5ちゃんねる ★スマホ版★ ■掲示板に戻る■ 全部 1- 最新50  

■ このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています

あの作品のキャラがルイズに召喚されました part30

1 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/08(水) 00:34:53 ID:9c7Xehds
もしもゼロの使い魔のルイズが召喚したのがサイトではなかったら?そんなifを語るスレ。

あの作品のキャラがルイズに召喚されました part29
http://anime2.2ch.net/test/read.cgi/anichara/1186405120/l50


まとめwiki
http://www35.atwiki.jp/anozero/
避難所
http://jbbs.livedoor.jp/otaku/9616/

    _              ■ 注意事項よ! ちゃんと聞きなさいよね! ■
    〃 ` ヽ  .   ・雑談、SS、共に書き込む前のリロードは忘れないでよ!ただでさえ勢いが速いんだから!
    l lf小从} l /   ちゃんと空気を読まないと、ひどいんだからね!
   ノハ{*゚ヮ゚ノハ/,.   ・投下をする前には、必ず投下予告をしなさいよ!投下終了の宣言も忘れちゃだめなんだからね!
  ((/} )犬({つ'    ・ 投下してるの? し、支援してあげてもいいんだからね!
   / '"/_jl〉` j,    ・興味のないSS? そんなもの、「スルー」の魔法を使えばいいじゃない!
   ヽ_/ィヘ_)〜′   ・まとめの更新は気づいた人がやらなきゃダメなんだからね!
              ・議論や荒らしへの反応は、避難所でやりなさい!


     _
     〃  ^ヽ
    J{  ハ从{_,     ・ここは全年齢板よ。年齢制限に関わるものは避難所に来なさい。
    ノルノー゚ノjし      ・クロスはお互いを尊重しなきゃだめ。一方的なのはモテないわよ?
   /く{ {丈} }つ     ・不要な荒れを防ぐには、sage進行もいいんじゃないかしら。
   l く/_jlム! |      ・次スレは>>950から。お願いね?テンプレはwikiの左メニューを参照よ。
   レ-ヘじフ〜l



598 :『零』の使い魔:2007/08/08(水) 22:36:43 ID:+IXiyySl

厨房を訪れると、マルトーと名乗る、血色の良さそうな男が双識を喜色満面で出迎えた。
シエスタから聞いたのか、マルトーはヴェストリ広場での決闘のことを知っているようだった。

「シエスタのために、怪我までして貴族に立ち向かってくれたんだって?すまねえなあ」

やはり貴族――メイジというのは、平民にとっては畏怖、嫌悪の対象なのだろう。
マルトーの言葉の端々からは、貴族に対する根強い敵対心が伺えた。

「いやそれは成り行き上、仕方なく、というか――」

「それでも凄え!大した度胸じゃねえか!女のために体張るなんざ、漢の鑑だ!うちの若いもんにも見習わせたいくらいだぜ!」

「いや、だから――」

「ソーシキさん、そんな謙遜なさらないでください」

シチューを運んできたシエスタが、合いの手を入れる。正直、勘弁してほしかった。

「ま、これは心ばかりのお礼だ!たんと食べてくれ!」

豪快に笑うマルトーに苦笑しながら、双識はシチューを啜った。
賄いとは言っていたものの、それは文句のつけようが無いほど美味しかった。
何せ、この世界に着てから始めてのまともな食事である。空腹は最大の調味料、とはよく言ったものだ。
スープ皿は、あっという間に空になった。


599 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/08(水) 22:37:11 ID:EO3N/ppt
>>592
4話で出てますねw

600 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/08(水) 22:37:27 ID:XAbE5gLh
>>587
287 名前:ZONE OF ZERO[sage] 投稿日:2007/07/28(土) 20:09:59 ID:???
今回ここまでです。

……っていうかこの先どうしよう。
ゼロ魔売っちゃったんだよなぁ。これ以降の展開あんまり覚えてない。
ブックオフで買い戻すか……。
-------------------------------------------------------------------
だそうだ
復帰が待ち遠しい

601 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/08(水) 22:37:30 ID:9Kyzon35
>>594
あ、やっぱり、そうか。
どんまいw

602 :『零』の使い魔:2007/08/08(水) 22:38:31 ID:+IXiyySl

満腹になり人心地ついた双識は、背もたれに体重を預けて、久々に味わう満腹感に浸っていた。
厨房ではシエスタがハサミと思しきものを使って、硬いままのパスタを切っている。
双識の中で、違和感が首をもたげる。
――ハサミと思しきもの?

「あああああああっ!」

突然立ち上がった双識に驚いたシエスタが、小さく息を呑んだ。

「そ、それ!」

「ああ、このハサミですか?おととい、広場で拾ったんです。大きくて少し使いづらいけど、よく切れるんですよ」

双識の言わんとするところがわかったシエスタは、嬉しそうに手を動かす。大きな刃が小気味いい音を立てて閉じ、開く。
両刃式の和式ナイフを二振り、螺子で可動式に固定した合わせ刃物。
それは間違いなく、双識が長年愛用している凶器『自殺志願』だった。


603 :『零』の使い魔:2007/08/08(水) 22:40:22 ID:+IXiyySl

「シエスタちゃん。大変言いにくいんだが――それ、私が落とした物だと思う」

「あ……これ、ソーシキさんのだったんですか……勝手に使って、すみませんでした」

申し訳なさそうに、シエスタは言った。

「いやいや、見つかっただけで十分だよ」

シエスタから『自殺志願』を受け取り、握った。驚くほどにしっくりと手に馴染む。
ひとしきり状態を確認すると、双識は『自殺志願』を背広の内ポケットにしまった。

「ありがとうシエスタちゃん。てっきりもう無くなっていたと思ったんだが……おかげで助かったよ」

「いえ、私もソーシキさんに助けられましたし、お互い様です」

シエスタがはにかむように笑うと、すかさずマルトーが厨房から茶々を入れる。

「おうおうお二人さんよ!いい雰囲気じゃねえか!」

途端に白い頬を朱に染め、俯くシエスタ。「若いねえ」としたり顔でマルトーが頷いている。
気恥ずかしくなった双識は、早々に退散することにした。

「おう!もう行っちまうのか!」

「ええ、シチューごちそうさまでした」

マルトーの声を背に厨房を出た双識は、大きく伸びをする。風が心地良い。
こうして、少しずつ自分はハルケギニアに馴染んでいくのだろう。双識は漠然と思った。

(マルトー――合格)
(シエスタ――合格)
(第八話――了)


604 :エデンの林檎:2007/08/08(水) 22:40:27 ID:FmCb1732
なんと言うミス。
ハシバミ草をのどにつめて逝ってくる……

あとでWiki修正せねば

605 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/08(水) 22:40:54 ID:uWNS/jeG
>>566
危険な響きにワロタw
アン様が戦車で民衆を轢き殺す姿がw

606 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/08(水) 22:41:10 ID:Jo/BjI80
>>592
モデルが違うのかも


…「ヒトヒトの実 モデル美少女」とか思いついた俺はもう本格的に駄目かもしれん

607 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/08(水) 22:41:44 ID:Ua3+8I/T
自殺志願でパスタ切っちゃらめええええ

608 :『零』の使い魔:2007/08/08(水) 22:42:03 ID:+IXiyySl
投下終了しました。
ご静聴、あじゅじゅしたー。


609 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/08(水) 22:42:26 ID:UcT3ZDQ1
支援

610 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/08(水) 22:43:35 ID:TrfYpvIK
乙ですw

611 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/08(水) 22:44:19 ID:xQbLCnHs
>>606
フレイムに食わせて古風な言葉使いをする、ドラゴニュートにするわけだな。

612 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/08(水) 22:44:27 ID:9Fx+PoYt
GJ!
いい感じでw合格者が増えてますね。

613 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/08(水) 22:46:01 ID:oCzoSdvk
>>606
マリコルヌが欲しがりそうだ。
ふくろう少女爆誕!

614 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/08(水) 22:47:42 ID:pQeHdl+G
シエスタそのハサミ駄目だよ
多分丁寧に手入れされてるだろうけどそれ最低でも確実に100人以上斬ってるよ

615 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/08(水) 22:49:46 ID:NnBupSFx
>>524氏いらっしゃる?

616 :ゼロの使い魔消失事件-事件編:2007/08/08(水) 22:51:08 ID:9Fx+PoYt
いますよー。投下させていただきます。

617 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/08(水) 22:51:29 ID:pQeHdl+G
そういや他の零崎は
総鉛製釘バット・愚神礼賛(シームレスバイアス)の零崎軋式
くらいしか思い出せないんだが他に扱う得物のハッキリしてるやつ誰がいた?

618 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/08(水) 22:51:52 ID:+IXiyySl
支援。

619 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/08(水) 22:52:10 ID:9Kyzon35
乙です!
ありゃ、順番どんなかんじてしたっけ?

620 :ゼロの使い魔消失事件-事件編:2007/08/08(水) 22:52:40 ID:9Fx+PoYt
 ゼロのルイズが魔法を失敗し、爆発を起こす。当たり前の光景であり、そこには毛の先ほどの意外性もない。
 はずだった。

 『春の使い魔召喚の儀式』でサモン・サーヴァントを唱え、使い魔を呼び出す。
 メイジであれば誰もが通る道だが、例外がないわけではない。例えばここにいるルイズ。
 魔法を行使しようとしてもその成功率ゼロパーセント、ゆえにゼロのルイズ。
 フライ、ロック、レビテーション、コモンやルーンの違いに関わらず、全ての呪文が爆発に通じる。
 心無いクラスメイト達の期待にたがわず、大事な儀式でも爆発を起こす。
 向かう先は留年、退学、兎にも角にも不名誉な道だが、嘲笑う人間にとってはどうでもいいことだ。
 ただここに笑うネタがある。それで十分、十二分。
「おいおい、使い魔くらいまともに召喚してくれよ!」
「さすがはゼロのルイズだな」
「あなたには使い魔無しがお似合いよ!」
 ここでルイズからの苦しい反論があり、それをネタにもう一笑い、という流れに沿うはずだった。
 だが、当のルイズが動かない。爆発により巻き起こった土ぼこりを呆然と見つめていた。
 自然、からかうことに腐心していたクラスメイトもそちらを見る。
 笑いもからかいも無く黙って眺めていた級友達、慰める準備をしていたコルベールもそちらを見た。
 土ぼこりの向こうに茫としたシルエットが見える。
 はっきりとはしないが、二本の足で立っているようだ。
「亜人……?」
「まさか人間……?」
 一人ならぬ人間が息を呑んだ。一陣の旋風が土ぼこりを払う。
 皆のマントがバタバタとあおられ、女生徒のスカートがはためくも、目を逸らす者は一人としていない。
 ルイズの爆発によって起こされた土ぼこりが吹き飛ばされた先には――何もいなかった。

621 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/08(水) 22:53:28 ID:PlyJ2/rS
>>606
お前天才かも

622 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/08(水) 22:53:31 ID:+IXiyySl
>>617
人識がナイフで、曲識が笛ですー。

犯人はヤス支援。

623 :ゼロの使い魔消失事件-事件編:2007/08/08(水) 22:54:12 ID:9Fx+PoYt
 一転、爆笑。
「やっぱりゼロはゼロだな!」
「まったく驚かせないでよね。紛らわしい」
 ルイズの双眸は驚愕に見開かれていた。普段は澄んだ桃色を湛えているその瞳は、掴みかけた成功を奪い取られた絶望の黒に塗り固められていた。
「違うのよ! たしかに召喚した! 手ごたえがあったのよ!」
 転々、爆笑。
「だっていたじゃない! みんな見たでしょ! そこに人影が!」
「光の加減でおかしなものが見えたんだろ」
「見間違いにすがるのはやめとけよ」
「いや、たしかに召喚は成功していたようだ」
 土ぼこりの跡を調べていたコルベールの一言に、場の空気が再度固まった。
「見たまえ、かすかではあるが足跡が残っている。これはミス・ヴァリエールが起こした爆発の後にできたものだ」
「それじゃミスタ・コルベール……わたしはサモンに成功していたんですか!?」
「そういうことになる」
 絶望は喜びへと転化しようとしたが、ルイズの理性が急転直下を押しとどめた。絶望は喜びではなく疑念に変わった。
 召喚に成功したというのなら、なぜ使い魔がいない?
 まわりの生徒達もざわめいている。
 使い魔に逃げられたとなれば格好の笑いの種だが、問題はその逃げ方だ。
 衆人環視の中、忽然と消え失せた。そんなことが可能で、あのシルエットの持ち主となると――
「音も無く消えるっておい……」
「エルフ……?」
「いや吸血鬼ってことも……」
「本当かよ……あのルイズが……」
 思い当たる存在を次々あげていくだけで、ささやかならぬ恐怖が蓄積されていく。
 不安げに囁きあう生徒達の心配が杞憂に終わらないであろうことを次なる発言者が念押しした。
「逃げていない」

624 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/08(水) 22:55:00 ID:NnBupSFx
支援

予約状況
5連携 >>524氏→月天氏→MtL氏→エーベルージュ氏→>>567(俺)

625 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/08(水) 22:55:28 ID:+3Asy4UQ
↓このステキな漫画に出てくる奴等をルイズが召還
http://www.kajisoku.com/archives/0012.html

626 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/08(水) 22:55:41 ID:UcT3ZDQ1
透明人間? 支援

627 :ゼロの使い魔消失事件-事件編:2007/08/08(水) 22:55:54 ID:9Fx+PoYt
「……そうか。君は風のトライアングルだったね、ミス・タバサ」
 眼鏡をかけた少女がドラゴンの頭を撫でていた。
 次々変わる状況におびえているのか、使い魔のドラゴンが少女について離れない。
「風が動いていない」
 タバサの耳元でドラゴンが口を動かしているその様は、タバサという通訳を介してドラゴンの考えを語っているかのような滑稽さがあったが、それを笑う余裕がある者はこの場にいない。
「召喚された者が未だここに留まっているというのかね?」
「そう」
 動揺は揺れ返し、恐慌になろうとしていた。
「なんだよ! どういうことだよ!」
「ど、どこに隠れてるんだ!?」
「落ち着きたまえ! 皆、見ない顔はいないか周囲を確認しなさい」
 キュルケは杖を構えルイズの傍らへと移動した。さりげなくマリコルヌがついていく。強い者の周りが安全――風上との判断か。
 ギーシュは右手にモンモランシーを、左手にケティを抱え、落ち着かない様子で周囲を見回す。
 コルベールは油断無く生徒の顔を確認した。次いで召喚されたばかりの使い魔達を見る。
 ――おかしい。
 見知った顔しかない。教師の務めとして、召喚されたばかりの使い魔もきちんと把握している。
 この場にいないはずの存在、いてはならない存在がない。
「ちょっとルイズ! あなたが召喚した使い魔でしょ、責任とりなさい!」
 小声だが強い調子で話しかけた。キュルケの声が聞こえないはずはないのだが、ルイズは動かない。
「ルイズ?」
 キュルケの語調が弱くなり、語尾に疑問符がついた。
 いつでも魔法を使えるよう、杖を構えたままでルイズの顔を覗き見る。
 そこにあったものは……。
「ル、ルイズ……!?」

628 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/08(水) 22:56:42 ID:UcT3ZDQ1
支援

629 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/08(水) 22:57:03 ID:pQeHdl+G
>>622
サンクス
笛…笛?ぷあー

ともかく支援

630 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/08(水) 22:57:44 ID:UcT3ZDQ1
支援


631 :ゼロの使い魔消失事件-事件編:2007/08/08(水) 22:58:01 ID:9Fx+PoYt
 高いプライドを持ち負けず嫌い、そのせいでコンプレックスに潰されかかっている。
 何かとつっかかってくるが、その方向性はいまいちずれている。
 空気は読めないが、他人のことを思いやることもできる。ただし余裕がある場合に限り。
 キュルケにとってのルイズは、危なっかしく目が離せない妹――ルイズに聞こうとキュルケ本人に聞こうと言下に否定されるだろうが――のような存在だった。
 だが、そこにはキュルケが見たことのないルイズがいた。
 異相? 異様? 違う。これは……異形。
 呆けているのではない。確固たる意思を持って半ば開かれ、半ば閉じられた口。
 怒りとも笑いともとれない角度で押さえつけられている柳眉。
 そしてその眼。平生の桃色でも絶望の黒でもない。そこには何も無い。『何も無い』があった。ただあった。
 眼球が零れ落ちる寸前まで瞼が押し広げられ、瞬き一つ無く……。
 キュルケは意識することなく一歩退いた。一歩退き、その事に気づいて戦慄した。
 使い魔がこの場から離れていないとすれば、召喚主であるルイズが誰よりも危険に晒されているということになる。
 ま、たまには恩を売ってやってもいいかもね……その程度の軽い気持ちでルイズの傍らに寄った。
 庇護すべき対象だったはずのルイズに恐怖した。その事実がキュルケを戦慄させる。
 この子は……この子は何だ? 何を見ている? 分からない。分からないことがたまらなく恐ろしい。
「おびえる必要はないよ」
 キュルケの肩に手が置かれた。
「ルイズちゃんは集中しているだけなんだ」
「集中……?」
 キュルケが振り返った先には女性用の下着をかぶった熊がいた。
「ここで使い魔をゲットしなくちゃ破滅が待ってる……追い詰められたルイズちゃんのインスピレーションがいつもの何倍も働いているんだ」
 二本足で立つ熊が訥々と、だが自信ありげに語る。
「あの悪い目つきはその印だよ。あの鋭い目から逃げられる犯人は一人もいないんだ」
 キュルケがふっと息をはいた。タバサとシルフィードは黙して動かない。
 ギーシュ達三人は震えている。マリコルヌは汗を拭った。コルベールは息を殺している。
「さあ始まるぞ。ルイズちゃんの名推理が……!」


632 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/08(水) 22:59:06 ID:UcT3ZDQ1
支援

633 :ゼロの使い魔消失事件-事件編:2007/08/08(水) 22:59:20 ID:9Fx+PoYt
<読者への挑戦状>
さあ、材料は全て揃った。
あなたは事の真相を見抜くことができるかな?

というわけで以上です。後日、解決編に続きます。

634 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/08(水) 22:59:22 ID:yb8IBbzv
一年のケティが何故召喚の儀式の場にいるのか支援

635 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/08(水) 23:00:07 ID:NnBupSFx
ちょwww変態紳士wwww支援

636 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/08(水) 23:01:25 ID:oCzoSdvk
しえ☆すた ドーピングコンソメスープ 支援

637 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/08(水) 23:02:47 ID:BpxNq/UG
このキャラで解決編とか言われてもw

638 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/08(水) 23:03:11 ID:BaZLCFnd
変態という名の紳士支援

639 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/08(水) 23:03:36 ID:7P3lhQC7
つまりルイズはこういう目をしてるわけだな
ttp://zenith.sakura.ne.jp/blog/archives/2006/08/11/usami.jpg
ttp://image.blog.livedoor.jp/zapanet/imgs/b/8/b85b58cf.jpg

640 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/08(水) 23:04:01 ID:pQeHdl+G
どっから沸いた支援

641 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/08(水) 23:04:04 ID:369finLI
>女性用の下着をかぶった熊がいた。

お前やーーー!
支援

642 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/08(水) 23:05:29 ID:+IXiyySl

「ギ、ギルガメッシュ!!」

「間に合った! このまま帰ったんじゃ、格好悪いまま歴史に残っちまうからな!」

「ふっ……何をごちゃごちゃと……お前から始末してやる!」

「上等だぜ!このギルガメッシュ様が……倒せるかな?!」

「ルイズ!お前のねえちゃん……強かったぜ!」
「……ちいねえさま……」

「タバサ!恋でもしてちったあ女らしくなりな」
「……」

「キュルケ!いつまでも友達をいたわる優しさを忘れるな」
「……」

「サイト!お前とは一度……1対1で勝負したかったぜ!いい友だちをもったな」
「……ギルガメッシュ……」

「死ね!」

「それは!こっちのセリフだぜ!!」


無から来た使い魔見てたらこんなの思いついた。
吊ってくる。

事件編、乙です。
クマ吉に期待。

643 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/08(水) 23:05:35 ID:d35zO6EU
変体という名の紳士www

644 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/08(水) 23:05:37 ID:yb8IBbzv
そうか、何かと思ったらギャグ漫画日和かw

645 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/08(水) 23:06:00 ID:uIsYsYwB
だめだ、くま吉君が自動的に脳内で、なぜかヘルカイザーになる

646 :ゼロの守護月天:2007/08/08(水) 23:06:08 ID:KibmMesz
犯人はお前だ○○○○!!

そんなわけで投下しますね。

647 :ゼロの守護月天 1/3:2007/08/08(水) 23:07:51 ID:KibmMesz
「うわ〜、とっても広いですね」
錬金爆破された教室の修繕が終わり、ルイズの後ろを付いて歩いていたシャオが感激の声をあげる。
「そっか、今日は部屋で朝食を食べたから教えていなかったわね。
ここは『アルヴィーズの食堂』って言って、そこに飾ってある小人の彫像が食堂の名前の由来なの」
鳶色の瞳をイタズラっぽく輝かせたルイズが説明を続ける。
「トリステイン魔法学院は魔法だけでなく、貴族としての教育も教えているの。
だからここも、それにふさわしいようにできているのよ。」
そう言うと、二年部の席へとルイズは腰を下ろした。
「本当は貴族以外は入っちゃダメなんだけど、シャオはわたしの使い魔だから特別。一緒にティータイムにしましょ」
そう言い、シャオを自分の座っているテーブルにシャオを招いた。


 ルイズとシャオがティータイムを過ごしていると、パーン!!という威勢のいい音が食堂内に響き渡った。
音のしたほうを見てみると、ギーシュが一年の女子に引っ叩かれて右ほほに赤い紅葉を作っていた。
「そこの給仕の持っている香水が、あなたのポケットから落ちたことがなによりの証拠ですわ。さようなら!」
そう言い残してその一年は食堂を出て行き、入れ替わるように今度はモンモラシーがギーシュに近寄っていく。
無論、顔は鬼の形相だ。
「ま、待ってくれモンモラシー。これは誤解だ。君はなにか勘違いをしている」
ギーシュは青ざめた表情でモンモラシーに言い訳をしようとしたが徒労に終わった。
今度は右ほほに紅葉を作られたからだ。
「うるさい。黙れ。この万年欲情バター犬。さ・よ・う・な・ら!!」
そう怒鳴りつけ去っていった。
 はたから見ていると哀れをマッハで通りすぎて滑稽でしかないが、このときはまだ笑いを零す者は誰もいなかった。


648 :ゼロの守護月天 2/3:2007/08/08(水) 23:09:32 ID:KibmMesz
「なんだか可哀想ですね、あの人」
 その一連の光景を遠くから見ていたシャオが思ったことをそのまま零す。
「同情なんてしちゃダメよ、シャオ。あーいうのを自業自得って言うの。彼氏を作るときには気をつけなさい」
ルイズは呆れ顔で今後のシャオのためにも、同情心を否定する。
 そんな会話をしていると、今度は別の意味でギーシュのいたほうが騒がしくなる。
再びそちらの方向を見てみると、なんとギーシュが近くにいた給仕にあろうことか八つ当たりをしているのだ。
「ったく、あんのバカは!!」
いきり立ったルイズは席を立ち、ギーシュの方へ向かった。

「ちょっとギーシュ、やめなさいよ!」
 二股がばれた原因を全部シエスタのせいにしようと八つ当たりをするギーシュに、ルイズは怒鳴りつけた。
「さっきのはどっからどう見ても、二股してたアンタが悪いんじゃない」
ルイズの的を射た正論に、ギーシュの友人達が笑いを上げる。
「その通りだギーシュ、二股してたお前が悪い!」「二股なんてするから天罰が下ったんだよ」「っつーか彼女を二人も作ってんじゃねぇ!一人よこしやがれ!!」
そんな笑い声に、ギーシュの顔がますます赤く染まる。
「ふん!ろくに魔法もが使えない『ゼロ』のくせにずいぶんと言ってくれるじゃないか」
頭に血の上ったギーシュは実に安い挑発をすると、まるで池の鯉の勢いでルイズは喰らい付いた。
「な、なんですって!自分の二股がばれたのを平民のせいにするような恥知らずに言われたくないわ!」

 さて、こうなってしまうともう止まらない。双方怒りによってまともな判断ができなくなっていた。
そしてその場の勢いもあったのだろう。ギーシュはとんでもないことを口に出す。
「君はどうやら礼儀がなっていないようだね。貴族の誇りに懸けて決闘だ!」
その一言で、食堂内が湧き立つ。
だがその一方で、ルイズは酷く慌てた。貴族同士の決闘は禁止されているからだ。
「ちょ、ちょっとギーシュ。自分がなにを言ったのか理解しているの?貴族間での決闘は禁止されているのよ」
その反応に、勝ち誇ったかのようにギーシュは宣言する。
「決闘を受けないんなら今すぐ謝ることだね。『あなた様の名誉を侮辱して大変申し訳ございませんでした、ギーシュ様』とね」

 そのセリフに、ルイズは苦虫を噛み潰したかのような表情で奥歯をかみ締める。
ここで謝ってしまえば、全てはそれで済む。
だが自分はなにも悪いことはしていない。
なのになんでこんなヤツに頭を下げなくてはいけないのだ。
そんな葛藤が彼女の脳裏で展開される。

649 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/08(水) 23:10:21 ID:+IXiyySl
シャオ支援。

650 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/08(水) 23:10:29 ID:UcT3ZDQ1
支援

651 :ゼロの守護月天 3/3:2007/08/08(水) 23:11:38 ID:KibmMesz
「ほらほら、どうするんだい?早く決めたまえ」
ギーシュが返事を催促してくる。
 彼にはわかっているのだ。ルイズが決闘を受けることがないことを。
ルイズは貴族としての体面に酷く忠実なのだ。故に自分からそれをやぶることはない。
それに、彼女には魔法が使えない。
これはメイジと1対1の決闘をするのに、とてつもなく広い差だ。
後はルイズが謝るのを待つだけだ。

 否、ギーシュは返事を待たずにもっと催促をすべきだったのだ。
なぜなら、一昨日まで彼女にはいなかった、彼女の守護者がいるのだから。

「待ちなさい。その決闘は私が引き受けます」
月の精霊の声が静かに響き渡る。
シャオの顔にはほんわかとした笑顔はなく、あらゆることから主人を守る『守護月天』としての凛々しくもあり、どこか儚げな表情があった。
「は?」
流石にギーシュも唖然となる。なにかの聞き間違いであると思いたかった。
だが、その願いは無常にも砕かれる
「その決闘は私が引き受けると言ったのです。守護月天は常に主人と共にある存在。
主人に申し付けられた決闘は、私に申し付けられた決闘と同じです」
シャオはそう、高らかに宣言した。
「お、おもしろい。ではヴェストリの広場で待っているぞ」
多少引きつった顔でそう言い残し、ギーシュは食堂を出て行った。

「ちょ、ちょっとシャオ。なんで貴女がギーシュの決闘を受けちゃうのよ」
ルイズは慌てながらも自分の使い魔に問う。
あの瞬間、非常に不服ではあるがその場を収めるために謝ろうとしたからだ。
シャオはそんなルイズに、いつもの優しい笑顔で答える。
「昨日も言いましたが、私は守護月天。あらゆることからあなたを守ることが役割です。
たとえそれが、世界中の人間でも。あなたの心を傷つける言葉からでも」
 そう言うと、シャオは近くで震えていたシエスタに広場の場所を聞き、食堂を出て行った。

652 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/08(水) 23:13:22 ID:UcT3ZDQ1
支援

653 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/08(水) 23:15:20 ID:UcT3ZDQ1
支援

654 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/08(水) 23:16:11 ID:pQeHdl+G
シャオはいい子だな支援

655 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/08(水) 23:16:46 ID:UcT3ZDQ1
支援

656 :ゼロの守護月天 3/3:2007/08/08(水) 23:17:18 ID:KibmMesz
シャオに決闘やらせる理由がえらく無理矢理だけど無問題(のはず・・・)

以下、ちょっとした次回予告(?)

不幸とは、つねに複数になって襲い掛かってくる。
彼女がゴーレムにヘッドバットを喰らったのも、そんな連なった不幸が元凶なのだ。


お粗末さまでした。

657 :MtL:2007/08/08(水) 23:19:08 ID:TmCUPW23
月天さん乙でしたー。
それでは、バトンを受け取りましたので、投下しますー

658 :MtL:2007/08/08(水) 23:21:17 ID:TmCUPW23
マジシャン ザ ルイズ (6)行き過ぎた模擬戦

朝。
ルイズとギーシュが朝食をとる為に『女神の杵』亭の二階から一階に降りると、そこには重苦しい気配が充満していた。
既に着席しているウルザ、ワルド、キュルケ、タバサ、終止無言。
たまにキュルケを場を和ませようと口を開くが、会話が続かない。
ウルザとワルド、この二人が一階を包み込む陰の気の中心であるようだ。

多少、気後れを感じながらもルイズ、ギーシュもテーブルに着席する。
「え、ええと……皆、昨日は、ちゃんと眠れた?」
「ああ」―――ウルザ
「勿論だ」―――ワルド
「……ええ」―――タバサ
「え、ええ、ぐっすりよ。適度な睡眠は美容のために不可欠ですものね!」―――キュルケ

「「「「………………」」」」

再び、沈黙が世界を支配する。

「ちょっと、こっち来なさい」
「え?何よキュルケ」
キュルケがルイズの肩を掴んで立たせ、酒場の隅に連れて行く。

「何なのよあれは!まるでタバサが3人いるみたいじゃない!?」
「知らないわよ、そんなこと」
「何かおじさまもワルド子爵もピリピリしちゃってるし、タバサは相変わらずいつもの通りだし」

二人が視線をテーブルに向けると、テーブルに一人とり取り残されたギーシュが助けを求める視線でこちらを見ていた。

「とにかく、何かあんたが関係してるらしいから、責任持って解決なさいよ」
「そんなこと言っても、あの二人の仲が悪いのは私のせいじゃないわよっ!」



「ルイズ、君に介添え人を頼みたい」
「はあ?」と口を開けたまま固まるルイズ。
ウルザとワルドがどうして仲良く出来ないのかを、問いただすつもりで席に戻ってみれば、一番最初にかけられた言葉が、ワルドからのこの台詞である。
「この宿は昔、アルビオンからの侵攻に備える為の砦だったんだよ。中庭には練兵場がある。
 そこで僕とミスタ・ウルザが手合わせをするから、その介添え人を君に頼みたい」
「そういうことらしい、ミス・ルイズ。頼まれてくれるかな?」
「な、な、な…」
何でこんなに突然話が進んじゃってるのよ、と言いたいルイズ。
突然すぎる展開に言葉にならない。
「古きよき時代、貴族達はよくくだらないことで杖を抜きあったものさ。そう、女を取り合ったりね」


中庭の練兵場。
そこには二十歩ほど離れて向かい合っているウルザとワルド。
ウルザは右手にデルフリンガー、左手に杖を持ち構えている。
奇しくも、一方のワルドも右手に剣、左手に杖のスタイル。

659 :MtL:2007/08/08(水) 23:24:10 ID:TmCUPW23
練兵場にいるのは二人だけではない、ルイズ、キュルケ、タバサ、ギーシュも離れた場所で見守っている。
ルイズの手には、かつてキュルケがウルザに贈ったシュペー卿の剣。
「何でおじさまが、あんたの剣なんて持ってるのよ」
「知らないわよ、そんなこと」
呆れてものも言えない、どうにでもなれと不貞腐れているルイズである。

「ふふ、男というのはやっかいなものだね。強いか弱いか、それが気になると、どうにもならなくなる」
体の向きをルイズのほうに変えて、ワルド。
「彼の実力を試してみたくなったのさ」
「どうせ止めてって言ってもやるんでしょ、いいわ、あんた達、死ぬまでやってればいいのよ」
肩を竦めるワルド、嫌味なほどに絵になる。


「では、前口上はそんなところでいいのかね?ワルド子爵」
「………ぬかせっ!」

ワルドが素早く歩を詰める。
―――その速さはガンダールヴの力の後押しを受けたウルザにも匹敵。
勢いそのまま、ワルドの剣がウルザを突く。
ウルザ素早く半身後ろに下がり、ねじる様にして体ごと杖を払い、必殺の突きを逸らす。
反撃、ねじった体勢から反動をつけ、右手の剣を逆袈裟に切り上げる。
虚空。
払われた突きから、体勢を立て直すことなく斜めに体勢を沈ませて膝を付き、そのまま転がり距離を離すワルド。

立ち上がりを狙ってウルザの雷撃。
先読みしていたワルドがライトニング・クラウドの魔法で迎撃、相殺。

「す、凄い」
思わず感じたことが口に出るルイズ。
「突きを払って反撃したところまでは見えたんだけど、そこからがよく分からなかったわ」
「僕にはむしろ最初から何が起こっているか、全然分からないんだが」
「………」


距離を離した二人は、魔法戦の構えに入る。
呪文を完成させ、先制攻撃。枝分かれした多数の火の流れがワルドを狙う。
冷静に対処、分岐している炎の基点を狙い打つ、エア・ハンマー。
巨大な空気の塊に散らされる火炎、そのまま連続でエア・ハンマーを唱え叩きつけようとするワルド。
「魔力の乱れ/Force Spike!」
打ち消し呪文の連続詠唱によってエア・マンマーの半数を無力化。
残ったいくつか、軌道を予測済みのエア・ハンマーを横っ飛びに回避。
呪文妨害に怯むことなく、平面的な回避が困難な「ウインド・ブレイク」を行使。
ウルザ、素早く最も現在効果的な呪文を判断。
猛る風の瀑布、猛威が到達する直前に現れる熱石の壁。
豪烈なる風に、脆くも破壊される溶岩壁。
しかし、物理法則とは逆方向、ワルドに向かい爆発的に飛び散る。
ワルド、唱えていた呪文を攻撃から防御にとっさに切り替え、再びウインド・ブレイク。
赤熱した溶岩片が吹き散らされる。

660 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/08(水) 23:24:38 ID:n9BLl2nP
支援する!

661 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/08(水) 23:25:36 ID:+IXiyySl
残念ながら、そうはいかないね支援

662 :MtL:2007/08/08(水) 23:27:09 ID:TmCUPW23
ワルドにとって、相手は自身の知識に無い魔法の使い手。
先読みにより、魔法戦を有利に運ぶことは困難。
再び魔法戦から接近戦へとスイッチを決断。

呪文の完成。
ワルドから分離する、もう一人のワルド。
地面スレスレ、極限まで低く、伸ばした体勢での横なぎの一閃。
ウルザ、低威力の赤マナ呪文、ショックによる迎撃。動きが止まればそれで良し。
直撃、掻き消える蜃気楼。
            気配―――上。
杖と剣、十字にて防御の体勢。
刹那の洞察。 影が、無い。

背後、冷やりとする感覚。



「そこまでよっ!!!!!!」



静止。その意外なる主……キュルケ。

「それ以上やったら、どちらかが死ぬわ」

ウルザ、その背後に、剣を突きの体勢のまま止めているワルド。


ウルザとワルド、二人の手合わせは、勝者ワルドという形で決着した。


「魔法衛士隊のメイジは戦闘に特化している
 これで、分かっただろうルイズ、彼では君を守れない」
ワルドからルイズへ、優劣の宣言がなされる。


                          手加減が出来ないですって?そりゃ病気ね
                             ―――虚無魔道師見習い ルイズ

663 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/08(水) 23:28:16 ID:pQeHdl+G
懐かしくなってスレッショルド引っ張り出した支援

664 :MtL:2007/08/08(水) 23:29:59 ID:TmCUPW23
投下終了です。
MtGwikiが停止していて続きが書けません…困りましたー。

それでは、次の方どうぞー。

665 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/08(水) 23:30:08 ID:xd6TgiAW
GJ!
ワルドってバカだよな、こんなことしても+にならないのに。

666 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/08(水) 23:31:01 ID:2L6vE2wT
やっぱり真っ向からだと分が悪いか。
つーか切れ気味の二人につられてルイズまで卑屈にwww

667 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/08(水) 23:31:08 ID:wzqQ18y8
男にはそれでもやらなきゃならん時があるw

668 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/08(水) 23:31:24 ID:+IXiyySl
MtLさん乙です。

669 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/08(水) 23:32:26 ID:n9BLl2nP


670 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/08(水) 23:32:34 ID:71TG5Obx
そもそもウルザはガチるタイプじゃないしな。いやガチでも強いけど

671 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/08(水) 23:33:13 ID:eyPATekT
溶岩壁が何だか思い出せない……そして乙。後、ワルドが遍在と雷雲使ってる?

672 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/08(水) 23:33:18 ID:pQeHdl+G
任務を前に(全力かどうかはともかく)本気で決闘とかワルドアホの子なんじゃないかと思う
かなり消耗するんじゃないか?


673 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/08(水) 23:37:07 ID:B1O+nJ/b
だがそれがワルドの良い所だとこの頃思えてきた>おバカな所w

674 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/08(水) 23:37:20 ID:n9BLl2nP
確かにワルドはアホすぎるな
今回はキュルケが止めたが・・・

考えたらここでワルドを殺してしまうぐらい強い奴が召喚されたことはないのか…
ほとんど途中中断だしな

675 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/08(水) 23:37:44 ID:9EDWxa0r
お決まりな悪役ほど必要なキャラかもね。
ウルザGJ!

676 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/08(水) 23:39:09 ID:lmPDzDqE
>>485
レスが遅れたが、光の剣は装備している間だけ全ステータスに+10の補正がかかるみたいだ
これにガンダールヴが加算されると…

677 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/08(水) 23:40:47 ID:pQeHdl+G
ワルドに勝てるくらいで手加減の三文字がはなから頭にない奴ならこの段階でワルド退場だよな
でもそうやっていざ考えるとそんなキャラが思い当たらない

678 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/08(水) 23:40:47 ID:kKCvMmp1
あじゅじゅー

ここでワルドを殺すとなるとギーシュも殺ってるだろうしなぁ
そこまで殺る気マンマンなのにルイズの横暴さに耐えれるって
どんなヤツなんだろうか

679 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/08(水) 23:40:56 ID:NnBupSFx
エーベルージュ氏、居ないのかな?
居ないんならもう少ししてから投下開始します。

680 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/08(水) 23:42:26 ID:wzqQ18y8
そこで闘争大好きな旦那の出番
犬の餌だ!


681 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/08(水) 23:42:32 ID:UcT3ZDQ1
ワルドを殺せるキャラは召喚されたことあるけど、そんなに強いやつだと原作どおりに話が進まないんじゃ……

682 :ゼロの皇帝:2007/08/08(水) 23:44:38 ID:TztPOeET
予約します。

683 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/08(水) 23:44:48 ID:9RqeTc3C
ああ、山の中だから赤い魔法以外は制限されるのか

684 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/08(水) 23:45:38 ID:oCzoSdvk
>>681

ルイズ なのはさんを召還。
いや、「魔砲少女」ではなく「管理局の白い悪魔」でもなく・・・
『管理局の白い魔王、ヴィヴィオ付き』

きっとその破壊力は敵の前にルイズを撃破することでしょうて。

685 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/08(水) 23:45:43 ID:+PU5YES2
つーかなんだかんだで日常のなかで平気でひとをバシバシ殺す殺人鬼が使い魔の名目であろうとも野放しにされるわけなかろう

686 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/08(水) 23:47:54 ID:pQeHdl+G
そういやウルザはどこまで呪文を使えるんだろう?
ゲームの設定上はプレイヤー=プレインズウォーカーだからウルザの存在した時系列にかぶってるブロックの呪文は全部使える可能性があるのかな

687 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/08(水) 23:47:57 ID:w+hiMekz
空術ゲットのためなら麒麟も平気でぬっころすブルーが手加減するか微妙な気も

688 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/08(水) 23:50:03 ID:NnBupSFx
エーベルージュ氏が今いらっしゃらないようなのでお先に失礼させていただきます。
6レス分投下したいんですがかまいませんねッ?!

689 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/08(水) 23:51:30 ID:Dnuy2jq8
>>688
きさまっ!ジョジョスレ経験者かッ!よかろう、支援する!

690 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/08(水) 23:52:17 ID:w+hiMekz
>>686とりあえずアーティファクト関連はだいたいできそう

691 :1/6:2007/08/08(水) 23:52:40 ID:NnBupSFx
どうも、こんにちは。
え、僕の名前ですか?それは多分、どうでもいい事だと思いますよ。
何しろ、僕の出番はここだけですから、名前を知る必要はないんです。

……名乗る必要があるなら、こっちの方でしょう。
見えますか?僕の周りを飛んでる4匹のカブトムシ。
見えるんなら結構。これはね、僕の『スタンド』です。
その名前は『ビートルズ』。好きなミュージシャングループから名前を取ったんですよ。
いいですよねぇ、ジャン=レノンって。

っと、失礼。話したいのはそう言う事じゃないんです。
話したいのは『スタンド』のことなんですよね、これが。
『スタンド』と言うのは、まあ平たく言えば超能力みたいなものです。
ここに来ている人達ならば『魔法』のお仲間だと思ってもらえればいいと思います。

違いがあるとすれば、この『スタンド』は、完全に個人の才能であり、1人1人形が違う事、
そして能力もたった一つである事、また、人型や霧、僕のような昆虫型など、様々なヴィジョンを持って具現化する事が挙げられます。
他にもややっこしいルール――スタンド使いにしかスタンドは見えないとか、傷つけられるのもスタンドだけとか、スタンドが傷つくと本体も傷つくとか――
色々あるんですが、どうでもいいんでここでは語りません。


僕のスタンドの能力。それは時間と次元を自由に移動出来る事。
このスタンド能力を使えば、別の次元、未来や過去を好きなだけ知る事が出来るんですよ。
もっとも、知る事が出来るだけで、他に何も出来ない非力なスタンドですけれどもね。

これからお話しするのは、僕が見たある平行世界の過去の話。
この世界において、娘を庇って壮絶に散った男の一つの可能性。
どうか、最後までつきあってください。

――ああ、そうそう、一番肝心なルールを伝えるのを忘れていました。
『スタンド使いはスタンド使いと引かれ合う』。
これに例外はありません。たとえ……異世界に召喚されたとしても、ね。

   ■----------------------------------------------■

692 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/08(水) 23:53:25 ID:pQeHdl+G
ルーンファクトリーから牧場主を呼ぼう
奴ならブロードソード一本でグレーターデーモン追い払う
タミタヤの魔法で殺す事はないから遠慮なく本気が出せる
それに料理出来るし
鍛冶も出来るし
アクセサリー作れるし
薬だって作れる
釣りに採掘伐採農耕と
あれなんだこの超人

693 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/08(水) 23:53:30 ID:ec8NPQub
ジョジョ関連は専用スレあるよー

694 :2/6:2007/08/08(水) 23:53:48 ID:NnBupSFx

1989年、東京、空条邸。
この東京の真ん中にどんと鎮座するこの大きな日本屋敷。
ここは世界的に有名なロック・ミュージシャン『空条貞夫』の自宅である。

この家には、今はたった1人しか住んでいない。
主、空条貞夫は世界を巡るライブツアーに、その妻、空条ホリィは療養の為、祖母スージーQの家へ出かけている。
ここにいるのはたった1人。二人の息子、そして、『最強のスタンド使い』。
その名を『空条承太郎』と言う。


承太郎は自宅の長い廊下を1人歩いていた。
背丈はおおよそ2メートルほど。がっちりとした体格で、その瞳は何処までも鋭い。
服装は学ランと学帽。かつての『旅』の時ですら崩さなかったおきまりのスタイルだ。

彼は自室に入り、鞄の整理を始めた。
彼は、所謂『不良』のレッテルを貼られた男であるが、基本的には真面目な男だ。
特に、ここ半年ほど学校に行く事が出来なかったので、なおさら行かなければと言う意識は強い。
―― 一月前、空条承太郎は世界を救った。
これは比喩でもなんでもなく、ただ事実である。

敵の名は『DIO』!
百年以上前に不老不死の吸血鬼となった邪悪なる存在ッ!
彼は現代に蘇り、無敵のスタンド『世界』と沢山のスタンド使いの部下によって、世界を支配しようと目論んだのだッ!

しかし、その野望は承太郎とその仲間達によって阻止された。
『DIO』の影響によって倒れた母を救う為、そして、先祖からの因縁がある邪悪、『DIO』を倒す為、彼らは『DIO』に敢然と戦いを挑んだのだ。
そし、半年以上の長い旅を経て、一月前、承太郎はエジプトでDIOを滅ぼす事に成功したのだ。
もっとも、その戦いにおいて『けして戻っては来ないもの』を幾つもDIOに奪われたのであるが。

(花京院、アブドゥル、イギー――)
承太郎は静かに、散っていった仲間の事を思う。
彼らの葬儀は、ついこの前済ませた。
半年も空けていた学校は、追試を受けて何とか進級を認められた。
DIOの手下の残党と戦う必要もあるとは言え、そろそろ日常に戻っても良い頃合いだろう。

承太郎は鞄の整理を終え、振り向きながら立ち上がり――そこで、硬直した。
(鏡、だと?!)

目の前に、鏡があった。
中空にぽっかり浮かぶ、枠のない姿見だ。
さっきまで何処にもなかったはずの、鏡。

「新手のスタンド使い…!」

承太郎はそう判断した。
あるはずのない存在、それが自分の前に現れるのがどんな時か、彼はよく知っている。
それは敵と出会ったとき、新手のスタンド使いが襲い来るその時だ。

695 :るいずととら:2007/08/08(水) 23:53:52 ID:J//Xd7ba
支援。あと、皇帝さんの次かな?予約します。

696 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/08(水) 23:54:50 ID:UcT3ZDQ1
支援

697 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/08(水) 23:54:59 ID:Dnuy2jq8
っておい!本当にジョジョかよ?!専用スレがあるからそっちに来てくれ

698 :3/6:2007/08/08(水) 23:55:04 ID:NnBupSFx
>>693
なんだってェェー!
でもせっかくだからこっちで投下する。せめてこの話だけでも。


承太郎は冷静に判断する。現在、身体に異常はない。
襲ってくるのは誰だ?DIOの残党か?
この鏡の『能力』は?本体であるスタンド使いは何処にいる?

承太郎は拳を握りしめながら考える。
この鏡の能力は触れる事で発現するのか?
否、それならば積極的に当ててくるか、逆に気づきにくいところに仕込む方が早い。
ブービートラップである事は否定出来ないが、確実性には欠ける手だ。
この鏡に即効性はあるか?
否、自分はまだ無事だ。

ならば、答えは『一つ』!
何かアクションを起こされる前に『破壊』するッ!

「オラァッ!」

承太郎が拳を振るう。
拳が白金に輝き、ずるり、と拳の中から『何か』が現れたように見えて――

鏡と承太郎はこの世から消失した。


   ■----------------------------------------------■


どうんっ!

トリスティン魔法学院を今日何十度目かの大爆発が揺るがした。
ある程度離れた距離で起こった爆発にもかかわらず、校舎の窓ガラスがびりびりと振動し、耳が痛くなる。

「また失敗かよ」

誰かが呟いた。
使い魔召喚の儀式『サモン・サーヴァント』。
二年生に進級するときに行われる、通りいっぺんの儀式。
失敗なんかするはずがない。実際みんな成功した。たった1人の例外を除いて。
ルイズ・ド・ラ・ヴァリエール!『ゼロのルイズ』!おちこぼれのルイズ!
彼女だけはただ1人、一度も成功してはいない。

それでもルイズは諦めない。
杖を振るい、爆発に巻き込まれ、汚れ、時には傷つき、それでもまた杖を振るう。
そんな貴族にあるまじき泥臭い行いを、成功した同級生達は冷ややかに、あるいは笑い混じりに見つめる。
彼女の行いを真剣に見つめるのは、教師ミスタ・コルベールと友人のキュルケのみ。
笑わぬ、と言う点で言えば同級生のタバサも同一ではあった。
そして、時間は夕暮れ時。何十度目かの失敗の爆煙が儀式の広場を覆ったとき、
絶え間なき嘲笑の真ん中で、ルイズ・ド・ラ・ヴァリエールは、勝利を確信した!

501 KB
■ このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています

★スマホ版★ 掲示板に戻る 全部 前100 次100 最新50

read.cgi ver 05.04.00 2017/10/04 Walang Kapalit ★
FOX ★ DSO(Dynamic Shared Object)