァンの姿が映っていた。
 元は狼であったザフィーラの動体視力が成せる業だ。
“いかん、このままでは!”
 瞬時に両腕を防御体勢にし、その上から障壁を展開する。
 オーヴァンから放たれた3つの斬撃は、障壁を突破しデルタに似た斬り傷をザフィーラの腕に刻んだ。
 その圧倒的な威力に後方へ吹き飛ばされるザフィーラ。
 意識が遠くなり動けない状態となり狼モードに戻ったザフィーラでは、地面に直撃すれば唯ではすまない。
“ここまでなのか、俺は…。主を守る前に死ぬとは守護獣としては最低だな。む?何だ、この聞き覚えのある声は”
 吹き飛ばされているザフィーラの横を高速で移動する物体…否、人間が声を掛けてきたのだ。
「何勝手にやられてんだよ、ダフィーラ!俺の心情である『相手に貰った恩を返すのは人として当然の行為』をやらせないまま、くたばる気かぁ!」
 その人物はストレイト・クーガー。ロストグラウンドで最速を誇るアルター・ラディカルグッドスピードを持つアルター使いだ。
 凄まじい速度で走るクーガーは、吹き飛ばされているザフィーラの腰を掴み、
「衝撃の!ファーストブリットォォォ!!」
 地面を強力な蹴りで撃ち割り、その反動でザフィーラの運動エネルギーを打ち消した。
 ザフィーラを腰に担いだまま着地し、足で円を描くようにスピードを殺しながら止まる。
「ふぅ〜また世界を縮めてしまったぁ〜」
 ザフィーラを右脇に抱えた状態で、左手で崩れた髪形を直すクーガー。
「お〜い、ダフィーラ。生きてっかぁ?」
「ザフィーラだ…クーガー…」
 何とか返事が出来たザフィーラを見て微笑するクーガー。
「返事が出来るなら、まだ生きてるな。そんじゃ、お前の知り合いのとこに連れて行くぞ!道案内はヨロシクなぁ〜ダフィーラ!」
「…わかった」
 今は何を言っても無駄だと感じたザフィーラは、クーガーの施しを受けることにした。


473 :リリカルスクライド:2007/05/20(日) 10:56:37 ID:xbm8OTEF
「ちっ!遅かったか」
 ザフィーラが吹き飛ばされたあとに攻撃に移った劉鳳は、自分の遅さに舌打ちをした。
「ザフィーラなら大丈夫だ、今は目の前の敵に集中しろ」
「わかった」
 シグナムの少しばかりの気遣いに感謝し、左腕に装着された紫紺の手甲を外し右腕に装着されている手甲の後ろへ合体させる劉鳳。
 この形態こそ、絶影正義武装を纏った劉鳳の最強の攻撃を繰り出すことが出来る姿だ。
 事前に話し合った作戦を実行に移すシグナムとヴィータ。
 二手に別れ、互いにAIDAスフィアに向かって武器を振り下ろす。

「グラーフアイゼン!」
『Jawohl(了解)』
 カートリッジを1発消費し、ハンマー部分に魔力を集中させるヴィータ。
「フランメ・シュラーク!」
『Explosion』
 グラーフアイゼンをAIDAスフィアの目前の地面に叩きつけ、着弾点を燃焼させる。
 激しい炎により、身動きが出来なくなったAIDAスフィア。
その隙を突き、続けてカートリッジを1発消費しグラーフアイゼンの形状をラケーテンフォルムへ変化させ、
魔力をロケットのように噴射し、その加速力を加えた鋭い打撃をシールド魔法で防ごうとしたAIDAスフィアだったが、
シールドを突き抜きハンマー部分が内部に潜り込みAMFの効果が届かない内部に向け魔力を爆発させる。
 激しい爆発により、AIDAスフィアはバラバラとなり黒い残骸が飛び散る。

 AIDAスフィアは、次々に砲撃魔法を放つが全てシグナムは回避し接近する。
 カートリッジを1発消費、レヴァンティンの刀身を連結刃に変化させ鞭のごとく敵へ振るう。
 連結刃に絡められた瞬間、AIDAスフィアはバラバラに斬り裂かれた。
「ベルカの騎士に一対一で勝てると思うな」

 シグナムとヴィータの支援を受け、オーヴァンとの一騎打ちとなった劉鳳は、右腕に力を集中させ行動を開始した。
 地上を駆ける劉鳳をオーヴァンは、砲撃魔法で迎え撃つ。
“さぁ、与えてくれ。君の全力が私の望む死なのか”
 銃剣デバイスから放たれた黒き紫色の砲撃魔法が、劉鳳の行く道を遮ろうと迫る。
 劉鳳は右腕の鋭い紫紺の手甲に力を込め、そこからエネルギーを噴出させ加速、全身を銀色のオーラで包み込む。
 魔法の濁流とも言えるオーヴァンの砲撃が当たる瞬間、劉鳳は瞬間移動をしたかのように、その場から消え現れたときにはオーヴァンの真正面に居た。
「切り裂かれて、塵と慣れェェェ!!」
 右上から斜めに切り裂くように振り抜かれた斬撃は、オーヴァンの左肩から右脇付近までを切り裂いていた。
 飛び散る血渋きが、オーヴァンの傷口から飛び、劉鳳は瞬時に後方へ引き血を避ける。
 膝を着き口から血を流しながら、劉鳳を見つめるオーヴァン。
「駄目だ…これでは、発動できない…やはり、ハセヲを…使うしかないか」
 何かぶつぶつ言うオーヴァンへ、止めを刺そうと徐々に近づく劉鳳。
「降伏するなら、命は助けてやろう。だが、抵抗するなら容赦はしない!」
 じりじりと迫る劉鳳だったが、目の前の男から急に別の何かが、全身を突くような殺気に似た感触を感じる。
 後方へ飛びオーヴァンとの距離を取る劉鳳。
「良い判断だ」
 先ほどまで瀕死状態だった男が、大地を震わせる程の力を全身から噴出している。
 劉鳳に受けた傷口に、光の粒子が集まり傷つく前の状態へ戻す。
 オーヴァンの全身を青色の紋様が浮かび上がる。
「君では俺に真の死を与えられないようだ…時間も無い」
「貴様は何を言っている!?」
 サングラスの下から見えるオーヴァンの狂気に満ちた瞳に後ずさる劉鳳。
 怯んだ自分自身に舌打ちをする劉鳳は、瞬時に攻撃態勢に入る。
 右腕の手甲でオーヴァンを突こうと突進する劉鳳。
 だが、突き出された鋭い手甲は不可視のバリアに防がれる。
「来たれ再誕!コルベニクゥ!ハァァッァ!!」
 オーヴァンを取り巻くエネルギーの渦が彼を中心に、新たな何かを形成していく。
 その衝撃によって、吹き飛ばされた劉鳳は空中で態勢を整え着地する。
「何だ、アレは!?」
 劉鳳の見つめる先には、光を纏った巨人。推定10m程度ある青色の巨人が宙に浮いた状態でそこに居た。


474 :リリカルスクライド:2007/05/20(日) 10:57:53 ID:xbm8OTEF
『Auraを生み出せしモルガナの八相の一つ、第八相【再誕】コルベニク』

 古代に生み出されし究極のデバイスAuraを生み出した存在、モルガナを八つに分離した存在の一つ。
 それが、再誕を司る碑文コルベニク。

 コルベニクの出現にロストグラウンド全体に地震が発生、この地に住む人々を混乱へ導く。
「一体何が起こっているんだ!?」
 ロストグラウンドで交易会社を経営している彼、橘あすかは事務所兼居住スペースとなっているプレハブ小屋から外に出ていた。
 深夜に起こった地震に飛び起き、外の状況を確認しに来たのだ。
 市街地の跡地がある方向に日が登ったかのような、光が出現しているのを知る橘。
「橘さん、これは一体?」
 プレハブ小屋から出てきたのは桐生水守。
 元々は本土で暮らしていたのだが、劉鳳に会いたい一心でロストグラウンドに渡ってきた女性だ。
 医療の技術を持つ彼女に助けられた人は多数居る。
 水守が出てきた小屋から、小さな9歳から10歳程度の年齢だと思われる少女が飛び出してきた。
「橘さん、水守さん!カズくんと劉鳳さんが…」
「どうしたの、かなみちゃん。落ち着いて話して」
 必死な顔をする少女に、落ち着くように言う水守。
「カズくんと劉鳳さんが、危険な目にあってるの!アルターじゃない、何かに」
 かなみは感じていたのだ。
 自分の持つアルターが無意識のうちにカズマたちの危機を感じ取る。
「カズマたちが苦戦するアルター使い以外のもの…危険ですが、様子を見に行きましょうか。この状況も知りたいですし」
 橘あすかの提案に、顔を明るくするかなみ。
 一時の別れをした愛する男、カズマの所へ行けるという気持ちが、そうさせるのだろう。
「私も行きます。彼らに治療が必要かもしれないですし…それに劉鳳が心配です」
「わかりました。それでは行きましょう。いざと成れば僕のエタニティ・エイトでお二人を守りますよ」
 かなみと水守の安全は自分が責任を持って守ると豪語する社長こと橘あすか。
「あすかぁ〜どこに行くの?」
 最後にプレハブ小屋から出てきた社長の奥さんことキャミィが、橘あすかを心配して言う。
「大丈夫だよ、キャミィ。状況の確認だけだから」
 奥さんの説得を繰り広げる社長を他所に、かなみは遠くで戦うカズマのことを思う。

“カズ君。今そっちへ行くから…だから、その女と話をしないで!!”

「へっ、くしょん」
「うわぁ、汚いなぁカズマ君」
「あ、わりぃ。誰かが噂でもしてんのか?」
 なのはと機動六課たちと共に、オーヴァンの元へ急ぐカズマの姿があった。
 エリオと対峙していたとき、行き成り遠くから光が放たれたことに気付き、そちらを見たカズマは向こうが当りだったかと思った。
 そのとき、上空から降りてきた高町なのはに停戦の申し入れを聞き、不満ながら向こうへ行くことに承諾。
 今に至るわけだ。
「さぁ〜て、デカイケンカが待ってやがる。この緊張感、たまんねぇなぁ」
 カズマの向かう先に待つ巨大な敵。
 奴をボコすことに舌鼓をするカズマは、全速力で飛ぶ。
 新たなる死地へと。


475 :リリカルスクライド:2007/05/20(日) 10:59:32 ID:xbm8OTEF

 次回予告
 青く光り輝く巨人に翻弄される戦うものたち。
 心の底に残された気持ちを開放される二人。
 人の心の闇が、大地を包み込む。

 次回スクライドの世界に派遣される魔法少女達の冒険
 第三話「闇に染まりし優しい人」へ、テイクオフ。


投下終了!
長!キャラが多すぎると地獄を見るって事が身に染みてきましたよ(涙)

476 :リリカル龍騎の人 ◆l5ZL/l4pJY :2007/05/20(日) 11:10:35 ID:NpAbGZXn
>>475
GJです。社長参戦キタ―――(゚∀゚)―――!!!
なのはさん…かなみに嫌われてますね…

477 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/05/20(日) 12:24:18 ID:unQm+xB5
>>475
GJ!社長が参戦…………
タマんないぜ!
なのはとかなみは………同族嫌悪?

478 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/05/20(日) 12:56:54 ID:K43+4wCY
むしろ中の人嫌悪

479 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/05/20(日) 13:03:34 ID:8IbTnAbx
>>475
GJ!
兄貴かっこいいよ兄貴


480 :リリカルなのは マスカレード:2007/05/20(日) 13:45:16 ID:VGgGwyJq
GJです
エタニティエイト懐かしいなぁ……
橘の存在忘れてたorz

次回に期待して待ってますw

481 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/05/20(日) 13:52:23 ID:ZtypPB4t
乙です!
ちょうどニコニコでスクライド見ていたから読んでるときさらに燃えました。


……ああ、でもダメだ。
>「切り裂かれて、塵となれ」
劉鳳のこのセリフを読む度に「切り裂かれてシリコンバレー」が脳裏に……w

482 :リリカルスクライド:2007/05/20(日) 17:31:12 ID:xbm8OTEF
>>476-481
感想ありがとう〜♪
社長がこれ程人気だったとは想定外。

次回はリィンIと前回アンケートしたフェイト変身後が登場します。
AIDAとは、人の精神に癒着し望むものを見せ(ry
ここからは、第三話で書きますのでお楽しみに〜
社長は、本編並の活躍としか書けないw

483 :リリカル龍騎の人 ◆l5ZL/l4pJY :2007/05/20(日) 18:46:47 ID:NpAbGZXn
第十一話が完成しました。投下の許可を

484 :リリカルスクライド:2007/05/20(日) 18:54:12 ID:xbm8OTEF
>>483
許可する。
存分に暴れて来い!!!!

485 :リリカル龍騎の人 ◆l5ZL/l4pJY :2007/05/20(日) 18:55:41 ID:NpAbGZXn
「カード復活!?おま、そんなの有りかよ!?」
「目には目、歯には歯、反則には反則だよ」
 デストワイルダーがガイを捕らえる。そしてタイガの方へと引きずっていった。
その当のタイガはデストクローを構えている。腹に突き立てるつもりだ。
「くそ…殺られてたまるかよ!」
 だが、ガイも黙ってやられはしない。一枚のカードを取り出し、バイザーへと放り込んだ。
『ADVENT』
 メタルゲラスが再び現れ、デストワイルダーを弾き返す。そして、メタルゲラスがデストワイルダーとの戦闘を始めた。
「く…あれ?あのライダーは?」
 ガイがいない。どうやら逃げたようだ。
「帰ったのか…ま、いいや」
 タイガはそう言うと、ミラーワールドを出て現実世界へと戻っていった。

「ったく、こいつまだ寝てるよ」
 翌朝、眠っている真司の部屋にヴィータが現れる。どうやら起こしに来たようだ。
「さぁて、今日はどうやって起こすかな?」
 いや、あの…頼むから穏便な起こし方にしてくださいね?
そしてヴィータは何かを思いついたらしく、物置へと向かう。
1分ほど後、一枚の布をマントのように身につけ、ヴィータが戻ってきた。
そして真司の部屋にある椅子や鞄などを積み、その上に乗る。
次の瞬間、ヴィータが跳んだ。そして落下までに布をドリルのように纏い、回転を始める。
どこからどう見てもナイトのファイナルベント技『飛翔斬』だ。起こすのにこんな大技使うなと言いたい。
回転をし始め、真司に向かって落下していき、そして…
「起きろぉ!」「ごはっ!」
 直撃である。
「起きねーとギガントで潰しちまうぞー…あれ?真司?おーい…」
 少しおかしいと思い、ヴィータが真司を見ると…白目をむいて痙攣していた。泡まで吹いている。
さすがにやばいと思い、青ざめる。そして、
「シャマルゥゥゥ!真司が大変だ!早く来てくれぇぇぇぇ!!」

第十一話『完全復活』

486 :リリカル龍騎の人 ◆l5ZL/l4pJY :2007/05/20(日) 18:56:34 ID:NpAbGZXn
「ヴィータ、さすがにあれはやりすぎやと思うで」
 現在の状況を簡単に説明しよう。
真司を起こそうとしてあれだけの状態にしたことは、すぐに八神家全員の知るところになった。
で、正座したヴィータに向かってはやてが説教をしている状態である。
ちなみにシャマルは真司の手当てをしている…あ、目を覚ました。
「…あれ?俺…」
「あ、気がついたのね。えっと…実はかくかくしかじかで」
 これで通じるのだから物語とは便利である。
そして事情を理解した真司がはやてを止めに入った。
「まあまあ、はやてちゃん。ヴィータも反省してるみたいだし、その辺で…」
「…せやな。被害受けた真司君もいいって言ってるみたいやし、もうええやろ。
ヴィータ、ちゃんと謝っとき」
 そう言われ、ヴィータが真司に向き直る。
「…真司、さっきは悪かった」
「ごめんなさいは?」
 横からシャマルが口を出す。
「…え?」
「『ごめんなさい』は?」
「…ごめんなさぁぁぁぁぁい!!」
 どう見てもモモタ○スです。本当にありがとうございました。

 その数時間後、アースラ食堂。
「しっかし、平和だねぇ」
「確かにな…モンスターはたまに出ることさえ除けばの話だが」
 クロノとエイミィは、平和を享受しながら昼食を取っていた。
ちなみに、クロノはきつねうどん、エイミィはカレーを食べている。
「それはそうだけどさ、でも今ならモンスターくらい、結構簡単に倒せるでしょ?なら問題ないって」
「それはそうだが…」
 ヴィー!ヴィー!ヴィー!
 アラートサイレンが鳴り響く。何かが起こったようだ。
「エイミィ!」
「分かってるよ、クロノ君!」
 二人揃って艦橋へと急ぎ向かった…
と思ったら、クロノが戻ってきて代金を払って行った。どうやら代金を払うのを忘れていたらしい。
そして艦橋にて。エイミィがすぐにオペレーター席につき、オペレートを始める。
「この反応…モンスターじゃない!傀儡兵が多数出現!」
「傀儡兵だって?迂闊だった…最近出ないから忘れていたな」
 そう、どういう訳かミラーモンスターが出始めた頃、それに反比例するかのように傀儡兵の出現が減っていったのだ。
そしてここ最近は全く出ないので、みんな忘れていたようだ。
「…と、とにかく、なのはさん達に連絡して傀儡兵の迎撃を!」
 指示を出すリンディ。それまでに多少間があったことから、彼女も傀儡兵を忘れていたのだろう。

487 :リリカル龍騎の人 ◆l5ZL/l4pJY :2007/05/20(日) 18:57:26 ID:NpAbGZXn
「ん?なんか外が騒がしいな。真司、お前ちょっと見て来い」
「あ、はい。分かりました。じゃあ行ってきます」
 そう言うと真司は、鞄を持って外へと駆け出していった。
そして外が見えたとき…驚きで鞄を落とした。
「何だよこれ…鎧?」
 傀儡兵がいる。それも大量に。そして、そのうちの一体が真司へと向かってきた。
「くっ、このっ!」
 とりあえず向かってくる傀儡兵を蹴り飛ばし、鏡を探す。だが、それより先に傀儡兵が真司へと迫る。
やられる。真司がそう確信した次の瞬間、向かってきた傀儡兵数体が両断された。
傀儡兵が崩れ落ちた向こう側には、それを行った張本人、フェイトがいた。
「真司、大丈夫?」
「あ、ああ。こいつら一体何なんだ?」
「これは『傀儡兵』。魔力で動く鎧みたいなものかな」
「そうか…こいつらは敵ってことでいいんだよな?」
 黙ってうなずくフェイト。それを見た真司は編集部へと駆け戻る。
「遅えぞ真司。で、どうだったんだ?」
「と、とにかく隠れてください!」
 真司のただならぬ様子に、ただ事ではないと察する一同。
「まさか…モンスターが出たの?」
「似たようなもんです!じゃ、俺はそいつらと戦ってきますから!」
 そして編集部の窓ガラスにカードデッキをかざし、右腕を左上にピンと伸ばす。そして、
「変身!」
 Vバックルにカードデッキを装填し、龍騎へと変身。そして窓を開け、一枚のカードをバイザーに装填した。
『SWORDVENT』
 窓からドラグセイバーが飛来する。それをキャッチした龍騎はこう言った。
「じゃ、行ってきます」
 そう言うと、その開いていた窓から飛び降りた。驚いてその窓に駆け寄る一同。
そこから見えた光景は、傀儡兵の集団と、それを片っ端から両断するフェイト。
そして飛び降りてから着地までの間に傀儡兵をなぎ払う龍騎の姿だった。
「準備はいいね?じゃあ行くよ!」
 フェイトが着地した龍騎にそう言い、そして傀儡兵の集団に飛び込んだ。


488 :リリカル龍騎の人 ◆l5ZL/l4pJY :2007/05/20(日) 18:58:17 ID:NpAbGZXn
 その頃、翠屋では。
「何て数なの?これじゃキリが無いよ…」
「確かに。これは少し骨だ」
 なのは・ライア・ユーノが同じく集団を相手に戦っていた。
この日は偶然翠屋にアリサとすずかが来ていて、この二人となのはの家族を守りながらの戦いとなっている。
それぞれが傀儡兵よりはるかに上の実力があるといっても、数が数。さらに家族や友人を守る必要がある分、多少不利だ。
まあ、それでもかなりの数を減らしたのだが。
 パリィィン
翠屋の方から窓が割れる音。傀儡兵が入り込んできたのだ。
「まずいよ!あそこにはまだアリサ達が残ってるのに…」
 だが、次の瞬間、その傀儡兵が何かに貫かれた状態で飛び出してきた。
その傀儡兵を貫いている物体に、なのはとライアは見覚えがあった。
「あれは…オメガゼールの杖?何でこんな所に?」
 そう、かつて戦ったモンスター『オメガゼール』が使っていた杖だ。
そして、他の傀儡兵の数もどんどん減っていっている。それを遂行しているのはモンスターの群れだった。
「どういう事だ?なぜモンスターが傀儡兵を…」
「…お見事。いい腕ね、佐野さん」
 中から聞こえたアリサの一言が、その疑問を解消することになった。
それを言った時、近くから人影が現れる。
「アリサちゃんを守るように、って念を押されてますからね」
 その人影が姿を現したとき、モンスターとその『佐野』の関連が分かった。
その佐野とは、銀の仮面に茶の鎧、そして二本の角を持つライダー、『インペラー』だった。
「じゃ、俺も行くか」
 そう言うと、インペラーは飛び上がり、数体の傀儡兵を蹴る、蹴る、蹴り飛ばす、蹴り壊す。
着地後、カードデッキから一枚のカードを取り出し、足のギガバイザーに装填した。
『SPINVENT』
 そして大きな二連ドリル『ガゼルスタッブ』を手に、さらに片っ端から穿つ。
「ユーノ君、手塚さん、私達も負けてられないよ!」
 そう言ったなのはが、レイジングハートを構える。
『Load Cartridge.』
「ディバイィィィン…バスタァァァァァァ!!」
『Divine buster. Extension.』
 特大のディバインバスターが、傀儡兵を一気に消し去った。
よくロボットアニメなどで、特大のビームで敵の群れを蹴散らす演出があるが、今のはちょうどそんな感じである。

489 :リリカル龍騎の人 ◆l5ZL/l4pJY :2007/05/20(日) 18:59:15 ID:NpAbGZXn
 それから30分ほど後、あらかた片付いたので一度全メンバーが合流していた。
「しかし、久しぶりに現れたと思ったらこの大群、一体何が起こってるんだ?」
 クロノが率直な疑問を口にする。その直後、エイミィから念話が入った。
『どうも、その原因が出てきたみたいだよ。
海鳴市の近くの海に、大きな魔力反応。その近くには大物モンスターの反応もある』
「何だって?分かった。すぐに…」
『待って!その魔力反応、そっちに近づいてる。多分戦うことになるんじゃないかな…気をつけて』
「そうか…分かった。みんな聞いたな?」
「いや…俺には何のことだか…」
 そう言って手を上げる真司。
「…そうか、ライダーとはいっても、魔力があるわけじゃないんだったな」
 そしてクロノが真司に今の念話の内容を説明した。
多分手塚や佐野にも聞こえていなかったのだろう。二人ともその念話の内容を今聞いたような表情をしている。

『大きな魔力反応、来るよ!』
 そのエイミィの言葉とともに、翠屋付近の空間が歪んだ。
そして、その歪みから現れたのは…P.T事件の関係者なら知っている、しかしこの場にいるのが信じられない存在だった。
「母…さん…!」
 そう、現れたのはプレシア・テスタロッサだった。

   次回予告
「プレシアァァァァァ!!」
「勘違いするな、俺はそのライダーを倒しに来ただけだ」
「傀儡兵呼んでたのこいつだったのか!」
「それじゃあ…死になさい」
仮面ライダーリリカル龍騎 第十二話『プレシア・テスタロッサ』

490 :リリカル龍騎の人 ◆l5ZL/l4pJY :2007/05/20(日) 19:01:19 ID:NpAbGZXn
投下終了
ヴィータがモモタロスと化した件は…たまにやる一発ネタみたいなものです
さしずめヴィータロスとでもいったところでしょうか

491 :リリカルなのは マスカレード:2007/05/20(日) 20:31:17 ID:VGgGwyJq
GJです!
次回予告の声、編集長だと思ってたらヴィータだったんですねw
大型モンスターっていうのも気になります
次回が楽しみです!

492 :リリカル龍騎の人 ◆l5ZL/l4pJY :2007/05/20(日) 20:36:35 ID:NpAbGZXn
>>491
あ、すいません。「大型」じゃなくて「大物」です
俺の中ではこういう解釈になってますので・・・

大型=サイズが大きい(ディスパイダーなど)
大物=戦闘能力が高い(ダークウイングなどのAP4000超えモンスター)

紛らわしい書き方してすいませんo...rz

493 :リリカルスクライド:2007/05/20(日) 21:04:40 ID:xbm8OTEF
>>490
GJです!
シャマルがエルルゥ(うたわれるもの)に見えた!

今日放送のモモタロスは悲惨でしかなかったですなぁ

494 :リリカルなのは マスカレード:2007/05/20(日) 22:11:59 ID:VGgGwyJq
>>リリカル龍騎さん

あ……すいません、俺が読み間違えてましたorz
勝手に間違えたのは俺のほうなんで、謝らなくてもいいですよ!

でもまぁ……大物モンスターとなるとさらに気になりますw

495 :リリカルなのは マスカレード:2007/05/21(月) 01:18:36 ID:8asYNMl3
ふぅ……第4話、投下します



アギトなる者は、頭の角「クロスホーン」を展開させる。

「はぁぁぁぁ……」
地面に浮かんだアギトの紋章は、アギトの足に吸収される。その影響でアギトの両足は赤く輝く。

「とりゃぁああああ!!!」
アギトは飛び上がり、ライダーキックがジャガーロードに直撃。その数秒後、ジャガーロードの頭上に光りが現れ、ジャガーロードは爆発。完全に消滅した。


そして、突如としてなのはに襲い掛かるアギト。そうこうしてる内に今に至るわけだ。

「(ディバインバスターでダメージを与えて、アースラに連行する……)」
なのははディバインバスターのチャージを開始する。
一方アギトもジャガーロードを倒した必殺技、ライダーキックの構えをとる。
「…………。」
無言でクロスホーンを展開し、先程と同じように足元の紋章がアギトの足へと吸収されていく。

そして−
「ディバイィン……バスタァーー!」
「はぁっ!!!」
なのはは桜色の閃光を発し、アギトは臆することなくディバインバスターへと飛び上がる。
ディバインバスターを突き抜けてライダーキックを炸裂させ、地面へとたたき落とすつもりだ。

そしてディバインバスターがアギトに触れようとした瞬間、なのはは自分の目と耳を疑うことになった。
「え……?!」

『Hyper clock up(ハイパークロックアップ)!!』

なのはの耳に聞こえた電子音。そしてなのはが放ったディバインバスターは何に命中することなく、地面に直撃する。
ディバインバスターが当たった地面からは煙が立ち込める。

「だ、第4号(?)は!?」
アギトと未確認第4号は別だが、新聞やニュースで見た姿と似ていたことからなのはは勝手にそう呼ぶことにした。
『なのはちゃん!アンノウンの反応、消えたよ!』
エイミィからの通信だ。
「アンノウン?」
『あ、さっきの怪物達のこと!正体不明だからアンノウンだよ』
「なるほど……。」

エイミィの話ではその場にはすでに誰もいないと言う。念のためなのはは辺りを見回すが、やはり誰もいなかった。

「……仕方ないね。帰ろうか、レイジングハート」
「Yes,Master」

誰もいない夜の空、なのはとレイジングハートの声だけが響く……。

496 :リリカルなのは マスカレード:2007/05/21(月) 01:28:56 ID:8asYNMl3

『Hyper clock over(ハイパークロックオーバー)!!』

「わぁっ!!」
アギトは素っ頓狂な声をあげて地面に落下する。
「いてて……ここは?」
次に辺りを見回す。確か自分は美杉家で家事をしていたはずだ。それが何故かこんな夜の町に一人でいる。
「……!?」
そして自分の体を見てさらに驚く。人間ではない、アギトの体をしているからだ。
「一体どうなってんだ……っ?」
アギトは呟きながらもっとよく周囲を見る。すると銀色の姿をしたカブトムシのような角を生やした戦士が目に入る。
「あ、あなたは?」
「……。」
アギト……いや、翔一は銀の戦士に声をかけるが、銀の戦士は何も言わずに立ち去ってしまうのだった。


ACT.4「目覚めよ、その魂」


アギトが消えてから数分後。

「クロノさん、話があります」
「ん?どうしたんだ?立川」
立川がクロノに話し掛ける。
「これを貴方に渡しておこうと思うのです」
「……これは?」
クロノは言いながら立川がどこからか出したアタッシュケースを受け取り、中を見てみる。
「マスクドライダーシステムです。」
「何!?」
アタッシュケースの中に入っているのは黄色いブレス。真ん中に丸い穴が開いておりどうやら、そこに何かをつけるようだが……。
「立川……どこでこれを?」
「今は何も言えません。ですがそのシステムを解析すれば、なのはさん達のデバイスをさらに強化できると思います」
「……。」
クロノは立川を見つめる。
「安心してください。今現在そのシステムの適格者は空白です。」
立川の言葉に、クロノは黙ってマスクドライダーシステム、『ザビーブレス』を受け取る。
「これが……ライダーシステム……か。」



数日後、海鳴大学病院。

「涼……お前一体どうしたんだ?」
「…………。」
「大会の途中で意識を失うなんて……一体何があったんだ?」
「…………。」
聖祥大学水泳部のエース、葦原涼は大会の途中で意識を失い、溺れて病院に運び込まれたのだ。
コーチが何を言っても涼は黙ったまま。それに相当ショックな事があったのか、目は虚だ。
一体涼の体に何があったのだろうか……


一方、聖祥大学附属小学校。

「ねぇねぇ、なのは聞いた!?」
「わっ!どうしたの?アリサちゃん……」
昼休み、なのはの後ろからアリサが飛び付いてくる。周りにはすずか、フェイト、はやてもいる。
「屋上で売ってる焼きそばパン、すっごく美味しいらしいよ」
すずかがアリサの言わんとすることを代弁する。
「焼きそばパン?」

497 :リリカルなのは マスカレード:2007/05/21(月) 01:34:13 ID:8asYNMl3
「うん!だから皆で買いに行こうよ!」



そして、屋上。

「うわぁ……」
「すごい、人だかりだね……」
パンは物凄い売れ行きで、中等部からも人が集まっているという有様だ。
「どうする……?」
「並ぶっきゃないっしょ!」
フェイトの言葉にアリサが返す。こんな人だかりを見ればなんとしてでも食べてみたくなるのはアリサの性格からして当然のことだ。

だが、5人がパンを買うために長蛇の列に並び始めた数分後。

「パンは完売だ!また明日きてくれ!」
パン売りの男が大きな声で言う。
「えーーーーーーーーーーっ!?」
その言葉に納得のできないアリサは大きな声を出す。
「ア、アリサちゃん、仕方ないよ……売切れじゃ……」
「そうだよ。また明日来よう?ね?」
なのはとフェイトがアリサを宥める。
「そんなの納得できないわよ!」
納得のいかないアリサは、金切り声で怒鳴る。すでに周囲の人間も皆教室へ帰ったようだ。
残ったのはなのは達のみ。まだ昼休みは続いているが、流石に恥ずかしい。


4人がアリサを宥めていると、パン売りの青年が近寄ってくる。
「お前、パンが食べたいか?」
「は?そ、そりゃ食べたいわよ!」
突然話し掛けられ、少し驚きながらも食べたいと主張するアリサ。
「どうしても食べたいか?」
「しつこいわね!食べたいに決まってるでしょ!」
「……仕方ない。」
男は本当に「仕方ない」という表情をしながらアリサにパンを差し出す。
「え……?コレ…いいの?」
「ああ。……ただし−」
「……?」
「ただし」という言葉に5人は男に見入る。一体どんな条件を出すのだろうか……
「おばあちゃんが言っていた。『食事の時間には天使が降りてくる。そういう神聖な時間だ』ってな。」
読者の皆さんにはもうお分かりだろう。この男は天道総司だ。5人は「何を言っているんだ」という表情をしている。
「このパンを5つに分けて、5人で仲良く食べるんだ。」
天道はそう言ってパンをアリサに渡す。
「「ありがとうございます!!」」
アリサ達5人は天道の振る舞いに対し、声を揃えて御礼を言う。本当に嬉しそうだ。
心なしか天道も幸せそうに見える。

498 :リリカルなのは マスカレード:2007/05/21(月) 01:42:58 ID:8asYNMl3
「なんだ、天道の奴結構いいとこあるじゃないか」
天道と一緒にパンを売っていた男が言う。
「ああ、当然だ。」
天道は自分は常にいい奴だと言うかのように返事を返す。
男は天道の言葉に「やれやれ」といった表情をしながらふと横を見ると、一緒にパンを売っていた蓮華が売り切れたはずのパンを食べている。
「お、おい蓮華。そのパンどうしたんだ?」
「え?師匠がとっといてくれたんですよ♪」
蓮華と呼ばれた少女(?)はそう言って天道を見る。ちなみに師匠とは天道のことだ。まぁ天道は弟子を持った覚えは無いが……

「なんだ、今日のお前はほんとにいい奴だな!で、俺の分は?」
男は天道の事を少し見直し、嬉しそうに天道に手を出す。「パンをくれ」という感じの手だ。
だが……
「加賀美……お前何を言っている?」
「え?」
「お前のパンは……」
天道は「あれだ」と言わんばかりになのは達を指差す。すでにパンは五等分され、なのは達においしく頂かれている。
「……だぁぁあああ!!!やっぱり前言撤回!どうせこんなこったろうと思ってたよ!」
加賀美と呼ばれた男は大声でそう言う。
「大人げないですよ先輩。……あ、もちろんあげませんけどね♪」
「……いるか!!誰がお前なんかに……」
哀れな加賀美を見て蓮華も見下すような態度をとる。天道は「やれやれ……」といった顔をしている。

「このパンすっごくおいしいね!」
「うん!どうやったらこんなの作れるんだろう……」
アリサ達は今まで食べたどのパンよりも美味い天道パンを食べ、感嘆の声をあげていた。
だがアリサは嬉しい反面、遠くで怒鳴る加賀美を見て少し申し訳ない気分になる。
すると、フェイトが一人加賀美の元へと走っていく。
「あの……コレ、どうぞ」
フェイトは自分の分を加賀美に差し出す。
「え?いいのかよ?せっかく貰ったのに……」
「そうだ。気を使わなくてもいいんだぞ?」
加賀美はフェイトに「いいのか?」と聞き、天道は「あげる必要は無い」といった表情をしている。
加賀美は「コイツ……」という表情で天道を見る。

「はい。なんだか悪いから……」
加賀美はそんなフェイトを見て少し感動する。心が癒された気がする。いや、決してロリコンという訳では無い。
「ううん。俺は大丈夫だから、このパンはキミにあげるよ」
加賀美はフェイトの目線までしゃがみ、優しい笑顔で言う。
「……そうですか。じゃあ、半分だけでも……」
加賀美は尚も思いやりの心を忘れないフェイトを見て本当に泣きそうになった。天道とは大違いだ。
すると−
「仕方ないわね。私も半分、あげるわよ……!」
「フェイトちゃんにだけいいカッコさせないんだから♪」
「そぉやで〜うちも半分あげるなぁ」
「フフ……じゃあ私も。」
さっきまで一緒にいたなのは達もパンの半分を加賀美に差し出す。
「みんな……」
加賀美は感動のあまり、今にも泣き出しそうな顔だ。

499 :リリカルなのは マスカレード:2007/05/21(月) 01:48:27 ID:8asYNMl3
「みんな……ありがとう!」
加賀美は涙ながらにフェイト達が差し出すパンを受け取る。フェイト達5人も嬉しそうに笑っている。
天道は加賀美には冷たい顔をするが、自分のパンを差し出すフェイト達の姿を見れば、微笑まずにはいられないのだった。

余談だが、加賀美はこの件をひそかに自分の日記につけたという。これがホントのホロホロ日記だ。おいらは進むよどこまでも。



数時間後、海鳴市某所。

眼鏡をかけ、黒いフードを被った青年を先頭に、黒フード集団がある場所へ向かって歩いている。
すると目の前にも眼鏡をかけたインテリ(少しオタクっぽい)が立ち塞がる。
「なんだ?お前は」
「お前達か、ワームというのは」
「だとしたらどうする?我々はこれからボォォードとやらを潰しにいかねばならん。……そこをどいてもらおう!」
「フン……勝手な事をされると困るんでね?」
インテリ眼鏡とワーム眼鏡が会話を始める。
「ならばどうするというのだ?」
「フ……悪いが死んでもらう!」
言うが早いかインテリ眼鏡−『金居』−の姿はみるみるうちに変わってゆく。
黄金の鎧を身に纏い、双剣『ヘルター』『スケルター』を振りかざす。その姿はまさにクワガタムシといった感じだ。
ギラファノコギリクワガタの祖となった不死生物、『ギラファアンデッド』はワーム集団へと襲い掛かるが……

「ほぅ、面白い。……フリーズ!!」
ワームのリーダー格、『乃木』が言うと同時に時間の流れは停止した。そしてカブトガニの姿に似た『カッシスワーム』に変身し、ゆっくりとギラファアンデッドに近づく。
「ふんっ!」
「ぐぁっ!?」
カッシスワームがギラファアンデッドを切り裂くと同時に時間は流れ出す。
「……どういうことだ!?」
「フフフ……君では私の相手は勤まらない。つまらないよ」
「……クッ!」
乃木に言われ、人間体に戻った金居は悔しそうに地面を叩く。

「今回だけは好きにさせてやる……だが、このまま済むと思わないことだな。」
金居は立ち上がり、乃木に言う。
乃木はそんな金居を見て「フン!」と鼻で笑うそぶりをし、そのまま立ち去って行くのだった。

500 :リリカルなのは マスカレード:2007/05/21(月) 01:56:49 ID:8asYNMl3


同時刻、美杉家。

「く……うぅぅ……!」
翔一は頭を抱えて苦しみ出す。
「どうしたの!?翔一クン!」
翔一と一緒に生活している真魚が駆け寄る。だが翔一に触ろうとした瞬間、翔一の目付きは変わり、真魚を無視して走っていってしまう……。


一方、海鳴大学病院。

「ぐぁあ……く……うぁああああ!!!」
病室で苦しみ出す涼。
涼の体は緑に変色し、腹にはまるでライダーベルトのようなまばゆい光りが輝いている。
「ぁあああああ!うわぁああああああ!!!」
涼は腹を押さえ本当に苦しそうな、悲痛な叫び声をあげる。
今まさに、一人の戦士が覚醒しようとしていた。


さらに同時刻、アースラ。

「なのは、フェイト、はやて!ワームだ!デバイスを受領したらすぐに出動してくれ!」
サーチャーに反応したワームを殲滅するため、クロノがなのは達に出動要請を出す。
「うん、わかった!で、そのデバイスは?」
「すでに改良終わってるよ!全体的な能力の底上げと、新しいシステムを搭載しておいたから!」
エイミィはそう言い、三人にデバイスを渡す。


そしてさらに数分後、BOARD。

「これは……!?」
なのは達三人が到着した時、すでにBOARDは壊滅していた。
建物は破壊され、研究員は殺され、今ここにいるのはワームだけだ。
「……こんなこと……許せない!」
「私は生き残った人を探すから、フェイトちゃんはワームの殲滅、はやてちゃんは私達のサポートをお願い!」
「「わかった!」」
そう言いなのはは破壊された建物の中へと入っていく。

「いくよ……ランサーセット!」
『Get set』
フェイトの周囲に魔力でできた雷が浮かぶ。
「ファイア!」
フェイトが叫ぶと同時に射撃魔法、フォトンランサーがワーム達めがけて飛んでゆく。
当たったワームは爆発し、緑の炎と化す。
「こんな奴らに……負けられない!!」
フェイトは上空から次々とワームを殲滅していく。

「サンダースマッシャー!」
『Thunder smasher(サンダースマッシャー)』
フェイトは雷を放ち、ワームの数を着実に減らしてゆく。

すると、ワームも減ってきたころ、建物の中から一体のワーム(成虫)が現れた。クモのような姿をしている。
「あいつが……!」
フェイトはクモワームことアラクネアワームへと接近しようとする。
だがその時、一台のバイクが突っ込んでくる。
「何!?」
フェイトとワームの動きは止まり、バイクに注目する

501 :リリカルなのは マスカレード:2007/05/21(月) 02:05:52 ID:8asYNMl3
バイクに乗ってきた男は、ヘルメットを外し、黙ってワームに接近する。

ゴウン ゴウン ゴウン ゴウン……

奇妙な音を立てて、男はベルトらしき物からまばゆい光を発している。ベルトが眩しすぎて男の顔等は一切見えない。

そしてワームはその男にパンチやキックといった攻撃を仕掛けるが、すべて受けられている。
「……あれは?」
しかもよく見れば、受けた場所から少しずつ姿が変わっていくのだ。
「未確認生命体……第4号?」
フェイトは光り輝くライダー、アギトを見てなのはと同じ感想を述べる。まぁ外見が似ているため、仕方ないといえば仕方ないが。

ワームはアギトへ攻撃を仕掛けるも、やはり全ての攻撃にカウンターを入れられる。
「フェイトちゃん!何や、アレは!?」
「あ、はやて!わかんないけど、多分なのはを襲った奴だよ!」
「じゃあ……敵?!」
駆け付けたはやてもアギトを見てそういう。だがもう決着は付きそうな雰囲気である。

アギトは体の色を青く変色させ、ベルトから薙刀状の武器、『ストームハルバート』を出し、変型させる。
「変わった!?」
「伸びた!?」
フェイトはとやても驚いている。フェイトはアギトの色が変わった事、はやてはストームハルバートが伸びた事についてだ。

ワームはアギトに向かって走り出す。アギトはストームハルバートを構え……
「……っ!?」
次の瞬間、アギトのストームハルバートはアラクネアワームを腹から真っ二つに切り裂いていた。
他のワームと同じように緑の炎に消えるワーム。アギトも元の金色に戻っている。

「……今日こそ、話を聞かせてもらうよ!」
フェイトはそう言い、アギトに向けてバルディッシュを構える。アギトもこちらに気付いたようだ。
だがその場にもう一人、ある人物が現れ、またしてもアギトに話を聞くのは断念せざるを得なくなるのだった。



「……これは!?」
ブルースペイダーに乗り帰還した剣崎一は、壊滅したBOARDを見て絶望的な表情になる。
そして目の前にいるのは明らかにヒトでは無い生物。アギト。

「お前か!……お前が皆をやったのか!?」
「…………。」
アギトは黙って剣崎へと向かってくる。アギトには明らかに殺意のような黒いオーラ(?)が見える。
「……。許さない……お前だけは絶対に許さない!!」
そう言い、剣崎はベルトを腹にまき、ゆっくりと右手を上げる。
そして右手を反転させ、左手と右手を入れ替え、左手を伸ばし……
「変身!!」
『Turn up(ターンアップ)』
ベルトから現れたゲートを剣崎が通ると、剣崎の体をオリハルコンエレメントが包む。
「あの人もライダーなん!?」
「そうっぽいね……」
フェイトとはやても新たなライダーの登場に、面食らっているようだ。

フェイト達の前に現れたのはスペードの戦士、仮面ライダーブレイドだ。
アギトは黙ってブレイドへと歩みよる。そしてブレイドも『ブレイラウザー』を構え、アギトへと走ってゆく。
こうして謎のライダー・アギトと、仲間を殺され怒りのままに戦おうとするブレイドの戦いが始ろうとしていた……。

502 :リリカルなのは マスカレード:2007/05/21(月) 02:12:03 ID:8asYNMl3
次回予告

私達の前に現れた新たなライダーは仲間の仇を討とうとする。

そして話を聞かずに襲い掛かる戦士。彼は敵なのか、それとも味方なのか……

一方、異形の力に覚醒してしまった男はその容姿から、信じた人々に裏切られる

そしてこの事件の裏で暗躍するカテゴリーキング……

私達の戦いが、ついに本格的に始まろうとしています

次回、 魔法少女リリカルなのは マスカレード『愛惜の旋律』
にドライブ、イグニッション!



スーパーヒーロータイム

「なんなんだよ、このライダーは!敵なのか味方なのかハッキリしやがれ!!」

「う〜ん、多分次回くらいではっきりするんじゃないですか?」

「なんでテメェにそんなことわかるんだよ?おい、翔一?」

「ん〜それは次回のお楽しみですよ」

「だぁー!今言え!すぐ言え!はっきりしやがれー!」

「あ〜もう、モモタロス!ネタバレはあかんよ!」

「ゲ……お前は確か……八神はやて……さん?」

「私もいるよ?」

「フェイトぉ!?……さん。」

「どうしたの、モモタロス?」

「な、なんでもねぇよ!」

「モモタロスってもしかして……女の子に弱いのかな?」

「んなわけあるか!?何言ってんだ良太郎……」

「こぉら、バカモモ!フェイトちゃん達にまで手を出したら、承知しないからね!」

「(ゲ……ハ、ハナクソ女!)」

「何か言った!?」

「いえ何も!!」

「なるほど、ハナさんおるからうちらに頭上がらんのか♪」

「う、うるせぇよ!とにかくだ、次回もリリカレード、よろしくな!」

「コラバカモモ!何最後だけ占めてんのよ!しかも変な略し方して!」

「ひぃ〜!!」

503 :リリカルなのは マスカレード:2007/05/21(月) 02:13:55 ID:8asYNMl3
投下終了です

今回もやたらと突っ込み所が多い気がしますが、まぁ大目にみてください(ぇ

504 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/05/21(月) 06:53:51 ID:LPTqCHwK
>>503
金居さんキタアァァァ!!
ってすぐ負けちゃったよ・・・
キング少年だったらスカラベの時間止めで対抗できたのに・・・
所で、マスカレードさんはオーディン、究極クウガ、剣王の平成三強となのはフェイトはやては
どちらが強いと思いますか?

505 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/05/21(月) 07:35:47 ID:RLVqyTq1
>>503
GJ!
そういえばクウガは相手をプラズマ化させられるんだったな……
あれってズルくないか?

506 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/05/21(月) 07:58:28 ID:cUJEO7XW
リリカルマスカレード、乙彼様です!

加賀美……フェイト達に飯を恵んでもらう情けなさがなんてらしすぎるw
Hカブトの救出に学校侵入(怪談と鏡も?)ネタにボード壊滅とクロスネタもまた上手い……
個人的には未だに姿を見せない夢を守る猫舌男達の参戦まだかな〜
是非ともアクセルフォームでソニックフォームやゼクトライダーとのスピードバトルがすごく楽しみです。

時に質問ですが、劇場版のキャラ達の登場は考えてますか?

507 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/05/21(月) 11:00:02 ID:zrnpcy0K
カブトとのクロスオーバーもみたいな
あの面白きゃらとの掛け合いを

508 :リリカルスクライド:2007/05/21(月) 11:55:30 ID:UZlrVJfg
>>リリカルなのはマスカレードさん
良い仕事してますねぇ。
ダディの暴走に期待しながら待っておりますw

退院から明日で1週間…手術後12日目(´・ω・`)
咳と痛みは減ってきたけど、傷があんまり治ってなくて、
自転車にも乗れない&大学にも「無理してこなくて良いぞ」
と教授にも言われて休養中な今…書きまくるぞ!

リリカルなのはStsを見てきた…白い悪魔光臨
一応、私の小説はわだかまりが無くなった後って事で脳内保管してくださいw

509 :リリカル龍騎@携帯:2007/05/21(月) 13:21:38 ID:lW9Q9Z0H
>>503
いつもながらGJです
加賀美の情けなさに全俺が吹いたw
そしてついに剣崎登場キタァ!
果たしてあの滑舌の悪さは解消・・・無理か

510 :リリカルスクライド:2007/05/21(月) 13:58:55 ID:UZlrVJfg
そろそろ500KBに成りそうですね。
新スレ立てが必要な時期かも


511 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/05/21(月) 17:12:31 ID:LPTqCHwK
>>505
それはアルティの方。
通常4フォームとライジングフォーム、アメイジングフォームではできない。
他にもアルティメットには4フォームの能力を持っているだけじゃなく、天候操作
などもでき、必殺技は核弾頭一発分(これはガセかも)とか聞いたことある。
それだけでも恐いのにパンチ力80t、キック力100と化物みたいな身体スペックも持ってる。
他にもミサイル爆撃に耐えることができる防御力を持ち、磁力操作で遠くの敵を引き寄せるたり、時間停止ができる剣王、
瞬間移動で自由自在に移動し、必殺技はロイストを超える500トンの威力を持つオーディンなど平成ライダーにはなのはに
勝るとも劣らない化物が揃ってる。

>>507
それ俺今考えてるけど構成に時間掛りそう…

>>スクライドさん
俺も見ましたよ…
なのはさん恐いよマジで!
十年って月日はおそろしいなぁ…

512 :リリカルなのは マスカレード:2007/05/21(月) 19:22:52 ID:8asYNMl3
皆さん感想Thanksです!

>>504
う〜ん……
自分的には剣王>究極>オーディンであって欲しいですね……
ってこれじゃ好き順か……

>>506
あまりネタバレはしませんが、一部出るライダーもいるかと思いますよ

513 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/05/21(月) 19:50:41 ID:d5oSyK5Y
じゃあ、次スレ立ててくるけどいいかい?

514 :マロン名無しさん:2007/05/21(月) 19:56:02 ID:qsAVhS+t
OKだろ。URLはってな

515 :513:2007/05/21(月) 19:57:19 ID:d5oSyK5Y
すまん、エラーで出来なかったorz

516 :リリカルGEAR@第1話執筆中:2007/05/21(月) 20:07:25 ID:+hNpMUIG
なのはStSと電童のクロスって需要ありますか?

517 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/05/21(月) 20:10:51 ID:d5oSyK5Y
ある、あるから次スレが必要だ

518 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/05/21(月) 20:11:23 ID:gTtcrBy9
スレ立ててきてもよろしいか?

519 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/05/21(月) 20:12:52 ID:d5oSyK5Y
GO!

520 :マロン名無しさん:2007/05/21(月) 20:13:19 ID:qsAVhS+t
いんじゃね?


521 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/05/21(月) 20:18:44 ID:gTtcrBy9
立ててきたよ。
http://anime2.2ch.net/test/read.cgi/anichara/1179746193/

522 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/05/21(月) 20:22:57 ID:d5oSyK5Y
GJ

523 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/05/21(月) 22:10:55 ID:d5oSyK5Y
埋めるべきか?

524 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/05/22(火) 01:37:36 ID:ei5VmKwg
             l: |l :::iヽヽ{::::::::::::::::::::::::::::::::::リ: :イ`ヽ// l: ::l:. : : : : : :
           ',:|ヽ::|:::lヽl::::::::::::::::::::::::::::::::://:::| // |: : l:.: : : : : :
           l| ヽ|ヽ,l::}  、         j: : ::jノ/   |: : :l::: : : : :  
                l:ヽ  ー="   .イ::://    |: : ::l::: : : : :    誰が悪魔だって?
                |: ::iヽ、       イ//‐|,     |::::::::l:ヽ: : : :
                l: :リ  ` --r '´ //  /`┬ 、 .|:::::::::|:::ヽ: : :
                V    | l¨l    ./  |  `ー-、:l:::::::\
  ┌――――――――――┐__//大l   /   .ト、    `ー--
  |                    |::/  |/∧ヽ /   j  ヽ    /
  |                    |/  |V V /   /    \ /
  |                    |l|  |'⌒ヽ/  /    i  /j´   __
  |                    | l  |  / ,/     | .//  /r⌒


525 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/05/22(火) 01:38:29 ID:ei5VmKwg
                    /: :: : : : : : : :\ : : : : : : : : : : : : : : : : : \/   ./.: :\
                       /: : -‐ァ: : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : \ /: : : : : : \
                  // /: : : :/: : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : .:|く: : : : : : : : : : |
                      / /: :/: :/.: : : : :/: : : : : : : : : : : : : : \: : .: .:.:| \: : : : : : : .:|
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   _                  /: /: : : :./: :/.: .: :| :/|.:./|: : |: : : : : : : : : .:|: : : : ∧    \ : : : |
  / ̄`ヽ、             {: /|: : : /|.: :|: : |: :|/__V:::|: : |: : l\: : .: .: .:|: : : /  \    \:.:.|
 {      \           V .|: : /._|.: :|: : |: :lrァ‐x::::\|\|_\: : : :|: : /     \    } |   次スレに行きなさい
.  \     \.             |.: :|´|: |: : |: :|弋タ`::::::::::ィァ‐ェ、.|: : /⌒l        |\. /: |
.    \.      \          /\|. |.: :|: : |: :|      弋ェタゝ|: /l. /      |: : ∨: :.|
.     \.     \      〈    \|\|: :|、   l.        レi :レ'ー-、____/ ̄`ヽ: : |
        \     }\___/ ̄`ヽ     .|.: | \   ‐-      .ィ´|.:|    }. }. |     \|
     / ̄\__ノ::.::.:\   \         レ'  .\__  -‐ ´/ |.:|     / / !       \
.     _/::.::.::.::.::.::\::.::.::.::.::.::.\   \       }ヽ   |`ー┬r‐' /レ'  // |
   ./{::.::.::.::.::.::.〈:.::.::.::.::.::.::.::.::.::\   \     ./ 〉 〉  |`ー| |一'´/  く. く   |
  _j::.:\::.::./´ ̄\::.::.::.::.::.::.::.::.::.:|    |  }. / 〈 〈.   l.   | |  ./    > >  .|
 /::.|:.::/\{.    ヽ::.::.}─‐-、/j   |  / ./   \\  V´ ̄`V     //   .|
. { :.::∨   \     レ'    /::.|    l/ ̄{     \\ \  /   //    .|       _
 \/ \.    `ー‐f´    ./¨7   /   ∨     \\ ∨  //       |    _ -‐'´\
   \. \___/`ー一'´  ./   /     ∨  ___\\//____   ./‐<´
    `ー一'´ \      /   /      .|\i´: : : : : : `Y⌒Y´: : : : : : `i /|    \
           \.    /   /       |  |: : : : : : : :人__人: : : : : : : :j   |     \

526 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/05/22(火) 01:39:16 ID:77D+XXQy
なのはさんは悪魔なんかじゃない!!








魔王だ!!

527 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/05/22(火) 01:39:34 ID:ei5VmKwg
                                  _
                                〃⌒ヾ
                        /{    _    {{  _
               ___      /:│,.ィ/ \ ̄ ̄´   \
               \::..::.:`ヽ、  /::.:.j/ / /^     l \   ヽ
                \_::.:..:..ヽ__{::.: イ | _| /|   ハ ! \ lハ
                  `>=ヘ:::マ__j l|]l 斗‐/ハ│ヽlヽ! |
                  /::.:/: {!-'⌒| l| │Wx=、  ィ=、Yヽ|  次スレにレッツゴーでありますよ
                 〃;ノヽ-}!::.::.:ヘ! l| │{! ′ r ┐⊂⊃
                  {厂ヽ、_::{i::.::.::│ハ  ト、\ __, .イ ∨_____
                /::/    7¨ ̄ ::| │ l >、_Vヽ_{`ト'-、| xー -、/ト、
                 〈::〈::. `ヽ/  .:::::::|  N/ヽ  \∧| ヽ_7>ヘノ  | \
              /_∨l::.`ヽi  .:\:::|  | f\ xー<>‐'´       |   ヽ
                / ̄¨¬=- ニ;__..:::::::| _|⊥ -く ___)      /     | ̄ ̄
             , -―/          ̄ ¨7ハ           、 /、_ノ  |
_____/こ>ー"   /              //∧    l  | (, ノ        |
.   / /´     l_           〃  l       ノ       ┼    !\
     l          ̄¨¬ニ.____/    l     l ┼  ゝ-、 9    :|、 \
     |               \       |   レ (フヽ  ノ       _| }\__)
     |             ヽ  \     |            _,. <_ノ
     |´  ̄`丶、_        \.  ヽ     |        _, -‐'´
.     \    / `丶二>ー\  ヽ  ',    |     _, -‐'´
         \_,/           ̄`ヽ_ノ>、__|__, -‐'´
.    ___/


528 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/05/22(火) 01:40:48 ID:ei5VmKwg
.、     ヽ::ー`、:;:;:;:;ヽ、      |、 l::、
.lヽ  ___ \:;:;:`ー:;:;:;:l     |;:^:;:;ヽ、
│;\ ー、: ̄`ー:;:;:;:;:;:;:;l /´ ̄ ̄`. ー、!_   ,.、
 ヽ:;:;\  `ー-、_:;:;:;:;:;:;:!    , -ニ` ー`'´ │
、  ゝ:;:;:;\  <_;:;:;:;: ;:;:;! , ' //       、|
l :`-`、:: ;:;:;:| ∠_:;:;:;:; /, イ. / , _/ / | l l ヽ
ヽ、:;:;:;:;:;:;:;:;::!  ∠/, ,-/´ / / ///、,イ │.| | .!
  \:;:;:;:;:;:;:;:.!/// .lヽ! , '| | .!/,'|ヽ、`ト /|│ | |、
ヽ` 、丶、:;:;:;:;/.//   /ヽ!l| |.|‖   {':j`l/ |‐| /! ||、!      お前も、もう次スレに行け…
 ヽ:;:;:; ̄::/〃  / 〃l||  `==   〈l' // リ'i !
  \:;:/. |! -‐''ー、〃/|_|.   |,〃" .__ ,ィ/ノ'〉/ ヽ.、
  </ ,/:: ::::::::::::: \ ̄|.  |'     / |  '´    丶.、
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529 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/05/22(火) 01:42:52 ID:ei5VmKwg
                             ヽ、
                  , :<´ ̄ ̄> 、}}ノ
              ー=≠": : : : : : : : : : : : :\
                 /: : : :/: {: : ヽ: ヽ : : ヽ:ハ
               i.: ::{ 斗-ハ: : :}十ト:i :}: :}: :}
               | { :|:W示h: :j示Y j: :|: :l   こんにちは、次スレで待ってます
                    v|八:代り ソ辷リ }/: :i /
                Y:ヘ  _     } : /′
                 Yヽ. ヽノ   /: /ヘ
                   ヽi{`>- イ´/W}<
             /⌒ヽ   /i>く´   }ヘ\}
              {=x ノー ': ,/{/こ)'ヽ/ : l: : :`>: 、.._
           /^こヽ{ : : : / :| ,ハ   ∧: : }: : : : : : : : :`ヽ
             ノ  ヽノノ: : : : >:|/ || /: :`<: : : : : : :/: : : :}
         ∧/^Y,イ}: : : : く : {' l」/: : : :/ : : : : : /: : : : :|
         /: :{^ノ|: /|: : : : : ヽヘ、/: : :/「^}___ {/: : : : : ヘ
        ,/ : 〃: ||/: |: : : : : : :\' : /{⌒ 'こ} :〈 : : : : : : :〉
こ二二二二二二二二二二二二二二二二二二}> 、} : : : : : {
                              | : : : > 、 : : |
                              | : : : : : : : > 、

530 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/05/22(火) 01:45:29 ID:ei5VmKwg
    私はこのスレを片付ける

      {   _. - " ̄ ̄ `ヽ、    \
  __ヽ /            \====ミ、\
  ⌒> ′       '^ヽ、    }ハ  '´「 「_.`ヽ´ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ` 、
 /               \  r Y'|、  |/    ヽ            < \\
./       |   \ 、  V´r' | \_./        ',            \ \\ /^!
l  /  /   ハ.  、\\ヽ> ∨  | | | ;'┐    _|___/^ヽ、    / 、〈 / ./
| ./'l ,' l ||∧   ト、>示| |^V `| | |〈  >‐<__/__/  、  \  / / ', //!
|/ | | ハ | rr.ミヽ ヘ.' Vzリ }ハ | /  | | V」┴/   `       ヘ   `<./__,/イ V|
  | |  V∧V〉 \      | |'__  |.∠ _ / /^ /  、    |   |/ rx V――-、  じゃあ、あたしは次スレを相手にするぜ
  ヘ∧   | ハ  ′ _   /| レヘ   / / /   |  l \ ヽ |    ||  、 rj ̄ 「´
      \ ト、 |> `、__,/x'| l   〉/ / ;  ′,イ !   ト、 x:≦、l   !ト、_キノ |;'
.      ヽl/| |   /::::::| l lノ /,//| | | ト|、 ト、 |< r'::ハ |    |  |  | |/
        |「ハ!  イ:::::::::| |     |  | | | |<fホ. \ ヒz:リ !    ! /  |/
       __|   V |:::::::: | |     |  | l ∨ハ ゞ',         l|  ./_/    /
      /´  〉 ノ  ゝ- 〈〈.     |   ∨|    }、  ‐       |  /  \ /
    /   }/≠≠ fニヾ   j.     l∧ | ヽ、   /__|. /〉- '´ ̄ ̄\
   /   /.//     Vニニ{_ -    \|/  _`ニチ::::::::::::|// /         \
  /、_./ ≠≠       | |  \    _ ./ ̄/::::/' ニ!:::::// /      ./二二\
  |  イ    ||       | |    `ー〈./  ./'"´|:| l:::// ;    //     \
  ヽ. ハ   V{         | | <ヽ、 . イ   ,イ    ̄//   j   //        |
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