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リリカルなのはクロスSSスレその5

1 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/06/27(水) 00:19:30 ID:0HciTb57
ここはリリカルなのはのクロスオーバーSSスレです。

ガンダム関係のクロスオーバーSSは新シャア板に専用スレあるので投下はそちらにお願いします。
オリネタ、エロパロはエロパロ板の専用スレの方でお願いします。
このスレはsage進行です。
荒らし、煽り等はスルーしてください。

前スレ
http://anime2.2ch.net/test/read.cgi/anichara/1182002145/

前々スレ
http://anime2.2ch.net/test/read.cgi/anichara/1180901290/

前々々スレ
http://anime2.2ch.net/test/read.cgi/anichara/1179746193/

前々々々スレ
http://anime2.2ch.net/test/read.cgi/anichara/1177202668/

まとめサイト
http://wiki.livedoor.jp/beast0916/d/

2 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/06/27(水) 00:25:06 ID:tr/T2kIR
>>1
 lヽ  ,、,、./    ,-、_,-、    , '´ ⌒、ヽ
<)' ~´ハバ    Y ;' A`)    l(((!((("メi       /゙Y /^ヘヘYヘ
| イノリノハ)): : : :`ヽ/´ ̄ ̄   从^ヮ^ メij   刀. /,ィjミノレハ从リヾ      )
ノ.人l|゚ -゚ノl| , '" ̄: : : : : : : : {十}゙ii゙゙゙ii゙`):\/: : : く+ハ(!`Д´ノハ+>,'`》'´⌒`彡.
ノノ /:/.:.:.:.:.:/.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.ヾ:ヘ\: : : : : : : : : : : : :::∪: :∪: :ノ,ィ∝ノノ)))))
ノノ l://.:.:/.:./ .:./ .:l.:.:,'.:.:{:.:.:.:.l.:.:ヽ.:.:.Vl:/(((从从〉*⌒: : : : ,(_: :_:  :( ( ゝ(l!゚ -゚ノ|l
   /.:.:/.:. l:.:.:.!>ト/{.:.ハ.:.:斗<:l:.:.:.l.:l  |l゚ヮ ゚ノ|l ! ̄`7>f^⌒ヾYノ):: <(^!!つつ
  .:.:/.:.:.:.|:l.:  レ仟圷ヽl ヽfチ圷 |.:.:l:|  ⊂!卯(⊃ t  xくけ从ハル=ト<
  /!.:.:.: 从.:.{.  V;;リ    V;;リ 'j.:.,' |  t〈_|_ヽ.>  )/: : : :.リ、∀`*リハヽ
  ハ.:.:..)Wト:.ゝ     '    /.:/レ|   _ し'ノ  /: : : : セ二/,-' ̄ ̄ ヽ
 ハ.:.:..:.. ::.ノ 彡     V 7  彡'.:.|  ∠ =。= ヘ  /: : : : :/    ( ((ハルヽ ,- ̄⌒ヽ
    从从从)   、 ´   ,イ! .:./ i !!ノリノ))》 ,': : : : /     `ゝ^o ^ノ: :i(《レノリノハ) )
   . ::)l|゚ ヮ゚ノl|ヾ ト≧≦ュ| リ/   ノi゚リ.゚ ヮ゚从 i: : : : {    、 _☆ミつ介》|  #`−´ノ: :
    ∪ ̄∪, / | >tく |ヽ、__ (つ)Ψ(^つ  {:, -===、アヘヘ `ヘ___ノ::: <( つ[!;つ: :
     /ヽ::::::::::::::::/ |/ l只lヘ|  l:::::::::::::::: ̄ヽ    {7/^ー^ヘ.ノ八从ハ : : : : : : : /
    |:::: ヘ ̄ ̄ {____|{{<ハ>}}_j ̄ ̄`メ:::::::::|    ∨ifノハヽhリ・ヮ・ノn :〈y <(^!!つつ
    |::::{ \   / ∨⌒∨ \   / l::::::::|     ルl| ゚ヮ゚ノル!弁{ ン ∠† _(†ヽ彡
  /ll::::}\ ∨ \  ,VCV  ∠ _∨ |::::/ハ      / ,_厂})){ヒつつ  又 !从从))))
  { }}:::::ン  ̄}__/ ̄`^<_/ /,弖  l ::{{ }    / /_j_j>j      〈y.リ(l|`(フノ|l!
  __/   /  /   ●~`\r'〃ニフ   }::V/.    ん'(_ノノ、ノ    〈y <(^!!つつ

3 :通常の名無しさんの3倍:2007/06/27(水) 00:33:36 ID:hTQddqru
>>1
いえ〜い三番載り〜

4 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/06/27(水) 00:35:55 ID:ipgdfX6n
>>1
乙です〜
一桁初ゲット!

5 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/06/27(水) 01:36:34 ID:Th4zVpNX
なのは「今こそ私達の力を合わせる時!」
一同「ハイッ!!」
フェイト「いくよ!」
スバル「魔法の力!」
ティアナ「そこに生まれ!」
エリオ「大いなる!」
キャロ「奇跡!」
はやて「ミラクル!」
ヴォルケンズ「スターライト!」
一同「ブレイカァァァァァァ!!」

恭也「此の力は・・・そうかこれが。」
ナコト写本「マ、マスタァァァァァ!!」
恭也「もうよい・・・大儀だったエセルドレーダ、もう休め・・・これで・・・。」

6 :リリカル犬狼伝説:2007/06/27(水) 01:55:06 ID:2fbvN/42
>>1

>>5
ちょww中の人キタコレ

7 :なのはVSボウケン:2007/06/27(水) 02:06:02 ID:Z3n/nV0M
>>1乙です。そんなに長くはないけど、こっちでいいのかな?
前スレですが
>>ハンターのクロス
GJ!ハンター原作は途中までしか読んでませんが頭脳戦に期待。
>>なのはStS×覚悟のススメ
GJ!覚悟カッコイイ!文章力がそれを引き立ててますな。
こちらもストイックな主人公なので恐縮ですが、Shinobiとの短編の二話を10分くらい後に投下したいと思います。


8 :タイトル未定:2007/06/27(水) 02:17:35 ID:Z3n/nV0M
「俺が――最後の朧だ」
朧月が仄かに照らす夜の下、彼――秀真はそう答えた。
一族の仇を任務として殺す。一族の屍を任務だからと切り捨てる。
それはフェイトにはとても理解できない感情。
「あなたは……何で一族の人を斬ることができるんですか!?大切な人達だったんじゃないんですか!?」
思わず声を荒げてしまう。
自身は気付かなかったが、その声は震えていた。
秀真は背中に差した妖刀『悪食』を月に翳す。
「友も師も……そして兄もこの悪食で喰らった。彼らは俺の前に立ち塞がった……故に斬った。それだけだ」
悪食は月の光を浴びて輝きを放っている。
「そんな……そんなことって!」
「お前には関わりのないことだ……。黄金城に行きたいなら好きにすればいい。だが、奴は俺が殺す」
そう言って秀真はフェイトに背を向けた。
――何故だろう?"殺す"という行為に違いはないはずなのに。
復讐ならば良くて任務ならば悪いとでも云うのだろうか?
フェイトは、自分の気持ちが理解できない。理解しやすい理由を求めているのかもしれない。
彼の背中には朧の家紋が輝いている。それ故の言葉なのだと、この時のフェイトは解るはずもなかった。
そして彼もまた、フェイトが秀真に執着する理由に気付くことはない。

第二話 『嵐』

廃墟と化した摩天楼をフェイトは飛ぶ。かつての大都会は、今はもう見る影もない。
そして彼女の下を駆けているのはやはり赤い影――秀真であった。
あれから話すこともなく、空と陸に分かれてしまった。
「目指す場所は同じだろうと、共に行く必要はない」
そう彼は言った。
それでも、フェイトが彼の上を飛ぶのは彼の真意が知りたいから。
夜風に頭を冷やして考えると、ふと疑問に思った。
――何故、彼は一族の秘密を話したのだろう?
出会ったばかりの少女に、ヒルコの情報はともかく、悪食や一族のことなど聞かれるままに喋ってしまっていいのだろうか?


9 :タイトル未定:2007/06/27(水) 02:18:44 ID:Z3n/nV0M
あれだけ任務、任務と言っていた人がそんな重要なことを忘れるとは思えなかった。
彼はそんなことなど気にもとめず走り続けている。
「俺はなんとしても奴を斬らねばならない」
彼の言葉を思い出す。
あの時、答えた彼からは『怒り』も『悲しみ』も感じなかった。
聞いた時はただ驚き、怒ることしか頭になく。
『決意』。彼の言葉に込められていたそれを、フェイトは今の今まで忘れていたのかもしれない。
今度こそ彼の戦う真の理由を知りたい――フェイトはそう思った。

黄金城に近づくにつれ、式神の数が多くなってきた気がする。そしてそれは下も同じようだった。
下からは式神や忍の断末魔が聞こえてくる。
「下に……降りたほうがいいかも……」
空からでは敵にも見つかりやすい。倒すのは難しくないが、時間や魔力を無駄に使いたくもなかった。
そして何よりも――秀真の話を聞いてからは、元は朧の忍だったものを斬るのは抵抗があった。
敵の少ない道を選んで路地を駆け抜けると、やがて開かれた空間に出る。どうやら公園のようだ。
「降りてきたか……」
振り返ると、秀真も追いついてきていた。
互いに何も話すことはなかった。いや、正しくは何を話せばいいのか解らなかった。
重苦しい沈黙(感じていたのはフェイトだけかもしれないが)を先に破ったのは秀真。それも嫌な形で。
「どうやら俺達は誘い込まれたようだ」
秀真はまるで変わらない口調で呟く。
途端に背後の路地は結界で塞がれ、幽鬼のように複数の忍や忍犬が姿を現す。
「罠!?」
解りきったことに秀真は答えなかった。答えの代わりに悪食を抜き放ち駆け出す。
背後から踊りかかる紫装束の忍にフェイトも瞬時に『バルディッシュ・アサルト』をハーケンフォームへと展開し、すれ違いざまに斬り捨てる。
斬られた忍はしばらく何かを掴むように手を伸ばすが、じきに完全に消滅した。
「ごめんなさい……」
――解っていたはずなのに。
これは既に屍だと解っているのにやりきれない気持ちが溢れてくる。


10 :タイトル未定:2007/06/27(水) 02:19:46 ID:Z3n/nV0M
彼は、秀真はもっと辛いはずなのにその剣閃に迷いは見られない。
屍は魄へと変わり、悪食へと吸い込まれる。その禍々しい光は浄化の光ではない。魄を喰らいその内へと永遠に縛るものに見えた。
戦闘中に気を抜くなど普段なら有り得ないことだが、ほんの数秒俯いたフェイトは高速で迫る物体に気付かなかった。
風を切る音に顔を上げた時、既にミサイルは目前へと迫っていた。
しかし、それはフェイトの目前に高速で跳び込む影によって両断され、爆散する。
フェイトの前を跳んでいたのは秀真、そしてコクピットを真っ赤に燃え上がらせた戦闘ヘリ。

「立ち止まるな!!」
秀真がフェイトに叫ぶ。
「は、はい!」
状況認識の追いついたフェイトは空へと舞い上がり、その跡を機銃の掃射が穿つ。
空から見下ろした公園は完全に囲まれていた。これほど囲まれていても気付かなかったのは、魔法とは別種の陰陽術のせいだろう。改めてフェイトは畏怖を憶えた。
中央を狙える位置に戦車が3台。空には戦闘ヘリが2機。
(でも……生きた人が乗っているようには見えない……)
おそらく自衛隊の破壊された兵器を式符で操っているのだ。
下では秀真が戦っている。彼の腕なら心配ないだろう――そう考えていた。
複数の忍に囲まれた秀真は巧みに場所取りを変えているが、怨霊戦車の旋回砲塔が確かに秀真を狙っている。木々に阻まれ位置が掴みにくいのは敵も同じだろうが、"狙いを付けること"のみに集中できる故だろう。
光が砲身に収束される直前、フェイトの身体は自然と動いていた。
「ハーケン――セイバー!」
カートリッジをロードし、振りかぶった鎌から放たれた光刃は、弧を描いて目標へと向かう。
魔力の刃は秀真の背後で砲弾を切り裂き、そのまま戦車へと着弾。
爆発と共に降りてきたフェイトは秀真へと告げる。
「立ち止まっていると危ないですよ?」
決して嫌味ではないのだが、フェイトは"しまった"と口を押さえた。
――残敵 戦車2台 ヘリ2機




11 :タイトル未定:2007/06/27(水) 02:20:53 ID:Z3n/nV0M
忍はフェイトと秀真を戦車へと向かわせまいと取り囲む。
二人は戦車の砲撃と、上空からのヘリによる攻撃の双方を警戒する為に苦戦を強いられる。
だが、フェイトが空へと上がれば地上が同じことになるかもしれない。それに2機のヘリを相手にして無傷でいられるかも微妙なところだ。黄金城で何が待ち受けているか解らない以上、ここで傷を負いたくはなかった。
――ならば。
公演中央を移動しながら戦う二人は、背中合わせの状態から同時に飛び出す。
目の前の相手を斬り、その背後――木々の隙間に怨霊戦車の姿を確認。既に発射体勢に入っている。
即座に反転。各々相棒を構え一直線にぶつかるコースを取る。
二人の身体はギリギリで交差し、
「跳べ!」
秀真が叫ぶ。
眼下を光が通り、怨霊戦車の砲火は互いを撃ち抜いた。
そして二人は着地と同時に戦車を切り裂く。
示し合わせた訳でもないのに、二人の動きは完全にシンクロしていた。
――残敵 ヘリ2機

最早、人による操縦を必要としなくなった怨霊ヘリの機動性は凄まじい。
地を駆ける秀真は勿論、フェイトでも直接斬撃を叩き込むのは難しかった。おまけに2機がカバーしあうとなればなおさらである。
射撃ならば墜とせる。だが、その為には動きを止める必要があった。
フェイトは空いた左手を突き出し、環状魔法陣を生みだす。
(後は発射のタイミングだけ……!)
フェイトの動きを警戒するかのようにヘリは速度を増していく。
フェイトは秀真に視線を送り、秀真は頷いて応える。
秀真は樹を蹴って跳躍――
「はぁっ!」
悪食を振るうことで、無数の真空の刃がフェイトを中心に旋回していた1機のローターの一部を切り落とした。
秀真の操る三種の忍術の一、『鎌鼬』。もっともフェイトがその名を知ることはなかったが。
「プラズマスマッシャー!!」
雷を伴う魔力光はバランスを崩したヘリを容易く貫く。
狙いを付ける為に足を止めたフェイト目掛けて、残り1機がミサイルを放つ。
秀真はフェイトの背後に走り込み、一回転しながらミサイルを蹴って更に高く跳び、一度
"空"を蹴って加速――。
同様に鎌鼬でミサイルとヘリを破壊した。



12 :タイトル未定:2007/06/27(水) 02:22:06 ID:Z3n/nV0M
「はぁ〜」
緊張の糸が切れたフェイトはその場に座り込んだ。秀真といえば、変わらず黙ったまま立っている。
再び沈黙が戻る。しかし、今度は重苦しさは感じなかった。
――不思議な感じ……。全然知らないはずなのに、考えが解ったみたいに動けた。それに思った通りに動いてくれるって信じられた。
今でもその感覚が頭にこびりついている。
「お前は……」
「え?」
やはり沈黙を破ったのは秀真からだった。
「お前は何の為に黄金城を目指す?」
「それは……あの城の調査の為に――」
「違う」
フェイトの言葉は途中で遮られた。
「それは誰かに命じられてか?」
「いえ……。私達の街にも危険が迫っている感じがしたんです。このままじゃきっと手遅れになる。だから私は"任務"で動くなと言われてもここにきたんです。家族や友達を守る為に」
フェイトは秀真の眼を真っ直ぐに見据える。僅かに覗く瞳はとても寂しげだった。
「そうか……ならば命は大事にすることだ……」
そう言ってまた黙ってしまった。
「今度は私が聞いていいですか?あなたの目指す理由……」
任務――さっきはそう答えられた。なのに、今は別の答えが聞けそうな気がする。
返事は返らない。それでもフェイトは待ち続ける。
徐々に夜風が寒くなってきた頃、彼は話し出した。
「任務だ……」
「はい……」
それだけ言って続きを待つ。髪とマフラーを揺らす風の音だけが聞こえる。
「彼ら、一族の者達は皆、誰もが最後まで『朧』の忍だった。そして一人になろうと俺は朧の当主だ。ならば、俺も最後までその責を果たすのみ――」
どちらからともなく、歩き出す。目的は黄金城。
飛びながらフェイトは思う。
彼は一族の死を悼んでいないわけがなかった。泣くよりも、怒りに任せた復讐よりもやるべきこと。
冷徹に任務を果たす――それが忍であり、彼の生き方。全ての怒りも憎しみも内に秘めて朧であろうとすることが彼を支えている。


13 :タイトル未定:2007/06/27(水) 02:23:17 ID:Z3n/nV0M
そしてそれが死者への餞なのだろう。
全てはフェイトの推測に過ぎないが、それでいいような気がしていた。

黄金城は既に目前に迫っている。後は些細な障害を突破するのみだった。
城への道を塞ぐ数百の忍と式神――ご丁寧に空にも多くの敵が蠢いている。
「助けはいらん」
「私もです」
それだけ言葉を交わして、それぞれの戦場へと駆け出す。
――回り道をする暇は無く、全てを相手にする余裕も無い。ならば最短距離を駆け抜けるのみ。
それが二人の出した結論だった。
秀真は飢える悪食を解き放ち、斬り込んでゆく。"幸い"獲物には事欠かない。
「行くよ……バルディッシュ」
『Yes,sir.』
フェイトはバルディッシュを構え、全速で飛ぶ。

敵と敵の僅かな隙間を縫いながら、悪食を走らせる秀真の右腕を双面の巨大な鬼が掴み、その上に忍が覆いかぶさる。
秀真の姿が完全に消えるまで圧し掛かる忍達。
「散れ!」
団子のように固まった忍達の中心から大爆発が起こり、皆一様に吹き飛ばされた。
燃え盛る業火の中心には印を結んだ秀真が立っている――忍術の二、『火焔』。

フェイトの前には空を埋め尽くす程の式神が広がっている。
カートリッジをロードさせ、バルディッシュを突き出す。
「サンダーブレード!」
『Thunder blade.』
無数の式神の中心に金色の雷の剣が突き刺さり、
「ブレイク!」
全てが同時に爆ぜた。
式神達は黒煙の中で消滅し、その中をフェイトは飛ぶ。

大海を割るかの様に、大群は蹴散らされてゆく。
忍は自ら地を駆ける風となり、風を放つ。少女は空から天の雷を呼ぶ。
二人は一個の嵐となり、突き進む。
目指すは魔城――黄金城。


14 :なのはVSボウケン:2007/06/27(水) 02:24:43 ID:Z3n/nV0M
以上です。次でラスト。
元々戦闘描写が書きたくてやってみたのですが、やっぱり難しいですね。

15 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/06/27(水) 08:07:13 ID:rRHsRG+s
GJす!!
おもろいですよ

16 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/06/27(水) 17:05:52 ID:FtwjQn22
GJでござる。

17 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/06/27(水) 17:17:08 ID:u35JkCOh
「ナンバーズは英語なのによう〜、なんで呼び方はイタリア語なんだよっ!くそっ!くそっ!」
とギアッチョさんならブチ切れ間違いなしですね。

18 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/06/27(水) 18:34:21 ID:BNbKm2Wr
覚悟で電波

スカリエッティ+血どくろ=メカ戦術鬼



19 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/06/27(水) 18:35:44 ID:oSE8B3+i
「ぐ…くそ…!!」
「なんだ、まだ生きていたのか。結構しぶといな。」
「前戦った時より少しは強くなったみたいだけど、でんでダメだね。」
わかっていた…
まだ、奴等に適わないことを
「どうした、今日こそ、仲間の仇をとるんじゃなかったのか?」
そうだ
3年前、こいつ等にみんな殺された
ベジータさん、クリリンさん、ヤムチャさん、天津飯さん、餃子さん、ヤジロべーさん
そして、ピッコロさんも……
「ほらほら、少しは反撃してみたら。」
「ぐあ!!」
俺は18号に廃ビルに蹴り飛ばされた

「く…ハァ、ハァ……。」
「どうした、戦う元気はもうないのか?」
「まだだ……俺はまだ、戦える…。」
「立ってるだけで精一杯って感じにみえるけど?」
体中どこもかしくもボロボロだ
気もほとんど無くなった
けれど
俺が、少しでも長く戦えば逃げた町の人々が遠くまで逃げることができる
町の人が生き残れる可能性が大きくなる
それよりも
人造人間に対する怒りが、恨みが、憎しみが
俺から逃げる意思を奪っている
戦え、殺せと言っている



20 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/06/27(水) 18:39:17 ID:oSE8B3+i
だから
俺は
「ぐ……ぐぐ。」
「まだ戦う気か、孫悟飯。」
こいつを
こいつ等を
「かぁぁぁぁ」
「無駄だよ。やめときな。」
人造人間を
「めぇぇぇぇ」
「やれやれ、無駄な努力が好きだな。」
17号と
「はぁぁぁぁ」
「ほんと、バッカみたい。」
18号を
「めぇぇぇぇ」
必ず
「波ぁぁぁぁぁぁ!!!!」
倒す

「ほら、無駄だっていっただろ。」
「な…、ば…馬鹿な…。」
直撃のはずだった
なのに
「あーあ、せっかくの服が汚れちゃったじゃないの」
かすり傷一つないだと
「さてと、そろそろ飽きてきたし、終わらせるか。」
「そうだね。そうしよっか。」


21 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/06/27(水) 18:41:17 ID:oSE8B3+i

「あ…あぐ…。」
「そら!!」
「うぐわ!!」
「ほら!!」
「うわぁ!!」
俺は奴等にいいように殴られ、蹴られていた
「ほらほら、どうした?もう動けなくなったのか?」
「ぐ…くそぉ……。」
体が、動かない
超サイヤ人でいられなくなった
体に力が、入らない……
「それじゃ、フィニッシュといこうか。」
そう言い奴等は上空に上がり
「さて、これを受けて生きていられたらまた遊んでやるよ。孫悟飯。」
「無理だと思うけどね。」
エネルギー波の発射体制にはいった
そして、エネルギー波は俺に向かって放たれ
俺の視界を全て光で染め上げた
「うわああああああああああ!!!!」


俺の意識はここで無くなった




22 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/06/27(水) 18:43:22 ID:oSE8B3+i


「ここは……痛!」
全身に鋭い痛みが走る
俺は、生きてるようだ
少し周りを見てみたが
どういうことだ
人造人間は世界中で暴れ、町や村を破壊し
罪の無い者達を殺している
だけどこの辺りは
少しも破壊されたりした形跡がない
まだこんな所があったのか
だけど……
「あ…あぐ…。」
痛みで思考が中断された
意識がはっきりしてきたのか、痛みも酷くなってきた
仙豆を食べないとまずいな
「せ……仙…豆を……を。」
声もうまく出なくなっている
仙豆を入れた袋がある腰帯に手をのばそうとするが
体がうまく動いてくれない
「ぐ…ぐぐ……。」
なんとか腰帯に手を伸ばそうとしていると
「ちょ、そこの倒れる人、大丈夫なん!?」
と、いう声がした
声がしたほうを見ると
車椅子に座っている女の子と
その車椅子を押している女の人がいた



23 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/06/27(水) 18:45:17 ID:oSE8B3+i
DBとクロスやってみたくて書いた。
正直無謀なことしたと思ってる。

24 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/06/27(水) 19:44:16 ID:SqL+5XHw
うまい!
しかも殺伐とした未来編でGJ!


リアルで「最後の希望 残された超戦士」を見たとき泣いた。

25 :通常の名無しさんの3倍:2007/06/27(水) 19:49:03 ID:ljeCy1IX
GJ!!これは色々とすごい作品ですな。
アニメ・漫画の世界で最強は誰だと言われたときに、必ず出てくる作品とのクロスとは
生けるロストロギアに勝てる奴いるのか?防衛プログラムをかめはめ波で消滅させそう。
ついに白い冥王の時代も終わるのか?


26 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/06/27(水) 19:54:56 ID:dZjYwhcv
その気にならば地球を簡単に破壊できますから、パワーバランスが難しいですね。
ところで、ベジータ達が殺されてから三年後という事は、悟飯の年齢は12歳ぐらいという事ですか。

27 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/06/27(水) 19:56:29 ID:Bpl3TA70
DBがクロスすると、まず最強パワーが目に付くが、俺はどちらかというと悟飯とはやての掛け合いに期待したいぜ。
隻腕の悟飯と車椅子のはやて。なんかビジュアル的によくね?

28 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/06/27(水) 20:21:25 ID:J9Ep3lMh
八神家の経済が心配ですね。
この悟飯はどうか知りませんが、サイヤ人の食欲はハンパじゃないですから、グレアム提督も仕送りの資金が底をつくかも…

悟飯とか一度なのは達に会えば、気でわかるから楽ですよね。


29 :フルメタルまじかる:2007/06/27(水) 20:27:19 ID:riVFnLWu
投下おk?

30 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/06/27(水) 20:28:03 ID:K5uyRYxq
ドンと来い

31 :フルメタルまじかる:2007/06/27(水) 20:29:56 ID:riVFnLWu
フルメタルまじかる 3ふもっふめ

グラーフアイゼンの言葉通り、はやては残りの騎士達全員を呼び、士郎たちにも話がわかるようにグラーフアイゼンがいている事をそのまま話すはやて。
ヴィータがなのはを見つけ、一緒に帰ろうとしたときに、急に誰かの襲撃を受けた。
魔力を感じられず、急な事だったのでグラーフアイゼンも対応が遅れた。
その後、ぴくぴくと痙攣しながら動かなくなった二人を、奇妙な格好をした男が二人をかばんにいれ、途中で現れた美由希と何かを話していて、その後彼はこの場を立ち去った。
グラーフアイゼンの話によれば、銃での狙撃だが血は出ていないため実弾ではないと想像し、まだ生きていると予測している。
「あのお……」
そういって、フェイト達も学校で起きた事を話した。
「ちょっとなのはをからかおうとして……黙っていてごめんなさい!」
アリサたちは必死で士郎たちに謝る。
まあ、過ぎた事は悔やんでも仕方がないので、とりあえず今度の事を考える。
(何とかせな……なんとか……)
「主、落ち着いてください」
はやては今あせっていた。
大事な家族が、大事な妹が危ない目にあっている。
なんとしてでも助けたかった。
一方、高町家でも心配と焦りが見えたが、その中士郎と恭也は落ち着いていた。
流石、もとしていた職業をしているだけのことはあるし、その血を受け継いでいる息子だった。
そのとき……
(はやて、はやて!)
ヴィータははやてたちに念話で話しかける。
(ヴィータ!よかった、無事やったんやな……)
ヴィータの無事にほっと一息つくはやて。
(ヴィータ、なのははいる?)
フェイトと言葉に、ヴィータはああという。
(今あたし等を連れ去った変なぬいぐるみと話を(バン!バン!バン!)うわ!?)
(ヴィータ!?)
突然銃声のようなものが聞こえ、慌てるはやて。
何で銃声なんかが聞こえてくるのだろうか。
どおぉん
続いて、念話なのに何故か爆発音も聞こえる。
(うぐ……ひっく……)
ふと、念話上でヴィータの泣き声が聞こえた。
確かにヴィータは見た目は小さいとはいえ、ずっと数々の主に仕えてきた歴戦の戦士。
そんな彼女が思いっきり泣いているのだ。
(は、はやてちゃん、フェイトちゃん……)
そんなヴィータに変わって、なのはが皆に念話を送る。
(なのはちゃん、何でヴィータが泣いとるん!?)
少々取り乱しているはやてはほぼ叫びながらなのはに言う。
(それが……大体の事はヴィータちゃんから聞いてると思うけど……私達の服に爆弾がつけられてるらしくて……)

32 :フルメタルまじかる:2007/06/27(水) 20:32:01 ID:riVFnLWu
「ば、爆弾!」
はやての叫びに桃子たちは驚く。
名のはもかなる不安そうな声をする。
なのははすべての事情を話した。
任務の帰りに空を飛んでいるところを取られて、その事で向こうは独自に調べていてなのは達を捕らえ、事情聴取をしているらしい。
事情聴取と言うよりは尋問に近い(というより尋問)
さらにもう一度の爆発。
翠屋対は騒然とする。
だが、うかつに警察を連絡する事もできない。
なのはとヴィータをさらい、さらった理由が「空を飛んでいて、その理由を聞いていた」なんていったら警察も信じてはくれないし、魔法の説明もしなければならない。
こうなると後々が面倒なので、自分たちだけで解決しなければならない(リンディとクロノを含むアースラ組は、
ただいま本局でアースラの定期的が行われているので今はいない)
その中で、シグナムが動く。
(主、私が探してきましょう、グラーフアイゼンの情報が確かなら、そこまで遠くへは行ってないはずです)
そういってシグナムはなのはに問う。
(高町、今時分がどのようにいるかわかるか?)
(はい、多分倉庫のようなところだと思いますけど他には……)
(わかった、それさえわかればだいぶ搾り出せる)
そういってシグナムは念輪を切り、フェイトを見てる。
「テスタロッサ。私は海岸線の倉庫を調べる。お前は内陸部の倉庫を調べてくれ。」
「わかりました」
そういってフェイトはアルフとともに行こうとしたとき
「シグナム、私も連れてって」
と言うはやての言葉にシグナムは驚く。
まだはやては自分専用のちゃんとしたデバイスを持っていないし、そんな危ないところへは行かせたくはない。
「ヴィータが危ない目にあっとんのに、こんなところでまっとくんは嫌なんや」
「……わかりました。ですが、無理はしないでください。何かあればすぐに私を呼んでください。すぐに駆けつけます」
シグナムはあまり乗り気でなかったが、シグナムはいい事を思いついた。
シグナムの言葉にありがと、といって彼女の後をついていく。
こうして二班に分かれてのなのは、ヴィータ救出作戦が開始された。

(ヴィータちゃん、もうすぐシグナムさん達が助けてきてくれるから)
まだないているヴィータに、なのはは少しでも泣き止んでもらおうと助けの事を待つ。
(助けって、はやても来るのか?)
(そこまではわかんないけど……少なくともシグナムさんは確実に助けに来るよ)
そういうと、二人は宗介の方を見る。
「ふもふも、ふもっふ(まだ白を切るつもりか?)」
さっきからずっと黙っている二人を見て、宗助はしょうがないといいながらもう一つのスイッチを押そうとする。
「ふもふもっふ(スイッチの残りは後4つ)」
カチ
ドカアン
今度は二人のすぐそばで爆発が起こり、爆発で生じた熱風が二人を襲う。

33 :フルメタルまじかる:2007/06/27(水) 20:33:26 ID:riVFnLWu
「て、手前……」
ヴィータは相手を睨むが、まだ泣きべそをかいている。
流石のなのはも涙が再び浮かぶ。
普通ならここで相手は少しは戸惑うものだが……
「見事は演技だ。しかし、俺にはだます事はできない」
といって拳銃を突きつけたままなのだ。
相変わらずすごい主人公である。
(こうなったら……)
なのはは少し意識を集中させると、自身の体が少し浮いた。
「ふもふももっふ(いまさら何をする気だ?)」
そういって宗介はなのはに銃を向ける。
このとき、宗介はわからないが、なのはは周囲に魔力を放出している。
それで少しでも早く助けている人に気付いてもらおうと思っているのだ。
そのなのはその行為は吉とでた。
がしゃあん!と、天井が崩れる音がする。
「ふも!?(なに!?)」
宗介は天井を見上げると、何かが突撃してくる。
宗介はそれを横っ飛び回避すると、何かが床に激突死、粉塵が舞う。
その方向に向かって宗介はバン、バンと銃を放つ。
キィン、キン
粉塵が止むと、そこには女性が立っていた。
さっき宗介が放った銃も、どうやら彼女には命中していない。
避けられたか……
(コイツ…できる……)
宗助は銃を構えたままその女を見た。

シグナムは翠屋を出て、はやてをつれて近くの海岸線の工業地帯を回っていた。
そしてはやてがあせりながらいろいろと探す。
「主、そこまで急がなくても。気持ちはわかりますが、ばれてしまっては元も子もありません」
だが、はやての気持ちが十分わかる。
もし捕まっているのがはやてなら、自分もおそらく少しは動揺するかもしれない(それよりも怒りが勝ちそうだが……)
その時だった。
シグナムは微弱ながら魔力反応を感じた。
「主、この反応は」
「うん、間違いない、なのはちゃんのや」
二人は魔力が感じたところへ向かう。
(テスタロッサ、聞こえるか?……テスタロッサ?)
シグナムはフェイトを呼ぼうとしたのだが、なかなかつながらない。
それは、数分前にさかのぼる。

フェイトとアルフの二人は内陸部の倉庫をくまなく探していた。
そのうちの一つを調べようとしていた。
倉庫の規模を聞くのをすっかり忘れていたので、とりあえず片っ端から探す事にしたフェイト。

34 :フルメタルまじかる:2007/06/27(水) 20:34:23 ID:riVFnLWu
ちなみに、バリアジャケットを他人に見られるわけには行かないので、今フェイトは私服姿である。
「ここって、確かガッコウだよね?」
アルフの言葉に、フェイトはうんと頷く。
どうやら高校というところみたいであった。
フェイトはその高校、陣代高校の倉庫を調べるためにそこへ追いこうとしたときだった。
「そんなところで何をしておる?」
誰かに呼び止められ振り向くと、そこには一人の老人がいた。
「私はフェイト・テスタロッサです。えっと…あなたは?」
「わしか、わしはこの学校で住み込みで用務員を務めておる大貫善治じゃが…こんな小さなお嬢ちゃんががこんな夜中に何をしておる?」
夜中といっても、まだ8時なのだが、まあこんな時間帯に小学生が一人でいるのもおかしいのは確かだ。
「えっと、私達は友達がいなくなったから探してて……それで電話をしたら、
倉庫のようなところで閉じ込められて、鍵がしまって開かなくなったので助けてって言われて……」
フェイトは事情を混乱させないように少しアレンジして話す。
「そうか、ちょっと待ってなさい、今倉庫の鍵を持ってきてあげよう」
そういっ大貫は用務員室に戻っていく。
ふう、とフェイトは一息入れると、あるふがいない事に気づく。
「アルフ、どこいったんだろう?」
アルフはきょろきょろと辺りを見渡すと。
「フェイト、こっちこっち」
そういって声のほうを向くと、アルフは何か魚を銜えていた。
「あ、アルフ、その魚は?」
「え、これのことかい?いやあ、ちょっとおなかが空いちゃって、ふと見ると池においしそうな魚が……」
「だ、だめだよアルフ、それ人のものだから」
フェイトはアルフのしたことに思いっきりしかる。
「とりあえず、あとで用務員さんにちゃんと言って謝らなきゃ」
それと同時に、大貫がやってきた。
「鍵を持ってきたよ……早く行こうか……」
ただ、さっきとは管理違う雰囲気に少し戸惑うフェイトだが、彼の後えおついてく。
そして鍵を開けてもらい、中にはいるガ、結局二人はいなかった。
大貫に話して別の場所を探そうと思っていたときだった。
ガチャリ、と大貫は鍵を閉めてしまったのだ。
「あの?」
フェイトは大貫に尋ねようとするが、彼はゆっくりと倉庫で何かを探す。
「そこの女性が食べていた魚……」
探しながら大貫はアルフが食べていた魚の話をする。
「名前をジェニファーといってね、16年前からずっと孫のように丹精込めて大切に育てていてね、ゆくゆくはギネス申請も夢ではなかった」
その話を聞いて脂汗を浮かべるアルフ。
「ご、ごめんなさい!」
アルフは正直に謝る。
だが……
「いや、君のいいたいこと話さっきの事ですべてわかった。
フェイトちゃんだっけか、君が私を用務員室へ連れて行って、その隙に彼女がジェニファーを捕らえ、食べた」

35 :フルメタルまじかる:2007/06/27(水) 20:36:13 ID:riVFnLWu
「あの、大貫さん?」
いきなり妙な事を言い出す大貫に、フェイトは戸惑う。
押しておもむろに何かを取り出す大貫。
それと同時に、ブルォーーーーーーン!どっどっどっど!とけたたましい音が聞こえる。
「ジェニファーの無念、晴らさなければならない。悪いけど、君達には死んでもらうよ。」
そういって、大貫さんはフェイトの前にごついチェーンソーを見せる。
二人はそれを見て愕然とする。
「キルゼムオール、ダーイ(皆殺しだ、死ね)」
狂気と化した大貫善治が二人に襲い掛かる。
それと同時に爆発が起こる。
こうしてフェイトとアルフは宗助と椿ですらかなりてこずる(ボン太装備でも一人で勝てるか不明)相手と戦う事になる。

と言うことがあり、フェイトは念話をする暇もなく大貫さんと戦っている。
だが、そんな事はわかるはずもないシグナム。
「テスタロッサも何かあったのか?」
だが、テスタロッサのことは心配ないし、アルフもいるので大丈夫だろうとシグナムは判断する。
「主、少々荒めにいきますので離れていてください」
そういってシグナムはレヴァンテインを構える。
「はあ!」
目標を見据え、突撃する。
倉庫の天井を破ると、そこにはなのはとヴィータがいた。
どうやら正解のようだ。
(何だあれは?)
シグナムは二人の前に立つ奇妙なぬいぐるみを着ている奴が居た。
おそらくそいつの仕業だろうとシグナムは剣を振るう。
だが、向こうはそれを察知してさっと回避する。
ぬいぐるみは避けた後シグナムにめけて発砲。
シグナムはそれをすべてレヴァンテインで叩き斬った。
(見た目によらずいい動きをしている……手は抜けんな)
シグナムはレヴァンテインを構える。
「なのはちゃん!ヴィータ!」
シグナムに続いて、はやてもシグナムから空けた天井からやってきた。
「はやて!!」
早敵が来た事でヴィータ顔が笑顔になる。
しかし……
「ふも」
ボン太君はさっきまで塚手いたのとは、別のスイッチを押した。
それと同時に、ういーーーんと、縄が移動し、なのは立ちは宙吊りになる。
「なのはちゃん、ヴィータ!」
はやてが二人のところへ向かおうとしたとき。
「ふもっふ!(動くな!)」
と静止するが、はやてとシグナムには通信機がないのでそんなの話わからない。
「何を言っているんだお前は?」
未だに事情を読み込めないシグナム。
「ふもふもふもっふ(警告を無視したな、ならば……)
そういってレイのスイッチを押す。
ドカアン。
今度はシグナムの近くで爆発する。
「シグナム!」

36 :フルメタルまじかる:2007/06/27(水) 20:38:04 ID:riVFnLWu
はやてはシグナムのほうへ向かおうとするが。
「ふもふもふもお(動くな、動けばこの少女達につけられている爆弾を両方とも爆発させるぞ)」
相変わらずふもふもしか言わないので、さっぱりわからないはやて。
そこでなのはが通訳をする事に。
「えーと、動けば私達にはめ込まれてる爆弾を同時に爆発させるって……」
なのはの言葉を聞いて歯軋りするシグナム。
「貴様……卑怯者め……」
一方はやては叫びながら宗助に尋ねる。
「なんで、何でこんなことするん!?一体二人が何をしたん!?」
はやての言葉に、宗助は頷きながら答える。
「ふもふもふもっふ。ふもふもも。ふもふもも(貴様らが何か特殊な組織に入っている事は明らかだ。だから正直に答えればそれだけでいい。
それなのにこいつらは、魔法少女などというわけのわからない言葉を……)」
その時だった、がしゃあん!とけたたましい音が倉庫に響き渡る。
なんだ!?と思い音のするほうへと向くとそこには……
「ふもふもっふ!?(M6…ブッシュネル!?)」
一体誰がそんなものを、と思っていたら、そのオペレーター(操縦者)が通信を入れる。
「やっほーなのはちゃん、助けに来たよ」
その声を聞いて、なのはのほうも唖然とする。
「し……忍さん?」

投下完了。
さあ、機械大好き忍さんがASを持ってきて、ますます戦場は混乱する。
さあ、どうなるフェイト!?(そっちかい)

37 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/06/27(水) 20:40:22 ID:imqH/8gc
GJ。
戦線拡大しまくりですね。

38 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/06/27(水) 20:44:08 ID:K5uyRYxq
なんというカオスwwwwwwwwww

39 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/06/27(水) 20:52:28 ID:qsHp1u1C
アルフ・・・やってはならんことをやってしまったな
とりあえず、ここでは最初の死者であるジェニファーの冥福を祈っておく

40 :通常の名無しさんの3倍:2007/06/27(水) 21:01:54 ID:ljeCy1IX
GJ!!
ソウスケ・・・事が解決してもそれは君にとっての終わりではない。
魔法攻撃とハリセンやプロレス技、暗殺剣術で殺される・・・…『無限に』終わりのないのが『終わり』・・・。

41 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/06/27(水) 21:14:42 ID:Th4zVpNX
たしか、大貫さん相手には秘奥義と対戦車ミサイルや対戦車地雷つかってようやく
撃破したんだっけ?

42 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/06/27(水) 21:15:53 ID:O8KKZEB2
史上最強の用務員大貫善次がキターーーー!?

43 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/06/27(水) 21:19:22 ID:K5uyRYxq
>>41
グレネードランチャーと50口径ライフル、散弾地雷を駆使して
大動脈流奥義「心浮漸」で沈黙させた。

ちなみに50口径ライフルはアンチマテリアルライフルと呼ばれ間違っても人に使うものではない。

44 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/06/27(水) 21:23:46 ID:feGU/upX
タイマンだったら、なのはさんでも生命の保証は無い……
それが地上最強の用務員、大貫さん

45 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/06/27(水) 21:41:36 ID:0HciTb57
GJ!!フルメタのなかでもふもっふ大好きw 

46 :リリカル龍騎 ◆l5ZL/l4pJY :2007/06/27(水) 21:42:03 ID:5WNI1PV6
>>1乙&職人様方GJです

>>なのはVSボウケン氏
元ネタ分かりませんが…なんという戦闘描写
思わず脳内再生してしまいました

>>19
あの未来の悟飯が海鳴市に来るとはまた…
…あれ?悟飯がこっちに来たってことは、トランクス覚醒イベントは…

>>フルメタルまじかる氏
ちょ、地上最凶の用務員来たァァァァ!?
忍さん一体どこからM6なんか…

47 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/06/27(水) 21:46:58 ID:DUFDIfpA
スパロボJのボン太くんなら性能はM9に匹敵するぜ!

48 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/06/27(水) 22:34:14 ID:qsHp1u1C
ちょっと、かなーりマイナーなクロスに挑戦してみたいと思います。

49 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/06/27(水) 22:36:58 ID:Z2nEjXMp
マイナーと聞いて個人的な期待を書き並べてみる。

・ムシウタ
・バッカーノ!
・円環少女
・レジンキャストミルク
・終わりのクロニクル
・都市シリーズ
・ウィザーズブレイン
・されど罪人は竜と踊る

……都市、クロニクルクロスは挑戦して挫折しましたorz

50 :白き異界の魔王 クロス先:ナイトウィザード:2007/06/27(水) 22:37:19 ID:qsHp1u1C
XV級艦船「クラウディア」:クロノ・ハラオウン
クラウディアは一隻の小型次元航行船を追跡していた。
小型の次元航行船の追跡にXV級を使うのは、いかにも大げさすぎたがそこにロストロギアが積まれており、それを使用すれば巡行艦を落とすのも難しくないとすれば決してやりすぎだとは誰も考えていなかった。
「10分後、目標は本艦の射程に入ります」
「そうか。ようやく、追いついたな。目標に逃げられんように注意してくれ」
クロノは顎をかみしめる。
次元航行船には名うての次元犯罪者とロストロギア。
「大丈夫ですよ。進路上には次元障壁があります。そこと挟んでやれば逃げられようがありませんよ」
それをもうすぐ逮捕できる高揚感にオペレーターの声は幾分踊っているように聞こえた。

だが、その高揚はすぐに冷たいものに変わった。
小型船はその際座からは考えられないような魔力光を放つ。
その光は次元障壁に穴をうがち、小型船を次元障壁の中に導いた


XV級艦船「クラウディア」:八神はやて
改造された内火艇の最終チェックをしていたはやてが顔を上げると、そこにはクロノがいた。
「いけそうか?」
「バッチリや。さすが、クラウディアのスタッフは一流やな」
内火艇はこの数年使われていなかった装備が積まれている。
管理世界や、管理外世界でもなく、観測して異世界でもない。
未確認世界への突入、捜査、探索を目的にした装備だ。
「どこかの管理外世界にでも逃げ込むのかと思っていたんだが・・・まさか次元障壁の向こうとはな」
「犯人はこっちの都合なんて考えてくれんからなぁ」
次元空間に浮かぶ空間のねじれが集まったような場所、そこが次元障壁と呼ばれている領域だ。
発見以来、何者の侵入も許しておらず、いかなる探査をも受け付けない。
その場所に今、明らかな穴ができていた。
今はそこを通して別の次元空間と新たな世界の存在のみが確認できる。
詳細はまったく不明だ。
「この任務、拒否してくれてもよかったんだぞ。六課はレリック専任だし、何より未知の世界への突入は危険が大きい」
「そのことについては話会うたやろ。それに、今はステラの方が危険や」
クロノは数回空間を叩いてロストロギア「ステラ」のファイルを開く。
そこには、ステラについての様々事項がまとめられている。
強力な魔力ブースターであること、現在はインテリジェンスデバイス、オッドのパーツになっていること、暴走すれば破壊を伴った次元震をおこすこと。
そして、次の暴走がごくごく近いうちにおこること。
「大規模な次元災害も予想される・・・か。確かにな」
「それより、道の方をちゃんと作ってな。船には無理させる見たいやけど」
最後の項目を確認し、チェックをつける。
「ああ、任せておけ。アルカンシェルの準備はすでにできている」
クロノは親指を立ててそれに答えた。

51 :白き異界の魔王 クロス先:ナイトウィザード:2007/06/27(水) 22:38:56 ID:qsHp1u1C
内火艇:高町なのは
内火艇に搭乗しているのはなのは、フェイト、スバル、ティアナ、エリオ、キャロ、はやて、それから内火艇パイロットにヴァイスの8人。
ヴァイスをのぞいて、突入時の不測の事態に対応するためにバリアジャケットを着ている。
「ヴァイス君。よろしくね」
「任せてください。こうなったら、地獄の底でも行きますよ」
通信機が鳴り、ブリッジとつながる。
「時間がない。すぐにはじめるぞ。準備はいいか?」
「うん、おねがい」
次元障壁に向け、内火艇がゆっくり進む。

次元障壁に小型艇により作られた窪みに放たれるの全力のアルカンシェル5発。
これにより、障壁を揺らせて窪みは再び穴となった。
これでようやく小型艇が放った魔力光と同じ事ができたことになる。
内火艇が穴をくぐると同時に再び窪みになっていく。
アルカンシェルの全力運転はクラウディアにとり大きな負担となった。
次に同じ事ができるのはしばらく先になる。


自宅:緋室灯
その部屋にはなければないものが多くあった。
何よりないものは生活感。
あるのは、ベッドと冷蔵庫それに電話のみ。
その生活感のない部屋の住人、緋室灯はベッドに座り、フェレットのどんぺりをなでていた。
唐突に電話が鳴る。
この電話にかけてくる者は1人しかいない。
彼女の所属する傭兵斡旋企業絶滅社の上司だけ。
話される事項もただ一つ。
任務のみ。
「緊急の任務だ。すぐに君には現地に向かってもらう。目的は世界結界を破り、その向こうからやってきたものの排除だ」
任務を告げる声に対する彼女の答えもまた一つ。
「・・・はい」
ただそれだけ。
電話を切る。
灯は窓を開け、何もない空間から巨大な銃、ウィザード専用遠距離攻撃箒ガンナーズブルームを取り出す。
「いってくるね、どんぺり」
灯を乗せたガンナーズブルームは深い夜に消えていった。


自宅:柊蓮司
その日の柊は幸運だった。
なんと学校に行けたのだ。
途中で車でさらわれたり、ヘリでさらわれたり、落とし穴に問答無用で落とされてどっかみしらぬ場所に送られたり、あまつさえ隕石の直撃を受けることなく校門をくぐれたのだ。
これは数週間ぶりの快挙だ。
さらに授業を最後まで受けることができた上に成績まで上がった。
すごい、すごいぞ柊蓮司。
ついでに預金金額まで上がっていた。
今日は柊デーだ。
何事もなければ今日は人生最良の日なりそうだ。
何事もなければ。

52 :白き異界の魔王 クロス先:ナイトウィザード:2007/06/27(水) 22:40:30 ID:qsHp1u1C
今回はここで終わりです。

53 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/06/27(水) 23:02:22 ID:0HciTb57
>>52
乙!元ネタ知らないけど面白いですな 続きまってます!

54 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/06/27(水) 23:04:55 ID:Z3n/nV0M
>>23
GJ!未来編とのクロスかぁ。ハードな展開になりそうで楽しみでも不安でもあり。
>>フルメタルまじかる
GJ!フェイトとアルフ大ピンチwww所々誤字が気になるかも。
>>白き異界の魔王
GJ!クロス元は知らないけど上手いと思う。
マイナーでも、むしろ原作に引っ張ってくるくらいのを期待。

55 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/06/27(水) 23:08:22 ID:DUFDIfpA
柊力マダー?

56 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/06/27(水) 23:20:51 ID:Th4zVpNX
Stage 1 「闇の書の行方」 VS ヴィータ
襲撃者の灯りはいつもより驚しく見えたのは気の所為か。
今日は永い夜になるだろう。

Stage 2 「魔法使いの集う地」 VS ザフィーラ
海鳴の通り道も、結界内に出歩くものは魔法使い位。
少なくとも戦友以外の味方の姿が見える筈も無い。

Stage 3 「リンカーコア喰いの懐郷」 VS シャマル
彼女らには帰りを望む少女が住む少女にとっても彼女にとっても小さな楽園がある。
だが楽園があるはずの場所には、闇と光がぶつかっていた。

Stage 4 「伝説の騎士の地」 VS シグナム
偉大なる騎士の将は、夢の様に不気味に見えた。
今にも偉大なる魔剣が、妖しく輝きだしそうである。

Stage 5 「魔法使いを含む夜天の下」 VS シャマル ザフィーラ
力強い結界の下には、侵入不可能な結界が今生まれようとしている。
表面しか見れないのは民間人とあの少女だけだ。

Stage 6 「穢き世の美しき書」 VS シグナム ヴィータ
「我等の悲願に、我等は誓いを破る。」
そういうと閉ざされた闇の書のページは一枚残らず開き―――

stage6 「夜天を隠す夜空の魔法使い」 VS 仮面の騎士
近く遠い闇の書完成への道。この闇の書は何者かが見せる幻覚か。
近すぎる闇の書の記憶は、少女には懐かしく、薄い物だった。

stage7 「闇の難題」 VS リィンフォース
破ることが不可能な闇の書とその深き心。
しかし、長い年月と白の魔法使いの力と言葉は、少女の心を
溶かし、打ち破ることは十分であった。

Final 「深淵人形」  VS 闇の闇
空の下の、魔法使いが踊る丑三つ時。
魔法使い達と深淵なる闇の戦いは、いったい何を恐れる?
最大の大罪の犠牲者は、いったいどこに居る?





Extra 「鬼神(ACE)が舞う夜」 VSサイファー
ベルカ騎士団を打ち滅ぼした傭兵が、少女の町に現れたとき
呼応するがごとく白き少女は空へ飛び立つ、二つのACEが
邂逅するとても星深き夜

57 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/06/27(水) 23:24:15 ID:1kXJ7MoP
永夜抄とエスコン0かw

58 :リリカル犬狼伝説:2007/06/27(水) 23:25:24 ID:SqL+5XHw
>>36
>大貫善次
(´゚ω゚):;*.':;ブッ
なんちゅうもんとクロスさせるんだwwwww

59 :クロス:マルドゥック・ヴェロシティ:2007/06/27(水) 23:36:08 ID:+uWqVsTi

「ごめんね、でもこれ本当に危ないものなの」
 ティアナの言葉――少女は少し首を傾げる=多少の動揺。
 滲み出る殺意/レリックを確保するという断固たる決意。
 少女――すぐに平静さを取り戻す=頼れる仲間の参上。

「ホーホッホ!」
「……?」

 次の瞬間、奇矯な声にティアナは上を向いた。
 ぽかんと口が開く/瞬間的に見たものを判別できない。

 上を走る高架通路――そこに、いた。
 前屈みの姿勢――赤いシルクハット/赤革のジャケット/赤い防火マスクの男。
 背中から太い腕にかけてピンク色の防火布。
 フラミンゴそっくりの異常に長い足――鋼鉄製の義足。
 ぬっと背中から両腕を突き出す――両方とも鋼鉄の義手。両手に噴射機。
 背中には何かのタンク。

 ティアナ――悪寒。
「火の臭い!」
 スバルが絶叫した。
 フラミンゴ男がティアナめがけて真っ白い液体を撒き散らしながら翔んだ。
 白い液体は空中で炎に変化――周囲が火に包まれる。
 いつのまにか脱出していた少女の呟き。

「この人の名前はブランドマン・スピットファイアー。焼きごて趣味(ブランドマニア)
の“火吹き男”(スピットファイアー)よ。その人の炎は水でも魔法でも消せない
燃性のモロトフゼリー。体についたら骨まで焦げるから気をつけて」

「退がってティアナ!」スバルの叫び/魔法で防御する/ティアナを突き飛ばす
ように後退させる。


60 :クロス:マルドゥック・ヴェロシティ:2007/06/27(水) 23:44:10 ID:+uWqVsTi

 フラミンゴ男――跳躍しながら、少女を守るように炎を降り注ぎ続ける。
 軽快なダンス、ティアナの銃弾はことごとくかわされる。
「ホーホッホ! ホーホッホ! ホーホッホ!」
 火炎の驟雨/全員自身の防御に必死で身動きできない。

 不意に側面から殺気――飛び出してきた何者かとギンガの拳が激突。
 互いに弾かれる。
 ごくりと唾を飲む。
 分厚いオフロードタイヤ――その上にエンジン。その上に人間の上半身。
 赤いヘルメット、赤い革のライダージャケット。
 両手に太いゴム管のようなもの――鋼鉄製の鞭。
 まるでタイヤに搭載された案山子。

「その人の名はスパンキー・モノライダー。“ぶっ叩き”(スパンキング)が生き甲斐
の男、見たままの“一輪者野郎”(モノライダー)。一日中エンジンを唸らせて、
何でも叩くのが大好きなの。その人の鞭、象も一撃だから気をつけて」

「ブルブル! ブルブル! ブルブル!」
 モノライダーのエンジン音のような叫び――ギンガに向けて突進。




 適当に一発ネタなので、このへんで終わらせる。


61 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/06/27(水) 23:45:20 ID:Z2nEjXMp
げえええウブカタキター!?

62 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/06/28(木) 00:48:02 ID:EONw/9Ln
       何処かで誰かが悲鳴を上げている。

          ― 魔法士【sorcerist】 ―

             それは、悲劇で

          ― モールド【mold】 ―

           あるいは、不幸で

        ― 魔族【The malevolent】 ―

       世界は、きっと優しくなんかなくて

「クソッタレッ今日だけで4件だぞッ! 一体何が起こってるッ?!」

    人は、きっとそんな世界に翻弄されるしかなくて

「シャロン……あなたも感じるの?」
「にゃぉ」
「……不思議な気配。魔族…違う。もっと、温かい……」

            ……それでも

「おぉぉおおおおぉぉぉッ!顕(イグジスト)ォォッ!」

          それでも、この世界には

「……流石に……こいつはもうだめかもしれないな……」

 悲劇を、不幸を、優しくない世界を、変えようとする者がいて

「いくよッレイジングハート!」
<All right.>
「バルディッシュ、一瞬で決める!」
<Yes,Ser>

      あるいは、それもまた世界が望んだ物語で

「冗談だろ……オイ。ありゃなんなんだ、俺は夢でも見てるのかね」
「い、いえ……多分、私も見てるから夢じゃないと思います……」

    だからそう、きっとこの出会いも、定められた必然で

「皆さん、大丈夫でした?」
「…怪我…してません…か?」

  その日、戦術魔法士(おとこ)は魔法少女(てんし)達と出会った。


魔法少女リリカルなのは x ストレイトジャケット
「ショウジョタチのツバサ 〜The Angels〜」


ストジャアニメ化記念ヤホーイ一発ネタ

63 :フルメタルまじかる:2007/06/28(木) 00:52:01 ID:VH7YPfIU
乙。
ストジャアニメ化するのか、知らなかった。

64 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/06/28(木) 00:59:00 ID:hQIRYG6i
>>56
なげぇ・・・通しクリアに一時間位かかりそうだな・・・

噴進鉄槌「ラケーテンハンマー」
炎撃「フランメ・シュラーク」
豪天爆砕「ギガントシュラーク」


スペカも楽しみですな・・・

65 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/06/28(木) 01:39:51 ID:BuWPJvQw
今までROMってるだけでしたが、脳内妄想が溢れそうなので一念発起。
一週間以内に嘘予告風味の一本投下します。宣言しないと書き始められそうにないので容赦の程を。

66 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/06/28(木) 01:41:38 ID:sK5j2fso
今日はOGS発売か…。
アルトアイゼンをデバイス化したらどんな風になるのかなぁ。

67 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/06/28(木) 01:42:19 ID:/IoQn3wo
装着型のステークとクレイモアだけでいいよ。

68 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/06/28(木) 01:44:36 ID:X4APY6o1
>>65
頑張って!待ってるぜ!

69 :ジョジョクロス『愚者の書』:2007/06/28(木) 02:12:07 ID:lfZSDqCm
『我輩は猫である。名前はまだない』


 ……なんだこりゃ? つまりホームレスの猫の話だってのか? 理解不能、理解不能。
 っていうかホームレスじゃなくて、猫なら野良だな。野良猫に名前がねーのは当たり前だ。なんだ、理解可能。つまらん。
 おれは途端に興味を失って、覗き込んでいた本に尻を向けた。
 やっぱり人間の考える事はよくわからねーぜ。こんな当たり前の事を書いた本が売れるんだからな。マヌケな奴らだ。
 そもそも『犬』である俺が本を読もうなんて考えたのが悪かったのだ。
 チクショー、『平穏』が一番だが、それと『退屈』は違うぜ。ロクな事が思い浮かばねえ。

 おれの名はイギー。アホな本の猫のように自己紹介すると、おれは犬である。
 しかも、ただの犬じゃあないぜ。とびっきりの能力と知性を兼ね備えた最高の犬さ。
 外に出れば、おれの力に恐れをなした野良犬どもが帝王にのし上げちまう。そんな生まれながらのキングがおれだ。
 一時は金持ちの飼い犬になってた事もあったが、人間ってのがどうしようもなく大マヌケなモンだと理解してからは野良を続けている。
 その気になれば、逆に人間を支配しちまう事もできるんだが、そんな面倒くさい夢はおれにはねぇー。
 おれは気ままにちょっとゼイタクして、いい女と恋をして、なんのトラブルもねえ平和な一生を送りたいだけだ。

 だが、おれのように選ばれた人間ならぬ犬ってのは、ワケのわからねえ運命って奴に翻弄されるのが常らしい。
 悠々自適な野良犬ライフをエンジョイしていたおれは、ある日を境にとんでもない戦いに巻き込まれる事になっちまったのだ! チクショー!
 おっと、だが結果だけ言えば、それももう過去のことになっちまった。
 散々痛くて苦しい思いをしまくったクソッタレな戦いも、今はもう終わった。
 少なくとも、おれの戦いは終わったのだ。後の事はどうなったか知らねえ。

 そして今、おれが一体どんな生活をしているかというと―――。


70 :ジョジョクロス『愚者の書』:2007/06/28(木) 02:13:14 ID:lfZSDqCm

「ん? なんや、イギー起きとったんか。おはよう」


 能天気な声と嗅ぎ慣れた匂いが近づいて来たので、おれはそっちを向いた。
 犬のおれに『おはよう』なんて頭のゆるい事を抜かしやがる車椅子の天然娘。コイツは『はやて』という。
 おれは今、このパープリン女の家に住み着いていた。

 ―――おっと! 早速勘違いなんてしてくれるなよ? おれは別にコイツに飼われてるわけじゃねえ。
 むしろおれは、この娘の懇願を受けてこの家に『居てやっている』だけなのだ。本当だぜ?
 障害を持っているクセに、コイツはこのクソ広い家に一人で住んでいるらしい。
 おれにしたら、なんともうらやましい限りの生活だが、やっぱり人間は分からねえぜ。一人だと寂しいんだとよ。
 喋れねえおれに散々話しやがった内容は、結局その一言に尽きた。
 一人じゃ生きていけねえ、なんて人間の貧弱さを証明する言葉だ。
 正直、おれを愛玩ペットとして家に置くようなつもりなら、その日の内に即行で逃げ出してただろうぜ。屁の一つもかましてな。
 だが、コイツは馬鹿っぽいが、なかなか理解力のある奴だった。
 犬に話しかけるようなマヌケではあったが、犬のおれに対しても真摯なその態度は見所があると思ったのだ。
 何より、実はコイツには借りがある。
 例のとんでもない戦いでズタボロになってくたばりかけてた俺を助け、その後の世話までやってくれた物好きな奴なのだ。
 その恩を返そうなんて馬鹿な事考えたわけじゃないが……ま、完全に傷が癒えるまで世話に『なってやる』くらいは思ったのさ。

 そんなワケで、『八神はやて』の世話になって数日。
 退屈極まりないが、今のおれには十分ありがたみを感じられる平穏な日々を過ごしていた。


71 :ジョジョクロス『愚者の書』:2007/06/28(木) 02:14:42 ID:lfZSDqCm

 朝っぱらから何がそんなに楽しいのか、おれを見るたびに浮かべる『はやて』の笑顔。
 何やら期待を込めた視線を注ぎまくるのがウザいので、仕方なくおれは挨拶代わりに視線を返してやった。

「うん。そんなら、すぐにご飯にしよな」

 面倒くさそうなおれの一瞥を一体どう受け取ったのか、はやては満足そうに頷いて台所へ向かって行く。
 ケッ、ホントにわかんねェー。何がそんなに嬉しいんだ?
 ……ま、別にいいぜ。
 この程度の愛想振るだけで飯が出てくるなら、自販機よりもお得ってもんだ。


 車椅子のまま器用に調理をするはやての背中を眺めながら、屁をこく。
 こうして眺める光景も、大分見慣れてきた。

「ご飯やでー」

 おれの鋭敏な嗅覚が芳しい香りを捉え、はやてが呼ぶと同時に俺は三本しかない足で立ち上がった。
 椅子に座ったはやてのすぐ傍の床に置かれる、おれ専用の皿。ご丁寧に名前まで書いてある。
 おれがこの家に来た時、はやてが嬉々として用意した物だがこれには正直うんざりだ。
 しかし、別にドッグフードでも構いやしねーが、はやての作る飯はウマイ。それだけはご機嫌だ。
 『いただきます』をする習慣のないおれが即行で飯をがっつくのを何故か嬉しそうに見守って、はやても飯を食い始めた。


72 :ジョジョクロス『愚者の書』:2007/06/28(木) 02:16:53 ID:lfZSDqCm

 ンまぁーい!
 やはり、はやての料理の腕だけは認めてもいい。
 元野良のクセに人間に施しを受ける事をとりたてて惨めに思った事は無い。
 ッツーか、おれは野良は好きだが、そーいうプライドという奴は面倒だから持たない主義だ。

 飯を貪るおれを時折楽しげに眺めるはやての視線を毎回のように感じて、それに慣れている自分にちょっぴり呆れる。
 はやてと並んで食う飯―――それに違和感を感じなくなったのは、いつからか。


 おれは馴れ合いや愛想ってのが嫌いだ。
 だが……まあ、馴染むモンだなぁ、と思うのだった。

 そいつは、別に悪いコトじゃねーさ。そうだろう?



 ←To Be Continued ?

73 :ジョジョクロス『愚者の書』:2007/06/28(木) 02:20:24 ID:lfZSDqCm
唐突ですみません。ジョジョクロス・主人公イギーの物語を突発的に始めました。
ジョジョ関係は『投下した』なら使っていいのでw

イギー視点で連載のような連続短編のような流れで行く予定。
この一話短編でも終われるように心の保険を掛けながら、一日一話くらいで行きたい所存。
イギーは喋る回がVSホルス神くらいしかないので、難しいですw

74 :アーマード・なのは 戦う理由:2007/06/28(木) 02:42:10 ID:hhXXGPR3
ある管理地域においてロストロギア「インターネサイン」が稼動、そして事態を憂慮した時空管理局はクロノ・ハウライオン、
ユーノ・スクライアの2名の魔道士を派遣するも、稼動の半年後に突如起きた企業連合組織「アライアンス」、ジャック・O率いる
レイヴン集団「バーテックス」との戦争に巻き込まれ負傷(外傷こそはないものの実は・・・)、その代役に高町なのは、フェイト・ハウライオン
の両名を派遣することになる、そして「アライアンス」と「バーテックス」の戦争が双方の主力であるレイヴンの大半が死亡、ほぼ終結に向かい、
そしてジャック・Oの真意を知らずに彼女達はインターネサインが存在するサークシティー地下へと潜入する。

「何で人類の危機なのに戦争が起きるのかな?」
任務を聞きそう呟くなのは、嘆くも任務は任務と割り切りサークシティーに潜入し、ダクトを伝って地下に降りたとうとしていた、
途中でエイミィから通信が入る。
「気をつけて!ダクトの出口先で戦闘が起きている・・・この反応は、アーマードコアと全く不明の高エネルギー反応。」
アーマードコア、この世界における最強と呼ばれる人型兵器、それを駆る傭兵の事を人々は畏怖と敬意をこめて「レイヴン」と呼ぶ、
だがレイヴンもインターネサイン起動と共に大挙して現れた特攻兵器により大部分が死に、そしてアライアンスとバーテックスの戦争で常に
最前線において戦い続け次々と死んでいった。そしてダクトを飛びぬけ出口に到達した時・・・その戦いは終わりを告げようとしていた、
両者の相打ちとなっていた、ACと思われる青い機動兵器は、全く異質の機動兵器、機体はそのACと同じ色であるが形は全く違い、印象に残るのは
両腕の巨大と言ってもいい青いブレードである。そのブレードはACを貫いており、一方のACも左腕に装着されたレーザーブレードを突き刺していた、
そしてACのコア部分が開くとパイロットと思しき男が落ちる、なのははそれを慌てて受け止める。男の体は機動兵器との戦闘で深く傷つき、
もう息絶えようとしていた。
「だ、大丈夫ですか?」
「うう・・・子供?・・・何故子供がこんな所に?」
絶え絶えな声ながらもなのは達を見た男は問う。
「私たちはインターネサインの破壊にきました・・・。」
「・・・インター・・・ネサインはもうじき破壊・・・される・・・あいつが・・・あいつがやって・・・くれる・・・本当のドミナン・・・こぼぉ。」
「!!!!!」
男は息絶えた、その男の名前はエヴァンジェ、あるレイヴンと戦い自分の敗北を認め、大破したオラクルを駆り、
パルヴァライザーと相打ちになった、だが彼女達はそのようなことを知る由も無い。
だが彼女達は男の目を閉じ、素直に黙祷をささげた、悲しそうな顔をするなのはの肩に手をかけフェイトは
「いこう、なのは。」
と促す、が突然機能停止したパルヴァライザーが動きだした、なのは達を敵と認めたのかレーザー攻撃を行う、
それを回避して二人は得意の魔法を撃つ
「ディバインバスター!」
「サンダーブレイド!ファイア!」
二人の攻撃を受け、オラクルとの戦いの損傷の為か、パルヴァライザーは呆気なく炎に包まれ爆発する
(しかし彼女達がやった事が後にとんでもないことを引き起こすのだが。)

75 :アーマード・なのは 戦う理由:2007/06/28(木) 02:44:23 ID:hhXXGPR3
そして何もない空間を進む二人だがエイミィから通信が入る
「インターネサイン、機能停止された?」
インターネサインの中枢に何者かが侵入し破壊したということだ、確認の為に中枢に入る二人、そこで眼にしたのは
恐らく破壊されたと思われるインターネサインの中枢と二機のAC・・・1機は紫色の機体に二丁の銃らしき武装を持っているAC、
もう一機は銀と紺色で左手には先ほどのACが装備されていたブレードと同じ者が装備され、右手には機体サイズには不釣合いな巨大な銃を装備している。
「・・・そうか、ジャックも大老も・・・、エヴァンジェも恐らく・・・。」
「残るはお前と私の二人だけか・・・。」
「そうだな・・・。」
「なら残るは。」
紫のACの右手から加速された弾が撃ち出される。
「ッッッ!!ジナイーダ何をする!」
「私達の存在意義・・・それを何を意味するのか!姉・・アグラーヤ、ジノーヴィー、
エヴァンジェを倒したお前を倒し、最強となることでわかる気がする。」
「クッ!なら、いくぞ!」
二人にとってその戦いは止めれるものではなった、双方とも腕は拮抗しており、
最小の回避で攻撃をかわし、未来位置を瞬時に把握し反撃を行う・・・そして・・・
銀と紺が起死回生を図ったブレード攻撃が紫のACをなぎ払った、地に膝を着く紫のAC
「・・・私はただひたすらに強くあろうとした、そこに私が生きる理由があったから・・・やっと追い続けたものに手が届いた気がする・・・『レイヴン』・・・その称号は・・・お前にこそ相応しい・・・。」
爆発する紫のAC、ただ見ている事しか出来ない二人に声がかかる。
「・・・君たちの御覧の通り、インターネサインは破壊した・・・『時空管理局』の魔法使いさん。」
銀と紺のACのコックピットから出てきた男はなのは達を見据える、警戒するなのは達だがそれを察知しているのか
「別に君たちに危害を加えるわけじゃない、安心しろ。」
となのは達に微笑む・・・


そして1時間後
なのは達はレイヴンに連れられて、彼の家にお邪魔することになっていた、何でも転移装置が故障したとか何とかで彼の家で時間を潰すことになった。
「子供の口に合うかわからんが、ほれ。」
男、リャノンと名乗るレイヴンがなのは達に紅茶を渡す、それを受け取るとなのはは問う
「どうして私たちのことを知っているんですか?」
「ああ、ジャックから話を聞いたんだ、以前企業が発掘した古代兵器が管理局の魔法使いに潰されたって・・・それに・・・聞いて見たいんだ、君達が戦う理由が、年端もいかない小さな君たちがどうして戦うのか?」
リャノンは真顔でなのは達に問う



なんとなく書いたorzダブンスンマセン

76 :リリカルなのは×覚悟のススメ:2007/06/28(木) 03:09:50 ID:j4X4C5DI
>>73
ディ・モールト・ベネ!!
GJでございます。
イギーの能力はなのは世界と親和性が比較的高い。
砂をまとう能力もある意味バリアジャケットじみておりましょう。
三部のスタンドは能力が素直でありますれば。

少々、覚悟のススメとは関係ないところでひとつ妄想ができたので、
投下してみることにしまする…と思ったら。

>>75
貴殿、わたしと同じことを同時に考えておられたのか!
よもやここでリャノンを見られるとは…

負けてはおれぬとばかり、続いて投下。

77 :リリカルなのはStS×アーマードコア・ラストレイヴン:2007/06/28(木) 03:11:50 ID:j4X4C5DI

前世代の遺跡より解き放たれた、ロストロギア「特攻兵器」の襲来。
世界中を包んだ無作為殺戮の嵐は数ヶ月吹き荒れ続け、
辛うじて生存した人類もまた、その再来に怯え続ける日々を送る。

壊滅した時空管理局は残存した組織を集合し
人類統治機構「アライアンス」を結成。
その強力な中央集権体勢のもと、わずかな復興の兆しが見え始めた矢先…

魔導師による新秩序形成を叫ぶ「バーテックス」の蜂起。
首魁の名は、ジャック・O(オー)!
特攻兵器襲来の最中、管理局の臨時局長を務めた男!

またたく間に戦火は拡がった。
海、山、川、街…戦場は一切選ばれなかった。
偶発的に、あるいは計画的に発生する二十四時間態勢の戦闘、戦闘、戦闘。

「バーテックス」に味方する魔導師全てに対し「アライアンス」は懸賞金をかけ
斃(たお)しさえすれば経歴問わず誰にでも指定の金額を支払うことを宣言すれば、
「バーテックス」もまた同様の宣言を発し、
ここに両陣営の魔導師全ての首に賞金がかかる異常事態が出現。

消耗に次ぐ消耗を重ね、やがて運命の日が訪れる。
「バーテックス」は二十四時間後、「アライアンス」に対する総攻撃を開始する。
全国ネットに乗せたジャック・Oの宣告により、戦局は最終段階へ至ろうとしていた…


魔導師、残り30人


―――誰もが、生きるために戦っている。


78 :リリカルなのはStS×アーマードコア・ラストレイヴン:2007/06/28(木) 03:14:19 ID:j4X4C5DI
エド・ワイズレポート


Magi:高町なのは
Device:レイジングハート
Committed:アライアンス
Bounty:88000C

アライアンス本部直属魔導師を統括する若き指揮官。
事実上、エヴァンジェと敵対関係にあるのは公然の秘密だ。
戦術部隊に対抗する派閥を仕切っているだけあって
政治力と作戦遂行能力は実際大したものらしいな。
だが、こいつの真の恐ろしさは相手を懐柔する言葉繰りだ。
独立武装勢力に組する魔導師までも傘下に集める手腕は
空恐ろしいものさえ感じさせる。奴の口車には乗るなよ。



Magi:フェイト・テスタロッサ
Device:バルディッシュ
Committed:アライアンス
Bounty:56000C

アライアンス本部直属の魔導師。
歳こそ若いが管理局時代から名うての一角だ。
能力的には間違っても侮ってかかれない。
だが問題はすくいがたい平和主義者であることだな。
そのせいで幾度となく詰めを誤ってきている。
噂だと孤児院の真似事に自腹を切っているというし、
完璧に生まれてくる時代を間違えたな。
哀れな奴だと思わないか。



Magi:八神はやて
Device:シュヴェルトクロイツ
Committed:バーテックス
Bounty:79000C

バーテックスの謎多きサブリーダーだ。
アライアンスに残っていれば、
戦術部隊か本部直属、どちらかの頭を張っていただろう。
それを放棄してまで何故ジャックOについたのかは不明だが、
奴が引き込んだ部下で編成した実働部隊ヴォルケンリッターが
目下アライアンス最大の脅威であることは確かだ。
賞金の高さはその裏付けと思えよ。


79 :リリカルなのはStS×アーマードコア・ラストレイヴン:2007/06/28(木) 03:15:29 ID:j4X4C5DI

Magi:スバル・ナカジマ
Device:マッハキャリバー
Committed:アライアンス
Bounty:24000C

アライアンス戦術部隊に所属している。
特攻兵器襲来後に魔導師になった奇特者だ。
子供の頃からの憧れだったらしいが、それで生命を売るとはバカな奴だな。
実戦経験がほとんどないだけにデータもそろわないが
正直、どこにも買うべき要素が見当たらない。
エヴァンジェが単に嫌がらせのために
本部からこいつを引き抜いたという噂も、当たらずも遠からずだろうよ。



Magi:ティアナ・ランスター
Device:クロスミラージュ
Committed:アライアンス
Bounty:26000C

アライアンス戦術部隊に所属する、特攻兵器襲来後の若手。
こんなご時世に魔導師を目指したのも
何か思うところがあってのことらしいが、
生命あっての物種って言葉を送ってやりたいね、俺は。
細かい敵を相手に地道に戦果を上げているようだが
実戦経験の差を埋めるほどの才能は見られない。
小金稼ぎにはいいカモだろう。 ばっちりいただいてこいよ。


80 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/06/28(木) 03:15:58 ID:OvE6WF/o
>>73
>>74
>>77

ベネ!!
乙です!!

81 :リリカルなのはStS×アーマードコア・ラストレイヴン:2007/06/28(木) 03:18:13 ID:j4X4C5DI

MISSION


[エヴァンジェ粛正補助]
飛行場制圧
ヴィータ抹殺


エド・ワイズ:
戦術部隊隊長、エヴァンジェ粛正の手伝いだとさ。
依頼主は本部の現リーダーか。
親友を踏み台にされて、重い腰をついに上げたってわけだ。
どう見ても個人的な復讐だね。
まあ、俺達には関係のない話さ。
アライアンス内部の確執に首を突っ込む義理もないからな。



依頼元:フェイト・テスタロッサ
報酬:60000C

アライアンス戦術部隊隊長、エヴァンジェを粛正します。

この情勢下で管理局に残った以上、死を覚悟するのは当然とわかっていますが、
味方や部下を踏み台にする行動をこれ以上容認するわけにはいきません。

目標はガラブ砂漠中心部で無人機の掃討にあたっており、
彼の腹心であるトロット・S・スパーがこれに同行しています。

魔導師二人を同時に相手にしては勝ち目がありません。
そこであなたには、トロット・S・スパーの足止めをお願いしたいのです。

エヴァンジェは、彼の無法をここまで許した私が責任を持って排除します。
それまでの間、邪魔立てする勢力があれば全て阻止してください。

報酬は全額前金でお支払いします。
私が生き残っていれば、相応の追加報酬も約束しましょう。

あなたの働きに期待します。


82 :リリカルなのはStS×覚悟のススメ:2007/06/28(木) 03:21:36 ID:j4X4C5DI
…以上なり。
ここから先はあまりに救いがないため、書くのを控えることにしました。

これはあくまでルートのひとつと解釈されたし。
高町なのはは捨て駒にされたモリ・カドルを見捨てることができず
救出に向かった先でバーテックスの総攻撃を受け、沈んだと。

不快になられた方おられれば、伏してお詫び申しあげます。

83 :リリカル犬狼伝説:2007/06/28(木) 04:20:25 ID:F5qMUfdm
アーマード・コア

どれほど渋く辛いか、
それはこのひとことで理解していただくなら幸いです。



『マルチ・バッド・エンディング機能搭載』

84 :FS:2007/06/28(木) 06:04:44 ID:nBvelN4q
うわぁ。なにやら凄く雰囲気の良さそうなネタが色々と…。もっと読みたいですよ。
皆様GJ。

>>前スレ602氏
あげて頂いて多謝多謝。
文体ですが、自分のは好きな作家さんの作品のを見様見真似でやってるだけというか。
どっかで見たような言い回しがそのうち出てくるかと思います。

執筆状況は前回投下分も練り直そうかとか考え出してしまい遅々として進まず。
…ゴメンナサイ。
いい加減出さないと一発こっきりで立ち消えになっちゃいそう。
…………それだけは避けねば。

85 :ジョジョクロス『愚者の書』:2007/06/28(木) 08:46:38 ID:lfZSDqCm
中堅レイヴンを自称する自分としては、まさかのクロスにGJを送りたいところ。
まさか、ACが来るとは…! こいつは失禁せざる得ないw

特に、覚悟氏のエド・ワイズレポートが素晴らしい。
魔法少女に対して、AC特有の冷徹なまでの現実的評価が下されてて原作らしさを感じました。
フェイトとか、あの荒廃した世界では、そういう評価ですよねー。
あと、含みの無い比較評価の結果なのでしょうが、ここでもティアは……(涙
彼女からはライダー剣のタディと同じ匂いを感じるんだ。
もちろん、双方大好きなキャラです。

86 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/06/28(木) 09:27:06 ID:Ng5knKMc
(0M0)<君がティアナか、俺がギャレンだ。

87 :アーマーデバイス(なのはStS+φ’s正伝):2007/06/28(木) 09:29:28 ID:cuI4WnCp

「ぜぇっ、ふぅ……はぁ、おいどうだった? 一通りの飛び方はしてみたけどよ」
『ええ、前より遥かに安定して速くもなってます!』
『……凄い進歩ね、最初は飛ぼうとするとすぐ障害物に激突してたのに』
「ああ……習うより慣れたほうが早いと思ったからな、痛いのも嫌だし」
『だけどやはり6分を超えたあたりから調子が悪くなるわね』
「……5分55秒くらいだ」

飛行魔法の特訓を終わらせ自分で測定していた時間を報告して着地する巧。
特訓の成果を聞きながらバリアジャケットを解除し普段着に戻った。
空中を飛ぶということは便利だが本来人間は空の飛べない生き物。
長時間空を飛んでいると無性に地面に降りたくなるのは本能なのだろうか

空中戦よりも地上戦が得意である巧にはそれが顕著に現れている。
夏に着るような服を着てるがそれでもひとしきり動いたせいか熱が身体に残っている
これは魔力変換資質のせいでもある巧自身も既に気が付いているのだが

『でもここでの飛行許可ってとってあるのですか?』
『安心していいわ、それに抜かりはないから』
「聖王教会って本当に凄いんだな……」

身体の性質が根本から普通の人間とは違う巧の体力は並ではない
瞬発力と運動性、そして肉弾戦の強さは折り紙つきで
かつてファイズやカイザを文字通り一蹴したホースオルフェノクを圧倒している
そしてわずか1ヶ月の鍛錬で巧の全能力はさらに一回り成長した。
さらにデバイスを起動させた時の攻撃力・防御力・機動性はなんらかの理由で数倍に跳ね上がっている。

それも巧の魔力変換性質のせい……というかそれがないとこれは能力を発揮できない。
巧が以前に2人に聞いた話を要点だけ纏めるとこういうことらしい。 


88 :アーマーデバイス(なのはStS+φ’s正伝):2007/06/28(木) 09:38:40 ID:cuI4WnCp
「魔力変換……自分の魔力を別の力に変えるとかってあれか?」
「ええ、そして変換されたエネルギーがバリアジャケット内部のデバイスによってさらに増幅され……」
「俺の身体を駆け巡って力を増幅してるってことになるのか」
「嘘、今の説明でわかったんですか!?」
「いい加減にしないと殴るぞ。……つまり魔力が多いだけじゃ使いこなせないってわけだ」

ファイズの動力源はフォトンブラッドと呼ばれる液体だとユーザーズガイドには書かれていた。
つまり巧の魔力は光、あるいは血のどちらかに変換されているということなのだろうか……
とにかくそれでバリアジャケットの能力が数倍に跳ね上がるのならそれに越したことはない。
そしてその能力を巧くコントロールできれば戦い方も幅広くなる。
しかし常時魔力を消費しているので飛行魔法に力を割けるほどの余裕はなくなってしまうらしい

(まあいいか、空を飛べるのはおまけ程度に考えりゃいいかな……)

とりあえず巧はデバイスに戻ったミッションメモリーを軽く握り締め2人に向き直る
これがどういう種類に属するのか聞いてみたところ先に答えたのはヌエラでカリムもそれに続く

『機能としてはユニゾンデバイスに似てるのですが……でもそのデバイスには意思がありません』
「じゃあストレージデバイスってやつなのか?」
『それも少し違うわ、あなたのファイズメモリーはその2つのいい所を兼ね備えてる』
『ストレージデバイスに融合型デバイスのいいところ……』
「……つまり強力で安定性に長けていて使いやすいってことか?」

巧のその物言いにカリム・グラシアは軽く息を吐いて微妙な笑みを浮かべたが
シャッハ・ヌエラはというと大きな溜め息をつきもう驚き疲れたとでもいうような態度をとる。

『そういうことを簡単に口にできるあなたの性格が一番恐ろしいですよ』
『……それにそのような規格外なデバイスが存在するなんて知らなかったわ』
「まず魔法自体が……まあいい。じゃあアーマーデバイスでいいんじゃないか? 鎧っぽいし」

単純なネーミングセンスに2人はもう苦笑いとしかとれない表情を浮かべた

89 :アーマーデバイス(なのはStS+φ’s正伝):2007/06/28(木) 09:47:26 ID:cuI4WnCp
その表情を見てまたもやあからさまに不機嫌な態度になってしまう巧

『アーマーデバイス? 随分と単純に名付けるのね』
「いいんだよ、名前なんてそんなもんだ。気に入らなかったらあだ名で呼べばいいさ」
『デバイスにあだ名……どこまで人を驚かせれば気が済むんですかあなたって人は』
「そういうおまえもどこまで人を馬鹿にすれば気が済むんだよ!」

ヌエラの悪気がまったくないその言葉に反応して大人げ無く怒る
元々冗談があまり通じないというのもあるが未だに慣れない異世界の感覚と
さらに先ほどまで限界を超えた飛行訓練のせいで精神がかなり衰弱していたことで過剰反応してしまったのだ。
巧がモニターの奥にいる短髪の修道女を睨みつけると同時にその女性は何かに反応する

誰かと応答しているらしく結局その睨みの効果はまるでなかった。
話が終わってから巧は言いたいことを洗いざらい言ってやろうと思い身構える
しかし結論から先に言えばその言葉を言い放つ機会は結局現れなかった

『これは……騎士カリム、騎士はやてがいらっしゃいました』
「騎士・・・はやて? 聖王教会にそんな名前の奴がいたか?」

巧は2人に尋ねたが答えは返ってこない、それどころか完全に無視されている。
カリムとヌエラが話を進めている間に巧は仲間外れというあまり良くない気分を味わってしまう
それが嫌で巧はなんとか抵抗を試みようとするがこれまた無駄になる。

『早かったわね、私の部屋に来てもらってちょうだい』
「おいこら、人の話を聞け!」
『それからお茶をふたつ、ファーストリーフのいいところをミルクと砂糖つきでね』
「だからおまえら人を無視して何を……」
『かしこまりました』
「ぐ……くそっ、もういい! 勝手にやってろ、俺はもう寝る!」
『え? あの、寝るってどこで』
「おまえには関係ねえ!」

怒りに任せて何もないところに浮かぶ空間モニターを拳で打ち払い地面に寝っ転がる。

90 :アーマーデバイス(なのはStS+φ’s正伝):2007/06/28(木) 09:59:16 ID:cuI4WnCp

成人近い男性とは思えないほどに子供な対応の上に怒りでさらにエネルギーを消耗して満足な動きが取れない
だから地面に寝そべる、もう路上や公道で寝るのは巧にとっては当たり前の行為となっていた。
さらに慣れない飛行魔法を長時間使ったのと生活リズムを無視した早起きのせいで
巧の眠気は多少の抵抗では止められないほどに広がっていた。
だが巧に抵抗する気はさらさらなく眠りたいのなら寝てしまえという考えがある。

(けど寝るには眩しすぎるな……昼が近いからか?)

眠るまでの間にやることがなかったのでひとまず空を見たが視界を手で覆い隠し太陽の光を遮る。
初めてこの世界にやってきたときとほぼ同じ青空が広がっていた。
ふと巧は再び専用デバイス……というかファイズギアのミッションメモリーを手に握る

この世界にやってきたのが1ヶ月前、倒れていた女の1人が自分に銃を突き付けていたのを思い出す
転送したてで脳が活性化してなかったこともありどうせ玩具だろうと勝手に決めつけていた
もう一人倒れていた少女のケガのことも少し気になったがその時にはもうあのの聖王教会に……
広い世界で2度と同じ人物に会うことは無いだろうがもし会ったら謝っておこうと決めておく。

「あの時みたいなことにはならないのかな……転送のことは俺にはよくわからないし」

シャッハ・ヌエラの転送魔法は一流だと前にカリムから聞かされてはいたが
ついさっき失礼な態度をとってしまった手前どうしても質問がしづらくなってしまう。
それに巧は人に頼られたこともなければ人を頼ったこともあまりない。
咄嗟に口に出す事はあるが……そのせいでどうも積極に聞くということができなくなっていた
どうするか考えている間に巧は普段旅をしていた時のように誰もいない場所で寝てしまう。

あまりの眠気に手に握ったファイズメモリーが赤く眩い光を放ち始めたことに気付かぬままに


91 :なのはStS+φ’s正伝:2007/06/28(木) 10:13:53 ID:cuI4WnCp
投下完遂・・・っていうか全然話進んでねえ! マジでごめんなさい
ファイズの設定は正伝では細かい所は変わってますけど基本的には変わらないようです
せいぜいオートバジンがないのにファイズエッジを使ってるとか
誰がファイズの作ったのかわからないことくらいですね

そして書いている皆さんにGJです……にしても職人さんが増えてきましたねえ
負けないように頑張りたいけどきっついなあ、皆さんの期待に答えるのは(劇場版より)
話を進ませたい(戦闘シーンくらいは行きたい)とは思ってはいるのですが

今は巧の大嫌いな季節、熱い熱い夏なので皆さんも体調には気をつけてください。それでは

92 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/06/28(木) 11:18:58 ID:hhXXGPR3
なのはの目の前に、捕われたフェイト・ハウライオン、八神はやての無残な姿が。

なのは「あぁっ……フェイトちゃん! はやてちゃん!」
フェイト「な……なのは・・・きてくれたんだね……」
はやて「ふ……ふふっ、遅かったやないか……」
なのは「まってて、今助ける!」

2人の戒めを、なのはがアクセルシューターで打ち抜く。

なのは「よし、一旦ここから出よう」
はやて「すまんなぁ……」
脱出しようとしたとき、異質な魔法がが響くと共にユーノ・スクライアが現れる。
ユーノ「フフフ……この僕から逃げられるとでも思ってるのか」
なのは「二人とも早く外へ!」
ユーノ「逃がさん!」
なのはがフェイトとはやてを逃がし、ただ1人ユーノ・スクライアに立ち向かう。
必殺の一撃ディバインバスターがユーノを包み込む。だがユーノはそれを意にも介さず、
突進し、なのはを蹴り飛ばす。なのはの攻撃を受けた傷ががみるみる塞がる。
ユーノ「馬鹿め……このロストロギアが発するフィールド内での僕は、不死身なのだ……」

リンディ「グレアム、穴が閉じられる!」
グレアム「よし、発射準備完了! 行けぇぃ!」

ロストロギア・フィールド目掛け、アルカンシェルが放たれる。
フィールド内。外を目指していたフェイトとはやてが、そのビームを浴びる。
弱りきっていた二人の体に、次第に力が甦る。
フェイト「あ……?」
はやて「こ……これは?力が戻って。」
クロノ「あぁっ、フェイト! はやて! 無事だったんだね!」

ユーノがなのはを翻弄する。なのはが起死回生で放ったエクセリオンバスターACSドライブを
ユーノが白羽取りで掴み、レイジングハートを握りつぶし、そしてユーノの手から巨大な剣が伸び、なのはの腹を貫く。
なのは「きゃぁぁぁぁぁっ!!」
ユーノ「冥土の土産になのはに僕の本当の力を見せてやろう。絶対淫獣神となったこの僕の力を!」
なのは「あぁぁぁぁ──っ!!」

スクライアの塔から、マイナスロストロギアエネルギーがミッドチルダに向けて放たれる。
ミッドチルダの空が、次第に暗黒に染まってゆく。
グレアム「い、いかん……このままではミッドチルダは……」
フェイトとはやてが、アルカンシェル砲を抱え上げる。
グレアム「何じゃ? アルカンシェル砲をどうするつもりじゃ!」
フェイト「こいつを使って、私たちの全エネルギーをユーノにうち込んできます!」
グレアム「……馬鹿な! そんなことをしたら……」
フェイト「行こうはやて!今度こそなのはを助けよう。」
はやて「ええ!うちもなのはに一度救われた、そしたら今度はうちらが助ける番や。」
グレアムの制止も聞かず、二人が飛び立つ。

93 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/06/28(木) 11:21:04 ID:hhXXGPR3
ユーノの放つマイナスロストロギアエネルギーがなのはを襲う。
なのはのバリアジャケットがみるみる溶けてゆく。
なのは「うぐぁっ!!」
ユーノ「フフフ……そろそろ別れの時がきたようだ・・・一撃で楽に葬ってやる。」
そのとき。アルカンシェルがユーノに注がれる。
ユーノ「お、おぉっ!?」
アルカンシェル砲を抱えたフェイトとはやてが飛来。

はやて「ユーノ! 私たちの命の力や、受け取りやっ!!」
フェイト「なのは、今度こそ助けるんだ!」
ユーノ「うぅ……おのれっ、ザコどもがぁっ!!」
光の刃を放つユーノ。アルカンシェル砲が真っ二つになる。
そして……フェイト・ハウライオン、八神はやての胴体も真っ二つに斬り裂かれる。
なのは「いやぁぁぁぁぁぁぁぁ!?」
大爆発──
なのは「フェイトちゃん……はやてちゃん……」
爆風の中から、二筋の光線が閃き、砕けたはずのレイジングハートに吸い込まれる。
ユーノ「ザコどもめ! 手間をかけさて!」
なのは「ユーノ・スクライア! 許さない!! 貴方だけは、絶対に……許さなぁぁ──いっ!!」
ユーノ目掛けてなのはが突進する。ユーノの魔法が響き、なのはのバリアジャケットが次々にちぎれとぶ。
しかし、それでもなおなのはは突進し続ける。

ユーノ「な、なぜ……!? なのはは倒れないのだ……!?」
なのは「私はすばるたちや、このミッドチルダに住むすべての生命に約束した。
    たとえこの身は滅びても、ユーノ・スクライア、貴方を倒すと!!」
ユーノ「ほざくなぁ──っ!!」
直撃を受けてなのはの髪留めが砕け、ロングヘアーになる。

なのは「行くわ! ユーノ・スクライア!!」
なのはの全身からまばゆいばかりの魔力が迸り、その姿が巨大な火の鳥と化す。
ユーノ「何ぃっ!?」

火の鳥にフェイトの姿が、はやての姿が浮かび上がる。
彼らがユーノに倒された時、その命がなのはに託されていたのだ。

フェイト「ユーノ・スクライア!!」
はやて「受けるがええ!!」
なのは「これが私たちの、最後の力だあぁぁ──っっ!!」

3体の命が火の鳥と化し、ユーノの体を貫く。

ユーノ「僕は敗れぬ……敗れるわけがない……僕は淫獣皇帝……ユーノ……スクライア……なのだああぁぁ──っ!!」

ユーノ・スクライアの肉体は──粉々に砕け散る。

元ネタ・・・このボスが一番かっこよかった(最後は前作のほうがよかったが)

94 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/06/28(木) 12:36:12 ID:ArbgssOa
>>92 つまらん

95 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/06/28(木) 12:37:28 ID:fOKe5Ftq
>>73
ディ・モールトすばらしい!!バニラ戦後のイギーですか、それにしてもイギーの口の悪さが
イギーぽくってよかったです。ヴォルケンズとの初接触時にスタンド発動の予感が!!
>>91
今回も楽しかったです。ついにデバイスまで出た・・・後は戦闘だけだ。楽しみにしてます。
>>82
すごいなこの世界観・・・。原作のゲームはあまり知らないのですが、なのは達の評価が辛口ですね。
タティアナサンはもちろん死にそうになると、オンドゥル語のオンパレードですよね。マドウシニナッタセイデ!!ワタシノカラダハ、ボドボドダー!!
>>75
GJ!!原作はあまり知らないですが、面白かったです。戦闘メインというよりは、なのは達との会話メインかな?

96 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/06/28(木) 13:29:58 ID:ZWrWtQOx
>>92
ファイバードネタとは…懐かしい。
あれは傑作だからなぁ。

97 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/06/28(木) 13:33:26 ID:FBz9ehPf
http://www3.pf-x.net/~rhythmicalo42o/

98 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/06/28(木) 13:44:32 ID:hQIRYG6i
>>91
GJ

TV版との違いはあまり無い様で一安心
これで電波を飛ばせるぜ・・・
555が空中をビュンビュン飛ぶのはちょっとイメージ違いましたが
よく考えたらサイガ空中戦メインだったし、555も赤くなれば同じように飛んでた・・・

映画版の宣伝ヨロシク、1000機のガジェットドローンVs555なんて事になるんでしょうかwww
もしくはアクセル起動で瞬殺w

ともあれ無理をせずに、お待ちしております

99 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/06/28(木) 15:14:16 ID:nFAz3TnK
ふう、ようやく埋め終わった

100 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/06/28(木) 15:14:27 ID:QzjIsW6p
ウメ乙

101 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/06/28(木) 15:16:07 ID:hQIRYG6i
埋め乙

102 :リリカルスクライド//G.U.:2007/06/28(木) 15:21:34 ID:Ta1HPTBz
うわ〜書き手が増えまくりですね。
後で読ませてもらういます。

>>87-91
GJです。アーマーデバイスかぁ〜シンプルw
巧が機動六課とどんな形で出会うのか楽しみです。

すいません…結構長くなって来てリリカルスクライド//G.U.明日か明後日に投下します。
はぁ・・・抗がん剤の副作用で髪が抜けていく・・・Orz

103 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/06/28(木) 15:42:33 ID:QzjIsW6p
スクライド//GUさんきたああああああああ 
抗癌治療大変ですな…無理ない程度で落とせていただければ嬉しいです!
あと私もちょっと、ある動画に影響されて書いてみようかなと思ったので投下してみます
稚拙な文かもしれませんがよろしくおねがいしますー

104 :ウサギ村:2007/06/28(木) 15:46:14 ID:QzjIsW6p
 「着地体勢にはいる」
 「ディンゴ・イーグリット LEVのロック解除。着地まで20 ディンゴ気をつけてね」
 ああ 俺はそう答えた。

俺の今の仕事は木星の採掘現場での作業員。そこそこ楽しくやっている。
仕事中は気心の知れた仲間と雑談も出来るし
帰ったら贔屓のスポ−ツを見ながら酒を飲む。これが俺の今の楽しみだ。
昔は部隊で戦争まがいな事をやっていたが…ある事件をきっかけに軍を抜けた。
正直忘れられない…が俺にはどうしよもない。そう思うしかなかった。

話を戻そうか。
採掘場に行く途中俺はメタトロン反応に気がついた。
メタトロンってのは簡単にいうと希少エネルギー物質のこととでも思えばいい。
今回のそれは今まで見たほど無いほど馬鹿にデカイ反応だった。
普通気になるよな?俺も気になった、だから向かったんだ。
今思えばそれがいけなかったんだが…。
 「ディンゴ?何処へ行くの?」
 「メタトロンの反応がある、やけにデカイ。ちょっと見てくる。」
俺はLEVといわれる破砕用ロボットを操り反応している場所へと向かおうとした。
重力が軽い分空中にロボットを長時間浮かせることが出来る。
そして浮かせた後、バーニアを時間差で二回噴射させる事により素早く移動できるのだ。
これ豆知識な。とにかく俺はそうして向かったんだ。

105 :ウサギ村:2007/06/28(木) 15:49:19 ID:QzjIsW6p
メタトロン反応あった場所に降り立つ。
そこには半分埋まったままの大きなコンテナがあった。
俺はLEVを降り調査するため中には入った。
 「これは…オービタル・フレーム!」
正直驚いた。これだけ貴重なものは見たことが無い。
でも何故こんな辺境にあるのか俺には理解できなかった。
どうすべきか…そう考えていると急に爆音がし、ひどい振動が来た。
 「ディンゴ どうしたの?!」
オペレータのアンジーが心配そうに無線で聞いてきた。
 「LEVをやられた。バフラムの連中だ!」
 「バフラムって…!!まさか?! きゃあぁぁ」
急に切れる無線。
 「おい!!どうした?! くそ!切れやがった」
何故火星のバフラムが木星にいるのか分からないが相手は考える暇すら与えてくれない。
容赦ない攻撃によりコンテナごと崖から落ちてしまった。
一応俺だって元軍経験やLEV操作の経験があるから操作しようとする。
…動かなかった。だめか…そう思ったとき…動力が点いた。
 「おはようございます。戦闘行動を開始します」
 「うごけええええ!!!!!」
同時に眩いばかりの光が俺の周りを包んだ。
そこで俺の意識は途切れた。


106 :ウサギ村@ANUBIS×リリカル:2007/06/28(木) 15:52:57 ID:QzjIsW6p
 「うわあぁぁ… ハア…ハア…」
光がカーテンから差し込む。どうやら夢だったようだ。
夢か、そうだよな非現実的すぎるよな。そう納得した。
額を触ってみる。すごい汗だ。とりあえず顔を洗いに洗面所に向かうことに。
ベッドから降りる。
妙に体が軽い ふわふわしている。
そういや酒のんでたから二日酔いか。

洗面所に着いた。明かりはついていない。
蛇口の前に手を差し出す。自動なので水が出た。
それにしても恐ろしい夢を見た。
オービタル・フレームがあんな所にあるわけがない。
それにバフラムがあんな辺境まで来るはずないからな。
手当たり次第にハンドタオルを探し、顔を拭った。
すると不意に声をかけられた。
 「おい 明かりつけて鏡見ろ」
 「誰だ!誰が居る!」
周りは暗くて見えない。明かりをつけてみた。だが誰もいなかった。 
空耳か…俺も年だな
そして振り返りざまに鏡を見てしまった。
 「………」
絶句した。鏡にはどうみても女の子しか映っていない。
また声がする。
 「なあ おまえどうやって私の中に入った?」
俺はどうやら大変な状態らしいことだけは分かった…。

107 :ウサギ村@ANUBIS×リリカル:2007/06/28(木) 15:57:53 ID:QzjIsW6p
投下してみました。ありがとうございました。STSとANUBISとのクロスです
知ってる人もいるかもですが、元ネタはNanobis Zone of The Belkaです。あの動画は出来が良すぎですw

108 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/06/28(木) 17:39:13 ID:YLLmDTC+
>>91
正伝てアクセルフォームやブラスターフォームはないの?
アクセルによるマッハ50の超音速戦闘みたいなあ…

109 :リリカルスクライド//G.U.:2007/06/28(木) 19:12:13 ID:Ta1HPTBz
ふぅ…第三話最終章書き上げました……
誤字詮索したら投下します。
予定は午後7時半です。
ちなみに、G.U.ネタばれがすごい事になったので知りたくない方は飛ばして下さい。

110 :リリカルスクライド//G.U.:2007/06/28(木) 19:30:21 ID:Ta1HPTBz
リリカルスクライド//G.U.
スクライドの世界に派遣される魔法少女達の冒険 

 第三話「闇に染まりし優しい人」


 白いバリアジャケットを着た一人の女性は、倒れ伏した3人の姿を見て涙を流していた。
 その横で人型となり倒れた者たちを岩陰へ運ぶ青き狼。
 自分たちの力の無さに泣く……そんな事さへも、突然の雨で流されてしまう。
「……何が間違いだったのかな」
「全ては、我らの運の無さから来たもの……そう思うしかあるまい」
 周囲の汚れを流すかのように、豪雨が降り続ける。
「フェイトちゃん……私、どうしたらいいの?」
 なのはの問いに誰も答えてはくれない。

 戦う二人を見つめる戦闘服を着た男性は、少し先で戦っている変わり果てた妹の姿を見た影響で判断が鈍っていた。
“どうする……フェイトを助けに行くか?いや、ここでリィンフォースを止めなくてはハセヲが倒される可能性がある……考えるんだ”
 どの様な手順を踏めば最良の道が開けるか考えるクロノを他所に戦闘が激化する。

 夜天に降る雨の中、紅い閃光と黒き閃光がぶつかり合い雨を弾く。
 死神の左手から連射される光弾を、堕天使騎士は3対の黒き羽を使い回避する。
 攻撃が当たらないことで遠距離戦での戦いは無駄だと感じ取った憑神スケィス2ndは、右手に持つ大鎌を振るう。
 敵の魂を狩るための鎌……死神一般では大抵そんな意味合いであろう……だが、スケィスは違う。
 相手に死の恐怖を与える……真実を見出すための鍵……それが第一相・死の恐怖スケィスである。
 
『これ以上の邪魔はさせねぇ!俺には果たさなくちゃいけない事があるんだぁぁぁ!!』
 ハセヲの高揚がスケィスの潜在能力を上昇させる。
 紅いオーラを更に増加させたスケィスは、先ほどの動き以上の速度で大鎌を振りかざす。
 今まで以上のスピードが乗った大鎌の斬り筋は、リィンフォースの騎士甲冑を削り取っていく。
 力を増したスケィスに合わせてリィンフォースも己の持つ魔力を限界まで放出し対峙し始める。
 夜天の書に記録された数々の魔法の中で、目の前の巨人の力を奪う……いや、封じる物を探す。

『コイツ何か良いじゃねぇのかぁ?』
 八神はやての精神…今はリィンフォースが支配しているが、そこで夜天の書に記録された魔法をチラチラ覗いてくる闇を愛いし闇から生まれた者。
『マリク……だったか。気が散る』
『そんなに迷惑顔するなよぉ?これでも親切心で言ってるんだぜぇ?』
 先ほどまで橘あすかに取り付いていたAIDAの主人格……闇に沈んでいた心をAIDAによって蘇りし悪意の塊。
 そんな二人の居るエリアの下層にクリスタル状に眠らされている女性と少女。
 八神はやてとリィンフォースIIである。
 AIDAによって精神を凍結された状態の彼女たちの意思は、今は無い。
 今はAIDAによる遠隔操作によって3つ同時詠唱が可能という凄まじいポテンシャルを一つの体に集めている状態。
 彼女たちの精神の奪還と、自分自身の存在の確保を条件にリィンフォースはAIDAに協力している……
時期が来ればAIDAの除去も考えている。
 そのことを、この男に気づかれては何もかも無に帰す……そのためのハセヲとの戦いだった。
『まぁいいか……しっかり仕事をしろよなぁ?そうじゃなけりゃあ、すぐにでも俺が―』
 リィンフォースの冷たい目線に冷や汗を?くマリクは、ムカつきながらも監視に戻るのだった。


111 :リリカルスクライド//G.U.:2007/06/28(木) 19:31:19 ID:Ta1HPTBz

「彼方より来たれ、やどりぎの枝。銀月の槍となりて、撃ち貫け。石化の槍、ミストルティン!」
 スケィスへと石化効果のある光の槍を7本発射するリィンフォース。
 高速で撃ち出される光の槍を、若干の動きで次々と回避するスケィスだったが左肩と左足のパーツに掠ってしまう。
 徐々に浸食され石化が進む黄金の装甲を怒涛にも大鎌で切落としていく。
 侵食を防ぐためとは言え、己の体を斬る行為はスケィスのダメージが増える一方だ。
 続けてスケィスの周りに出現し襲いかかる16本のブラッディダガー。
 大鎌を振い、ダガーを切り払い終えると鎌へ収束したエネルギーを解放し光輪を撃ち出す。
 以前より威力を増した光輪は、大地から出現した多数の鋭い拘束条を粉砕しリィンフォースを捉える。
「盾!」
 夜天の書を胸付近に浮かせ空いた左手でパンツァーシルトを展開し、スケィスの攻撃を受け止める。
「こんなモノで私を倒せるとでも―」
 リィンフォースの目前まで接近したスケィスに一瞬驚く。
“なんだ!?こいつのスピードは”
『でやぁぁぁ!!』
 まさに神風と思えるほどの速度で現れたスケィスは、大鎌の柄でリィンフォースを叩きつけ吹き飛ばす。
 騎士甲冑による防御があっても質量による打撃は、リィンフォースの口から血を流させた。
 左手で脇を押さえながら右手に持つ杖を構えるリィンフォースの顔は豪雨によって銀色の長髪がへばり付いている。
「貴様は何故大鎌の刃を使わない…絶好のチャンスであっただろう」
『へっ、テメェが取り込んだ機動六課の隊長さんの救出もしないといけないからなぁ!AIDAのプロテクトのみ破壊させてもらう』
 スケィスがまた突っ込んでくると考えたリィンフォースは、バインドで身動きを封じようとするが突如現れた鎖型バインドに拘束される。
 両手両足に巻きつかれたバインドを見た彼女は、後方でデュランダルを構える男のことに気づく。
「クロノ・ハラオウン…お前のことを忘れていたとは、不覚」
「いや、ハセヲくんの動きを見ていれば俺の方にかまっている暇はなかっただろう…リィンフォース、即刻武装解除するんだ」
 険しい顔をしたクロノの要求に顔を横に振り拒否を示す。
「そうか…ならば!」
 下方にミッドチルダ式魔法陣を出現させ、デュランダルをリィンフォースへ向け魔法を発動させる…一時的に封印する凍結魔法。
「悠久なる凍土、凍てつく棺のうちにて、永遠の眠りを与えよ」
『Eternal Coffin』
 10年前に使用したエターナルコフィンを対象者を選べるモノへと組み替えた魔法がリィンフォースの体を凍結していく。
「(…すまない。主はやての命を救うためだ…このままAIDAを封じ込めておく。除去…もしくはトライエッジを倒してくれ)」
 消えゆく意識の中、クロノへ思念会話を送るリィンフォース……その精神の中でAIDAが慌てていたから出来たものだ。
「(分かった。必ず、救い出す)」
「(すまない)」
 完全に凍り付いたリィンフォースから返事は無くなった。

 変身を解いたハセヲは、空中で凍結封印されたリィンフォースを見つめ何を言ってやろうかと考えるも独り言に近いモノだと感じ止める。
「おい、クロノ提督」
「ん?何かな、ハセヲくん」
 凍結された女性を見つめながらハセヲの問いを聞くクロノ。
「俺は、オーヴァンを捕まえに行く。アンタは、その女のとこに居てくれ」
「いや、凍結魔法を施している。いくらAIDAでも解除は」
「違うんだ。オーヴァンとの決着は俺一人で着けたい……頼む」
 ハセヲの強い意志をもった目に見つめられたクロノは、「なのは並の頑固さだ」とボソっと言うと観念した表情をする。
「わかった。君の思う通りにやってみると良い。だが……君が倒れた時は、戦わさせてもらうよ」
「へっ、そんなことは絶対ねぇよ!」
 紅いオーラを纏い眼下で戦っているオーヴァンの下へ飛ぶハセヲ。


112 :リリカルスクライド//G.U.:2007/06/28(木) 19:32:38 ID:Ta1HPTBz

 青色と金色の閃光が何度もぶつかり衝撃波を花火のように発生させる。
 青い閃光である劉鳳の手刀が縦に一閃し、フェイトの持つバルディッシュ・アサルトの斧部分と衝突し火花が散る。
 残像を残したまま瞬時にフェイトの後ろへ回り込んだ劉鳳から放たれる正拳突き。
 拳を背中に受けたフェイトは、息が出来ず墜落するも地表目前で何とか着地する。

“以前よりスピードが上がっている!?”
 AIDAによって戦闘をする機械へと変化していたフェイトの心を揺るがす程の力を見せつける劉鳳。
「貴様に取り付いた悪魔を叩き出す!」
 更に速度を上げフェイトへ追撃する劉鳳に対応するため、瞬間高速移動魔法ソニックムーブを発動し対抗する。
 二つの閃光が一瞬のうちに何度もぶつかり合う。
「はぁぁぁ!」
「でやぁぁぁ!」
 二人の気迫と技が衝突し合い、互いに幾多の切り傷を受けるが致命傷には成らない…互いに決め手に欠けていた。
 高速で動くため大技の使用の隙が命取りに成りかねない。
 互いに相手の隙を狙いながら、大技を使うタイミングを計っていた。

 コルベニクの巨体から繰り出される攻撃を避け、相手の懐に入るカズマ。
「いただきぃ!」
 強烈な右ストレートがコルベニクのボディを捉える。
『ぐぉぉぉ!?』
 痛みに絶叫するコルベニクは、背中から倒れこむ。
 コルベニクの巨体が倒れたことで土ぼこりが周囲に舞っている。
 ゆっくりとした足取りでコルベニクの倒れているところに向かうカズマ。
「待ってろよ!ボコボコにしてやる」
 ニヤリと笑いながら戦いに高揚する。
 久しぶりに手応えがあるケンカに喜んでいるのだ。カズマと言う名の男は、そういう男だ。
 上半身を起こし、近づいてくるカズマへ“変異なる召喚”を使い召喚した微生物型AIDA5体をカズマへぶつける。
「おもしれぇことするんじゃねぇか!」
 襲いかかってくる半透明の膜に包まれた変な生物を、次々に殴り粉砕していく。
 防御力が低いのか、カズマの驚異的な握力の前に粉砕されていく召喚AIDA。
 全てのAIDAを粉砕したカズマは、起き上がろうとしているコルベニクのボディの上へ飛び乗ると右腕を突き出す。
「弱っちくなりやがって、歯応えがねぇぞ」
『ここまでやるとは……流石はロストグラウンドの悪魔』
「一々感に障る野郎だなぁ、手前ェは」
『さぁ、君の持てる全力で俺を倒せ。躊躇などするな』
「はぁ!?全力でボコるに決まってんだろぉがぁ!」
 右肩甲骨から伸びた尻尾パーツをしならせコルベニクのボディを叩き上空へ飛び上る。
 両拳の安全装置代わりの装甲を解除し、円状の装甲板が開かれ周囲のエネルギーを取り込みカズマの全身を黄金に輝かせる。
 弧を描き、身体が落下し始めたところで身体を縦方向に回転させる。
「見せてやる!これが、俺の自慢の拳だぁ!!」
 縦回転による加速と共に両拳をコルベニクへ叩きつけるため降下する。
 立ち上がりAIDAの腕へ力を込めるコルベニク。
 貪欲な程のAIDAによるコルベニクからのエネルギー供給は、彼の碑文の力を奪っていく。
“今は良い……この先にある未来を掴む為に!”
 巨大化したAIDAの腕から拳を突き出す。
 カズマは、その拳に向かって命を一つの力とした両拳を叩き込む。
 二人の拳は、激しい光を出しながら衝突する。
 
 その衝突が、向こう側への扉を開く事となる。


113 :リリカルスクライド//G.U.:2007/06/28(木) 19:34:07 ID:Ta1HPTBz

「何なの……この光の柱は」
 スバルたちを起こしていたティアナの目線の先には、巨大な光の柱が出現していた。
 その柱は、天を突き宇宙へ届くかと思えるほど巨大な光の柱だった。
 雲を突き破り、周囲の物質を巻き込む光の柱。
 その影響で、周囲の大地が隆起し始める。
 急な地震に立って居られなくなったティアナは、尻もちを着く。
「いたた……もー!何なのよこれ!」
 愚痴を言いながらも、未だに意識が戻っていないスバルたちを引きずりながらヴァイスへ連絡を入れる。

 突如現れた向こう側へ通じる光の柱に不意を突かれたフェイトは、右腕に鋭い手甲を装備した劉鳳の接近を許してしまう。
 咄嗟にバルディッシュ・アサルトを盾にしたフェイトだが、銀色のオーラを纏った劉鳳の斬撃に柄を真っ二つにされ身体を斬られる。
 落下するフェイトを助けようと、スピードを上げ落下する劉鳳は地面すれすれで救出に成功する。
「……女を傷つけるのは趣味では無いが、フェイト…お前を救うためだ……許せ」
 劉鳳は横たわるフェイトを両腕で抱きかかえて持ち上げている。
 瞳を閉じたまま眠るフェイト。
 彼女の意識が無いのを確認した劉鳳は、出現した向こう側へ通じる光の柱を見つめ歯を食いしばる。
「カズマめ……何をやっている」

 コルベニクの下へ一直線に飛んでいたハセヲだったが到着する寸前で巨大な光の柱に阻まれる。
 目前で光の柱に取りこまれたコルベニクを見たハセヲは、目前の光の柱を見つめる。
「この先に、アイツが居る……今度こそ……必ず取り戻してやる!」
 脳裏に映る黒いバリアジャケットを着た女性の姿。
 意を決したハセヲは、光の柱へ飛び込んでいく。

 向こう側の世界と呼ばれるアルターの発生原因の元凶である世界。
 強靭な精神力と肉体を持たぬ者が入り込めば、即座に分解されエネルギーへと変換される世界……それが向こう側の世界。
 その中で対峙するシェルブリットのカズマと憑神コルベニク。
 互いに強靭な精神力と肉体を持つため、この世界でも実体を保っていられる。
 先に動いたのはカズマだった。
 横回転で勢いをつけ右拳を振るうも、コルベニクの左手の剣で受け止められる。
 右拳が止められたまま、残った左拳で相手の左手の剣を横から打ん殴る。
 強烈な一撃にひびが入る左手の剣。
 だが、コルベニクの第三の腕がカズマを捕まえ握り潰そうとする。
「この野郎ぉ、放しやがれぇ!」
『……フ、ククククク……』
 コルベニクから漏れる不敵な笑い。オーヴァンは喜んでいるのだ……計画が進んだことに。
『君のお陰で俺の夢が叶う……ありがとう』
 そう言い終えると、カズマを捕まえたまま身体を回転し始めるコルベニク。
 凄まじい回転に意識が遠退いていくカズマ。
『さようなら。ロストグラウンドの悪魔よ』
 砲丸投げのような動きでカズマを凄まじい速度で投げ飛ばし、向こう側の世界から元のロストグラウンドの大地へと戻してしまう。
 激しい回転で意識が遠退いていたカズマは、重力に引かれるままに大地へ墜落した。
 クレーターが出来たそこには、アルターが砕け散りボロボロになった姿のカズマがあった。
「……あの野郎―」
 隻眼で向こう側の世界の柱を見つめながら、再び意識を失った。


114 :リリカルスクライド//G.U.:2007/06/28(木) 19:35:16 ID:Ta1HPTBz

 向こう側の世界で何かを待つオーヴァンことコルベニク。
 それが現れ無いことには、計画が進められない…これは賭けだった。万に一つの可能性に己の全てを賭ける計画。
 防御フィールドで分解されずにいたコルベニクは、同一存在が接近してくるのを感じ取った。
 紅いオーラを纏い接近してくる死神“第一相 死の恐怖 スケィス”。
『見つけたぞ。オーヴァン』
 憑神と化したハセヲは、大鎌を構えながらコルベニクへ変化しているオーヴァンと対峙する。
『久しぶりだな……ハセヲ』
『……アンタは、何故こんなことを……皆を傷つけることばかりやるんだ』
『この悲しい世界における俺の人生のすべて、この日のためにあったのだから』
『俺の質問に答えろよ……オーヴァン』
『……八相のうち、6つまでの力を喰らったお前の憑神―』
 ハセヲの問いに答えず、今までの過程について話すオーヴァン。
 今までにAIDAに感染などした碑文使いが操る憑神(アバター)をデータドレインしてきたハセヲのアバターであるスケィスは、大きく成長を遂げていた。
『俺の碑文を喰らい、真に成長したお前の死神で……俺を斃してみせろ!』
 コルベニクの輝きが増し始める。
『志乃を取り戻すために!!!』
 ハセヲの願いである未帰還者の救出…大切な女性“志乃”の意識を取り戻すためには、目の前の男を倒さなければならない…
彼が彼女を未帰還者にした張本人なのだから。
『本気……なんだな……判ったよ……ここで決着をつけてやる』
 昔から憧れだった人……自分が目指していた人……そして嫉妬の対象。
 スケィスの大鎌を構え直し、己の存在を賭けた戦いが始まる。

 向こう側の世界への扉である光の柱を見つめていた劉鳳だったが、勢いよく吹き飛ばされてきた者の姿を見た。
「あれは……カズマ!」
 フェイトを抱き上げたままカズマの墜落した場所へ瞬時に移動し、意識が無いライバルを見つめる。
「お前が倒されるとはな……やはり、俺の手で奴に引導を渡さなければならないようだ」
 気絶しているフェイトを地面に寝かせ、再び飛び上がると光の柱へ突入して行った。
 己の行いが正義である……そうであるという確信を基に力を振るう。それが絶影を持つ劉鳳の強気信念。


115 :リリカルスクライド//G.U.:2007/06/28(木) 19:36:19 ID:Ta1HPTBz

 再誕の名を冠する巨人と、死の恐怖の名を冠する死神が向こう側の世界で激しい戦闘を行っている。
『お前の力を見せてみろ!』
 クナイ状の紫色に鈍く輝くクリスタルを複数投射しスケィスの接近を妨げるコルベニクだったが、
クナイの間を潜り抜けられ連射型の光弾をまともに受けてしまう。
 スケィス2ndの能力である連射性の光弾は相手に連続で叩きこめば、スタン状態にすることが出来相手の防御を無視して大鎌で切り刻むことが出来る。
 スタン状態になったコルベニクを大鎌による3回斬りを叩き込み、追い撃ちの如く大鎌から光輪を放ち斬り刻む。
 呻き声を上げるコルベニクだったが、瞬時に攻撃態勢を取り突進する。
『その目に焼き付けろぉぉぉ!』
 左手の剣を大振りながらも強力な斬撃としてスケィスを襲う。
 咄嗟に左方向へ移動したスケィスは、間一髪でコルベニクの斬撃を回避するが突如コルベニクのAIDAの腕に襲いかかられ捕まる。
『もっとだぁぁぁ!もっと力を引き出せぇぇぇ!ハセヲォォォ!!』
 アルターを生み出すエネルギーの流れにスケィスを叩き込み、引きずりまわす。
 背中の装甲が分解されていき、ボロボロと成ったスケィスを放り投げるとコルベニクのコアから巨大な灼熱の光球が出現し、
第三の腕によって撃ち出される。
『極限を超えろぉぉぉ!!』
 近づいてくる光球を見つめながら、動けない身体を無理にでも動かし迫る殺意を削り取ろうと左手から光弾を連射し相殺させようとするが
威力がケタ違いで威力を殺すことが出来なかった。
『オーヴァァァン!』
 怒りと憤りが感じられる叫びを上げながら光球を喰らい焼かれるスケィスことハセヲ。
 光球の一撃による光が納まっていくと、所々が破損した状態のスケィスが立っていた。
 大鎌を構え凄まじい加速と共に突撃するスケィス。
 先ほど以上の速度での大鎌による斬撃は、コルベニクの頭のパーツを切り裂きボディさへ切り刻むスケィス。
 AIDAの腕による攻撃を避けるため即座に距離を取り次の攻撃に備えるハセヲ。
『……俺は……負けない』
 満身創痍…スケィス2ndの装甲は既に防御力がほぼ無くなっており頭の力強い3本の角も折れていたり砕けていた。
 そんなスケィスへ追い撃ちの如く、コルベニクの右腕を砲台に出現させ、それをAIDAの腕で支え最強の砲撃魔法の発射態勢に入った。
『ハセヲォォォ!俺を越えてみろぉぉぉ!』
 AIDAの腕による支えはオーヴァンへの負荷が大きく呻き声を出しながらデータドレインが発射される。
 凄まじい速度による砲撃を避けきれず直撃を受けたスケィスは、全身の構成データが変異されコルベニクへ吸収されていく。
 全身に走る痛みに抗いながら、己の碑文の力を限界まで放出しデータドレインによる拘束を粉砕し脱出する。
 互いに大ダメージを受けた憑神は、これ以上長時間の戦闘は不可能だと確信し…次の一手に全てを賭ける。
『オーヴァン……決着をつけるぞ!』
『さぁ、ハセヲォォォ!俺を超えて見せろぉぉぉ!!』
 一直線に加速し、互いの武器を振い交差……腕が……足が……宙を舞った。
 スケィスは左腕と左脚を斬り落とされ、ボディには5つの爪により痕が痛々しく見える。
 コルベニクはボディに大鎌による肩から腰までに至る斬撃傷と、その身体のプロテクト…敵の悪質な特殊攻撃から身を守る盾を解除されていた。
 プロテクトブレイクに成功したスケィスは、残った右腕に砲台を形成し最後の一撃のためのチャージを始める。
『これで最後だ!オーヴァァァン!!』
 スケィス2ndの最大出力のデータドレインがコルベニクへ撃ち出される。
 その砲撃をまともに喰らったコルベニクは、構成データを次々とスケィスへと喰われていく。
 最後には再誕の碑文の構成データとトライエッジの構成データの塊を抜き出し、スケィス2ndの砲台と化した部分へ取り込まれていった。
 コルベニクが霞みだし、オーヴァンへと戻っていく。ハセヲも激しい戦闘でスケィスの状態を維持できず元の姿に戻る。
 ハセヲは傷ついた左半身を庇いながら、オーヴァンの下へゆっくりと近づいていく。
 憑神で無いため騎士甲冑による防御で分解されずにいるが、そう長くは持たないと考えたハセヲはオーヴァンを助け出そうとする。
 そうしようとした瞬間、オーヴァンの胸から浮き出た再誕の碑文のコアが急激に輝きだした。


116 :リリカルスクライド//G.U.:2007/06/28(木) 19:37:43 ID:Ta1HPTBz
「これでいい……」
 光を増す碑文に呆気に取られるハセヲにオーヴァンは、これからの話を始めた。
「……再誕が……希望の光が……今、発動しようとしている…不完全だが……アルハザードへ飛ぶためのエネルギーには成る」
「アルハザード…聞いたことがある。次元世界の狭間に存在し、今は無き秘術が眠る地……おとぎ話だと聞いてたけど」
「実際にあるんだよ…ハセヲ。P・T事件を知っているかい?」
「あの次元災害未遂事件のことか」
「ああ、プレシア・テスタロッサが存在を確信していた…そして無限書庫に載っていたのさ。アルハザードと碑文の関係が」
「アルハザードと碑文が関係しているのか?」
「そうだ。アルハザードに眠る女神……それが碑文を生み出した存在だ。その女神Auraの力を使い…う」
 苦しみ出すオーヴァンの身体から膨大な量の魔力が放出され出す。
「俺の目的は妹を救い出すこと……俺が……俺についたAIDAが彼女を未帰還者へと変えた。志乃も俺が未帰還者にしてしまった……彼女たちを救い出すために、動いた」
「……どうして誰かを頼らなかった!……どうして、俺を信じてくれなかった!……どうして!!」
「……信じていたさ……だから、お前を信じて今に至る」
 苦しみながらも笑顔を作るオーヴァンに涙するハセヲだったが、彼の胸のコアの光が激しさを増した。
「不完全な再誕が発動する……やはり、すべての碑文が―」
 その瞬間光が向こう側の世界のエネルギーと干渉し、ロストグラウンド全体に小規模な再誕が発動した。

 再誕の光とは強力な魔力の放出に加え、ネットワークシステムの初期化プログラム。
 ネットワークの海より出現したAIDAを駆逐するためには、魔力による初期化プログラムをAIDAに送り込むしか無い。
 小規模ではあるが再誕の発動で、ロストグラウンドに駐留していたAIDAは全て除去されていった。

 向こう側の世界へ突入していた劉鳳は、オーヴァンと何者かが話しているのを目視した瞬間膨大なエネルギーの流れに巻き込まれ吹き飛ばされる。
 光の柱から追い出され、アルターも分解され地表へと自由落下する劉鳳を助け出す白き女神。
「大丈夫……じゃないですよね。今から私の知り合いのところへ連れて行きます」
「……奴を……」
 傷だらけの男性から小さい声が聞こえたと思い、耳を口へ近づけるなのはだったが、その行為が間違いだったのを身に染みて実感した。
「断罪しなければ成らない!俺自身の信念を曲げないために………」
 行き成りの怒鳴り声に耳がキンキンと鳴り響き顔をしかめるなのはは、文句の一つでも言おうとしたが相手は気絶していたのだ。
「寝言で叫んだってこと?……人騒がせな人。……でも、この人、恭之兄さんと声が似ている」
 そんな事を思いながら、気絶した怒鳴る男性を抱えたままシャマル先生の居る場所を目指すなのは。

 凄まじい光が倒れ伏したフェイトの身体を突き抜けていく。その光と共にフェイトの身体から抜き出ていく黒い泡は光に当てられ消えて行った。
 倒れ伏したフェイトの姿が元の機動六課の制服へと戻っていた。そう、彼女はAIDAの呪縛から解放されたのだ。
「母さん……」
 彼女の瞳から流れた涙は、綺麗な輝きを放っていた。


117 :リリカルスクライド//G.U.:2007/06/28(木) 19:38:44 ID:Ta1HPTBz

 強烈な光に目を守るため左腕で顔を隠すクロノだったが、凍結されたリィンフォースの方を見つめると黒い泡が抜き出ているのを見た。
「この黒い泡が……AIDAと言う訳か」
 ハセヲから受け取った資料に書かれていたAIDAの特徴とそっくりだった為気づくクロノだったが、
リィンフォースが蘇ったのはAIDAによるモノ…このまま彼女が消えてしまうのではと考えてしまう。
 黒い泡の消失が終わったのか、リィンフォースと化した八神はやての身体からは黒い泡の放出は無くなっていた。
「凍結を解除してみるか……頼む、元に戻っていてくれ」
 エターナルコフィンによる凍結魔法を解除するためにデュランダルを氷の棺に当てると、凍結解除に必要な振動数を割り出した上で、
それに合わせた振動エネルギーを送り込む。
『Break Impulse』
 ブレイクインパルスによる振動エネルギーがリィンフォースを氷結している氷の棺を粉砕する。
 氷結を解除されたリィンフォースは、銀色の長髪が主の髪の色である茶色に戻るなど、八神はやてへと戻っていく。
 騎士甲冑も解除されゆっくりと降下する彼女を持ち上げる人物がいた。その人物はリィンフォースその人だった。
「私は、AIDAの呪縛から解放されたようだ。AIDAが消失しようとした瞬間に実体化に必要な構成データを奪い取った」
 クロノに向けて、今の自分がここに居る理由を説明するリィンフォース。その肩には初めて会う妹分であるリィンフォースIIが眠っている。
「それは良かった。はやても喜ぶだろう」
 やれやれと自分の気苦労が無駄に終わったことに微笑するクロノ。
「AIDA事件もこれで終わりかな」
「……まだ終わってはいない」
 リィンフォースの言葉に驚くクロノ。
「主はやての中で会ったAIDAから情報を入手した。奴らは多数の次元世界へ勢力を伸ばしているらしい……
このまま放置していれば、全ての次元世界は奴らの手に落ちる」
 リィンフォースの情報に唾を飲むクロノは、この戦いがまだ序章だったのかと思い頭を抱えた。
 その時、巨大な日陰がクロノ達や機動六課達の頭上に現れた。
 それを見た者は、その巨体に驚くしかなかった。
「何なんだ……あれは!?」
 クロノの見つめる上空には、巨大な亀を思わせる茶色の飛行物体が浮遊して移動していたのだ。

 再誕の発動した向こう側の世界では、その爆心地に居たハセヲは吹き飛ばされ、そこには居ない…居るのはオーヴァンのみ。
「……ハセヲ。必ず追いかけてこい」
 そう呟いたあと、長距離転送魔法を発動するオーヴァン。
 彼の転送魔法は変わっており、方法は左腕に封印されたAIDAの腕と己の両手を使いトライアングル状の傷をつけた場所から別の世界へ飛ぶ。
 エネルギーがぶつかっている地表にサインを付けると、それは赤く光り出し転送可能だと示している。
 その時AIDAの腕が動き何かを掴む。
「……新たに興味を持ったのか。良いだろう連れて行くと良い」
 AIDAの腕が掴んだものは、虹色に輝く蛇のようなモノだった。
 そして、サインの転送機能を使いオーヴァンは転移した。アイナを救う場所“アルハザード”へと旅立った。

 向こう側への扉が閉じられた後には、隆起した大地と多くの怪我人を出していた。

 本土側にも新たに発動した向こう側への扉の情報が流されていたが、その情報も今知ったことだった
「どうなっている?なぜ先ほどまでロストグラウンドの情報が遮断されていたのだ」
「わかりません……現在調査中としか」
「何が調査中だ!ネットワークに出没した黒い斑点などが原因など噂が流れておるが、
アルター使いがまた本土に乗り込み情報操作を行っているのかもしれないのだぞ!」
 軍事顧問など上層部の官僚たちは混乱していた。
 AIDAによるネットワークの混乱など知る訳もなかった。

 宇宙空間で地上の情報を収集していたXV級艦船クラウディアのスタッフたちは、膨大なエネルギーの発動に危機感を感じていた。
「中規模の次元震を感知。未知のエネルギーが消失した後に沈静化……どうなっているんだ。艦長…無事だろうか」
 スタッフの一人が呟いた言葉に、暗い顔をするスタッフ一同。
 そんな時スタッフの一人が未確認の艦船を探知した。
「艦長が降り立った大地に未確認の艦船が出現!」
 その言葉に息をのむ一同だったが、また違うスタッフの話に驚かされる。
「その艦船から通信が……時空管理局の特別機動部隊所属の特殊艦船“タルタルガー”だそうです」


118 :リリカルスクライド//G.U.:2007/06/28(木) 19:39:48 ID:Ta1HPTBz

 ハセヲは一人うつ伏せで倒れていた。身体中の騎士甲冑は砕け、生身の身体も傷だらけだ。
 再誕が発動した爆心地に居たために、身体と精神にダメージを負ってしまい彼の今の状態は死に近づいている。
 虚ろな瞳で周りを見ようとするハセヲは、巨大な何かを見て驚く。
 彼に近づいてくる巨大な影。それは見た目は巨大な亀だと思われる形をしていた。
 しかし、遠のく意識に抗うことが出来ず気を失うハセヲだった。

 真っ暗な世界で目を覚ますハセヲ。
「ここは……どこだ?」
 見回しても真っ暗でどこだか分からない。
「俺は……死んだのか?」
 自分に問いかけるハセヲだったが、何も分からない。
「くそっ」
 舌打ちをする彼は、再び周りを見るが先ほどと変わらず闇ばかり。
「何もみえねぇ……何も……わからねぇ」
 自分自身に問いかける。
「俺が……俺が今までしてきたことは、なんだったんだ……全部、無駄だったのか?」
『ハセヲさん』
 頭に響く声に見覚えがあった。
「その声……欅……?なんで……」
『オーヴァンは小規模ですが“再誕”の力を発動しました』
 その言葉に、あの光景を思い出すハセヲ。
『“碑文使い”である。あなたの身体と精神は深いダメージを負った。オーヴァンの真実を知ったことで……あなたは自分を見失いかけています』
 欅の言葉にも、あまり反応出来ずにいるハセヲ。
『自分が何者かを……あなたの碑文に問いかけなさい……あなたの真実に……さぁ……』
「……俺は―」
 思い出す過去の自分…志乃を失い一人孤独に翻弄した居た頃。その時心に残っていたものは“三爪痕”への復讐心だけだった。
 管理局内では、その頃の自分の通称が“死の恐怖”へと成っていた。
 でも、“三爪痕”と戦いデータドレインを受け今まで手に入れてきた戦闘スキルや魔法を失った。
 そんな時に出会ったあいつら。最初は散々利用して捨てるつもりだった…でも、いつの間にか俺の中で大きな存在になっていた。
 気づけば俺は……、いろんなやつらと出会い、関わってきた。
 互いの想いをぶつける事でわかり合えたやつら……どうしようもなくお節介だけど根は良いやつら。
 それぞれの理由は違うけど目的を共にする頼れるやつら。
 そして……
「そうだ、あいつら―どうしてるだろう」
 真っ暗だった世界に一筋の光がハセヲを照らす。
「そうだった……そうだったな」
 脳裏に浮かぶ大切な仲間たち。
「志乃……揺光……未帰還者になったあいつらも……」
 未帰還者となった二人の女性。
「まだ……俺を待ってるやつらがいる」
 決意を固めるハセヲ。
「俺は……俺に関わってきたすべてに関わり抜くと決めた」
 右腕を上げ自分が今ここに居ることを実感する。
「だから、俺は―ここにいる」
『―ミ・ツ・ケ・タ!!!』


119 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/06/28(木) 19:43:29 ID:MOvvkZRl
支援

120 :リリカルスクライド//G.U.:2007/06/28(木) 19:46:46 ID:WXhpnTIE
 暗闇の中から舞い降りてきた紅いオーラを纏った白き鎧を着た者は、ハセヲの目の前に現れた……その姿はハセヲと瓜二つの外見だ。
「お前は……」
 頭によぎる初めての開眼の時に現れた憑神……スケィス。
『それがお前の答えか―ヒャハハハハハハハハ!』
 スケィスは頭を抱えて笑う。
『馬鹿かお前w何度もお前が目を背けてきた道だぞ?何度もお前が捨てた道だぞ!?』
 ハセヲに今お前が考え実行しようとする道を止めさせようとするスケィス。
『面倒だぞ?辛いぞぉ?苦しいぞぉ!?それでもこの道を行くんだなぁ!?』
「……決めたんだ」
『ククク……。ヒャハハハハハハハハ!……そうか。じゃあ……俺はもう、お前には必要ないな……じゃあな』
 ハセヲの下から去ろうとするスケィス……今のハセヲには自分は必要ない存在だと感じたためだ。
 立ち去ろうとするスケィスをハセヲは止めた。
「いいや、行かせねぇ」
 その言葉に驚くスケィス。
「関わりぬくと言ったろ?俺は……お前も連れて行く!!」
『お前―』
「お前は……俺だ!」
 その時……世界は白く輝いた。

 ハセヲの精神とスケィスの碑文の力が完全に融合し……新たなフォーム“Xthフォーム”が誕生した。
 
 目が覚めると、周囲に術式魔法陣が多数浮かぶ白い部屋に後ろには先ほどまで自分が眠っていたと思われるカプセル型のベッドがある。
 自分自身と向き合ったハセヲは、新たな自分として生まれ変わった。
「俺は―俺は、ここにいる……」


 ―――夢を見ていました。
 新たな決意を固める人たちの夢を。
 自分の分身と気持ちを一つにし、新たな決意と力と共に新たな戦いに向かう決意をしています。
 自分の非力さに泣きながらも決して諦めない想いと共に、彼女は飛び続けます。
 再び出会えた大切な人を守りたい気持ちでいっぱいの彼女は、自分の存在が続く限り祝福の風を大切な人に捧げようとしています。
 強い意志を持った彼は、自分の気持ちに従い正す相手の事を想っています。必ず断罪すると。
 私の大切な人は拳を前に突き出し、自分の気持ちに嘘をつかず正直に動きます。そう、彼は怒っています。
『決着を付ける前にとんずらかよ……いいぜ、追いかけてやらぁ!そんでもってケンカだ!もう一回ケンカをしようぜ!!』
 その人の無邪気な心に私は安心するのです。そして憧れるのです。その強気想いが、私にもあればいいのにと……そう思うのです。


 次回予告
 新たな決意と共に出陣する人たち。
 真なる“再誕”を発動させるために動く孤独の人。
 失われし地に降臨する女神。
 そして現れる最凶の悪意。
 
 次回スクライドの世界に派遣される魔法少女の冒険
 最終話「優しく君は微笑んでいた」へ、テイクオフ。


121 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/06/28(木) 19:48:28 ID:NkjqMGl7
乙!!

122 :リリカルスクライド//G.U.:2007/06/28(木) 19:49:42 ID:b3asuIpT
規制くらったのでDIONで再接続して最後の投下で来たw
以上で第三話終了〜

123 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/06/28(木) 20:06:18 ID:nFAz3TnK
>>121
ageちゃいやん

124 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/06/28(木) 21:33:54 ID:/dmcCqnd
GJ!
>虹色に輝く蛇のようなモノ
蛇………蛇………ハッ!…もしかして無常!?


125 :リリカル龍騎 ◆l5ZL/l4pJY :2007/06/28(木) 22:58:43 ID:laUO649t
いつの間にこんなGJ作品の山が…皆さんGJです

どうしよう、あまりにも多くて一つ一つに感想を言う時間が…orz

126 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/06/28(木) 23:10:19 ID:IA5HtROp
リリカル龍騎氏もまとめサイトの管理、GJです。
今回は、ホントに大変だったとも思います。

127 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/06/28(木) 23:16:05 ID:/Tc9aF5p
ここってデモベとのクロスって需要あるのかな?
有るんなら書いてみたいんだが……。

128 :リリカルスクライド//G.U.:2007/06/28(木) 23:17:55 ID:Ta1HPTBz
リリカル龍騎氏まとめサイト管理本当にご苦労様です。
すさまじい量の投下を捌き切るのは大変ですよね。
まったりやっていきましょう〜

さて、禿になりそうだ(涙)

129 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/06/28(木) 23:20:13 ID:IA5HtROp
>127
今需要がなくても書けば需要が発生するかと。
少なくとも今私は供給して欲しいとおもっとります。

130 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/06/28(木) 23:28:08 ID:ico6Zyai
     __.. -―─ 、__
    /`       三ミー ヘ、_
  ゝ' ;; ,, , ,,     ミミ  , il ゙Z,
  _〉,..    ////, ,彡ffッィ彡从j彡
  〉,ィiiif , ,, 'ノ川jノ川; :.`フ公)了
 \.:.:.:i=珍/二''=く、 !ノ一ヾ゙;.;.;)
  く:.:.:.:lムjイ  rfモテ〉゙} ijィtケ 1イ'´
   〕:.:.|,Y!:!、   ニ '、 ; |`ニ イj'  >>127よ逆に考えるんだ
   {:.:.:j {: :} `   、_{__}  /ノ
    〉イ 、゙!   ,ィ__三ー、 j′  「自分が需要を作るんだ」
  ,{ \ ミ \  ゝ' ェェ' `' /
-‐' \ \ ヽ\  彡 イ-、    と考えるんだ
     \ \.ヽゝ‐‐‐升 ト、 ヽ、__
      \  ヽ- 、.// j!:.}    ` ー 、
       ヽ\ 厶_r__ハ/!:.{
          ´ / ! ヽ

131 :通常の名無しさんの3倍:2007/06/28(木) 23:33:11 ID:iq/4yMBC
>>120
GJ!!面白かったです。次回も楽しみにしてます。

132 :それも名無しだ:2007/06/28(木) 23:43:19 ID:dv6/W4TT
グッジョーブ!!
ついに最終話か〜!次回も期待してるぜ!

それはそうと最近携帯でこのスレ見ようと思ったら
「なんかエラー」って出るんだけど、みんなはどう?
もしかして俺だけかな?
ロボゲ板やシャア板も見れない・・・
携帯でこのスレのSS読むのは俺の密かな日課なのに・・・

回避する方法ないかな?

133 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/06/28(木) 23:45:49 ID:nFAz3TnK
>>132
俺は作業中とでる
だが、問題なく見れるから気にしてない

134 :127:2007/06/29(金) 00:10:46 ID:lLK7SM7j
卿、あんたの言葉で決心が付いたぜ。
明日か明後日には投下できたらいいなぁ。

135 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/06/29(金) 00:11:21 ID:+B5GvD7d
デモベか〜
小説版しか読んでないや・・・・

136 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/06/29(金) 01:09:44 ID:bZN8BC73
>>リリカルスクライド//G.U.氏、蝶、GJです!!
最終話楽しみにしていますが、無理をせずにじっくりとやってください。
それでは、貴方の回復を祈りつつ……

137 :ジョジョクロス『愚者の書』:2007/06/29(金) 01:46:58 ID:0GVWDVyj

「ええ天気やなあ、イギー」

 うるせーな、犬の俺に話を振るな。ただでさえ、今は疲れてるんだ。
 おれが大人しく膝の上に乗っているのをいい事に、自宅までの道中相変わらずネジの足りない一方通行の会話を楽しそうに続けるはやてを睨み上げた。
 だが、もちろんこの天然娘はまるで堪えやしねえ。
 丸くなったおれの背中を撫でる手が鬱陶しいぜ。逃れようにも、病院で打たれた注射のせいかやけに体がダルイ。


 おれ達は病院の帰り道の最中だった。
 はやても足の治療の為に病院通いをしているが、今回はおれの方だ。
 くたばる一歩手前だったおれは、治療後にも何度か動物病院へ通い詰めている。この世話好きなはやての意向で、半ば強引にな。
 まあ、へし折れたアバラが何本も肺にブッ刺さるという重傷を経験したおれとしては、しっかりとした治療を受けられるのはありがたい。おかげで順調に回復中だ。
 今日は毎回欠伸の出るような長ったらしい検査の後で、ようやく顔に巻いていた包帯がとれた。
 外傷はもうほとんど塞がって、完治している。
 ウザったい包帯がなくなったのはいい事だが、さすがにその後風呂にぶち込まれたのは勘弁だったぜ。
 おかげで随分体力を消耗した。今は疲労困憊ってワケだ。
 元のハンサム顔は取り戻したが、折れたアバラに関してはまだ何本か完全にくっ付いちゃいない。
 今後、まだ何回かあの病院の世話になると思うと憂鬱になるぜ。
 小型犬であるおれの容姿のせいか、看護婦がやたらと猫撫で声で話しかけてくるのがウゼーったらねーんだぜ。
 おまけに、もう治りようも無い失くした左足を見るたびに気の毒そうな同情心満々って感じの視線を注ぎやがる。
 余計なお世話だぜ。名誉の負傷とまでは思わねーが、この傷を見て『カワイソウなボク!』ってウジウジするような犬じゃあねえんだぜ。
 勝手な同情心が苛立たしい。そのせいか、精神的にも疲れて仕方ねえ。


138 :ジョジョクロス『愚者の書』:2007/06/29(金) 01:48:44 ID:0GVWDVyj

 そんな風にくたびれたおれが楽をする為に、車椅子に座ったはやての膝の上に乗るのが、はやて自身は嬉しいらしく、終始ご機嫌だ。
 ケッ、勘違いするんじゃねーぜ? おれはただ車代わりに使ってるだけさ!
 ……なんて犬のおれがはやてに対して言っても仕方ねー。

「シャンプーして毛並みもサラサラやなー、触り心地ええわー」

 話せたとしても聞きやしねーだろうがな。
 撫でさせるままにさせておきながら、おれはもう一度心の中で悪態を吐いた。好きにしな、もう面倒クセー。
 家に着くまでの道で定着したやり取りをしながら、おれははやての膝の上からゆっくりと流れてく風景を眺めていた。

 ……しかし、疲れている時ほど疲れる事が起きやがる。

 品性の感じられない同族の唸り声を耳で捉える。
 眼を向ければ、おれ達の道先を二匹の犬が塞いでいた。
 おれとは違う大型犬だ。首輪があるから野良じゃあないようだが、正直そのツラは人様に飼われる努力を怠っているとしか思えないほど不細工だった。
 だらしなく舌を垂らして涎を撒き散らす様を見ると、同じ犬である事にウンザリしてくる。
 こういうバカどもが蔓延っているから、おれのような一部の天才が同列に扱われちまうのだ。


139 :ジョジョクロス『愚者の書』:2007/06/29(金) 01:50:21 ID:0GVWDVyj

『ガゥウウウウ……』
『ゥウ゛ウ〜〜〜』

 二匹は唸り声を上げながら、ねめつけるような視線をおれに向けている。
 見るからに頭の悪そうな肉袋どもは、どうやらおれが目的らしい。
 体の小さいから舐めているのか、それとも片足が無いからか。どっちにせよ『ビビらせてやろうか』って頭の悪い考えが筒抜けだぜ。
 本来なら相手にするのもバカらしい奴らだが、おれを膝に乗せたはやては怯えるように小さく震えていた。

「ど、どないしよう……っ」

 野犬の類じゃないとはいえ、小学生ほどもある体格の大型犬だ。
 もし暴れられれば太刀打ちできない。足の不自由なコイツには十分恐怖の対象となるだろう。
 飼い主は何をやってやがるんだ? 頭の悪いケダモノは手綱をしっかり握っときやがれ。
 人間にどう見えるかは知らねーが、二匹のバカ犬は加虐心丸出しって感じの笑みをニタリと浮かべた。


 やれやれ……。
 ちょいとばかし……調子に乗りすぎだぜ。オメーら。


(ギラリ――ッ!)

『!!?』

 おれが一睨みした途端、バカどものにやけた笑みが消え失せた。
 ようやく自分達がどんな相手に喧嘩を売っていたのか理解したらしい。
 おれの『凄み』を感じて、おっ立てていた下品な尻尾は股の下まで垂れ下がる。格の違いに気付くのが遅ぇーぜ。
 普段なら、おれがボスである事を小便が枯れるまで教え込ませるところだが……まあ、今回は面倒だからいいぜ。


140 :ジョジョクロス『愚者の書』:2007/06/29(金) 01:51:41 ID:0GVWDVyj

『ク……クゥ〜〜〜ン』

 『失せなッ』と顎を軽く振って促すと、負け犬二匹はヘコヘコ謙りながらおれとはやてを大きく避けて去って行った。
 おれが今住んでいる街は、故郷の街とは違って平和ボケしたアホ野郎どもが多い。奴らもそんなモノの一部だ。
 おれが全快した暁には、まずその辺の改正を行う必要があるかもしれない。力でな。
 バカ二匹を撃退したおれは、再び背中を丸めてはやての膝に体を預けた。
 はやては目の前で起こった出来事にしばし呆然としながらも、やがて我に返って車椅子を進め始める。

「はあ〜、怖かったなぁ……飼い主さん何処やろ? あんなん子供に怪我させたら大変やで」

 本気で怖かったんだろう、やけに饒舌なはやてだが、その内容は他人を案じるものだった。相変わらずお人良しな奴だ。

「でも、スゴイなぁ。今の犬、イギーが追い払ったんやろ? 違う?」

 だから、犬が答えるわけねーだろが。
 うんざりしながらも、おれは片足を軽く振って肯定を示してやった。意味が理解できなくても知らねーがな。
 だが、コイツはエスパーなんじゃねーか? と思うほどどうでもいいおれの反応から正確に意味を読み取る変わり者なのだ。

「やっぱり! なんやイギー、体はちっこいクセに大物なんやなー。頼りになるボディガードさんや」

 まるで自分事のように、ついさっきの恐怖も忘れてはしゃぐコイツの能天気さにはマジで呆れるぜ。
 同じ帰り道でも、さっきより二割り増しでウザったいはやての弾んだ声を聞き流しながら、おれはやれやれとため息を吐いた。
 まあいいさ、慣れるもんだからな。こんなやり取りを繰り返す時間も。





141 :ジョジョクロス『愚者の書』:2007/06/29(金) 01:53:38 ID:0GVWDVyj

「待っててなー、今日はご馳走にするよー」

 帰宅してからもやけに機嫌のいいはやては、鼻歌を歌いながら台所へ向かっていった。
 ま、飯が豪勢なのはいい事だぜ。傷を治すには、たっぷり食ってたっぷり寝るのが、どんな治療より一番効くからな。
 普段なら飯の時間まで寝て過ごすおれだが、帰り道ずっとはやての膝の上で横になってたせいか、眠気は全くない。
 おれは特に考える事もなく、家の中をうろつく事にした。
 今のうちに、庭の茂みにこっそり隠したコレクションを見に行くのもいい。
 くつ集めの趣味なんて、はやてに知られるわけにはいかねーからな。面倒な事になる。


 ―――だが、おれの足が自然と向いたのは外ではなかった。


 ある部屋の一角で、足が止まる。
 明りのついていないその部屋は薄暗く、見上げた本棚は不気味な建物のようにそびえ立っている。

 その棚に置かれた、一冊の本。

 おれがこの家にやって来てから、ずっと気になり続けている物だ。
 この本が何なのか、もちろんおれがはやてに聞く事は出来ない。アイツが愛読する小説か? それともアルバムか何か?
 たった一冊の本に、何もそこまで執着する必要なんかないのかもしれねーが……おれの鼻には匂いやがる。
 どうにも『キナ臭い匂い』ってヤツがな。
 得体の知れないモノが、この閉じたページの中で蠢いている―――そんな気がして仕方ねーぜ。

 本を眺めていると、唐突に背筋を薄ら寒いものが走り抜け、おれは身震いをしてそそくさとその部屋から離れた。


 気のせいか、あの本から感じる『匂い』が少しずつ強くなっていっているのは……おれのらしくもない不安のせいだと思いたいぜ。
 何かが始まるような、言い知れない『予感』ってモンを感じる。
 正直、面倒は勘弁してもらいてーもんだがな、やれやれ……。




←To Be Continued

142 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/06/29(金) 01:59:18 ID:9zYlCibO
>>137
乙です。
イギーはやっぱりいいww
スタンドが出てくるのを期待しています。

143 :ジョジョクロス『愚者の書』:2007/06/29(金) 02:00:28 ID:0GVWDVyj
『投下する』と思ったときには……既に行動は終わっているんだぜッ!

さーて次回のはやてさんは。
ようやくヴォルケンズが出る予定です。まずA's見直してきます。
はやてとの出会い編も書きたいけど、まあ今は先よりも足元見て進む事にしますw

>リリカルスクライド
こいつが自慢のGJ!
もう一方のクロスは知りませんが、スクライドは通なので、めちゃ楽しんで呼んでます。
次回最終回。うはっwwwみwwwなwwwぎwwwってwwwwきたwwwww

144 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/06/29(金) 02:44:48 ID:Lq0f212T
>>143
GJ!!

さあヴォルケンリッター、特にザフィーラとどうなるか!

145 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/06/29(金) 03:07:42 ID:n2UDUsmH
>>143
ディモ〜ルト・ベネッッッ!

チューインガムとか例の癖はやるのだろうか?
正直、期tうわなにをするやめ(ガオンッ!

146 :230:2007/06/29(金) 06:03:43 ID:4sM8hTe7
ヴィータ「よぉ・・・なんか盛り上がってるみてーじゃん」
シグナム「ヴィータ!機動六課に魂を売ったお前が今更・・・」
なのは「まぁまぁ・・・」
エリオ「ヴィータ副隊長・・・なんかあったんですか?」
スバル「ああ、はやて部隊長が六課設立したら真っ先に騎士の肩書き捨ててついていったのがヴィータ副隊でさ・・・今じゃバリバリの前線要員だしね」
ヴィータ「ま、どうせあたしは結構暇だから、部隊の二つ位兼任してもいいか・・・」

なのは「駄目」

フェイト「さて、残りの勧誘は夜半になっちゃうかしらね・・・」
ヴィータ「ま、まぁ、暇なまんまでもいーですが・・・ところでなのは、こんな物があるんだが・・・」

(フェイトの旧バリアジャケット)

なのは「!!!!!」
ヴィータ「まぁ、それじゃあたしは新人どもの訓練プランでも・・・」
なのは「ヴィータちゃん!!

どうせなら・・・一緒にやろう!」

一同「何ぃーーー!!!」
エリオ「買収されてるじゃないですかーー!!」
シグナム「貴様、今何を受け取ったー!!」
なのは「人聞きの悪いことを言わないで、ヴィータちゃんは真剣にベルカの騎士をやり直したいんだよ・・・受け取ったというのなら・・・
ヴィータちゃんの・・・思い・・・!」
シグナム「ヴィータの・・・思い・・・!!ならよし!!」
エリオ「いいんですか!!?」

なのは「今夜は・・・お楽しみなの・・・フェイトちゃん・・・」
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
ヴィータ「よし、これで準備万端・・・後はちょっとはやてにおねだりして今日は機動六課に戻らないように計らえば今日中に報告できず・・・
シグナムの新部隊は設立はお流れ・・・悪いなシグナム、だが今時もう騎士なんて流行らねーし、騎士だと魔道生命体だから人間として生きられねえ・・・
だが人間として戸籍をゲットできれば念願のはやてとの・・・入籍!!待ってろよはやて!!ハネムーンは直ぐそこだ!!」

クロノ「成程・・・そういう事だったか、ゲボ子め・・・やらせはせん!」

ヴィータ「さて、そろそろはやてを連れ出して・・・うぉ!お前、その仮面は!!」
???「ストラグル・バインド!フフフ・・・」
ヴィータ「ぬああああああ、や、やめろおおおおおお!!!」

〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
はやて「うん、八人集まったようやね・・・しゃあない、部隊設立を認めますぅ↑」
シグナム「ありがとうございます!」
はやて「いやでも、六課の主力かき集めただけやから、名前以外役職変更できへんで?それはいいんか?」
なのは「大事なのは、心意気だと思うの」
はやて「そか、じゃあまあ・・・ご苦労さん、これからも頑張ってな」

〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
シグナム「よかった・・・ついに念願のベル・・・」
なのは「冥王八卦集、集結なの!」
シグナム「・・・これでいいんだ・・・これで・・・」
フェイト「おめでとうなのは・・・」
なのは「ううん、みんなのお陰だよ、最後は本当に危なかったけど・・・おめでとうヴィータちゃ・・・」

(仮面を被ってヴィータの帽子とハンマーだけ持った某執務官)

???「ああ、おめでとうなのは」
一同「誰だお前ええええええええええええええええええええええええええ!!!!!」

誰だろう

147 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/06/29(金) 06:06:53 ID:4sM8hTe7
マサルさんアニメのいいところは十五分と短時間なので1、2レスで一話書ききれる事か

>>143
GJ、イギーがニヤリと笑うのは何時でしょうかw
楽しみにお待ちしております



148 :リリカルスクライド//G.U.:2007/06/29(金) 08:58:38 ID:+2TCLNHC
ニュース見てたら光市母子殺害の被告と弁護士軍団21名にクーガー兄貴の制裁を与えるSSを考えてみた。

 光市母子殺害事件inクーガー兄貴と悪魔2名と機動六課の方々の制裁

「私を裁けるものはこの世におらず」
「無期はほぼキマリ、7年そこそこに地上に芽を出す」
「犬がある日かわいい犬と出会った。・・・そのまま「やっちゃった」・・・これは罪でしょうか」
 この過去の発言を見る機動六課の面々とクーガー、カズマ、劉鳳。
「えっと、この元少年(26)って……死刑判決が出たんですよね?」
 スバルの質問に、苦いものを口に含んでるかのような顔をするなのは。
「そうなんだけどね……新たに弁護士が21人もついてね。差戻し審を行ってるの」
「えええ!?この元少年って、こんな馬鹿な発言してるのに何で弁護するんですか?」
 スバルは憤りを感じていた。こんなことが許されるのかと。
「いいかい、お嬢ちゃん。この弁護士軍団の主張は『死刑反対』ただ、これ一点に絞られているんだよ……ただ死刑をさせたくない。
この事件について興味は無いが、自分たちの主張を押し通す。まぁ俺が弁護士なら最速で被告に謝らせるがね。
死刑回避は無理でも文化的に被害者への謝罪は必要だ」
 クーガーの説明に憤りを感じるスバルにティアナは、その話の続きを言う。
「さらに可笑しいとこは、この弁護士たちは被告を精神異常者に装うようにしているとこよ」
 シャーリーはパネルを操作し、元少年の発言集を表示する。
「実母に救いを求めるように近づき、生き返ってほしくて暴行に及んだ」
「亡くなったと分かって絶望し、ドラえもんが何とかしてくれると思い、押し入れの天袋に入れた」
 この発言を見たエリオは拳を握り締め怒りを抑えている。
 キャロもこの発言には憤りを感じた。
 流石にカズマも最低限文を読む力があり、この馬鹿をどう殴り倒すか考える。
 その中で一番怒りを燃やしていたのは、母を幼い時に失った劉鳳だった。
「直ぐに処刑するべきだ!もし……ありえないことだが、無期懲役または無罪……などに成ったとしたら」
 一呼吸置き、彼は言い放った。
「俺自身の正義の下に奴を断罪する!」
「いいねぇ〜俺も参加するぜぇ。こんなクソ野郎は殴らねぇと気がすまねぇ」
「まてまてぇぇぇ!俺が最速で蹴り倒すから、お前たちの出番はねぇよ。カズヤ、劉鳳」
「カズマだ!これで何度目の間違いだよ!」
「あぁ〜すまんすまん」
 彼らの話を聞いてなのはもフェイトも組織の一員という立場としては賛同できなかったが一個人としては賛同した。
「私も許せないな……人の命を奪ったのに反省もしない。弁護士さんたちも、仕事とは言え嘘を付かせるのは……いけないことだよね」
「そうだね、なのは。私もプレシア母さんが死んだ時悲しかったよ。被害者の男性が可哀想過ぎるよ」
 そして、時は流れ被告人である元少年(26)に無期懲役が言い渡された。
 弁護士軍団の狙い通り被告人の精神判定で異常が見つかったからだ。

149 :リリカルスクライド//G.U.:2007/06/29(金) 09:00:39 ID:+2TCLNHC
「ありがとうございます!死なずにすみました」
「いやいや、我々も死刑回避が出来て万々歳だよ。あはははは」
 そんな話をする被告人と弁護士軍団に降り注ぐピンクと黄色の光線。
 強烈な一撃に昏睡する人人人。
 倒れ伏した元少年の胸倉をつかむ右腕が黄金の装甲に覆われた男カズマ。
「おい!起きやがれ!!」
 左拳で被告人の腹を殴り意識を取り戻させる。
「ゲホゲホ……あんた達は!?」
「手前ェを殴る。ただそれだけだ!」
 カズマの右腕のアルターシェルブリットによる一撃で宙に飛ぶ元少年。
 その男の腹に青い触手が絡みつき、勢い良く地面へ叩き落した。
 肩を骨折したのか呻き声をあげる被告人。
「この毒虫が。貴様のような奴が居るから性犯罪が減らんのだ!」
 元少年に罵声を浴びせ続ける劉鳳。
 更に凄まじい速度で近づいてくる男。
「お前に足りないもの!それは!!情熱、思想、理念、頭脳、気品、優雅さ、勤勉さ。 そして何よりも!反省が足りない!」
 勢いをつけたクーガーの蹴りが元少年(26)にヒット……彼は意識を失った。
 
 元少年が次に目を覚ました場所は、白い部屋だった。
「……目が覚めたみたいね」
 声の主を見た元少年は、その綺麗な女性に見惚れていた。
「さて、全力全開で撃つから気を失わないようにね。これは彼方の罪」
 その女性の持つ槍状の杖からピンク色の何かが輝いていた。
「エクセリオーン、バスター!!」
 
ふぅ〜ストレス解消(笑)
続きません。
 



150 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/06/29(金) 09:41:57 ID:mTyv/Wig
>>143
ふてくされるイギーは初期顔

>>230
オレよ 
誰なんだー

>>148
速さは足りてるんだ……

151 :リリカルスクライド//G.U.:2007/06/29(金) 09:46:48 ID:+2TCLNHC
>>150
あ〜速さも足りない!でw
速さより反省をしろって感じですね。

>>137-141
GJです。
イギ―って、あのフレンチブルドックだったかな?
オラオラ無駄無駄の掛け声の話のは記憶が若干あるのですが、読み直してみよっと

152 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/06/29(金) 10:04:42 ID:rWTvNAlJ
>>122
乙かれ! G.U.思い出しちゃって、ちょっとウルウル来た・・・w
アトリとか皆で死の恐怖呼びたすシーンもあるのかな?
なんにしても無理ない程度に頑張ってください!wktkして待ってます

153 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/06/29(金) 10:06:34 ID:rWTvNAlJ
>>125
龍騎氏
まとめおつかれです 大量にあって大変ですな・・・汗

154 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/06/29(金) 10:53:25 ID:rWTvNAlJ
>>98
女船長のレフィーナらしい

155 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/06/29(金) 10:54:44 ID:rWTvNAlJ
すまん 誤爆…

156 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/06/29(金) 11:22:17 ID:gg0eyJGB
>>146
クロ助何やってんのー!??

そのうちメソとか出るのかなあ

157 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/06/29(金) 11:36:45 ID:c6LU15Gk
>>148
気持ちは解るが、氏のSSまで穢れる気になるから自重しようぜ…

158 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/06/29(金) 12:33:27 ID:lpfdp6do
>>143
兄貴の覚悟が“言葉”でなく“心”で理解できた!
今回もGJ!! 「投下した」を知っているということは・・・奇妙な使い魔を・・・
貴様見ているなッ!! 
ヴォルケンズがはじめて現れるところで第三部の格ゲーみたいにザ・フールに部屋から押し流されそう。
クロノの顔にやるっきゃないって屁をこいてほしいです。

159 :リリカルスクライド//G.U.:2007/06/29(金) 12:47:51 ID:+2TCLNHC
ついカッとなって書いてしまいました。
自粛します。

あと、職人の方々GJ!


160 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/06/29(金) 13:09:12 ID:I0k4QulC
魔法の使いすぎによって生まれた邪悪竜たち
なんとか6体の邪悪流を倒したなのはたちだったが、最強の一星龍が現れる
未来を守るため、なのはとフェイトは融合を決意する
フェイト「フュージョンするよなのは!」
なのは「ほえ?」
フェイト「・・・だから・・・フュージョンするって言ってるの・・・」
なのは「うふふふ」
フェイト「おかしいの?何か変なの?」
なのは「おかしいんじゃないの、うれしいの!フェイトちゃんがフュージョンしたいなんて」
フェイト「・・・そんなのいいからさぁ・・フュージョンしよう」
なのは「最高だよフェイトちゃん・・」
一星龍「フュージョンはさせんぞ!」
敵をリインフェースと同化したはやてが食い止める
2人「フューーーージョン!!ハッ!!」
すさまじい魔力を持った戦士が登場する
一星龍「だれだ貴様!?」
スーパー魔道師4ナノト「私はなのはでもフェイトでもないの!私はあなたを倒す者」
一星「ほざけー!!!」
飛び掛ってくる一星龍をかるくボコボコにするナノト
ナノト「トロトロやらないでよ、このノロマ!」
一星「ノロマだと!?ちょっとパワーがあがったからっていい気になるな!!」
再びナノトは一星をボコボコにする
そして、とどめの必殺技を繰り出そうとするが・・・
「ほぇ!?」
「そ・・そんな」
2人は合体が解けてしまったのだ
一星龍には2人係でも倒せない
2人ともパワーがダウンし、立ってるのもやっとの状態だ
そこへ一星龍が地球をも破壊する攻撃を発射
「こ・・・この星には落とさせないの!みんなとすごしたこの地球が大好きだから!!」
なのはの活躍により、地球崩壊は免れた。だが、なのはは現れない
「なのは!くそっ!」
フェイトは一星龍に飛び掛る。だが、返り討ちに合い、
一星龍の背中のとげに刺されて電気を流されてしまう
「ドラゴンサンダー!!」
「いやぁぁぁぁぁぁぁ!!」
「ふん、地球も終わりだな」
だがそのときである
「一星龍、あなたの負けよ・・・」
フェイトは気絶した
なのはが全宇宙から魔力を集めて、一星龍を消そうとしていた
そしてついになのはは一星龍を倒すことに成功するが・・・


161 :なのは感動の?最終回「さらばなのは!また会う日まで」:2007/06/29(金) 13:10:36 ID:I0k4QulC
「やったね、なのはちゃん」
「ふん、お前はやっぱ最強なんだよ」
みんなが勝利を喜ぶ、だが、フェイトだけは気づいていたのかもしれない
「なのは・・・あなたまさか・・・」
「みんな、ちょっとあたし出かけてくるから!」
そういってなのははどこかへ行ってしまった
「ジュエルシード・・・とってもあったかい
 そういえばこれのおかげであたしはフェイトちゃんと出会ってそれから・・・」


100年後、世界は平和だった。なのはとフェイトの子孫が楽しくじゃれあっていた

エンディング、イノセントスターター
PT事件のころの思いで、フェイトとなのはが友達になったとき、
闇のショの事件、ストライカーズのクライマックス
フリーザを撃退するなのは、はやてとともにセルを倒したシーン
全世界から集めた魔力で魔道人ブウを倒すなのは・・
今までの名シーンがエンディングでは流れる

田村「なのはがいたから楽しかった・・・ドジで、明るくて、やさしくて・・・
そんななのはがみんな大好きだったから・・・
これで、リリカルなのはの話はおしまいです」


162 :リリカルスクライド//G.U.:2007/06/29(金) 14:05:57 ID:+2TCLNHC
>>148-149
リリカル龍騎殿このSSはまとめサイトに掲載しないで下さい。
朝についカッとなって書いてしまったものなので、ヨロシクお願いします。

>>160-161
乙です。




163 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/06/29(金) 14:49:51 ID:TVRoNApk
東方リリカル塚

高町なのは

 移動速度     ☆☆☆☆
 チャージ速度  ☆☆☆☆☆☆☆
 吸霊有効範囲  レイジングハート型
 吸霊移動速度  ☆☆☆☆☆
 吸霊発生速度   ☆☆☆☆
 特技     チャージショット時の無敵時間が、他キャラより若干長め。
 カットイン  「 白い悪魔」(シモ・ヘイヘって言うな)
 エキストラアタック
 導弾 「アクセルシューター」
 幾つかの丸型の小型弾を展開。鈍足で相手を追尾する。
 弾の数は、霊魂の種類によって変化する。

 チャージアタック
 
 Lv1 石魔 「スターダストフォール」
 小石型の弾丸を無差別にばら撒く、弾の大きさはそれぞれバラバラである

 Lv2 砲魔 「ディバインバスター」
 少し太めのレーザーを放つ

 Lv3 砲魔 「スターライトブレイカー」
 基本的にはLv2と大差無いが、より太いレーザーが打ち出される

 LV4 「 エクセリオンバスター ACS」
 敵側に向けて槍の穂先型の巨大な弾が打ち出される
 同時に、複数の小型弾幕がばらまかれる。己の身など、まるで顧みずに。

ステージ1:橙
ステージ2:八雲藍
ステージ3:博霊霊夢
ステージ4:パチュリー・ノーレッジ
ステージ5:藤原妹紅
ステージ6:霧雨魔理沙
ステージ7:八意永琳
FINAL:八雲紫

STORY:時空管理局がマークしていた八雲紫(能力)と八意永琳(蓬莱の薬)の確保に向かうが
   呆気なく返り討ちにあった為にエースオブエースとして名高い高町なのはを送り込む

ED:何故かパチュリーと魔理沙と仲良くなる、ちなみに確保には失敗(出来るわけがねぇ)

164 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/06/29(金) 14:57:29 ID:pN4Y1jFa
ヤゴコロはともかくスキマ妖怪の確保はたしかに無理w

165 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/06/29(金) 15:09:27 ID:TVRoNApk
フェイト・ハウラオン

 移動速度     ☆☆☆☆☆☆
 チャージ速度  ☆☆☆☆☆
 吸霊有効範囲  バルディッシュ型
 吸霊移動速度  ☆☆☆☆☆☆
 吸霊発生速度   ☆☆☆
 特技     ライフ1の場合高機動モード。
 カットイン  「 黒い閃光」
 エキストラアタック  
 雷弾「フォトンランサー・ファランクスシフト」
 多数の弾が敵に向かって緩やかな速度の誘導される、そして弾同士ぶつかることに爆発

 チャージアタック
 Lv1 風魔 「スラッシュハーケン」
 鎌形の弾を3方向に発射

 Lv2 雷魔 「サンダーブレイド」
  多数の剣型の弾幕を張る、一定の距離を進むと爆発

 Lv3 剣魔 「ジェットザンバー」
 剣を振るう、それにあたった弾は消える

 LV4 剣魔「プラズマザンバーブレイカー」
 lv3の大型版、発動時間、有効距離の増大版

ステージ1:上白沢慧音
ステージ2:魂魄妖夢
ステージ3:十六夜咲夜
ステージ4:マリス・マーガトロイド
ステージ5:魅魔
ステージ6:岡崎夢美
ステージ7:夢子
FINAL:神綺

STORY:なのはと同じ任務につくべくやってきたが、紫のせいでバラバラになり
   最終的は魔界にやってきてしまう。

ED:作られたもの同士のおかげか夢子、ユキ、マイと仲がよくなる、ついでに神綺に「魔界に住まないか」
   と言われるが、「私にはちゃんとあるべき場所があります」と答え拒否する

166 :リリカル犬狼伝説:2007/06/29(金) 17:36:48 ID:Lq0f212T
リリカルスクライド//G.U. 氏の SSを読んでしまったら連載中のSSを放って、こんなの作ってしまった……。
JOJOネタです。しかも話の流れは"全く"繋がってないです。ついでに激しくイミフな展開です。そもそもなのはクロスであるかも怪しいです。


<10巻より>
カーズ「JOJO!きさまが今夜、お昼の12時!「リリちゃ(リリカルおもちゃ箱)」を「サークル・ストーン(夏コミ当選しました!byカーズ)」まで持って来い……。
     とらハ3とやらを"外してな"……。女(リサリサのこと。ユーロノ専攻断じてクロユーではない)は人質として"ここへのこる"!」
JOJO「なんかオレ…きのうまでは自分の事だけ考えて「クロスSS」考えてきたけど…今メラメラと…わきのぼってくるこの気持ちは…
     これが「職人魂」ってものか。チクショーッ。読み手を楽しませたくてっしょうがねーぜッ!このJOJOはっ!
     シーザーやこのメッシーナ…リサリサ、みんなの思いのための書いてやるぜ……」

  指定された時刻にJOJOがCDを持ってやってくる。
カーズ「……」
ワムウ「ニヤリ」
  セットアップ。OPが流れる
カーズ「よし本物だ…おまえが約束を守り、逃げずに「リリちゃ」を持ってきたということは……、我々も約束を守ろう……一対一の合作本を創ってやるッ!」

JOJO「なッ…!なんだこの起動音は!!」
  ゴゴゴゴゴゴ!!
カーズ「来たな!こいつがそろえばいよいよ合作がはじまる」
リサリサ「こ……これはッ!」
  ドバッ!ドバッ!
吸血鬼(印刷係 ヘルシング派)「ギャアア」
  ドドドドド!
吸血鬼(HP運営 美夕派)「ぐあつ」
吸血鬼(資材係 水木しげる派)「どけどけェェェいッ!踏み潰されても知らぬぞォォーーッ!!」
JOJO「な…なんだこのノ、ノートブックは。い…いやワープロ!ワープロか!!」
吸血鬼(資材係 水木しげる派)「カーズ様!ワムウ様!!おどきを!殺気(?)立ってわたしの手には負えません」
  おもむろにJOJOがワープロと言った"機械"の前に座るワムウ。
ワムウ「ウム…いい一太郎だ」
カーズ「この一太郎のメモリーには、リリカルなのはStS13話までの全単語を登録してある。
     今より!この作業室で!ワムウ対JOJOの!古式にのっとった「二次創作系合作本」を実施するッ!」
吸血鬼の皆さん「ワムウ!ワムウ!ワムウ!ワムウ!ワムウ!」

吸血鬼(買出し係 DARK EDGE派)「ワープロを使い、『リリカルなのはクロススレ』に書き込みながら書き続ける!
                       ワムウ様かJOJO!どちらかのネタが尽きるかッ!あるいは住人に飽きられるかッ!
                       ゴールは死のみッ!古代文学系同人サークル伝統の合作デスマッチ!」
JOJO「こらあ!待ちなッ!「合作本」だろうがなんだろうが受けてやる!しかし「スレに投稿」だとォ!ワープロじゃできねえだろうが!」
カーズ「心配するな。一話ごとに、こちらで一字一句残さずスレに上げてやる」
リサリサ「なるほど……たった今書いた軽い1レスネタも書き込まれた……」



167 :たまにはこんなのもいいかと:2007/06/29(金) 17:37:48 ID:Lq0f212T

JOJO「おい!そこで理想郷のSSをチェックしてる脇役吸血鬼。てめーだよ。てめーー。このスレは何kまで書き込めるんだ?」
吸血鬼(通販係 型月派)「聞く必要はない……おまえには次スレはない……次スレに移る前にワムウ様がおまえを凹ますだろう」
ワムウ「1スレは500kだ。450kになると次スレへの誘導が立つ。一週間もあればこのスレは埋まる」
JOJO「い…一週間」
ワムウ「それともうひとつ教えてやろう!プリンターのところに「柱」があるな。
     われわれが次スレ誘導に入るたびに、あの「柱」になんらかの「武器」が1個だけぶら下げられる」
JOJO「武器?」
ワムウ「おれか…おまえか…先に次スレに書き込めた者、どちらか片方だけがその武器を手にすることが出来る。
     第一週目の「武器」は……大型コジョピー(オコジョさん)人形!」
JOJO「ううっ…!オコジョさん……一撃でかんたんにおれのネタをくだきそうだぜ……あんなのもしワムウが先に手にしたら……!
     オレにとってただでさえ不利って感じなのに圧倒的不利になってしまう。だがッ!……逆にオレがオコジョさんを手にして、名前を「ユーノ君」と書き込めれば!
     圧倒的有利のネタだ!」
ワムウ「おれはすばらしい健闘を期待するぞ……JOJO!!

 スターーートッッ!!

JOJO「来た来た来た来た来た来た!にぎにぎしてやるねぇ〜〜「ユーノ君」!!」
  ガッシィ!
JOJO「よし取ったッ!」
ワムウ「そのオコジョさんくれてやる……フン……最初からあえてそうするつもりだった」ニヤリ
(でもちょっとくやしい)
カーズ「フフフ……ワムウのやつ、あの笑い……なにか策があるな……「職人の天才」ぶり見せてもらうぞ」
JOJO「おおおおっ!好調の「波」にのって来たぜッ!来いブチのめしてくれるぜッ!」



168 :たまにはこんなのもいいかと:2007/06/29(金) 17:40:05 ID:Lq0f212T

  熱血系スパロボとクロスさせて攻め立てるJOJO!しかし……!
ワムウ「必殺流法『神砂嵐』」
  ドギューン!ブッシァッ
  ワムウの十八番!
80年代魔法少女アニメとのクロスだあああ!!
  懐かしさに感激する感想レスでスレが埋まるッ!
カーズ「スレをほんの半周するだけの間だったが2転3転するおもしろい戦いだったな。
     だがしょせんワムウのほうが発想力・構成力ともに上だったことだ。
     ところで……次は…君とわたしの合作ということだったが、
正直言って男×男と合作するのは好まない…。ワムウのやつは、なおさらよ。
…といって波紋戦士(サークル名)は合併しておかねばならない。
双方のファンを納得させるためにも、今年の夏は合作本を出さずにはおけん。そこでだ……」
  リサリサの前に積まれるコバルコ文庫ッ!
カーズ「百合に転向しろ!それは苦しまずに百合になれる聖書(小説)だ!なんならアニメDVDBOXもやる」
リサリサ「なにを勘違いしているの?JOJOとワムウの戦いはまだ終わっていないわ」
吸血鬼(新刊予約係 ねぎマ!派)「カ…カーズ様!み…見てくださいッ!あれを!あれを!た…大変です!ワムウ様がッ!」
カーズ「なにィ〜〜〜ッ!」
吸血鬼(新刊予約係 ねぎマ!派)「み…見てくださいワムウ様の表情を!
                      眼がうつろですッ!あの姿勢のまま動こうとしませんッ!
                      なにやらブツブツつぶやいていますッ!」
カーズ「い…いったい!?いったいッ!ワムウ!どうしたというのだッ!!」
リサリサ「フフフフ」
吸血鬼(巡回係 妖幻の血派)「ああ〜〜〜JO…JOJOの野郎がァーーッ!!JOJO!
                   書いてる!ピンピンして続きを書いてるーーッ!」
JOJO「へっへっへっへっへっ。ま…またまたやらせていただきましたァン!」
カーズ「か……『神砂嵐(※題名)』を正面からま…まともにくらったのに、な…なぜ!?」
リサリサ「「まとも」?フフフ…まともにくらったように見せるほどJOJOはぬけ目ない……どうしようもない天才イカサマ師ということね。
      ほめていいのかどーかわからないけど。将来彼が普通の人間社会に出たら、とんでもない大悪党か、ものすごい大人物になるわ。
ワムウの膝の上にあるのを見るといいわ。何がある?」
  ド ド ド ド ド 
カーズ「ま…『魔法少女アイ2 初回限定版プレミアムBOX』!はっ!も…もしや!
     やつは魔法少女アイがワムウの眼に見えるように置いたのか!
    『神砂嵐』の威力は別ジャンル、しかも新世紀の作品が思考に入った事によって封じられていたッ!」
    JOJO「健全魔法少女をこよなく愛するワムウの『神砂嵐(題名です)』は当然の作品!オレとしては上をいかなくっちゃな!」
  
 ワムウは自分の必殺流法『神砂嵐(題名なんです)』をくりだしながら「大人向け」のイメージをくらっていたッ!
 ワムウの人生にとってこんな経験はッ!こんな屈辱はッ!はじめてのショックッ!


 さあスレは二週目に突入!
 次なる武器はッ!!


<後半に続く>

169 :リリカル犬狼伝説:2007/06/29(金) 17:41:16 ID:Lq0f212T
勢いに任せて書いた
そして『投下した!』

後半も載せる予定

170 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/06/29(金) 17:52:08 ID:czuNDFC7
なのはSTS×覚悟でスカリエッティが血髑髏と意気投合な電波を受信した


171 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/06/29(金) 18:26:34 ID:4EbRRDsH
ワムウwwwいい一太郎ってwwww

172 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/06/29(金) 18:35:38 ID:rWTvNAlJ
>>169
なんてこったい 勢い付けすぎww

173 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/06/29(金) 18:43:18 ID:mTyv/Wig
>>169
お前は何をやっているんだ犬狼伝説ーーーーーッ!!
勢いはともかく理由を言えーーーーッ!!

174 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/06/29(金) 19:30:35 ID:O6Fk9eD+
製作者の視聴者とふれ合う質問コーナー

〈質問〉
魔法少女リリカルなのはは完結するのですか?
このラノベのゴールが見当たりません。
〈答え〉
僕にもわかりません。

〈質問〉
なのは・フェイト・はやての中で一番強いのは誰ですか? 教えて下さい
〈答え〉
新房昭之(1期監督)「歴然とした力の差がない限り状況や精神状態で強さなんて簡単に崩れる不安定なものだと僕は思っています。」

都築真紀(原作作者)「ぶっちゃけ一番強いのはそいつらをいつでも殺せる私です」

草川啓造(2・3期監督)「なのはです」


わかりにくいけど銀魂な・・・

175 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/06/29(金) 19:42:55 ID:n2UDUsmH
>>174
変わり者が一番まともなこと行ってる…>新房昭之

176 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/06/29(金) 20:09:22 ID:pC1ZDmkT
アルフやザフィーラ主役の話ができないかと考えていたら流れ星銀とか銀牙伝説とのクロスを思いついた。
問題は話が終わった後にアルフとザフィーラが野生化しかねん所だな。

177 :リリカル龍騎 ◆l5ZL/l4pJY :2007/06/29(金) 20:09:52 ID:Suw3fxs1
職人様方GJです

>>愚者の書氏
イギー凄…アバラが肺に刺さるなんてケガして生きているとは…
さて、次回ヴォルケンリッター相手にどうなるのやら…

>>230
ちょ、ここまであっさりと買収され…w
ヴィータ…同姓婚は確か違法のはず…

>>リリカルスクライド//G.U.氏
Yes,sir. ご要望通り掲載しないでおきました

>>リリカル犬狼伝説氏
なんという展開…思わず素で「ちょちょちょちょちょwwwwwww」と突っ込んでしまいました…
ってワムウ…いい一太郎って…w

178 :デビュー(なのはStS+φ’s正伝):2007/06/29(金) 21:27:43 ID:6hHbXU3R
〔―――ファイズ! 聞こえますか、ファイズ!?〕
「むにゃむにゃ……いくら暑いからってかき氷ばっか食うなよ……」
〔ちょっと! 起きてください騎士ファイズ!!〕
「んぅ……うるせえなぁ、なんだよ人が気持ちよく寝てるのに」

眠りについてから約2時間後、もうひとつの目覚まし変わりとしていた声が脳に直接響いてくる。
シャッハ・ヌエラ……と思い出すのに2秒を要したがなぜか声が焦っているように聞こえる
別に起きてやる気はないのだが仮眠を充分にとったと考えて起き上がろうとする
ついでに目が冴えたことを怒ってやろうと巧は地面に生えている草を押し潰すように手をかけた

(ん……地面に草? なんでだ、俺はさっきまで……)

巧が寝ていた場所は小石こそいくつかあったが草が生えるはずがないコンクリートの道だった
だが今は背中と掌に伝わってくる草と散らばった砂利の独自の感触がある
即座に跳ね起きた巧は周囲の状況を調べるがそこは先ほどまでいた場所とは違う
数歩踏み出した後に見下ろした風景、その中で特に目立つレールのようなものがとても遠く小さく見える

巧は今自分がいる場所が崖……山岳だということに気が付くのにさほど時間はかからなかった
唖然としながら周囲を再び見回すと何かが空中を飛び回っている。
それは小型の機械人形とも呼べる物体だが巧はそれに見覚えがあった。

「あれは前にカリムのやつが見せた……ガジェットドローンってやつか!」
〔ファイズ! 応答してください、ファイズ!〕

シャッハ・ヌエラからの念話が伝わってくることに今ごろ気付いた巧は頼み事を返事として返す

〔聞こえてるよ! それよりカリムのやつに繋いでくれ!〕
〔えっ……無理です、今カリム様は会談中で〕
〔そんなどうでもいいことは後回しだ! いいから早くしろ!〕

自分が見ているものを伝えるためにカリムに通信を繋いでもらおうとために慣れない念話で伝える。
言葉遣いがなってないと叱られたが只事ではないことを理解してくれたのかすぐに繋いでくれた
さすがに『どうでもいい』と口にしたことは不味かっただろうが今はとにかく報告が先だ
自分がいた世界なら自己判断で出ていただろうがここは異世界、慎重にならざるを得なかった


179 :デビュー(なのはStS+φ’s正伝):2007/06/29(金) 21:36:08 ID:6hHbXU3R
〔カリム聞こえるか、巧……じゃなくてファイズだ。 カリム? おいどうした?〕

巧は念話で問いかけるが応答はない。繰り返し呼びかけるがやはり返事は返ってこない
いつもはすぐに応答する違和感を感じた巧だが何度か呼び続けてようやくカリムから返事が来た。

〔カリム……おいカリム? どうした、聞こえてんだろ?〕
〔あ……ごめんなさい、気付かなかったわ〕
〔いや別にいい、それより話が……〕
『教会騎士団の調査部で追ってたレリックらしきものがみつかった!』
『……対象は、山岳リニアレールで移動中!』

巧がカリムに報告しようとした瞬間横から別の女性の声が割り込んでくる
念話とは違う……オルフェノクとしての超越感覚が魔力でさらに強化されているらしい。
耳に入ってくるこの声は聞いたことのない声が聞こえる……アクセントが妙だった。
なまっている、と言い表したほうが良いのかもしれないがここで言う事じゃない。

それよりも巧はその女性が言った『レリック』という言葉に反応する
聖王教会が捜し求めているロストロギアだと前に聞かされたことがあったのだ。
なおもその女性の声が耳の中に入り続けてくる

『内部に侵入したガジェットのせいで車両の制御が奪われてる』
『リニアレール内のガジェット反応は少なく見ても30体……
 大型や飛行型、未確認タイプもでてるかもしれへん』
(リニアレールってモノレールか? コントロールが乗っ取られたってのか……?)

巧が空を見上げると確かにガジェットドローンの群れが空中を飛び回っている
飛行型と聞こえたが名前通りほぼ自由自在に動いている
6分以上も飛び続けられなかった巧はその飛行能力に少しだけ嫉妬した。

〔カリム、取り込み中で悪いんだが……俺はどうやらそのリニアレールの近くにいるらしい。〕

機械にまで嫉妬するようになった自分を笑いながら巧はカリムに向かって念を放つ
視界に入ったレールの上を複数の車両を繋いだ列車らしきものが走っている
巧の魔力反応を調べたところ確かにガジェットとレリックに近い場所にいることを知った

〔どうしてそんなところにあなたが……まさか、また勝手に転移したの?〕
〔ああ……けどよりによってなんでここなんだ、偶然か?〕


180 :デビュー(なのはStS+φ’s正伝):2007/06/29(金) 21:46:48 ID:6hHbXU3R
〔それはまだなんとも言えないけど、調べてみたほうがいいわね。〕
〔ああ……で、どうする? おまえが決めてくれ、俺はおまえに従うから。〕

隣で自分の部隊にてきぱきと指示を出す女性――部隊長である八神はやてを見ながらカリムは悩んでいた

“即戦力の隊長達は勿論、新人フォワードたちも実戦可能。予想外の事態に対応できる下地はできてる”

何が起きても大丈夫、はやてが口にした言葉を信じてはいたが機動六課はまだ設立して1ヶ月も経っていない
今から出動するとはいえ初出撃なのでやはりそれなりに時間はかかってしまうかもしれない
その間にもし何か予想外の事態が起こったら……その可能性はできるだけ減らしておきたかった。

(それに私もそろそろ彼の実力を見ておきたい……危険かもしれない、けれど彼なら)
〔どうだ、決まったか?〕
〔ファイズ……お願い、できますか?〕
〔ああ、レリックってのを守るんだな? 俺も興味がでてきたぜ〕

どうやらカリムが伝えるはずだったお願い事は巧にはわかっていたらしい。
頼み事を聞き入れた巧は頷いて戦闘態勢を取ろうとするがカリムがそれを引き止める
巧にそこまで任せるには荷が重過ぎると感じ彼の負担を軽くすることにした。

〔それは今からそっちに来る機動六課の仕事よ、あなたはガジェットドローンをできる限り撃墜して!〕
〔わかった、本命の連中が来るまでの間に数を減らせばいいんだな?〕
〔お願いしますファイズ、もし彼らは来ないと思ったら……その時はお願いします〕
〔了解〕
〔……お気をつけて、巧さん〕
〔わかってるよ〕

カリムとの念話を終了させたのを確認し巧はデバイスを右手に握り再び戦闘態勢を取る。


181 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/06/29(金) 21:52:37 ID:4EbRRDsH
支援一閃

182 :デビュー(なのはStS+φ’s正伝):2007/06/29(金) 21:54:49 ID:6hHbXU3R
自分が居る場所の周囲を飛び回ってるガジェットドローンを睨みつけながらデバイスを起動。

"Mode Set [Normal Faiz] Standing by!"
「よし、いいぜ!」

起動準備が完了したファイズメモリー――デバイス化したミッションメモリーを握り締め
天を突き上げるかのように高く掲げいつものように単純なキーワードを発する
 
「変身っ!!」 "Complete!"

言葉に反応し再び音声が鳴り響く。瞬間全身をほぼ黒で統一したバリアジャケットが巧に纏われ
ファイズメモリーがバリアジャケットと融合し赤い光が彼を包みこんでいく。
胸部・膝・肘・手・足……より強固な防御力を必要とする部分は銀色に変色。

バリアジャケットに張り巡らされた赤いラインはフォトンストリームに似ている。
それを通路として巧の魔力が全身に行き渡りジャケットの能力を強化。
――顔こそ仮面に覆われてはいないが、その外見は巧の記憶のファイズをほぼ再現していた。

自分の中の魔力を制御して空中を駆け抜け、飛行型ガジェットの一体に向かい突撃する。
突然のことに反応しそこなったそれに向かって繰り出した拳がそのボディを難なく貫通する。
さらに泳ぐように動いていたもう一体が巧の回転蹴りで形を歪ませ爆発し墜落していった。

巻き起こった爆風と火の粉が巧を包むがバリアジャケットの機能で熱は完全にシャットアウトしている
熱いのが大嫌いな巧にとってはこの機能はとてもありがたいものだった。
そして魔力反応をキャッチした周囲のガジェット群が一時的に巧をターゲットに定める。

(ざっと20〜30か……これだけで終わるとは思えないが……)

しかしそれでも巧は戦う事に迷わない。まだ魔法を使って1ヶ月だがやることはいつも決まっていた。
どのような力を持ったとしても目の前にいる敵を倒すという目的に変わりはない。

「付け焼き刃の魔法でも、やってやる……!」

巧がしなやかにかつ力強く右腕ごと手首を振り上げたのを合図に巧のデビュー戦の幕が上がる。
周囲に誰も味方がいないいつも通りの孤独な戦いに巧は挑む。

脅える自身を奮い立たせるような雄叫びが空気を切り裂き、聞く者のいない空一面に確かに響いた。


183 :なのはStS+φ’s正伝:2007/06/29(金) 22:03:46 ID:6hHbXU3R
投下完遂・・・昨日の朝やったばっかりなのに俺は何を張り切ってるんだろう
戦闘シーンが始まるけどこれからを巧く書けるかどうか不安です……
>>108さんやその他の方々からも言われてましたが
正伝にアクセルとブラスターフォームはありません、それどころかデルタもいないし
いろいろ出したいとは考えてるんですけどそれじゃ戦闘が一方的になりそうだし……

……まあもし機動六課を相手にするのならアクセルとブラスターがぜったいに必要ですがね
皆さんにGJしつつ影が薄い本編のスバルさんに涙しながらここまでとさせてもらいます

184 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/06/29(金) 22:09:51 ID:rWTvNAlJ
文章構造が上手すぎる件 GJ!!!
動いてる様子とか場面描写がうまいからのめり込みやすくてイイ!

185 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/06/29(金) 22:14:23 ID:wb73ZJch
これはGJと言わざるを得ない!

186 :通常の名無しさんの3倍:2007/06/29(金) 22:15:19 ID:OiGwtk+E
今回もGJ!!
自分はてっきり555は仮面付だと思ってました。オルフェノク化したら周りの反応がどうなるか楽しみです。
人造人間なんか目じゃないぜ!!
スバルはもう独楽のように回転しながら相手を殴る戦い方を覚えるしかない。

187 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/06/29(金) 22:20:11 ID:Y91GGJtL
GJ!
本格的な戦闘が楽しみです!
バジンたんやサイドバッシャー、ジェットスライガーがミッドチルダの技術で製作されるのをキボン
やっぱ仮面ライダーはバイク乗らないと。

188 :通常の名無しさんの3倍:2007/06/29(金) 22:26:15 ID:M/SDf+pv
GJ!
けど俺的にはやっぱり伝統にのっとて仮面付だったらよかったと思う今日この頃です
けどやっぱり面白いです。

189 :ジョジョクロス『愚者の書』:2007/06/29(金) 22:26:45 ID:0GVWDVyj
グッジョブのG!
たっくんのカッコよさは異常。
戦闘シーンにおいて555は平成ライダートップクラスだと思いますので、この先wktk
555の時と同じクセが出て、感動のあまり失禁したwww

190 :リリカル龍騎 ◆l5ZL/l4pJY :2007/06/29(金) 22:32:28 ID:Suw3fxs1
GJです
ついに…ついに変身キターーーー!!
巧が転移したのって…やっぱり前回ラストの光ですかね?

191 :ジョジョクロス『凄みのあるなのは』(愚者の人):2007/06/29(金) 22:40:54 ID:0GVWDVyj
 唐突な襲撃。
 自分よりも幼い襲撃者になのはは戸惑う。
 何故、自分を襲うのか? 理由は? 真意は?
 不意打ちの攻撃と共に現れたヴィータの攻撃をかろうじて防ぎ、襲撃の理由を問うなのはだったが、ヴィータは有無を言わせずに攻撃を続けた。

「教えてくれなきゃ、分からないってば! 話を聞いて!」
「話なんてする必要ねぇぇえーーーッ!!」

 まさに問答無用。
 なのはの呼びかけを意に介さないヴィータは返答の代わりに攻撃を繰り出す。
 かろうじてシールドで受け止め、数メートル吹き飛ばされたなのはは―――。

「……そう」

"ド ド ド ド ド ド ド……"


(……うっ!? な、なんだコイツ……急に、何か『凄み』が……!)

 ゆっくりと立ち上がるなのはの雰囲気が一変した事を、ヴィータは敏感に感じ取った。
 地の底から湧き上がるような、奇妙な重圧感を放ちながらなのはがヴィータを見据える。その瞳から迷いは消え失せていた。
 背筋を思いっきり反らした、物理的に不可能と思えるようなポーズで佇み、なのはは静かにヴィータを指差す。


「あなた……覚悟して来てる人……なんだよね。
 人の話を聞かずに一方的に襲おうとするって事は、逆にやられても言い訳を聞いてもらえないかもしれないという危険を常に覚悟して来ている人ってわけだよね……?」

"ド ド ド ド ド ド ド……"



192 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/06/29(金) 22:42:26 ID:4EbRRDsH
正伝のラスボスはホースオルフェノクだっけ?
カイザをボロクソにしてた気が………

193 :ジョジョクロス『凄みのあるなのは』(愚者の人):2007/06/29(金) 22:43:09 ID:0GVWDVyj

「う、うるせーッ! カートリッジ・ロード!!」

 無力な少女から怪物へと変貌を遂げたような、なのはの変わりように圧されながらも、ヴィータは竦んでしまう自分自身を叱責して自らのデバイスに命じた。
 グラーフアイゼンがラケーテンフォームへと変形し、魔力ジェットの噴射によって加速し始めた。
 ロケットのような推進力を得たアイゼンは、ヴィータ自身を支点として回転を開始する。
 なのは、その様子を冷静に見極めていた。

(『回転』だッ、『回転』の運動エネルギーを利用して威力を高めているッ! 遠心力の理論でハンマーの先端に生じる圧倒的破壊力は、まさに歯車的魔力の小宇宙!!)

「ラケーテン……ッ!!」

 恐るべき回転の力! しかし、なのははそんな驚異的パワーを前にして……逆に思いっきり喜んだのだッ!

「それが『いい』のッ! その『回転』が『いい』んじゃない!」
「―――ハンマァ……あぐっ! 何ィ!!?」

 回転しながらなのはに向かって突撃しようとしたヴィータは、突如全身を襲った激痛に、そして同時にアイゼンにかかった強い力に、攻撃の不発を余儀なくされた。
 ヴィータの必殺攻撃を強制停止させたモノの正体! ソレは―――!


 意外ッ! それはチェーンバインドッ!!


 グラーフアイゼンの先端にいつの間にか取り付けられた鎖状のバインドが、回転によってヴィータの体に巻き絡まり、回転の運動を利用して全身を強く締め付けていたのだ。
 それはまさに、複雑に絡みついた釣糸とリール!

「こ、こんなモンいつの間に……ッ!?」
「最初の一撃を受けた時なの。チェーンバインドはユーノ君の得意技なんだけど……上手くいってやれやれ一安心といったところだね」
「う……ッ!」


194 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/06/29(金) 22:43:16 ID:2eyWa93N
>>56

195 :ジョジョクロス『凄みのあるなのは』(愚者の人):2007/06/29(金) 22:44:54 ID:0GVWDVyj

 自滅の形で身動きの取れなくなってしまったヴィータに対して、デバイスを構え、完全に戦闘形態を取ったなのはがゆっくりと目の前まで近づいて来ていた。
 なのはの周囲には、すでに魔法によって具現したディバインシューターの魔力弾が四つ、発射台に設置されたミサイルのように待機していた。

「さっきの『カートリッジ』っていうヤツ? すごかったね……魔力が跳ね上がった。あれを使えば、こんなバインドすぐに解けちゃう……」
「……」

 ヴィータを横目で流し見るなのはは、一見無防備に見えて凄まじい集中力を発揮している。
 仕掛けるタイミングを、ヴィータは図りかねていた。

「そのバインドを解除するのに何秒かかるかな? 3秒、4秒? 外したと同時に『ディバインバスター』をテメーにたたきこむの! かかってきて! 西部劇のガンマン風に言うと『ぬきな! どっちが素早いか試してみようぜ』というやつなの」
「野郎……ッ! アイゼンッ!!」

 激情に火のついたヴィータ。待ち構えるなのはの前で、カートリッジをロードし、爆発的に高まった魔力でバインドを引き千切り、そのままグラーフアイゼンを振り上げた。
 その瞬間まで、なのはきっちりと待っていた。そして―――!

「ラケーテン・ハンマー!!」
「オラァッ!!」

 一閃。
 加速に入った筈のグラーフアイゼンを紙一重で回避し、逆にディバインシューターの弾丸が一発、カウンターとなってヴィータの腹に突き刺さった!

「ごはぁ……ッ!?」
「最初に、言ったよね……『覚悟』はいい? わたしは、出来ている」

 バリアジャケットの防御力を削り取った弾丸は、なのはの操作するまま元の位置へと戻る。それと入れ替わるように別のディバインシューターが発射される。それが終われば、入れ替わりに次が。叩き込んで、再び次へ。次へ。次へ!
 もはやそれは、四方から連射される機関砲。怒涛のラッシュ!


196 :ジョジョクロス『凄みのあるなのは』(愚者の人):2007/06/29(金) 22:46:12 ID:0GVWDVyj

「オラオラオラオラオラオラオラオラオラオラ
 オラオラオラオラオラオラオラオラオラオラ
 オラオラオラオラオラオラオラオラオラオラッ!!」

 一発ではバリアジャケットを貫けない魔力弾も連続して打ち込めば、徐々にジャケットの防御を削っていく。

「オラオラオラオラオラオラオラオラオラオラ
 オラオラオラオラオラオラオラオラオラオラ
 オラオラオラオラオラオラオラオラオラオラ
 オラオラオラオラオラオラオラオラオラァアアーーーッ!!!」

 津波のように押し寄せる魔力弾の超ラッシュ。
 ヴィータの悲鳴は爆発音と打撃音の中に埋もれていった。

「SHHOOOOOOOOTTT―――ッ!!!」
「ぐがぁあああああああーーーっ!!」

 駄目押しのバスターが直撃し、ズタボロになったヴィータは『ドグシャァアアアッ』と高速でぶっ飛び、ビルに激突していった。
 窓を突き破り、幾つもの壁を突き破って、ようやく停止した時、ヴィータの姿はすでに瓦礫の中に埋もれていた。



 ―――決着ゥッ! リリカルなのはA's 第一話、完!!

「やれやれなの……」


 バ―――――z______ン!




197 :ジョジョクロス『凄みのあるなのは』(愚者の人):2007/06/29(金) 22:50:20 ID:0GVWDVyj

・撃退成功!
・騎士名―ヴィータ
・デバイス名―グラーフアイゼン
(重傷。しかし、再起『可』能)


to be continued……>






「……トモダチ」

 ちなみに登場タイミングを逃したフェイトは数分後に普通に合流した。


198 :マスカレード:2007/06/29(金) 22:53:32 ID:slyA9kK5
マスカレードACT.7、『さそり富豪と戦いの神』。
できましたので12時前から投下開始しようかと思います

199 :リリカル龍騎 ◆l5ZL/l4pJY :2007/06/29(金) 22:58:41 ID:Suw3fxs1
GJです
凄みなんてレベルじゃNEEEEEEE(ry
ヴィータ…本当に再起可能か疑わしいですね…というか生きているかどうか絶望的ですorz

200 :ジョジョクロス『凄みのあるなのは』(愚者の人):2007/06/29(金) 22:59:31 ID:0GVWDVyj
閑話休題の一発ネタです。『投下した』なら使っていいッ!
……やはり、予告要りますか?

リリカル犬狼伝説氏が思わぬ「うほっ、いいジョジョネタ」を出してくれて狂喜。
「うれしい事してくれるじゃないの」って感じに一発ネタ書きました。本編も書かずにねー(ぉ
作品全体ではなく『なのはだけJOJO風味』というネタです。
バトルモノの基本が『追い詰められる→敗北後パワーアップ→逆転』であるのに対して
JOJOは『追い詰められる→それがいいんじゃあないか!→逆転』なのがいい。
きっと、彼女は異常な判断力と洞察力と凄みで事件を乗り越えていくでしょう。
リリカルな世界で浮きまくり。
最終決戦では「逃げるんだよォ! ユーノーーッ!!」「わああー、なんだこの魔法少女ー!」って感じのw

201 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/06/29(金) 23:07:09 ID:hFDXK9J/
マスカレードktkr
正伝からマスカレードと続けてライダー作品が読めるとは運がいいww

202 :通常の名無しさんの3倍:2007/06/29(金) 23:23:14 ID:OiGwtk+E
>>200 GJ!! ありえん・・・このなのはは・・・複数の黄金の精神でできているッ!!
承太郎、ブチャラティ、仗助・・・
ディ・モールト素晴らしいぞ!!最高にハイってやつだッ!!ちょっとヴィータのやられ方がマリリン・マリソンっぽい。
STSの時には「『任務は遂行する』『部下も守る』。“両方”やらなくっちゃあならないってのが
“教導官”の辛いところだな。覚悟はいいか?オレはできてる」とか言い出しそう。
今回のなのはだけJOJO風味みたいなシグナムとタティアナサンがみたいです。
場面はもちろんシグナムが株を落としてしまったシグナムパンチ!!シグナムがプロシュートで、
ペッシがタティアナサンで書いていただきたいです。「“言葉”でなく“心”で理解できた」言ってほしい。


203 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/06/29(金) 23:38:29 ID:Y91GGJtL
>>200
┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨ ┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨
はこれでよろ。

204 :リリカルスクライド//G.U.:2007/06/29(金) 23:40:46 ID:+2TCLNHC
>>なのはStS+φ’s正伝氏
ファイズ初実戦ですね。
スバルたちの出番は残してあげるのも優しさよ巧(・∀・)
アクセルフォームとブラスターフォームへのチェンジは、
シャーリー&レイジングハートさんに依頼するのがよろしいかも。

>>ジョジョクロス『凄みのあるなのは』(愚者の人)
カオス……なのはが戦闘に躊躇が無さすぎ!

お二人ともGJ

205 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/06/29(金) 23:46:32 ID:slyA9kK5
桜井たん「最初に一つ言っておく。俺は途中、『確実』に規制をくらう!」
ではマスカレード、始まりますw

「うぉぉぉぉぁぁぁぁ!!!」
ギルスはマスクルスの目前で叫ぶと、必殺技である『ギルスヒールクロウ』を振り下ろす。
「ぅわぁぁぁぁぁ!!」
口を開き、再び叫ぶと今度は左足でマスクルスを突き放す。
そしてギルスから離れたマスクルスは跡形も無く爆発し、ギルスもその場で意識を失った……。


「ちょっとは楽しませてくれるの?」
一方、パンチホッパーとカリスを同時に相手にすることになった灰色の怪人は未だに余裕な雰囲気だ。
カリスは早速カリスアローを携え、怪人へと走りだす。
そしてそれを見たパンチホッパーもカリスの後に続く。

「はっ!」
「おらぁ!」
カリスはカリスアローでの斬撃、パンチホッパーはパンチと、各々が得意とする攻撃を繰り出す。
「無駄だね」
だが二人の攻撃は怪人の両腕の巨大な龍に阻まれ、さらには二人のライダーをまとめて薙ぎ払ってしまう。

「ぐあぁ!」
「うわっ!」
二人は近くの建物に激突する。
一方怪人も「ふふ……」と笑いながらゆっくりとカリスへと近づく。
「二人まとめて仕留めてあげるよ」
怪人はそう言い両腕を振り上げた、その時。

『Plasma smasher.』

怪人に向かい、黄色く輝く雷の閃光が発射された。
「……くっ!」
怪人は予想だにしなかった攻撃に苛立ちの声をあげる。
「なんだ!?」
そしてホッパーとカリスも、雷が飛んできた方向に目を向ける。

「(あの娘は……!!)」
「あいつは…あの時の!」
そこにいたのはなのはとフェイト、それに途中で合流した剣崎だった。
始にしても影山にしてもなのは達の姿には見覚えがあったのだ。

「なんでこんなこと……許せない!」
「……いくよ、なのは。」
なのはとフェイトにはその怪人の行為が許せない。二人は怒り顔で怪人を見つめる。
そして剣崎もスペードA、『チェンジビートル』のカードをブレイバックルへと装填する。

「変身!」
『Turn up(ターンアップ)』
ベルトから現れた青いゲートを通り、剣崎はブレイドへと変身した。

一方、物影から見ていた天音は仰天していた。
「なのはと……フェイト……?」
自分の同級生が目の前で怪人に挑もうとしているのだから、驚くのも無理は無い。

「次から次へと……一体何なの?」
怪人は呆れ口調で言った。
「どうしてこんなことするの!?」
「こんなことしたって、何もならないのに……!」
それに対しなのはとフェイトは怒りと悲しみが混ざったような複雑な顔で怪人を問い詰める。

206 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/06/29(金) 23:49:51 ID:4EbRRDsH
俺は支援の王子、アールッ エックスッ バイオッ ライダ!

207 :マスカレード:2007/06/29(金) 23:50:37 ID:slyA9kK5

「暇つぶしだよ」
怪人は全く悪びれる様子なくしれっと言った。
「…………!?」
なのはもフェイトも、そしてブレイドもその言葉に激しい怒りを感じた。
「許さない!そんな理由で人々を襲うなんて!」
ブレイドはそう叫び、ブレイラウザーを持って怪人へと走っていく。
「うぇぇぇぇい!!」
そして力一杯ブレイラウザーを振るうブレイド。
攻撃は確かに命中した。だが怪人はあまり効いたそぶりを見せない。
「なっ!?」
「効かないよ?」
想像以上の防御力にブレイドは驚愕するが、次の瞬間にはブレイドは怪人の攻撃を受けていた。

「うわぁ!」
そしてブレイドもカリス、ホッパーの付近へと転がされる。
「(所詮人間はこの程度か……)」
カリスはブレイドを見てそんなことを思った。こんな奴に期待するだけ無駄とでも言いたげだ。

「まだまだ!」
『accele Shooter.』
「これなら……!」
『Thunder blade.』

なのはとフェイトの周囲を、輝く雷の剣と、桃色の光弾が舞う。
そして二人の合図とほぼ同時にそれらの魔力は怪人へと飛んでゆく。
まずフェイトの放ったサンダーブレイドがターゲットに突き刺さり、その直後にほぼ全方位から計12発のアクセルシューターが直撃。
怪人の体が爆発する。
「ブレイク!」
さらに爆発が止むのを待たずに、フェイトがサンダーブレイドを爆発させる。
爆発し、煙にまかれる怪人。
なのはとフェイトは「やったか?」という顔で煙を見つめる。


ACT.7 「さそり富豪と戦いの神」


煙が晴れ、視界がクリアになる。
「……く……っ!」
怪人はこればかりは少しだけ効いたのか、僅かだが息を切らしている。
「はぁ……はぁ……どうして……?」
怪人は突然なのは達に対して「どうして?」と疑問詞を口にする。
「どうして……こんなことの為にそんなに必死になれるの?……ねぇ、教えてよ……」
次の瞬間、怪人はその姿を消した。
「なっ……!」
「うわっ……!」
「くっ!」
そしてその場の全員の体に鋭い衝撃が走り、怪人は別の場所に現れた。
「僕は、ラッキークローバーのドラゴンオルフェノク……」
そして怪人−いや、ドラゴンオルフェノク−はそう名乗り、再び構えたなのはとライダー達に向き直った。
「ラッキー……クローバー……?」
「それに……オルフェノクって……」
なのはとフェイトが言う。
「……教えろ……何故貴様らはそうまでして戦う?……教えろ……!」
そしてドラゴンオルフェノクは、突然その声色を変え、なのは達に迫った。

208 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/06/29(金) 23:50:59 ID:n2UDUsmH
>>200
GJ!
ポルポルくんまでいるwww>『ぬきな!
あと>>202
名前、名前

209 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/06/29(金) 23:52:04 ID:4EbRRDsH
支援

210 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/06/29(金) 23:53:51 ID:4EbRRDsH
支援

211 :マスカレード:2007/06/29(金) 23:56:10 ID:slyA9kK5

「……そんなこと、決まってる!」
フェイトが言う。
「俺達は……人々を守る為に戦うからだ!」
そしてブレイドがブレイラウザーを構え、フェイトの言葉に続く。

ドラゴンオルフェノクはブレイドの言葉に、何故か無性に腹が立つのを感じた。
そしてドラゴンオルフェノクがもう一度攻撃するために歩き出したその時、
ガシャァアン!!
近くの鉄製のゴミ箱が蹴り倒される音が聞こえ……。

「おまえら……うるせぇんだよ……」
「楽しそうだな……相棒。」
一同は声が聞こえた方向を振り向く。そこにいるのは二人の男。
片方は片腕の袖が無い黒いコートを着た男。もう片方は蛇柄の服を来た、海鳴市ではある意味で有名な男。
「……兄貴!!」
「あ……浅倉…威!?」
なのは、フェイト、ブレイドの三人は脱獄犯である浅倉威の登場に驚きを隠せない。

そして浅倉は黙ってドラゴンオルフェノクへと歩み寄る。それも生身で……
「なんだい?キミは」
「ハハッ……お前なら俺の腹を満たせるか?」
ドラゴンオルフェノクの言葉を遮り、浅倉が言う。
「……ふん」
ドラゴンオルフェノクは、浅倉の言葉を無視し、浅倉に攻撃しようとした、直後。
『シャアアアアアア!!!』
「何!?」
近くの硝子から紫色の巨大なコブラが現れ、ドラゴンオルフェノクに巻き付き締め上げる。

「……ふん。変身……」
浅倉はその隙にいつの間にか装着していたVバックルにカードケースを差し込んだ。
周囲の硝子が怪しく煌めき、浅倉はその姿を変えた。
「そんな……!浅倉威もライダーなの!?」
なのはは浅倉の変身を見て、驚愕している。まさか連続殺人犯が人々を守る仮面ライダーだったとは……

「調子に乗らないで欲しいね」
ドラゴンオルフェノクは極めて余裕な口調でそう言うと、大蛇の束縛を解き放った。
そして大蛇−ベノスネーカー−はすぐに王蛇に並び立つ位置へと移動する。
ドラゴンオルフェノクはまた楽しそうな口調に戻り、「……ふふ。」と笑いながら王蛇へと接近する。
それに対し、王蛇もまた「ハハッ」と笑いながら、ドラゴンオルフェノクに身構える。そしてその手には蛇を摸した杖のような物……
『ベノバイザー』が握られていた。
王蛇はベルトから取り出したカードを一枚、ベノバイザーに装填した。
『SWORDVENT』
ベノバイザーの機械音声と共に、硝子の中からベノスネーカーの尾を摸した剣が飛来し、王蛇の手に握られた。
「行くぜぇ!」
王蛇は地を這う蛇の如き姿勢で駆け出し、ドラゴンオルフェノクへと切り掛かる。
「っらぁっ!!」
「ふん!」
野獣のような雄叫びをあげ、ベノサーベルを振り下ろす。だが、案の定ベノサーベルの一撃はガードされてしまった。
しかし……

212 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/06/29(金) 23:57:51 ID:4EbRRDsH
支援

213 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/06/29(金) 23:59:18 ID:4EbRRDsH
支援

214 :ジョジョクロス『愚者の書』:2007/06/30(土) 00:01:20 ID:qbVVJKQn
夢のダークヒーロー共演。
何気にドラゴンの人もライダーになったことあるんだよなぁ<デルタ

215 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/06/30(土) 00:01:38 ID:9hi4HsoY
支援

216 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/06/30(土) 00:05:35 ID:9hi4HsoY
支援

217 :マスカレード:2007/06/30(土) 00:06:20 ID:6NdXVvTH

「ハハァッ……後ろに気をつけな……!」
「何!?」
王蛇の言葉にドラゴンオルフェノクはすぐに後ろを振り向いた。
王蛇はこの敵にはベノサーベルなど通用しないことがわかっていた。だからあえて囮になったのだ。
さっきまでドラゴンオルフェノクを締め上げていた大蛇の吐いた毒液が、ドラゴンオルフェノクの背中に直撃する。
「ぐぁああああああ!!」
物理攻撃が通用しなかったドラゴンオルフェノクの装甲が、大蛇の毒液に溶かされていく。
まるで熱湯をかけられた氷のようだ。

「貴様ぁぁああああ!!!」
「うおっ!」
王蛇はドラゴンオルフェノクの攻撃を咄嗟にベノサーベルでガードするが、それでも弾き飛ばされてしまう。

王蛇は地べたを転がった後、気配を感じ上を見上げる。
そこに立っていたのは矢車だった。
「浅倉。後は任せろ。……お前が作ったチャンス、無駄にはしない」
「矢車……」
次の瞬間、矢車はベルトを開きホッパーゼクターを装填、
『Change Kick-Hopper(チェンジキックホッパー)!!』
ベルトの電子音と共に矢車はその姿を変えた。
「……行くぞ、相棒。」
「うん、兄貴!!」
パンチホッパーとキックホッパー、ようやくダブルホッパーが揃った。

「邪魔だぁぁぁぁ!!!」
だかそこへドラゴンオルフェノクは凄まじい勢いで突っ込んでくる。
「ならどいてやる……ライダージャンプ……!」
『Rider Jump(ライダージャンプ)』
キックホッパーはそう言うと、ベルトのゼクターレバーを倒し、一気に飛び上がった。
「……ライダーキック」
『Rider Kick(ライダーキック)!!』
「何!?」
ドラゴンオルフェノクは空を仰ぐが、眩しい太陽光によりホッパーを直視できない。
だがキックホッパーはそんなドラゴンオルフェノクに容赦無くライダーキックを直撃させる。
「くぅ……!」
だがそれで終わりでは無かった。ドラゴンオルフェノクを蹴った瞬間、キックホッパーの足に装備された『アンカージャッキ』が稼動、再び飛び上がる。
「く……う……ぐあっ!!」
ドラゴンオルフェノクはさらに追加ライダーキックをガードするも5発、6発とライダーキックを連続で受ける内に堪えられなくなり
ついにはガードを破られ、弾き飛ばされてしまった。
ドラゴンオルフェノクは前と後ろに攻撃を受け、いよいよグロッキー状態だ。
いや、ライダーキックはまだいいとして1番のダメージは溶かされた背中か。

そしてそれを見計らったカリスが、「今だ……!」と大声を出す。
「全員の必殺技を同時に使うんだ。それならば奴を倒すことができるかもしれない……!」
「う……うん、わかった!」
なのはが代表してカリスの案に返事を返す。
他のライダーズも異論は無いようだ。

218 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/06/30(土) 00:06:51 ID:od4Mt8Kh
>>208
グラッチェ!!あなたの優しさに俺が泣いたッ!!
そして、ダメ押しの支援だぁぁぁぁぁ!!

219 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/06/30(土) 00:08:33 ID:9hi4HsoY
支援のシェルブリットォォォォーーーーッ!!!

220 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/06/30(土) 00:12:27 ID:9hi4HsoY
支援すると思った時には、既に行動は終わっているんだッ!

221 :マスカレード:2007/06/30(土) 00:14:49 ID:6NdXVvTH

「……行くぜ」
『FINALVENT』
王蛇はベノバイザーにファイナルベントのカードを装填させる。
するとそれに呼応し、再びベノスネーカーが現れ、地を這うように走り出す王蛇。
一方、カリスはカリスラウザーをカリスアローにセットし、2枚のカードを読み込ませる。
『ドリル』
『トルネード』
「(カテゴリーK……貴様のカード、使わせてもらうぞ。)」
そして3枚目。
『フロート』
『スピニングダンス』
金居から受け取ったカードをラウズし、3枚コンボ技であるスピニングダンスを発動させ、カリスを周囲を風が渦巻く。

そして……
『キック』
『サンダー』
『ライトニングブラスト』
ブレイドも2枚のカードをラウズし、コンボ技を発動させる。
2枚のカードの絵柄がブレイドの周囲に現れ、それらはブレイドの体に取り込まれる。

「はぁぁっ!」
「……!」
「うぇぇぇぇぇい!!」
そして3人のライダーは同時に飛び上がり、ドラゴンオルフェノクへと急降下。
カリスは風を身に纏った特攻、ブレイドは蒼き稲妻を走らせたキック、そして王蛇はバタ足のように両足を上下に動かす。
「うぉぉぉぉおおおお……!!」
ドラゴンオルフェノクは三方向からのトリプルライダー攻撃に必死に堪える。
さすがのドラゴンオルフェノクといえど、三方向からの必殺技を受けきることは至難の技だ。
右からは渦巻く疾風、左からは蒼き稲妻のキック、そして前方からは王蛇の連続キック。
ドラゴンオルフェノクはガードの体制をとりながらもそれに「ぐぅぅ……!」と耐えている。
そして……
「うわぁぁぁぁああああ!!」
ドラゴンオルフェノクが両腕を広げ、咆哮した。それと同時に三人のライダーも弾き飛ぶ。

「うぉあっ!」
「くっ!」
「うわぁっ!」
三人はそのまま地面にたたき付けられる。ドラゴンオルフェノク……想像以上の防御力だ。
「はぁ……はぁ……貴様らの攻撃なんて……」
「ディバイィィィィィン……」
「プラズマァ…………」
「何!?」
ドラゴンオルフェノクの言葉を遮り、20m程離れた場所から声が聞こえる。どうやらトリプルライダーが時間を稼いでる間にチャージしていたらしく……
「バスタァァアアアアアア!!」
「スマッシャァァアアアア!!」
『divine buster,extention.』
『Plasma smasher.』

ドラゴンオルフェノクを中心に、桜色と黄色の閃光が×印の形にクロスする。
「うわぁぁぁああああ!!」
今度こそ直撃だ。
ドラゴンオルフェノクの体の所々に青い小さな炎が灯り、灰が落ち始める。
「く……うぅ……」
ドラゴンオルフェノクはこれ以上は無理と判断し、再びその姿を音速をも越える『龍人態』へと変化させた。
そして、次の瞬間にはドラゴンオルフェノクはその場から姿を消していた……。
「逃げられた……?」
「……みたいだね……」
なのはとフェイトはお互いの顔を見合わせて落胆する……。

222 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/06/30(土) 00:17:55 ID:od4Mt8Kh
兄貴!!兄貴の言った事が“言葉”でなく“心”で理解できたッ!!
だから・・・支援したッ!!

223 :マスカレード:2007/06/30(土) 00:18:16 ID:6NdXVvTH


数時間後、『BARクローバー』

「どうしたんですか?北崎さん。貴方ともあろう方が。」
「…………。」
スマートブレイン社社長、『村上峡児』がドラゴンオルフェノク=北崎に問い掛ける。
「……何かあったの?北崎くん」
「…………。」
バーテンダーの『影山冴子』も同じように問い掛けるも、北崎はそれを無視。
ちなみにラッキークローバーにはあと1人いるが、その男は今は外出中だ。理由は恐らく北崎がいるからだろう。
「……まぁいいでしょう。今日は思わぬ拾いものをしましたからね。」
村上が「ふふ」と笑いながら上機嫌そうに言う。
「拾いもの?」
「ええ。オリジナルのオルフェノクと似た……いや、もしかしたら起源を同じくするかもしれない存在をね。」
「……それは興味深いわね。」
村上はスマートブレイン本社の実験場に運び込まれた男……『葦原 涼』を思い出し、笑みを浮かべた。

同刻、スマートブレイン本社。

スマートブレイン社員が手術台に横たわる涼を見て話している。
「こいつがオルフェノクの亜種だって?」
「ああ、村上社長が言うには俺達と起源は同じらしい」
「でも、かなり老化してるぞ?」
涼の体はギルスへと不完全な変身を遂げてしまったせいでかなり老化していた。
スマートブレイン社員はそんな涼を見て困った表情をしていた……。



翌朝、私立聖祥大付属小学校。

「ねぇなのは、聞いた!?転校生の話!」
「え……転校生?」
上機嫌でなのはに話し掛けるアリサ。いつも通りの元気な笑顔に、なのはは少し安心する。
「うん。今日、転校生が来るらしいよ」
今度はすずかだ。
「へぇ、どんな人なんだろうね?」
「優しい人やったらええなぁ」
転校生という話題に、フェイトとはやても興味を示したようだ。
「どんな人が来るのか、楽しみだね〜」
なのはも楽しそうに言う。


数分後、鳴り響くチャイムの音。
担任が教室に入ってきて、今日も小学校ではお馴染みの「おはようございます」でHRが始まる。
クラスの生徒達は既に転校生の話を知っているのか、転校生の話題で持ち切りだ。

「もう知ってる人もいると思うけど、今日から新しいお友達がこのクラスにやってきます!」
そしていよいよその時がやってきた。
なのは達も期待感に胸を膨らませ、ワクワクしている。
「じゃあ……転校生を紹介しますね。入ってください」
先生は廊下にいるであろう転校生に声をかける。
そして「ガラガラッ」という音をたてて教室のドアが開かれた。

224 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/06/30(土) 00:18:29 ID:9hi4HsoY
『支援した』なら使ってもいいッ!

225 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/06/30(土) 00:22:42 ID:9hi4HsoY
栄光は………お前に……あるぞ……

226 :マスカレード:2007/06/30(土) 00:23:15 ID:6NdXVvTH

「「「……なっ!?」」」
転校生の姿を見て、教室の空気が固まった。それはなのは達も例外では無い。
その転校生は、いかにも金持ちそうな真っ白の学ランを着て、じいやらしき付き人を従えていた。
「(あれ……本当に小学生?)」
「(いやいや、中学でもギリギリでしょ……)」
「(何?あの後ろのおじいさん……)」
クラスの皆がヒソヒソと話し始める。
何故なら、その転校生の姿は明らかに小学生にしては無理があり、だいたい大学生くらいに見えるからだ。
それにはなのは達も「ポカン」としていた。

「俺の名前は神代剣。神に代わって剣を振るう男。そして、全ての頂点に立つ男だ。」
剣と名乗った少年(?)は誇らしげに自己紹介し、一同はア然とする。
色んな意味で一同ア然だ。
「嬉しくて言葉もないか!可愛い奴らだ!」
黙り込む生徒達を見て何を思ったのか、剣はすごく幸せそうな表情で言う。
いや……みんな反応に困ってるんだよ……

「……え、え〜と……とりあえず高町さんの隣の席が開いてるから、そこに座って」
そこでこの微妙な空気に耐え兼ねた先生が剣の自己紹介を終わらせる。
先生も最初は剣の言葉に「ポカン」とした顔をしていたが、すぐに我を取り戻したのだ。

剣が席につくと、隣に座る高町なのはが話し掛けてきた。
「えと……剣君、でいいのかな?私は高町なのは。よろしくね」
「あぁ!よろしく頼むぞ、ナノハーヌ!」
「な……なのはーぬ…!?」



そして昼休み、屋上。

「……にしても、昨日のオルフェノクって敵、とんでもなく強かったね……」
「うん。あれだけ攻撃しても倒せなかったなんて……」
フェイトは楽しく雑談しているアリサやすずか達を尻目に、なのはに昨日戦ったドラゴンオルフェノクの話を持ち掛けた。
「それに結局カテゴリーAや浅倉威達にも逃げられちゃったしね……」
「……うん。」
なのはもフェイトも昨日の結果を思い出し、暗い表情をしていた。
またあの敵が現れたら今度は勝てるのだろうか?そんな不安が脳裏をよぎったのだ。

そんなとき、加賀美は今日も焼きそばパンを食べに来ているメンバーの中で、二人だけテンションが低いことに気付いた。
そこで、気になった加賀美は、二人に話し掛けてみることに。
「どうしたんだ?二人共。そんな浮かない顔して」
突然話し掛けられたフェイトは「え……?」と少し驚いた顔をする。しかし加賀美のような民間人に
謎の怪人や仮面ライダーの話をしても仕方がない。
「ちょっと……悩んでることがあってね……」
そこでなのはが簡単にだが「悩み事がある」という旨を伝える。

227 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/06/30(土) 00:26:37 ID:9hi4HsoY
「支援はする」「ssは読む」
両方やらなくちゃならないのが幹部の辛いところだな
支援はいいか?俺はやってる

228 :マスカレード:2007/06/30(土) 00:28:41 ID:6NdXVvTH

「そっか。困った事があれば何でも俺達に相談してくれ!出来るかぎり力になるからさ」
「うん……ありがとう。」
加賀美の言葉になのはは笑顔で礼を言う。まぁなのはもあまり加賀美に頼るつもりは無いが……
「…………。」
一方、天道はそんな加賀美を冷ややかな目線で見ていた。

その時……
ガチャン!
屋上の扉が開く。そして中から現れたのは例の転校生、神代剣だった。
「ヤキ・ソーバとやらを売っているというのはここか?」
等と言いながら屋上に上がってきた剣を見て、またしてもなのは達一同は固まった。
いや、天道と加賀美だけは「はぁ……」とため息をつき、頭が痛そうな、
「うわぁ……出たよ」的な表情をしている。
そして加賀美の場合はさらに「ゲッ!?」というようなウンザリ感も感じられる。

しかも剣は早速加賀美の姿を見つけ、かなり嬉しそうな表情だ。
「おぉ〜!我が友、カ・ガーミィ〜ン!!」
「……剣。」
そして手を広げこちらに歩いてくる剣。ちなみに、剣とは対照的に加賀美のテンションが下がっているのは言うまでも無い。

「剣君も、天道さんの焼きそばパンを食べにきたの?」と、なのはが質問する。
「あぁ。時限の違う旨さだと聞いたからな。
俺は食においても頂点に立つ男だ。やはり食べない訳にはいかん。」
「はぁ……そうなんだ」
苦笑いしながら返事を返すなのは。流石のなのはでも剣相手にはペースを乱されてしまう。
「ところでナノハーヌ、キミはカ・ガーミンの友達なのか?」
「え?うん、まぁそんなとこかな……って!だから『なのは』だってば!」
なのはは突然の質問に返事を返しつつも、ちゃんとツッコミ所は逃さない。流石……か?
「そうか!ならば話は早い!」
「え?な、何が……?」
「友達の友達は、エヴリバ〜ディ友達だ!だから、俺と君とも……友達だ!!」
そう言いなのはに握手を求める剣。なのはも驚きながらも「あはは」と苦笑いしながら剣へと手を伸ばす。
「じゃあ、改めてよろしくね。剣君」
「あぁ!これから俺とキミとは友達だ!!」
そう言い、二人は強く手を握り会った。
なんだかんだ言っても、新しい友達が増えるのは嬉しい。なのはも内心では剣と仲良くしたいと思っている。

一方、端から見ていた加賀美やアリサ達は半ば呆れ顔でそのやり取りを見ていた。
しかしそこでアリサ的に疑問に思うことが一つ。
「(ん?なのはの友達ってことは私達とも友達ってことかな……?)」

……まぁそういう事になるのだろう。

229 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/06/30(土) 00:32:18 ID:9hi4HsoY
シエンタ

230 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/06/30(土) 00:32:45 ID:ER1qQlXR
支援

231 :マスカレード:2007/06/30(土) 00:32:47 ID:6NdXVvTH

「ってちょっと待て剣!!なんでお前がここにいるんだよ!?」
そこで一番不自然な点に気付いた加賀美。
「よく聞いてくれたカ・ガーミン!それは今日から俺もこの学校の生徒だからだ!」
「はぁ!?そ、そんなまさか……」
「……うん、剣君は私達のクラスメイトだよ?」
そこでなのはがフォローに入った。

「「………………」」
しばらく続く沈黙。なのはは「あはは……」と苦笑い。
そして……

「剣が小学生だってぇーーーーーーッ!?」
突然大声を出す加賀美。なのは達はびっくりし、天道は相変わらずクールな表情、そして剣は満面の笑みだ。
「あぁ。俺は超一流の家庭教師から最高の帝王学を学んできたが、ショ・ミーンの
小学校でも頂点に立つことにした!この謙虚な心こそ、ノブレス・オブリージュ……!」
誇らしげに語る剣にいちいち突っ込むのが面倒になってきた加賀美は直接天道に聞くことにした。

「おい、天道!一体どういうことなんだ!」
「……一々うるさい奴だ。剣は俺が呼んだ。人数は多い方がひよりの手掛かりも探しやすいからな。」
「そ、それはそうだけど……だからって小学生は無いだろ!」
「そんなこと知るか。文句があるならあの三島とかいういけ好かない野郎に言え。」

……加賀美よ。これ以上言っても無駄だぞ。

そして加賀美はついにその場にしゃがみ込み、頭を抱えこむ。相当ストレスがたまっているようだ……。
しかしそこで調度予鈴のチャイムが鳴り……
「何をしている加賀美?お前はこれから中等部のラグビーのコーチに行かなければならないんじゃなかったのか?」
「言われなくてもわかってる!!」
加賀美は「バッ」と立ち上がり、持っていたタオルを地面にたたき付ける。そして「フン!フン!」と鼻息を鳴らしながら屋上から出ていった。
「加賀美くん……怒ってたね……」
「うん……ストレス溜まってるんだね……」
そんな加賀美を見ていたなのは達は加賀美に同情するのであった……。


そしてその日の晩。
既になのはは帰宅し、自室で何事も無いいつも通りの日常をすごしていた。
「はぁ〜。今日は色々あったね、レイジングハート」
『そうですね』
「凄いよね、剣君。じいやさんがいたり、お出迎えはリムジンだったり……」
なのはは剣を思い出し、今日一日の出来事を思い出していた。
主に剣のことだが。
「……でね、剣君が……」
『マスター。』
「え?どうしたの、レイジングハート。」
『ここからおよそ1.5q地点にワームの出現を確認しました。』
「……!」
なのははすぐに外出の準備を整え、現場へと向かった。

232 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/06/30(土) 00:35:38 ID:9hi4HsoY
太いんだよぉ!
硬いんだよぉ!
支援しっぱなしなんだよぉ!

233 :マスカレード:2007/06/30(土) 00:36:09 ID:6NdXVvTH

数分後、海鳴市某所。

そこにいたのは数匹のサナギワームの集団だった。
なのはは早速ワームを倒そうとワームの集団へと駆け寄った。するとワーム達はなのはに気付き、集団で迫ってくる。
「いくよ、レイジングハート!」
なのはは首にかかった赤い宝石をかかげ、バリアジャケットを装着しようとした。
……その時だった。

「我が友、ナノハーヌーッ!!」
「えっ……つ、剣くん!?」
呼ばれた方向を振り向けば、例の転校生、神代剣が紫の刀のような物を構えて走ってきたのだ。
「すぐにここから逃げろ!こいつらは俺が倒す!」
「え……逃げろって……」
だが剣はなのはの返事を待つことは無く、いつの間にか手にしていた蠍を摸した機械、『サソードゼクター』を紫の刃、『サソードヤイバー』に装着した。
「変身!」
「Henshin(ヘンシン)!!」
次の瞬間、剣の姿は紫の鎧にオレンジ色のチューブが目立つライダー、『サソード』へと変わっていた。

驚くなのはを尻目にサソードは一気にワームとの距離をつめ、サソードヤイバーでワームを切り裂く。
「何をしているナノハーヌ!早くここから逃げろ!」
「……そっか。剣君もライダーだったんだね……でも、私は逃げないよ!」
そう言いなのはは再び首にかかった赤い宝石『レイジングハート』をかかげた。
「……ナノハーヌ!?」
なのはの体がピンクの光に包まれる。今度は剣が驚く番だ。

バリアジャケットの装着が完了し、なのははレイジングハート・エクセリオンを構える。
そして黙ってアクセルシューターを放つなのは。
なのはが放った桜色の光弾はヒュンヒュンと飛び回り、ワームに当たっていく。
だが一度に動かせるアクセルシューターの数は12本までだ。
それをワーム一匹に集中してぶつけるのは得策では無いと考え、一匹に一発の割り当てでぶつけていく。
「剣くん!」
「はぁっ!」
そしてアクセルシューターをぶつけ、弱ったワームのトドメをサソードが刺して行く。
お互いに聞きたい事は色々あるだろうが、まずはワームの殲滅が優先ということだ。

こうして二人は順調にワームを撃退していく。しかし、ワーム側も黙ってやられるだけでは無かった。
そのうち一匹のワームの鎧が溶け出し、赤くなっていく。
「な……何あれ!?」
「脱皮だ!ワームは脱皮して成虫になる!」
なのはは初めて目撃したそのグロテスクな光景に、少し引き気味に驚く。
成虫になったワームは、緑のホタルのような姿になった。名前は『ランピリスワーム』というが、今のなのはが知る事は無いだろう。

234 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/06/30(土) 00:37:31 ID:9hi4HsoY
支援

235 :マスカレード:2007/06/30(土) 00:41:45 ID:6NdXVvTH

ランピリスワームは右手の球体から、プラズマを発生させてなのはへと飛ばしてきた。
「プロテクション!」
『Protection Powered』
なのはは咄嗟に防御魔法でプラズマ弾を防御する。
「大丈夫か、ナノハーヌ!?」
「う、うん……なんとか!……じゃあ反撃、いくよ!」
なのはは再びレイジングハートを構え、攻撃の準備に入ろうとした。
だがその時、突如として空間を裂き青いクワガタムシが現れた。
「なに……コレ!?」
現れたクワガタは、近くのワームに体当たり攻撃を仕掛ける。

「あれは……!?」
「おぉ!我が友、カ・ガーミン!来てくれたか!」
驚くなのはとは対照的に、喜ぶ剣。なのはもサソードの見る方向を見てみれば……
「加賀美くん!?」
そこにいるのは青いカッコイイバイク、『ガタックエクステンダー』に乗った加賀美だった。
そして青いクワガタムシは加賀美の手の中に収まる。
「……変身!」
『Henshin(ヘンシン)!!』
『Cast off(キャストオフ)!!』
『Change stag beetle(チェンジスタッグビートル)!!』

一気に変身〜キャストオフまでの流れを済ませた加賀美は、その姿を
青いクワガタのような『仮面ライダーガタック ライダーフォーム』へと変貌させた。
ガタックはそのまま両肩の刀、『ガタックダブルカリバー』を取り出しワーム集団へと切り掛かる。
「す、すごい……」
凄まじい威力でワーム共を切り倒していくガタックの勇士はまさに戦いの神。
なのはは正直に感嘆の声をあげた。

「キャストオフ!」
『Cast off(キャストオフ)!!』
『Change Scorpion(チェンジスコーピオン)!!』
そしてサソードもキャストオフし、紫の蠍のような姿のライダーフォームへと姿を変えた。
サソードが飛ばしたアーマーはサナギワーム数体に命中し、直撃したワームは緑の炎に燃える。

「うぉぉりゃぁぁあああ!!」
ガタックはダブルカリバーを肩に戻し、今度はプロレス技でワーム共を蹴散らしている。
「はっ!ふんっ!」
サソードも負けじと襲いくるワームを次々と切り伏せ、薙ぎ払い、爆発させていく。

そして唯一の成虫であるランピリスワームはなのはへとプラズマ弾を飛ばしてくる。
「わっ!」
しかしすぐに空へと上がり、回避成功。
敵も空を飛んでいるのならまだしも、敵は地上でしかも街中だ。
こんな場所でディバインバスターを使う訳にもいかない。
「(さて……どうやって戦おう……)」
どうしたものかと考えるなのは。
一方、サソードとガタックはすでにほとんどのサリスを倒していた。
それに気付いたランピリスワームは、ピンチと感じたのかクロックアップし、その姿を消す。
「これは……また!?」
ランピリスワームのクロックアップに、ドラゴンオルフェノクとの戦闘を思い出すなのは。

236 :マスカレード:2007/06/30(土) 00:47:58 ID:6NdXVvTH

「「クロックアップ!」」
『『Clock up(クロックアップ)!!』』

それに反応し二人も同時に腰にタッチし、クロックアップする。
もはやなのはにはどうすることも出来ず、光速のビジョンを見逃すしかなかった。ついていけないのだ。
しかし……
『マスター。クロックアップを使用して下さい』
「え?でも、レイジングハート、クロックアップなんて……」
『私にはクロックアップシステムが搭載されています』
「えー!?い、いつから!?」
『以前、ザビーゼクターのデータをインストールした際に追加されました』
「そういえば……」

(全体的な能力の底上げと、新しいシステムを搭載しておいたから!)

「あぁ〜なんかそんなこと言ってたかも……」
かつてエイミィにそんな言葉を言われたのを思い出すなのは。(ACT.4参照)

「よし!それなら、行くよ!レイジングハート、クロックアップ!」
『Yes,Master Clock up!』
次の瞬間、なのはの周囲の速度は限りなく止まっている状態に近くなった。
「これが……クロックアップ……」
始めての体験になのはの心は踊っていた。元々反則級に強かったなのはが、さらに新たな能力を得たのだ。
「はぁ!」
「とりゃぁぁ!」
下を見れば、ランピリスワーム相手にお互いの攻撃を与えるサソード、ガタック。
サソードは斬撃、ガタックは肉弾戦だ。
「行くよ、レイジングハート!ディバィィィィイン……」
『divene……』
なのははチャージを開始する。

「ライダーキック!」
「ライダースラッシュ!」
『Rider Kick(ライダーキック)!!』
『Rider Slash(ライダースラッシュ)!!』
それとほぼ同時に既にライダーキックの3カウントを終わらせたガタックと、
サソードヤイバーから毒液を滴らせるサソード。
「どおぉぉりゃぁぁあっ!!!」
ガタックがランピリスワームに光り輝く跳び蹴りを浴びせ、反動でランピリスワームは吹っ飛ぶ。
「はぁ!ふん!はっ!せやっ!」
そして飛んできたランピリスワームを凄まじい速度でメッタ斬りにするサソード。飛び散る毒が痛々しい。
そして……
「バスタァーーーーーッ!」
『buster.』
トドメに上空からのディバインバスター。ランピリスワームはその桜色の閃光に飲み込まれ、完全に消滅した。

『Clock Over(クロックオーバー)』
そして三人同時にクロックオーバー。世界は元の平穏な時の流れを取り戻した。

なのはは地面に着地し、ガタックとサソードに向き直る。
「私は時空管理局嘱託魔導師……高町なのは。」

237 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/06/30(土) 00:48:23 ID:od4Mt8Kh
『支援した』かどうかですか?教えてあげません。

238 :マスカレード:2007/06/30(土) 01:05:52 ID:6NdXVvTH


同刻、アースラ。
「ありがとうはやてちゃん。はやてちゃんのおかげでだいぶはかどったよ。」と、エイミィがはやてに礼を言う。
「ううん、これくらいのことならお安い御用やって♪」
「協力に感謝するよ」
クロノもはやてに礼を言う。
それから数分後、時間も時間なのではやては先に帰宅することとなり、立ち去るはやてをクロノとエイミィが見送る。
はやてがいなくなったことで、今この場に居るのはクロノとエイミィの二人だけとなった。
「……にしても、ヴォルケンやはやて達の戦闘データを元に電王計画のライダーデータを強化、回収するとは……よく考えたね」
「うん。まぁやっぱり優秀な戦闘データに越したことは無いからね♪」
「……そうだな。で、完成はいつ頃になりそうなんだ?」
「まぁ本命の電王はもうちょっとかかるとして、試作型の方はもうすぐ完成するよ」
「開発コード『G-3』……か……」
クロノは考え事をするような表情でうつむいた……。
G-3という言葉が意味するものとは……



次回予告

新しい仲間の登場でもっと強くなっちゃう私たち、時空管理局!

でも、まだまだ浮かれてらんないよ!まだまだ平和への道は遠いんだから!

え?二人のライダーに仕組まれた『暴走スイッチ』!?
それにライダーズギアって一体……!?

もう色んな意味で私達の運命は加速しちゃいます!

次回、魔法少女リリカルなのはマスカレード
ACT.8 「暴走の赤い靴」
に、ドライブイグニッション!


スーパーヒーロータイム

影山「……このホッパーゼクターは兄貴とお揃いだ……あぁ、幸せだぁ……(ぎゅっ」
浅倉「ハハハッ……幸せそうだなぁ?兄貴ぃ……」
影山「はっ!あ、浅倉!?見てたのか!?」
浅倉「さぁ?どうだろうなぁ……ククク……」
影山「な!い、言うなよ!こんなこと……あまり人に言うなよ!!」
浅倉「……ハハッ……できるだけな……!」
影山「あ、浅倉ぁ〜!!」

はやて「…………。」
リィンU「何見てるですか?マイスターはやて」
はやて「ん?あぁ……いやなんか変な奴らにこのコーナー乗っとられたなぁ、て思うて」
フェイト「あまり見ない方がいいよ……」
はやて「……そうやな。
……じゃ、次回もマスカレードよろしくなぁ!」

239 :マスカレード:2007/06/30(土) 01:10:37 ID:6NdXVvTH
投下終了です!
今回は13レスという長さなのに一度も規制にかからなかったw
これも皆さんの支援があってこそ!
それに予想外の支援量にすごく感激ですw

読んでくれている方がたくさんいるとそれがSSを書くエネルギーになりますからねw
今回はどうでしたでしょうか?
サソード&ガタックたんの登場回です

では今回も感想や指摘など、待ってます!

240 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/06/30(土) 01:43:26 ID:od4Mt8Kh
GJ!!面白かったです。
地獄兄弟&王蛇は燃えたぜ!!次回の更新も楽しみにしてます。

241 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/06/30(土) 02:05:29 ID:zmCsPCjN
ところで支援なら底の方にある死んだスレに書き込めばSSをぶった切らず見苦しくならないぜ

242 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/06/30(土) 02:28:29 ID:zLdA2h0l
GJっす!オルフェノクも出てきたしたっくんマダー?
ぼっちゃまとかがみんに地獄兄弟+浅倉とおいしいキャラが満載ですな
そして浅倉が影山を盾にして「近くにいたお前が悪い」をやってくれそうな予感

243 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/06/30(土) 04:49:21 ID:JKbGKCuV
クソッ、スレの速度が速い・・・反応しきれん!!

>>183
そうですか、アクセルもブラスターもなく、デルタすら・・・
正伝読んでいないので何処まで登場できるのか解りませんが
乙tkして待ちます

番号入力→カートリッジロード→フォトンブラッド注入
と妄想、魔力じゃNEEEEE!!

>>200
なのはだけJOJO風味・・・
色々混じ・・・ってか、「おっかねえなぁ・・・」JOJOなのは・・・
カートリッジを『ロォォォォォド』したり、クロノがバインドかけて「ま・・・またまたやらせていただきましたァん!」
BRAVE PHOENIXをBGMに三人が「オラオラ」「無駄無駄」「アリアリ」
妄想が止まらない・・・どうせなら続けてもらえませぬかww

予告はあったほうがいいと思いますぜ

>>239
平成ライダーは555しか知らないのですが北崎さん・・・ヤベェww



244 :230:2007/06/30(土) 06:36:48 ID:JKbGKCuV
あらすじ
クロノは青春を取り戻しちゃった

???「何も怪しがる事はない、僕も六課の構成員だ(一応)」
エリオ「怪しい・・・」
ティアナ「怪しい」
シグナム「怪しい・・・」
フェイト「マスクがお洒落・・・」
???「僕の名前はクロノス・ハーヴェイ・・・非常勤って事になっている」

なのは「ハーヴェイって確か・・・」
フェイト「クロノの・・・旧姓だっけ・・・?」
???「い、いいや違う!ハーヴェイじゃなくて・・・その・・・か・・・カ・・・」
キャロ「か?」

???「!そう!!柏原・リーゼ・ハラ王だ!」

スバル「嘘付けえええええええええええ!!」
シグナム「そんな名前の人間がいるかーーーー!!何処の世界の人間だお前ーーー!!」
ティアナ「リーゼって何!!」

なのは「まぁまぁ、落ち着いて」
フェイト「人を外見で判断してはいけないわ・・・私達に任せて・・・」

少女検査中・・・

なのは「よろしく、ハラ王」
一同「ええええええええええええええええええええええ!!」
シグナム「そんな怪しい奴が六課にいるわけないじゃないか!!」
フェイト「もぅ、失礼じゃない、ハラ王に」

ヴィータ「み・・・見つけた・・・アイゼンとあたしの帽子・・・!てめえ!さっきはよくもやってくれたな・・・」

一同「忘れてた・・・」
なのは「ど、どうしたのヴィータちゃん・・・」
ヴィータ「そこの仮面野郎にやられたんだ!!」
スバル「ホントだこれ仮面だ」
シグナム「仮面だな」
ヴィータ「仮面はどうでもいい!!あたしの帽子とアイゼンを返せ!!」
ハラ王「フッフッフ・・・何をふざけた事を、そういうお前こそ・・・僕の執務官制服を着てるじゃないかーーー!!!」

「ばらしやがった・・・」

ハラ王「それにそいつは八卦集を設立させない為にはやてを出かけるように仕向けさせようとしていた」
ヴィータ「ば・・・馬鹿な・・・なんでそんな・・・」
ハラ王「もう止めるんだ・・・大体こんな大勢の前で・・・バインドかかりっ放し・・・ブフッwwwwwwwwwww」
ヴィータ「お前がかけたんだろうがぁ!!!草を生やすなー!!!もういい、食らいやがれええええええええええ、アイゼン、ギガント・・・」
ハラ王「ブレイズ・キャノン」

ヴィータ「え、ちょ、はや、うわああああああああああああ!!!」

シグナム「い・・・今のは・・・なんという速度と威力・・・って・・・あ(執務官じゃん・・・)」
ハラ王「高町なのは・・・こいつの代わりに・・・僕を八卦集に加えないか?」
なのは「もちろん!仮面担当月の名をあげるの!」
フェイト「いいのかなぁ・・・何処からどう見ても後見人なのに・・・」
なのは「なんにしても、これでようやく八人!長かったなぁ・・・」
シグナム「ヴィータ・・・哀れな奴だが・・・死して屍拾う者無し、許せ・・・」
なのは「せめて・・・ヴィータちゃんは・・・沖さんなの!」

一同「沖さん・・・グラサンじゃん・・・」

245 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/06/30(土) 06:50:32 ID:j3+kb/8m
>>239
ぼっちゃまキター!!相変わらず面白いキャラですね〜
クロックアップシステムですか。その発想は思いつきませんでした。とにかくGJです。

246 :リリカルスクライド//G.U.:2007/06/30(土) 07:07:36 ID:lEJUp6Nw
>>マスカレード氏
GJGJっす!
ぼっちゃんの小学生……あのシーンは滑稽でした。
ドラゴンオルフェノク強いですよね〜倒されたときはファイズとデルタの同時攻撃でしたっけ……
なのはがクロップアップを手に入れてしまうとは……ハイパーカブトぐらいしか対抗できないかもw

>>245
興奮してるのは判るけど……書き込みの時ageちゃうなんて、>>1の意味……無いじゃない。
by白い冥王さま
sageて行きましょう!

247 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/06/30(土) 08:10:40 ID:wDNE42YS
>>246
忘れないでくれ・・・剣王はオーディンはHカブトより強いということを・・・

248 :リリカル龍騎 ◆l5ZL/l4pJY :2007/06/30(土) 08:35:08 ID:lVDEgshz
>>マスカレード氏
乙GJです
これだけ大技叩き込んで生きてるとは…北崎の生命力凄…
ちょ、サソードぼっちゃま小学生って、ぼっちゃま一体何考えてw
しかしなのはさんがクロックアップとは…いや、考えて見ればこれが無いと成虫ワームには対抗できないからあってもおかしくないですけど…

>>230
乙GJです。って、ちょ、おまw
正体バレバレのクロノがあまりにも滑稽で…ってフェイト何言って…!?
なのは…クロノに一体何をしたw


249 :通常の名無しさんの3倍:2007/06/30(土) 09:10:35 ID:xsJ+4pK5
>>247
クウガ究極、アギト光では勝てないのか?

250 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/06/30(土) 09:31:53 ID:StluwuKO
ゴッドマンVSなのは

6日間両者グダグダになるまで殴りあう
たぶん普通の人なら3話ぐらいでチャンネルかえる

251 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/06/30(土) 09:43:17 ID:76eSY03l
クウガ究極は公式設定上は最凶のライダー
世界を滅ぼすのも簡単

252 :通常の名無しさんの3倍:2007/06/30(土) 09:45:14 ID:xsJ+4pK5
>>251
まっ・・マジ?

253 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/06/30(土) 10:40:47 ID:cpet8q8f
あいつらは周囲の分子原子を操ってプラズマ化できるからな。
ダグバの登場シーンで雨が降っているのはその能力で上昇気流が発生したせい。

254 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/06/30(土) 10:52:17 ID:9hi4HsoY
究極クウガはパンチ力80t、キック力100tの鬼性能で、全てのフォームの能力を使えるらしい
だが昭和のライダーも結構凄いんだぜ………?
スーパー1はパンチ力30t、パワーアーム時には50t
BLACKは石ノ森章太郎が「スーパー1と同じぐらいの性能」と公言してるから、その3倍の能力を持ったRXのパンチ力は単純計算で90tということになるな……。

255 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/06/30(土) 11:00:02 ID:9hi4HsoY
RXはBLACKの数倍の能力だった
連レスすまん

256 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/06/30(土) 12:18:02 ID:zmCsPCjN
そこら辺の設定の内の作劇に関わってないただの設定なら不都合なら改変して構わないと思う。
特撮だから爆薬とCGが精一杯だしね、と言ったら怒られるか。

257 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/06/30(土) 12:26:22 ID:+KPcxNPM
>>254
スーパー1の最終的なパンチ力は公式に1万トンになっているんだぜ。

258 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/06/30(土) 12:48:21 ID:9hi4HsoY
スーパー1はグランザイラス倒せるんじゃね?

259 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/06/30(土) 12:50:12 ID:VLSj1RwE
>>256
当たり前だ!特撮がどんだけ予算かかる思ってんだ!
その中でスタッフはギリギリの予算とスケジュールと戦ってんだぞ?
そんなに言うならあんたが金を出したらどうだなんだ!

260 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/06/30(土) 12:55:40 ID:IJbFKT4H
この世の中で、特撮の設定ほどテキトーなものはない

261 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/06/30(土) 12:59:20 ID:Qr1wtz6I
>>256
そういう台詞は地上数十メートルの煙突の頂上でポーズつけれてから言ってくれ。

262 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/06/30(土) 14:08:19 ID:B506/otg
>>261
V3の事か!?

263 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/06/30(土) 19:20:43 ID:0XuqxfMw
なのは×響鬼ネタで

男は「消えた」存在だった。

男は出会った「不屈の魂」を持つ少女に。


バチッ、巻き起こった土煙から二度、三度音が響く。
バチッ、雷が土煙を吹き飛ばし、現れた男を見た黒い少女が呟く。

「貴方は……」

そこには、顔は仮面に隠され、身体は電灯に照らされ、鈍い光沢を放つ鋼。
そして、頭に生えている一本の角。


「鬼だよ」



仮面ライダー斬鬼 嘘予告「渡る雷」

264 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/06/30(土) 20:09:29 ID:ER1qQlXR
エリオ「貫け!俺の武装練金!!」

そういやこれありそうだけど誰も書かないよな

265 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/06/30(土) 20:21:43 ID:KOqK5SU7
機甲都市伯林でクロス書こうと思ってたらいつの間にか改変ネタ書いてた俺orz

見れば、通りに止まったトラックの荷台から、白のバリアジャケットに身を包んだ男が六人ほど降りてくる。
対するフェイトはあからさまに眉をひそめ、
「……何なんですか?」
「時空管理局のものだ。フェイト・T・ハラオウンだな?」
「すいません人違いです。私は謎のインチキ独逸人の―――」
「これより貴様を広域次元犯罪の容疑で連行する」
「人の言葉をしれっと……」
「黙れ、重ねて言うぞ。貴様を連行する」
「済まないが、連行を少々待ってもらいたい。彼女に話がある。それも早急に、だ」
「貴方は……そのバリアジャケットは……」
「時空管理局次元間航行部隊所属、クロノ・ハラオウン提督……二年ぶりだね、兄さん」

「君達三人が管理局に反するように、僕達は管理局システム保全の為に動いている。
 ……君が先々週、南部で逐電の為にダムを破壊したことも既に知れ渡っている」
「壊したんじゃなくて壊れたの。ちゃんと反省文も送ったよ? 陸のトップ宛てに」
「残念だがレジアス中将はその反省文を読み、君の名前を指名手配帳簿の頂点に入れた」
「相変わらず頭が固いみたいだね……で、聞きたい事は?」
「君の下に一つの依頼が来た筈だ……君の今の本業、逃がし屋としての依頼が」
「……狙いはエリオ・モンディアル?」
「そうだ……来ていないのか?」
「……窓、開けて良い?」
「動かないでくれ。世界で二番と自負する逃げ足の速さが気になる」

「僕は逃げたくありません! それだけが今の答えです!」
「それだけじゃ子供の台詞だよエリオ。言ってて恥ずかしくならない?
 だけどエリオ、エリオ・モンディアル。その思いを忘れないで!」

「力を全て正しく使えるように―――!」
『Drive Ignition』

二人は戦場の端と端に立ち、己の武器でお互いの背後に一線を刻んだ。
シグナムが言う。
「この中だけが、八年前だ」
その一線を越える闘いは行わない。
「やりましょう」
フェイトが頷いた直後。
申し合わせたように、両者は一歩目から疾駆した。

「フェイト、ザンバーフォームを使わないのか!」
「シグナムこそ、カートリッジさえ使ってないじゃありませんか!」

「何故、逃げぬと言い、運命を庇う」
「これが僕のやり方だからです」
「力足りなくても、か? 他人を護れれば自分は死んでもいいのか?」
「死ぬつもりなんてありません。ただ、自分以外は、失ったらそれまでですから……
 失いたくないなら、逃げず、死なず、こうするのが僕のやり方です……!」

配役的には、
フェイト→ベルガー
エリオ→へイゼル
アルフレート→シグナム
クロノ→シュバイツァー

強臓式デバイスとか設定的に重いしなあ……どうすれば上手くできるのやら

266 :白き異界の魔王 クロス先:ナイトウィザード:2007/06/30(土) 20:46:35 ID:Za5yr+K6
投下します。
まだ導入部です。

267 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/06/30(土) 20:50:19 ID:XTT+FRyB
>>265
GJ。
それと、アルフレートとシグナムが反対ww

268 :白き異界の魔王 クロス先:ナイトウィザード:2007/06/30(土) 20:51:30 ID:Za5yr+K6
内火艇:八神はやて
次元障壁を通過する内火艇は激しく揺さぶられる。
普通、次元世界への侵入にこんな事はない。
いつもは転送を使っているはやて達には大気圏突入を思わせるこの振動がより激しく感じていた。
「次元障壁突破しました」
「よし。ほな、スターズは内火艇のチェック、それから外部のモニターも。ライトニングはクラウディアとの接続を」
「了解」
なのは達の前に空間モニターが展開される。
このような作業に慣れていないはずのフォワードも思いの外スムーズに作業が行えている。
「クラウディアとの接続完了しました」
はやての方に向いたエリオが報告をする。
「はやて・・・ちゃん・・・せつぞく・・・できました。・・・・そちら・・・ですか」
声がなければモニターに映るのがリィンフォースUとはわからないほどに歪んでいる。
その声もなんとか聞き取れるくらいでしかなく、雑音が激しい。
「こっちは大丈夫や。リィン、帰りの準備しっかりな」
「は・・・」
雑音は少しずつ激しくなっている。
「キャロ、回線の調子はどうにかならんの?」
「だめです。障壁通過時のデータ損耗が激しくてこれ以上は」
空中に浮き出るキーボードをいくら必死で叩いても状況はよくならない。
「仕方ないな。以降、クラウディアとのリアルタイム通信はやめや。圧縮データによる通信に切り替えや。送受信の確実性を最優先にしてな」
「わかった。冗長性を最大にしておく」
フェイトがキーを数回叩き、設定を変えていく。
これでデータは損耗なく送受信される。
「ティアナ、外の状況どうなってるん?」
「ちょっと待ってください。クラウディアへの送信・・・開始」
内火艇に装備されたセンサーからの情報は即応性を高めるために内火艇で分析されると同時に、クラウディアへも送信され詳しく分析される。
このデータの送信が最優先されるために、メッセージの送信はまとめて行われ、手紙のやりとりのようになる。
「でました・・・大気組成は窒素78%、酸素21%、アルゴン1%。他に二酸化炭素や水蒸気がありますが呼吸は十分可能です。気温、その他の条件を考えても特別な装備無しで活動可能です。それから・・・・え?すいませんもう一回確認させてください」
ティアナは不審なデータを見つける。
これが正しい分析であるはずがなかった。
もう一回、もう一回・・・だが何度やっても変わらない。
「ティアナ。今の結果を教えて」
「はい。分析結果は・・・95%でこの惑星が第97管理外世界の地球・・・となっているんです」
なのはとはやてにフェイトが目を向ける。
なのはもはやても少し動きを止めていた。
「95%・・・少し低いような気もするな」
「でも、誤差範囲なんです。おかしいですよ、こんなの」
「せやな・・・クラウディアに第97管理外世界に侵入している管理世界のもんを合法、非合法問わずに知らせるよう伝えてて」
エリオのキーを叩く音が響いた。


269 :白き異界の魔王 クロス先:ナイトウィザード:2007/06/30(土) 20:52:42 ID:Za5yr+K6
内火艇:高町なのは
「この惑星が第97管理外世界の地球」
それを聞いたとき、なのはの頭には家族と友達の顔が浮かんできた。
危険な・・・危険すぎるロストロギアの近くにみんながいるかも知れない。
「クラウディアからの返信、来ました。第97管理外世界で確認されているのはグレアム元提督1人のみです。他は確認されていません」
キャロの報告がただの音として頭の中で回っている。
「なのはさん・・・」
スバルの声が聞こえた。
意識が戻ってくる。
キャロの言葉がやっと頭に染みこんできた。

内火艇:スバル・ナカジマ
「この惑星が第97管理外世界の地球」
それを聞いたとき、反射的にスバルはなのはを見た。
スバルは息をのんだ。
そこにいたのはエースオブエース、高町なのはではなく不安をあらわにしているただの少女、高町なのはだったから。
「クラウディアからの返信、来ました。第97管理外世界で確認されているのはグレアム元提督1人のみです。他は確認されていません」
なのはの目が泳いでいるようだ。
「なのはさん・・・」
それに答え、なのはが振り返る。
スバルは安心した。
そこにいるのは、やっぱりエースオブエース、高町なのはだったから。


ビル屋上:緋室灯
風の強い屋上で灯は長い赤毛をなびかせながら待っていた。
絶滅社の上司は侵入者がここの屋上近辺を通過すると言ってた。
灯はそれを狙撃し、撃墜するためにここにいる。
いくらかもしないうちに見知らぬ物・・・それでも乗り物だとわかるものが遙か上空からおりてきた。
明らかにこの世界の物ではない。
侵入者だ。
ガンナーズブルームを構え目標を照準におさめる。
狙いは推進機関らしき場所。
照準は固く細い棒で目標と固定されたようにぶれない。
まだ。
まだ遠い。
まだ。
息は浅く、長く。
決して焦らず、必中の距離に来るまで目標を待つ。
まだ。
まだ。
・・・・・・・
いま!
灯の指がトリガーに触れる。
撃発。
銃身内を高速で弾丸が突き進み、灯の魔力を帯びながら光を発し、輝く。
魔力を帯びた弾丸は通常のそれより、遠く、強く、さらに強く飛んでいく。
弾丸は目標を貫き、砕き、破壊した。


270 :白き異界の魔王 クロス先:ナイトウィザード:2007/06/30(土) 20:53:50 ID:Za5yr+K6
ここまでです。

271 :ジョジョクロス『ママっ子フェイト』(愚者の人):2007/06/30(土) 21:50:43 ID:qbVVJKQn
この前の一発ネタが続いちゃったんで、投下しても構いませんねッ!!
短いですけど、一息入れて一話分になるくらいの続きを今日中にまた書く予定です。
一発ネタとしてはこれくらいが丁度いいのかも。
偉大なる多くの長編の中のおつまみくらいのつもりで読んでください。

272 :ジョジョクロス『ママっ子フェイト』(愚者の人):2007/06/30(土) 21:53:08 ID:qbVVJKQn

 逆境をチャンスに変え、謎の襲撃者ヴィータを撃退したなのは。
 結界は解除され、急行したフェイトやユーノ、アルフとも合流し、彼らは再会を喜び合うのだった。
 しかし、団欒の時間も束の間。新たな結界が四人を戦闘空間へと隔離する。
 そこで再び襲い掛かって来たのは、ヴィータの仲間であるシグナムとザフィーラであった。
 今宵、二度目の死闘が開始される―――。


┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨ ┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨


「仲間の敗北は、仲間が返す―――覚悟して貰うぞ、幼い魔導師」
「……こいつぁ、なかなかグレートな状況なの」

 ブレイドタイプのデバイスを構えた女戦士が放つヴィータ以上のプレッシャーを前に、しかしなのはもまた顔色一つ変えずに佇んでいた。
 普段の年相応な少女の顔を消し、歴戦の猛者の如き迫力を放つなのはを見て、ユーノとフェイトは既視感を覚えていた。

(この……なのはから感じる『凄み』! 普段のなのはじゃない! 私やアルフと戦った時と同じ、なのはの中にある『何か』のスイッチが入ったんだ……ッ!)

 それは、なのはが『覚悟』を決めた時の姿だった。
 敵を倒す時、『必ずやる』と決めた時、いつもなのははやり遂げる『凄み』を持っていた。
 フェイトは普段の優しいなのはの方が好きだったが、今この状況で、今の状態のなのはほど頼もしい存在はいないッ! そう確信もしていた。

「な、なのは……」
「フェイトちゃん。私はこの結果を破壊する為に『スター・ライト・ブレイカー』の用意をしなくちゃあいけない。
 だから、ユーノ君達と協力してあの二人と戦って。もちろん、倒しちゃってもいいよ……」

 シグナム達を睨んだまま、振り返りもせずに言い切るなのはの自信に満ち溢れた姿。
 その姿を見る度に、フェイトは憧れを抱き、同時に自分がどうしようもなく弱気になるのを感じていた。
 なのはは偉大だ。とても同い年の少女とは思えない。そんな彼女の『心の強さ』に、フェイトはいつも縋りそうになってしまうのだった。


273 :ジョジョクロス『ママっ子フェイト』(愚者の人):2007/06/30(土) 21:55:07 ID:qbVVJKQn

「で、でも……なのはァ……。
 あ、あんまり私に期待しないでよ……私なんかに。結界は私が壊すから、なのはが戦った方がきっと勝ち目も大きいと思うし……」

 かつて『母親の為』ならば冷徹な戦闘マシーンのようになれたフェイトも、その母を失ってからはもはやあの時の仮面を被れなくなっていた。
 すぐ傍に、なのはという大きな存在がいる事も原因だ。
 泣き言を漏らすフェイトに振り返ると、なのははそっと手を伸ばす。
 フェイトは殴られると思った。なのはが自分を叱責する時、いつもまず一発入れてから目を覚まさせるのだ。
 しかし、なのはは殴る事などせず、フェイトの顔に両手を添えると、互いの額をコツンとつき合わせて視線を合わせさせた。
 あまりに近いなのはの顔に、そして覗き込む思わぬ優しい瞳に、フェイトの頬は赤く染まる。

「フェイト、フェイト、フェイト、フェイトちゃァ〜ん。
 わたしはフェイトちゃんを信じてるの。わたしがいつも怒ってる事なら……『自信を持って』
 フェイトちゃんのスピードや魔法は、その気になれば何者にも負けない能力なんじゃあない? そうでしょ?
 『自信』を持っていいんだよ! フェイトちゃんの魔法をね―――」
「そ……そうかな?」
「そうだよ」

 たったそれだけのやり取りの中で、フェイトの中にみるみる『自信』が湧いてくるのを感じた。
 使い魔の自分を差し置いての会話に、面白くなさそうな表情をするアルフ。彼女はフェイトの支えになっているなのはという少女が苦手だった。


274 :ジョジョクロス『ママっ子フェイト』(愚者の人):2007/06/30(土) 21:57:10 ID:qbVVJKQn

「……茶番だな。お前は戦わないのか? そこの情けない小娘に任せて、お前はどうする?」

 なのはとフェイトの会話を聞いていたシグナムが嫌悪を露わに吐き捨てる。
 自分の意思で戦えない者は、彼女にとって未熟者でしかなかった。

「フェイトちゃん、任せたよ」
「わ、わかったよ、なのは!」

 なのははシグナムの挑発を無視し、SLBを撃つ為に手ごろなビルの屋上まで移動していく。
 完全に背を向けた無防備な後姿を隠すように、バルディッシュを構えたフェイトが立ち塞がった。

「アナタの相手は、私です」
「貴様はあの魔道師の部下か?」
「違う! 私は……『友達になりたい』と、思っています」
「……茶番だ」

 シグナムは吐き捨て、次に瞬間フェイトに襲い掛かった。
 同時に、アルフとユーノもザフィーラと戦闘を開始した。



275 :ジョジョクロス『ママっ子フェイト』(愚者の人):2007/06/30(土) 22:02:01 ID:qbVVJKQn
とりあえず、ここまで。
設定は『凄みのあるなのは』と同じで、なのはだけJOJO風味。
その辺についてフェイトやユーノの認識に触れてみました。
もちろん、スイッチ入ったなのはは皆から浮いてますw
フェイトだけ、なのはの影響を一番受けてキャラ変化。それ以外は皆原作基準です。
故に、シグナムのフェイトに対する評価激変。

しかし、なんという多彩な作品の嵐か。元ネタ知らないのも多いですね…(汗
でもライダー談義には感動のあまり失禁したwww皆詳しすぎるwwww最高w

276 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/06/30(土) 22:12:33 ID:od4Mt8Kh
GJ!!
今回はプロシュート兄貴かぁ・・・フェイトがペッシになるとは思いませんでした。
スイッチの入ったなのはを周囲がどういう目で見ているか気になります。
家族に対しても『覚悟』がないことを言ったら容赦なさそうで怖い・・・。

277 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/06/30(土) 22:31:48 ID:9hi4HsoY
ACE3にチェンゲ参戦することだしチェンゲクロス書いてた人帰ってこないかなぁ〜

278 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/06/30(土) 23:49:24 ID:wEuXUA7E
さっそく
┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨ ┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨
が使われてた。

279 :ドラゴンボールZ番外編 「悟空さんはとっても強いの!」其之一:2007/07/01(日) 00:23:38 ID:2ZDQSXes
フリーザとの激闘後、ごくうはヤードラット星に行き、瞬間移動を身に着けた
そして地球へ帰ろうとしていたのだが・・・
「いぃー!?なんだあの光は?あっ、やべえ、オラの宇宙船があの光に吸い込まれちまう!うぁぁぁ!」
・・・・・・・
よくわからないが、どうやらある惑星に着いたらしい
幸い、宇宙ポッドの落ちたところは山の中だったため、被害はすくなかった
ごくうは空を飛び、「まあまあ文明が発達してるみてえだな」と思っていた
「いけねえ、オラ腹減ったぞ、お、あそこに喫茶店みてえなのがあるな」


ここは平行世界の1つの世界の中にある地球である
翠屋はいつものように開店していた。なのはも、店の手伝いをしているようだ
そこへ
「ひぇ〜腹減ったな〜すみませ〜ん、オムライスください」
「はーい、お母さん、オムライスだって」
「はいはい、えーっと、オムライスはどれぐらい」
「そうだな〜まあ50人前頼むよ!」
「え?そんなに食べるんですか?」
「ああ、フリーザのやろう無茶苦茶しやがるからな、オラ疲れたぞ」
「え!?冷蔵庫ですか?まあ・・・50人前ですね」
なのはと桃子は唖然とした。50人前も食う人間なんてテレビでしか見たことないし・・・
「えと、50人前は時間がかかるので順々に出していけばいいですか?」
「おう、とりあえず食えればいいんだ、サンキュー!」


そしてごくうは食べ終わった
「サンキュー、とっても上手かった!チチのごはんぐらい上手かったぞ!じゃあなー」
「あ・・あの、お金・・・」
「え!?あ〜〜!!やべえ、オラお金なかったんだ・・・」
「あの、払っていただかないと困るんで・・・住所教えていただけませんか?支払いはまた今度でいいですから」
「住所っつってもな・・・オラこことは違う星の人間だしな」
「はぁ?(この人大丈夫かしら?まあなのはも変な世界に関与してるから驚かないけど)」
「よっし、仕方ねえ!オラここでちょっと働くよ!」
と、そのときである!
「おいこら!!てめーら人質だ!!手上げろ!!」
なんと警察から逃げてきた強盗が、もう逃げられないと思い仕方なくこの喫茶店に逃げ込んで人質にしようとしたのだ
強盗は速攻、桃子を捕まえて銃を東部に突きつける
「おかあさん!!」
警察もやってきた
「犯人!!そんなことしたら貴様の罪は重くなるぞ!!」
「うるせえ!この女殺すぞぉ!!」
「おい、おめえたちなにやってんだ?」
ごくうは1人だけ慌ててもいない
「ああ?だまれ!てめえも殺されてえか!?」
「なんだよ、感じ悪い奴だな、おらおめえみたいな奴苦手だな」
「あの、お兄さん、私のお母さんがピンチなの!感じ悪いとかじゃなくてさ・・・」
なのはがつっこむ


280 :ドラゴンボールZ番外編 「悟空さんはとっても強いの!」其之一:2007/07/01(日) 00:25:29 ID:2ZDQSXes
「んぁ!?そうなのか。まあいいや、んで、君の名前なんてんだ?」
「わたし、なのは、高町なのは!!」
「なのはちゃんのお母さん、早くオラに仕事くれないか?オラ働いたら負けかなって思ってるけど
 いい飯食わしてもらったし、お金ちゃんとはらわねえといけねえや!」
桃子は必死に言う
「あ・・・あたしを助けて!!いやだめ!!銃で撃たれたら大変よ!!なのはをつれて逃げて!!」
ごくうは「なるほど!わかったぞ」というような顔をした
「そうか、なのはちゃんを連れてどっかいけばいいんだな!?でもどこへいくんだ?」
「お兄さん、お願い!お母さんを助けて!あいつ悪い奴よ!」
「え?そっか、悪い奴なのか!じゃあ逃げなくてもいいのか?」
「え?でも銃が・・・やっぱりお兄さん逃げてよ!あぶないわ」
「いやあ、多分オラ銃じゃ危なくねえぞ。」
わけのわからんやり取りをされて、犯人は銃を発砲する
「てめえらいい加減にしろ!!撃ち殺されてえか!!」
警察もなすすべがなく、ごくうの言ったわけのわからんことにかけてみようとした
「君、銃が聞かないならその犯人からおかあさんを助けてあげなさい!ついでに犯人をこっちに連れてきてくれたまえ!」
「そうか、よし!」ごくうは犯人に近づく
「近づくんじゃねえ!撃つぞ!」
「撃ってもいいけどオラあんまその銃っての好きじゃねえな」
「わけわかんねえ!撃つ!」
犯人は銃を撃った、心臓に向けて
「キャー!!」「君!ダイジョブか」「お兄さん!いやぁぁぁ」
だが、ごくうは平然としていた
一同「え?」
「この弾返すぞ」そういって指で弾丸をはじき、犯人に向ける。犯人の横を通り、後ろにあったテーブルを大破させた」
「・・・・」「このお兄さんすごい!!」
犯人は怖くなって、銃を捨て、手を上げた。そして警官に近づく
「お・・・おまわりさん、自首します!しますからここから離れてください、早く刑務所に!!」
犯人は連行された
「へぇ〜この星にも警察がいるんだな」
「・・・おにいさんすごいね、ひょっとして魔道師?」
「え、おらは武道家だぞ。」
「とりあえず助けていただいてありがとうございます!オムライスの代金はいりません!」
「でもテーブルも壊しちまったしな〜なんか悪いぞ
 そうだ、この家にちょっと泊めてくんねえかな?宇宙船壊れちまったんだ
 ついでにここでなにか仕事してくよ」
「ええ、是非!あなたは命の恩人です」
「お兄さん、お兄さんのこといろいろ教えて欲しいな!」
「ああいいぞ!武術も教えてやるぞ!」
「それはいいです・・・(殺されちゃう・・・)」
こうして、ごくうは高町家に泊まることに

ナレーション「高町家にとめてもらうことになったごくう、はたして、これからどんなハチャメチャな生活が待ってるのか?」


すみません、会話シーンばっかりですね・・・情景描写苦手なんで・・・
なんかDB風にするなのはが流行ってるみたいですが、ほのぼのクロスもいいかなって
今日は終わります

281 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/07/01(日) 00:48:25 ID:Y5B78vWE
いや、よくやった
情景描写などこれから上手くなればいいのだ

282 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/07/01(日) 00:58:08 ID:sfuuSWsI
高町家の食費が数十、数百倍に跳ね上がるwwwww

283 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/07/01(日) 00:59:39 ID:qh98DYkT
>>280
GJ!!ゴクウがマイペースだなぁ。最悪、アリサさんちのボディーガードになればいいさ。
いきなりですが。
どうすればなのは達魔導師がスタンド使いになれるのか考えてたら変な電波を受信しました。
逆に考えるんだ。スタンド使いは魔力資質が全くない人間しかなれないと・・・
魔力資質が多いまたは普通の人は、矢の力でスタンドが発現しようとしたときにリンカーコアが
暴走し死んでしまう。しかし、魔力資質が全くない人は暴走はせずリンカーコアにスタンド能力が定着する。
地球の一般人と比べてもスタンド使いは魔力資質が少ない。
遺伝の場合、両親のどちらかがスタンド使いならばその子供も魔力資質が少なくりスタンドが発現しやすくなる。
なんてモノを受信しました。私もうだめだぁ・・・。


284 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/07/01(日) 02:09:26 ID:sfuuSWsI
わかる人だけわかってくれい、な一発ネタ

真・ヴォルケンリッター


ヴィータ「闇の書を止めなきゃ・・・あたし達どころかはやてもヤベェ・・・」
シグナム「新人!!お前はそこに座っているだけでいい!!」
???「・・・」

真・ヴォルケンリッター発進!!

アリア「いつもどおりだね、ロッテちゃん」
ロッテ「そ、そうだねアリア・・・」

ヴィータ「クソッ、力場か結界でも張ってあるのか・・・凄え重圧だ、シグナム、気絶しちゃいないだろうな・・・!!」
シグナム「大丈夫だ・・・肋骨の一本二本はいったかもしれんがな・・・」
ヴィータ「とりあえず防衛システムの沈黙だ!!いくぜ、アイゼントマホーク!!」
???「・・・」
ヴィータ「?・・・まさか・・・結界内に・・・これは・・・魔術師・・・なのか・・・!?」
シグナム「どうしたヴィータぁ!!はやくバリアを突き破れ、おい、きいてんのかあああああ!!!!」
ヴィータ「う・・・うわああああああああああああああああああああああ!!!!!落ちろおおおおおおおおお!!」

アリア「わ、私達がこれを何とかしてやろうというのに」
ロッテ「そんなに闇の書を・・・復活させたいのかあああ!!」

アリア「とんでもない・・・とんでもない事になるッ!」
ロッテ「その行いは自らの物とするがいいッ、さらばだ、もう会う事もなかろう・・・ヴォルケンリッター!」

ヴィータ「クソッ・・・ここまでか・・・シャマルは・・・シャマルは何のために・・・!?」
シグナム「オープンリッター!!!」
ヴィータ「シグナム、なんで一人で!!」
シグナム「遅れた分は私が取り戻す!!レヴァンテインなら届くかもしれん!!」
ヴィータ「む・・・無理だ・・・この速さで・・・もし、もし失敗してみろ!!」
???「・・・」
ヴィータ「クッソったれえ!!死なばもろともよ!!」

チェンジ、ヴォルケン2!!スイッチオン!!



さてどうなるやらwwww
真リッターと真ヴォルケンって事ですかねw

285 :ジョジョクロス『リリカルのL』(愚者の人):2007/07/01(日) 02:41:26 ID:Xe8bLjDG
一発ネタ続編の続編。一応、これで一区切りです。お目汚しを。




 その一撃は唐突だった。
 『予測』不能ッ、『防御』も不能ッ! 完全に不意を突いて、その一撃は用心深いなのはの懐に直撃した。

 今、SLBの為の魔力を終息し終え、発射寸前という臨界状態のなのはの胸から、何者かの手が『生えている』―――ッ!!

"ドッバアァアアアア―――z_____ッ!!"

「なッ……ぁ、ぁああ……ッ!!?」

 突如、何の前触れもなく自身の体の内側から走った衝撃に視線を降ろせば、何者かの腕が胸から突き出ていた。
 肉体を突き破って出てきたものではない。しかし、この手は確かになのはの内部を貫いて出現しているッ!
 そして、その手のひらの中には、なのはの魔力の源である『リンカーコア』があった。
 貫いていたのは『肉体』ではなく『魔力的器官』だ。


「な……なのはァアアアアーーーッ!!」

 ある種凄惨な光景に、それを見てしまったフェイトが悲壮な叫びを上げた。
 しかし、助けに行きたくとも、シグナムがそれを許さない。

「う……あ、あ、ぁあああ……っ」

 全身を襲う脱力感と内臓に直接触れられているような激痛を感じながら、なのはは思考を回転させた。
 SLBは……『撃てる』! 依然、魔力は集束中! だが、自身の魔力が猛烈な勢いで減少している。『行動』しなければ、今動けるうちにッ!


286 :ジョジョクロス『リリカルのL』(愚者の人):2007/07/01(日) 02:43:50 ID:Xe8bLjDG

 すぐにでも気絶してしまいそうな、断末魔の一瞬! なのはの精神内に潜む爆発力がとてつもない冒険を生んだ。
 普通の魔導師は追い詰められ、魔力が減少すればリンカーコアを庇って逃げようとばかり考える。
 だが、なのはは違った!
 逆に!

『な、何……この子!?』

 遠く離れたビルの屋上から、なのはのリンカーコアをデバイス『クラールヴィント』によって掴んでいたシャマルも、その変化に気付いた。


「レイジング……ハート、『バインド』……ッ!!」

 なのはは自らの心臓とも言うべきコアを握り締めた敵の腕を、逆にバインドで自らの体ごと縛り付けて、固定したのだ!


「馬鹿な、正気か……っ?」
「なのは、なんて事を……!」

 それと見たシグナムとフェイトも戦闘を中止するほどの、驚愕の判断だった。
 自分のリンカーコアを握る相手の腕を、逆に『固定』する。普通の者はそんな判断は下さない。
 実際に、なのはも一人で戦っていたのなら、こんな無茶はしなかっただろう。まず、ダメージを最小に押さえる事を考える。


 しかしッ、なのはは本能で理解していた。
 感覚で分かる。魔力が吸い上げられる感覚、この手は自分の魔力を『吸収』している!

(これは……『この攻撃』はマズイッ! 魔力弾とか結界とか、そういう魔法攻撃じゃなく、この全く違う『攻撃』は危険だ……ッ!)

 敵を倒す為の手段ならば、コアを捉えた時に全ては決している。
 だが、敵はコアを潰すのではなく吸収する事を選んだ。
 その行為にどういう『目的』があるのかは分からない。しかし、魔力を『奪う』という手段が、計り知れない『大きな目的』に直結しているのだと、なのはは直感した。

 この『敵』、この『目的』を放置しておくのは危険だ。ここで倒しておかなければならない―――ッ!

 なのはは、己の直感に従って、そう判断したのだった。

287 :ジョジョクロス『リリカルのL』(愚者の人):2007/07/01(日) 02:45:41 ID:Xe8bLjDG

「目標、変更……既に、『位置』は掴んでいるの……ッ!」
『……! い、いけない!!』

 レイジングハートの砲口が向きを変える。
 シャマルは我に返った。あの少女は、自分を捉えている。自分は既に狙われている、と!

「スター……ライト……ッ」
「シャマル!」

 冷静に動けたのはザフィーラだけだった。
 アルフとユーノを弾き飛ばし、全速力でシャマルの元へ駆けつける。

「ブレイカァァァーッ!!」

 次の瞬間、桃色の閃光が一直線に空間を切り裂いた。
 


『シャマル、無事か!?』
『……ええ、なんとか。寸前でザフィーラが防御してくれたわ』
『だが、逸らすので精一杯だった。おまけに、俺もダメージを受けた。とんでもない威力だ、片腕が動かん』

 爆光の後、すぐさま念話を飛ばしたシグナムの心に仲間の声が返ってくる。
 シグナムは安堵した。
 ヴィータの消息も不明な今、これ以上仲間を失うのは御免だった。
 そして今、もう一つの意味でも安堵していた。

 なのはは、SLBを放つと同時に、力尽きて倒れ伏していた。


288 :ジョジョクロス『リリカルのL』(愚者の人):2007/07/01(日) 02:48:24 ID:Xe8bLjDG

「さすがに、無茶をしすぎたようだな。だが……正直冷や汗をかいたぞ。恐ろしい発想と度胸を持った魔導師だ」
「な、なのはぁ〜……」

 一方のフェイトはシグナムとは全く正反対の心境だった。

「わ……私、どうすれば……? な、なのはが……嘘だ!」
「……どうやら、あの魔導師がいなければ本当に何も出来ないようだな」

 未だ戦える状態にありながら、既に戦意喪失してうろたえるしかないフェイトを冷めた目で一瞥し、シグナムはレヴァンティンを構えた。
 予想外の事態はあったが、魔力は十分に手に入れた。あとはヴィータを回収して、増援が来る前にここから逃走するだけだ。

「ザフィーラとヴィータの容態も気になる。さっさと済ませるか……消えろ!」

 目の前にシグナムが迫っても、もはや震えることしか出来ないフェイトに向かって無慈悲に剣を振り上げる。
 ―――しかし、突如下方から閃光が飛来し、シグナムは反射的にそれを回避した。

「何……っ!?」
「……え?」

 フェイトから離れたシグナムを、更に別の閃光が襲う。
 桃色の光を放つ魔力弾。それが四つ、ミサイルのように自在に軌道を変えて、シグナムに襲い掛かっていた。
 それはッ、間違いなくなのはが持つ魔力の光! 彼女の魔法『ディバインシューター』だったッ!!

「な……」

 フェイトは目を見開いて、魔力弾の飛来した方向に視線を走らせた。


「ディバイン……シュー……ター……」
「なのはァアァァァ―――ッ!!」


 起き上がる事も出来ないほど衰弱した体で、しかしなのはは半ば無意識に魔法を使い続けていた。
 朦朧とする意識で操作されているとは思えないような正確さと、獣のような獰猛さで、ディバインシューターは逃げ回るシグナムに追い縋っていく。

「うっ、ううっ……。本当に、その通りだったんだね……なのは」

 フェイトは、ボロボロになりながらも戦うなのはの姿に溢れる涙を堪えきれず、震える声で呟いた。
 脳裏に、かつてなのはと戦った時の事が思い出される。
 あの時、なのはの示した『覚悟』が。その時、なのはが言葉にした『覚悟』が。

「『いったん食らいついたら、腕や脚の一本や二本失おうとも決して『魔法』は解除しないと』私に言った事は!」

 海上での戦い。事実上、なのはとの最後の戦いになったあの時、彼女の叫んだ言葉が鮮明に浮かんでくる。
 その言葉は、あるいは冷酷な響きを持っているのかもしれなかった。

 ―――しかし、同時にフェイトは別の言葉も思い出していた!
 なのはが、厳しさだけではなく、途方もない優しさを抱えている事を実感した時の言葉も!

289 :ジョジョクロス『リリカルのL』(愚者の人):2007/07/01(日) 02:51:14 ID:Xe8bLjDG



 全ての出来事が終わり、一旦のの別れとなった、二人で会ったあの時の事―――。

「これから、もうしばらくお別れになっちゃうね……なのは」
「……うん」
「私ね、なのはと友達に……なりたいな」
「……」

 必死に言葉を紡ごうとするフェイトの様子に、なのははチラリと一瞥を向けただけだった。

「でも、私、友達になりたくても、どうすればいいかわからない……。だから、教えて欲しいんだ、どうしたら友達になれ―――」
「ねえ、フェイトちゃん。さっきからうるさいよ 『友達になりたい』『友達になりたい』ってさァ〜〜」
「え……」

 無言のなのはに不安になり、捲くし立てるように喋っていたフェイトは、突然遮ったなのはの突き放すような言葉に凍りついた。
 恐る恐る顔を上げれば、なのはは戦った時のような強い視線で自分を見つめている。
 その強すぎる意志の瞳を、フェイトは睨まれているのだと感じた。

「どういうつもりなの、フェイトちゃん。そういう言葉は私達の世界にはないんだよ……。そんな、弱虫の使う言葉はね……」
「ご、ごめんなさい……っ!」

 なのはの強い口調に、フェイトは絶望的な気持ちになりながら俯いた。
 拒絶されたのだと、考えた途端に涙が溢れてくる。
 友達になりたいなどと、なんておこがましい考えだったのか。フェイトは自分が分不相応な領域に踏み込んでしまったのだと感じた。
 ……だが、そんな弱気な考えに沈んでいくフェイトを意に介さず、なのはは告げた。

「ごめんなさい……もう友達なんて欲張りな事言わないから……っ」
「『友達になりたい』……そんな言葉は使う必要がないんだよ。
 なぜなら、わたしや、わたしの親しい人達は、その言葉を頭の中に思い浮かべた時には! 実際に相手を抱き締めて、もうすでに終わっているからなの―――」

 そして、なのはは泣きじゃくるフェイトを強く抱き締めた。

「え、なのは……?」
「『友達になりたい』と心の中で思ったのなら、その時スデに絆は結ばれているんだよ」

 そう言って笑ったなのはは、やはり、いつもの幼い少女の顔ではなかったが―――フェイトの全てを包み込むような、黄金の輝きを放つ笑顔を浮かべていた。

「な、なのはァァ〜……ううッ」
「フェイトちゃんもそうなるよね、わたしたちの友達なら……。わかる? わたしの言ってる事……ね?」
「う……うん! わかったよ、なのは」
「『友達だ』なら使ってもいいッ!」

 今度は嬉しさで泣きじゃくるフェイトの体を抱き締めた、小さいけれど大きく、暖かいなのはの腕を、今でもはっきり覚えている―――。




290 :ジョジョクロス『リリカルのL』(愚者の人):2007/07/01(日) 02:53:44 ID:Xe8bLjDG

「―――わかったよ、なのは! なのはの覚悟が! 『言葉』ではなく『心』で理解できたッ!」

 ┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨ ┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨

 そして、フェイトは変貌していた。
 その『面がまえ』は、10年も修羅場を潜り抜けてきたような『凄み』と『冷静さ』を感じさせる。それは、はっきりと『成長』だった。
 もう、プレシアの影を追い続ける泣き虫のママッ子(マンモーニ)なフェイトはいなくなったのだ!

「『友達になりたい』と思った時は、なのはッ!」
『<Scythe form> Setup!』

 フェイトの戦いの意思に呼応し、バルディッシュがフォームを変化する。

「―――すでに私達は絆で結ばれているんだね」

 かつてない速度で飛翔する。
 本来の戦闘スタイルを取り戻したフェイトは、かつてなのはと戦った時と同等……いやかつて以上のスピードでシグナムに肉薄した。
 レヴァンティンの刃と、バルディッシュの光刃が激突する。

「何、この気迫……! さっきとはまるで別人だ!?」
『シグナム、聞こえる? ザフィーラとヴィータを連れて逃げたいんだけど、ダメなの! まだ私の腕は固定されているみたいなのよ!!』

 眼前に迫るフェイトと聞こえてきたシャマルの念話に、歴戦のシグナムをして冷たい戦慄が走り抜けた。


「やるの……フェイトちゃん。わたしは……あなたを、見、守って……いる、よ……」


 ―――もはや半ば気を失いながら、魔法を行使し、且つ自分の命を鎖にして敵を捉える続ける少女の覚悟。
 ―――僅か時間で、臆病な弱者から戦士へと変化した目の前の少女の成長。

 シグナムは自らの体験している出来事が、まったく未踏の領域にある事を理解した。
 苦境には何度も立たされた。命がけの戦いにも挑んだ。
 だが、今自分が目にしているものは、それらとは全く種類が違う『脅威』だ―――!

「何者だ……お前達は!?」
「なのはが選んだ……『撃退』じゃなく『撃破』! アナタたちはここで倒すッ!
 私はフェイト・テスタロッサ! 高町なのはの『友達だ』―――ッ!!」


 バ―――――z______ン!




 リリカルなのはA's 第二話、完! 戦闘―――続行中!!

・ヴィータ―気絶中。
・シャマル―拘束中。
・ザフィーラ―負傷。なのはのバインドを解除作業中。
・アルフ、ユーノ―負傷、気絶中。
・なのは―昏睡状態。しかし、魔法は依然継続中。


to be continued……>

291 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/07/01(日) 02:57:09 ID:M/dtyd9M
>>愚者の人
GJ過ぎるwwwwwwwwwwww
本編より遥かに感動した、マジでwwwwwwwwwww

292 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/07/01(日) 02:57:58 ID:sfuuSWsI
兄貴イイイイイィィィィィ!!!!

293 :通常の名無しさんの3倍:2007/07/01(日) 03:02:45 ID:qh98DYkT
GJ!!このなのはは漢だ。
クロノがメローネ風になるのを想像してしまった。
シャマルにセクハラ質問タイム!!

294 :ジョジョクロス『リリカルのL』(愚者の人):2007/07/01(日) 03:03:11 ID:Xe8bLjDG
規制が怖かったが……上手く全部投下できて、やれやれ一安心といったところか。
以上、『投下した』!
『愚者の書』を書く為に原作アニメ見てたのに、こんなネタの方がすぐに書けちゃうんだからどうしようもないw

295 :リリカル犬狼伝説:2007/07/01(日) 04:30:17 ID:5OYaTkle
完璧だ!!!

>『友達だ』なら使っても良い!
コレに痺れた!!

さあおれも書くぞ!
なんかよくわからない“戦い”の続きをッ!

296 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/07/01(日) 07:59:55 ID:nezxYq6P
>>295
投下待ってますぜ!
自分、リリカル犬狼さんのSSで犬狼伝説完全版を買っちまいました。
こんな作品に出会わせて貰えて、感謝です。

297 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/07/01(日) 08:01:08 ID:nezxYq6P
>>295
投下待ってますぜ!
自分、リリカル犬狼さんのSSで犬狼伝説完全版を買っちまいました。
こんな作品に出会わせて貰えて、感謝です。

298 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/07/01(日) 09:44:20 ID:2nqAV5RM
書くには書いたが本当に投下していいものか悩むんだ……。
内容もそうだし、文章だって酷いもんだ。
本当にSS書くのって難しいんだな。初めて知ったぜ。

299 :リリカル龍騎 ◆l5ZL/l4pJY :2007/07/01(日) 10:00:16 ID:PAZKvLBz
皆さん乙GJです

>>白き異界の魔王氏
舞台が地球となると…やっぱり出るんですかね?エミュレイター
…え、ちょ、まさか、内火艇落とされッ…!?

>>愚者の人氏
スイッチ入ったなのはさん…なんというジョジョキャラ融合体…
なのは兄貴…あんた漢だ…

>>298
さああなたの投下はこれからだ!お楽しみはこれからだ!
HURRY! HURRY HURRY!! HURRY HURRY HURRY!!!

300 :なのはStS+φ’s正伝:2007/07/01(日) 10:29:57 ID:oN5+V170
>HURRY! HURRY HURRY!! HURRY HURRY HURRY!!!
300getついでに落ち着いてください!

>>298
私もそう思ってましたけど自分の評価ってあまり当てにならないようですよ?
皆さんからGJとか面白いとか文章構造が上手いとか言われてますが
そういうのって自分じゃわからないですから……正直未だに自分の目を疑ってますし

301 :なのはStS×デモベ:2007/07/01(日) 10:33:46 ID:2nqAV5RM
リリカル龍騎氏、φ's氏両氏に敬意と感謝。

そして……投下させていただくっ!




あと気分悪くなったらごめんなさい。

302 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/07/01(日) 10:38:30 ID:2nqAV5RM
 彼女は探し物をしていた。
 それは人だったかもしれないし、本だったかもしれないし、剣だったかもしれない。或いは匣だったか
もしれないし、宝石だったかもしれない
 だが、彼女が探しているのは歯車なのだ。卵だったかもしれない。
 絶対に見つけなくてはならないのに、見つからない。探しても探しても見つからない。
 長い長い年月探し続けてもついぞ見つからない。それこそ宇宙が始まり終わるほどの時間探し続けても
見つからなかった。
 仕方ないので彼女は寮に戻ることにした。
 澄んだ錆びの匂いのするシャワーを浴び、羊膜で体をぬぐう。血濡れのパジャマに着替え、羊水のベッ
ドに潜り込んだ。


 ザクザクザクザク。
 目覚まし時計の音で目が覚める。もう朝だった。
 いつものように天井から吊るされているひしゃげた『何か』が目に入る。 
『何か』はごぼごぼと泡立つ声で挨拶をしてきた。
「をハヨう、てィあ」



 第一話 不思議の世界のティアナ




 羊水のベッドから飛び起き、カーテンを勢いよく開ける。
 極彩色の空が横たわり、はらわたの建物が目に入った。
 窓を開ければ、甘い腐臭を放つ空気を春の風が運ぶ。
「うん、今日もいい天気」
 ザクザクザクザク、ねじくれた四つの針が完全無秩序に時を刻む目覚まし時計に目を向ける。既に出勤
時刻が迫っていた。
 彼女は急いでパジャマを脱ぎ捨て、腐り落ちた管理局の制服に着替える。
 触手の髪留めをつけ、歪んだ姿見で己を確認し、食卓へと向かった。

 食卓に着く。
 向かいの席では縛り首の立ち木で、彼女の兄が首を吊っていた。
 ぶらりぶらり、男性が揺れている。
 ティアナ・ランスターの兄、■■■■・ランスターが首を吊っていた。今月で既に4度目だ。
 彼女は戸棚から取り出したナイフを■■■■の脇腹に突き立て、一気に引く。
 でろりとした内臓を取り出す。肝臓だった。
 腐汁が滴り落ちていた。食べるには頃合だろう。
 それをふたつに切り分け、きょうだい仲良く美味しそうに食べていた。

 そこで目が覚めた。

「何なのよ、あの夢……」
 彼女が見た夢の内容は、有り体に言ってしまえば悪夢だろう。
 しかし、現実からかけ離れている筈の悍ましい悪夢は、奇妙なほどの現実感をもって彼女に襲い掛かっ

ていた。それこそ今のこの瞬間、確固たる現実と入れ替わってもおかしくないほどの。
 そんな取りとめも無いことを考えていると、突然吐き気に襲われた。
 夢の中で食べたモノの味が鮮やかに蘇ったのだ。
「う゛っ」
 手で口を押さえ、彼女――ティアナ・ランスター――は駆け出した。向かう先は洗面所。

 彼女は胃の中が空っぽになるまで吐いたあと、水で何度も何度も口をすすいだ。が、未だにあの肉が口

の中に残っている気がするのだ。
 あの感触と、煮込まれた重油のような味が消えるまで何度も何度も、何度も何度も何度も何度も何度も
何度も、彼女は口をすすいでいた。

303 :なのはStS×デモベ:2007/07/01(日) 10:41:23 ID:2nqAV5RM

 彼ら――機動六課、フォワード新人四人組――は食堂で朝食を摂っていた。
 こんがりきつね色に焼けたトースト、抜群の鮮度を誇る野菜、ほんの少し厚めにスライスされたハム。
半熟の目玉焼き等々。どれもが食欲をそそる。
 スバルなどは男性隊員にも劣らぬ食べっぷりを発揮し、キャロとエリオも体格に似合わぬ量を胃袋に収
めていた
 だが、ティアナだけは違った。
 先ほどから何一つ口にしていない。それどころか、食べ物を見た途端にどんどん顔色が悪くなってゆく


「ティア、どうしたの? すごく顔色悪いよ。さっきから何一つ食べてないし」
 ティアナと最も付き合いの長いスバルが心配そうな声を出す。キャロ、エリオの表情もスバルと同じく
心配そうだった。
「平気……なんでもないわよ」
 そう言ってから、三人にそれ以上の心配をかけまいとパンを手に取り、口へと運び咀嚼。
 直後、忌まわしい夢が再生された。
 口の中いっぱいに広がる重油。鼻から抜ける、甘い腐臭。
 だが吐き出すわけにはいかなかった。余計に心配させるからだ。そんなのは御免だ。
 彼女は意を決し、無理矢理嚥下した。
 脂汗が噴出す。
 胃がむかむかする。
 何かがこみ上げてくる。
 堪らず彼女は駆け出した。座っていた椅子を跳ね飛ばして。
 残されたのは三人と、一口だけ齧られたパンだった。
 




 その後、戻ってきたティアナはスバルに説明を求められたが、はぐらかすだけだった。
 そしてティアナは説明をはぐらかしたことを、わりと本気で後悔することになるのだが、それはまた別のお話。

304 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/07/01(日) 10:43:05 ID:2nqAV5RM
投下したっ!

短くてごめんなさい。

305 :通常の名無しさんの3倍:2007/07/01(日) 11:21:08 ID:glZqesBm
ティアナさん一体如何したんでしょうか?
デモンベインを全然見ていない自分にはよく理解できませんが・・・・・
何か展開が面白いので・・・
GJ!

306 :リリカル龍騎 ◆l5ZL/l4pJY :2007/07/01(日) 11:27:12 ID:PAZKvLBz
>>なのはStS+φ’s正伝氏
All light. 頭冷やしてきます

>>なのはStS×デモベ氏
GJです
なんというカオス…だ が そ れ が い い
このタティアナさんは絶対何か憑いてますね…

307 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/07/01(日) 11:47:37 ID:ZJst+RWp
このタティアナさん、SAN値がいきなりヤベエわ・・・
このままでは精神の安定を保つ為に水雲風呂に入らなくてはならなくなるw

308 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/07/01(日) 12:05:23 ID:ysiKof1v
グロくても大丈夫だ
ストジャとべモベの小説で耐性はあるから

309 :機甲都市クロス:2007/07/01(日) 13:19:42 ID:ESWArAsY

   ●

極彩色の次元の海に浮かぶ、二隻の艦船があった。
一隻は白銀、長大な艦体を持つXV級の次元航行艦。
もう一方は空を切り出したように蒼く、短剣に似たシルエットを持つ小型艦だ。
二隻は交戦していた。
火力と装甲で押す銀に対し、蒼はその加速力と小回りだけで対抗している。
蒼は高速でロールを打って追尾弾を振り払い更に加速。銀が放つ弾幕の隙間を掻い潜って接近し、先端の力場放出器から光剣を発現させた。
大型艦の防衛火器には可動角度の制限がある。格闘戦の間合いに入られればなすすべも無く両断されるのみ。
だが、艦橋の屋根に立つ人影が一つ。
黒いバリアジャケットを纏った影が、切断力の前に立ち塞がっている。

   ●

男は蒼の掛かった黒髪に風を受け、鋭く前を見据えていた。
手首までが袖に隠れた右腕は、青銅色の金属に覆われた義腕だ。
槍じみた杖を提げている鋼の手が強く握られ、声が放たれる。

「最後に得た自由とはこれか、八神はやて」

その意思を受け、僅かに杖が鼓動した。先端の蒼い結晶体が明滅する。
蒼の機体が、両の剣を左右に振り上げた。
応じ、彼もまた、杖を前へと突き出すように振る。
くそ、と歯噛みし、だが強い声がそれを打ち消した。

「なら私が、僕がこの手で引導を渡す……!」

放たれたのは、通常のデバイスから発せられる電子音声ではない。
意思そのものを伝えるような、大気ではなく世界を震わせる音律だ。
《英雄とは打ち勝つもの》
穂先から放たれる蒼い光が、空間を切り裂いた。
光剣と左の翼がその断絶に巻き込まれ、折れ飛ぶ。切断面から塵と化し消滅。
隻翼となった蒼は、慌てたように急加速。杖の射程から逃れ、瞬く間に姿を消した。

「逃げられた、か」

ち、と舌打ち一つ。
同時に、屋根の上へと上る人影があった。

「艦長! クロノ提督!」

クルーの一人。杖を脇に挟んだ老兵が駆け寄り一礼。杖を体の脇に立て、

「あの機体……『疾風(シルフィード)』は七時方向三十度にて航行中と予測されますが……追跡は不可能であります。申し訳有りません」
「仕留め切れなかったのは私だ。気に病むことはない」
「しかし、上層部にとっても予想外だったでしょうな。
 釣り上げる為の囮としてロストロギアの複数同時移送を行っていたというのに、帰還中で何の積荷も無いこの艦が襲われるとは」
「上はあの艦を確保したがっているようだが……到底、出来るものではないようだな」
「より強力な索敵装置の開発に乗り出したとの報告を受けていますが?」
「無駄だろう。半秒と掛からず目視可能圏から逃れるあの速度……製作者の名だが、『疾風』とはよくいったものだ。
 特一級のロストロギアをベースとして作り出され、今も尚製作者の意思の下にロストロギアを狩る高速次元航行艦……
 慣性制御による次元間での高速戦闘と、自律的な再生進化さえ行うあの艦の価値は計り知れないが、な」
「……騎士カリムの予言。その解釈によっては、世界を救う手掛かりとなる艦でもあります」
「王の骸より生まれ出でし竜こそが、滅びを止め得る鍵である、か?
 だが王と称される竜召喚士は歴史上に数多くいた。『竜』が比喩表現……『力』や『武器』であるのなら尚更だ。
 何にしろ―――私達は、己が任務を果たすだけだ。違うか?」
「……出過ぎた真似を致しました」

310 :機甲都市クロス:2007/07/01(日) 13:20:33 ID:ESWArAsY

「……提督?」
「あ……すまない、少し気が抜けていた。
 今ブリッジに戻る。第一種警戒態勢を解除、通常航行に移行。
 記録は取っていたな? オペレータ二名で解析だ。ミッドまで八時間、その間に奴のスペックを割り出しておけ」
「了解しました!」

小走りに駆けていく老兵の後をゆっくりと歩きながら、彼は口を開いた。

「……二年前、いや、十一年前からの因縁、か」

   ●

ミッドチルダの首都部、しっかりと舗装された道路を歩く人影があった。
漆黒の戦闘用長衣に覆われた体は起伏に富んでいる。
女だ。長い金髪が歩調に合わせて揺れた。
しかし、摩擦音を聞いたその歩みが止まる。
見れば、通りに止まったトラックの荷台から、白のバリアジャケットに身を包んだ男が六人ほど降りてきた。
対する女はあからさまに眉をひそめ、
「……何なんですか?」
「時空管理局のものだ。フェイト・T・ハラオウンだな?」
「すいません人違いです。私は謎のインチキ独逸人の―――」
「これより貴様を広域次元犯罪の容疑で連行する」
「人の言葉をしれっと……」
「黙れ、重ねて言うぞ。貴様を連行する」
男達は一歩、包囲の環を縮める。
だが、道路でブレーキ音が響いた。トラックの後ろに停車したのは銀の乗用車で、運転席には橙の髪を左右で括った少女がいた。
助手席のドアが開き、一人の男が降り立つ。それも低い声と共に、だ。

「済まないが、連行を少々待ってもらいたい。彼女に話がある。それも早急に、だ」
「貴方は……そのバリアジャケットは……」
「時空管理局次元間航行部隊所属、クロノ・ハラオウン提督……二年ぶりだね、兄さん」

傍の空家に入ったクロノが、開口一番こう告げた。
「逃げないでくれ。外には僕の副官がいる……去年、試験に合格し執務官となった彼女が。
 恐らく、君に対しては欠片の容赦もしない。それを聞いても逃げようとするなら……僕が止める」
クロノが義腕の袖口から一枚のカードを振り出した。硬質の素材をベースに蒼い結晶を配したそれが旋回、光を放って長杖へと変じる。
視線を向けたフェイトが、
「そのデバイス……名前は?」
「『デュランダル』だ。知っているだろう?」
「違うよ。外見はいじってないけど、強臓式開発術(ハイオーガンクラフト)で改造してるよね?
 デバイスとしてのじゃなくて、武器としての名前を教えて」
「……『英雄(デア・ヘルト)』だ」
「ユニゾンデバイスの亜種、ハイオーガン・デバイスは言実化能力と引き換えに使用者の一部を材料とする……か。
 生の右腕と……広域Sランク魔導師を犠牲にしただけの価値はあった?」
「……君が先々週、南部で逐電の為にダムを破壊した件についてだが」
「壊したんじゃなくて壊れたの。ちゃんと反省文も送ったよ? 陸のトップ宛てに」
「残念だがレジアス中将はその反省文を読み、君の名前を指名手配帳簿の頂点に入れようとした……するまでもなく既に入っていたが」
「相変わらず頭が固いみたいだね……」
「……話を戻そう。
 君の下に一つの依頼が来た筈だ……君の今の本業、逃がし屋としての依頼が」
「……狙いはエリオ・モンディアル?」
「そうだ……まだ来ていないのか?」
「……蒸し暑いね。窓、開けて良い?」
「動かないでくれ。世界で二番と自負する逃げ足の速さが気になる……少しでも魔力を出した瞬間、撃つ」
金属音を立て、デュランダルが構えられる。穂先に光を溜め発動待機中だ。

311 :機甲都市クロス:2007/07/01(日) 13:21:23 ID:ESWArAsY

それを見たフェイトは、しかし薄く笑った。
「私が逃げるより早いだろうね、それなら。
 ……でも、散々AMFに苦しめられた私が、魔力に頼らない武器を持っているとは思わないの?」
言い、コートの袖を強く振った。黒い球体が二つ、床に転がる。
「まさか―――」
クロノの驚愕。

その直後、手榴弾が炸裂した。

   ●


とりあえずここまで。川上文体難しい……

312 :なのはVSボウケン:2007/07/01(日) 13:45:13 ID:8SMTCjku
しかし、多くて読むのが大変。
>>白き異界の魔王氏
GJ!こういった複数視点の話は好きです。
>>ジョジョクロス氏
GJ!全部通してかっこいいです。燃える。
>>280
GJ!ほのぼのした話もありだと思います。本当にこれからどうなるのか。
>>なのはStS×デモベ氏
GJ!デモベは知らないですが、ティアナが危なそうで緊張感がある。続きが気になります。
機甲都市クロス氏
GJ!元ネタ知らないんでぐぐってみた。難しそうだけど面白そうです。期待してます。

短編が最後までできたのですが、長くなったので全3話の予定を急遽4話にします。
とりあえず3話を15分後くらいに。


313 :フェイト外伝――月下光影――:2007/07/01(日) 13:59:16 ID:8SMTCjku
嵐が駆け抜けた先。そこは金色に輝く瓦礫の城。
嵐は傷つきながらも、その風も、雷も衰えはしない。
渦巻く風で城を打ち崩し、烈しい雷で燃やし尽くすまで。
嵐は止まるところを知らない。

フェイト外伝――月下光影――
第三話『双雷』

外壁を登り、門を潜る。いかにもな門の先は黄金城の外周のようだ。
「ここは……」
フェイトがため息のように漏らす。
広がる光景は異様としか言いようがなかった。
下を見ると、そこにはただ暗闇が広がっている。永遠に落ち続けるのではないかと思う程深い奈落。
フェイトはいいにせよ、不規則に突き出した建物を一歩踏み外せば奈落へ直行だ。
天に届く高大な城。中に入って改めてそれが解る。
「黄金城はヒルコの呪力によって構成されている。この世の理を知り、占うのが陰陽道なら、奴は理自体を操る」
珍しく多弁な秀真。しかし、その声に含まれた疲労の色をフェイトは聞き逃さなかった。
かくいうフェイトも身体には傷が目立ち、やや疲れているようにも見える。
式神の大群を突っ切ってきた二人はかなり疲弊していた。
「私はともかく……あなたはどうするんですか?」
「俺に構う必要はない。先に行け」
秀真はそう言うと、手近な壁に片手と両足で張り付き、屋根へ上っていく。
吸盤でも付いているのだろうか?改めて彼の身体能力には驚かされる。
「待って下さい!」
「何だ?」
「ここから先は協力して行きませんか?」
軽々と跳躍していく秀真をフェイトは呼び止めた。やはり彼は止まらない。
今更とは思う。
大群を突っ切る際は、互いに上下に分かれた方が効率的だった。
秀真もフェイトも範囲攻撃を自由に使えるし、上から狙われることもない。片方を気にして戦うよりはその方がいい。
だが、ここからは狭い通路を行くことになるだろう。あまり派手に戦えないかもしれない。
それならいっそ――。
「いいだろう……」


314 :フェイト外伝――月下光影――:2007/07/01(日) 14:00:18 ID:8SMTCjku
今度は答えるまでに時間は掛からなかった。
「ありがとうございます……ふふっ。」
フェイトは微かに笑った。
だんだんと、この人が解ってきた気がする。
それが妙に嬉しかった。
先程はお互いに助けは要らないと言ったが、フェイトは万が一彼が危険になるようなら助けていたかもしれない。
それは多分、秀真も同じ。出会った時もそうだったように。
共に戦い、話をした。
多くは語らなかったが、彼もまた仲間の為に、家族の為に戦っている。
形は違えど、それもフェイトと同じ。
そして――家族を失っているということも。
(でも多分、それだけじゃない……。助けてもらったからでもない……と思う)
それは多分、出会った時の彼の眼。その寂しげな瞳が気になって仕方なかったから。
ひょっとすると、自分は母性本能が旺盛なのかもしれない――そんなことを考えていると更に可笑しくなって笑みが零れた。
「……何が可笑しい?」
「いえ、何でも」


上へ、ただ上へ。
屋根を跳び、結界の封印を壊し、二人は先へと急ぐ。
秀真は軽々と、苦も無く壁に張り付いていく。疲れているだろうに動きからはまるで感じられない。
空間が歪み、式神と蝙忍が現れる。瓦に鬼面を付けたような式神は裂けた口から火球を吐く。
それでも二人は進むのを止めない。
最小限の動きで式神の火球をかわし、手裏剣を弾く。
傍を通り過ぎる時、既にそこには何も残っていない。

第一の門を抜けると、そこは更に異様な通路だった。いや、通路ですらない。
そこは一見四角く切り取られた狭い通路、ただ一つ違うのは床が存在しないこと。
床のあるべき場所には虚無の奈落が口を開けている。
「行くんですか……?」
答えは解っていたが。


315 :フェイト外伝――月下光影――:2007/07/01(日) 14:01:34 ID:8SMTCjku
「無論」
壁に張り付いたとしても、攻撃を受けてバランスを崩せばどうなるか言うまでもない。
しかし、彼はそんなことはまるで気にも留めていない。
長大な回廊――バランスを崩せば危ないのはフェイトとて同じである。
仕掛けてくるならここだろう。フェイトも、おそらく秀真もそう思っており、そして予感は的中した。
続々と現れる式神と蝙忍。それはすぐに通路を埋め尽くす。
「突破する」
「はい!」
火球の一斉射撃をフェイトは片手でシールドを張る。範囲は前方のみ。
秀真は片手で印を結び、
「破っ!」
秀真の周囲に薄緑の電磁波が発生した。
それはバチバチと音を立て、火球は秀真へ届く寸前で消滅する。
忍術の参――『雷陣』。
秀真は回廊の中心へ跳び、悪食を振るう。
一体を斬れば、後は斬った"物"を蹴り、次へと跳ぶ。そうして次の獲物を斬る。
斬れば斬る程に威力を増す妖刀。それは蒼い光を纏い、紅い魄を吸う。その通りに、容易く切り裂かれてゆく。
秀真とフェイトは左右の壁際を走り、飛ぶ。
バルディッシュを左から振り抜き、数体の式神を同時に斬りつつ、
「ハーケンスラッシュ」
『Haken slash.』
金色の鎌は更に光を増し、火球をかき消す。
速度を緩めることなく、飛び、走り続ける二人の前後左右を式神が塞ぐ。
「プラズマランサー!」
『Plasma Lancer.』
フェイトは通路中央へと躍り出た。
魔法陣と共に出現する八つの雷の矢――それは背後を除くフェイトの周囲全てに向けられる。
背後の心配はしていない。
背中にぶつかる確かな感触。彼もフェイトと同時に跳び出していた。
秀真が腕から帯電する八本の手裏剣を抜き放つのと、
「ファイア!」
雷の矢が発射されたのは、ほぼ同時。
計十六の雷――あるものは跳ね返り敵を落とし、あるものは二体を貫いた。


316 :フェイト外伝――月下光影――:2007/07/01(日) 14:02:34 ID:8SMTCjku
手裏剣を受けたものは麻痺し、奈落へ落ちていく。
プラズマランサーを受けたものは即座に消滅。
秀真はフェイトの足裏を蹴り、壁へと張りつく。
合図も何もないのに、フェイトはそうするのではないかと思い、足を彼に預けた。
それは互いに最適と思われる行動を取ったに過ぎない。
――そこに言葉は要らなかった。

幾つも門を抜け、何度も似たような回廊を抜けた。
フェイトと秀真は、互いに動き易い位置に何度も入れ替わる。秀真が動けば、フェイトもそれに応じて動く。
ある時は壁際を掠めるように飛び、ある時は天井を逆さに駆け、敵を斬る。
彼らにとっては上下が反転しただけ。
秀真は雷を帯び、走る。フェイトは雷を放って飛ぶ。
双雷の軌跡は、まるで螺旋を描いているようにも見えた。
それは全てを呑み込み、最後の門すらもこじ開ける。

黄金城の内部は、外周の異様さに反して思ったよりも普通だった。
板の床、畳、襖(ふすま)で区切られた部屋は拍子抜けするほどただの城だ。違うといえば、そこかしこに張られた結界ぐらいか。
その分、式神や忍は強力なものだった。朧の中忍だった紫忍。紅く染まった血木魚。
死してもその技巧は変わらないのか、正面からの攻撃は通用しない。
だが、それもフェイトが引き付け秀真が斬ればいいだけのこと。

単調な黄金城の廊下を、式神と切り結びつつ走り続ける。
「お前は友や家族を守る為に来た。そう言ったな?」
突然、秀真から話しかけられ、フェイトは少し戸惑いながらも答えた。
「はい……そう、言いました」
秀真は憂えているように見える。もっとも、はっきりと表情は読めない。
「お前は全力を出せれば、俺よりも強い。管理局とやらで幾つも修羅場を潜ってきたのかもしれん」
「どうしたんですか?いきなり」
それは彼にしては珍しく、腫れ物に触るように回りくどい言葉に思えた。
これまでは必要最低限のことのみを率直に質問してきたのに。
「だが、それでもお前は子供だ。戦う力があるからとはいえ、家族の為とはいえ、ここまで戦えるものなのか?」


317 :フェイト外伝――月下光影――:2007/07/01(日) 14:03:37 ID:8SMTCjku
「それは……」
フェイトは言いよどむ。
――考えてみれば何故だろうか?
勿論、三人で相談した結果なのだが、それが理由かと聞かれると違うような気もしてくる。
黄金城を知った時、言い知れぬ不安に襲われた。夜毎増える地震はそれが危険だと確信させた。
だから三人で調べに行こうと決めた。
しかし、もっと深い理由があるようにも思う。おそらくは他の二人にも。
(新しい家族ができて……友達ができて……それからは毎日、幸せな気持ちで眠りに就けた……)
家族を失ってから、『彼女』や他の人達のおかげでようやくそれが叶った。
(でも、あの地震はその日々を壊してしまうような――そんな不安が頭をちらついて……昔のように夜に怯えそうになって……)
「私は……怖かったのかもしれません」
フェイトはそう告げる。
「走りながらで構いません。私の話を聞いてもらえますか?」
秀真へと向けられた眼は、力強い意志を感じさせる。
秀真はそれに無言で頷く。
「私は、ある少女の遺伝子から複製されて生まれました……」
フェイトは少しずつ過去を話しだした。

途中、何度も式神に邪魔されながらも最後まで話し終えることができた。
その間に、上下左右が入れ替わった部屋を抜け、巨大な双面赤鬼を討ち、今は天守閣を目指して奈落の上に幾層も連なる足場を飛び上がっている。
奇声を上げる式神を斬り捨てながらも、秀真は逃さず聞いてくれたようだ。
哀れな忍の屍を斬りながら自分勝手に話す。それは残酷なことだと思う。
それでもフェイトは聞いてほしかった。
それは戦う理由を誰かに話すことで、再確認しておきたかったから。
「母は、優しい人ではありませんでした。それでも私にとって家族だったんです。私は、もう二度と失いたくないから」
奇しくもここで出会った、彼に聞いてもらいたかったから。
「だから、戦いにきたんです」
「成程……合点がいった……」
ただ、それだけだった。
だが、それだけで十分だった。
それは彼の声がとても優しく、悲しげだったから。


318 :フェイト外伝――月下光影――:2007/07/01(日) 14:04:43 ID:8SMTCjku
黄金城の最上部。僅かな篝火は風に吹かれ、簡単な欄干の向こうには瓦礫となった東京が見渡せる。
中央が凸型に迫り出した舞台では、一人の青年が優雅に舞っていた。
僅かに紫がかった髪を風になびかせ、紅い目は妖しげな輝きを持っている。
白の狩衣の上に、前後に掛けた垂には彼の使用する呪符と同じ、黒地に赤い目の紋様が大きく描かれている。
「天の北斗七星を地に写した、裏北斗の星辰呪法も完成した……。これで黄金城に全ての魄が集まる。貴様を待っていたぞ、朧の当主。いや……悪食」
彼の目線の先で、龍を描いた金色の襖絵が真一文字に両断され、倒れる。
そこに立っていたのは、一人の忍と一人の少女。

「産土……ヒルコ!」
「来たか……朧の当主。そして魔導士とやら」
舞を踊っていた青年は踊りを止め、向き直る。
「あれが……産土ヒルコ?」
黄金城を生み出した凶悪な陰陽師。
フェイトはもっと老人を想像していた。目の前の青年はどうみても精々が二十代だ。
それに、フェイトのことを知っている。
「この城で起こっていることは儂には全て解っている。そこの小娘は儂(わし)の姿に驚いているようだな。説明してやったらどうだ?悪食使い」
「かつて奴は黄金城を使い、関東大震災を引き起こした」
「そんな……それってまさか……」
「ああ、今回も同じだ」
秀真の説明を聞いても、なおフェイトには信じ難かった。
人の身でそんなことができる訳がない。この城がロストロギアのような代物でもなければ。
「式神兵器『八面王(やつらおう)』に犠牲者の魂魄を封じ込め、この世を支配しようとした奴を、朧一族が封印。だが、再び甦り、黄金城と八面王を復活させた」
「そして貴様が破壊した八面王の中の魂魄を吸って若返ったという訳だ。くっくっ、礼を言うぞ。朧の当主」
ヒルコは口元を歪め、下卑た笑い声を上げる。
フェイトはそれ以上言葉が出なかった。その顔が心底楽しそうで、嬉しそうだったから。

「見よ!あの炎は貴様が通ってきた道だ」
ヒルコの指す方には瓦礫の上を延々と炎が伸びていた。そしてその炎の道はフェイトが最短距離として沿ってきた道でもあった。
「東京という腐った都市に朧の忍と式神を放つ。互いに争い、魄を喰らい、そして最後に貴様が生き残る……。全ては貴様の手を朧の血で穢す為に仕組んだこと」


319 :フェイト外伝――月下光影――:2007/07/01(日) 14:05:44 ID:8SMTCjku
「俺にわざと魄を集めさせたのか……」
「左様。貴様が狩り集めた魄は悪食の中で一つになり、儂への復讐心は理想的な純度の魄を生む」
フェイトには陰陽道のことなど解らない。それでも、この男の答えは予想できた。
魄――もしもそれが魔力のようなものだとしたら?
大規模な震災で殺した全ての者達の魄を体内に取り込む。それが可能ならば、それは強力な力を手にすることだ。
「それを喰らうことで儂自身が真の支配者となれる」
そして、必ずそれを繰り返すだろう。そうなれば、もうこの世界だけの問題ではなくなる。
「言い残すことはそれだけか?」
秀真の声は静かだったが、穏やかではなかった。今にも爆発しそうな怒りを込めた声。
「兄を殺めたこの命、欲しければ貴様にくれてやる!だが……一族の血に染まったこの刀で、共に滅びよ!ヒルコ!!」
秀真は悪食を抜く。
それはフェイトの知る最初で最後の、彼が感情を露わにした叫び。
「いいだろう。悪食は貴様の屍から頂く。それと小娘……」
フェイトは黙ってヒルコを睨む。
「貴様の武器と身体も調べさせて貰おうか」
「そんなことは……させない!!」
フェイトはバルディッシュをきつく握り締める。
秀真とフェイトは弾かれたように駆け出す。
金で飾られた豪奢な造りの舞台に轟音が響いた時、東の空は既に白み始めていた。

「我が力、万物を焦がす!」
開戦して最初の一撃は、ヒルコの生んだ火球が直前で爆発した為に遮られた。火球は速度こそ遅いものの、その大きさは式神のものとは比べ物にならない。
「プラズマスマッシャー!」
フェイトの左手から放たれる雷の砲撃。
真っ直ぐに伸びた光は確かにヒルコへと突き刺さるコースを取ったはずだった。
だが、直前でヒルコの姿は消え、プラズマスマッシャーは空しく彼方へと過ぎる。
「転移!?」
驚くフェイトは背後の殺気にすぐに気付くことができなかった。
「まず一人!」


320 :フェイト外伝――月下光影――:2007/07/01(日) 14:07:18 ID:8SMTCjku
「させん!」
フェイトが飛びながら振り向くと、そこには秀真がヒルコの背後から悪食を上段に構えている。
だが、その刃はヒルコに届くことはなく、甲高い音を立てて弾かれた。
余程強固な防御結界なのだろう。秀真はその衝撃に仰け反っている。
「小娘を囮にしての攻撃か!だがっ!」
振り向きざまに両手に持った扇子で薙ぎ払おうとするヒルコを、今度はフェイトが狙う。
「ハーケンスラッシュ!!」
『Haken slash.』
それは息をする間もないほど速い攻防。
咄嗟の斬撃だったが、今度は弾かれず、幽かに見える結界に傷を付けた。
「小娘がぁ!」
ヒルコは憎憎しげに叫びながら、凸形の舞台の先、その空中に転移する。
そうしてようやくフェイトは大きく息を吐き出した。
(結界が堅い。でも、魔力刃ならば或いは……!)
バルディッシュを握る手に力が入る。
射撃は通用しないだろう。仕組みは解らないが、予備動作無しで転移している。軌道を読まれれば回避は簡単だ。ならば――。


「斬るしかない……!」
秀真とフェイトは同時に呟いていた。
戦ってみて解った。
ヒルコは背後からの攻撃には結界に頼っている。接近戦の反応速度ならこちらが勝っているはず。
(でも、あの自在の転移をかいくぐって背後を取れるの?)
パチンと音が鳴った。その音がフェイトを呼び戻す。
それは秀真が刀を鞘に収める音。
彼はフェイトを見て、無言で頷く。
それは作戦の合図。念話の使えない秀真とは戦法を相談することなどできない。
彼が悪食を収めた、その理由を考える。
(違う。決めなくちゃならない。それしか……ない!)
フェイトはバルディッシュを握り直した。

以上です。最後は夕方か夜に。
タイトルは気の利いたのが浮かばなかったので、月迷風影って歌をもじりました。
いつか無謀と知りつつも十二国記をやってみたいなぁ。



321 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/07/01(日) 15:51:30 ID:PMSVTnSk
GJ! 秀真もフェイトもカコイイな
元ネタをプレイしたくなったよ

322 :19:2007/07/01(日) 16:30:31 ID:aKxNsMnh
一応続きができたんで
投下してみる

「あ…あの、大丈夫ですか?」
そう言って二人は俺に近づいて来る
「!!この男の子すごい怪我してるやん!!シャマル、は、はよ、病院へ!!」
「ホント!!急ぎましょ、はやてちゃん!!」
車椅子の女の子は、はやてって名前で
後ろの女の人はシャマルさんというのか
いや、それより
「ぐ…ま……待って…くれ…。」
「な…なに、どないしたん!?」
「お…俺のこ…腰紐に…茶…茶色のふ…袋がある…それを取ってく…れないか?」
「そないなことより、はよ病院に行ったほうが…!!」
「た……頼む。」
「あーもう、わかったわ、シャマル。」
「わかったわ。」
そう言ってシャマルという人が仙豆の入った袋を取ってくれた
「あの、それでどうすれば……。」
「そ……その中に…ま…豆が入っている…でしょ。」
「ええ、入ってますけど。」
「ひ…一粒俺の…口に放り込んで…くれないか。」
「はぁ、それじゃあ…。」
噛む力も殆ど残っていなかったので
仙豆を丸呑みした
体の痛みや怪我はすぐに無くなり
気も完全に回復した
って、二人はすごく驚いた顔してるな
まぁ、ボロボロだった人間がいきなり回復したら驚くか


323 :19:2007/07/01(日) 16:32:20 ID:aKxNsMnh
「あ…あの。」
「何かな?」
「怪我はもう大丈夫なん?病院行かなくともへいき?」
「うん、おかげで助かったよ。ありかどう。」
「いえ、わたしそんなお礼を言われることは…。」
「そんなことないよ。君達が俺を見つけてくれなかったらやばかったからね。」
「はぁ…。」
「少し聞きたいことがあるんだけどいいかな?」
「ええですけど。」
「ここはどこかな?」
「ここは、鳴海って言う町ですけど。」
鳴海
聞いたことないな
たしか俺は南の都に近い町で戦っていた
鳴海っていう町なんてあったかな
奴等の攻撃で俺は遠くまで吹っ飛ばされたのか
「あの、この近くに南の都ってあるかな?」
「そないな町聞いたことありませんけど…。」

北の都、西の都、南の都、東の都、中央の都は有名で知らない人はいないはずだけど
「じゃ、じゃあさ、カプセルコーポレーションへの行きかたって知ってるかな?」
「カプセルコーポレーション?聞いたことないなぁ。シャマル、知ってる?」
「私も聞いたことないですけど……。」
カプセルコーポレーションを知らない
あそこは世界屈指の大企業だったはずだ
人造人間の襲撃で衰退したとはいえ
その名をしらない人はいないはず

324 :19:2007/07/01(日) 16:34:24 ID:aKxNsMnh
「じゃ、じゃあ、ポ…ポイポイカプセルって知ってる?」
「聞いたことあらへんけど……。」
「ホ…ホント?」
「ホント。」
うそだろ
いくらなんでもポイポイカプセルも知らないなんて
ここは俺の家みたく山奥というわけでもないし
とういうよりポイポイカプセルは人造人間襲撃の遥か前には全世界に普及している
なのに
と、いろいろ悩んでいたら
シャマルさんが何かに気づいたような顔をした
「あ、もしかして…。」
「なにかわかったん?シャマル。」
「ええ。おそらくだけど。」
「長くなりそ?」
「ええ、多分。」
「そやったらここで立ち話もなんやし、わたしの家で話たらええ。」
「え?」
「そないな顔してないで行こ行こ。」
「え?あ、ちょ……。」
俺はそのままはやての家にいくことになった
とういか年の近い女性と話したの初めてかも
手を握られたのも

結論からいうと俺は異世界、まぁ違う世界から来たというものだった
普通だったらなにを馬鹿なことをと言うだろうが
そんなこと俺が言わなかったのではやてとシャマルさんは驚いていたが…
まぁ、俺自身宇宙人に会ったり別の惑星に行ったりとかしたから
異世界があっても不思議じゃないと思ってたし
というか俺自身地球人とサイヤ人のハーフだしね

325 :19:2007/07/01(日) 16:36:25 ID:aKxNsMnh
で、なんで俺が別の世界から来たと思ったのかと聞いてみたら
俺の言動を聞いてなんとなくそうなんじゃないかと思ったと言っていた
後、俺が嘘をついてる顔をしていていなかったというのもあるらしい
………俺って顔にでやすいのかな
他に魔法というのがあるらしく用途は様々だが、これで色々な世界に行くこともできるらしい
ただ、俺の世界の座標というか情報がまったく無いらしく
俺が元の世界にいつ戻れるのかはわからないらしい
「本当にごめんなさい。力になれなくて……。」
「い…いえ、今の俺の現状を教えてくれただけで十分ですよ。」
正直元の世界が心配じゃないかと言えば嘘になる
戦える者は今は誰もいない
トランクスがいるがあいつはまだ3歳だ
戦える訳がない…
それにあいつが望まなければ俺は戦い方を教える気はない
………これ以上考えても無意味そうだな
元の世界に戻れないなら戻れるときが来るまで
この世界でおもいっきり修行しよう
ともあれ寝床とかどうしよう
野宿とかでいいかな
とか色々考えていると
「なぁなぁ。」
「ん?」
「行くとないんやったら、ここに住めばええで。」
「え?」
「ちょ、はやてちゃん!?」
「大丈夫やてシャマル。話してわかったんやけど悪い人じゃあらへんよ。」
「まぁ……はやてちゃんがそこまでいうなら…。」
「そういうことやから、ええよな?」
「いい!?え、いやでも。」
「ええから、な!!」
「は、はい!!」
なんだろ、まったく逆らえなかった
というより本能が逆らうなと言っていた
お父さんと俺がお母さんに逆らえなかったりしたのと同じなのかな
そんなこんなで俺は八神家に住むことになった

326 :19:2007/07/01(日) 16:39:31 ID:aKxNsMnh
投下完了
書くのって難しいなぁ
ちなみに、この未来悟飯の年齢は12歳です

327 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/07/01(日) 17:13:33 ID:Eb0Kusfy
悟飯の強さなら守護騎士全員を同時に相手にしても、勝てるでしょうからパワーバランスがどうなるか楽しみにしています。

328 :ドラゴンボールZ番外編 「悟空さんはとっても強いの!」其之一:2007/07/01(日) 17:50:34 ID:R7/tYdDT
♪〜トゥイスト!トゥイスト!ワンモアセッ!♪
ごくうは暇だったので、家にあったあのビ○ーズブートキャンプを見ていた
(おそらく史郎あたりが買ったのか?)
「はは、これ面白いな〜亀仙人のじっちゃんが好きそうだぞ」
「ごくうさん、みんなで食事するときにいろいろ話してくださいね」
「ごくうさんって武道家なんでしょ?お父さんやお兄ちゃんときっと気が合うの!」
「あぁ。なのはちゃんのお兄ちゃんとお父さんって強いんか?」
「うん!お父さんはボディーガードやってたんだ。剣道するの。お兄ちゃんも剣道をやるの!」
「おら剣はよくわかんねえな〜 如意棒だったら自身あっけど」
そんな会話をしていて、夕食の時間になった。
「なあ、史郎さん、おめえ強ぇぇのか?」
「はは・・・ごくうさんほどじゃ(こいつ相当の化け物っぽいな・・・ちょっと怖い)」
「オラ強いやつ見るとワクワクするんだ!」
「ねえねえごくうさん、ごくうさんはどんな人と戦ってきたの?」
なのはが興味深く質問する
ごくうはクリリンやライバルであり友人でもある人物たち、ピッコロ大魔王やベジータの話をする フリーザのことも
「んでよ、そのフリーザっちゅーやつがとんでもねえ奴なんだ・・・」
「はははは・・・・(絶対試合申し込まれても拒否してやる この人なら指一本でも俺を軽く殺せるぞ・・・)」
恭也は心の中でサイヤ人の潜在パワーに気づいていたのかもしれない
「それで〜オラはサイヤ人なんだ!本当はとんでもなく凶暴になるはずだったんだけど、崖から落ちて頭思いっきりぶっちまって・・・」
「そ・・・そうなんですか・・」
なのは一家はだんだんこの宇宙人に恐怖を抱いてきた


そして就寝の時間。ごくうはなのはの部屋に寝ることに
なのははちょっとだけ「襲われるのでは?」と思っていたが・・・
「ぐがぁぁぁぁぁ・・・・ZZZZ・・・・」
「う・・・うるさくて眠れないの・・・」
こうしてなのはは今晩、6時間しか眠れなかった
小学生には少ない時間だ


今日はなのはは学校がある日だ。
「いってきまーす!」
元気に学校へ向かっていった
一方ごくうは
「なあ史郎さん、ちょっと道場貸してくんねえかな?オラ修行してえんだ」
四郎は悩んだが、上手く理由をつけて貸さなかった
(ごくうさんが使ったら多分壊れる)
ごくうは仕方なくどこかへ行こうとしたが、自分は手伝いをしないといけないのだった
「桃子さん、オラ仕事しねえといけねえんだった。何かやることあるか?
オラ頭使うのより体を使うほうがいいな〜」
「うーん、そうね・・・あっ!!」
桃子はなのはが弁当を忘れているのに気がついた
「じゃあごくうさん、このお弁当をなのはの学校に届けてほしいです」
「おお!わかった!んで、どこにあるんだ学校」
桃子は学校の位置を教える
「そっか、じゃあ言ってくるぞ!」
そういってドアをあけるのだが・・・
ドシュゥゥゥン!!
「え!?」
桃子の目の前で信じられないことが起こった。ごくうが空を飛んでいる
「さすが宇宙人・・・・これから怖いわ・・・いい人なんだけど」




329 :ドラゴンボールZ番外編 「悟空さんはとっても強いの!」其之一:2007/07/01(日) 17:52:24 ID:R7/tYdDT
ごくうはなのはの学校を目指して飛んでいる
「う〜ん・・・オラ地理は苦手だぞ あ!そうだ!瞬間移動があるじゃねえか!
 よ〜し、なのはちゃんの気はっと・・・あっちだ!」
ピシュン!ごくうは瞬間移動をつかった

学校では
(いけない、お弁当わすれちゃった〜あ〜ぁ)
なのはは憂鬱な気分になっていたそのときである
ピシュン!いきなりなのはの席の前にガ体のいい男が・・・もちろんごくうだ
「おぉなのはちゃん、弁当届けに着たぞ!うまそうだなぁ〜」
「・・・・・・・・・」
教室中が静まり返った
「あの・・・君はいったい・・・」
先生が尋ねた
「オラそ・・・」
「あ!ちょっときてごくうさん!!」
そういってなのははごくうを廊下に連れて行く
「あの・・・あんまり目立たれると大変なことになるから・・・
 というかどうやっていきなり・・・」
「瞬間移動だよ!これ覚えるのに一苦労したんだぞ」
「はははは・・・・あんまり瞬間移動は使わないでね」
「なんでだ?もしかして修行?」
「え?ぅ・・・そう、そうなの 瞬間移動に頼らずに自分で歩くことで足腰を鍛えるの・・」
「じゃあ空飛んでくのもダメか?」
「え?空も飛べるの?(デバイスでももってるのかなぁ?)でもまあ、この世界ではあんまり飛ぶのもやめてほしいです」
「そうか〜よし!オラ歩くぞ!じゃあ弁当届けたからまたなぁ〜」
「はははは・・・・」
なのはは教室に戻る
「高町さん、あの男性は・・・」
「エッと・・・し、知り合いのマジシャンです!みんなを驚かせるのが好きなんですよ!」
「マジックにしては凄すぎじゃない?」
「はははは・・・あの人のマジック本当に凄いんですよ」
なのははなんとかごまかす


業後
「なのは・・・あの人いったい・・・」
「アリサちゃん・・・まあいろいろと」
「遊びに行ってもいい?」
え?いいけど・・・あの人いから・・・絶対秘密だよ、あの人のことバレたら大変なことになるから
3人はなのはの家へ行くことに
今日は用事のあったためいなかったフェイトも家にくる

 


330 :ドラゴンボールZ番外編 「悟空さんはとっても強いの!」其之一:2007/07/01(日) 18:06:24 ID:R7/tYdDT
「ただいま!今日はみんなを連れてきたよ!」
「いらっしゃい、さああがって」
「あれ?ごくうさんは?」
ごくうはどうやらどこかへ修行に行ったらしい
そして、フェイトもやってきた
「あ フェイトちゃん!」
4人で遊ぶことに そのとき、ごくうも帰ってきた
「うぉ、なのはちゃんお友達つれて来たんか?はっは、みんなかわいいな〜
 チチの子供のときみてえだぞ!ん?」
ごくうはフェイトを見る
「おめえスーパーサイヤ人みてえだな あ、そうだ!みんなにスーパーサイヤ人みせてやるよ」
「え?」
桃子も含め5人が見る中、ごくうは変身する
「はぁぁぁぁぁぁ・・・・」
すると、家が揺れ始めた いまにも壊れそうな勢いだ
「あわわわ・・・」
「こいつ・・・もしかして敵の一味じゃ・・」
「ちがうよフェイトちゃん、ごくうさんはいい人だよ!」
そんな会話をしてるうちに、揺れは止まりごくうは黄金の戦士になる
一同「うぉー!!!」
一同はごくうの姿に見とれる
「へっへ〜これがスーパーサイヤ人だ!おもしれえだろ?」
「ごくうさん、家が壊れるといけないからスーパーなんとかってのはやめてください・・・」
「あ!わりいわりい、んじゃやめとく!」
そういうと、ごくうは変身を解いた

フェイトはこれを見て、こそこそと話す
「なのは、この人絶対怪しくない?闇の書の関連じゃ・・・」
「そ・・・そんなことないよ、多分・・・」

そんなこんなで今日も楽しく?1日が過ぎていくのだった


331 :ドラゴンボールZ番外編 「悟空さんはとっても強いの!」其之一:2007/07/01(日) 18:11:22 ID:R7/tYdDT
オッス、オラごくう!なのはちゃんたちって実は魔法少女だったみてえだ・・
それでなんか暗い雰囲気なんだ・・・面白い形した巨大な化け物もいるみてえだし

次回、ドラゴンボールZ番外編「魔道師たちの最終決戦!ごくう、ミッドチルダへ瞬間移動」

ごはん「おとうさん、はやく帰ってこないかな〜」


332 :ドラゴンボールZ番外編:2007/07/01(日) 18:16:03 ID:R7/tYdDT
すみません、実質其の2でした
次回はごくうがAsの最終決戦のところに瞬間移動しますんでよろしく

333 :リリカル龍騎 ◆l5ZL/l4pJY :2007/07/01(日) 20:17:41 ID:PAZKvLBz
皆さんGJです

>>機甲都市クロス氏
クロノの腕に英雄とは…空間裁断なんて芸当もやっぱりできるんですかね?
って、ちょ、フェイトさん指名手配って、一体何やらかして…

>>なのはVSボウケン氏
相変わらず大した戦闘描写ですね…
しかし関東大震災を引き起こすほどとは…とんでもないの相手にしましたねフェイト…

>>19
ちょ、半強制的に悟飯が八神家在住に…
…八神家の食費がえらい事になりそうですね…

>>ドラゴンボールZ番外編氏
悟空…とりあえずこの世界の常識を何とか…
次回の悟空を見てどんな反応するか楽しみになってきました。特にヴォルケン

第二十一話の投下許可を頂きたい…
え?「使っていいのは『投下した』だけ」?ジョジョとのクロスでもないんですし…

334 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/07/01(日) 20:18:54 ID:ysiKof1v
許可します!

335 :リリカル龍騎 ◆l5ZL/l4pJY :2007/07/01(日) 20:20:49 ID:PAZKvLBz
一体…何のためにこうやってやり直させたんだ!」
「知る必要は無い。お前達の戦いは、何も変わらない。ただライダー同士で殺しあうのみだ」
 令子達が誘拐された事件、その結末には大きなイベントが残されていた。
13人目にして最強の仮面ライダー『オーディン』が現れるという事態である。
真っ先に彼に向かっていったヴィータはすぐに殴り飛ばされ、他のメンバーも次々と殴り飛ばされた。
ただ一人、龍騎はタイムベントの前の記憶が残っていたため一撃を入れることに成功するが、それも全くダメージを与えられない。
そして龍騎が殴り飛ばされ、今に至るというわけだ。
「いや…変わったよ」
「何?」
「重さが…消えていったライダーの重さが2倍になった!これ以上は増やさない!」
 その言葉とともに、龍騎が立ち上がる。
「人を守るためにライダーになったんだから、ライダーを守ったっていい!」
「城戸…」
 龍騎の言ったことを聞いていたのか否か、オーディンはすぐに去っていった。
「私と戦うのは最後の一人だ。続けろ。戦いをやめるな」

「看護婦さん、フェイトちゃんはまだ…?」
「ええ…まだ目は覚めてないわ」
 数日後、海鳴大学病院。今日もなのはとはやてはフェイトの見舞いに来ている。
体のケガはほぼ完治しているが、目は未だに覚めていない。それが今のフェイトの状態である。
「そう…ですか…」
 やはり残念そうだ。もしかしたら、既に目が覚めていて、驚かせるためにわざと眠っているふりをしているのではないか。
そう思いたくもなったが、現実は非情。フェイトは未だに目が覚めない。

「あ、もうこんな時間や。そろそろ帰らな…」
 時計を見たはやてが言う。現在の時刻は五時。子供はそろそろ帰る時間だ。
「あ…そうだね。それじゃあフェイトちゃん、また来るね」
 そう言ってフェイトのいる病室を出る二人。
帰り際、なのはが見覚えのある人間…秋山蓮を見かける。
こんな時間に病院に何の用…いや、考えるまでもない。一般人の病院への用といったら、見舞いか診察のどちらかしかない。
「…はやてちゃん、悪いけど、先に帰っててくれない?」
 蓮の用事が気になったなのはは、はやてに先に戻るよう言う。
「別にええけど…どないしたん?」
「ごめん、ちょっと用事ができちゃって」
「ふーん…分かった。ほなな」
 なのはの用事とやらを深く追求せず、そのまま病院の出入り口で別れた。
残ったなのはは蓮の後をつける…もっとも、バレバレだが。

第二十一話『星と虎の邂逅』

336 :リリカル龍騎 ◆l5ZL/l4pJY :2007/07/01(日) 20:21:50 ID:PAZKvLBz
 蓮は今、彼の恋人…小川恵理の病室にいる。
小川恵理は数ヶ月前、蓮がライダーになった日からここに入院している。
その日は神崎士郎によるミラーワールドの実験の日。その被検体が恵理だったのだ。
そして実験は成功。ミラーワールドからモンスターの一体…ダークウイングが引きずり出された。
そのダークウイングが放った超音波により、恵理は意識不明となり、今も眠り続けている。
そしてその日、迎えに来ていた蓮が事件に鉢合わせしたのだ。
その時は怒りに任せ、神崎を殺そうとした。だが助ける手段…ライダーとして戦うという手段を知り、神崎からカードデッキを受け取った。
その日から蓮はライダーとなった。恵理を救うために。ダークウイングと契約したのも、恵理を喰わせないためだ。
「恵理…」
 恵理の名を呼んだ。やはり反応は無い。
ふと心電図に目をやる。どうやら問題は無いようだ。
…と、鏡から音…いや、ダークウイングの鳴き声が響いた。まるで「餌をよこせ」とでも言っているかのように。
蓮はその発生源の鏡を見つけ、思い切り拳を叩き込んだ。鏡が砕けるのと同時にダークウイングが去る。

 その後、帰り道にて。
 あの後なのはは蓮に見つかり、事情を聞いた。
モンスターによる意識不明の恋人。それを救うための戦い。それが蓮の戦う理由。
蓮の戦う理由を知ったなのは、その足取りは重い。
「レイジングハート…他のライダーの人達も、蓮さんみたいに大事な理由で戦ってるのかな?」
 不意になのはが足を止め、口を開いた。
『…でしょうね。おそらくは神崎士郎の願いに賭けるしかなくなった人達、それがライダーとなったのでしょう』
「そう…だったら、私達に戦いをやめさせる資格なんてあるのかな…?」
 今のなのはには迷いがある。人を殺してでも叶えたい願い、その中には蓮のように「大切な人を救いたい」というものがあるのだろう。
それを諦めさせてまで戦いをやめさせる資格があるのか、それがなのはの迷いだ。
すると、レイジングハートが口を開いた。いや、口は無いが。
『ならばマスター、あなたは他の12人を犠牲にすることを肯定するのですか?』
「そんな事は無いよ。ただ…」
 なのはがそれを言い終える前に、言葉が中断されることになる。
 キィィィン…
「! レイジングハート!」
『All light.Barrier Jacket standing up.』

 その頃、清明院大学401号室では。
 キィィィン…
 こちらでも例の金属音が聞こえる。というのも、なのはの帰り道の近くにこの学校があるからだ。
こちらではミラーワールドを閉じるための研究をしているというのは前述の通り(第十話参照)。
それを面白く思わない神崎士郎は、たびたびモンスターを送り込み、ミラーワールド封鎖を阻止しようとしている。
そして今回もまた然り。すぐ近くにモンスターが現れた。
「やれやれ、また…ですか」
 香川が呆れ果てたような声で呟く。しょっちゅうの事なのでもはやモンスター襲来は止まらないと半分悟っているようだが。
「そろそろ東條君が向かっているところでしょうか…まあ、彼に任せるとしましょう」

337 :リリカル龍騎 ◆l5ZL/l4pJY :2007/07/01(日) 20:22:42 ID:PAZKvLBz
 香川はそう言って、研究を再開した。事実、近くにいた東條がこの反応の元であるモンスターの元へと向かっている。

 この後、魔法少女と虎のライダーの接触があることを、今知っている者はいない。

 高速でなのはの元へと飛ぶ、緑色のモンスターが一体。名を『ガルドミラージュ』という。
ガルドミラージュはなのはを視認しると、背負った圏と呼ばれる投擲武器を投げつけてきた。
ミラーワールドへと入ったばかりのなのははそれに気付かない。
『Protection Powered.』
 レイジングハートの張ったプロテクション・パワードでようやく気付く。
幸い自動防御で何とか防ぎきれる程度の威力だったから返すことはできたが、その時に隙はどうしても生まれる。
そして生まれた隙を狙い、爪での一撃が飛んだ。それを紙一重でかわす。
「速い…それに、入ってきたのと一緒に撃って来た…」
『おそらく、神埼が本気で潰しに来たのではないでしょうか。
それならば、入ったのと同時に仕掛けてきたのもうなずけます』
 ガルドサンダー、ガルドミラージュ、ガルドストームの三体は、神埼が従えるモンスターである。
それがここにいたということは、誰かを消すためだろう。
そして、入ってきたと同時にかかってきた説明もつく。始めからターゲットとして指定した相手が寄ってきたら、すぐさま仕留めようとするだろう。
「それって…前にフェイトちゃんが言ってた理由なの?」
『おそらくは』
 『ライダーの戦いを邪魔する者達』、それが神埼から見た魔導師達の認識である。
その邪魔をさせないために、他のライダーにも警告を発したらしいが、今の時点ではそのライダーからの襲撃は無い。
…となれば、神崎が手駒を使い、始末に乗り出したとしても何ら不思議ではない。

 …今はそんなことを言っている場合ではない。ガルドミラージュに対処すべき時だ。
「…今はそんな事言ってる場合じゃないよね。レイジングハート!」
『All light.Restrict Lock.』
 捕獲魔法『レストリクトロック』をガルドミラージュの軌道上へと仕掛ける。それから一秒と経たない間にその区域へと入ってきた。
現れた光の輪がガルドミラージュを捉え、動きを封じる。
それを確認し、フラッシュインパクトで叩き落とし、アクセルシューターでさらに追撃。
「やった!?」『いえ、まだです』
 ガルドミラージュはまがりなりにも神崎の手駒だ。アクセルシューター数発で沈むほどヤワではない。
下からガルドミラージュの圏が飛来する。それを何とか避けるなのは。
だが、それこそがガルドミラージュの狙いだった。600km/hの飛行速度を利用し、なのはへと迫る。
慌ててフラッシュムーブで避け、地上にある森へと逃げ込む。それを追ってガルドミラージュも森へと飛び込んでくる。
しばらく森の中で、空を飛びながらの鬼ごっこが続く。するとなのはの目の前に大木が見えた。
「あった!」
 大木を見つけ、自分の狙った手を実行に移すなのは。その手とは、なるべく大きな木の手前で急上昇するという手だ。
これほどの速度ならば小回りが利かず激突する。なのははそうにらんだ。
そして作戦通り急上昇する。ガルドミラージュは狙い通り激突し、その場にダウンする。
後はとどめをさすのみだ。上空からバスターモードで狙いを定める。そして…
「ディバイィィーーン…バスタァァァーーーーー!!」
『Divine Buster Extension.』
 上空からディバインバスターの光が飛ぶ。その光はガルドミラージュを飲み込み、そして消し去った。

338 :リリカル龍騎 ◆l5ZL/l4pJY :2007/07/01(日) 20:23:37 ID:PAZKvLBz
『お疲れ様です』
「ふぅ…」
 ガルドミラージュを仕留め、地上に降りて一息つくなのは。
「それじゃあ、帰ろっか?」
『そうですね。そろそろ戻らないと、心配かけるかもしれませんし』
 そう言って帰ろうとするなのは。だが…
「…えっ?」
 無数の羽――さしずめ羽手裏剣といったところか――が飛来し、なのはを木に固定した。
近づいてくる羽手裏剣を放った張本人。それは先ほど倒したガルドミラージュ同様、神崎士郎の手駒であるモンスター『ガルドストーム』だった。
「まだいたの…?」
 なのはは、今回現れたモンスターは先ほど倒したガルドミラージュだけだろう、そう思い込んでいた。
だが実際は違う。目の前にガルドストームがいるのがその何よりの証明だろう。
そのガルドストームが斧を構え、なのはへと走る。
羽が抜けず、固定されたままのなのは。覚悟を決めたのか、目を閉じた。
…だが、斧がなのはの身を裂く事は無かった。
おそるおそる目を開けると、斧を持った虎のようなライダーが…タイガが目の前にいた。
「仮面…ライダー…?」

339 :リリカル龍騎 ◆l5ZL/l4pJY :2007/07/01(日) 20:25:54 ID:PAZKvLBz
投下終了です
えー…何というか、その…ごめんなさいorz

340 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/07/01(日) 21:16:29 ID:TbPDLAq7
GJ!
あんたの『覚悟』受け取った!

341 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/07/01(日) 21:27:56 ID:t9ioshDA
リリカル龍騎氏GJであります!
このクオリティと文章量、見習いたいものです。

342 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/07/01(日) 21:39:45 ID:v/SSB1hV
リリカル龍騎氏が、前回のラスト部分を毎回冒頭に持ってくるのは、アバンを意識してるのか
今、初めて気がついた

343 :リリカルスクライド//G.U. :2007/07/01(日) 21:48:41 ID:+gg0BC1B
リリカル龍騎氏GJです。
タイガは英雄を目指してるから女性は助けるのかな?
なのはのエクセリオンモードを期待してますw
あ、エクセリオンの使い過ぎでぶっ倒れる話は10歳の時だからダメか

現在最終話の構想練り中……
また長い話になりそうだ(;・ω・)

344 :なのはVSボウケン:2007/07/01(日) 22:36:21 ID:8SMTCjku
>>19
GJ!はやてと同居とは意外。悟飯の一人称が俺なのは未来編だからなんですね。
>>ドラゴンボールZ番外編氏
GJ!悟空wwなのはも大変だなぁ。
>>リリカル龍騎氏
GJ!実は龍騎は未見だったので現在レンタルで追ってる。
こういう複数の人物を同時進行させるのは苦手なんで勉強になります。

2300頃に短編最終話を投下したいと思います。



345 :マスカレード:2007/07/01(日) 22:52:01 ID:vR2/NNhs
>>リリカル龍騎さん

かーなーりGJですよ!

最初に一つ言っておく!俺はかーなーり、タイガが好きだ!笑
いやぁついにタイガとなのはが邂逅しましたね〜
自分、タイガは13ライダーズギアの中で1番好きだったりするんですよw(あれ、前にも言ったかな?

てな訳で、22話にもかーなーり、期待してますw

346 :マスカレード:2007/07/01(日) 22:54:39 ID:vR2/NNhs
>>345
連レスすいません、ミスです……

〇 13ライダーズ
× 13ライダーズギア

スレ汚しすいません

347 :フェイト外伝――月下光影―― :2007/07/01(日) 22:58:46 ID:8SMTCjku
「朧の当主、そして魔導士の小娘。一筋縄ではいかぬわ」
ヒルコは空中に浮遊し、少女と忍はそれを見上げている。
この東京に黄金城より高い建物はない。
誰よりも高い所から、この男は全てを見下している。
友と家族を守る為、一族の仇敵を討つ為。
その為に、彼らは戦う。
たとえどれだけ高かろうとも、刃を以って地に降すのみ。


フェイト外伝――月下光影――
最終話『暁光』

「こちらも本気でいかせてもらおう!」
ヒルコは舞台に札をばら撒きだした。
それは陰陽の式符。
すぐに自らの意志でひらひらと動き、火球を吐き出した。炎を纏って突進してくるものもいる。
「これだけではない!我が力、大地を揺るがす!」
ヒルコの頭上に浮かび上がった呪符と同じ紋章から緑の球体が放射状に数発、発射された。
フェイトと秀真はそれを左右に跳びかわし、ヒルコに接近する為に前へと駆ける。
「まだまだ!我が力、天空を貫く!」
三連の雷が降り掛かる。
一撃目は遠く、二撃目は近く、そして頭上の三撃目を更に前へと跳んで回避。
――息が苦しい。
全身が緊張している。
前後左右からも式符達が火球を飛ばす。
一秒でも立ち止まれば、それを受けることになるだろう。
そして、一撃でも受ければ、もう次を回避することは難しい。
立ちはだかる式符を斬り、ひたすら前へ、ヒルコへと駆ける。斬られた式符は炎を発し消えていく。
(でも……まだやれる!)
高速の世界の中でフェイトは不思議な興奮を覚えた。
それはスリルに似た緊張感。
全身の感覚が研ぎ澄まされている。早鐘を打っているはずの心臓さえ、ひどくゆっくりと動いている。
避ける度に、その感覚は大きくなっていく。
目に映るもの全ての軌道が見えている気さえした。


348 :フェイト外伝――月下光影―― :2007/07/01(日) 23:00:04 ID:8SMTCjku
「我が力、万事を止める!」
ヒルコへと近づいた二人へ、ヒルコの紋様から高速で氷塊が撃ちだされた。
左右からヒルコに迫っていた秀真とフェイトは、その声に同時に跳び、空中で重なる。
「ハーケン――」
氷塊が届く直前、フェイトは秀真の身体を蹴って跳躍。空中で姿勢を入れ替えヒルコの背後へ回る。バルディッシュはカートリッジをロードし、その威力を増す。
「はぁっ!」
印を結んだ秀真は正面から氷塊を受け止める。
『火焔』による爆炎と氷塊はほぼ互角だった。
「スラーッシュ!!」
『Haken slash.』
一撃目よりも強靭となった刃は確かに結界ごとヒルコを切り裂く――はずだった。
だが、その刃は結界に阻まれた。
「そんな!?」
どれだけ力を入れても、傷一つ付けることができない。
ヒルコはゆっくりと両手を二人へ向け、そしてその手が光った。

「冥府彷徨う魂魄よ!その嘆きを我が力に!」
呪文と共に、白く太い光の帯が扇子から放たれる。
閃光は熱を持って、秀真とフェイトを包む。
「ぁぁあっ!」
「ぐぅっ!」
光に押されて、フェイトも秀真も錐揉み状態で床に転がる。
「くぁぁっ!腕がぁ……!」
左手に激痛が走った。
冥府彷徨う魂魄――ヒルコの取り込んだ膨大な死者の魄。
永遠にヒルコの体内でもがき苦しむ無念が、怨念が、フェイトの身体を、心をも蝕んでいくような――。
焼けるように熱い左手を押さえてのたうち回る。光を受けた左手はすぐには動きそうにない。
(バルディッシュが……ない!?)
光を受けた際に飛ばされたのだろう。
痛みを堪えて周りを見回すと、倒れた秀真の近くに転がっていた。
比較的、大きく移動していないフェイトに対し、秀真は直撃を受けたのか欄干の近くまで飛ばされている。


349 :フェイト外伝――月下光影―― :2007/07/01(日) 23:01:25 ID:8SMTCjku
(術を使ってたから……移動できなかったの!?)
気を失っているのだろうか。秀真はピクリとも動かない。
「ふふふはははは!貴様らの手の内などお見通しよ。奴が悪食を収めて突っ込んでくるのだからな。結界を背後に集中するなど造作もない!」
秀真は、それでも全く動きを見せない。
死んでいるとは考えられない。いや――考えたくない。
「止めをくれてやろう!我が力、万物を焦がす!」
ゆっくりと大火球が秀真へと落ちていく。
「くっ……」
ようやく目覚めた秀真が身体を起こした。
「逃げてぇ!早く!!」
だが、彼は逃げようとはしなかった。
或いは逃げられないと判断したのかもしれない。
「ぐぅぅぅ……!」
痛みに堪え、呻き声を上げながらバルディッシュへと腕を伸ばし、フェイトへと投げ渡した。

爆音が静まり、煙が晴れる。
「あぁ……」
そこにはバラバラになった欄干の燃えカスと、血の跡だけ。
フェイトには呆然と見ていることしかできなかった。そして今は――嗚咽を漏らすことしかできない。
「ふっ。主は潰れようと、悪食はこれしきでは折れまい。悪食を回収してこい」
ヒルコは秀真の落ちた方向へ、大量の式符をばら撒いた。
「万に一つ、生きてるようならその始末もだ」
振り向いた顔はやはり笑っていた。それは"勝利を確信した"笑み。
「奴が気掛かりか?まだ生きているかもしれん。そこから降りて助けに行ってもいいぞ。くくくっ」
バルディッシュを握ってなんとか立ち上がるが、バランスを崩して欄干へ寄りかかる。
下を覗くと、そこ何も見えない奈落。
(こんなところから……生きていられるはず……ない)
それを考えると力が抜けそうになる。
戦意が砕けてしまいそうになる。
――東の空からは、徐々に朝日が顔を出そうとしていた。



350 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/07/01(日) 23:01:39 ID:eHCiPxDg
ふと思った。俺はマスカレード氏の作品と
リリカル龍騎氏の作品のクロスが見たい。
いや単になのはと龍騎&平成ライダーのクロスじゃなくリリカル龍騎の
世界観とマスカレードの世界観でのクロスが見たいと思ったんだ。
調度マスカレード氏の作品にはまだ龍騎が本格参戦してないし。
二大巨匠夢の共演みたいな。
まぁ無理な話か・・・

351 :フェイト外伝――月下光影―― :2007/07/01(日) 23:02:32 ID:8SMTCjku
(あ、炎……)
朝日に気付いて顔を上げると、東京の街を包む炎が見えた。
真っ直ぐに城へと伸びる炎。
それは彼が、通ってきた道。
(そして私が追った道……)
それは彼の戦いの証。
(そして私の戦う理由……)
この炎はやがて全てを焼くだろう。日本、いやそれ以上かもしれない。
(炎の伸びる先は……)
そしてその中にはきっとあの街も入っている。
(海鳴市……!)
ようやく自分の目的を思い出した。
左手が動かないだけで、まだ戦うことはできるはずなのに。
フェイトは、全身に力を入れて振り返る。身体中の激痛も気にならない。
「どうした?奴を追うのは止めたか?」
フェイトは、小さな身体を広げて炎を隠すように立った。
「はい。私は私の成すべきことをします……!」
答えたその声と眼には、弱弱しさはもう微塵も感じられない。
「行くよ。バルディッシュ……!」
『Yes,sir』

光に全身が包まれ、フェイトは装甲を極限まで削ったソニックフォームへ変貌する。手首と足首には光の羽が生まれた。
右手に握られたバルディッシュは鎌の形態から大剣、ザンバーフォームへ。
フェイトは静かに閉じた目を開く。
「流石……!」
『Thank you, sir.』
空中へ舞い上がり、しっかりとバルディッシュを構えた。
「ほぅ……その武器、益々興味が湧いた」
これまで余裕で見ていたヒルコも警戒して構えを取る。
強く握ると左手に激痛が走る。それは感覚がまだある証拠だ。
一晩中戦ったせいか、そう長くは戦えそうにない。魔力もあまり続かないだろう。
「はぁぁぁぁ!」
バルディッシュを身体ごと振り下ろす。
前よりも明らかに大振りなはずの大剣は、数倍のスピードでヒルコへ迫った。
「何っ!?」
転移してかわすヒルコを追い詰めるように、何度も何度も大剣を振るう。


352 :フェイト外伝――月下光影―― :2007/07/01(日) 23:03:44 ID:8SMTCjku
振る度に刀身を伸ばす刃は、これまでヒルコの術でさえ傷一つ付かなかった舞台を紙のように切り裂いていく。
「小癪なぁ!!」
ヒルコは転移を繰り返し、式符を撒く。
だが、式符の放つ数十の火球も今のフェイトには全て見える。

(いける……!)
再び、あの感覚が戻ってきた。
確実に追い詰めている実感と共に。
転移を繰り返すのは、受け止められないと予感しているからに他ならないはず。
「我が力、万物を焦がす!!」
特大の火球。秀真を落とした火球は威力こそ大きいものの、スピードは緩慢なもの。
そんな物を今のフェイトに放ったところで避けることは解りきっている。それなのに、何故?
その答えはすぐに解った。
「我が力!止めよ!揺るがせ!貫け!」
炎、氷、地、雷――全ての術の同時発動。
空にも多くの式符を並べ、一斉に火球を放つ。
正面、左から氷塊、雷、大火球、地の弾。上下からは式符が固まって突撃してきている。たちまちフェイトの目の前に弾幕が張られた。
ソニックフォームを封じるには効果的な手段。
唯一の抜け道は大火球と地の弾の間。
僅かに開いた隙間だが、身体を捩れば突破できるはず。
少しの間――といっても今のフェイトの感覚では一秒にも満たなかったが――考えたフェイトは戦いの雄叫びを上げ、
「はぁぁぁぁ!!」
抜け道を"選ばなかった"。

特大の火球に向けて突撃するフェイト。
火球は爆発しなければダメージは大きくはない。
しかし、爆発すればソニックフォームでは確実に致命傷になる。
(これは賭け……)
ギリギリまで身体を反らしながら大火球と雷の間を飛ぶ。
(一つは、爆発する前に通れるか……!)
左手で熱を少しでも防ぐ。一瞬、全身が業火に包まれる。
フェイトが火の粉を散らして駆け抜けた瞬間、火球が爆ぜた。


353 :フェイト外伝――月下光影―― :2007/07/01(日) 23:04:55 ID:8SMTCjku
熱風が肺を焼きそうになる。自慢の金髪が焦げ臭い。
とはいえ、そんなことは気にしていられない。
フェイトのすぐ右を白い光が掠める。抜け道を選べば直撃は免れなかっただろう。
閃光を放ったヒルコは信じられないような目でフェイトを見ている。
(そして、もう一つは罠の存在……!)
そこに確かな隙を見つけた。
フェイトは身体を思い切り捻らせ、バルディッシュを振りかぶる。
カートリッジは全弾ロード。

「撃ち抜け!!雷神!!」
『Jet Zamber』

全力全開の一撃。
輝く光刃は、舞台を遥かに上回る長さでヒルコを薙ぎ払った。
勢い余った刀身は、黄金城の天守の屋根を切り崩す。
「やった……?」
効果を確認する間もなく、フェイトは崩れ、落ちていく。
全ての力を注ぎ込んだ一撃の後に、もう飛ぶ力すら残っていない。
(飛ばなくちゃ……でも、眠い……)
全身から力が抜けていく。魔力を抑制された空間での連続戦闘は、本人の思う以上に力を奪っていた。
それでも不思議と、満足気な表情をしている。
崩れていく舞台の音以外には何も聞こえない。
フェイトはゆっくりと意識を失おうとした――。

「小娘がぁぁぁ!!」
「かはっ……!」
背中の熱と痛みで意識が覚醒する。多分、背中を斬られた。
それでも力が入らないのは変わらない。
首を動かして背後を見る。
フェイトの下を墜ちているのは産土ヒルコ。垂は切り裂かれ、狩衣は破けており、初めの優雅さは見る影も無い。
「まだ力が入らんが……貴様が潰れるまでには飛べる!奴の後は貴様が……追……え?」
ヒルコの声が途切れ、驚きに目を見開く。
それは彼女が笑っていたから。
それは諦めではなく、"勝利を確信した微笑み"。


354 :フェイト外伝――月下光影―― :2007/07/01(日) 23:06:09 ID:8SMTCjku
フェイトはヒルコを見てはいなかった。彼女が見るのはその更に下。
ぼやけた目でも見える。
――小さな炎が明滅していた。
その炎は何度も点いては消えながら、近づいてくる。
やがてぼんやりと浮かぶのは、朧月の下で出会った四つ目の獣――。

――獣は跳ぶ。崩れゆく城を足場にしながら。
青く光る目の全貌がやがて見えてくる。
――獣は駆ける。殺した獲物を蹴って。
それは目でなく鉢金の飾り。
――獣は喰らう。紅き牙に蒼の光を宿らせ。
それは牙ではなく、斬ったものを喰らう妖刀。
――忍は斬る。己が一族の仇をこの手で討つ為に。

秀真は跳び、フェイトは微笑い、ヒルコは振り向く。
空中では秀真の動きは制限される。だが、フェイトの崩した城が、ヒルコの放った式符が、彼の高速での跳躍を可能にしていた。
あの光を直撃してもなお、その動きは鈍っていなかった。
それはまさしく風――これまでよりも遥かに速く、残像は既に数え切れない。
ヒルコが振り向く間に、秀真は高速で昇ってくる。フェイトにはヒルコの動きだけが緩慢に見えた。
ヒルコが完全に振り向き、その姿を認識した時――
既に魔刃はその胸に深く突き立てられていた。

ヒルコは身体を震わせ、胸に突き立った刀を引き抜こうとする。力が入らないのか何度も同じ動きを繰り返そうとして止める。
刀は真紅に染まっていた。それは血ではなく、ヒルコの身体に大量に蓄えられた魄。
悪食は急激な勢いで魄を吸い上げ、ヒルコも急激に老いていく。
それは久々の御馳走を貪る獣と、その獲物。自ら鍛えた刀に喰われた愚かな老人。
やがてヒルコは諦めたのか、腕を弛緩させる。
「所詮、儂も貴様も……時代に取り残された存在よ……」
そう言い残し、ヒルコは悪食へと消えていった。
フェイトは、誰かに抱きかかえられる感触を感じた。マフラーに鼻をくすぐられて眠気がぶり返してくる。
(駄目、また……眠く……)
顔に暖かい陽光を感じながら、フェイトは意識を失った。


355 :フェイト外伝――月下光影―― :2007/07/01(日) 23:07:11 ID:8SMTCjku
「……て!起きて!フェイトちゃん!」
誰かに呼ばれる声にフェイトは目覚めた。目を開くと光が差し込んでくる。
眩しくて瞼を持ち上げられない。
「……なのは?」
「うん!そうだよ、フェイトちゃん」
「うちもおるよ!」
「はやて……?」
名前を呼ぶと左右から声が返ってきた。とても懐かしい気がする声。ほっとして涙が出そうになる。
「大丈夫?フェイトちゃん、起きれる?」
「うん……大丈夫……ちょっと熱っぽいだけ」
身体を起こして目を開けてみると左右には、なのはとはやてが心配そうに覗き込んでいる。
周りはすっかり朝。自分は公園らしき場所でベンチに寝かされていた。
少し離れた所には崩れた黄金城が見える。
服は夜出た時の私服に戻っていた。バルディッシュもちゃんと手元にある。
「あれ?あれ?」
しかし周囲を見渡しても、彼の姿だけは見当たらない。
「ねえ、なのは。私の近くに誰かいなかった?」
彼女は首を振った。
「ううん。私達は見てないよ。私達が来た時には、フェイトちゃんがこのベンチに寝てて」
「そう……」
彼は自分に黙って去ってしまったのだろうか?たった一晩とはいえ、気持ちが通じた気がしたのは自分だけなのかと思うと寂しく感じる。
「あ……」
俯くと、濡らした紅いボロボロのマフラーが膝に落ちていた。額に触れるとひんやりと冷たい。
左手にもそれを裂いた布が巻かれている。その下は少し火傷になっていた。
「あの……フェイトちゃん。ごめんなさい!」
「どうして謝るの?」
「うちらが手間取って明け方に辿り着いたもんやから……フェイトちゃんだけに戦わせてしもうて」
フェイトは嬉しくなった。自分が皆を守れたんだ、と。
涙が堪え切れなかった。
「ううん、いいの。一緒に戦った人がいるから」
彼は確かに傍にいてくれた。このマフラーがその証拠。


356 :フェイト外伝――月下光影―― :2007/07/01(日) 23:08:22 ID:8SMTCjku
「え?誰なの?それ」
「内緒」
いたずらっぽく笑ってフェイトは舌を出した。
「さ、帰ろう。多分すっごく叱られるだろうけど」
でも、その後できっと抱き締めてくれる。
フェイトはいつの間にか外れていたリボンの代わりに、左手の布で髪を括ってみた。
「そうだね。帰ろうか」
ふと、気配を感じた。だが、辺りを見回しても誰もいない。
「フェイトちゃん、どないしたん?」
影はいつも傍らにあるのだ。たとえ、それが夜の闇の中でも。
「ううん。何でもない」
輝く太陽は、笑いあう少女達を照らし続けていた。

目覚めたばかりの太陽は、まだ街の隅までは照らしてはいない。
暗闇に佇む青年が一人。
歳は二十と少しくらいだろうか?短い黒髪と童顔のせいか若く見える。口元を覆う物はもう、無い。
背中の悪食はいつの間にか眠っていた。魄を吸って目覚め、魂を吸って眠る妖刀。
ヒルコには魄のみでなく、大量の魂も詰まっていたのかもしれない。優先して魄を吸った後に魂を吸ったのか――。
理由は解らない。
光へと歩いていく少女を、祝福するように青年は微笑んで見送っている。
彼女には共に過ごす仲間もいる。迎えてくれる家族もいる。
彼女は確かに"光"を掴んでいるのだ。
柱にしがみ付いて式符をやり過ごし、力尽きるのを待つばかりだった青年。
彼に駆け上る力を与えてくれたのは、彼女が放った光だったのだから。
もう二度と逢うこともないだろう、一度も名前すら呼び交わさなかった少女。
光が輝いているからこそ、自分は"影"でいられる。朧として光を守る意味を見出せる。
自分には他の生き方はできない。忍としての生き方しか――。
彼女の姿が見えなくなると、青年は光の届かぬ内に闇へと消えていった。

陰と陽。光と影。
相反しながらも、隣に在るもの。されど、決して混ざり合わぬもの。
それがこの世の理である。
だが、全ての理が歪む結界の中で、両者は確かに交差した。
光は影に自分を重ね、影は光に憧れた。
やがて暁は再び光と影を分かち、少女と忍の戦いに終わりを告げる――。

(完)


357 :なのはVSボウケン:2007/07/01(日) 23:10:07 ID:8SMTCjku
本編そっちのけで始めた短編もこれで終わりです。原作では秀真は生死不明。
後半は読み返すとかなり恥ずかしいけど、敢えて微調整のみで。
元々「すげー。あの忍者、昇りながら戦ってる」をやりたかっただけなのですが、色々反省も多かった。
ラストステージ以前を端折ったせいで唐突なラスボスになってしまい、知らない人にはさっぱりですみませんでした。


358 :ジョジョクロス『愚者の書』:2007/07/02(月) 02:16:58 ID:hWmYXq4U
このスレ、良作がたくさん投下されてるのにレスが少なくてちとサビシス…
そう感じてしまうのは、俺が某ジョジョスレ出身だからなのだろうか?
あそこ毎日祭りだしなぁ…w
内容が多彩なだけに、元ネタ分からずにコメント出来ないのもあるけど
みんなGJなのは『言葉』ではなく『心』で理解出来るッ! グッジョブのG!

>リリカル龍騎
龍騎は平成ライダーの中でわが青春の一つ。否応なしに燃えながら呼んでます。
蓮がここででもテラセツナス。
出来れば、なのはに話すシーンは省略してほしくなかったです。その後に展開でぶっ飛んだけど。
一番やべえライダーキタコレ! タイガはヤバイ。人のいいなのははあっさり騙されそうw
タイムベントによる未来知識も、もう効果切れたしね。
ヤツの不意打ちスキルは異常。逆に言えば真正面対決だと結構弱っちいんだけどwwwフルボッコフラグwww

>フェイト外伝
すげえ、あの忍者、昇りながら戦ってるぜ…。
元ネタはプレイした事ありませんが、おもわずやりたくなるような興奮ものの内容でした。
アクション苦手だけど、本当にやってみようかしら。
ここで初めて知ったけど「悪食」の設定が燃えますね。

359 :リリカル犬狼伝説:2007/07/02(月) 02:52:58 ID:4ZaPBXn6
>>172
理由……
三次元で起きる様々な問題に激しい負の感情(怒り憎しみ妬み恨み)を抱き、
その負の感情を逆に、起爆剤にして勢いをつけたのだッ!
すなわち……マイナスエネルギーを用いたブーストカートリッジ・システムッッ!!
森羅万象全てをクロスネタに使うモノにとっては必須装置である(大嘘
>>176
アルフとザフィーラは、ティアナヴァイス、エリキャロなどオレにとって理想のカップル。
いつか書く!絶対に書く!書きたいんです……orz
>>200
影響をうけてくれて嬉しいですw
早速ですが
> バ―――――z______ン!

>>203氏の┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨ ┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨
を使わせてもらって『書いた!』
>>283
グッド!
>>296
ありがとうございますw!


360 :リリカル犬狼伝説:2007/07/02(月) 03:07:31 ID:4ZaPBXn6
>>なのはStS×デモベ 氏
良い感じです!デモベよりも原典のHPL神話(俗に言う『原神話』)により近いですね。原神話になると邪神の姿見ただけで発狂とかあって困るw
>>リリカル龍騎 ◆l5ZL/l4pJY 氏
一太郎はスバラシイ……しかし、ワープロの誕生でコンピュータ業界が育たなかったと言われたり言われなかったり
>>マスカレード 氏
あいかわらず戦闘シーンがいい感じですねw
>>230
おいwwwwwwwww
>>機甲都市クロス 氏
ベルシン、買ったはいいが完読していないorz
>>白き異界の魔王 クロス先:ナイトウィザード 氏
続きまってますぜえ!
>> ドラゴンボールZ番外編 氏
食費がwwwww
>>284
どうしてもザフィーラの立ち位置が気になるw
>>なのはVSボウケン
原作は未見だが楽しめる!!

しかし、感想書くだけでも2レス要するとは、とんでもないサイトだw

そして!3時半に書き込むぞ、ジョジョオォッ!

361 :リリカル犬狼伝説 もはやリリカルなのはSSではない:2007/07/02(月) 03:32:43 ID:4ZaPBXn6
【真のクロス職人の巻】


     ワムウ

★ 年齢―1万年と2千年さい(8千年過ぎてもクロス作品を愛してる)

★ 出身地―埼玉県(推定・近所に少女A、シンノスケの存在などから)

★ 身長―197cm   ★体重―115kg

★ 性格―二次創作文芸に生きがいを持ち、読み手を喜ばせることの充実感を至上のものとする。
      肉体・精神ともに真のクロス系SS作家

★ 必殺流法―「風」
         ●神砂嵐  ●透明になれる(空気の膜で光を屈折させ匿名掲示板などで本領を発揮する)
           ●他の作品と一体化できる  ●設定を自由に変形し組み合わせられることができる

  ★家族―謎  一般人とは別に進化してきた知的生命体
           いつどこで種を発生し 仲間はどこへいったのか?不明

★ 弱点―太陽の光=波紋の生命エネルギー(魔法少女の笑顔=ぬこ等モフモフした生き物)

★ 好きな色―コバルトブルー

★ 好きな物―吸血鬼と化した人間が送る「GJレス」 

★ 睡眠時間―2000年(つまりッ!逆に言えば今後2000年は確実に深夜帯アニメが観れるッッ!!)


362 :リリカル犬狼伝説:2007/07/02(月) 03:33:56 ID:4ZaPBXn6


  ギャリギャリギャリ ワーワーワー

吸血鬼(会計係 メルブラ派)「みろ!ワムウ様の顔を!汗だくで土気色だ…まなざしも……どこをみているのか……うつろだぞ……両腕もダラリとしたまま筋肉に力がないッ!」
ワムウ「ま…まさか。こんなことが……なぜ…そんなバカな」ブツブツブツ

  ┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨ ┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨ 

吸血鬼(設営係 Fate派)「おい!どうする。スレは2週目に入るぞッ!早く次の武器を設定しないと!」
吸血鬼(掃除係 怪物王女派)「し…しかしワムウ様があんな状態で新しい武器をセットしてもいいのか。戦えるのかワムウ様は!?」

  ┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨ ┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨

カーズ「無理もあるまい…よりによって自慢の『神砂嵐(これが題名なんです!)』の最中に成人向けの波紋をくらったのだ。
    今…ワムウの数千年積み重ねてきた「自信」と「誇り」がくずれ散った…。
    歴戦を勝ち進んで来たクロスSS職人としての無言の迫力も消し飛んだ!
    さぞショックであろうなァ〜〜〜〜〜〜。
    だがかまわぬッ!早く新しい武器を出せいッ!」
  
吸血鬼(炊き出し係 とらハ派)「は!カーズ様から命令の合図だッ!カーズ様がそうしろとおっしゃるなら」
カーズ「フフフ……」
リサリサ「…………」

吸血鬼(印刷係 ヘルシング派)「第2週目の武器はッ!蒼い狼!動物形態のザフィーラぬいぐるみ!ぬいぐるみは大小の二種類のうちいずれかを選ぶッ!!」

カーズ「ワムウとてまともにくらえば美少女ネタが爆裂して吹っとび、コナンといった筋骨隆々な漢達が活躍するハードファンタジー物語ができてしまう威力のぬいぐるみ!
     ましてあのぬいぐるみがあれば、ザフィーラネタを作るに対し有効であろう」

JOJO「こ……今度は!お……大っきい方と小っちゃい方があるのかよ」

カーズ「リサリサ…おまえは今こう考えているな。「ワムウは今…書き込める精神状態ではない……だのになぜこのカーズはこんなに自信たっぷりにぬいぐるみを設置したのだろう」。
     理由をいおう。それはワムウが真の職人だからだよ……。ワムウはあのコーナーにいくまでに、
今のショックから立ち直れる精神の強さを持っているのをおれは知っているのだから……」

ゴーーーーーーッ!

 一流のスポーツ選手には「スイッチ・ウィンバック」と呼ばれる精神回復法がある!
 選手が絶対的なピンチに追い込まれた時、それまでの試合経過におけるショックや失敗、恐怖を、スイッチをひねるように心のスミに追いやって、闘士だけを引き出す方法である。
 そのときスポーツ選手は心のスイッチを切りかえるため、それぞれの儀式を行う!
 「新必殺技を繰り出す」  「過去回想シーンに入る」 などである。
 ショックが強いほど特別な儀式が必要となるが…………!


363 :リリカル犬狼伝説:2007/07/02(月) 03:35:10 ID:4ZaPBXn6

 ワムウのスイッチはッ!

   グググーー
   手元に開いていた手帳をッ!

JOJO「な…なんだァ〜〜〜?あいつはッ!何をしているんだッ!?」

吸血鬼(準備会申し込み係 ニトロ派)「ワ……ワムウ様が自らのNOTEを!自らのNETA・NOTEを!!」

   バ―――――z______ン!

吸血鬼(準備会申し込み係 ニトロ派)「閉ざしちまったァ〜〜〜〜〜」
JOJO(ゾゾォーーー)

ワムウ「ヌウウウ!!な…なまじ過去に思いついたネタにたよっていたから……ヤツに虚をつかれた!
これからは己の黒歴史に頼らず、読み手が求める『風(需要)』だけを感じてクロスを創ろう」

リサリサ「ううッ!」
カーズ「NOTEを閉ざして心のスイッチを切り替えたか…。ワムウにはもはや精神上の弱点はない…………。
そしてワムウはあの触覚(子犬ザフィーラ)で『風(需要)』を感じる……。
    やつは己のネタ以上に、スレ住人が発する『風(需要)』を見るのだ!!」
JOJO「だ…だからどうだってんだよ…NOTEの二冊くらいどうだっていうんだ。それくらいで気圧されてたまるかーーーーーッ!!
     おれたちはシーザーを失っている(種・種死SSへと逝ってしまった!)!それにくらべりゃあ、てめーのNETA・NOTEぐらいくだらねーぜッ!」

吸血鬼(印刷係 ヘルシング派)「さあ〜どっちのぬいぐるみを」
吸血鬼(HP運営 美夕派)「とるねえ〜〜〜〜〜〜〜?」
JOJO「きくことかァーッ!当然じゃあねーか!!」

  ガシィッ

JOJO「でっかい方にきまってるだろーッ!抱き心地がちがうしなによりもカッコイイぜぇーーッ」
吸血気(印刷係 ヘルシング派)「ククク」
吸血鬼(HP運営 美夕派)「ククッ」
吸血鬼(印刷係 ヘルシング派)「たしかに…抱き心地はいいよな」
吸血鬼(HP運営 美夕派)「うん、抱き心地はな…」

  グオオッ  ド  ガシィッ
  小っちゃい子犬ザフィーラを優しく優しく手に取るワムウッッ!!

JOJO「うっうう!こ、これは!このぬいぐるみは!書けねえ!手に取ったとたん、新たに生まれたネタが、いままで書いてきたネタをジャマするッ!
     お…おれの構成力でこの発生したネタを、今書いてる作品に応用できるのかッ!
     ダイゼンガー七式(オリジナル 防御力に特化させている)に乗せたザフィーラを動物モードに戻せねえええ!!」


364 :リリカル犬狼伝説:2007/07/02(月) 03:36:39 ID:4ZaPBXn6

  吸血鬼がギャハハハと笑う

吸血気(印刷係 ヘルシング派)「よくばりィィィ〜〜〜〜〜〜〜。よくばり者めが〜〜〜。
                    普通のクロス職人でも創作中に思いついたネタを抑えるのに、血涙を流しながらこらえるほど強いのによお〜〜〜っ。
                    しかも、お前のSSは10作品以上がクロスする、いわゆるカオスクロス!
                    ましてや、天然素材使用で触り心地バツグン特注品ぬいぐるみの大きいほうを選んじまって、
                    よくばり者は損をするとはこのことなりィィィ」

   ググギギギギ
   ワムウが子犬ザフィーラを頭に載せながら凄まじい力でタイピングする! 
   
ワムウ「最初のネタレスで『風(需要)』をつかむ!!」

   ドンッ ボゴオッ
   絶妙のタイミングでワムウが投下した1レスネタ(主人公は、当ッ然ッザフィーラッッ!!)に次々と反響が沸き起こる!!

ワムウ「今ので住人が求めているジャンルはつかんだ。次でかならず(住人のハート)を仕留める!!」
JOJO(や……やばい!ど……どうやってこのネタを使うか!?)


  自らの黒歴史を絶ったワムウはッ!
  住人が求めてやまない『風(需要)』の動きをよみ!
  ROM専の囁きを聞き!
  レーダーのように最近の流行作品のうねりをとらえるのだ!!

  JOJOは!
  どうしても思いついたネタを使えないまま、
  ポセイダル・バッフクラン・バルマー・宇宙怪獣・プロトデビルン・地球の六つ巴の戦いに、ゲスト三将軍を参戦させることでお茶を濁していた。


JOJO「ググ!」 

  ギリギリギリギリ   ビチィッ

JOJO「うあああああぁ」
 
  ぬいぐるみから発生したザフィーラネタが肉にくいこみ、血が吹き出てきても使うことができなかった!

  ┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣

ワムウ「ぬうう」
吸血鬼の皆さん「ブッ飛ばせーーーッ!!こな微塵にしろーーっ!!」


365 :リリカル犬狼伝説:2007/07/02(月) 03:50:30 ID:4ZaPBXn6

   ゴオ…  ゴアァッ

吸血鬼の皆さん「ワムウ様はなぜ投稿しないんだーーっ!!さっきからずっと(JOJOのジャンルの)180度のままプロットを書き続けているだけだぞーっ!
        はやく投稿してくださいーッ!」

JOJO「や……やはりな……おれの作品の「熱風」で奴の思いついたネタの立ち位置がわかりにくくなっているんだ。
     この対称点上、燃えの反対側にいるかぎり奴はサイトに書き込めねえ!ネタが被っちゃあ新鮮味がねえからな!
     このまま時間をかせいで、なんとかこのネタを組み込むことを考えなくては!」

カーズ「甘いな。あのワムウの前では……」

   グオオオオオ

ワムウ「ぬ〜〜〜〜〜っ」

吸血鬼の皆さん「お…おい。な…なにをしているんだワムウ様はッ!?」
吸血鬼の皆さん「ゲッ!ゲーーーッ!ワ…ワムウ様がどういうつもりか『マブラヴ・オルタネイティブ』をネタに書き始めたぁッ!」

カーズ「JOJOのジャンルの位置は常にワムウの180度対称点上でしかも"燃え"のそば!
    つまり!逆にワムウにどんなネタで書かれているか教えるようなもの!
    それに気がつかないとは愚か者がァ…………」
リサリサ「あえてJOJOと同じ系統の作品とクロスさせることで、JOJOを応援する住人(の心)を狙撃するつもり!」

JOJO「オルタネイティブが持つ『欝展開』を利用してはじいたァーーーッ!なにーーーッ!奴の作品がうしろから!」

  ギュロロロロォ  ドッゴオォ  メリャメリャメリャ
  魔法少女リリカルなのはクロスには絶対にありえない"ハード"そして"ダーク"なシリアス展開!!
  そして主人公がザフィーラッッ!!
  そして、ああ、ついに!「良いオルタクロスがあると聞いてPINKから来ましたw」という書き込みが!

リサリサ「JOJO……!!」
吸血鬼の皆さん「やったーーーーッ!」

ワムウ「プロットを練りつつ、きさまの作品を読んでいたのだ。住人(のハート)をうまいタイミングで仕留められる絶好のタイミングをな!
    『風(需要)』の流れは感想レス以上にタイミングを教えてくれる」

カーズ「まずは前半の掲載で住人の全てを得ることはできなかったが…他板のSSサイトでも紹介されている所をみるとかなり掴めたな。
    とどめをワムウ!ただしそのJOJO、あくまで抜け目のない男…最後の最後に、なんぞ仕掛けてくるかもしれぬ。用心して書きこめいッ!」

   ┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨

ワムウ「仕掛けてくるかッ!」
JOJO(ザフィーラネタが、ワムウいまさっき載せた作品を"参考"にしては…はまったぞ…。ワ…ワムウも誰も気付いてないようだ…。
     悟られてはまずい…この感想の流れではヤツを倒せねえ…もっと……もっと感想の書き込みが来てからだ…)


366 :リリカル犬狼伝説:2007/07/02(月) 03:53:20 ID:4ZaPBXn6

吸血鬼(資材係 水木しげる派)「やっちまえーーーッ!!ワムウ様―――ッ!!」
JOJO「い……いまだ!」
ワムウ「ぬう〜来るかッ!」
JOJO「くるな〜〜〜。まだ載せないでくれーっ!おねがいだー、たったすけてくれーーっ!!」
ワムウ「きさま…」
JOJO「ワ、ワムウ……へへ……そこでおめーのつ…次のセリフはこうだ……『リリカルなのはクロスSSを侮辱するなJOJO』」
ワムウ「おれの前でリリカルなのはクロスSSを侮辱するなJOJO!!   はっ」
JOJO「前半とはいえ長編SSを一気に載せて、しかも感想レスが膨大だからなあ……おめー。見てみなもうスレ容量が尽きるぜ」
ワムウ「ビクウッ」
  
  バゴオ
  きっかり>>1000に書き込まれた誘導に入ると、そこには>>2からJOJOのSSが始まっていた!
  そして、JOJOが暖めていたザフィーラネタとは、なんと、『大神』ッ!
  古代日本神話を原題としたアクションゲーム『大神』をスパロボなのはクロスSSにさらにクロスだあああァッ!

カーズ「なっ」
吸血鬼の皆さん「し…新スレ突入と同時に、に……2ゲット&JOJOのSSが始まったーーーッ!?」
JOJO「へへへ……またまた……やらせていただいたよん。ワムウ……おめーがさっき撃ち込んできた作品の勢いをそのまま使わせてもらったぜ。
     "新スレを覗いてみたら人気SSの新展開!"これに感想を書かずにいられないヤツはいないぜ!
     プラス、おめーのクロスよりおれのは、『とらいあんぐるハート』シリーズも含めた全キャラにまんべんなく見せ場を作っている分だけ強力だ!」
リサリサ「JOJOのよーな、ころんでもただでは起きないタイプの人間は"よくばり"もゆるされるわね」


  静まりかえっていた……。
  もう誰も声をあげなかった。うめき声すらあげなかった。
  あざ笑うハロウィンカボチャの口穴のようにガッポリGJレスが書き込まれていた!!
  JOJOのクロスSSは微妙ながら「オルタネタ」をおびていたのだ。オルタ好きも読み始めていた。
  今ので「エロゲーネタはPINKで」という書き込みがおき、それが原因で議論が起きる。
  そして読み手同士の誹謗中傷……荒らし合戦がはじまった……。
もう『神砂嵐(何ども言うが題名)』は封じられたのだ。


リサリサ「勝った!!もうワムウは(神聖なスレを荒らしてしまった罪の意識で凹んで)立てない!!」
ワムウ「な、なんということだ。このワムウ……なんてざまだこのワムウ!
    一万年と二千年も生きた妄想が、こんなに無惨になりさらばえて可哀そうによ……。
    このワムウ…敵を楽に勝たせる趣味はない…。
    受けた『荒らし』も我が肉体!
    今までの『誹謗中傷』も我が能力!
    全てを利用して……勝利をつかむッ!」


367 :リリカル犬狼伝説:2007/07/02(月) 04:25:12 ID:4ZaPBXn6
次回 【風にかえる戦士の巻】

魔法少女リリカルなのはスレそのものをネタとして利用したSS!
受け入れてくれるか!?
笑って受けてくれたら嬉しいですw



しかしケルベロスサーガ放っておいて、さらにナニ新しいクロスSS書いてんだオレorz
しかもリリカルなのはとスプリガンのクロスだぜ?
一期と二期(As)を交互に一話ずつ載せようと計画してるんだぜ?
しかも主人公が無駄に暑い男で(ある意味災難だなユーノ)、
一期クロスではボーマン教官がプレシアママに×××で、フェイトを■■■しようと画策。
果たして教官の恋は成就できるのか?
二期クロスでは“切り裂きジャック”のリッパー大佐が、闇の書よりも単独で日本に上陸して暴走する大統領を抑えようと必死になるわ、
仮面の二人組みに英国諜報部がバックアップするわ(原因は当然英国人で管理(略))、
大統領に取り潰されて逃亡したCOSMOSとかLC計画とか不正規戦部隊とかで、
さらに世界中の特殊部隊がアレでナニで海鳴市を舞台に局所的第三次世界大戦勃発。
全ての原因は暑っくるしい男の善意から。
魔法VS超能力VS銃火器VS二刀流VS拳VS気功のチャンポンバトル。カオス戦闘。
むしろおいらの脳ミソがry


ん、後半?
なんのことですか?
わけのわからん戦いも次回で(一応)ラストです。

それでは皆さん、おやすみなさい。

368 :230ですが名前つけた方がいいでしょうか?:2007/07/02(月) 11:50:32 ID:rpy/rEno
なのは「皆さんこんにちわ、冥王高町なのはDeath」
スバル「め・・・冥王?」
エリオ「確定ですか・・・」
シグナム「部隊設立起案した私は・・・?」

なのは「今日はどうしても決めなくてはいけない事があって・・・出動がかかる前にどうしても決めておかなきゃならないの・・・従って、今日は三つの項目をみんなとの話し合いで決めようと思うの・・・」

一、八卦集シンボルマーク(カッコイイの)
一、テーマソング
一、必殺技

エリオ「別にどうでもいいじゃないですか・・・」
シグナム「こんなの決めてどうする!」
フェイト「いえ、重要ね・・・むかしの魔法少女はこういったわ

人間は見た目じゃない・・・第一印象だ」

シグナム「無茶しやがって・・・」
エリオ「何で泣くんですか!」
なのは「とりあえず、先ずはテーマソング、これは私が持って来た音楽をちょっと歌ってみるから、出来れば一緒に歌ってね」

なのは〜

Sunday、Sts最初の放送は、Sunday(25時あたり)

2クールかい?皆死ぬかい?あーもう最近サブタイに『なの』が入らないな〜延長なの・・・え?キャベツなの?まずいでしょうキャベツは〜・・・

あ、あぁ、ああぁ!それはマズ・・・あ、そうそう、深夜時間だから大丈夫・・・中将死なないかな〜・・・

Hey,Everyone冥王〜八卦〜集〜・・・

なのは「どう?」
シグナム「解るかー!」

ハラ王「僕は中将死なないかな〜よりも ザンギュラいらないかな〜の方がいいと思うが」
フェイト「私も、皆死ぬかい?より『ぼくらの』かい?の方が時事ネタとして・・・」
シグナム「そ、それなら・・・私はキャベツなの?よりもヤシガニなの?の方が解り易いし語呂もいい」

ス・テ・エ・キ「何言ってるのか全く解らない・・・」

369 :230:2007/07/02(月) 11:52:32 ID:rpy/rEno
なのは「いい歌になりそうだね・・・じゃあ次はシンボルマーク!これも考えてきたのがあるんだけど・・・」

(´・ω・`)

ティアナ「それはAAです!!」
なのは「あはは、ティアったらAAじゃなくて、シ★ン★ボ★ル★マ★ア★ク★」
スバル「だから違います!!」
キャロ「シンボルマークって言うのは・・・タイトルのデザインとか・・・背中に背負ったりするような感じ・・・でしたっけ?」

そうだったっけか・・・?

なのは「解ったわキャロ!少し厨二病っぽくすればいいのね?」
キャロ「え・・・その・・・」
ハラ王「うむ、ではこういうのはどうかな?」
<●>
エリオ「駄目です!!どこかで見た事ありますしこの○○○○どもって言われそうなんで!!」
ティアナ「じゃ、じゃあこんなのは?」
ぷ…○
キャロ「それじゃトリ○アの泉じゃないですか・・・」
スバル「ダメダメだね、ティアナは」
にしこり
エリオ「いえ、スバルさんも結構かすってます」
なのは「ふむ・・・じゃあこういうのはどうかな?」

なのは 天    フェイト 雷
ティア  風    ハラ王 月
スバル 水     エリオ 地
キャロ 火     シグナム 山

エリオ「漢字!?」
ハラ王「役割に多少難があるが・・・何とかなるだろう!」
なのは「じゃあ最後は必殺技なんだけど・・・」
フェイト「部隊としての役割分担って事?」
なのは「ううん、個人の決め技・・・だったんだけど・・・自由!!」

一同「項目いらないだろ!!」

なのは「戦場はリアルタイムで変化していくからね、一々拘っていると掴める勝利を逃がしちゃうかもしれないし・・・それに・・・」
フェイト「勝利は作戦成功だけじゃなく、自分が生き残る事も重要だって事を忘れないで」
なのは「一つ抜けてるよフェイトちゃん・・・

いかなる手段を使っても、ね(ニヤリ)」

ス・テ・エ・キ「こえええええええ・・・」
シグナム「昔を思い出すな・・・悪魔・・・」
なのは「それじゃ、今日は解散、いつもの予定通りに訓練と仕事だからね、主題歌はちゃんと覚えてよ?」

一同「はーい」

シグナム「なぁ・・・エリオ・・・」
エリオ「何ですかシグナムさん・・・?」
シグナム「今日・・・ちょっとだけ・・・楽しかった・・・」
エリオ「はい・・・」

自分の中に生まれた感情を隠せない、シグナムであった

370 :230:2007/07/02(月) 11:57:18 ID:rpy/rEno
前に感想が無いと、SS書くテンションが下がるとか・・・反応が不安と言われたが・・・
自分は無くても続ける、もはや自己満ry

ただ、その、正直癇に障るとか、止めてほしい場合は言ってください
空気は読めない人間です・・・すみません

そして投下前の予告無くてすいませんでした・・・さて、練炭は何処かな・・・

371 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/07/02(月) 13:16:00 ID:Mw2DH9jv
>>367
GJ!!なんてアクエリオンなんだワムウ・・・このお話が終わった後のスプリガンのクロスも面白そうです。デバイスを使わず常時高速移動のボー出てきてくれ!!
よく考えるとオーパーツってロストロギアですよね。なのはたちが知ったら驚きそう、管理局が出張ってきてアーカムとトライデントにあしらわれてほしい。
>>370
ナイスガッツ!!面白かったです。
テーマ曲ひどい・・・仮にも中将に死ねって。シグナムが山って吃驚しました。他のみんなはそれなりにあってるのに一人だけ・・・。
私の中では中将こそ山なイメージがあります。


372 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/07/02(月) 17:15:22 ID:su9X1JEu
>>230
時事ネタは風化するぞ

373 :リリカル・パニック:2007/07/02(月) 19:46:34 ID:jKD0um5o
投下してよいだろうか・・・

374 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/07/02(月) 19:53:32 ID:Kapc+Ug1
勿論!投下して下さい。

375 :リリカル・パニック:2007/07/02(月) 19:55:44 ID:jKD0um5o
第五話「邂逅」
12月3日  1103時
市立図書館近くの道路

M9の存在に気付いている?
宗介は、ポニーテールの護衛対象が見えないはずのASにじっと視線を向けていることを不審に思った。

(ECSに造詣でもあるのか?しかし、先ほどの会話を聞く限りAS全般の知識がないようだったが・・・)

M9が拾った護衛対象同士の話を聞いた宗介は、そう判断した。
犬を連れているということで、ECSが看破された可能性を考慮したが
それならば、あの犬はオゾン臭に反応して吼えるはずだ。

「なあ姐さん、さっきから護衛対象がそっちを見てるんだけど?」

宗介と一緒に護衛しているクルツが通信をマオに入れる。

『ECSは正常に作動中よ。犬がいるのが不安だけどバレてはいないはずよ』

マオもクルツと同じこと考え、その場をじっとしている。
宗介は護衛対象が見ている先――M9がいる所より先――を見たが、特に何も無い。
そうこうしてる内に、対象とペットの犬は歩き始め曲がり角の先に消えようとした。
宗介も後を追おうするが・・・・

「おい、そこのお前ら」

突如、声を掛けられ宗介とクルツは反射的に身を翻し背後の相手に銃を突きつけた。
相手を確認して愕然とした。
先ほど曲がり角の向こうに行ったはずの護衛対象がそこに立っていた。

「物騒だな。で、そんなものを持ってるお前達は何者だ?」

「・・・・」

「言わないか。では、その物騒なものをしまってくれないか?
 見てのとおりこちらは非武装だからな。」

妙にリラックスしたその姿に、宗介は警戒をしてグロッグ19をしまうのを躊躇ったが
通行人に拳銃を所持してることを見られるのは得策ではないと判断したらしい
クルツが銃をしまうのを見て自分もそれにならい腰のホルスターに拳銃を収めた。

376 :リリカル・パニック:2007/07/02(月) 19:58:23 ID:jKD0um5o
『なんでケルビムがそこにいるのよ!?』

通信機からマオの声が聞こえてくる。さっきまで角の向こう側にいたはずなのに
いつの間にか宗介の背後にいるという摩訶不思議なことが起き、マオは少しばかり驚いていた。
だが、生身で空を飛ぶような相手に常識など求めても仕方ない。

「ここでは話し辛いか。では、どこかの別の場所にでも行くか?
 お前達も我々に聞きたい事があるのではないか?」

罠か?そういう考えが宗介の頭を掠めた。
護衛対象との接触は完全に禁止されてはいないが、それなりのリスクも存在する。

『・・・6に7。これはチャンスでもあるわ。』

少し間をおきチームリーダーであるマオが決断する。

「マオ?どういうことだ?」

「姐さん?」

いきなり喋ったことにケルビムは怪訝としたが何も言わなかった。

『この非常識中の非常識の事態に関する情報が必要だわ。人が空を飛んで、光線が飛び交うのよ?
 ほんのわずかでも状況を知る必要があるわ。
 当事者が話してくれるって言うんだからそれが一番手っ取り早いわ
 罠だとしてもこっちにはASがあるから心配はしないでよろしい』

宗介は警戒を解かなかったが、チームリーダーの判断を尊重した。

「提案は了承する。だが、その前に・・・なぜ分かった?」

この9ヶ月で平和な日本の社会に溶け込めるように努力はしてきたつもりだ
しかし、こうもあっさり看破されると認識を改める必要がある。

「勘だが敢えて言えば、この辺りの人間とは程遠い身のこなしだな。
 ・・・では、どこかの店にでも行くか。」

そう言って歩き出すケルビムと犬について行く宗介とクルツ、その頭ではどうやって情報を
聞き出すかという算段が組み立てられている最中であった。

377 :リリカル・パニック:2007/07/02(月) 20:02:14 ID:jKD0um5o
同日   1145時
海鳴市  闇の書事件対策本部

アースラは定期検査で15日間の整備が決まっている。その間長期稼動できる別の艦は
2ヶ月先まで予定が埋まっている。本部から第97管理外世界はかなり離れており
中継ポートを使わなければいく事はできない。緊急時に置いて非効率なので、ある手段を使うことにした。

「たまたま、こういう物件があるなんて運がよかったですね。」

「そうね、日当たりもいいし。でも指示したとは言え、なのはちゃんの家にも都心にも近い
 この物件を探すの苦労したんじゃないの?。」

「そうですね。探すのには苦労しましたよ?主にランディとアレックスが・・・」

エイミィは、さらっと言い引越しの作業を続ける。
リンディも聞かなかったことにし、引越しそばを作ろうと準備を始めようとしたが
それに気付いたクロノが提督の暴挙を阻止し、なのは、フェイト、その友達と共になのはの家に挨拶に行かせた。

「ふう、甘党の提督が作ったらどんなことになることか。」

それを聞いたエイミィが、あははと渇いた笑い声を出す。
リンディ提督は他人に自分の趣味を強制はしないが、たまに本当にたまにだが
甘くしてはいけない食べ物を激甘にして他人に薦めてくる。

「それはそうと、エイミィ。ASについて何か分かったことあるか?」

「ん〜、ええと大体のことなら調べたよ。詳しくはあとで文書に纏めて提出するけど・・・」

そういって、モニターに映像が映し出される。
そこには昨夜現れたポニーテールを持つASが発煙弾を使い姿を消す瞬間が映し出されていた。
発煙弾を使った後、自分達が使う幻影魔法と同じ効果のようなものを使って姿を隠蔽しているようだ。
アースラの技術仕官の話ではどういう方式か詳しく分からない限り探知は難しいとのことだった。

378 :リリカル・パニック:2007/07/02(月) 20:04:48 ID:jKD0um5o
「この世界で一般的なのは第二世代ASって言うらしいんだけど。現場に現れた二機は構造とかが違うの。
 でも片方の機種名ならわかってるよ。この頭からアンテナが伸びてるのはM9<ガーンズバック>って言うみたい。
 なんでも現在、米国って言う国が開発している次世代ASで性能も従来とは比べ物にならないらしいよ?」

「ちょっと待ってくれ。開発中と言ったのか?なら、なぜここにそのASがあるんだ?」

「それは分からないよ。私が調べたこの世界の雑誌にはそう書いてあっただけだもん。」

そういってモニターを消すエイミィは引越し作業に戻る。

「もう片方は分からなかったのか?」

「それがM9っていうのに比べると極端に情報が少ないんだよね。
 香港での無差別破壊事件の1件ぐらいしか見つからなかったよ。」

存在しないはずのASと謎のASか・・・・
この二機の狙いが闇の書であるのは間違いないはずだ。
だが魔法のないこの世界で、あれを手に入れてどうする気だ?
―――――魔法のない?

「エイミィ。この世界には本当に魔法文化は存在しないのか?」

「それは間違いないよ。なのはちゃんみたいな突然変異はいるけど
 それでもユーノ君と出会わなければ普通の女の子をしていたはずだよ。」

「じゃあ、なんでこの2機は結界内に入ることができたんだ?」

魔法を当たり前のように使うが故、見落としていた盲点・・・
この世界に魔法文化がないのならどうやって結界内に侵入できたのか?

「確かにそうだよね。結界を解析したユーノ君の話では、魔力資質を持つ人だけ
 結界内に残す設定だったと聞いたけど。」

ということは搭乗者が魔力資質さえ持っていれば入れるわけか・・・。
その可能性と別のもう一つの可能性を考慮し、クロノはエイミィの引越し作業を手伝うことにした。

379 :リリカル・パニック:2007/07/02(月) 20:07:40 ID:jKD0um5o
同日    1150時
海鳴市  喫茶店「翠屋」

「お互いに情報は必要なはずだ。素直に知ってることを話せ。
 そうすれば、こちらもそれなりの情報は出そう・・・。
 で?改めて聞くが、お前達は何者だ?なぜ我々を監視している?」

シグナムはオープンカフェの席で一緒に座っている宗介に問う。
ザフィーラは机の下に身を伏せ、丸まっている。
宗介は、どう答えたものかと考え最後の疑問だけに答える。

「俺達の任務は君達の護衛だ。」

「護衛?」

「ああ、不特定多数の機関に君達が狙われているから護衛しろと命令されて来た。
 俺達はそこまでしか聞かされていない。それで俺達はM9を持って来て護衛についている。」

「M9?」

「両肩に盾、頭にブレード・アンテナがついているASのことだ。」

その答えを一つ一つ吟味するように聞くポニーテールの女

「そういえば、まだ名前も聞いてなかったな。」

「俺はクルツ・ウェーバー。で、こっちのむっつり君は相良宗介
 親しみを込めてクルツ君って呼んでくれ。」

「・・・そうか。私は」

「ああ、知ってる。シグナムちゃんって言うんだろ?」

「な!?」

こういうときクルツの軽さには助かる。こういう耐性のない相手のペースを乱し
自分のペースに持ち込むのは十八番なのだ。

「・・・・・聞きたいことがあるのではないかと言っていたな。
 では俺達の質問にも答えてもらう。お前達は何者で、なぜあんなことができる?」

主導権を握るために一番肝心な質問を対象にぶつける宗介

「我々はヴォルケンリッター、『闇の書』を守る守護者だ。
 そして我々は『闇の書』の完成を目指している。」

「『闇の書』?ヴォルケンリッター?」

「簡単に言えば魔法の話だ。我々はデバイス、私の場合は剣の形をしているが、
 それを駆使して魔法を使い空を飛び、炎を出したり、相手の攻撃を防いだりする。
『闇の書』は古代の魔法テクノロジーの貴重な産物だ。我々はそれを完成させるためにあの場にいた。」

魔法――――宗介やクルツだって、その名前を聞いたことはある。
実現不可能なことを可能にする力
だが、それは現実には存在しない。物語の中にだけ存在する物のはずだ。

380 :リリカル・パニック:2007/07/02(月) 20:10:25 ID:jKD0um5o
「あまり驚かないな。」

シグナムはもっと驚くものと考えていたが目の前の男達は冷静そのものだった。

「非常識な極まりない光景なら、これまで何回も見て体験してきたからな。
 俺達の背後に急に現れたのも魔法か?」

もし自分が、愛機に搭載されているあの非常識な装置ラムダ・ドライバや
ウィスパードといった存在しない知識を引き出す人間の存在を知らなかったなら
自分は目の前の女の正気を疑っただろう。

「そうだ。あれは本来、高速移動と併用して敵を攪乱する魔法の一種だ。
 魔法に携わってるものなら、あれを看破するのは容易いが素人には十分効果があったようだな。」

「そんなに簡単に秘密をばらしちゃっていいのかよ?」

「言ってもお前達にはどうすることもできない。この世界で魔法を使える資質を持つ人間は極々僅かだ。
 しかし、そうなるとお前達はなぜ結界の中に入れた?」

「結界?」

「街を無人にした魔法のことだ。除去対象を決めれば、それを排除した空間を作り出すことができる。
 昨夜の除去対象は魔法が使えない者だった。だが、お前達に魔力資質は無いな・・・なぜ侵入できた?」

素朴な疑問を持つシグナム、だが魔法の存在を今しがた知った宗介達には答える術がない。

「分からんか、まあ当然と言えば当然か。では、最後の質問だ。
 私達を襲ってきたポニーテールのASは何だ?おかしな機能がついている様だが・・・」

「あれは・・・アマルガムという組織が保有する特殊な機材を搭載しているASだ。
 俺達はヴェノムと呼んでいる。」

「特殊な機材?効果はなんだ?」

「君には知る資格がない。仮に知ってしまったらその情報が陳腐化するまで
 拘束、または監視されることになる。」

「そんなことで折れると思っているのか?」

情報を引き出そうと睨むシグナム、しかし宗介も睨みかえし辺りの雰囲気が険悪になる

381 :リリカル・パニック:2007/07/02(月) 20:15:22 ID:jKD0um5o
そこにクルツは先ほどから疑問に思っていたことを口にした。

「あの〜それでよ、『闇の書』が貴重な物というのは分かるんだけどよ。どうやって完成させるんだ?」

シグナムは聞き出すのを諦めた様子でため息つきクルツの質問に答えた
それに一度見たことで大体どういう効果を発揮するのかは想像がついていた。

「魔法を使う者は必ずリンカーコアというものを持っている。それを闇の書に喰らわせる。
 そうして蒐集していけばページが増え666ページ全てが埋まれば完成だ。」
 
「人を襲うということか?」

宗介は目を細め、対象に問いただした。

「シグナム〜!」

急にシグナムを呼ぶ声がして、宗介とクルツ、そしてシグナムは声のするほうに目をやる。
道路の反対側にこちらに手を振る車椅子の少女と金髪の女がこちらを見ている。
シグナムは、はやてに手を振りながら宗介の問いに答えた。

「そういうことになるな。だが、管理局が察知した以上これからは控えることになるだろう。
 リンカーコアを持っているのは、何も人だけというわけではないからな。
 それに全てが終わったら、けじめはつける。」

「待て、最後にもう2つだけ聞かせろ。なぜ『闇の書』の完成を目指す?
 それにお前達が昨夜戦っていた相手達は何者だ?」

席を立とうとするシグナムに最後の質問をぶつける宗介

「『闇の書』の完成を目指しているのは、主の為だとだけ言っておく。
 しかし、勘違いするな。主は我々の行動を知らない。これは私達の独断だ。
 ・・・戦っていた相手は時空管理局の魔導師だ。お前達は知らんだろうから簡単に言うと
 管理局は次元世界の警察のようなものだ。
 だが、お前達に管理局と戦えとは言わん。ただ我々の邪魔はするな。」

そう言ってシグナムは今度こそ席を立ちザフィーラと共に道路の向こう側で自分を待つ主の下に向かった。
宗介とクルツも勘定を払い、護衛を続ける為にセーフハウスに帰還する。
途中、小学三年生ぐらいの4人の少女の集団と
その保護者らしき人物とすれ違ったが宗介達は大して気に止めなかった。

382 :リリカル・パニック:2007/07/02(月) 20:19:25 ID:jKD0um5o
同日  1715時
海鳴市のどこか

どこかの建物の一室―――真っ暗な中に2つの人影がある。
仕立てのいいスーツを着た中年の男は、モニターでなにやら映像を見ている。
それは昨日の戦闘だった。30ミリ砲弾を避ける少女、大型単分子カッターと切り合う女
おおよそ、この世の常識から外れた映像だった。
だが男は真剣にこの映像を見ている。やがて映像が終わり、部屋に明かりがついた。

「それで、どうだった?ファウラー」

「そうですね。まさか守護騎士があれだけの大物を蒐集せずに
 止めを刺そうとしたのは想定外でしたが思惑通りになりましたよ、ミスタCu」

部屋にいたもう一人の人影、リー・ファウラーは昨日の非現実的な出来事を思い出した。
期待した返答が返って来ないことに少し不機嫌になりながらも言葉を改めて中年の男は再度尋ねた。

「言葉が悪かったか。『闇の書』の完成度と守護者の戦力はどれくらいだと感じた?」

「完成度は正確には分かりません。あまり芳しくないようですね。
 ただ焦っているようです。あれだけ大規模の結界魔法を使用したのがその証左かと・・・
 戦力については歩兵単位で一般的なAS以上の火力があるのは驚きですが
 コダールがあれば恐れるほどではありません。」

連携を取って戦闘するなら話は別だが、ベルカ式は基本的に1対1である。
それならばラムダドライバを搭載するコダールが有利だ。
その上ベルカ式は実体を持つ攻撃が多い、ラムダドライバの斥力場も十分効果がある
そういう点で言えばミッドチルダ式のほうが厄介になるだろう。

「そうか戦力も今はコダールだけでも足りるとなると、こちらもあれの完成に専念できるな。
 それにしても進行状況は芳しくないのか。折角たきつけてやっているというのに無能どもが・・・」

383 :リリカル・パニック:2007/07/02(月) 20:22:15 ID:jKD0um5o
中年の男―――ミスタCuは口から不満を漏らす。
それを見てファウラーは苦笑を浮かべた。

「しかし、貴方もよくやるものです。4ヶ月間、何もしなかった守護騎士をたきつけるために
 わざわざ八神はやてのカルテを改竄して深刻な症状が出ているように見せかけるとは・・・」

「ふん、いずれは確実にああいう症状が現れるのだ。それが遅いか早いかの差だ。
 本格的な侵食が始まるのは3年後だと私とミスタAg予想しておるが
 それまで待っておれんのだ。」

「すぐにバレそうなものですが、『闇の書』に魔力が溜まれば侵蝕のスピードが上がり
 カルテに書かかれたとおりの症状が現れることになる。
 守護騎士達はさらに焦って蒐集を急ぐと・・・貴方の策略には恐れ入ります。」

ミスタCuは、目の前のファウラーを見た。
ほっそりとした美青年、素人にはこの中国人がとても超人的な殺人技能を持つ傭兵であるとは思わないだろう。
2ヶ月前にミスタAgに相談して紹介してもらったのだが、なかなかにいい人材だった。
貧弱な実行部隊しか持たない自分にとってファウラーは非常に重要な存在になりつつある。
余談だが実行部隊を持っていない幹部はミスタKに依頼するという形で作戦を行うのだが
そのミスタKも先の香港事件で戦死してしまい、アマルガムの共同出資部隊はミスターKの後釜を決めてる最中だ。

「世辞はいらん。今後の方針に特に変更は無いがミスリルに情報が
 漏れたことが気になる。邪魔になるようなら消せ。」

「わかりました。では・・・」

そういって、ファウラー部屋を後にした。
出て行くのを確認しミスタCuは一人呟いた。

「11年前の事件以来、行方知らずの『闇の書』か・・・。」


384 :リリカル・パニック:2007/07/02(月) 20:25:43 ID:jKD0um5o
投下終了
リー・ファウラーさん登場の巻
あんまりオリキャラ出し過ぎるのもどうかと思い出張していただきました
しかし、クルツよ。シグナムにちゃん付けとは恐ろしい奴・・・

385 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/07/02(月) 20:41:04 ID:LvAacO8d
GJ!!

>シグナムにちゃん付け
それができるのがクルツクォリティーwwwwww

386 :空中戦(なのはStS+φ’s正伝):2007/07/02(月) 21:15:43 ID:r76cjmMK
巧の山をも揺るがせるような雄叫びが引き鉄となり飛行型ガジェットドローンが動き始めた。
一体一体が分散して空中を飛び回り巧を攪乱しながら砲撃を開始する。

「時間稼ぎかよ……させっか!」

相手の意図を決めつけた巧は魔力を両腕に集めながら相手よりも速い動きで両手の中に魔力を集める。
"Faiz Edge Twin Mode"

魔力から生成したスフィア――巧はブラッドスフィアと名付けたそれの形状を球体から瞬時に変化。
かつてファイズだったころに愛用していたエナジーブレード、ファイズエッジとなった。
砲撃の雨を回避しながら接近し両手に一本ずつ握ったそれを敵に向かって奮う。
紅き光の剣が振り抜かれる度にガジェットは翼を切り落とされ、あるいは中心から両断されて落ちていく。
さすがに攻撃を全弾回避とはいかないが当たってもバリアジャケットの力で攻撃はほとんど通らない

「動き回ってるだけで……疲れさせるようなことしやがって!」

周囲のガジェットに気を配りながら巧は勝手に近づいてくる敵のみを攻撃対象にした。
動き回る敵をいちいち追いかけても面倒くさいのと何より時間を浪費したくない

(近づいた連中だけを仕留めていけば、自然に片づけられる……)

相手はどうやら一定の距離を保つように設定されているわけではないらしい
ただ動き回ってこちらの動きを攪乱するだけに設定されているようなので
動いていれば自然に敵とすれ違うことが多い、巧はその瞬間を見切って斬るだけだった。

「……動きが変わる?」

その考えを見抜いたのか約半数が巧によって切り裂かれ海に落ちていった頃、集団が間合いを一度離す。
15機ほどで編隊を組んだガジェットドローンU型が巧に向かって機銃を放ちながら一斉に突き進んでいく。
肉眼で確認した巧は直線的な攻撃を難なく避けると自分と敵の間に先ほどのブラッドスフィアを複数生み出し

387 :空中戦(なのはStS+φ’s正伝):2007/07/02(月) 21:24:38 ID:r76cjmMK

"Phone Blaster Burst Mode"

そこからの高速直射弾の連射。変換された魔力の弾幕でガジェットドローンを次々と貫いていく
順調だ……だが何かがおかしい、飛行魔法はまだ保っている。それ自体に特に問題はない
しかしこちらの防御力が高いとはいえ痛むほどのダメージもないのはおかしい
接近して斬る時も特に違和感は起こらず切り裂けた……そこでようやく敵の特徴のこと思い出す。

「攻撃だけじゃなく無効化フィールドも弱い……まさかこいつら、欠陥品か?」

バーストモードにAMFを貫通する機能はないことを知っている巧はそう予測を立てるが実際はわからない。
ともかくフォンブラスターで貫いたガジェットは約9体、他のガジェットも傷つけ満足な飛行を不可能にする
飛行バランスを崩したガジェットは回避もままならず巧の拳と蹴りによって破壊され地面に落下していった。

(ざっと1分50秒……釈然としないが、今はいいか)

敵を全滅させたことを確認し魔力を消費した巧は一度先ほどの場所に降りて休憩する
5分55秒の連続飛行制限時間を過ぎると全能力が著しく低下し始めるのを防ぐために必要だった。
しばらく休めば余裕もでてくるため巧は体力と魔力の回復に務めようとしたが
再び似たようなの敵の群れが接近、事態はそうそう都合よくいかないことに腹を立てながら向き直る

(……また来やがったか、人が休んでるところだってのに!)

次の飛行型ガジェットドローンが近づいてきたときにはまだ休み始めて20秒も経過していなかった
数は先程の倍以上はいる、この数を一人でやるには初心者の巧には分が悪過ぎた。
しかし無抵抗のままではすぐに取り囲まれて終わりとなってしまう。
そしてカリムから受けた『上空の敵をできる限り撃墜してほしい』という願いは守らなければならない。

他人に命令される度にその都度反発してきた巧だが頼み事をされたことは人生の中で数えるほどしかなかった。
今この状況で巧は頼られている、信頼されている……裏切る事を何よりも恐れる巧はその願いを叶えるしかなかった。


388 :空中戦(なのはStS+φ’s正伝):2007/07/02(月) 21:37:26 ID:r76cjmMK
(しょうがない……できる限りは撃ち落としてやる)

巧は視界に入ったガジェットの大群を見つめながら再び複数のブラッドスフィアを周囲に生成する
ガジェットとの距離が縮まる、呼吸の音が煩いから殺した。全身から汗が噴出ているが拭う時間も惜しい
飛ばなければ若干余裕ができる、飛行時間をなるべく少なくするため多くの数をここで撃ち落とす

(来い……来い、来い。来いよ、来るなら来やがれ!)
普段大雑把な巧が神経をすり減らし、熱にすら耐えてまで慎重に狙いを定めようとしていた時だった。

「これは……? なんだ、どうしたんだ!?」

ガジェットの群れが唐突に上下に分かれた……その間で動かなかった、固まった機械が爆発する
何かが金色の横一線を空に描きそれに削り取られたかのように消滅していくガジェットドローンの群れ
目の前で起こったのか一瞬理解し損ねたがそれを削り取っていった何かの正体を目で追う

突如現れた金色の輝きが先ほどの巧以上の素早さで次々と敵を切り裂いていく姿がはっきり見えた。
上、右、下……巧の両目が忙しく動く、その速さに目が少し痛くなったが追えないほどではない。
その閃光の正体は黒いバリアジャケットに白のコートを纏う金色の髪の魔導師。

「しまった、先行し過ぎた……フォローがないけどこの数を一人で相手にできるかな」

その女性――時空管理局の執務官にして部隊では隊長を務める他法務や捜査指揮も担当していることから
機動六課一の働き者とも噂されるフェイト・T・ハラオウンが呟きながら周囲を見渡す。

不自然な魔力反応を感じたフェイトが見たその先にいた青年を見て驚きが表情に出てしまう
巧も敵をわずか数十秒の間に自分とほぼ同じ数を撃墜した女性を見て表情に出さず驚く
空から見下ろすフェイト、山岳から見上げる巧。二人の間の空気が張り詰めはじめる。

「そんな、あなたはこの間の!? なぜあなたが……なんでバリアジャケットを」
「まさかおまえが切り札……ちっ、まだ来やがるのか!?」

しかしその空気を機械であるガジェットドローンが読んでくれるはずもなく砲撃を巧に浴びせる
それを巧は反射神経だけで回避するが飛び過ぎた挙句にバランスを崩し崖から転落してしまう

「落ちる……危ない!」
「くっ……危ねえぞ、来るな!」

転落していく巧を助けようとフェイトが動こうとするが巧はそれを拒否する。

389 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/07/02(月) 22:00:18 ID:EMwrCbki
たっくん!

390 :空中戦(なのはStS+φ’s正伝):2007/07/02(月) 22:01:37 ID:r76cjmMK
落下しながらも全く慌てなかった巧は同じく急降下してきた敵を狙って慎重かつ瞬時に狙いを定める。
"Phone Blaster Single Mode"

最長2kmの射程距離を誇る超高速直射弾が放たれAMFごと2体を貫通、撃破。
飛行魔法を行使して再び頂上に向かって登ろうとするが近づいてくるフェイトと至近距離でかち合う

(……見たことのないジャケットだけど、ちょっと趣味が悪いな)
(この白いコート……なんか意味があるのか?)

二人はお互いのバリアジャケットを見て何か口走ろうとするが慌てて押し込めた
フェイトが目の前に急接近した青年に驚きながらも先ほどのことについて質問する

「あなた、助けがいらないって……どうしてあんなこと言ったの?」
「あれくらいはいつものことだからな」

巧の言動が理解できなかったフェイトの問いに噴き出た汗を拭うついでに答える巧。
フェイトは巧の様子を窺うように見ているが巧の目はフェイトではなくどこか遠くを見ている
一方フェイトも何かに引き寄せられるような感覚を味わいながらも再び問うが

「あなたはいったい誰なの? 管理局の魔導師じゃないみたいだけど」
「あいつ説明してなかったのかよ、ったく……質問なら後にしろ、今取り込み中だ」
「じゃあこれだけは聞かせて……どうしてガジェットと戦ってたの」
「理由か? 頼まれたからだよ」

好意的な答えは帰ってこず、しばし睨み合ったまま動かなかったが数秒後に視線を離した
そのわずかな時間の隙にガジェットの包囲網が完成し2人は檻の中に閉じ込められた。

(もう少ししたらなのはも来てくれる……今はなんとかして切り抜けないと……)
(この数……無理して飛び続けなきゃならねえかもな……)

2人は再び向き直るが今度は様子見をする時間がないため簡単なやり取りだけを交わす。
とにかく自分達に与えられた任務を遂行するのを最優先とした。
たとえ未知の魔導師とはいえ不用意に相手をすることは任務には関係ないと判断

391 :空中戦(なのはStS+φ’s正伝):2007/07/02(月) 22:11:43 ID:r76cjmMK

「空のガジェットを叩いて制空権を確保する! 顔色悪いけど、大丈夫?」
「無理って言えるかよ、この状況で」
「わかった。話はあとで……戦うわよ、今は!」
「ああ!」

『カートリッジロード、ハーケンフォーム』
"Faiz Edge Single Mode"

詳しい事はすべて後回しにして今は目の前の檻という名の障害を叩き壊すことに専念する
そう決めたことで余計な思考を省いた二人の動きはますます加速していった

ガジェットは駆け抜けるフェイトの雷光に引き裂かれ手に握られた武器で貫かれ次々と爆破されていった。
早朝からの慣れない鍛錬で疲労が溜まっている巧も奮戦して剣を使用、あるいは格闘で撃墜していく。
互いを知らないので連係こそ取れないものの近接戦闘を得意とする2人の力量がそれをカバーする
それに巧はいつも一人きりで戦ってきたので他人に協力されると自分の力配分を乱す可能性があった。

相手はAMFも攻撃も弱い、唯一褒められる機動性も高速戦闘を得意とする二人の前では意味もなかった
距離を離すも瞬時に詰められ砲撃も弾と弾の間を難なく回避され次々と落ちていく……一方的だった

飛行魔法に慣れているせいもありガジェットを落としつつも速度を上げていくフェイト。
しかし巧は制限時間を超えてから次第に速度が落ち動きにキレがなくなっていった

「大丈夫なの、君!?」
「……さあな」
「さあな、って……」
「いいからそっちに専念しろ!」

心配そうに見つめるフェイトの視線に構いもせず自分の限界を無視してガジェットを叩き落とす
高い場所にいるせいか息もだんだん苦しくなり飛行魔法の効果も失われていく


392 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/07/02(月) 22:14:26 ID:EMwrCbki
ダティアナザーン

393 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/07/02(月) 22:41:30 ID:jKD0um5o
む?もしかして今このとき書いた原稿をそのまま投下しているのか?
・・・・なんと言う神業

394 :空中戦(なのはStS+φ’s正伝):2007/07/02(月) 22:43:34 ID:r76cjmMK
“アクセルシューター”

限界を超えて命の危険すら感じた巧の耳に入ってきた音声がその状況を一変させる
十数個にも上る桜色の魔力が残っていた8機近くのガジェットを一瞬で叩き落とすのが見えた
フェイトもその魔力反応を敏感に感じ取り放たれた魔力弾が放たれた方角を見据える

「! この反応は……なのはとみんなが来てくれたんだ!」
「誰だよ・・・おまえの味方か?」
「ううん、友達」
「即答しやがったな……まあいいか、後は任せる。俺の仕事は終わったしな」
「え!?」

救援が来たことでようやく安心した巧は飛行魔法を解除し地面に向かって落ちていく
フェイトは巧の行動に一瞬驚くがすぐに現れた魔導師と合流し空中のガジェットに対処し始める
協力するということを知らない巧も二人のコンビネーションが一級品であることを知った
一人で戦っていたときとは比べ物にならないスピードでガジェットドローンは数を減らしていく

これならもう大丈夫だ、そう巧が安心した瞬間を狙ったかのように予想外の攻撃が巧を襲う
地面に激突する寸前に一瞬だけ浮遊魔法を使って勢いを殺しゆっくり着地して任務完了
……少なくともそうなると巧は考えていた、それが甘すぎる考えだと知らずに


「―――いくよ、マッハキャリバー! セットアップ!!」
「へっ? お、おいちょっと待……ぐぁぁぁあがあぁああっ!!」

敵はガジェットだけとは限らない、人間さえも時として自ら害を成す可能性だってある。
自覚してはいないが際立った顔をしている巧の頬が同じく落下していた何かに踏まれていた
かろうじて確認できたのはその足にローラースケートのようなものがついていたこと
しかも運の悪い事にローラー部分で踏みつけられ頬の肉を抉られてしまったということのみ。

「えっ!? ひょっとして、今何か踏んじゃっ……ええーーーーっ!?」
(痛い、痛い……ってやべえ、このままじゃ落ちる!!)

青い短髪にはちまきをつけ、バリアジャケットを纏いながら自分の顔を傷つけたその少女が
巧が初めてこの世界に降り立った時に出会ったうちの一人で今は期待の新人フォワード。
奇しくもこの任務が巧と同じくデビュー戦であるスバル・ナカジマだと知ったのは
ローラーの痕が残った頬から流す血にも構わず近くの列車の上に無事着地してからだった

395 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/07/02(月) 22:46:18 ID:EMwrCbki
沸き立つ支援の矢をーーーーーー明日へと解き放つ

396 :なのはStS+φ’s正伝:2007/07/02(月) 22:57:16 ID:r76cjmMK
投下完遂……っていきなり間違えた。しかも所々で居眠りしちゃったしorz
最初のあれは『両手の中に魔力を集める→急速接近』に脳内変換してください
後半のほうはほとんど書き直しちゃったし……きちんと纏まってからやったほうがいいですね

本来なら空中戦だけで巧は撤退させるつもりだったのですが踏みつけられちゃって……
それにしても戦闘シーンって本当に難しい! 全然話も進んでないし!
……地上戦は書くべきなのかなーとか思ってますがとにかく今日はここまでです

そして皆さんにGJ! まだまだ拙いところがたくさんありますがそれでも皆さんに
特にリリカル龍騎氏やマスカレードさんに負けないように頑張らせていただきます
でもマスカレードさんのところにもファイズがやって来そうだからちょっと不安かも・・・

397 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/07/02(月) 23:05:22 ID:EMwrCbki
>>396
GJ!
逆に考えるんだそれはそれこれはこれ少しぐらい被ってもいいじゃないかと考えるんだ(AAry

398 :マスカレード:2007/07/02(月) 23:15:43 ID:L/4XjS95
>>396φ's正伝さん
リアルタイムGJ!!
1話からずっと読ませて貰ってたんですが、たまにしかここに来れないせいで
いつも読むのは投下1〜2日後に……
それでタイミングが合わずに今まで感想できませんでしたorz

それはそうとついに巧がフェイトに出会いましたね!
さらにいきなり踏まれるとはまた災難なw
毎回巧の性格の表現とかかなり上手いので期待させてもらってます!

自分も負けないように頑張りますよw

399 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/07/02(月) 23:29:51 ID:HA3rDea7
GJです。ついに巧と6課メンバーが邂逅したか・・・
そしてついに正伝氏とマスカレード氏が邂逅したかwww

400 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/07/02(月) 23:34:52 ID:jKD0um5o
GJです
ローラーに踏まれるとは・・・・
経験者は語るがあれは相当痛い

401 :リリカルスクライド//G.U. :2007/07/02(月) 23:40:58 ID:kNSm/vMS
>>リリカル・パニック氏
GJです。
クルツの会話能力?が冴えてますね。
宗介は軍人らしい会話しか出来ないから、クルツが居なかったら話が喧嘩腰になってたかもw
アマルガムの構成員のミスタCuって人物が、何者か期待!

>>なのはStS+φ’s正伝氏
GJっす。
戦闘シーンが上手くて羨ましい(・ω・)
巧とスバルの今後のやり取りに期待!

さて、明日入院Orz
明日か明後日ぐらいに最終話その1投下します。

402 :なのはStS×デモベ:2007/07/02(月) 23:52:12 ID:I/JjpKFo
φ's正伝氏GJであります!

フェイトとの共闘には燃え、オチのたっくんに萌えw
っていうか、抉られるってすんごく痛そうで少々、いやかなり気の毒。
マスカレード氏も仰ってる様に、表現の上手さに脱帽です。



まずは私の拙いSSを読んでくださった皆様へ、感謝を!
そして貴重な時間を使い、感想レスを下さった方々へ感謝を!
レスを頂けることが、GJをも頂けることがこれほど嬉しい事とはっ。
言葉もございません。


それでは失礼!

403 :通常の名無しさんの3倍:2007/07/02(月) 23:57:51 ID:tsTkv+qB
>>400
マジ?
そうとうってどれ位?例えをいってくれ。

404 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/07/03(火) 00:08:31 ID:HzKYnW1q
>>403
ある日少年は妹がローラーで遊びたいと言い出し、引っ張られるまま公園に行った。
今思えば、あのときサンダルで出かけたのがいけなかったのだろう
公園に着いた妹は早速、ローラーで遊び少年は遠くからそれを見ていた
そのとき少年を呼ぶ声がし、振り返ってみるとそこには友人Aの姿が・・・
少年はそのまま話し込み妹から目を離していた。

しばらくたって突如少年の左手のほうから元気な声が聞こえてきた
「おにいいいいいいいちゃああああああん!」
見るとそこにはシューマッハも裸足で逃げ出すくらいのスピードで突進してくる妹の姿が・・・・・

グシャ

一瞬意識が遠のき、少年は地面にキスをしていた。気がつくと左足が猛烈に痛い
目を凝らしてみると小指の爪が割れ、血がドバドバ流れ出していた
少年はそのまま親に連れられ病院に急行し、小指が骨折している事実を聞かされるのだった(完)

405 :マスカレード:2007/07/03(火) 00:22:28 ID:Az9pj/Xd
>>404
それはまた……災難ですね……w
何故かキョンをイメージしてしまったのは自分だけでしょうか?w

406 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/07/03(火) 00:31:52 ID:HzKYnW1q
マジで洒落にならん実話ですよ・・・
あのローラーの狭い面積に妹の全体重が一瞬でもかかった・・・・
もう少し妹のスピードが遅かったら俺の指は今頃・・・・

407 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/07/03(火) 00:37:35 ID:sZzTl0O1
>>404
何か読んでたらこっちの足も痛くなってきた…。
職人様達GJです!
ところでネタになりそうなんだけど自分には文才無いので書けないものがあるんですが、
誰か書いてくれませんか?

・サモンナイト2

408 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/07/03(火) 00:43:15 ID:QoCx5KAV
>>407
タイトルだけ振られても困るだろwww


409 :通常の名無しさんの3倍:2007/07/03(火) 00:46:37 ID:su71ssXr
>>404
お気の毒としかいいようがない・・・何か想像したら足痛くなって来た+鳥肌たって来た。
とりあえず・・ご愁傷様。

410 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/07/03(火) 00:52:37 ID:sZzTl0O1
>>408
なのはさんが召喚獣として召喚されて…とか、
なのはさんかフェイトさんがSTSから護衛獣としてバルレルっぽく召喚されるとか…。
…無理かな?

411 :通常の名無しさんの3倍:2007/07/03(火) 00:56:06 ID:eg4pN0up
>>407
私も悪乗りだぁ!!種の薬中トリオでお願ぇします。誰か一人でもいいです。
えっ、スレ違い・・・すいません。

412 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/07/03(火) 02:48:59 ID:GIeylXVq
妄想があるなら、膨らませて形にしろ
形になったらそれを文章にする、何なら表現をパクったっていい
出来たら二回、二回だけでいい、読み直してみろ
イケルかなと思ったら投下

文章は友達!怖くないよ!w

413 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/07/03(火) 03:23:24 ID:GIeylXVq
ちょっと考えた
メインキャラをほとんど出さずにデバイスだけを他作品とクロスさせるならどんな作品があるか
つまり、人間縛りw

レイハさん
ダルビッ・・・もといバルディッシュ
マッハ、ブリッツキャリバー
クロスミラージュ
以外は意思疎通すら困難・・・あ、リインUがいたか

しかし喋る武器というのが出てくる作品を知らないもので・・・
TODかゼロ使あたりですかね?
もしくは封神演技(飛刀)・・・は無理がある・・・


414 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/07/03(火) 04:59:37 ID:9cBdv7wt
ARMS・・・はちょっと違うか。
BREACHの斬魄刀(対話対象は本人だけ)とかRAGNAROKのラグナロクシリーズくらいしか思い出せんなぁ・・・

415 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/07/03(火) 05:59:24 ID:bogCN8Px
喋る武器とな?
しゃべる(意思表示する)兵器だったら色々ありますが……

・戦闘妖精
・T-101
・タチコマ&フチコマ
・ナイトライダー
・スカイネット
etcetc……

人間の定義によって変わってくるな〜
ぶっちゃけ人工知能搭載兵器だからな。
あ、ナイトライダーは一応乗用車か。


あと、どうしても気になるんですが
クロスミラージュって言ったら
ヤクトミラージュも出るんですよね!?
長砲身大口径対戦車ライフル型で二丁あって、「グリーン・レフト」と「オレンジ・ライト」って名前付けられてさ、
広域破壊型砲撃魔法専用デバイスで、魔法名には「○○・バスター」ってつくんですよね?
でも星団法で規制かかって封印されたとか!


つまり、ナニが言いたい事かって言うと、

ボスヤスフォート VS 魔法少女 

ボスやん「わたしのバリヤーを破るとはバケモノめ!
       だが魔法少女たちよ!!君たちは魔法戦を知らなさすぎる!
       魔法戦は力では勝てないんだよ!」

流石に純血のダイバー相手では、リリカル魔法少女では無理すぎでした(><)マズー!

416 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/07/03(火) 06:16:13 ID:nIFhtRVH
喋る武器……
エルリック・サーガのストームブリンガー……は意志は持ってるけど喋ったっけ?
後はコブラのソード人、ランスシリーズの魔剣カオスと聖刀日光、百鬼夜翔のオロチナギノツルギ、
ティルト・ワールドシリーズのユンカードーラスV世、ソード・ワールドのヴァンブレードあたりが即座に思い付く程度だな……


417 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/07/03(火) 07:20:40 ID:Ah94o605
厳密には武器じゃないけど、牙狼の魔導輪
声が影山ヒロノブだったり、折笠愛だったりして素敵


418 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/07/03(火) 07:40:06 ID:/mKzt6ve
喋る武器なら、TODのソーディアンも良いかなと

419 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/07/03(火) 07:52:18 ID:GIeylXVq
ぬぅぅ・・・意思表示、もしくは意思があっても喋るのは案外少ないんですな
やはりTODソーディアンあたりか・・・しかしただでさえ熱血デバイスなレイハさんがアニメ店長の手に渡ったら・・・

魔剣カオス、聖刀日光
持ち主がかたっぽエロだし、かたっぽ半馬鹿だし・・・特に前者危険
下手すりゃ食われるwww

首切り朝の刀がバルディッシュ
だめだ、俺疲れてる・・・

420 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/07/03(火) 08:14:35 ID:N7kpNiPT
シメサバ丸、心眼バンダナ、鬼の手、メガトロン、カレイドステッキ、ライアン(ダグオン)

見事にイロモノしか知らない俺、参上

421 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/07/03(火) 08:34:48 ID:NM6WiLyk
バイオハザードとかのクロスを考えるんですよ。
ほら、幾ら魔王つったって、一応アレも年齢的には乙女じゃないですか。ええ、貫禄はまるっきり40代ですけどね。
だからね、ゾンビとかできゃーとかヒッとかもありえそうじゃないですか、ありえそうにないけど。
でもね、そこであの火力ですよ。飛行魔法ですよ。
ゾンビが何万出てきても何の意味もないし、タイラントが爪を振りかざしても届かなきゃしょうがないですよ。
もうね、空気読めよと。銃火器が主力の世界で何俺SUGEEEEやってんのかと。
だいたいああいうのは壊れてしまった日常と、そこから抜け出そうとして必死にあがくのが醍醐味だってのに、あいつらじゃ危機感ゼロですよ。
抜け出そうとするどころか「私が何とかしなくちゃ」って誇大妄想で突貫ですよ。
壊れた日常たる死体の山見ても、お決まりの「ナンテヒドイコトヲ」でお終いですよ。
噛み付いてもバリアジャケットでカキーンって何ですか。鬼ごっこで指交差してバリアー!とか言い出す餓鬼ですか。
全部吹っ飛ばす砲撃って何ですか。元の描写じゃ街をある程度破壊するぐらいだったのに、いつの間に都市一撃破壊になってんですか。
T-ウィルスは悲惨?G-ウィルスは危険? いいじゃないですかあったって。八つ当たりで国滅ぼしそうなバケモノ達よりマシですよホント。
我々はもう一度原点に返るべきだと思うんです。魔法少女とはなんだったのか。
それは決して、講和を求めつつ全火力で撃ち抜く悪魔でも、無抵抗の後輩を射殺する魔王でも、政治に長けたセクハラ魔でもなかったはずです。
そして誰もが知るグロテスクな怪物達にもう一度スポットライトを。
力なき人々を怯えさせ団結と信念を燃え上がらせる、恐ろしくも有能な名脇役たちに再び目を向けて頂きたい。
それはきっと、懐かしくも新しい「王道」というこころのふるさとを刺激してくれることでしょう。


皆様に変わらぬご満足のスリル&ホラーエンターテイメントご提供を目指して
アンブレラ株式会社

422 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/07/03(火) 08:36:38 ID:9cBdv7wt
幻想水滸伝の星辰剣
永遠のアセリアの永遠神剣(やったことないから詳しくは知らんが少なくとも意思はある)
デモベのクトゥグア&イタクァ(銃形態だとしゃべらんけど)
ラングシリーズのラングリッサー(Xの最後のアレは喋るのうちに入らない気はするが)
烈火の炎の一部の魔導具(雷神、風神、氷魔閻、天堂地獄など)
ミンサガの鬼神刀(になる前の古刀、しかしグレイにしか声は聞こえない)

423 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/07/03(火) 08:50:23 ID:9cBdv7wt
ふと思った。幽白のトグロ兄は喋る武器カテゴリーに入るか否か
連レススマソ

424 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/07/03(火) 09:13:09 ID:kkSOmDVX
>>421
言いたいことは何となく分かるが落ち着けwwww

425 :ジョジョクロス『愚者の書』:2007/07/03(火) 09:17:14 ID:GoforJof
≫421
アンブレラの切実な宣伝に吹いたwww
まあ、パワーバランスや世界観からして無謀なクロスでは、確かにありますがwww

426 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/07/03(火) 09:23:18 ID:GIeylXVq
生物災害はアウトブレイクしかしらんのだが・・・
アレは新人の仕事だろ、魔王が出るまでも無さそう

おなじゾンビ物でもハウスオブザデッドならある程度拮抗するんじゃないかと思ってしまう不思議
セガめ・・・



427 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/07/03(火) 09:39:54 ID:lsxWuxm7
罠かアクシデントか何かで魔法つかえなくすりゃいいんじゃね?

428 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/07/03(火) 09:56:53 ID:GIeylXVq
>>427
ソレダ
同じくOUTBREAKだが
T-Virusに感染すると砲撃(ミドル、ロングレンジ)の魔法使用不可というのはどうかな?
ウイルスが空気中にもかなり蔓延しているので魔法はその形状を空気中で維持するのが困難とか
ハーケンフォームも小さめになるし、なのはさんはエクセリオン突撃位しか使えなくなるかもしれんが
逆にヴォルケンリッターや新人数名は活躍できる、特にゲボ子とシグシグ物理攻撃だし

流石にクロスレンジ封じると終わる

でも医者とか配管工R.P.D警官に「ヌゥァノハァ!」「フゥエイトォ!」とか呼ばれても困るw
あ、日系一人いたな

429 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/07/03(火) 10:04:35 ID:NM6WiLyk
>>426
ハウスオブデッドはゾンビというには元気良すぎな連中が多くて困るw
最後(特にゴールドマンビル)はもう完全にゾンビものじゃないし、最終面ザコナンバーズの能力持ちだし
マジシャンやエンペラー、スターはステエキじゃ難しいだろう

2マジシャン
ttp://www.youtube.com/watch?v=d0fv2TlgnJM&NR=1
2最終面
ttp://www.youtube.com/watch?v=f6eFYqxDYV0&mode=related&search=
4の最終面
ttp://www.youtube.com/watch?v=0nS-S2qh0eE&NR=1

>>428
飛んで効果外→砲撃……まぁ生存者がいるかもしれなければ控えるかな。
あと魔力切れが早くなってたりすると緊張が高まるかも。

430 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/07/03(火) 10:09:38 ID:ikm/QrRf
>>416
ストームブリンガーなんて出したら世界オワタ\(^o^)/しかないぞw

431 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/07/03(火) 10:13:34 ID:GIeylXVq
OUTBREAKだとウイルスにどの位感染しているかのゲージがあって、攻撃されたりして感染度が上がると行動も鈍くなる
それを魔法でやるとか・・・駄目かな・・・
アサルトフォームで立ち止まると魔力回復とか
ちなみに最後は一つ作るのに十五秒かかる薬を七つ持たなきゃいけない上に制限三分
普通に飲んで出るだけだとノーマルエンド
しかも途中でビッグなマッチョの追撃もある、本当にキツイ、アレ

ハウスは
1、2拳銃
3 散弾銃
4 SMG
だからなぁ・・・1,2はタティアナさんの独壇場か?

432 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/07/03(火) 10:14:29 ID:GIeylXVq
喋る武器あった
マリオRPGのガリバー、ケンゾール、等等ww

433 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/07/03(火) 10:22:53 ID:wGxSTd93
つ「魔剣カオス@ランスシリーズ」

434 :なのはStS+φ’s正伝:2007/07/03(火) 10:29:45 ID:gHKl6L2B
>>421
私はパワーバランスは作品を作る上では一番重要だと思ってますからね
そしてなのはStSは敵が不憫になるくらい六課の皆さんが強いですから……
ナンバーズは個々の特徴を活かしてチームワークと連係プレーで相手を倒さなければ

・・・こう書くとなんかナンバーズのほうが主人公っぽいような

>>404
うわあそれは酷い、ともかく災難でしたね・・・巧は頬に傷痕とか残っちゃうかな

ス「いくよ、マッハキャリバー! セットアップ!!」
巧「へっ? お、おいちょっと待……ぐぁぁぁあがあぁああっ!!」
ス「え? なにこの声……」
『アサルトグリップ』
巧「〜〜〜〜〜〜〜〜〜!!!!!!!(文字で表せないほどの悲痛な叫び)」
ス「あ・・・」

こうしなくて本当によかったと今は思ってます

435 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/07/03(火) 10:36:37 ID:NM6WiLyk
アウブレは2だと動物と斧ッパゲ、タイラントRや鬼タイラントがいるしなぁ
手強そうだ


ハウス1,2はヘッドショットが確実にできないと…ボスなら弱点狙えなきゃダメないし

436 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/07/03(火) 10:40:28 ID:GIeylXVq
ローラーといえば近所で嫌な話があったZE
トラウマレベルだから閲覧注意











二十年前だかしらんが、製紙か印刷工場でラインを少し加速中
紙を乾かすために高熱のローラーで挟み込む場所があるそうだ
そこに作業員がうっかり足ひっかけた
足から・・・
社長が飛んできて
「なんて可哀想な事を・・・してしまったんだ」
ほんの1,2秒の出来事だったそうな・・・
それでプレスに変えたらしいんだが、今度は指挟む
一瞬真っ平らになった指に脈拍で血が流れ込んでぷくと膨らむそうだ
ちなみにほんとかどうかの判断は個人でお願いよ












437 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/07/03(火) 11:26:32 ID:ikm/QrRf
>>434
教導隊にはなのはより強い奴がいるという設定…
ナンバーズ終わったな。

438 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/07/03(火) 11:31:04 ID:GIeylXVq
強さ=魔力の強さじゃないだろうし
本編でこの先新人と数の子の騙しあいがあるなら面白そうだと思うんだが・・・

あえて、冥王を投入しないクロスがあってもいいんじゃない?

439 :リリカル龍騎 ◆l5ZL/l4pJY :2007/07/03(火) 11:42:12 ID:rhun7ADt
皆様乙GJです

>>342
すいませんアバンって何ですか?一応あれは龍騎本編を意識しているんですが…

>>なのはVSボウケン氏
すげえ、あの忍者昇りながら戦ってるぜ…(二番煎じorz
秀真とフェイトのかっこよさに全俺が(ry

>>愚者の書氏
一応最初は話すシーンも書いていたんですが…書いてたら素晴らしいほどのgdgd具合になって…
それならいっそ飛ばしたほうがいいかと思ったものですから

>>リリカル犬狼伝説氏
ちょ、ワムウの設定が突っ込みどころ満載にw
ネタで流血って、どれだけすさまじいネタなんですかw

>>230
ちょ、とてつもないテーマ曲…w
ハラ王ー!発症!発症してる!

>>リリカル・パニック氏
提督…激甘そばは兵器ですよ…実際食った俺だから分かります
ミスタCu…あんた鬼や…

>>なのはStS+φ’s正伝氏
ついに六課との邂逅キタァ!
マッハキャリバーで踏まれ…ちょ、想像しただけでITEEEEE(ry
…多分俺の方が圧倒的大差で惨敗してると思いますorz

>>404 >>436
UGYAAAAAAAA(ry
想像しただけで痛い…

440 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/07/03(火) 12:31:23 ID:9ypSnzJf
喋る武器ならサイレントメビウスの剣皇グロスポリナーと剣帝ジェッソもありますよ。
宇宙英雄物語の星詠み号と魔王号も分類上は一応武器ですしねーw
>>436
体の一部ならともかく……いや、何も(ry

441 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/07/03(火) 12:46:57 ID:GIeylXVq
Strikers、リリカ〜ル〜なの〜は〜Strikers

遠〜距離〜砲撃やった事無い人も〜(OK)
な〜の〜は〜と戦おう、ドラマをつく〜ろ〜
カートリッジ〜撃ち尽くした人も(Come on!)
満足させます、なのはです(Oh year!)

リリカルなのはRPG

442 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/07/03(火) 12:52:13 ID:bJABu1EW
>>438
それだとその場面のために、なのは達が力押しだけのアホの子にされてしまう。

443 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/07/03(火) 14:01:20 ID:sZzTl0O1
>>436
今度は背中に寒気が…。
>>412
書けたとして、こんなんですよ。携帯だし。

「やっと買えたー!」
機動六課の高町なのはは喜んでいた。
待ちに待った昼休み、管理局ないで話題の『爆熱ゴッドカレーパン』が買えたからである。
友人曰わく、「食べないと後悔する」と言う代物なのである。
というわけで彼女は喜んでいた。
と、その時声が聞こえ、体が光に包まれる。
「えっ、何?」
やがて光がはれると、目の前には白いロボット人形と宝石を持った男がいた。
「あれっ、人?」
男が呟く。
「えーっと、あなたは?」
なのはが混乱した頭で問う。
すると後ろから叫び声が聞こえた。


444 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/07/03(火) 14:08:32 ID:kkSOmDVX
>>432
あいつらは武器としてつかえないだろうwwwww
マリオRPGならワンワンとかじゃないか?

445 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/07/03(火) 14:24:08 ID:sZzTl0O1
なのはが振り向くと、絵でしか見たことがない悪魔が槍を突き出してきた
慌てて避けると、持っていたパンに槍が刺さった。
「あっ、パンが…」
話を聞いて以来短い昼休みの中、阿鼻叫喚の地獄と化した売店でようやく手に入れたパン
は、悪魔の槍に貫かれ、無惨に散った。
途端に、周囲の気温が大幅に下がった。
「…すいません」
なのはが低い声音で呟く。
「はっ、はい!!」
その声に男は直立不動になった。
「あれ…、倒していいですね?」
「はい!!いいです!!!」
次の瞬間、この場所は地獄と化した。



「あれほど魔王にふさわしい者はいないだろう」
By マグナ




長編は書けないので誰か書いてくれませんか?
あとスパロボJも。
自分が書いてたら話が滅茶苦茶になったので。

446 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/07/03(火) 15:41:36 ID:9cBdv7wt
たのしい甲子園とのクロスを考えてみようとした
(一応)野球漫画と魔法少女なんてどうクロスさせんだよ自分orz

447 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/07/03(火) 16:00:09 ID:YihdPCmE
>>446
マテ!なのはパパは少年野球の監督をしているぞ!

クロスできるじゃまいか!!

448 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/07/03(火) 16:05:33 ID:h35ZZCMD
サッカーじゃなかったっけ?

449 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/07/03(火) 16:43:46 ID:Th+WeI+p
自分はターミネーターとのクロスを思いついた。
ただ、スカイネット以外は完全にオリジナルになるが…

450 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/07/03(火) 17:22:11 ID:BZFyMJw0
>>438
最近のだと機甲都市クロスには出てないな
……何かすげえ鬱の予感

451 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/07/03(火) 17:23:36 ID:eqLxBWw1
喋る武器というにはどうかと思うがソウルエッジとソウルキャリバーがあるな
あいつら自分の形を変形させて持ち主に合うようにようにするし
破片を人型に形成して相手の動きをコピーしたり出来るぞ

しかし持ち主の精神を支配することもあるけどな

452 :まじかるしん:2007/07/03(火) 18:02:32 ID:qXgzM+SW
フルメタルまじかる 4ふもっふめ

「ふもふもっふ!?(M6、ブッシュネル!?)
宗介は突然現れたASに驚く。
「やっほーなのはちゃん、助けに来たよ」
しかも声を聞く限りでは向こうは敵である事がわかった。
さらに……
「なのは!」
倉庫の入り口を見ると、そこにわいろいろな人たちがいた。
さっきの資料で見たなのはの家族とその友人達。
「みんな……」
みんなが来てくれたことに、なのはは涙する。
みんなの二人も無事に安堵し、涙を流す人もいる。
とりあえずシャマルは、ASなんて目立つものがあるからその場に決界を作成する。
だが、一堂はへんなぬいぐるみを見て、同じように唖然とする。
その中、アリサだけはぬいぐるみを指差す。
「そこのぬいぐるみ、あなたは包囲されてるわ、さっさとなのは達を解放(ズゴオン)………」
爆音がおこり、アリサは爆風で髪を揺らしながら脂汗を浮かべる。
「ふもふもふも(そこらへんは主に地雷原だ、殺傷能力は低くしているが動くと危ないぞ)」
と、宗助は地雷の起爆スイッチを持っていた。
だったら、と今度は忍が動く。
「恭也、動きは止めるから恭也、お願いね」
「OK、忍!」
忍と恭也は二人であのぬいぐるみをとめようとする。
M6が放つアサルトライフルを、宗介は軽々と回避する。
(動きはなかなかだが無駄が多い、所詮はアマチュア…いや、それ以下か)
「む、なかなかやるわね。だったらこれはどう?」
今度は機関砲も一緒に撃ってきた。
「お姉ちゃん、のりのりだね」
よほどASを動かせれるのがうれしいのだろう。
(シグナム、今のうちになのはちゃんたちを)
(わかっている)
そういって、なのはたちのところへ向かおうとしたとき。
ズギュン
ゴス!
「!!」
いきなりの衝撃にシグナムは吹き飛ばされる。
よく見ると、避けながらも宗介はシグナムをショットガン、ゴム・スタン弾で狙っていた。
(しかしらちが空かない、ならば……)
宗介は動きを止める。
「とうとう降参したようね」
そういって忍はズシンズシンと近づく。
その時、宗介、ボン太君の姿が消えたのだ。
「え!?」
いきなり姿が消え、一堂は唖然とする。
その中、忍だけは何故か冷静だった。
「これは……ECS?」
そう思ったとき、ガガガが、と言う音がして、M6の右上が切られた。

453 :まじかるしん:2007/07/03(火) 18:04:39 ID:qXgzM+SW
そしてボン太君は姿をあらわす。
その時彼が持っているのは本来M9が持っている単分子カッターを縮小したようなものだった。
さらに……ボン太君の色が金色に変わっている
『ラムダ・ドライバ、正常に発動を確認』
AIの言葉に、宗介はふう、と一息つける。
「まさか本当に作動するとはな、技術部には恐れ入る」
このボン太君、実は今までのものとは違い、ミスリルの技術が詰め込まれている。
最初このボン太君の存在を知った技術者は、興味を盛って趣味で一つ買いちょこっと改造。
後々、それをラムダ・ドライバ搭載機「アーバレスト」の搭乗者である相良宗助が開発に関与している事がわかり、彼に資金提供の変わりに様々な協力を要請。
その後に改良し、試験的に完成させたのがこのボン太君R(ラムダ・ドライバのR)である。
この単分子カッターやECS、他にも様々な能力が凝縮されている。
操縦方法もM9とほぼ同じで、装甲(毛皮?)もM9に使われているものを加工したもので、かなりの防御能力を秘める。
そして最大の特徴は……
『ボイスチェンジャー、OFF』
ボイスチェンジャーをいつでもON/OFFに出来るのだ。
ただし、逆の難点として、ラムダ・ドライバ発動中は強制的にボイスチェンジャーがOFFになる。
と、本気でやばい性能を誇るボン太君R。
技術部は、ラムダ・ドライバを除いた量産機を歩兵部隊に使わせる事をただいま検討中。
と、長い説明は置いておいて、宗介は忍が乗るM6を見る。
「普通の人間相手にASは驚異的だが、相手が悪かったな」
いきなりふもふも言葉から普通の人の言葉に代わって驚く一同。
「俺をおまえやそこいらのアマチュアと一緒にするなよ」
そういって、宗助がショットガンを構える。
「俺は、スペシャリストだ!」
叫んでスタン弾を発射。
だが、忍もただの機械好きではない。
片腕をもがれていても、宗助の攻撃を回避する。
だが、宗助はそれを呼んでいた、なぜなら……
「残念だな、そこには地雷がある。いくらASでも多少のダメージは与えられる」
ドカアン
「うっ……」
宗助の言葉と同時に、地雷を踏んで、忍に衝撃が襲う。
さらに宗助が取り出したのは、いつもASに乗るときに宗介が選んでいる散弾銃・ボクサーを縮小したようなものを取り出し。
「吹き飛べ!」
発射された散弾銃は実弾だが、いくら実銃でも人間が使うような大きさ程度ではASにはそんなものが聞かない。
誰もが相思っていた。
しかし、その散弾銃はM6の装甲を剥ぎ、吹き飛ばす。
「きゃあぁーーーーーー!」
忍は絶叫を上げ、ガシャアン!と大きな音を当てながらM6ごと吹き飛ぶ。
「お姉ちゃん!!」
「忍!!」
妹である月村すずかと、忍と婚約している恭也は、彼女を救おうと向かうが、二人の目の前の地雷が炸裂する。

454 :まじかるしん:2007/07/03(火) 18:05:55 ID:qXgzM+SW
「心配するな、殺したりはしてない」
それよりも、と宗介は士郎を見る。
「久しぶりだな。生きていたとはな思わなかった、不破士郎」
彼の言葉に、士郎は二重の意味で驚く。
自分の名前を知っている事。
さらに高町ではなく自分を不破と呼ぶ事。
「何で君が俺の事を?」
士郎は何故なのかさっぱりわからない。
「これを見てもまだわからないか?」
そういって宗介はボン太君の頭部を取る。
そこにはじめてわかる彼の顔。
その顔の年齢は、おそらく美由希と同じぐらいの年だろう。
だが、彼の顔を見てもまだわからない。
だが、桃子はすぐにわかった。
「あ、この前の陣代高校の生徒?」
桃子の言葉に、宗介は微妙になずく。
「だが、それ以前にも、俺は貴様と会っている」
宗介の言葉に、士郎はどうしても思い出せない。
それをみた宗介は、仕方ないという。
「ならば、思いださせてやる」
そういって、先ほど忍に放った銃を、桃子に向けた。
士郎はそれを察するとすぐに彼女をかばう。
「そうだ、あの時もお前は俺が狙っていたターゲットをかばった」
それを聞いて、やっと士郎は思い出す。
9年前、自分がボディーガードとして、雇う主をかばい、自分が重傷を負ったときの事を。
「まさか、あの時君が俺を撃ったのか?」
彼の言葉に宗介は頷く。
ただ、ちょっとした疑問が残る。
「だが、当時はまだ君はなのは位の年齢のはずだ。そんな君がどうして」
尋ねる士郎に、宗介は無視する。
「今はそんな事などどうでもいい。まずは……」
そういって、宗介は少しなのはとヴィータほうを向く。
「彼女達は一体なんだ?空を飛んだり、奇妙な力を使ったりと」
最初魔法使いといって信じられなかったが、流石の宗介もも少しおかしいと感じ弾めてきた。
宗介が尋ねようとしたときだった。
「サガラ、そろそろそれぐらいにしておけ」
士郎たちの後ろで声がして、みんながそっちのほうを向くと、底にはある一人の男がいた。
宗介の上官であるカリーニン少佐だ。
何故彼が子kにいるのかというと、何気なく士郎の写真を見ていたら、艦長が
「久しぶりにご友人と会うのなら、あってきてはどうでしょうか?」
と特別休暇と言うことで彼に合わせてくれるといった。
カリーニンは最初は悩んだが、せっかくなのでありがたく休暇をもらい、来てみたというわけだ。
それで、相良の事を考えて行動すると、予想は的中し今に至る。
その男は宗助を見て、彼にしか分からない合図を送る。

455 :まじかるしん:2007/07/03(火) 18:07:49 ID:qXgzM+SW
宗助をそれを見て頷く。
「なんだ?カリーニン」
そう、カリーニンの事を少佐と呼ぶと、ミスリルにいることはばれないにしろ、そういう関連の仕事についている事がばれる。
だから、カリーニンが合図をしたときは、宗助はアフガニスタンでゲリラをしていたときと同じようにため口で話す。
カリーニンは士郎のほうを見る。
「久しぶりだな。サガラから話を聞かされたときは驚いた。まさか生きているとは思わなかったからな」
士郎のいきなりの旧友との再会に驚く。
「サガラ、そろそろ離してやれ」
彼の言葉に、わかった、といってさっきまで持っていた起爆装置の残りのスイッチを押す。
ちょっと!と一同は思ったが、それと同時につるされていたならはゆっくりと下がっていった。
「すまなかったな、いろいろとやりすぎたようだ」
そういって縄を解き手錠を外す。
どうやら本気で殺そうとなおもなわかったみたいであった。
だとすると、彼の演技力はいろんな意味で相当なものであるといえる。
「で、どういうことなんだ?あれは何なのだ」
今度は、宗介は士郎たちに尋ねる。
一方士郎たちもどうしようかと迷っていたら、シャマルが説明する。
自分達は、時空管理局と言うところに所属している魔術師である事を。
先ほどのよく似たような事をなのはは言ったが、どう考えてもわからない。
そこで、今まで見せたのとは違う魔法を使うといった。
「ヴィータちゃん。はい、グラーフアイゼン」
シャマルはヴィータにグラーフアイゼンを渡すと、ヴィータは騎士甲冑を身に着ける。
その姿を見て宗介、そしてカリーニンは驚く。
そして、宗介はヴィータがプルプルと震えている事に気付く。
今ならあいつに一撃かましてやる事ができると。
しかし、ヴィータはそれを必死でこらえる。
だが、やはり我慢できなかった。
「ヴィータ!」
それを見たシグナムが静止しようとする。
しかし、あそこまでされたのだ。気持ちは当然といえば当然だろう。
「うおおりゃああ、ラケーテン…ハンマアァァァァーーー!!」
ヴィータは叫びながら宗介に向かい突撃していく。
それをとめたのは……
「ヴィータ!」
はやての声で、ヴィータははっと気付く。
しかし遅い、急には止まれない。
とてつもなく重い音がして、宗助は無理やり12回転半ひねりをして壁に激突する。
ラムダ・ドライバは解除していたので思いっきり吹き飛ばされる。
「ふもふもふもっふ(貴様、どういうことだ?)」
宗助はピンピンしながら言う。
これもボン太君Rの恩恵だろう。
はやてで少しだけスピードが落ちていたとはいえ、彼女は本気で打ってきた。
このM9の装甲を応用した毛皮がなければ危なかった。

456 :まじかるしん:2007/07/03(火) 18:09:19 ID:qXgzM+SW
生身ならよくても入院だろう。
宗介の言葉にうるせえと言う。
「元はとすればお前の仕業だろ!」
まあ、確かにと、宗介はきちんと謝る。
「ふもももふもも。ふもふも(それはすまなかった。非常時だと思ってな。ついやりすぎてしまった)」
そういう宗介に呆れるヴィータ。
「ところでカリーニン、彼は一体なんなんだ?」
士郎は宗介の事を聞く。
彼は自分の撃ったといっている。
その話には他の家族も話に参加する。
家族が関わっている事なのだ、当然であろう。
「出来るだけ内密に願いたいのだが、彼は小さい頃からアフガニスタンをはじめ、ゲリラや暗殺などで世界を転々としてきたんだ。君を襲った時の事も仕事のひとつに過ぎない。
今回も、彼は私とともにある護衛任務を受けている。だから念のためにこうしたのだ。」
カリーニンは彼を信頼してすべてを話した。
それを聞いて士郎は驚く。
こんな子供がそんなところに板などとは……
「ゆえに、彼は尋問などでは少々度が過ぎてな。変わりに謝っておこう、すまない」
カリーニンは素直に謝った。
この事件の後、高町家、そして八神家にカリーニンと宗介宛で合計およそ数千万というかなりの額の謝礼金が入っていたりした(それでも宗助の給料の数か月分)
ここで、なのはがあることに気付く。
「あれ?フェイトちゃんは?」
そういえば、と周囲を見ると、フェイトとアルフがいない。
「そういえば、さっき念話で話しかけたのだが、つながらないんだ」
そういって、シグナムはもう一度挑戦する。
(テスタロッサ、いるか?)
(な、何?………)
つながったのはよかったが、彼女は今とてつもなく疲れている感じだった。
(さっきまでつながらなかったが、どうしたのだ?)
(それは……はぁ、はぁ……えっと……大貫さんが……)
(大貫?)
(フェイト!あいつが来たよ!!)
(と、とりあえず助けに来て!!)
それ以降、フェイトから話しかける事はなかった。
「大貫とは何なのだ?テスタロッサがこれほどあわてるとは……」
大貫と言う言葉に、宗介はぞっとする。
「大貫とはどんなやつだ?陣代高校の用務員か!?」
すさまじい迫力で迫る宗介に、シグナムはあわてながら言う。
「わからん、ただかなりあせっていたようだが……」
シグナムはその宗介のあせり具合にただならぬものを感じた。
「やつは危険だ。ひとたび暴れれば俺でも一人で止めるのは無理だ……」
それを聞いて驚く一同。
そして必死に探した結果、ぼろぼろのフェイトとアルフ。
そして、無傷でそこに寝ている大貫善治を発見した。
その時フェイトは「魔法も、バインドもが効かないなんて、効かないなんて……」と体をがかたかたを震わせていた。
アルフのほうはさらに重症で、
「バリアブレイクが…私のバリアブレイクが……」と世の終わりが訪れるような顔をしていた。
結局、この件でノイローゼになったフェイトは、1週間ほど学校を休むことになった。
なお、大貫さんは少ししてから気がつき、フェイトとアルフは「ひい!?」といいながらお互いが抱き合った。
そして大貫さんは一言。
「はて、何でわしはこんなところでおるんじゃろか……」
その時、二人にはチェーンソーから移る彼は恐ろしく見えたという。

457 :まじかるしん:2007/07/03(火) 18:10:46 ID:qXgzM+SW
投下完了。
恐るべしボン太君R。
そして大貫さん。
暇があれば、フェイト&アルフ対大貫さんとの激闘をかけたらかこうかなとおもいます。

458 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/07/03(火) 18:21:46 ID:GIeylXVq
Mr.大貫・・・彼がもう少し早く生まれていたら大戦でアメリカは負けていたといわれる人材・・・

しかし改めて思う、千鳥が居ないとやりたい放題にも程がある・・・

459 :フルメタルまじかる:2007/07/03(火) 18:27:38 ID:qXgzM+SW
って……名前かえるの忘れてた……

460 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/07/03(火) 18:31:23 ID:wAcKQvAm
ボン田君Rすげー、ラムダドライバまで搭載してるのか。
とりあえず俺から言えるのは作者、ならびにミスリル技術部にGJ!!

461 :リリカル龍騎 ◆l5ZL/l4pJY :2007/07/03(火) 18:31:43 ID:rhun7ADt
GJです
単分子カッターとかボクサーとかラムダドライバとか、そんな物ボン太くんに仕込むとは…ミスリル技術部恐るべし…
大貫さん…フェイトとアルフが相手ですら無傷とは…恐ろしい…

462 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/07/03(火) 18:38:20 ID:ns3YCy3e
ミスリルの技術力は世界一ぃぃぃぃぃぃぃ!
このぬいぐるみはぁぁぁぁぁぁぁぁぁアマルガムとの決戦の切り札となるのだぁあああああ!

463 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/07/03(火) 19:00:58 ID:UUP9G0M1
>技術部は、ラムダ・ドライバを除いた量産機を歩兵部隊に使わせる事をただいま検討中。

やめろぉおおお。
貴様ら地上戦の様相を一変させる気かぁあああっ

テッサ:「かわいくって良いじゃないですか」

よくねえ!

464 :リリカルスクライド//G.U. :2007/07/03(火) 19:14:33 ID:SmZk26IB
GJです!
ボン太君R強すぎだ!まぁラムダドライバーは低性能だろうが、歩兵レベルだと最強だw
ヴィータは今後ボン太君のぬいぐるみを見たらトラウマで泣いちゃうんだろうな(ぇ
だがしかし……カリーニン少佐……ソウスケへの罰が足りないような……
そうか……これは、かなめのお仕置きの前振りだったんだ!
な、なんだってぇー(AA



465 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/07/03(火) 19:18:30 ID:GIeylXVq
ちょっち気になる
ボン太君にラムダ搭載されたのはふもっふ本編での婦警との戦闘辺りなの?
ヤクザの頃には搭載されてなかったっぽいしミスリルに改修を頼んだ描写もなかった・・・
もしくはスパロボJの設定?

466 :フルメタルまじかる:2007/07/03(火) 19:28:52 ID:qXgzM+SW
>>465
時期は大体ヤクザの後で、パーぺキオリジナル設定です(ほとんどこのSS自体ネタだから……)
紛らわしくてすみません。
あ、いいわすれましたけど、次からはベルカの地上編を開始します。

467 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/07/03(火) 19:31:58 ID:lsxWuxm7
>OK忍!
テラ亮ww

468 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/07/03(火) 19:43:19 ID:uK8oCA5I
>>439
アバンというのは、アバンタイトルの事
OP曲の前に、前回のハイライトを流すのが主だが、場合によってはそこからいきなり本編の話が始まることもある

469 :リリカル犬狼伝説:2007/07/03(火) 20:41:01 ID:7NFvHPmj
GJ!!!!!!!!!

>>462
まあ落ち着け技術部の中の人w
つか地上が灰になる!

しかし、スカリエッティも失敗したな!
大貫さんを量産すればs
(送信内容はここで途切れている。送り主の部屋は荒らされており、また前日にチェーンソウのような音が聞こえた事から警察では何らかの事件に巻き込まれたと見て……)

470 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/07/03(火) 20:52:16 ID:BFqp9rdC
大貫さんのコントロールなど不可能だろ、常識的に考えて。

471 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/07/03(火) 21:03:53 ID:eg4pN0up
新型デバイス大貫チェーンソー。近距離戦最強だぜ。
必殺は巨大化したチェーンソーで一刀両断!!

472 :なのはVSボウケン:2007/07/03(火) 22:06:19 ID:wXALxpCZ
>>リリカル犬狼伝説氏  GJ!何がなにやらわかりませんが、とにかく笑えましたw
>>230氏  GJ!マサルさんと冥王ネタが見事に調和してるww
>>リリカルパニック氏  GJ!話が進んできてwktk。アマルガムも絡んでくるとは。
>>なのはStS+φ’s正伝氏  GJ!巧かっこいいけど、最後はちょっとwでした。
>>フルメタルまじかる氏  GJ!やはり大貫さんは最強か……。士郎と面識があるのにも驚き。
>>358、439 突っ込んでくれてありがとうございますw

ところで、二次創作で原作で死亡していないキャラを死なせるのは、
ある意味禁忌というイメージがあるのですが、職人さんや住民の方々はどう思いますか?
参考までにちょっと聞かせて頂ければありがたいです。


473 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/07/03(火) 22:11:07 ID:4B7LfeeV
>>472
個人的な意見としてはアウアウ

474 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/07/03(火) 22:11:32 ID:RecA0ReQ
いいんじゃね?気分悪くない程度にしときゃ

475 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/07/03(火) 22:12:50 ID:S6sabSzA
>>472 ・・・・確かにネタにかなりし難いな。禁忌ってほどではない気もするけど。
 どうしても話がなぁ・・・暗くなりやすいというか。手を出しにくいのは間違いない。
 一度なのは&フェイト両者を同作品で殺したことあるんだけど、その後の展開が鬱まっしぐら過ぎた。

476 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/07/03(火) 22:14:50 ID:ns3YCy3e
>>472
死んだと見せかけてラストに登場なら許すw

477 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/07/03(火) 22:15:09 ID:eg4pN0up
某バトロアスレみたいな設定でなければ、そのキャラクターが好きな人からは苦情は来ると思う。
私としてはそのキャラクターの”らしさ”が出ていれば大丈夫かな。

478 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/07/03(火) 23:11:01 ID:BFqp9rdC
>>472
それはそれはゼロの兄貴のギーシュのことですね、もしくはDIOのフーケ。

479 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/07/03(火) 23:26:21 ID:e3YsGYdb
>>478
自重しろ
つ甘
これは楽にROMる薬だ

480 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/07/03(火) 23:27:26 ID:kkSOmDVX
正直作品内での展開によるなぁ。
書き方によっては説得力が出る場合もあるし……。

481 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/07/03(火) 23:44:43 ID:fgmCcxFl
>>471
チェーンソーは由緒正しき、神殺しの武器ですよ
これぞまさしく勇者の武器

482 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/07/04(水) 00:18:11 ID:8v9d2EP1
>>472
オリジナルで出来ないことをするのが楽しいんじゃないか?

死に様をきっちり描いてあれば、人気キャラ皆殺しな2次創作も
全然おkという俺みたいなのも居るよ




483 :リリカルなのはStS×覚悟のススメ:2007/07/04(水) 01:42:51 ID:vKjkJ6Fl
これより重爆開始せん。

484 :リリカルなのはStS×覚悟のススメ:2007/07/04(水) 01:44:56 ID:vKjkJ6Fl

本日の献立は!
…肉じゃが! おひたし! ぬか漬け!
味噌汁の具は、油揚げとほうれん草なり。
配膳確認、各自、箸の置き忘れはないか?
ヴィータよ、速やかに席につけ。 飯が冷めるなり!
シグナム、シャマル、リィン、はやて、覚悟…着席完了。
ザフィーラに猫まんまの用意あり。
全員…そろった、準備よし。 いざ!
「いただきます」
強化外骨格は飯を食えぬが、家族は皆で食事を摂るが八神家の掟なり。
今宵もただ、食卓に席並べて鎮座す。


魔法少女リリカルなのはStrikerS 因果

第四話『葉隠禁止(前編)』


あの日、いきなりはやてが知らない男を連れて帰ってきた。
シャマルがそいつの名を知っていた…葉隠覚悟。
クソ重てえユニゾンデバイス、零(ぜろ)のマスター。
大ケガしてるくせに空港火災で人助けに走り回ってた、
死んでない方がおかしいケガで走り回ってたやつだ。
それだけでも胸クソ悪い…のに、一緒に話してるはやてが楽しそうにしてるのを見て、決定的にムカついた。
最初は数日世話になるだけ、とか言ってたけど、何考えてんだか全然わかんねーし。
わざとお茶、頭にこぼしてみても、なんにも言わねーで拭きやがるし。
怒るとかなんとかしろよ! バカにしてんのかよ!
あの目つきがムカつく。 なんか色々見透かされてるみてーでムカつく。
もっとムカついたのは、こんな風にキレてたのがこのあたし、ヴィータ一人だけだったってことだ。
シャマルがいきなり言い出しやがったんだ。
「いっそ、ここにずっといれば? 覚悟君」
入院中はずっと身の回りの世話してたんだっけか、情が移りすぎだってんだよ。
「はやてちゃんは簡単に言うけどね、首都圏だと住む場所も高いのよ」
おめーこそ簡単に言ってんじゃねえよ、男だぞこいつ。
「はやての力になる気があるなら、ここに居る方がよほど実際的だ」
なのにシグナムまでこれモンだったから、あたし一人で認めねー認めねーって言ってたら、
「本日まで、まことお世話になりました」
荷物まとめて敬礼してよ、さっさと出て行きやがったんだよ、あいつ!
完ッ璧あたしが悪モンじゃねーか、ざけんな!
その後、はやてに本気で怒られた。


485 :リリカルなのはStS×覚悟のススメ:2007/07/04(水) 01:46:09 ID:vKjkJ6Fl

「覚悟君、独りぼっちなんよ。 独りぼっちの子をほっぽり出すなんて最低や」
全員で探しに出て、なのはとフェイトにも手伝わせて、
明け方、あいつが高級住宅街の川べりで座り込んでたのを見つけたのは、よりにもよってあたし自身だった。
帰ってこいなんて言いたくなかった。 あたしは心を許していない…だから。
「メシ、できてんぞ、来いよ…いいから!」
それで突っ張り通して連れ戻したのが、早くも半年前の出来事だ。
今じゃずいぶん慣れたもんだよ、我ながら。
はやての言う通り、あいつが管理局の仕事を手伝うこともあった。
戦力としては、くやしいけど認める。
うちに来て早々、なのはとの対戦結果を聞いてたシグナムが心待ちにしてたみてぇに模擬戦を申し込んだんだけど、
正午に始めてから日が落ちるまで、ずーっとにらみ合ったまま動かねえのな。 で、最終的には、
「積極!」
「紫電!」
同時にしかけて相打ち。 剣と拳が紙一枚の隙間で止まってた。
「葉隠覚悟は袈裟懸けに深き一太刀浴び、即死いたしました!」
「烈火の将シグナム、貴様に首を砕かれて二度と立てん!」
「零(ぜろ)の意志、果たせぬまま終わりました」
「主はやてを置き去りに散ってしまったか」
「不甲斐なき也(や)!」
「私もだ!」
なに、固い握手してんだよ。
戦い通じて友情はぐくんでやんの。 これだからバトルマニアはイヤだよ。
それからはもう、ヒマを見つけては試合(しあ)ってて、たまにあたしも巻き込まれたから、
弱いわけねーってのはよーくわかった。 ラケーテンハンマーを『因果』された時は最低の気分だった。
回転始めて力を溜めた瞬間に「隙あり 因果」とか、やってらんねーよマジで。 空気読めってんだよ。
おかげで、より遠くから打ちかかれるように技自体を改良するしかなかった。 そんくらいには、強い。
だから、ガジェットドローンを素手でズッコンバッコンぶっ壊されても、別に驚かなかったな。
零(ぜろ)は仮封印処置を取られてて許可がないと使えねぇって話で、
シグナムと立ち会ったときにも実際装備しなかったけど、ぶっちゃけあいつ武器いらねーって。
ま、そんなこんなのそんなこんな。
全員一緒の休日がとれたあたし達は、遊園地に行くことになった。




486 :リリカルなのはStS×覚悟のススメ:2007/07/04(水) 01:47:30 ID:vKjkJ6Fl

クラナガン・サン・ガーデン。 最近できた遊園地だとか。
んなことはどうでもいいんだ、楽しけりゃな。
だけどよ…こいつ、完ッ璧、ダメだ。 マッハがつくポンチ野郎だ。
はやてにムリヤリ組まされて、その辺はっきしわかった。
ガンシューやったんだよ、ガンシューティングな。
『スーパー・リアル・アサルト3』。
最近ゲーセンに入ったばかりの新作が、大迫力の立体映像で遊べる。
遊園地だと後がつかえるから、二人プレイでライフ共有になってるけどな。
うん、まあ、銃自体はうまかったんだよ。 ほとんど百発百中であきれたしな。
だけど弾は切れるようにできてるのがゲームってもんで、
「弾、切れるだろ、あれ撃てよ」
向こう側に出てきたカートリッジを指さしたんだけどよ…
「なにやってんだよ、撃てってば」
「火薬の塊たる弾倉に銃弾叩き込むなど、正気か、ヴィータ!」
「いやこれ、ゲームだから! ゲームだから!
 そういうモンなんだってば、そういうルールなんだってばよ」
「しかし…これはリアル、すなわち現実的であると銘打たれていたからして、そのような…」
「だーっ、アホヤローッ」
銃をぶん取ってあたしが撃ったら、弾が満タンになって、
あいつは釈然としない顔でゲームを続けてた。
あたしもぶちぶち言いながら結構先まで行けたんだけどよ、それで終わりじゃなかったんだよなあ。
ガンシューだとよ、ヘルプミーとか言って出てくる民間人いるじゃん。 撃つとワンミスになる邪魔なやつ。
ボスの直前に大量配置されてたんだよな、今作。
それを、あいつな…反射的に撃っちまったのな。 アーオゥ! とかいう悲鳴と一緒にワンミス。
「…今のは!」
「民間人だな、撃つとワンミス」
「なんだと…」
「あいつの盾になるよーに配置されてんじゃねーかな」
「外道許さじ! 正しき因果極めてやる」
んで、銃をピッタリ構えたかと思ったら、奥にいた敵キャラにしこたまぶち込みやがった。
一発撃てば死ぬのによー、こいつはもー。
「あらがえぬ人々の痛み、覚えたか」
「ノリノリだよな、おめー…あ、でも一発残したのな」
弾の補充のために残したか、やっと飲み込めてきたみてぇだな。
ここからはフツーにやれそうだ、そう思ってたのによぉ。
「…何やってんだ? それ、何のマネだ?」
「自害なり」
大真面目に銃口をてめえの頭に向けているこいつに、そろそろ泣きたくなってきたあたしは正常だよな?
「誤射にて罪なき人の生命を絶ったとあらば、我が生命、捧ぐ以外に償う途(みち)なし」
「だから、これゲームだから! それより、ボスが来っぞ」
「首魁(ボス)!」


487 :リリカルなのはStS×覚悟のススメ:2007/07/04(水) 01:48:56 ID:vKjkJ6Fl

また眼鏡をギラリと光らせやがった、こいつ。
嫌な予感がするんだけどよ、とりあえず言うだけのことは言って…
「弾一発じゃどうしようもねーから、おめーはすっ込んで」
「問題なし」
「はぁ?」
「胸すわって進むなり。 正義に敗走は無い!」
もう、何言っていいんだか全然わかんねえ。
その後すぐ、ライフ共有のせいで、あたしもろともゲームオーバーになった。





「あっはっはっはっは!! ふわはははははははっ!!」
何が悪かったのであろうか。
てめえはリアルで死ねと言われて蹴飛ばされたゆえ、
昼食がてらはやてに一部始終を伝え是非を問うてみたのだが。
…なにゆえ、皆は笑うのか?
シャマルに、リィン、シグナムまで。
「あー、もうダメ、お腹痛くなっちゃって、もう…あはは、ははははっ」
「お腹が痛い?」
「言っておくが違うぞ覚悟、ぷっ、くくくくくっ」
食事に悪いものでも入っていたのかと立ち上がりかけたのを
シグナムの両手に軽く制された。
「いや、すまん、おまえを笑い物にする気はない。
 むしろその馬鹿正直さは好ましい」
「なにが悪かったかって、本気で聞いてるんだもんね、ふふっ」
「リィンはそんな覚悟くんが大好きなのですよー」
「わたしもや。 もー、ほんと、覚悟君らしーわぁ」
笑い物にされているなど、最初から思っておらぬなり。
皆の微笑みが、これほどに暖かければ。
ザフィーラに目をやると、尻尾をひとつ振って寝転んで居た。
その脇にかがみ、なにやら下を向いていたヴィータが立ち上がり、こちらに向けるは鋭き視線。
「どいつもこいつも…あたしの身に、なれッ!」
ずかずかと歩み来て、わが傍らに置かれたトランクをばんと叩く…何をする。
「零(ぜろ)よぉー、おまえ、こいつにどういう教育してんだよ、こらぁっ」
『我らはただの強化外骨格なれば、常識一般を教えることはできぬ』
零(ぜろ)はすでに心を許していた。 はやてに近しい人全てに。
やはり、はやて主導による徹底した人間扱いが効いているのかも知れぬな、と思う。
零(ぜろ)も一度は止めたらしいが、郷に入りては郷に従えと逆に諭されてしまったという。
ヴィータがこうしてからむのも、今日では日常茶飯事なり。


488 :リリカルなのはStS×覚悟のススメ:2007/07/04(水) 01:50:07 ID:vKjkJ6Fl

「にしてもよぉー、もうちょっとよー」
『生まれた世界が違うのだ! やむをえぬ部分は許してくれぬか』
「あんまり、零(ぜろ)を困らせたらあかんよ、ヴィータ」
荒れる様を見かねてか、はやてがたしなめにかかるも、
ヴィータはますますへそを曲げている様子。 やはりおれに落ち度ありか。
「あたしが困らされてんだよ、こいつに!
 とにかく、もうあたしはイヤだからな、こいつとは行かねー」
「よくわからぬが、申し訳ない」
「謝ってんじゃねーよ、もっとムカつくんだよ」
ではどうしろというのだ。
半年も共に生活しているが、このヴィータのことは未だわからぬ。
彼女らは皆、かつては闇に囚われた戦鬼(いくさおに)であったとは
シグナム、シャマル自身の口よりすでに聞いており、その強さにも首肯せざるを得ぬが、
日常のヴィータがただの少女に過ぎぬことに変わりなし。 おれの何が彼女の機嫌をそこねるのか…
「ほなら、しゃーないわぁ」
はやてが席を立ち、おれのとなりに来た。
彼女もまた、たまにわからぬことをするので困るが…
「覚悟君、一緒に行こか。 お化け屋敷」
「お化け屋敷?」
「ヴィータが行きたないみたいやし…怖いんやね」
「彼女ほどのものが恐れる場所とは!」
奇っ怪至極!
遊園地、まっことわからぬ場所(ところ)なり。
先の射撃訓練施設といい…ここは民間人の遊戯場ではないのか?
「わたしは覚悟君と一緒なら怖ないねん」
「了解、謹(つつし)んで護衛させていただく」
…なぜ笑う、シャマル、シグナム。
これは試されていると見るべきか。 よかろう、ならば応えよう。
お化け屋敷がいかなるものであろうとも、はやてに指一本触れさせぬなり!
「征くぞ!」
「うん。 みんな、零(ぜろ)のこと見ててなー」
「待て、っつの」
突如、足を踏みならしたヴィータに振り返ると、
またずかずかとした足運びにて我らの征く道阻みたり。
「止めるな、ヴィータ」
「あたしも行くってんだよ」
「怖くはないか」
「ざけんな」
「良し!」


489 :リリカルなのはStS×覚悟のススメ:2007/07/04(水) 01:51:59 ID:vKjkJ6Fl

やはり彼女も戦士であった!
ならば共にいざ征かん。 目標、お化け屋敷!
「あ、リィンも行くです、行きたいですーっ」
―――これが、わが腑抜けぶり思い知る、実に五分前であった。





「覚悟くんたら、もう、ねえ?」
「まったく、少しは洒落のわかる男になれと言いたいが…どうした、零(ぜろ)?」
『侵略行為が行われている!』
「…なに?」
『半径50m以内、室内なり』
「なん、だと」
『追うのだ、覚悟を! はやてを!』
「言うに及ばず!」





「くるしい、ひぐっ、たすけて、息が…」
「撮るよーっ! 次は脱いでスマイル!」
「い、いやだあっ」
「お肉も脱いでスマイル!」
「ぎゃっ、ぐぶげっ!」
「バッチリ撮れたよー、お代は結構! だってボクの写真は芸術だから!」
「ひ、人喰った…お化け屋敷に、ホントにオバケ…おまえ、なに? ナニモノ?」
「ボクは戦術鬼(せんじゅつおに)、激写(うつる)! さあスマイルスマイル、撮るよーっ!」
「助け、うげぇっ」






490 :リリカルなのはStS×覚悟のススメ:2007/07/04(水) 01:56:47 ID:vKjkJ6Fl
以上なり。
少し、台詞ばかりが連続しすぎている箇所が目につく気がするが…
そして、なのはカラーを濃くしたために覚悟のらしさが損なわれている感もあり。
覚悟の日常描写をするには、私は未熟の身だと思った。

では、これより、なのはStS本編視聴せんがため、テレビの前で待機準備。

491 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/07/04(水) 02:01:44 ID:bGYCVPzP
うわ寝る前にリアルタイムで遭遇してもうた。
覚悟のススメ氏乙です。

なんで戦術鬼がここにいるのか!
激写(うつる)って放射能あびせる奴でしたっけ?
常識的には意外に強そうだから困る。

492 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/07/04(水) 02:13:45 ID:ShplE3d3
いいよ〜〜〜〜そのSS
次は全部脱いでスマイル〜〜〜

493 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/07/04(水) 02:31:03 ID:Bdzns1/N
そーいえば覚悟って遊園地の残骸見て前線基地とか言ってたよね……

494 :マスカレード:2007/07/04(水) 02:43:34 ID:zYIs0aMt
覚悟さん、GJです!
元ネタ知りませんが、これはまたえぐい敵が出そうですね……
次回も楽しみにしてます!

え〜とですね、マスカレード8話できたんですが、投下OKでしょうか?

495 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/07/04(水) 02:43:57 ID:8iC1oNi5
いいぞ!

496 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/07/04(水) 02:45:04 ID:mX4+QfD+
マスカレード待ってましたぁ!!

497 :マスカレード:2007/07/04(水) 02:47:17 ID:zYIs0aMt
「行くよ!レイジングハート、クロックアップ!」
なのはの指令通りにクロックアップを発動させるレイジングハート。
それにより周囲の速度は限りなく静止状態に近い状態となった。

「ライダーキック!」
「ライダースラッシュ!」
『Rider Kick(ライダーキック)』
『Rider Slash(ライダースラッシュ)』
ガタックのベルトから走った電撃が頭へと上り、そして右足へと駆け巡る。
「どぉぉおりゃぁあああ!!!」
一気に飛び上がったガタックは、電撃によって光り輝く右足をランピリスワームへと叩き込んだ。

サソードは毒液の滴るサソードヤイバーを構え、ガタックのライダーキックにより吹っ飛んだランピリスワームを待ち構える。
「はぁ!ふん!はっ!せやっ!」
そしてサソードのレンジへと飛び込んだランピリスワームをメッタ斬りにする。
凄まじい速度で切り付ける刃からは、紫の毒が飛び散る。まったくもって痛々しい。
そして……
「ディバィィィィン……バスタァーーーーーーッ!!」
トドメに上空からのディバインバスター。轟音を放ちながらランピリスワームを飲み込んだ閃光は地面に直撃する。

『Clock Over(クロックオーバー)』
サソード&ガタックゼクター、そしてレイジングハートが同時に告げる。
それと同時に三人を除く世界は元の時間の流れを取り戻した。

そしてなのはは地面へ降りて、サソードとガタックを見据えた。
「私は時空管理局嘱託魔導師……高町なのは。」
「ナノハーヌ!キミもワームと戦う存在だったのかぁ!」
「ちょ、ちょっと待て剣!これは一体どういうことなんだ?なのはちゃん。
時空管理局とか魔導師とかって……」
サソードヤイバーからはサソードゼクター、ガタックのベルトからはガタックゼクターがそれぞれ離れ
二人の装甲は消えていった。
なのはに駆け寄ろうとする剣を制止し、問い掛ける。
「詳しい説明はアースラでします。ついてきてくれますか?」
二人は「アースラ?」という表情をしながら顔を見合わせた。


数十分後、アースラ。

「わかって貰えたかしら?」
「…………。」
時空管理局や魔導師についての一通りの説明を終えたリンディ。
だが説明されても加賀美の頭はこんがらがっていた。異世界や魔法なんてそう簡単に信じられる訳が無い。

「(あの加賀美って人、前に来たダディアナさん?とかいう人よりも物分かり悪そうだね)」
小声でコソコソと失礼な事を言うエイミィ。
「(キミは黙ってろ。それと橘さんだ。だんだん間違い方が酷くなってるぞ。)」
正直自分もフルネームで言えるかどうかは微妙だが、一応突っ込むクロノ。
「……確か……『橘さくら』さんだったかな……?)」
……おいおい。お前もか、クロノ。
ちなみにエイミィの中では「橘ギャレン」という名前で記憶されているが、
もう突っ込むのが面倒臭いのでそれについてはこれ以上言及しないでおこう。

498 :リリカル犬狼伝説:2007/07/04(水) 02:49:29 ID:E/7AkoIT
>>490
リアルタアイムで読めた幸運に感謝!!!!!
なんという日常風景!
これはすでにクロスの枠を超えているッッ!!


そしていきなり戦術鬼っすかッ!


499 :通常の名無しさんの3倍:2007/07/04(水) 02:50:47 ID:IQ4hkEyt
支援ッ!!
それにしても戦術鬼って女性には見せたくない生き物だな。

500 :マスカレード:2007/07/04(水) 02:51:22 ID:zYIs0aMt

「じゃあ俺達の世界での時空管理局の役割は、だいたいZECTと同じってことでいいんですか?」
「ええ。人々を守りたいと願う気持ちは貴方達ZECTと相違無いわ。」
「…………。」
普段あまり考えるということをしない加賀美にとってこの状況は苦痛だ。頭の中がこんがらがっている。

そしてリンディは「良ければZECTとも協力したい」という旨を伝える。
「わかりました。とりあえず、この件は上司に報告します」
「そう。わかったわ。剣君はどうかしら?」
リンディの質問に剣は「ふふん。」と笑った。
「いいだろう!俺は協力することにおいても頂点に立つ男だ!全てのワームは俺が倒してやろう!」
キョトンとするリンディ他局員達。「協力においても頂点」ってどんなだよ、と突っ込みたくもなるがあえてスルーしよう。
剣の答えに一同は「はぁ……」となるが、一人だけ神妙な面持ちの男がいた。
「(戦いの神……ガタックに選ばれし人……か)」
立川だけは冷静な瞳で加賀美を見つめていた……。



ACT.8 「暴走の赤い靴」



翌日、サル。

ここは天道や加賀美達も行きつけのレストラン。

「師匠!できましたぁ!」
そう言いながら何かが乗った皿を持ってくる蓮華。
「……なんだ、コレは?」
「カレーに漬け物です!」
「…………。」
天道は「カレーに漬け物」とやらをスプーンですくい、口に運ぶ。……が、やはり食べずに諦めた。
剣は興味津々といった感じでカレーに漬け物をジロジロと見ている。
「……で、加賀美。話というのは何だ。」
うまくカレーに漬け物から話題を反らす。

「ああ、時空管理局の話なんだけど……」
「……時空管理局だと?」
天道は「なんだと?」といった表情で加賀美を見つめる。
「時空管理局ってのは、簡単に説明すると俺達ZECTと同じで人々を守るための組織らしいんだ。」
まぁ少し違うが、天道にもわかるように説明する加賀美。

加賀美は昨日聞いた次元世界や魔導師といったファンタジーな話を天道にも聞かせた。
「……なるほどな。」
「どう思う?天道」
「……その時空管理局とやらもZECTと同じだ。胡散臭い組織だという事に変わりは無い。」
「……けど……!」
「だいたい、そんな訳のわからん組織に協力してやる義理は無いな。」
天道はそう言い席を立つ。そんなにカレーに漬け物が食べたくないのか。
「ちょ、ちょっと待て天道!」
「くどい。これ以上俺に同じ事を言わせるな。」
そうして天道はサルを後にした。
「……ったく、天道の奴何考えてんだ……!」
落胆しながらガタッとイスを引き出し、座る加賀美。

501 :マスカレード:2007/07/04(水) 02:58:17 ID:zYIs0aMt

「ほっとけよ、んな奴。」
すると加賀美の近くでコーヒーを飲んでいた長髪の青年が話しかけてくる。
「何だ、あんた?」
「…………。」
長髪の青年に話し掛けるが、青年はコーヒーを「ふーふー」するのに集中しているのか加賀美の問い掛けを無視する。
「あ、彼は乾くん。たまにコーヒー飲みにくるのよ」
「弓子さん。」
そこで店長の『竹宮弓子』が説明に入る。

「……何か知らねぇけど、やる気の無い奴に何言っても無駄だろ。相手にとっちゃかえって迷惑なだけなんだよ」
「…………。」
乾−巧−は自分の境遇と重ねながら言った。
確かに巧の言い分にも一理ある。天道の性格を考えれば有り得ない話じゃない。

「うまぁーい!!」
「な、なんだ!?」
「あちっ!」
しかし、突然の大きな声に加賀美と巧は驚く。さらに巧は「ふーふー」していたコーヒーまで口にヒットし、ダブルパンチだ。
一同は声の主を見る。
「繊細にして大胆!始めての味だぁ!!」
蓮華の作った「カレーに漬け物」を美味しそうに頬張る剣が、あまりの美味しさに感動しているのだ。
「ホントですか!おかわりならたくさんありますよ♪」
「ああ!それも頂こう!」
剣と蓮華のコントに「はぁ……」とため息をつく加賀美。
ちなみに巧は「カレーに漬け物」の異様な外観を見て少し驚いている。
「お、おい……あいつの味覚大丈夫なのかよ?」
巧は剣の食べっぷりに感服する。いや、色んな意味でだ。
「……ああ。あいつはいつもこうなんだ。気にしないでくれ」
「……あんたもいろいろ大変そうだな……」
加賀美に少し同情する巧であった……。


天道は一人、海鳴市を歩いていた。目的地は……ZECT本部。
「ネイティブ……時空管理局……それにあの立川とかいう男……一体何者なんだ?」
天道はそう呟いた。事の発端は数日前に遡る。

………………
…………
……。
その日天道は一人で夜道を歩いていた。
「……天道総司。」
「……!?」
突然話し掛けられ、身構える天道。物影から謎の男が現れる。
「……光を印せし太陽の神、カブトに選ばれし人よ。」
「……お前は何者だ?」
「……時空……管理局。」
「なに?」
「あなたはカブトとして戦い続けて下さい。我々ネイティブの為にも……」
「ネイティブだと?……お前、ZECTの人間か?」
次の瞬間、空を裂き現れた赤いゼクター。
天道は『カブトゼクター』をつかみ取ろうとするも、その手をすり抜けてしまう。
「な……!?」
そして謎の男−立川−の手に納まるカブトゼクター。
「……それはあなたの大切な人のためでもある……」
立川は言いながら天道にカブトゼクターを手渡し、立ち去ろうとする。
「待て!大切な人とはまさか……ひよりのことか!?」
だが立川は天道の質問に答えること無くそのまま夜の闇に消えていった……。

502 :マスカレード:2007/07/04(水) 03:05:17 ID:zYIs0aMt

ここで回想シーンは終わりとする。

そしてZECT本部。

「あんたに聞きたいことがある」
「……ほぅ。一体、何かな?」
ZECT総統、『加賀美陸』を前にした天道は、真実を聞き出すために陸に迫る。
「ネイティブとは一体何だ?」
「…………。」
「時空管理局とは、一体何者なんだ?あんたなら知っているだろう」
「……何の、話かな?」
「……とぼけても無駄だ。知らないとは言わせん。」
「……知らない、と言ったら?」
挑発的な態度をとる陸。
「……とぼけるな!言っておくが、俺が今その気になればZECTを潰すこともできる!」
天道は珍しく冷静さを欠いた大声で陸に詰め寄った。
すると……
「暴走スイッチ。」
「……!?」
陸独特の喋り方で天道を制した陸。
「赤い靴を……知っているかね?」
「なに?」
天道だって赤い靴くらい知っている。
確か赤い靴を履いた少女が、靴が脱げなくなり踊り続けるというような話だ。
「……カブトとガタックは自らの意思に関係無く、全てのワームを倒すまで戦い続ける……」
「…………。」
天道は今は何を聞いても無駄だと悟り、陸に対し苛立ちの念を表しながら部屋を後にした。
しかし、扉を開けた瞬間一人の男とぶつかりそうになる。
「…………。」
「…………。」
しばらく睨み合う二人。だが天道は何を言うことも無く立ち去っていった。

男は陸の部屋を「コンコン」とノックする。
「入りたまえ。」
「失礼します。」
男は陸の部屋に入る。陸は男の姿を見るや否や口を開いた。
「本日付けで……」
「ダイアの、エース……。」
「は?」
「……何でもない。続けたまえ。」
「……はい。本日付けでZECT所属となりました橘朔也です。」
陸は橘を見つめ、不適に笑ったという……。


調度その頃……。
空から小さな光が降り注いでいた。
「うわぁーーーーーーー!」
ここに自転車に乗り、大声で叫ぶ少年がいた。
「たーすーけーてーくーだーさーい!!」
少年は自分でも自転車の制御が効かずに、そのまま加速を続ける。
「ちょ、ちょっとアレ、危ないんちゃう!?」
「……アレは……激突ルートですね……」
大きな声に気付いたはやてとシャマルの二人は、現場に駆け付ける。シャマルは何やら不吉な事を言っているが……

そして自転車が走っていった方向で「ガシャン!」という不吉な音が鳴る。
「あちゃあ……」
「やっちゃった……?」
二人は走って現場に到着。目の前にはどう考えても有り得ない光景が繰り広げられていた。

503 :マスカレード:2007/07/04(水) 03:09:11 ID:zYIs0aMt

「こ……これは……!!」
「ありえん……」
自転車に乗った少年は自転車ごと十数メートル上の木に乗っかっているのだ。
「あうう……」
少年は木の上で目を擦っている。
「大丈夫ですかー?」
シャマルはこの世で最も不幸な少年−野上良太郎−に話し掛ける。
「はい。大丈夫です。いつものことですからぁ」
おっとりとした口調で喋る良太郎。
その後、はやて達の協力でなんとか降りる事に成功。
「もう!あんな危ない運転して、事故でも起こしたらどうするの!もっと安全運転を心掛けて下さい!」
「うぅ……ごめんなさい」
「もう事故ってると思うけど……」
泣きそうな顔でシャマルに謝罪する良太郎。さらにはやてははやてでツッコミのタイミングは逃さない。
さすが関西人……といった所か?
しかしその時、良太郎の体から白い砂が零れ落ちたことには誰も気付かなかった……。

ちなみに二人は家の洗濯機が壊れたため、近所の老舗クリーニング屋に洗濯物を出しにいく途中だ。

と、いうわけで数分後、「西洋洗濯舗 菊地」。

「ここ?シャマル?」
「ええ、ご近所さんの話だとそのはずなんだけど……」
はやてが聞いていたのは「創業百年を迎える老舗クリーニング店」のはずなのだが……
店番をしているのがあまりやる気がなさそうな男一人。
「一応……入ってみるか」
「そうですね。外見だけじゃわからないもの」
そう言い、店のドアを開ける二人。
「……いらっしゃいませ。」
「「(うわぁ何コレこの顔やる気なさそー……)」」
二人は明らかにやる気のなさそうな店員の態度に「ガビーン」という表情になる。
「え〜と、これ、クリーニングお願いしてええかな?」
「ああ。」
言いながらはやてから服を受け取る店員。本当に無愛想な店員だ。はやて達も絡みにくい。
すると……
「まったく、無愛想だねぇ……」
「草加……。」
奥から現れた男は独特の口調で喋り出した。店員こと巧は、男を草加と呼ぶ。
「せっかく珍しくお客が来てくれたのに、そんな態度でいいのかな?」
「…………。」
「ま、キミじゃそんなもんか。」
草加−雅人−はそう言った後「フン」と鼻で笑い、再び奥へと戻っていった。
はやては「あの人……一々嫌味言いに来たんやろか?」と疑問を口にする。
「ほっとけ。あいつはあんな奴だ。」
巧はサラっと言った。全く悔しく無いと言えば嘘になるが、一々相手にするのも面倒だからだ。

504 :マスカレード:2007/07/04(水) 03:14:08 ID:zYIs0aMt

数日後、海鳴市のとある廃工場。

飛び交うピンクの閃光と、ワームを切り裂く青い閃光。
高町なのはと仮面ライダーガタックこと加賀美新は今日も現れたワーム群を薙ぎ倒していた。
「なのはちゃん!遠距離のワームは任せた!」
「うん、わかった!」
二人は連携で次々とワームを倒していく。ガタックはガタックダブルカリバーで近くの敵を切り裂き、
なのははディバインバスターで遠くの敵を吹っ飛ばす。
毎度の事ながらキリが無い。

そこへ、工場の入口から堂々と一人の男が入ってくる。
二人にとってはかなり見覚えがある男、天道総司だ。
「天道か!」
「もしかして……天道さんも……」
なのははこの展開は間違いなくライダーに変身だろうと予想する。
すると案の定、工場の屋根を突き破りカブトゼクターが飛来、前回のガタックゼクター同様ワームに体当たりをしかける。
そして天道の手に「パシッ」と納まったカブトゼクターは、天道のベルトに装填され……
「……変身。」
『Henshin(ヘンシン)』
ベルトから延びた銀色のアーマーが天道の全身を包む。
仮面ライダーカブト マスクドフォームだ。
「やっぱり、ライダー……」
なのはは想像通りの展開にそう呟いた。
カブトは黙ってワームの大群へと歩いていく。
そしてやはりサリスの大群は、なんとかの一つ覚えのように歩いていくカブトに群がり、爪での攻撃を繰り出す。
「はぁっ!」
だがカブトの半径2m以内に入ったワームは斧状の武器、『カブトクナイガンアックスモード』により即効で爆砕される。
凄まじい強さだ。たいていのサリスは一撃で倒している。
「すごい……強い……!」
なのはもカブトの戦いを見て、ポカンとしている。

カブトの登場によりワームも残り少なくなり、その中の3匹が赤く変色し始める。
「脱皮しちゃう!」
なのははあわててレイジングハートを向けるが、それよりも早くカブトが行動を開始した。

「させるか。」
『Cast off(キャストオフ)!』
銀のアーマーが弾け、脱皮をしようとしていたワームに直撃する。
『Change beatle(チェンジビートル)!!』
カブトムシの角のような形をした『カブトホーン』が頭に装着され、そのフォルムは赤いカブトムシを思わせる
『仮面ライダーカブト ライダーフォーム』となる。
「……クロックアップ。」
『Clock up(クロックアップ)』
次の瞬間、カブトの速度は例によって光速を越えた。
ゆっくりと脱皮途中のワームへと近寄るカブト。
そしてカブトはカブトクナイガンをクナイモードへと変形させ……

505 :マスカレード:2007/07/04(水) 03:19:11 ID:zYIs0aMt

ザシュ! ザシュ! ザシュ!

鋭い効果音と共に切り裂かれたワーム3匹。
『Clock over(クロックオーバー)』
そしてクロックオーバーの電子音と共に時間は元の流れを取り戻し、ワームは3匹揃って緑の炎と化す。
「つ、強い……これが、天道さん……?」
現れてから数分でワームを殲滅したカブトに、なのはは少し恐怖にも似た驚きを感じた。
そして廃工場の入口付近、ここにいる一人の男、立川もなのはと同じような感覚を覚えていた。
「これが太陽の神、カブトの力……」

「立川……さん?」
そしてそれに気付いたなのはも「何故立川がここに?」という表情をする。
『マスター、ワームが一匹残っています。』
「え!?」
レイジングハートの警告によりワームに気付いたなのはは咄嗟にレイジングハートを構える
……が、最後のワームはすぐに人間の姿に戻った。
「た、助けて下さい!お願いします!」
「え……?」
突然頭を下げたワーム男に驚いたなのははレイジングハートを下ろす。
「もう悪さはしませんから……どうか見逃して下さい!」
男も泣きながら頭を下げ続ける。
男が可哀相に思えてきたなのはは「それなら……」とレイジングハートを納めようとした。
その時……
『One』
「「え?」」
突如聞こえる電子音に振り向く。そこにはベルトの『フルスロットル』を押しながらゆっくりと歩いてくるカブトの姿が。
「ちょ、ちょっと天道さん!?」
「……ひ、ひぃぃ!ごめんなさい、ごめんなさい!」
何をするのかと驚くなのは。一方男は本気で泣きながら謝り続けている。そんなにカブトが怖いのか……
『Two』
だがそれでもカブトは歩き続ける。
「お願いします!許して下さい!!」
男は尻餅をついて後ずさりながら命ごいを続ける。こうなるとワームといえど本当に不憫だ。
「やめて、天道さん!もうこのワームは……」
『Three』
「う……うわぁぁああああああ!」
すでに天道は男の眼前まで迫り、
『Rider Kick(ライダーキック)!!』
「駄目ーーーーっ!」
ドカァン!
轟く爆音。叫ぶなのはを無視し、すでに戦う意思を無くしたワームに浴びせたライダーキック。
ワームは悲痛な断末魔の叫びと共に爆砕した。

「……どうして……?あのワームはもう……戦う意思を無くしてたのに……」
「…………。」
なのはは悲しい顔で天道に詰め寄る。何も殺す必要は無かった。恐らくあのワームは本気で
改心しようとしていた。見逃してやっても良かったのでは無いだろうか?
ガタックも黙って見ているしかできなかった。

506 :マスカレード:2007/07/04(水) 03:25:49 ID:zYIs0aMt

「……ためらいは、こっちがやられる。」
「でも!……可哀相とか思わないの!?あのワームは……」
「くだらん!!」
「……!?」
言いかけたなのはだが、突如大声を出した天道に制される。さらに天道の剣幕になのはは一瞬「ビクッ」とした。
「……相手がワームなら、俺は非常に徹する。そして……倒す……!」
「そんな……ワームだって生きてるのに……」
天道は拳をにぎりしめて言う。ワームを憎んでいるかのように……
「甘いな。お前のような子供は帰って勉強でもしてるんだな。」
「……っ!私は皆を守りたいだけ……!あなたに言われてやってるんじゃない!」
「…………。」
言うだけ言ってなのはをキレさせた天道は、後は何も言わずに立ち去ろうとした。……その時。
「う……ぐうう……!」
「天道!?」
突如苦しみ出した天道。
だんだんと天道の意識が遠退いていく。
そんな天道が最後に見た物は、入口付近に佇む立川の姿だった……。

「うおぉぉぉぁぁああ!」
カブトは凄まじい声で咆哮し、一気に立川との距離をつめた。
「……カブト!?」
「うぉぉおお!」
そして立川に重いパンチを叩き込むカブト。
「く!」
「天道!おい、何してんだ天道!」
「天道さん!やめてください!」
ガタックとなのはも突然の出来事に驚いている。なのはにしてみれば自分の仲間が突如襲われているのだから。
「なんで……天道さん……あの時の優しい顔は、嘘だったの!?」
かつて屋上にてなのは達にパンをわけてくれた時の優しい笑顔を思い出したなのはは本当に悲しそうな顔で天道を呼び掛ける。
「あぁ!……うぁあああ!ぉおおおああああ!」
もはやカブトに言葉は通じないのか、ひたすらに立川を殴り続ける。
「くっ……ドレイクゼクター!」
『Henshin(ヘンシン)』
しかし立川も防戦一方では無く、ドレイクゼクターを呼び出し『仮面ライダードレイク』へと変身。
「な……!なんでドレイクになれるんだ!?」
「立川さんもライダーに!?」
もう加賀美もなのはも−特になのはは−頭の中が混線状態だ。

天道もいよいよもって立川にトドメを刺すつもりらしく……
『One,Two,Three!!』
「おぁぁあああああ!!」
『Rider Kick(ライダーキック)』
「やめろぉぉぉぉ!!」
加速されたタキオン粒子が駆け巡る、まさに稲妻の如きライダーキックは立川に向けて振り下ろされた。
……はずだった。
「ぐ……ぅ……て、天道……!」
だがそこにいたのはドレイクでは無く、ガタックだった。咄嗟にドレイクの前に飛び出し、カブトのライダーキックを受け止めたのだ。
「なのはちゃん……今のうちに……この人を連れて、ここから離れるんだ!……早く!」
「う、うん!わかった!」
なのははすぐに立川ドレイクの手をつかみ、走り出した。途中、なのはは3人の男とすれ違うが慌てていたためかその3人の顔を確認することは無かった……。

507 :マスカレード:2007/07/04(水) 03:31:39 ID:zYIs0aMt

同刻、海鳴某所。

「…………。」
「く……う……。」
一人戦う黒いライダー。相手の怪人−オルフェノク−は既にボロボロだ。
「……ふん」
黒いライダーはベルトからチップ状の物体−ミッションメモリー−を取り出し、腰から取り外した双眼鏡にセット。
『Ready』
機械音声と共に双眼鏡−『カイザポインター』−は変形、そして黒いライダー−仮面ライダーカイザ−の右足にセットされる。
『Exceed Charge』
カイザはベルトに装着された『カイザフォン』を開き、ENTERボタンをプッシュ。
すると、ベルトから黄色い光がフォトンストリームを通してカイザポインターへと伝達される。
「……ふん!」
そして敵にむけてキックのモーションを見せるカイザ。同時にカイザの
足から飛び出した光弾はオルフェノクに直撃、その動きを拘束し、さらに黄色の円錐が現れる。
「はぁっ!」
そして飛び上がったカイザは円錐に向けてライダーキック。
体ごと円錐に入りオルフェノクに直撃、貫通する。この技の名前はゴルドスマッシュ。
カイザがオルフェノクの後ろに着地するとが同時に
ゴルドスマッシュの直撃を受けたオルフェノクの体に『Χ(カイ)』の文字
が浮かび上がり、そのまま灰となった。

「……ふん。ま、こんなもんか……」
カイザはベルトからカイザフォンを取り出し、変身を解除。そのまま専用バイク『サイドバッシャー』に跨がり、いずこかへと立ち去っていった。


「……あれがスマートブレインのライダーズギアの一つ……カイザか。」
「はい……データの収拾は完了しました。」
「そうか。……帰るぞ。」
サングラスに黒いコートを羽織った怪しげな男が部下と思しき男と共に
カイザの戦闘を記録していた事を、カイザこと草加雅人は知る由も無かった……。



「天道ぉ!正気を取り戻せ!天道!」
「うぁぁぁあああ!うわぁぁあーーーっ!」
ガタックの言葉に全く聞く耳を持たずに暴れ続けるカブト。
「うわぁ!」
カブトの猛攻にまたしても弾き飛ばされるガタック。だがその時、ガタックの目に3人の男が写った。

「へっへっへ……」
「影山……さん?」
不気味な笑い声に気付いた加賀美は思い当たる名前を呟いた。

「どうせ俺達は……日なたの道を歩けない……」
「ククク……落ちたもんだなぁ?……太陽さんもよ……なぁ、兄弟?」
「あぁ浅倉。……あんな太陽……俺が汚してやるっ!」

三人は……地獄三兄弟は不適に笑う……。
特に浅倉は……ようやく再開したカブトへの喜びの笑いか、満面の笑みだ。
「ククク……ブッ潰してやるよ……カブトぉ!!」

508 :マスカレード:2007/07/04(水) 03:43:44 ID:zYIs0aMt
次回予告

果たして突如自我を失ってしまった天道は再び天の道を歩めるのか……

そして現れた新たな『ギア』。

Dead or Alive 痛みだけの
時間を巻き戻せ
そのために僕らは 未来を見てる……

未来を掴みとれ、カブト!

次回、魔法少女リリカルなのはマスカレード
ACT.9 「最強の刃!パーフェクトゼクター!」

Open your eyes for the first 555.

509 :マスカレード:2007/07/04(水) 03:52:16 ID:zYIs0aMt
投下完了!
今回はちょっと暗い話かもしれませんね……
とりあえず次回は「カッコイイライダー達」を目指してます。
今回のお話、自分的には天道の何考えてるかわかんない感が重要なポイントだと思ってます。
どうでしたでしょうか?
今回も感想や指摘など、待ってますねw
ちなみに今回のスーパーヒーロータイムはネタ切れにつきお休みですorz

それとリリカルBLADEはなんかどんどん後回しにされてますが、夏休みくらいから真剣に続きを投下しようと目論んでます。

最後に、編集する際には次回予告の「未来を掴みとれ、カブト!」の最初に「今こそ」をつけて頂けると幸いです。

510 :リリカル犬狼伝説:2007/07/04(水) 04:00:04 ID:E/7AkoIT
マスカレード氏、相変わらず、すばらしいです!

>リリカルBLADE
楽しみにしていますw

そして割り込んじゃった。スミマセンorz

511 :ジョジョクロス『愚者の書』:2007/07/04(水) 08:56:56 ID:pjAd+gY/
各SS、いずれもお美事! お美事にございます!!

>覚悟氏
早朝チェックして驚愕、まさか投下されているとは!
リアルタイムでチェックできないなど、不甲斐なし! 安眠の為に早寝したわが身、不甲斐なし!
見事な血涙であった……。
覚悟氏のSS読んだ後だと、変なテンションになりますよね(ぉ
いや、しかし相変わらずお美事。もっと気合入れて夜までスレ監視してるべきでしたよw
お詫びに天国で切腹するしかない。
平穏な日常で過ごす覚悟が斬新で素敵でした。
原作では日常が現代とすでに違っているから気付きませんでしたが、覚悟ってばフルメタの宗介と属性似てるw
全く違和感なく、逆に納得してしまえる覚悟の新しい一面でした。マジ和んだwwww
ヴォルケンズとの絡みも的確すぎて座り小便するしかないですね。
シグナムと波長合いすぎな点や、やっぱり一番合わないのがヴィータだったりとか、何処探しても隙がねえwwwGJ
気になる続き方が、もう次回が待ち遠しい。ぬふぅ。

>マスカレード氏
平成ライダー全部見てる私としては、次々出てくるライダーに感動の嵐!
日本の未来は大丈夫さ! と思う反面草加とか出てくると不安にしかならないヤツにビクビク。
次の瞬間には背後からなのはたちに斬りかかりそうでこえーんだよ、コイツらは…。
あと、相変わらず原作通りの状況と空気読まない地獄兄弟の出演っぷりに吹いたwww

512 :リリカルスクライド//G.U. :2007/07/04(水) 10:02:49 ID:wxyIIOyu
>>リリカルなのはStS×覚悟のススメ氏
相変わらずの文才に嫉妬(ry
八神ファミリーとの話が良い!
次回は女性たちへトラウマを植え付ける回ですか?w

>>マスカレード氏
巧キタァー!良太郎もモモタロスに憑りつかれたぁー!
橘さんの本名何でしたっけ?(ぇ

お二人ともGJです。

513 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/07/04(水) 13:04:15 ID:ShplE3d3
マスカレード氏GJ!
橘さんがZECT入り…………何か不安だ。ていうか橘さんは何しても不安だ。


514 :リリカル龍騎@携帯:2007/07/04(水) 13:22:59 ID:aQTRtWVG
お美事!お美事にござりまする!
 
>>覚悟のススメ氏
安心しろヴィータ、多分正常だから
・・・って戦術鬼キタァァァ!次回はきっと女性陣にトラウマ出来ますね・・・
 
>>マスカレード氏
ダディがZECT入隊・・・不安だ・・・激しく不安だ・・・
で、伊坂らしき人物がスルーされている件について(ry

515 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/07/04(水) 14:26:56 ID:XwVWbdTf
ZECT壊滅決定!

516 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/07/04(水) 15:19:40 ID:ShplE3d3
むしろ橘さんは失敗の連続でやさぐれて晴れて地獄四k(ry

517 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/07/04(水) 15:56:14 ID:xJ7apXIo
橘さんが入隊…ケタック参戦フラグ来ましたな。

518 :リリカルスクライド//G.U. :2007/07/04(水) 16:56:32 ID:wxyIIOyu
今日の午後6時半ごろより、投下を開始します。

519 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/07/04(水) 17:02:26 ID:WSy46+bC
>>マスカレード氏

ダディゼクト入隊か…
終わったなぁゼクト…

しかしジョーカーの存在が分かったらどうなっちゃうんだろ?
始を守る為に剣崎がなのはや他のライダー全部を敵に回すのかな?
もしそうなったとして剣崎には天井知らずの融合係数とタイムスカラベ(HCU殺しの時間停止)、
マグネットバッファロー(磁力を使ってどんな遠くの敵も引き寄せる)があるから大丈夫だと思う
けど多勢に無勢だから心配…
五代やなのは、加賀美、氷川は甘い(優しい)から剣崎側に付くかも知れないけど。

520 :リリカルスクライド//G.U. :2007/07/04(水) 18:32:16 ID:wxyIIOyu
リリカルスクライド//G.U.
スクライドの世界に派遣される魔法少女達の冒険

最終話「優しく君は微笑んでいた」

 巨大な亀型の艦船がロストグラウンドの大地に降り立って数日が経過していた。
 この艦船の名は“タルタルガー” 時空管理局の特別機動部隊所属の特殊艦船。
 甲羅の部分には小さな都市を丸ごと搭載している。このような次元航行艦船は、次元航行部隊出身者でも限られた人物にしか知られていない。
 そのタルタルガーに招かれる少女と女性。
 彼女たちの前に現れたスーツを着た女性に案内され巨大な構造物へと招待されたのだ。
 亀型の巨大な構造物の中へ通された二人『由詫かなみ』『桐生水守』は、その光景に唖然とした。
 ジャンクの山があり、古びた建設物が立ち並び、一番目に引くのは露天を開いている者たちの姿が人では無いのだ。
「あの人の顔、テレビ画面見たい」
 かなみの見ている人物の姿は、子供のような体格だが顔が丸い液晶テレビに顔文字で(・∀・)と表示されている。
 人外の者が住む場所なのかと思える程、そこは変わった場所だった。
「かなみちゃん。私から離れないように」
「はい」
 水守と手をつなぎながら先頭を進む女性についていく。
 前を歩く黒髪の清楚そうな女性は立ち止ると、目の前にある扉のパネルに手をかざし開く。
「お二人とも、こちらへ」
 女性に導かれながら何かの陣の上に乗ると、その陣から光が出現し彼女たちを転送される。
 
 眩しさが無くなり目を開けると、おにぎりを食べているカズマの姿があった。
「カズくーん」
 カズマの姿を見つけたかなみは、彼の胸に飛び込んだ。
「よ!久しぶりだな、かなみ。元気にしてたか?」
「元気してたよ。元気してたけど……心配だったんだよ」
 涙を流しながらカズマの元気な姿を見て喜ぶかなみを照れながら、その頭を撫でるカズマ。
「わりぃ、すまねぇ、許せ」
「そんな事どうでもいいよぉ」
 そんな二人に近づく水色の髪に二つの短い角を生やした少年。
「由詫かなみさんと、桐生水守さんですね。お二人とも『タルタルガー』へ、ようこそ」
 
 少年と道案内をしてくれた女性に付いていく水守とカズマと手を繋ぐかなみ。
 見知らぬ人の後を付いていくのが気が引けたのか、かなみはカズマに問う。
「カズくん。あの人たち……」
「ああ、あいつらは良い奴らだ。怪我も直ぐに治してくれたり、飯もくれるんだぜ。しかも旨い」
「……私のサンドイッチよりも?」
「あ、えっと……それはだな―」
 かなみには弱いカズマが慌てふためいていると、水守が助け船を出す。
「かなみちゃん。カズマさんも困っているし、それくらいにしてあげたら?」
「……そうですね。反省してくれているみたいだし、許します」
 ほっとした顔をするカズマの横顔を見てニッコリと笑うかなみ。
 気がつくと、ブリッジと思われる場所へ通される。


521 :リリカルスクライド//G.U. :2007/07/04(水) 18:33:36 ID:wxyIIOyu

 そこに居た人たちの中には、かなみと水守が知る人物がいた。
「劉鳳。橘さん」
「なのはさん?」
 金髪の女性と話をしていた劉鳳と橘は、水守とかなみの登場に驚く。
 ポニーテールの男性と会話していたなのはも、かなみ達の方へ歩いてきた。
「かなみ、水守も何故ここに?」
「水守さん、かなみちゃんも事務所で待っているはずじゃ?」
「桐生さんと、かなみちゃん。また会えたね」
 各々から話しかけられ、どう言えば良いか考える二人に助け船を送る者がいた。
「彼女たちを呼んだのは僕ですよ。劉鳳さん、橘さん、なのはさん」
「欅(けやき)、お前が呼んだのか。何故危険になる可能性がある、この場所へ呼び寄せた?」
 劉鳳たちと会話をする頭に角を二つ生やした少年『欅』は、この艦船『タルタルガー』の艦長であり、
時空管理局本局・特別機動部隊・提督兼メカニックという変わった少年だ。
「その理由は、彼女たちの力を借りたかったからですよ。劉鳳さん」
「水守とかなみの力が必要なのか?」
「はい。かなみさんの読心術に似たアルター能力と、水守さんの頭脳をお借りしたくお呼びしました」
 欅の話によると、かなみのアルターによって今から行くアルハザードでの連絡の中継役をやって貰いたいらしい。
 たしかに、かなみのアルターは人の心に干渉し声を届けることも可能だ。
 そして、水守は若干19歳で本土の有名大学の大学院でアルター能力の研究をするなど天才と言っても過言では無い女性だ。
 しかし、彼女たちの力が必要な程緊迫した状況なのかと欅に聞く劉鳳。
「はい。急を要します。アルハザードへ旅立ったオーヴァンが女神Auraを見つけ出せなかった場合、最終手段である『再誕』を発動するはずですから」
 
 欅の呼び出しで、ブリッジに集まる人々。
 八神はやて率いる機動六課の面々と、ハセヲの所属している組織『プロジェクトG.U.』のメンバーが集まっていた。
 そして、カズマ・劉鳳・橘あすか・由詫かなみ・桐生水守、そして両足を包帯でグルグル巻きにされ車椅子で登場するストレイト・クーガー。
「クーガーさん、お久しぶりです。あの時以来ですね……あの時の戦いが原因で、その怪我を―」
「気にしないでください、みのりさん。元々ボロボロな身体で戦った俺が悪いんですから。あはは」
 笑顔で笑うクーガーに「ありがとうございます」と言う水守だったが、やはり名前を間違えられるのが嫌なのか、
お決まりのセリフを言うのだった。
「水守です」
「お〜懐かすぃ〜突っ込みぃ。あぁ、すいません。つい癖で」
 水守とクーガーの会話に若干ジェラシーを覚える劉鳳だったが、欅の話が始まったことで思考を中断した。

「皆さん。僕の呼びかけに答えて下さってありがとうございます。それでは、『プロジェクトG.U.』の統括者である八咫(ヤタ)さんから
AIDAについて説明があります」 
 欅の後ろで待機していたタイの僧侶風の顔立ちの大男が前に出る。
 その人物の服装は、時空管理局の捜査官が着る制服を着ている。
「私の名は『八咫』。プロジェクトG.U.の総括者であり、碑文使いでもある」
 彼の過去の経歴は不明だが、今現在の役職は時空管理局本局の捜査部に設けられた特別捜査チームのリーダーである。
「ここに集まった者でAIDAの実態を知る者は限られているので、今ここでAIDAの危険性と最悪の可能性について話そう」
 八咫は傍にあるオブジェクトを操作し、多数の空間モニターを表示した。
 そのモニターには、数日前の戦いの映像と過去の映像が映し出される。
 映像には、身体の半分以上を黒く赤い脈動する肌で覆われた女性が片手に剣を持ち襲いかかってくる。
 もう一つは、巨大な蜘蛛と人の女性の上半身とが同化したような薄紫色の化け物の映像が映る。
 そして、その化け物へ立ち向かうハセヲの姿が変化し憑神スケィスへと成り戦いを始める映像。
 フェイトとはやての変貌した姿も映し出されていた。


522 :リリカルスクライド//G.U. :2007/07/04(水) 18:34:55 ID:wxyIIOyu

「AIDAとは膨大に広がったネットワークの海から生まれた生命体だ。それだけなら、削除は容易だった……
しかし、ある事件でAIDAの状況は一変した。その事件は管理局内でもごく一部の者しか知られていない」
 その話に反応する機動六課のロングアーチの隊長である八神はやて。
「その事件は、あのロストロギア……『黄昏の碑文』によって起きた事件ですか?」
「よく知っているな。この事件は、最重要機密で提督以上の権限以外では観覧することも出来ないはずだが」
「私の友人に偉い人がおってな。ロストロギア事件の帳簿を見せてもらった事があるんや。その中で『黄昏の碑文』ってロストロギアによる
研究所職員に多数の怪我人と意識不明者と、研究所の爆破などの事件が載ってました。でも、事件の内容は全部削除されてて判らなかったんですが、
これもAIDAによる事件だったんだ……と考えたんです」
 はやての推理に首を縦に振る八咫。
「その通りだ。だが、その答えは若干違っている……この事件が全ての悪夢の始まりだった」
 八咫の口から語られる黄昏の碑文とオーヴァンの過去……そして、最悪の可能性を語り出す。
「……そして、これから起こりえる最悪の可能性……AIDAの全次元世界への侵攻と知的生命体の肉体の乗っ取りだ」
 その話に驚愕する面々だったが、いまいち理解力が乏しい男カズマは「簡単に説明しろよ」と愚痴る。
「君の頭は飾りかね?まずは、先ほどの話をもう一度思い出し自分の頭で考えたまえ」
「……ケンカ売ってんのかぁ?手前ェ!」
「昔のハセヲのような物腰だな」
 一触即発な状況な中の二人をなだめる二人の女性。
「カズくん。ケンカは、めっだよ」
「八咫さま。もう少し大人な行動をお願いします」
 カズマは、かなみの言葉に振り上げていた拳を収め渋々に元の位置へ戻り、八咫も秘書を務めてもらっている女性『パイ』からの
厳しい一言に咳払いをしながら言い直した。
「……言い過ぎた。カズマくん、簡単に言うとAIDAとは一種の病原菌と思ってくれ。それが増殖し、君の大切な者たちに取り付き操る……
そんな事が許されると思うかい?」
「そんな訳ねぇだろう。そんなモノ、俺が叩き潰してやるよ。この拳でなぁ!」
 金属の線が痛々しく見える右腕を高々と振り上げるカズマ。
「馬鹿が。そう簡単に解決する問題では無いと、先ほどから説明されているだろう……馬鹿が」
「バカバカ言うな!」
 劉鳳の突っ込みに腹を立てるカズマだったが、肩に手を置かれたことに気づき振り向く。
「人がバカにされてる時に、話しかけてく―」
 その時カズマは、かつて味わった感覚に襲われるのだった。
“なんだ、この感覚。全身の毛穴が開いちまってる……こいつは―”
「カズマくん。少し……散歩でもしよっか」
『Veto is not in you.( あなたに拒否権はありません)』
「や、やめろ……あー」

 このあと数時間の間、カズマと高町なのはとレイジングハートの姿を見た者はいない……一人を除いて。
「カズくん……ファイト!」



523 :リリカルスクライド//G.U. :2007/07/04(水) 18:38:15 ID:wxyIIOyu

 タルタルガーで会談が行われていた頃『アルハザード』へ辿り着いたオーヴァンは、この地に眠る秘術の解読を行っていた。
「……これでも無いか。残された時間もあと僅か……アイナ」
 AIDAによって精神を闇に落とされた妹を思う兄の姿がそこにはあった。
 そんな彼に近づいてくる者がいた。
 黒いスーツを着て緑色のサングラスを掛けた男『無常矜侍』。
 以前カズマに向こう側の世界へと葬られた男だ。
「そこにいましたか。探しましたよぉ、貴方にお伝えすることがありまして」
「貴様と話すことは無い」
「おやおや、意外と冷たいお人なのですね〜オーヴァン」
「気が散る。話があるのなら手短にしてくれ」
 再び秘術の資料を読み漁るオーヴァンを見ながら、無常はサングラスを磨きながら報告を始めた。
「それでは手短にご報告します。『眠り姫』をこちらへ運び入れました」
 その一言に資料を投げ出し無常の胸倉を掴み宙釣りにする。
「貴様ぁぁぁ!」
「怒らないでくれませんか?AIDAの命に従っただけなのですから……それとも、逆らうつもりですか?」
「くっ」
 オーヴァンは無常から手を放すと、床に足をつけ歪んだスーツを整える無常は蛇のような表情をする。
「ふん。今後は気を付けることですね、オーヴァン。あなたと私もAIDAに選ばれた者なのだから」
 そう言い終えると来た道へ戻っていく無常だったが、目の前に現れた金髪でツインテールの少女を見ると足を止める。
「おやおや、もう動いても良いのかな?『プリズンプリンセス』」
「その呼び方はやめてください」
 無常の前に立つ少女の名は『アリシア・テスタロッサ』。プレシア・テスタロッサの娘で、5歳の若さで事故死したはずの少女なのだが
身体つきは10歳以上だ。
 そんな死んだ筈の少女アリシアは、オーヴァンの近くに来る。
「オーヴァンさん。何者かが、この城へ向かっています」
 今現在オーヴァンたちが居るのは、アルハザードに残された建築物の一つの名の無き城の書物庫だ。
 アリシアの報告に書物を拾い上げる手を止め、銃剣型デバイスを取り出し探知魔法を使用した。
 周囲数十キロの範囲で探知魔法を使用したところ、3つの魔力反応を探知する。
「……3つ、反応を感じる。無常、あれは使えるのか?」
「あれですかぁ……まだ使えませんね。アルターで再構成して直しましたが、AIDAの注入に時間がかかっているのが現状です」
 そうか、と答えたオーヴァンは、城の出口へと向かう。
「あ、まって」
 そのあとを付いていくアリシアを見て「仕方ありませんね」と自分に聞こえる程度の愚痴を言い歩き出す無常矜侍。

 光の玉が3つ若干老朽化で崩れている城の前に降り立つと、それは人の形を取り始めた。
 一つは、蒼炎を纏い三爪の双剣を両手に一つずつ掴んでいる。
 残りの二つは、片手に片刃剣を構える散ってしまった翼を背中に纏う者と、同じく片刃剣を持つ緑色の肌に縫い付けられた痕を持つ裸男。
 彼らの通称は『三蒼騎士』。Auraに作られし英雄たちの姿を模った魔法生命体だ。
 双剣士であり、この三蒼騎士のリーダーである『蒼炎のカイト』はAIDA反応を探知する。
「アァァ……」
 唸り声を出し後方の二人を先導しながら、城の中へ移動しようとした瞬間、片方の扉が無い開き扉から突如3発の魔力弾がカイト達を襲う。
 だが、三爪の双剣『虚空ノ双牙』で全ての攻撃を弾いたカイトは、虚ろな目で狩る対象を見つめる。
 現れたのは『三蒼騎士』が追っているAIDAを連れた男『オーヴァン』。



524 :リリカルスクライド//G.U. :2007/07/04(水) 18:39:56 ID:wxyIIOyu
「これ以上君たちに追い掛けられるのにも飽きてきたのでね。ここで決着をつけよう……Auraの騎士たちよ」
 左腕の封印を解除したオーヴァンは、トライエッジの名の通り3つの剣を構える。
彼を見つけたカイトたちは、武器を構え襲いかかる。
 カイトはオーヴァンへ向け双剣の連続斬りを行うが、銃剣と短剣によって双剣による攻撃を受け止められ
第三の腕の触手の刃による斬撃を胸に喰らってしまう。
 その斬撃によって吹き飛ばされるカイトの横を滑るように通過し、オーヴァンへ剣を振るう『蒼天のバルムンク』と『蒼海のオルカ』。
 だが、その攻撃もオーヴァンが召喚したAIDAスフィアの防御壁に阻まれ彼にダメージを与えられず他のスフィアからの体当たりに吹き飛ばされる。
 再誕によって魔力量が増え、己へ掛ける強化魔法の質が上がったことでオーヴァンの力は大幅に上がっている。
 胸から魔力が漏れ出すカイトへ止めを刺すかのように、オーヴァンは肩から伸びた触手の刃・左手が変貌した刃・『冥銃剣・逢魔ヶ刻』の三本の刃を
同時に繰り出す技『傷痕(サイン)』をカイトの身体に刻む。
 カイトは刻まれた傷痕によって己を構成するデータが崩壊し始めたことに気がつき、何とか崩壊から逃れるため仲間である
三蒼騎士や周囲の物質を取り込むことに決めた。

 右腕に施された腕輪(データドレイン)を掲げ、周囲に鋭い刃の形をしたデータのような触手を突き刺していく。
 その技をステップで回避するオーヴァン。だが、AIDAスフィア・バルムンク・オルカらはデータドレインを受けカイトに取り込まれる。
 仲間と敵の構成データを取り込み損傷を修復したカイトは、蒼炎に包まれながら宙へ浮き青白い光に包まれ変貌し始める。
 
 カイトの変化がアバターに似たものだと把握したオーヴァンは、左腕を拘束具で封印し終える。
「守護者へと変貌したか……無常、いるんだろう?」
 物陰から現れる無常と、オーヴァンを見守るアリシア。
「すごいですなぁ。あれが八相のアバターですか?」
「いいや、あれはAuraの作りしアバターのコピー。俺のアバターはモルガナが作ったモノだ」
 オーヴァンたちが見上げる先には、蒼炎を纏った人型だが四肢の間接から蒼い炎が吹き出ている。
更に背に炎をかたどった巨大な円盤を背負っており、両腕には赤い刃を持つ双剣を装備している。
「モルガナ……聞いたことがありませんな」
「Auraを作ったシステムだと言っておこう。それでは、後は頼む」
 城の中へ戻っていくオーヴァンに鋭い目線を向けるが、まったく気にも留めない彼に舌打ちをする無常だったが、
こちらに敵意を向ける守護者に身体を向ける。
「やれやれ、人使いの荒い方だ……アリシア、手伝いなさい」
「…はい」
 その場に残っていたアリシアに手伝うように命令する無常は、両腕をアルター化させる。
 アリシアも、左手にデバイスを持ち機動シークエンスに入る。
「セイヴザクイーン、セットアップ」
『Get set』
 インテリジェントデバイス・セイヴザクイーンが起動し多くのマジックアイテムを付けた杖が構築され、アリシアにバリアジャケットを装着させる。
 バリアジャケットの形は黒いマントを付け、足まで隠れる紫色のドレスと言っても過言では無い姿だ。
「準備はよろしいかね?アリシア」
「いつでもどうぞ」


525 :リリカルスクライド//G.U. :2007/07/04(水) 18:42:05 ID:wxyIIOyu
 
 『蒼炎の守護神』へと変貌したカイトは、その巨体で敵を粉砕しようと蒼炎を撒き散らしながら城の内部へ突撃しようとした時、
真正面から紫色の雷撃を受け若干後方へ吹き飛ばされる。
 カイトの目に映るのは金髪の少女だけ。AIDA反応を感知したため両腕の双剣を投射しフリスビーのように回転させ敵を切り刻もうとする。
 だが、彼女の周りに出現した計40基のフォトンスフィアから強力な高速直射弾が発射される。
「フォトンランサー・ファランクスシフト……ファイヤ!」
 セイヴザクイーンの能力の一つ高速詠唱補助によって呪文詠唱を必要としない発動速度で放たれ、ここから毎秒7発の斉射を4秒継続することで、
合計1120のフォトンランサーを目標に叩きつける。
 大多数のフォトンランサーによって、投射した双剣二つは弾き飛ばされ更に『蒼炎の守護神』本体に1120のフォトンランサーが
直撃し凄まじい爆風が周囲の視界を奪い去る。
 
 蒼炎の守護神であるカイトの魔法防御力は相当なもので、所々に損傷はあるモノの戦闘継続は可能だと判断し魔力反応のみで敵対する者へ
反撃の蒼炎球を放とうとした時、突然目の前に現れた男。
「あなたには退場してもらいましょう。ホワイトットリック!」
 白い螺旋(らせん)状の装甲に包まれた漆黒の左腕から繰り出される電撃攻撃。
 直接電撃を流されたため、スタン状態となり身動きが取れなくなる蒼炎の守護神に追い撃ちの技繰り出す無常。
「ブラックジョーカー!」
 黒い螺旋状の装甲に包まれた右腕から繰り出される電撃によって蒼炎の守護神の動きが完全にマヒさしたのを確認した無常矜侍は、敵の後方へ回ると口を開き両腕を相手に向ける。
「あなたの力を頂きます。アブソープション!」
 無常矜侍のアルター能力は、口と両手へ相手の力を変異させたエネルギーを取り込み己の能力へ変異させるという力を持つ。
 アブソープションによって、纏っていた蒼炎を吸収され己の能力を吸われてしまい、到る所から崩壊が始まっている蒼炎の守護神。

「なかなかの能力ですな。あなたから頂いた能力を使わせてもらいますよ。そう、今この技の名前を決めました―」
 両腕から多数の蒼炎を出現させる。
「フレイム・エクステンション!シュート!!」
 無常から発射された多数の蒼炎の火球は、蒼炎の守護神の身体を焼き尽くし崩壊へ導いて行った。

 無常の攻撃によってボディが消滅してしまい、残ったのは『三蒼騎士』の3つの光るコアのみ。
 それに追い打ちをかけようと、無常は左腕のホワイトトリックの電撃球を撃ち込もうとしたところをアリシアに止められる。
「壊しちゃ可哀想だよ」
 無常が彼女に気を向けていた隙に、転送していく光の玉たち。
「ちっ、逃したか……くっ」
 右腕を掴むアリシアを振り払う無常の表情は“何をしているんだ、この馬鹿は”と思わせるほどイラつきが表情に出ている。
「まぁ良いでしょう……あれが、彼らを連れて来てくれれば私の復讐は達成されます。劉鳳……カズマ」
 彼が見つめる先にあるのは、オーヴァンが残した転送機能を持ったサインがある場所。
 今も渇きを感じている己の心を満たす事が出来る彼らの登場に期待する無常矜侍の瞳は、アルターの発光現象と同じ色に輝いていた。



投下終了です。
規制に冷や冷やしますw
アリシアについては、今後の話で語られます。
無常の新必殺技は……中の人関係ですw

526 :なのはStS×デモベ:2007/07/04(水) 19:03:17 ID:CQyUTdOj
リリカルなのはStS×覚悟のススメ氏

>ザフィーラに猫まんまの用意あり。
茶吹いた。
ほかの方が仰るように、日常描写が素晴らしい。
そしてそんな日常から、戦術鬼の出る非日常へのシフト。
もう、わくわくしっぱなしです。


マスカレード氏
ダディがZECT入りですか……。
これはまさに、ZECT壊滅フラグが立った瞬間ではないでしょうかっ!?
近年の仮面ライダーで最も好きなキャラなんですけどね。ダディ。

527 :ジョジョクロス『愚者の書』:2007/07/04(水) 19:29:15 ID:pjAd+gY/
ダディ登場で、皆一斉に不安になる反応吹いたwwwそこまで信用ないかwwwいや、ないですけどねw
まあ、ダディは平時ほど不安。
逆に土壇場に追い詰められるほど「何かしてくれるさ!」という安心感がある奇妙なライダーだからなぁ。
まあ、とりあえずの心配事としては偉い人にまた騙されないように気をつけて欲しい。
……無理だろうけど。ボドボドダァ…

528 :リリカル龍騎 ◆l5ZL/l4pJY :2007/07/04(水) 19:31:25 ID:aKe5vIpK
GJです
カズマ…冥福を祈りまs…え?死んでない?
三蒼騎士がここで壊滅するとは予想外でした….hack//G.U.やってないせいかもしれませんが

529 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/07/04(水) 19:58:55 ID:IQ4hkEyt
GJ!!
カズマ・・・冥王に目をつけられたら、生きては帰れないぜ。
勝つには伝説の「やめてよね・・・魔導師がアルター使いに勝てるわけないじゃない」
を使うしかない。

530 :なのはVSボウケン:2007/07/04(水) 20:02:06 ID:jwqRaXFI
>>なのはStS×覚悟のススメ氏
GJ!覚悟が良く溶け込んでる。シグナムとはやはり気があうんですね。
>>マスカレード氏
GJ!ついに赤い靴か……。草加は好きなので楽しみです。
>>リリカルスクライド//G.U.氏
GJ!アリシアに無常、懐かしい面々が。クーガーと水守の再会も嬉しいです。

皆さん、貴重な御意見ありがとうございました。色々意見があるようですが
仮にするなら、相応の覚悟や配慮は必要になりそうですね。

531 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/07/04(水) 20:10:20 ID:hc0cQy1T
王ドロボウJINGとクロスは難しいかな?

532 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/07/04(水) 20:31:19 ID:mX4+QfD+
>>マスカレード氏
GJ!カイザの戦闘を記録してたのはやっぱり伊坂かな?
ってことはレンゲルの伏線か。
やっとファイズも出るみたいだし、パーフェクトゼクターや
ハイパークロックアップも楽しみです
あぁ・・・それにしてもなのは達から見た今の天道はイメージ最悪だろうなぁ・・・


533 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/07/04(水) 20:53:26 ID:xmMmCArs
GU氏乙!

534 :リリカル犬狼伝説:2007/07/04(水) 21:03:45 ID:wodblWrI
カズマさんが、カズマさんがぁ!アッー!!

クーガーの兄貴とシグナムの姐さんの、物語の壁を突き破ったカップルが成立するのを楽し(ry

そして無常とアリシア活躍にGJ!!!
つか蒼炎は覚えられたらマズイっしょw

535 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/07/04(水) 21:09:30 ID:ShplE3d3
>>525
GJ!
良かった………八咫が制服を着ていた……

536 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/07/04(水) 21:22:43 ID:DUuUb7Kn
>>531
ジンがロストロギアを狙うって話ならいけなくもなくね?
キールとのコンビネーションを駆使して、戦闘を回避しながら獲物に近づいていく、みたいなの。

537 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/07/04(水) 23:56:37 ID:axH0QTXo
誰かガオガイガーをデバイス化してあの勇者王の暑苦しさをなのはに持って来てくれないかな……

538 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/07/04(水) 23:57:31 ID:xmMmCArs
某ラミアがシグナムにしかきこえんなw

539 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/07/05(木) 00:12:45 ID:k9H7W1Z2
>>536
むしろキールがデバイス扱いされるとか

540 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/07/05(木) 00:14:03 ID:MyuHPzAS
>>537
ネタっぽいけど、種死リリカルなのはの所に「魔道戦士まじかるしん」というのが
あって少しだけど盟主王が装着してた。 

541 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/07/05(木) 00:56:48 ID:qE66p5x9
>538
ヴァイサーガに乗せるとガチシグナムですぜ?

542 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/07/05(木) 06:19:09 ID:ZVJoa8FY
>>541
アシュセイバーゲットしてシシオーブレード持たせてもシグナムですぞ

543 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/07/05(木) 13:34:06 ID:xPFM3hu6
いや、あっちが元祖だろ。A'sよりOG2の方が早いんだぜ?
あ、でも中の人的にはOVA版が基準か。
こっちは終了時期が見事にかぶってるんだよな。

544 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/07/05(木) 14:22:11 ID:9sqN6H2Y
声が出たのどっちが最初だ? 結構近い時期だったような気もするが。
キャラとしてはそりゃラミアの方が早いけど、なんかなのは視聴した後だからか頭の中でシグナムに脳内変換される・・・

545 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/07/05(木) 14:56:26 ID:4JxjQHxs
>>544
ラミアの声はOVAが最初なら2005年5月27日
一方A'sの放送開始日は2005年10月1日

なんとラミアのほうが早い!

546 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/07/05(木) 15:15:36 ID:ZVJoa8FY
そーなのかー

547 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/07/05(木) 17:16:21 ID:OkKWEixo
管理局は橘さんが壊滅させるしかないだろう、常識的に考えて。

548 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/07/05(木) 17:40:48 ID:uCBDLa6x
おまいらw

俺の中ではシグナムは岩倉玲音です。
何度見比べてもキャラのギャップがありすぎですが。


しかしこの中で「Lain」知ってる人間はどれくらいいるんだ……

549 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/07/05(木) 19:00:08 ID:nedSzZhn
>>548
ああ、あの発狂自殺ゲームか。

550 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/07/05(木) 19:11:58 ID:/rD96r1V
>>547
マスカレードか?それともリリカルスクライドか?
多分ダディの方だろうけど


551 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/07/05(木) 19:29:38 ID:JhRI3aRA
橘さんの人望の無さに絶望した

552 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/07/05(木) 19:54:30 ID:/rD96r1V
橘さんはピーコックやギラファやトータスを封印するときかっこよかったんだぞ!
潰すにしても時空管理局より先にゼクトだろ
ゼクトなら裏はネイティブだし結果オーライ

553 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/07/05(木) 20:29:19 ID:NxHQw0co
橘さんは世界の危機を引き起こしてしまう人だからな。

554 :リリカル龍騎 ◆l5ZL/l4pJY :2007/07/05(木) 20:57:05 ID:xNm05XIm
そろそろ次スレの季節ですね。立ててきましょうか?

555 :リリカルスクライド//G.U. :2007/07/05(木) 21:08:37 ID:koNeBQBw
お願いします。
481KBに成ってますしね。

556 :リリカル龍騎 ◆l5ZL/l4pJY :2007/07/05(木) 21:09:31 ID:xNm05XIm
用意完了。誘導します
http://anime2.2ch.net/test/read.cgi/anichara/1183637309/

557 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/07/05(木) 21:09:48 ID:VL6bi7p4
前回400台で立ってたな
しかし最近消化早いね

558 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/07/05(木) 23:39:02 ID:WWNO2mLo
ウメ

559 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/07/05(木) 23:46:10 ID:qkYvyEZA
さてさて職人様が短編を投下するか
AA張って埋めるか

どっちかな?

560 :230:2007/07/06(金) 01:04:21 ID:X2bjB3ur
クロノ「部隊の臨時費用?」
なのは「うん、今日は海鳴市でウルトラプライスセールをやるから、雑貨物とか色々ね」
クロノ「そう言われても・・・変に経費を捻出すると陸士部隊に難癖つけられるからな・・・」
フェイト「お願い、お兄ちゃん・・・四の五の言わずに出しなさい!」
シグナム「え!?・・・テスタロッサ・・・いくらなんでも家族にそれは・・・」
クロノ「仕方ない・・・今回は僕が自腹を切ろう・・・後でヴェロッサにでもツケるか・・・」
なのは「ありがとクロノ君、無駄にエリートなだけあるよ」
エリオ「酷い・・・」

〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

なのは「てれてってっててーれーてーれ〜れれ〜、てれてってってて〜れ〜て〜れ〜てれ〜、
てってって〜れれ〜てってって〜れれ〜、てれ〜れ〜れ〜てれれ、れれれ〜」

スバル「メロディからETARNALBLAZEってのは解るんだけど・・・」
ティアナ「何で口カラなの?歌詞あるのに・・・」
キャロ「それ以前に、隣の本家に歌ってもらいましょうよ・・・」
エリオ「新手の羞恥プレイですよ・・・他人のフリを」

なのは「おーい、みんなー早く行かないと置いてっちゃうよー」
フェイト「・・・」
クロノ「ふぅ・・・」

エリオ「慣れてますね・・・」
シグナム「アレだけはついていけん・・・」
ティアナ「むしろ隣で並んで歩くだけで精一杯なんでしょうか・・・」
スバル「じゃあ、何も言わないのが・・・友情?」
クロノ「さて、着いたな・・・で、何がほしいんだ?金なら気にしなくていいぞ(どうせヴェロッサにツケるし)」

シグナム「何でも・・・?」
ティアナ「何でも・・・!?」
スバル「なんでもイイの!?」
エリオ「練習用のカートリッジが磨耗してきたので、補充とできればスピアアングリフ用のスコープか標準機を・・・」
キャロ「フリードの餌と手綱が切れちゃったんで裁縫セットを・・・」
クロノ「そ・・・そんなんでいいのか?せっかく一般世界のデパートに着たんだし・・・もう少し玩具や娯楽でも・・・(ヴェロッサにツケるし)」

キャロ「私はおはじきとかお手玉一杯持ってますし」
エリオ「僕はこの前グローブとボールもらったんでいいです、たまにヴァイス陸曹が相手してくれるんですよ」
クロノ「フェイト・・・いい教育をしてるんだなぁ・・・」

スバル「執務官!次世代に向けてプレション3買いましょう!」
ティアナ「次世代の前に現実すら見てない機種はいらない!それよりヌンチャクでクロスミラージュ練習のためにスタン・ハンセン!!!」
クロノ「なのは、いい教育してるじゃないか・・・」

なのは「コンチクショー!!!そんなものを買う余裕なんてないの!」
クロノ「ほぅ・・・何か考えでもあるのか・・・?」

なのは「シュ・・・用・・・機械・・・アクセル・・・ター・・・投手・・・アクセルシューター用の・・・機械投手・・・」

フェイト「なのは・・・ロボピッチャはアクセルシューターは投げれないわ・・・」
なのは「・・・何ぃ!?」
ス・テ・エ・キ「機械投手・・・?」


561 :230:2007/07/06(金) 01:05:52 ID:X2bjB3ur
なのは「しょうがない・・・お好きなものをお買いなさい・・・」
シグナム「なんか急にげっそりしてるぞ・・・」
スバル「とはいっても・・・普通のデパートで買える物なんてたかが知れ・・・」

剣術練習用 でく人形
木人百体 樫の木仕様
実弾、硬質ゴム弾、ペイント弾
人体破壊ポイント解説付き、人体模型
日本刀 小太刀から鬼太刀野太刀まで揃えております

一同「何ーーーーーーーー!!!!?」

エリオ「何でこんな物騒なものが!!」
ティアナ「しかも普通に展示するなーーーー!!!!」
なのは「昔はお父さんとかお兄ちゃんよく来てたんだよ、あはは」
クロノ「高町家は古くから戦闘民族だったらしいしなぁ・・・」
シグナム「さ・・・刀剣に最上大業物があるぞ・・・売り物じゃないだろ・・・」
フェイト「こっち・・・マウザーもといモーゼルC96・・・なんでこんなに豊富なの・・・」

〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

なのは「みんな、欲しい物あった?」
シグナム「クロスレンジの補強に小太刀一本」
フェイト「実は掃除機を」
スバル「クレCRC556、キャリバーの油差です」
ティアナ「コルトパイソン買っちゃった・・・これで私もティア・ハンターに・・・」
エリオ「標準機は一杯あったんですが、ストラーダにつけられませんでした・・・仕方ないので」
キャロ「裁縫セットです」

レジの人「いらっしゃいませ・・・?」
レジの文字『テらカオすwwwww』

レジの人「ぎゃああああああああああああ!!!!!!!」
なのは「あ、また出ちゃった・・・駄目だよRH」
スバル「ま・・・またって?」
なのは「RHがいると、アナログな機械たまに変に動いちゃうの、この前はテレビの画面に『ビルマ』ってでたし、だれかちょっと持っててくれない?重いから気をつけて」
エリオ「え、重いって・・・んおおおおおおおおおおおおおおおお!!?!??!」
フェイト「エ・・・エリオ?」
スバル「ど・・・どうしたの・・・?」
エリオ「お・・・重いです・・・RH・・・滅茶苦茶・・・こんなの絶対おかしいですよ!」
シグナム「高町なのは!一体このデバイスは・・・」

なのは「どうしたの?(一期の頃の髪形)」

一同「さっぱりしてるーーーーーーーーーー!!!!」

なのは「ああ、RHを持ってると戻るから大丈夫」

クロノ「何で大丈夫なんだ・・・」

562 :230:2007/07/06(金) 01:06:59 ID:X2bjB3ur
なのは「うーん、買い物も終わったし帰ろうか」
スバル「な・・・なのはさん・・・その・・・デバイス・・・何処で手に入れたんですか・・・?」
なのは「これ?うん、ユーノ君が持ってジュエルシード封印に使おうとしてたんだけど、あ、私は勿論ただの小学三年生でね」
ティアナ「そ・・・それで・・・?」
なのは「ジュエルシードが暴走してユーノ君が襲われてたの、で、偶然見つけた私がこれを使って・・・

封印した」

『SealingMode』

ス・テ・エ・キ+シグナム「嘘おおおおおおおおーーーーーーーーー!!!」

なのは「ロストロギアは本当に危険だよね」
フェイト「全くね」
クロノ「機動六課には頑張ってもらわないとな?」

スバル「凄い・・・」
ティアナ「初動で封印・・・」
エリオ「襲われたって事は・・・」
キャロ「魔法使って撃退してますよね・・・」
シグナム「ロストロギアを初動で封印・・・化け物か・・・」

「ってか、そのデバイス本当に安全なのかーーーーーー!!!!!???」

『All right!』

563 :230:2007/07/06(金) 01:07:52 ID:X2bjB3ur
埋めにはちょっと足りなかったか・・・

相変わらずのゲリラ行為申し訳ない

564 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/07/06(金) 01:18:11 ID:ATKaEssC
面白ければ何でもありですよ。
今回は勝さんの肩の変なののパロですか。たしか、本家はいきなり宇宙人に
背負い投げだったっけ。
クロノは仮面つけてなくてもハラ王だとばれそうなもんだが。

565 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/07/06(金) 02:55:01 ID:wHsIzVuV
シグナム声つながり

「W17 まさか人形風情が俺に勝とうと思っているのか?」
分かっている。今のままでは勝てない。
闇の書を通じて送られたのだと知った時は自分自身どうやっていこうか分からなかった。
だが今、私には仲間がいる。なのはやフェイト達。そして八神はやて。
「アクセル隊長。確かに私は人形だ。与えられた命、偽りの存在。
でも今の私は人形じゃない。自分自身で考え、悩む。大切な仲間もいる。
だから引けない」
必要以上に剣を強く握ってしまう。緊張しているのかもしれない
でも自分自身で決めたから。約束したから。だから絶対生きて帰る。
「そこまで変化したか…なら俺も手加減無しだ。いくぞ!」
「私もあなたに負けません!」
執念と執念がぶつかり合った。

566 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/07/06(金) 03:42:08 ID:X2bjB3ur
ベルカの騎士道外れても
夜天の主を裏切れど
踏み外せぬは人の道

散らば諸共
まことの空に
ああ、ベルカウェイ、ベルカウェイ

シグナム「かかって、来いや」
勇者仮面「リーゼ 屈辱」

ヴィータ「シグナムぅ!!」
シャマル「あだじだぢあなだのごど・・・ぜっだいわずれないがら!!」

散らば諸共
真の空に

ああ、ベルカウェイ、ベルカウェイ


567 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/07/06(金) 17:49:38 ID:XxB0Wf0w
         ./ /  /       、    、   \
        / /  /  /  ∧  | ', 、 ∨     ハ
         | ,  ; / /  /  V l  ! !  |  、 ヽ |
         | l  | | ハ _|_|  |_」...」 _| |   :| |  埋め作業実行委員会始動
         | |   |:イ:「ヘ∧|   j/l /l./「  |  |  |∨
         | |   | |Vx:==ミ   r=ミ l /|  | ./
         | |   トゝ′     ,    ノ/| |/|/
       ./ /|  lヘ、    __ _    ハ |        ,.'';
      / / :|   | }\      /|   |       ;' !
     ./ //|   ∨ \> 、- イ |、|   |      ! i      _
    //  ∧  ∨\\ ニ/| :|:: |   |\   ,x '' ' 、 ,.. -'´ ,.'
   /_,/:::∧  ∨/ ∧∧l !:::|   |::::::ハ;'  /    ',.. - '′
    |:::::::::::::\:::::|   ∨ /〈∧〉l ∨  / :::::! i,   x  /  !
  /:!:::::::::::::::::::ゝ|    |\__,j  |  /:::::>‐ァ' 、.  _ ,. '___
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 |   |:::::::::::::::::::| ∧  /  \V / \ { /      f「} V

568 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/07/06(金) 17:50:42 ID:XxB0Wf0w
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       | / ̄ ./: : l: : 斗‐:/7:/|: :ハ: .j十ト|: リ !: : \        7lヘヾ⌒ト-、 ,ィ
      ∨  /: : : |: : : |xイfう外/  Vィぅkハ/:│: :jV        ハ ∨} { j//
         \_/: : x=l: : : ハ{///j    {//jハj:..:.ト : :!        ハ_{:.:.j/__r':.:./
.         //: : /⌒|: : :│弋zソ    ヒzリ /: :│∨        {:.:.ヽバ、レ'′   遂に
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569 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/07/06(金) 17:54:53 ID:XxB0Wf0w
            ∠二: : : :`ヽ/´  ̄ ̄ `丶
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.         l.:.:/.:.:.:.|:l.: レ仟圷ヽl ヽfチ圷 |.:.:l:|.:l.:.:.:.:.:.:.:.: |        埋め作業実行委員長
.         |:/!.:.:.: 从.:.{. V;;リ    V;;リ 'j.:.,' |.:l.:.:.:.:.:.:.:.: |      管理局の白い悪魔 高町なのは
.          j:ハ.:.:..Wト :.ゝ   '    /.:/レ|.:l.:.:.:.:.:.:.:.: |        
              \:{ヽ|:小    V 7  彡'.:.|│l.:.:.:.:.:.:.:.:.|        
               ` Y:| ヽ、  ´ ,.イ! .:./ |.:l.:.:.:.:.:.:.:. |  
               ヾ:ゝ ト≧≦ュ| リ/   |.:l.:.:.:.:.:.:.:.:|
             ____, /| >tく |ヽ、____|_l.:.:.:.:.:.:l.:.|  
          /ヽ::::::::::::::::/  |/ l只lヘ|  l:::::::::::::::: ̄ヽ.:l.:|
          |:::: ヘ ̄ ̄ {____|{{<ハ>}}_j ̄ ̄`メ:::::::::|.:l:|
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        {´ /了 ̄|l   /:/      ̄ ̄`ヽ ヽ:/:.: |


570 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/07/06(金) 17:56:41 ID:XxB0Wf0w
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      /::.::/::.::/::.:/::.:| ̄| ::.::.: |::.::.::. |::.::|::.::.::.::.:|::.::.::.::.: |     名誉顧問 ジェイル・スカリエッティ
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571 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/07/06(金) 17:58:21 ID:XxB0Wf0w
         /|
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        ,′ |/ `´/ ,イ__
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     ∧ /      / /、   >       /⌒>
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     ∧ } ヽ ./fチ rハ∧   ∨!   \   /   ,′
    ゝV_/ ィ‐' x<´ _ .イ        |/   |
        \_ / ,.イヽ } /  \/    ∨V 、/     埋め作業副実行委員長 フリードリヒ
       └イ l|         /       ∨ V|ィ
           \ヽ-  、_ .イ       |    ノ
          _>ヘ _ 、   \       //  /
         /´  |      / \__  〈一'′
          |     \    |     `>、}
         \     >―l|      //
          >‐/    \ __, ノ
         / /       ノ /

572 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/07/06(金) 18:00:13 ID:XxB0Wf0w
        )
     ' ´.⌒.^ 彡
   ⌒* 〈从从)))⌒ 
    !┃゚ ヮ゚ノl| 
/ ̄ ゝ⊃)) ̄∪  ̄\    キュッキュッ
   / ̄ ̄ ̄ ̄ヽ
                     埋め作業実行委員会出納長 バーニング・アリサ
         )
     ' ´.⌒.^ 彡
   ⌒* 〈从从)))⌒ 
     ! l|゚ ヮ゚ノl| 
   | ̄∪ ̄ ̄∪ ̄|  トン
   |   埋め   │
/ ̄|          | ̄\

573 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/07/06(金) 18:01:53 ID:XxB0Wf0w
   /         /            l ヽ
   ,!        //          i  .|  i
   |        / ,// / ., /| l  l   l   }、 l
   |      ,!./ ,! ,! /i /  |.|l  .|i ,|.i.l i\||.l l
   ヽ     l..l l |_,!_l,!_.  リ.|  !.リj_l_!__l !!、l l   埋め作業実行委員会書記長 リインフォースU曹長
         | | | N.._リzミュ、 l .ム彡-、_Y〉l|. \|
  ,-、       .リ! .|! .|.|l"|::::しl`l/ .´l::::∪)/ l   |
 .|. ヽ       〉|.リ.| . ヒ;;;ノ    ヒ;;;ノ´| 〉  .l    
 .ヽ. ヽ      ,!.`.! l     ,'-、    l ,!.!  .i
  `、  \  __,,,L,_! レ、   l''"`l  _,イ ./ !  |
   .\  ヽミ_--.、_,,ゝ-!、`i.、_. `ー"_,イl_,/./_  .! . |
   ,/"´`    `''´ ._,,,ノli .!、ヾ.ニ,-'_! V./   ̄! . |ヽ
  .,!.| .|´  /   r'"l ヽ.l.i ヽ>/::ヘ.レ! /イ     .l ,! ヽ
  || !、 `ー、  ,/l l:!  .)|.! .Y〉t〈l/   .l    | /  .ヽ__
  L`,,三テ''" ̄_,ノ ,!,! .人!_ \ヽーY ._,-‐'___ .レ'  __  /、
    .∧ ヽ  ̄/ // /.   ̄/\ |/\ ̄  .├`=ニ".   ヽ
   / ヽ  `''/ ///     メ、. .\/ === .ト、  \    ヽ
  ./  ,!\ィ'"/イ        `ー.、_ヽ     ,! \  `ー--‐'\

574 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/07/06(金) 18:02:40 ID:JJQIaxu4
うめ
(´・ω・`)MO・MO・MO…モキュ!?(2879)
電車男とヘルペスって結局どうなったの?(34)
質問!(10)
なんか…困った事があったらさ…(9)
イクラちゃん「ちゃ〜ん、は〜い〜、ば〜ぶ〜、ちょ、ばっ、やめろ!!」(7)
七夕と言ったらハルヒだろ(7)
みんな安心するな!!月曜はすでにこちらに向かって来ている!!!(2)
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b(`Å′[iノスレ](922)
豚の首切りムービー(34)
パンはパンでも食べられないパンってな〜んだ?(25)
明日は七夕・・・一年に一度しか会えない・・・今年は会えるかなぁ〜(2)
耳を澄ませばの演奏してるとこの動画クレクレ(10)
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勇気だしてバイオハザード4やるよ(623)
バルセロナ(1)
自分の中で最強にかわいいと思う娘をうpするスレ(156)
定時のやつらはいつも何時に出ていくわけ?(1)
エロい妄想してますって言ったら どんな内容?って言われました(4)
最近絵スレ流行り気味だからさJ(2898)
[反撃]中日ドラゴンズ応援スレ[開始汁](1226)
ロストシーズン3って!(6)
写メで、顔はそんなに可愛くなくても(2)
【リリカルなのは】フェイト・テスタロッサです♪【A's】(196)
死ぬの怖いよぅ…人間って死んだらどうなるの?マジスレです(224)
『宣伝専用スレッド2』(565)
こいつ写メ悪用して女の子のメルアドゲットしようとしてるんだけど!(5)

575 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/07/06(金) 18:04:08 ID:JJQIaxu4
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