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あの作品のキャラがルイズに召喚されました part42

1 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/22(水) 11:35:26 ID:LaHXlql2
もしもゼロの使い魔のルイズが召喚したのがサイトではなかったら?そんなifを語るスレ。


あの作品のキャラがルイズに召喚されました part41
http://anime2.2ch.net/test/read.cgi/anichara/1187627403/

まとめwiki
http://www35.atwiki.jp/anozero/
避難所
http://jbbs.livedoor.jp/otaku/9616/






    _              ■ 注意事項よ! ちゃんと聞きなさいよね! ■
    〃 ` ヽ  .   ・雑談、SS、共に書き込む前のリロードは忘れないでよ!ただでさえ勢いが速いんだから!
    l lf小从} l /   ちゃんと空気を読まないと、ひどいんだからね!
   ノハ{*゚ヮ゚ノハ/,.   ・投下をする前には、必ず投下予告をしなさいよ!投下終了の宣言も忘れちゃだめなんだからね!
  ((/} )犬({つ'    ・ 投下してるの? し、支援してあげてもいいんだからね!
   / '"/_jl〉` j,    ・興味のないSS? そんなもの、「スルー」の魔法を使えばいいじゃない!
   ヽ_/ィヘ_)〜′   ・まとめの更新は気づいた人がやらなきゃダメなんだからね!
              ・議論や荒らしへの反応は、避難所でやりなさい!







     _
     〃  ^ヽ
    J{  ハ从{_,     ・ここは全年齢板よ。年齢制限に関わるものは避難所に来なさい。
    ノルノー゚ノjし      ・クロスはお互いを尊重しなきゃだめ。一方的なのはモテないわよ?
   /く{ {丈} }つ     ・不要な荒れを防ぐには、sage進行もいいんじゃないかしら。
   l く/_jlム! |      ・次スレは>>950から。お願いね?テンプレはwikiの左メニューを参照よ。

2 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/22(水) 11:42:22 ID:z/Eo1x6u
>>1

いつからこんなにルイズとキュルケの間が空いてるんだw

3 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/22(水) 11:42:44 ID:YDlusuJ6


4 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/22(水) 11:44:03 ID:PEcpTZpE
>>1


5 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/22(水) 11:46:48 ID:i29gMqY9
>>1乙
>>2
きっとツンデレのツン期なんだよ

6 :Zero ed una bambola:2007/08/22(水) 11:52:47 ID:SWPQLFHZ
>>1

投下予約、
10分後に投下します

7 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/22(水) 11:54:48 ID:iTLd0b6A
カ−ビイじゃないの?

8 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/22(水) 12:00:14 ID:MbQmNPKw
あの書き方だと「書きあがるのが新スレが立った後だろう」とも読めるんだよな。
まあ、ちょっと待ってみてカービィの人が来なかったら投下でいいんじゃね?

9 :Zero ed una bambola:2007/08/22(水) 12:03:51 ID:SWPQLFHZ
>>8
もう10分待ってみます

10 :Zero ed una bambola:2007/08/22(水) 12:17:00 ID:SWPQLFHZ
何の反応もない、投下していいのだろうか?


11 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/22(水) 12:17:16 ID:YC701Hd9
前スレでもカービィの人に呼びかけてみたけど反応梨。
ガンスリの人逝っちゃって良んでない?

12 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/22(水) 12:18:24 ID:woglcBZZ
もういっちゃいなよ

13 :Zero ed una bambola:2007/08/22(水) 12:18:55 ID:SWPQLFHZ
じゃあ投下しますね

14 :Zero ed una bambola:2007/08/22(水) 12:20:40 ID:SWPQLFHZ
Zero ed una bambola   ゼロと人形



洗濯を終えたルイズとアンジェリカはシエスタと別れて部屋に戻る。朝食まで、若干の余裕がある。
「ねぇ、アンジェ?」
「はい、何ですかルイズさん」
「あんたが持ってる。それ、その大きなケースよ。何が入ってるの?楽器?」
「この中身ですか?」
アンジェリカはそういうとヴィオラのケースを掲げる。
「そうよ、それ」
ルイズは楽器だったら何か弾いてもらおうと期待していた。
「ここにはAUGを入れているんです」
AUGってどんな楽器?そう思いながらアンジェリカがケースをあけるのを待つ。
「は?なによこれ?」
予想とは違い、ケースの中にあるのはラッパ?違う、何だろうか、ともかく楽器ではないのは確かのようだ。
「ね、ねぇアンジェ。これって何かしら?楽器・・・じゃないわよね?」
「何言ってるんですかルイズさん。これはAUGですよ」
「だから!AUGって何よ!わからないから聞いてるの!」
ルイズは思わず怒鳴ってしまう。

―しまった―

そう思ったがもう遅い。アンジェリカはその瞳からポロポロと大粒の涙を流しはじめた。
「ごめんなさい、ルイズさん。ごめんなさい」
「え?あ、ちょ、ちょっと何泣いてんのよ」
慌ててアンジェリカを宥めるがなかなか泣き止まない。
「ごめんなさいごめんなさいごめんなさい」
壊れた人形のように同じ言葉を繰り返す。どうしたものかとルイズは悩んだ。すると突然、ドアを開けて入ってくる人影がある。

「ちょっとルイズ、朝っぱらからうるさいわよ」
そういって人影は何の遠慮もなく部屋に入ってくる。
「あら?この子どうしたのって、泣いてるじゃない。あなた何したのよ」
「う、うるさい!なに勝手に部屋に入ってんのよキュルケ!それにあんたにはかんけいないでしょ!」
「おはよう。あなたのお名前はなんていうのかな?」
「・・・アンジェリカ」
キュルケはルイズを無視してアンジェリカに話しかける。
「そうアンジェリカっていうの。私はキュルケ、微熱のキュルケ。愛の堕天使よ」
「なーにが愛の堕天使よ!人の使い魔に勝手に話しかけんじゃない!」
「何?あなたほんとに人間召喚したの?こんな小さい子を?」
「そ、そうよ、悪い?」
「悪くはないけど、使い魔っていえばこういうのがいいわよねぇ〜。フレイム〜」
そういうと扉の影からのっそりと真っ赤で巨大なトカゲが現れた。
「うわぁ」
アンジェリカは感嘆の声をあげた。もうその目には涙はなかった。

きゅるきゅる

サラマンダーは人懐っこい鳴き声をあげ、アンジェリカに擦り寄る。
「ちょっとキュルケ危ないんじゃないの!」
ルイズはそういうとアンジェリカを抱きかかえようとして・・・抱えられなかった。
「く、重い・・・」
「なにやってんのよルイズ。別にサラマンダーは危ないくないわよ。ねぇ〜」

きゅるきゅる

ルイズの手から逃れたアンジェリカはサラマンダーの頭を撫でていた。
「もう泣き止んだみたいね。それじゃあまたね、アンジェリカ」
アンジェリカはバイバイと手を振って見送る。


15 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/22(水) 12:22:00 ID:ZABbW+1f
支援

16 :Zero ed una bambola:2007/08/22(水) 12:22:23 ID:SWPQLFHZ
キュルケがいなくなるとルイズはまたも叫びだす。
「なんなのあの女は!自分がサラマンダー召喚したからって!」
「別にいいじゃないですかルイズさん。私がいるんですし」
「よくないわよ!」
ルイズは思わずそう叫んでしまった。また泣かれる、慌てて取り繕う。
「えーとね、メイジの実力をはかるには使い魔をみるから、えーとだから優秀な使い魔がよくて、ああ、アンジェじゃダメって訳じゃないけど、ええと」
「大丈夫です。私立派な使い魔になります」
アンジェリカはそう答える。
「でもあんた、使い魔として戦ったりできないでしょ、気持ちだけ受け取っておくわ」
そういってみるがアンジェリカはなにやら不満顔だ。話をそらそう、ルイズは決めた。
「もうすぐ、朝ごはんだからね。食堂にいくわよ」
「わかりましたルイズさん」
何とか話をそらせたようだ。
アンジェリカはAUGを入れたヴィオラのケースを掴みルイズと供に部屋を出る。ルイズは食堂へ行く途中に、アンジェリカに話しかけた。
「そうだ、アンジェ。アンジェの朝ごはんだけど、食堂は貴族専用だからね。朝に会ったシエスタにでも頼んで何か貰ってきなさい」
「ではシエスタちゃんを探してきます」
そういってアンジェリカは駆け出して行く。
「ちょっと、アンジェ!食べ終わったら部屋に戻ってなさいよー!」
「はい!わかりましたー!」
ルイズがそう叫ぶとアンジェは元気よく返事を返した。



「おう、シエスタ。その後ろのお嬢さんは何だ?お前の妹か」
コック長のマルトーがそういって初めて、シエスタはスカートの裾が誰かに掴まれているのに気付いた。
「はぇ?あ、アンジェリカちゃん、どうしたの?」
「あのルイズさんが朝ごはんはシエスタちゃんに貰えって」
「そうなの。ちょっと待っててね。マルトーさんに何か貰えるか聞いてみるから」
そういうとシエスタは背後にいるマルトーに話しかける。
「あの、ヴァリエール様の使い魔のアンジェリカちゃんです。朝ごはんをここで貰うように言われたそうで」
「あん?わかったよ。全く、あの貴族連中は面倒ごとはこっちに押し付けやがる。ほら朝飯だ」
そういってパンとスープを差し出す。
「ありがとうございます」
「アンジェリカちゃんお肉とかいる?」
「いえ、これだけで十分です」
アンジェリカはそういうとスープに口をつける。
「どう?おいしい?」
「はい、おいしいですシエスタちゃん」
「おい、シエスタ。そんなとこで駄弁ってないで仕事しろ」
「あ、はい。わかりましたマルトーさん。じゃあまた後でね」
「またね、シエスタちゃん」
シエスタが去ったあと、アンジェリカは黙々と食事を続けた。


17 :Zero ed una bambola:2007/08/22(水) 12:24:20 ID:SWPQLFHZ
「あの・・・。マルトーさん?」
アンジェリカは食事を終え、ケーキを準備しているマルトーに話しかける。
「あん?なんだ嬢ちゃんか。このケーキが欲しいのか?悪いが今はダメだ。昼のデザートだからな。」
「そうなんですか」
アンジェリカは無表情に答える。
「お、おう。だが安心しな。昼にはちゃんとやるからよ」
「そうですか。ありがとうございます」
アンジェリカはやはり笑わずに答える。
「飯食い終わったんだろ。食器よこしな」
アンジェリカは食器をマルトーに渡す。
マルトーは内心焦っていた。シエスタがいなくなってから笑っていない。
「ヤバイ、シエスタを仕事に行かせたのがいけなかったのか?後でシエスタに何言われるか・・・』
マルトーがそんなことを考えているとは露も知らずに、ヴィオラのケースを持って厨房を後にする。

「マルトーさん・・・マルコーさんじゃない」
悲しそうに呟くが、その声は誰にも届いてはいない。


アンジェリカが部屋に戻ると既にルイズは部屋に戻っていた。

「アンジェ、遅いわよ」
「ごめんなさい、ルイズさん」
「まぁいいわ。じゃあ行くわよ」
「行くってどこへですか?」
「教室。これから魔法の授業よ」



Episodio 3

Colazione deliziosa
おいしい朝ごはん




18 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/22(水) 12:24:21 ID:u9I1QVKe
支援

19 :Zero ed una bambola:2007/08/22(水) 12:26:31 ID:SWPQLFHZ
日常投下完了。パートから抜け出せない罠

前回投下したやつ、Episodio 3ってなってたけどじつは2の間違い。ゴメンナサイ

20 :Zero ed una bambola:2007/08/22(水) 12:28:49 ID:SWPQLFHZ
日常投下完了って何?

投下完了。日常パートから抜け出せない罠 が正しい文なのに・・・
ミス多すぎ



21 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/22(水) 12:29:42 ID:MbQmNPKw
>>19

GJでした。

22 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/22(水) 12:30:57 ID:ZABbW+1f
GJです
あんまり使い魔の親身にならないマルトーって新鮮でいいな

23 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/22(水) 12:33:49 ID:iIks2sOs
いやいや、これからデレるんだよ?<余り親身にならないマルトー

24 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/22(水) 12:36:32 ID:YC701Hd9
投下乙です。
原作は知らないが、決闘イベントの後になってもマルトーがデレないとかアリかも知れん

25 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/22(水) 12:40:28 ID:LaHXlql2
前スレ1000www

26 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/22(水) 12:40:33 ID:YC701Hd9
前スレ989さん
ケニーとボスじゃキャラが全然違うから、あとはインパクトの問題じゃないかな?

27 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/22(水) 12:40:59 ID:zf8S9LcT
投下乙です。

そしてこのスレの>>500でなにかが起きる!

28 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/22(水) 12:49:28 ID:1yguXuOw
某野球ゲーム主人公召喚とか考えてる俺

29 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/22(水) 12:50:40 ID:ThpuPUsS
>>28
ああ、アストロ球団か

30 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/22(水) 12:54:01 ID:1yguXuOw
>>29
いや、未来人とかサイボーグの方

31 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/22(水) 12:55:08 ID:FcMGIEOs
>>30
パワポケの主人公か

32 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/22(水) 12:55:15 ID:zf8S9LcT
むしろ外道高校野球部(科学班込み)を召喚。

やつらなら絶対に人間扱いされない。凶暴な亜人と思われるに違いない。

33 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/22(水) 12:55:29 ID:EvPEZs90
アンジェ乙です。
ステアー、弾補充が厳しいな…。

34 :カービィの人:2007/08/22(水) 12:55:58 ID://YBXr5U
やっと出来ましたー!
反応できなくてすみません、本当にご迷惑お掛けしました。
まずは六話投下したいと思います。
1:00ジャストから

35 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/22(水) 12:56:47 ID:AN+qchSc
>>28
ああ、逆境ナインですね。

36 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/22(水) 12:58:31 ID:LaHXlql2
パワポケの矢部君一族はやば過ぎw

はぁーい支援

37 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/22(水) 12:59:58 ID:+ItzSu2u
カービィ支援

38 :使い魔のカービィ 第6話:2007/08/22(水) 13:00:30 ID://YBXr5U
教室の掃除を漸く終わらせたルイズとカービィは、昼食を取りに本塔へ向かっていた。
シエスタは昼食の準備のため途中で掃除を抜けてしまったが、殆ど終わらせてくれたので、思いの外早く済んだのだ。
もちろん、目覚めてからはカービィもゴミ捨てを手伝った。
粗大ゴミと化したイスを運んだり、ルイズやシエスタが届かなかった窓を拭いたり。
自主的に手伝いをするカービィに、ルイズはやっぱりカービィを喚んで良かったと改めて実感したのだった。
因みにカービィが窓を拭くため飛び上がった時、飛べることを知って狂喜乱舞していたという。
閑話休題。
食堂へ辿り着いたルイズ達は、早速昼食に――
「まて!」
――しようと思った矢先、マリコルヌを中心とした数人の生徒がルイズとカービィを取り囲んだ。
「何よ、風邪っぴき。用があるなら早くして?」
「だから僕は風邪っぴきじゃない! そ、それよりルイズ! お、お前、そいつを食堂の中に入れる気か!?」
「そうだけど、何よ」
何か問題でも? といった表情でマリコルヌ達を見るルイズ。
「何じゃない! その悪魔を食堂内に入れないでくれ!」
「悪魔?」
「そのピンクボールだ!」
「カービィが? 馬鹿馬鹿しいわね」
無視して食堂へ入ろうとするが、他の生徒が入り口を固めて入ることが出来ない。
「何よこれ! どういうつもり!?」
「それはこっちの台詞だ! ルイズは朝の悲劇を繰り返したいのか!?」
「朝? ……………あぁ」
ルイズは漸く足止めを食らっている理由が分かった。
要するに『吸い込み喰い』に怒った生徒達が、カービィを危険視してこんなことをしているのだろう。
尤も、ルイズはカービィの能力のが凄かった印象が強すぎ、忘れかけていたのだが。
「あんた、まだ根に持ってたの?」
「当たり前だ! 僕が今まさに手を付けようとしていたローストチキンが! 僕の手をすり抜けて飛んでいってしまったんだぞ!? こんがり焼けた皮やジューシーなもも肉を食べるのを楽しみにしていたのに!」
その後もマリコルヌは、カービィに食われた朝食のメニューを一品一品恨めしそうに語っていった。
それも唾を撒き散らし、脂汗をかきながら。
食べ物の恨みが恐ろしいとはよく言ったものだ。

39 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/22(水) 13:01:31 ID:ThpuPUsS
確かに食べ物の恨みは恐ろしいよね支援

40 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/22(水) 13:03:07 ID:lhwQXBDY
喧嘩の売り方としては、今までで一番共感できるかも、支援

41 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/22(水) 13:03:09 ID:MbQmNPKw
こればっかりはマリコルヌに同情する支援

42 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/22(水) 13:03:50 ID:O9M0x7XT
なんて正当な怒りなんだマリコルヌ

43 :使い魔のカービィ 第6話:2007/08/22(水) 13:04:04 ID://YBXr5U
しかし、いい加減にルイズは目の前のマリコルヌが鬱陶しくなってきた。
確かに1つのテーブルの朝食をすべて食べてしまったカービィはやりすぎだ。
実際ルイズも危うく朝食を食べ損なうところだった(違うテーブルにいたキュルケから分けてもらい、何とか事なきを得たが)
だが、マリコルヌの恨みなどルイズとカービィにとってはそれこそ知ったこっちゃない。
「分かったわよ! じゃあカービィが食堂内で暴飲暴食しないように私が躾ればいいんでしょ!! まったくどいつもこいつも意地汚いわね!!」
もちろん朝の出来事を棚に上げた発言だが、本人は気づいていない。
とにかくカービィを食堂に入れるという意地が彼女を駆り立てたのだ。
しかもかなりの気迫が籠もった表情だったため、それに反対する生徒は誰もいなかった。
有無を言わせる気もさらさらなかったが。
彼女の目の前にいたマリコルヌなど、気迫を真正面から受けたため少し怯えていた。

こうして食堂に入ることが出来たルイズとカービィだったが、ルイズはやはり視線が集まってきていることに気が付いた。
それと同時に気が付く。
朝の一件の影響はかなり大きかったらしく、今まで『嘲笑』だった視線が『警戒』に変わっていたことに。
ルイズはそれが少しいい気分で、居心地も悪くなかった。
今までゼロと自分を笑ってきた者達が、自分(の使い魔)を恐れているのだ。
それだけでも少しだけ誇らしい気分になれた。
と、ルイズが優越感に浸っている下で、カービィが目を輝かせている。
「ぽよー♪」
「カービィ」
「……………ぽよ?」
ルイズはしゃがんでカービィの目を見つめると、少し厳しい口調で話し始めた。
「いい、カービィ。朝みたいにここで吸い込みを使っちゃ駄目よ! 」
「ぽよ?」
「そうねぇ、次に使ったらご飯抜き! 分かった!?」
「ぽよぉぉ! ふぃ!」
やはりご飯抜きは辛いのだろう。
カービィは大きく頷くと、今にも料理に飛びつきたい衝動を抑えた。
(よし……マリコルヌの言うことを聞くのは癪だけど、確かに使い魔の躾はしっかりしなきゃ)
そう、カービィは精神的にも、恐らく肉体的にもまだまだ子供なのだ。
これから先の為にも、今からしっかり躾なければならない。

44 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/22(水) 13:06:19 ID:HX1isShv
マリコルヌの正しき怒り支援
アニメ準拠だとカービィいくつだ?
明言されてたっけ?

45 :使い魔のカービィ 第6話:2007/08/22(水) 13:07:15 ID://YBXr5U
ルイズは自分の使い魔の教育方針を決定し、まずは空腹を埋めるために席についた。
もちろんカービィは床に座らせて。
――結果から言おう。
この教育方針は後にあっさりと崩れ去る。
それはまた先の話なので、今は置いておく――
ルイズが食事を始めて数十分たった頃。
カービィは少し多めに用意されていた使い魔用の食事をあっさり食べ終え、暇を持て余していた。
ルイズを見るが、しばらく食べ終わる気配がない。
仕方なくトレイの上の食器を持て余しながら1人遊びをしていた。
「どうしてくれるんだ!?」
「ぷいぃっ!?」
突然食堂内に響いた怒鳴り声に驚き、皿を落としそうになるカービィ。
反応が早かったため、何とか落下を防ぐことは出来た。
「ふぃー……」
「? 何かしら」
ルイズもその声に気が付いたらしく、食事を中止した。
声がした方には大きな人だかりが出来ており、その中心には2人の人物。
よく見てみると、シエスタがギーシュに何かを問い詰められているようだ。
気になったルイズはカービィを連れ、人だかりへと近づいていった。
「ねえ、何の騒ぎ?」
「ぽよ?」
「み、ミス・ヴァリエール、カービィさん……」
ギーシュに何度も何度も頭を下げていたシエスタの目には、涙と恐怖の色が浮かんでいた。
ただ事ではないと判断したルイズは、シエスタから詳しい事情を聞いた。
なんでも、ギーシュが落とした香水の小瓶をシエスタが拾ってあげたらしいのだが、それが原因でギーシュの二股がバレてしまったらしい。
ギーシュの両頬が真っ赤になっているのはそのせいだ。
それで怒りの矛先をシエスタに向けたギーシュは、二股の原因をシエスタに全て擦り付けようとしていたというのだ。
「なるほどね。ギーシュ、二股なんかしてるあんたが悪いのよ」
「ぽよっ!」
厳しく目つきでギーシュを睨む2人。
カービィは二股がどういうものか理解していなかったが、シエスタがギーシュにいじめられているというのは分かったようだ。
ルイズに感化され、周りの生徒も一斉にギーシュを非難しだした。
「そうだギーシュ! お前が悪い!」
「そのメイドに謝れ!」
自分が不利な状況になっていくのを感じ、ギーシュは追いつめられていった。

46 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/22(水) 13:08:18 ID:LaHXlql2
数百年単位で年くってる様な言われかたをしていたような
それとも戦士として覚醒するにはあと数百年は必要だった、かな

47 :使い魔のカービィ 第6話:2007/08/22(水) 13:10:14 ID://YBXr5U
しかし、彼にも貴族としての意地とプライドがあるのだ。
ここで非を認めてしまうことは出来なかった。
「し、しかし、ボクは小瓶を渡されたとき知らないフリをしたんだ。それに合わせるくらいの機転があったっていいじゃないか」
「そんなのあんたの都合でしょ? シエスタには関係ないわ。自業自得ね、天罰よ、て・ん・ば・つ」
「天罰、ぽよ!」
ルイズは至極冷たくそう言い放った。
しかし、それに逆上したギーシュは再びシエスタを睨みつけ、その腕を掴んだ。
「ひっ……!」
「とにかく! 全責任はキミにあるんだ! さぁ、どうしてくれるんだね!?」
周囲からの非難が更に激しさを増すが、ギーシュには聞こえていない。
自分のプライドを保つだけで精一杯なのだ。
ギーシュの怒りを腕から直に感じ取り、卒倒してしまいそうになるシエスタ。
「痛っ!」
「っ!」
と、ギーシュが小さな悲鳴を上げ、シエスタの腕を離した。
シエスタは何が起こったか一瞬理解しかねたが、目の前にカービィが現れたことで悟った。
ルイズの足下にいたカービィがギーシュの腕に体当たりしたのだ。
ギーシュはぶつかられた腕をさすり、凄みをきかせた目でカービィを睨んだ。
一方カービィはそのままシエスタの前に着地し、彼女を守るように佇んでいる。
「か、カービィさん……」
「くっ、使い魔風情が貴族に逆らう気かね!?」
「ぽよぉ!」
ギーシュが睨もうが怒鳴りつけようが、カービィは1歩も退かない。
その様子に何かを思いついたのか、ギーシュが口元を吊り上げる。
「確かお前はゼロのルイズの使い魔だったな。いいだろう、貴族がどれほど恐ろしいか、特別にたっぷりと叩き込んでやる」
そう言うとギーシュはバラの造花を1本取り出し、それでカービィを指した。
そして高らかに宣言したのである。
「決闘だっ!!」
「……ぽよ?」
瞬間、シエスタとルイズの顔が蒼白になった。
「ま、待ちなさいよギーシュ! 学院での決闘は禁止されているはずでしょ!?」
「それは貴族同士の話だ、使い魔とじゃない」
ギーシュ鼻で笑うと、食堂の出口の方へ向き直った。
「ヴェストリの広場で待っている!」
そしてギーシュは数人の男子生徒と共に去っていった。

48 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/22(水) 13:10:31 ID:ThpuPUsS
>カービィの年齢
wiki先生によると実は結構良い年らしい
でもほとんど寝てたので実際には幼児と大差ないとかなんとか
砂沙美ちゃんみたいなもんだね(年齢は700歳以上だけど肉体・精神ともに9歳のまま)

49 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/22(水) 13:11:23 ID:MbQmNPKw
ピンクボールに決闘とか言い放つ自分の姿に疑問は抱かないのだろうか支援

50 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/22(水) 13:11:41 ID:HX1isShv
そういや前スレ辺りで星の戦士は万年生きるとかカービィは200年早く目覚めたとか聞いた覚えがあるな
とりあえず支援

51 :使い魔のカービィ 第6話:2007/08/22(水) 13:13:14 ID://YBXr5U
周りの生徒達は急な展開に驚きを隠せないでいたが、『決闘』という2文字に目を輝かせ、次々とヴェストリの広場へ向かっていった。
「カービィ!」
ルイズは急いでカービィに駆け寄った。
とにかく、なんとか決闘だけは避けなければ。
もしギーシュとカービィが戦ったら、勝敗など目に見えている。
カービィを回収し、一緒にギーシュに謝ろうと思ったルイズだったが、それは叶わなかった。
「ぽょっ!」
「ルイズ、使い魔は借りてくぜ」
ギーシュについていた男子生徒が、あろうことかルイズより先にカービィを回収。
そのまま走ってヴェストリの広場へ行ってしまったのだ。
「ま、待ちなさい!」
「カービィ……さん……」
男子生徒を追おうとした矢先、ルイズは顔を両手で覆うシエスタを視界の端に見つけた。
カービィを追わなくてはいけないが、彼女を放っておくことも出来ない。
「シエスタ……」
「ミス・ヴァリエール……申し訳ありません……私のせいで、カービィさんが………」
心底申し訳なさそうに俯くシエスタ。
その顔には後悔、恐怖、悲痛、様々な感情が見え隠れしている。
この状態で決闘まで見たらそれこそ倒れてしまうだろう。
「……大丈夫よ。絶対に私が決闘なんて止めてやるんだから。カービィも怪我しないように、巧くやるわ」
「大丈夫……ですか?」
「私なら大丈夫。そうなんでしょ?」
ルイズはシエスタに微笑み、カービィと男子生徒の後を追った。
目指すはヴェストリの広場だ。
そして、今まさに、そこから星の伝説が始まろうとしていた。

52 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/22(水) 13:14:41 ID:kw4CHUN/
使い魔に決闘を挑むとかギーシュの常識は凄いよな
支援

53 :カービィの人:2007/08/22(水) 13:14:53 ID://YBXr5U
第6話は以上です。
さぁ、次は楽しい楽しいギーシュ戦。
20分から投下します

54 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/22(水) 13:15:14 ID:HX1isShv
ギーシュ。まだ遅くない。
ヤツは赤いぬのきれ頭に巻いただけで星をカチ割る不可思議生命体だぞ

55 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/22(水) 13:16:19 ID:ThpuPUsS
乙だぜーって、2話連続かっ!?
桃玉劇場開幕にwktkだぜ!

56 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/22(水) 13:16:38 ID:LaHXlql2
乙!

>>54
編笠を被ると刹那の居合抜きが出来るようになるしな

57 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/22(水) 13:16:53 ID:lUtOHL4i
>>54 ヤツは赤いぬのきれ頭に巻いただけで星をカチ割る不可思議生命体だぞ
それを言うならワドルディも青いバンダナを巻くと星をカチ割れるぞ

58 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/22(水) 13:18:41 ID:LRxFcbXl
星のカービィだからな。
食って寝て戦って。寿命はぶっちゃけ星のごとく数億年と考えて良いんじゃね?

59 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/22(水) 13:19:57 ID:Fnwu27ft
しかし20センチの小さい丸いのががんばる姿は実に和むな

60 :使い魔のカービィ 第7話:2007/08/22(水) 13:20:08 ID://YBXr5U
「諸君、決闘だっ!!」
バラの造花を掲げ、天を仰ぎながらギーシュが叫んだ。
その叫びに呼応し、『ヴェストリの広場』に集まったたくさんのギャラリーからも大きな歓声が上る。
それらは、皆がこれから行われる戦いに胸を踊らせ、今か今かと始まりの時を待っている証拠だ。
娯楽の少ない生徒達にとって、貴族の誇りをかけた決闘は暇つぶしと賭の対象にしかならないようだ。
今も「俺はギーシュに銀貨20枚」「じゃあ大穴でピンクボールに銀貨15枚」といった声が聞こえてくる。
実際ギーシュも、自分の強さを誇示し、プライドを守るためだけにこの決闘を発案したのだ。
相手がメイドだろうがルイズだろうが使い魔だろうがどうでもいい。
なんとも薄っぺらい決闘である。
「さあ、お前の出番だ!」
熱気も最高潮に達しようかという時、先程の男子生徒が回収してきたカービィを広場の中心へ向けて放り投げた。
「ぽよーーーー!」
美しい弧を描き、なんとかカービィは広場に着地。
しかも着地した際、ちょうどギーシュと向かい合うような形になる。
「ほう……とりあえず、決闘へ逃げずに来たことは褒めてやろうじゃないか」
「ぽよ?」
カービィはキョロキョロと辺りを見回し、自分の状況を確認した。
シエスタをいじめていた男が、自分と1対1で向かい合って佇んでいる。
カービィの脳裏にある場面が浮かび上がった。
それは彼が前にいた世界『プププランド』に来て間もない頃、仮面の騎士から戦いを挑まれた時のこと。
その時はギャラリーはこんなにたくさんではなく、荒れ果てた谷で行われた。
そして、結局それは決闘と銘打ったカービィを成長させるためのお芝居だった。
そんなことをぼんやり思い出していると、ギーシュがバラの造花を構えた。
「では、早速始めよう……二度とこの学園を見たくないようにしてあげるよ」
その言葉に身構えるカービィ。
星の戦士としての勘が、何かが来ると訴えてきたのだ。
ギーシュがバラの造花を振るうと、3枚の花弁が宙を舞いった。
ひらひらと地面に落ちてゆくと思ってカービィが見ていると、花弁が突然金属で出来た女性の像に変化したのだ。
しかもそれぞれに凶悪な武器を持っている。

61 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/22(水) 13:21:08 ID:HX1isShv
>>58

つまりアザゼル星のカービィ形態か

62 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/22(水) 13:21:22 ID:LRxFcbXl
コピーフラグ支援

63 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/22(水) 13:21:42 ID:kw4CHUN/
支援

64 :使い魔のカービィ 第7話:2007/08/22(水) 13:22:24 ID://YBXr5U
「ぽ、ぽよぉ!?」
今まで様々な魔獣と戦い続けていたカービィだったが、これには流石に驚いた。
目の前に自分の何倍もある大きさの像が現れれば、当然の反応だろう。
「ボクの二つ名は『青銅』。よって、青銅のゴーレム『ワルキューレ』がお相手させてもらおう。かかれ!」
3体のワルキューレが武器を手に、一斉にカービィへ向かっていった。

その頃、やっと広場へ駆けつけたルイズは、ギャラリーを押しのけて前へ前へと進んでいった。
この興奮様だともう既に決闘は始まっているのだろう。
(早く止めないと、カービィが……!)
人混みを掻き分け、漸く最前列に躍り出たルイズ。
そんな彼女の目に映ったのは、必死にワルキューレの攻撃を避け続けるカービィの姿だった。
3対1という圧倒的不利な戦いで、カービィは小さい体を生かした驚くほど機敏な動きで敵を翻弄している。
一方的な展開を予測していたギャラリーは大きく湧き上がり、少なからずカービィを応援する者まで出てきた。
そんな中、ギーシュはちょこまかちょこまか動くカービィに苛立ちを感じながらもワルキューレを操る手を止めなかった。
(ああいうボケた奴は絶対にどこかでヘマをする。その時がこのピンクボールの最期さ)
色ボケなバカでも軍人の息子、自分の勝利をギーシュは疑っていなかった。
隙が出来なくてもカービィが疲れるのを見越し、余裕を保って先頭を続行する。
そしてギーシュの望んでいた瞬間は訪れた。
カービィの主人の手によって。
「カービィ!!」
決闘をやめさせるため、とにかくカービィを呼ぼうとしたルイズだったが、これが仇になった。
「ぽよ?」
ルイズの声に反応してしまったカービィに、大きな隙が生じてしまったのだ。
ギーシュはニヤリとほくそ笑み、ワルキューレの持つハンマーの痛烈な一撃をカービィに加えた。
思わず目を背けるルイズ。
一部の女子生徒も悲鳴を上げた。
「ぷぎぃっ!」
壁に激突し、倒れ込むカービィ。
体の痛みに耐えて立ち上がろうとしたところを、ハンマーを持った2体のワルキューレ達が何度も殴りつける。
「ぷぎっ! うゅっ! ぼよっ!」
「もうやめて!」


65 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/22(水) 13:22:29 ID:HX1isShv
伝説の勇者星のカービィ支援

66 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/22(水) 13:23:34 ID:LRxFcbXl
爆裂ハンマー投げ支援

67 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/22(水) 13:23:53 ID:kw4CHUN/
もうやめて!カービィのHPはゼロよ!

68 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/22(水) 13:24:16 ID:HX1isShv
鬼殺し火炎ハンマー支援

69 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/22(水) 13:24:27 ID:FcMGIEOs
これは、ハンマーカービィフラグか支援

70 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/22(水) 13:24:52 ID:ThpuPUsS
もうやめて!ギーシュの命運は尽きたわ!

71 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/22(水) 13:24:58 ID:Fnwu27ft
このギーシュ、まさに外道支援

72 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/22(水) 13:25:57 ID:MbQmNPKw
大人気ないにも程があるだろ支援

73 :使い魔のカービィ 第7話:2007/08/22(水) 13:26:01 ID://YBXr5U
柔らかい体のお陰でダメージは緩和されているが、殴られる度にカービィは体力を奪われていった。
ルイズがカービィに駆け寄ろうとするが、あまりに危険なため、級友達が必死にそれを止める。
そうしている内にカービィは傷だらけになり、動くことさえままならなくなっていた。
「はははは! やはりゼロのルイズの使い魔はこの程度だったようだね……さて、仕上げといこう」
ギーシュが命じると、2体のワルキューレが傷つき動けなくなったカービィの両腕を掴み、磔のようにしっかりと固定した。
そして、最後の1体ーー両手に剣を持ったワルキューレがカービィに近づく。
「貴族に刃向かうとどうなるか、その体に刻んでやろう!」
ワルキューレにサインを出し、その歩みを進めさせるギーシュ。
誰もが惨劇を予感した瞬間、ワルキューレの左腕が爆発を起こした。
左手と握られていた剣が地面に転がり、ワルキューレが足を止める。
『爆発』というワードで引っかかるのはただ一人をギーシュが睨む。
「……なんだね、ゼロのルイズ。神聖な決闘の邪魔をしないでくれないか」
「何が決闘よ! こんなのまるで公開処刑じゃない!」
「人聞きの悪い……ボクはただ貴族の礼儀を教えておこうと思っただけだよ。彼にね」
カービィを顎で指し、勝ち誇った表情をルイズに見せるギーシュ。
ルイズは級友の手を振り解こうとするが、
「やめておいた方がいい、魔法が使えない君に何が出来ると言うんだね? ……そこで見ているといい。使い魔に礼儀が刻まれる所を!!」
ワルキューレが右手の剣を振り上げる。
ルイズはその瞬間、最期の望みをかけて叫んだ。
「カービィ! 吸い込みよ!!」
「………ぽよ!」
ルイズの言葉に、今まで朦朧としていたカービィの意識が覚醒した。
同時に口を大きく開け、強風と共に吸い込みを始める。
「くっ……無駄な足掻きを! この程度でボクのワルキューレをどうにか出来ると思ったのか!?」
ギーシュの言うとおり、青銅製のワルキューレはカービィの吸い込みにビクともしない。
(お願いカービィ! 頑張って!!)
ルイズはカービィの吸い込みの風でワルキューレを転ばせる、若しくは吸い込んでしまうことを最後の切り札と考えていた。

74 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/22(水) 13:27:26 ID:4RljoWi6
デュデュマの正体はカービィだと思ってた支援

75 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/22(水) 13:27:28 ID:zBNFKv+H
群集を巻き込んで吸い込んでしまいそうですw

76 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/22(水) 13:29:00 ID:lhwQXBDY
ギーシュ、ゲスい。
でも原作でも一巻ではサイトに同じような事してたっけ。

77 :使い魔のカービィ 第7話:2007/08/22(水) 13:29:04 ID://YBXr5U
それしかカービィには手はなく、これが失敗すれば本当に終わりだとおもっていた。
しかし、ルイズの予期せぬところで確実に吸い込まれている物が1つだけあったのだ。
それはルイズが爆発させた際吹き飛んだワルキューレの腕……ではなく。
その腕が掴んでいた…………『剣』
強風の中、必死に祈っていたルイズは、カービィが『剣』を吸い込んだのを確かに見た。
直後、カービィは吸い込みをやめ、ワルキューレの拘束を強引に振り払っう。
「なっ! どこにそんな力が!?」
「はぁっ!」
驚愕するギーシュに目もくれず、カービィは回転しながら宙へと舞い上がった。
同時にその身が目映く輝き出す。

誰も目を背けなかった。
いや、背けられなかった。
その輝きがまるで『星』のように美しかったから。

輝きが収まり、カービィが姿を表す。
しかし、そこにいたのカービィではなく、緑の帽子に黄金の剣を携えた最強の剣士『ソードカービィ』だった。
「え、ええっ!? か、カービィ……!?」
「な、なんだ!? 何の手品だ!? くそっ!ワルキューレっ!!」
カービィの変身に動揺したギーシュは、カービィの一番近くにいたワルキューレを向かわせた。
しかし、今のカービィにはそんな行き当たりばったりの戦法は通じない。
向かってくるワルキューレの動きを見切ると、剣を構えた。
するとカービィの左手のルーンが輝き出す。
『百裂斬りっ!!』
目にも留まらぬ剣捌きでワルキューレを滅多切りにするカービィ。
最後の一振りを浴びせると、ワルキューレは文字通り百のかけらに分断された。
「う、嘘だっ!! 嘘だ嘘だ嘘だ嘘だっ!!」
あっさりワルキューレを倒されたギーシュは錯乱し、自分が出せる残り全てのワルキューレをカービィに向かわせた。
もう隊列も連携もあったものではない。
とにかくギーシュは目の前にいる『ピンクの悪魔』を消し去りたかったのだ。
向かってくるワルキューレの数は7体。
カービィは飛躍し、剣を掲げる。
その時、頭に始めて決闘をした相手――メタナイトの言葉が鮮明に蘇ってきた。

78 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/22(水) 13:29:48 ID:kw4CHUN/
キタ━━━━━━(゚∀゚)━━━━━━ !!!!!

79 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/22(水) 13:29:51 ID:HX1isShv
ピンクボール支援
ボールの能力もあるんだから普通に殴っても跳ねるだけな気はしなくもない


80 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/22(水) 13:30:26 ID:EuS/YGUz
ルイズがCP9のカクを召還する話はどうだろう?
有能すぎてあっさり片付けそうでマズイが

81 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/22(水) 13:30:39 ID:gE12Qzxl
リンクカービィキター

82 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/22(水) 13:30:56 ID:LRxFcbXl
ボールはある程度勢いつかないとダメージ与えられないからな。
ハイジャンプはジャンプ中は無敵だぜ。

83 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/22(水) 13:31:11 ID:HX1isShv
ベテランの星の戦士と打ち合うソードカービィ支援

84 :使い魔のカービィ 第7話:2007/08/22(水) 13:31:51 ID://YBXr5U
『剣心一体となれば、届かぬ距離にも刃は届く! 疑うな、教えてやろう!』
『剣という破壊武器は、使いようによっては……風になるのだ!』
『ソードにエネルギーを蓄積し放出する。これぞ………』
『『ソードビーム!!』』
剣とルーンの輝きが共鳴し、エネルギーが唸りを上げる。
カービィは湧き上がる力を感じ、そのすべてを剣に乗せて振り下ろした。
剣から輝くエネルギーの刃が放たれる。
ワルキューレ達は為すすべもなく斬られ……

―――爆発。
直視できないほどの爆風が収まり、生徒達は目を開いた。
そして目に入ってきた光景に、自分は夢を見ているのかと誰もが感じる。
ソードビームをまともに受けたワルキューレ達は跡形もなく消え去り、広場の地面が深く抉られていたのだ。
残っていたのはガックリ膝から崩れ落ちるギーシュと、元の姿に戻ったカービィのみ。
「ま、参った……」
静まり返るギャラリー。
カービィは悠長に砂埃を払い、ルイズの足下へ歩み寄った。
そしてただ一言。
「ぽよっ♪」
「カービィ……!」
カービィを抱き上げ、ルイズは嬉しさのあまり泣き出してしまっている。
ギャラリーは一気に爆発し、この小さき英雄を心から讃えた。

「はあ……何だよあれ、圧倒的過ぎるじゃないか……」
一方負けたギーシュはソードビームが抉った地面を苦笑いしながら見つめていた。
精魂尽きたといった顔をしている。
「でも…………負けたのは確かだ……」
ギーシュは気を抜けばへたり込んでしまいそうな足に鞭を打ち、自分を打ち負かした相手へと近づいていった。
賞賛と謝罪をするために。

85 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/22(水) 13:32:31 ID:HX1isShv
>>82

カービィよりハイジャンプの能力もった雑魚のほうが可愛いと思う俺は異端だろうか支援

86 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/22(水) 13:32:46 ID:kw4CHUN/
圧倒的ではないか我が軍は!

87 :カービィの人:2007/08/22(水) 13:34:14 ID://YBXr5U
以上です。
今回のギーシュはアニメ版デデデを想定しながら書きました。
だからゲスでも気にせずに

88 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/22(水) 13:34:43 ID:kw4CHUN/
おちゅかれ

89 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/22(水) 13:35:01 ID:MbQmNPKw
ぽよっ!(GJ!)

90 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/22(水) 13:35:57 ID:HX1isShv
乙です
すっぴんのカービィはどのくらい柔らかいのかな


91 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/22(水) 13:36:12 ID:LaHXlql2

コピー能力ってあらゆる武器を使いこなすとも、あらゆる幻獣を使役するとも言えるよな
どんな幻獣でも食べてその能力を武器とかにして使いこなすんだから

92 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/22(水) 13:36:15 ID:ThpuPUsS
カービィの人乙でしたー
デデデ大王の武器はハンマーだもんなそういえば
あと最初良いように叩かれてたのは空腹だったからじゃないかと思ってたんだ
だってカービィだぜ?あれっぽっちの食事で足りるはずないだろう?(w

93 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/22(水) 13:42:02 ID:Fnwu27ft
逆に腹が膨れてりゃノーマルでも強いだろうしなぁ

94 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/22(水) 13:42:26 ID:Sfo8HzFi
>>92
食う量に『際限が無い』だけであって、
通常の量でも大丈夫と思うんだぜ・・・・・多分。

ま、餓死する事はないだろ


95 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/22(水) 13:43:27 ID:Sfo8HzFi

・・・おっと、アニメスペックでは満腹があるのか。

(ゲームだと無尽蔵)

96 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/22(水) 13:44:18 ID:FpqlTr17
ゼロ使と型月のクロススレ立てたんで、それ系はそっちへ誘導お願いします。

ルイズが聖杯戦争に殴りこむスレ
http://anime2.2ch.net/test/read.cgi/anichara/1187755129/

97 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/22(水) 13:49:29 ID:FaY3FmtV
なんだこいつ阿呆か

98 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/22(水) 13:53:07 ID:YC701Hd9
カービィの人乙です
癒されてたまらんwあとメタナイト卿カッコヨス

99 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/22(水) 13:53:53 ID:EvPEZs90
>>96
避難所で取り扱いの結論、出てたっけ?
まだ早いんじゃない?

100 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/22(水) 13:55:17 ID:J3Jdv3lM
カービィの人GJ

>>97
早漏なあほが避難所の議論で結論が出る前に立てた。

101 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/22(水) 13:57:13 ID:gWD1X5Ck
火種にしか見えないwww

102 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/22(水) 14:00:18 ID:YC701Hd9
俺は荒れとは無縁でいたいよ…

103 :DOD&M:2007/08/22(水) 14:02:15 ID:fRp37JVk
とりあえず、次の職人の投下をwktkしましょうや。

104 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/22(水) 14:02:22 ID:Sfo8HzFi
火種・・・火・・・燃える・・・熱血・・・

アニメ店長とか良い具合に熱血だよね

105 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/22(水) 14:03:31 ID:TryfHZKI
カービィGJ

スマブラみたいにギーシュをコピーするのも有りか



106 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/22(水) 14:03:42 ID:fRp37JVk
あ、コテ外し忘れた。orz

107 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/22(水) 14:06:43 ID:MPbc2MYr
>>105
スマブラ基準なら人も安心して吸い込めるな。

108 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/22(水) 14:10:04 ID:XA3TgY/m
>>106自身が投下するのかと思ったぜwww

109 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/22(水) 14:11:03 ID:LaHXlql2
熱血ということで度々話題に上がっているあの男達で書いている最中だけど・・・
「決闘を遊びだと思ってたのか?目だ!耳だ!鼻!」
ギーシュをどうやって生存させればいいのやら

110 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/22(水) 14:11:05 ID:riu9iHvY
スマブラ基準になったら、ノーマルでも格闘技が使えるようになるな…

111 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/22(水) 14:13:51 ID:tleyUUzI
>>109
いや、そいつらはアニメ(無印とG)以外熱血には程遠いと思うんだが……。

112 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/22(水) 14:14:03 ID:ePu6d5Fv
>>109
死亡フラグです本当にありがとうございました

113 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/22(水) 14:16:35 ID:iXlQM6T7
>>109
いっそのこと殺すか、決闘後のギーシュの性格を180度反転させてしまうとかどうよ?

114 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/22(水) 14:19:00 ID:NY2otee/
奴等は熱血ってより出血

とりあえず隼人は過激だけど未知の世界でいきなり表立って立場悪くする馬鹿なことはしないと思う
きっと水面下で凄い計画を練るよ。感情で大局の損になることはしないさ。何せ多分野天才。

戦わせて殺さない様にする時は武蔵に任せるしか無いな・・・幾分マシだ

115 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/22(水) 14:22:14 ID:HX1isShv
>>109

片腕(杖持つ)と喉(呪文)が無事ならいいじゃない

116 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/22(水) 14:22:51 ID:LaHXlql2
>>111
それで試しに書いたら
ルイズ「私は魔法が使えないのよ・・・」
竜馬 「それでもメイジか!もうお前なんて知ったこっちゃない!(平手打ち)」
隼人 「この部屋に一時間入っていれば魔法が使えるようになるぞ(爬虫類だらけの部屋に一時間監禁)」
今見ると相当こいつらもあれだ、その・・・ねえ?

>>114
隼人が決闘を受ける理由は簡単
「 俺 は ボ イ ン ち ゃ ん が 好 き で な 」

新の最後からの続きで竜馬一人にした方が無難かな
敵意を見せた人間をいきなり処刑はしない・・・とは言い切れないけど、隼人よりはまともなはずだ

117 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/22(水) 14:23:10 ID:kzCVJfDR
隼人「俺はボインちゃんが好みでな」
と言いながらあっさりとルイズを見捨ててキュルケのところに行くところが脳裏に浮かんでくるw

118 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/22(水) 14:24:31 ID:zCg5hYW6
いくら平民とは言え、あんな連中に喧嘩を売るほどギーシュも愚かじゃないと思うんだ
いや、逆に喧嘩売られるんじゃね?というのはあるけど

119 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/22(水) 14:24:47 ID:DDRgVuBi
いや、時期や作品にもよるが、竜馬も結構丸いぞ……。
多分、原作版一話くらいの荒み具合でも、相手がギーシュなら

「餓鬼はしつけてやらなきゃなぁ」
ごちん

位で終わるんじゃねぇの。

隼人は状況に応じて狂気を押さえ込めるだけの知性を持っているし、
武蔵・弁慶は言わずもがなだから、まあ、ギーシュが死ぬ事はありえないでしょう。

120 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/22(水) 14:24:48 ID:ePu6d5Fv
>>109
竜の人は素手で銃や刀に勝てるからなぁ
武器使いこなせるし、橋の上で鬼切りまくるし、ガンダールヴなったら最強じゃね

121 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/22(水) 14:26:48 ID:ul4GeeJY
ルイズ=竜馬
キュルケ=隼人
ギーシュ=弁慶


122 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/22(水) 14:27:00 ID:NY2otee/
三人呼んだ流れなら、隼人はボインちゃんに流れても、それはそれで面白いかもな
他のキャラにスポットライト当て易くなる

しかし良く考えたら隼人は冷血か

123 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/22(水) 14:28:11 ID:NY2otee/
>>118
火の塔の裏に呼び出されて学ラン姿の悪漢に絡まれてるギーシュ想像して盛大にむぎ茶噴いた。

124 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/22(水) 14:28:55 ID:5Nhx/qt9
隼人の場合、殺るならもっと計画的にやるだろう。
フーケ戦の時なんかにまとめてさ。

125 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/22(水) 14:29:59 ID:gE12Qzxl
ぶっちゃけゲッターチームは
漫画版・TVアニメ版・チェンゲ・ネオ・新・スパロボのそれぞれで性格がちがいすぎる

126 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/22(水) 14:30:03 ID:ePu6d5Fv
いっその事
ルイズ=竜馬
キュルケ=隼人
タバサ=弁慶
でゲットマシンごと召喚


127 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/22(水) 14:31:56 ID:kzCVJfDR
つーかここであえて戦闘のプロを召喚したら、というネタを振ってみたい
竜の羽衣はボロットでw

128 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/22(水) 14:33:22 ID:NY2otee/
>>127
いや、何故かグレートブースターだけが、とかにしてみようぜ

129 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/22(水) 14:33:59 ID:ZfEa9pPv
チェンゲ、ネオゲ、新ゲ竜馬を同時召喚は考えたことあるな

新ゲだけ見れてないから諦めたが

130 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/22(水) 14:35:06 ID:zCg5hYW6
どこまでカオスな状況になるんだそれ

131 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/22(水) 14:35:06 ID:hEfGzjLx
>>44
アニメカービィは本来あと200年くらい眠ったままの状態が続く予定だったらしい
しかし、ナイトメアの活動のせいで早く目覚めたため言葉を満足に喋れないという設定だから相当若いんだろうな

132 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/22(水) 14:36:48 ID:Fnwu27ft
睡眠教育の途中で出てきちゃったわけだな

133 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/22(水) 14:41:05 ID:gE12Qzxl
>>127
甲児くんじゃダメか?
破壊の杖の代わりに鉄の魔人で
龍の羽衣の代わりに紅の翼で

134 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/22(水) 14:44:03 ID:64u5e+FS
ワルドがナイトメアみたいなアゴで登場してくれないかなぁ

135 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/22(水) 14:44:19 ID:kzCVJfDR
>>133
似たもの同士を絡ませたいと思って戦闘のプロを思いついた。
2人ともツンデレでコンプレックス持ちだし

136 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/22(水) 14:44:52 ID:XA3TgY/m
>>133
竜の羽衣はジェットパイルダーだろう。
破壊の杖はロケットパンチ。

137 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/22(水) 14:47:13 ID:zCg5hYW6
鉄の城の部品を集めて回るのか

138 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/22(水) 14:47:31 ID:bhxvhN7B
おまえらってそういういかにしてゼロ魔の世界をぶち壊すかって話のときは大喜びで食いつくよな
このスレを良くあらわしてるね

139 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/22(水) 14:47:36 ID:5Nhx/qt9
>>136
待て。宝物庫に腕一個、ゴロンと転がってると言うのか。

140 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/22(水) 14:48:55 ID:NY2otee/
そしてフーケが使い方判らないとか言わず、躊躇わずにゴーレムの腕にロケットパンチを装備
使い方間違えてるが、超合金Zの拳ってだけで強いからフーケさん納得。

141 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/22(水) 14:50:19 ID:Hls5EQmO
ゼロ魔はロボ物とクロスが難しいんだよな

142 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/22(水) 14:51:14 ID:sP1LQmI7
そこでアイアンリーガー召喚。
モット伯を熱いフェアプレーで改心させるとか。

143 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/22(水) 14:51:18 ID:kzCVJfDR
>>136
オスマン学院長の命の恩人はもりもり博士だったのかw

144 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/22(水) 14:53:21 ID:RVxkYg9V
>>141
ゼロ魔とっつーか、中世風なファンタジーとロボ物は基本的に難しいんじゃない?

145 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/22(水) 14:53:26 ID:YC701Hd9
>>142
そういやモット伯とアイアンの主人公、中の人同じなんだよな

146 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/22(水) 14:54:01 ID:LaHXlql2
ファンタジーなロボならなんとか

147 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/22(水) 14:55:32 ID:7lZ42Ord
んじゃメンテがほとんどいらないっぽい8マンインフィニティの8マン召喚
普段生身の人間にしか見えないのに虚無も目じゃないくらいのとんでもボディだぜ

>>143
ああ途中で爆死したんだっけ?

148 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/22(水) 14:55:50 ID:feZrLPDE
>>146
代表的なのはダンバイン辺りか
マイナーなところだとRU・LI・LU・RAとか意外にあるよな

149 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/22(水) 14:58:20 ID:+Zv5tHFB
レイアースもファンタジーロボだな

150 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/22(水) 14:59:42 ID:zf8S9LcT
ネオランガやアクエリオンもな。

151 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/22(水) 14:59:55 ID:H/Zq5fiz
ルリルラは鬱展開いきそうだな、常考。

152 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/22(水) 15:00:54 ID:4+KCQnwN
>>149
あんな自殺補助用ロボット呼ばれてもなあ……
あ、元の世界だとバカップルが世界崩壊までイチャイチャしてるからソレはソレで面白そうダナ。

153 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/22(水) 15:01:09 ID:1yguXuOw
中世ファンタジー野球ゲームとかあるしなぁ

154 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/22(水) 15:02:01 ID:4+KCQnwN
>>151
セットで蟲まで憑いてきて、男が全滅します……うん危険ダナ。

155 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/22(水) 15:03:33 ID:NY2otee/
前にエスカフローネなら比較的問題無くいけるって話しになってたな
修理屋連中は次元を超えてやってくるとかあるしで

恋の黄金律作戦!とかで虚無の力がどうのこうのと妄想

156 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/22(水) 15:04:18 ID:sP1LQmI7
>>145
アイアンリーガーなら気合いで動いてる面もあるし、材料がある程度あるとかシエスタの設定周りを弄れば細かい所は自分で修理できそうとか思った。

157 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/22(水) 15:04:32 ID:YC701Hd9
>>152
殺害後も面白そうだけどなw

158 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/22(水) 15:07:02 ID:Q440kupB
>>147
エイトマンで思い出したけど碧の王とか出したらヤバいよな……

あと式神の城の連中も別の意味で

159 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/22(水) 15:07:43 ID:QfPsKImb
熱血と聞いたら白い学ランの不良が真っ先に浮かんだ
「なめんなよ」

160 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/22(水) 15:08:52 ID:PEcpTZpE
マッハパンチは地味にすごいんだぜ

161 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/22(水) 15:09:55 ID:7lZ42Ord
拳の風圧で人が飛ぶからな

162 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/22(水) 15:10:26 ID:u9I1QVKe
おれはマッハキック使う奴を使ってたな

163 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/22(水) 15:10:57 ID:zf8S9LcT
ロボット系の流れにのってカンタムロボ召喚も面白そう。
時間的にはギルギロス大統領との戦いの後で。
最初はただの巨大なゴーレムと思わせるが、ワルド戦あたりで中の人がいることを打ち明ける。

164 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/22(水) 15:13:24 ID:/zd3MW59
アトムでいいじゃん

165 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/22(水) 15:13:28 ID:KcZyTRwR
>>84
GJ!カービィ癒しかっこよくてイイナ

166 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/22(水) 15:13:57 ID:+Zv5tHFB
ファンタジーで思いついた
ターニ状態の谷口召喚させよう
腰布一枚に魔剣テンダイスのみ装備で

167 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/22(水) 15:14:18 ID:MbQmNPKw
リューナイトも世界観的には普通にあうんじゃなかろうか。
前に剣だけよばれてたが。

168 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/22(水) 15:18:53 ID:UzO7hvGx
オーラバトラーじゃね?ファンタジー系なら

169 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/22(水) 15:22:57 ID:gE12Qzxl
カナディアンマン呼んで捲土重来させてやろうぜ

170 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/22(水) 15:24:13 ID:/zd3MW59
ファンタジー系なら
竜王丸系
グランゾート系
リューナイト系
だな

171 :ナナシ:2007/08/22(水) 15:26:01 ID:bhaL99BG
>>28
もしかしてたの甲の大田さんですかぁぁーーー!!

172 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/22(水) 15:28:27 ID:4RljoWi6
ラインバレルとかのマキナもメンテナンス無しで動けるから良いと思う。

173 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/22(水) 15:31:35 ID:Hls5EQmO
メンテの問題だけじゃなく、ロボは話に絡ませるのが難しいってのもあるんだが

174 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/22(水) 15:32:48 ID:ZfEa9pPv
コーウェン&スティンガー召喚はどうだ?
ロボットじゃなくて生物だぞ

175 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/22(水) 15:33:39 ID:4+KCQnwN
ふと思ったが、メンテナンスフリーのロボーット呼んでどーするんだ?
原作の流れをなぞるだけなら、俺ツエーかロボットがサイト並の働きしかしない事になるし
ロボットが互角に戦える存在をゼロ魔世界側に普通に有る事にすると、原作の面影がなくなるのだが?

176 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/22(水) 15:33:47 ID:XA3TgY/m
>>166
テンダイス装備じゃ誰も勝てねえよwww

177 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/22(水) 15:34:01 ID:hEfGzjLx
>>174
でかすぎるwww
木星の衛星をブン投げるサイズとか・・・

178 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/22(水) 15:36:09 ID:4+KCQnwN
>>174
ソレは、ゲッター線が無くて死にそうにならないか?

「此処は不毛の土地だねスティンガー君」
「そ、そうだね、もう体動かなくなってるんだなコーウェン君」

とかになりそう。

179 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/22(水) 15:36:46 ID:QfPsKImb
>>169
今週の週プレがカッコ悪いので却下
それに引き換えテリーマンのカッコよさは異常

180 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/22(水) 15:38:10 ID:zCg5hYW6
>>175
よほど強いロボじゃない限り、ゼロ魔はゼロ魔でヨルムンガント辺りなら対抗できるんじゃね?
ちょいと火力不足ではあるが

181 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/22(水) 15:39:37 ID:6KRcxPfH
>>159-160
マッハパンチに白い学ランでJかと思った。

182 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/22(水) 15:40:06 ID:LaHXlql2
フーケのゴーレムからして30mだからな、ロボットバトルも別段無理な話ではないと思う

183 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/22(水) 15:41:02 ID:YGHtnne2
ダ・サイダーを召喚して破壊の杖はクイーンサイダロンを呼ぶときの笛とか。

184 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/22(水) 15:43:04 ID:kzCVJfDR
そういえば理想郷でヴァンツアー召喚されてるのあったような
空が飛べなくて全長が5メートルくらいなら竜相手でもかなりてこずるんじゃ

185 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/22(水) 15:46:26 ID:BlpEt7Lr
ロボットねえ…
一発ネタで老人Z召喚とか
オスマンを拘束して大暴走してハルケギニア軍と大激突

186 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/22(水) 15:48:52 ID:4+KCQnwN
フーケのゴーレムはサイト(+ガンダールヴ+デルフリンガー)が一人で足止め出来る程度の強さで
ミサイル1発程度で再生不可能になる程度の存在だと言うのをたまには思い出してあげてください。

ぶっちゃけ、ロボット(+操縦者がガンダールヴ?)で相手になる訳が無いと思う。
ドラゴンの類でも、ゼロ戦(+ガンダールヴ)で(弾さえあれば)バタバタ落ちる程度の戦力だし。

187 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/22(水) 15:50:46 ID:NY2otee/
じゃあサイボーグ爺ちゃんあたりでも呼んで辺りを開墾しよう

188 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/22(水) 15:51:15 ID:iXlQM6T7
いっそのこと魔剣エピオン召喚
契約しようとして手に握ったところで魔剣にのっとられるルイズ
デルフがいらなくなるどころの問題じゃねーぞ!

189 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/22(水) 15:51:46 ID:zDap5k2S
>>163
劇中劇の割りにカンタムの裏設定ってかなり重いらしいよ。
遥か未来(カンタム達の時代)では人間がロボットを虐待、搾取していて
かなりのロボット達が立ち上がるも人間の優位は動かず、
秘密結社ミッドナイトは過去に行って人類抹殺しようとする。
もちろんそんな事をしたらタイムパラドックスで自分達も消える事を百も承知の上で・・・
カンタムは召喚されたら哲学者になりそうだな・・・

190 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/22(水) 15:55:32 ID:acEaKhg+
>>186
あれは手加減してた可能性があるしなあ

191 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/22(水) 15:58:35 ID:hm8l+HWF
>>186
ゼロ魔の軍隊って、訓練レベルも低そうだし統率もとれてなさそう。
軍事行動をとるにあたってメイジの個人主義的で自己主張の強さがアダになりそうなんだよな

192 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/22(水) 16:01:36 ID:zCg5hYW6
んなこたーねーよ、意外ときっちりとした軍隊やってる
指揮系統もはっきりとしてるし、錬度は国によってマチマチだろうけど

193 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/22(水) 16:03:18 ID:4+KCQnwN
>>191
原作見とけー
サイトとルイズを送り届けるために散って(いき損ねた)竜騎士達とか
空軍の船乗り達は平民だろうとメイジを扱ける上下関係に厳しい社会だったりしてるから。

194 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/22(水) 16:04:30 ID:j3HKDtsT ?2BP(3232)
もし最新鋭イージス艦みらいがルイズに召喚されたら
あの世界がすべて海ということにして

195 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/22(水) 16:04:47 ID:mcrkQx0r
>>175
ゼロ魔世界に科学が発達して無い以上メンテナンスフリーじゃないとダメージを受けれないでしょ。
ダメージ受けた後誰も治せないんだからそのままただのガラクタ同然になってしまう。
逆にメンテナンスフリーだと戦闘中敵からの攻撃で大ダメージを受けてボロボロになって盛り上がるうえ、戦闘後自分で回復できるわけだから話が続くし。

196 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/22(水) 16:07:33 ID:zDap5k2S
でもメンテナンスフリーのロボって
何気に高性能多いからボロボロになるまで
ダメージを食らう状況を作り出すのが難しいかも?

197 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/22(水) 16:07:58 ID:7qrLwbhI
>>空軍の船乗り達は平民だろうとメイジを扱ける
こういう例があるにもかかわらず平民の貴族への恐れっぷりは異常
なかったとしても十分異常だが

198 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/22(水) 16:08:00 ID:nEtqZVIf
ブレンパワードやオーラバトラーなんかは、水の秘薬で治せそうだ

199 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/22(水) 16:08:42 ID:rZtobrda
普通のロボ、短編向け読みきり向け
滅びの美学がある
メンテナンスフリーロボ、長編向け

200 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/22(水) 16:11:27 ID:LaHXlql2
>>199
バーニィやノリスさんは良い例だな。ある意味で本当のリアルロボットな演出

201 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/22(水) 16:12:51 ID:XA3TgY/m
気合の入った機械は、正義を貫くそのために…自分の意志で0から再生するんだぜ?

202 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/22(水) 16:14:07 ID:zT8YLG0h
バスターマシン7号とか召還するのか

203 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/22(水) 16:18:14 ID:ikIg5BFi
>>175
近代(ないし未来)兵器を持ち出すなら
戦国自衛隊みたいな展開が王道なんだろうね。
でもそれだと原作がそもそもそういう話だしな。

>>153
それなんてウィズボール?

204 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/22(水) 16:18:57 ID:4+KCQnwN
>>201
災害救助用のロボット乙

>>198
1回戦闘するたびに水のメイジが総出で治療に当たるロボットかー
ガンパレの士魂号を思い出すナ(アレはメンテだが)

205 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/22(水) 16:21:33 ID:ScB+U8d5
∀ガンダムでコアファイターだけ召喚されて周囲の物質取り込んで再生とか考えたが再生まで数千年かかるんだよな。
いやデルフ要らない子阻止策でデルフの刀身をナノマシンにして強引に関連付けとか
語ることもはばかれるのは過去に月光蝶発動させたせいだとか
体内包ナノマシン含有率が高い人種がメイジで、それによって世界中に散ってるナノマシンを操作して何か起すのが魔法の正体だー
とかいろいろ考えて恥ずかしくなったのはなぜだろうか



206 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/22(水) 16:22:17 ID:feZrLPDE
>>204
生体部品はなんとかなりそうだけど、士魂号は電子部品も多いから難しいな
じゃがいもすり潰したものでも動くのは魅力的だけど

207 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/22(水) 16:24:47 ID:ikIg5BFi
ロボットはメンテフリーだけどパイロットのメンテに手間がかかる
零世紀エヴァンゲリオンとか。

208 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/22(水) 16:25:45 ID:Fnwu27ft
零世紀?

209 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/22(水) 16:26:30 ID:zT8YLG0h
エヴァはロボ違うよ人造人間だよ

210 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/22(水) 16:28:14 ID:KcZyTRwR
メンテナンスフリーというのはだ。
早く壊れて新商品を買ってくれという家電メーカーの陰謀なんだよ。

211 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/22(水) 16:28:25 ID:4+KCQnwN
>>207
別スレでシンちゃんはすでに頑張ってる。

>>206
そーいえば、タンパク燃料で動くんだよなアレ
電子部品も銃器も太刀も無くなって、最後はキックだけで戦うトカ


212 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/22(水) 16:28:50 ID:v8REuOt9
>>205
その設定は中々そそられるな。
魔法は実は化学技術の延長で、真に魔法と呼べるのはエルフの先住魔法だけだーとか。
虚無の爆発はナノの爆砕とか、記憶操作も脳内ナノマを操作したからだとか。
おでれーた連発の超設定になるが

213 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/22(水) 16:29:13 ID:MbQmNPKw
>>197
なあに、些細なことには目をつぶろうじゃないか。
明らかに目が見えること前提で動いてたやつが「生来目が見えぬ!」とか言い出す作品だってあるんだし。
(いや、この作品好きだけどね)

214 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/22(水) 16:29:19 ID:ikIg5BFi
>>209
うるさい、お前なんかロボットだ。

215 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/22(水) 16:32:23 ID:d/gVA5Xm
かなり古い作品だが、夢幻戦記レダのレダの鎧なら、多分1000年単位でメンテフリーじゃね?
遺跡っぽい神殿に眠っているロボをそのまま引っ張り出して普通に動いていたから。

216 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/22(水) 16:33:16 ID:S46p5tgI
ノボルの頭は中卒並。

217 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/22(水) 16:33:24 ID:LaHXlql2
>>212
それじゃもうSFだwww
でも「発展し過ぎた科学は魔法と区別が付かない」だから間違いではないのか

218 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/22(水) 16:34:42 ID:pkWE0Awy
乗らないの前提でイデオン呼ぼう。
そんで宇宙意思イデを中心とした話を

219 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/22(水) 16:35:48 ID:zT8YLG0h
イデを読んだら人類も文明もゼロになるな

220 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/22(水) 16:38:19 ID:ScB+U8d5
もうロボコンでいいや、と思ったが
パワーバランス崩れすぎずほぼメンテフリーで等身大のピッタリ合うロボがいた。
殺す気。

221 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/22(水) 16:38:47 ID:/zd3MW59
とりあえずロボもの投下してみてはどうだろうか??

222 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/22(水) 16:39:14 ID:QfPsKImb
>>213
月光だな!
男塾VSトリステインの5対5対抗戦か…先鋒はギーシュと虎丸で決まり

223 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/22(水) 16:39:16 ID:ikIg5BFi
>>214
自己レス。
ルイズに召喚されて使い魔になったはいいが、
ご飯がないので早々に活動不能に陥るあ〜る。

>>211
エヴァ板で確認した。
有名作品だしそりゃとっくに同じこと考えてる人はいるわな。

224 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/22(水) 16:40:05 ID:zT8YLG0h
使い魔定光とかないかなあ

225 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/22(水) 16:41:09 ID:v8REuOt9
>>220
コロスケ
漢字で書くと『殺気』

226 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/22(水) 16:42:26 ID:uTFutYdD
ガンヘッドを召喚する猛者はおらんのか?

227 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/22(水) 16:47:24 ID:EvPEZs90
じゃあナタリーをパワーローダーとセットで。

228 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/22(水) 16:47:58 ID:/zd3MW59
提案者はとりあえず自分で書いて投下してみてはどうだろうか?

229 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/22(水) 16:50:32 ID:LRxFcbXl
>>225
殺助だろ、常考

230 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/22(水) 16:51:03 ID:Eu7E7cW6
ナタリーじゃなくてリプリーじゃね?

231 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/22(水) 16:51:46 ID:uTFutYdD
俺に後少しでも文章構成力が有れば…

学校で「お前の文章は読めん」と教師に言われた

232 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/22(水) 16:51:55 ID:iTLd0b6A
ロボは別スレ作ったほうが良い気がするんだぜ

233 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/22(水) 16:52:33 ID:I1clC2RY
ちょうど今は自分にも使い魔がいないのでサモンサーヴァントの手本を見せるといってコルベールがキテレツ大百科を召喚とか
完全にキテ=コルベ、のび太=ルイズ、ジャイアン=キュルケ、スネ夫=ギーシュに立場置き換えた
不二子不二男ワールドになります

234 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/22(水) 16:52:34 ID:hEfGzjLx
>>230
クイーンも一緒に召喚されるわけですねw
もしくはビッグチャップ

235 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/22(水) 16:56:51 ID:S5BEcZ92
クイーンっていうと
アリだーーーーー!!!
しか思い浮かばない

236 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/22(水) 16:57:44 ID:hEfGzjLx
まさかニューボーンが来るとかだったら悪夢すぎる・・・

237 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/22(水) 16:59:16 ID:YDlusuJ6
アバロンの皇帝閣下ならなんとかして下さる

238 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/22(水) 17:00:38 ID:Eu7E7cW6
あいつら寄生対象の遺伝子情報取り込んで成長するから、
メイジが寄生されたら魔法使えるエイリアンが誕生しちまうぞ?

239 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/22(水) 17:01:20 ID:+Zv5tHFB
>>220
残念ながらコロスケはメンテ必要なはずだぞ
奇天烈がメンテしてるシーンがあったはず

240 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/22(水) 17:01:29 ID:NY2otee/
>>219
基本的にイデがどうにかできるのは同じ文明の子孫の地球とバッフクランだけなんだけどな

星砕くのは関係ないけど

241 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/22(水) 17:05:09 ID:zf8S9LcT
思いついたぞ!

ルイズがクィーンのエッグを召喚。契約しようと近付いたところにハガーががばぁ!
その後ルイズの胸をぶち破ってクィーンの幼体誕生。しかしルイズは水のメイジによる治療でなんとか復活。
校医クレメンスの使い魔としてビショップが召喚されており、その説明によってエイリアンのことを知っていたオスマン。
オスマンとコルベールが協力して幼体を捕獲、抹殺しようとした際にギリギリでルイズが契約してしまう。
クィーンはルイズに従順となり兵隊を大量生産。無敵にして最凶の“ゼロの軍団”がハルケギニアを襲う!







ダメだこりゃorz

242 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/22(水) 17:05:32 ID:ikIg5BFi
>>228
それができないからこういう時にネタ振りして
新しい職人さんの降臨を待ってる節もあるんだろう。

前スレ950とかもそうだったみたいだけど、断片的なネタならあるのに
小説として完成させる能力が無くて悶々としてる人ってたくさんいるんだと思う。

ドラゴンゴール最初期(亀仙人に弟子入りする前ぐらい)の孫悟空が召喚されて
いきなりルイズにパンパンして張り倒されたり、
ギーシュの青銅ワルキューレを苦戦しながら(ルイズに飯抜き食らったせいで一度は負けて、
腹一杯にしてから再戦を挑んだら今度はフルボッコで)倒したり、
シルフィードと筋斗雲で競走したりとか、
誰か書いてくれないかな。

243 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/22(水) 17:05:40 ID:vPCCOXZR
>>231
字が汚いだけという可能性は?

244 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/22(水) 17:06:10 ID:oDxJEGzt
ログインキタ━━━━━━(゚∀゚)━━━━━━ !!!!!

245 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/22(水) 17:07:40 ID:uTFutYdD
>>243
「文章構成力がない」とのお言葉でした

246 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/22(水) 17:07:45 ID:hEfGzjLx
>>238
それはそれで夢のある話ではないでしょうか?w

247 :Mr.0の使い魔:2007/08/22(水) 17:09:03 ID:HmirSeuV
流れに逆らうように投下予告
今回ちょい短め

248 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/22(水) 17:10:20 ID:W3wCE7xC
スナ人間って敵の体内に入り込んで内側から破裂とかできるのかな支援

249 :Mr.0の使い魔 第十話(1/4):2007/08/22(水) 17:12:11 ID:HmirSeuV
「ぐ、あ……」

 クロコダイルの口からうめき声が漏れた。愕然として胸に刺さった岩
槍を見つめる様子は、とても今までゴーレム相手に猛威を振るっていた
人間とは思えない。口にしていた葉巻が力なく落下する。
 膝を折るクロコダイルを前にして、教師の仮面を脱ぎ捨てたフーケは
嘲笑した。

「はは、ははハハハッ! さすがのあんたも、不意をつかれちゃおしまいかい!」
「て、めェ……てめェが、フーケ、かッ……」

 途切れ途切れに言葉を紡ぐクロコダイル。殺気を込めてフーケを睨む
が、それすらもフーケの喜悦を増すだけだった。今まで相手にしてきた
メイジと同じだ。油断したところで不意打ちをかければ、誰もがなす術
なく死んでいく。まだ息があるのは意外だったが、このまま放っておけ
ば遠からず息絶えるだろう。フーケは勝利を確信した。

「そう、あたしが悪名高い『土くれ』のフーケだよ。
 朝といいさっきといい、あたしの事を疑ってたみたいだけど」
「対応が迅速すぎたからな………本人か、協力者か……どちらかだと思った」
「ご忠告どうも。今後に役立てさせてもらうよ。遺言はそれだけ?」
「……もう一つ、ある」

 油断は死を招く。先ほどフーケ自身が考えていた事だ。
 難敵を始末した余韻に浸っていたフーケは、故に気づかなかった。

「聞いてあげるよ。なんだい?」

 クロコダイルの傷口から、一滴の血もこぼれていない事に。


「自慢話は程々にすべきだな」


 Mr.0の使い魔
  ―エピソード・オブ・ハルケギニア―

     第十話


 言うが早いか、クロコダイルの全身が砂に変わった。猛然と渦を巻く
砂が、驚愕に目を見開いたフーケめがけて吹き寄せる。

「なッ!?」

250 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/22(水) 17:13:43 ID:YDlusuJ6
ジャンプ式支援

251 :Mr.0の使い魔 第十話(2/4):2007/08/22(水) 17:14:21 ID:HmirSeuV
「クハハハハ……経験者からのささやかな助言だ。
 相手の息の根を止めるまでは、自慢話をするべきじゃない」

 背後で実体化したクロコダイルが、華奢なフーケの体を押さえ込んだ。
たおやかな首にかかったかぎ爪と杖を握りしめる右手。僅かでも余計な
動きをすれば、鋭い爪が一瞬で首の皮を引き裂くだろう。
 フーケは、全身がじっとりと汗ばむのを感じた。

「……まんまとはめられたってわけか。あたしもヤキが回ったね」

 呪文を唱える間のだらけた様子も、岩槍で貫かれてからの苦悶の表情
も、全て盗賊の正体を引きずり出すための演技だったのだ。今更遅いが、
フーケは舌打ちせずにはいられなかった。
 もっとも、彼女はクロコダイルの素性を知らない。長年世界を騙して
きた大海賊が相手では、高名な盗賊といえども分が悪いだろう。

「そう悲観する事はないさ。
 実際、最後に自白するまでは確証はなかったからな。
 学院の平和ボケした連中なら、お前の事は微塵も疑うまいよ」

 フーケは内心で首を傾げた。自分は殺気や敵意には敏感なつもりだが、
クロコダイルからはそういったものがまるで感じられない。今すぐどう
こうされる、という心配はしなくてもよさそうだ。

「あんた、何を考えてるんだい」
「有能な人材は有効利用すべきだと思うんでな」

 背後のクロコダイルは、世間話でもするような気安さで告げる。

「おれの部下になれ」
「何、だって?」

 思わずフーケは後ろを振り仰ぎ、そして固まった。野獣のようにギラ
ついた目に、酷薄な笑みを浮かべた口元。息がかかるほどの距離で目に
した男の表情には、憤怒や憎悪とは違う恐ろしさがあった。

「おれにはやりたい事があるんだが、今は手が足りん。だから役に立つ奴が欲しいんだ」

 また、汗がにじむ。体中の水分がなくなってミイラになりそうだ。普
通なら笑い飛ばすような不安を感じつつ、フーケはからからに乾いた喉
から僅かに声を声を絞り出した。

「……あたしが、そのお眼鏡に適った、と?」

252 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/22(水) 17:16:46 ID:hEfGzjLx
BW結成ならフーケのコードネームは一体なにになる?支援

253 :Mr.0の使い魔 第十話(3/4):2007/08/22(水) 17:18:03 ID:HmirSeuV
 蚊の鳴くような、か細い声。自分でも相手に聞こえたのか怪しい一言
を、クロコダイルの耳はきちんと捉えたのだろう。鷹揚に頷くと、よう
やくフーケから身を離した。
 緊張が解けたフーケは、反動でその場にへたり込んでしまう。新たに
汗が吹き出る事はなかったが、水気を吸ったローブは肌に絡んで気持ち
悪さを残した。

「嫌だと言うなら無理強いはせんがな。
 おれは教師に化けていた盗賊を殺して凱旋する。で、どうする?」

 右手をさらさらと崩しながら、再度問いかけるクロコダイル。選択肢
など始めから存在しないのだ。素直に頷くのは癪だが、言葉遊びをする
余裕は、焦燥したフーケの中には残っていなかった。

「まだ死ぬつもりはないよ……あんたに従う。これでいいんだろ」
「結構。では学院に戻ろうか、ミス・ロングビル。
 残念ながら、フーケの足取りは掴めなかったがね」
「……そうですわね、ミスタ・クロコダイル」

 これまでのやりとりが嘘のように、クロコダイルは元の教師に接する
態度に戻る。その切り替えの早さに内心舌を巻きながら、フーケも再び
ロングビルを演じ始めた。


 荷馬車に揺られて、二人は帰路についた。一足先に帰った生徒達は、
今頃オスマンに奪還成功を報告しているだろう。

「ミスタ・クロコダイル。わたくしは、何をすればよろしいんですの?」

 手綱を握るロングビルは、荷台で寝そべるクロコダイルに問いかけた。
この得体の知れない男の指示で、自分が何をさせられるのか。今の彼女
が最も知りたい情報だ。

「現状維持、だな。オスマンの秘書として勤務していろ。盗賊も続けてもらうぞ」
「……何かやらかすんじゃないのかい」

 やる気無さげなクロコダイルの返答に、ロングビルは思わず盗賊時の
言葉遣いが出てしまった。どうにも調子の狂う相手である。殺し合い、
探り合いに異様なほど熟達しているが、それは箱入り貴族の政治や戦争
とはまるで違う。華やかな社会の裏側で広く、深く暗躍するタイプ。

「人手不足だと言っただろう。他にも足りないものは山ほどある」
「足りないもの?」
「情報、金、人脈、権力……武器や拠点も必要だな。今のお前の担当は、情報と金だ」

254 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/22(水) 17:20:17 ID:oDxJEGzt
ごめん誤爆した

255 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/22(水) 17:21:06 ID:u9I1QVKe
支援

256 :Mr.0の使い魔 第十話(4/4):2007/08/22(水) 17:21:35 ID:HmirSeuV
 言われて、ロングビルも納得した。
 情報は、オスマン及び彼と繋がりを持つ重要人物が抱える、外に漏れ
てこない機密事項だ。秘書として働いていれば、自然とその手の書類を
目にしたり、お偉いさんばかりの会議に随行する機会も増える。
 金はというと、単純に高価な盗品の売買による利益である。フーケと
して活動していた間も、盗み出した品々を裏のマーケットに流して稼い
でいたのだ。マジックアイテムも宝石も、飾るだけでは腹の足しになら
ない。売り払って現金に換える事で、初めて食料や衣類を買えるように
なるのだ。

「随分と欲張りだね。そんなに集めて、世界征服でもするつもり?」
「そうさ」

 冗談めかした質問に、返された答えは真剣そのものだった。振り向き
かけたロングビルの脳裏に、ついさっき見てしまったクロコダイルの表
情がよぎる。背中に氷を突っ込まれたような悪寒に身震いして、彼女は
再び前に向き直った。

「おれは、世界の全てを手に入れてやる。全てを、な」

 耳に届く男の声には、どす黒く、濁った欲望が渦巻いている。かつて、
何もかもを失った自分が抱いたのと同じような――。
 そこまで考えて、ロングビルは頭を振った。まだ、全てを失ったわけ
ではない。たった一つだけ、大切なものが残されているのだ。

「言うじゃないか。夢物語にならない事を祈ってるよ」

 苦笑を漏らして、ロングビルは馬車の操作に集中する。心の奥底で、
燃え移った火種がじくじくと燻り続けている事に、彼女自身気づいては
いなかった。


   ...TO BE CONTINUED

257 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/22(水) 17:23:05 ID:C1O6F5V/
>>248
体内の水分がネックで無理では?
支援

258 :Mr.0の使い魔:2007/08/22(水) 17:24:16 ID:HmirSeuV
以上、投下終了。次回はワンピでもちまちまと入る昔語りの話。

259 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/22(水) 17:25:41 ID:hEfGzjLx
フーケの過去か
それとも語られることのなかったクロコダイルの過去か?

どっちにしてもwktk

260 :Mr.0の使い魔:2007/08/22(水) 17:25:49 ID:HmirSeuV
書き忘れ orz 支援感謝です。

261 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/22(水) 17:29:26 ID:cxpUCphE
>>224
最初ポンコツと出会う前の定光召喚、モット伯イベントに撃針とポンコツ乱入でモット伯と取り巻き全滅。
ノリヤスとトールの辺りにキュルケとタバサ配置してとか、
破壊の杖はジェノサイドガンだとかそれで火力高過ぎるなら量産型A・Jだとか、
空から降ってくる代わりにあちこちのメイジが流刑体を召喚とか、
トリステインの王立アカデミーが亜人やら没落貴族やら魔法の素質のある平民やら流刑体を継ぎ接ぎしてコオネ造ったりとか、
ワルドとグリフォンの代わりの使い魔流刑体のタッグと戦ってギリギリ勝つけどポンコツ壊れるとか
タルブの村には0戦の代わりに修理モジュール持った無人のヴァルチャーとか
VS7万と似たようなこと作中でやってるけどやっぱりゼロ使世界でやる意味があんまり無いんだよなぁ。

262 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/22(水) 17:37:46 ID:hGOavsv1
ちょっと亀だが
>>116
小説版ダンマスでゴスモグが似た方法で魔法を覚えさせられたのを思い出した。

263 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/22(水) 17:40:59 ID:h3/wkhw7
投下乙!そしてGJ!
過去wktk
そして破壊の槌に関する話も気になる。
某勇敢な海の戦士のもんなのか、
それとも校長の手作りなのか。
前者だったとして彼はその後どうなっちゃったのか。
伸びる船長も一緒だったりしたのか。
続きが気になってたまらない。

264 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/22(水) 17:41:14 ID:OaZFMC48
Mr0さん乙〜&GJ
ふと思ったんだが
スナスナの能力でミイラ化した部位って
ルフィみたいに水飲めば治るのだろうか?誰でも


265 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/22(水) 17:44:31 ID:4+KCQnwN
>>264
ワンピースの世界だと誰でも治りそうなのが困る。

266 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/22(水) 17:46:32 ID:pkWE0Awy
ふと思ったが石川版ゲッターの連中がわざわざ決闘なんか受けないよ。むしろその場で血祭りにするよ

267 :名無しさん@おっぱい。:2007/08/22(水) 17:47:03 ID:ZABbW+1f
スナ人間GJ
ワンピって過去話で一巻とるよね

268 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/22(水) 17:49:23 ID:u9I1QVKe
確かに長すぎるよな。それよりおぱい自重

269 :レンタルルイズ:2007/08/22(水) 17:50:30 ID:kniH3zDY
ルフィはギアセカンドの能力で分かるように毛細血管とかもゴムでできてるから、筋肉使って強制的に大量の水を体の隅々までいきわたらせることができるからこそのげいとうなんじゃない?

270 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/22(水) 17:50:38 ID:RdSktKCx
>>266
その辺はなぜかキスされるのをかわせないのと一緒だお

271 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/22(水) 17:52:54 ID:tEGd6OXF
アーカードの人
ルイズがオリキャラになってますよ。
原作ルイズはプライドが高すぎる故に冷静さと合理的な判断力に著しく欠ける人物です。
それなのに、失敗魔法を合理的に使用するルイズは最早オリキャラでしかありません。

272 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/22(水) 17:56:03 ID:u9I1QVKe
>>266
お約束ってすばらしいね

>>271
なぜここに書くんだ?


273 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/22(水) 17:56:33 ID:feZrLPDE
>>271
アーカードは預かり物で、ここのスレの管轄じゃないよ

274 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/22(水) 17:56:49 ID:pkWE0Awy
>>270
決闘云々はキャラの行動次第だから受けないでその場でぶん殴ったって問題はない
キス云々は理由があったような記憶が

275 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/22(水) 17:58:49 ID:hGOavsv1
キスで一番ゴタゴタしたのはヘッドバット気絶→翌日を経た竜騎士かな?

276 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/22(水) 18:01:04 ID:HX1isShv
呼ばれて早速逃げ出す使い魔は姉妹スレだっけ?

277 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/22(水) 18:02:00 ID:nEtqZVIf
暴れ出した奴もいたよ

278 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/22(水) 18:07:29 ID:YDlusuJ6
BOFは?

279 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/22(水) 18:10:11 ID:c2LvFsFM
>>278
アレはかわしきったあげく、後々のイベントとして消化したな。

280 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/22(水) 18:20:09 ID:L5NPyA7j
わけわからん集団に拉致されたら普通は逃走するわな

281 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/22(水) 18:20:57 ID:/zd3MW59
>>242愛と根性があれば何とかなるもんさ
男は度胸って阿部さんも言ってるだろw

282 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/22(水) 18:22:01 ID:pkWE0Awy
>>278
BOFって何?

283 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/22(水) 18:24:16 ID:5eP0W7+X
>>282
ブレス オブ ファイア

284 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/22(水) 18:24:48 ID:sSU+pJjX
>>282
B ブラウスの
O 奥は
F ふっくら

というのは冗談で、ブレスオブファイア。
なお、召喚されたのは4のフォウル陛下。

285 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/22(水) 18:30:55 ID:X+GIDGEG
>F ふっくら
あぁ、ルイズのことじゃ無いな
って即断してしまったじゃないか

286 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/22(水) 18:31:57 ID:KcZyTRwR
ぼよよん、でない事から察するにシエスタのことだな。

287 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/22(水) 18:38:26 ID:9OVe8ao8
短編投下してもおkかな……と、予約確認

288 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/22(水) 18:39:20 ID:q2EdfwXI
短編こい!

289 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/22(水) 18:39:32 ID:eRmOpTN8
良いんじゃなーい?

290 :バハムート『ゼロ』式:2007/08/22(水) 18:40:04 ID:9OVe8ao8
 少女ルイズ・フランソワーズ・ル・ブラン・ド・ラ・ヴァリエールは唖然として目の前の存在を見ていた。
 目の前の存在は……とてつもなく巨大で……神秘的で荒々しい竜だったからだ。
 事の発端は、春の使い魔召喚の儀式。
 学年進級がかかったこの行事は、非常に大切な行事だった。
 学年進級もそうなのだが、召喚した使い魔により己の基本属性の固定に加え自分の進む道の道標となるからである。
 そして儀式当日……次々と召喚され使い魔として契約される光景を見てルイズは、
 自分も素晴らしい使い魔を召喚できるに違いないとその小さく綺麗な手で握り拳をつくる。
 とうとうルイズが使い魔を召喚する番になる。

 ルイズは、呼吸を整え心を落ち着かせ使い魔を召喚する呪『コモン・サーヴァント』をゆっくりと唱える。
 そしてコモン・サーヴァントの呪が完成し発動させた。
 それは、盛大で強烈で激しすぎる爆発。
 それと伴って盛大に巻き上がる砂埃。
 失敗したのか? 成功したのか? 余りにも砂埃が酷く視界を塞ぎそれすらもわからない。
 ルイズは、祈った。どうか成功しているようにと。
 蛙でも鼠でも犬でも猫でも、それが例え植物だろうとなんでもいい成功して欲しい!
 結果的にその願いは、叶う事となるただ前例が無いと言う形で。

 砂埃が風に流され晴れた時其処に存在したのは白に近い灰色のローブを着込んだ
 男性とも女性とも分からない人間が悠然と立っている。
 右手には、一番先に漆黒の石が埋め込まれた1.5メイルほどあるロッドを持っていた。
 パッとみて、ルイズは自分はもしかして高名なメイジを呼んでしまったんじゃないか?
 何て事をしてしまっただろう……と、ルイズは泣きたくなってくるのだが……
 今し方ルイズが召喚した存在が、口を開き言葉を紡いだ。
 しかし、それは口からと言うよりも丸で空間全体が言葉を紡いでいる様。

291 :名無しさん@お腹おっぱい。:2007/08/22(水) 18:40:50 ID:ZABbW+1f
支援っ

292 :バハムート『ゼロ』式:2007/08/22(水) 18:41:56 ID:9OVe8ao8
>>290
『我を呼びし者よ……我に何用か……』

 淡々として威厳ある声が、ルイズの目頭に涙を薄らと浮かべさせる。
 怒られるだけならまだいい……もしかしたら、消されるかもしれない。
 と、目の前のメイジ(?)を見てそう思うルイズ。
 何も声を出せず、口から小さな嗚咽が漏れるルイズに変わり引率として着いてきた教師
 コルベールが、ルイズの召喚してしまったメイジ(?)に対し謝罪の言葉を述べるのだが……

『使い魔……其処の小さき者がか?』

 その言葉に、コクンと小さく頷くルイズ。
 その様子を見てさらに目の前のメイジ(?)に謝罪の言葉を述べようとコルベールが口を開く前に……

『ならば、我を見事使い魔にしてみせよ!』

 その言葉と同時に、メイジ(?)の体はメキメキメキと鈍い音を立てて変化する。
 そして冒頭で紹介した巨大な竜がルイズの目の前に存在するという訳である。

『さぁ我に、己が力を示せ! 己が信念を貫け! 己が魂の輝きを見せ、我を屈服させよ!!!』

 竜は、言葉を紡ぎ咆哮を上げる。
 その咆哮は空気を震わせ大地を揺るがす! 大半のクラスメイトがソレにより吹き飛び使い魔達も混乱に陥る。
 逃げ惑うクラスメイト達、引率のコルベールは、失神していたりする。
 しかし、その中で二名のクラスメイトがルイズの横に立つ。

293 :バハムート『ゼロ』式:2007/08/22(水) 18:43:10 ID:9OVe8ao8
>>292
「やっかなの召喚しちゃったわねぇ? ルイズ?」

 そう告げるのは、紅の髪を持ち褐色肌の女性キュルケ。

「……手伝う」

 目の前の竜を見て、淡々とした表情を浮かべてそう告げるのは、蒼の髪に翡翠の瞳を持つ少女タバサ。
 そんな二人を見てルイズは、何故と言う表情を浮かべるとそれをみたキュルケは笑いながらにこう告げる。

「友人と書いてライバルと読む。それが私と貴女の関係よ。ならば……共闘してもいいじゃない?」

 キュルケは、愉快そうにそう告げ

「……友人の手伝いをする事に理由などない」

 そう告げ杖を構えるタバサ。
 二人の言葉を聞いた後でルイズは、目の前に存在する巨大な竜を見る。
 どう考えても勝てる要因はない。
 キュルケが召喚した使い魔サラマンダーの炎だってあの巨大な竜に効くだろうか?
 タバサが召喚した使い魔ウィンドドラゴンの攻撃だってあの巨大な竜に効くだろうか?
 そして、最大の要因は私が魔法を使えないと言う事だ。

「なぁに時化た表情してるのよ。まったく私のライバルなら覚悟決めなさいよ」
「……物事には逃げて良い時と逃げてはいけない時がある。私は逃げない」

 二人は、杖を構え凛として前を見てそう言い放つ。
 ……そうだ、私は貴族だ。いや……貴族とかそんなの今は関係ない。
 私は、そう……敵に背中を見せない! それが! 私の信条!
 例え勝てなくとも! 例え負けようとも! 絶対に敵に背中は見せない!
 それが私だ!
 ルイズは、杖を構え凛とした表情を浮かべ竜を見た。

294 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/22(水) 18:43:27 ID:ZfEa9pPv
何だろ支援

295 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/22(水) 18:43:44 ID:hm8l+HWF
9999
9999
支援

296 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/22(水) 18:43:57 ID:eRmOpTN8
FFの召喚獣……?

297 :バハムート『ゼロ』式:2007/08/22(水) 18:44:42 ID:9OVe8ao8
>>293
『さぁ……来い! 人の子よ!』

 三人と二匹は、その巨大な竜と戦いを始め、その戦いは日が沈み二つの月が昇り沈みまた日が昇る頃に終わりを迎えた。
 結果的に、三人と二匹はその巨大な竜を倒す事は出来なかった。
 魔力が尽きても体がボロボロになり凄まじい疲労があっても三人は、しっかりと己の足で大地にたち竜を見据えていた。
 其処には、覚悟があった。
 其処には、信念があった。
 其処には、絆があった。
 其処には、砕けない魂があった。
 酷く大きな音を立てて依然立ち続けるルイズたちに歩み寄る竜。
 三人にはもう魔法を撃つ為の魔力は無い。キュルケとタバサの使い魔も当の昔に地に伏して気絶している。
 また一歩、竜は近づいてくる。
 そんな竜を三人は、まけちゃぁいない! とばかりに睨む。

 すると竜は、淡い光を放ちその巨体をまるでガラスが砕ける様にして消えて行き……
 その光が終えれば、其処にはあの白に近いは灰色のローブを着た存在が居た。

『その力みせてもらった。その信念みせてもらった。その魂の輝きをみせてもらった……
 だが、我を屈服させるには至らん……しかし、人の子よ。お前が何処まで成長するか見届けたくなった。
 お前が死に果てるまでの時間など、我にとっては短き時間。
 さぁ、契約しようではないか我を呼びし者』

 足音無くルイズに近づく者。
 わけのわからない展開に、安堵しつつルイズは言葉に従う事にした。
 魔力が空っぽなのはわかってる。でも、大丈夫。出来る。
 何故か、確信めいた思いが脳裏を駆け巡った。
 そして、ルイズは契約の呪を紡ぎ……

298 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/22(水) 18:44:54 ID:sMtQ2Xk9
バハムー零式か。
宇宙からの狙撃レーザーは卑怯だと思う支援

299 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/22(水) 18:45:00 ID:jgj8RoU3
テラフレア支援

300 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/22(水) 18:45:01 ID:6+C2JNO2
あれ、コルベール気絶? なんか妙に思いつつ支援

301 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/22(水) 18:46:02 ID:ZfEa9pPv
ああFF7のか
支援

302 :バハムート『ゼロ』式:2007/08/22(水) 18:46:05 ID:9OVe8ao8
>>297
『今此処に、お前と我の契約は成った……我が名はバハムート。
 幻獣にして無が竜の王なり! お前の生き様見届けようぞ!』

「もうルイズと共闘したくないわぁ〜」
「……時と場合による」

 かくして、ルイズ・フランソワーズ・ル・ブラン・ド・ラ・ヴァリエールは、竜の王と契約した。
 竜の王は、ルイズの成長を見守り時には助言し、時には力を貸しルイズの生き様を見守った。
 ルイズ・フランソワーズ・ル・ブラン・ド・ラ・ヴァリエールが、天寿を真っ当するまで……
 ルイズは、数多くの伝説を生み出し……人々から尊敬の意を込めてこう呼ばれ後世に語られる。

『無(ゼロ)と竜の魔法使い』

 と………




 そして、何処か別の世界にて

「おっゼロと竜の使い魔の新刊か買って置こうっと」

 ノートパソコンを抱えた少年が、一冊の小説を手にとりそんな事を呟いたとか呟いて無いとか……

303 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/22(水) 18:46:22 ID:hm8l+HWF
気絶する程度で済ませてくれたのか支援

304 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/22(水) 18:47:14 ID:eRmOpTN8
乙。サモンがコモンになってたけど乙。
そして何故かWA2のロンバルディア戦を思い出した。

305 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/22(水) 18:49:03 ID:9OVe8ao8
終了です。
コルベールが気絶したのは、バハムートが変身する際巻き上がった石の当たり所が丁度眉間の間だったと言うだけですので……はい。
ちなみに、目を覚ました瞬間ルイズの失敗魔法の爆発に巻き込まれ何故か学園のどこかの地面に犬神家の一族。

306 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/22(水) 18:49:51 ID:+RdQfnLT
コモンじゃなくてサモンだぞ支援

307 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/22(水) 18:51:04 ID:9OVe8ao8
酔っ払った勢いで書くものじゃないと自重。
ちゃんと誤字脱字の見直ししようよ……自分orz
ではでは……

308 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/22(水) 18:53:38 ID:+Zv5tHFB

そしてコルベェェェェェェルゥゥゥゥゥ南無

309 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/22(水) 18:58:27 ID:ul4GeeJY
クリリン召喚でコルベール先生太陽拳習得。

310 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/22(水) 18:59:35 ID:9Tc9zrNH
矢矧が降臨しコッパゲに神のヅラを与え信者にする

311 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/22(水) 19:00:40 ID:aWkY81xQ
そいや舞HiMEのキャラが呼ばれるのってないな
チャイルド封印でエレメントのみならバランス壊さんでいけると思うんだがw

312 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/22(水) 19:03:42 ID:KcZyTRwR
むしろチャイルド召喚の方が見栄えが
それはさておき、マシロきゅんが読みたくなった。

313 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/22(水) 19:05:56 ID:nT/hi0QX
そういえばFFの召喚獣って戦わないと駄目な奴が大多数だったな
・・・12はルガヴィ=悪魔だからまた別物だけど

314 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/22(水) 19:11:51 ID:Q440kupB
>>311
大丈夫、漫画版なら盾が居ないだけで舞とナツキはチャイルド還べない
っつうか普通のHimeはパートナー居ないとチャイルド還べないのさ

315 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/22(水) 19:15:53 ID:/uk5pHen
舞乙HiMEから召喚があったことは忘れられてるのでしょうか

316 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/22(水) 19:16:18 ID:7lZ42Ord
>>310
嶋鳥に神のヅラやったのは総理と鬼瓶

317 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/22(水) 19:16:36 ID:ZfEa9pPv
コルベールのベビーメトロイド飼育記録
オスマンと電気鼠
ホーリーナイトメア社と契約したアンリエッタ



ごめんなさいなんでもありません

318 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/22(水) 19:17:20 ID:aWkY81xQ
>>314
あー、漫画版ねw
アニメ派なんで、アレとのクロスは勘弁して欲しいわw


319 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/22(水) 19:19:01 ID:aWkY81xQ
>>315
HiMEと乙は別作品だしw

320 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/22(水) 19:26:22 ID:HX1isShv
>>317

…ルイズとベビーメトロイド
ワルキューレそっちのけで生命エネルギーガンガン吸ってミイラギーシュ一丁上がり
殴られてもふよんふよんしてダメージを受けずフーケを吸い殺しかけるベビーメトロイド
傭兵もフーケも遍在もミイラにするベビーメトロイド
裏切ったワルドを容赦無しに吸い殺すベビーメトロイド
七万をひたすら吸いついに対マザーブレインのサイズに…

悪夢だな
弱点はスパメトの対処法から考えると氷結→高熱を伴う衝撃かな?

321 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/22(水) 19:32:03 ID:1yguXuOw
>>314
漫画版楯はカッコよかったな

322 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/22(水) 19:33:30 ID:186b2pTb
>>320
公式では氷結→爆発系の攻撃が弱点となっている。
ついでに、ベビーメトロイドはベータ線を浴びると際限なく分裂を繰り返すという…

323 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/22(水) 19:35:23 ID:kzCVJfDR
>>313
タクティクスしかやった事ない俺が妄想してみる

ジョゼフ召喚の儀式で聖石召喚

馬鹿にされて自室で絶望に暮れる

聖石がその絶望に反応してルカヴィが現れ、ジョゼフがルカヴィと契約

聖天使アルテマ召喚の為に必要な多くの血を得るために戦争を起こす

問題は他の聖石をどうやって出すかだな
オスマンの恩人やシエスタの曾祖父が持ってきたことにすれば…

324 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/22(水) 19:36:07 ID:hm8l+HWF
>>320
一応言っとくが、メトロイドは孵化してから成長して
ベビー→アルファ→ベータ→ガンマ→ゼータ→オメガの成虫になるんだぜ

325 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/22(水) 19:39:48 ID:HX1isShv
>>324

ん? メトロイドが進化出来るのは惑星SR388かそれに酷似した環境に整えたBLSだけじゃないのか?

326 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/22(水) 19:43:23 ID:aqTPuD2d
>>321
舞乙(漫画版)でも出番少ないけど決めてくれたし何より名前に込められた想いそのままの活躍をしてくれたしな

今思ったんだがハルケギニアにナツキが来る→重度のマヨラーなナツキはオリジナルマヨ作成(盾が居たら盾が作るだろうけど)→マルさん感涙な流れが・・・

327 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/22(水) 19:46:33 ID:WGTJA6kU
メトロイドにキスしたらエネルギー吸われるんじゃね?

328 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/22(水) 19:46:48 ID:1hPN8UUs
ハルケギニアにはマヨネーズなさそうだしな

329 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/22(水) 19:47:47 ID:ZfEa9pPv
卵状態ならなつくだろうから安全か?

330 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/22(水) 19:52:34 ID:pkWE0Awy
魔法の力で突然変異起こすとか>メトロイド

331 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/22(水) 19:55:38 ID:c05RyP8d
>>330
マジでハルケギニア終わるw

332 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/22(水) 19:57:25 ID:q585FHQJ
>>323
クロムウェルがキュクレイン、ワルドがベリアス、ウェールズがザルエラ、ジョゼフがアドラメレクとか
あと8体いるから他の国々の敵も使えそうだな。ロマリアがテンプルナイツを保有しているとかで
ルイズ達がゾディアックブレイブの役割で、13番目は語るのも憚られる使い魔

333 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/22(水) 20:00:23 ID:zBNFKv+H
なるほど、ルイズが歴史の裏にもぐり
ギーシュさんが救国の英雄となるのだね。

334 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/22(水) 20:00:26 ID:VfOuXZUT
来たら困る使い魔で想像してたらバイオハザードのゾンビが真っ先に思い浮かんだ

335 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/22(水) 20:00:37 ID:YydTW1uw
>>325
「奴隷くん、マヨネーズを作れ、いますぐにだ」
「なんで!?」
「私が食べたいからだ!」
「犬!はやく洗濯しなさい!」
「なんで俺ばっかり……」
「おい、こら、貧乳!私の奴隷くんに命令するな!奴隷くんに命令していいのは私だけだ!」
「誰が、貧乳よ!自分だって貧乳じゃない!」
「貴様よりはある!」
「(まさに、どんぐりの背比べだな……)」


こんな感じか

336 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/22(水) 20:02:11 ID:BYpkwNEB
>>325
ターロン産は進化しないみたいだけどな


337 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/22(水) 20:03:04 ID:zT8YLG0h
Tウイルス召還したルイズなら小ネタにあったような

338 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/22(水) 20:04:06 ID:ZfEa9pPv
虚無の影響でクイーンメトロイドになってハルケギニアに大量発生するメトロイド
そして討伐するためにやって来たサムス

339 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/22(水) 20:08:50 ID:q585FHQJ
>>335
め、メトロイドは貧乳マヨネーズの背比べで進化するのか!!!ww

ある種最強の使い魔かもな、メトロイド
氷結と爆砕を同時に使えるメイジがいたか忘れたけど、まず弱点を知らなければ大抵の攻撃が吸収されてしまうわけで

タクティクスのクロスも考えたら面白そう。後半は戦争メインなのは一緒だし
ブリミルの使い魔を4から12+1に増やすだけでプロット作成は楽になるだろうな

340 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/22(水) 20:10:21 ID:4w1WNBQU
・・・なんだろう?
急に突然、サモン・サーバントで呼び出されたように見せかけて現れるオスマンという電波が・・・

・・・ああ、そうか、ルイズのファーストキスをゲットしたいとかそんな理由か・・・

341 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/22(水) 20:11:10 ID:jvopYYYX
>>339
12+1に増やすということは増やした分だけの使い魔の名前と能力を考えねばならんのだぞ?

342 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/22(水) 20:15:09 ID:C//FaPDA
>>341
能力はジョブから拝借すれば何とかなるかも?
話術士とか風水士とかものまね士とか・・・それでもキツイな

343 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/22(水) 20:18:55 ID:kzCVJfDR
>>339
まあタクティクスの方でも6+1の七体しかルカヴィは出てきてないし、(+1の方にいたっては本筋関係ない)
無理に全部出す必要はないというか、使い魔の数に合わせて4体でもいいんじゃないか?
あと自分的には語るのも憚られる使い魔がアルテマだな

344 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/22(水) 20:22:13 ID:XA3TgY/m
FFT的には始祖がアルテマで使い魔4体がアルテマ以外のルカヴィじゃない?
印象に残らないって意味で、語るのも憚られるのはハシュマリムだな。

345 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/22(水) 20:29:05 ID:C//FaPDA
とりあえず不浄王、魔人、死の天使、憤怒の霊帝を使い魔とする
それに聖天使アルテマを加えたら、エルフで対抗できるのだろうか?w


346 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/22(水) 20:30:43 ID:XA3TgY/m
できるわけねーw
あいつらそれぞれがデーモン系呼び出すぞwww

347 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/22(水) 20:32:00 ID:sMtQ2Xk9
実はエルフたちは常時リジェネ+シェル+プロテス+MPリジェネ状態だったんだよ!

348 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/22(水) 20:33:11 ID:q585FHQJ
その面子で一体何が原因で6000年前の聖地奪回に失敗したんだかwww

魔人で詰んだ人は多いと信じている

349 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/22(水) 20:33:35 ID:feZrLPDE
通りすがりの雷神シドにやられたんだ

350 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/22(水) 20:34:21 ID:kzCVJfDR
エルフの勇者達に倒されるも、人間側に都合が悪いのでエルフの方が悪魔の使い扱いされる展開なら
よりタクティス的だな(真の英雄が悪の手先扱いされるところが)

>>347
あと二刀流+ブレイク技w

351 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/22(水) 20:34:46 ID:VfOuXZUT
YOU!無繋がりでエクスデス召喚しちゃいなよ!

352 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/22(水) 20:35:20 ID:+lJ2JzL7
ところで相手がバハムード零式でもギーシュはテンプレ通り決闘するのだろうか?


353 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/22(水) 20:36:02 ID:L+9Gwx52
エクスデスも12だとルカヴィの一人なんだっけ

354 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/22(水) 20:36:45 ID:JjIScJTG
タクティクスというとオウガの方を思い出す。
テラーナイトのデニムが呼び出されて、涙目のタバサとか。
テラーナイト
 霊感の強い者なら、この『恐怖の騎士』の周囲に無数の悪霊や亡霊を見ることが
できるはず。
恐怖をまち散らし、周囲3パネル以内の敵の戦闘能力を下げるという特殊能力を持つ。
周囲3パネル以内の敵Nユニットの攻撃・防御力−4、Lユニットの攻撃・防御力−8
される。

355 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/22(水) 20:36:50 ID:jvopYYYX
>>352
する!

356 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/22(水) 20:36:50 ID:UEbqa2uR
ルイズが聖石召喚して発動
どうにもならねぇwwww

357 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/22(水) 20:36:58 ID:ZfEa9pPv
ダークドレアム召喚

まあ滅ぼされるだろうが

358 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/22(水) 20:38:16 ID:XA3TgY/m
>>348
詰んだ挙句にLv50近くに上げて挑んでようやく勝った。
あの狭いMAPにギガフレアとか召喚術連発は卑怯w

359 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/22(水) 20:40:18 ID:WTgUv4DU
エクスさん呼ぶなら次元のはざまで漂ってるギルガメッシュとかどうか
ギーシュを斬鉄剣で『ギニャァァァァアア』させて決め台詞は『どこにあるやら次元の狭間…』
あれ…?これどこのサイファー戦?

360 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/22(水) 20:40:44 ID:C//FaPDA
>>356
何十回目も失敗した絶望と悲憤でアリエス召喚→契約→魔人ルイズ

こうですか?wwww

361 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/22(水) 20:41:19 ID:KcZyTRwR
エクスデスって、大魔導師なのでフルプレートってビジュアルが当時の俺には新鮮だったよ。

362 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/22(水) 20:45:57 ID:HX1isShv
ここで足洗邸からバロネス・オルツィ(若返り)召喚
と思ったが人外はともかく人間相手じゃ会話が成立するかどうかも怪しいな

363 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/22(水) 20:47:09 ID:lQrszfjC
ダークドレアムってなんやら戦うものによって
強さが変わるとか、悪夢乗り越えられないと勝てないとかきいたが


364 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/22(水) 20:49:08 ID:XA3TgY/m
>>362
ちょっと思った。
老オルツィと契約しようとマスクに口付けしたら…
エリアルと契約してしまうんじゃないか、と。

365 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/22(水) 20:52:21 ID:SZIjxUBl
聖天使アルテマってさ…
アルマを基にしたからゲーム中では外見がパンツ食い込み天使だけど
中身は聖なんとかって爺なんだぜ…

366 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/22(水) 20:54:33 ID:XA3TgY/m
アジョラか。聖アジョラ。

367 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/22(水) 20:55:14 ID:ZfEa9pPv
ルイズ「ファファファ…ついに手にいれたわ!!最強の力!世界を支配する力!「虚無」の力よっ!!馬鹿にしたやつらを消しさってあげる!まずは、お前たちの仲間よ!!「虚無」に飲み込まれ、消えていくさまを見るがいいわ!!」



エクスデス召喚てこんなのか?

368 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/22(水) 20:56:15 ID:aqTPuD2d
>>362
だがソレが良い!

交渉次第ではなんとかなりそうだけどな…金とか知的欲求を満たせるモノとかで

369 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/22(水) 20:56:16 ID:jvopYYYX
>>367
ちょwww飲み込まれてるwww

370 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/22(水) 20:56:18 ID:hGm49+o4
なぜかエクスデスって聞いてエグゾディアを思い出した

371 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/22(水) 20:57:12 ID:WTgUv4DU
ギーシュにデジョンかまして「あ〜〜〜〜れ〜〜〜〜」とかあるわけだ!

372 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/22(水) 20:58:03 ID:C//FaPDA
>>365
始祖ブリミルことアジョラは爺でも良い
その生まれ変わりのルイズでは乳が足りんのでテファだな。で覚醒すれば万事解決じゃね?

373 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/22(水) 20:58:41 ID:XA3TgY/m
>>365
聖アジョラは享年20歳らしい。

374 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/22(水) 20:59:44 ID:+Zv5tHFB
>>368
あの人、知識欲はもの凄いから魔法の技術を教える&精霊とかの情報提供で契約はしてくれそうだけどな

375 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/22(水) 20:59:47 ID:5Nhx/qt9
>>362
シルキー使えばすぐに帰れそうなんだが。

376 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/22(水) 21:01:20 ID:XA3TgY/m
バロネス教授は生徒たちの使い魔と契約しそうだ。

377 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/22(水) 21:01:52 ID:EDF05Aa9
投下してもいいですか?

378 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/22(水) 21:02:00 ID:tegrb3sh
>>373
20歳で女体の神秘に何の反応もしなかってのも淡白だよなぁ
ルガヴィになると性欲もなくなっちゃうのか

379 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/22(水) 21:02:28 ID:7lZ42Ord
>>370
ギーシュ戦で「ぼ、僕のワルキューレが全滅めつめつ・・・」とかあるわけか
ついでにワルキューレ六体合体で「すごいぞー!かっこいいぞー!」

380 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/22(水) 21:02:44 ID:KcZyTRwR
みなぎ漫画なら足洗邸より大復活祭の方が区切りがいいので好きだったりする俺
兜のおっさんとか。

381 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/22(水) 21:03:10 ID:HX1isShv
>>377
OK

382 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/22(水) 21:03:21 ID:sP1LQmI7
>>377
邪魔するもの全てを蹴散らして進めぇ! 支援

383 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/22(水) 21:03:45 ID:e7sMYW26
支援体勢

384 :ゼロの雪姫:2007/08/22(水) 21:06:30 ID:EDF05Aa9
じゃあ投下します

アナ・メダイユはウルグスクをおさめるメダイユ侯の末娘。八歳で、好奇心旺盛。地元ではおてんば姫として知られている。
しかし、時には知的な一面を見せ、その言葉の前には大人はひれ伏し、家名に恥じぬ、指導者の才を持っていた。
とある理由でエクソダス請負人ゲイン・ビジョウと出会う。これがきっかけで〈哀れな人質〉という名目で、〈ヤーパンの天井〉に参加。東の国ヤーパンを目指しエクソダスしていた。
ところが、異世界ハルケギニアの少女、ルイズに呼び出され、彼女の生活は一転する事になる。

〜ルイズとアナ〜


サモン・サーヴァンの翌朝、アナは大きな目をパチリと開ける。体を起こし、両目を小さな手で擦り、辺りを見回す。

「ここはどこ?」

覚めきっていない、ぼんやりとした頭でアナは人の気配を感じて、横を顔を向ける。そこにはピンク色の長い髪に、制服を来た少女ルイズが椅子に座っていた。ルイズはほっとした顔になると、椅子から立ち上がりアナに抱きついた。

「良かった〜!一晩立っても起きないから心配してたのよ〜!」

アナはポカンとした表情になる。記憶を手繰らせると、この人は確か契約と言って、いきなりキスした人。
確か名前はルイズ。そしてキスした後、体が急に熱くなり、そこから記憶が無い・・・・・・。

「あの〜、ルイズ・・・・、でいいよね。ここは何処ですか?」

おそるおそるアナはルイズに尋ねる。ルイズは抱きつくのを止めると、アナと顔を向き合わせた。

「ここは私の部屋。私はあなたの主よ。」
「主?」
「そうよ。あなたは私の使い魔。」

385 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/22(水) 21:06:51 ID:nrHkIIrJ
IDが地球防衛軍支援

386 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/22(水) 21:07:59 ID:7lZ42Ord
結構お偉いさんなのになあアナ姫支援

387 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/22(水) 21:08:10 ID:XA3TgY/m
イーディーエーフ!!

388 :ゼロの雪姫:2007/08/22(水) 21:08:35 ID:EDF05Aa9
使い魔と言われてもアナはちんぷんかんぷんだった。ヤーパンの天井とは違う、雪もない見知らぬ地に出たと思いきや、初対面の人間の部屋に居るのだ。
まるで自分の家庭教師リュボフが聞かせてくれたお伽噺のような。
確かそれはバイストン・ウェル物語と言ったかな?それに登場する主人公と同じ心情であった。

一方のルイズはと言うと、この使い魔アナに対しては、妹のように見ていた。ルイズには二人の姉が居たが、下には弟や妹は居なかった。
こんな可愛らしい幼女が使い魔になったのだ。正直、ときめいていた。自分が姉になったという感があった。
アナの看病している時は、幸せだった。スースーと静かに寝息を立てながら寝ていたのだ。人生でこんなに可愛らしい寝息を今まで聞いたことがあるか!?
こんなに可愛らしい寝顔を見たことがあったか?
ルイズに新しいなにかが目覚めつつあった。

「お腹空いたでしょ?一緒に朝御飯を食べに行きましょう?」

ルイズはアナの手を引っ張る。すると、アナははっとした顔になってまた、キョロキョロと顔を回した。

「リンク!リンス!リンナ」

3ぴきの名前を大きな言うと、ベッドの下から3ぴき揃って顔を出す。どうやら一緒に連れてこられたようだった。
3ぴきは揃ってアナに飛び付いて、それぞれ頭の上、両肩に飛び付きじゃれあう。アナに笑顔が笑顔がこぼれる。

「ああもう!お前たちくすぐったい!」

目の前に居るのは

・幼女+小動物+妹=歩く萌え属性

妄想は偉大だ。ルイズは顔を赤めて、頬を緩める。自分って以外と勝ち組かも?そんな事も思い始めた。

(ああ、この子やることがいちいち可愛いすぎるわ。あそこ舐めたいな〜。ペロペロしたいな〜。)「あんた何しているのよ」

389 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/22(水) 21:10:26 ID:YGHtnne2
UDF支援

390 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/22(水) 21:10:38 ID:hGOavsv1
>あそこ舐めたい
自重
支援

391 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/22(水) 21:10:39 ID:7lZ42Ord
黒いサザンクロス支援

392 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/22(水) 21:10:39 ID:sP1LQmI7
桃色百合自重 支援

393 :ゼロの雪姫:2007/08/22(水) 21:11:29 ID:EDF05Aa9
突然の声にルイズが振り向くと、そこには赤い髪に褐色の肌。
それに大きな胸を持った少女が色気を振り撒きながら立っていた。

「ちょ、ちょっとキュルケ!なんで勝手に入ってくるのよ!」
「おはよう。ルイズ。ノックしたけど出てこないから勝手に入っちゃった」

キュルケはそう言って舌をだしながら言うと、ルイズの前に居る幼女に目が入る。

「あらあら、人間の女の子呼んじゃったって本当みたいね?」
「ど、どうだっていいでしょ!私はこれで気に入っているんだから!それよりあんたこそどうなのよ!」
「あら、私はこんな感じよ。フレイムー」

キュルケがおーほっほっほと高笑いすると、横から大きな真っ赤なトカゲが顔を出す。

「ああ!大きなトカゲ!尻尾に火がついている!」

その迫力に驚いたアナが思わず声を出す。
ルイズは前髪を弄りながら、ツーンとした表情になって返した。
「それってサラマンダー?良かったわね。あんた火属性のメイジだし」
「そうでしょ!この子ったら凄く可愛いのよ!微熱の私に相応しいと思わない!?」

可愛さならこっちの方が上だろう!
ルイズはふんっと小さな胸を張る。そうしているとアナがベッドから降りてフレイムに近づいていく。

「この子可愛いわね。フレイムっていうの?」

アナがフレイムをルーンが刻まれた右手で撫でると、フレイムがキュルキュルと鳴きながら喜んだような素振りを見せる。
キュルケはアナの顔を見て尋ねた。

「あら、あなたのお名前は?」
「アナよ。アナ・メダイユ。」
「アナちゃん。ゼロのルイズの使い魔になるなんてあなたも不便ね。」
「うるさい!さっさとここから出ていきなさいよ!」

ルイズが怒鳴るとキュルケは一言、失礼と言って部屋を去っていった。

「いいもん。私にはアナがいるんだから。さあ食堂に行きましょうアナ。」

ルイズはそう言ってアナの手を握って部屋を後にした。
それはそうとアナはここはヤーパンの天井では無いことに理解しつつあった。
途中、宙に浮く生徒や見慣れない動物、例えばバグベアーの様な生き物を目にしたからである。



394 :ゼロの雪姫:2007/08/22(水) 21:12:59 ID:EDF05Aa9
アルウィーズの食堂は長い机が並んでいる。ルイズ自分の席に座ると、隣の席にアナを座らせた。

「おい、ゼロのルイズ。そこは僕の席だぞ。使い魔を座らせるなんてどういうことだ」

本来アナの席に座るはずのマリコルヌが抗議の声をあげる。

「あら、自分の椅子が無かったら自分で持ってくればいいじゃない。かぜっぴきのマリコルヌ」

ゼロと呼ばれたのが腹が立つのかルイズが強気な声で言う。

「僕は風上だ!それに貴族が平民なんかに席を譲れるか!おい使い魔、そこをどけ!」

するとアナは机からひょいっと降りる。

「どうもあなたの席とは知らずに座っていました。すみませた。」

アナはマリコルヌに小さな頭をペコリと下げる。マリコルヌは満足そうな顔をして椅子に座るのを、ルイズは不快な顔で見ていた。

「全く!さすがゼロのルイズが呼んだ使い魔だ!礼儀知らずで困るよ!」

マリコルヌが回りの生徒に聞こえるように言うのでルイズは青筋を立てる。非常に不快だ。

「見ろよあのちっこい使い魔!ゼロのルイズは召喚できないからって、その辺歩いていた幼女を誘拐して来たんだぜ。」

ルイズは長いブロンドを揺らして立ち上がり、澄んだ声で怒鳴った。
「ゼロで何が悪いのよ!私はメイジよ!それに、きちんと召喚できたからこの子を連れてきたのよ!」
「嘘を付くな!魔法も満足に出来なきゃメイジじゃないだろ!ゼロのルイズのくせに!生意気言うな!」

その様子を見てゲラゲラと周りの生徒が笑う。ルイズはプルプル震えながら黙り込んだ。

「マリコルヌ!ここに座りなさい!」

マリコルヌばビクッと震えて横を向く。そして、目の前に居たのは細い眉を尖らせたアナであった。

「な、なんだこの使い魔?」
「座りなさい!!」


395 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/22(水) 21:13:59 ID:7lZ42Ord
ヤーパン忍法支援車

396 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/22(水) 21:14:54 ID:sP1LQmI7
姫様のめーでしょ!支援

397 :ゼロの雪姫:2007/08/22(水) 21:18:10 ID:EDF05Aa9
あまりの気迫にオドオドするマリコルヌは思わず床に座りアナと向き合った。

ピシッ!

乾いた音が食堂に響く。これは、マリコルヌはアナに頬を叩かれた事によって起きた音だ。

「多くの人がいる場所で女性一人を罵倒するなんて、軟弱者!それでも男ですか!!」

ルイズと回りの生徒は唖然とした表情でその様子を見ていた。一方のマリコルヌは最初から最後まで圧倒されて、涙目を浮かべた。

「へ、平民の癖に貴族に手を出すなんて・・・」
「貴族を名乗るならば、他人を尊重すべきです!貴族は人によって上に立てるのです!
あなたも男なら、それ位心に刻んで置きなさい!」

辺りがシーンと静まり返る。アナの回りには高貴で気高いオーラが漂っていた。

「う、うっうっうわ〜〜〜ん!」

マリコルヌは泣きながらその場を走り去って行く。彼の近くにいた生徒達は、それを生暖かい視線で見送った。

「ねぇ、アナ?あなた何歳なの」
「八歳よ」

ルイズの問いかけにアナは凛と答える。ルイズは指を折ってその差を求めるとぎょっとした表情になった。
まさかアナが、小さなアナがあそこまで大人だったとは思えなかった。
こんなに可愛いのに、あそこまで言えるなんて思いもしなかった。

「アナ。美味しい?」
「とっても美味しいわ!ねえお前たち!」

リンクス達が尻尾を天井に向かって掲げる。
はにかんだ子供の顔のアナはとても可愛かった。

私のアナ♪これからもよろしくね。

ルイズは鼻血を垂らしていた。


398 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/22(水) 21:18:10 ID:nEtqZVIf
ちょめっ

399 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/22(水) 21:20:03 ID:XA3TgY/m
鼻血w

400 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/22(水) 21:20:42 ID:C//FaPDA
セイラさん支援ww

401 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/22(水) 21:20:48 ID:7lZ42Ord
メダイユ候っていったいどんな育て方したんだろうね支援

402 :ゼロの雪姫:2007/08/22(水) 21:20:54 ID:EDF05Aa9
以上です。
一部のキャラの性格がおかしいのは仕様です。お許しを。

あと姫様がセイラさん化したのも仕様です。

自重しまふ・・・・・・

403 :ソーサリー・ゼロ:2007/08/22(水) 21:24:54 ID:urE+WPtU
投下してもよろしいですか?

404 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/22(水) 21:26:24 ID:K43YQK44
支援の用意あり。

405 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/22(水) 21:26:27 ID:KLXO8aTn
歩道が(ry

406 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/22(水) 21:26:36 ID:KcZyTRwR
来たれ

407 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/22(水) 21:26:36 ID:tonFsw+T
支援します。

408 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/22(水) 21:27:59 ID:nlAhFbB7
アンとアンアン支援

409 :ソーサリー・ゼロ:2007/08/22(水) 21:28:24 ID:urE+WPtU
一四七
 
 ひどくなる一方の揺れをものともせずに君が駆けつけてきたのを見て、フーケは驚きを隠せない。
「な…なんのつもりよ!」と言う。
 君はフーケに向かって、お前は金のためなら人を殺すこともいとわない屑だが、いま我々を狙っているのはさらに残虐で酷薄な怪物どもであり、
生き延びるためにはふたりで力を合わせるしかない、と説明する。
 
「この地震と暗闇の魔法が誰の仕業か、わかってるっていうの!?」
 フーケに説明しようと口を開きかけた途端、君たちの足元の地面が裂け、そこから高温の蒸気が噴き出す。
 君とフーケはとっさに飛び退き蒸気をかわすが、蒸気を噴き出す地割れは次々と周囲に現れ、君たちふたりは
ふたたび分断されてしまう。
 君はフーケに向かって蒸気の煙ごしに、≪土≫の魔法使いならこの状況をなんとかできないのかと叫ぶが、答えは別のところから返ってくる。
「ちっぽけな人間風情のちゃちな手品ごときで、我らが怒りから身を守れると思うてか!」
「マンパンの敵、アナランドの犬、我らの命を奪いし者よ!きさまはこの場で果てるのだ!」
 ふたつの不気味な声が、シューッと息を吸う音とともに響き渡る。
 最初の声は輝く満月の方向から、次の声は地の底深くから聞こえる。
 
 君はこの声の主が何者かを知っている。
 しかし、あの怪物どもは死んだはずだ。
 君自身の手で確かに倒したはずなのに!六一へ。

410 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/22(水) 21:30:53 ID:tonFsw+T
支援

411 :ソーサリー・ゼロ:2007/08/22(水) 21:31:26 ID:urE+WPtU
六一
 
 輝く月の丸い形がいきなりほどけ、きらめく鱗と巨大な翼をもつ細長い姿へと変化する。
 恐るべき七大蛇の一匹、月大蛇だ!
 大蛇はきらきら輝く翼をはばたかせて浮かんでいるが、すぐにフーケのほうに向かって風を切り急降下する。
 君はどうする?
 
 フーケを守るため武器をとって月大蛇に立ち向かう・一五八へ
 月大蛇に向かって術を使う・七九へ
 いまだ姿を見せぬ、もう一匹の敵を探す・二二○へ

412 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/22(水) 21:33:04 ID:tonFsw+T
しえん

413 :ほしをみるひと:2007/08/22(水) 21:34:23 ID:sSU+pJjX
お前一人に良い格好させるかよ、俺も続くぜ!
と、支援しつつ予約。

414 :ソーサリー・ゼロ:2007/08/22(水) 21:35:15 ID:urE+WPtU
七九
 
 月大蛇の弱点を知る君は、怪物にもっとも有効な術を使おうと精神を集中する。
 しかし、足元にまたもや新たな地割れが現れ、蒸気に足を焼かれた君は集中を乱される。
 体力点一を失う。
 
 フーケのほうを見ると、彼女は必死になって地面から土の拳や槍のような石筍を作り出し、月大蛇を迎え撃とうとするが、そのいずれもが
怪物の体に届く前に崩れ去ってしまう。
 姿を現さぬもう一匹の大蛇、大地の女神アリシャンカの力を与えられた土大蛇の前では、人間の魔法などまったく無力なのだ。 
 なんの妨害もうけずに地上に舞い降りた月大蛇は、鎌首をもたげてフーケを睨む。
「女!話は聞かせてもらったぞ。あのアナランドびとが求めし本を、こちらに寄越せ。さすれば、苦しまぬよう殺してくれようぞ」
 大蛇の放つ憎悪に満ちた眼光と、それ以上におぞましいしわがれ声にさらされて、青ざめ震えるフーケだが、すぐに怪物をきっと睨み返し、
「ふざけるんじゃないよ!私は死なない、こんなところで韻獣のできそこないなんかに殺されたりはしない!」と叫ぶ。
「愚かな女よ、我のもたらす死からは逃れられぬと知れ!」 
 月大蛇は嘲笑を洩らしながら、その巨体をフーケの足元に素早く潜りこませ、そのまま脚に、腹に、胸に胴体と尾を絡みつける。
 フーケを助けに向かおうにも、地割れと蒸気、さらには飛来する石塊に阻まれ、近づくことさえままならない。一七一へ。 

415 :ソーサリー・ゼロ:2007/08/22(水) 21:38:14 ID:urE+WPtU
一七一
 
 月大蛇はすさまじい力でフーケの全身を締め上げる。
 フーケは苦痛のうめきを洩らしながらも自由のきく手で短剣を抜き、大蛇の胴体を突き刺そうとするが、輝く分厚い鱗は刃を通さない。
「アナランドびとよ、きさまを始末するのはこの我ぞ」
 地の底から響くような声とともに小さな蛇がどこからともなく現れ、見る見るうちに巨大な姿に成長する。
 焦茶の鱗をもつ土大蛇は巨大な翼を広げ、きみの前に立ちはだかる。
 驚くべきことに、以前に闘ったときよりもさらに巨大に見える!
 君が土大蛇の攻撃に備えて身構えた瞬間、頭上から青い巨体が舞い降りた。
 
 一瞬、新手の七大蛇かと思ったが、それは四本の脚と太い胴体を持つ、一頭の竜だった。
 その背中には三人の少女を乗せている。
「ほら、やっぱりここに居た!」
 君の姿を認めたルイズが、隣に座るキュルケに向かって自慢げに言う。
「暗闇に突っ込めなんて、無茶を言うんだから…」
 キュルケが前髪をかき上げつつ、ため息混じりにぼやく。
「幻獣が二匹。ミス・ロングビルが危ない」
 相変わらず表情を変えぬタバサが、杖の先で土大蛇とフーケに絡みつく月大蛇を指し示す。
「新手か!だが何人居ようが同じこと。まとめてこれをくれてやる!」
 青い竜の周囲の地面がひび割れ、そこから幾筋もの蒸気が吹き上がると、竜は蹴られた犬のような甲高い鳴き声をあげて棹立ちになり、
背中に座る三人の少女を放り出してしまう。
 君はルイズを受け止めようと、頭から滑り込むか(一一一へ)?
 それとも、少女たちにはかまわず土大蛇に攻撃をくわえるか(三七へ)?

416 :ほしをみるひと:2007/08/22(水) 21:39:01 ID:sSU+pJjX
支援

417 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/22(水) 21:40:24 ID:hm8l+HWF
しえん

418 :ソーサリー・ゼロ:2007/08/22(水) 21:41:55 ID:urE+WPtU
一一一
 
 君は危ういところで、ルイズの細く軽い体を受け止めることに成功する。
「あ、ありがとう…じゃなくて!また勝手に動いて、盗っ人を追いかけて、追いついてみたら真っ黒なドームがあって、
中に入ったら変な韻竜がいて、ミス・ロングビルが襲われていて!あぁ、もう!どうなってるのよ!?説明しなさいよ!」
 状況がつかめず君に向かって怒鳴り散らすルイズをよそに、キュルケとタバサは杖を構えて二匹の大蛇を見据える。
 ふたりとも、とっさに浮遊の呪文を唱えて無事に降り立ったようだ。
「よくわかんないけど、あの韻竜たちは敵みたいね」
「竜じゃない。蛇。シルフィードを傷つけた」
 タバサの声に怒気が含まれているように聞こえるのは、気のせいだろうか?
 君はルイズを地面に降ろすと、事情はあとで説明すると言い、大蛇とどう闘うべきか考える。
 どういう指示を出す?
 
 全員で土大蛇を攻撃する・九二へ
 全員で月大蛇を攻撃する・二三○へ
 ロングビルと呼ばれているフーケを助ける・一○二へ

419 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/22(水) 21:43:11 ID:sP1LQmI7
フーケ保護条例発動 一〇二支援

420 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/22(水) 21:44:13 ID:i29gMqY9
フーケは絶滅が危惧される希少種です 一〇二支援

421 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/22(水) 21:45:16 ID:zU9IaJEd
ミス・ロングフーケ!

422 :ソーサリー・ゼロ:2007/08/22(水) 21:45:28 ID:urE+WPtU
はい、今回はここまでです。
選択しだいで死人がでますが、あしからず。
 
あと、主人公がフーケのことを屑呼ばわりしていますが、
原作では「職業・殺し屋兼盗賊」のフランカーとマブダチになることも
あるんですよね。

423 :ほしをみるひと:2007/08/22(水) 21:47:40 ID:sSU+pJjX
乙っしたー。
次いってもいいかな?

424 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/22(水) 21:48:16 ID:FcMGIEOs
希少種族フーケの保護を一○二支援

425 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/22(水) 21:48:22 ID:7lZ42Ord
その言葉!投下予告と判断する!
当方に支援の用意あり!

426 :S−02 星の使い魔:2007/08/22(水) 21:48:42 ID:sSU+pJjX
「……我々は、思い上がっていたのかもしれませんな」
「だとしても、まず責を問われるはこの老いぼれであろうよ」

 一部始終を見届けたコルベールとオールド・オスマンが呟く。
 何度と無く殴られ、倒され、その度に起き上がるクロード。
 クロードがどれほど痛めつけられても、ギーシュが戦いそのものに恐怖を感じ始めていても、
 自分たちはそれを『遠見の鏡』で暢気に見物を続けていたのだ。
 いずれ発現するであろう『ガンダールヴ』の力を待ちわびて。

 まず始めに血相を変えたキュルケとタバサが、その数分後に半狂乱になったルイズとギーシュが。
 そしてそのまた数分後に気を利かせて『レビテーション』でクロードを運んできた生徒たちが。
 口を揃えて治療師を呼んでくれと怒鳴り込んできた。

 そこで、ようやく気付いた。
 その瞬間まで、忘れていた。

 本来ならば、これは教師である自分たちが止めねばならない争いであったことに。
 本気で決闘を止めようとしていたのは、ルイズただ一人であったことに。
 自分たちの天秤は、生徒の安全よりも知的好奇心に傾いていたことに。
 『夢見の鐘』を使って、決闘を止めることも出来たはずなのに。
 教師として、大人としてそうすべきはずだったのに!

 クロードは生徒ではないから関係が無い?
 馬鹿なことを! 彼も生徒たちとさほど変わらない年齢の少年ではないか。
 ミセス・シュヴルーズは、見所のある生徒が入ってきたとそれは喜んでいたのだ。
 彼女は言った。
 クラスでも孤立しがちなミス・ヴァリエールの友人としても、彼には期待をかけているのですよ。
 素行と服装には、少しばかり問題があるかもしれませんけれど。

 彼は本当に彼女の使い魔なのですよ、と言ったときの、
 彼女の困ったような笑顔が胸に突き刺さる。
 それは今の自分にはあまりに眩しく、己に教師の資格など無いと断ざれているようで。

 それに、ギーシュの安全も保証されていたわけではない。
 最後にクロードがワルキューレを吹き飛ばした光が、
 ギーシュに直接当たっていたら彼も無事では済まなかっただろう。


 溜息とともに、手元の診断書に目を落とす。
 治療師が見立てたクロードの怪我の全容は以下の通り。

 右手首から先を複雑骨折、右鎖骨骨折に眼窩骨折、肋骨4本と下顎骨に亀裂。
 右足首と左手首を捻挫、擦り傷切り傷無数、トドメに重度の肉体疲労。

 よくもまあ、こんな状態で決闘を続けていたものだ。
 内臓に損傷が無かったのが、救いと言えば救いか。
 それこそ、そんなことになっていたらいよいよ命が無かったそうだが。
 何にせよ、学生同士の決闘で負う怪我ではない。

 ここまで彼を痛めつけたのは、ギーシュ一人ではない。
 あの状況を傍観し続けた自分たちも、立派な共犯者だ。
 溜息をつくコルベール。

427 :S−02 星の使い魔:2007/08/22(水) 21:49:46 ID:sSU+pJjX


「自分を責めるなとは言わぬ。だが、それは自分を貶めることと同義ではあるまい」
 オールド・オスマンの言葉に思わずハッとなる。
 なおも老人は語る。年寄りの独り言よ、と前置きをして。

「人は常に臆病で卑怯なもの、それは年を経てもそう簡単に変わるものではない。
 それを知るからこそ、自分が生徒たちの『先を生きる者』たる資格があるものか、常に己に問い続ける。
 時には誤ることもあろう、人であるが故には避けられぬことよ。
 しかし子どもたちを相手にする限り、それを見せてはならぬ。
 生徒にとって、教師は教師であり続けなければならぬ。毅然と立ち続けねばならぬ」

 難しいことよな、と締めくくるオールド・オスマン。
 自らをも戒めるように、静かな笑みを湛えて。
 やはりこの人には敵わないな、とコルベールは苦笑する。
 この人の前では、まるで自分が一生徒に立ち戻るような気にさせられる。

「我らの足が地に付いておらねば、生徒はなおさら落ち着けまい。
 己の行為を悔やんでも、その迷いを生徒に気取られぬようにな」
「肝に銘じましょう。まあ、それはそれとしてです。
 彼が最後に放った光のことですが」
「うむ、それは儂も気になっておった。
 何でもミス・ヴァリエールの話では、魔法ではないと言っていたそうじゃが」
「ええ、実は……」

 コルベールが事情を説明する。
 曰く、治療中も左手のそれを手放す気配が無く、結局調べることは出来なかったのだ。
 クロードの最後に残った意識、或いは執念か。
 詳しい話は本人から直接聞くしかないだろう。

「あれだけボロボロになっていても離さなかったものです。
 おそらく、よほど大切なものなのか、それか───」
「よほど危険なものか、であろうな」

 眉間に皺を寄せて、二人の教師は目を伏せた。






428 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/22(水) 21:50:58 ID:sP1LQmI7
当たったら影だけ残る支援

429 :Zero ed una bambola:2007/08/22(水) 21:51:17 ID:SWPQLFHZ
支援

そして投下予告

430 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/22(水) 21:51:26 ID:KcZyTRwR
こんな人格者なオスマンはレアものだぜ支援

431 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/22(水) 21:51:35 ID:sSU+pJjX

「……僕は……」
 一人呟くギーシュ。
 その様子を一言で言うならば、心ここにあらず。
 声が震えているのは気のせいではないだろう。

 本当なら、今すぐにでもモンモランシーとケティ、
 そして因縁をつけた使用人の彼女に詫びに行かなければいけないはずなのに。
 体が動かない。何を言えばいいのかわからない。
 何より、今の自分にそんな資格があるように思えない。

 父が言っていた。戦場の空気は人を狂わせると。
 狂気に喰われた者がもたらすものは、死と破滅だけだと。

 父の言葉を聞いて、そうはなるまいと思った。
 けれど、僕は何もわかっていなかった。
 その言葉の本当の意味を、まるで理解していなかったんだ。

 ギーシュは自分の両手を見つめる。
 それがまるで血に塗れているように見えて、ぶるるっ、と身を震わせた。

 あの時、自分は何を思っていた?
 彼を叩き伏せ、痛めつけながら、何を考えていた?

 ───言い知れぬ快感を覚えてはいなかったか?

 ───それは、狂気ではなかったか?

 ───途中からそれに気付きながら、何故止めなかった?


「ううっ、うあああっ……!」
 悪夢にうなされるようにギーシュは髪を振り乱す。
 爪が食い込むほどに我が身を抱きしめる。

 おぞましい。恐ろしい。怖い。

 確かに彼は僕の誇りを傷つけた。
 でも、それはきっかけに過ぎなかったんだ。
 もしも彼があの光で僕を止めていなければ、
 僕は本当に彼を殺してしまっていたかもしれない。

 ああ、それが僕自身の誇りならばまだいいさ!
 けれど、もしも彼が君やケティを傷つけたとしたら?
 僕の大切な人を傷つけていたとしたら!?

 ───僕は彼を憎むだろう、殺したいとさえ思うことだろう。

 そうさ、戦場ではそんなことは決して珍しいことじゃない!
 その時はきっと、僕は彼を痛めつけていたときの、あの顔をしているんだ───!


「……ギーシュ」
 聞き覚えのある声に思考が中断され、ギーシュが顔を上げる。
 そこに居たのは、豊かな金髪を巻き上げた少女。
 調子に乗って傷つけた大切な人が、そこにいた。

432 :S−02 星の使い魔:2007/08/22(水) 21:53:12 ID:sSU+pJjX



「……」
「……」

 静寂が部屋を支配し続けて既に数刻。
 二人の少女は言葉を交わすこともなく、ベッドに横たわる少年をただ見つめ続ける。
 全身に巻かれた包帯も痛々しく、死んだように眠るクロード。
 ルイズはクロードの傍らに座り、シエスタはその後ろに立ち尽くして。
 その間に越えられぬ壁か、或いは埋められぬ溝があるように思えたのは、シエスタの感傷だったろうか。
 1メイルも無いはずの距離が、ひどく遠く見えた。

 傷つき倒れ、痛めつけられ、それでも立ち上がり続けるクロードを前にして、
 シエスタはただ後ろで怯え、泣き、震えるだけだった。
 誰かが救ってくれることを無力な万能者に祈り、願うばかりだった。

 だが、ルイズは違った。
 一度ならず二度も、敢然と決闘に割り込んで見せたのだ。
 二度目には自分が傷つくことさえも省みずに、己が身を盾にして。
 彼を、クロードを助けるために。

 それを目の当たりにして、改めて平民と貴族の違いというものを思い知らされた気がした。
 己が傷つくことを恐れずに、誰かを守るために一歩を踏み出す勇気。
 それこそが本当の人の上に立つべき者の高貴な魂なのだと、思わずにはいられなかった。

 クロードにしてもそうだ。
 彼はあの時、ギーシュに責められる自分を何も言わずに助けてくれた。
 きっと、彼らにとってはそれが当然であり、自然なことなのだろう。
 その強さと優しさこそが、貴族と呼ばれるべき者たちへの敬意の源なのだと、シエスタは思った。

 彼がこんな目に遭うきっかけを作ったのは自分だ。
 だからこそ自分が彼の世話をしたいという気持ちはある。
 けれど、それは私には許されないこと。

 自分はあの場で、何もしなかった。
 勇気の一歩を踏み出すことが出来なかった。
 そうしようと考えることすら、出来なかったのだ。
 そのことが、彼女にこの場からこれ以上クロードに近づく資格を失わせた。

 クロードの側に居ると、どうしようもなく胸がざわめく。
 ルイズがクロードの傍に居るのを見ると、胸が潰れそうになる。
 その痛みが、まるで与えられた罰のように足を縫い止め続けていた。

『ここで退いたら、僕は君の使い魔でいることに胸を張れない』

 クロードの言葉がリフレインする。
 耳に挟んだことがある。主と使い魔は惹かれ合い、出会うべくして出会うのだと。
 二人の勇気と優しさ、それがまるで何人も侵しえぬ絆のように見えて。
 それを感じながらも、クロードに惹かれている自分を否定することが出来なくて。

「……お食事を、お持ちしましょうか」
「……」

 揺れ続ける心を誤魔化すように絞り出した言葉に、情けなさが込み上げる。
 何て白々しい声を出すのだろう、私は。
 ルイズは無言で首を振るのを確かめ、それでは、と誰も見ていない礼をして部屋を後にする。
 どうしようもない寂しさと、ほんの少しの安堵感とともに。

433 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/22(水) 21:54:29 ID:KcZyTRwR
しえn

434 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/22(水) 21:54:33 ID:sP1LQmI7
希望バウト オールド・オスマンvs岩本虎眼(シグルイ) 支援

435 :S−02 星の使い魔:2007/08/22(水) 21:55:18 ID:sSU+pJjX



 取り残され、二人きりになった部屋で、ルイズは呟く。


 さっさと起きなさいよ、馬鹿。

 使い魔の癖に、主を待たせてんじゃないわよ。

 まだ、何も聞いてないじゃない。

 話さなきゃいけないこと、聞かなきゃいけないこと、たくさんあるんだから。

 ねえ、クロード─────









 窓の外には、静かに輝く月二つ。
 赤と青の光は、一時の安らぎを贈るように。
 全てに等しく、穏やかに煌々とハルケギニアの大地を照らしていた。




436 :ほしをみるひと:2007/08/22(水) 21:57:37 ID:sSU+pJjX
以上、短めだけど今回はここまで。
原作でもそうだが、教師どもは見てないで止めろと。
ギーシュの安全だって保証されてないだろうに……

余談ですが、youtubeで色々BGM流してモチベーション保ってます。
歌は良いねえ、リリンが生み出した文化の極みだよ。

【HEATS】【STORM】【DRAGON】

……あれ?

437 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/22(水) 21:59:54 ID:q585FHQJ
>>436
乙、そしてそのラインナップ・・・今なら君とシンクロ率400%でゲッターチェンジ出来る!

438 :MtL:2007/08/22(水) 21:59:55 ID:KkEOL2FT
10時10分ごろに投下しますー。

439 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/22(水) 22:00:05 ID:ytvQe7j1
しかし、ロニキスパパンはハルケギニア的にはどの程度のメイジに分類されるんだろうな。
メテオスオームは強引に解釈すれば土系統だと思うが、スクエアじゃ到底足りないよな。
運がよければ、マナの祝福がなくともゴールドを連金できる世界だし。

440 :Zero ed una bambola:2007/08/22(水) 22:01:42 ID:SWPQLFHZ
…mtlさんのあとに投下します

441 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/22(水) 22:04:28 ID:XA3TgY/m
紋章術って紋章刻んで術を使うって設定だったと思うんだけど、
当然紋章を刻んであるのは術者の体だよな?
大量の術を使える術者の体って紋章だらけなのか…?

442 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/22(水) 22:05:13 ID:BYpkwNEB
>>436
なんというゲッター線w

443 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/22(水) 22:05:55 ID:jvopYYYX
>>442
これはゲッターエンペラー様を召喚しろとのお達し。

444 :MtL:2007/08/22(水) 22:05:55 ID:KkEOL2FT
おおう、見落としてましたZero ed una bambolaさん、お先にどうぞー

445 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/22(水) 22:05:59 ID:YC701Hd9
>>441
セリーヌさんの両足がそう。

446 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/22(水) 22:06:06 ID:LTpMwXlc
同系列の紋章は、互換性があるんじゃないか?
例えば上位紋章は下位紋章を兼ねるとか、他の紋章と共通する記述があるとか。

447 :Zero ed una bambola:2007/08/22(水) 22:07:33 ID:SWPQLFHZ
いえMTLさんお先にどうぞ

448 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/22(水) 22:07:43 ID:C//FaPDA
GJ

きしめん聞きながら読んでごめんww

449 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/22(水) 22:08:20 ID:YC701Hd9
じゃあウルザ支援!

450 :MtL:2007/08/22(水) 22:08:29 ID:KkEOL2FT
むう、申し訳ありません。
では10分から

451 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/22(水) 22:11:55 ID:QI6nix1+
>>443
エンペラー登場でそこの太陽系がやばいw

452 :MtL:2007/08/22(水) 22:11:56 ID:KkEOL2FT
マジシャン ザ ルイズ (5)あなたもわたしも

ガリアとトリステインの国境沿いに位置するラグドリアン湖、その近くにある古ぼけた建物、旧オルレアン公爵屋敷。
かつて将来有望とされたものの、王位を継いだ弟ジョセフ一世に謀殺されたと噂される王兄の屋敷である。
今、そこには驚くべき短期間でアルビオンを掌握した怪人、ワルドの姿があった。
邸内にいる他の住人は老執事ペルスラン、それに気のふれた婦人だけである。

ワルドは先日からこの屋敷に、ガリア王ジョセフ一世の知り合いという触れ込みで滞在している。
素性の確かではない、更にはジョセフ王の知人を名乗る人間の滞在を許すようなペルスランではなかったが、男が振りまく絶望的な何かに逆らうことが出来ず、その滞在を認めていたのだった。
加えて先日、北花壇騎士を名乗る刺客が現れ、その結果として催された一方的な虐殺劇を目撃してしまってからは反抗する気力すら萎えてしまっている有様である。


その屋敷の一室、先日から寝泊りしている客室で、ワルドは紅茶を飲みながら小さくため息をついた。
窓から見える景色は闇に包まれ、天には優しい光を放つ月が昇っている。
既に、北花壇騎士を名乗る刺客を六人ばかり相手にした。
だがそれは、ワルドにとって実に退屈極まりない余興でしかなかった。
もっと心躍る戦いを望んでいたというのに、出てきたのは力を使わずとも相手に出来るような小物ばかり。
これではわざわざガリアまで足を運んだ甲斐が無い、いっそエルフでも現れてくれないかと思い始めたとき、暗闇の中で何かが動いた。
それを察知したワルドは、猫科の動物を思わせる身のこなしで窓から勢い良く飛び出し中庭に降り立った。

闇の中には悪魔が住まう。
ワルドは暗い視界に目を凝らしながら、そんなことを思い出した。
果たして、宵闇の奥には全長25メイルにも達しようかという、巨大な剣士人形の姿があった。
その肩には男、金髪の髪から尖った耳を突き出した、エルフが立っている。
エルフ、ハルケギニアのメイジ達から最も恐れられる存在が口を開く。
「私は"ネフテス"のビダーシャル。出会いに感謝を」

そう告げられたワルドこそ、この出会いに感謝して打ち震えた。
「エルフ、エルフか!?いいぞ!遂に面白そうな相手に出会えたじゃないか!」
頬を高潮させ、興奮した様子のワルドを見ながらも、ビダーシャルは冷静に続けた。
「お前に要求したい、どうか抵抗しないで欲しい。我々エルフは無益な戦いを好まない。
 我はお前のお前の意思に関わらず、お前をジョセフの元に連れて行かねばならない。
 どうか穏やかに同道願えないだろうか」
エルフと名乗り、相手に恐怖を呼び起こす。蛮人相手の交渉の常套手段であったが、目の前の男には通じない。
むしろ喜び勇んで走り寄ってくる姿を見て、ビダーシャルは違和感を覚えずにはいられないのであった。

「さあ!エルフのビダーシャル!お前の力を見せるがいい!」







453 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/22(水) 22:12:08 ID:XA3TgY/m
>>445
ああ、だから白いニーソックス履いてるのか

454 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/22(水) 22:12:11 ID:FO1O3dMV
>>441
紋章を何らかの媒体に書き込んでそれに精神力注ぎ込めばOKらしい
SO2のレオンは持ってる本に紋章書き込まれてるみたい

455 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/22(水) 22:12:10 ID:HX1isShv
押し入れから黒単ゾンビやら黒単ハンデスやら黒単スーサイド引っ張り出しながら支援

456 :MtL:2007/08/22(水) 22:14:44 ID:KkEOL2FT
「えー、皆さん、明日から夏季休暇となりますが、早寝早起き、普段通りの規則正しい生活を心がけてください。
 休みだからと羽目を外しすぎてはいけませんぞ、それからそれから…おおっと、もう時間がっ!
 いいですか!皆さん!詳しいことは夏季休暇のしおりに書いてあります、必ず読んでくださいね!」
トリステイン魔法学院。
口早にまくし立てているのは光る頭が麗しい教員、ミスタ・コルベールである。
季節は既に夏、ついこの間まで春の優しい陽気だったものが、今では身を焦がすような厳しい熱気に変わっている。
トリステイン魔法学院では、この時期になると夏休みという形で長期休暇に入る。
そして、コルベールの発言にもあったように、明日からはその夏季休暇なのである。
「それでは、新学期に元気な顔でお会いしましょう!」


「それでルイズ、あんたは夏季休暇の間はどうするのよ」
慌てて飛び出したコルベール、それに続いて大部分の生徒も教室から出て行き、残ったのはルイズとキュルケにタバサ、その他数名の生徒だけである。
「別に予定なんて無いわよ。使い魔が張り切っちゃってるから、私一人実家に戻るわけにも行かないしね」
件の使い魔は今頃コルベールと合流し、また建造現場か、火の塔にでも向かったに違いない。
「そういうあんたはどうなのよキュルケ」
「んー、本当は面倒だから国境越えて帰るつもりなんて無かったんだけどね。
 戦争も近いし、実家から休暇中だけでも帰って来いって煩いのよ、それに…」
キュルケがチラリとタバサを見やる、当のタバサはいつもの通り本を広げて読んでいた。
そんな本の虫にルイズが問いかける。
「タバサ、あなたはどうするの?」
それまで読んでいた本を閉じて顔を上げるタバサ、ちなみに本は古代の魔法の研究書であるらしかった。
「帰る」
「そうなの。そういえばタバサ、あなたの家ってどこなの?」
「ガリア」
「へー、ガリア、ガリアなんだ………ってガリア!?
 ガリアってあのガリア王国!?」
驚きに思わず声のボリュームが大きくなったルイズに対して、タバサがこくりと頷いた。
「驚いたわ…タバサも留学生だったのね。
 だからツェルプストーとも留学生同士仲が良かったのね」
「まあ、それだけって訳じゃないんだけどね」
意味ありげにタバサを流し見るキュルケ。
「へぇ、何があったか知らないけど、人に歴史有りって訳ね」
「そうよ、今度あんたにも機会があったら話してあげるわ」

アルビオンから戻った後すぐに倒れたルイズを付きっ切りで看病した二人である。
多少なりとも距離が縮まった二人との関係を、ルイズは悪くないと思った。

「ははは、夏季休暇の予定を話しているのかい?」
そしてルイズを看病したもう一人、ギーシュが話の輪に加わろうと話しかけてきた。
「ええ、そうよ。
 ギーシュ、そういうあんたはどうするのよ?」
「僕は寮に残るつもりさ。モンモランシーも一緒にね」
「モンモランシーも?
 ………ねぇギーシュ、まさかあんたモンモランシーにいやらしいことしようなんて考えてるんじゃないでしょうね?」
ルイズが疑惑のまなざしでじろりと、目前の好色一代男を見つめた。
「な、なななな、何を言っているんだい!
 僕のような紳士がそんなことを考えているわけが無いじゃないか!」
「ふーん、まあいいけどね。後で一応モンモランシーには忠告しておくわよ」
「む、むぐぐぐ………」


457 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/22(水) 22:16:14 ID:kw4CHUN/
しえん

458 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/22(水) 22:17:05 ID:HX1isShv
紳士という名の変態支援

459 :MtL:2007/08/22(水) 22:18:14 ID:KkEOL2FT

そんなやり取りを傍観していたキュルケがくすりと忍び笑いを漏らす。
「何よツェルプストー、気持ち悪い笑い方なんかして」
「いえ、ちょっと面白くてね」
今度は誰にでも分かるようにくつくつと笑い出だすキュルケ、それを見たルイズが心底気味悪そうにキュルケに聞いた。
「ホントどうしたのよ、胸に栄養行き過ぎて頭がお天気にでもなったの?」
「そんなわけ無いじゃない、自分の胸が栄養失調だからって僻まないでよ。
 私が思ったのはね、ルイズ、あんたちょっと変わった?」
「はあ?」
突然のキュルケの言葉に、口を開けたまま世にも面白い表情で聞き返すルイズ。
ルイズだけではなく、ギーシュも意味が分からないという顔をしている。
当然だがタバサは面を下げて本を読んでいた。

「さっきのギーシュとのやり取りもそうだったけど、あんた最近随分と余裕が出てきたじゃない。
 以前のあんたならもっとキリキリして、自分のことで手一杯って感じだったわよ。
 それがギーシュと話しててモンモランシーの心配までするなんて、周りってものが見えるようになったじゃないの」
「そうかしら?私は普段どおり、いつもの自分だと思うけど」
「本人がそう思ってるほど、あんたは昔のあんたじゃないってことかもね。
 あたしとしては、からかいがいのあるゼロのルイズの方が良かったけどね」
言いながら杖でつんつんとルイズの胸を突く仕草をするキュルケである。
「ふん、私はもう大人なの、そんな安い挑発になんて乗らないわよツェルプストー」
と、語りながらも握り締めた拳が微妙に震えているルイズであった。


                            はい皆さん、ご一緒に!
                              ―――ギーシュ

460 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/22(水) 22:18:32 ID:YC701Hd9
あとがき支援

461 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/22(水) 22:18:59 ID:7lZ42Ord
やってた当時魂喰いメインの黒緑デッキが大好きだった支援

462 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/22(水) 22:20:17 ID:kw4CHUN/
最後のギーシュはなんだw
おちゅ

463 :MtL:2007/08/22(水) 22:20:24 ID:KkEOL2FT
投下終了です。
こういう不思議なカード名を使えるのはこの辺が最後かなと…

話は変わりますが、wikiを編集してくださってる方、有難うございます。
休みを明けて確認したらとても充実していて驚くばかりです。
本当に有難うございました。

464 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/22(水) 22:20:31 ID:cy+YAxtt
ウルザの支援

465 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/22(水) 22:20:46 ID:KcZyTRwR
ワルドの怪人振りは古き良き時代の敵役を思い起こさせて非常にGJ!
投下乙でした。

466 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/22(水) 22:21:55 ID:HAi9xWvE
ワルド生き生きしてるなあw

467 :Zero ed una bambola:2007/08/22(水) 22:22:39 ID:SWPQLFHZ
10分後に投下します

それと文章の行間について変更しました。


468 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/22(水) 22:24:35 ID:bElpEQC8
ワルドもはや別人だな

469 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/22(水) 22:25:08 ID:LTpMwXlc
>>468
奴はワルドじゃなくて、悪怒だからな

470 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/22(水) 22:26:36 ID:ikIg5BFi
>>422
> あと、主人公がフーケのことを屑呼ばわりしていますが、
> 原作では「職業・殺し屋兼盗賊」のフランカーとマブダチになることも
> あるんですよね。
海外の古いゲームブックってそういうもんでしょ(超偏見)。
厳しい世界で生きてきた雰囲気が伝わってきて非常に良い感じだと思うですよ。

471 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/22(水) 22:30:23 ID:FcMGIEOs
ここまで見事に敵役に徹してるワルドは俺大好きだぜ

472 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/22(水) 22:33:22 ID:9EmaURg8
MtLのワルドは確固たる意志の元に行動するなら面白い

473 :Zero ed una bambola:2007/08/22(水) 22:34:22 ID:SWPQLFHZ
Zero ed una bambola   ゼロと人形



教室にはもうほとんどの生徒が集まっていた。そして生徒の数だけ使い魔がいる。

「うわぁ」


様々な生き物にアンジェリカは目を奪われ感嘆の声をあげる。

「アンジェここに座るわよって何であんたがこっちにくるのよ!」
「いいじゃな。どこに座ろうとあたしの勝手でしょ」

ルイズが席に着くと隣にキュルケがやってきた。
ちょうどその時、紫色のローブを身に包んだ女性が現れ、口を開いた。

「皆さん。春の使い魔召喚は大成功のようですわね。おや、ずいぶん可愛らしい使い魔ですね。ミス・ヴァリエール」

シュヴルーズがそういうと教室はどっと笑う生徒と可愛いと口に出す生徒に分かれた。

「ゼロのルイズ!召喚できないからって、可愛い女の子を誘拐してくるなよ!」
「誘拐!ふざけたこというんじゃないわよ!ミセス・シュヴルーズ!かぜっぴきがわたしを侮辱します!」
「かぜっぴきだと!俺は風邪なんか引いてない!風上の・・・」
「はいはい、みっともない口論はおやめなさい。いいですか、お友達をゼロだのかぜっぴきだの呼んではいけません」

シュヴルーズがそういって二人を諭そうとした。

「ミセス・シュヴルーズ、ルイズがゼロは事実です。事実を言って何が悪・・・」

マリコリヌは最後までしゃべることができない。彼の口に赤土の粘土が張り付いていた。

「あなたはその格好で授業を受けなさい。では授業を始めます」




474 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/22(水) 22:36:03 ID:KcZyTRwR
ワルドって原作だと鳴り物入りで登場したのに霞のように消えていく
「線香」のワルドだからな。生き生きしてるの見るとワクワクしてくる。

475 :Zero ed una bambola:2007/08/22(水) 22:37:07 ID:SWPQLFHZ
ルイズが怒鳴りあっている間、キュルケはというとアンジェリカと戯れていた。

「アンジェちゃんかわいいわね〜」

キュルケはそういってアンジェリカを膝の上に乗せる。

「あら、ちょっと見かけのわりに重いわね」

少し苦しげにぼやく。そのまま授業を受けていたキュルケだったが、ようやくルイズがそのことに気付いた。

「ちょっとキュルケあんた何してんのよ。早くアンジェをおろしなさいよ」
「ええー、かわいいからもう少しだけいいでしょう」
「アンジェ、いやよね?そいつの膝の上なんて」

ルイズがムキになってアンジェリカをキュルケから引き離そうとしているとシュヴルーズに注意されてしまった。

「ミス・ヴァリエール!私語を慎みなさい!そんなに授業が退屈ですか?」
「いえ、その」
「ならあなたにやってもらいましょう。さあこの石を望む金属に変えるのです」
「ルイズやめて!」

思わずキュルケが叫ぶ。だがルイズはそれを無視し、緊張した顔つきで前に進み出る。

「アンジェちゃん。隠れるわよ」
「キュルケちゃん、どうしたんですか?」
「どうしたもこうもないわよ、危ないから隠れるの」

キュルケはそういってアンジェリカを机の下に隠れさせる。

「フレイム。ちゃんとアンジェちゃんを守るのよ」
きゅるきゅる

他の生徒たちも同様に隠れる。しかしルイズは意に介さず、自身の魔法に集中する。そして杖を振り下ろす。


シュヴルーズは常識的な教師だ。ミス・ヴァリエールが魔法を使えないという話は聞いていたし、彼女が努力家だということも知っていた。
だがしかし、誰が魔法が失敗したら爆発するなんて考えるだろうか。いや普通はそんなことは考えない。だったら事前に教えて欲しかった。ミス・ヴァリエールは魔法に失敗したら爆発を起こす、と。
爆風に吹き飛ばされる中、シュヴルーズはそんなことを考えていた。

「ちょっと失敗したわね」

―どこがちょっとだ―

皆の心が一つになった。





476 :Zero ed una bambola:2007/08/22(水) 22:40:05 ID:SWPQLFHZ
「ミス・ヴァリエール・・・」
「はい!何でしょうかミセス・シュヴルーズ」
「魔法が失敗したことは咎めませんが、しかし!この惨状はどういうことですか?」

シュヴルーズが指差す先、教室はめちゃくちゃだ。ルイズは目線でアンジェリカを探す。どうやら傷一つ負っていないようだ。

「大丈夫みたいね」
「どこが大丈夫みたいね、ですか!ミス・ヴァリエール!あなたには教室の片づけを命じます」
「わかりました」

ルイズはがっくりとうなだれた。
そして生徒達は使い魔と供に教室から出て行き、教室にはルイズとアンジェリカが取り残される。

「失望したでしょアンジェ?」
「はい?」
「わたし魔法が使えないのだからゼロのルイズなんて呼ばれているのよ」
「?」

アンジェリカはよくわからないといった表情でルイズを見詰める。

「はぁ。もういいわ。そういえばあんた魔法知らないのよね?」
「はい、よく知りません。でもあの爆発はすごかったですね」

アンジェリカを失望させずにすんだことに安堵したものの、失敗魔法の爆発に話が変わろうとしていた。慌てて話を摩り替える。

「そ、そういえば、朝のあれ。えーとAUGだっけ?それなに?」
「AUGですか?」

アンジェリカはヴィオラのケースからAUGを取り出し、構え、初弾を装填する。

「そうよそれ。何なの鉄砲?」
「えっとですね。これはステアーAUG、ブルパップ式の突撃銃です。全長は690mm、重量は3.3kg。5.56mmNATO弾をダブルカラムで30発装填出来ます」
「よ、よくわかんないけど、鉄砲なのよね。初めて見たわ。アンジェ、ちょっと貸してくれない?」

そういってアンジェリカからAUGを受け取る。

「何か話に聞いていたのと形が違うわね。どうやって撃つの?」
「ルイズさんストックを肩につけて、そうです。」
「こ、こうかしら」
「はい、それでトリガーを引けば撃てますよ」

ルイズアンジェリカにいわれるままに構え、銃口を窓に向ける。

「音と反動に気を付けてくださいね。」

そしてトリガーを力一杯引く。



477 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/22(水) 22:41:27 ID:PEcpTZpE
撃たせちゃらめぇえ支援

478 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/22(水) 22:41:53 ID:tonFsw+T
支援n


479 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/22(水) 22:42:53 ID:HX1isShv
ルイズの肩がピンチ支援

480 :Zero ed una bambola:2007/08/22(水) 22:42:56 ID:SWPQLFHZ

数百羽の鳥が一斉に羽ばたくような規則的な騒音。肩に伝わる強い反動。そして床に散らばる30の薬莢。全てが予想外だった。思わずルイズは尻餅をつく。

「ルイズちゃんだから気を付けてっていったのに」
「あ、アンジェ、あんたこれ凄いわね。びっくりしたわ」
「はい、この前はこれで敵を三人やっつけてマルコーさんにも誉められました」

アンジェリカは笑顔でそう答える。

「やっつけたってアンジェ、どういう・・・」
「それよりもルイズさん、早く片付けましょう。お昼ご飯に間に合いませんよ」
「そ、そうね」

後で詳しく聞こう。ルイズはアンジェリカのことをよく知らない。だから彼女自身のことをもっと教えてもらおう、そう考えながら教室を片付ける。




Episodio 4

Il grande fucile dell'angelo
天使の大きな銃


481 :Zero ed una bambola:2007/08/22(水) 22:45:03 ID:SWPQLFHZ
投下完了、長さがうまい具合に調整できなかった。

ともかくようやくAUG撃たせることができた。まぁ撃ったのルイズだけど

支援に感謝します

482 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/22(水) 22:47:03 ID:vxNmK9R5
>>459 >はい皆さん、ご一緒に!
       ∩  
   ( *゚∀゚)彡  おっぱい、おっぱい!
       ⊂        

支援

483 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/22(水) 22:47:28 ID:egGoJZcO
この雰囲気やよし!
そしてアンジェリカの異常さに気付くときの、ルイズの懊悩がまた楽しみでよし!

すなわち、GJ!!

484 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/22(水) 22:47:42 ID:4k81L7cJ

ヒットマンだし命令に忠実なのがウリだから補給とか考えないよなあ……そうだよなあ…
トリエラひいたらきっと初顔合わせ即鮮血だったな

485 :使い魔と主 ◆l.31uNGyUE :2007/08/22(水) 22:48:58 ID:pL5Sml97
乙〜そしてお久しぶりです。
では予約ないし、投下しちゃいますね

486 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/22(水) 22:49:54 ID:egGoJZcO
使い魔殿、しかと見聞いたす。ささ、参られよ。

487 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/22(水) 22:51:09 ID:tonFsw+T
では、支援

488 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/22(水) 22:51:22 ID:C//FaPDA
ちょっと重いだけか?と思った俺は乙女心理解してないなorz

489 :使い魔と主 ◆l.31uNGyUE :2007/08/22(水) 22:53:02 ID:pL5Sml97
「幻想殺しぃ!?」
「そ、そいつが異能の力なら無条件でなんでも打ち消しちゃうのです」
 昔、同じように説明をして同じような反応を取られたのを思い出した。
 タバサ以外の三人が、打ち合わせする事なく同時に驚きの言葉を口にする。
 あの件から一時間、五人は簡単な夜食を取るため、たき火の周りでタバサとキュルケが持参した肉を焼いていた。周りが炎によって明るくなり、互いの顔がはっきしと見える。
 背中の傷をモンモランシーの『水』の魔法で治してもらった当麻に、キュルケは自分が抱いている質問をぶつけた。
 先の件で自分とタバサの魔法を打ち消したからくりを。
 その返答が、当麻の右手の能力説明である。
 三人はポカンという擬音が似合うくらいに目を丸くし、タバサもまた僅かながら驚いているようだった。
「そうか……だから僕のワルキューレを右手一つで壊せたのか……」
「フーケとの対決でそれを使ったのね……」
 キュルケとギーシュは以前にも、当麻の幻想殺しの能力を直ないし間近で見た事があったためか、自分達で勝手に納得しているようである。
 ただ一人、モンモランシーだけが当麻に話しかけた。
「そんなの最強じゃない。どんな魔法ってスクエアスペルでさえもでしょ?」
「いや最強って程でもねえよ。範囲はこの手首から右手までの範囲だし、あんたの治療魔法が体全体に及ぼす効果だったら逆に打ち消しちまうんだ」
 言わばジョーカーを打ち消すスペードの三かな、と当麻は付け加えたが、モンモランシーにはどうやらわかっていない様子。
「でも、魔法使いに対してはかなり有利な展開にもっていけるわね。タバサと二人がかりでも負ける可能性もあったわけだし」
 ポン、と無表情であるタバサの頭にキュルケは手を置いた。
 嫌みではなく、ただ純粋にその右手の能力に対して感嘆する。
「ま、そん代わり剣を使う人にはなんの効果も得られないんだがな……つまりは一長一短だな」
 当麻は簡潔に結論を述べると、今度は彼がキュルケ達に質問をぶつけた。
「んで、なんでまた水の精霊を襲ってたんだよ?」
「あなたたちこそなんで水の精霊を守っていたのよ?」
 質問を質問で返すのはあまり好まれないやり方ではあるが、当麻は特に気にせず、今までの経緯を説明した。
 むしろこっちの状況も説明する予定であったので、先にすませようかと思っていたほどでもあった。

490 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/22(水) 22:54:21 ID:HX1isShv
>>488

むしろ負荷がかかって変形したキュルケのふとももを妄想してた俺

491 :使い魔と主 ◆l.31uNGyUE :2007/08/22(水) 22:54:29 ID:pL5Sml97

「……つーわけでルイズが惚れ薬を飲んじゃって今頃シエスタと禁断の恋が中盤に差しかかってるかもしれないんですッ!」
 自分で言っててなんだが、それはそうとうまずいのでは? と思わず心の中で尋ねてしまった。
 あまり使われる事のない当麻の頭が回転し、鮮明にその状況が思い描かれる。
(あ……マテマテルイズ、ソレ以上前に倒れちゃダメだ! シエスタ耐えるんだ……って何受け入れちゃってるんですか!? 待って、ソレ以上は……ぁあぁあああぁああああ!!)
 その、何やら文章では表現するのがまずいシチュエーションを当麻は頭に浮かべて、ウガーと両手を頭に抱える。
「そんな事があったのね……。しかし惚れ薬なんてなんで作ったの?」
 キュルケは、パクリと小さく肉をかじるモンモランシーに尋ねる。
「べ、別に作ってみたかっただけよ」
 質問の内容があまり触れてほしくなかったのか、モンモランシーは割と早口で答えた。
「まったく、自分の魅力に自信のない女って最悪ね」
 呆れられた口調に、モンモランシーはこめかみに血管を浮かべて声を荒げた。
「うっさいわね! しかたないじゃい! このギーシュったら浮気ばっかりするんだから! 惚れ薬でも飲まなきゃ病気が治んないの!」
「もとを辿ればぼくのせいなのか? うーむ」
「つかそれだったら別れればいいんじゃねえーのか?」
 もっともな答えを、当麻は意識せずに答える。
 しばらく静まる周囲、そしてモンモランシーの顔が真っ赤に染まると、指をいじくりながら独り言のように喋る。
「べ、別にギーシュが好きとかそういうわけじゃないのよ? ただギーシュがわたしの事を好きになったのに他人の女の子といちゃいちゃするのはいろいろとどうかな〜って思っているだけなのよ? 別に振ってもいいけどそれだったらギーシュがかわいそうでしょ?」
「もしも〜し。一人でマシンガントークを繰り広げられても誰も返事できませんよ〜?」
 ハッとなり、みなの視線がこちらに向いている事に気付く。モンモランシーは恥ずかしながらも、プイッと視線を明後日の方向へ向ける。
「と、とにかく! わたしたちは水の精霊の涙が必要なのよ!」
 ふーん、といやらしい笑みを浮かべながら、適当にキュルケは相槌をとった。
「でも、それだと困ったわね……。あなたたちとやり合うわけにもいかないし、かといって水の精霊を退治しないとタバサの立つ瀬はないし……」

492 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/22(水) 22:56:06 ID:egGoJZcO
すなわち、支援にござる。

493 :使い魔と主 ◆l.31uNGyUE :2007/08/22(水) 22:56:46 ID:pL5Sml97
「つかそっちの理由はなんなんだ?」
 当麻はようやくキュルケ達の理由を聞こうとしたが、今度は困った顔を浮かべられた。何か言えない事情があるのか? と思い、とりあえず様子を見る。
 キュルケはたき火の炎を無表情で見つめてるタバサに目をやると、ため息を吐いた。
 なんで答えるだけなのにそのように悩むのだろう? と、当麻は不思議に思う。むしろ聞いてはいけなかったのだろうかと逆に感じてしまい、頭を掻く。
「あー、いやそんなに悩むならいいんだが……」
「え、あ。ち、違うのよ。ええと、ほら、タバサのご実家に頼まれたのよ」
 キュルケは一回息を吐くと、次はすらすらと続ける事ができた。
「水の精霊のせいで水かさがあがってるじゃない? そのせいでタバサの実家の領地が被害にあっているらしいの。それであたしたちが退治を頼まれたってわけ」
 キュルケの話を聞いて、今度は当麻が困った表情を浮かべた。それだったらキュルケ達も諦める事はできないのだ。
「あー……じゃあさ、明日水の精霊とちょっくら話さないか?」
 当麻は少し考えた後、妥当な提案を提示してみた。
 水のかさをあげるのもなにか理由があるに違いない。ならばそれもついでに自分達が解決すればいいのだ。
 キュルケの顔が驚きと疑いで混ざり合う。
「水の精霊が聞く耳なんかもってるかしら」
「それなら大丈夫だぜ。午後水の精霊と話したからな。襲撃者を退治したら水の精霊の涙を貰う約束したんだからもう一度会うしな」
 ふむ……、とキュルケは当麻の言葉を信じて頷くと、隣にいるタバサに聞いた。
「結局は水浸しになった土地が元に戻ればいいわけなのでしょ?」
 コクリ、とタバサは小さく頷く。
 どうやら交渉成立のようだ。
「よし決まり! じゃ、明日になったら交渉してみましょ!」


「水の精霊よ。もうあなたを襲う者はいなくなったわ。約束通り、あなたの一部を貰えるかしら?」
 翌朝、モンモランシーはこの前と同じようにカエルを使って、水の精霊を呼んだ。
 今回はモンモランシーの姿にはならず、アメーバみたいなままであった。
 一行の代表者としてモンモランシーは話しかける。すると、突然水の精霊はブルッと残像が見える程の勢いで震えた。その勢いでピッ、と一粒の水滴が当麻達目がけて飛んでくる。
 うおッ! おおッ!? とギーシュは慌てるが、なんとかそれを小壜の中へと入れる事に成功した。

494 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/22(水) 22:57:20 ID:tonFsw+T
支援

495 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/22(水) 22:57:33 ID:hGm49+o4
支援にござる

496 :使い魔と主 ◆l.31uNGyUE :2007/08/22(水) 22:59:20 ID:pL5Sml97
 おし、これでルイズが元に戻るなーと感心していたら、用件を終えた水の精霊が帰ろうとしたので、当麻は引き止める。
「って待てい! そんなちゃっちゃっと帰るなんて。せっかくこちらが苦労して手に入れたんだから少しは余韻に浸りなさいッ!」
 だからもう少し丁寧に話しなさいッ! とモンモランシーに叩かれるのが報酬であった。
 しかし、水の精霊は特に気にした様子もなく(気にする様子がわからないが)再び水面にあがってくると、今度はモンモランシーの姿へと変わった。
 もちろん昨日と同じ恰好。今度はキュルケやタバサといった女の子がいるため、モンモランシーは恥ずかしそうに呟いた。
「何て言うか、これって反則じゃないのかしら?」
「どうした? 単なる者よ」
「出血大サービスをやっててさ。どうして水かさを増やしているか教えてくれないか? もしかしたら俺達に手伝える事があるかと思ってな」
 水の精霊は再び様々な表情に変えていく。これがどうやら悩んでいるポーズなのだ。
「お前たちに任せてよいものか我は悩む。しかし、お前たちは我との約束を守った。ならば信用して話してもよいことと思う」
 当麻は内心、サンキューと呟く。ここで断られたら全てが意味を成さないからである。
 今度は、さまざまな形状に変化していく。が、結局はモンモランシーの姿に落ち着くのであった。
「数えるほどもおろかしいほど月が交差する時の間、我が守りし秘宝をお前たちの同胞が盗んだのだ」
「秘宝か?」
「そうだ。我が暮らすもっとも濃き水の底からその秘宝が盗まれたのは、月が三十ほど交差する前の晩のこと」
 いつなんだ? と小さくモンモランシーに尋ねると、大体二年前ね、と返事が返ってきた。
「じゃあなんですか? あんたはそいつを盗まれたから水かさを増やし続けたのか? なんかうまく話が繋がらないぞ……」
「何を言う。水が浸食し続ければいずれ秘宝に届くだろう。水がすべてを覆い尽くすその暁には我が体が秘宝のありかを知るだろう」
 なんつー気の長い話なんだろ……と思う。
 果たして何年かかるのだろうか? 数字に換算したらとんでもない数になりそうだ。
「それだと困っちゃう人がたくさん出るからいろいろとまずいくないか? てなわけで、俺たちに任してくれないか?」
「ああ、お前たちを信用しよう」
 どうやらうまくいったようだ。もっとも、その秘宝を取り返さなければ意味がないのだが……。

497 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/22(水) 22:59:56 ID:MPbc2MYr
モンモンはツンデレ1号。ルイズはツンデレ2号。何故なら技の1号力の2号支援

498 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/22(水) 23:01:07 ID:hGOavsv1
>>497
力と技のV3は誰よ支援

499 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/22(水) 23:01:49 ID:tonFsw+T
支援

500 :使い魔と主 ◆l.31uNGyUE :2007/08/22(水) 23:02:15 ID:pL5Sml97
「んじゃまあ名前を教えてくれないか? 探したくても名前わからなきゃ意味ねーし」
「『アンドバリ』の指輪。我と共に時を過ごした指輪」
 オーケー、期待を裏切らないいい名前だな。と秘宝の名前の出来に納得していると、モンモランシーがなにかを思い出すかのように呟く。
「なんか聞いたことがあるわ」
 少しだけ思考を巡らせ考えこむ。
「『水』系統の伝説のマジックアイテム。たしか、偽りの生命を死者に与えるという……」
「そのとおり。誰が作ったものかはわからぬがな。死は我にはない概念ゆえ理解できぬが、死を免れぬお前たちにはどうやら『命』を与える力は魅力と思えるかもしれぬ。
 しかし『アンドバリ』の指輪がもたらすものは偽りの命。旧き水の力……、所詮益にはならぬ」
「盗んだやつとかわからねえのか?」
「風の力を行使して、我の住み処にやってきたのは数個体。眠る我には手を触れず、秘宝のみを持ち去っていった」
 モンモランシーが昨日言った言葉を思い出す。そのような風の使い手は、相当な使い手らしい。
 どうやら当麻が思っている以上に、困難な問題でありそうだ。
「そいつらの名前とかわかるわけないよな……?」
「確か個体の一人がこう呼ばれていた。『クロムウェル』と」
 って寝てたんじゃねえのかよ! と突っ込みそうになったが、それを再び呑みこむ。当麻と水の精霊、概念が違うのだからどうしようもないのである。
 そんな当麻をよそに、キュルケはその名に覚えがあったようだ。
「聞き間違いじゃなければアルビオンの新皇帝の名前ね」
「へぇ〜ってそいつが相手とかはさすがに勘弁してほしいな……クロムウェルとか他にもいんだろきっと」
 当麻はあまり不幸にならないような展開を望んだ。なにせ指輪を取り返すために一国の皇帝と戦わなければならないのは少しぶっ飛んでいる。
 基本めんどくさがりやの当麻は、そうならないでほしいなと思いながら結論を水の精霊に述べる。
「じゃあ俺らが取り返すからよ、水かさを増やさないでいいか?」
「わかった。指輪が戻るのなら水かさを増やす必要もない」
「サンキュ。んで、いつまでに取り返せばいいんだ?」
「お前たちの寿命がつきるまででかまわぬ」
「ってずいぶん優しいなそこはッ! まぁこっちからしてみれば嬉しい限りだが……」
「気にするな。我にとっては明日も未来もあまり変わらぬ」
 このまま死ぬまで放置してもいんじゃねえのか? とよからぬ事を思う。

501 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/22(水) 23:02:39 ID:egGoJZcO
>>498
エレオノール殿ではござらぬか支援。

502 :ゼロの使い魔―銀眼の戦士―:2007/08/22(水) 23:03:10 ID:WTgUv4DU
主さんの後に…予約無ければ投下してもいいかなぁ〜〜〜ワルキューレ細切れ祭りを…

503 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/22(水) 23:03:36 ID:acEaKhg+
>>498つニーシュ支援

504 :使い魔と主 ◆l.31uNGyUE :2007/08/22(水) 23:04:21 ID:pL5Sml97
 何と言うか話術の長ける人に騙されるタイプだな、と当麻は水の精霊のキャラを決定づけた。

 これで話が終わったと判断したのか、水の精霊が再び姿を消そうとした。
 しかし、
「待って」
 全員がその声の持ち主に振り向く。
 タバサであった。
 滅多に口を開かない彼女が、なぜ水の精霊を呼び止めるのだろうか?
 皆が同じ疑問を抱く中、タバサは周りを気にせず話を進めた。
「水の精霊。あなたに一つ聞きたい」
「なんであろう?」
「あなたはわたしたちの間で『誓約』の精霊と呼ばれている。その理由が聞きたい」
「単なる者よ。我とお前たちでは存在の根底が違うゆえ、深く理解はできぬ。しかし我が思うには、我の存在自体がそう呼ばれる理由であるのだろう。
 我に決まったかたちはない。しかし、我は変わらぬ。お前たちが目まぐるしく世代を入れ替える間、我はずっとこの水と共にあった」
 正直当麻には何を言っているのかさっぱりであった。ただ、タバサが時折頷いてはいるので、おそらく彼女は理解しているのであろう。
「変わらぬ我の前ゆえ、お前たちは変わらぬ何かを祈りたくなるのだろう」
 タバサは最後に大きく頷くと、目をつむり手を合わした。キュルケは優しく肩に手を置いた。
 どうやら二人だけの秘密のようである。それならば仕方ない、そっとしとくべきである。

「あんたも誓約しなさいよ。ほら」
「なにを」
 ピキリとモンモランシーの頭の中で何かの音がすると、ギーシュを思いきりグーで殴った。
「な・ん・の! ためにわたしが惚れ薬を調合したと思ってるの!」
 ああ! とギーシュは、納得したようにぽんと手を叩く。再びモンモランシーが殴る。
「えぇと、ギーシュ・ド・グラモンは誓います。これからさき、モンモランシーを一番目に――」
「違うでしょ! 『一番』じゃないの。わたし『だけ』でしょ! あんたのことだからすぐに二番三番を作るでしょーが!」
 それから、ギーシュはモンモランシーの要望通りの誓約をした。もっとも、それが守られるかと聞かれたら、答えは果てしなく『微妙』であるが……。

505 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/22(水) 23:04:24 ID:MPbc2MYr
>>501>>503
では4号ことライダーマンは誰だろう支援

506 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/22(水) 23:04:41 ID:4k81L7cJ
>>501
力技のV3!とか思ってしまった

507 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/22(水) 23:05:26 ID:tXkqDopm
旧き水の力……旧き水の神の力……水の旧神の力……
いあいあ支援

508 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/22(水) 23:05:58 ID:tonFsw+T
支援

509 :使い魔と主 ◆l.31uNGyUE :2007/08/22(水) 23:06:13 ID:pL5Sml97
投下終了ですッ、ようやくウェールズのターンになる……
んでは次の方どぞー

510 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/22(水) 23:07:30 ID:acEaKhg+
主の人乙でしたー
>>505
つギトー

511 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/22(水) 23:07:46 ID:nlAhFbB7
乙!
ギーシュの浮気魂は賞賛に値する。

512 :ゼロの使い魔―銀眼の戦士―:2007/08/22(水) 23:10:02 ID:WTgUv4DU
「あの爆発を起こせるならば、並以下の妖魔なら倒せると思うぞ」
「…………」
廊下を歩くのは、ルイズとイレーネの二人だ。
少し時間が遡るが、鳩尾に蹴りが決まったシュヴルーズが目を覚ますと、その惨状に愕然とし、何とか自分を取り戻すと惨状を引き起こした張本人に掃除を命じようとした。
…のだが。ルイズの側に立っていたエルフことイレーネと目が合った。
「すまん、左腕を失っているもので抱える余裕が無かった」
イレーネ自身は、言葉のまま『悪い』と言ったのだが
エルフという色眼鏡で見られている事と、左腕が無い事。あと、これは仕方ないが威圧感のある目でちょっと違う風に受け取ったようだ。

先住魔法使ってまで助けてやったんだから…後は分かるな?

と、何か凄まじい誤解をしている。
「え、ええ構いません!ここ、これでは授業は出来ませんね…!きょ、今日の授業は中止にひます!」
ものっそい声が裏返っているが生徒達は授業が潰れた事にそれなりに嬉しそうであった。

そして今になる。
イレーネ自身は、あの爆発を失敗と思っていない。
むしろ、武器になると思っている。
今はまだ、あの程度だったが鍛えれば下位の覚醒者ぐらいなら倒せる程になるのではないかと。
そう思ったからこそ出た言葉だったが、長年これを繰り返してきたルイズの琴線に触れるには十分だった。

513 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/22(水) 23:11:07 ID:HX1isShv
>>506

力と技だ
力技とか豪快過ぎるwww

514 :ゼロの使い魔―銀眼の戦士―:2007/08/22(水) 23:11:22 ID:WTgUv4DU
「…ぅるさい!魔法が使えるあんたには分からないでしょうけどね、こっちは何百回も練習したのに爆発しか起こせないのよ!?」
「使えない…と言ったはずだが」
「嘘おっしゃい!魔法もなしにどうやったらあんなに早く動けるってのよ!」
「…いいだろう、ここの最高責任者に話してからのつもりだったが…説明しておいてやる」
「聞きたくないわよ!えせエルフの言い訳なんて!!」
「おい、どこに行く!」
「放っといて!」
ルイズがその場を走り出すと残ったのはイレーネ一人だ。
ふぅ…と息を吐く。扱いにくい年齢なのだろうとは思うが、言い出したら話を聞かないのはクレアといい勝負だ。

見た目こそ20代だが、実のところ年齢は結構上。
成長はするが老化はしない。半人半妖の影響だ。
亀の甲より年の功…まぁさすがにそこまでというわけではないが、人の扱い方というもののそれなりに知っている。
あのようなタイプは熱くなっている時にどんな風に諭しても悪い方向にしか受け取らない。
つまりは放っておくのが一番なのだ。
「さて…ルイズの頭が冷えるまで…洗濯でも済ますか」

ルイズの部屋に戻り、籠を片手に…片手しかないが水場を探そうとしたが、まだ詳しくないので場所がよく分からない。当然、外にあるのだろうが
ふと窓の下を見るとシエスタが歩いていた。
結構な高さのため、今から階段を使っても間に合わないだろうとして…窓から自然に飛び降りる。
壁の引っかかりを使い一定の速度で降りていく。そのまま適当な高さまで下がると一気にシエスタの目の前に着地した。
「聞きたい事がある」
ふつーにそう言ったが、空から人が降ってきたのでシエスタは目を点にして固まっている。
「え、えっと…やっぱり魔法使えたんですか?」
「いや、使えんが…ああ、ルイズの部屋から飛び降りただけだ。途中で足場は利用したが」
「魔法より凄いですよ、それ…」
「それで、水場の場所を聞きたい」
片手に持った籠を見て目的を理解したが、飛び降りた時にマントが引っかかって少し破れてイレーネの左腕が無い事に気付いた。
「その腕…どうされたんですか…?」
「昔…な」
しまったと思ったがもう遅い。
イレーネとて、あまり説明したいものではないのだ。

515 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/22(水) 23:11:43 ID:egGoJZcO
使い魔殿。その手腕の程、まこと安定しておられる。お美事にござった。

それはともかく、>>505殿の問いかけには未だ応えが出ず。カトレア殿はツンデレにあらざれば……む!? 銀眼殿支援にござる。

516 :ゼロのトランスフォーマー:2007/08/22(水) 23:12:55 ID:hD4KOFfd
昨日は散々でしたが今日こそ投下します予約&支援

517 :ゼロの使い魔―銀眼の戦士―:2007/08/22(水) 23:13:01 ID:WTgUv4DU
「すいません…なんか聞いちゃいけないことを聞いちゃったみたいで…」
「気にするな、ある物が無ければ大抵聞かれる」
「お詫びといってはなんですが…その洗濯物はわたしがやっておきます。そのマントも直さないといけないみたいですし」
「問題無いよ。この前まで一人でやってきた事だ」
「で、でも…貴族の下着とかを扱うには、その…片手では破いてしまう恐れが…」
籠の中身を見るが…確かに片手では少し持て余す代物だ。
「…分かったよ、頼もう」
その言葉と同時にちょっと沈んでいた顔が明るくなる。
シエスタなりに左腕の事を聞いてしまった事に責任を感じていたようだ。
「それじゃあ、そのマントも直しておきますので」
マントを外すと、イレーネの四肢…もとい三肢が明確になるが…
クピ…
何かを飲み込むような音がした。
長身ながら華奢といえる程だったが、それでいて鍛えこまれた体。
一般的なものより、さらに白く透き通るような肌。
その色に合う、陽光を反射する銀色の長髪。
(……かっこいいなぁ)
別に百合っぽい花が咲いたわけではない。素直にそう思っただけだ。
片腕が無いという表現だとなんかアレだが隻腕の戦士という表現だとかっこよく見えるから不思議だ。
「直して貰う分は私の借りだな。何かやっておく事はあるか?」
「そうですね…厨房の皆が昼食に使う時の薪が足りないって言ってたんで、それをお願いできますか?」
言ってまたしまったと思った。なんせ隻腕だったからだが
「任せておけ」
と返事が返ってきたので任せる事にした。

518 :ゼロの使い魔―銀眼の戦士―:2007/08/22(水) 23:14:36 ID:WTgUv4DU
厨房近くで薪を割る事になったが…
「こんなもので事足りるだろうな」
昼頃には綺麗に割られた薪が山のように積み上げられていた。
まぁ元の腕と大剣があれば、こんなものでは済まなかったろうが…
乾燥させる必要はあるが5秒もあれば大木一本を丸々バラす事が可能だったが、鉈とこの腕ではこんなものだろう。
それでも、その妖魔や覚醒者との戦闘にも耐えうる動体視力で
転がっている薪を足で垂直に立てるのに3秒、鉈を躊躇無く薪の中心点に振り下ろすのに2秒、真っ二つに割った薪を蹴り飛ばし一箇所に集めるのに3秒
一本あたり計8秒の早業で薪を量産していった結果が…イレーネの後ろの山だ。
もちろん積み上げるのにそれなりに時間はかかったが。

そうこうしていると、預けたマントを抱えたシエスタが、なにやら慌てた様子で走ってきた。
「た、大変ですイレーネさん!…ってこんなにやったんですか!?」
「む…足りんか?」
「いえ…これだけあれば、一ヶ月ぐらいは大丈夫だと思いますけど…」
「そうか。で…何かあったのか?」
「え、ええ!ミス・ヴァリエールがミスタ・グラモンと決闘をするってヴェストリの広場に…!」
戦士同士の揉め事というのは珍しくなかったし、戦士同士が互いの全力で手合わせをするという事もあったので、その辺りあまり重要視していなかった。
「手合わせだろう?放っておいても問題あるまい」
「……ご存じなかったんですね。ミス・ヴァリエールの二つ名は『ゼロ』
   …魔法が使えないんです。それなのに魔法が使える貴族を相手にして…殺されるかもしれないんです!」
「…爆発は魔法ではないのか?」
「ミス・ヴァリエールの爆発は失敗なんです!」
(アレが失敗だと?……並以下の妖魔なら吹き飛ばせる威力と見たが)
「生きる意味か…まだ私にはテレサの言っていた事は分からんが…とりあえずルイズに付き合っていれば分かるかもしれん。広場はどこだ?」
「と、止めるってイレーネさんが止めるんですか!?無茶ですよ…平民が止めるなんて…!教師の人達に知らせて止めてもらうのが…」
「どうにでもなるさ『エルフ』…らしいんでな」
殆ど変わらない表情のまま淡々と言い、マントを受け取り片手で器用に留めると広場に向かい歩き出した。

519 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/22(水) 23:15:08 ID:MPbc2MYr
>>510
デレてない!デレてないから!って言うか男は嫌!支援

520 :ゼロの使い魔―銀眼の戦士―:2007/08/22(水) 23:17:02 ID:WTgUv4DU
こちらヴェストリの広場。
ギャラリーがルイズと相手の金髪―ギーシュ・ド・グラモンを囲んでいる。
「ゼロにしてはよくやった方だな」
そんな声があがっているのは、ルイズが爆発で青銅のゴーレムことワルキューレを一体破壊したからだろう
だが、そこまでだ。
その次にギーシュが6体のゴーレムを作り出し、ルイズに魔法の狙いを絞らせないでいた。
「確かに、君のその爆発は威力はある。現に僕のワルキューレを一体壊してくれたのだからね」
杖を持つルイズはボロボロだ。一つに爆発を起こそうとすれば他の対応が疎かになり攻撃を受ける。
「君のせいで二人のレディの名誉が傷付いたんだ。ただ君もレディだ、一言謝罪すればそれで手打ちにしようじゃないか」
普通なら、負けを認めてもおかしくない戦況だったが…あのルイズだ。
「ふざけないで…!誰があんたなんかに!」
「仕方ないな。それじゃ終わりにしよう」
ワルキューレが6体、動きながら狙いをつけさせないようにルイズに向かい、その内の一体が拳を繰り出した。
(なにもできないなんて…!やっぱりわたしって『ゼロ』なんだ…)
受ける衝撃を予想して目を閉じたが、それは襲ってこない。
ギャラリーが騒ぎ出し、さすがに妙だと思い目を開けるとワルキューレの拳を誰かの腕が受け止めていた。
「っ…!やはり今の私の腕ではこの程度でもダメージになるな」
折れてはいないが骨にヒビが入ったようだ。
ヒビ程度なら妖力が残っていない今でも放っておけばそのうち治るだろうが…今すぐにはできない。

521 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/22(水) 23:17:33 ID:YC701Hd9
>>519
じゃあアニエスで支援

522 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/22(水) 23:17:39 ID:egGoJZcO
むむ、>>505殿の問いかけに、カリーヌ殿とお応えしたい。
子持ち人妻ツンデレという新境地を開眼してしまいましたぞ支援。

523 :ゼロの使い魔―銀眼の戦士―:2007/08/22(水) 23:18:22 ID:WTgUv4DU
「な、なんで、あんたがここに!」
「それはこっちの台詞だ。しかし、酷いものだ。あの男も言っていたが…お前、謝罪して手打ちにしようとは思わなかったのか?」
「悪いのは二股の責任を人に押し付けようとしたあいつなのよ…!
   それに…人の事を『ゼロ』だって!わたしにだってプライドってもんがあるの!敵に後ろを見せない者を…貴族と呼ぶのよ!」
そう叫んだルイズを見て、イレーネが一瞬だが驚いたような顔をして目を閉じた。
「そうか…成程な…」
言いながら地面に刺さった剣に近付きそれを抜く。
「前に進むか退くか…お前も…闘う資格を持っているのだろうな」
決闘前に魔法が使えないルイズ用にとギーシュが半分戯れに作り出した物だ。
「だが、下がっていろ。ここからは私が相手をしよう」
「べ、別にいいわよ…あんなやつ、わたし一人でだって!」
「主人を守るのが使い魔の仕事なのだろ?なら私は仕事を成すだけの事だ」

ギーシュ・ド・グラモン、この場の決闘をコーディネイトした彼だったが、こんな展開は予想外だ。
ルイズの使い魔―エルフが相手になると言ってきたからだ。
今すぐにでも終わりにしたいところだが、既にワルキューレで攻撃してしまっている。
それに、ギャラリーも多数居る手前退くに退けない状況になっていた。

524 :ゼロの使い魔―銀眼の戦士―:2007/08/22(水) 23:19:43 ID:WTgUv4DU
こちら、最上階学院長室。
コルベールがもんの凄い勢いで仙人っぽい老人に話したてていた。
「『ガンダールヴ』か…見間違いではないのかね?」
「間違いありませんぞ!オールド・オスマン!あのエルフは『ガンダールヴ』です!これは大事ですぞ!」
「確かに、同じじゃな。だが…エルフが『ガンダールヴ』になったというのは…」
厄介な問題だ。ただでさえ強力な先住魔法の使い手のエルフが、あらゆる武器を使いこなすと言われているガンダールヴになったとすれば国一つ滅びかねない。
「彼女が言うには…別の大陸から召喚されたようで…そこでは『クレイモア』と呼ばれているそうですが」
「クレイモア…大剣の事じゃな。そうだとすれば、ガンダールヴとしてはこの上ない存在なのかもしれんが…決め付けるのは早計かもしれん」
「かもしれませんが…」
そこにノックが入り話が中断される
「誰じゃ?」
「私です、オールド・オスマン」
「ミス・ロングビルか…何用かね」
「ヴェストリの広場で生徒が決闘騒ぎを起こし大騒ぎになっています」
「暇なら少しでも鍛錬をすればいいものを…性質が悪いわい。で、誰が暴れておるのかね?」
「一人は、ギーシュ・ド・グラモン」
「女好きなところだけ親父に似よったあのバカ息子か…武勇の方も似てくれるとまだマシなんじゃがの。して相手は?」
「ミス・ヴァリエールです」
「ふむ…彼女か…」
魔法が使えない『ゼロ』と呼ばれているルイズとドットとはいえ、メイジだ。
止める為の言葉を吐き出そうとしたが、続くロングビルの言葉にその言葉を飲み込んだ。

525 :ゼロの使い魔―銀眼の戦士―:2007/08/22(水) 23:21:03 ID:WTgUv4DU
「ですが…途中からミス・ヴァリエールの使い魔のエルフが相手をする事になったようです。教師達は、決闘を止める為に『眠りの鐘』の使用許可を求めています」
思わずオスマンとコルベールが顔を見合わせる。
下手すれば明日にはギーシュの葬式だ。だが、ガンダールヴなのかどうか確かめたいという気もあった。
「ミス・ロングビル。万が一じゃ。万が一ミスタ・グラモンの命が危なくなった時は『眠りの鐘』の使用許可を出すと伝えておいてくれんか」
「ですが、それなら今すぐ止めておいた方がよろしいのでは?」
「ミス・ヴァリエールが使い魔を制御できているのかどうか確認しておきたいのでな」
「…分かりました」
一寸考えたが、ルイズの二つ名が『ゼロ』と呼ばれている事を思い出し納得したようだ。
去っていく足音が聞こえるとコルベールが唾を飲み込んで促す。
「…オールド・オスマン」
「うむ」
オスマンが頷き杖を振ると壁にかかった大きな鏡に、広場の様子が映し出された。

剣を握りギーシュに向き直ったイレーネだが、右腕が軽い事に気付いた。
おまけに、その剣が妙に馴染む。長年扱ってきた自分の印が刻まれたあの大剣のように。
2〜3回剣を振ると剣を下げる。
前の腕には及ばないが、かなり力とスピードが戻っていると感じた。
(…どれ程のものか分からんが…試してみるか)

526 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/22(水) 23:22:00 ID:C//FaPDA
高速剣wktk支援

527 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/22(水) 23:22:21 ID:egGoJZcO
いかぬ! 無作法な話をしている間に、銀眼殿の高速が我らを上回っておりまする支援。

528 :ゼロの使い魔―銀眼の戦士―:2007/08/22(水) 23:22:32 ID:WTgUv4DU
と、そこに叫び声。ご存知シエスタだ。
「だ、駄目ですイレーネさん!魔法が使えないのに貴族を相手にするなんて…それに左腕も無いのに無謀すぎます!」
左腕が使えない事はともかく、魔法が使えないという言葉にギーシュが反応した。
「魔法が使えない…エルフなのに魔法が使えないのか!『ゼロ』のルイズに相応しい使い魔じゃないか!」
そう騒ぎ立てるが、ギーシュの不幸は3つ
・ギャラリーが居る中ちょっとテンパって教室で見せた高速移動の事を忘れていた事
・魔法が使えないとはいえ、エルフを倒せばモンモンとヨリを戻せると思い功名心が先に立った事
・最後に、エルフなんぞより余程えげつない存在である事の三つだ。

(見ていてくれモンモランシー…この僕の勇士を!)
何か悦に浸ってきたギーシュが、改めて残りのワルキューレに武器を錬成する。
剣だ。それを持たすと残り六体の内三体をジリジリとイレーネに近付けさせる。
「少し下がっていろ、巻き込む」
「先住魔法でも使う気…?魔法が使えないわたしの前で…!」
「まだ私の二つ名を言っていなかったな…『高速剣』これが私が使う技の名だ」
「技…?技ってどういう…」
そこから先は言えない。もう既にワルキューレがイレーネの目の前まで迫ってきていたからだ。
「あ、危ない!」
そう叫ぶが、腕は下に伸ばしたままで構える時間も無い。
右腕のみ妖力完全解放。
誰もが斬られる、と思った瞬間その場を風を切る音とそれに混じって聞こえる小気味良い金切り音が辺りを包んだ。

529 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/22(水) 23:23:00 ID:HX1isShv
エルフではないがそれ以上に恐ろしい化け物支援
単純に力が強く単純に動きが速いって実際そこらの特殊能力より怖いよな

530 :ゼロの使い魔―銀眼の戦士―:2007/08/22(水) 23:24:02 ID:WTgUv4DU
「力とスピード共に半分といったところか…しかし」
そう言いながらギーシュに向かい歩く。
半分といっても現在のNo8『風斬りのフローラ』より剣速は上だ。
当然抜き身すら見えはしない。
「どうした…?どうして動かないワルキューレ!」
ギーシュがそう叫ぶと、止まっていたワルキューレが細切れにされたかのように砕けた。
よく見ると地面にも裂け目が出来ている。
(エ、エア・カッター!?杖なんか持って無いし…数も多すぎる…や、やっぱり先住魔法…!あ、あの平民、どこが魔法が使えないだ!!)
一気に焦るギーシュだが、そんな事お構いなしにイレーネが近付いてくる。
残りの三体も向かわせようとするが、銀眼に見下ろされ戦意が一気に失せた。
「どうする、続けるか?」
「じょ…冗談じゃない…降参だ…参った…だから命だけは助けてくれ…!」
それを聞いて砕けた剣をギーシュに投げる。高速剣には耐えられなかったようだ。
「心配しなくても、我々は掟で人の命は奪わん」
半人半妖の戦士が人の側の存在である事を示す唯一にして最大の掟だ。

崩れ落ちるギーシュと悲鳴が9割、歓声が1割のギャラリーに背を向けると、呆然としているルイズ近付く。
「行くぞ。それにしてもボロボロだな…水でも浴びて来い」
そう問われて我に返り、何をやったのか問いただそうとするが、マントから覗く右腕を見て言葉を失った。
腕が途中から奇妙な方向に曲がっている。

531 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/22(水) 23:26:47 ID:HX1isShv
元祖高速剣支援


532 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/22(水) 23:28:46 ID:nEtqZVIf
規制?

533 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/22(水) 23:28:48 ID:MPbc2MYr
>>521>>522
そもそも4号たる基準って何なのさ、と自問自答してみる支援。
>>529
相手が能力使うより速ければいい訳だしな。
常時発動の絶対防御でもない限り、速くて強い方が有利だと思う。

534 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/22(水) 23:30:04 ID:JVMg9V1H
メディーック!メディーック!猿に突入した!

535 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/22(水) 23:30:12 ID:LTpMwXlc
>>529
速さこそが文化の基本法則だからな。

536 :ゼロの使い魔―銀眼の戦士―:2007/08/22(水) 23:30:16 ID:WTgUv4DU
「う、腕折れてるじゃない!」
「ヒビが入ったまま使ったからというのもあるが…」
確かに力とスピードは上がっていたが、それだけだ。筋力その物が上がっているわけではない。
ただ、剣を振るうだけなら問題無いが、抜き身すら見えない剣速の高速剣を使うには些か強度不足と言えた。
骨折の他にも結構な箇所で肉離れなどを引き起こしている。
(気軽に使える技ではなくなったという事か…使えないよりマシだが痛し痒しだな)
ふとルイズを見るが瞳を潤ませている。
「この程度で泣くな。よくある事だ」
「泣いてないわよ!誰が…!ほら…早く治癒の魔法をかけにいくわよ…!わたしのせいで使い魔が怪我したなんて許さないんだから!」
「…そう言いながら私の右腕を引っ張っているのは矛盾というのだぞ」
「…ああ、あんた左腕が無いじゃない!ほほ、ほら早く行く!」
焦ったルイズが慌てて手を離すが、一般的に重症と呼ばれる右腕を掴まれても顔を少し顰めただけなのはさすがである。

オスマンとコルベールは、『遠見の鏡』で一部始終を見終えると、顔を見合わせた。
コルベールの声が心なしか震えている。
「オールド・オスマン…見えましたか…?ワルキューレを切り裂いた物を…やはり先住魔法でしょうか?」
「ふむ…」
オスマンが目を閉じ白い髭を触りながら黙っていたが、しばらくしてカッ!と目を開いた。
「ミスタ・コルベールには見えなかったようじゃの」
オスマンには見えていたのか、とコルベールが驚く。齢百歳とも三百歳とも言われているこの言われたメイジの事を改めて尊敬した。

537 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/22(水) 23:31:16 ID:qzv5i8GS
オスマン、ボケをかますか? 支援

538 :ゼロの使い魔―銀眼の戦士―:2007/08/22(水) 23:31:50 ID:WTgUv4DU
したのだが、次の言葉で即撤回するハメになる。
「惜しいのぉ…あのマントから覗く脚…この年寄りにもしっかり見えたぞ」
やっぱりただのエロ爺だ。驚いた事を後悔した。こんなのが上司だから私の大切な髪の毛が抜けるんだ。
「モートソグニルを使ってミス・ロングビルのスカートの中を確認するのもいいが…ああいう…なんじゃろうな、チラリズムっていうのもいいものだと思わんかね!」
ちなみに、現在のイレーネの服装は前と変わらず、マントを除けば各所をベルトで固定し左脚と右肩に皮当てを装備している状態だ。
胴体部分は布製の服だが、水着のような感じの形なので脚の付け根あたりは生である。
続けて力説するオスマンにドン引きのコルベールだが、後ろに気配を感じ後ろを振り向くとロングビルがそこに居た。
「ミスタ・コルベール、少々後ろを向いていて頂けますか?」
何かビキビキと音を立てていたので慌てて後ろを向く。
「やはり、あのネズミはモートソグニルでしたか。今度やったら王室に報告しますから」
落ち着いた口調だが、音は止まらない。多分血管の音だ、決して何かが解放されている音じゃない。
「カッカしなさんな…そんなんだから婚期を逃すんじゃ。白より黒の方がいいと思うがどうかねミス…」
その瞬間、コルベールの後ろから恐ろしい速度で何かを蹴る音が聞こえた。

一分後、少しスッキリした顔のロングビルが部屋を出ると、ボロボロになったオスマンが椅子の上でグッタリとしていた。
「あだだ…年寄りに乱暴じゃのぉ…」
「自業自得です。それより…やはり彼女は『ガンダールヴ』でしょうか」
「あらゆる武器を使いこなすとあったが…肝心の武器を使う所を見てないから分からんよ
  もちろん他言無用じゃ。王室のボンクラ共に知れて戦でも引き起こされてはかなわん。なぁ、ミスタ・コルベール」
「…学院長の深謀には恐れ入ります」
戦と聞いて口調を落としたコルベールを後ろに、オスマンが杖を手に取り窓際に向かい感慨深げに呟いた。
「別の大陸か……どんな者達が暮らしておるのかの…」
実際は違う上に大した違いは無いのだが。
「妖魔と呼ばれる種族が居るらしいですが…見てみたいものですなぁ」
コルベールが夢見るように呟いたが、見たら見たで永遠に夢の世界に旅立つ事になるが、それは知る事の無い事だった。

539 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/22(水) 23:32:18 ID:egGoJZcO
>>533
4号とは渋さとアンチヒーローぶりにあると愚考するものであります支援。

540 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/22(水) 23:32:49 ID:ytvQe7j1
>>533
単純であるがゆえに防ぎがたい、というわけだな。
欠点は、特殊能力のほうが強化するにせよ改良するにせよ、手を加えやすいという点か?
そして支援

541 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/22(水) 23:32:53 ID:YC701Hd9
>>539
上に同じでありまする支援

542 :ゼロの使い魔―銀眼の戦士―:2007/08/22(水) 23:33:30 ID:WTgUv4DU
投下した
>>537
貴様ニュータイプか!

右腕しか効果無いってのは、イレー姐さんとガンダールヴの相性が最悪だからと思ってください
心を震わす事でパワーアッポーするガンダと常に冷静な心を保つ高速剣は相反するものデス。

543 :ゼロのガンパレード:2007/08/22(水) 23:33:47 ID:T/sapzif
そして投下予約いたしたく思います支援

544 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/22(水) 23:34:39 ID:XA3TgY/m
バンビちゃん支援!

545 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/22(水) 23:34:44 ID:C//FaPDA
>>542
乙じゅしたー
そして相性の悪さにスゲー納得した
デルフとか覚醒できるんだろうか?w

546 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/22(水) 23:35:11 ID:ytvQe7j1
>>542
そこで明鏡止水の境地ですよ。

547 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/22(水) 23:35:40 ID:8ikIKBgy
授業での姐さんがエンジェル伝説の北野くんみたいになってる気がする

548 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/22(水) 23:35:48 ID:egGoJZcO
今宵はいかなる天上の宴であろうか?

銀眼の方に乙を。
そして、トランスフォーマーの方にぬこの方よ。各々存分に参られよ。

549 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/22(水) 23:35:57 ID:nlAhFbB7
よくよく相性悪いなwwwww
GJ!

550 :ゼロの使い魔―銀眼の戦士―:2007/08/22(水) 23:36:02 ID:WTgUv4DU
宣言しよう…デルフが居ないと話が終わらんよ…支援

551 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/22(水) 23:36:39 ID:Te4qAY0n
イレーネさん乙したー
>>545
凄く一所懸命焚きつけるデルフに萌えてしまいそうな予感じゃよ

552 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/22(水) 23:36:50 ID:rMfnTMuv
乙でしたー
次はトランスフォーマーだぜ!

553 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/22(水) 23:37:39 ID:HUDDfmDD
なんかたった今、内閣総理大臣織田信長の総理が召喚される電波を受信したwww

あ、あの電信柱を薙ぎ倒して突き進むセンチュリーはっ!?

支援

554 :ゼロのトランスフォーマー:2007/08/22(水) 23:37:47 ID:hD4KOFfd
では、以下投下です

555 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/22(水) 23:37:51 ID:MPbc2MYr
>>539>>541
なる……って渋い人渋い人……ゼロ魔に渋い人?
>>542
乙です。
途中読んでない話があるのでまとめで読みたいと思います。

556 :ゼロのトランスフォーマー:2007/08/22(水) 23:39:09 ID:hD4KOFfd

何かと謎の多い少女であるタバサ。その使い魔、シルフィードは、雌の韻竜である。
韻竜とは、現在では絶滅種とされる古代ドラゴンで、魔法やブレス能力の高さは素より、
人語を理解する上に、自らも巧に人語を操る等、幻獣としては最強クラスの能力を備えており、
実の所、ルイズのスタースクリームと同様、或いはそれ以上に注目されてもいい使い魔なのである。
が、人々はシルフィードの事を‘えらく能力の高い風竜’程度に捉えており、
その理由は、使い主であるタバサ本人が、シルフィードが韻竜である事は隠しているからだった。
何故隠しているかと言うと―

「面倒くさい」
「お姉さま? どうしたの? 何が面倒なの?」
「別に」

今日は学院の授業が無い、虚無の曜日。
タバサにとって、それは格好の読書日和の日でもあった。
授業がある日だと、殆ど把握してる様な魔法の授業に、わざわざ出席せねばならないし、
かと言って図書室で頻繁にサボると、後が五月蝿い。
たまに、ルイズが錬金の魔法に失敗し、授業が強制的に終了する日などは堂々とサボれるので、
ルイズには毎日失敗してもらえないかと、タバサは密かに思っていたりする。

ちなみに先日は、ルイズの使い魔、スタースクリームが授業中、見事に爆発をやらかしたので、
タバサは広場で風に当たりながら、ゆっくりと読書する事ができた。

「きゅいきゅい。つまんないの。
 ただでさえ普段から無口なのに、お休みになったら部屋に閉じこもって本の虫だもん」

タバサの自室の窓から、青く巨大な顔を突っ込ませて文句を垂れるシルフィード。
しかし、ベッドの上に腰掛けて無表情のまま本のページを捲るタバサは、それに一切反応しない。
シルフィードも、一方的に喋りかけるのも少々疲れたか、部屋にはしばしの沈黙が流れた。

その間、タバサは本を10ページ程読み進み、次の第3章へと取り掛かろうとした時、
シルフィードが何かに気付いたか、突っ込んでいた頭を外に戻した。

「きゅー! スタースクリーム様! スタースクリーム様ですわ!!」
興奮したシルフィードの声。
タバサが、ちらりと窓の外を見た。
スタースクリームF-22形態が、機体に風呂敷袋を括り付けて、こちらに向かって飛んでくるのが確認できる。
恐らく先日の、ゆかいな蛇君改造大失敗の罰に、町に御使いに行かされていたのであろう。
スタースクリームは方向転換し、この宿舎の、ルイズの部屋の窓へと回った。
間もなく、部屋越しに怒鳴り声が聞こえてきた。

「スタァァ!! ブラシを買い忘れてるじゃない! 買い物すらマトモにできないの!?」
『あ、しまった! お許し下さい、直ちに買いに戻りますゆえ!!』
「当たり前でしょ! 早く行きなさい、この短足! 怖い顔!」

直後、俺だって昔はスタイル抜群でイケメンだったんだよぉぉぉ! と叫びながら、F-22が空へと消えていく。
誰も乗せていない状態なので、最高速度マッハ2以上の飛翔で、文字通り一瞬にして眼中から消え去った。
シルフィードがスタースクリームに惚れ込んでる理由はそこにあった。


557 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/22(水) 23:39:31 ID:wG7vUGCb
敵は地獄のデストロン支援

558 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/22(水) 23:40:27 ID:YC701Hd9
銀眼の人乙じゅしたー
つづいてトランス支援!

559 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/22(水) 23:40:29 ID:MPbc2MYr
割り込んでしまいましたorz
きゅいきゅいを支援

560 :ゼロのトランスフォーマー:2007/08/22(水) 23:40:42 ID:hD4KOFfd

「きゅぅん、相変わらずかっこいいですわぁ…。ねー、お姉さま?」
その爬虫類系の顔に付いた、巨大且つ純粋無垢な瞳が、眩しいほどに輝いている。

「速い」
「お姉さまもわかるのですね、スター様の魅力が! わたし、うれしい! きゅいきゅい!
 なのに、あの桃色使い主ったら! スタースクリーム様の素晴らしさを理解してないんだわ!」

いや、ルイズ自身は十分スタースクリームにぞっこんなのだが、
如何せん例の大失敗事件以来、冷たい態度になっていたのだった。

「ねーねー、お姉さまー、スタースクリーム様って何が御好きなのかしら?」
「知らない」
「じゃあ、スタースクリーム様の事を、よーく知ってる方はいないかしら?」
「スタスク」
「答えになってないよー。スター様に直接聞くだなんて、は、恥ずかしい」
「ルイズ」
「あの桃色さんにだけに聞くのは絶対嫌! 何か負けた気がしちゃう」
「デルフリンガー」
「そうでしたわ! 最近、スター様の傍らに纏わり付いてる方! 希望が湧いて来ましたわ!
 一生のお願いですお姉さま! デルフリンガーさんにスター様の好みをお聞き願います!」
「やだ」
「ひどいわひどいわお姉さま。私はお姉さまと2人きりでいる時以外は、喋っちゃ駄目なのにー、にー」
「変身」
「やだやだやだー! 人間に化けるの絶対やだー!」

先住魔法と呼ばれる能力を持つシルフィードは、
人間に変化できると言う、この世界でも類を見ない魔法を使えるの…だが、当の本竜はそれを嫌がってる。

「ね、ね、お姉さま、これまた一生のお願いです、デルフリンガーさんとお話させて下さい!
 ちゃんと、デルフさんが1人でいる時を見計らうからー。
 …やっぱり駄目かな」
「ガーゴイル」
「へ?」
「あなたは竜型ガーゴイル」
「その手がありましたわ! さすがお姉さま、大好き! きゅいきゅい!」


561 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/22(水) 23:41:04 ID:wG7vUGCb
>俺だって昔はスタイル抜群でイケメンだったんだよぉぉぉ!
そりゃ変形機構相当違うし、ラプタンはイーグルよりぽっちゃり系だしな支援

562 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/22(水) 23:41:12 ID:dR41V/QZ
>>555
オスマン、コルベール

563 :ゼロのトランスフォーマー:2007/08/22(水) 23:41:45 ID:hD4KOFfd

翌日

やあ、皆の超絶大人気者、デルフリンガー様だヨ!
フレン…って言った奴は目ん玉引っこ抜いて微塵切りにしてじっくり煮込んで美味しく食っちまうぞ!
さてさて、俺様が古き友人スタースクリームの優秀なる武器として生活を送るようになって早ウン日、
今住み着いている、このトリステイン魔法学院って所はこの世の天国だ! ウルトラヘブン!!
今日も今日とて、ルイズっつうヒステリック少女の部屋を抜け出して学院探索だぜ! 可哀相な相棒!
さあ、今日はどんな娘ッ子に出会えるのかなー! 楽しみだぜクキャキャキャ!!

てな具合に、デルフリンガーは今、走馬灯に浸っていた。

超ロボット生命体トランスフォーマーの動力源であるエネルゴン。ハルケギニアには、んな物は無いので、
これまでデルフリンガーは、水を飲み、それを謎のトランスパワーでなんとかエネルゴンに近い成分に変換し、
どうにか生き抜いてきたが、最近は水だけでは無理が生じ、ついにエネルギーが底を尽きかけていたのだ。
よくもまぁそれで6000年持ったなぁとデルフは自画自賛し(その内何千年かは眠ってたが)、
食堂の厨房前にて、ついに力尽きる。
そして運良く、たまたま通りかかった心優しき黒髪の少女に拾われ、
これまた運良く、厨房内にて赤ワインを摂取したデルフは完全復活を果たしたのだった。

「おうおぅ、なんなら好きなだけ飲んでくれ。いくらでもあるからな」
コック長マルトーは、この生意気ながらもファイトのある小人に、好意的に接していた。

やはりあのギーシュ・ド・グラモンを倒し(てはいないが)たと言う話は、
普段からギーシュを始め、各貴族達をよろしく思ってない、ここの下働き達にとって感激感涙で、
デルフリンガーは一挙にして厨房の人気者となった。
気を良くしたデルフは、一体その小さな体の何処に入るんだと言う勢いでワインを樽飲みし、
あまりの豪快な飲みっぷりに、厨房内は大いに沸いた。

その後、ぐでんぐでんに酔っ払ったデルフ昆虫人形態は、
酔い覚ましにヴェストリの広場を千鳥足で散歩していた。
広場に人影は無い。生徒達は授業中で、この広場は今だけデルフリンガー貸切となっている。

しかし、人間の飲む赤ワインが、よもや完全にエネルゴンの代わりになるとは、
デルフ自身も予想だにしなかったが、かつて飲んだエネルゴンキューブの懐かしい味を思い出し、
大いにご機嫌であった。そう言えば、味だけでなく、色なんかも微妙に似てた気もする。

散歩にも飽きたか、その場にこてんと座り込むデルフ。
いい天気だクキャァ、昼寝でもしようか。と、空を見上げたその時だった。


564 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/22(水) 23:42:19 ID:YC701Hd9
>>555
つ枢機卿支援

565 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/22(水) 23:42:52 ID:zU9IaJEd
>「あなたは竜型ガーゴイル」
よくねえ!よくねえって!支援

566 :ゼロのトランスフォーマー:2007/08/22(水) 23:43:35 ID:hD4KOFfd

「こんにちはー、デルフリンガーさんですね? スタースクリーム様の事、いっぱい教えてくださーい!」
突如として、デルフリンガーの目の前に、今がその時だと確信したシルフィードが風と共に舞い降りた。
して、デルフリンガーの反応は

『……ぎいいいいいぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃやああぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!!!
 ダダダダダダダダダダダダダダダ、ダイノボットどぅぉぁああぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!!!!!』
「だいのぼっと?」
『来るな!! 迫るな!! 近寄るなああぁぁぁぁぁぁぁ!!!!』

かつてデルフリンガーは、竜の姿を象った敵ロボットに恐怖心を植え付けられた事があり、
それと似たような姿であるシルフィードを目の当たりにし、
デルフの脳内でトラウマが蘇ったかのか、酔いは吹っ飛び、一目散に逃げ出した。
しかし、たとえ素早いデルフリンガーが全速力で走った所で、飛ぶ風韻竜から逃げきれる術は無きに等しく、
あっと言う間に、上半身を丸ごとぱくりと銜えられてしまった。

「んもー、逃げないで下さいよー、もごもご」
『アバババディセプティオプティウィトウィッキィィィィ!!』

悲鳴にもならない奇声を上げながら、どうにかシルフィードの口から逃れるデルフであったが、
力果てその場に身を崩し、4つの眼光が消える。

「わーん、まだ何も聞いてないわよー!」
おおよそその見た目からは考えられない、豊かな表情で悲しみを表現するシルフィード。
とそこに、授業中であるはずのタバサがやって来た。
校舎からは黒い煙が立ち昇っている。どうやら、またルイズかスタースクリームかが何かやらかしたらしく、
その隙にこっそりとここに訪れた様だ。

「あ、お姉さま! デルフさんが死んじゃいましたわ! どうにかしてー」
シルフィードの懸命の訴えに、まるで反応しないタバサ。

「ひどい! お姉さま! ひどい! 人でなし! ろくでなし! 胸なし! あ!」
さすがに最後のは言い過ぎたかと、慌てて口を手を押さえるシルフィードだが、
タバサはそれにも気に留めない様子で、泡吹いて倒れているデルフの元に近寄る。
しゃがんで、杖で頭をこんこんと叩くが、反応は無い。

「デルフリンガー」
ようやく口を開くタバサだが、これにも反応無し。

「フレンジー」
『俺様をその名前で呼ぶなぁぁぁぁぁ!!!』
蘇生、成功。

蘇生後、デルフリンガーは有りっ丈の文句と愚痴と脅迫と悲観を、タバサに訴え続けたが、
表情はおろか、しゃがんだ姿勢も目線も微動だにしない彼女に諦め付いたか、珍しく落ち着いた口調で話しだす。

『…で、その青いダイノボ…ドラゴンはなんなのさ?』
「私の使い魔。風竜型ガーゴイル」
「そ、そうでーす、ガーゴイルのシルフィードでーす」

『クケェーッ、やっぱりダイノボットそのものじゃねーか。で、なんの御用で?』
「スタースクリーム様の事、よーく知ってますよねー? 好きな物とか、解りますか?」

『ああ、相棒と俺は長い付き合いだ、大概の事なら解んぞ』
「きゅいきゅい! それでそれで、スター様のだーいすきな物とは!?」

『反逆』


567 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/22(水) 23:44:00 ID:+Z4Qm6xu
F22って書いてあるけど
脳内では鈴置ボイスのF16が飛び回ってるよ支援


568 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/22(水) 23:44:39 ID:XA3TgY/m
>反逆
ちょwwwそうだけどさwwwwwwwww

569 :ゼロのトランスフォーマー:2007/08/22(水) 23:45:11 ID:hD4KOFfd

その夜

「ねー、お姉さまー、ハンギャクってなんなんですのー?」
「謀反。背く。反骨精神の延長」
これで今日だけで通算27回目の、ハンギャクについての質問及び回答の流れである。
タバサは寝間着姿でベッドに腰掛、睡眠前の読書に没頭しているが、
窓から頭を突っ込ませたシルフィードは、眠たい素振りを微塵も見せない。

「ちがうちがーう! スター様がそんな物騒な事お考えになるはずがありませんわ! 
 きっと何か別のハンギャクなのですわ」
「勝手に考えてなさい」

一瞬、シルフィードは凍りつく。
そして、あちゃー、ついにお姉さまを怒らせちゃった、ごめんなさい! お姉さま!
と、舌を可愛らしくぺロリと出した後、そそくさと自らの寝床へと帰っていった。
ようやく部屋に静寂が戻り、えんえんずーっと続いたシルフィードの質問攻めから開放されたタバサ。
しかし、彼女とて、おかげで面白い反応は見れたが、デルフリンガーの言った事は気になる。
が、今はまだその答えを導き出せないだろう。デルフも、『反逆』と発言してからは、
スタースクリームの話題を、一切出そうとしなかった。それに関してはあまり話したくは無いらしい。
それだけ考えた後、タバサは本を読み終え床に就いた。
一方、寝床のシルフィードは、相も変わらずハンギャクがなんであるかを、寝ようともせず考え込んでいた。

「卵を硬くなりすぎない程度に煮る……ちがうちがう、それハンジュク」
シルフィードの長い夜が始まった。


長い夜。それは、日夜内部情報戦が絶えない、浮遊大国アルビオンも同様だった。

戦力的に圧倒的に不利な王族派と、最早1つの軍事組織として成り立ちかけている貴族派。

今宵も貴族派が、王族派から横領した土地に建てた軍事施設内で、軍議を行っていたが、
どうやら今回は早めに切上げられたらしい。

今会議室内には、緑色のローブを身に着けた金髪の男と、何故かトリステインの魔法衛士隊の制服姿の男がいる。
金髪の男は、この王族派を牛耳る総司令官である元司教、オリヴァー・クロムウェル。
そしてもう1人。深く被った帽子から見える髭面顔が勇ましいこの男こそが、
クロムウェルの腹心的存在、ジャン・ジャック・フランシス・ド・ワルドである。

「閣下。失礼ながら、そろそろ‘トラファルガー号’の重要性を教えていただきたい。
 でなければ、他の同胞達の士気に係わるのです」

この情報戦は、両派ともが予測していた以上に、長期間引き続いている。
それは、クロムウェルが王族派の所有するトラファルガー号を、執拗に求める所に、戦いが長引く原因があった。
しかしクロムウェルは、何故そうまでしてトラファルガー号を要求するのかを、部下にすら一切口に出してない。
いい加減それに痺れを切らしたワルドが、会議後、直接クロムウェルに問い質したのだった。


570 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/22(水) 23:45:16 ID:egGoJZcO
>>562>>564
貴殿らがっ、泣くまでっ、殴るのをやめないでござる支援っ!!

571 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/22(水) 23:45:35 ID:YC701Hd9
>その青いダイノボ…
ダーッ!支援

572 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/22(水) 23:46:32 ID:wG7vUGCb
>『反逆』
「我々の名は、黒のk(検閲削除)」支援

573 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/22(水) 23:46:33 ID:MPbc2MYr
>>562>>564
微妙!凄く微妙!って言うかそれ以前に男は嫌ー!
どうせ男なら男の娘でげふんげふん。
きゅいきゅい可愛いよ支援

574 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/22(水) 23:47:22 ID:KcZyTRwR
>>572
いやシェルブリットの方かも(ry

575 :ゼロのトランスフォーマー:2007/08/22(水) 23:47:25 ID:hD4KOFfd
「…うむ。ワルド子爵、きみになら話しても構わないだろう。ちなみに、口の硬度の程は?」
「堅い方だと自負しております」
「では…子爵。あのトラファルガー号が、変身するフネであると発表したとして…子爵は信じるかね」
「それは面白い。
 戦力強化を考慮しての変身ならば、その様なフネが新開発されていたとしても不思議は無いですな」
「ならば、‘ガンダールヴ戦記’と言う書物を存知てるかね」
「はっ。なかなか興味深い書物でありましたが、かなり妄想も入り混じった内容でもありました」
「あの書物に記されていた、巨大な変身するフネ。それが、トラファルガー号なのだ。
 目下の王族との戦いなど、トラファルガー号を得る為だけの争いにすぎんのだよ」
「…?」
一瞬、ワルドの細い目付きが疑問の目に変わったのを、クロムウェルは見逃さなかった。

「どうしたかね? 子爵」
「閣下。その、それは、詰る所、あの本に書かれている事を全て鵜呑みに…」
「している。だから余は‘褐色のスコーピス’も探し求めているのだ。阿呆らしいかね? 余に失望したかね?
 だから他人には、あまり話したくは無かったのだがね」
「とんでもない。むしろ、凡人の私には到底想い付けない考証をなさる閣下に、より一層感服いたしました」
深々と頭を下げるワルド。

「一応、褒め言葉として捉えておこうか。して、子爵。その褐色のスコーピスの探索の進み具合は」
「目下の所、私が知る中で、最も実力のある盗賊が調査中にございます」
「そうそう、会った事は無いが‘土くれ’とか言ったかね。期待しているよ。今度余に紹介願おうか」
「喜んで」
「この戦い、急ぐ事は無い。両方とも確実に手に入れるまで、ゆっくりと頃合を窺うのだ。
 さすれば‘聖地’は我等‘レコン・キスタ’のモノになるであろう。では、余は眠らせてもらうぞよ」
「勝利の確証の程は」
会議室から退出しようとするクロムウェルに、ワルドが最後の質問をする。

「本に書いていただろう。トラファルガー号と褐色のスコーピスが出会った時。それは‘恐怖大帝’…あいや、
 ガンダールヴ復活の証だと。始祖ブリミルの使い魔が我等の味方となれば、負ける方が困難であろうて」
「御尤も。では閣下、良き夜を」
「うむ。子爵も、明日は早朝出発であろう? 十分に睡眠をとるが良い」

軽く手を振り、会議室を後にするクロムウェル。1人会議室に残ったワルドは、戸締りをした後、屋外へと出る。
外では、貴族派の介子達が、施設を交代制で警護しており、
さらにその傍らでは、鎖に繋がれた彼の使い魔であるグリフォンが、羽を休めていた。

「お前も今夜はよく休め。明日は長旅になるぞ」
グリフォンがグゥと唸る。ワルドは笑みをグリフォンに送った後、寝室へと帰って行ったのだった。


576 :ゼロのトランスフォーマー:2007/08/22(水) 23:48:56 ID:hD4KOFfd

おまけ


『やはりチョココロネパンは尻尾から齧るに限るな。ねー、ルイズ様?』
「ちょこころねぱん? なにそれ」


 すた☆すく


『よっしゃああ!! ついに出来たぞぉぉ!! これで退屈な時間が減る』
「出来たって、なにが?」
『見て判らないんですか、ルイズ様? ゲームですよ! 電子ゲームに決まってるじゃないですか!
 その名も、‘オプティマスプライムの謎’! さっそくやってみてくだせぇ!』

てってってってってっ… ピーピー!

てーれれーれれー ピーッ! 

ちゃーらーらららららー ちゃーらーらららららー ぼーん

てーれれーれれー ピーッ! 

ちゃーらーらららららー ちゃーらーらららららーららー ぼーん

てーれれーれれー ピーッ! 

ちゃーらーらららららー ちゃーらーらららららーららー ちゃーらー ぼーん

てってれってれー てれててーてれーて!

「始まるなりいきなり爆発して終わるんだけど」
『あれ、変だな、どこで間違えた?』


続くかも


577 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/22(水) 23:49:44 ID:zU9IaJEd
1ドットの敵の弾かよ!
GJでした

578 :ゼロのトランスフォーマー:2007/08/22(水) 23:50:58 ID:hD4KOFfd
以上です


579 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/22(水) 23:50:59 ID:Te4qAY0n
TFの人乙でしたー
>>576
ここで有野課長召喚!

580 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/22(水) 23:51:34 ID:YC701Hd9
☆スクリームの人乙ー。最後のは伝説のクソゲかw
>>573
わがままだなあ、じゃあシュバ(ry

581 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/22(水) 23:52:04 ID:MPbc2MYr
GJ!
>>おまけ
本人(機?)には出来るのだろうか。

582 :ゼロのガンパレード:2007/08/22(水) 23:52:49 ID:T/sapzif
おつです。つぎはわしでいいのかしらー?

583 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/22(水) 23:53:34 ID:egGoJZcO
変形の方、お美事にござる。

次なるはぬこの方であらせられるな。参られよ。

584 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/22(水) 23:53:44 ID:MPbc2MYr
>>580
え、悪いの俺?俺なの?

そして次はガンパレードの人か?
ならば全員銃を取れ!突撃行軍歌ァ、斉唱ォ!!

585 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/22(水) 23:54:03 ID:zU9IaJEd
いつかどこかのだれかのために!
支援!

586 :ゼロのガンパレード:2007/08/22(水) 23:54:17 ID:T/sapzif
では、しばし間を置いて、0:00くらいから投下するです

587 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/22(水) 23:54:43 ID:+Z4Qm6xu
乙でしたー。
でも4話読んでないからちょっとわかんないとこがある。
どなたか4話をwikiにお願いします。

588 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/22(水) 23:54:51 ID:wG7vUGCb
スタスクの人乙。新旧ガンダールヴ対決はあの二人になるのか……。
そしてトラファルガーの正体がようやくわかったような気がする。豪腕提督?

そしてガンパレードの人支援。

589 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/22(水) 23:55:59 ID:kbBT/kUv
俺の屍を越えて支援!!

590 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/22(水) 23:56:37 ID:YC701Hd9
>>584
言ってみただけだwあとシュヴルーズだたよorzぬこ支援

591 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/22(水) 23:56:40 ID:oht0LUKE
ゼロのトランスフォーマーの第四話だれかサルベージしてはくれないか

592 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/22(水) 23:58:42 ID:MPbc2MYr
その心は(ry
我らはそう(ry
でも私は笑わな(ry
そうよ未来はいつd(ry
ガンp(ry

――これから投下終了まで撤退は出来ません――

593 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/22(水) 23:59:41 ID:FcMGIEOs
絶技シールド突撃−猫式−
支援

594 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/23(木) 00:00:39 ID:HB5R1/OT
各々方、これよりはこちらなど見ながら、ぬこ魂を萌え上がらせるでござる。

ttp://chaos.oc.to/SON/

595 :ゼロのガンパレード:2007/08/23(木) 00:01:15 ID:dZ6MZQ0/

猫用のブラシで毛並みを整えて貰いながら、ブータは満足そうに喉を鳴らした。
時刻は夜半を過ぎ、ギーシュやタバサ等の弟子たちも今は自分の部屋で休んでいる頃だろう。
こんなものかしらとブラシを置くルイズに寄り添い、礼を述べながらその顔を覗き込んだ。

「どうしたね、ルイズ。なにか気に病むことでもあったのか?」
「……やっぱり、わかる?」

まぁな、と頷いて主の寝台に上がる。
左手側からルイズの背中を通って右手側へと身体を伸ばした。

「お主は、何か悩みがあるとわしに触りたがるからな。
 気づかなかったか? キュルケとタバサがうらやましそうにしていたぞ」

図星を刺されて苦笑し、ルイズは背中をブータの身体へともたらせかけた。
頬を摺り寄せて先ほど整えたばかりの毛並みの柔らかさを堪能する。

「こうしてると、落ち着くのよ」
「わしはぬいぐるみではないのだがな」

不満そうに言う猫神に少女は頬をほころばせた。
先日、キュルケに聞いた噂話を思い出す。
ルイズをお姉さまと慕う下級生の間で猫のぬいぐるみが大流行していると聞いたら、彼は一体どう思うのだろう。
手を伸ばして喉の下を撫でてやりながらくすくすと笑う。

「ぬいぐるみというよりは、そうね。お爺さまかしら」
「……まぁ、オールド・オスマンより高齢なのは否定せぬがな」

そういう意味じゃないわよ、とルイズは懐かしそうに笑った。
ずっとずっと昔、泣いていた幼い自分をこうやって抱きしめてくれた優しいお爺さま。
何で泣いていたのかも定かではない。
魔法が使えぬことが悔しかったのか、エレオノールに苛められたのか、カトレアのペットが怖かったのか。
ただ憶えていることは、その人がこうして優しくルイズを抱きしめてくれていたその温もりだけ。
まだ小さいルイズにはその人の声も顔も覚えることは出来なかったけれど、この温もりだけは確かに心に残っている。
その人とは声も顔も、それどころか種族さえも違っている筈なのに、
しかしルイズは自らの大猫に懐かしい、優しかった祖父の思い出を感じることが出来た。

「そんなにミス・ロングビルが心配なのかね?」

告げられた問いに一瞬絶句し、苦笑しながら頷く。
この聡明な使い魔に隠し事など出来る筈もないのだから。





596 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/23(木) 00:02:48 ID:P30/8AO0
一体彼女に何があった支援w
いやソックスだって事は分かってるけど。

597 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/23(木) 00:02:49 ID:TRMhMMio
大熊猫支援

598 :ゼロのガンパレード:2007/08/23(木) 00:04:37 ID:dZ6MZQ0/
/*/



オールド・オスマンの秘書であったミス・ロングビルが学院を去ったのは、
ルイズたちがトリステインの城下町に繰り出していたその日の夜の事であったそうである。
もっともそれを彼女たちが知ったのはそれよりも随分と後のことだったのだが。
その時の彼女たちの話題と言えば、武器屋で見つけた掘り出し物のインテリジェンスソードともう一つ、
破壊された宝物庫の壁に残された謎の文章だったのだから。
謎と言っても、読めなかったと言う訳ではない。
ただその内容が問題だったのだ。
貴族だけを狙うとして有名な盗賊の署名がされたそれは、
しかし宝物庫にない物品を盗んだ旨が書かれていたのである。
オールド・オスマン以下の教師陣は首を捻ったが、
有る筈の無い品物を盗まれたなどと役人に届け出ることも出来ぬし、
学院に盗賊が入り込んだと言うのも恥である。
釈然としないながらも愉快犯の犯行だろうと集会を開いて生徒を招集し、
模倣犯が出ないように呼びかけるに留めたのだった。
なお、その日に置手紙を残して学院を出奔したミス・ロングビルと盗賊との関わりを邪推した教師も存在したが、
オールド・オスマンから証拠も無いのに不確かな事を言うなと窘められるに終わった。
しかしながら状況証拠だけで騒ぎたい者もいるのが世の習いであり、

『ミス・ロングビルはフーケに盗まれた愛用の靴下を探す為に旅立ったのだ』

と真面目な顔で主張して女生徒全員から白い目で見られた剛の者も存在した。
詳しく述べるのは避けるがマリコルヌ・ド・グランドプレと言う男である。
尚この件について何事か知っている素振りを見せた大猫は黙して語らず、ただ髯を震わせるだけであった。





599 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/23(木) 00:04:57 ID:pHoxkGqP
4話は何スレ目だっけ。わかれば即サルベージするが……。支援

600 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/23(木) 00:05:16 ID:HB5R1/OT
ぬう、序盤から魂が震えるわぃ支援。

601 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/23(木) 00:06:52 ID:oe1bjtjc
マリコルヌ自重wwwwwwww

そして支援。

602 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/23(木) 00:07:00 ID:P30/8AO0
>>詳しく述べるのは避けるがマリコルヌ・ド・グランドプレと言う男である。
ちょ、詳しいよ!フルネーム初めて知った位詳しいよ!

603 :ゼロのガンパレード:2007/08/23(木) 00:08:31 ID:dZ6MZQ0/
/*/



「ねぇ。ブータ。あなたならどうする? 
 もしも自分の生まれ故郷が、敵に襲われているとしたら。
 戦場になるかもしれないとしたら」

さてな、と数多の世界を旅した大猫は寂しそうに笑った。
彼の故郷は既に無い。幾百の年月を戦い、幾戦の敵を殺し、幾万の誉れと死に囲まれて生きてきた。
もしも生まれた場所に戻っても、もはやそうと言われねば解らぬくらいに変わり果てているだろう。
いや、変わり果てたのは自分も同じか。
ブータは苦い笑いを頬に浮かべた。
猫として生まれ、戦神の一柱となり、災禍を狩る災厄として生きてきた。
瞼を閉じれば克明に思い出せる戦いの日々。
敵の血と怨嗟の叫び、仲間の嘆きと絶望に満ち、それでも懐かしいあの地獄。
彼がその生涯の殆どを過ごした戦場の光景。
あそこには全てがあった。
願いがあった。
誇りがあった。
輝きがあった。
そして何よりも、優しいあの大嘘つきの姫君がそこにいた。
愛も友情も、願いも誇りも、仲間さえもそこで手に入れた。
ならば、戦場こそが我が故郷。

「わしにとっては戦場こそが故郷だよ、ルイズ。敵に襲われない戦場など無いだろう?」

その言葉に少女は悲しげに目を伏せた。
ルイズは生まれ故郷を愛している。あの屋敷を、その周辺の村々を大切に思っている。
春には花の下を母さまと歩いた。
夏には大姉さまと湖で遊んだ。
秋には父さまと遠乗りをした。
冬には暖炉に当たりながらちい姉さまと雪を眺めた。
領民からすらもゼロのルイズと蔑まれ、姉たちと比較され続けはしたけれど、
それでもそこが自分にとって大切な場所であるのに違いは無かった。
領民たちのお陰で自分が生活できると言うことを忘れたことなど無かった。
いつかそこに住む者たちを守るのだと、自分に言い聞かせて歩き続けた。
懐かしいわたしの故郷。わたしの心の一部分。
もしもそこが戦場になると考えただけ、
失ってしまうと考えただけで心が痛む。
だがそれよりも何よりも、ルイズは戦場をこそ故郷と言うこの大猫の歩いた旅路を思って心を痛ませた。
そこに行き着くまでに何があったのか、何を見たのか。
それはおそらく、この世の誰にも解らない過酷な道だったのだろう。
心の痛みを、それがどうしたと押さえつけてルイズは笑った。笑ってみせた。
自分ごとき小娘の哀れみなどこの猫には侮辱でしかないだろう。
ならば過酷な道を歩き続け、それでも優しさを失わなかったこの猫に、主人と認められたことを誇りに思おう。
いつか時が過ぎ、ルイズのことを思い出した時に、それがブータにとって故郷と言えるモノであることを祈って。


604 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/23(木) 00:09:17 ID:PRWDmSvl
>『ミス・ロングビルはフーケに盗まれた愛用の靴下を探す為に旅立ったのだ』
ある意味間違ってないよ
後、一年靴下あるのにないってどういうことだよ支援

605 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/23(木) 00:11:16 ID:9JGa8Sn7
トランスフォーマー4話サルベージしてきた
wikiに直接書き込んだので作者さん後でかくにんしてください

606 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/23(木) 00:11:19 ID:IzVkSPI+
猫神さま支援

607 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/23(木) 00:11:45 ID:Q07a0GnQ
覇者の布袋無いことに気づけよ支援

608 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/23(木) 00:12:24 ID:qtQ3NCEd
マチルダちゃんはきっとリン・オーマ支援

609 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/23(木) 00:12:24 ID:gIVMy5HU
認知されてた名前が違ったのさ支援

610 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/23(木) 00:12:58 ID:pHoxkGqP
このルイズは良い娘だな支援。
そしてお見事>>605

611 :ゼロのガンパレード:2007/08/23(木) 00:13:06 ID:dZ6MZQ0/
「前にね、少し話したことがあるの。ミス・ロングビルはアルビオンの出身だって」
「アルビオン? 最近良く話を聞くな。内乱が起こっているのではなかったか?」

その通りよ、とルイズは深い深いため息をついた。
ロングビルから聞いた話を、王命に逆らってまでもエルフと混血の娘を守ろうとし聞いた話を思い出す。
はっきりとは明言しなかったが、あれは彼女にとって大切な人のことだったのだろう。
ルイズがその人を褒めた時、彼女は本当に嬉しそうに、涙さえ浮かべて笑ったのだから。

「そうよ。ミス・ロングビルの故郷は、今、戦場になっているの」

それも、争っているのはどちらもミス・ロングビルにとって敵である。
王家は彼女の大切な人を手にかけようとした大敵であるし、
ハルキゲニアを統一してエルフに奪われた聖地を取り戻そうとする反乱軍も味方ではないだろう。
ただエルフであると言うだけで敵とみなす。
その観点から言えばどちらも同じ穴の狢でしかないのだから。

「確かにそうかも知れんがね、お前さんが思い悩むのとそれとどう関係があるんだね?」

不思議そうにルイズの手を鼻先でつつきながらブータが尋ねた。
ルイズはトリステインに仕える公爵家の生まれであり、アルビオンとの関係は薄い。
先祖を探せば彼の国との血縁も見つかるかもしれないが、ルイズが悩む理由にはならない。
それは、と告げようとして少女は口をつぐんだ。
理由など無い。強いて言えば内乱に巻き込まれているかもしれないロングビルの身が心配だというだけのことである。
だが、自分にそれを口にする資格があるのか。
自分よりも大人で、自立した女性で、しかも魔法の使えるロングビルを、
子供で、自分の力でお金を稼いだことも無く、魔法の使えないゼロのルイズが心配する。
それは失礼この上も無いことで、なによりもロングビルに対する侮辱ではないだろうか。
それに何より、全てが杞憂かもしれないのだ。
ロングビルはアルビオンではなく、全く別の場所にいるのかもしれないのだから。
俯いて唇を噛む少女に、老いた大猫は優しく話しかけた。

「お前は優しいな、ルイズ。優しくて、そして強い」
「わたしは強くなんてないわ。魔法も使えないし、自分ひとりでは何も出来ない」
「弱さを認めるのも強さのうちだよ。本当に弱い者は、嫌なことからは目をそらすものだ」

千年単位の時間を生き続け、万の単位の人々を見続けた大猫は目を細めると、
主の肌に傷をつけぬようにそっとその頬を舐め上げた。

「何も出来ぬと言ったが、それはお前が知らないだけだ。
 わしは戦神だが、戦場以外ではただの猫に過ぎぬ。
 ただの猫でもお前を慰め、涙を拭うことが出来る。
 ただの猫でそうなら、貴族であるお前には何が出来るのだろうな」

少女は涙を流してなどいなかったが、
それでも猫の優しさを心地よく受けいれた。一つ頷いてブータの腹に顔を埋める。
猫神の豊かな毛並みは、少女の顔を隠して余りある。
なぜだか、不意に恥ずかしくなったのだ。
変なことを考えて、何の証拠も無いのに思いつめて、
それを使い魔に心配されて、そして慰められている自分が、
とてもとても恥ずかしかったのだ。
けれど、とルイズは思った。
確かに恥ずかしくて、ブータの顔も見れないけれど、
なのに、なんでわたしはそれを嬉しいと思うんだろう?


612 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/23(木) 00:13:14 ID:P30/8AO0
実は誰かの私物だったのか支援

613 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/23(木) 00:14:11 ID:O6jSrbuX
>>604

宝物庫にあった
公式には存在していない
つまり表向きないことになっているあまり知られたくないシロモノということじゃないか支援

614 :ゼロのトランスフォーマー:2007/08/23(木) 00:15:34 ID:zn/67shs
>>605

感謝感激雨霰支援


615 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/23(木) 00:15:53 ID:orSjj9V+
>>613
っていうか、知られている名前が違っただろ

616 :ゼロのガンパレード:2007/08/23(木) 00:16:17 ID:dZ6MZQ0/
「そうね、何か出来るようになったら……それは、きっと素敵なことなのでしょうね」

胸の奥に暖かいモノを愛しく感じながら少女は微笑んだ。
この猫は、いつも自分が本当に欲しい言葉をくれる。
魔法についてもそうだ。
オーマやリューンなどと言う意味はよく解らなかったけれども、
自分が系統魔術ではない別の術が使える可能性を教えてくれた。

「何か出来ることが素敵なのではないよ、ルイズ。
 誰かの為に何かをしようと思えることが素敵なのだよ。
 お前がいつも言っているだろう?
 誰かの為に力を奮えるのが貴族なのだと」

夜の冷たい空気に、猫の暖かい体温が心地よい。
優しい使い魔の言葉に、身体だけでなく心までもが温かくなってくる。

「そしてな、お前の友達はみな貴族さ。
 キュルケ、タバサ、ギーシュ。それにわしやシエスタもいる。
 みなお前の為に力を貸してくれるだろう。
 だから、時には甘えてみてもいいのだぞ?」



/*/



その日、ルイズは夢を見た。
屋敷の中庭の、池の真ん中の小さな島で。
大猫と遊ぶ夢を見た。
目を隣にやれば青い髪の女の子が猫を枕に本を捲っており、
黒髪の侍女がお茶の用意をしてくれている。
金髪の少年がモグラと遊び、赤い髪の女の子が花輪を作ってルイズの髪に飾ってくれた。
眼鏡をかけた女性が、金髪の知らない少女と一緒に歌を歌っている。
誰もが笑い、泣いている者など一人もいない。
有りえなかった、けれどどこかで見たような。
見たこともない、けれどどこか懐かしい。
そんな、素晴らしい、夢を見た――――


617 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/23(木) 00:16:47 ID:TRMhMMio
実はスクエア級メイジ数人が厳重に固定化をかけたのは密閉するためなんだよ

618 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/23(木) 00:17:09 ID:orSjj9V+
>>617
ウム、シュールストレミングを思い出したよ!

619 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/23(木) 00:17:41 ID:pxA2oXGf
こうも使い魔にデレデレなルイズも珍しいな支援

620 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/23(木) 00:19:37 ID:PRWDmSvl
あぁ、やっぱりワルドはアレなんだね支援

621 :ゼロのガンパレード:2007/08/23(木) 00:19:48 ID:dZ6MZQ0/
以上。

やはり仕事がある日は全然書けませんわー
これからは数日置きの投稿になるやもです。


あじゅじゅしたー。

622 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/23(木) 00:20:19 ID:TRMhMMio
>621
おてゅでゅしゅたー


623 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/23(木) 00:20:25 ID:HB5R1/OT
あじゅじゅにござる。
いかに読もうとも、ぬこの方の書く世界は誇り高くそして優しいのでござる乙。

お前の技量に俺が泣いたとつぶやいて、大往生永眠クラスの安眠してくるでござる。

624 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/23(木) 00:20:52 ID:9JGa8Sn7
もふもふGJ
俺もあんな猫を抱きしめたりごろごろ出来るなら今すぐ召喚されてもいい

625 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/23(木) 00:21:49 ID:IzVkSPI+
ゼロガンのHIT乙でしたー


626 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/23(木) 00:22:11 ID:3a0SkG3F
乙でした。
猫可愛いよ猫。乗りたいよ猫。

そして小ネタ予約するさ

627 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/23(木) 00:22:47 ID:EoteTT5v
おじゅでゅしたー
おまいさんの世界が大好きです

628 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/23(木) 00:23:41 ID:PRWDmSvl
おちゅでござる
やはりぬこ神様は偉大である
後は高機動善行ただたか夢の20代(端数切捨て)ナース装備を誰にさせるか・・・ですな

629 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/23(木) 00:25:50 ID:O6jSrbuX
乙です
好きなときに好きなだけもふもふ出来ると考えるとねことかグリフォンとかジャイアントモール引いた奴らは羨ましいよな
そういやハルケギニアにはラミアやハーピーやスキュラみたいな半人半獣な生物はいるのかね
ああいうのもいいよな

630 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/23(木) 00:28:04 ID:P30/8AO0
>>621
乙GJー。
やはりブータは和むー。
和み&燃えでグー。

>>629
確か有翼人はいるんだったか?
となると亜人的な扱いでいるのかも。

631 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/23(木) 00:28:34 ID:pHoxkGqP
あじゅじゅしたー。
優しい感じというかなんというか。

>>629
半人半獣じゃないが、スキュラは居たような。

632 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/23(木) 00:28:53 ID:rcZyQJpQ
乙でしたー

>>628
本命 コルベール
対抗 オスマン
大穴 味のれんの親父もといマルトー

予想出来るのはこんなところか

633 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/23(木) 00:29:31 ID:3a0SkG3F
予約なさそうなので投下するっ<小ネタ

634 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/23(木) 00:31:17 ID:bpPlvNOZ
支援

635 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/23(木) 00:31:16 ID:3a0SkG3F
『以上、当法院はこれ以上の審議を認めぬ』

絶望が男を支配した。
頭を抱え、机に突っ伏す。
敵は当然の勝利を勝ち誇り、余裕の表情を見せている。
桃色の髪が憎らしいほど艶やかに靡き、それがまた男の頭を抱えさせる。
思う様頭をかきむしりたい。
しかし、それを許さぬ圧倒的な重圧が、彼と、彼の横に居る女性を苦しめた。
絶望とは、自分自身だけのものではない、というのに。
白いシャツの上に、青い服と青いズボンを着込んだ男。
赤いネクタイが特徴的だ。
だがそれより、その襟元の金色のバッジがやはり、見るものの目を引くだろう。

『ここまで、なのか……』

男のつぶやきに、隣の女性が歯噛みする。
既に、事はこの二人の問題ではなかったのだ。
圧倒的な搾取、人権など考えられぬ世界。
貴族による支配は、平民の不満を募らせるだけであった。
メイジであるという理由で、何の反論も許さぬ世界を、虐げられる者を救う使命を背負った者が、どうして見捨てられようか。
だがしかし、世界とは常に非情な者であった。
――裁判。
全ては法によって裁かれるはずの場はしかし、貴族という者を保護するためだけのものであったのだ。
男は自らの戦う武器を全て剥ぎ取られ、丸裸に等しかった。
本来であれば男が巧みに扱うはずの武器は、相手にしか発動できぬ魔法であるのだ。

『諦めるしか、ないの、ですか……』

女性も、絶望を含んだ声でつぶやく。
彼女が手配した武器は、貴族に悉く握りつぶされたのだ。

『被告人、ルイズ・フランソワーズ・ル・ブラン・ド・ラ・ヴァリエールの判決を言い渡す』

厳かな声が響く。
羊皮紙に書かれた言葉は、白紙だ。
最初から罪状など決定しているに等しかった。
無罪――それがこの場で、唯一許される結果だった。
だが、だがしかし――この男をなめてはいけなかった。
この男を呼び出し、コントラクト・サーヴァントを失敗したルイズ・フワンソワーズも。
この男を舐め、苦汁を味わわせようと画策したリッシュモンも。

『待って!』

法廷に響き渡るほどの音量で、それを制止する声が響いた。
何者か、と怒鳴るリッシュモン。
しかし、その声は怒声にも怯まず、震えながらも、しかし毅然とした態度で男と、ルイズと、リッシュモンの間に立った。

『私、シエスタは――証言します!
いいえ、証言させてください!』
『ならぬ、既に判決は下った!』

リッシュモンがその言葉を遮り、出て行けと通達しようとする。
しかし、その事を男は見逃さなかった。
もし、もしもだ。
ルイズがもう少し、男のことを聞こうとしていれば。
リッシュモンがもう少し、男の事を評価しようとすれば、結果は違っていたかもしれない。
しかし――賽は振られたのだ。
今度こそ、全てを遮る音量で、叫ぶ声があった。

『異議あり!』

636 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/23(木) 00:31:27 ID:9JGa8Sn7
支援

637 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/23(木) 00:32:14 ID:pHoxkGqP
逆裁か支援

638 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/23(木) 00:32:43 ID:3a0SkG3F
衝撃が全員に走る。
人差し指を突きつけるようにする男が、リッシュモンを睨みつけているのだ。
その迫力、まさしくオーク鬼をも超えると言えよう。

『裁判長!
弁護側は証言を要求します!
どんな些細な事であれ――弁護側には、それを尋問する権利がある!』

リッシュモンが唸った。
この高等法院は元より、貴族同士の揉め事を争うためのもの。
平民が裁判を起こし、弁護をするなど誰が聞いたことがあろうか。
自らの定めた事が、今ここで裏に返ったのだ。
そこからの男の迫力は筆舌に尽くしがたいものがあった。
鬼気迫る表情で、シエスタの一語一語を止め、細かい事を聞き出していく。
待ったと叫べば、ルイズが強張り、シエスタが更なるボロを出していく。
恐らくは止めを刺すように要求されていた証言が、しかし

『シエスタちゃん――その証言は、《ムジュン》している!』

次々に、暴かれていった。

『そもそも、サモン・サーヴァントは問答無用に対象を呼び出す魔法です』

パシ、パシと。
自らの手で確かめるように、証言が書かれた羊皮紙を叩き、男がつぶやいていく。
ルイズが机を叩き、悔しそうに歯噛みをする。

『何も知らぬ者を無理やり呼び出し、隷属させる――これは、明らかに犯罪です!』

法廷を静寂が支配する。
傍聴人も、証人も、リッシュモンも唸ったまま一言も発せない。
横に居る女性だけが、その手際に驚いている。
この世界に男が呼び出され、初めて得た協力者。
それが彼女だった。
どこかしら、長い髪と、理知的な顔が男の師匠を思い出させる風貌――それが、安心感を与えていた。
だが。そう、だが、だ。
この場で、唯一沈黙を保たない者が居た。
彼を呼び出した者――ルイズであった。

『ク、ック、ック、ック。やるわね……でも甘いわ、平民。いえ、主人に逆らう狂犬。
良いこと? そもそも、それは人間同士なら犯罪になるわね。
平民といっても、確かに契約は必要よ。でも――』

ルイズが机を大きく叩く。
まっすぐに見据えた瞳は、この生意気な平民を如何に叩き潰すか――それだけにかけられていた。
これが失敗すれば、彼女は儀式を成功させた事にはならない。
否、むしろ法廷を騒がせたとして、お家騒動にもなるだろう。
何としても叩き潰す。
それが、ルイズの本音だった。

『――でも、契約してから喋ったものはいても、契約前に言葉を喋った動物は、存在しないわ――――!』

男が大きく口を開け

『あああぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁああああ!!!』

639 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/23(木) 00:32:58 ID:btSQLMsh
3で完結して、続きなんかないと思ってる。
支援

640 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/23(木) 00:33:17 ID:TRMhMMio
逆転!逆転!支援

641 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/23(木) 00:34:15 ID:3a0SkG3F
『無論、貴方はまだ契約をしていない。
よって、貴方も特例という訳ではないわね』

その事実に今気付いたかのように、間抜けな叫び声をあげたのだった。
ざわつく法廷。
やれやれと言った風に肩をすくめ、所詮平民には法の精神など理解できない、と嘆くルイズ。
リッシュモンもそれに大きく頷き、頭を抱える男を蔑むように見た。

(駄目だ……もう、打つ手がない……
ここで負けたら、僕が……何より、彼女たちの未来はない!
けど……!)

完全に男の頭を絶望が支配した。
法廷は当然といった言葉が支配している。
男の味方は誰も居ない。
ここで負ければ、隣にいる彼女は、永劫貴族という縛りを受け続けるだろう。
そして、永劫自分は奴隷として働かなくてはいけないのだ。
だが、しかし、最早勝つ術はない。
――しかし、世界とは常に、物語に救いを求めるものなのだ。
この場に、その救いがいた。

『まだです……まだですよ、――――さん!
発想を変えてみましょう、今ならまだ、修正が――』

その言葉に、絶望の淵にいた男に、光明が差した。
発想を変える。
それは男が、師匠に散々助けられた言葉。

(そうだ――発想を逆転させるんだ。
言葉を喋った動物がいない、のではなく――喋ってはいけなかったんだ)

男がゆっくりと立ち上がり、今正に再度判決を読み渡そうとするリッシュモンに対し、指を突きつけ――

『異議あり!
その判決――ちょっと待った!』

ルイズの顔が怒りに染められる。
未だこの平民は諦めぬというのか。
未だ私の道を邪魔するというのか――そんな表情だ。
だがしかし、男にとってもここで諦めるわけにはいかない。
弱いものを助けるために、誰も味方されない状態を知るが故に、それを助けるために男は――

『……そこまで言うのなら、その異議とやらを突きつけてみると良い。
だが、私は先ほどのヴァリエール嬢の言葉で既に判決を決めておる。
その言葉を打ち崩せなければ――』
『いいえ、打ち崩せますよ。
たった一つの証拠品でね――』

男が腰に手を当て、不敵な笑みを浮かべ、リッシュモンとルイズを睨む。
その目に少したじろぎかける二人だが、しかし貴族としての矜持が、二人の行動を守った。

『――喰らえ!』

642 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/23(木) 00:35:19 ID:DIGTrl85
支援!

643 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/23(木) 00:35:48 ID:9JGa8Sn7
支援

644 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/23(木) 00:35:50 ID:vKVCieIi
裁判で喰らえって無いよなあ支援

645 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/23(木) 00:35:50 ID:gIVMy5HU
支援を喰らえ!!

646 :逆転裁判・ゼロ:2007/08/23(木) 00:36:12 ID:3a0SkG3F
男が叩きつけるようにリッシュモンに一枚の書類を投げつけた。
それは――彼が、もう一人だけ得る事が出来た協力者。
タバサによる証言書だった――

『こ、これは……』
『そう。シュヴァリエの称号を持つ、タバサ嬢による証言書です。
これによると、彼女は風韻竜であるシルフィードを契約している。
だが、風韻竜は喋れば人間に狩られると恐れ、契約後、自分の安全が守られるまで沈黙を貫き通した。
つまり――』

男が机を叩き、渾身の気合を以って法廷に向けて叫ぶ。

『これは、サモン・サーヴァントとコントラクト・サーヴァントの儀式が
恐怖を以って支配する犯罪行為だという証拠に他ならない――!』
『ぅ、う、う』

ルイズが男の迫力に今度こそ大きく怯んだ。
だが、男はそれを畳み掛けるように

『貴族における絶対的支配は、犯罪を犯さない前提であるべきものだ――!』
『う、うわぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!』

――今度こそ、ルイズのプライドはずたずたに吹き飛んだ。



『……正直な話、当法院は、この問題をどう裁けばいいのか、わからない。
しかし、確かにサモン・サーヴァントが契約者の意思を尊重しない儀式である事は認めよう。
よって――ここに、原告の訴えを認めるものとする――』



『……ありがとうございます。
これで、少し貴族の扱い方も変わってくるでしょう』

男の隣に居た女性――ミス・ロングビルがにこやかに微笑んだ。
その顔は、作り物の顔ではなく、心の中のトゲが少し取れたような、そんな微笑だった。

『そういえば、お名前……もう一度よろしいかしら?』

男は弁護士であった。
法を守り、依頼者を信じ、ハッタリとツッコミで全てを乗り越える、恐怖の突っ込み男――
――伝説の弁護士、成歩道龍一が、トリステインの法廷にデビューした瞬間であった――


――――
元ネタ:『逆転裁判』シリーズより、成歩道龍一(弁護士バージョン)
仕事人はじめ、細々と小ネタを書き続けてはいるが、正直パワーダウンが続いてると思う。次からももっとがんばる。

647 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/23(木) 00:37:41 ID:TRMhMMio
>>646
判決「乙」


648 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/23(木) 00:37:44 ID:btSQLMsh
やっぱりフーケについたのかwww
GJ!!

649 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/23(木) 00:38:02 ID:9JGa8Sn7
判決はGJです!

650 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/23(木) 00:38:23 ID:pSAaVJQv
なにこれ

651 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/23(木) 00:38:58 ID:pHoxkGqP
GJ。けどフーケさんは普通に犯罪者だからなぁ……いざ弁護となったら弁護できるのか。

652 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/23(木) 00:42:35 ID:orSjj9V+
>>651
窃盗の罪重しと言えども、叙情酌量の余地多分にアリかと
アルビオン王家がなくなる前に訴えればなんとか!

653 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/23(木) 00:43:55 ID:VnoDSrgZ
ルイズが悪者としてやっつけられるのまたきたな。序盤だとそうならざるを得ない
捏ねた投下OK?

654 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/23(木) 00:44:18 ID:q9G453rc
貴族制の裁判では貴族にとって有益なものが善で不利益な物が悪だからこんな結果には絶対ならないよ

655 :超1級歴史資料〜ルイズの日記〜:2007/08/23(木) 00:45:31 ID:VnoDSrgZ

初日
さて、私は遂に念願の使い魔を召喚したわけですが、
「こんな小さいゴーレムなんてハズレよね〜〜」
私が召喚したゴーレムは丸いボディに4本の折りたたみ収納式の足。
見た目はちょっとカワイイが、役に立つかどうかは疑問なゴーレムだった。
しかもコイツときたら立派なヒゲ、の落書きまでしてあったりする。あきらかに誰かの所有物だ。
なんでもここに来る前は保育園の子供たちの世話をしていたらしい。名前はグランパ。
見た目はカワイイので適役だろう。
とりあえず洗濯を命じて、床で寝させた。


次の日
授業に出て部屋に帰ってきたらベッドが2つになっていた。
なんでもゴーレムが一晩で作ったそうだ。器用な奴だ。
よっぽど床で寝ろといったのが気に入らなかったらしい。
ゴーレムなのに飲み食いもするし眠気も覚えるし、トイレにも行く。
コイツは一体なんなんだろう?
ちなみにベッドは私のベッドよりもふかふかで寝心地が良かった。なんかムカツク。
でも、なんだかスイッチとかボタンとかいうでっぱりが多く、不審な感じだった。
押し込んだら光ながらぐるぐる回った。ナニコレ。


次の日
部屋に戻ると壊れていた椅子が新品に直っていた。
ただ、座るとなぜか90度回転して机に向かわせる機能は必要ないと思う。この辺無駄に器用だ。
でもまあ、なかなかやるじゃないと褒めたらなぜか『おちゃ』というのをくれた。
東方の茶葉で貴重品のはずだが、どうやってもってきたんだろう?

次の日
私の窓の所にひさし状の屋根がついた。
しかもただの屋根じゃなく、金属製で鏡張りのぎらぎらしたヤツだ。
作って取り付けたのはもちろん丸いアイツ。
なんでもこれでグランパの稼動に必要なエネルギーが得られるらしい。
太陽光発電というらしい。よくわからない。


次の日
水汲み場付近に変なオブジェクトが建設された。
なんでも『こいんらんどり〜』というものらしい。かなり器用な奴だ。
金貨を入れてスイッチを押して蓋を閉めると勝手に洗濯し、乾燥までしてくれるらしい。
しかし、カゴ一つの洗濯物を洗うのに、風呂ぐらいの水を使うのは経済的じゃないと思う。
洗濯に金貨一枚というのも暴利だと思う。
やはり私のゴーレムはどこか抜けている。
ありがたがって使ってたのは男やもめ40歳のコルベール先生だけだった。
ありゃ勝手に洗濯してくれる箱が珍しいだけだよね。
洗濯物をかき集めては入れるを繰り返してる。
ナニがそんなに楽しいのか。

おや?
ポ〜〜〜ン

             コルベールが水汲み場で倒れました。


656 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/23(木) 00:46:33 ID:HXg3+kCV
BALLSwwwwww
あれはすげーからなぁ支援

657 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/23(木) 00:47:28 ID:nf4UYzt+
ちょwwコルベール倒れるまでやるなwww

658 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/23(木) 00:48:57 ID:ONCJ8P44
>>646>>653
ルイズ叩き厨乙

659 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/23(木) 00:49:01 ID:9JGa8Sn7
支援

660 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/23(木) 00:49:24 ID:nf4UYzt+
ハッ! セーブしてしばらく放置したらコルベールの髪がふさふさに!!!

661 :超1級歴史資料〜ルイズの日記〜:2007/08/23(木) 00:50:38 ID:VnoDSrgZ

次の日
私の部屋にまた変な箱ができていた。
スイッチを押すと勝手に『こーひー』というものが出てくるらしい。
まためずらしいものだ。これもまたお茶と同じく遠い土地でしか取れないものではなかったか?
早速飲んでみる。入れたては熱い。これも驚きだ。いただきます。

うげっ

苦い。ダメです。超甘党ではしばみ嫌いの私には飲めません。
普通は砂糖とミルクで味付けするらしい。貴重品なので手に入らなかったそうだ。
グランパはなぜかうれしそうにして真っ黒なこーひーを飲んでいた。
これって私のためじゃなくて、アンタが飲みたくて作ったんじゃないの?


ある日
ふと気づくとゴーレムが2体に増えていた。
どうやって増えたのかを問い詰める。
平民の職人みたいに材料を加工して、切ったり繋げたり縫ったりして作り上げたそうだ。
メイジが杖を振ってちょいちょいで5秒で出来ることに1日かけたそうだ。無駄なことをしている。
こいんらんどり〜の金額が金貨じゃなく銅貨1枚になっていた。


1週間後
ゴーレムの数はネズミ算式に増えてもう100体を越えていた。
え〜〜〜〜?ナニよソレは?
倍々ゲームで増えて言ってるわけ?
1日で倍に増えるとして、2の7乗だから128……………
この調子で増えると1月後には億とか兆の数になってる?
まさかね。


次の日
皆さんお待ちかねぇ〜〜〜
今日の対戦相手はギーシュ・ド・グラモン。
拾われた香水の件で決闘を開いてくれました。
「僕はメイジなので魔法でお相手しよう」
「我々はBALLSなので物量でお相手しよう」

7対200というイジメみたいな状況が始まった。
この時点で物量差がおかしすぎるとか言わない時点で、ギーシュは軍人として大成できないだろうなと『こーらー』を飲みながら思った。
いくらメイジでも200のゴーレムは相手にしたらダメだった。なんせギーシュもゴーレム使いだったしね。戦争は数だよ兄貴。
女性型ゴーレムのワルキューレに30近いゴーレムがまとわりついて、浴びせ倒しを見舞うのは凌辱的光景だった。
ギーシュは50近いゴーレムにぐるりと囲まれて生きた心地がしないようだった。

決闘後、なぜかグランパがメイドと仲良くなっていた。一緒に部屋に行ってナニをしていたんだろう?


662 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/23(木) 00:52:03 ID:lXjMpmtm
7対200で勝てるわけ無いのはコーラを飲んだら(ry支援

663 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/23(木) 00:52:10 ID:oe1bjtjc
>戦争は数だよ兄貴。
あーた姉しかいないでしょwwwww

664 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/23(木) 00:52:28 ID:mIjOHjfb
>>660
はっ!鉢巻をプレゼントしたらミス・ロングビルの服装が5121風に!

665 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/23(木) 00:52:43 ID:orSjj9V+
> 決闘後、なぜかグランパがメイドと仲良くなっていた。一緒に部屋に行ってナニをしていたんだろう?
[Hな雰囲気]

666 :超1級歴史資料〜ルイズの日記〜:2007/08/23(木) 00:53:17 ID:VnoDSrgZ
次の日
ゴーレムがハズレじゃなかったので調子に乗ってたら、錬金の失敗で教室を大破させてしまった。

ポ〜〜〜ン
                  シュヴルーズが教室で倒れました。

それはもういいって
罰として、ゴーレムと総出で直した。
が、

「ミスヴァリエール、私は片付けろとは言いましたが、リフォームしろとまでは言わなかったはずです」
ゴミ捨てに目を放していた隙に、なんだか教室がビバ!近未来な感じにリフォームされてました。
なんか金属質な床、勝手に開いたり閉まったりするドア、
ランプもないのに光ってる照明、色んな風景を映し出してるガラス板。
机は木からなにかの樹脂を固めたものになり、机の下の引き出しを引き出すと文字盤が並んでいる。

「すごいよこの教室!机に教科書乗せると、内容がガラス板に映し出されるYO!!」

コルベール先生は今にも脱糞しそうなぐらいのはしゃぎっぷりだ。自重しろ40歳。
机の上の文字盤を押すと色々なものが表示されるようだ。
あ、この机でババ抜きと七並べができるのか。
他にはせーれーきどーだんとかおれのしかばねをこえていけとかわけのわからない遊び道具が入っているらしい。
今頃気づいたんだけど、器用の域を超えてるよね。

ただ、私が実技をしようとすると自動で出てくる防火シャッターと金属防御壁、緊急サイレンはムカついた。
対火対爆使用なんだそうだ。
もろともに吹っ飛ばされたのがそんなにイヤだったか。

ポ〜〜ン
                  コルベールが教室で倒れました。


1月後
ゴーレムはとりあえず100万までで自重したらしい。
学園内にきっちり101体置き、残りはどこかに旅立っていった。どこいったんだろ。
なお、他のメイジがゴーレムに頼みごとをすると、たいていは聞いてくれているらしい。
ただ、ふつうに使用人に頼んだ方が効率も確実性も高いのが玉に瑕だそうだ。
料理はこげてたり半生だったりしてかろうじて食べられるレベルだった。
あと話しかけるとやっぱりたまにお茶をくれる。なんで?



667 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/23(木) 00:53:51 ID:0iZ2yyMn
というか召喚されようがされまいが相互理解の前に衝突があるのは必然且つ王道的お約束でつよ?

そりゃそうと乙乙

668 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/23(木) 00:55:29 ID:orSjj9V+
コルベール先生じゃしかたないな

669 :超1級歴史資料〜ルイズの日記〜:2007/08/23(木) 00:55:31 ID:VnoDSrgZ

ある日
破壊の杖が盗まれた!
とりあえず教師たちが見回りのサボりの件で責任を押し付けあってると、ゴーレムたちが盗まれたはずの破壊の杖を持ってきた。
「これは……いや、形は似ているが、新しすぎる。ニセモノじゃな」

カチ
   ど〜〜ん

ゴーレムは学園長室の窓から破壊の杖を作動させた。庭にどでかいクレーターができた。
みんな唖然。私も唖然。学園長入れ歯吹き唖然。
私の失敗魔法の数十倍の規模の爆発は、破壊の杖が本物だということを証明した。

なんでもこのゴーレムたちは盗まれてから4時間で破壊の杖そのものを作ってしまったらしい。
作り直せば事態は解決するもんでもないと思うがそこはそれ、メンツは守れるか?
どうも破壊の杖がなくなって困った困ったと言ってるのが、ゴーレムたちの奉仕精神を刺激したらしい。
元々短い時間で安く大量生産できるように簡単なつくりをしていた武器だそうなので、ゴーレムたちには楽に作れたらしい。
楽に伝説の杖を作ってしまう辺り、おかしいぐらい器用だと思う。

その後、馬で片道4時間かかる距離を4時間で往復して、ついでに聞き込みまでしてきたと言ったミス・ロングビルがお縄になっていた。
みんな落ち着いて考えたらおかしいな〜〜と思うよね〜〜。
まあ実はゴーレムがフーケが盗むところを見ていて、その記憶を『てれびじょん』に映してたら、ゴーレム動かしてたのがロングビルだとばれた訳ですが。
そんなタイミングでフーケを見つけたと駆け込んできたロングビルは間が悪い。
ゴーレムは学園内だけで百いるからどこかに必ず1体はいるもんね。教師の見回りはやっぱり必要ないみたいだ


ポ〜〜ン
                 ロングビルが学園からいなくなりました。


670 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/23(木) 00:56:06 ID:3a0SkG3F
>646
成歩道じゃなくて成歩堂でした。ごめんなさい。
そして、SSで不快に思われた方。未熟ゆえに申し訳ない。

支援

671 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/23(木) 00:56:35 ID:lXjMpmtm
だんだんホラーじみてきた…支援

672 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/23(木) 00:56:54 ID:bpPlvNOZ
なんかいろいろな要素が必要なくなってくw
まあ、原作でもそうだったけど

673 :超1級歴史資料〜ルイズの日記〜:2007/08/23(木) 00:57:09 ID:VnoDSrgZ
以上、投下がおわりました。
セーブが終わるまでメモリーカードを抜き差ししないでください。

674 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/23(木) 00:57:10 ID:btSQLMsh
使い魔とか関係ねぇwww支援

675 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/23(木) 00:57:36 ID:TA8QN+Yb
ハルケギニアが勝手に発展していくw

676 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/23(木) 00:57:51 ID:vKVCieIi
これは酷い数と科学の力支援

677 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/23(木) 00:58:50 ID:P30/8AO0
>>673
残りの999,899が激しく気になる乙。

678 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/23(木) 00:59:12 ID:pHoxkGqP
スレの雑談でBALLSやべぇと言われてた訳を理解したw

679 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/23(木) 00:59:14 ID:orSjj9V+
100万で自重して旅に出た
つまり数の暴力に喘ぐアルビオンで奉仕のこころ大爆発ですな!

680 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/23(木) 00:59:32 ID:bpPlvNOZ
たしかエネルギー問題も反物質炉を効率が悪いながらも数の暴力で実現したんだっけ?
資本主義終わったからな

681 :DOD&M:2007/08/23(木) 01:00:13 ID:HwKHq4iN
予約とかありますっけ?

682 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/23(木) 01:00:31 ID:2XUoxORa
まとめの誤字修正してる人見てたらやめてくれ。
ログが流れまくってお前みたいにスレに張り付いていることが出来ない人間には迷惑極まりないんだ。
文字の意味や本来の言葉が分からないような小学生なんかここにはいないんだから、誤字修正なんて必要ないよ。
単行本の初版で誤字があっても次版が出たときに交換求めるような社会人いないだろ?そうゆうこと。
善意でやってるのは分かるんだけど、それによって害も発生するのを分かってくれたのならやめてくれ。


ps.無差別にさわってるくせに単語が抜けてるのを修正してないのは何故に。

683 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/23(木) 01:01:14 ID:lXjMpmtm
確認したが予約梨ですたい。投下どぞー

684 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/23(木) 01:02:34 ID:yZ4S6IRj
>>682
それは避難所の運営議論で言ってくれ

685 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/23(木) 01:02:44 ID:vKVCieIi
>>682
それこそ運営議論スレあたりで発言すべきと思う

686 :DOD&M:2007/08/23(木) 01:02:54 ID:HwKHq4iN
ういす、じゃ、行きます。

 シエスタの曽祖父の墓があると言う共同墓地、そして、その生家を訪ね、彼女の曽祖父の部屋に入った。
 時間軸的にあり得ぬ話なのだが、どうやらアンヘルを撃ち落したベルクートの編隊にいた一人と、彼女の曽祖父は同一人物らしい。
 例の新宿の件からそのまま、気付けばタルブの村付近の草原に着陸していたのだと言う事が日記が残されていた。最も、その日記の内容はサイトが読み解いた事で初めて明らかになった物だったとか。
 何せハルケギニアの文字ではないのである。どうやら、いつしか読める人間が現れたら読んで欲しい。そう言った込められた品であろう。
 所々擦り切れた古ぼけた日記帳には、判別し辛い部分も多く、部分部分の内容が明らかにはできなかった。謎の飛行物体相手にベルクートの編隊が用いられた理由等は、そもそもが書かれてないようではあったが。
 多少興味があっただけに、サイトとしてはがっくりだった。
 日記の主な内容としては、ハルケギニアでの生活と、望郷の念に対する苦悩が大半であった。サイトはその内容に大いに共感したらしく、読んでいる最中泣き出すのを見てシエスタがあたふたしたり等があったのは余談である。
 そんな中、サイトの目を一際引いたのが、ベルクートの修理に腐心する彼の行動の過程であった。
 文明レベルでは現代日本とは遥かに見劣りするハルケギニアである。着陸は不時着に近かったらしく、それによって故障した部分を直すのには相当な苦労があったらしい。無論、まかない切れぬ所も多々あり、完全な形としては修理は出来なかった様だ。
 随分と危ない橋も渡ったらしい。詳しい話は載っていなかったが、一つだけ書き記されていたエピソードでは、裏で好事家の貴族の好奇心を満たす為、手持ちの品を献上する事により、錬金により極めて部品として近い物を作り上げてもらった事があるとか。

「随分と色々な事をしてた人なんだな」
「ええ。あまり村に身体を落ち着けない人だったそうです」

 人となりは日記から容易に見て取れた。ベルクートに対する熱情に対して以外は、外向きとして誠実な人間であったらしい。この辺りはシエスタ伝で知った事だが。
 機体の修理に関しては、元の世界に帰れる事を夢見ての行いだったのだろう。そういう記述がいくつか見受けられたし、自身が彼であったならば、同様の行為に走ったかも知れない。サイトはそう思った。

「お父さんが生まれた頃には、もう精力的な活動はしなくなったみたいですけどね」
「そこで、骨を埋める事を決めたのか……」

687 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/23(木) 01:02:55 ID:pxA2oXGf
>>682
避難所へ行こうぜ!

688 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/23(木) 01:03:24 ID:orSjj9V+
それって更新履歴使って読んでるってことか?
わけのわからないことを言うなあ、自分が何をどこまで読んだかくらい覚えてるだろ

689 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/23(木) 01:04:38 ID:pHoxkGqP
金色の啄木鳥……は違うな。まっさらな憎悪……も違うな。とりあえずベルクート乗り支援

690 :DOD&M:2007/08/23(木) 01:05:18 ID:HwKHq4iN
 ハルケギニアに対する愛着が、望郷の念を上回ったのか、それともただ単に諦めたのか。日記にはその辺りの記述が無かった。
 ここは胸に秘めておきたい部分だったのだろう。残された者に伝えられる可能性があるだけに、余計だ。
 最後に、日記の締めの文章を読み、サイトがその内容を言葉にしてシエスタに伝えた。『この日記を読める者が現れたのなら、竜の羽衣を受け継いで欲しい。そして、出来得る事なら直して欲しい』と。
 それに対し、シエスタはにこりと笑ってこう言った。

「これが遺言書という事になるんでしょうね。父に伝えておきます。どうせ、大きいし管理も面倒だから、ちょっとした厄介物扱いなものでして」
「…………」
「むしろ受け取ってもらいたいと思うでしょう、父も」

 果たして、あの様な物を直す事が出来るのだろうか? 心当たりのある人物に皆目検討が付かない。どうした物かと悩むサイトに、階下からかけられた声があった。
 キュルケである。貴族の客ともあるだけに、大いなる歓迎に巻き込まれていたのだ。村長まで出張ってくる始末で、動きが取れなかった様だ。

「二人ともそろそろいい? あたし達は体が空いたから、アンヘルに話を聞こうと思うのだけれど」
「そうだな。気になる事も増えたし……シエスタはどうする?」

 尋ねると、ほんの少しきょとんとした後、シエスタは胸の前で手を振って答えた。

「少し早いけど、わたしは夕食の仕込みをしておきます。そもそも、わたしが聞いていい様な話でもないと思うので」

 そんな事無いのに、と返そうと思ったサイトだったが、気後れしている人間を無理に誘う事もなかろう。

「そっか。それじゃ、夕食期待してるよ」
「はい、それはもう!」

 シエスタの微笑みに見送られ、サイトは彼女の曽祖父の部屋を後にした。

691 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/23(木) 01:05:55 ID:/LvdyPuG
発展し過ぎた科学は魔法と変わらないという言葉の通り、
これ平民が見たら魔法も科学も区別がつかないだろうな…
久しぶりに大笑いしたぜ。

692 :DOD&M:2007/08/23(木) 01:06:39 ID:HwKHq4iN
 アンヘルの話は、平時であれば実に荒唐無稽と取られたであろう内容だった。
 サイトの話と含め、ようやく理解の一端が得られたレベルではあったが。
 聞き終えた者は皆、アンヘルの横たわる草原の元で、何を言うでもなくじっと立ち尽くしている。どう感想を言えばいいのか分からないのだ。
 異世界の存在をアンヘルより聞かされていたキュルケ、そして異世界から来たサイトですら、息を呑む話である。

「人の理、竜の理。それら含めて全てを超越した相手であった。時間を操り、時空、次元を越える存在。それらの影響がこの世界にも散らばっておるのやも知れん」

 様々な時間軸のブレに対しては、その存在を認めるしか納得が出来ないものである。
 一通り話し終えたアンヘルは、ふぅ、と息を付いて、眼前に広がる草原を見つめた。
 実に美しい風景である。日が落ちかけ、夕暮れが目に眩い頃合だ。

「……もし、あやつが起こした余波が、この世界に災いをもたらす事があれば、我等が全力を持って阻止しよう。それを言っておきたかった」

 前の轍を踏む訳にはいかない。この世界であろうと、油断は出来ぬ。あの存在との繋がりが見えた今、その決意がアンヘルとカイムの身に熱い火を滾らせていた。
 思いもがけずに得られた平穏な日々だ。誰にも侵されてなる物か、と。
 その平穏を形作るものも守らねばならない。

「そんな風に気負わなくてもいいのよ、アンヘル」
「…………」

 目に確かな光を宿した彼女に、キュルケが優しげな表情を浮かべて言った。
 その手をアンヘルの首に当て、そっと撫でる。アンヘルはその目を閉じ、されるがままに任せた。

「あなた達が戦うなら、あたしも戦うわ。当然でしょう? あなた達を呼んだのはあたしなんだから。第一、あなたの危惧する様な事は起こらないわ。カイムとあなたは、あなた達の世界でやるべき事をやり遂げたのよ。だから、心配しないで」
「キュルケ……」
「…………」

 今度は、昔を思い出したのか、心なしか震えているカイムの手を取り、キュルケは両手でぎゅっとそれを握った。手から伝わる温かみに、カイムは凝り固まった体がすっとほぐれるのを感じた。
 アンヘルとカイムは不思議に思う。どうしてこうも彼女に触れられるだけで安心するのかと。
 悪い気はしない。むしろ、好ましい事である。こんなにも落ち着いた気分になれるのは、彼女に呼び出されてから以前にはなかった事だ。
 キュルケに追従する様にして、シルフィードが言葉を放った。

「シルフィを忘れてもらっちゃ困るのだわ! アンヘルお姉さまの力にきっとなるのね! きゅい!」

 シルフィードの傍らに立つタバサも、無言で頷いている。
 その後、タバサはキュルケを指差して小さい声で言った。

「友達、だから」
「おぬしら……」
「……あのー、俺も一応いる事覚えておいてくれよ」
「馬鹿者、忘れる物か……」

 サイトからの言葉に、照れくさそうにアンヘルは返す。
 恵まれた。素直にそう思う。いつに無く優しい気持ちになるのをカイムとアンヘルは感じていた。
 そろそろ闇の帳が下りようとしている。
 立ち尽くす彼女らに、シエスタの呼ぶ声がかけられた。

693 :DOD&M:2007/08/23(木) 01:07:55 ID:HwKHq4iN
スレ汚し、お許しあれ。ここまでにござる。
あじゃじゃしたー。

694 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/23(木) 01:08:35 ID:btSQLMsh
GJ!!
キュルケいい子だなぁ

695 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/23(木) 01:08:47 ID:pHoxkGqP
良いシーンなんだが……使い魔のルーンとか脳裏をよぎって素直に良いと言えない支援

696 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/23(木) 01:08:59 ID:5OBNIgCG
戦争、艦隊戦


そいつらに戦艦造らせるなwww

697 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/23(木) 01:09:14 ID:sPN5EVP5
GJです。

この作品は和むなあ…

698 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/23(木) 01:11:03 ID:/ipCLSYb
超1級歴史資料〜ルイズの日記〜乙!
物量BALLS召喚の個性が良く出ていて面白い

699 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/23(木) 01:12:31 ID:vKVCieIi
>>695
故郷にほとんどいい思い出のない彼らにはむしろよいことずくめなのではないだろうか

700 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/23(木) 01:12:48 ID:DIGTrl85
なんという投下ラッシュ
アンヘルかわいすぎるよアンヘル

701 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/23(木) 01:15:43 ID:gIVMy5HU
>>673
>我々はBALLSなので物量でお相手しよう
なんて気の利いた台詞だw
このお話すごいGJだわww

702 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/23(木) 01:16:39 ID:pHoxkGqP
>>699
それもそうだったな……。

ところでハルケギニアだと天使とかもぱっと見なら翼人と認識されるんだろうかね?

703 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/23(木) 01:17:36 ID:uDjrG0Dl
>>691
そういえばサガフロの魔術って科学的に理路整然と研究され解明された超能力によって超自然の力を使役する術だったよな
別名科学的超能力だっけ

704 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/23(木) 01:17:37 ID:ZXcIu4Gf
アンヘルの人GJ!
キュルケはイイ子

705 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/23(木) 01:23:01 ID:3rjJKyCD
>>703
例えば禅銃は魔術「ゲート」の哲学的背景となっているリージョン後退理論にもとづく科学を母とする魔法銃となっていりるね

706 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/23(木) 01:33:39 ID:NVwaneJK
プロットを組むにあたって一つ悩んでいる。
そしていきなりこんなこといわれても、はぁ?と思われるかもしれないけど
どちらが良い?
多いほうでプロットの悩みを解決する。

胸革命
ロリ眼鏡

707 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/23(木) 01:35:14 ID:5ds4uVTe
ロリ眼鏡一択

708 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/23(木) 01:35:47 ID:N1FizgCR
ロリ眼鏡しか目に入らない

709 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/23(木) 01:36:04 ID:PRWDmSvl
>>696
大丈夫だ、火星に行かない限りシールド展開に必要な物質は採取できない=まだ何とかなるレベルの戦艦しか作れないはず
まぁ、数で押すだろうしハルケギニアの火星に進出するのも時間の問題だろうけどね

710 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/23(木) 01:36:32 ID:lXjMpmtm
胸革命に光を当てて頂きとうございまする

711 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/23(木) 01:36:33 ID:UAfaLwjE
ロリ眼鏡だろ、常考

712 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/23(木) 01:37:17 ID:DIGTrl85
ロリ眼鏡しか書いてない様に見えるなぁ
こやつめハハハ

713 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/23(木) 01:37:38 ID:PRWDmSvl
ロリ眼鏡以外に何の選択肢があるかね

714 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/23(木) 01:38:33 ID:SFT6UOfq
ロリ眼鏡がもっと幼くなるといいなぁ

715 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/23(木) 01:39:13 ID:pHoxkGqP
新刊の表紙を飾ったし、ロリ眼鏡の流れに反逆して胸革命で。

716 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/23(木) 01:39:32 ID:vKVCieIi
眼鏡革命

717 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/23(木) 01:40:45 ID:URhDCyZm
>ハルケギニアの火星
その表現はおかしい
火星が在るのは太陽系だけだ

718 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/23(木) 01:41:39 ID:gVUIeH4s
>>709
ヒント 錬金
ハルケギニアには普通にある可能性だってあるし

719 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/23(木) 01:42:01 ID:nf4UYzt+
胸革命
出番が少ない人に光を

720 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/23(木) 01:45:21 ID:kgwAvt96
気付いたら前スレ1000が言ってたのを過ぎてるw

721 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/23(木) 01:50:11 ID:dHDHLsYf
胸革命だろ
ロリ眼鏡はもういい

722 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/23(木) 01:52:47 ID:FXCdxAd4
ここでアンケートはやらんでほしいんだが

723 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/23(木) 01:53:10 ID:3J2NwL/g
BALLSの人GJ!ってか面白すぎw
ちなみに、よくわからない人は絢爛舞踏祭で検索して
ソニーの公式サイト言った後設定小説見るのお勧めする

724 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/23(木) 01:53:18 ID:oJIoLr93
胸革命でひとつ
ところで、エルフの先住魔法って具体的にどんなんなの?

725 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/23(木) 02:04:00 ID:lu2l5QGU
>>724
たしか地元の精霊の力で完全防御アンドカウンターって感じな希ガス

726 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/23(木) 02:05:32 ID:gd5baJrl
ロリ胸眼鏡革命でよろ

727 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/23(木) 02:05:51 ID:ZXcIu4Gf
絶望した!胸革命の出番のなさに絶望した!
ってなわけでテファで。

728 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/23(木) 02:11:59 ID:dmvw0d5g
>>727
その書き込み見て脳裏に某糸色先生と叫んでる乳革命の姿が……
きっと疲れてるんだな、寝よう

729 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/23(木) 02:13:24 ID:bpPlvNOZ
>>725
大神のたたり場のような焦土では発動不可能というわけか
あそこじゃどんな魔法も使えなさそうだけど

となると、ルイズとか使用している魔法はDDSATみたく世界情報を書き換えて発動するタイプか

730 :カービィの人:2007/08/23(木) 02:19:36 ID:H6jmovXt
誰かいますか?

731 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/23(木) 02:20:30 ID:N1FizgCR
居ルイズ

732 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/23(木) 02:20:34 ID:lXjMpmtm
デデデでプププな物語支援

733 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/23(木) 02:20:48 ID:Akx1ovVb
いるにはいるけど、もう眠いから寝る。

おやすみ

734 :カービィの人:2007/08/23(木) 02:23:39 ID:H6jmovXt
あっ、自分で言っといてなんですが、ちょっと書き直したい部分発見しました……
やっぱり投下は明日の朝にします。すみません

735 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/23(木) 02:30:35 ID:NKIuXTy9
避難所のスレにあった悪魔くん召喚ものを代理投下します。

736 :代理:2007/08/23(木) 02:36:24 ID:NKIuXTy9
256 :名無しさん:2007/08/22(水) 16:03:30 ID:hBmUbqtA
人間には奇形というのがあるが、精神的奇形だってあるはずだ。
釈迦やキリストにしても、二千年たってもそれ以上のアタマの持主が現れない
ところをみると、
大きな天才とは精神的奇形児でアル、という見方ができるかもしれない。

いまここに、人類がかつて生んだことのない頭脳の持主が現れて、
一万年に一人しか理解できないといわれるユダヤの古書をひもといて、
その文字の裏側にかくされた「悪魔を呼び出す術」にふけっていたとしたら、
どうであろう。

…………………………………………………… 

我が「悪魔くん」がそうなのだ…………


257 :『使い魔くん千年王国(仮)』 第一章 召喚:2007/08/22(水) 16:08:49 ID:hBmUbqtA
ここは、ハルケギニア大陸のトリステイン王国にある、
トリステイン魔法学院の広場である……

「エロイムエッサイム、エロイムエッサイム、我は求め訴えたり!
 朽ち果てし大気の生霊よ、眠りから覚めよ!
 気体より踏み出でて、始祖ブリミルの名の下に行う、我が要求に答えよ!!」

ルイズは渾身の、最後の力を振り絞って、
使い魔召喚(サモン・サーヴァント)の儀式に臨んでいた!
100回を超える失敗爆発のため、その身には無数の生傷が刻まれ、
血と汗と泥と涙に塗れていた……!
その甲斐あってか、とうとう失敗ではなさそうな魔法の反応が現れたのだ!

円形の魔法陣の中の大地は、ドロドロの溶岩のように廻り出した!
大地は鳴動し、生臭い空気は一面にたちこめた!
おお見よ! ルイズの大いなる霊波は、はるか異次元の彼方の
地球と呼ばれる星の上で反応を示したではないか!!

(バオ―――――ン  ンゴ―――――ッ)

「宇宙の果てのどこかにいる、私の下僕よ!強く、美しく、
 そして生命力に溢れた使い魔よ!
 私は心より求め、訴えるわ! 我が導きに応えなさい!」

(バア――――――――ン)

突如、閃光が周囲を包む。そして最後のチャンスであった103回目も、
いつものように爆発する。
だが、そこには確かに何かがいた!
そこに横たわっていたものとは―――――

737 :代理:2007/08/23(木) 02:37:57 ID:NKIuXTy9
258 :『使い魔くん千年王国(仮)』 第一章 召喚:2007/08/22(水) 16:14:27 ID:hBmUbqtA
「あっ!」「ぎょっ」「うわっ」「なんと」

ただの人間の、平民の子供だった。せいぜい7〜8歳の男の子。
気絶しているらしいが目立った外傷はない。
黄色と黒の横縞模様という妙な服に、膝上までしかない半ズボン。
灰色の短い髪は頭頂部でピンと立ち、
いわゆる(我々の世界での)キューピー人形を思わせた…。
大きな垂れ目を閉じた顔つきも美少年というには程遠く、額は広く鼻は低い。
むしろ不気味でさえある。

「おい、こりゃあどうした?」
「ははははははははは、さすがはゼロのルイズだね」
「平民の子供を従者にするのかい?」
「どこに隠しておいたんだ?」
「けけけけけけけけ」「いひひひひひひひ」「ははははははははははは…」
先ほどまでは固唾を呑んでいた、無知なる群衆の嘲弄がルイズを責め苛んだ……!

「ミスタ・コルベール! やり直しを! もう一度、もう一度召喚させて下さい!」
「それは駄目です、ミス・ヴァリエール。
 確かにサモン・サーヴァントで人間を呼び出したのは前代未聞ですが、
 彼があなたに召喚されたことには変わりがない。
 一度召喚されたものを一生の使い魔とする、その神聖なる伝統を、
 曲げるわけには行きません。
 さぁ、コントラクト・サーヴァント(契約)をしてしまいなさい」
教師のコルベール(禿頭)は無情にもそう告げた…!


259 :『使い魔くん千年王国(仮)』 第一章 召喚:2007/08/22(水) 16:22:08 ID:hBmUbqtA
(ああ… 同級生はみな使い魔召喚に成功し 進級を決めている…
 私もさっきまでは 強く、美しく、そして生命力に溢れた使い魔を
 求めていた… だが
 その期待はうばい去られてしまったのだ… このクソガキに)
(キュルケがサラマンダーを呼び タバサが風竜をあて 
 ギーシュさえもがモグラを召喚できたこの日に… 
 私は100回も失敗した末に 平民の子供を召喚してしまいました
 といったところで…
 誰が耳をかたむけてくれるのだろう)
(おそらく あの善良なアンリエッタ王女サマだって 信じては下さるまい)
(ああ もうこれ以上 ああ…考えるのはよそう)
 「悲劇だわ…!!」

他に選択肢はなかった。ルイズは少年の傍らに近寄り、契約の呪文を唱えた。
「我が名はルイズ・フランソワーズ・ル・ブラン・ド・ラ・ヴァリエール。
 五つの力を司るペンタゴン。この者に祝福を与え、我が使い魔となせ」

自分の年齢の半分程度しか生きていないような、ただの子供だ。
男とはいえ、ファーストキッスとしてはノーカンだろう。
ノーカンだノーカン。
仕方ないのだ。これから下僕としてこき使ってやろう。
かわいそうだが、いっそ死んでしまえばもう一度、
まともな使い魔が呼べるかもしれない…。

だが、誰がこの時分かったであろう。
この小さな子供『悪魔くん』こそ、「一万年に一人の大天才」にして
「東方の神童」そして「メシア(救世主)」であり、
ハルケギニア全土をも揺るがしかねない「革命児」であるということを……!!

(つづく)

738 :代理:2007/08/23(木) 02:39:12 ID:NKIuXTy9
267 :これまでの「悪魔くん」のあらすじ:2007/08/22(水) 19:24:07 ID:hBmUbqtA
「悪魔くん」こと一万年に一人出現するメシア・松下一郎は、
太平洋電気の社長の一人息子であり、
奇形的な天才的頭脳のため、小学校を二年で退学した。
そして奥軽井沢の広大な別荘に篭って「悪魔召喚の術」を研究していた。
彼は古の魔法を用いて、「十二使徒」となる者たちを集め、
かのファウスト博士の助力を得て、ついに悪魔を召喚することに成功した!

彼はアメリカの石油王サタンをはじめ、様々な敵(国家権力も)と戦いながら、
貧乏も、退屈も、戦争も、国境もない幸福な世界「千年王国」を地上に築くため、
「世界をひとつにする征服活動」に励んでいた。
だが、イスカリオテのユダのような味方の裏切りによって、
「悪魔くん」は銃弾に斃れた。
しかしその遺体はひそかに埋葬されて、予言された復活の時を待っているのだ……!


268 :『使い魔くん千年王国』 第二章 復活:2007/08/22(水) 19:27:36 ID:hBmUbqtA
「我が名はルイズ・フランソワーズ・ル・ブラン・ド・ラ・ヴァリエール。
五つの力を司るペンタゴン。この者に祝福を与え、我が使い魔となせ」
呪文の詠唱とともに、ルイズの唇が少年の唇に重ねられる。
するとどうであろう… 少年の右手の甲には、奇妙な形のルーン(魔法文字)が
まるで家畜の焼印のように刻まれ出したのだ。
(ジュウ――――――――)
その痛みで、少年はとうとう目を覚ました!

「あんた、誰? どこの子なの?」
ルイズはしょんぼりした様子を隠せないまま、貧相な少年を見下ろして誰何した。
これから下僕になる平民なのだ。コントラクト・サーヴァント(契約)が済んだからとて、
なめられるわけにはいかない。

「…………?」
少年は覚醒した。否、復活と言ってよいだろう。
彼は確かにあの時、心臓を銃弾で撃ち抜かれて死んだのだから。
(ぼくが死後復活するであろうことは、
さまざまな予言書にも書かれていたとおりだが……。
ここはどこだ? 東京や奥軽井沢ではなさそうだし……)

「ちょっと、聞いているの!? 私は急いでいるのよ!」
(この怪しいカッコウをしたやつらはなんだ? 見たところ魔法使いそのものだが、
 やつらが、というかこの騒がしいピンク髪の女が、ぼくを復活させたとでもいうのか?)
「はやく答えなさいよ! 耳がないの? 口がきけないの?
 (きぃ―――――っ わなわなわな)」
 
「うるさいな。人の名前を尋ねる時は、そちらから名乗るのが礼儀だろう」
ヒステリーをおこしていたルイズは唖然とした。
たかが平民の小童ごときが、貴族に開口一番言うセリフではない。

…いや、ひょっとしたら小童なのは見た目だけで、何か強大な力を秘めた存在なのかも知れない。
きっとそうだ、そうに決まっている。
なにしろこの私が全身全霊をこめて召喚した使い魔なのだから。
なんかすごいふんぞり返ってるし。

739 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/23(木) 02:39:51 ID:Od3uJbhk
支援

740 :代理:2007/08/23(木) 02:40:45 ID:NKIuXTy9
269 :『使い魔くん千年王国』 第二章 復活:2007/08/22(水) 19:31:09 ID:hBmUbqtA
「わ、私はルイズ。ルイズ・フランソワーズ・ル・ブラン・ド・ラ・ヴァリエールよ」
「ずいぶん長い名前だな。まあいい、ぼくは松下一郎。
 …たぶん君たちは知っているだろうが、『東方の神童』だよ。
 『悪魔くん』などとも呼ばれていたがね」

「と、東方!? あ、悪魔ですって!?(ふはっ)」

「ミス・ヴァリエール! 下がりなさい!!」
コルベールが進み出て叫ぶ。
ハルケギニアにおいて、『東方の悪魔』というだけで自己紹介は充分だ。危険極まりない。
だがルイズは狂喜した。美しいかはともかく、これほど強力な使い魔はなかなかないだろう。
ちゃんと契約もしてあるから従ってくれるはずだ。

『東方の悪魔使い』ルイズ!
なんという力と畏怖に満ちた、ミリキ的な二つ名であろう!
「嘘だろ…あのルイズがそんな凄い奴呼び出せるはずがない」
「まったく、ばかばかしいことだニャー」
愚かな群衆のツブヤキも心地よいぐらいだ。うふふふふふふ。


270 :『使い魔くん千年王国』 第二章 復活:2007/08/22(水) 19:34:24 ID:hBmUbqtA
「ぼくは悪魔ではないよ。むしろそれを使役する者だ」
「え?」
「なんだ、ぼくのことを知らずに復活させたのか?
それよりここはどこだ? 君たちは何者だ?」
いぶかしげな表情を浮かべながらも、現状を確認しようとする『悪魔くん』。

コルベールが、警戒しながらも彼の質問に答える。
いまのところ暴れる様子はないが、下手に刺激するのはまずい。
「ここはハルケギニア大陸のトリステイン王国、トリステイン魔法学院。
我々はあなたを召喚したメイジ(魔法使い)ですよ、『悪魔』くん。」

「召喚だって? まさかぼく自身が召喚されるとは思わなかったな。
 メイジはともかく、そんな大陸も国名も、知っている限り記憶にないんだが」
「お、おいおい説明するわよ! とにかく契約は済ませたんだから、
 どんな強力な悪魔でも悪魔使いでも、あんたは一生この私の下僕なんだからね!
 さあ、御主人様とお呼びなさい!」
ルイズは激しい疲労と困惑で混乱し、早く使い魔を従えたいと焦っていた……。


271 :『使い魔くん千年王国』 第二章 復活:2007/08/22(水) 19:38:15 ID:hBmUbqtA
だが……彼は小ばかにしきった口調で拒否した。
「御主人様? これまた調子のいい話だなア。
 知識だって力だって、ぼくよりも上回ってなきゃア、
 主人でも先生でもないよ」
「なんですって!?」
「まあまあ、ミス・ヴァリエール。彼には彼の考えもあることだから」
「きみ、止めるな! こんな家ダニのような小娘……」
「家ダニ!? 家ダニとはなによ!!!」
「家ダニで気に入らなければ、シラミだって油虫だっていいんだぜ」
「ひどすぎる!!!!」
「き、きみ、口がすぎるよ」
「俺ア、こいつの高慢ちきな態度が始めっから気に入らないんだ!
 禿頭、そこをのけっ!! ぼくにはこんなものにかかづらわっていられない、
 大きな使命があるんだ!」

741 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/23(木) 02:41:16 ID:bpPlvNOZ
支援
もう寝る
明日はそんなに早くはないけど

742 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/23(木) 02:42:27 ID:Od3uJbhk
支援

743 :代理:2007/08/23(木) 02:42:31 ID:NKIuXTy9
272 :『使い魔くん千年王国』 第二章 復活:2007/08/22(水) 19:42:18 ID:hBmUbqtA
『悪魔くん』は額に青筋を浮かべ、奇妙な拳法のような構えをとると、
聞きなれない魔法の詠唱と精神集中を始めた!
「ミ、ミス・ヴァリエール! 早く逃げなさい!」
「なんで逃げる必要があるのです!!」
「いくぞーーーッ!!」


『悪魔くん』が暴れだしたのを見て、周りの生徒たちも驚き退いた!
 コルベールは、激昂したルイズを彼から引き離そうと、ドンと突き倒した!
「あっ」
 彼女はどすんと音を立てて倒れ、地面に頭を打ちつけてのびてしまった…。
「きゅう」

「私からよくいいきかせておきます。
 今日のところは大目に見て、助けてあげて下さい」
「…ま、いいだろう… いろいろ聞かなくてはならない事もあるだろうし」

こうして、春の召喚の儀式は終了した。
果して、彼は偉大にして強力な悪魔、または悪魔使いなのであろうか。
或は何か間違ったのではなかろうか……?

(つづく)

744 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/23(木) 02:43:29 ID:lXjMpmtm
>>706とりあえず経過一時間でこんなんでましたよ〜的支援

テファニア:6
.  タバサ:6

745 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/23(木) 02:46:06 ID:NKIuXTy9
代理投下終了しました
支援ありがとう

あと>>736で貼った部分より前にこの設定説明の書き込みがあったことを見逃していました


255 :名無しさん:2007/08/22(水) 16:00:58 ID:hBmUbqtA
うむ、ではひとつやってみるか…
基本は貸本版での死後で、千年王国版も混じっているかも。
あと、水木センセイ色が強くなりそうだぜ。

746 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/23(木) 02:49:26 ID:BvSG10eV
>>744
両方はなし?

747 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/23(木) 02:51:16 ID:lXjMpmtm
>>746
数えてるよ〜。両方だと2票やね。
…どっちにしても結果が変わらんようなw

748 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/23(木) 02:58:40 ID:EKKF+acr
胸革命以外考えられないな常考
とりあえず炉利度ども自重www

749 :ゼロのしもべ:2007/08/23(木) 03:07:23 ID:Hdh4Fxb4
さて……行ってもいい?

750 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/23(木) 03:08:28 ID:NKIuXTy9
支援

751 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/23(木) 03:09:12 ID:lXjMpmtm
支援…寝落ちするまで

752 :ゼロのしもべ:2007/08/23(木) 03:09:24 ID:Hdh4Fxb4
17話
「ちょっとそこのレッツゴー三匹」
 あんまり関わりたくないけれど放置しておくほうが恥ずかしい。しかたなく声をかけるルイズ。
「大々的に自分たちは馬鹿だって主張しなくても、皆知ってるから安心しなさい。」
「ひでぇ!」
 にこっと慈愛に満ちた笑みを浮かべるルイズ。精神的ダメージは倍増だ。
「ヴァリエール!これは男同士の友情の話だ。」
「そうだ。部外者は出て行ってくれないか?」
 一斉に抗議の声を挙げる馬鹿3人。しかしルイズは、蚊の羽音ほども気にする価値はないとばかりに、華麗にスルーする。
「はいはい。わかったから恥を強調する舞台装置はさっさと片付けて、撤収しなさい。」
 進級したばかりのころはおそらくムキになっていたことだろう。しかしルイズはいつまでも子供のままではない。ここ数ヶ月の経験で、
真正面から真剣に相手をしないほうがいい人種がいることを勉強していたのだ。
 ふふん、と余裕すら感じる態度で3人をあしらうルイズ。シッシッと犬でも追い払うように、手を振る。
 盃を持ったまま席から追い立てられ、恨めしそうにルイズを睨む残月たち。
「……どうにも心の狭いなぁ、ルイズは。」
「別に、自分に関係ないと思うけどなぁ。」
「左様。こう、言っては何ですが、心の広さと胸の大きさは比例するのですかな。」
「なンやと?」
 残月のついうっかりな発言に、ルイズの顔はたちまち夜叉のような
表情に変化する。先ほどの余裕などどこにいったのかしら?って
な感じだ。おまけに関西弁が混じっている。
「おいこら。誰の胸が小さくて心が狭いっちゅーねン。どこをひっくり返したらそういう結論に達したンや、あ?」
 ヤクザ歩きで顔を少し斜めにして、ガンを飛ばすルイズ。あまりの迫力に尿が漏れそうだ。
「マリコルヌ殿。さすがに酷い発言ではないですかな?」
と、残月。
「そうだな。さすがに言いすぎだと思うよ。」
と、ギーシュ。
「ちょ、ちょっと待ってよ!」
 泣き出しそうな表情でマリコルヌが叫ぶ。
「なに、なんの話?ぼくじゃなくて残月さんが言ったよね、たしか!?なんでぼくに責任転嫁してるの!?」
「マリコルヌ、男らしくないぞ。」
「ふむ。そんな具合だから、恋人ができぬのではないですかな?」
 先ほど義兄弟の契りを交わしたばかりだというのに、トカゲの尻尾のごとくあっさりマリコルヌを切り離しにかかる2人。まさに外道。
「ちょ、なにそれ!?いま僕の恋人とか関係ないじゃん!なんで僕から遠ざかっていくの!?ねぇ!?なんで僕の後ろにいるヴァリ
エールを鬼や悪魔みたいな感じで見てるの?ちょっと、答えてよ!というか遠ざかっていかないでよ!」
 あらん限りの勢いで舌を動かすマリコルヌ。しかし残月とギーシュは視線を合わそうとせず、陣幕を解体し始める。
 そして、マリコルヌの肩に手が置かれた。
 恐る恐る振り返ると、そこには笑顔のルイズが…。

「しかし見苦しかったですなぁ、風邪引きマリコルヌ殿は。」
「まぁ、しょせんマリコルヌだからね。」
 さきほど掌をあっさり返した二人が歩いている。助けてくれと哀願するマリコルヌを見殺し、見えない聞こえないで逃走して来たのだ。
あたかも義兄弟の誓いなど最初からなかったかのようだ。
 ちなみにまだマリコルヌへの責めは続いているようだ。どこからか豚があげる悲鳴のような音が聞こえてくる。
「しょせんそのような人物だったということでしょうな。ですが、我らの2人の誓いは、永遠ですぞ。」
 残月が握手を求め腕を出す。
「ああ。ぼくたちは、死ぬときは一緒だ!」
 ギーシュがその手を握り返す。
 ぐっと、互いに手を強く握り合う。目と目が合い、二人は頷く。
「しかし私個人としては、死ぬときは女性と一緒のほうがよいですなぁ」と残月。
「それはぼくもさ。」とギーシュ。
「はっはは。おたがい同じことを考えていますな。さすがは義兄弟です。」
 朗らかに笑う残月。頷き返すギーシュ。
「死ぬときは、ぜひ大きな胸に包まれて逝きたいものですな。なぜおっぱいはあれほど素晴らしいのか……。」
 うっとりと語る残月。しかし、ギーシュはちっちっちっと指をワイパーのように動かし。
「胸の大きさはこのさい問題じゃないさ。女性の価値は髪、だよ。それとうなじ。胸なんて、デブでも大きいからねぇ。」
 あからさまに不快な表情をする残月。
「おやおや。ギーシュ殿はカツラにでも欲情されるのですか?そういえばモンモランシー嬢はいかにも貧相な体で…。ああいうのは特
殊な趣味の人間でなければ相手にせぬでしょうしなぁ。」
 ムッとギーシュの眉間に皺がよる。

753 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/23(木) 03:09:46 ID:NKIuXTy9
支援

754 :ゼロのしもべ:2007/08/23(木) 03:10:28 ID:Hdh4Fxb4
「胸が大きければそれでよい、というような粗暴な野蛮人には、あの繊細な美は理解できないんだろうねぇ。まぁ、デブの脂肪に圧迫
されて臨終を迎えるのをぼくは止めないから別にいいけどね。」
「ほほう。まぁ、髪が美しければ男であろうと劣情を抱く変態、なのでしょうね。あまり近寄っていただきたくないですな。」
 ギッと残月をギーシュが睨む。ほぼ同時に、残月もギーシュを睨んだ。
「「決闘だ!」」
 契りを結んで5分もせぬうちに完全崩壊した義兄弟の絆であった。

「王女、臣下の身で御叡慮に口を挟むのは不敬なれど、あえて言わせていただきたい。もう一度、考え直してはいただけませぬか。」
 マザリーニが深く頭を下げる。
 元々痩せ気味で、鶏がらの異名を持つ男である。しかし、今のマザリーニは鶏がらというのも痛々しいほど、さらにやつれていた。
「くどい。」
とアンリエッタがあっさり拒絶する。取り付く島がない、とはこういうことなのだといわんばかりだ。
「卿、これは熟考のすえ導き出した結論です。もはやいくら考えなおそうと、私の決心は変わらないでしょう。」
「し、しかし……」
 今にも倒れそうなほど真っ青マザリーニ。しかし表情はりりしく、力強い。なんとか王女を説得せんという強い意思が見て取れる。
「ゲルマニアと連合し、アルビオンへ侵攻するというのはリスクが大きすぎると、卿は考えるのです。やはり空から封鎖するほうが、
確実かつ正攻法ではないでしょうか?過去、あまたの軍がアルビオン侵略を企て、そのたびに苦渋を舐めてきた歴史を知らぬでは
ありますまい。」
「もちろんです。」
 冷ややかに答えるアンリエッタ。
「しかし、アルビオン打倒はいまやトリステインの国是。なにしろ我が親族を追放し、打ち立てた政権なのですから。これを放置してお
くなど、わが国が王制を敷く以上、ありえぬこと。いずれ決着をつけるときはやってくるのです。それならば、敵が先日の侵攻作戦で
兵を失った今こそが、その決着をつけるべきときなのではないでしょうか?」
 冷酷な光がアンリエッタの瞳に宿っている。アルビオンについて語るときは、最近いつもこうである。一切聞く耳を持たず、まるで実
父の仇のごとく憎憎しげな態度をとるのだ。
「ですが、これ以上の税率引き上げは……」
「今は非常時です。国民には多少の窮乏をしいることになるのは、やむを得ないでしょう。それに負担が大きいのはむしろあなたがた
でしょう。以前のような贅沢ができなくなるから、不満を抱いているメイジがいると聞きますが?わたしのように自ら率先して倹約をで
きないものばかりが文句を言っているような気がしてなりませぬ。」
「ですが陛下。いくら倹約しようと限度があります。戦列艦50隻の建造費、2万の傭兵、数十もの諸侯に配る糧食費。倹約風情で浮い
た金ではまかなえませぬ…」
「それについては心配をする必要はありませぬ。戦費はある人物の助力によりほぼまかなうことができたと財務卿から報告がありまし
た。」
「しかし高等法院は遠征軍編成反対に傾きつつあり…」
「意見の調整は、卿とわたしの仕事ですわ。そして説得できる材料は揃いつつあります。」
 玉座から立ち上がり、自室へ戻ろうとするアンリエッタ。
「よいですか。これは王命です。ただちに、遠征軍の編成を行いなさい。できぬ場合はあなたの更迭もありえます。長らくわが国を支え
てきた卿を、このようなことで失いたくないのです。すみやかに命令を実行してください。」
 そのまま侍女を連れ、足音を響かせて立ち去っていくアンリエッタ。その背中を見送ることしかできぬマザリーニ。

 いったいなぜこのようなことになったのだろうか。
 思えば、アンリエッタ王女が変わったのは誘拐事件からだ。あれ以来、女王はアルビオンに対して敵意をむき出しにし、強い意思を
持って「必ずや邪知暴虐の神聖政府を打ち倒そう」としているのだ。
 強い意志をもつことは悪いことではない。むしろマザリーニの望んでいた姿だ。それこそ最初は女王としての自覚が出て来たのだと
安易に喜んでいた。しかしどうも様子がおかしい。女王としての自覚が出て来たのと同時に、背後になにか別の考えが見え隠れする
のだ。
 マザリーニは、思う。
 考えるに、アンリエッタ女王はひょっとしたらその前から変わっていたのではないか、と。
 たしかにそうだ。それまで王女であることに嫌悪感を示していたのが、少しずつ前向きになっていったときがあった。今考えれば、そ
の変化はあからさまではなかったか。

755 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/23(木) 03:10:50 ID:lXjMpmtm
支援

756 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/23(木) 03:11:41 ID:NKIuXTy9
だめだこいつら……どこが義兄弟だ

支援

757 :ゼロのしもべ:2007/08/23(木) 03:11:57 ID:Hdh4Fxb4
 自分はそれに気づいていたが、あえて気づかないふりをしていたような気がする。おそらく、まだ子供だと、臣下の身でありながら舐
めた態度をとっていたのだ。
 アンリエッタ女王が変わり始めたのは、おそらくあの男が現れてからである。あの男がウェールズ皇太子の代理人を自称して現れて
から、少しずつ王女は変わって行った。よく考えると、誘拐事件のときもそうだ。あの男の指示で追跡を行わなかったのだ。仮にも王女
が誘拐され、何の手立ても打たないというのは前代未聞だ。にもかかわらずあのときはそれに納得していた。
 それに、王女を連れて帰ってきたのもあの男だ。どう考えても、あの男の考えに王女は影響を受けている。
 と、マザリーニの行く手に、その男があらわれた。数人の次官や家臣を金魚の糞のように引き連れて、優雅な物腰で歩いている。
「もし、右丞相」
 マザリーニが声をかけると、男が立ち止まった。それだけで周囲の空気が2度も違うような気になる。右丞相と呼ばれた男は優美に
会釈をすると、マザリーニの元へ歩みよった。
「これは左丞相。女王のご機嫌はいかがでした?」
 静かに微笑む男。その名を、孔明という。
「女王は、機嫌はよろしくないようだ。わしは今怒鳴られてきたところだ。それよりも……」
 人払いをできぬか?というマザリーニ。かしこまりましたと孔明は答え、ただちに近侍を下がらせる。
「しかし立ち話もなんだ。わしの自室へご足労願えるか。」
 ええ、とあっさり了承する孔明。もしマザリーニが腹に一物ある男ならどうなるかわからぬというのに、あっさりと、だ。逆に心配をして
しまうではないか。馬鹿なのか、お人よしなのか。それとも、そうする人間かどうか、見抜いているというのか。
 マザリーニも自分の近侍を下がらせる。部屋に入り、鍵を閉めサイレントの効果を持つマジックアイテムを使う。元々この部屋には覗
き見ができぬような工夫を施してあるが、さらに念には念を入れてのことだ。これで中の会話を覗き見ることのできる人間は、スクウェ
アクラスといえどもいないはずだ。
 粗末ではあるが白湯を出し、椅子に座るマザリーニ。そしてどう話を切り出すか迷っていると、
「さて、お話というのは、おそらく私が陛下に何を吹き込んだのか、聞きたいということでしょう?」
さらっと孔明が口を開いた。あまりのことに思わず白湯を噴出しそうになるマザリーニ。
「驚かれることはありますまい。そういう疑念を抱かれたからこそ、わたしを呼んだのは充分予想できるではありませんか。」
 いつもながらこの男はなんなのだ。まるでこちらの全てを読み通しているかのようだ。いや、むしろこちらの思考をコントロールしてい
るような感じすらある。このようにぴたりと当てられると、
「そ、その通りだ。」
と返すしかない。普通ならば「なにを言ってるんだこいつは。」と思うようなことすら、全てを見通しているかのごとく先を回り続けられる
と、説得力を帯びてくるから不思議だ。
「吹き込んだ、というのは言葉の綾ですが。」
 うふふと嗤う孔明。ゆったりと羽扇で扇いでいるのは、なにも夏だからというだけではなく、自分の思考を読まれぬように顔を隠して
いるのだろう。
「おそらく卿は、誘拐事件のときに、わたしがなにを考え行動していたのか知りたいのでしょう。よろしい。今から、全てを説明いたしま
しょう。さすれば、」
 と、孔明は一息つく。
「さすれば、卿はなぜ陛下が戦を決心されたのかを、理解されるでしょう。」

「まず、逆に卿へお聞きしたいことがあります。卿は普段、歩くときにどこをごらんになられていますか?」
 またわけのわからぬことを、と思ったがおそらく孔明のことだ。なにか理由があるのだろうと、真面目に答える。
「わしは鶏がらなどといわれているが、別に鳥ではないのでな。まっすぐ前を見ておるよ」
 マザリーニの答えを聞いて、小さく頷く孔明。
「では、もしも鳥が突然、空から舞い降りて、卿に襲い掛かってくれば、それを避けることはできぬでしょう。」
 うむ、と答える。当たり前だ。人間、なにが弱いというと頭上からの攻撃だ。なにしろ空を見上げるように目はついていない。あくまで
前方を警戒するために、目の位置はあるのだ。
「なるほど。つまり右丞相は、空にあるアルビオンの奇襲を、我々は避けられぬ、とおっしゃりたいのか。」
「左様。」
 孔明が微笑む。

758 :ゼロのしもべ:2007/08/23(木) 03:12:59 ID:Hdh4Fxb4
「空にいる、ということはただそこにいるだけで脅威なのです。なにしろ、我々はそこに行くにはかなりの労力を要します。しかし敵は、
ただ重力に身を任せておけば、我々の元へ来ることができるのです。それも、いつでも。もちろんアルビオン大陸の移動ルートは決
まっています。しかしその全てを、いつでもどこに降りてこられてもよいように警戒していれば、金がいくらあっても足りぬのではないで
すかな?」
 さらに孔明は続ける。
「また、衰えたり、といってもアルビオンの空軍は隻数60を超えます。つまり敵はやる気になれば、いつでも、どこにでも、兵をこのトリ
ステインに送り込むことができるのです。アルビオンはわが国にとっては腹中の病と言ってよいでしょう。」
「その通りだ。」
 が、とマザリーニは反論する。
「しかし、アルビオンを封鎖すればよいではないか。いくら大陸といっても、規模は大きな島ほどしかないのだ。いずれ糧秣も、金も尽
きるのではないか?」
 いえいえ、と首を振る孔明。
「それは浅慮というものです。たしかに糧秣はなくなるでしょう。ですが、そのしわ寄せがどこへ行くかといえば、間違いなくアルビオン
の民です。彼らは元々アルビオン王家に忠誠を誓っていたことをお忘れなきように。すなわち、トリステイン王家とは縁の深い民なので
す。さらには、窮鼠猫を噛むのたとえにあるように、追い詰められた神聖政府の軍が降下してきて、わが国の民から略奪をしかねませ
ぬ。」
 うむむ、と冷や汗をかくマザリーニ。
「お考えいただきたいのは現在の各国の反応です。亡命してきたアルビオン王家の家臣の方々の尽力により、各国で「レコン・キスタ
討つべし」という機運が高まっています。これを逃す手はありませぬ。今ならば、各国政府は神聖アルビオン政府追討のために、兵を
出すことでしょう。さきほども申し上げましたが、アルビオンはわが国腹中の病なのです。それは取り除かねばならぬといっても、その
ためにはわが国は大きな代償を払うこととなるでしょう。それは大きな手術は受けた人間の体力が減るようなものです。」
「つまり、右丞相は他国の力を利用して、わが国がはらうであろう代償を軽減させるおつもりか。」
「左様。ゲルマニアやガリアはしょせん皮膚の病。されどもわが国のみでことを為せば、例え勝つとも疲弊し、皮膚の病により死するに
相違ありませぬ。しかし、皮膚の病を以って腹中の病を討てば、わが国はかならずや安泰の道を進むでしょう。」
「なるほど。道理はわかった。しかし、わしが聞きたいのは誘拐事件で右丞相が何をしていたかであり、此度の戦を行う理由ではあり
ませぬぞ。」
 皮と骨の中で、異常に鋭い目が光った。
「もっともです。ですが、もうしばらく私の質問にお付き合い願いたい。さて、2つ目の質問をしましょう。此度の戦、以上の道理を導きだ
したのがどなたかおわかりか?」
「……もしや……陛下か?」
 孔明が深く頷く。
「左様。此度の開戦、この孔明、何一つ助言はしておりませぬぞ。すべて陛下が決断なされたのです。」
 まさか、とマザリーニは呆然とする。あのアンリエッタ王女が、そこまで判断力に富むとは思いもしなかったのだ。いや、おそらくマザ
リーニの考えどおり、そこまでの判断力はない。おそらく、とマザリーニは思う。
『この孔明が、なんらかの策を用いて、そうなるように陛下の思考を誘導したに違いない』
 それは事実であった。孔明はアンリエッタに、アルビオン、しいてはクロムウェルに対する憎悪や怒りを誘拐事件を利用して刷り込ん
だのである。ウェールズの死体(と言っても本当は偽者なのだが)を蘇らせ、悪用したクロムウェル。愛するウェールズの死を汚したア
ルビオン、というイメージを、さきの事件で植えつけたのであった。
 孔明は、おそらく構築した商人ネットワークの情報網を使い、この計画を察知したのだろう。そしてアルビオンにはアンリエッタを傷つ
ける心配はないと判断し、誘拐を行わせたのだ。
 マザリーニは全てではないが、おそらく先の事件で孔明はアンリエッタにアルビオンへの憎悪を植え込んだのだろうということは想像
できた。そのために、わざと誘拐させたのだろうということも。
 背筋に、冷たいものが走る。
 孔明はそんなマザリーニを嬉しそうに眺めながら、話を続ける。
「わたしは陛下が戦を決意するか、せぬか、どちらに至るか非常に不安でした。そのためいずれを選択しようがよいように動く必要があ
ったのです。そのためには、女王を女王とする必要がありました。」
「どういう…どういう、意味だ。」

759 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/23(木) 03:13:05 ID:NKIuXTy9
支援

逆襲のアンリエッタ

760 :ゼロのしもべ:2007/08/23(木) 03:14:02 ID:Hdh4Fxb4
「おやおや。とぼけるとは卿もお人が悪い…。お気づきのように、女王はアルビオン王家にゆかりのある、とある人物に思慕の情を抱
いていたのです。」
「……う、うむ。それは……」
 たしかに、マザリーニも気づいていたことだ。そのためにアンリエッタが学院を訪れたときに部屋を抜け出し、なにごとかを画策したこ
とも知っていた。
「しかし、この相手は今はすでに故人。叶わぬ恋です。しかし、叶わぬ恋の思い出は時として人をいつまでも鎖につなぎとめてしまい
ます。すなわち過去にとらわれ、今を見ず、現実から逃げる道具と化してしまうのです。ゆえにこの思慕の情を断ち切ることが、陛下を
女王として成長させる手段でした。それを行えば、いずれの決断を選ぼうとも問題はありませんでした。」
 なるほど、それが女王の自覚の正体か。マザリーニは納得する。
 そして背後で見え隠れする意思は、孔明かもしくは孔明に誘導されたなにかだろう。
「つまり右丞相は、誘拐事件のとき、陛下の恋慕を断ち切るべく工作していた、と。そしてその工作は成功し…」
「左様。女王は戦を決意された、というわけです。」
 頷き、立ち上がる二人。マザリーニは握手を求め腕を出す。
「心得ました。高等法院の説得はお任せしてよろしいですかな?」
「無論です。」
「わたしは遠征軍の編成を行わなくてはならないようなので、勝手ながらここで失礼させていただきます。いやすっきりいたしました。」
 マザリーニの顔に血の気が戻ったようであった。

 場所は再び変わり、ガリア。
 首都、リュティス。
 梁山泊。
 その最深部、忠義堂。その南にある研究施設ポロン。
 ここが大きく歓声に沸いたのは、ある実験が成功したからであった。
「やりました!実験レベルではありますが、ゲートの固定化に完全に成功しました!」
 ジョゼフの元に研究所長にして、人間コンピューターの異名を持つ敷島が飛び込んできたのは夜もふけたころであった。 
 ジョゼフは即座に寝室を飛び出し、研究施設の最深部、GR計画用特殊実験室へ急いだ。
「おお」
 実験室に入ったジョゼフが見たのは、わずか30サントあまりであったが、いつまでも消えることなく輝き続けるコントラクト・サーヴァン
トで現れるゲートであった。
「268回目で、ようやくゲートの固定化に成功しました。」
 狂的な笑みを浮かべて、敷島が言う。科学に魂を売り渡している、と言わんばかりの表情だ
「何時間続いているのだ?」と、ジョゼフが問う。
「51時間です、晁蓋様」
 敷島の変わりに答えたのは、計器類を見守っていた一人の青年であった。
「おお、呉先生。51時間もですか!?」
「はっ。おそらく、電力の続く限りゲートは開き続けるでしょう。」
 顎を撫でるジョゼフ。目の前で、キラキラと輝くゲートは、まるで光の鏡のようであった。
「晁蓋様。これでGR計画は第2段階に進むことができますぞ。」
 うんうん、と何度も首を縦に振るジョゼフ。つぎはわしの出番だと、意気も盛ん、天を突くようである。
 GR計画の第2段階、それは虚無の使い手であるジョゼフ王自ら、コントラクトサーヴァントを唱え、本来現れぬゲートを強制的に開くも
のである。開いたゲートを、第1段階と同じように固定することができれば、地球とハルケギニアをつなげるというGR計画の目的は達成
できるのだ。
「しかし、ずいぶんと」
 小さいな、とジョゼフは思った。大きさはわずか30サントあまりである。これでは鉛筆程度しか受け渡しできない。実用性はまだまだ
という感じではないか。
「やはり電力が足りませぬ。」
 しみじみという呉学人。
「梁山泊全体の電力を使っても、このぶんだと1mが限度でしょうな。」
「すると……やはり原子力、なるものしかないのか…?」
 ジョゼフの言葉に、2人は頷く。
「はい。この世界で、巨大ゲートの固定に必要なだけの電力をまかなうことができ、しかも作製可能なのは原子力以外にはないとの結
論です。」
「それも3基だというのだろう?」
 原子力。ジョゼフは理論としてはそれがどういうものか知っていた。核という危険ではあるが有用なものを用い、水蒸気を起こして発
電を行うシステムだという。
「予算自体は、わしがなんとかする。しかし危険性はないのか?」
「それはなんとも……」

761 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/23(木) 03:14:35 ID:NKIuXTy9
支援

やっぱり孔明か

762 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/23(木) 03:14:47 ID:lXjMpmtm
シエ☆すた

763 :ゼロのしもべ17(終):2007/08/23(木) 03:15:42 ID:Hdh4Fxb4
 恐縮して、敷島が答えた。
「しかも、バビル2世が出現したことにより、『自己防衛』を行い、補助は必要だが『自己判断』により動かねばならないというではない
か。」
「さらに追加するならば、いざというときのために、『自力移動』することが可能であって欲しい、と……」
「無茶な!」
 ジョゼフが思わず叫ぶ。
「はっ。しかし、可能性はあります。」
 敷島はかしこまって言う。
「ご存知のようにわたしの専門はロボット工学です。先日完成したヨルムンガンドを見ていただければわかるように、かなりの高性能な
ロボットを作ることができると自負しています。そこで、わたしはロボットを3体用意し、それぞれに原子炉を組み込もうと考えています。
ロボは普段、ゲートに使用する電力で動きます。そしてゲートを使用するときは動作を停止し、全電力を固定化のために使用するという
わけです。」
「ほう。なかなか面白い考えではないか。」
「お褒め頂光栄です」と敷島。
「ロボットの設計は、すでに草間に任せています。我々はこのロボットを計画にあやかり…」
 敷島がイメージ図を取り出した。そこには、3体の巨大なロボットが描かれていた。
「GRシリーズと、呼ぶことにしました。」
 まるで、エジプトのスフィンクスのような頭部をしたロボットであった。



以上です。
今回はルイズもバビル2世もでていないような……
いかんなぁ、自分。

764 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/23(木) 03:19:54 ID:NKIuXTy9
うわー、原子炉だよ……
ってジャイアントロボktkr

草間や敷島はやっぱ敵かぁ

乙でしたー

765 :ゼロのしもべ:2007/08/23(木) 03:29:17 ID:Hdh4Fxb4
あ、あと誤字の訂正ありがとうございました

766 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/23(木) 03:33:44 ID:akYoXlpR
GJ。
ジャイアントロボキター。
やっぱりここでも、セルバンテスが大作君を迎えに来るのだろうか?

767 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/23(木) 03:45:50 ID:1JGT5mk7
GJ
バンテスおじさんはもうタバサを迎えに来たからねぇ
大作くんの立場から言えばどっちの側に立ってもおかしくないし、まあ楽しみにしておこう


にしても、我らがビックファイア様の出番が・・・

768 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/23(木) 04:03:00 ID:okE6o2xE
ロリ眼鏡は世界の真理だ!なぜそれに気がつかない!

769 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/23(木) 04:04:53 ID:CxjKpxxK
相変わらずアニエスに罵られたい俺は前髪パッツンキャラ好き

770 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/23(木) 04:20:22 ID:teqcvaMG
草間大作登場フラグなのか?!

771 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/23(木) 04:56:02 ID:2E9AsiDv
形を変えた今川版ジャイアントロボだな>しもべ

772 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/23(木) 05:20:33 ID:NOLwVKNd
このロリコンどもめ!

炉利眼鏡と乳革命セットに一票
多分、使い魔2柱なのかな?

773 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/23(木) 06:06:35 ID:U/OL6Yo3
小さいものは大きくなる可能性があるが
大きいものが小さくなることはできない

というわけでロリ眼鏡

774 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/23(木) 06:22:03 ID:zCBcdBfs
大は小を兼ねるが小は大を兼ねる事は出来ない。

ってことで父革命に一票

775 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/23(木) 06:24:01 ID:ZXcIu4Gf
お前らwwwww
なんてイカしてるんだwwww

776 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/23(木) 06:36:23 ID:gQnkU6sc
乳眼鏡とロリ革命

777 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/23(木) 07:03:36 ID:8S1MpimU
ロリ眼鏡に決まってるだろーッ

778 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/23(木) 07:24:12 ID:47WXWGgu
大きい葛籠と小さい葛籠、どちらが正解だった覚えてないのか?
ロリ一択だろ

779 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/23(木) 07:25:45 ID:qxYwmOjY
>>776
一体どれだけ革命なんだよ

780 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/23(木) 07:58:07 ID:gd5baJrl
     \  __  /
     _ (m) _ 両方書けばいいんだ
       |ミ|
    /  .`´  \
      ('A`)  !
     ノ( )ヽ
       くく

781 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/23(木) 08:03:25 ID:O6jSrbuX
朝っぱらから大真面目に何話してんだお前ら
ロリ眼鏡に決まってるだろう常識的に考えて

782 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/23(木) 08:04:27 ID:P30/8AO0
>>773
つまりは大きくなっても良いと?
それは真にロリと言えるのか?
否!否!否!
ロリならば悩み試行錯誤し様々な手を尽くしても
小さなままであるべきだろう!?
本人が落ち込むと尚の事グー。

そして乳革命に一票。

783 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/23(木) 08:09:26 ID:p79W7/BV
>>782
いや、ロリで大きいのもまたいいものだよ.




とかいうけど乳革命に一票.

784 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/23(木) 08:19:50 ID:HkYdBox1
そろそろアンケ時間を切ったほうがいいんじゃないかな
ロリと乳革命の二色ソボロになりつつあるし。
取りあえず二つの案をまとめると
テファの乳日記ということでロリっ子の乳がでかくなっていく過程がだな……


785 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/23(木) 08:24:17 ID:2uyOism/
相変わらずしもべはゼロ魔が影も形もないな

786 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/23(木) 08:31:31 ID:O6jSrbuX
しもべ氏来てたのか
乙でした
ステキ走りに続いて指パッチンもなんとか習得した
あと人間に習得出来そうな技能は何があるだろう?

787 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/23(木) 08:47:56 ID:tDTSD4Rv
鳥山先生は「練習すればいつかはかめはめ波が出せますよ」と言っていた
つまり頑張れば衝撃波は出せるかもしれない
あと血風連を従える事とか、命の鐘みたいに喋るとか、オイルダラーになる事とか

788 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/23(木) 09:27:15 ID:umoxanyS
前ふたつをクリアするより、オイルダラーの方が現実性高いなwww

789 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/23(木) 09:27:50 ID:0Q4SSrBb
おまえら炉利めがねのままでキョニュウ化すればいいとは考えないのか?
エイケンみたく

790 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/23(木) 09:39:02 ID:pgM6+aXa
ルイズが天才柳沢教授を召喚するっていう電波を受信

791 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/23(木) 10:13:30 ID:rUGOXtEV
カ−ビィ待ち
朝が終わるぅ

792 :カービィの人:2007/08/23(木) 10:28:09 ID:H6jmovXt
35分から、100%ハートフルファンタジー『使い魔のカービィ』投下!

793 :レンタルルイズ:2007/08/23(木) 10:28:11 ID:g3yvjGpH
だめだ…煮詰まってレンタルどころかパンプキンすら書けねぇ……
短編支援してうれた方々もう少し待ってくだしあ

気分転換に本屋でガンスリンガーガール勢いに任せて全巻揃えよ〜かな・・・


794 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/23(木) 10:29:28 ID:g3yvjGpH
支援☆すた

795 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/23(木) 10:32:27 ID:bpPlvNOZ
マガタマを召喚という電波受信
キスしようとして寄生され悪魔化
内蔵スキル解放によって魔法を使えるようになるルイズ
虚無は万能属性とかが該当するのか?メギド系とか

問題は体の模様と首の後ろの角をどうするかだ
模様は化粧でどうにかするとして角はどうもならんだろうな

796 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/23(木) 10:33:00 ID:okE6o2xE
柳沢教授の若い頃のかっこよさは異常支援

797 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/23(木) 10:34:28 ID:pgM6+aXa
教授はとりあえず召喚されたことを理解するまでに時間がかかると思う
色々検証し出すから・・・あの人

798 :使い魔のカービィ 第8話:2007/08/23(木) 10:35:17 ID:H6jmovXt
「ミス・ヴァリエール……カービィさん……」
校長室から決闘を見ていたオールド・オスマンとコルベールが、伝説の使い魔・ガンダールヴについて談義を交わしている頃。
シエスタは顔面蒼白のまま、厨房の椅子に座っていた。
あの時、自分がギーシュの言う通り機転を利かせていれば。
あの時、自分がすべての責任を負っていれば。
あの時、ルイズとカービィを止めていれば。
様々な考えが泡のように浮かんでは消えてゆく。
メイド仲間やマルトーが慰めようと何度か話しかけてはいるが、「大丈夫」と苦笑いするだけで一向に誰とも話そうとしなかった。
そして今頃ギーシュにボロボロにされているであろうカービィのこと、カービィを傷つけられ悲しむルイズのことを考え、シエスタは胸が引き裂かれるような思いに苛まれていた。
同時に、ルイズの言葉を信じ、本当になんとかなるのではないかと思っている節目もあった。
しかしそれはあまりに絶望的な確率の話。
メイジに逆らって無事でいられる筈がないのだ。
「私が……私のせいで……」
もしかしたらルイズは、カービィが傷つけられた責任を自分に問うかもしれない。
それも仕方のないことと、罰を甘んじて受けようと覚悟していた。
「シエスタ!」
シエスタの耳にルイズの声が入って来る。
彼女にはそれが死刑宣告のように重く聞こえたという。
「シエスタ! どこ!? カービィが、カービィが!」
(ああ……カービィさん……)
シエスタの頭に無残なカービィの姿が浮かび上がる。
それだけで彼女はもう泣き出してしまいそうだった。
「勝ったのよ!」
(………………えっ?)
全く予想していなかった一言に顔を上げ、シエスタは急いで食堂へ出てみた。
すると、食堂の入り口にはルイズと――
「ぽよー♪」
――元気に手を振るカービィの姿が見えた。
一見しただけでも目立った外傷はなく、想像していた無残な姿とは程遠い。
それもそのはず、カービィは決闘後、水のメイジに治療してもらっていたのだ。
柔軟性のお陰で打撲は思ったより酷くなく、痕も残らなかった。
「シエスタ! もう凄かったのよ! こうズババーンって! それからドババーンというか!」

799 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/23(木) 10:36:41 ID:pgM6+aXa
支援する!

800 :使い魔のカービィ 第8話:2007/08/23(木) 10:38:01 ID:H6jmovXt
ルイズはシエスタの姿を見つけると、畳み掛けるように話し出した。
未だ興奮覚めやらぬようで、自分でも何を言っているのか分かっていない。
「それで、それでね!」
「ミス・ヴァリエール、カービィさん」
「ん?」
「ぽよ?」
シエスタはカービィを抱き上げると、ルイズと一緒にキツく抱きしめた。
「ちょ、し、シエスタ?」
「ぽょ」
「良かった……お二人とも無事で……」
シエスタが腕の力を強める。
彼女の胸がルイズに当たったが、ルイズが感じたのはコンプレックスからくる嫌悪感ではなく、意外なことに安心感だった。
(………ちいねえさま)カービィとはまた違った柔らかさに、ルイズは自分が敬愛する姉の面影を見出していたのだ。
シエスタの暖かさが、優しさが、すぅっとルイズの心に染み込む。
ルイズはそれに安堵感を覚えつつ、シエスタが慌てて2人を離すまでその感触を味わっていた。
「す、すみません! あまりにその、嬉しかったもので……」
「いいわよ、気持ちは分かるから」
こういう所はまるで違うけど、と、ルイズは心の中で微笑んだ。
「ところでシエスタ、ちょっといいかしら?」
「は、はい。なんでしょう、ミス・ヴァリエール?」
直立し、身構えるシエスタ。
恩人であるルイズとカービィの頼みとあらば、何があろうと協力しようという意思の表れらしい。
力みすぎてとても不自然に映る。
「そんなに身構えなくていいわよ………ねぇ、厨房にまだ食べ物は残ってる? それもたくさん」
「たくさんかは分かりませんが……賄いの残りやパンならまだあると」
「それ、全部カービィに食べさせてあげて! 今日のご褒美よ!」
「ぽょぉ! ぽよぽよぉ♪」
ルイズの言葉に飛び跳ねて喜ぶカービィ。
全身を使って喜びを表現する彼を見て、シエスタは思わずクスクス笑ってしまった。
「そういうことならお任せください。賄いだけじゃ足りないでしょうから、料理長や厨房のみんなと腕に腕によりをかけた料理を作らせていただきます!」
「えっ、いいの?」
「はい。きっと料理長も快く引き受けてくれると思いますよ」
ルイズとカービィに一礼し、シエスタは厨房へと駆けていった。

801 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/23(木) 10:38:21 ID:dfyvoEcF
トマトを食べれば完全回復支援

802 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/23(木) 10:39:51 ID:IjKOTrxp
>>789
あれはホラーだよ支援

803 :使い魔のカービィ 第8話:2007/08/23(木) 10:40:35 ID:H6jmovXt
その後、カービィを主役とし、料理人やメイド達との宴会が行われた。
用意されたのはカービィも大満足な量の料理、マルトー秘蔵だと言うワインが2、3本、そして最高の歓迎体制だった。
生意気な貴族を叩きのめしたカービィは皆からもてはやされ、マルトーからは『我らの星』という名誉な称号までいただいていた。
ルイズの方もシエスタに手を差し伸べてくれた貴族として好印象を持たれ、メイド達からワインのお酌を受けたりしてた。
宴会の勢いはカービィの食欲のように止まるところを知らず、時が過ぎる毎にワインの空き瓶はその数を増やしてゆく。
遂には日が沈み、双月輝く夜となってしまった。
宴会が終わったのは月が真上に来た頃で、少し飲み過ぎたルイズと眠ってしまったカービィをシエスタが部屋へ送り届けることとなった。
「ふぃー……ふぃー……」
「ぐっすり眠っていますね、カービィさん」
「初日からいろいろあったからね、疲れたのよ」
シエスタの背で幸せそうに眠るカービィを見てルイズが呟く。
シエスタも「そうですね」と同意し、微笑んだ。
そうこうしている間に2人と1体は部屋の前に着いた。
ルイズはシエスタからカービィを受け取る。
「それでは、今日は本当にありがとうございました」
「お礼ならカービィに言って。よく考えたら、私は何もしてないもの」
「そんなことはありません。あの時ミス・ヴァリエールがお声を掛けて下さらなかったら……私、きっと自室に逃げてお二人を待つことが出来なかったと思います」
「……そう?」
「はい」
「まあ……シエスタがそう言うんなら、感謝されてあげてもいいわよ?」
せっかく礼を言われているのに突き返すのも悪いと思い、ルイズは照れ隠しに言い放った。
シエスタもそれが照れ隠しだと分かっているのか、キツいと思われる言葉を言われても笑顔だった。
「じゃあ、おやすみシエスタ」
「ふぃゅ……シェスタ……」
「ふふっ、おやすみなさいませ。カービィさん、ルイズ様」
深々と礼をし、シエスタは元来た道を戻っていた。
ルイズはその後ろ姿を見送ってから部屋に入り、カービィと一緒にすぐに寝入ってしまった。

804 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/23(木) 10:41:21 ID:pgM6+aXa
カービィなら料理せずとも素材そのままで食べれるからな
支援

805 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/23(木) 10:41:29 ID:bpPlvNOZ
支援

そういや、このカービィはアニメ版?


806 :使い魔のカービィ 第8話:2007/08/23(木) 10:44:01 ID:H6jmovXt
同じ頃、窓から入る月光が照らし出す図書室内。
「………ない」
タバサはそこで幻獣や魔獣、その他諸々の生物の本を漁っていた。
彼女もキュルケに連れられギーシュとカービィの決闘の場にいた1人だった。
最初から決闘に興味がなかったため、黙々と本を読んでいるだけだったのだが。
しかし、途中急に吹き始めた強風に、タバサは読んでいた本を閉じた。
ギーシュが風のメイジではない以上、この風はカービィの吸い込みにより起こったもの。
『朝の惨劇』でカービィに少なからず興味を持っていた彼女は、その威力がどれほどの物か、風のメイジとして見極めてみようと思ったのだ。
「……!」
そして目の前で繰り広げられる逆転劇。
黄金の剣がワルキューレを微塵に切り刻み、エネルギーの刃が地面を抉る。
先住魔法にも似たその力は、タバサの興味を一気にかっさらっていったのだ。
それでこうしてこの不思議生物の正体を突き止めるため、タバサは図書室の魔法生物に関する本を引っ張り出しているというわけだ。
しかし成果はゼロ。
物を吸い込み、吸い込んだ物の特性を写し取る力。
そんな反則的な力を持った幻獣など、絶滅種にも絶滅危惧種にも存在していなかった。
「あの使い魔は、一体……」
興味のないものは基本的に冷たく切り捨てるタバサだが、一度興味を持つと意外に熱心になりやすい。
今もカービィに対する好奇心に、彼女の小さな胸は熱くなりつつあった。

807 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/23(木) 10:46:30 ID:N3yxGaTm
しえんする

808 :カービィの人:2007/08/23(木) 10:46:34 ID:H6jmovXt
以上です
次回はいよいよ楽しいお買い物&デルフ登場
彼の悲運の始まりです

809 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/23(木) 10:47:16 ID:FKvMW/uF


デルフ逃げてー!!

810 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/23(木) 10:48:10 ID:N3yxGaTm
投下乙。


811 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/23(木) 10:48:43 ID:bpPlvNOZ

食される運命なのかw


812 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/23(木) 10:48:44 ID:1JGT5mk7
らめえぇーー食べちゃらめぇーー的乙!!

813 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/23(木) 10:50:58 ID:P30/8AO0
乙!
やはりデルフは食われるのか・・・w

814 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/23(木) 10:55:28 ID:pgM6+aXa
デルフはソードの元か・・・

色々なコピー見たいです!がんばってくださう

815 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/23(木) 10:58:16 ID:Z8LhW+2U
オデレータのような活躍無しに退場かデルフ。
南無ー。

816 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/23(木) 11:08:56 ID:SN2rmPTi
メタナイト戦のように剣に触れただけでソードになるとか



でも喰われるところを見t(ry

817 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/23(木) 11:09:48 ID:N3yxGaTm
カービィのヘルパーはAボタン、もう一度Aボタンで出る光に当たれば剣に戻る

818 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/23(木) 11:33:37 ID:7sIyK1X7
ルイズに鉄仮面・マイロ=スタースクレイパーとのキスを強制したコルベールがすごい後悔するという救いようのない話を思いついた。

819 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/23(木) 11:37:12 ID:7sIyK1X7
マイロではなく、マイローでした。

820 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/23(木) 11:41:40 ID:gbBsGlBH
何とかして契約しても食事できずに死ぬな、マイロー。

821 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/23(木) 11:49:48 ID:4cv69c4e
>>801
マキシマムトマトだったっけ?
それじゃなきゃ全快はむりだなぁ

822 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/23(木) 11:51:51 ID:7sIyK1X7
>>820
確かにそっちの意味でも救いがなかった……
錬金で栄養素を作ることは可能かもしれないけど……

823 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/23(木) 11:52:48 ID:4cv69c4e
あっ、ゼロ魔の世界にはマイクがないからあの技は使えないのか

824 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/23(木) 11:53:12 ID:VnSLOjhU
>>815
コピー後に武器を持ち替えることは可能だぜ

アニメ版でソードカービィがメタナイトの剣を使ったことがある

825 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/23(木) 12:00:19 ID:7a9fZH0N
固定化と先住魔法のおかげで吐き出されたら元に戻るってことでここは一つ

826 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/23(木) 12:11:14 ID:zJB2zEio
マシロきゅんと夜天の人マダー

827 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/23(木) 12:13:29 ID:E2a0kPZI
へっぽこの人マダー?

828 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/23(木) 13:40:30 ID:0Q4SSrBb
まだというぐらいなら自分で書いてしまえばいいんだ
そうすれば待つ時間なんて関係なくなる

829 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/23(木) 14:24:07 ID:ssZ6KoY1
>>828
うん。待つ時間など無くなる。しかも文章とぎれりゃのたうち回るしかない。
ああ、うまくシーンがつぎに繋がらないよぉ・・・

830 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/23(木) 14:29:57 ID:TSjF6cPj
>>828
読む側から書く側に変わるってことだね!
兄貴の言葉が頭じゃなく心で理解できた!

831 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/23(木) 14:45:28 ID:MtwNXzlp
>>829
お前の信じる、お前を信じろ!

832 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/23(木) 14:53:19 ID:5hNYqcOJ
色々筋道とか展開とか考えてたりするんだが、文章にする力がない

833 :デュエルモンスターズZERO:2007/08/23(木) 15:11:03 ID:P/JywJfJ
投下しま〜す。
今回長めですが、支援宜しく!

834 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/23(木) 15:12:36 ID:gRxNjrsZ
ok,し¥

835 :デュエルモンスターズZERO:2007/08/23(木) 15:13:09 ID:P/JywJfJ
「「決闘(デュエル!!)」」

決闘が始まった。

先に動いたのは青銅のギーシュ。
口にくわえた薔薇の造花を右手に持ち替え、かれはその造花を振る。

「ゼロのルイズ! 君自身が魔法を使えなくとも、僕まで魔法を禁止したりはしまいな?  出でよ! 青銅のゴーレム ワルキューレ!!」

ギーシュは芝居がかった口調でそういうと、くすんだ色の青銅人形を召喚する。

青銅のワルキューレ 土属性 岩石族 攻撃力? 守備力?

一方のルイズは右手に6枚の札を構えたまま動かない。

「……っく」

しつこく言うが、ルイズの右手には6枚の札が握られている。
だが、悲しいことにその札全てが、今現在使うことの出来ないものばかり。

(いいか、相棒。おれのこの40枚の札……デッキは3種類のカードから構成されている。モンスター。魔法。罠の三種類だ)

ルイズは己の手札を確認する。

緑の手札が4枚。
黄土色と濃い褐色の札が一枚。

緑は魔法。
黄土色は効果を持ってはいないモンスター。
対して褐色は特殊能力を発動するモンスター。

本来なら大衆の目の前で、モンスターを召喚し、ギーシュのゴーレムをボコボコにのしてからシエスタに謝らせるつもりだった。
だが、それは適わない。

なぜか?

836 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/23(木) 15:14:19 ID:dfyvoEcF
エキスパート支援

837 :デュエルモンスターズZERO:2007/08/23(木) 15:15:12 ID:P/JywJfJ
黄金錘に眠る、自分の使い魔の言葉を思い出す。

(いいか。相棒。モンスターカードは色々な種類がある。効果を持たない通常モンスターと特殊能力を持つ効果モンスター。
力は弱いが、何の代償なしで召喚できるモンスターを下級モンスター。
たいしてその召喚に生贄を必要とするのを上級モンスターというんだ)

ルイズの手の内にあるカード。

上級モンスター「ブラック・マジシャン」
効果を持つ上級モンスター「ギルファー・デーモン」
魔法カード「融合」
魔法カード「死者蘇生」
魔法カード「魔法移し」
魔法カード「サウザンド・ナイフ」

現状ではルイズにはモンスターを召喚することも、ギーシュのゴーレムを破壊することも出来ない。
モンスター二体は生贄が必要になるため、召喚することが叶わない。
融合は決められたモンスター同士を合成させる魔法だが、ギルファー・デーモンとブラック・マジシャンでは融合は出来ない。
死者蘇生は『墓地』と呼ばれるカードゾーンにモンスターがいなければ使う事が出来ない。
魔法移しは自分や相手のモンスターにかけられた魔法を、別の対象に移し変える魔法。
サウザンド・ナイフはブラックマジシャンが場に召喚されることで初めて効力を発揮できるカード。

専門用語では今のルイズの状態をこう表す。
『手札事故』と。



838 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/23(木) 15:15:50 ID:pxA2oXGf
神のカード支援

839 :デュエルモンスターズZERO:2007/08/23(木) 15:16:29 ID:P/JywJfJ
「どうしたんだい? ゼロのルイズ。降参するかい?」
「馬鹿を言わないで! あたしの辞書に降参の二文字は無いわ!」
「……残念だよ。この僕がレディに手を挙げねばならないとはね。
ワルキューレ! 彼女の手から『使い魔』を奪い取れ!!」

ゴーレムがルイズに迫る。

(3分……3分持ちこたえれば私にも勝機がある!)

相手から目をそらさず、ルイズは考える。
自分の内に眠る使い魔は言っていた。

(いいか? 相棒。魔法や、罠、モンスター効果を使わない限りモンスターの召喚やデッキからカードを引く(=ドローする)行為は自分のターンに一回しか許されない。
だが、こういう乱戦じみた決闘では自分のターンとよべるものは存在しないだろう。だから本来の自分のターンである3分が過ぎるのを待つんだ。そうすれば、また新たな可能性が開ける!)

ルイズが回想を終えると同時、ワルキューレが自分のデュエルディスク目掛け、サーベルを振る。
バックステップを取り、ぎりぎりでかわすルイズ。
とはいえ、かわせたのはまぐれのようなものだ。

ギーシュはまだ本気を出してはいないはず。

「ルイズ。君もほとほと頑固だね」
「ええ、自覚しているわ」

ギーシュはため息をつくと、薔薇の造花を振った。
青銅の戦士がまた新たに2体。

一方 ルイズに必要な時間はあと、40秒。

「もう面倒だ。ワルキューレ。その円盤を破壊しろ」

ワルキューレはサーベルの切っ先をデュエルディスクに向ける。
そのままの体勢で、スピードをつけて襲い掛かる青銅人形。

(――ッ間に合わない!)

ワルキューレの移動速度は並の人間よりも遥かに速い。
ルイズは反射的に腕を抱え、守った。

――己の体ではなく、デュエルディスクを。



840 :デュエルモンスターズZERO:2007/08/23(木) 15:17:32 ID:P/JywJfJ
ざく、と音を立てて、青銅の細剣がルイズの腕を切り裂く。

「ぐうぁぁっ!」
「なっ!?」

痛みに顔をしかめ、おもわず声を漏らすルイズ。
だが、慌てたのはギーシュの方だ。
誓って言うが、彼はルイズを傷つけるつもりは無かった。
青銅のメイジが破壊しようとしたのはあくまで「ゼロの使い魔」である。「ゼロ本人」ではないのだ。

「ああ、ルイズ! 何をやっているんだい! すぐに棄権したまえ!! 今から治療すれば、すぐ治るはずだ!」

ギーシュは貴族の女性を傷つけたとあってえらく狼狽している。
だが、駆け寄ろうとしたギーシュをルイズは手で制した。

「断るわ! これは決闘よ!!」

ゼロと呼ばれた少女はデッキに手をかける。
ギーシュはその少女の言葉を聞いて顔を引きしめると、再びワルキューレを召喚した。

「僕が一度に召喚できるワルキューレは6体までだ。この子達を使って君を無理やりにでも医務室へ連れて行く!!」

ルイズは深呼吸する。時は来た。
おそらくこのドローを逃せば、自分は6体のワルキューレに敗北するだろう。

(お願い。私を導いて!!)
「ドロー!」

懇親の力を込めて、ルイズはデッキからカードを引き抜いた。
その札を手にしている腕から血が滴り落ちる。



841 :デュエルモンスターズZERO:2007/08/23(木) 15:18:36 ID:P/JywJfJ
ルイズは血の気を失い、青い顔になりつつも凄絶な笑みを浮かべた。

「ギーシュ!」
「な、なんだい?」
「悪いけど、この決闘 私の勝ちよ! 私は手札より、魔法カード『強欲な壷』を発動!」

ルイズはドローカードを、魔法、罠を発動する場所に叩き込む。
ヴェストリの広場に、『ソレ』が召喚された。

つぼである。
ただ、とてつもなく趣味が悪い。
なんとも不細工な男がにんまりと笑った顔が掘られているのだ。
そのつぼには。

「キャアアァァア!」
「ゼ、ゼロのルイズが呪いの壷を召喚したぁぁぁ」
「目、目を合わせるなぁぁ! 呪われるぞぉぉ!」

『強欲な壷』のあまりのヴィジュアルイメージに外野は大混乱に陥る。
だが、当のルイズはそんなことは関係ないとばかりに、再びデッキに手をかける。

「強欲な壷を使用したプレイヤーはデッキからカードを二枚ドローできる。ドロー!!」

一方のギーシュは、ただ狼狽している。
彼には、この状況が理解できない。

Qあのつぼは何でしょう?
Aゼロのルイズの魔法らしいです

ルイズがドローすると同時、つぼは消えた。
そして……

「私は! 手札から魔法カード『融合』を発動する!」

ルイズは二枚のカードを墓地に送る。
さきほど、強欲な壷の効果でドローした二枚のカード。
そのカードとは。


842 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/23(木) 15:19:46 ID:bUUc/gro
サイト支援

843 :デュエルモンスターズZERO:2007/08/23(木) 15:20:20 ID:P/JywJfJ
「出でよ! 悪魔族の先鋒 バフォメット!  駆けなさい! 幻獣王 ガゼル!」

よりにもよってルイズ・フランソワーズは一番召喚してはマズイ者を呼び出してしまった。

その体には4本の人間の腕。
その背には白い羽。
頭には禍々しくねじれた二本の角。
その顔は優しさなど微塵も感じさせぬ獣のような顔。

まさしく悪魔。
名をバフォメット。

「ル、ルイズが悪魔を召喚したァァァ!」
「ギャアアアァァアァ!!」

ギャラリーも、ギーシュも、一緒になって絶叫した。
ルイズは笑みを浮かべる。

そしてもう一体。

額に角を戴き広場にふく一陣の風が、彼のたてがみを撫でる。
一角の黒きたてがみを持つ獅子 幻獣王ガゼル。

不動の如く土の属性を持つ獣族の戦士。

「げ、幻獣まで召喚したぞぉぉ!」
「ど、どうしちまったんだぁぁ!」

「ル、ルイズ。君は一体……」
「ギーシュ。貴方が馬鹿にしたこの40枚の札にはね、数多くの魔法、モンスター、そして罠が封印されているの」
「な!?」

「心配しないで、命まで取りはしないわ。 さあ、ガゼル。バフォメット。その体を一つにし、翼持つ幻獣となりなさい!!」

二体の姿が空間に溶け込むように消えた。
入れ替わりに現れるのは、バフォメットの羽にガゼルの体。
二体の頭を備えた幻獣。



844 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/23(木) 15:21:13 ID:UTcNXDDg
王様のデッキは哭きの竜クラスのツキがないとまともに使えないのは有名な話支援

845 :デュエルモンスターズZERO:2007/08/23(木) 15:23:01 ID:P/JywJfJ
「有翼幻獣 キマイラ 召喚!!」

ルイズの声に合せるようにキマイラは低く遠吠えをあげた。
その咆哮に怯える人々。

ルイズの瞳が輝く。
彼女は召喚された使い魔の目を通して見通す。

「見えるわ。あなたの青銅でできたゴーレムの強さが」

ワルキューレ 攻撃力1200 守備力1000
効果 一度に6体まで特殊召喚できる。

ちなみに、キマイラの攻撃力は2100。
ワルキューレの攻撃に比べ、遥かに高い。

「さあ、ギーシュ。行くわよ。キマイラの攻撃!」

ルイズの声にあわせ、キマイラの二つの頭が鋭い角をワルキューレと、ギーシュに向けた。

「GO!」

突進する有翼幻獣。
その攻撃はワルキューレの一体を粉々に粉砕する。

キマイラがワルキューレの一体に攻撃を加えたことで、他のワルキューレがキマイラに攻撃を開始する。
だが、青銅の剣は容易く幻獣の剛毛にへし折られ。
そ鈍い色の体は鋭い爪と牙に跡形も残すことなく大地に還った。



846 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/23(木) 15:23:36 ID:LDQrRwCj
支援

847 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/23(木) 15:24:05 ID:gRxNjrsZ
し¥し¥

848 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/23(木) 15:24:22 ID:dkeA33gy
欲しいときに欲しいカードが引けないと何も出来ない支援

849 :名無しさん@お腹いっぱい:2007/08/23(木) 15:24:56 ID:FPumb510
844>それを言ったらおしまいだよ
支援

850 :デュエルモンスターズZERO:2007/08/23(木) 15:25:44 ID:P/JywJfJ
「あ、あ、あ、あ」

未熟なメイジはぺたん、と尻餅をつく。
彼の腰は抜けて、歯の音ががちがちと奮えていた。
もう、『青銅』には手段が残されては居ないのだ。

「降参なさい。ギーシュ・ド・グラモン。命までは取りはしないわ」
「………そ、そうさせてもらうよ」

かくかくと、まるで自身が使役していた青銅のゴーレムの様に彼は頷いた。

そして、その宣言を聞き入れると同時、青い顔をしたまま我らがヴァリエール嬢は地面に伏し、意識を手放した。




ヴェストリの広場の決闘はこれにて終着を迎える。
だが、他でもないルイズ・フランソワーズの決闘はここから始まるのだということを
彼女も、彼女の使い魔たちでさえも予測は出来なかった。

851 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/23(木) 15:25:56 ID:d4b5lzO6
王様のデッキってどっかにレシピ載ってたっけ支援

852 :デュエルモンスターズZERO:2007/08/23(木) 15:27:09 ID:P/JywJfJ
以上です。お疲れさんです。
次回はオリジナルな展開です。

どうか、これからも読んでやってください。


853 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/23(木) 15:28:09 ID:9JGa8Sn7
ルイズ、なんちゅうものを召喚したんだ
こりゃオスマン先生が黙ってないぜ

854 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/23(木) 15:29:46 ID:pLrETwf4
シャッチョさんと王様と凡骨デッキの検証を思い出した


855 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/23(木) 15:42:41 ID:ftA5QH6/
ワルキューレの攻撃力ならガゼルだけでも倒せてたのか

856 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/23(木) 15:51:38 ID:qQ3FKh+0
遊戯王GJ! これは凄く先が気になる。

857 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/23(木) 15:56:47 ID:SsKFwbq6
王宮のなんとかで魔法使いやばす

858 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/23(木) 16:00:40 ID:5hNYqcOJ
王宮のお触れ?
アレなら対象は罠だぞ
ホルスの黒炎竜なら敵の全魔法だけど

王様デッキは糞重くて回らないからな

859 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/23(木) 16:02:58 ID:SsKFwbq6
王宮の勅命だった
そういえば、王様つかってなかったな

860 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/23(木) 16:03:18 ID:crjOua76
ニコニコ動画にて王様のデッキを使えるのかどうかを検証した動画を発見
ttp://www.nicovideo.jp/watch/sm842170

861 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/23(木) 16:05:50 ID:LdJQNBr/
海馬が妙に強いデッキだな
AIBOやマリクも検証してほしいぜ

862 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/23(木) 16:12:04 ID:5hNYqcOJ
表遊戯はもう検証してある
あと十代も

863 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/23(木) 16:13:36 ID:d4b5lzO6
>>860
王様デッキこれか、重すぎだろ
こりゃワルド辺りで負けるかもなー

>>861
AIBOデッキなら今見たら検証されてたぜ

864 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/23(木) 16:13:51 ID:Inri6kxp
王宮ってつくのはたしか3枚くらいあったよね
王宮のお触れ
王宮の勅命
王宮の弾圧
だっけ?

865 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/23(木) 16:13:52 ID:CxjKpxxK
十代・・・とーしろ・・・?
そうか、素人という意味だったんだ!!

866 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/23(木) 16:21:33 ID:d4b5lzO6
ってか、AIBO検証の最後にある友人デッキ・・・
エグゾディアシリーズ以外全部強欲な壷って洒落にならんぞ

867 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/23(木) 16:24:05 ID:5hNYqcOJ
エクゾ凡骨よりたち悪い
まあ制限まったく無しデュエルならそれが最強だろうけどね

868 :T‐0+平面:2007/08/23(木) 16:34:48 ID:RdZzDYlG
投下予告、T‐0を37分に。

869 :T‐0+平面:2007/08/23(木) 16:37:56 ID:RdZzDYlG

 授業前、教室内はざわざわと騒がしかった。
 まだ先生が来るぼに数分ほど時間がある、年頃で落ち着きのない生徒たちにとって
 この時間帯は絶好のおしゃべりタイムであった。
 世間話からちょっとした自慢話、他愛のない話に花を咲かせている生徒たちは
 実に楽しそうな面持ちでおのおのの時間を過ごしていた。

 しかし……そんな何時も通りの風景が繰り広げられる日常が、
 ある一人の少女の登場によってものの見事に打ち破られることとなった。

 『ルイズ・フランソワーズ・ル・ブラン・ド・ラ・ヴァリエール』通称、『ゼロのルイズ』……
 彼女が親友のキュルケから数分遅れて教室に入った瞬間。
 それまで友人と話し合っていた生徒たちの表情が微妙に険しくなり、
 ざわざわした騒音はぼそぼそとした呟きにまでトーンダウンしてしまった。
 

870 :T‐0:2007/08/23(木) 16:40:22 ID:RdZzDYlG

 教室内には様々な使い魔が存在した。
 言わずもがな、全て生徒たちの使い魔である。
 この授業はそれぞれが自分の使い魔を他人にお披露目することも暗黙的な目的としてる、
 いうなれば、『使い魔の品評会』とも別名をうっていいほどだった。

 ただ、そこにいる使い魔たちは皆、異様なほど殺気立っていた。
 多種多様な威嚇。もしココに主人たちがいなければ総出で一人の男に襲い掛かっているだろう。
 
 そう、一人の、黒ずくめの男に……

871 :T‐0:2007/08/23(木) 16:44:48 ID:RdZzDYlG

 そんなわけあってか、教室内は嘗てないほどの重圧感に満たされていた。

(うぐぅ……なんだ、この圧し掛かってくるような空気は……?) 

 冷や汗をたらし授業をしていた教師、ヴァリエールは思った。
 実はそれに近い事を生徒の大半が考えていたりするのだが、
 生徒たちはそれ以上に「なぜ自分の使い魔がこうも息を荒げているのか」全く見当つかないことを胸中で不思議に思っていた。
 それ以外のことを考えている――――何人かの例外があるとすれば、それは男の主であるルイズと、
 机の上にたてた本に読みついている青髪の少女――タバサだけだった。
 ルイズは男と一緒に教室に入ったとき辺りから、今朝方に見た夢をなぜか思い出して使い魔と重ねて
 周りを取り囲む使い魔たちがなぜ自分の使い魔に対し、こうもしつこい威嚇を繰り返しているのか疑問を浮かべ、
 タバサは本当に本を読んでいるだけのようなのだが、時折ちらちらと目線がずれ、使い魔の男へと向けられていた。 
 
 ターミネーターはルイズに言われた通り、黙って教室の後ろに立っていたのだが、
 彼のセンサーと頭脳は有象無象する使い魔たちのデータを可能な限りで検索、調査していた。
 しかし、まともにデータにある生物はほんの数種もおらず、殆どがノーデータという結果に対し、
 彼は彼なりにこの世界について驚きを覚えていた。


872 :T‐0:2007/08/23(木) 16:47:09 ID:RdZzDYlG

 ……ふと、彼の熱探知機が爆発寸前のダイナマイトと似た熱反応を察知し、
 次の瞬間には前方で大きな爆発が起こっていた。
 爆風で前の窓から次々に割れ、カラスが床に飛び散っては砕けていく。
 机は正しい配列を失い、爆心地付近に到っては焼き千切れ、吹き飛び、
 もはや『机』としての機能を完全に失ったものさえ多々見られた。
 コレだけの爆発にもかかわらず、生徒たちに怪我人がいなかった事は奇跡と読んでおかしくない。
 だが、合金の体を持つターミネーターは全く微動だにしない。
 冷静に視界を探索モードに移し、もうもうとした煙渦巻く室内で己が主の安否を確認した。
 
 『先生』と呼んだ女に怒られているルイズは落ち込んだ様子で俯き、ため息を吐いている。
 ふらふらとおぼつかない足取りで教室を出て行く見違えた格好の先生の背を見ようともしなていない。 
  
 立ち尽くすターミネーターを食い入る二つの目。
 一つはタバサのもの、表情を変えないその視線から何を読み取れと言うのだろうか。
 もう一つはキュルケのものだった。
 彼女の目は、タバサと違って感情が濃く込められている。
 探していた玩具を見つけた子供のように、彼女の視線は正直で素直な輝きがあった。


873 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/23(木) 16:50:33 ID:40s7FyKV
T-800支援

874 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/23(木) 16:51:40 ID:7a9fZH0N
シュワちゃんかっけー支援

875 :T‐0:2007/08/23(木) 16:51:54 ID:RdZzDYlG
「ねぇ、あんた怪我とかないの?」 

 ルイズは手に持った箒を動かすのを止め、
 何の愚痴も言わずに手を動かしているターミネーターに尋ねた。

「ない。あの程度の爆発では、俺は壊れない」 

 ターミネーターは作業しながら答えた。

「“あの程度”……って、あんた頑丈なのね」
「ああ」 

 集めた木屑をくずかごに突っ込むと、ターミネーターは手早く次の作業に移る。
 片手に箒を机に立てかけると、しゃがみこんでガラス片を拾い始めた。
 
「…………」
 
 外観に似合わない作業を黙々と続けるターミネーターは、なぜだか見ていておかしかった。
 ルイズはターミネーターに後始末――掃除――を頼んだとき、絶対断られるだろうと思っていたのだが
 彼は命令を下すと文句一つも言わずに箒を持ち、てきぱきと作業を進めたのだ。
 兎にも角にも理由はわからないが、嫌々した様子も無く命令に従ってくれる。 
 ルイズは初めてターミネーターに安堵していた。 
 
「ねぇ、じゃあさなんであんたは――」 
「終わりだ」
「え?」

 ルイズの質問の途中、言葉と共にターミネーターは立ち上がった。
 身をずらしてみてみると、ターミネーターの背後には、木屑もガラス片が一欠けらも落ちていない。
 無論爆発があったのだから教室の全てが元通り、というところまではいかけれど、
 一応教室としての機能は果たせる位には綺麗になっていた。

「へぇー、意外とやるじゃない!」  

 ルイズもこの結果には素直に驚いていた。
 一見、こういった家事的なことと縁のなさそうな男だと言うのに、
 中々どうして動きに無駄がない。しかも手を抜いていない。
 
(この使い魔、実はけっこう優秀なのでは?)

 自分の隣に立つターミネーターを見て、ルイズは上機嫌になった。

876 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/23(木) 16:57:36 ID:cK4m9BAV
俺も支援するぜ、するぜ

877 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/23(木) 16:58:10 ID:LrlGj4Lu
支援しよう、ヒューマン。

878 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/23(木) 16:58:28 ID:Qbjv0YJ6
>冷や汗をたらし授業をしていた教師、ヴァリエールは思った。
ルイズの家名になってるけど赤土のシュヴルーズせんせの間違い?
支援(と書けば何しても許されると思ってる)

879 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/23(木) 17:02:00 ID:JFeDG9MB
そんなの関係ねえ!
そんなの関係ねえ!

  (Д´)/^丶 ))
  r  ィ| |〃ザブ
 〇ー\__(、、、jザブ
   /\。゚\。゚。゚。
「|〜〜〜〜〜〜〜〜「|
|| と_」  と_) ||
| L_______」|
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄

晋三ー!熱湯ー!!
         /
 キョトン…(  ゚) /
    r  丶
    ||__||
    U丶_丿j
    | | |
「|〜〜〜〜〜〜〜〜「|
||   (_⊃⊃  ||
| L_______」|
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄


880 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/23(木) 17:02:25 ID:Akx1ovVb
投下終了?

いちおう州知事支援

881 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/23(木) 17:07:04 ID:+UwEcmjr
原作読んでない書き手多いね

882 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/23(木) 17:09:14 ID:N3yxGaTm
>>881
クロス補正だろ、あんまりきにすんな、的支援

883 :T‐0:2007/08/23(木) 17:13:52 ID:RdZzDYlG

 ――【昼食】――


 ターミネーターはルイズの計らいで食堂に入る事が許されていたが、
 出された食べ物には一切手を付けていなかった。 
 疑問に思ったルイズが彼に聞くと、「食物は必要ない」と一言だけ返された。
 始めは出された食べ物に対しての反抗かと思ったが、彼は表情を変えぬままで「違う」と言い、
 ターミネーターはルイズの食事の邪魔にならないようにと食堂の隅にじっと立っていた。

 ルイズは食事中もちょくちょく彼を覗いたのだが、特に体勢を変えることも無くルイズだけを見ている。
 彼は本当におなかが減ったわけでも疲れているわけでも無いようだ。
 あの使い魔の目は相変わらず鋭くて何を考えているのか解らないが、
 合わさった視線から、ルイズはなんとなくそう思った。
    
 

「あ、あの――……」
 
 下方からか細い声が聞こえ、それが自分を呼んでいるのだとターミネーターは気づいた。
 声の発生源にくっと首を向けてやると、使用人の服を着た少女が一人、
 おどおどした様子でこちらを見ている。

「…………」
「ミス・ヴァリエールの召喚された……使い魔さんですよね?」
「そうだ」

 ターミネーターは視線をがっしりと使用人――『メイド』というものらしい――の視線と重ね、
 逃げられないようにした上で淡々と口を開く。
 メイドはターミネーターの視線におびえ気味だったが、やや震えの残る声ではっきり言った。

「何でココに立ってるんですか? もしかしてミス・ヴァリエールに……」
「俺に食性は必要ない」 
「?」

 ターミネーターの言葉に、間の抜けた表情になったメイドは首を傾けた。
 一方でターミネーターはこのメイドの顔つきや髪の色などから、
 この世界には『欧州系の人種』だけでなく、『黄色人種』とされる者たちもいる事を確認した。
 
「あの、それって――――」
「ターミネーター、ご飯食べた終わったから戻るわよ!」
 
 メイドの言葉はルイズの大声に遮られ、完全に声色を失った。 
 さすがのターミネーターでも、上から別の音が被せられた音を聞き分ける能力はない。
 第一、ココで何を言われようが、ターミネーターにとって己が主の命令は『絶対』なのだから、
 メイドの意見などまともに聞く事はないだろうが。

 
 ターミネーターは意気揚々と歩く主人の後ろを、歩幅をあわせてゆっくりと歩いていった。


884 :T‐0:2007/08/23(木) 17:16:28 ID:RdZzDYlG
間隔あけてしまったけど、コレでほんとに投下終了。

支援感謝。
878氏の指摘した部分は素で間違えました。
ほんとどうしようもねーなぁ、自分……orz

885 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/23(木) 17:23:10 ID:vKVCieIi
うっかりすると脳内でメタリック軍曹と入れ替わる

886 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/23(木) 17:24:36 ID:8jctZuRe
>>881
単発IDでイキがられてもwww

887 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/23(木) 17:27:07 ID:LMETZU9+
州知事かっけーっすね。

888 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/23(木) 17:44:32 ID:MtwNXzlp
ダダッダッダダン!
乙でしたー

889 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/23(木) 18:41:14 ID:86bBewsW
>>881
馬鹿の一つ覚えの荒らしご苦労様ですwww

890 :宵闇の使い魔:2007/08/23(木) 18:52:59 ID:qVB8cRp+
予約ないよね?
丁度良い時間なので55分から宵闇投下します。

891 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/23(木) 18:54:05 ID:tipY8VyV
シエーン!シエーン!カムバーック!

892 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/23(木) 18:54:28 ID:9JGa8Sn7
支援だーーーっ!

893 :宵闇の使い魔:2007/08/23(木) 18:55:44 ID:qVB8cRp+
婚約者であるワルドが同行してくれる事になった。
でも何故だろう――――
彼に抱かれていても、何かすっきりとしない。
何かが、胸の奥で引っかかっている―――


宵闇の使い魔
第拾話:《暴風》対《閃光》


ルイズは夢を見ていた。
生まれ故郷のラ・ヴァリエールの領地にある屋敷が舞台だった。
彼女は夢の中で、出来の良い姉たちと比較され、しかられ続けていた。
そして彼女は自身が"秘密の場所"と呼ぶ中庭の池に向かうのだ。
心に受け続ける傷を少しでも癒すために。
彼女は池に浮かぶ小船の中に逃げ込んだ。

「泣いているのかい、ルイズ」

暫くすると、年のころは16歳程の、マントを羽織った立派な貴族が現れた。
ワルドだ。彼女にはすぐ分かった。
これが夢だと理解しているルイズには、久しぶりに見かけた婚約者が夢に出てきてしまうなど恥ずかしかったが、
夢の中の幼いルイズはそんなことをお構い無しに声をかけた。

「子爵さま、いらしてたの?」
「あぁ。君のお父上に、あの話のことで呼ばれたのさ」

ワルドは笑う。恐らくは今も変わっていないであろう、爽やかな笑みだ。
そして彼は手を差し出して晩餐会へと誘ってくる。
しかられたばかりの幼いルイズは躊躇するが、彼がとりなしてくれると言う言葉に、その手を握ろうとした――だが、

「きゃっ!?」

突然の突風が吹き、思わず目を閉じるルイズ。
次の瞬間には、自らの身体は今現在のものと変わってしまい、目の前に居た筈のワルドは消えてしまっていた。
それどころか、係留されていた筈の小船が乗り場から徐々に離れて行っている。
《フライ》の使えないルイズには困ったことになってしまう。

「あ、そんな―――誰か!」

ルイズは助けを求めて声を上げる。
すると、先ほどワルドが立っていた場所に、黒尽くめの隻眼の男が、咥え煙草で立っていた。

「何してんだ。流されてるぞ?」
「分かってるわよ。助けなさいッ!」

飄々とした様子で分かりきった事実を口にする虎蔵に、思わず叫んでしまうルイズ。
だが彼は何処吹く風で煙を吐き出した。
池に吸殻をポイ捨てし、踵を返す。

「なに言ってやがる。そんなん使い魔の仕事じゃねえだろ――」
「そんな――やだ、行かないでよ!!」

手を伸ばすルイズ。
だが届く距離ではない。
すると虎蔵は、肩越しに振り返って、こう告げた。

「だいたい、まだ飛べば間に合う距離だろ。そんくらい、自力でなんとかすんだな」


894 :宵闇の使い魔:2007/08/23(木) 18:57:07 ID:qVB8cRp+

「――ッッ!?」

ガバッと音を立ててルイズは跳ね起きた。
なんて夢だろう、これは。
ワルドとの再開、彼との婚約の話、ワルドが虎蔵に変わり、虎蔵は去りかけ、私に対して言葉を―――
何かを暗示しているとでも言うのだろうか。
酷く喉が渇いている。
ソファーでぐっすりと寝ている虎蔵を起こさないように水を飲むルイズ。
彼女が再び眠りに落ちるには、暫くの時間が必要だった。




そして時刻は早朝。
アンリエッタからの"お願い"を果たすために、
ルイズとギーシュはアルビオン行きのフネが出る港町ラ・ロシェールへ向かうための馬を用意していた。
虎蔵は部屋を出る際に「ちょいと野暮用だ」などと言って何処かへ行ってしまい、
彼の分の馬はギーシュが代わりに用意している。

その準備の最中に、ギーシュが使い魔もつれていきたいと言い出した。
巨大モグラのヴェルダンデである。
ルイズは空に浮かぶアルビオンに、モグラなど連れて行けるわけもないと説得しだしたのだが、
ヴェルダンデはそんな事はお構いなしでルイズを押し倒した。
原因はルイズの右手に光る《水のルビー》だ。
昨夜、アンリエッタからせめてものお守りであると言って託された物。
この巨大モグラは宝石の類が大好きなのだそうで、その《水のルビー》に鼻をすり寄せている。

「くっ、こら姫様から頂いた大切な指輪に――きゃっ、もうっ!こんなと時にトラゾウは居ないしッ!
「ほら、ヴェルダンデ。其処までだよ。その指輪は彼女の大切な―――」

二人分の馬の準備を終えたギーシュが、
細腕で何とかヴェルダンデを押し返そうとしているルイズを生暖かい視線で眺めながら、パンパンと手を打った。
が、その瞬間―――強い風が吹き付け、ヴェルダンデが吹っ飛ばされた。

「きゃあぁッ!?」
「誰だッ!!」

突風に悲鳴を上げるルイズと、溺愛する使い魔を吹き飛ばされて激昂するギーシュ。
すると朝靄の中から、すらりとした長身の男があらわれた。
見事な羽帽子を被った凛々しい貴族―――アンリエッタの馬車の護衛をしていた男である。
ルイズがハッと息を呑むが、ギーシュは激昂したままに薔薇の造花を掲げた。

しかし―――

「僕は敵じゃあないよ、ギーシュ・ド・グラモン」
「なッ、速い――――それに、なんで僕の名前を―――」

貴族の男が杖を引き抜き、薔薇を切り落とした。
彼はふっと笑って杖を収めると、帽子を取って一礼した。

「姫殿下より、君たちに同行することを命じられた。魔法衛士隊、グリフォン隊隊長、ワルド子爵だ。
 ギーシュ君。使い魔の事は申し訳なかったが、婚約者が襲われているとあっては頬っておけなくてね。
 まぁ、それに――傷は付けていないつもりだ」

確かにヴェルダンデは吹っ飛びこそしたが、柔らかい地面に転がされただけですんでいる。
ワルドの視線を受けると、わたわたと地中に逃げて行ってしまったが。
ギーシュはそれをみてふぅっと安堵の息をついた。
確かに、止めるのが遅かったのは事実なので、ギーシュは杖をを収めた。
収めるまでも無く切り落とされていたが。

895 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/23(木) 18:57:08 ID:EnbSYYTF
低気圧支援

896 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/23(木) 18:58:10 ID:vKVCieIi
あれ、集合に遅れるのは珍しいな支援

897 :宵闇の使い魔:2007/08/23(木) 18:58:13 ID:qVB8cRp+

「ワルド様―――」

一方、ルイズは彼の登場に昨夜の夢の冒頭部分を思い出してはぼーっとした視線を向けるが、
スカートが捲れ上がって半ば下着まで見えかけた自らの状態に気付くと、慌てて立ち上がった。
ギーシュは初めて見るルイズの乙女チックな様相に、珍しいものを見た――と言った表情を隠せない。
これはどちらかと言えば《微熱》の役割だ。
だが、ルイズもワルドもそのようなギーシュの感想など知る由も無く、

「久し振りだね、ルイズ!僕のルイズ!ははっ、相変わらず君は羽のように軽いな」
「えぇ、お久し振りです、ワルド―――もう、恥ずかしいので下ろしてください」

などと言った調子で、ワルドがルイズを抱き上げている。
ルイズの口調も心なしかおかしい。いや、女らしくなっているだけなのだが。
そこに虎蔵も、葉巻を咥えながらやってきた。

「おいおい、なんの騒ぎだこいつぁ―――」
「ん――やぁ、トラゾウ。彼はワルド子爵。魔法衛士隊のグリフォン隊隊長で、彼女の婚約者だそうだ」

虎蔵に向けて手を上げるギーシュ。
決闘こそした彼らではあったが、虎蔵が昼間にベッドを借りたりしている間にそこそこ会話を交わすようになっていた。
虎蔵はふーん、と葉巻をふかしながら答える。
割とどうでもよさ気な感じだ。
ギーシュも短い付き合いながら、仮に彼女が虎蔵にご執心になることがあっても、その逆はありえないと感じていたので、その薄い反応にも気を止めずに居る。

しかし、実際は虎蔵の反応の薄さには訳があった。
彼は、ワルドが同行すると言うことを事前にアンリエッタから聞いていたのだ。
彼女は、本来ならばルイズと虎蔵、そしてハプニングではあったがギーシュの三名に全てを任せたいのだが、
戦力的に十分であるとしても、それ以外の面で不安であると言うこと。
そして、臣下の者を誰一人使わないというのは、最悪の場合問題になりかねないということで、
マザリーニ枢機卿の覚えも良いグリフォン隊の隊長を同行させるとの事だった。
事前に虎蔵だけに打ち明けていたのは、ワルドがルイズの婚約者であるためと、
ワルドも100%信用できるわけではないので虎蔵に見張って欲しいということだった。
随分と用心深いとも思ったが、王族とものなるとこんなものなのかもしれない。

暫くすると満足したのか、ワルドはルイズを下ろして二人の方へとやってきた。

「君がルイズの使い魔かい?人とは思わなかったな」
「よく言われんよ―――ま、それより満足したならそろそろ出ようや。そろそろ起きてくる奴らが出んぞ」

ワルドは気さくな感じで虎蔵にも挨拶をするのだが、虎蔵は何時もの調子だ。
彼はそんな虎蔵の態度も気にした様子は無く、「それもそうだね」と頷いては、口笛を吹く。
すると、朝靄の中からグリフォンが現れて、彼はそれに飛び乗った。

「さあ、ルイズ。おいで」
「え、えぇ―――」

ワルドが恭しく手を差し出すと、ルイズは一瞬躊躇して虎蔵を見た。
その時虎蔵を見てしまったのは、きっとあの夢のせいだ。
しかし、虎蔵がこっちを気にした様子も無く馬に飛び乗ったのを見ると、ワルドの手を取った。

「では諸君、出発だ!」

ルイズを抱きかかえたワルドがそういって、グリフォンを走らせ始める。
虎蔵とギーシュがそれに続いていった。

ちなみに、ルイズが乗るために用意した馬が、正門前に寂しく取り残されていたそうな。



898 :宵闇の使い魔:2007/08/23(木) 18:59:26 ID:qVB8cRp+


その日の夜、一行はラ・ロシェールの《女神の杵》亭で夕食をとっていた。
道中はこれといったトラブルも無く、時間こそ掛かったが無事に到着している。


実際は、道中で崖の上から物取りの襲撃を受けたのだが、虎蔵が何処からとも無く取り出した和弓で射掛けると、
着弾点に小さなクレーターが出来るほどの威力を連射されては恐れをなし、
逃げ出そうとした所で今度はシルフィードに乗ってやって来たキュルケとタバサにあっさりと捕縛された。
ものの2,3分の出来事だ。
トラブルには入らない。
むしろ出発の瞬間をキュルケに見つかっていたことの方がトラブルだ。一応お忍びなのだから。
もっとも、二人ともギーシュよりよほど魔法の腕に長けるし、
タバサにいたっては《シュヴァリエ》の称号を持つほどの実力者なのだから、そう悪いことばかりでもない。
なにより、シルフィードの存在はありがたかった。


一行は食事を取りおえ、ワイングラスを傾けながら身体を休めていた。
特にギーシュは半日以上も馬に乗り続けてへろへろである。虎蔵も、だりーなどと口に出しているくらいだ。
アルビオンへは、フネが明後日にならないと出ないとのことで、今夜は泊まることになっている。
するとワルドが三つの部屋鍵を手にやってきた。

「さて、今夜はもう寝るとしよう。部屋を取った。
 キュルケ君とタバサ君、ギーシュ君と使い魔君、そして私とルイズだ」

その言葉に、ルイズがハッとしてワルドを見た。
婚約者だから構わないだろうとワルドは言うが、ルイズとしてはまだ結婚していないのだから駄目ではないかと考えていた。
とはいえ、彼に「二人だけでしたい、大事な話があるんだ」と言われてしまえば、納得するしかない。
ちなみにキュルケは、ワルドがルイズの婚約者であることを盾にして取り付く島の無い様子に既に諦め、
虎蔵へと再アプローチを開始していたので興味が無い様子である。

ワルドとルイズの二人が部屋のある二階へ上がると、キュルケは部屋割りについて
虎蔵とキュルケ、ギーシュとタバサの組み合わせでも良いわよね、などと提案しだした。
ギーシュはプレイボーイだが基本的には紳士ではあるし、最近はモンモランシーの調教――もとい教育もあるため、
タバサと同室にしても問題ないと考えたようだ。
だがそれは、タバサの珍しく心底嫌そうな表情に没案となった。
ギーシュは割りとショックを受けていたようだったが。




899 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/23(木) 18:59:56 ID:9JGa8Sn7
支援支援!

900 :宵闇の使い魔:2007/08/23(木) 19:00:31 ID:qVB8cRp+

翌朝、虎蔵が自室へと戻ってくると、ドアの前にワルドが立っていた。
部屋を訪ねてきたが、誰の反応もなくどうしたものか悩んでいた様子だった。
ちなみにギーシュは居るのだが、昨日の疲れが抜けずに爆睡している。
彼は虎蔵に気付くと、相変わらず気さくな様子で声をかけてきた。

「おや、早いな。散歩にでも行っていたのかい、使い魔君」
「早いっつーか、遅い?まぁ、良いだろ。なんか用かい」
「なに、ルイズから君が伝説の《ガンダールヴ》だと聞かされてね―――更に聞けば、異世界から来たとか」

虎蔵は「まあな」とだけ答えた。
別に口止めしては居なかったし、聞かれて困ることも――今の所はない筈だ。

「それに昨日の物取りを倒したときの手際やら、君が"手品"などと称する技術も含めて、興味が湧いたのだよ」
「悪いが男色の気はねえぜ」
「ははっ、面白いことを言う。僕にも無いよ。なに、ただ一度、手合わせ願いたいと思ってね」

虎蔵の物言いにも気を害することなく、気さくに話を続ける。
その様子に、虎蔵も肩を竦めて苦笑しながら答えた。

「手合わせねぇ――ま、今日は暇だから構わんけどな。何処でよ」
「この宿は昔、砦だったことがあってね。中庭が練兵場になっているのだよ」
「ふむ。なら構わんが―――昼過ぎにな」

虎蔵はそういってドアを開けると、「ちょいと腰が重いんで」などと大欠伸を残して部屋へと入っていってしまった。

ワルドはその言葉を聴くと、彼がドアを閉めてから眉を寄せて、昨夜ルイズから聞かされた彼への評価をマイナス修正した。
あんな適当な男が《ガンダールヴ》だとはな――と。



そして昼過ぎ。
たらふく食事を堪能した虎蔵は、ワルドと共に今は物置き場とかしている中庭へとやって来た。
いつの間に聞きつけたのか、ルイズをはじめ同行者全員が集まっている。

「そんな状態で大丈夫なのかね?」
「なに、腹ごなしにゃ丁度良かろう」

本当に飄々と適当な様子に、ワルドは更に虎蔵の評価をマイナスに進めた。
勿論顔には出さずにだが。
彼は「なら良いのだがね」と答えると、今度は昔話を始めた。
彼曰く、古き良き時代だそうである。
虎蔵には心底どうでも良かった。

一方、ルイズはどうにか止められない物かと説得を試みたが、あれよこれよと丸め込まれてしまった為、
はらはらと使い魔と婚約者を眺めている。
しかし、それ以外の三人のギャラリーはというと、勝負の行方について盛り上がっていた。

「彼は風のスクウェア、《閃光》のワルド子爵だよ。幾らトラゾウとはいえ―――」
「でもね、ギーシュ。貴方は見てないから知らないだろうけど、ダーリンはフーケのゴーレムの足を、
 一撃で切り裂く寸前にまで行くのよ?そんな物を受けられると思うの?」
「それはそうかもしれないが、風のスクウェアともなれば、風の流れでトラゾウの高速移動だって見切れると思うよ。
 見切れれば、必ずしも攻撃受ける必要は無いだろう」
「どうかしら―――タバサだって殆ど全く捉えられないのよ?」
「―――始まる」

ギーシュはワルド派、キュルケは虎蔵派のようだ。
タバサの一言で、二人は間に数枚のコインを置いて、視線を中庭の中央へと向けた。



901 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/23(木) 19:00:49 ID:EnbSYYTF
太郎丸より継ぎし大団扇 支援

902 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/23(木) 19:01:20 ID:vKVCieIi
この王女は珍しい支援

903 :宵闇の使い魔:2007/08/23(木) 19:02:15 ID:qVB8cRp+
中庭中央。
レイピア状の杖を取り出すワルドに対して、虎蔵が取り出したのは何故かデルフだった。

「―――いや、良いんだよ。もうね。蔑ろにされるのも慣れたよ。あぁ、慣れたともさ」

なにやらやさぐれていた。
だが、虎蔵が「ほれ、使ってやるから刃を潰せ。できんだろ、それくらい」と言うと、
やはり使われることは嬉しいのかすぐに言うことを聞く。
まるで駄目男をヒモにしてる女みたいだな、と思ったが、流石に可哀想なので口には出さなかった。

「インテリジェンスソードとは、変わった得物だね」
「だろ?こいつは刀身をある程度自由に変化させられるみたいでな――今回は便利だ」
「真剣でも構わんよ。全力でね。我々、魔法衛士隊は常にそういった訓練をしている」
「さよけ。じゃあ、ま―――得物以外は全力で行くぜ」

ニヤリと笑みを浮かべる虎蔵。
久し振りに骨のある相手だ。

『――ッ!!』

二人の呼気が漏れた瞬間、虎蔵がデルフを構えて一気に間合いを詰める。
しかし、ワルドはそれを予想していたかのように自らも前に出て、金属音を鳴らした。
鍔競りあう二人―――だが、単純なパワーの差でじわじわと押されていくワルド。

「くッ―――たいした力だッ!」
「そりゃどうも。お前さんも、ただの生っちょろい魔法使いじゃねえな」

ニヤリと笑いあう二人。
ワルドは虎蔵に押される力を利用して後ろに飛び、間合いを取る。
だが――

「なッ!?」

遅い。
虎蔵を相手にするのに、その動きは遅すぎる。
空気の爆ぜる音を残して彼が掻き消えると、背後から殺気。

慌てて身を捻るワルド。
鋭い音が耳元を切り裂き、辛うじて回避できたことに気付くが、その瞬間には思いっきり蹴り飛ばされてしまった。


「――――――ッ」
ギャラリーの四人は、呼吸も忘れるほどに見入っていた。
これが、真に実力あるもの同士の戦い。
手合わせなどと言っていたが、飛び交う殺気がその程度の物でないことをありありと伝えてくる。

「凄いわね―――子爵が閃光だというのなら、ダーリンの荒々しい攻撃は――」
「暴風――」

キュルケとタバサが、まるで無意識の如く呟いた。

蹴り飛ばされたワルドだが、すぐに体制を立て直して杖を振った。
魔法かと思ったが、違う。
虎蔵が高速で斬り掛かって来たのを受けたのだ。
余程頑強な杖なのか、砕け散るということは無かったが、両手で辛うじて止められたといった感じだ。

もはやまともにその戦いを追えているのはタバサだけになっていた。


904 :宵闇の使い魔:2007/08/23(木) 19:04:16 ID:qVB8cRp+
「ハァ、ハァッ――――驚いたな―――此処までの実力とは」
「お前さんもなかなかだ。正直、メイジって奴を舐めてたよ」

辛うじて距離を取って息も荒く言うワルドに、虎蔵はまだまだ余裕だ。
少なくとも、単純な近接戦闘では話にならない。
ワルドにもそれは十分伝わった。

「しかし、婚約者の前でこのまま終わる訳にも行かないのでね―――」

そう言ってワルドは杖を構えて虎蔵を警戒しながら、呪文を呟き始める。
それを聞くとデルフはガチャガチャと音を鳴らして警告してくる。
だが、虎蔵はそのまま動かない。

「やばいぜ相棒、魔法だ!分かってるんだろ!」
「あぁ、分かってるさ」

ニヤニヤと笑いながらも、そのままで待つ。
ワルドも、詠唱で生まれる僅かな隙を警戒していた為か、動かない虎蔵に怪訝そうな表情をする。


「ちょっと!ダーリン、何で動かないのよ」
「ボクに聞かないでくれ―――何か考えでもあるのか?」
「奥の手――」

喚くキュルケに、あまりの殺気に冷汗すら流しているギーシュ。
タバサはその一瞬を見逃さないように、しっかりと目を見開いた。

ルイズはもはや、微動だにせずに二人を見ている。
虎蔵も、ワルドも、自分の知らない誰かに見えてしまっている。

――――怖い――――

それだけが彼女の感情だった。


「良い度胸だが、命取りになるぞ!」

詠唱が終わり、杖を振りかぶるワルド。
《エア・ハンマー》―――巨大な不可視の槌が、虎蔵に迫る。
しかし彼は笑みを浮かべたまま――――


「トラゾウ!」「ダーリン!」
ルイズとキュルケの悲鳴が響く。
ギーシュとタバサも目を見張っている。
強力な《エア・ハンマー》によって砂煙が巻き上げられ、虎蔵が見えない。
しかし、避けた様子は無く―――




905 :宵闇の使い魔:2007/08/23(木) 19:07:04 ID:qVB8cRp+
「なるほど。こりゃ、たいした威力だ――」
「おでれーた―――なんだ、これ」

虎蔵とデルフの声が聞こえた。
砂煙が風に流される。
其処には―――

「なんだとッ!?」
「―――悪いね」

虎蔵がワルドに向けて翳した手の周囲を、球を幾つも連ねた何か――数珠が盾の用に囲み、浮かんでいる。
虎蔵の周囲を見ると、彼の周り――その数珠による盾の後ろだけが、《エア・ハンマー》から逃れたようで、
それらより外は、地面が僅かに削られている。

「防いだ――――使い魔が――――魔法を―――ハッ!?」

あまりの事態に、一瞬だが呆然としてしまうワルド。
だが、その一瞬が命取りだ。
次の瞬間には――

「余所見はいかんね」
「まったくだ―――私の負けだよ」

デルフが首筋に触れていた。
刃は潰れているが、冷たい感触がある。
ワルドが敗北を告げて杖を収めると、虎蔵もまたデルフを下ろして、地面に突き立てた。

キュルケとギーシュが歓声を上げて駆け寄ってくる。
ワルドはそれを見て苦笑しつつ、「最後のは何か、教えてもらえるのかい?」と聞いた。
ちなみに数珠はもう消えている。何処にしまったのやら。

「"手品"さ―――おい、暑苦しいから抱きつくな!ほら、それより良いのかい。婚約者をほっといてよ」
「あぁ、そうだね。出来れば、格好良く迎えに行きたかったものだが」

ワルドはそう言って、緊張が解けて座り込んでしまっているルイズの元へと向かう。

「ほんとにおでれーた。相棒、お前ほんとに何者だ―――」

地面に突き立てられたままのデルフの声は、キュルケとギーシュにタバサまで加わった輪に阻まれ、
虎蔵の耳には届かなかった。




その頃、同じラ・ロシェールの路地裏にて―――

「さぁて、ほんと―――どうしたものかね」

マチルダが、否、今は《土くれ》のフーケが頭を悩ませていた。
ある場所へ荷物を送るためにやって来たラ・ロシェールでついでに行っていた情報収集中に、
仮面を付けた謎の貴族に正体を言い当てられ、逃亡しようとするも追い詰められてしまったのだ。
そこで殺られるか、捕まるか――と思ったのだが、その貴族はアルビオンのクーデター一派で、協力しろと言ってきたのだ。
首に杖を突きつけながら。
その状況で断れるわけも無く、どうやって逃げるかを考えながらとりあえずは引き受けた。
しかし、なんと驚いたことに、彼女が最初に指示されたのが、この街に来ているルイズ達の襲撃指揮であった。
既に手練れの傭兵達を貸し与えられてしまい、すぐに逃げ出す訳にも、彼らに接触する訳にも行かなくなってしまっている。

「はぁ―――男運、悪いなぁ――――」

彼女はそうぼやいて、先日虎蔵から借り受けたとあるものを服の上から撫でるのだった。

906 :宵闇の使い魔:2007/08/23(木) 19:09:18 ID:qVB8cRp+
以上、念願の大台達成・第拾話でした。
それと余談ですが、wikiの方でここ数話分のキュルケの虎蔵への呼び方を訂正しました。

907 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/23(木) 19:12:21 ID:w5sO+NIl
宵闇乙

そろそろ次スレの季節なのでテンプレ貼ってみる。
どんどん増えていく>>1の空行だけど、正直これくらい間を空けとけば十分だと思う。
内容自体は変わってないからいいよね?
--------------------------------------------------------------------------------

もしもゼロの使い魔のルイズが召喚したのがサイトではなかったら?そんなifを語るスレ。


あの作品のキャラがルイズに召喚されました part42(前スレ)
http://anime2.2ch.net/test/read.cgi/anichara/1187750126/


まとめwiki
http://www35.atwiki.jp/anozero/
避難所
http://jbbs.livedoor.jp/otaku/9616/



    _              ■ 注意事項よ! ちゃんと聞きなさいよね! ■
    〃 ` ヽ  .   ・雑談、SS、共に書き込む前のリロードは忘れないでよ!ただでさえ勢いが速いんだから!
    l lf小从} l /   ちゃんと空気を読まないと、ひどいんだからね!
   ノハ{*゚ヮ゚ノハ/,.   ・投下をする前には、必ず投下予告をしなさいよ!投下終了の宣言も忘れちゃだめなんだからね!
  ((/} )犬({つ'    ・ 投下してるの? し、支援してあげてもいいんだからね!
   / '"/_jl〉` j,    ・興味のないSS? そんなもの、「スルー」の魔法を使えばいいじゃない!
   ヽ_/ィヘ_)〜′   ・まとめの更新は気づいた人がやらなきゃダメなんだからね!
              ・議論や荒らしへの反応は、避難所でやりなさい!


     _
     〃  ^ヽ
    J{  ハ从{_,     ・ここは全年齢板よ。年齢制限に関わるものは避難所に来なさい。
    ノルノー゚ノjし      ・クロスはお互いを尊重しなきゃだめ。一方的なのはモテないわよ?
   /く{ {丈} }つ     ・不要な荒れを防ぐには、sage進行もいいんじゃないかしら。
   l く/_jlム! |      ・次スレは>>950から。お願いね?テンプレはwikiの左メニューを参照よ。
   レ-ヘじフ〜l

908 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/23(木) 19:18:38 ID:gj7PNCnc
乙。
ではひとつ、松下投下を予約するぜ。
量は少ないけど。

909 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/23(木) 19:28:59 ID:oP9ef2lR
避難所の元ネタスレでも書いたんだけど、まあ一応こっちでも。
部屋を掃除してたら久々にソーサリー全巻(創元推理版な!)を発掘。
元ネタ知らん人もいるだろうし、呪文についての解説を書こうと思うんじゃが、
需要はあるかな?

910 :『使い魔くん千年王国』 第三章 異世界:2007/08/23(木) 19:31:36 ID:gj7PNCnc
「異世界というのは、やはり本当にあったのか…」
春の夜空に浮かぶ二つの月が、(月並みに)ここが異世界であることを松下に教える。

あの後、気絶したルイズを抱えてコルベールが飛び上がり、
他の生徒たちも飛翔して学院へ戻っていった。
残念ながら松下は単独では空を飛べない。魔法のホウキは持ってきていない。
コルベールは「悪魔だから飛んできて追いつくだろう(なんか怖いし)」と判断し、
彼を広場に置いてきたのだ。
マイペースな松下は、見物がてら地上を歩き回り、夕方になってようやく学院に到着した。
そして、二つの月を見たのである。

「それで、ぼくが帰る方法はないのですか?」
ルイズは治療が終わり、自分の部屋に寝かされているらしい。
松下は先ほどの禿頭(コルベール)を探し出し、
この世界の詳しい事情を根掘り葉掘り聞き出す。情報は最大の武器だ。

「いまのところ、見つかっていないね。
サモン・サーヴァントの魔法は召喚だけで、送還することはできないんだ」
「むむむむ……」
コルベールをなかなかの実力者と見抜いた松下は、一応敬語で話している。


911 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/23(木) 19:31:38 ID:EERqg0CL
>>909
避難所のみでいいと思う。

912 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/23(木) 19:32:26 ID:kq+egxNj
>>909
本スレ900越えしてるし、
避難所の設定スレにでも載せれば問題ないんじゃないかな?

913 :909:2007/08/23(木) 19:34:07 ID:oP9ef2lR
OK、じゃあ避難所のほうに書いておくよ。
まあ48も呪文あるし、時間かかるけども。

とりあえずページをめくりたまえ!支援

914 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/23(木) 19:34:19 ID:UTcNXDDg
バランガバランガ支援

915 :『使い魔くん千年王国』 第三章 異世界:2007/08/23(木) 19:34:34 ID:gj7PNCnc
もといた世界――――昭和40年頃の地球で、
「石油王サタン暗殺犯」「狂人」「危険思想者」
「大衆煽動者」として告発され、ついに抹殺された『悪魔くん』。
父の会社は自分の召喚した悪魔にのっとられ、別荘だった古代都市遺跡も爆撃を受けて崩壊した。
使徒の残党はいるだろうが、もはや帰る場所はない。
だが、彼には帰らなくてはならない理由が、使命があった。

それは、世界人類が平等に暮らす理想の楽園「千年王国」の建設。
『生まれるとき神が殺しそこねた』奇形的天才児に、神が与えた使命であった……!!

「だからぼくは、そこへ帰らねばならないのです」
「ま、まあ、帰る方法が見つかるまで、しばらくここにいてもいいじゃないか。
 いかに東方の魔法が使えるとはいえ、まだ10歳にもならないのだし、
 どこかへ行くあても、食も住処もお金もないのだろう?」

千年王国とやらは、きっと世の中のことがよく分からん子供の夢物語だ。
ただ、現実問題として彼は困っているし、ルイズのせっかくの使い魔をなくすわけにはいかない。
コルベールは松下をここへ引き止めることにした。
「しかし、その右手のルーンは珍しいな。ちょっとスケッチさせてくれないか」


916 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/23(木) 19:34:42 ID:shI3jiry
>>909
避難所に書いたほうがいいんじゃない?


917 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/23(木) 19:36:18 ID:vKVCieIi
バランガバランガ支援

918 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/23(木) 19:37:04 ID:xHJB/gR3
>>907
日曜に十八禁と型月をどうするか投票することになったので
これを一時的にテンプレの最初に加えてほしい。


■重要!■
日曜日(26日)に一日一杯を使って十八禁作品と型月作品の扱いについてのスレ住人全体での投票を行う予定です
投票方法など詳しいことは避難所の運営議論スレを参照してください

919 :『使い魔くん千年王国』 第三章 異世界:2007/08/23(木) 19:38:13 ID:gj7PNCnc
魔法が使える……とはいっても、松下の「魔法」の実力は、
何十年と修行を積んだ魔法使いに敵うものでは、まだない。
せいぜい幻術を使ったり、局地的な天候を操ったり、精霊や魔獣を召喚して使役したり、
敵の魔法や魔術的な罠を見破ったり、
といった程度なのだ。(充分な気もするが)

彼の恐ろしさは、その魔力に加えて、
「凡人を猫とすれば、悪魔くんは人間」と評されるほどの知力。
目的のためには手段を選ばず、容赦のない性格と行動力。
「ソロモンの笛」を始めとする魔法のアイテム(と財力)。
および使役される「十二使徒」達の実力によるところが大きい。
だが後者2つは、今はないのだ。

(と、なると……だ)
松下は、コルベールの提案を受諾した。
そして自分なりに現状の解決方法を計画する。

920 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/23(木) 19:38:35 ID:xHJB/gR3
支援

921 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/23(木) 19:40:17 ID:vKVCieIi
我は求め訴えたり支援

922 :『使い魔くん千年王国』 第三章 異世界:2007/08/23(木) 19:42:44 ID:gj7PNCnc
まずはこの魔法学院で知識と力を蓄え、仲間(使徒)を増やす。
聞けば貴族の子弟が通う、高等・高級な学校だという。
平和ボケした奴を何匹か締め上げれば、富と手下は楽に手に入るだろう。
強力な魔法の知識や道具が手に入るのも、なかなか魅力的だ。
異世界の魔法体系は地球とは違うだろうから、覚えるのに時間はかかるかも知れないが、
召喚魔法を覚えて、自分の使い魔も作ってしまおうか。

また、少数の貴族が平民を踏みつけて、甘い汁ばかりをすするという、
この世界の階級制度は実に良くない。
準備ができ次第、すみやかに人民革命を起こして、富も地位も平等に分配しなくては。
「人間は国境からは生まれてこない」のだから、
国境病にかかったバカな軍隊や国家も解体しよう。

地球に帰っても、どうせやるべきことは同じだ。
世界がひとつになり、貧乏や不幸のない理想郷を作ることは、
遅かれ早かれ誰かが手をつけなければならない、あらゆる人類の宿題なのだ。
キリストも釈迦もマルクスもそう考えたのだ。

だから、ぼくが「この世界」を統一しなければ……。




その頃、自分の部屋で寝ていたルイズは、とてつもなく魘されていた。
それはもう、この上なく。


923 :909:2007/08/23(木) 19:42:49 ID:oP9ef2lR
エッロイームエッサイム支援

924 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/23(木) 19:43:44 ID:LDQrRwCj
地獄のナイフが〜君を狙っている〜
支援

925 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/23(木) 19:43:53 ID:xHJB/gR3
支援
ん?ルーンは右手なのか。ということはガンダールヴじゃないな

926 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/23(木) 19:45:31 ID:gj7PNCnc
今回の投下は以上です。多数の支援感謝。
水木さんの「狂気」がつまった松下は、書いててタノチイです。
ひひひひひひひ。

927 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/23(木) 19:45:52 ID:tipY8VyV
支援

>>918
タバサのAAを付けるか?今までの議論の誘導の際はあったけど

928 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/23(木) 19:50:30 ID:vKVCieIi
黒いぜ黒いぜ、クロムウェルとか問題にならないくらい大物だぜ。

929 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/23(木) 19:50:43 ID:/4qqnmyc
>>926
> ひひひひひひひ。
なんでか「びびびびび」に見えた。

930 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/23(木) 19:53:26 ID:opbH+pKz
>>準備ができ次第、すみやかに人民革命を起こして、富も地位も平等に分配しなくては。

>>だから、ぼくが「この世界」を統一しなければ……。

十年後にはとんでもない独裁者がハルケギニアを支配してそうだなw

931 :706:2007/08/23(木) 19:55:46 ID:NVwaneJK
2時50分でアンケート区切ろうかと思ってたら
今までネットに?げれなくなってたorz
迷惑をかけてしまってごめんなさい。
で、結局票数は同じか……。

932 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/23(木) 19:57:36 ID:/4qqnmyc
>>931
「汝の為したいように為すがよい」

933 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/23(木) 19:59:02 ID:vKVCieIi
>>929
実に水木

934 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/23(木) 20:02:00 ID:tipY8VyV
ゼェーット!

935 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/23(木) 20:03:57 ID:d4b5lzO6
ならば俺が更に投票しよう
Let's ロリ眼鏡

936 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/23(木) 20:05:14 ID:lXjMpmtm
>>934
水木違いwww

937 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/23(木) 20:06:14 ID:3rjJKyCD
>>932
ファラリス様w

938 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/23(木) 20:10:44 ID:2BBR9okr
>>930
>富も地位も平等に分配
当時の水木先生は貧乏だったからな。今なら大反対だw
一貫性がないのが一貫性みたいな性格だし・・・。

939 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/23(木) 20:29:55 ID:0iZ2yyMn
水木先生は既に妖怪化してるからなぁw
特に悪魔くんは墓場の鬼太郎クラスのヤヴァイ作品だwww

940 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/23(木) 20:31:29 ID:RggJLjhn
アニメ版しか知らん。
鳥乙女は出てこないの?幽子は?

941 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/23(木) 20:36:26 ID:Akx1ovVb
悪魔くん、テラ悪魔としか言いようがねぇwwwwwww

水木作品は鬼太郎と短編(コケカキィキィとか)しか読んだことないんで買って読んでみよっと。

942 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/23(木) 20:36:49 ID:EUeMkDMS
千年王国の人は初代悪魔くんで
アニメの悪魔くんは二代目悪魔くんで埋木信吾って名前だった

943 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/23(木) 20:39:53 ID:/4qqnmyc
千年王国はマンガ夜話で知って読んだけど、
なんというかブラックでカオスな話だった。

944 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/23(木) 20:44:30 ID:gbBsGlBH
なんと悪魔くんは3人いるらしい。

945 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/23(木) 20:45:59 ID:/0pCBF8v
>>943
キリスト、釈迦に並ぶ人物がマルクスになってるからなw
良くも悪くも赤軍とかがいたような時代背景でないと書けない漫画だったのだろう

946 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/23(木) 20:46:23 ID:9JGa8Sn7
悪魔くんつながりで北野誠一郎を…


947 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/23(木) 20:46:36 ID:wWKIoL6O
悪魔くんGJ!!!
これは良い狂気です。

948 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/23(木) 20:47:35 ID:nLilpDJb
http://www.nicovideo.jp/watch/sm897949

リアルキュルケ

949 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/23(木) 20:49:52 ID:2BBR9okr
松下→カエル男たちが使い魔。
山田→メフィストと百目が使い魔。
埋もれ木→メフィスト2世たち12使徒が使い魔。

千年王国篇では、雷獣や倉ぼっこ、つらら女などの日本妖怪とメフィストと
カエル男の十二使徒。

950 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/23(木) 20:51:50 ID:w5sO+NIl
立てようか

951 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/23(木) 20:52:32 ID:2BBR9okr
>>950
よろしく。

952 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/23(木) 20:52:30 ID:nLilpDJb
おねがいします

953 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/23(木) 20:53:34 ID:O6jSrbuX
>>950

スナイパー乙

954 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/23(木) 20:55:42 ID:NKIuXTy9
>>950
>>918>>927あたりはどうしましょうか?

955 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/23(木) 20:56:20 ID:w5sO+NIl
あの作品のキャラがルイズに召喚されました part43
http://anime2.2ch.net/test/read.cgi/anichara/1187869995/

ホイ

>>954
とりあえず2に入れてみた。

956 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/23(木) 20:57:31 ID:NKIuXTy9
>>955
スレ立て乙です。

957 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/23(木) 20:59:44 ID:lXjMpmtm
>>955
乙です。

958 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/23(木) 21:00:00 ID:P30/8AO0
>>954
乙です。

959 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/23(木) 21:05:43 ID:vKVCieIi
前田慶次郎召喚とか考えたがあまりにもいくさ人が候補すら少なすぎて切腹。
元首が女だから「何だこの一物はー!!」も出来ないし。

960 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/23(木) 21:07:34 ID:15h18mF3
>>954
スレたて乙です。

961 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/23(木) 21:09:32 ID:BvSG10eV
1000ならキングギドラ召喚

962 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/23(木) 21:10:55 ID:0iZ2yyMn
葉隠覚悟&強化外骨格零を召喚……

あれ?
ワルドご一行が瞬殺無音されるような?

963 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/23(木) 21:12:25 ID:2b+JkXDX
>>955乙。

964 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/23(木) 21:12:58 ID:/4qqnmyc
>>959
いちもつを握られるのはギーシュで。

ある程度完成されたキャラ(ドモンとか)を出すときは
ギーシュあたりを主人公にした成長物にした方がやりやすいと思う。

965 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/23(木) 21:13:05 ID:cK4m9BAV
ギャオス召喚と被るが、
1000ならアメリカ版ゴジラの孵化直前の卵を召喚
インプリンティング効果とルーン効果でルイズを母親と思い込む

966 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/23(木) 21:14:59 ID:vKVCieIi
滅びの亀裂に落ちたゴクリ召喚。
指輪の束縛からついに解き放たれた哀れなスメアゴルとのハートフルストーリー

967 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/23(木) 21:15:14 ID:NEAB1XBS
>>962
瞬殺無音・神風の使用は最大の禁忌と覚悟と零は決めてるぞ
戦術鬼の大群に使用した時は、周りが死の大地と化した零番区だったから

968 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/23(木) 21:15:47 ID:ZLGstRXS
ではあえてレギオン召喚で

969 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/23(木) 21:16:17 ID:NEAB1XBS
>>965
アニメ版ジラかよwww

970 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/23(木) 21:16:35 ID:po//lUFD
>>962
ルイズ「いい?あんたは使い魔で、ご主人様のものだから言うこと聞きなさいよ!」
覚悟 「誰にも人をもの呼ばわりする権利は無い」

が浮かびもうした。

971 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/23(木) 21:17:06 ID:17xv93dU
>>959
ウェールズと一緒に城壁から放尿とかイケル!

972 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/23(木) 21:18:49 ID:QeUob5+j
>>965
それなんてアメリカ版ゴジラのアニメの続編?
1000ならワンピのDrヒルルク召喚

973 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/23(木) 21:19:55 ID:u8OmrbHn
よし、ブラクマ2の病的シスコン悪魔を召喚で
…が、無理
国ってか、世界が終わるか

974 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/23(木) 21:20:30 ID:BvSG10eV
975ならアルビオンにレギオン召喚させる

975 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/23(木) 21:21:16 ID:KdrwU3dD
1000ならペルソナ2-罪-を経過して罰クリア後の周防達哉召喚

976 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/23(木) 21:21:20 ID:2YViQxHm
976ならアルビオン墜落

977 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/23(木) 21:22:09 ID:0iZ2yyMn
よし、ビオランテ召喚でギーシュと薔薇対決を!

って攻撃した途端に溶解体液でわるきゅーが溶けるな
あとアルビオンにもいけない・・・
フーケのゴーレム相手にはほぼ無敵なのに

978 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/23(木) 21:22:27 ID:UTcNXDDg
>>959
王女は普通に抱かれるな
もしくはビンタ
もしくは氷風呂

979 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/23(木) 21:22:43 ID:BvSG10eV
>>976
( ゚д゚)

980 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/23(木) 21:23:05 ID:EUeMkDMS
やっぱアホーガンよ!のアホーガンは強いが
色んな意味で最低でもあるな

981 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/23(木) 21:24:03 ID:vKVCieIi
980なら回復打撃のショータ召喚
しかし叩いて直すような物はあんまりなかった

982 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/23(木) 21:24:20 ID:cK4m9BAV
1000なら亡霊怪獣・シーボーズ召喚
ルイズに叱られてしょげてるプリティーな姿に学院内でファンが急増!

983 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/23(木) 21:25:09 ID:/4qqnmyc
>>971
慶次は負け戦スキーだからなぁ。
対レコン・キスタ戦なんて喜び勇んで参戦しそう。

984 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/23(木) 21:25:10 ID:kTSqIHBD
1000ならウフコック=ペンティーノを召喚で

985 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/23(木) 21:25:11 ID:BvSG10eV
1000ならハルケギニアにX星人襲来

986 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/23(木) 21:25:39 ID:DiD4LlX1
1000なら万能文化猫娘召喚

987 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/23(木) 21:26:18 ID:vRcbzHtB
1000なら通りすがりのサラリーマン出現

988 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/23(木) 21:26:50 ID:/0pCBF8v
1000ならゴルドランのパワーストーン召喚
これなら最初から主に従順で何も問題ないぜ

989 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/23(木) 21:27:05 ID:/sPy5cTz
1000ならハリーポッター召喚

990 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/23(木) 21:27:08 ID:UTcNXDDg
>>1000ならマッハボーイ音速丸召喚
キュルケが忍召喚
ギーシュのまわりにいるのはワルキューレのかわりにサスケ軍団

991 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/23(木) 21:27:09 ID:R23mnF2M
1000ならドラキュラ伯爵悪魔城ごと召喚

992 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/23(木) 21:27:14 ID:O6jSrbuX
990ならチップ=ザナフ召喚

993 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/23(木) 21:27:48 ID:lXjMpmtm
>>988
つまりADAっぽくなると…いつ帰ってくるのかなあ作者さん

994 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/23(木) 21:27:54 ID:DoU/7+HX
1000ならモーコンから格闘家やNINJA召喚してはげしくフィニッシュヒム(究極神拳)!!

995 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/23(木) 21:28:32 ID:/0pCBF8v
1000ならチェンジング・ナウからドッグファイター01が召喚されるSSを書く

996 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/23(木) 21:28:35 ID:cK4m9BAV
1000なら大江戸ファイトの地蔵召喚

997 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/23(木) 21:28:35 ID:0iZ2yyMn
1000なら投下されたリトルボーイ(核爆弾)を召喚

998 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/23(木) 21:28:41 ID:wOFhv0rL
1000ならなぜかギーシュ召喚

999 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/23(木) 21:28:41 ID:BvSG10eV
>>1000ならゾンダーメタルプラント召喚

1000 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/23(木) 21:28:42 ID:w5sO+NIl
1000なら射命丸召喚

1001 :1001:Over 1000 Thread
このスレッドは1000を超えました。
もう書けないので、新しいスレッドを立ててくださいです。。。

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