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あの作品のキャラがルイズに召喚されました part60

1 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/17(月) 22:00:58 ID:1q97Awvo
もしもゼロの使い魔のルイズが召喚したのがサイトではなかったら?そんなifを語るスレ。

前スレ
あの作品のキャラがルイズに召喚されました part59
http://anime2.2ch.net/test/read.cgi/anichara/1189913390/

まとめwiki
http://www35.atwiki.jp/anozero/
避難所
http://jbbs.livedoor.jp/otaku/9616/
--------------------------------------------------------------------------------

    _              ■ 注意事項よ! ちゃんと聞きなさいよね! ■
    〃 ` ヽ  .   ・雑談、SS、共に書き込む前のリロードは忘れないでよ!ただでさえ勢いが速いんだから!
    l lf小从} l /   ちゃんと空気を読まないと、ひどいんだからね!
   ノハ{*゚ヮ゚ノハ/,.   ・投下をする前には、必ず投下予告をしなさいよ!投下終了の宣言も忘れちゃだめなんだからね!
  ((/} )犬({つ'    ・ 投下してるの? し、支援してあげてもいいんだからね!
   / '"/_jl〉` j,    ・興味のないSS? そんなもの、「スルー」の魔法を使えばいいじゃない!
   ヽ_/ィヘ_)〜′   ・まとめの更新は気づいた人がやらなきゃダメなんだからね!
              ・議論や荒らしへの反応は、避難所でやりなさい!

--------------------------------------------------------------------------------
     _
     〃  ^ヽ      ・クロス元が18禁作品であっても、SSの内容が非18禁である場合は本スレへの投下で問題ないわ。
    J{  ハ从{_,     ・SSの内容が18禁な展開をする場合はクロス元に関わらず、本スレではなく避難所への投下をお願いね?
    ノルノー゚ノjし      ・クロス元が型月作品のSSは、本スレでも避難所でもルイズの『錬金』のように危険よ。やめておいてね。
   /く{ {丈} }つ     ・クロスはお互いを尊重しなきゃだめ。一方的なのはモテないわよ?
   l く/_jlム! |      ・不要な荒れを防ぐには、sage進行もいいんじゃないかしら。
   レ-ヘじフ〜l         ・次スレは>>950から。お願いね?テンプレはwikiの左メニューを参照よ




2 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/17(月) 22:03:54 ID:9To6+RPs
>>1
オールド・乙マン

3 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/17(月) 22:05:30 ID:H3WIaUgX
乙ゥ

4 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/17(月) 22:06:07 ID:ECR1Z0Vh
       、--‐冖'⌒ ̄ ̄`ー-、
     /⌒`         三ミヽー-ヘ,_
   __,{ ;;,,             ミミ   i ´Z,
   ゝ   ''〃//,,,      ,,..`ミミ、_ノリ}j; f彡
  _)        〃///, ,;彡'rffッ、ィ彡'ノ从iノ彡
  >';;,,       ノ丿川j !川|;  :.`7ラ公 '>了
 _く彡川f゙ノ'ノノ ノ_ノノノイシノ| }.: '〈八ミ、、;.)
  ヽ.:.:.:.:.:.;=、彡/‐-ニ''_ー<、{_,ノ -一ヾ`~;.;.;)
  く .:.:.:.:.:!ハ.Yイ  ぇ'无テ,`ヽ}}}ィt于 `|ィ"~
   ):.:.:.:.:|.Y }: :!    `二´/' ; |丶ニ  ノノ
    ) :.: ト、リ: :!ヾ:、   丶 ; | ゙  イ:}    
   { .:.: l {: : }  `    ,.__(__,}   /ノ >>1乙だ
    ヽ !  `'゙!       ,.,,.`三'゙、,_  /´   
    ,/´{  ミ l    /゙,:-…-〜、 ) | 最近出番が少ないのでね
  ,r{   \ ミ  \   `' '≡≡' " ノ 
__ノ  ヽ   \  ヽ\    彡  ,イ_  まあちょっと姉妹スレを見に来たのさ
      \   \ ヽ 丶.     ノ!|ヽ`ヽ、 
         \   \ヽ `¨¨¨¨´/ |l ト、 
            \  `'ー-、  // /:.:.} さ、寂しくなんかないんだからねっ!
          `、\   /⌒ヽ  /!:.:.|
          `、 \ /ヽLf___ハ/  {
              ′ / ! ヽ

5 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/17(月) 22:08:54 ID:2sX+GXkX
>>1

6 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/17(月) 22:22:43 ID:yzgyoEY/
>>1乙。
そして逆に考える人自重ww

7 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/17(月) 22:23:08 ID:RFMWwwjk
>>4
卿自重してください

8 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/17(月) 22:23:36 ID:FjpdsePz
ギーシュとの決闘イベントって余程挑発的な台詞を主人公に言わせないと起こりえないよね。
原作では「うるせえキザ野郎。一生薔薇でもしゃぶってろ」
この台詞を才人が言ったからイベントが成立したんであって
普通の常識的対応ができる人間ならギーシュが「行きたまえ」と言った時点で
トラブルを避ける為に立ち去るよね。

9 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/17(月) 22:23:41 ID:hMu9QGXs
>>4
逆に考えるんだ、卿
「寂しくたっていいさ」と考えるんだやっぱダメ

10 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/17(月) 22:24:48 ID:B3Gi3E4t



11 :ZEROMEGA(1/7):2007/09/17(月) 22:25:04 ID:pSGMalS/
>>1乙カレー
では、前のスレで予約した通り、投下をさせていただきます。

*****************************


五宇たちや子供たちの声が聞こえなくなるまでティファニアはベッドの上で毛布に包まっていた。
家の中に自分以外の気配がいなくなると、ティファニアは億劫そうに立ち上がり、五宇が寝室の扉の側に置いていった枕と魔女の人形のふーけちゃんを手にとってまた床の上に戻った。
うつ伏せに寝ようとして、ふと動きが止まった。

今朝、青年と交わした短いやり取りを思い出す。
あの時、自分はこの枕を彼の頭に投げつけたはず……。
脳裏に蘇るのは見事に顔面で枕をキャッチした五宇の姿。
すると、手にもったただの布と綿の塊が急にティファニアの中で深い意味を持ち始めた。

気のせいかもしれないが、と言うか間違いなく九割方気のせいだろうが、枕の微妙な皺が五宇の顔に見え始めた。
そうだ。確かここに彼の顔がぶつかったのだ。
それに自分がうつ伏せに顔を埋め込むというのはつまり……つつつまり、セカンドキッス(間接ver)になるのでは!?

色白なティファニアの顔が一気に真っ赤になった。
細長い耳が珊瑚色に染まりながら、上機嫌な子犬の尻尾のようにぴくぴく動く。
心の中で今まで意識した事のない感情が囁きかけてきた。
遠慮する必要など何もないのだと。
これは枕! ただの枕! 彼の顔が、唇がちょっと接触した私の枕!
だから、私が顔を触れて、埋めて、あまつさえちょっと唇をつけてもぜぜぜぜ全然大丈夫!
ゆっくり、ナメクジが這い進むようなスピードでマジックアイテムと化した枕に顔を近づける。
残りあと三十サント! 
二十サント!
十五サント!
十!
九!
八…………





12 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/17(月) 22:26:13 ID:hMu9QGXs
前スレ1000
>1000 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/17(月) 22:25:26 ID:H/z24PE1
>>1000なら真面目にアナスタシアさん召喚を書いてみる。アガートラーム無しで。
さあシルエットノートのアナスタシアを召喚するんだ! あれ、違う?

13 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/17(月) 22:26:19 ID:1q97Awvo
支援

14 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/17(月) 22:26:29 ID:H/z24PE1
支援。そして……やっちまったぁぁぁぁぁ……orz

15 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/17(月) 22:27:22 ID:GlD6pNb1
>>14を支援

16 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/17(月) 22:27:33 ID:1AUTr+fh
>>14
てんめえええええwwwwww
ちゅるやさんのAAで1000とりたかったのにちくしょおおおおおおおお!!!!

ふーけさんが欲しい支援。

17 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/17(月) 22:28:10 ID:hMu9QGXs
おっと支援&乙

>>14
さあそのアナスタシアさんとやらを書くんだ。アガートラーム無しで。

18 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/17(月) 22:28:15 ID:7nuiyZ5H
支援。でもってタッチの差で1000取り損ねた!ビッチ!

19 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/17(月) 22:29:01 ID:H/z24PE1
>>16
正直すまんかった。そして今正に俺は>>14に行けか……とりあえずZEROMEGA支援

20 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/17(月) 22:30:15 ID:ZMF6a6kb
さあ、支援の時間だ

21 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/17(月) 22:30:16 ID:6pr0CD+5
>12
そこでシルエットノートを出すかw
だがアナスタシアの特技といったら拉致ぐらいしかないぞ。
それかシルフェイドの設定を使ってトーテムでもつけるか。

22 :ZEROMEGA(2/7):2007/09/17(月) 22:31:25 ID:pSGMalS/

しかし、後僅かというところでティファニアは枕をひっくり返し、その上に頭を乗せた。
うつ伏せにではなく、仰向けに……

「ううう、私ってどうしてこんなんだろう……」

見慣れた天井に話し掛ける。
子供たちの世話をしている間は、何を考えずに済んだ。
子供たちに没頭することで余計な思考を頭の中から締め出すことができた。
でも、こうして一人で天井を眺めていると普段考えたくなかった事や目を逸らしたいと思っていた事実が次々に心の中に浮んでくる。

……認めたくないけど、頭では分かっているのだ。
筋の通らないことを口にしているのは自分の方なのだと。
命をかけた大事な任務の最中に五宇を呼び出したのは自分。
助けてもらったにも関わらず、彼を騙して「コントラクト・サーヴァント」を仕掛けたのも自分。
本来ならば憎まれ、怨まれ、罵られても仕方のない立場だ。
しかし、五宇は文句をいうどころか自分から子供たちの世話を手伝い、ティファニアに感謝しているとまで言ってくれた。
だから、青年がもとの世界に帰る方法を探すためにこの村を出て行くといった時、彼女は五宇たちを気持ちよく送り出す方法だけを考えるべきだったのだ。
間違っても、彼を責める権利などなかったはずなのだ。
それは分かっている。
良く分かっているのだが……

「ゴウさん、やっぱり行っちゃ嫌だよ……」

頭で分かっているからと言って、心がそれを受け入れるとは限らない。
この三ヶ月の間に、五宇の存在は少女の中で大きく比重を増していた。
ティファニアにとって青年は彼女を暴漢の手から救った騎士であり、初めての口づけの相手であり、そして父親以外で始めて接する年頃の異性であった。
彼と分かれることを想像するだけで我が身を切られるように辛い。


23 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/17(月) 22:31:44 ID:apqcQZkA
新たな職人の誕生に祝福を支援。

24 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/17(月) 22:31:47 ID:UNxYabuI
>>14
えっちなおねいさん期待支援

25 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/17(月) 22:32:17 ID:UYxtQCGV
高速詠唱が実は早口って結構あるよねw
確かスレイヤーズもそうだった

そして、エッチなお姉さん召喚wktk

26 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/17(月) 22:32:18 ID:GbyTKijd
sien

27 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/17(月) 22:33:08 ID:oiyGuWey
アナスタシアといったらシャドハのほう思い出す

28 :ZEROMEGA(3/7):2007/09/17(月) 22:33:36 ID:pSGMalS/

でも、五宇は確実に出ていく。
あの頑固で不器用な青年は自分にできないことを決して口にしない男だ。
ティファニアが彼を失うのはもはや時間の問題だった。
それなら、いっそのこと―――

―――自分と彼を引き裂く、その記憶を呪文で消したらどうだろう?

その考えにティファニアの心は二度ざわめいた。
一度目は歓喜に。
二度目は恐怖に。
自分はこんなに恐ろしい考えのできる人間だったのかと少女は慄いた。
しかし、慄きながらとっさに浮んだ考えを捨てることはできなかった。
あっさり捨ててしまうにはそれはあまりに甘美過ぎるアイディアだった。

―――私にゴウさんを不意討ちすることなんてできるわけがないわ!

亡霊のように付きまとう思いつきを振り払おうとして、自分に言い聞かせた。

―――はたしてそうかしら?

今日、目覚めたばかりのもう一人のティファニアがそれに反論する。
五宇とタイラは確かに強い。
もしかしたら、御伽噺で聞いた「イーヴァルディの勇者」よりも強いかもしれない。
しかし、ティファニアには五宇にも忘却の呪文は効くという確信があった。
「コントラクト・サーヴァント」に簡単に引っ掛かったように五宇は用心深いようで、結構抜けている部分がある。
それに使い魔は決して主人を傷つける事はできないと、マチルダ姉さんも言っていたではないか?
このアイディアの成功率は決して低くない。
失敗してもやり直すことができる。
後は自分に実行する勇気さえあれば―――

私、ゴウさんの記憶を消すことを前提でものを考えているわ!!

そのことに気付いた途端、ショックのあまりベッドから飛び起きた。
心臓はかつてなく激しく鼓動を刻み、背中は汗でぐっしょり濡れていた。
そのくせ、頭は凍りついたように澄み切っている。
呼吸の音が大きく頭蓋骨の中に木霊するのを聞きながら、ティファニアは自分の指が別の生き物のように杖に向かうのを見た。
人差し指で触れ、中指でからめ、親指で握り締める。

杖は手に取った。
後は青年の帰りを待つだけでいい。
ベッドの中で丸くなっていれば、彼は心配してきっと部屋の中に入ってくる。
五宇は自分が忘却の魔法を使えることを知っているが、呪文を聞いたことはない。
布団に包まりながら小声で呪文を唱えれば―――。


29 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/17(月) 22:34:27 ID:1q97Awvo
ティファニアかわいいよ支援

30 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/17(月) 22:34:34 ID:H/z24PE1
支援

31 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/17(月) 22:34:53 ID:zogjPjV4
エシュターを誰か召喚すれば自動的についてくるんじゃね?
>アナス

32 :ZEROMEGA(4/7):2007/09/17(月) 22:36:42 ID:pSGMalS/


「駄目……やっぱり、駄目よ……」

杖を持つ手をもう一本の手で握り締めながら呟いた。
何故、と心の中の欲深い自分が問い掛ける。
昨夜、五宇も言っていたではないか、もとの世界に帰れば無謀な戦いの末に死ぬしかないと。
過酷な責務から愛する人を解放することの一体何が悪いというのか?
彼の心の大部分を占める任務の記憶を消せば、青年にとって主人である自分が全てになる。
彼の余計な記憶を消して、ただ囁くだけでいいのだ。
私だけを見て、抱きしめて、髪を撫でて、そして……。
たったそれだけのことなのに、何故っ―――!!

「だって、いなくなっちゃうもの。そんなことをしたら私が好きだったゴウさんまでいなくなっちゃうもの」

長く激しい葛藤の末にティファニアがたどり着いた、それは真実だった。
記憶を消すことは容易い、でもそれをもとに戻すことはできない。
彼女が好きになったのは口下手で不器用な優しい青年。
生真面目な彼から存在意義とも言える任務の記憶を奪ったらどうなるのか。
それが想像できないないほどティファニアは愚かではなかった。
そして、五宇を独占するために彼の記憶を消すにはティファニアはあまりに優しすぎる少女だった。

長い、長い時間をかけて、杖から自分の指を引き剥がした。
代わりに枕のそばにあった「ふーけちゃん」を抱きしめる。
涙混じりの声で切実な問いを虚空に投げかけた。

「マチルダ姉さん、お母さん、お父さん……私はどうしたら良いの?」

だけど、問い掛けた相手は誰一人として彼女の問いに答えず、代わりに―――

きゅるるるるるるるぅ…………

朝から何も食べていないお腹の虫が激しく自己主張をした。



33 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/17(月) 22:37:20 ID:ME7AQL4f
ちょーっと流れ読まずに質問

私も一つ何か書いてみたいんだけど、まだ使われてないネタって以下にある?

ベルセルク
Naruto
ローゼンメイデン
ガイバー
鋼の錬金術師




34 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/17(月) 22:37:23 ID:RKgAoML9
支援
そして>>14ルシエドは付いて来るんだよな?

35 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/17(月) 22:37:25 ID:1q97Awvo
支援

36 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/17(月) 22:38:06 ID:1q97Awvo
>>33
流れを読め

37 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/17(月) 22:38:35 ID:8Ly5SoLU
>33
sageないか?

38 :ZEROMEGA(5/7):2007/09/17(月) 22:39:10 ID:pSGMalS/

止めだった。
致命的だった。
アルビオン風に言うならばクリティカルヒット!!
枕の上に倒れこみ、あーとかうーとか唸りながらジタバタ暴れた。
盛大に炸裂した自己嫌悪のせいで、さっきまで死ぬほど彼女を苦しめていたシリアルな葛藤が宇宙のどこかに吹っ飛んでしまった。
でもどん底まで落ち込んだおかげか、ちょっとだけ開き直ることもできた。

「……ご飯を食べよう」

寝室から出てくると、五宇たちが残してくれた食事に気付いてまたちょっと泣きそうになった。
初めて食べる彼の手料理、ちょっと焦げたり、塩加減を間違えていたりしたけど何故かとても美味しく感じられた。
そして少ししょっぱい食事を食べたせいか、急に甘いものが食べたくなった。
でも、今日子供たちに出すはずだったおやつのクッキーは昨夜、ティファニア自身が地面にばら撒いてしまった。
あのクッキーは彼女が研究に研究を重ねた結果できた苦心の作だった。
今の心境で同じものが作れるとはとても思えない。

「あ、そう言えば、桃りんごが一杯余っていたっけ……」

先日、五宇が何故か森の中から食べきれないほどたくさんの桃りんごを取ってきたことがある。
一部はジャムにしたり、冬に備えて干し物にしたりしたが、大部分は五宇がどこかへ持ち去ってしまった。
ティファニアがお昼のお弁当にするのかと聞いたら、五宇は曖昧に頷いていた。
青年は果物好きの老韻竜のために桃りんごを集めていたのだが、その一件のせいで少女は彼が桃りんご好きなのだとすっかり勘違いしてしまったのだ。


39 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/17(月) 22:39:16 ID:DJqicTrZ
阿部高和「いいこと思いついた!ルイズ俺のケツの中で小便しろっ」

40 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/17(月) 22:39:24 ID:1q97Awvo
支援

41 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/17(月) 22:39:38 ID:1AUTr+fh
>>33
下げて。かつ流れを読もう。
テファかわいいよ支援

42 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/17(月) 22:40:42 ID:ItvUw73C
アナスタシアってエロプロレスのナースか?


俺としては「紅かg・・・何でもない。

43 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/17(月) 22:40:59 ID:oiyGuWey
前から思ってたんだが支援ってなんの意味があるんだ?

44 :ZEROMEGA(5/7):2007/09/17(月) 22:41:05 ID:pSGMalS/


「そうだわ。桃りんごのパイを作ろう。あれだったら何度も作っているし、ゴウさんもきっと喜んでくれる」

麺棒を使ってパイの生地を作り、その上に溶き卵を塗ってから作り置きの桃りんごの甘露煮を乗せる。
何度も繰り返した同じ動作。
例えどんなに心が落ち込んでいても、身体は自然に動く。
そして身体を動かすうちに、何時しか落ち込んでいた気持ちも少しずつ上を向き始めた。

そうだ。
タイラだって言っていたじゃないか。
五宇たちは別にすぐにいなくなるわけじゃないのだ。
彼らが出かける前に、ティファニアが魔法など使わずに五宇に任務を忘れさせることだって不可能ではないはずだ。
そのためには、先ず彼の好きなこの桃りんごのパイを完成させなければ!
しかし、パイが九割方完成し、後はオーブンで焼くだけという段階になった時、誰かが扉を叩く音が聞こえた。

「ゴウさんが帰ってきたのかしら?」

エプロンで手を拭きながら、急いで玄関に向かおうとするティファニア。
だが、彼女が走り出そうとした途端、頭の中にふかふかのゴーレムの縫いぐるみに乗った「ふーけちゃん」が現れた!
「ふーけちゃん」は何故かマチルダそっくりの声で言った。

『お待ち、テファ! それは逆効果だよ!』
「え? ふ、「ふーけちゃん」何故っ!?」
『良いかい、テファ。男なんてどいつもこいつも頭と根性の悪い犬みたいなもんさ。女が尽くせば尽くすほど連中は付けあがって、お前を軽視するようになるよ』
「そ、そんな! それじゃ私はどうしたら良いの?」
『逆に考えるんだよ、テファ! 尽くして駄目なら、逆にわざと焦らして相手に尽くしてもらえば良いんだよ!』
「わ、分かったわ。ふーけちゃん! 私、頑張るわ!」

瞼の裏でサムズアップしながら、イイ笑顔を浮かべる「ふーけちゃん」に大真面目で返事をする。
自分ではまともなつもりなのだろうが、徹夜したせいで実はかなりてんばっているティファニアなのであった。


45 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/17(月) 22:41:49 ID:DVQYLnJC
>>42
アガートラームの一文から「エッチなお姉さん」ことワイルドアームズ2のアナおねえさんのはず

46 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/17(月) 22:42:04 ID:VDRylSJe
>>43
連続投稿制限阻止

47 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/17(月) 22:42:14 ID:ZbArbsWA
>>33
下げような
> ベルセルク
多分まだ
> Naruto
多分まだ
> ローゼンメイデン
避難所で呼ばれてた
お預かりでも呼ばれてた
> ガイバー
小ネタがあったはず
> 鋼の錬金術師 たしか別にスレあった

48 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/17(月) 22:42:23 ID:H/z24PE1
>>43
連続で投下するとレスの投稿を規制されたりする。途中で誰かがレスを挟めばそれがなくなる……だったかな。
うろ覚えですまない。支援。

49 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/17(月) 22:44:15 ID:wOBQk/IC
ふーけちゃん可愛いよふーけちゃん支援

50 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/17(月) 22:44:16 ID:1AUTr+fh
桃りんごはお前の胸だあああああああああ
支援

51 :ZEROMEGA(7/7):2007/09/17(月) 22:45:10 ID:pSGMalS/

「ふーけちゃん」のアドバイスどおり玄関まで焦らすようにゆっくり歩いていく。
まだしつこく扉を叩き続ける相手を締め出すように扉の板に背中を預けた。
喉の奥から湧き上がる笑い声を必死にこらえる。
一向に開かない扉の前で、途方に暮れている青年の顔が目に浮ぶようだ。
でも昨日彼が自分に意地悪をしたから、今日ちょっとぐらいやり返しても構わないはず。
もうちょっとだけ彼を焦らそう。
その後、ドアを開けてあげよう。
そして、彼の好きな桃りんごのパイを見せてからお願いするのだ。
危険で実りのない任務なんか諦めて、私と一緒にいてくださいと。

ふいに扉を叩く音が途絶えてしまった。
まさか、五宇が怒って行ってしまったのだろうか?
慌てて顔を扉に押し付け、その向こう側の音に耳を澄ませたその時――

巨大な蜥蜴の尻尾のようなものが扉を突き破って、ティファニアの顔の前に飛び出した!

悲鳴を上げながら後ろに飛び退く。
ほぼ同時に風の魔法をぶつけられたみたいに硬い扉が木っ端微塵に砕け散った。
その衝撃に少女は床に叩き付けられ、身体の上に砕けた扉の破片が降り注ぐ。
綺麗な金髪の上に降り積もった木の欠片を振り払い、恐る恐る顔を上げる。
次の瞬間、少女の甲高い悲鳴が家の中に響き渡った!

ティファニアの家を守っていた扉は綺麗になくなっていた。
代わりに扉に匹敵するほど大きな影が外から注ぐ太陽の光を遮っていた。
その巨大な人影、司祭服と山羊の頭蓋骨の仮面を纏った怪人はティファニアの姿を認めると濁った目を歪めて笑い、


  ―――無防備に床に横たわる少女の身体に長い触手を伸ばした!



52 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/17(月) 22:45:50 ID:zogjPjV4
触手支援。エローイ

53 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/17(月) 22:46:03 ID:ICQVyh9s
触手!支援

54 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/17(月) 22:46:49 ID:1AUTr+fh
乙&GJ!
エロぃよおおおおうおおおおおおおおおあああああああああッ!

55 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/17(月) 22:47:50 ID:H/z24PE1
触手となっ!?

56 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/17(月) 22:48:20 ID:apqcQZkA
GJ!
触手という文字を見てエロスを感じる自分は汚れた大人になっちゃったんだねと思う今日この頃。

57 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/17(月) 22:48:48 ID:UwrDHx/I
GJ!!


>>43
なんにんかかいているように、連続投下規制防止用の書き込みが支援―――なんだが、
このスレに限っては合いの手になっている気がする。


58 :ZEROMEGA(END):2007/09/17(月) 22:49:23 ID:pSGMalS/
以上、新スレ初投下を終了します。
ついでに、各使い魔の日常に関する子ネタを少々、
(なお、以下に出てくるキャラたちの口調は本編より大分砕けています。それから、当方姉妹スレのゼロいぬを激しくリスペクトしております)

『ガンダールヴ・コンビ』

サナカン
「始めてこの世界に来た時はいろいろトラブルもあったけど、全てご主人様との絆で乗り越えて参りました。サナカンは良くできた使い魔と判断いたします。あ、ご主人様の部屋に忍び込む不埒なネズミを発見! 微小構成体で排除排除!」

ルイズ
「サナカンが学院をぶっ壊してギーシュにあんなことをしたせいで、私は未成年で最重要危険人物に。実家には帰れないし、外出するだけでダース単位の監視がつくし、グラモン元帥とマザリーニ枢機卿が真剣に私の暗殺を検討しているという噂も……
私の明日は一体どっちなのよ!!」

『ミョズニトニルン・コンビ』

ガリア王ジョセフの日記
「ダフィネルを召喚したおかげで、自分に虚無の力があることが分かったし、優秀な部下が手に入ったし、何よりほぼ無限にダウンロードできるゲームが遊べておれってば人生の絶頂ぉーって感じ?」

ダフィネ・ル・リンベガの日記
「主人がまた徹ゲーをした。十年近く仕えているのも、あの人が何を考えているのかさっぱり分からない。突然脈絡もなく笑い出すし、独り言をブツブツ話し始めるし、ひょっとして就職先を間違ったかしら?」

『××××・トリオ』

ヴィットーリオ教皇「ナユタ、お手」
那由多「あ―――」
ヴィットーリオ教皇「ナユタ、おまわり」
那由多「う―――」
ヴィットーリオ教皇「ナユタ、おちん……」
ジュリオ「猊下! その芸に『お』をつける必要はありません! ナユタも脱ぐな! お前に「それ」はついてない!」

『コズロフとラ・ヴァリエール家の人々』

エレオノール「こ、これ食べられるの? 凄く毒々しい色をしてるんだけど?」
コズロフ「ええ、食べられますよ。ほら、お嬢様もお一つ如何ですか?」
エレオノール「い、いやよ! 喋る熊が作ったこんな赤くて緑色でおまけに中に粒粒が一杯入った変な果物なんて、私は絶対に食べないんだからぁぁ!」
コズロフ「いや、これは果物じゃなくて野菜、ってお嬢――――!! ……ああ、逃げてしまったよ。あの人、本当にアカデミーの人なのかね?」
カトレア「食べてもらえなくて残念だったわね。コズロフの作ったトマト、こんなに美味しいのに」

ラ・ヴァリエール公爵「どれ、私も一つ(シャク)」
コズロフ「旦那さま、違います! それはハバネロ!」
ラ・ヴァリエール公爵「あ―――――――――!!!」

59 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/17(月) 22:49:57 ID:y4BLMA+h
教団の珪素生物vs東亜重工の人造人間を死ぬほど期待しておくGJ!

60 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/17(月) 22:51:06 ID:8Ly5SoLU
今日は触手祭りか

61 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/17(月) 22:52:54 ID:lpZUzI93
触手GJのレス見た時は何事かと

触手GJ!

62 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/17(月) 22:54:04 ID:yzgyoEY/
ヌルヌルの職種GJした!!
それにしてもエレオノール姉様…赤い物は美味しいのに…

63 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/17(月) 22:55:56 ID:VDRylSJe
ジョゼフ王がゲームで過労死しちゃう!
ともあれGJ

64 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/17(月) 22:57:53 ID:CQb9cd9W
今、空いているようなので23時から投下したい。

65 :ZEROMEGA:2007/09/17(月) 22:59:58 ID:pSGMalS/
皆さま、支援ありがとうございました。
そして、……投下した後で、ちょっと後悔した。
この小ネタはちょっとはちゃけすぎたかも(汗)

以上、>>64の作品をワクテカしながら、私は無名の支援者に戻らせていただきます。




66 :白き使い魔への子守唄 1/6:2007/09/17(月) 23:01:06 ID:CQb9cd9W
私にはお父様の望みをかなえる事はできない。
私にはそれだけの力が無いから。
だから私はお父様を眠らせようとした。
ひとつに戻ったお父様も眠る事を選んだ。
それでいい。
私もまた眠ろう、この子の中で。
願わくば、二度と目覚める事が無いように。
私が目覚めるという事は、お父様もまた目覚めるという事だから。

けれど。

「カミュちー?」
親友の少女が、この子に話しかける。
この子は故郷の方角の空を見上げ、呟いた。
「……おじさま?」
少女から渡された蜂の巣のカケラを、この子は地面に落としてしまう。
そして、この子の中で、私はひっそりと目を覚ました。

転移術? ううん、違う。それとはもっと異質な力の流れを感じる。
何が起きているのか、ここからじゃよく解らない。
けれど、ひとつだけ、なぜか確信できた事がある。
だから。

「……さようなら、お父様」

私はこの子の口を借りて、お別れを言った。
親友の少女も、理屈ではなく、本能的に何が起きたのかを察する。
「おと〜さん……!」

それは誰の目にも留まらず、聞こえぬ場所で起こったはずの出来事。
けれどお父様に関わった人々は、親友の少女のように、それに気づく。

双子を従え、鉄扇を手に旅をする若者が空を見上げる。
「兄者……?」

戦場を渡り歩く美しき傭兵二人が空を見上げる。
「主様……」
「聖上……?」

皇の代理を務める武人が業務のかたわら、ふと窓から空を見上げる。
「……聖上」

無邪気に花畑で遊ぶ少女が空を見上げる。
「おろ〜……?」

小さな村で墓参りをしていた少女が空を見上げる。
「……ハクオロ、さん?」

67 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/17(月) 23:01:36 ID:0j7OH7nN
うたわれ2作目キター支援

68 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/17(月) 23:02:32 ID:DVQYLnJC
スレのみなさ〜ん!支援れるものですよ〜!

69 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/17(月) 23:02:41 ID:QR0I7puC
支援


70 :白き使い魔への子守唄 2/6:2007/09/17(月) 23:02:55 ID:CQb9cd9W

   第1話 呼び出されるもの

トリステイン魔法学院にて、春の使い魔召喚の儀式が行われていた。
二年生になった生徒達が、次々に自分に相応しい使い魔を召喚していく。
しかし、彼女の出番になった途端、儀式は滞りを見せた。
学院内の広場の中、多くの生徒と、教師のハゲ頭が見守る中、
彼女は一人前に出て、恥をかきながらも懸命に詠唱を繰り返し、爆発を起こしていた。
もう何度笑われたのか解らないし、もう彼女の失敗に飽きてそっぽを向いてる者もいる。
それでも、まだ嘲笑を浮かべて彼女を見ている生徒は何人かいた。
しかしその中に、嘲笑ではない表情を浮かべてルイズを見守る赤毛の美女や、
彼女のがんばりを重々理解しているハゲ頭の教師などは、
彼女の成功を半ばあきらめながら、成功するという奇跡を期待して見守っていた。

「我が名はルイズ・フランソワーズ・ル・ブラン・ド・ラ・ヴァリエール……」
この詠唱で、もう何度目だろうと彼女は杖を握りしめる。
「五つの力を司るペンタゴン!」
これを失敗すれば留年か落第か。
「我の運命に従いし」
今まで色んな魔法を唱えてきて、そのたびに成功して欲しいと強く願っていた。
けれど、今ほど強く願った事はない。
これで失敗してしまったら、もう、ここにいる事すら許されなくなってしまいかねない。
「"使い魔"を召喚せよ!」
だから、どうか使い魔を呼び出せますように。

神聖でも強力でもなくていい。
犬や猫でも構わない。
いっそネズミでもいい。学院長のオールド・オスマンの使い魔もネズミだし。
ホント、もう、何でもいいから、召喚されなさい! と、彼女は強く願った。

銀の光。
鏡のような、丸い銀の光が、彼女の前に現れる。召喚のゲートだ。
鳶色の瞳にその光を映してルイズは、純粋な驚きに目を見開いた。
感動は無かった。
強く強く願っていた事が起きたのに、それが信じられない。
信じていないから感動もできない。
それは赤毛の美女や、ハゲ頭の教師も同じだった。
赤毛の美女の異変に気づいて、その隣で本を読んでいた青髪の少女も顔を上げる。
だから真っ先に何が起きたのか理解したのは、その青髪の少女だった。
続いて、ルイズと、赤毛の美女キュルケと、ハゲ教師コルベールも理解する。

71 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/17(月) 23:03:17 ID:P8sZ5iAk
支援

72 :白き使い魔への子守唄 3/6:2007/09/17(月) 23:04:16 ID:CQb9cd9W
「成功、した……」
と、口にした瞬間、ルイズの胸に感動が湧き上がった。
キュルケも、コルベールも同様だった。
異変に気づいた生徒達は、感動ではなく、ただ驚くだけ。

小さな胸を震わせながら、ルイズは杖を握りしめて真っ直ぐにゲートを見つめる。
召喚の、サモン・サーヴァントのゲート。
後は、あそこから出てくる自分の使い魔をコントラクト・サーヴァントをすれば完璧だ。
いったい何が出てくるのか、自分の使い魔はいったい何なのか。
不安は無かった。期待と、すでに成功したも同然という歓喜が胸中を渦巻く。
そしてルイズの頬がほころぶと同時に――ゲートから、黒い霧が噴出した。
「えっ!? な、何っ!?」
黒い霧はあっという間にルイズの周囲に広がり、彼女を覆い隠す。
通常の召喚ではありえぬ異常事態にコルベールは慌ててルイズの元へ向かおうとする。
「ミス・ヴァリエール!」
だが黒い霧に阻まれ、中に入る事ができない。
魔法を詠唱しても黒い霧に呑み込まれるだけだった。
黒い霧の中で、いったい何が起こっているのか?
ルイズは――いったい何を召喚したというのか!

空も地面も、周囲にいるはずのクラスメイト達や教師の姿も、黒い霧によって隠される。
外でコルベールが叫んでいるが、その声すらルイズの元には届いていなかった。
「な……何なの? 何なのよこれ? まさか、また……失敗しちゃったの?」
期待も歓喜も、不安という霧に呑み込まれて消え去り、ルイズは後ずさりをした。
「み、ミスタ・コルベール! あの、どうすれば……ミスタ・コルベール!?」
助けを求めて声を張り上げても応えるものは無かった。
いや――あった。

「我ガ眠リヲ妨ゲタノハ汝カ、小サキ者ヨ」

73 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/17(月) 23:05:04 ID:+E46DE2T
このルイズはきっと将来フォークを杖にしますね支援

74 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/17(月) 23:05:21 ID:ZbArbsWA
支援

75 :白き使い魔への子守唄 4/6:2007/09/17(月) 23:05:28 ID:CQb9cd9W
重厚な、聞くだけで気圧される人外の響きにルイズは肩をすくめる。
「だ、誰!?」
「我ガ眠リヲ妨ゲタノハ汝カ、小サキ者ヨ」
声は、頭上から聞こえた。
ハッと見上げてみれば、黒い霧の中、光る一対の双眸が自分を見下ろしていた。
十メイルはあろうかという巨躯が、ゲートのあっただろう位置に立っている。
つまり、この声の主は、自分が召喚した――使い魔?
「そ、そうよ。あんたをここに呼んだのは、私よ」
「……我ガ眠リヲ妨ゲタ理由ハ何ダ」
「そ、それは……つ……」
使い魔、って言ったら怒るかな? と、ルイズは怯えた。
だって、何か知らないけどこのデカい奴、怖そうだし。
「……魔、として、召喚して……契約を……」
だからつい、使い魔という単語をどもらせてしまった。
そして、使い魔という単語が聞こえなかったため、
呼び出されたそれは『契約』という自分にもっとも係わりの深い単語に反応した。
「我トノ契約ヲ望ム。ソレガ汝ノ願イカ、小サキ者ヨ」
「え? け、契約してくれるの!?」
「ヨカロウ」
黒い霧のせいでよく解らないけど、こんなに大きくて、
しかも人語を操るとなれば、そりゃもうとんでもない幻獣か何かだろう。
不安や恐怖がすべて吹っ飛び、ルイズはガッツポーズを取った。
こんな規格外の幻獣を使い魔にできるなんて、それなんて勝ち組?
メイジの実力を見るには使い魔を見ろ、だなんて格言もあるし、
こんなすごい使い魔の主なんていったら、もんのすごくどえらいですよ自分。
「じゃ、じゃあ早速――」
コントラクト・サーヴァントを、と続けようとした。が。
「ナラバ、我ニ汝ガスベテヲ捧ゲヨ」
「……はい?」
「ソノ身体、髪一本、血ノ一滴ニ至ルマデ、ソノ穢レ無キ無垢ナル魂。
 汝ノスベテヲ、我ニ差シ出セ」
「…………」

76 :白き使い魔への子守唄 5/6:2007/09/17(月) 23:07:09 ID:CQb9cd9W
このデカい奴、いったい何を言ってるんだろう?
だって、サモン・サーヴァントは使い魔を呼ぶための魔法。
なのに、呼び出された使い魔に、ご主人様がすべてを捧げるって何? 普通逆でしょ。
とはいえ下手に文句を言って、機嫌を害しては契約できないかもしれない。
「……じゃ、とりあえず契約するから、しゃがんで、顔をきちんと見せてくれない?」
ルイズの言葉を肯定と受け取り、黒い霧の中で、その巨体が膝をつき腰を折る。
そしてルイズの頭上に、光る双眸と鋭く生え揃う牙が近づく。
大きな口。ジャンプすれば、何とか届くかな?
「契約は成立シタ。汝ガ願イ、確カニ――」
「我が名はルイズ・フランソワーズ・ル・ブラン・ド・ラ・ヴァリエール。
 五つの力を司るペンタゴン。この者に祝福を与え、我の使い魔となせ」
早口に詠唱し、ルイズは力いっぱいジャンプすると、
獰猛な牙の並ぶ大きなそれに口付けした。
「娘、コレハ何ノ真似――」
疑問の声が途中で途切れ、巨躯は突然立ち上がる。
「グオオォォォォォォッ!?」
腹に響くほどの大声で吼えながら、そいつの顔の下、胸の辺りが輝いた。
「落ち着いて。使い魔のルーンが刻まれてるだけよ。
 ……うふふっ、契約しちゃえばこっちのものなんだから!」

呼び出された巨躯の幻獣の咆哮が小さくなるにつれ、
ルイズの周囲を包む黒い霧も次第に晴れていった。
ルイズはみんなの反応が見たくて、自分の召喚した使い魔の姿を見たくて、ニヤニヤと笑う。
巨体を誇る幻獣。
いったいどんな姿をしているのか? ワクワクが止まらない。
そして黒い霧が晴れた。
ルイズは前方を見上げていた、そこに自分の呼び出した使い魔の顔があると信じて。

77 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/17(月) 23:07:31 ID:7dEkzcWL
うたわれる触手祭りかと   支援♪

78 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/17(月) 23:07:59 ID:pSGMalS/

そ、そんなぁティファニアに続き胸革命連続召喚だと思ったのに!!

でも、これはこれで支援!

79 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/17(月) 23:08:09 ID:UYxtQCGV
ウィツァルネミテアの契約支援

80 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/17(月) 23:08:11 ID:P8sZ5iAk
支援

81 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/17(月) 23:08:42 ID:ZbArbsWA
よくわからんがなんかヤバいモン呼んだ?
支援

82 :白き使い魔への子守唄 6/6:2007/09/17(月) 23:08:50 ID:CQb9cd9W
「……あ、あれぇ?」
だが、霧が晴れた時、ルイズの前に使い魔の巨体は無かった。
青く晴れ渡った空が広がっているだけである。
使い魔の姿を探して、視線を降ろしてみる。

男が、仰向けに倒れていた。
白と青を基本としたゆとりのある奇妙な服を着ていて、
顔の上半分を隠す形の白い仮面が不気味であった。
……誰? これ?

呆然とするルイズ。その周囲で、失笑が、続いて爆笑が巻き起こる。
「見ろよ! ルイズの奴、平民を召喚したぞ!」
「何だあの恰好、大道芸の奴か何かか?」
「さすがは"ゼロのルイズ"だ!」
笑われて、ルイズはハッと正気に戻った。
「ち、違……これは、私の使い魔じゃ……あいつは? あの大きい奴はどこ!?」
慌ててキョロキョロと周囲を見回すが、あの巨体が隠れられるような場所は無いし、
姿形などどこにも見当たらない。何で? 何で!?
困惑するルイズを無視して、コルベールが倒れている仮面の男に歩み寄る。
男が胸元を押さえているため、手をどけて奇妙な服の胸元をはだけさせてみる。
仮面の男の胸には、くっきりと使い魔のルーンが刻まれていた。
「ふむ……珍しいルーンだな。ミス・ヴァリエール。あの黒い霧の中で契約したのかね?」
「え? は、はい。でも私が契約したのは――」
ルイズの説明を聞きながらコルベールは杖を振るい、光の粒子を舞わせた。
ディテクトマジック(探知)で男を調べるが異常は感じられない。
あの黒い霧の正体は不明で、まだ問題が無い訳ではないが、契約の成功は事実。
「人間の使い魔など前代未聞だが、ルーンも刻まれているし、成功だ。おめでとう」
「違っ……」
ルイズが否定しようとすると、倒れている仮面の男が頭を押さえながら半身を起こした。
「う、う〜ん……」
その瞬間、ルイズの怒りが爆発する。
大股で詰め寄り、ギラギラと血走った双眸で睨みつけながら、仮面の男の前に立つ。
「ちょっと! あんた、誰? 私の使い魔は、どこ?」
声をかけられた仮面の男は、虚ろな目でルイズを見上げた。
「……ムツ、ミ?」
「寝惚けてんじゃないわよ! あんたいったい何なの?
 とりあえず、その仮面を外しなさい。貴族の前で無礼だわ」
ルイズに怒鳴られ、仮面の男はぎこちない仕草で顔に両手を当てた。
「仮面……?」
自らのかぶる、白い硬質の仮面の感触を確かめると、男は虚ろな瞳を、ルイズに向ける。
「……私は…………」
そして、言った。

「私は、誰だ」

二度ある事は三度ある。
この人、実は記憶喪失になりやすい体質なんじゃなかろうか?
とはいえこうしてハルケギニアの地に、彼は降臨した。
禍、元凶、解放者、大神(オンカミ)……うたわれるものが。

83 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/17(月) 23:09:09 ID:0j7OH7nN
支援

84 :子守唄:2007/09/17(月) 23:10:40 ID:CQb9cd9W
契約完了。
『うたわれるもの』から主人公ハクオロさん召喚です。
設定はアニメとゲーム両方から都合のいいように使う予定。

85 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/17(月) 23:12:48 ID:ZbArbsWA
なんだろう
最後らへんの元凶とかいう呼び方からしてジェダみたいな主人公兼ラスボスな人?
ともかく乙!

86 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/17(月) 23:13:57 ID:yiXkBKaS
力ちゃんか

87 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/17(月) 23:14:19 ID:lpZUzI93
支援

88 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/17(月) 23:15:07 ID:qZkk8bbL
GJ!
しかしこのルイズいろんな意味で大物である。

89 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/17(月) 23:15:44 ID:GlD6pNb1

主人公兼ラスボスと聞いてODEなギリアムさん思い出したぜ(味方の時期短いけど)
パワードスーツゲシュペンストなら出演も…

90 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/17(月) 23:16:11 ID:TeP7OSGg

このルイズは折檻の際にきっとエルンガーフォークを使うんだろうな

91 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/17(月) 23:16:17 ID:Bzp1KZW3
おお、ハクオロさんは楽しみだ
契約者の胸のことには…

92 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/17(月) 23:17:12 ID:VDRylSJe
ハクオロさん哀れ
GJ

93 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/17(月) 23:17:54 ID:N71ejzOA
まあなんだ、ルイズは仮面付けられなくて良かったね

94 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/17(月) 23:20:33 ID:UMN7H1tX
>>84 GJ!!
はてさてどうなるのか楽しみだ。


ところで、BLEACHから雛森を召喚したらどうなるんだろ。書こうとは思ってるんだが
召喚された途端、ルイズに『お前か!』って飛梅で爆撃から鬼道詠唱破棄したりで、
炎のトライアングル〜スクウェアクラスのメイジと勘違いされ……

とかは考えた。ちなみに詠唱破棄とかはゲームから。
確か上司と同じく九十番台までの詠唱破棄が出来るはず。

95 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/17(月) 23:20:34 ID:8M16PDsj
ある意味神様。うたわれるもの世界の「最初の人間」。
アイスマン。作中唯一の万能属性。好色皇。
とりあえずGJ。
個人的にはオボロとか大好きなんで、だれか読んでくれないだろうか。

96 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/17(月) 23:20:39 ID:ss5ZhtNs
乙です!ハクオロさんの皇→使い魔という転落(?)ライフに期待

>>85
詳しくは言わないけど、その本性は人類が対抗できる存在じゃないよ

97 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/17(月) 23:21:48 ID:lSFslJM8

元ネタを霞のジョーが声当ててる位しか知らんのがさみしい

>>89
つまりこのスレが実験室のフラスコだと

98 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/17(月) 23:22:46 ID:H/z24PE1
乙……まぁ、何だ。アレにならなきゃ大丈夫じゃなかろうか。
むしろその頭脳に期待というか。

99 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/17(月) 23:22:51 ID:wm6gnAsa
乙ー。

とりあえず作中の役回りのせいで、
枢機卿から政治面のアドバイザー役として頼りにされてる力ちゃんしか思い浮かばないw。

100 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/17(月) 23:24:16 ID:1MaNYyAr
ハクオロが呼ばれたならもう片方も呼ばれるんだろうなぁ

101 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/17(月) 23:25:50 ID:OBi5nm6F
融合状態かも試練

102 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/17(月) 23:27:57 ID:ECR1Z0Vh
いつの間にか避難所に投下されてるレンタルと牙狼がすごいことになっとる

103 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/17(月) 23:28:45 ID:UYxtQCGV
GJ、ちょうどPS2版やってるから2作もあって嬉しいよ

104 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/17(月) 23:28:55 ID:DEtxKpJc
何故かエルルゥにフォークで八つ当たりされてるカミュを妄想した。

105 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/17(月) 23:29:34 ID:ZfUpnO0S
ttp://www.geocities.jp/oba_q007/review/a/1utaware.htm
うたわれるものって、これ?
なんかすごい話のような……

106 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/17(月) 23:32:22 ID:zdp1Q4sH
GJ!!
歓楽街を合法化フラグにwktk

107 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/17(月) 23:33:49 ID:UYxtQCGV
>>105
それ凄い偏見で書かれてるから間に受けない方が良い
全然内容理解してないよ

108 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/17(月) 23:34:08 ID:8M16PDsj
>>105
それそれ。結構おもしろい。
お勧めするよ。エロはあまり期待しないほうが無難だけど。

109 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/17(月) 23:34:14 ID:aHiPUGhL
5クリック皇おいでなさったか

個人的には、ヨルムンガルド戦で覚醒イベントを見て見たい気もする

110 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/17(月) 23:41:34 ID:7AISwFQc
>ウィツァルネミテア召喚
すまん…ルイズが調子に乗って人類滅亡エンドしか想像できん。原作的に考えて。
「不老不死になりたい」で『スライム化』だし。
オンカミ騙してるし。神聖な契約で詐欺やるからにはBADENDしかありえんでしょ、ルイズ。


111 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/17(月) 23:42:19 ID:CPhC9ITF
そういやムツミとルイズ、声同じでしたねw
胸の大きさは大分ゲフンゲフン

112 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/17(月) 23:43:56 ID:DVQYLnJC
>>111の家が急に爆発起こしたってさ。ガス漏れかな?

113 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/17(月) 23:50:34 ID:tWcT2joh
GJ
主人公で神だったり化け物だったりラスボスだったり国王だった人か
こりゃあ人類滅亡…

>>109
かなり長編じゃね?

114 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/17(月) 23:50:34 ID:v7GtzJPD
つまりお仕置きは吸血か!

原作ラストだとハクオロはウィツァルネミテアの契約から
開放されてたよな

115 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/17(月) 23:51:39 ID:gi++psEN
しかしハクオロさんとなるとあれか、まずは地道に田畑の肥料開発から始めて徐々に村を発展…
ティファに召喚されても面白かったかもな。そのまま国取りにできそうだし

116 :ほしをみるひと:2007/09/17(月) 23:54:58 ID:fgTRPHf4
24:05ごろから投下OK?

117 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/17(月) 23:55:03 ID:ktduAHPC
とりあえずハクオロさんは能力的にルイズの護衛から農工商の発展、国政への参加
と何でもできる罠

118 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/17(月) 23:55:43 ID:UsZTl1O9
随分と凄い人を召喚した事で
凝るベール先生にエンジンの仕組みについて解説したり、
シエスタの村に住み着いて農業技術を向上させたり、
製鉄技術を向上させたりとか、

鉄砲も火薬とか構造を改修することで
飛躍的に協力になる予感、

119 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/17(月) 23:56:29 ID:xW2/MM2E
ところで保管庫の ZEROMEGAって一話分抜け落ちてないか?

120 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/17(月) 23:56:35 ID:6ik7Rv85
>>110
確かに不味いだろうな。
っていうかサモンサーヴァントという
契約とすら呼べない反強制奴隷化な儀式で
高位の存在が出た時点で絶望的になると思う。
余程出来た性格の奴じゃないと怒り狂うのは目に見えてる。

121 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/17(月) 23:57:47 ID:BWujiIIh
名前とかどうすんだろ?『ハクオロ』って確か
エルルゥの婆ちゃんがハクオロの正体に気付いてたから還した名前だったような

122 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/18(火) 00:00:39 ID:HuOaHphO
>>121
そうだったっけ?
確か、エルルゥとアルルゥの父親の名前だった気が。
ハクオロさんはその父親と似てたから『ハクオロ』って名前を借りた、って覚えが。
うたわれ世界全ての獣人の祖だから、似ててもおかしくないんだろうなー、って思ってたんだけど。

123 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/18(火) 00:03:43 ID:MBvfuUa3
>>116
どうぞどうぞ

124 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/18(火) 00:03:53 ID:wXdt0Nrc
>>122
確か昔の大戦でウィツァルネミテアがトゥスクルに名乗った名前を
トゥスクルが自分の息子につけて、それからハクオロに還したって設定だったはず


そして星カモン

125 :S−02 星の使い魔:2007/09/18(火) 00:05:10 ID:FF6ADz+j

「ちょっと、落ち着きなさい!」
「どけよ、ルイズ! あれが無いと、地球に───!」

 地球に帰れない。
 そこまで言いかけたところでクロードは言葉を詰まらせ、思わず手で口を押さえる。
 いくらなんでも、これを言葉に出してしまうわけにいかなかった。

「地球に……?」
「と、とにかく大事なものなんだ!
 失うわけにいかないんだよ、あれは!」
「あ、ちょっと、クロード!」
 怪訝そうに口を挟むルイズを黙殺し、視線を切って店を飛び出すクロード。
 ルイズは追いかけようとするが、手は虚空を掴んだまま、足は途中で止まる。

 ───そう言えば、アイツがあんなに取り乱したところなんて、見たこと無い。

 そう考えたところで、ルイズは自分がクロードのことをまるで知らないことに思い至る。
 彼の故郷、地球とはどういうところなのか、彼の家族はどのような人物なのか、
 もともと彼が地球で何をしていたのかすらも、知らない。

 そんなに大事なものだったんだろうか、あの白い箱が。
 もしかして、ご両親の形見とか。
 或いは、ギーシュの決闘のときに使った光を放った武器のように、
 何らかの危険な力を秘めた代物なのかもしれない。

 何気なく辺りを見れば、キュルケが珍しくオロオロして視線を彷徨わせている。
 偶然とは言え、アレを外に蹴り出してしまったことに責任を感じているのだろうか。
 いつもならばざまあみやがれ等と悪態の一つも出るのだろうが、
 今はそんなことをする気にもならなかった。
 その横では何故かタバサが眉間に皺を寄せている。
 まあ、この娘は大抵こんな表情だからどうでもいいか。

 兎に角、追わなきゃ。アイツは私の使い魔なんだから。
 改めて決意したところで、何かに引っ張られる感触。
 振り返れば、タバサがこっちに向き直ってマントを掴んでいた。

「……お勘定」
 そりゃごもっとも。
 ルイズは懐を確かめるが、その直後に何かを思い出したようにくずおれる。

「財布、アイツに掏られたまんまだった……」







126 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/18(火) 00:07:30 ID:lNvS0NCI
支援

127 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/18(火) 00:07:40 ID:Vwq/Jd1x
支援

128 :S−02 星の使い魔:2007/09/18(火) 00:07:53 ID:FF6ADz+j
「どこだ……どこへ行った……!?」
 血眼になって通りを探し回るクロード。
 先ほど蹴飛ばした人が拾っていってしまったのだろうか。
 となれば絶望的だ。最悪、古売屋を転々とするハメになるかもしれない。
 そこでふと、先ほど手に入れた相棒の存在を思い出す。

「おい、デルフ! お前、探索機能とか付いてないのか?」
「無い!」
 一刀両断、単刀直入、快刀乱麻の即答であった。
 とりあえず全力で壁に叩き付けておく。

「痛、痛ったッ!? お前な、俺はデリケェトな精密機器なんだからもう少し丁寧に扱えよ!」
「やかましい、この役立たず! 穀潰し! 木偶の坊! ××××野郎!」
「んまッ! お父さんはそんな下品な言葉遣いを教えたつもりはありませんよッ!」
「だれが父親だ! 教わったのは仕官学校でだ、文句あるか!」
「おでれーた、鬼軍曹仕込みかよ! 何時の時代も軍人ってのは変わらんねえ」
「何をゴチャゴチャ言ってる! 役に立たないんなら黙ってろよ、ああもう!」
「まあ落ち着け相棒、そんなときにゃカルシウムを摂取してだな」
「うるさいうるさいうるさいーッ!」

 柄だけの剣と漫才、もとい激しい口論を繰り広げるクロード。
 ハルケギニアには珍しい服装といい、どう見ても不審者です。本当にありがとうございました。

「あのう……」 
「何だよ!」
「相棒、今のは俺じゃねーぞ」
「へ?」

 頭に昇った血がスゥッと引いていく。
 そうだ、さっきのは女性の声だったじゃないか。
 果たして冷静になって辺りを見渡せば、ボロボロのローブを纏った妙齢の女性が一人。
 すわ、やっちゃった。慌ててクロードは頭を下げる。

「す、すいません! つい、興奮していて……」
「い、いえ、お気遣いなら結構なのね。きゅいきゅい」
 変な喋り方する人だな。
 そして、それと同時に感じる強烈な違和感。

 外見こそ自分よりも年上に見えるものの、態度や行動に一々落ち着きが無い。
 まるで迷子になった子どもか何かのように、何かにつけキョロキョロと周りを見回している。
 人の気配どころか、一本道なので両手とも先は壁であるにも関わらず、である。
 それに、みすぼらしい衣服とアンバランスな、妙に清潔でこざっぱりとした手足。
 流れるような海色の髪、健康的な肢体、あどけなさの残る天真爛漫な顔つき。
 そのどれもが、裏通りの淀んだ空気にはおよそ似つかわしくない。
 まるで、悪戯好きの妖精が人間世界に紛れ込んでいるような、そんな感覚であった。


129 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/18(火) 00:09:22 ID:wBoYxYFv
すよん

130 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/18(火) 00:09:33 ID:2/epnzxF
スキル支援を発動

131 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/18(火) 00:09:55 ID:FF6ADz+j
「ええっと、その……お探しのものはこれではありませんか? きゅいきゅい」
「あっ!」

 そんなクロードの考えは、彼女の差し出した通信機によって吹き飛ばされる。
 ひったくるように取り返し、動作を確認。
 よし、壊れてはいないし、誰かが弄った形跡も無い。安堵の溜息を一つ。

 それと同時に、感謝も何もあったものではない己の無礼な態度を思い返し、赤面するクロード。
 ニヤニヤ、という表現が似合いそうな声色でデルフが茶化す。

「落し物を届けてくれたレディへの対応じゃねーなあ、相棒?」
「う、うるさい、解ってる! すいません、慌てていて……
 本当にありがとうございました。でも、どこでこれを?」
「そ、それは……そう、さっきそこで拾ったのね! きゅいきゅい」

 ……あからさまに視線が泳いでます。
 すいません、ルイズよりも嘘がヘタクソな人なんて、初めて見ました。
 今気付いたんですけど、つま先に付いている赤黒いものは何でしょうか。
 神様仏様ブリミル様、どうか余計なトラブルに巻き込まれませんように。

 クロードが頬を引き攣らせ、湧き上がるごっつい嫌な予感を心の棚に仕舞い込むよりも早く、
 件の女性は風のように身を翻す。
 たなびくマントの裾から絹のような素肌が見えて、クロードはどきりとした。
 もしかしてこの人、穿いてない?

「そ、それではこれで!きゅいきゅい」
「あ、ちょっと待ってください! せめてお名前だけでも!」
「な、名乗るほどのものではありませんなのね! シル─────」

 一同、再び珍妙なポーズで硬直。
 ええと、何でしょうか。このワシントン条約級の特別天然記念物は。
 数秒間オロオロと周りを見回して、改めて宣言する。

「わ、私の名前はシャルロットなのね!
 それではお元気で、クロードさん! きゅいきゅい」
 取って付けたような挨拶とともに、
 引き止める暇も無く旋風のごとく去っていくシャルロット(自称)。
 後に残されたのは、ぽか〜んと立ち尽くす少年一人と自律AI一つ。

「……何だったんだろう、今の人」
「……さあな、俺にもわからん。普通の人間じゃあなかったみたいだが」
「……ああ、確かに普通の人ではなかったよな」
「……俺が言いたかったのはそういうことじゃないんだが」

 湧き上がる頭痛と倦怠感に溜息を一つ。
 風か嵐か、青い閃光。疾風のようにシャルロット(仮)。

「何だよ、その(仮)って」
「地の文に突っ込むな。それとも(笑)の方がよかったか?」
「……あのなぁデルフ? どうせ喋るんならもう少し意味のあることにしてくれ、疲れるだろ!」
「まあ落ち着け相棒、そんなときにゃ乳酸菌を摂取してだな」
「それはさっきも聞いた!」
「何を言う、繰り返しはギャグの基本だぞ」

 再び巻き起こる異邦人と剣(柄だけ)との漫才。
 この調子なら夏の使い魔選手権も後半でいただきじゃ。
 と、そんなアホなやりとりの天丼モードに入りかけた、まさにその時。

「何やってんのよ、あんたら……」
 聞き覚えのあるツッコミに、クロードの顔からいよいよ血の気が引いた。

132 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/18(火) 00:11:30 ID:GwgxJOGk
支援

133 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/18(火) 00:11:56 ID:wXdt0Nrc
しえんしえん

134 :S−02 星の使い魔:2007/09/18(火) 00:12:16 ID:FF6ADz+j






 顔に『恥をかかせおって』と書いて白い歯を軋らせるルイズ。
 今更ながら、何も言わずにパニックを起こして武器屋を飛び出してきたことを思い出す。

「ごめんなさい、私のせいで……大切なものだったんでしょう?」
 詰め寄ろうとするルイズに先んじて、キュルケがもじもじと前に出る。
 ルイズの眉間の皺が深くなるが、完全に無視。
 クロードにしても自分に過失があった上に、既に目的の物は確保した現状において
 強く言う理由も気質も無く、頭を掻いてキュルケをフォローするしかない。
 そのさり気無さといいタイミングといい、流石は恋多き女と言うべきか。

「いや、落とした僕が悪かったんだ、君が謝ることじゃないよ」
「いやん、ダーリンったら優しいっ♪」
「コラァ、キュルケ! 許可も得ずに人の使い魔に勝手に抱きついてんじゃないッ!」

 ルイズの怒号が飛んだその直後、慌てながらもクロードはキュルケの肩を押して密着した体を離す。
 不満げにキュルケは唇を尖らせるが、ここは心を鬼にして無視の一手。
 これ以上、無闇に被害を拡大されるのは御免蒙る。

「ごめん、ルイズ。財布を預かったまま、お勘定も済ませずに飛び出してしまって。
 恥をかかせてしまって、本当にすまない」
 そして、再び怒声が飛ぶ前に機先を制して話題を振り、先手を打って頭を下げる。
 被害を最小限に食い止めるための生活の知恵である。
 これでせいぜい数十分程度の説教で済む─────はずだったのだが。

「ま、まあ、解ってるんならいいわ。
 ただ、お勘定の件は、その……ん〜、何て言うか」
「え?」
 予想外に穏便な展開にきょとんとするクロード。
 ルイズは額に人差し指を添えて唸りつつ、ことの経緯の説明を始める。





「お題は結構って、どういうことなのよ?」
 眉間に皺を寄せ、怪訝そうに尋ねるルイズ。
 全身から放たれる不信感と威圧感に店主は怯むが、
 すぐに改めて真っ直ぐに一行の目を見て話し始める。

「いやいや、疑う気持ちはごもっともです。
 ですがね、恥ずかしながら、あの野郎があんなとんでもない魔剣だなんて、思いもしなかった。
 ありゃあこんなチンケな武器屋や、額縁に放り込まれるようなタマじゃなかったんでしょう。
 これでも武器屋の端くれ、武器と使い手の関係ってぇのは心得てるつもりです。
 デルフはあの兄ちゃんを待っていた。あの兄ちゃんにはデルフが必要だった。
 きっとこれも、始祖ブリミルのお導きだったんでしょう」

 想像以上にロマン溢れる話に、言葉を失う一行。
 ふぅっと息をつき、改めて店主は深々と頭を下げる。

「これは、奴の力を見抜けなかった俺の武器屋としての意地でもあります。
 この三文武器屋を哀れに思うのであれば、どうか持って行って下さらんでしょうか。
 せめてもの武運を、始祖ブリミルに祈らせてやっちゃあいただけませんでしょうか」

135 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/18(火) 00:12:29 ID:nB3gTb8M
餅漬けクロード支援

>>124
なかなかドラマだな。載ってたの何処だっけ?

136 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/18(火) 00:12:32 ID:YV3NXn/l
(仮)とか(笑)とかのおかげでマサルさんフィルターがかかって脳内再生される支援

137 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/18(火) 00:12:39 ID:dAVNBHj8
ルイズに早口のスキルを覚えさせよう支援

138 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/18(火) 00:13:48 ID:YV3NXn/l
なんだオヤジカッコイイぞ支援

139 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/18(火) 00:15:15 ID:2/epnzxF
SOシリーズでは2が一番面白いと思う支援

140 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/18(火) 00:15:19 ID:W2vfUryy
支援弾幕濃いよ!なにやってんの!

141 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/18(火) 00:15:53 ID:YV3NXn/l
支援

142 :S−02 星の使い魔:2007/09/18(火) 00:15:55 ID:FF6ADz+j
「ほぉ〜う……あの親父、意外といいトコあんじゃねえか」
 デルフが感心するように唸る。

「フン、調子こいてんじゃないわよ!
 あんたは私の使い魔なんだからねっ!」
 対照的に、鼻を鳴らして怒鳴るルイズ。
 興奮して頭に血が昇っているのか、頬が少し赤い。
 主である自分を一足飛びにして、使い魔であるクロードが賛辞を受けたことが気に喰わないらしい。
 そんな主の姿に、クロードは苦笑する。
 これは、君がくれた力なんだけどな。

 この反応からして、どうやら彼女はガンダールヴについては知らされていないようだ。
 それもそうか、と、クロードは以前のコルベールとのやりとりを思い返す。
 良くも悪くも彼女は16歳の学生であり、力の責任と重さを知るにはまだ幼すぎる。
 迂闊なことを言えば、伝説の使い魔を呼び出した自分の未だ見ぬ潜在能力に増長するか、
 或いは逆に今の自分に焦燥感や劣等感を強めてしまうかもしれない。

(……父さんも、こんな風に僕を見ていたのかな)
 自身の意外な面倒見のよさに、自嘲気味に笑うクロード。
 離れてみて初めて、父の教えが実感として理解出来はじめた気がする。


『きゅいきゅいきゅい〜』


 曰く形容しがたい、空気を読まぬ可愛らしい腹の虫が声を上げる。
 クロードは思わずルイズを見るが、物凄い目つきと口の端の歪み。
 彼女が犯人ならこんなKOOLな反応はありえない、没。
 次にキュルケ、予想済みとばかりに肩を竦めている。却下。
 と、すると──────


「「「……」」」
  「……」




143 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/18(火) 00:15:58 ID:qx4eikZq
PSP版で浪川になったクロード支援

144 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/18(火) 00:16:29 ID:0pZkCg6x
やべえ史上一番かっこいい武器屋の親父かも

145 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/18(火) 00:16:58 ID:nB3gTb8M
こういう親父は好きだよ支援

146 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/18(火) 00:17:43 ID:2/epnzxF
PSだと声誰だったっけ支援

147 :ほしをみるひと:2007/09/18(火) 00:17:46 ID:FF6ADz+j
:あとがき:

出来ればこの後のお食事シーンまで行きたかったのだが、とりあえずここまで。
なんか無駄に冗長になっちゃった予感……
レオン君に落第点貰ってきます。

[デモンズゲート]  λ.....



:NGシーン:

『クロードさんの落し物を探してくればいいのね、お姉さま! きゅいきゅい』
『ただし、目立たないように人間に化けること』
『むぅ〜、お姉さまの言葉なら仕方が無いのね……
 じゃあお姉さま、行ってきます!全裸で! きゅいきゅい』
『……服は着なさい』


148 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/18(火) 00:19:12 ID:zTxNsK8o
GJ!

>>全裸で!
何でそんなに張り切ってんだきゅいきゅいw

149 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/18(火) 00:19:38 ID:OWvnIzJY
>>135
設定資料集だか何かか、Leafの会員さんじゃないと手に入らないような奴だったような希ガス

白オロさんとトゥスクルさんとウルトリィたちの父親チームと
黒オロさんとゲンジマルとクーヤの父親チームの戦いだっけ

150 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/18(火) 00:19:57 ID:Sv8SP6uV
GJ
最後の全裸で噴いた

151 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/18(火) 00:20:04 ID:qx4eikZq
乙したー

>146
PS版はうえだゆうじ。
136が言ってるマサルさんと同じ中の人。

152 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/18(火) 00:20:43 ID:7Rl2yz7i
>>143
mjd!支援

153 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/18(火) 00:20:58 ID:YV3NXn/l
きゅいきゅい自ちょ……しなくていいや
いいぞもっと脱げ
GJ!

154 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/18(火) 00:21:44 ID:0pZkCg6x
親父GJ
ところで00:30から投下しても大丈夫ですかね

155 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/18(火) 00:21:48 ID:qx4eikZq
>152
mjだ。
因みにレナは水樹奈々。

156 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/18(火) 00:22:25 ID:wXdt0Nrc
GJ!!


>>135
あぁ、すまん。wikipediaに載ってただけで正確な出所わかんねぇ

157 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/18(火) 00:23:23 ID:2/epnzxF
GJ
クロードはなんか苦労人が似合うw
>>151
そうだったか
PS版の声はみんな好きだったな

158 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/18(火) 00:24:11 ID:oHzKb+qN
そんなにザブングルが好きかー!?
俺も好きだー乙!!

159 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/18(火) 00:27:29 ID:nB3gTb8M
乙でした!
きゅいきゅいは全裸健康法もほどほどにw

>>149
会報か何かかな?トンクス!

160 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/18(火) 00:27:36 ID:qx4eikZq
進路クリア、支援!

161 :宵闇の使い魔:2007/09/18(火) 00:29:27 ID:xZk8DGyK
投下予約おねがいしますー

162 :ゼロのちグゥ:2007/09/18(火) 00:30:56 ID:0pZkCg6x
「そういえば、あなた名前は?」
召喚した少女を連れて自分の部屋に戻ってきたルイズは、ドアを閉めて大きく伸びをすると、少女に向き直った。
儀式を失敗し続けたせいで疲れきっていたため、すぐにでも寝たかったが、やっぱり名前ぐらいは聞いておくことにしたのだ。

「・・・なまえ?」
少女は澄んだ瞳でルイズを見つめている。
「いくら平民でも、名前ぐらいある・・・わよね?」
一応“使い魔”なので、ルイズが自分で名づければいいのだが、本名も知っておくにこしたことはない。
呼びやすいものならそのまま使えばいいし。
「グゥです」
「グゥ?一応聞くけど、それってあだ名とか二つ名じゃなくて、本名?」
「はい」
“グゥ”がにっこりと笑って返事をする。
ルイズは何故かその笑顔にドキッとした。

ちょ、調子狂うわね・・・
変わった名前、語呂はともかく二文字って短すぎない?平民だから?

「わたしはルイズ・ド・ラ・ヴァリエール。ルイズって呼んでくれていいわよ、グゥ。
あなたはわたしの使い魔として“サモン・サーヴァント”で呼ばれたの。
今日からはここ、トリステイン魔法学院女子寮のこの部屋があなたの家よ」

「ルイズ・ド・ラ・・・ヴァリエール・・・・・・ルイズ・・・・・・よろしく、ね」
「ええ、よろしく」

163 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/18(火) 00:31:24 ID:SQq1AV8a
支援。

164 :ゼロのちグゥ:2007/09/18(火) 00:32:21 ID:0pZkCg6x
ルイズは改めてグゥを眺めた。どう見ても子供だ。おガキ様だ。しかも平民の。
それにしてもいきなり召喚されたというのに、そのはにかんだような笑顔からは悪意も動揺も感じられない。
実は凄く剛胆な性格なのかもしれない。
そしてやたら可愛い、まあ可愛いのはもちろんいいんだけど。

この子、使い魔としては何ができるのかしら?
使い魔になれば普通、ちょっとした集中で視聴覚等の共有ができる(と教わった)が、少なくとも今は全くできない。

秘薬とかの材料を集めてくるとか・・・集め・・・あつ・・・。
いくらなんでもそれは無理がある。

そして、使い魔は主人を守ると聞く。
現状どちらかと言えば、ルイズの方がグゥを守らないとまずそうな雰囲気である。

ならわたしの身の回りの世話でもさせてみようか。
ちゃんとできるのかしら?この子、10歳?それとも9歳なの?うう・・・。

・・・明日以降、ゆっくり考えよう。
ルイズはとりあえず考えることを放棄してグゥに声をかけた。

「今日はもう疲れたし、寝ましょうか。このベッド一応ダブルだし、わたしの隣でいいわよ。
そうそう、わたしより早く起きたら、起こしてね。じゃ、おやすみ」
「はい、おやすみなさい」

相変わらずの笑顔で頷いたグゥは、すぐに軽い音を立ててベッドに滑り込んだ。
ルイズもパジャマに着替え、それに続いた。

165 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/18(火) 00:33:56 ID:fSU8qZsM
支援

166 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/18(火) 00:34:05 ID:Vwq/Jd1x
秘薬の材料とか中に入ってそうだな支援w

167 :ゼロのちグゥ:2007/09/18(火) 00:34:20 ID:0pZkCg6x
翌朝。

誰かがルイズの頭をぺしぺし叩いている。

「うーん、何よ、もう朝?っていうか誰?」

そういえば、昨日使い魔を召喚したんだっけ、なんかやたら可愛い子を。
「ふぁあ、おはよう、グゥ・・・」


「おはよう・・・」

背後から子供にしては妙に低い、呟くような声がする。
グゥってこんな声だったかしら?

「ぎゃーーーーーーーーーーーーーー!あ、ああああああ、あんた誰よ!」
ルイズが振り返ると、そこにはなんとハの字眉に三白眼で、その上強烈な威圧感を全身から発する謎の子供が立っていた。

「グゥだが」

そそそそんなわけあるか、昨日の子とは何もかもが違う。
それ以前にこいつどこから入ってきたの?ねえここの警備ってザル!?

「いやあんたマジで誰!グゥはどこ行ったの!ねえ!ねえってばあああああ!」
ルイズは絶叫した。

168 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/18(火) 00:34:28 ID:3IL6MD4J
喰われるぞ!?

169 :ゼロのちグゥ:2007/09/18(火) 00:35:30 ID:0pZkCg6x
途端、部屋のドアが猛烈な勢いで開き、燃えるような赤い髪の女が飛び込んできた。

「ルイズあなたねえ、何早朝から叫び声上げてんのよ!迷惑にも程があるわ!」
「なな、何でキュルケがわたしの部屋に?」
「自分のその小さな胸に聞いてみなさいよ。それより何、どうしたの?」
「小さなって失礼ね!あんたのが無駄に大き・・・」

はっ、今はこいつの軽口にかまっている暇はないんだわ。少しでも情報を。
「わわわわたしの召喚した使い魔がいないのよ!」

「何を言っているの?あなたが昨日召喚した子はそこに居るじゃない。
いくら平民を召喚したからって、現実逃避はよくないわ“ゼロのルイズ”?」
ルイズの頬が怒りで朱に染まった。
「あんたこそ何言ってるのよ、“これ”と昨日呼んだ子は全ッ然!何ひとつ一致してないわ!!!」

キュルケがかわいそうなものを眺めるような表情でルイズを見つめる。
「じゃあ、あなたの言うところの昨日召喚した使い魔ってどんなのよ?」

「えーと、肌が白くって」
「白いわね、透けるみたいに」

「あんまり見ない顔でー」
「そうね、少なくともトリステイン人じゃないわね」

「小柄で痩せてる・・・」
「小柄で痩せてるわよ?いい加減現実を見なさい」

ああ・・・でも違う・・・違うのよ・・・
ルイズが頭を抱えてうずくまる。キュルケは溜め息をついた。

170 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/18(火) 00:37:36 ID:SQq1AV8a
支援。

171 :ゼロのちグゥ:2007/09/18(火) 00:38:45 ID:0pZkCg6x
そのとき、キュルケは昨日ルイズが召喚したという少女がドアの外、自分の背後を興味深そうに見つめていることに気づいた。
そこには、キュルケの使い魔である幻獣サラマンダーが待機している。
「あなた、お名前は?」
「・・・グゥです」
「ふうん、変わった名前ね。わたしは“微熱のキュルケ”。グゥちゃん、わたしのフレイムが気に入ったの?」
グゥはこくこくと頷く。
「もしかしてあなた、主人よりものを見る目あるんじゃない?
この子は火竜山脈のサラマンダー。強いし、高いのよ」
「・・・すごいですね」
「・・・すごいわよ。さて、ルイズも静かになったみたいだし、わたしはもう少し寝るわ、お先に失礼。またね」
キュルケはひらひらと手を振ると、パタンとドアを閉め自室に戻っていった。
「さよなら」
グゥも手を振った。しかし。

「ふぅ」
グゥがいきなり溜め息をつき、無愛想に戻る。
そのやりとりを呆然と眺めていたルイズは開いた口がふさがらない。
「あなたが確かにグゥだってことはわかったわ」
「・・・」
それが判ったところで、神経をすり減らすような無言の威圧感が軽減されるわけではまったくなかったが。
使い魔として何ができるか以前に、どうコミュニケーションを取るかということが当面の課題となりそうである。

「ね、ねえ、なんで顔・・・変わるの?」
グゥの変貌度たるや、水+風の魔法“フェイス・チェンジ”に匹敵する。
しかし、少なくともルイズにとっては魔法を使っているように感じなかった。

「これ?」
再びグゥの顔が愛想のいい美少女に変化する。
「そう!それよ!」
「特技。・・・営業用?」
瞬時に顔を戻したグゥがぽつりと呟いた。
「そ、そう。あんまりにも怪しいから、できるだけやらないでね・・・」

起き抜けにひどい精神ダメージを受けたルイズには、そう言うのが精一杯だった。

172 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/18(火) 00:39:45 ID:Q0SppuDg
キュルケがウェダの立ち位置だ支援

173 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/18(火) 00:40:01 ID:OCk+uOa7
ルイズがハレ化しそうだ支援

174 :ゼロのちグゥ:2007/09/18(火) 00:40:15 ID:0pZkCg6x
支援ありがとうございます、一発ネタの予定が結局続けてしまいました。

次回
「クヴァーシルの異次元旅行」
「杖?を買いに行こう」
の二本立てでお送り・・・できるといいな。

無理

175 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/18(火) 00:40:33 ID:zTxNsK8o
ハレだったら家事完璧でわりとM気質っぽいから最適だったのにね支援

176 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/18(火) 00:42:44 ID:Sv8SP6uV
ただしハレは、お酒を飲むとリミッターがはずれます

177 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/18(火) 00:44:02 ID:SQq1AV8a
ルイズが精神崩壊起こしそうだな。

178 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/18(火) 00:46:02 ID:uUHk1d6o
乙です!


小ネタですが、投下いいですか?

179 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/18(火) 00:46:18 ID:UMktyNEE
ハレは酒を飲ませれば最強

180 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/18(火) 00:46:53 ID:0pZkCg6x
>>177
ストレスが虚無の燃料になります

そして支援

181 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/18(火) 00:47:07 ID:wXdt0Nrc
ゼログゥGJ!

>>178
宵闇の人が先ね

182 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/18(火) 00:47:20 ID:AR4wgsD3
グゥちゃん、わたしのフレイムが気に入ったの?
・・・・・って・・・フレイムにげてぇ〜〜〜!!


183 :宵闇の使い魔:2007/09/18(火) 00:47:55 ID:xZk8DGyK
じゃ、そろそろ投下開始します。

184 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/18(火) 00:48:32 ID:nB3gTb8M
エドワード・ロング支援

185 :宵闇の使い魔:2007/09/18(火) 00:49:10 ID:xZk8DGyK
意外なことに、"お迎え"はまだ来ない。
別に来なくて困ることも無いんだが。
まぁ、暫くはのんびりと過ごせそうだ―――


宵闇の使い魔
第拾漆話:忘却と妄執


「ところで、授業の方は良いんですか?」

此処は学院の食を一手に引き受ける厨房。
その片隅にある、普段はコックやメイドたちが使う椅子に虎蔵は座っていた。
問いの主であるシエスタは、ポットの用意をしながらお湯を沸か沸かしている。

最近はルイズが普通の――つまり、学生達が食べるものと同じ食事を虎蔵にも用意するようになったため、
此処で食事を取るということはなくなったのだが、しょっちゅうやってきては茶やら酒やらを飲んでいる。
今日も、朝一の講義にルイズ共々引っ張り出された後で、休憩と称して逃げ出してきていた。

「あの根暗っぽい奴の時間だからな―――あいつも部屋に戻ったし」
「あら、何かあったんですか?」
「いや、爺さんの所に行ったと思ったら、なんか変な本を持ってきてな―――
 それ以来殆どおこもりだ。キュルケが迎えに来ると、渋々ながら出るんだがな。講義にも」

ギトーの名前をすっかり忘れている虎蔵は、ふぁっ、と小さく欠伸をする。
引っ張り出されたという講義で眠気を誘発されたようだ。

「変な本ですか―――なんなんでしょう、それって」

シエスタは虎蔵の欠伸にクスリと笑いながら、カップとポットをトレーに置く。
ポットに湯を注ぐと、慎重にトレーを持ち上げて振り返った。
すると―――

「始祖の祈祷書、よ。シエスタ、私にも頂けます?」

いつの間にかやってきていたマチルダが、シエスタにそう声をかけながら虎蔵の隣の椅子に腰を下ろした。
微かな香水の匂いが鼻腔をくすぐる。

「あら、ミス・ロングビルも。えぇ、すぐに用意しますね」

シエスタは一旦トレーを置くと、二つ目のカップを取りに行く。
虎蔵はそれを見送ると、肘を突いてマチルダへと視線を向けた。

「おう――どした」
「休憩―――爺のセクハラがね。ちゃんとお返しはしてきたけど」

肩を竦めるマチルダに、「若いな、あの爺さんも」と言って笑う虎蔵。
シエスタが離れたためか、マチルダの口調は素に近い。
よく話はしているようだが、猫は被ったままのようだった。
あまり意味があるとは思えないのだが。

186 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/18(火) 00:49:56 ID:uUHk1d6o
と思ったら宵闇の人が入ってた。とらぞー支援。ウーロン支援。

187 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/18(火) 00:50:08 ID:0pZkCg6x
支援

188 :宵闇の使い魔:2007/09/18(火) 00:50:44 ID:xZk8DGyK
「ところで聞いたかい? 来週頭に、アルビオンのおえらさんがトリステインに来るんだってさ」
「―――今更不可侵条約の調印式でもするのか?」
「いや、姫様の結婚の前祝を兼ねた表敬訪問だとか何とか―――」

怪しいわよね、と肩を竦めるマチルダ。
虎蔵も頷くが、かといって何かが出来る訳でもないし、しなければならない訳でもない。
本格的に戦争でも始まれば色々と面倒にもなるのだろうが―――

「ま、今はのんびりしとこうや。どうせなんも出来んしな」
「それもそうだね――」

気だるげにいう虎蔵にマチルダも同意したところで、シエスタがトレーを手にやってきた。
今度はカップが二つ乗っている。
彼女は二人の前にカップを置きながら、気だるげな雰囲気の二人に首を傾げる。

「何のお話ですか?」
「いえ、アルビオンとトリステインはどうなるのかと思いまして」
「あぁ―――怖いですね。戦争にならなければ良いんですけど」

シエスタは至極普通の意見を返しながら、カップに薄緑色の液体を注ぐ。
虎蔵は仄かな香りで、それの正体に気づいた。

「ん? こりゃ―――」
「あ、お気付きになりましたか? 東方、ロバ・アル・カリイエから運ばれた珍しい品なんです。
 《お茶》って言うんですけど―――やっぱり知ってましたね」
「妙な色ですね―――けど、やっぱりって?」

おぉ、と妙に感動しながらカップを手にする虎蔵に対して、
マチルダはその色と匂いに僅かな警戒を示す。
香りは悪くないな――と思いながら、ふとシエスタの言葉に引っ掛かりを覚え、問い返す。

「はい。前にトラゾウさんが「茶が怖い」って言っていたんですよ。覚えてます?」
「―――言ったか?」
「えぇ、ほら―――ミスタ・グラモンと決闘した後に」

ずずずっとお茶をすすり、満足気に息をつく虎蔵にたいしてにこにこと笑みを浮かべるシエスタ。
虎蔵は言われてようやく、言ったかも、位にまでは思い出した。
確かに、よく考えればあの言い回しが此処で通じることは考えにくい。
だとしたら、シエスタは何故―――

「私の曾お爺ちゃんがよく言ってたらしいんですよ。
 それでお爺ちゃんにも口癖が移ったらしくて、私も聞いたことがあるんです」
「ほぉ―――」
「曾お爺ちゃん、東の遠い所から来たらしいんです。ロバ・アル・カリイエではなかったらしいんですけど。
 それで、もしかしたらトラゾウさんもなのかなぁって思って」

虎蔵はふむ、とお茶を飲みながら考える。
此処は肯定の一手しかないが―――この世界にも日本的な地域があると言うのだろうか。

「確かに生まれは東の方だな―――」

後でマチルダなりオスマンなりから情報を仕入れるべきだと考えながら、
何時もどおりに飄々とした様子で茶を濁すのだった。




189 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/18(火) 00:50:53 ID:SQq1AV8a
支援。

190 :宵闇の使い魔:2007/09/18(火) 00:51:55 ID:xZk8DGyK


「あら、ダーリン。こんな所に居たの―――ミス・ロングビルも」

厨房からの帰りに廊下をマチルダと歩いていると、途中でキュルケ・タバサの二人と遭遇した。
二人、と言ってもタバサは本を読みながらキュルケに引っ張られているようなものだが。
そのキュルケは羊皮紙の束を手にやたらと上機嫌にしていたが、マチルダも居るのを見ると、
僅かにムッとした表情になる。何時ものことだが。

「厨房で一緒になっただけさ。あのチビっ子にも用事があってね」
「へぇ――まぁ、良いわ。私もルイズに用事があるのよ」

もはやマチルダも慣れたもので、肩を竦めてかるく往なす。
今日は珍しくキュルケもそれ以上突っかかることはなく、羊皮紙を丸めて胸の谷間に押し込むと、
タバサを掴んでいる手と反対の手で虎蔵の手も掴み、軽快に歩き出した。
マチルダは肩を竦め、彼女らの後を追う。

「で、なんなんだよ、いったい―――」
「あの子、最近塞ぎ込み気味じゃない。授業にもあんまり出てこないし。まぁ、気持ちは解らなくもないけど」
「授業に出ないのは理由があるんだろうけどね」
「あら、ミス・ロングビル。なにかご存知なの?」

両手で虎蔵とタバサの手を掴んでいるためうまく振り向けないキュルケに、マチルダは肩を竦める。

「すぐに解るよ――」
「あっそ。ま、それでね。気分転換になりそうなことを見つけてきたってわけ。
 あぁ、なんて友達思いなのかしら。私って」

口ではそう言いながら、明らかに自分が楽しんでいる様子である。
ルイズのためというのも嘘ではないだろうが。
虎蔵はなにをする気だ、と言った意味を込めてタバサを見るが、彼女は本を読みながら首を振るだけだ。

―――諦めろって事か―――

ため息を一つ。


キュルケはルイズの部屋に着くと、問答無用でドアを開ける。
鍵は掛かっていなかった。
ルイズは机に向かいながら、うーんうーんと頭を抱えていたが、ドアの開く音にも振り返った。

「トラゾウ? 悪いんだけど、何か飲み物―――って、何よぞろぞろと」
「ルイズ! 宝探しにいくわよ!」
「はぁ!? ちょっと、これ正気?」

部屋に入ってくるなりそう叫ぶキュルケに度肝を抜かれ、残り三人に助けを求める視線を送るルイズ。
だがタバサは本を読み続けていて、虎蔵とマチルダは初耳である。

「正気かとは酷い言い草ね、ルイズ。
 なんか最近引き篭もりがちだから、気分転換に連れ出してあげようって言うのに」
「引き篭もってないわよ! 詔を考えなきゃいけないの。姫殿下の結婚式のね」

あぁ、と頷くキュルケ。
アンリエッタの結婚相手は、ゲルマニア――キュルケの国の皇帝である。

「へぇ、なによ。大役じゃない―――で、どれ位進んだの?」
「うッ―――――まったく、全然――」
「駄目じゃない。何時までなの?」
「それを連絡に来たの。来週頭までだそうよ」


191 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/18(火) 00:53:02 ID:uUHk1d6o
そういや確か低気圧呑んだ後のウーロンなんですよなー。
知性でセービングロールを行わねば支援。

192 :宵闇の使い魔:2007/09/18(火) 00:53:27 ID:xZk8DGyK
キュルケとマチルダの言葉に頭を抱えるルイズ。
既に三日は考えているが、一文も出てこないのだ。

「てか、詔ってどんなん何だ?」
「火に対する感謝、水に対する感謝って感じで、順に四大系統に対する感謝の辞を、
 詩的な言葉で韻を踏みつつ読み上げるんだけど―――」
「ふむ―――火、風、土―――水だけ居ないが、専門家が揃ってるぞ?」

ルイズの説明に対して、虎蔵はキュルケ、タバサ、マチルダと見ていく。
確かにそうだ。
全員がそれぞれの系統のトライアングル。
アドバイスを受けるには最適の相手といえる。
一人で考えるべき物なのではないかと思わなくもないのだが―――

「うーん―――間に合わないよりは、相談してでも―――」
「丁度良いじゃない。昼は宝探し。夜は皆で協力して詔を作る、と」

ぶつぶつと呟くルイズに、キュルケがぽんっと手を叩いて笑顔を作る。
我ながら名案、といった調子だ。
だがルイズはまだ迷っているようで、腕を組んでは唸っている。

「授業は?」
「貴女、今だって出てないじゃない」
「う――確かに」

そんな調子でキュルケの説得攻勢が続く中、マチルダが虎蔵の腕をちょいちょいとつつく。

「―――なんか、いつの間にかアタシも数に入れられてないかい?」
「入ってるな。拙いか?」
「問題ないとは言えないけど―――んー」

ルイズたち学生もサボリが許可されている訳ではないが、マチルダ――ロングビルの場合はもっと問題である。
虎蔵は"自由業"生活が長いため、気にしていないようだが。
とはいえ、ルイズの現状はオスマンも理解している。
その辺りを理由に話してみれば、許可が下りるかもしれない。
爺の相手は疲れるから、ちょっとした休暇のつもりで付き合うのは悪くなさそうだ。

「しかし、宝の地図だなんてそうそう当たりは無いと思うんだけどね」
「だろうな。ま、気晴らしには良いだろ――――当たりが出れば儲けもんだしな」
「まぁ、ね―――じゃ、許可取ってくるよ」

マチルダは殆ど説得されたも同然のルイズを一瞥すると、ひらりと手を振って出て行った。

「ほら、折角あるんだ。座って読めよ」

虎蔵はソファーにぼすんと腰を下ろすと、空いている隣を叩いてタバサを促す。
タバサは無言でそれに頷くと、ソファーにちょこんと浅く座って読書を続けた。
その乱れないペースに関心半分呆れ半分で肩を竦めると、虎蔵は背もたれに身体をは窓越しに空を眺める。

「―――ま、なるようにならぁな」

タバサが声も漏らさずに、こくりと頷いた。




193 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/18(火) 00:54:16 ID:SQq1AV8a
支援。

194 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/18(火) 00:54:30 ID:0pZkCg6x
>>191
馬先生が素で異世界に来てるから間違いないね
支援

195 :宵闇の使い魔:2007/09/18(火) 00:54:54 ID:xZk8DGyK


「――――大丈夫なの? これ――」
「仮に失敗したとしても、問題はあるまイ。所詮は死体ネ」

此処はアルビオンの王宮に用意された馬の私室。
シェフィールドの協力を得て、無数の機材が運び込まれている。
中央のベッドには死亡した筈のワルド。
彼は全身に無数の縫合痕や金属板を晒しており、何本ものチューブに繋がれている。

「時間があれば色々と手を加えてみるのだがネ―――まぁ、とりあえずはこんなところカ」

馬は一言呟くと、装置のレバーを引く。
ガチャンと音を立てて、チューブが外れた。
この機材の調達を手伝わされたシェフィールドは、不機嫌そうな表情を隠しもせずに、
壁際からその様子を眺めている。

「―――これで本当に生き返るというの?」
「生き返る、というのとは異なるがネ。まぁ、使い物にはなる筈ヨ。素体が良い物であるからナ」
「なら良いのだけど」
「さぁ、目覚めたまえ―――」

馬はニヤッと笑みを浮かべると、ワルドの首筋からプラグを抜き取る。
びくっ、と一度だけ痙攣を起こすと、ゆっくりと目が開かれた。

「っぁ――」
「やぁ、おはよう。目覚めは如何かネ? ワルド君」
「―――此処、は」

上手く声が出せないのか、ワルドは蚊の鳴くような声をもらす。
目の焦点は合わず、ぼんやりとした様子のままだ。

「私は―――生きているのか」
「左腕が炭化。胸部から腹部にかけて刺創痕14箇所。全身に無数の切創痕―――本当によく生きていたものだネ」

そうか、と答えながら、ワルドが一応は無事と言える右手を実の前に翳すと、ゆっくりと目の焦点が合ってくる。
シェフィールドは堂々と"生きている"と嘯く馬に視線を向けるが、ワルド自身はまったく疑っている様子は無い。
馬はシェフィールドにニィッと笑みを向けて、見ていたまえと言わんばかりに頷いた。

196 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/18(火) 00:56:02 ID:nB3gTb8M
ワルド無惨支援

197 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/18(火) 00:56:12 ID:fSU8qZsM
支援

198 :宵闇の使い魔:2007/09/18(火) 00:56:13 ID:xZk8DGyK
「とはいえ、左手は義手。各種内臓も殆どが使い物にならヌ。いっそ死んでしまった方が楽かもしれんがナ」
「真逆。私にはやらねばならぬ―――やらねばならぬこと、だと?」
「フム、記憶が混乱しているようだガ―――ルイズ、という名前に心当たりはあるカ?」

シェフィールドの力―――マジックアイテムによって全て理解しているにも拘らず、
馬は何も知らないような調子でその名前を口にした。

「ルイズ! そうだ、私のルイズ! ――ッぐ」

ワルドは無理に体を起こそうとして全身を引きつらせ、再度ベッドに倒れこむ。
弄くられた身体がまだ馴染んでいないためだろう。

「落ち着きたまえ、ワルド君。君の居た礼拝堂の近くから、城の外へと抜け穴が見つかってる。
 恐らくは、君を倒した人物と共に逃げ出しているのだろうネ」
「くそッ――私はルイズを、ルイズを手に入れなければならなかったのに――」

息を荒げながらも、悔しそうに呻くワルド。
その様子を見てシェフィールドは首を傾げる。
クロムウェルの弁では、ワルドは彼にかなりの忠誠を見せており―――仮にそれが本心ではないにせよ、
任務を気にかける程度の演技はしてみせるような男、とのことだった筈だ。
それがどうだろうか。
まるで《レコン・キスタ》の事など忘却してしまったかのように、
ルイズ――あの虚無の力を持つ小娘のことだけに拘っている。

―――この男、虚無について詳しく知っているとでもいうの?―――

警戒に目を細めるシェフィールド。

「なに、生きていれば、また機会はある筈ヨ―――奪われたなら、取り戻せば良いこと。
 君を倒した男に復讐を果たし、彼女に君の力を見せ付けると良いネ」
「そうか。そうだな。奴を倒せば、ルイズは私の物になるに違いない―――」

以前の冷静沈着な様子など微塵も無く、憑かれたかのようにただルイズの事についてのみ執着を示すワルド。
しかしその瞳は僅かに濁って見えるが、十分に正気を感じさせる。
つまり、正真正銘本心からルイズを欲しているのだ。この男は。
一度、馬を問い詰める必要がある。
シェフィールドはそう考えながら、するりと部屋を抜け出した。

「あぁ、そうだトモ。発奮したまえヨ、ワルド君」
「勿論だ。ルイズは私の物なのだから――――」
「その粋ダ。が、今日はこのまま休みたまエ。まずは体力を戻すことネ」

馬はワルドにそう告げて部屋の明かりを落とすと、再見と一言残し部屋から出て行った。
残されたワルドは、暗くなった部屋の中で何度も手を握り締めながら呟く。

「あぁ、ルイズ。僕のルイズ。必ず手に入れてみせるよ。あんな男に渡すものか―――君は、私だけのものだ」

妄執に囚われたワルドを、窓から差し込む冷え冷えとした月明かりだけが照らしていた。

----------------------------------
以上、第拾漆話でした。
概ね予想された展開だろうと思いますが、ワルド復活です。
「決斗である!」とか言い出すかもしれません。

199 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/18(火) 00:57:44 ID:uUHk1d6o
乙でした! ルイズが返すぜワルド 名前もな……とか言い出すわけかうん

200 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/18(火) 00:59:09 ID:nB3gTb8M
乙でした!
珍しくマジにルイズに執着するワルド君の今後に期待w

201 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/18(火) 00:59:18 ID:0pZkCg6x
強化ワルド乙様

202 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/18(火) 01:01:12 ID:qx4eikZq
ワルドがギャレット化乙

203 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/18(火) 01:01:23 ID:13/UFhh1
宵闇の人乙

馬はワルドの脳みそを半分食べちゃったのか?

204 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/18(火) 01:02:52 ID:uUHk1d6o
>>203
ちょw 言わんでおいたことをwwwwww

205 :「究極超人」の人:2007/09/18(火) 01:09:15 ID:4m6RLFmk
投下おうけいですか? いえ、金剛石の方ですが。

206 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/18(火) 01:10:08 ID:YV3NXn/l
…ハ…
…カ…
ケッ…
…決闘…ダ…
互いの剣を!
誇りヲ懸けて!
決斗であるッ!

だったよな?
そして予想外な方向にねじ曲がりギーシュにトドメ刺されると予想

207 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/18(火) 01:10:33 ID:Sv8SP6uV
178氏は?

208 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/18(火) 01:10:33 ID:uUHk1d6o
すんません、さき失礼します。小ネタですんで

209 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/18(火) 01:11:49 ID:uUHk1d6o
海の使い魔ZERO〜もしも魔王降臨〜


ゼロのルイズが、サモン・サーヴァントを成功した!
飛び交う野次の中、召喚された平民の男がぼそりと呟く。
「オレはまた……死ねなかったのか……」
未だかつてないセリフに固まる一同! 今ここに、もしも魔王とルイズたちの壮絶なる戦いが始まる!



先鋒:ルイズ
「生まれてこの方16年! ゼロ、ゼロと馬鹿にされ続けたこの私と不幸自慢ではりあおうなど、10年早いわ!」



「思い浮かべてください! 長年魔法も使えない無能者と謗られてきたあなたがある日突然系統に目覚めた……
 でももしも目覚めた系統が『金(キム)の系統』だったら……?」
「いっやー!」
「なんでキムなんだー!!」
「ガリア王まで!?」


次鋒:マリコルヌ
「次鋒マリコルヌいきます!! グオゴゴゴ」



「思い浮かべてください……バレンタインの日あなたの友人はモテモテ、なのにあなたは麦チョコ一粒もらってない……
 友人はチョコを二十個も持って帰宅した。『ほら、たくや、愛 お土産だぞ〜〜』『わーっ にいちゃんありがとー』……
 あなたは一個ももらってないのにっ……」
「うああああああ……や……やめてくれええええ!! あああ あ ア ア    ……ア」

210 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/18(火) 01:13:08 ID:uUHk1d6o
副将:ティファニア
「ふ、不幸自慢なんていやですけど、私だってタバサさんに並ぶぐらい不幸な生い立ちなんですからっ!」
「くくく……あんた……オレを誰だと思って不幸自慢してんの? オレは不幸を呼ぶ男『もしも魔王』だぜ?」



「思い浮かべてください……おはようからおやすみまでくらしを見つめるライオンがいたら」
「いぃぃやあああああああ!!」
「しかもホントにホントにホントにホントにライオンだったら」
「らめえええぇぇぇぇぇぇ!!」


主将:タバサ
「……」



「思い浮かべてください。ある日あなたに守護霊がついたら……」
「……こ、怖くない」
「でももしもその守護霊がルー・大柴だったら……」
「……な、何故ルーさん……(ガクッ)」


「ふっ……ささやかな幸せなど大きな不幸の前では無に等しい……こんなオレでも幸せな気分になれるかと期待したがダメだったな!」
「くぅっ! まさか、人がこんなに無力だなんて……!」
「……まさに魔王……!!」


「ハッハッハ! まだわからないのかね? そのあきらめが不幸の原因だと!」


「はっ!」
「その声は!?」
「そうだ! ハルケギニア一おめでたい男!」「万年常春色の脳細胞!」「すべてを自分に都合よく解する男!」
「この僕、ギーシュ・ド・グラモンが今度は君を幸せにしてみせよう!!」
テラ一不幸な男、不幸を呼ぶ男もしも魔王! モグラをこよなく愛する、ハルケギニア一おめでたい男ギーシュ・ド・グラモン!!
いまここに両雄相討つッ!
続かないッ!!

211 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/18(火) 01:13:28 ID:6dmAinsm
おっと、支援支援。

212 :「究極超人」の人:2007/09/18(火) 01:13:58 ID:4m6RLFmk
海の使い魔の人、支援。
そして申し訳ない。ミソスープで顔洗って出直してきます。

213 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/18(火) 01:15:54 ID:qx4eikZq
海の人乙

もしも魔王ktkr
旧版読んでたんでテラナツカシス

214 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/18(火) 01:16:55 ID:YV3NXn/l
次鋒がレオパルドン過ぎる
GJ!
そして次の支援

215 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/18(火) 01:17:13 ID:uUHk1d6o
以上です。>>205さんどぞー

216 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/18(火) 01:20:01 ID:13/UFhh1
>>210
また懐かしすぎるネタを…
GJ!

誰かドーカイテイオーを召喚せんかね?

217 :「虚無と金剛石」2-1:2007/09/18(火) 01:23:24 ID:4m6RLFmk
では、いかせていただきます。

『虚無と金剛石〜ゼロとダイアモンド〜』

その弐.取引

 サイレンスで周囲への盗聴対策を施した学院長室で、魔法学院の学院長たるオスマンと、学院の教師陣の中でも、知識欲と実戦経験を併せ持つ稀有な人材であるコルベールが、密談を交わしている。

「それにしても、まさか遠く異国の王族を召喚してしまうとは、な……」

「幸い、アラビク殿下の態度は極めて友好的です。むしろ、厄介事を押しつけて済まないねと、下手に出てくださってるくらいでして」

「うむ。それは大いに助かるが……何でも、不思議な魔法を使えるとか?」

「はい。先住魔法とも異なるようなのですが……」

 *  *  *


218 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/18(火) 01:24:08 ID:0pZkCg6x
支援と睡眠準備

219 :「虚無と金剛石」2-2:2007/09/18(火) 01:25:00 ID:4m6RLFmk
 あの召喚のあと。
 全身に負った傷から、保健室に担ぎ込まれたアラビク王子だったが、モンモランシーの秘薬による応急処置のおかげか、すでに意識はハッキリしている。
 とりあえず防具を脱がし、彼に治療を施そうとするメイジたちを、彼は手で制した。

「すまない。ニルダ神のおかげで、おおよその事情は理解しているが、少し離れてもらえないだろうか?」

 アラビクは王子ではあるが、ありがちな宮廷育ちのボンボンではない。
 10歳のときに叛乱によって王宮を追われて辺境に落ち延び、15歳の時からは己が剣一本を頼りに、姉とともに、異形の怪物たちが蠢く数多のダンジョンを駆け抜けてきた百戦錬磨の強者なのだ。
 戦場に立てば、たとえ瀕死の重傷であろうと命尽きるまで戦うことができるし、またそれができない者は命を落とす……そういう修羅場をくぐり抜けてきた男だ。
 いまくらいの手傷など何度となく負ったことはあるし、別に死ぬほどのこともない。

「し、しかし……」

 もっとも、平和に慣れたこの学び舎の教師や生徒たちにとっては、この程度の傷でも瀕死の重傷に思えるのだろうな……と、アラビクは苦笑した。

 ――学院の人々の名誉のために言っておくと、アラビクは負ったダメージは、常人なら10回死んでもお釣りがくるくらいの代物である。
ただ、すでにマスターレベルを凌駕して久しい彼の体力にとっては致命傷とは言い難いし、周囲にいた仲間も同様の化け物ばかり
―いちばん体力的には劣るであろうメイジのマルグダでさえ、これくらいでは死にはすまい―
なので、そのあたりの認識が一般人とはズレているのだ。

 コッズシールドの治癒能力が残っていれば楽だったのだが、生憎ダイヤを抜かれたことで、その特殊能力は失われているようだ。

(しかたない、手っ取り早く治すか……)

「――ミームアレフ・ダールイ、ミームアレフ・ダールイ……MADI(快癒)!」

 王子が呪文を詠唱するとともに、柔らかな白い光が彼の全身を包んだ。

「! こ、これは……」

「先住魔法!?」

 周囲の人々の驚きをよそに、すぐに光は収まる。
 次の瞬間、傷ひとつない状態のアラビクがそこに立っているのを見て、保健室はたちまちパニックに包まれた。

220 :「虚無と金剛石」2-3:2007/09/18(火) 01:27:14 ID:4m6RLFmk
「ば、バカな! あれほどの重傷が一瞬で!?」

「しかも杖も持たずに……やはり先住魔法か?」

 これほど鮮やかな癒しの魔法は、水のスクウェアクラスでも使いこなせる人間は稀だろう。ふつうなら、水の系統の使い手が複数で呪文を重ねがけして半日かかっても完治させられるかどうかだ。
 しかも、その風体や精霊神のビジョンでの戦いぶりから、アラビクはおそらく剣士なのだろうと、皆思っていたのだ。

 もっとも、彼らの考えもあながち間違ってはいない。
 確かに、アラビクは前衛に立って剣などの武器を振るうのがその戦闘スタイルだ。
 ただし、ハースニールを手に入れてのち、思うところがあって戦士(ファイター)から君主(ロード)に転職していた。

 ロードとは、ファイターと同等の武装を保ちつつ、僧侶系呪文を習得できる前衛の上級職だ。ファイターに比べて成長が遅いというデメリットはあるものの、守りの要とも言える僧侶呪文を使えるメリットはそれを遥かに上回る。
 通常、転職した者はレベルは1に戻るのがふつうだが、彼の場合、冒険の途上で手に入れた"力のコイン"を使っての転職のため、それまでのレベルを維持できたのも幸いだった。
(もっとも、そのツケでしばらくはまったくレベルアップしなかったのだが……)

 一方、アラビクの方は、周囲の騒ぎように、どうにも居心地の悪い想いをしていた。
 ここが魔法を学ぶ学校であるという予備知識はあったものの、遅まきながら、その”魔法”が、彼の知るそれとは大幅に異なるものらしいということに気づいたのだ。
 ……まぁ、彼にここがリルガミンだったとしても、"マディが使えるほど高位のロード"なんて希有な存在を見れば、誰しも驚いたろうが……。

「みなさん、王子の御前ですぞ。静まりなさい!」

 騒ぎになりかけたところを、先程の召喚儀式の場にいた教師が一喝して静めてくれた。
 たしか"炎蛇のコルベール"と名乗っていたようだが……。
 コルベールの叱咤に、群がる生徒たちも渋々口をつぐまざるを得ない。

「コホン……それでは、アラビク王子、お疲れのところ恐縮ですが、こちらでしばしお話をお伺いしてもよろしいでしょうか?」

「ああ、構わない。私としても、こちらの情報はできるだけ早く知っておきたいし、いくつか質問をさせてもらうが、いいかな?」

「もちろんですとも」

221 :「虚無と金剛石」2-4:2007/09/18(火) 01:28:24 ID:4m6RLFmk
 ……と言うわけで、アラビクとコルベールの対談が始まった。

 まずは、コルベールが可能な限り要領よく、ハルケギニア及びトリステインについて説明していく。
 ここでは貴族=メイジであり、平民は通常魔法を使えない、と知って、アラビクは大いに驚いたようだった。

 逆に、アラビクの語るリルガミンを中心とした世界の話は、聞き手のコルベールや周囲の聴衆たちを困惑させた。

「こちらでは魔法至上主義みたいだが、私のいた国では少し違う。
 ……いや、何千年も昔、古代魔法文明が栄えていたころは、確かにそれこそ魔法が使えない人間は馬の骨扱いされていたみたいだけどね。
 私の生国リルガミンとその周辺は、大まかに言うなら、"剣と魔法"の世界と呼べばいいだろうか。
確かに僧侶(プリースト)や魔術師(メイジ)といった、魔法を使える人材は尊敬されるし、貴族や王族といった上流階級には魔法の使い手が多いのも事実だ。
 しかし、逆にふつうの庶民であっても素質と環境さえ整えば、そういった魔法を扱う職業に就くことは可能だし、逆に王族であっても、魔法を使えない、使わない者はたくさんいる。
 で、魔法と並ぶもうひとつの柱が、剣に代表される武器類を使いこなす戦士……というわけだ」

「こちらでも、剣を扱う者はいますが、ゴロツキや傭兵、衛兵の類いを除けば、ほとんどはメイジの詠唱時間稼ぐための盾となる護衛、というのが一般的な認識ですね」

 コルベールの合いの手に、アラビクも頷く。

「確かに、我々の国でも、魔術師と戦士が組んで戦うなら、そういうシフトを取ることも珍しくない。
だが、逆に魔法を使える後衛の援護をうけつつ、前衛が斬り込む、という戦い方も同じくらいオーソドックスだな」

 周囲の聴衆からは、いくら援護を受けたって剣士がメイジに敵うのか? という囁きが聞こえる。

「はっきり言って、これは間合いの問題だ。20歩以上離れた位置で対峙しているなら、確かにメイジのほうが有利かもしれないが、たとえばこのくらいの部屋の中なら、ファイターのほうが圧倒的に有利だ。
 こちらでもメイジが魔法を使うには、ある程度の詠唱が必要なのだろう?」

「ええ、そうですね」

 コルベールが首肯する。

「だからこそメイジは、適切な魔法をいかに素早く唱えられるかが求められるのですよ」

222 :「虚無と金剛石」2-5:2007/09/18(火) 01:30:04 ID:4m6RLFmk
「そうだろうな。そのへんは、リルガミンでも変わりはない。ただ、もうひとつ付け加えると、防御力と体力の問題がある」

「ほぅ、それは、どういうことですかな?」

 アラビクの言いたいことを薄々察しながらも、コルベールが促す。

「こちらではどうか知らないが、我々のメイジは筋力的にあまり鍛えられていない者が大半でね。あまり重い鎧兜の類いは身につけられないんだ。
体力や生命力もそれほど高くはないから、熟練した剣士が2、3回切りつければ大概絶命する。
それに対して、ファイターを始めとする前衛職は、筋力はもちろん、体力と頑丈さもウリなんだ。それなりに使える戦士なら、ドラゴンのファイヤーブレスを1、2回受けてもケロッとした顔で立ってるのが常識だからね」

 物騒な、そして信じがたい話を耳にして、聴衆がざわめく。それを手で制して、コルベールが別の話題を振ってみた。 

「ところで、先程から”前衛”、”後衛”という言葉が出て来ましたが……」

「ああ、すまない。冒険者稼業が長かったんで、ついその呼び名を使ってしまうんだ。
我々の世界における冒険者――これは戦闘要員とほぼ同義だと思ってほしい――の就く職業(クラス)として、8つのクラスが認められている。
基本職である、戦士(ファイター)、魔術師(メイジ)、僧侶(プリースト)、盗賊(シーフ)……」

「盗賊、ですか?」

 昨今巷を賑わせている”土くれのフーケ”のことを思い浮かべて、コルベールは顔をしかめる。

「シーフといっても、泥棒や物取りの類いばかりではないよ。中にはそういうタチの悪い連中もいるが、優秀な盗賊というのは、どちらかと言うと偵察兵(スカウト)に近いかな。
周囲に罠や仕掛けがないか探り、解除し、宝箱や扉の鍵を開け、状況によっては前衛で敵を撹乱したり、後列からマジックアイテムで援護したりする。
手先の器用さと身軽さ、悪運の強さと冷静さが必要とされる、りっぱな専門職さ」

 アラビクは、かつて冒険行をともにした口の悪いホビットの盗賊のことを思い出す。
 正直ウマが合うとは言いがたかったが、それでも彼の機転や盗賊としての腕前には何度も助けられたし、意外と義理堅い性格であることも知っている。

「ファイターとメイジは、こちらとほぼと同様だ。プリーストと言うのは、防御や回復の魔法に秀でたメイジだと思ってもらえばいい。
そして、これら基本職を複合した上級職が4つ、君主(ロード)、侍(サムライ)、忍者(ニンジャ)、司教(ビショップ)だ」

 その後、コルベールが次の受け持ち授業に赴くまでのおよそ小一時間ほど、対談は続けられたのだった。

 *  *  *

223 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/18(火) 01:31:40 ID:Pq1at0V/
支援

224 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/18(火) 01:31:41 ID:MpGFEdCh
支援

225 :「虚無と金剛石」2-6:2007/09/18(火) 01:31:46 ID:4m6RLFmk
「……といった次第でして」

「ふーむ、剣の腕は一流。さらには回復と防御の魔法も使いこなす達人か……いやはや」

 厄介なことになったのぅ、と言いながらも、オールド・オスマンの顔はどことなく楽しそうだ。

「のう、王子の年のころはいくつぐらいじゃった?」

「は、確か今年二十歳と聞きましたが……」

「ふむ……これは、ちょっとした思いつきなのじゃが、アラビク王子に、この学院での講師を頼めないものかの?」

「はぁ!?」

 歳に似合わぬ悪戯っ子のような顔で笑うオスマンの目を思わず見返しながら、コルベールは、胃が痛くなるのを感じていた。
 ”ちょっとした思いつき”とは言うが、老獪なオスマンのことだから、何か企みがあるに違いない。となれば、先程のことはほとんど確定事項と言ってよい。
 それはいい。若さに似合わぬ経験と知識を持ったアラビク王子が教壇に立ってくれれば、学院の生徒にも何がしかいい刺激になるだろう。

 しかし、問題は、いまのところ彼、コルベールが王子との折衝役、スポークスマンのような真似をさせられていることだ。
 遠い異国のとは言え、相手は紛れもなく王族。しかも、一刀で悪魔を真っ二つにできるような手練れなのだ。
 話してみた感じでは、気さくで気どらない性格のようだが、それでももし機嫌を損ねたら、どのようなことになるか……。

 (でも、私が交渉するしかないのでしょうねぇ……やれやれ)

 コルベールは、残り少ない頭髪がまた数本抜けていったような気がした。

 *  *  *

 そして同時刻。この話のもう片方の主役たるルイズは?

「――ふん、ふん、ふーんだ! どうせ私なんか……」

 使い魔召喚儀式の途中で放置されたまま、誰も構ってくれないため、すっかりスネて、自室の隅っこで体育座りをしていた。

 がんばれ、ルイズちゃん、明日はきっといいコトあるさ!

「本当でしょうね?」

 ……たぶん……おそらく……もしかしたら。

「ちょっと、待ちなさいよ! またそんな引きなの!?」


−たぶん(続)−

226 :「虚無と金剛石」2end:2007/09/18(火) 01:33:02 ID:4m6RLFmk
というわけで、続いてしまいました、第二話。もっとも、ほとんど説明に費やしましたが。
アラビク(と言うかアラン)の性格は、CDドラマ版を元にしつつ、3、4年歳を食わせた感じ。元のCD版だと、山口勝平ボイスの熱血漢ですが、さすがに数年経てば少しは落ち着くだろう、と。
次回、ようやくルイズとのカラミも出て来ますので、べ、別にヘイトじゃないんだからね! <エセツンデレ

227 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/18(火) 01:35:12 ID:0pZkCg6x
GJ
さすがにダイヤはなしかw

228 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/18(火) 01:36:32 ID:vgrIqymo
GJ

だけど、あの武具魔法無くても充分過ぎるくらい強かないか?

229 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/18(火) 01:36:49 ID:nB3gTb8M
GJ
とりあえず、この隅っこのルイズには飴をあげようw

230 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/18(火) 01:45:52 ID:tLlKJSBa
マツ、ティルトウェイト、ディアルマ、ロルト、マダルト無限でしたっけ?
<ダイヤあり

231 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/18(火) 01:47:09 ID:E2n0Pm2M
GJっ

横山ショカツリョウが召喚されました
・・・召喚されても扱いに困るな、年長だし

232 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/18(火) 01:48:25 ID:IQ8Mddm9
力のコインの後にレベルドレインをわざと食らうかHAMANは基本だと思う。
…忍者召喚されなくて良かったな、魔法学院。ビジュアル的に。
なんかモンモンあたりがプリーストにクラスチェンジしそうだ。

233 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/18(火) 01:57:06 ID:xkOOSaNp
wizの忍者は
脱げば脱ぐほど強くなる
召喚されるとしたら
基本はふんどし
全力を出すとフルチン


234 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/18(火) 01:58:55 ID:IQ8Mddm9
もう一度読み直していて気付いたんだが、グレーターデーモンに代表される、魔法に対する耐性が高いモンスターについて言及すべきだと思う。
その説明をしたらファイターの有用性を周りの人間に伝える事が容易だし。
さらに言うなら、ゴーレム程度では反応不可な戦闘技術も魅せて。

…俺のID、IQ8(涙)

235 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/18(火) 02:12:38 ID:GCfolgdI
>>233
このままではトリステインに治安維持の為六人で一個小隊の裸の忍者部隊が結成されると!?

ありとあらゆる面で畏怖の眼差しを受けるなwwwww

236 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/18(火) 02:13:18 ID:xkOOSaNp
よく見ろ
IQ 8M(メガ)









だとおもえばいい

237 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/18(火) 02:15:23 ID:+RjkHgpN
せめて忍装束くらい着せてやれよwww

238 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/18(火) 02:18:35 ID:E6oZvY7A
神話のバハムート召喚〜デカすぎる使い魔〜

239 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/18(火) 02:23:48 ID:xkOOSaNp
まてまて
WIZの忍者は裸だと
防御力がすごいことになるんだじぇ

超兄貴のような肉体に
ニニンが忍ぶ伝の忍者の覆面顔
田丸浩史の書くマンガのような筋肉のメチメチ感
ほら!もう脳にイメージがこびりついて離れない



240 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/18(火) 02:25:39 ID:xkOOSaNp
FF8のバハムート零式

強すぎて使えない使い魔

ほら?惑星が吹っ飛んでるし

241 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/18(火) 02:26:33 ID:P6Rl7vAc
>>235

視線を一定量浴びる事で、露出狂(ヘンタイ)にクラスチェンジします。

242 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/18(火) 02:28:52 ID:JD/70Kj7
>>240
バハムート○式ってのはFF7と違ったか
あと、惑星ふっとばすならFF8のエデンとか

243 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/18(火) 02:30:15 ID:GPm2wAAV
>>239
当然、乳首はありえないぐらい逆立ってるんだな


244 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/18(火) 02:30:37 ID:xkOOSaNp
ぐぱ
そうだったけ
恥ずかしい

245 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/18(火) 02:31:24 ID:YhbwpHHQ
それを考えるとテニヌはバハムートとかエデンの域に達しているということに

246 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/18(火) 02:33:53 ID:eybu+BCa
>>234
お前頭悪いな。




ごめん、どうしても言いたくなったw

247 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/18(火) 02:35:18 ID:uZ7lYbwW
FF7から呼ぶならジェノバを召喚したらどうだ
そしてタバサが「母さま」と呼ぶ

248 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/18(火) 02:44:11 ID:xkOOSaNp
それはなんてヤンデレフラグ?

249 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/18(火) 02:49:11 ID:8gRHHwN4
FF8のゼル召喚。物知りゼル発動したり、決闘で俺式ファイナルヘヴンでハルケギニア一周してパンチかましたり……

8キャラってドローで魔法使うわGF喚ぶわでヤバイかも。

250 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/18(火) 02:49:34 ID:zTxNsK8o
お前ら、そんなに裸のマッチョが好きかw
もうアドンとサムソンでも呼べば良いと思うよ

251 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/18(火) 02:52:25 ID:nB3gTb8M
頭に砲口が付いたマッチョだな

252 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/18(火) 02:53:31 ID:q9b2rtMK
ここはもうオクレ兄さん召喚で

253 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/18(火) 02:59:22 ID:du3OXr3u
超アニキ召喚フラグか……

間違いなく第四の使い魔だな。

254 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/18(火) 03:07:48 ID:8gRHHwN4
FF8ネタでもうひとつ…

キスティス先生……
メーザーアイにくさい息とどめにショックウェーブパルサー……

とりあえず目からビームですから。

255 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/18(火) 03:09:43 ID:zkXFsd3B
先住魔法どころの騒ぎじゃ済まないなw

256 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/18(火) 03:12:16 ID:ekPREJlv
なんでみんな全裸ニンジャでマッチョを連想するんだ
おにゃのこかもしれない、いや、むしろニンジャは女で作ってくのいちにするのがデフォだろうが

257 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/18(火) 03:15:19 ID:kCWtCSxS
>>256
空気抵抗の問題からスレンダー&貧乳で全裸と申したか。

ジェド郷士とかキートンとか微妙に懐かしいものを知ってる奴がいるよなここ。

258 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/18(火) 03:20:40 ID:xkOOSaNp
>>なんでみんな全裸ニンジャでマッチョを連想するんだ
おにゃのこかもしれない、いや、むしろニンジャは女で作ってくのいちにするのがデフォだろうが

そんなあなたに魔法の言葉




作画がRebis


259 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/18(火) 03:24:56 ID:xkOOSaNp
ダメ押しで






けっこう仮面
ほーら、もう脳から離れない

260 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/18(火) 03:27:28 ID:nB3gTb8M
ごめん、PCE世代には超兄貴のインパクトの方が大きいわ

261 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/18(火) 03:29:29 ID:ipTzjg5u
>>258
もれなくちんこ付ですか

262 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/18(火) 03:39:20 ID:du3OXr3u
ここの深夜帯エロス度は異常w

ちんこいわれるとmiさくら召喚しか思い浮かばねぇ
ルイズと一緒にんほおおおおおry
ダメだ……避難所いきだ……

263 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/18(火) 03:41:27 ID:7vws0Xac
やっと追い付いた・・・出張で一日空けてただけでこんなに進んでるなんて・・・
すっごぃ亀レスだけど前スレのバロスの人超GJ!
1000取りでバロス召喚って書いたの俺w


264 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/18(火) 03:44:32 ID:sCUZqpe/
>>258
おにゃの子でも容赦なく腹筋割れさせるダンジョンマスター自重w。
あの人は凄いアナーキーな所をカッ飛んでる絵師さまだからなぁ。
そこに痺れて憧れるんだが。夏コミ新刊注文しないと。既刊持ってるけど。

265 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/18(火) 03:46:53 ID:hKqdmwvt
ゼロでガッツ!とか。

266 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/18(火) 03:48:39 ID:eybu+BCa
キュルケとかちょっと魔改造すればいけそうだな。
『Theガッツ〜ハルケギニアでガッツ〜』

267 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/18(火) 03:50:37 ID:q9b2rtMK
ダンジョンマスターと言えば、コンプティーク漫画版のイアイドーのおっちゃんとか良い使い魔になってくれそうな気がする
…って誰が知ってるんだこんなマイナーネタw

268 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/18(火) 03:53:23 ID:AR4wgsD3
コンプティーク漫画版
あれが後の‘まにぃろ〜ど’になるとはww

269 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/18(火) 03:58:52 ID:T/VMCJ2m
ダンジョンマスターといえば珍味ドラゴンステーキ、、、


シルフィード逃げて〜

270 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/18(火) 04:08:13 ID:k6SZVEGd
>>266
アニメ版限定な。
原作挿絵とくらべてアニメのキュルケはババ臭すぎる。
超大昔のAVなんかに出てきたセーラー服おばさんに近いものを感じたぞ。

271 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/18(火) 04:09:42 ID:1/QTREaQ
メイドガイ召喚!
というネタを現在書いてますが、既出でしょうか……?


272 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/18(火) 04:12:03 ID:uZ7lYbwW
>>271
sageろ
それと原作を読んでないなら購入して読め
できればアニメも見ておけ

273 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/18(火) 04:18:51 ID:ipTzjg5u
>>270
そんなにババ臭いか?

274 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/18(火) 04:29:16 ID:P6Rl7vAc
>>273

原作のタバサの義母プレイの所為で、
5巻読了辺りからキュルケが20代後半から30代前半の肝っ玉お母さんにしか見えなくなった件。

275 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/18(火) 04:42:40 ID:rvCL7UTo
そういや、何故かコッパゲとのカップリングに違和感がないww

276 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/18(火) 04:53:22 ID:1/QTREaQ
おや、うっかり。
失礼しました……

……や、原作は全巻持ってるが、それが何か。

277 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/18(火) 04:54:54 ID:uZ7lYbwW
>>276
いや、最近読まずに書く馬鹿が多いから

ごめんなさい

278 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/18(火) 04:59:02 ID:ipTzjg5u
書きたいとは思ってるが、まだ原作を全部読みきれてないもんだからもどかしい。

279 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/18(火) 05:46:53 ID:bJeRGr4c
>>278
原作を読みながら、でも良いんじゃない?
主観をどこにおくかによると思う。
呼び出された方に主観を置けば、原作準拠の進行で、少しづつ
状況を掴んでいく、という形に出来るかも。

ただタバサの外伝だけは、早めに読まないと厳しそうです。

280 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/18(火) 06:03:48 ID:MpGFEdCh
>>279
方法としては悪くないと思うのだが、それを正直に言ってしまうと
「しっかり全巻読め」
って絶対言われるな。

281 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/18(火) 06:06:04 ID:RYZR2bEc
全巻読んだほうがいいだろうね。伏線の回収とかを誤ると後で困ったりしかねない。
それにタバサの外伝は、本編を四巻までは読んでないとタバサの境遇がわからんのでは?
わけあって携帯サイトを見れないタバサスキーの俺は、二巻の発売をひたすら待つ。

282 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/18(火) 06:10:09 ID:ipTzjg5u
うーむ、やはりタバサの外伝も肝心だよなぁ…
前々から興味はあったし、しっかり読むとしよう。

283 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/18(火) 06:11:07 ID:B1yUOrYE
ハルケギニアって宝石はどれくらい出回っているのかな?
錬金で宝石を作るというのは見た覚えがない。
やっぱり原子配列のこととか知らなそうだから決まった金属しか作れない
とかあるんだろうか。
知ってて作れたらゴーレムの腕にダイヤモンド装備しそうだしなぁ

284 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/18(火) 07:01:41 ID:nKDJWyz+
シュペー伯の剣に宝石が鏤められてたりしてるから、錬金でも作れたりはするんじゃない?
まぁ金見たく作るのが難しく出来ても少量じゃない限り価値が暴落するだろうけど

285 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/18(火) 07:14:29 ID:uFF8cPL8
>>283
殴るたびに砕けるw

286 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/18(火) 07:16:40 ID:Tz+H7/re
砕けたらまた錬金で作るんだ

287 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/18(火) 07:17:54 ID:2N09ZFJx
余計燃えやすくなるぞ。

288 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/18(火) 07:28:01 ID:Tz+H7/re
待て、ダイヤモンドは簡単に燃えるような代物じゃないぞ

289 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/18(火) 07:40:49 ID:ACAd++mi
堅いだけじゃぶん殴るのには適さないよ。
しっかり重くしないと

290 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/18(火) 07:44:55 ID:MpGFEdCh
ダイヤよりいっそのことプルトニウムで殴れば殺傷力あると思うぜ。

291 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/18(火) 07:49:08 ID:ss2SqM5A
青白く輝く拳?

292 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/18(火) 08:10:53 ID:Pc85suay
プルトニウムゴーレムか

293 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/18(火) 08:16:01 ID:ss2SqM5A
コッパゲの髪の原因はそれか!

294 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/18(火) 08:17:14 ID:eybu+BCa
その流れだと、ちいねえさまも被爆してんのか?w

295 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/18(火) 08:25:54 ID:qevnlSAd
硬いがもろい共有結合の物質(ダイヤや水晶)より普通に
金属錬金するほうが粘りがあってよくないか
タングステンゴーレムならスクウェア相手でも溶けないかもしれん

296 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/18(火) 08:30:59 ID:5f1BBEl3
セラミックゴーレムとかチタンゴーレムとか出てきたらファンタジーじゃないな\(^o^)/

297 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/18(火) 08:35:16 ID:AR4wgsD3
ガラスやダイヤの剣を出す古典SFが^^

298 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/18(火) 08:46:36 ID:avk3I84V
ガラスの剣か、ブーカ召喚というのも考えたが如何せん昔過ぎてよく覚えてないんだよな
ルイズは大喜びだろうが

299 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/18(火) 09:08:15 ID:wcO4gFUP
ブースカ?

300 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/18(火) 09:13:59 ID:ww4j+e5m
>>296
作品によっては合うかもしれんが
(現代社会を舞台にした伝奇ファンタジーとかリベット&ソーサリーの世界ならナ)
少なくともゼロ魔の世界には合わんなw

301 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/18(火) 09:19:17 ID:Z3L7H8h6
ちなみにダイヤが硬いのに割れやすいのは
その硬さゆえに曲がったり凹んだりしないからなんだよね。
だから切る力や突く力には滅法強いが打ち付ける力には
意外と弱いのではっきりいうとゴーレム向きではない。

302 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/18(火) 09:19:55 ID:MpGFEdCh
ファンタジーで考えると、よくて金のゴーレムとか鋼のゴーレムが精一杯か。
しかし、晴れた日にこんなのがいたらムチャクチャ眩しいだろうね。

303 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/18(火) 09:23:40 ID:UEf+Iw/D
劣化ウラニウムのゴーレム
超高比重の攻撃で仕留め、生き残った奴は飛沫でゆっくりと殺す

304 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/18(火) 09:27:15 ID:vgrIqymo
>>298
 素でドラゴンを殺してエルフと恋愛する?猫妖精か。
 中の毒液で運がよければなんでも一撃だな。
 カレドヴルッフ装備ならデルフがいらない子になるが……。


305 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/18(火) 09:28:10 ID:ww4j+e5m
>>302
金のゴーレムか一体一万も資金が貰えるんだよね
普通の奴は精々1千位なのに
幸運+マップ兵器ならもっとお得
ってこのネタ分かる人いるだろうか

306 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/18(火) 09:33:05 ID:YirWd1SI
ダイアモンドの騎士GJです。

ドラマCDやベニ松の小説を好んで読んでいたものとしては特に。
しかし第六階梯の魔法まで使えるとは、
レベル20以上ですね。

もし、皇子がサムライなら 魔法学院の生徒など
マカニトでほぼ全滅でしょうか。

関係ないけど、ゼロ世界ってマホトーンやモンティノ
みたいな魔法封じの魔法ってないんでしょうか?

タバサが音を消す魔法を使っていた機がするけど
何か毛色が違う感じがするし。


307 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/18(火) 09:34:20 ID:2/epnzxF
>>305
友達に借りたときにテューディラスボスED見て返したのが悔やまれる
バンプレストはOGアニメに金をかけるより
とっととあれを移植したほうが儲かると思うんだ

308 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/18(火) 09:35:54 ID:ASUHRPp2
最強ゴーレムの材質は?  2体目
http://game12.2ch.net/test/read.cgi/cgame/1116414644/l50


309 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/18(火) 09:39:50 ID:EzsqzbJF
>>307
版権的に無理だべ。

310 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/18(火) 09:50:09 ID:avk3I84V
>>304
それそれ、でも今ちょっと調べてみたらブーカは種族名だったんだな
名前はティルトだったーよ

311 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/18(火) 10:02:28 ID:2/epnzxF
>>309
なんかややこしいことになってるんだっけ?

312 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/18(火) 10:02:34 ID:c7jT423n
>>308
ガンダム召喚は・・・ないなあ

313 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/18(火) 10:05:25 ID:ipTzjg5u
>>311
キャラの版権はバンプレが持ってるけど、世界設定の版権は他所にあるからな。

314 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/18(火) 10:14:20 ID:D6cUkIu4
>>298
……にふるへいむのゆりとかどんだけー……
マイナーすぎてなんと言ったら良いやら(ノ∀`)

315 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/18(火) 10:16:32 ID:D6cUkIu4
……って解る人間が三人もいるのかこのスレ(私含めて)
こわいところだよ、こわいところだよういとしいしと

316 :魔法少女リリカルルイズ:2007/09/18(火) 10:19:35 ID:Tz+H7/re
こんな時間ですが、投下できるときに投下してよろしいでしょうか。

317 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/18(火) 10:21:19 ID:SBSc2akA
>>316
支援

318 :魔法少女リリカルルイズ:2007/09/18(火) 10:22:11 ID:Tz+H7/re
瓦礫の中ユーノは空を見上げる。
白い雲がだぶって見えた。
頭を振るとようやくもとに戻る。
「ルイズは?」
いた。
蔓がさらに巻き付いている。
(ルイズ、魔法を使って)
念話を使う。
もがくルイズからの応答は少し時間がかかった。
(無理よ。集中できないわ。きゃっ)
ルイズはまだ即座に使用できる魔法は使えない。
なら・・・。
「僕が助けないと」
ユーノは再び空へ。
また地面を掘り起こして根が無数に伸びる。
それらは壁のようあつまり、ユーノの行く手をそびえる。
「うわあっ」
緊急停止。
壁になった木の根は新たに枝分かれを始める。
枝は鞭となってユーノに降りかかる。
「うわ、このっ」
降り注ぐ鞭は滝のよう。
上から来る鞭は右に避ける。
そこには別の鞭が右から迫る。
「くっ」
シールドで防ぐ。
動きが止まったユーノに下からさらに鞭が飛ぶ。
「チェーンバインド!」
光の鎖で絡め取り、地面に縛り付ける。
次は左上から。
右のシールドを解除して腕を上げる。
間に合わない
「あうっ」
頭をしたたかに殴られたユーノ回転しながら再び瓦礫に突っ込む。
煉瓦が吹き飛び、剣の看板がへし折れる。
砂煙がもうもうと上がった。

「おい、おい!」
目が半分しかあかない。
青い空が見える。
うまく考えがまとまらない。
頭がぼーっとしてる。
「おい、おい!しっかりしろ。ぼうず」
ユーノは痛む頭で考える。
倒れているのはわかるが、なんで倒れているんだろう。
なんでこんな所にいるんだろう。
耳の中に入ってくる言葉の意味がわからない。
「いいかげんに起きな!ぼうず!」
目が覚める。
言葉が頭の中で意味を持っていく。
同時に、バラバラだった記憶が元に戻っていった。
「そうだ、ルイズを助けに行って・・・上から叩かれて・・・」
「ようやく起きたか。死んじまったかと思ったぜ」
誰かが起こしてくれたみたいだ。
「その・・・ありがとう」
ユーノは辺りを見回した。
周りには瓦礫だらけ。
人は誰もいない。
「あれ?・・・空耳・・・かな?」
「空耳じゃねえよ。だいたい、いつまで俺をてめぇの尻に敷いているんだ!」

319 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/18(火) 10:23:46 ID:T/VMCJ2m
支援

320 :魔法少女リリカルルイズ:2007/09/18(火) 10:24:17 ID:Tz+H7/re
「わ、ごめんなさい」
飛び退くが今まで寝ていた場所には誰もいない。
建物の残骸はある。
それに混じって剣や槍もある。
でも、人はない。
「どこ見てんだ。ここだ、ここだよ」
声に注意を向ける。
その先には人はいない。
錆びたユーノの背と同じくらいの長さの剣が一本あるだけ。
「こ・・・れ?」
「そうだ。それが、俺だよ。ようやく見つけたか」
錆びた剣から声がする。
「デバイス?」
「デバイス?なんだそりゃ。俺はデルブリンガーってんだ。まあ、いいや。それより、あの化け物みたいな木は周りにあるモンを片っ端から殴って行ってるみたいだぜ。ここまで生えてこねえうちに逃げたほうがいいとおもうがね」
「だめだよ。逃げれない」
「なんでぇ?」
ユーノは空中で蔓に絡まれながらもがくルイズを指さす。
「ルイズを助けないと」
「なんだ、おめえあの娘っ子を助けてえのか」
「うん」
ユーノは迷うことなく答える。
「そういうことかよ・・・よし、なら坊主。俺を使いな」
「え?」
ユーノは手を出そうとし、すぐに引っ込める。
「僕は剣を使ったことがないんだ」
「使ったことないったって、おめえ使い手だろ?」
「使い手?ううん、僕は魔導師だけど」
「あーーっ、そういうことじゃなくってな。使い手ってのはな・・・俺もよくしらねえが、おめぇは使い手だから俺を使えるんだよ!」
「で、でも」
「いいから、俺を持ちやがれ!!」
「あ・・・うん」
ユーノはあわてて剣の束を持つ。
デルブリンガーと名乗る喋る長剣は長さはユーノと同じくらい、幅も広く、分厚いしっかりしたつくりだ。
錆は浮いていてもかなりの重量になるはず。
よく考えたら持ち上がるはずがない。
だが、ユーノはその剣を羽のように軽々と持ち上げる。
左手に刻まれたルーンが光を放っていた。
「あ・・・」
「な、言ったとおりだろ?」
身長ほどもある剣が手になじんでいる。
今まで感じたことにない感触をユーノは扱いかねた。
「おっと、そこでぼけている暇はないぜ。あの娘っ子、ますますまずいことになってるぜ」
ルイズの手足は蔓で見えなくなってしまっている。
ここからだとルイズは親指くらいにしか見えない。
なのに、ルイズが苦痛で顔をゆがめているのがはっきり見えた。
「行きな!小僧」
「ルイズっ!!」
ユーノは3度、空に体を舞わせた。

321 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/18(火) 10:24:34 ID:T/VMCJ2m
支援

322 :魔法少女リリカルルイズ:2007/09/18(火) 10:25:18 ID:Tz+H7/re
今回はここまでです。
やっと、ガンダールヴ発動しました。

323 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/18(火) 10:26:11 ID:T/VMCJ2m
支援

324 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/18(火) 11:09:11 ID:wXdt0Nrc
GJ!

325 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/18(火) 11:17:01 ID:7Hqn+Z5y
GJ!
熱い展開になってきたねー
でもなんか地の文から状況が説明されてるだけみたいな印象を受けてイマイチ盛り上がりきらない気がする。
淡々としすぎているというか。

326 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/18(火) 12:00:01 ID:d+w1v37N
>>325
もとからこんなんだよ
文句言うなら見るな

327 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/18(火) 12:13:49 ID:T/VMCJ2m
QEDから燈馬と可奈か、CMBから森羅と立樹をペアで召喚して欲しいな。

ガンダールヴは可奈か立樹の方、燈馬や森羅は下手に強化しないで原作のままの方が面白いだろうな。
QED組なら可奈が持ち前の好奇心でトラブルに首を突っ込んで行って燈馬がフォローする、
CMB組は逆に森羅が先走って立樹がフォローか。


どっちにしても燈馬や森羅の知性を再現するのは素人には無理難題だろうけどw

328 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/18(火) 12:16:44 ID:uZ7lYbwW
>>327
そこまで書いたなら自分で書け

329 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/18(火) 12:25:15 ID:9mnzSbsn
まちがいなく月にはツッコミが入るな。
大き過ぎる、それぞれが近過ぎる、そもそも地球の月は特殊だ、ロシュの限界がどうのといった説明の後、

「つまりあれは月ではなく、質量を持たない幻影です」 Q.E.D.

330 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/18(火) 12:36:13 ID:jiVsO/Zq
>>329
その前に地球の月が幻影でない証明が必要だなw

331 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/18(火) 12:38:26 ID:bbi0ti3F
初なのですが小ネタ投下してよろしいでしょうか?

332 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/18(火) 12:40:58 ID:MpGFEdCh
支援

333 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/18(火) 12:41:02 ID:jiVsO/Zq
歩道が(ry

334 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/18(火) 12:41:45 ID:ur88ZPdW
しえーん

335 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/18(火) 12:42:13 ID:bbi0ti3F
投下します。




怠惰な使い魔






「ちょっと!!起きなさいよ!!ねえ!!」

ルイズ・フランソワーズ・ル・ブラン・ド・ラ・ヴァリエールは怒鳴っていた・・・自らが呼び出したそれに向かって・・・
結論から言おう・・・彼女は何回も失敗しながらもようやく召喚に成功した・・・
したのだが・・・

『シュコー・・・シュコー・・・』

呼び出されたのは珍妙な格好・・・正史において彼女が召喚するはずだった存在が例えたなら
宇宙服がぴったりだったか・・・を着た青年だった・・・
まあ、青年っぽいのはさっき顔の部分をおそるおそる覗き込んでようやく気づいたわけだったが・・・
当然、最初は周囲もルイズも一体何を呼び出したのかと混乱していたが・・・
いや、青年とわかった時点でもまだ混乱していたといえる・・・
とりあえず人間を呼び出したと騒ぎ立てる生徒がいたが問題はどういう身分の人間を呼び出してしまったかということだ・・・
貴族・・・特に王族などを呼び出してしまっていたらシャレにならない・・・
さらにその上でコントラクト・サーヴァントをおこないなぞしてしまったら・・・
なんか微妙にふわふわ浮いてるしメイジ・・・貴族の可能性大だ・・・
というわけで青年が貴族であるかどうか確認することになったのだが・・・
まあ、ある程度格好でわかるはず・・・わかるはず・・・なのだが・・・
先ほども言ったが青年の格好は宇宙服っぽい格好・・・
そのような格好をしている人間など前例ないハルケギニア・・・
だが、こんなとんでもない格好の平民がいただろうか?否。
だが、貴族にこんな珍妙な格好のものがいたであろうか?否。
つまり、わからない・・・
さて、こうなると青年がどのような身分の人間であるというのは外見から判断できない・・・
では、どうするか?
簡単だ。本人から聞けばいい・・・聞けばいいのだが・・・
青年は寝ていた・・・『シュコー・・・』とか宇宙服?着てるせいで妙に聞こえる規則正しい呼吸をして・・・
いや、呼吸が規則正しいのは仕方がない・・・
呼吸するのも面倒なので着てる服に人工呼吸器を付けそれに任せていたりするのだから・・・


336 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/18(火) 12:43:33 ID:uZ7lYbwW
支援

337 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/18(火) 12:44:06 ID:Sv8SP6uV
SKILLを謡ながら支援

338 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/18(火) 12:46:03 ID:HuOaHphO
ふむ、怠惰スーツを壊されてぶちきれるのだろうか支援

339 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/18(火) 12:46:41 ID:bbi0ti3F

で、先ほどから起こそうとしているのだがルイズがいくら叫ぼうとまったく反応を示さないというか
眠りが乱れないのである・・・

と、召喚に時間を大分使ってしまいかなり時間もおしてきているため監督をしていたコルベールも控えめながら
その起こそうとする行為に参加し始めた・・・

「すいません。ちょっとよろしいですか?」

そういいながらゆっくりと宇宙服?につつまれたその体をゆする・・・しばらくして・・・

『ゆらさないでよ。うるさいな〜』

という声が聞こえた

「うわぁ!?僕の使い魔がしゃべったぁ!?」

他の生徒が召喚した使い魔の口から・・・さらに

『自分の口で話すのは面倒だから彼らの口を借りることにするよ・・・ふわぁ〜』

「わ、私の使い魔も!?」

別の使い魔も喋りだした・・・その声は先ほど喋った使い魔の口からもれた声と同じだ・・・
しかも、欠伸までしている・・・

「ど、どうなっているんだ!?」

コルベールもこの事態に混乱するが最初の声がゆらすなと言ったのにハッとして自分がゆすっていた
未だ寝息をかいてる青年の方へと視線を向けた・・・

「き、君なのか!?」

恐る恐る聞いてみると宇宙服?の真上にそれを脱ぎ起きた状態の青年の姿が映し出された・・・
また別の使い魔の口から声が漏れた・・・

『そうだよ』

その言葉を聞いたコルベールはまだ完全に落ち着いてないとはいえ本来彼に聞こうとしていたことを聞こうと

『聞きたいことはわかってる』

『私が誰で何者か?』

『私は太上老君・・・仙人だ』


340 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/18(火) 12:47:41 ID:jiVsO/Zq
支援

341 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/18(火) 12:47:59 ID:MpGFEdCh
支援

342 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/18(火) 12:49:02 ID:bbi0ti3F

また別の使い魔が喋る・・・流石に4度となると同様は少ない・・・それとは別に彼が話していることにより新たな驚愕が生まれていた・・・

『貴族じゃないのなら』

『そこの少女と契約して欲しい』

確かにそうである・・・そうであるのだが、先ほどから自分はまだ何も言ってないのだ・・・
身分のことも・・・身分が貴族でない場合の対処も・・・聞く予定の質問を先に提示、回答していくのだ・・・
いや、それ以前に他人の使い魔を喋らせしかも自身は寝ているなぞ・・・
だが、その緊張は次の台詞によって一気に台無しになった

『けど・・・』

『めんどくさい・・・』

「・・・」

めんどくさい・・・拒否の言葉なのだが・・・実に気の抜ける言葉である・・・
コルベールはあきれてしまう・・・周囲も似たようなものだ・・・
だが、一人だけ怒り狂ったものがいた・・・召喚したルイズその人である

「ふざけんじゃないわよ!!貴族相手にめんどくさいだなんて!!」

本来、人間を呼び出してしまったため召喚をやり直させてもらう気であったルイズだが
さすがにその言葉にプライドが反応してしまったらしい・・・
その言葉にめんどくさそうに青年は対応する・・・投げやりに・・・

『めんどくさいものはめんどくさい・・・』

『しかし、君は私を使い魔にしないといけない』

『そこの教師もそうさせる気のようだ』

『そうしないと君は進級できない』

『進級できないと困る』

『なので君は必死』

『私としてはそれがやかしましくてたまらない』

『やかましいのが続くとゆっくり眠れない』

『めんどくさいことこのうえない』

はぁ〜・・・っとため息まで使い魔の口から漏れる・・・
なお、喋った使い魔の中に「しゃべる気なかったのにしゃべっちゃったのね〜!!」とか言ってる竜がいたが
この状況下では些細なことだ

『仕方ない・・・使い魔にはなってあげるからさっさと契約済ましちゃって』

嫌々といった言った感じの声で太上老君は告げた

「なによ!私の使い魔になれるんだからもっと光栄に思いなさいよね!!」

と怒鳴るルイズであるがそういいながらも彼女はコントラクトサーヴァントを行おうと太上老君の顔を自分に近づけ・・・


343 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/18(火) 12:50:40 ID:jiVsO/Zq
アッーーーどうやってちゅーするのーw

344 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/18(火) 12:51:32 ID:HuOaHphO
というか、怠惰スーツって脱げたっけ?
たとえ脱げたとしても絶対拒否すると思うんだけどな支援。

345 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/18(火) 12:52:02 ID:bbi0ti3F

「って・・・この着てるのが邪魔よ!!」

そう言って宇宙服?を脱がそうとするルイズだが脱がし方がわからない・・・

「ちょっと!!これどう脱がすの!?」

『中からしか脱げないよ。脱がされたら嫌だし』

「脱ぎなさい!!」

『めんどくさい・・・』

その答えが気に入らなかったルイズは太上老君に失敗の爆発魔法を叩き込む。
爆発を叩き込む前に『ちなみに壊そうとしても無駄だから』とか聞こえたが当然無視だ
しかし、太上老君の言うとおり宇宙服?にはまったく傷がついてない・・・
太上老君の本体も相変わらず規則正しい寝息を立てている
それがさらに気に入らないルイズは失敗魔法を連続で叩き込むがやはりびくともしない
業を煮やしたルイズは再び怒鳴りつける

「ふざけんじゃないわよ!じゃあ、どうしろってのよ!」

『怠惰スーツ越しでいいでしょ。』

『それじゃあお休み』

「それじゃあダメなの!」

青年の返答にまたしても怒鳴りつける・・・しかし今度は何も返答が返ってこない・・・
当然だ・・・ルイズは知らないことだがさっきまで彼と会話できたのは彼の眠りが浅かったからに過ぎない・・・
答えるのもめんどくさくなった彼は眠りの奥深くに逃げてしまったのだ・・・
反応が返ってこなくなったルイズはとりあえずダメもとで言われたとおり彼の宇宙服?・・・怠惰スーツに
口付けた・・・するとあっさりスーツの手にに使い魔のルーンが刻まれた・・・
一応これも召喚されたものだしOKだったのだろう・・・

その後、コルベールがそのルーンが珍しいと怠惰スーツに記されたルーンを書き写し・・・
他の連中が空を飛んで戻るなかルイズは寝たままの太上老君を引きずり戻ったのだった・・・



346 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/18(火) 12:53:07 ID:jiVsO/Zq
怠惰スーツは浮いてるから「引き摺り」はないぜ。
支援

347 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/18(火) 12:54:40 ID:Ex6PKiOA
これは期待支援

348 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/18(火) 12:54:50 ID:bbi0ti3F

・・・その夜・・・ルイズは夢の中にいた・・・なぜか夢だとわかるそんな夢・・・
ふと振り返ると自分が召喚した太上老君が自分の後ろにいた・・・
太上老君は怠惰スーツを身にまとってない・・・目も開いていて神秘的な雰囲気をかもし出していた・・・

「私をここに呼んだのはあなた?」

唐突に問うルイズ
太上老君はそれに答えようとせず問いを返した

「君はなぜそんなにがんばるんだい?」

「何故って・・・」

「貴族だから?自分を認めてもらいたいから?
・・・無駄なことだよ」

「ッ・・・なんですって・・・」

太上老君を睨むルイズ・・・無駄というのに才能がないといわれたと思ったからだ

「人間にもいつか終わりが来る・・・貴族の威厳・・・それも悠久の時の中では無意味だよ。
例えどんなによい国でもいずれは叛乱が起き打倒されということが続く・・・
貴族も最後には無惨に歴史から埋もれる。人も然り」

「そんなことわからないでしょ!!」

「わかっているんだよ、私には・・・そういう未来を私は見たから・・・」

そしてルイズの目の前に光景が・・・広まろう・・・として途中でストップした

「?」

「見せるのもめんどくさい。全部見せると三ヶ月もかかるし・・・」

一気に先ほどまでの神秘的な雰囲気が四散した・・・


349 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/18(火) 12:56:59 ID:s7abhhk1
支援

350 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/18(火) 12:57:49 ID:bbi0ti3F


「ちょっと!!」

「それに見せて納得するかどうかわからないし」

「当然よ!」

「そうだよね・・・じゃ、おやすみ」

「待てい!!」

寝ようとする太上老君をつかむルイズ・・・太上老君はめんどくさそうに閉じかけた目を開ける

「さっきの質問が私をここに呼んだわけ!?あんだけ昼間苦労させといて!!それだけ!?」

「・・・ああ、そうだった・・・使い魔としてのことなんだけど私はめんどくさいので何もしないから。
まあ、怠惰スーツは丈夫だから盾に使ってもいいよ」

「な、なによそれ!!ふざけるんじゃ・・・」

「ああそれと君の属性だけど・・・」

急に自身の魔法のことを言われたので怒鳴るのを止めるルイズ
太上老君は言葉を続ける

「虚無だと思うよ」

「え!?」

いきなり言われたことにわけがわからなくなるが太上老君はかまわず今度は紙を取り出し彼女に渡す・・・
かつては自分を頼ってやってきたものにはそれなりの手ほどきをしていたのだがさらに怠けが進行したらしい・・・

「詳しくはそれに書いてあるよ・・・といっても寝てる間にぱくった知識だから正しいかどうかわからないけど・・・
それじゃ、今度こそ・・・」

そういう彼の手には一発覚醒くんハイパーとか書かれたハンマーが握られていた
それにはさすがにルイズも焦る

「ちょっと!!」

が、静止の言葉を聞かず太上老君はルイズの頭にハンマーを振り下ろす

「グッバイ、ルイズ、永久にーーー!!!」

「あだ〜!!!」






気がつくとルイズは目覚めており朝だった・・・
夢に関しては首をひねったが枕元には夢の中で太上老君に渡された紙が存在していた・・・
その後、その紙に書かれた知識のおかげでルイズは虚無の使い手として大成したとか・・・
ちなみに太上老君は本人のいうとおり盾として使われごくごくたまに立体映像で出てきてアドバイスしてくれたとか・・・
あと、ルイズが生涯経験した中で最高の戦いでは怠惰スーツが破損しその怒りで暴れまくったらしい・・・

〜おわり?〜

351 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/18(火) 12:58:44 ID:i+1jThOv
複合装甲の概念がハルケギニアに入ってきたらヤバいな
ゴーレムとか撃破不能になるぞ支援

352 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/18(火) 12:59:26 ID:bbi0ti3F

NG〜あるいはアナザールート〜




「な、なによそれ!!ふざけるんじゃないわよ!!」

「しつこいな〜・・・なに?君も何か欲しい口?」

「そうね!こんだけ疲れさせといてそれはないでしょ!!使い魔としての役目を果たす気がないなら
何か役立つものをよこしなさい」

「そういうのを人はカツアゲという・・・」

「だまらっしゃい!!」

「はいはい・・・じゃ、これあげる」

そういって太上老君はルイズに布のようなものを渡す

「スーパー宝貝・傾世元禳を・・・って、そういや君、仙道じゃなかったっけ・・・」

彼がそういってるあいだにもルイズの体はどんどん干からびていった・・・

「・・・まあ、夢の中だし大丈夫でしょ」

その後、「干からびるのがなんか妙に遅いな〜」と思ってたところ死ぬ一歩手前でルイズが意識を取り戻し抗議してきた・・・
太上老君は無視して「あれ〜?もしかして仙人骨持ち?それとも虚無の・・・」とかしばらくぶつぶつと唸っていたが
流石に罪悪感を感じたのか彼女に夢の中で修行をつけたという・・・

その後・・・傾世元禳を我が物にしたルイズはその力を使い敵を誘惑し手ごまとし
『傾国のルイズ』として歴史に長くその名を刻んだという・・・仙道なっちゃって寿命なくなっちゃったし・・・
ちなみに鍛えた太上老君があんな性格・・・しかも彼の最初の弟子が教えを請うた時よりめんどくさがりになっていたため性格はかなり捻くれてしまったとか・・・
貧乳とかチビとか言われると「私は自分の身体的特徴を言われるのが死ぬほど嫌い」と地形が変わるのも省みず相手を吹き飛ばしたとか・・・



〜今度こそおわれ〜

投下終了です。

353 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/18(火) 13:02:35 ID:HuOaHphO
GJ!
流石に太上老君だと動きがあんまり描写できないから短編しか無理かな?
続きを読んできたかった気もするけど。
投稿乙でした。

354 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/18(火) 13:08:28 ID:Sv8SP6uV
GJ
最速で虚無覚醒ですか

355 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/18(火) 13:16:20 ID:dXLjeloH
FFZケルベロスのヴィンセントはどうだろうか?
ケイオスはかなり凶悪な性能たぜと思うが。

356 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/18(火) 13:18:56 ID:kzZZzHQy
乙!

短編でスカッと終わる作品て良作が多いよね。
これはいい短編でした

357 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/18(火) 13:29:54 ID:jP6DsPDI
失礼ですがタイトルを教えてもらいたい

358 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/18(火) 13:30:40 ID:Ex6PKiOA
>>357
怠惰な使い魔じゃないか?

359 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/18(火) 13:35:29 ID:kzZZzHQy
文頭に書いてあるよ

360 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/18(火) 13:39:36 ID:jP6DsPDI
すまん、見逃してた。

361 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/18(火) 14:16:19 ID:Ex6PKiOA
そんな日もあるさ。まとめお疲れ様です

362 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/18(火) 14:56:01 ID:OWvnIzJY
トリステインの皆さんーゼロの使い魔ですよー

363 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/18(火) 15:10:09 ID:iqDyFuXE
支援?

364 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/18(火) 15:24:24 ID:BQVOcuzo
皆さん素晴らしいぜ!

365 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/18(火) 16:42:55 ID:W2vfUryy
>>362
皆さ〜ん!ボンバーマンですヨ!を思い出した
超懐かしいなおい

366 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/18(火) 16:48:33 ID:tszopcl/
>365
残念ながら、 >362 はたぶん
「箱根のみなさ〜ん、うたわれるものですよ〜」
というハクオロの中の人の醜態がネタだと思われる。

367 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/18(火) 17:06:03 ID:W2vfUryy
アウチ!なんてこった!
やっぱ似たようなネタはどこにでもあるのか!

368 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/18(火) 17:08:47 ID:oUuUoKkl
読子さんが召還されるのも読んでみたい

369 :サイヤの使い魔:2007/09/18(火) 17:15:48 ID:t2gYuBTT
30分に投下します

370 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/18(火) 17:17:29 ID:T/VMCJ2m
>>369
I'm waiting for you

371 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/18(火) 17:22:03 ID:WuM3As2f
>>369
だが断る

372 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/18(火) 17:25:51 ID:V/qiuVKm
ヴァリエール家を食費で没落させる使い魔キター!

373 :サイヤの使い魔:2007/09/18(火) 17:30:19 ID:t2gYuBTT
「タバサどうしたの? まだ体調が優れないの? ねえ、大丈夫?」

トリステイン学院、教室。
それまで黙々と本を読んでいたタバサが、突然本を持ったままの体制で机に突っ伏した。
親友の異常事態にいち早く気がついたキュルケが付き添い、心配そうな様子で声をかけている。
本で顔を隠したまま、震える手で教室への出入り口を指差すタバサ。

「…あいつが来た」
「どいつ?」

タバサの指す方を見ると、遠くからでもよくわかる薄桃色のプラチナブロンドと、その後ろから白い輪を頭上に携えた男が教室に入ってきたところだった。
他の生徒たちも悟空に気付き始め、あちこちから声があがる。

「おい、ゼロのルイズが来たぞ」
「あの天使も一緒だ…」
「ゼロの使い魔の天使が来たぞ…」
「おい、お前ら愛想よくしろよ!」

実際にその姿を見たものは無く、本や伝承でしか存在を知らないそれが今、彼らの眼前を悠々と闊歩していた。
ルイズも視線には気付いていたが、使い魔の正体を明かすつもりなど更々無かった。
本当は天使ではなくただの平民の幽霊(ルイズ主観)だなんてことがバレたら、また以前のようにプライドと劣等感の板ばさみで押し潰されそうになる毎日が戻ってきてしまう。
でもこの使い魔を従えているだけで、いつも自分を小馬鹿にしているあいつらが、今はある種の畏怖の目で自分たちを見ている。それだけでルイズは上機嫌だった。
食堂で見せた怒りも何処へやら。

「なあなあ、あれがバグベアーってやつか?」
「そうよ。見たことないの?」
「オラあんなもん見るの初めてだ」
「へえ」

好奇の視線に晒された悟空が、他の生徒が従える使い魔を見て感嘆の息を漏らす。
悟空の知っている動物もいれば、見たこともない一つ目の化け物なんてのもいる。
それらをひとつひとつ、ルイズの知識と照らし合わせていく。


374 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/18(火) 17:31:22 ID:BQVOcuzo
支援

375 :サイヤの使い魔:2007/09/18(火) 17:32:20 ID:t2gYuBTT
「しっかし世の中には色んな動物がいるもんだなー。オラおったまげたぞ」
「ちょっとよろしくて?」

キュルケが割り込んできた。

「おめえ…キュルケだな」
「あら、あたしをご存知? …ああ、ルイズに聞いたのね」

彼を知るものがこの場にいれば、今の一言にかすかな敵意が含まれているのを察知しただろう。
キュルケとお世辞にも仲がいいとは言えないルイズ。そのルイズフィルターを通して彼女の事を知った悟空。
乙女心というものを知らない彼は、昨夜の一騒動がなければ、彼女をルイズの敵だと認識していたからだ。
気は悟空に比べれば微々たる物だが、悟空がそうであるように、平常時は単に抑えているだけかもしれない。

「オラに用か?」
「用ってほどでもないんだけど…授業の後、ちょっと顔貸してほしいのよね」
「ちょっと! わたしを無視して勝手に話を進めないでよ! これはわたしの使い魔なのよ!!」
「すぐに返すわよ」
「そういう問題じゃない! 第一わたしの使い魔なんだからまずわたしに話を通すのがスジってもんでしょう!?」
「あたしが『使い魔貸して』って言ったら、あんた貸してくれるの?」
「んなわけないでしょ!」
「ならどっちにしたって一緒じゃない」
「コホン」

いつからいたのか、教壇の上には恰幅のいい妙齢の女性が立っていた。
そそくさと席に戻るキュルケ。

「みなさん始めまして。今年度からみなさんを教えるミセス・シュヴルーズと申します」

授業が始まった。
あんたはあっち行ってなさい、と悟空を他の使い魔のところへ追いやるルイズ。
キュルケがルイズからは見えない角度で手招きしているので、とりあえずそっちへ行った。

「何だ?」
「あそこにいるタバサって子、覚えてる?」

自分の名前が呼ばれているのに耳ざとく気付いたタバサは、本の陰からそっとキュルケの方を盗み見、彼女があの幽霊と内緒話しているのを見て、人知れず気を失った。

「ああ」
「でね、」
「気絶してっぞ」
「え゛」


376 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/18(火) 17:33:43 ID:W58bJABE
タバサwwwwwww支援

377 :サイヤの使い魔:2007/09/18(火) 17:34:18 ID:t2gYuBTT
キュルケが慌ててタバサの方を振り向くと、気丈にもタバサは顔を青ざめさせながらも、机に立てた本を支えにして授業に復帰しているところだった。
しっかりと革装丁の本に食い込んでいる爪が痛々しい。

「…で、でね、あの子に一言謝ってきて欲しいの」
「オラが驚かせちまったからか」
「まあそんなとこ」

親友の名誉のためにも、幽霊が死ぬほど怖いから、という理由は伏せておく。

「わかった」
「よろしくね」

ウインクを送り、悟空を開放する。
教室の隅に去っていく悟空を見送りながら、キュルケは、死んでいる事に眼を瞑れば案外いい男じゃない、と考えた。
何よりも貴族であるこの自分に媚びたり、むせ返るような色気に翻弄されたりする様子が微塵も無い。
これはかなりの難関ね。仮にもヴァリエールの使い魔、横取りしない手は無いわ。
ふと視線を感じたのでそちらを見ると、恋敵を盗られたような顔をしてこちらを睨むルイズと目が合った
(何よ)
視線で問いかける。
(わたしの使い魔に何吹き込んでたのよ)
とでも言いたそうな目つきが返ってきた。
(あたしの勝手でしょ)
(どうせまたわたしの悪口とか言ってたんでしょ、この色ボケ女)
(そういう発想しか出てこないなんて、ヴァリエールの女は胸だけじゃなくて頭の中も貧相なのね)

「ミス・ヴァリエール、ミス・ツェルプストー。授業中ですよ」

よそ見を咎められた。
流石に後半は身振り手振りが混じったので、気付かない方が不思議というものだ。

「元気が有り余っているのでしたら、二人とも前に出て今私が実演して見せた『錬金』の魔法をやってもらいましょう。ここにある石ころを、金属に変えてごらんなさい」

キュルケが血相を変えて抗議する。

「せ、先生、私はともかくルイズにそれをやらせるなんて無理です!無駄です!無謀です!ていうか危険です!」
「失敗を恐れていては何も始まりませんよ」
「いやそういう問題ではなくて」
「やります」

ルイズがとことこと前に出る。その視線はキュルケを捉えて離さない。

「わたしを焚きつけたこと、後悔させてやるわ」
「とっくにしてるわよ、『ゼロ』のルイズ」

ルイズが杖を振り上げたのを見て、キュルケも他の生徒に倣い、机の陰に隠れた。

生まれも育ちも山奥育ち、見知った野獣は数知れず。例え世界は違えども、ケモノの魂中身は同じ。
悟空は教室の隅で、さっそく目新しい使い魔たちと打ち解けていた。
言葉は通じないが、心は通じている。
そして使い魔の様子がおかしいのに気付き、悟空は教室が絶望と緊張感に包まれているのを感じた。

「何だ?」

次の瞬間、耳をつんざく爆音が轟いた。




378 :サイヤの使い魔:2007/09/18(火) 17:35:37 ID:t2gYuBTT
ミセス・シュヴルーズが再起不能になったため、以後の授業は中止となった。
生徒たちは口々にルイズに対し罵詈雑言を浴びせながら教室を出て行く。
キュルケは「じゃあ後でお願いね」と悟空に言い残し、ルイズを鼻で笑って行った。
タバサは、ルイズが教壇に立った時点でさっさと授業をエスケープしていた。
現在ルイズと悟空はめちゃめちゃになった教室の後始末をしている。
(仙豆がありゃ、あのばっちゃんの怪我も治せるんだけどな〜)
無いものをねだってもしょうがない。
ルイズは力なく机を拭いている。ボロボロの制服と相俟って、痛々しい。
その様子を「落ち込んでる」と思った悟空は、元気付けようとルイズに声をかけた。

「まあ気にすんなって。死ぬような怪我じゃなかったんだしよ」
「……何、言ってるのよ」
「魔法は失敗しちまったけどよ、修行して成功できるようにすりゃいいじゃねえか」
「…あんたにはわかんないのよ! 私が魔法を失敗することがどれだけ悔しいことか!!!」

思わず、ルイズは絶叫していた。
さっき、去り際に「ゼロのルイズ!」と罵倒していった生徒は少なくない。
何故自分が「ゼロのルイズ」よ呼ばれるのか、自分の記憶を探った悟空にはわかっているはずだ。
悟空が、自分が「ゼロ」である理由に触れないことで、彼なりに気を使ってるのだと嫌でも感じられた。
でも今は、尚のことそれが重荷に感じる。
ルイズは知らないが、勿論、当の悟空にそんなつもりは微塵も無い。

「まあ気にすんなって。修行すりゃそのうち身につくさ」
「やってるわよ、何度も何度も! 皆に馬鹿にされないように、一杯勉強して学年で1番の成績もとった!」

涙がこぼれる。

「でも魔法はいくらやっても爆発爆発爆発で、しまいには手の皮が裂けて骨が見えた事だってあったわ!!」
「……………」
「わかる!? わたしは落ちこぼれなの! いくら頑張ったって魔法が使えないメイジはただの落ちこぼれなのよ!!!!!」

エリートに生まれながらも、自身にとって最も重要な要素が欠落しているために感じる、耐え難いまでの焦燥感。
ルイズを苛んでいるのは、そんな自分自身への怒りにも似た絶望だった。
悟空は何故か、その姿に生涯最高のライバルの姿を重ね見ていた。

「わかるさ…。オラだって落ちこぼれだったんだ」
「え…?」
「でもよ…落ちこぼれだって必死に努力すりゃ、エリートを超えることがあるかもよ?」

それは悟空がかつて、その生涯最高のライバルに向けて放った言葉だった。
全宇宙一の強戦士族、サイヤ人。
産まれてすぐに戦士の素質を検査され、「下級戦士」と判断された結果、間引きによって地球へ送り込まれた悟空。
その実力は、仲間内で密かに『弱虫』と馬鹿にされていたラディッツにも劣るものだった。
だが、圧倒的な力の差にも、悟空は決して諦めることはなかった。
必死に努力し、修行を重ね、ついにはラディッツをも遥かに上回る力量を持つベジータですら圧倒するまでになった。
落ちこぼれがエリートを圧倒する。
ルイズの目の前にいるのは、正にそれを体現した存在だった。


379 :サイヤの使い魔:2007/09/18(火) 17:36:47 ID:t2gYuBTT
「だからよ、これからも努力して魔法を使えるようになりゃいいじゃねえか。オラがおめえくらいの頃は、まだまだてんで弱かったぞ」
「…ふ、ふん! つ、使い魔が偉そうにご主人様に対して説教垂れるんじゃないわよ!」

ぐしぐしと涙を拭くルイズ。

「いや、オラそんなつもりで言ったんじゃねえんだけど…」
「だいたい、てんで弱かったって言っても、あんたがどのくらい強いのかわたし、知らないわよ」
「そういやそうだっけな。じゃあ、そのうち見せてやるよ」
「…どうだか……」

やがて、後片付けが終わった。
教室を出ると、悟空を待っていたキュルケに出くわす。

「はぁい」
「キュルケ!? 立ち聞きしてたの!?」
「何の話? 今来たところよ」
「な、何でもないわ…。で、何の用よ」
「さっき言ったでしょ。そちらの使い魔さんに用事があるの」
「駄目。どうしてもと言うなら用件を教えなさい、そしたら考えてあげてもいいわ」
「…タバサの件よ」
「あ…」

その一言で、ルイズも事情を呑み込んだ。

「彼に一言謝ってきて欲しかったの。どっちみち貴女にもこの事は教えるつもりだったんだけど、さっきはタバサもいたから……ね」
「……私も行くわ、それなら貸してあげる」
「交渉、成立ね」



図書館。
あれから扉の前で眠りこけていたコルベールは、重ねがけした「ロック」を解いて入ってきた司書から延々30分間に渡る小言を食らって頭皮に多大なストレスを与え、やや萎えた気合に活を入れ直してオールド・オスマンの元へ向かった。
コルベールと入れ違いにやってきたタバサは、書架から悪霊祓い関連の本をしこたま引っ張り出してきて、片っ端からそれを読み漁っていた。
親友も凋落されてしまった今、あいつは自分ひとりで対処しなくてはいけない。
いずれ決着のときが来るだろう。
それまでに何とかして対処法を見つけなければ、この学院に安息の地は無い。
逃げちゃだめだ逃げちゃだめだ逃げちゃだめだ逃げちゃだめだ。
―ピシュン
…今、聴くも忌まわしい音がしたのは幻聴だろうか、いやそうだと思いたい。
恐る恐る、タバサは音のした方を見た。

「オッス」

ゴクウ が あらわれた!
タバサ は にげだした!
しかし まわりこまれてしまった!!


380 :サイヤの使い魔:2007/09/18(火) 17:37:57 ID:t2gYuBTT
以上です。
支援ありがとうございました。
いつになったらギーシュとの決闘に行けるだろう…。

381 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/18(火) 17:38:38 ID:W2vfUryy
GJ!

まわりこまれてしまったっておいww

382 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/18(火) 17:39:45 ID:FEyHYlMQ
妙齢とか凋落とか、意味がわかんないなら無理に使わないほうが良いよ。

383 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/18(火) 17:39:56 ID:W58bJABE
GJ!
タバサwww
かわいすぎるw

384 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/18(火) 17:40:41 ID:wBoYxYFv
タバサがかわいいなwwww
最後が一番かわいい。

385 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/18(火) 17:42:07 ID:BQVOcuzo
タバサww

386 :サイヤの使い魔:2007/09/18(火) 17:44:41 ID:t2gYuBTT
妙齢 → 中年
凋落 → 堕落

でお願いします。ああ恥ずかしい

387 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/18(火) 17:45:30 ID:1ffrP2Na
そこでタバ茶を披露してしまうんですね、どこからとはいいませんが。

388 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/18(火) 17:45:57 ID:kCWtCSxS
タバサwwwwwww

389 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/18(火) 17:46:15 ID:oAVn2V47
悟空自身は落ちこぼれてたって意識はないだろうな
仲間内では一番強かったし
サイヤ人の素質の話も大人になってから聞いただけの話だし
悟空は修行の理由なんかなくても、強くなりたいってだけで幾らでも修行するやつだ

390 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/18(火) 17:47:04 ID:1iYY9ZDx
投下乙。

ていうか悟空、その幽霊みたいに瞬間移動で出てくるなよw

391 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/18(火) 17:47:22 ID:W2vfUryy
言われるだけたっぷり言われてから自覚無しに気づいたタイプだよな

392 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/18(火) 17:48:54 ID:Q0SppuDg
ほいほい瞬間移動使っちゃっていいのか、とも思ったけど
学院の地理全然知らないんだからそっちの方がずっと楽なんだな。

393 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/18(火) 17:49:35 ID:osatQ9U0
ジャンプのギャグテイスト入りな展開が素晴らしい。

394 :2000の技を持つ使い魔:2007/09/18(火) 17:49:51 ID:+9hebO0I
投下準備完了

 EPISODE 02 疾走

 ■ ■ ■ ■
 ■ ■ ■ ■

  ディスプレイを見るときは、部屋を明るくして
  画面に近づきすぎないよう注意して下さい



395 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/18(火) 17:51:58 ID:W58bJABE
空牙支援体制!

396 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/18(火) 17:52:19 ID:rtg7D5Fu
支援いたす

397 :2000の技を持つ使い魔(1/4):2007/09/18(火) 17:52:23 ID:+9hebO0I
 膝をつきつつ、自分の左手の甲に刻まれたクウガの印をしげしげと見ていた雄介のそばにコルベールと呼ばれた男が近づくと、雄介と一緒になってしげしげとクウガの印を詳しく見始めた。
「ふむ…… これはルーンなのか? 見たこともない」
 そう呟くと、今度は帳面を取り出してクウガの印を詳細にスケッチし始めるコルベール。
「……とにかくおめでとう、ミス・ヴァリエール。 コントラクト・サーヴァントはきちんとできたね」
 雄介の印をスケッチし終わると、コルベールはルイズに向かってにこやかに言う。
「あ、はい!」
 サモン・サーヴァントは何十回となく失敗したが、コントラクト・サーヴァントはなんと一発で成功した。
これが偶然なのか、それとも必然性があったのかはともかく、今のルイズにはコントラクト・サーヴァントが一発で決まったことに満足感を感じていた。
「でもさー、あれ平民だからできたんじゃねーの?」
「あり得るねー、ルイズなら」
「そいつが高位の幻獣とかなら、契約すらできなかっただろーぜ」
 そんな小さな満足感をぶちこわすように生徒の内の何人かがはやし立てるのを、ルイズは聞き逃さなかった。
「馬鹿にしないで! 私だってたまには上手くいくわよ!」
 ルイズが彼らにかみついたところで、コルベールが待ったを掛けるように割って入ってきた。
「皆そこまで! 兎に角今日はこれにて解散。教室に戻ろう」
 コルベールが手をパンパンと叩きながら、生徒たちを教室へと戻るよう促す。
 さすがに教師に促されては従わざるを得ないのか、生徒達はそれぞれに呪文を詠唱すると、次々と空へ舞い上がっていく。
 中には飛べないルイズに嘲笑と罵声を浴びせる生徒生徒もいたが、ルイズはそれをガン無視。雄介は「人が空を飛ぶ」というあり得ない事を見せつけられて、口をぱくぱくさせながら、あたりをきょろきょろと見渡していた。
 もちろん、雄介の視界の中に、トランポリンもワイヤーもクレーン車もない。
「うっそ…… 飛んでっちゃったよ」
 コルベールをはじめとした生徒達は、空を浮遊しつつ遠くにある城のような石造りの建物へと飛んでいった。


398 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/18(火) 17:54:23 ID:rtg7D5Fu
支援支援

399 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/18(火) 17:57:06 ID:2/epnzxF
支援はグロンギ語でジゲルだったか支援

400 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/18(火) 17:58:30 ID:BQVOcuzo
完全独走支援

401 :2000の技を持つ使い魔(2/4):2007/09/18(火) 17:58:41 ID:+9hebO0I
「……行くわよ、付いて来なさい」
 空を飛ぶ生徒たちを見つめ、悔しそうに唇をかみ締めていたルイズが雄介に言うと、一人だけカツカツと道なき草原の中を歩きはじめるの見て、雄介が待ったをかける。
「ちょ、ちょっと、えーと…… ルイズちゃんでいいのかな? 行くってどこに?」
 そんな雄介の言葉に、ルイズは心底がっくり来たのか、ジト目で雄介のことを見ながら肩を落としつつ雄介に向かって大声で怒鳴り始めた。
「ご主人様をちゃん付けするなあああああ!! あーもお、何だってっこんなのがあたしの使い魔になるんだろ.もう気分へにゃへにゃよ!」
 ルイズにしてみれば、ペガサスだのユニコーンだのワイヴァーンのような美しくて強力な使い魔が召喚されることを望んでいたにもかかわらず、
呼び出されて出てきたものといえば、とこか呆けたような感じのする若い平民男子と来た日には、夢も希望も無残に打ち砕かれてへこみたくもなるものだ。
 だが、だがしかし、しかしである。何でこの目の前の使い魔は、未だにのほほんとご主人様の事を主人とも認識していないのだ。
「あー、あのさ。俺、冒険の最中なんだけど…… イヤもうスッゴイ物見せてもらいましたホント。魔法なんてモノがホントにあるなんて知らなかったなもう」
 あまつさえ、「冒険の途中にいいもの見せてもらいました?」等と抜かしやがりますかこの平民? と今度は怒りがふつふつとルイズの腹の底から湧き起こる。
 だが、そんなことを思うご主人様をさておき、使い魔となった雄介は未だに無口なルイズを見やり、致命的な一言を言ってしまった。
「……もう行ってもいいかな?」
 ぶち、っとルイズの頭のどこかで、スイッチがオンになったような、もしくは何かのキレるような音がした。
「だからっ、あんたは、わたしがっ、召喚した使い魔なのっ! あたしの使い魔だから、あたしと一緒に学校に戻るの! 判った!?」
 全身でぜいぜいと息を切らして声を張り上げるルイズの言葉が、雄介の脳内に十分浸透して驚愕の声を上げるまでに、たっぷり2呼吸は必要だった。
「……えええええええええ!?」

402 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/18(火) 17:59:21 ID:rtg7D5Fu
天然っぷり発揮されるか支援

403 :2000の技を持つ使い魔(3/4):2007/09/18(火) 18:01:19 ID:+9hebO0I
 使い魔になったいきさつを知らない雄介に、ルイズがかいつまんで状況を説明してやると、しばらく困った顔をしていた雄介だったが、すぐ吹っ切れたのか「まいっか」の一言で開き直ってしまった。
 その暢気さに呆れたルイズが、踵を返してそのまま徒歩で帰ろうとするのを引き止めたのは雄介だった。
「ちょっとまって。あの城みたいなところに行くって言うなら。歩くよりもこれに乗っていくほうがいい」
「何よ? ホントにそんな物が速いって言うの? その、車輪が二つついた銀色の馬みたいなものが?」
 呼び止められたルイズが胡散臭げに雄介のバイク「ビートチェイサー2000」を見ながら言うのを、雄介は気にも止めずにビートチェイサーのハンドルにあるスターターを押して、その心臓である無公害イオンエンジン「プレスト」を始動させる。
 すると、パルンッ! と軽く甲高い爆発音と共に、プレストに息吹が吹き返る。
「わあっ!? 何? 何なの今の爆発音?」
 雄介にとっては心強く感じるプレストのエンジン音も、バイクを見るのも乗るのもまったく初めてのルイズにとっては、銀色の恐怖の塊でしかない。
 そんなルイズを笑顔で手招きする雄介。右手のアクセルを軽く煽って、エンジンを操っているのは雄介である事を証明しながら、ビートチェイサーにくくりつけていたザックの口をあけて、中からもう一つ小ぶりなハーフヘルメットを取り出してルイズに言う。
「大丈夫。噛み付いたりなんかしないから」
 雄介に大丈夫と言われて半信半疑だったルイズだったが、雄介がアクセルを煽る事でエンジン音が変わることに気がつくと、雄介が操っているんだという事に気がつく。
 バルン、バルルンと雄介がアクセルを吹き鳴らすたびに、初めて聞くエンジンの音と離れていても感じてくる力強さを体で感じ取っていた。
「ホント? これ、何で動いているの? 魔法?」
 わずかながらにルイズの中で好奇心が沸き起こる。どう考えても、魔法で動かしてるとしか思えなかったが。
「魔法じゃないよ。ウーン、なんて説明すればいいのかな」
 しばらく考えていた雄介が、ぽんと手を打って言う。
「まいっか。それもそのうち、おいおいね。これなら獣よりも速く、空を飛ぶくらいに早く何処にでも行けるよ」
 軽く言う雄介の言葉に、ルイズは疑いのまなざしを向けるが、気にせずビートチェイサーに跨った雄介がルイズに言う。
「じゃあ、行こうか。あ、そのヘルメットかぶって、紐は顎の下でしめてね」
 言われたルイズがヘルメットをかぶったはいいが、顎紐をしめる事が判らないルイズがおたおたするのを見て、見かねた雄介がビートチェイサーを降りると、自らの手で、ルイズの顎紐をしめてやる。
「こんなもの、かぶった事なんかないからしょうがないか」
 顎紐を金具に通して、遊びがないようにしっかりとしめる雄介。紐を締めながら遊びがないかを確認し、ルイズも嫌がったり痛がったりしている様子でもないのを認めると、雄介はサムズアップしながら、またビートチェイサー跨りなおす。
「ん、これでいいの?」
 顎紐を締めたルイズが、雄介に訊く。
「うん、それじゃシートの後ろのほうに跨って……… 手をしっかり俺の腰に回して」
 ルイズは雄介の言うがままに、ビートチェイサーのシートに横座りして、前に座る雄介の腰のあたりに両手を回す。
「じゃ、いくよ? 手は離さないでね」
 雄介はルイズが腰に手を回していることを確認すると、ゆっくりとビートチェイサーを走らせ始めた。


404 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/18(火) 18:04:45 ID:W2vfUryy
構造的に爆走という表現は正しいのかもしれない支援

405 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/18(火) 18:05:19 ID:oHzKb+qN
超変身支援

406 :2000の技を持つ使い魔(4/4):2007/09/18(火) 18:05:52 ID:+9hebO0I
 それまで馬しか走った事のない草原を、二つの輪を持った銀色の鉄の馬のような乗り物「ビートチェイサー2000」に跨って、ルイズと雄介は疾走する。
「こ、これ、すごい。馬よりも早い! 何でこんなに速く走れるの!?」
 雄介とは違う形の小さな兜を頭にかぶったルイズが、風切り音に負けないように大声出して雄介に聞く。
「うーん、詳しく説明すると長くなるから。それよりまっすぐで良いんだよね?」
 雄介はあえてルイズの質問には答えず、ビートチェイサーの行き先が間違えていないか聞き返すと、ルイズはこくこくと頷いた。
 雄介にとっては軽く流している程度の速度でも、ルイズにとってはそれまでとはまったく違う視点と感じる風は、驚き以上のものを感じていた。
 こんな異形なものが、獣が大地を疾走するよりも速く、空を飛ぶ鳥のように早くこの大地をも疾走できるという雄介の話も、嘘ではなく本当の事なんだと直感的に理解していた。
「すごぉ〜い! すごいすごい! フライの呪文よりも速いっ!!」
 ルイズの視線の先には、先に飛んでいった生徒達の殿を目で見る事が出来たのだから。
「もっと早く進めないの!?」
 ルイズの言葉に、雄介は一瞬躊躇して聞き返す。
「進めるけど、二人乗りじゃそんなに速度は出せないよ!?」
 雄介の大声に負けないくらいの勢いで、ルイズは言ってのけた。
「かまわないからぶっ飛ばして!」
 そして、この使い魔がすごい事をみんなに見せ付けてやるんだ。ルイズはそう思っていた。
「じゃあ、手をしっかり俺の腰に回して。しがみつくように!」
 雄介が叫ぶと、ルイズが雄介の腰に両腕を回してしっかりと掴んだのを確認して、アクセルを吹かしてギアをもう1段上げる。
「うひゃあああああ!??」
 たちまちのうちに、スピードを上げて草原の上を疾駆する弾丸と化すビートチェイサー。
 ルイズは、しっかりと両腕を掴んでいなければ放されてしまいそうなスピードで、まだゆっくりと空を飛んでいく生徒たちを追い越し、学園へと向かうのであった。



407 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/18(火) 18:05:56 ID:d+jgaoYY
なにしろ公道を走ったら一発で免停確定な速度だもんな支援

408 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/18(火) 18:06:11 ID:BQVOcuzo
ヤドカリが好きでした支援

409 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/18(火) 18:08:12 ID:W58bJABE
支援

410 :2000の技を持つ使い魔:2007/09/18(火) 18:09:37 ID:+9hebO0I
以上、投下完了。

そして、修正orz
2/4
何だってっこんなのがあたしの使い魔になるんだろ.
>何だってっこんなのがあたしの使い魔になるんだろ。


ツツ ヅツ クク

411 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/18(火) 18:12:35 ID:rtg7D5Fu
ルイズと二人乗りか…このロリコンめ
GJ!

412 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/18(火) 18:13:53 ID:W2vfUryy
なんだか爽やかでGJ!

413 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/18(火) 18:16:12 ID:h1eeB4gr
なんか雄介のノリの軽さがらしくてイイ!GJ!

414 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/18(火) 18:22:17 ID:9IrdUIbY
グリフォンより早ーい支援

415 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/18(火) 18:23:12 ID:FKmpxVtI
天然フラグ男GJ


416 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/18(火) 18:23:39 ID:KwMI+x9Y
おちかれ!

フライよりもはやーい!

417 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/18(火) 18:24:34 ID:2/epnzxF
GJ
何故かグロンギと聞くとゴ・ベミウ・ギを思い出す

418 :BPZ:2007/09/18(火) 18:26:25 ID:cFjgDWM3
特に予約がないようでしたら30分ほどから投下予約ということで。

419 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/18(火) 18:29:31 ID:iCg8Ysds
支援

420 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/18(火) 18:30:25 ID:T/VMCJ2m
声援

421 :BPZ 1/7:2007/09/18(火) 18:30:45 ID:cFjgDWM3

夕暮れの朱光に照らされた本塔の最上階、トリステイン魔法学院の学院室。そこに向かうコルベールの足取りは重かった。
学院長への報告を考えると、徐々に足取りも重くなっていき、永遠に到着しなければいいのにと埒もないことに頭を巡らせる。
いくら牛歩で歩いても、溜息をつきながら歩いても、無情にも到着してしまう。
重厚なローズウッドの扉の前で、ノックの音がコルベールの耳に突きささる。
自分の手が打ち鳴らしたノッカーの音のはずだったが、耳元で爆発があったかのごとく鼓膜を殴打する。
そう、コルベールは深刻に悩んでいた。

「失礼します、学院長、オールド・オスマン。相談があって参りました」

トリステイン魔法学院、学院長オールド・オスマン。その思慮にあふれた風貌、数々の功績、そして齢数百とも噂される程の賢者。
固い声で扉を開けたコルベールが見た学院長は、重厚な机に魔法書を広げて悠然とパイプをふかせつつ、大いなる英知に思考を
巡らせる……姿ではなく。

「ギブ!ギブ!ギブ! ミス・ロングビル! 首が、首がっ!!」

秘書のミス・ロングビルに首を絞められて、必死にタップしている。そんな姿だった。

「今日という今日は、いい加減に・し・て・く・だ・さ・い!」
「いや、ミス・ロングビル! 客じゃ、客!」

豊かな緑の髪を靡かせて、引き攣った笑顔のまま、ぎりぎりとオールド・オスマンの首を絞めていたミス・ロングビルだったが、
戸口で両手をついて脱力しているコルベールを見て、はっとした表情を浮かべる。
いそいそと服の乱れを正して取り繕う様な笑顔を見せて、じゃあ、私はこの辺で。と言いつつ、先ほどの痴態を露とも見せずに
そそくさと退出していった。

「いい所に来てくれた、今日は君が救世主に見えるぞ」
「オールド・オスマン、今日は何をしたのですか?」

もう少しであの世に逝くところじゃった。と首を撫でる学院長に、よろよろと起き上がりながら、コルベールが尋ねる。

「いやあ、今日はそこのモートソグニルがミスをしよってだな」

机の隅にちょこんと丸まっていた、ハツカネズミがチュウチュウと激しく鳴いた。
どうも抗議しているようだ。

「わしは、今日の生地は何じゃろ? と、独り言を言ったのじゃが……」
「使い魔が勝手にミス・ロングビルの下着を触ったと?」
「そうじゃ」
「学院長、知りませんよ? 王室に報告されますよ」

この子供のような悪戯心さえなければ、名実ともに尊敬できるメイジなのに。と脳裏に浮かんだ言葉を溜息と共に吐き出した。

「で、今日は何の話じゃ?」
「いえ、実は……」

何の気配を感じたのか、ふとオールド・オスマンが底光りのする鋭い視線を向ける。
こういった表情ができる所が、その底しれぬ奥深さが、そしてその勘の鋭さが、国の重要教育機関の長を務める彼の真髄でもあった。




422 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/18(火) 18:31:32 ID:Mn50RMZG
>>414
そのネタはあの鬱ゲームかwww

423 :BPZ 2/7:2007/09/18(火) 18:31:47 ID:cFjgDWM3

―― BLOOD+ゼロ 3章――


言い知れぬ学院長のプレッシャーがコルベールを圧迫していたが、一通りの説明と持論を提示すると、その雰囲気は霧散し、
いつものような漂漂とした老人の姿が戻ってきた。
報告者の気概というか、重要度を諮っているのかも知れないが、やられた方はたまったものじゃないとコルベールは
胸に溜まった息を吐く。背筋に流れる冷汗が冷えて不必要に体を冷やしていく。
こんな学院長を見るのは、記憶にもほとんどなかった。
夕日で緋に染まった白髭を撫でながら、オールド・オスマンは目を閉じていた。

「だいたいのことは分かったぞ。
君の分析では、ヴァリエール嬢の召喚した使い魔は、未だ知れぬ東の世界の住人で、かつ不穏な気配を持っていると」
「それだけではありませんぞ。ミス・ヴァリエールのコントラクトサーヴァントの施術中に一瞬で10メイルも瞬間移動しました。
呪文すら唱えずに!! 先住魔法としか考えられません」
「なるほどのぅ。で、その使い魔は無事にヴァリエール嬢と契約したんじゃろ? なーにをそんなに息まいとるんじゃ?」

口角を飛ばしながら力説するコルベールに対して、学院長はとぼけた表情を崩さない。

「ですから、彼は修羅場をくぐってきた軍人か傭兵と思われます。そのような人物が先住魔法を使うとなれば、
その危険性は図り知れません」
「だから、な〜にを言っておるんじゃ? 君は。ちょっと慌て過ぎで、論点をすっとばすのが君の悪いところじゃ」
「ですから!!
我々の知らない勢力が、先住魔法と言う得体のしれない力、それも軍人が使っているところから、
魔法による軍事力を強化しているやもしれません。そんな国が我々のトリステインに攻め入って来たら、苦戦は避けられません。
ですので、速やかにこの事実を王室へ報告して、対策を練っておくべきです。でなければ何の罪もない民間人に被害が!!」

オールド・オスマンは鼻に突っ込んだ小指をまじまじと見つめたあと、彼の使い魔であるハツカネズミにその指を見せていた。
使い魔が、その指をちょっと見て嫌がって逃げ出すのを面白がっていたが、
バシンという音と共に、机に叩きつけられたコルベールの両手を迷惑そうに見つめた。

「痛くないかね?」
「少し。いや、学院長、こんな」
「わかっとるわかっとる、言いたいことは判るんじゃが、曖昧な所が多すぎるの。君自身わかっておると思うのじゃが?」
「……おっしゃるとおりです」

コルベールはテーブルを叩いて痛めた手をさすりながら、オールド・オスマンの痛い指摘に押し黙らざるを得なかった。
妙な義務感やら、責任感に駆られて老オスマンの元を訪ねたが、そもそもなんでこんな考えに至ったか、思い返していた。
思い当たるのは、ミス・ヴァリエールの使い魔となったハジという名の青年の目だった。
幾多の絶望と死を見てきたような、深く悲しい目。まるで、死人のような目をしていた。
それは在りし日の自分に重なる。
嫌な思考に陥りかけたが、学院長の言葉で現実に引き戻された。
すべて、見透かされているような居心地の悪さを感じ、口調も徐々に弱くなっていった。

「まず、彼が東方の住人だという確証がないじゃろ?」
「とは言っても、我々では子供でも知っている知識がないということは、そうとしか考えられないと思いますが」
「果たしてそうかな?」
「え?」
「まあ、いいわい、次に、その使い魔が軍人である証拠は?」

コルベールはオールド・オスマンが口の中でつぶやいた言葉が聞き取れずに聞き返したが、オスマンは何事もなかったように、
机に肘をついて、顎を乗せた。
机の片隅に置いてあるレターセットを引き寄せて、おもむろに羽ペンをインクに付けた。


424 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/18(火) 18:32:40 ID:T/VMCJ2m
支援

425 :BPZ 3/7:2007/09/18(火) 18:32:50 ID:cFjgDWM3

「……それは、私の勘です。ただ、数え切れないほどの戦いを潜り抜けてきたもの特有の目をしています」
「君の経験から来る勘かね? それと、本当に使ったのは先住魔法なんじゃね?」
「……それは」
「ふむ、となると、もう少し様子を見るしかないの」
「オールド・オスマン! 王室に御報告はしないのですか? あまりにも危険です」

オールド・オスマンが退屈そうに、仕損じた紙に落書きをしているのを横目に見ながら、コルベールはにじり寄った。

「そうじゃのう……ま、今はやめておこう」
「オールド・オスマン!」

オールド・オスマンは、ぐいっと更に近寄ったコルベールの顔を押し返した。

「君の言いたいことは分かるんじゃが、今の王室に不確定な情報で余計な緊張をもたらしたくないんじゃよ。
今は奴等はパンパンに腫れあがった水袋のようになっておるからのぅ。
そんな所に”先住魔法の使える軍人”なんて言葉を出してみろ。何が起きるかわからん、いや、分かり安すぎるな。」
「はぁ……」
「それに、まだ確定しておるわけではないのじゃろ?」
「……そうですね」
「まあ、使い魔の契約をしているということでもあるし、しばらくはコ、なんじゃったか?」
「コルベールです」
「おお、そうじゃ、コルベール君、君が様子を探ってくれまいか? 当然ながら他言は無用での」
「はぁ……、わかりました」
「じゃあ、あとはよろしく頼むぞょ」

コルベールは、オールド・オスマンに無言の退出を命じられ、とぼとぼと部屋を出た。
扉を閉めてから、ふと厄介事を押しつけられたような気がして、来た時の十倍ほど疲れが増したように感じる。

「何事もなければいいんだが……」

溜息をひとつついてから、とぼとぼと自分の研究室に向けて歩き出した。


肩を落としてコルベールが出て行き、扉がしまったのを眼の隅で確認してから、オールド・オスマンの表情が変わった。

「ほとんど魔法が使えない生徒が、一発で呼び出した人間の使い魔か。
人間も生き物と言えばそうじゃから、サモン・サーヴァントで呼び出してもかまわないと強弁できんこともないんじゃが、
それに見たこともない風体で見たこともない力を使う。か。
イレギュラーも一つであれば偶然じゃが、複数重なると意図を感じるのぅ」

厳しい表情をしつつ、彼の使い魔を呼ぶ。その雰囲気を敏感に察したのか、使い魔の雰囲気も鋭いものが感じられる。

「さて、モートソグニル。 出番じゃ。」


-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-




426 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/18(火) 18:33:53 ID:Um/cL03x
支援

427 :BPZ 4/7:2007/09/18(火) 18:33:54 ID:cFjgDWM3

中央の本塔にあるトリステイン魔法学院の食堂で、ルイズは遅めの食事をとっていた。
本来であれば一斉に食事をとるところだが、彼女の使い魔となったハジの対応に追われ、
気がついたら食事時間のかなり最後の方だった。
周りを見渡すと閑散とした中にちらりほらりと、同じ様に使い魔に夢中になって食べ遅れた二年生が見受けられる。
一、三年はすでに誰もいない。
ルイズは友人と呼べる人間が、まともにいない為、会話もなくただ食事を詰め込んでいた。
通りがかった、カチューシャで髪を纏め、そばかすの残るメイドにパンとチーズ、ワインを包むように命じた。
ハジの分である。

しばらくお待ちくださいませ。という言葉と共に厨房に向かった後姿を意味もなく見つめながら、
先ほどのことを思い出し、徐々に顔が赤くなっていく。


春の使い魔召喚の儀式が終わって、ルイズは念願の使い魔を得て、無事に二年に進級することができた。
が、部屋に帰ってきて、その使い魔と向き合って、どう付き合おうか悩んでしまっていた。

ルイズの夢では、ドラゴンを召喚して、あまりにも巨大なので塔の外に住まわせ、朝になると窓から、おはようと声をかけ、
授業が終わったら、みんなの羨望を一身に受けつつ、その背に乗って空を飛ぶ。とか
グリフォンを召喚して、やはり巨大なので以下略とか。
失敗したとしても、鷲とか狼とかを呼び出して、お前の寝場所はここよ。とか。

そういった、ほのぼのとしつつも自分が飼い主であるという、アドバンテージを持った使い魔ライフを想像していた。

それが、召喚してみれば、どこの貴族の御曹司?といった風情の黒眼黒髪の白皙の貴公子然とした二十台の若者の使い魔。
それも強制的に、ではなく、なんとなくお願いする形になってしまって、マスターとしての威厳もへったくれもない状態。
そこの床で寝ろなんて口が裂けても言えず、そう言えば、寮の原則だったら部屋に入れない大型以外は室内飼いなので、
目の前の青年と同居? え? うそっ!?
なんて思考が巡っていた。

「あ、あ、あ、ああの!」
「はい」
「ちょちょっとそこの椅子に座って、まま、待って、待ってなさい!」

背中に大きな金属製の箱を背負った青年が、特段興味もなさそうに周りを見ているのを放り出して、寮の舎監に相談に行った。
原則は曲げれません。と、どう足掻こうとも、妥協してくれなかった舎監の杓子定規な対応に疲れ果て、
トボトボと引き返してきたルイズは、自室の扉の前で、深呼吸をした。

「ハジは使い魔で私が主人ハジは使い魔で私が主人ハジは使い魔で私が主人。よしっ!」

自分に自己暗示をかけつつ、気合いを入れてドアを開ける。

そこは赤い世界だった。ベッドも机も壁も、すべてが朱に染まっていた。

「ただいま」

ハジは窓のそばで静かに佇み、紅に輝く外を見ていた。

「なにしてるの?」

思わず、普通に問いかけたルイズに、ハジは振り返りもしなかった。

ルイズがカチンときて
「む、む、む、無視するんじゃ」
ないわよ。と続けようとした所に、ハジの静かな声が届いた。


428 :BPZ 5/7:2007/09/18(火) 18:34:57 ID:cFjgDWM3

「世界を見ているんです」

その声はどことなく悲しみを込めた声で、その口調にルイズの怒りも霧散した。
思わず、傍に歩いて行って、同じように窓の外を見る。

「何も面白いものはないわよ? 周りは森だらけだし。」

ルイズにとっては一年間見あきた光景であって、感慨にふけることも、景色に意識を向けることもなかった。
ただの夕焼けの景色。

「静かで、奇麗な景色です」

鳥や動物の鳴き声や葉擦れの音に混じるように、ハジは呟くように答えた。
その声は美しい物を見た時のように、そっとして置きたい物を見た時のように静かな響きがあった。
部屋と同じく紅に染まったハジの顔を、思わずまじまじと見上げた。ふと、自分が寄り添うように立っているのに気がついた。
手を伸ばせば届く位置。
ルイズはあわてて飛びずさった。

「そそそ、そんなことより、ここ、これからの話を、し、しなくちゃ! きゃっ」

慌てて離れたので、ベッドの縁に足が引っ掛かり、後ろに転びそうになって目を瞑ったが、転倒の衝撃はなかった。
恐る恐る目を開けると、ハジの顔があった。ハジが手を引っ張って支えてくれていた。

「あ、あ、あ、ありがとっ! つつ、使い魔だから当然よね!」

慌ててその手を振り払って呼吸を整えるために、そっぽを向いて大きく深呼吸をした。
家の姉がよく読んでいた恋愛詩モドキの状況に、動悸はなかなか落ち着かなかった。

ようやく鼓動を押さえたルイズは、床を見ながら極めて事務的な口調で話した。

「貴方は使い魔で私は主人。使い魔は主人の為に色々と尽くさないといけないわ。視覚の共有とか補佐とか。
でも、ハジはそんなことできないわね」
「ええ」
「あとはというか一番重要なのはコルベール先生の言ったとおり主人の護衛、わわ、私を守ることよ!」
「はい」
「でもハジはあまり強そうに見えないわ」
「そうですね」
「そうですねって、あのねぇ、使い魔は主人を守らないと……、まあ、いいわ、どうせ護衛することなんて無いでしょうし」

よし、普通に会話ができている。この流れのままだ。とルイズは心の中で自分を励ましていた。
なんとなく実家の執事達とのやり取りと彷彿させるようで、徐々に落ち着いてきていた。
ハジが必要以上に静かで、大人だったからかもしれないが。
部屋のランプに火を灯しながら、しばらく逡巡していたルイズだが、ハジに向き直り重大な決意を込めて固い声を発した。
微かに揺れる語尾がルイズの緊張を表していた。

「率直に聞くけど、ハジは貴族?」
「いえ」
「じゃあ、平民?」
「はい」
「魔法も使えない?」
「はい」


429 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/18(火) 18:35:05 ID:T/VMCJ2m
支援

430 :BPZ 6/7:2007/09/18(火) 18:36:06 ID:cFjgDWM3

あっさりと否定したハジの回答で、貴族ではない、魔法は使えないということを知り、ルイズの緊張の糸が切れた。
へなへなとベッドに崩れるように座ったルイズは、そのままパタンと仰向けに倒れた。
いつも見ているベットの天蓋が見える。

「な〜んだ、心配して損しちゃった。じゃあ、ハジって何ができるの?」
「強いて言えば音楽でしょうか」
「楽士ってこと?」
「ええ、そうですね」
「まるっきり平民じゃないの!」
「はい」
「はぁ、やっぱりねぇ、そんなに都合よくいかないか、仕方がないわね、じゃあ、あなたを返すまでは私の使い魔として、
私に従ってよね」
「えぇ」

一気に砕けた口調とその構図はどう見ても我儘な妹を、苦笑しながらも譲歩している兄のような光景だったのだが、
マスターとして必要以上に肩肘を張らないといけないと思っている、当事者のルイズには分からなかった。
幾許かの安堵感と同量の失望感を奇妙にブレンドしつつ、ゆっくりと身を起こした。

ベッドから一番離れる壁にもたれるように立っているハジを見て、なんとなく、強制的に召喚されて怒ってるのかな? と思ったが、
(でもどうしようもないじゃない。私も選べなかったんだし)
と自分の心を無理やり納得させた。

「ところで、その背負っている箱の中には何が入ってるの?」
「楽器です」
「見せて」

気分転換がてらにハジが背負っている箱に話題を向けると、しばらくして、ハジは担いでいた箱を置いて中から楽器を取り出した。
箱を置いた時に、ゴトンとかなり重たいものを置いた音がしたのだが、ルイズには分からなかった。
取り出された楽器は見事な造りの弦楽器だった。
似たような楽器はルイズも見たことがあるが、ここまで流麗で繊細な楽器ではなかった。

「へぇ、奇麗な楽器ねぇ。なんていう楽器なの?」
「チェロと言います」
「何か演奏してもらってもいいかしら?」
「いえ、今は」
「そう、まあ、今日はもう遅いしね、明日にでもお願いするわ」

ハジの軽い拒絶に一瞬ムッとして視線を逸らせた。
気がつくと窓の外は藍色に染め上げられていた。
ランプの芯から、軽く響くちりちりと言う音が静かな部屋に響き渡る。


431 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/18(火) 18:36:28 ID:k41SR5cX
しえーん

432 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/18(火) 18:36:30 ID:iCg8Ysds
支援

433 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/18(火) 18:36:31 ID:T/VMCJ2m
支援

434 :BPZ 7/7:2007/09/18(火) 18:37:10 ID:cFjgDWM3

しばらく二人とも沈黙していた。
というより元々ハジの方から話しかけることなどなかった。ルイズがしゃべって、時折ハジが言葉少なく返事をする。
虫の鳴き声と、なにかの動物の鳴き声、それから、うわーとかひゃーとか言った叫び声だけが静かな部屋のBGMだった。

ルイズは、そろそろ食事に行かなければと思いつつ、肝心なことを言っていない自分に気が付いていた。
というより恥ずかしくて考えるのを避けていた。
相手が平民だとわかっても、自分の使い魔だと知っていても、さすがになかなか切り出せなかった。
意識しないようにすればするほど、どうしても意識してしまう。
始めから平民だ。と思っていればそうでもなかったのだろうが、いまさら過去に戻るわけにもいかない。
今まで、そういった経験がないのだから仕方がない。
男性と一緒の部屋で寝起きすることなど、貴族の令嬢たるルイズは経験したことがないのだから。
どうしよう、どうしようと頭の中で戸惑いだけが飛び交う。
必死でどう言ったらいいのか、自然に聞こえるのか必死でシミュレートした。
暫く視線が部屋中を彷徨っていたが、ルイズは意を決したように姿勢をただした。

「え、え、え、えと、あ、あ、ああのね、へ、平民と貴族が、い、い、一緒に生活するなんてことは、
普通あり得ないけど、は、ハジは私の使い魔だから私の近くにいなければならないの。
だから、これからはこの部屋があなたの部屋となるわ。
ベッドは運び込ませるから、少し待って」
「ベッドは必要ありません」
「え?」
「私は何処ででも寝れますから」
「わ、わ、分かったわ、じゃあ、そこのソファを使ってちょうだい! 私は食事に行ってくるからっ!」

言いたいことを早口で言ったルイズは、真っ赤になった顔を見られないように部屋を飛び出した。



-----------------------------------------------------
終了です
支援、ありがとうです。


435 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/18(火) 18:37:30 ID:T/VMCJ2m
乙っした!

436 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/18(火) 18:38:40 ID:Um/cL03x
GJ、ルイズ可愛いよルイズ

437 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/18(火) 18:46:20 ID:u3d+s4vJ
夕日の部屋の情景が目に浮かぶようです。
GJでした。

438 :BPZ:2007/09/18(火) 18:54:19 ID:cFjgDWM3
ありがとうございますー
そう言っていただけると書いてよかったと思います

439 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/18(火) 19:34:04 ID:eT4rBBMy
ワルドより(性的な意味で)はやーい!

440 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/18(火) 19:46:46 ID:k6SZVEGd
むしろワルド様はやーい

441 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/18(火) 19:56:04 ID:2/epnzxF
>>440
ロイエンタール「そう、それはある夜のこと。我らの主であるミス・ヴァリエールが、
婚約者のワルド殿に、こう仰ったという」
ミッターマイヤー「お、おい、ロイエンタール」

          _,.、-─--;;、.,,_
      ,、-‐''".,:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:,`ヽ,
    /;;:;、:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;.;. ';';:;., ゙i,
    i゙;;i゙ ゙ミ、';';:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;.;'; ;:,.;:, ゙!
     V  ```''ー─┐:;:;:;:;:;:;:;:;:;: |   / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
     ;'     _,,..、   ゙! '' ;:;:;:;:;:;:;: リ   | 
     F;ュ, ‐''f‐tラ‐  ゙i:::r;ニヽ;:; /   | ワルドさま、ベッドの中まで
     ゙! フ `  ̄      l::lf^ ソ;; 〈,     | 閃光のワルドでなくてもいいのよ?
     .レ′_     i゙  リ 'シ'゙;:;:;:リ  ∠  
.     丁___..     /「~ \:;;f゙     \_____________
      ゙!.ー'     //    [_
       ゙!    _,.ィ'゙ / _,.,、-',r{,
       `フiニ´,.、-‐'ニ"-‐''" ,レ」
      _,.」 「rァ''二`vr-  ,.ィニr'゙゙;、_
    ,r'r〃fi|.l |' ( └'^;テ-‐'ニ-''ニ-'_,.>ー--、,_
.  ,((''〃レ''ム lゝ, 二-‐''"´-'゙ '゙r'゙r'゙r'゙r'゙r'"r─-`ヽ、
.  |:`i Yfr=ミ i レ',r'==-''"´ ,r'r'゙r'r'゙r',r'゙、r'゙_、-''⌒゙::i、
  |::::.| リ'し' ノ;' f゙r'ニヽ,.、-''_ニニ--─…:::'''":::::::::::::::::::::ll,

という小ネタをちょうど考えてるとこだった

442 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/18(火) 19:58:52 ID:lbNWsb4a
>>440-441
ワルドフルボッコだなw

443 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/18(火) 19:59:56 ID:eybu+BCa
>>386
待て、それじゃますますおかしい。

凋落 → 篭絡(籠絡)

じゃないのか?

444 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/18(火) 20:02:33 ID:D9nYwLcA
>>443
まとめで修正されてるよ。

445 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/18(火) 20:05:59 ID:fuG7+7N+
>>441
す、すると「青銅のギーシュ」はベッドでは・・・!?

446 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/18(火) 20:07:49 ID:k6SZVEGd
「洪水」のモンモランシー

447 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/18(火) 20:10:20 ID:YV3NXn/l
>>446
お漏らしプレイと申したか

448 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/18(火) 20:12:03 ID:eybu+BCa
>>445
「性豪」のギーシュに決まってるじゃないか!

449 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/18(火) 20:12:47 ID:zZk3QKn0
久々に来たらなんだこの流れw

450 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/18(火) 20:13:35 ID:k6SZVEGd
>>447
そこまでは言ってないw

451 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/18(火) 20:13:54 ID:P6Rl7vAc
じゃあ、雪風のタバサは野外放置プレイか。

452 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/18(火) 20:16:09 ID:lbNWsb4a
「燠火」のケティ・ド・ラ・ロッタ
…「微熱」もそうだが、常時発情中と取れるな

453 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/18(火) 20:17:04 ID:k6SZVEGd
>>451
「せっぷう」と読んで「接吻」
…キス魔か

454 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/18(火) 20:21:20 ID:UpSm+7zK
キス魔、すなわちキスの使い魔
恒例の使い魔召喚の儀式ではキスをしなければ……

なんだ、原作か。

455 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/18(火) 20:21:37 ID:P6Rl7vAc
>>453

其処まで強引に行くなら、切腹プレイで良いじゃん。

456 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/18(火) 20:22:06 ID:E6oZvY7A
波濤のモット伯なんてとんでもないことになるぞwww
MISAKURAレベルの凄いことになるwwww

457 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/18(火) 20:25:17 ID:P6Rl7vAc
>>456

「もっともっと〜おてぃん○ぃん決壊しちゃうのぉぉぉ♪
 ひぐう……ひぐ……びっぐううぇいぶ〜〜〜♪ もう許して、シエスタしゃまぁぁぁあ♪」

とか言うのか?

458 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/18(火) 20:27:51 ID:2/epnzxF
ひょっとして知ってる人の少なそうなネタやったもんだからなんか変な流れになってる?

459 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/18(火) 20:28:17 ID:63c6auyt
>>365
遅レスだが同士よ
もちろん君はキッドを召喚してダジャレ爆弾でハルケギニアを折檻してくれるんだよな?

460 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/18(火) 20:28:21 ID:k6SZVEGd
そういや「疾風」なんてお方もおられたような…

ギトー先生はベッドの中でも(ry

461 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/18(火) 20:28:53 ID:YV3NXn/l
>>457
マジ勘弁www

462 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/18(火) 20:29:34 ID:0k6Wl5CQ
>>457
シエスタの波濤を受け止めるモット伯と申したか?

463 :457:2007/09/18(火) 20:31:00 ID:P6Rl7vAc
>>461-462

ごめん。
某最低の屑だわとか大好きなんだ、俺。

464 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/18(火) 20:31:00 ID:c4gXm1UK
――おっと残念、これは猥談のパターンか。
 じゃあ、この流れはなしだ――

キリキリキリ(時計を巻き戻し中)

465 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/18(火) 20:32:12 ID:BQVOcuzo
>>459
懐かしいよボンボンww
それ見たいです。

466 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/18(火) 20:32:38 ID:1ceJD8L9
バロネス・オルツィ教授ですか?

467 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/18(火) 20:32:42 ID:0k6Wl5CQ
>>464
別スレから出張乙です、■■■■■■■■さん

468 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/18(火) 20:32:50 ID:YV3NXn/l
>>464
おっぱいの神様こんばんは

469 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/18(火) 20:32:56 ID:wSlj1vHY
>>464
姉妹スレからこれもってきた

つ キラークィーン第三の爆弾

470 :457:2007/09/18(火) 20:34:29 ID:P6Rl7vAc
>>469

スイッチを押させるなーーーーーーッ!!

471 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/18(火) 20:34:35 ID:E6oZvY7A
黒い神父で暗黒のファラオで記されざる淫乱魔女女王でスーパーおっぱいな邪神さまじゃないですか

472 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/18(火) 20:34:52 ID:W2vfUryy
>>459
書きたいけど文才ねーよ畜生!

473 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/18(火) 20:35:02 ID:UpSm+7zK
バイツァ・ダスト

1 名前:マロン名無しさん :2007/06/03(日) 10:46:05 ID:RJ+xUZtG
もしもゼロの使い魔のルイズが召還したのがサイトではなかったら?そんなifを語るスレ。

関連スレ
【ジョジョ】ゼロの奇妙な使い魔 召喚4人目
http://anime2.2ch.net/test/read.cgi/csaloon/1180705246/l50

474 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/18(火) 20:36:02 ID:0k6Wl5CQ
ちょっ!w もどりすぎ!

475 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/18(火) 20:37:51 ID:P6Rl7vAc
>>473

つ『メイド・イン・ヘヴン』

476 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/18(火) 20:37:54 ID:c4gXm1UK
――おっと、戻しすぎたようだ。

キリキリキ(バキッ)……あ゛。

477 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/18(火) 20:39:09 ID:Uru45RYE
ここで一つ疑問なんだが…
召喚されるのは一人とは限らないんだよな?

478 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/18(火) 20:41:04 ID:2/epnzxF
>>475
世界が一周してもしもゼロの使い魔のルイズが召還したのがベイダー卿ではなかったら?
とかになってそうだな

479 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/18(火) 20:41:55 ID:T/VMCJ2m
>>477
つ【男塾1号生全員】

480 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/18(火) 20:41:58 ID:E6oZvY7A
魁!男塾が1号生全員召喚とかやってるから
上手くまとめれる自信があるなら複数召喚でもいいんじゃねぇの?

481 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/18(火) 20:42:23 ID:W2vfUryy
>>478
そこはむしろ、あの作品のルイズがキャラに召喚されました だろう

482 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/18(火) 20:42:46 ID:Uru45RYE
>>475
…それって鎧外してるよな?
もしつけてたら契約できないんじゃ…

483 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/18(火) 20:42:49 ID:Tz+H7/re
>472
文才なくても平気で書いているのもいますので、レッツチャレンジ

484 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/18(火) 20:42:51 ID:YV3NXn/l
>>477
わからんがゲートの閉じるタイミングに間に合えば大丈夫じゃないか?
まあ原作では複数召喚は記憶にないけど。

485 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/18(火) 20:42:56 ID:kjo0U9an
>>477
DODのカイムとアンヘルとか、へっぽこのイリーナ&ヒースとかがセットで来てるな

486 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/18(火) 20:43:13 ID:lbNWsb4a
>>447
このスレでも他のサイトでも複数人数召喚ネタは出てきてた


487 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/18(火) 20:44:13 ID:P6Rl7vAc
>>481

だがしかし、『モット伯にガリア王が召喚されてラブコメってます』となっている現実。

488 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/18(火) 20:44:36 ID:Uru45RYE
いや…もしガンダムXの原作終了後のガロードとティファが召喚されたらどうなるんだろうかと…


489 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/18(火) 20:44:56 ID:2/epnzxF
>>477
まあヅノーベースごと来てるビアス様とか
戦艦ごと来てるヤン・ウェンリーとか来てるから一人や二人増えてるところで

490 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/18(火) 20:45:46 ID:c4gXm1UK
>>488
大破したDXにむちゅーっと。

491 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/18(火) 20:46:50 ID:KxByL2xN
>>488
ティファが予知して召喚を避けます。

492 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/18(火) 20:47:03 ID:Uru45RYE
>>490
いや、もち生身の二人だけだぞ?
…まあそれよりも先にモビルスーツがシエスタの村に行ってないとは言えないが

493 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/18(火) 20:47:41 ID:T/VMCJ2m
健太郎と猛を召喚で、二人揃わないとバロム1に変身できないとかだったら面白いかもな

494 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/18(火) 20:48:49 ID:Uru45RYE
>>491
そのティファが率先してガロードを引っ張ったり…はないか

495 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/18(火) 20:48:55 ID:hKqdmwvt
>>492
後付でどうこう言ってないで、書きたきゃ自分で書きなさいな。

496 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/18(火) 20:49:11 ID:E6oZvY7A
モビルースーツを生身で狩るガロード相手にフーケは間違いなくびびる
というか契約されるよりも先に逃げ出しかねん
北斗の拳並の世界で生き延びてるだけあってAWの連中のバイタリティは洒落にならん

497 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/18(火) 20:49:53 ID:kjo0U9an
ルイズがどっちと契約するかが問題だな

498 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/18(火) 20:49:58 ID:KxByL2xN
>>494
ハルケギニア行きはティファにとってなんのメリットもないと思いますが。

499 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/18(火) 20:50:55 ID:YV3NXn/l
二人で一人の奴らとかいいかもな
ヴァイヤとサシャとか。

500 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/18(火) 20:51:13 ID:Uru45RYE
>>495
あいにく原作は2間までしか読んでない、
それ以上は2次のほうで知識を保管してるから…
それと前にガンダム系キャラはこっちこれないと言ってたから・・・
まあGガンは例外な?

501 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/18(火) 20:52:25 ID:W2vfUryy
これないなんて言ってたっけ?
・・・ああ、トレーズ様のスレがあるから・・・

でも基本的にどっちでもいいんだよね

502 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/18(火) 20:52:34 ID:k6SZVEGd
疾風の亀頭

503 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/18(火) 20:52:58 ID:BQVOcuzo
ロストキャンバスより、魚座のアルバフィカ召喚。
薔薇は武器に認定されるのだろうか?

504 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/18(火) 20:54:44 ID:1ceJD8L9
ロボ出すと間違いなくバランスが崩れるから独自展開組めるだけの力量が必要。
出さないならロボ無しで持ち味を出させる力量が必要。
そもそもなんでそいつを出したいと思ったのか、その辺熟考していただきたい。ロボ物に限った話じゃないけど。

505 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/18(火) 20:54:47 ID:YV3NXn/l
>>503
素手で十分過ぎるほど武器なんですが

506 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/18(火) 20:56:09 ID:iCg8Ysds
>そもそもなんでそいつを出したいと思ったのか

そんなん、面白そうだからで十分だろ

507 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/18(火) 20:59:03 ID:kjo0U9an
ガロードとティファはカップルとして完結してるからなあ
今さらガロードが他のゼロ魔ヒロインになびくはずがないし
ゼロ魔ヒロイン勢が揃って当て馬にされるぞw

508 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/18(火) 21:00:50 ID:LdGsGWRe
複数人召喚で素で流されてる夜明けの使い魔に泣いた。
何故か忘れられてることが多いんだよなぁ。

509 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/18(火) 21:01:51 ID:W2vfUryy
考えるべきは執筆理由よりも自らの執筆技術と作品情報!

510 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/18(火) 21:02:30 ID:0k6Wl5CQ
>>507
つまり、二人のラブラブぷりに当てられて
私も恋人つくろっかなーの流れになると申したか?

511 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/18(火) 21:02:40 ID:q8ggLxmw
まぁカオスフレアだし。

512 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/18(火) 21:04:15 ID:YV3NXn/l
カップルの成立してる二人のうち男の方をルイズが呼んで女の方をテファが召喚
(ルーンで)徐々にルイズに惹かれ葛藤する男
日々思いが募りゆく女
再会後揺れ動く男の心……
なんか全く別の話になるな

513 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/18(火) 21:04:24 ID:uZ7lYbwW
ガンダムファイターやゲッターチームは生身の方が恐ろしい気がする

514 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/18(火) 21:05:06 ID:0k6Wl5CQ
まあ、冗談はさておき、原作を準拠する方向でいくなら
複数召喚は厳しいかと、理由としては1学年分の召喚された使い魔が居るのに
だれも複数召喚してない事が原因。
カエルとか鴉とか猫とか鼠とか、複数入っても可笑しくないようなのも単品でよばれてるので
複数はこないものと思われる。

515 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/18(火) 21:05:37 ID:Z3L7H8h6
ロボット物はロボ付きだと短編でないとバランスクラッシャーになるし
かといってロボ無しだとドモンみたいに素で強いのじゃないと
影が薄くなってそのキャラの持ち味が出しづらくなりそうだし難しいのでは?

516 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/18(火) 21:08:10 ID:W2vfUryy
逆に考えるんだ
ロボでも大した事無くて、メイジと渡り合っちゃう奴ってないのか?

517 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/18(火) 21:09:00 ID:uZ7lYbwW
新ゲッターの黒平安京の話をそのまま使うのはどうだろ

518 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/18(火) 21:10:14 ID:BQVOcuzo
>>516
カブタックとかロボタックなんかどう?

519 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/18(火) 21:10:59 ID:kjo0U9an
ロボ物のキャラは大抵ロボとセットで一つのキャラになってるからな
ロボがないとどうしてもキャラが変わってしまうのが多い

520 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/18(火) 21:11:47 ID:wSlj1vHY
カブタックはでけーロボしか記憶にないな
どんなだっけ・・・・・・・?

521 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/18(火) 21:12:16 ID:RX9N/kLj
そういや、超竜神召喚の話があったけど、ああいう合体とは別に自分の分身(または分体)を作れるキャラの場合、
ルーンは増えるんだろうかね?
ガイバーのアプトムとか

彼の場合、粉々になったりしたらルーンが死亡誤認しそうだけど

522 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/18(火) 21:12:55 ID:T/VMCJ2m
ロボはどうしてもメンテの問題が出てくるからな。
長編を書くつもりでいるなら、どうしても長期間稼動し続ける為の言い訳が必要になる。

それとやっぱりバランスの問題。
パワーバランスもそうだが、サイズのバランスも問題。
ロボットがロボットのサイズで活躍すると、他のキャラは何もできなくなる。

523 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/18(火) 21:14:15 ID:lbNWsb4a
>>520
『なななな』という玩具系サイトで特集組んでた。
玩具のレビューとともにカブタックの詳しい説明も載っているので行ってみるよろし。
完璧に畑違いなサイトなのでURLは載せないでおく。すまんがぐぐってくれ。

524 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/18(火) 21:15:05 ID:RpNsAT1A
523ならギルガガントスを召還してみる。

525 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/18(火) 21:15:36 ID:2/epnzxF
>>516
つ メタルダー
ものっそい弱い上にメンテがいるけどな

526 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/18(火) 21:16:33 ID:k6SZVEGd
>>516
コロ助

527 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/18(火) 21:16:40 ID:RX9N/kLj
>>524

ルイズ「あぢあぢあぢあぢ……」

528 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/18(火) 21:17:14 ID:lmzYeiLk
シモンとラガン、ケロロ系統、ナナコ、ハル子とべスパ
覚醒前とかならそこそこいる。

529 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/18(火) 21:17:52 ID:BQVOcuzo
そこでロボコンですよ!
彼ならルイズと共に成長してくれていいと思う。

530 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/18(火) 21:19:10 ID:uCkVvFY+
もしくはロボ自体がメンテ技術持ってるのとかね。
自立行動タイプに限定されちゃうけど。

そう考えるとBALLSだとかは設定的に優秀だな

531 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/18(火) 21:19:19 ID:kjo0U9an
ガーランドとか?
スパロボDでは最強ユニットだが

532 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/18(火) 21:21:19 ID:4ZErzRtU
というかロボものは別にロボ出さなくてもいいじゃない
なんか召還される使い魔は人外レベルで強くて「ギーシュ死んだwwww」とか「ワルド涙目wwwww」みたいなのやらなきゃならん
雰囲気があるが、そうじゃないだろ?ガンダールヴとデルフがストーリー上必ず手に入るんだから、戦力には問題ない
あとは基本的にギャルゲー主人公なパーソナリティに対して、召還されるキャラが違うパーソナリティ持っていれば
クロスオーバーとして十分成立する。ガンダムならヒイロを召還すれば「任務了解」って言いながら取り敢えずは淡々と使い魔やるだろうし
ガロードなら持ち前のバイタリティとティファへの愛で元の次元に戻ろうとするだろう
そういう召還されたキャラとゼロ使い魔キャラとの接触で本編とは違った方向に成長していくから面白い訳で

533 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/18(火) 21:22:16 ID:d+jgaoYY
1ヶ月ほど前からまだまだゲッターのプロットを書いている最中の俺
キャラも展開も良くも悪くも暴走しすぎるから破綻しないように修正するので手一杯_ト ̄|○

534 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/18(火) 21:24:20 ID:ExJvQ3PF
そういえば一週間ぐらい前に今日書くって言ってた奴いなかったか?

535 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/18(火) 21:24:39 ID:qevnlSAd
しかしゼロの傭兵は竜の羽衣がボン太君になってそうで困る

536 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/18(火) 21:25:49 ID:sWzYBXle
>>533
テロや革命を起こそうと策謀巡らす神隼人、「気に食わない」「吼えられた」という理由だけで使い魔蹴り殺す流竜馬、とかですか?

537 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/18(火) 21:27:14 ID:RNhjjEZi
>>536
最後はエンペラーチェンジでハルケギニアが木端微塵だな。

538 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/18(火) 21:27:32 ID:C9IFIZ4Z
>>532
>召還されるキャラが違うパーソナリティ

マザリーニが泣いて喜ぶ人材として銀英伝のキルヒアイス召喚を書いてるんだが、
善人過ぎて面白くない。
やっぱ角があったり破綻してるキャラでないと自分には書けないと痛感した。

皆に愛されるキャラではあるが、それだけに書いていてつらいんだ。

539 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/18(火) 21:29:19 ID:T/VMCJ2m
>>538
まあアンネローゼへの愛とラインハルトに引き摺られたことで軍人になっただけだからなあ。
本人の気質からして軍人も政治家も向いてないよな。

540 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/18(火) 21:29:56 ID:NtpZRXFR
プルートウの人間味溢れるロボット希望

541 :零の雷の人:2007/09/18(火) 21:30:27 ID:6dmAinsm
投下してよろしかですか?

542 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/18(火) 21:30:32 ID:k6SZVEGd
いやむしろブラウンシュヴァイク公を

小娘に平民扱いされて鞭打たれるブラ公萌え

543 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/18(火) 21:30:49 ID:T/VMCJ2m
>>541
かもん

544 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/18(火) 21:31:15 ID:YV3NXn/l
ここらでデルフが自分から店に返してと言い出すほど武器使いの荒い奴を


545 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/18(火) 21:32:16 ID:RNhjjEZi
内閣総理大臣織田信長だな

546 :封仙娘娘異世界編 零の雷 1/4:2007/09/18(火) 21:32:24 ID:6dmAinsm
 第一章  その女の名は

 一


天に浮かぶ巨大な二つの月が、殷雷を冷徹に見下ろしている。
……わざわざそんな表現をしてしまうのは、被害妄想故だろうか。
言うまでもないが、彼の居た世界では月は一つだった。

……ここは本当に異世界なのだろうか。それとも幻覚を見せられているのか。
もしくは彼を陥れるために造り出された大掛かりな舞台装置か――
それらの状況を引き起こせる宝貝を、頭の中で列挙してみる。

甚来旗、望全界、緩終鎖、擬戦盤、塊邪星、廊虚夢、轟武剣――

馬鹿馬鹿しい。彼は自嘲の笑みを浮かべ、本日三十八度目の溜息をついた。
ついでに二十三度目の舌打ちも付け加える。
それらの宝貝は全て、俺たちが苦難の末に回収した物ではないか。
今挙げた分だけではない。七百二十六――己を含めれば七百二十七――の欠陥宝貝は、
長い苦難の末、全て回収した。
旅は終わったのだ。
では、自分が今置かれているこの状況は何なのだ? そもそも一体何の意味がある?
たかが宝貝一つのために大袈裟すぎるのではないか?
……それがどうしても分からない。

――長い旅の間お互いを支え合ってきた、彼の相棒は今どうしているのだろう。
己の失敗が原因とは言え、全ての仙術を封じられ、ただの人間に身を落としながらも
弱音も吐かずに戦い抜いた彼女。
彼女は既に仙人としての力を取り戻している。『元・仙人』などという不名誉な肩書きも
もはや過去の話だ。

……彼女は、殷雷が消えたことに気付いただろうか。
気付いたとしたら、自分を迎えに来るだろうか。
以前と違い、ここは魔法の世界。
来るにしてもわざわざ仙術を封じるようなことはしないだろう。

まぁどちらにせよ、今の彼に出来ることは何もないのだが……

……そういえば、回収の旅を始めた頃の彼女は、今のルイズと同じくらいの年齢だったな。

547 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/18(火) 21:32:37 ID:T/VMCJ2m
>>544
つまりゴクドーくんを…違うか

548 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/18(火) 21:32:41 ID:d+jgaoYY
しまった!コピペするAAを間違えてた!_| ̄|○
テント張ってどうするんだ俺w

ドグラに取り込まれつつ支援

549 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/18(火) 21:33:04 ID:T/VMCJ2m
しまった、支援に切り替えないと

550 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/18(火) 21:35:07 ID:lbNWsb4a
支援だ支援だごーごーごごーごーごごー!

551 :封仙娘娘異世界編 零の雷 2/4:2007/09/18(火) 21:35:59 ID:6dmAinsm
 *

「――――ぬばぁ!」
海坊主のような奇声と共に、ルイズは跳ね起きた。
息が荒く、珠のような汗をびっしりと浮かべている。
「嫌な――すごく嫌な夢を見たわ」
「ほぉ」
「私は恐ろしい魔剣に身体の自由を奪われ、皆を次々と斬り殺すの……」
「それはそれは」
「最後には――私の力を奪い尽くした剣が、人の姿に化けて私を見下ろしていた……」
「夢で良かったではないか」
「あ、あのおぞましい顔……ダメ。思い出すだけで……」
「その魔剣とやら、こんな顔をしていなかったか?」
「ぎゃ――――――――――――――――!!」
絹を裂く、と言うには少しばかり色気の足りない悲鳴を上げ、ルイズの意識は再び闇へと落ちた。

何だこの三文芝居は。

……話が進まないので、殷雷はルイズを叩き起こした。
「夢じゃなかったとはね……」
「現実だ」
夢だと思いたいのは殷雷にとっても同じなのだが。
突然、ルイズがベッドの上で飛び跳ねた。
「――そうだ授業っ!?」
「もう夜だぞ」
「……ぐぁああああああぁ」

――ここはルイズの自室だった。
昼間の大爆走人間砲弾事件(仮)の後、気絶したルイズは医務室へと運び込まれ、
『治癒』の魔法を受けた。
殷雷の居た世界には治癒系の仙術はほとんど存在しない。
皆無というわけではないが、膨大な力が必要になるため、非常に効率が悪いのだ。
木箱が緩衝材になったお陰で彼女の怪我はそう大した物でもなかったのだが、
それでも見る見るうちに傷が塞がっていくのは驚くべき光景だった。
ただ、全ての傷が癒えても一向に目を覚まさないので、結局彼女の自室へと戻ったというわけだ。
十二畳ほどの広さの部屋の光源は、全て机の上の燭台(らしき物)によって賄われている。
昼間のように、とはいかないまでもこれで十分だった。

「……あんたのせいで授業サボっちゃったじゃない」
「その件に関しては謝る。すまん」
使用者を危険に晒してしまったという負い目からか、殷雷は素直に謝罪した。
武器の宝貝ともあろう者が平和ボケしていたなど、恥晒し以外の何物でもない。
「ん、わ、分かればいいのよ、うん。分かれば」
殷雷のような相手にこうも素直に謝られると、逆に困惑してしまうルイズであった。

552 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/18(火) 21:36:10 ID:T/VMCJ2m
支援

553 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/18(火) 21:37:51 ID:GwgxJOGk
支援

554 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/18(火) 21:38:18 ID:di7qBUio
支援

555 :封仙娘娘異世界編 零の雷 3/4:2007/09/18(火) 21:38:35 ID:6dmAinsm
 *

ドンドンドン。
「ちょっとルイズー? 何なのよさっきの大声はー?」
不機嫌そうに扉を叩く音と、それに劣らず不機嫌な声。
先ほどの悲鳴を聞きつけ、隣人が文句を言いにやって来たのだ。
すぐに扉が開いた。
「何だ。鍵掛かってないじゃない」
正確に言うと、鍵は壊れていた。より正確に言うと、鍵は壊してしまった。殷雷が。
伸びたルイズを背負って部屋に戻って来た時、鍵が見つからなかったのだ。
恐らく木箱に激突した時にでも落としたのだろう。
面倒だった殷雷は、とりあえず最も短絡的な行動で扉を開けたわけだ。
……もちろん、それでもできる限り直しやすいような壊し方をしたつもりだが。

部屋に入ってきたのは『微熱のキュルケ』こと、キュルケ・アウグスタ・フレデリカ・フォン・アンハルツ・ツェルプストー。
燃えるような赤い髪と褐色の肌、そして何よりその豊満な胸がルイズとは対照的な娘であった。
「……相変わらず地味な部屋ねぇ」
「そりゃあんたから見ればそーでしょうよ」
ルイズにしてみればキュルケの部屋の方が派手すぎるのだ。あらゆる意味で。
「あたしの部屋は来客が多いからね」
「男にだらしないだけじゃないのよ」
二人の間で火花が散る。……誰が見ても一目で分かる、犬と猿であった。


556 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/18(火) 21:38:45 ID:YV3NXn/l
支援

557 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/18(火) 21:38:50 ID:T/VMCJ2m
支援

558 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/18(火) 21:39:30 ID:lbNWsb4a
たぶんキュルケが猿だね支援

559 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/18(火) 21:40:44 ID:GwgxJOGk
支援

560 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/18(火) 21:41:17 ID:k6SZVEGd
赤毛猿か
…なんか既視感が

561 :封仙娘娘異世界編 零の雷 4/4:2007/09/18(火) 21:41:24 ID:6dmAinsm
「――で、わざわざそんな事を言うために来たわけ? こんな夜更けに」
大声を出したことを咎めるだけなら部屋の外からで十分のはずだ。
「せっかくだから『ゼロのルイズ』が召喚したって言う、噂の使い魔を一目見ておこうと思ってね」
「私の部屋は見世物小屋じゃないわよ!」
俺は見世物扱いか、と突っ込みたい気持ちもあったが、この二人の会話に割り込む気にはなれなかった。
「そうよね。じゃあ、見物料はいらないわね」
――この牛野郎!
売り言葉あれば買い言葉あり。売って買って買って売って。
言葉の即売会とでも言ったところか。……取り扱うのが言葉の内はまだ平和なものだが。
怒りの臨界点を超えたルイズが杖を振り上げた辺りで、殷雷が割って入った。
……さすがにこれ以上放置すれば、流血沙汰になる。
「俺がその、ルイズの使い魔だが」
名乗り出るまでもなくキュルケは気付いていた。当然と言えば当然だが。
ジロジロと物色するような視線で眺め回すキュルケ。
「ふぅん……なかなかいい男じゃない。インテリジェンスソードだって聞いてたけど?」
「そのインテリ何とか言うのはよく分からんが、俺は刀の宝貝だ。名は殷雷」
「インライ、よろしくね。あたしはキュルケ・アウグスタ・フレデリカ・フォン・アンハルツ・ツェルプストー。
 二つ名は『微熱』。微熱のキュルケよ」
……この世界の人間はどうしてこうも名前が長いのか。と言うか、どこからどこまでが名前なのやら。
「さっき『噂の』とか言っていたが……噂になっているのか?」
「そりゃ、あんだけ派手にやればねぇ」
もっともな話ではある。……どうもこの世界に来てから調子が悪いような気がする。
「お前にも使い魔はいるのか?」
「――そうよ! あんたも見せなさいよ、使い魔を!!」
ここぞとばかりに口を挟むルイズ。
キュルケはあっさりと答えた。
「部屋で寝てるわ。もう遅いしね」

……そう言えば、今何時だろう。
そろそろ就寝しなければ明日の授業に差し支えるのではないか。

「ン……そろそろ部屋に戻るわ。あたしも眠くなってきたし」
「ちょっ、話はまだ終わってないわよ!」
「じゃあね、インライ。また明日」
ルイズの罵声を無視し、キュルケはさっさと部屋を出て行ってしまった。

「……なんなのよ、あいつは!!」
俺に言われても困る。とは思っても口には出さなかった。
ルイズが目覚めてからまだ小一時間も経っていないのだが、結局また改めて寝ることにした。
「あんたは床で寝なさい!」
ルイズの機嫌はまだ直らない。
殷雷は特に反論もせず、刀の姿に戻り床に転がった。
……全く反論もされないというのも、それはそれで拍子抜けしてしまう。
どこまでも難儀なご主人様である。

「……………眠れない!」

黙って、寝ろ。
殷雷刀は無視を決め込んだ。

562 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/18(火) 21:41:49 ID:T/VMCJ2m
支援&乙

563 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/18(火) 21:43:12 ID:UXmzWCXm
支援中に失礼

ローゼンメイデンでSS書いてる最中です
ですがこのような事は初めてで、勝手が分かりません


ここの「書き込む」欄にただ貼り付けるだけでいいでしょうか?
また、これで「下げ」になっていますか?
他のSSと重ならない、と言うほかに何か他に気を付ける事はないでしょうか

564 :零の雷の人:2007/09/18(火) 21:44:27 ID:6dmAinsm
今回はここまでです。
・・・それにつけても、ペンは(PCだけど)のノリは絶好調なのに全然話が進まねえ!

・・・ギーシュ登場は次の次辺りかな。


あ、後付ですが前回及び前々回の話は「第零章  くちづけよりも熱い左手」ということで。
で、今回が第一章。

565 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/18(火) 21:45:08 ID:wSlj1vHY
>>563
分かったまずは1ヶ月ROMだ

566 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/18(火) 21:46:24 ID:o7g9TWqC
>>514
始祖ブリミルは同時に四人の使い魔を使役していたっぽいので
虚無の使い手は特別なんだよとの強弁は可能だと思う
もっとも、その場合はジョゼフらの扱いをどうするつもりだ?
となって、話の展開が難しくなるのは確実なのでお勧めはしない

567 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/18(火) 21:46:40 ID:6H0mGOwH
>>563
せめて、投下終了宣言見るまでそういうレスを書かない事を覚えるといいよ。

568 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/18(火) 21:46:44 ID:lbNWsb4a
ぱおぺい乙〜
やっぱりなんだかんだで丸くなってるよね殷雷

569 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/18(火) 21:46:47 ID:4UJcHMqH
>>563
とりあえずテンプレよめ
まずはそれからだ

そして娘娘のひと支援忘れてたぜ支援

570 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/18(火) 21:47:27 ID:W34wGMCD
ボス&ボロット召喚

コルベールでもメンテ可能でね?

571 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/18(火) 21:48:17 ID:k6SZVEGd
まあ「一心同体である」と強弁できるようなキャラが無難かね

572 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/18(火) 21:48:36 ID:W2vfUryy
いきなりやると出る杭のように叩かれる
沈黙の期間を持って、自身と技量を養うが良い

573 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/18(火) 21:48:48 ID:Ex6PKiOA
>>563
昨日か一昨日も投下中になんかやって叩かれてた人居たと思うよ。
せめて過去ログ十日分くらいは読んでからどうぞ

574 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/18(火) 21:50:46 ID:h1eeB4gr
>>563
ちなみにROMるってーのは、書き込みを一切せずにスレを読むだけに止めることね

575 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/18(火) 21:52:29 ID:irkKZbzA
>>573
色々な人が注意しているけど日を置いてもフルボッコにされる
可能性はあるから泣かないように心構えをするべし。

576 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/18(火) 21:53:40 ID:di7qBUio
娘娘の人乙です

ロボ系はロボ自身が自分の構造とか熟知してればコルベールに指示出してメンテできるんでは?
というかそんな設定で書こうかと考えてるんですが

577 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/18(火) 21:56:22 ID:W2vfUryy
ボロットはシンプル構造過ぎて逆に謎が多いよな。表情豊かだし

578 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/18(火) 21:57:35 ID:BkujLk12
原作ではルイズの失敗魔法には威力が有るようにはどう考えても見えないんだけど。
なんで、このスレではワルキューレやフーケのゴーレムをぶっ飛ばしたりさせるわけ?
原作で出来ない事を無理矢理やらせるのはどうかと思うね。

579 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/18(火) 21:57:45 ID:lbNWsb4a
いろいろ聞きたい事があるのはわかるから、まずはタイミングを計ることをおぼえようぜ。
職人さんの投下中は本気で怒られるからダメ、ゼッタイ。

それと聞きたい事は要点を絞ること。
ちょっとログを漁ればあっさり答えが見つかるなんてのもよくあるから
>>573の言うようにログをざっくりでいいから読んでこよう。

580 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/18(火) 21:58:04 ID:BQVOcuzo
コルベールに是非ともタタミカーを解析して頂きたいな。

581 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/18(火) 22:02:48 ID:uCkVvFY+
>>563

毎回sageとメ欄に入れとくこと。つまりそれでOK。
投下前、後に宣言を入れること。
連続で書き込みしすぎて規制を喰らわないように気をつけること。
規制喰らった場合は速やかに避難所代理にて代理投下依頼をすること。
あとはコピペで書き込みを押すだけ。
一度に投下できる量がきまってるから適度に区切りつつ投下することに気をつけて。

がんばってくれろー

582 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/18(火) 22:03:27 ID:T/VMCJ2m
>>578
原作を読み返してから来てね

583 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/18(火) 22:04:09 ID:yw+ONwI6
ロボット召喚・・・超人機メタルダー、機動刑事ジバン、捻ったとこでシャドームーンとかハカイダーか?

弱いロボキャラとなると思い付くのは、ロボコンくらいだよ。


584 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/18(火) 22:04:34 ID:xflCbOKd
>>578
1巻だけでいいからもっかい読んで来い

585 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/18(火) 22:05:40 ID:YeBYql4r
流れを完全に無視して爆撃


『リチャード・キンブル』職業医師
正しかるべき正義も時としてめしいることがある

彼は身に覚えのない召喚で使い魔の身分を宣告され
移動の途中爆発事故にあって辛くも脱走した

孤独と絶望の逃亡生活が始まる
髪の色を変え重労働に耐えながら
故郷へ帰る方法を探し求める

彼は逃げる執拗(しつよう)な『ルイズ』の追跡をかわしながら
現在を今夜をそして明日を生きるために

〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
前スレの特攻野郎に触発されますた
オープニングナレーションねた
わかる人が居るかは気にしない

586 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/18(火) 22:05:42 ID:UXmzWCXm
さっそくのご説明と忠告の数々、痛み入ります

なにぶん初めての事で、失礼致しました

稚拙な駄文ゆえ、満足していただける出来になる保証はできかねますが
もし完成しましたら、ここに発表出来れば、と思います

では、失礼します。ありがとうございました

587 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/18(火) 22:06:44 ID:T/VMCJ2m
>>576
いくらコッパゲでも電気系統は無理だろう。
そもそも電気という概念がないし。
ギアとかクランクとか、機械的なところは多少複雑でも教えてもらえば何とかなるかもしれないけど。

588 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/18(火) 22:08:11 ID:ww4j+e5m
直接のロボット召喚ではないがジョセフが種のクルーゼ召喚ってのは考えてた
凄く似てるんだよね、自分が狂ってることを自覚してる基地外だし
コンプレックスの塊で己を卑下して憎しみを世界にぶつけてはいるが
ソレが下らないって自覚してるところが

589 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/18(火) 22:09:01 ID:q8ggLxmw
>>585
『逃亡者』かな?
また懐かしいものを……。

590 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/18(火) 22:09:56 ID:C9IFIZ4Z
>>585
実は友人の才人が本物のルイズの使い魔ですかw

591 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/18(火) 22:10:02 ID:1lhJoXXA
そういや殷雷て呪いをかけられると人型を取れなくなる話があったような
ここでの契約のルーンはのろいの類ではないのかな

592 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/18(火) 22:10:17 ID:d+jgaoYY
スパロボWとかやっていると種は作り手しだいでかなりの良作に化けるんだと思う

593 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/18(火) 22:11:30 ID:q8ggLxmw
>>592
新シャアからの誤爆かい?

594 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/18(火) 22:11:35 ID:h1eeB4gr
>>588
それ面白そう。できた時は是非トレーズスレにも一緒に(ry

595 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/18(火) 22:12:01 ID:YV3NXn/l
>>592
素材はいいんだよ
素材は

596 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/18(火) 22:12:03 ID:v7JclwRO
>>578
釣られるが、とりあえず何でフーケが宝物庫破壊に成功したかだけでも読み返したほうがいい
ところでここじゃフーケよりもマチルダさんと呼称されやすくなってきたな

597 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/18(火) 22:14:52 ID:k6SZVEGd
土くれのブーケ

598 :593:2007/09/18(火) 22:15:00 ID:q8ggLxmw
うっかり読み飛ばしてたー……ハズカシー。

599 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/18(火) 22:17:12 ID:YV3NXn/l
>>597
そんな毎回投げる度誰か打撲を負ったりつかみそこねて崩れるブーケは嫌だ

600 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/18(火) 22:19:09 ID:W7QI676C
種は本当に作り手次第で化けるよなー
個人的にはゼンダムとかをプラハのネットカフェで徹夜して見ていたのが懐かしい。
まあ、本当に作りこめる気がするなら作ってみたら?

601 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/18(火) 22:20:03 ID:fSU8qZsM
>596
 虎蔵とかクロコダイルに雇われていたり
 王大人に救われたり
 オーフェンと姉弟になったりしてるからな
反対にワルド以上に酷い目にもあってる

602 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/18(火) 22:21:00 ID:Qk0HZSDA
「グッドモーニング、エンジェル!」
「「「グッドモーニング、オスマン!」」」


ごめん何でもない

603 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/18(火) 22:21:22 ID:CFYGdKgi
そんな訳でマチルダさんの可愛いSSを知らんかね
ゼロ魔で一番可愛いのはマチルダさん
異論は認める

604 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/18(火) 22:22:14 ID:BkujLk12
>>596
原作を読み返すのはそっちだろ
爆発は小さいだろ
フーケのゴーレムは表面を削っただけだし
まあ、シュブルーズとルイズが黒板に叩きつけられただけな事から考えるに
爆発時間が長いが威力の小さい爆発と見るのが常識的だ

605 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/18(火) 22:22:20 ID:k6SZVEGd
オールドオスマンサンコン

後悔はしない

606 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/18(火) 22:23:19 ID:h1eeB4gr
>>604
ちょ〜っと待った!そこから先は避難所の設定スレなんだぜ〜

607 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/18(火) 22:23:33 ID:hVixZ9vH
>>599
大丈夫、投げる人がまだ結婚してないから、そんなブーケは飛んでこない。

あれ、何か外で土砂崩れみたいな音が

608 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/18(火) 22:24:33 ID:BQVOcuzo
「侍の使い魔」の人のささくれのフーケには笑った

609 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/18(火) 22:26:12 ID:12gn5z0e
>>604
そういうことは避難所で言ってくれ

610 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/18(火) 22:26:36 ID:BkujLk12
>>606
了解。でも、人いるのかねぇ。

611 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/18(火) 22:26:45 ID:zaRe9+4I
>>580
ウル忍懐かしい
でもあれは絶対科学ではない

612 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/18(火) 22:28:39 ID:wBoYxYFv
ルイズがミニ四駆召喚!





ルイズ「え、オチは?」

613 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/18(火) 22:29:06 ID:QWB7vLWE
ロボと聞いてロボポン思い出した俺、参上

614 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/18(火) 22:30:28 ID:lbNWsb4a
あれ、>>607は何処に行ったんだい?
…ん?なんでこんな所に土饅頭が?

615 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/18(火) 22:30:43 ID:hHmKNnL0
>>604
これまでのクロス作品じゃ練金で爆破してるのがほとんど。
とりあえず練金での爆発はこれまでの描写から内部からぶっ飛ぶ爆発のよう。
で、ギーシュやフーケのゴーレムをぽんぽん爆破してたのは練金で内部破壊してたからかと。

かんしゃく玉を手の平で爆発させても焼けどするだけだが、握りこぶしの中で爆発させると手が吹っ飛ぶと
アルマゲドンで言ってたぜ!

616 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/18(火) 22:31:08 ID:fSU8qZsM
>612
 ダッシュ!ルイズかそれとも虚無姉妹ルイズ&テファ?
 

617 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/18(火) 22:32:24 ID:+DP9Wu5B
ルイズがメガトロン召喚



名前聞く前にメガトロンが名乗り上げやりそう

618 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/18(火) 22:32:23 ID:YeBYql4r
またしても流れを完全に無視した爆撃


「ここは何処だ?」
「トリスティン学園だ。」
「何が欲しい?」
「使い魔だ。」
「どっちの味方だ?」
「いずれ判る。さぁ契約するんだ。使い魔だ、使い魔だ。」
「従うものか!」
「どんな手段を講じてでも契約する。」
「名前を言え?」
「新しいNo.0.だ。」
「No.0とは何だ?」
「お前はNo.6だ。」
「番号なんかで呼ぶな!私は自由な人間だ...」

〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
またナレーションネタ
やっぱり知ってる人が居るかは気にしない

619 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/18(火) 22:32:57 ID:fLiuJdou
徳田ザウルス(´;ω;`)ウッ

620 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/18(火) 22:33:35 ID:3IL6MD4J
>>612
ミニ四駆は、アストロノーツの訓練に最適なんだぜ!

621 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/18(火) 22:35:29 ID:UEf+Iw/D
「俺がハマーだ!」召還

「あんな戦艦落とすのなんざ俺のハニーが居ればケチャップのフタを開けるよりカンタンだぜ!」

ドカーン

その筋のやつらに警告だ!虚無の扱いには気をつけろ!

622 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/18(火) 22:35:33 ID:RNhjjEZi
>>612
ミニ四駆は縄文時代からあるんだぜ!

623 :子守唄:2007/09/18(火) 22:36:43 ID:d+e6oPHx
歩道が空いているようなら投下したい。

624 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/18(火) 22:37:14 ID:fLiuJdou
さあこい支援する

625 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/18(火) 22:37:35 ID:T/VMCJ2m
地下道も横断歩道も空いてるぜ

626 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/18(火) 22:37:54 ID:wBoYxYFv
落ち着けハマーD支援!

627 :白き使い魔への子守唄 1/7:2007/09/18(火) 22:38:31 ID:d+e6oPHx
白い仮面を着けた記憶喪失の男は、とりあえずルイズの部屋で事情を聞かされた。
使い魔を呼び出すサモン・サーヴァントの儀式で、黒い霧を呼び出し、
そこで"大きな身体の何か"と契約を、コントラクト・サーヴァントを交わしたはずなのだが、
霧が晴れてみたらそこには仮面の男がおり、胸には使い魔のルーンが刻まれていた。
それを聞いた仮面の男は、ようやく自分が使い魔であるという事を不承不承ながらも認めた。
が、ルイズは認めなかった。

   第2話 荒ぶる白の主

「なぜだ。こうして契約とやらをしてしまった以上、私は君の使い魔なのだろう?」
「違うわよ! 私が契約したのは、大きくて、鋭い眼と牙をした幻獣なの!
 メイジと使い魔は一生のパートナーで、家族も同然だっていうのに、
 何であんたみたいなみょうちくりんな平民を使い魔にしなくちゃならないのよ……」
「平民? ……素性の知れない自分が、平民だという確証はあるのか?」
「だって、マント着てないし、杖も持ってないでしょう? 貴族な訳ないじゃない」
「そうか、なら私は平民なのだろう。だが、貴族か。よく解らんな。
 貴族や平民といった格差は理解できるが、なぜマントや杖を持っていると貴族なんだ?
 足腰の悪い者なら、平民でも杖くらい使うだろう」
ルイズは呆れ返りつつも、仮面の男が記憶喪失なのだと思い出して、
面倒くさいという態度を全面に押し出しながら説明を開始した。
「貴族はみんなメイジなの。メイジは魔法を使うから、杖を持ってるのよ」
「魔法……。法術のようなものか」
「ホウジュツ? 何よそれ?」
「私のいた所ではそういうものがあるんだ。
 記憶喪失といっても、何から何まで忘れているわけではないからな」
男は仮面で顔の上半分が隠れているため表情を読みづらいが、
口は見えているため、彼が苦笑したのがルイズには解った。
「ねえ、ところでその仮面、本当に脱げないの?」
「ここに来る途中、引っ張ってみたのだが……無理なようだ」
「ちょっと貸してみなさいよ」
ルイズの白く細い指が男の仮面を掴み、遠慮ゼロで力いっぱい引っ張る。
「アダダダダダダダッ!」
悲鳴を上げる男を無視してルイズは仮面を引っ張り続けるが、仮面ははずれなかった。
「何なのよこれ?」
「それが解れば苦労はしない! 仮面の記憶は無いんだ。……はぁっ、何でこんな事に」
「それはこっちのセリフよ。まったく、平民の使い魔だなんて最悪だわ。
 とはいえ、一応私の使い魔なんだから、私の言う事を聞くのよ。いい?」
「解った解った。君の声を聞いていると、何だか知らんが逆らう気になれん」
「ふふん、なかなか従順じゃない」
「まるで娘のわがままを聞いているような――」
仮面の男が漏らした余計な一言により、ルイズの膝蹴りが男の鼻を強打した。
彼は鼻血をこぼしながらその場にうずくまり、ルイズの部屋の床を赤く染める。
微塵もいたわられる事無く仮面の男はルイズから洗濯などを命じられ、
ルイズは仮面の男の前だというのに構わず着替えをしてベッドに入った。

628 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/18(火) 22:38:52 ID:T/VMCJ2m
支援

629 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/18(火) 22:40:05 ID:7HAanlEJ
>>621
立て篭もり解決するために立て篭もったビルごと吹っとばす刑事ですかw

630 :白き使い魔への子守唄 2/7:2007/09/18(火) 22:41:08 ID:d+e6oPHx
翌朝、目を覚ました仮面の男は室内に射し込む朝日に目を細め、
窓を大きく開けると深呼吸をする。清々しい朝の空気が肺を満たした。
「やれやれ。毛布一枚で寝るのは、さすがにつらかったな」
と、ついさっきまで寝転がっていた床を見て、男は溜め息をつく。
平民の使い魔である彼に与えられた寝床は床で、毛布が一枚与えられただけだった。
この先ずっとこんな扱いではやっていけない。
というより、使い魔なんてやりたくないというのが本音だ。
しかし自分は記憶喪失の身、行く宛てはまったく無いのだ。
それに自分の記憶に残る常識や知識は、目覚めてから目にしたもの大きく食い違っていた。
人の名前、容姿、衣類、建築物など、彼はそれを"西洋的なもの"として認識している。
西洋文化を否定するつもりは無いが、
自分にとってそれほど馴染みのあるものではない気がする。
記憶喪失になる前、自分がどこでどんな暮らしをしていたのかは解らないが、
家を思い浮かべれば木造建築が思い浮かぶ。
そう考えると自分の着ている服も、その建築物の文化とよく似合う。
だから、自分が大道芸人か何かというのは恐らく間違いで、
この西洋文化を持つトリステインから遠く離れた異文化の地より召喚された異人なのだろう。
召喚された時の学生達の反応を見ると、どうやら自分の住んでいた國と、
ここトリステイン王国には国交どころか互いの存在さえ知らない可能性が高い。
「……ん? となると、なぜ言葉が通じるんだ?」
異境なのだから、言語も違って然り。
それでも言葉が通じているのだから、何か理由があるのだろうが。
彼が思案にふけっていると、ベッドから「う〜ん」といううめき声が聞こえた。
そういえば朝になったら起こすよう頼まれていたと思い出した彼は、
ベッドのかたわらに行きルイズの肩を揺さぶった。

「ルイズ。朝だ、起きるんだルイズ」
「ムニャムニャ……。……大きくて……が硬そうで……黒い……」
「……いったい何の夢を見ているんだ、この娘は」
とりあえずこれ以上夢の続きを見させては情操教育に問題があると判断し、
仮面の男はルイズの被っているシーツを剥ぎ取った。
「むっ……」
で、ルイズのネグリジェ姿。
凹凸が少ないというより無い。これなら守備範囲外だから、問題ないはずだ。うん。

631 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/18(火) 22:41:24 ID:q8ggLxmw
>>618 プリズナーNo.6? そしてうたわれる支援

632 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/18(火) 22:41:31 ID:irkKZbzA
支援

633 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/18(火) 22:42:16 ID:GRkQ83Ob
元ネタエロゲーじゃねーか

634 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/18(火) 22:42:36 ID:BkujLk12
>>615
錬金って対象物が見えなくてもできるのか?
いつも視認してる状況でしか使用してないが

あと、ワルキューレは逆に構造的に弱い部分が吹き飛んで大したダメージにはならんでしょ。
戦車のブロウパネルみたいな

635 :白き使い魔への子守唄 3/7:2007/09/18(火) 22:42:41 ID:d+e6oPHx
「うぅっ……う? ……あんた誰?」
「早く目を覚ましてくれ、朝になったら起こすよう言ったのは君だろう」
「あぁ……そういえば、昨日呼び出して……ううん、私が呼び出したのは……」
「いいから、早く着替えて」
「着替えさせてー」
「やれやれ、仕方ないな」
本来なら「子供じゃないんだから自分で着替えろ」と言うべきなのだろうが、
ルイズの声はどこか懐かしい気がして、まるで娘のわがままのように感じてしまう。
少しでもそういう感情が湧くと、とことん甘やかしてしまうタチらしい。
それに、この声の少女の面倒を見てやるというのは、なぜか心があたたまる。

――まるで、面倒を見てやれなかったもう一人の娘に、ようやく構ってやれているような。

着替えや洗顔を済ませ身支度を整えたルイズは、仮面の男を連れて部屋を出た。
すると隣室から出てきた赤髪に褐色の肌の美女と遭遇する。
その色っぽい雰囲気に、仮面の男は思わずゴクリと生唾を飲み込み、
ルイズに足の甲を思いっきり踏みつけられた。
「アッー!」
「何見惚れてんのよ! この馬鹿ッ!」
「あ、いや、男のサガというか何というか……」
そんな二人を見て、赤髪の美女はカラカラと笑う。
「おはよう、ルイズ。本当に人間を使い魔にしちゃったのね」
「おはようキュルケ」
本当は召喚したのはこんな平民じゃなく、
鋭い双眸と牙を持つ巨躯の幻獣だと言いたかったが、
コントラクト・サーヴァントの時に場を包んでいた黒い霧のせいで目撃者ゼロだし、
この状況で何を言っても言い訳や負け犬の遠吠えにしか聞こえないだろうと、口をつぐんだ。
一方仮面の男は、二人の挨拶で目の前の美女がキュルケという名前と理解する。
そして、キュルケのかたわらにいる珍妙な生物に目が行った。
「そこの、トカゲのような生き物は何だ?」
「知らないの? サラマンダーよ」
キュルケは散々サラマンダーの自慢をして、ルイズを悔しがらせ、
仮面の男がそれなりに感心した反応を見せるのに満足するととっとと先に行ってしまう。
ルイズは地団駄を踏んで仮面の男を怒鳴りつけた後、彼を連れて食堂へと向かった。

アルヴィーズの食堂に着いたルイズは、仮面の男を床に座らせ貧しい食事を与えた。
彼が「これが貴族の平民に対する扱いか?」と訊いてきたので、
「これはメイジの使い魔に対する特別なはからいよ」と寛大な自分をアピールしてやる。
が、仮面の男にとっては貴族という存在そのものに不審を抱かせる言葉だった。
使い魔でこの待遇という事は、平民はそれ以下という事だろうか――と。
圧制に苦しむ民の姿が、一瞬だけ脳裏に浮かぶ。
自分はそういう人達を知っている。知っていて、一緒にいて、そして……そして……。
それ以上、男は何も思い出せなかった。
きっかけがあれば思い出せるかもしれないが、今は、何も。

636 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/18(火) 22:42:59 ID:q8ggLxmw
>>633 >>1を読むんだ。そして白皇さんも大変だ支援

637 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/18(火) 22:43:18 ID:2/epnzxF
仮面と記憶喪失の男ということでジルオールのサイフォスかと思った支援

638 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/18(火) 22:43:31 ID:fLiuJdou
支援
そう言えばムツミと声一緒だなw

>>633
内容がエロくなければこっちでおk

639 :白き使い魔への子守唄 4/7:2007/09/18(火) 22:43:49 ID:d+e6oPHx
授業の時間になって教室に入ると、そこには他の生徒とその多種多様な使い魔がいて、
それらからルイズと仮面の男は早速注目を集めた。
『ゼロのルイズ』と『平民の使い魔』という組み合わせをあざ笑っているらしい事は、
仮面の男にもすぐ解ったが、ルイズの名前の上についている『ゼロの』の意味は解らない。
「なぜ『ゼロのルイズ』と呼ばれているんだ?」
「……メイジは、二つ名を持ってるものよ」
「二つ名か。ゼロの……ゼロ……」

見てはいけない、と自覚しながらもつい、見てしまう。ルイズの胸を。
そしてしてはいけないと思いつつもしてしまう、納得を。
うむ。確かに、ゼロのルイズだ。
肘が鳩尾に入る。
「ゴフッ!」
「何を想像してんのよ! あんたは!」

そんな感じで周囲に笑いを提供しながらルイズは席に着いた。
仮面の男は当然というか、床である。
とはいえ男は特に苦には思っていなかった。
椅子に座るより床に座る方が身体が慣れているように感じるのだ。
とはいえできれば座布団の一枚くらい敷いて座りたいのが本音だが。
しばらくして赤土のシュヴルーズという、土系統の魔法を教える教師がやって来た。
今は失われた系統魔法である『虚無』を合わせて全部で五つの系統があり、
『火』『水』『土』『風』の系統があるそうだ。
(ふむ……火と水と土と風。これは四大元素と判断していいのか?
 それに、この四つ、覚えがある。法術も基本はその四つを使っていたはずだ)
ふと、頭に浮かぶ金髪と美女と銀髪の美少女。
前者は白い翼を持ち、後者は黒い翼を持つ。
彼女達が、自分の記憶にある『法術』という能力を使っていたような気がする。
もしかして文化が違うといっても源流は同じなのかもしれない。
いや、しかしそうなると『虚無』はどうなる?
『光』と『闇』もあったような気がするが『虚無』とは違うのではないか。
――と考察をしていると、赤土のシュヴルーズは土系統の素晴らしさを多いに語り、
金属の製造や加工、建築や農作物の収穫にも密接に関係していると説明した。
つまり生活基盤を魔法で支えているらしいが、
彼の記憶にある世界では鍛冶屋が製鉄し、大工が建築士、農民が田畑を耕していた。
単に法術より魔法の方が発展していて、この國では生活に関わるほど重要なだけなのか、
もしくは法術と魔法がまったく異なる能力というだけなのか。
考えれば考えるほど解らない。
記憶喪失の身で難しい事柄を考えるというのは相当の苦行だった。

640 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/18(火) 22:44:39 ID:q8ggLxmw
>>634 投下中にうだうだ言う事じゃないな……というか誘導された所に素直に行くべきじゃないかと。支援

641 :白き使い魔への子守唄 5/7:2007/09/18(火) 22:45:08 ID:d+e6oPHx
シュヴルーズの授業は興味深いものだったが、
記憶喪失のせいなのかよく解らない単語も混じり、仮面の男を混乱させる。
小石を真鍮に錬金するのを見て、それは錬金ではなく原子配列を変えているのではとか、
錬金の魔法に失敗したら放射線を発生させるのではとかとんでもない心配をしたりもした。
が、土系統の基礎とされるような魔法なら安全なのだろうか?
また、トライアングルやスクウェアというクラスの話も出たが、
それはどうやら学年とかを示すのではないらしい。
メイジの実力によって数字(ランク)が上がり、スクウェアが最上位という事だろうか。
そういえば四元素、いや、四大系統というものがあるから、それと関係があるのかも。
色々と質問したい事が山積みだが、今は授業中であり、自分は生徒ではないため、
仮面の男はできる限りおとなしくしていた。
ところがおとなしくしていられない状況が発生する、錬金するようルイズが指名されたのだ。
その途端、ルイズに魔法を使わせるなだとか、訳の解らない口論が生徒間で起き、
さらにはルイズが教卓に向かうと、生徒達は机の影に隠れだす始末。
この状況でおとなしくしているのは、不安だ。
ルイズが教卓に向かったために空いた彼女の机の影に隠れつつ、
顔の上半分、仮面で隠れた部分だけ出して何が起こるのかを見守る。

はきはきとした口調でルーンを唱え、杖を振り下ろすルイズ。
小石が光り、光が広がり、それは閃光となって部屋を包んで、轟音と衝撃。
「なっ――」
教卓から放たれた爆発が迫りくるが、男は仮面を着けていたため顔が守られたものの、
当然両目の部分は穴が空いている訳で、閃光と爆風がそこに入り込む。
「目がっ! 目がぁ〜っ!!」
仮面越しに両目を押さえながら、彼は机の裏で転げ回った。
そのおかげというか、彼はさらなる惨状を見ずにすむ。
教室の端まで届くほどの爆発は机を焼き、後ろの方の机は無事だったが、
教壇に一番近い机などは粉砕され、その影に隠れていた生徒に破片が突き刺さっている。
机の影に隠れていなかった使い魔達は爆風に吹き飛ばされて壁に激突して昏倒、
あるいは割れた窓から吹っ飛んで塔の外に墜落をしてしまうといった大惨事であった。
爆心地に一番近い二人、シュヴルーズは上半身を真っ黒焦げにして倒れている。
そして、もう一人、一番危ない位置にいた、ルイズ、は?

642 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/18(火) 22:45:23 ID:irkKZbzA
支援
>>634
たとえお前が正しくても投下中に自重できんようでは支持はされんぞ。

643 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/18(火) 22:45:43 ID:W2vfUryy
投下中は1行で済ませるとエレガントでよいかもしれない。ムスカ支援

644 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/18(火) 22:45:56 ID:B2IAer8+
>>633
それはいわない約束ですよ。
ここはコンシューマ版だと考えるんだ支援。

投下中に考察するやつ自重しる

645 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/18(火) 22:46:04 ID:UEf+Iw/D
PCゲーム版ではスオンカスが方術を使うんで、そっちの知識はあるって設定でも面白いかも

646 :白き使い魔への子守唄 6/7:2007/09/18(火) 22:46:43 ID:d+e6oPHx
「……コホッ、コホッ。失敗したみた……い……」
無傷で、申し訳程度にすすで汚れた顔で教室内を見回し、唖然とする。
何で、教室中、こんなにボロボロになっているんだろう。
しかも、傷を負った生徒達のうめき声や、血の匂いまでするだなんて。
一年生の時、授業で何度も爆発を起こしたけど、これほどまで酷い惨状にはならなかった。
爆発の規模が、上がった?
そしてなぜ、自分は、一番爆心地に近いはずの自分は、傷ひとつ無いのだろう。

ルイズの爆発を確実に回避するため、一足早く退室して廊下に座って本を読んでいる、
青い髪の少女タバサは、予想以上の大爆発に驚き、中を覗き込んだ。
そこに広がる惨状に目を見張り、キュルケの席を見る。
彼女が隠れていた机は壊れていて、破片をどかしながら立ち上がっている最中だった。
「あ、タバサ……。他の先生、呼んできて」
そう言うとキュルケはその場に倒れ、タバサは急いで他の教師に事件を知らせにいった。

その日の授業はすべて中止となり、負傷した生徒と使い魔、
それからシュヴルーズの治療が行われた。
授業中の事故であったため、ルイズが責任を取る必要はなかったものの、
生徒達のルイズを見る目は以前より厳しいものとならざるえなかった。

仮面の男は、怪我をした生徒達の怒りの声を聞いて、ようやく理解する。
ゼロのルイズとは、魔法の成功率ゼロを示しているのだと。
どんな魔法を唱えても必ず爆発する。
例外は、自分を呼び出したらしいサモン・サーヴァントと、
コントラクト・サーヴァントのみ。これはコモンマジックという簡単な魔法らしい。
しかし成功率ゼロというからには、恐らく今までコモンマジックすら失敗していたのだろう。
さらに不可解な事があるとすれば、爆発の威力の急激な向上。
サモン・サーヴァントを失敗していた時も爆発を起こしていたらしいが、
これほどの大爆発ではなかったらしい。なぜ急に爆発の威力が増したのか?
それは誰にも解らなかった。

647 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/18(火) 22:47:17 ID:T/VMCJ2m
支援

648 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/18(火) 22:47:50 ID:q8ggLxmw
なんか爆発の威力が上がってるー!?; 支援

649 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/18(火) 22:48:43 ID:lbNWsb4a
ハクオロさんがんばれ支援

650 :白き使い魔への子守唄 7/7:2007/09/18(火) 22:48:55 ID:d+e6oPHx
夕食後、ルイズの部屋で洗濯物をたたんでいた仮面の男に、ルイズが声をかける。
「……ねえ。何か、言いたい事があるんじゃないの?」
「うん? そうだな、さすがに腹が減った。
 質が悪いのは仕方ないにしても、もう少し量をもらえないだろうか」
「どうせあんたも、腹の中じゃ私の事、『ゼロ』だって馬鹿にしてるんでしょ」
不貞腐れたようにそう言う少女は、ベッドの上で枕を強く抱きしめる。
仮面の男は溜め息をついて、ルイズに向き直った。
「魔法が使えないくせに威張っている貴族、成功率ゼロの落ちこぼれ、
 無駄な努力ご苦労様……そう言われれば満足なのか?
「そんな訳……ないじゃない……!」
「君は授業を誰よりも真面目に聞いていた。成功させようと努力しているんだろう?
 ならそれでいいじゃないか」
「よくない」
小さな、本当に小さなその声は、泣いているようにも聞こえた。
「私はメイジなの、貴族なのよ。それなのに、失敗してばかりで……」
「そう悲観するな。自分は努力している人間を嘲るような真似hはしない。
 それに一応、使い魔の、ええと、サモン・サーヴァントは成功――」
したのだろうか? 普通、動物や幻獣を呼び出すものらしいし、
人間の自分を呼び出したルイズはやはり失敗したともいえるが。
「失敗よ」
しかしルイズは失敗であると言い切った。
「なぜだ? 私の胸には、君の使い魔の印が刻まれているのだろう?」
「だって、あの時、召喚のゲートから出てきたのは、あんたじゃなかった」
「……何?」
「あんたみたいな平民じゃなかった!」
黒い霧の中に立っていたあの幻獣の力強さを思い出し、ルイズは苛立った。
あの時、自分の人生は拓けたはずだ。
『ゼロのルイズ』に終止符を打って、
素晴らしい使い魔と新たな生活が始まるはずだった。
なのに、なんで、平民が使い魔になって、魔法の失敗がより過激に……。
「あんたなんか、私の使い魔じゃない!」
力の限り怒鳴ったルイズはシーツをかぶり枕を抱きしめ、声を殺して泣いた。
そんなご主人様を見て、どうする事もできない仮面の男は、
空腹を抱えながら藁の上に寝転がってまぶたを閉じる。
(ゼロのルイズか……酷い二つ名だ。いったい誰がこんな二つ名をつけたのやら。
 しかし……名前か。自分の名前はいったい何なのだろう?
 もっとも、平民である自分の名前をわざわざ呼ぶ者など、ルイズを含めて誰もいない。
 名無しでも不便しないというのは、不幸せな境遇に思える……)
ルイズの泣き声が寝息に変わるのを聞き届けた後、仮面の男も眠りについた。

651 :子守唄:2007/09/18(火) 22:50:18 ID:d+e6oPHx
主人公の名前は物語の都合上もう少しお預けです。
第1話の最初の方で出てるけどね!

652 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/18(火) 22:53:35 ID:KwMI+x9Y
支援

653 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/18(火) 22:54:38 ID:q8ggLxmw
乙。ルイズの火力が上がったのはやっぱアレと契約してしまったからだろうか。
今のところ他のキャラとの絡みも少ないので次回も期待して待ってる。

>いったい誰がこんな二つ名をつけたのやら。
……エレオノール姉さんもゼロって言ってたかな?

654 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/18(火) 22:55:05 ID:fLiuJdou
投下終了だよね?
GJです、ハクオロさんの悲鳴の所で力ちゃんボイスが脳内再生されたw

655 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/18(火) 22:55:31 ID:z0/6vOgy
乙!なんか今後の複線も出てきて楽しみだ。

656 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/18(火) 22:56:51 ID:gF89iZW3
乙!胸にルーンあるSSは初めてじゃね?先が楽しみだ

657 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/18(火) 22:57:33 ID:T/VMCJ2m
>>656
つ【折原浩平】

658 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/18(火) 22:57:50 ID:1uGv1BI4
乙。しかし、勝手に呼び出しといて勝手に契約して挙句にぼろ糞こき下ろすとは・・・
ハクオロさんじゃなかったらぶち切れてるな。

659 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/18(火) 22:58:01 ID:BQVOcuzo
GJ!
いい作品を見ると元ネタの方も見たくなるね

660 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/18(火) 22:58:13 ID:YeBYql4r
子守唄の人乙です

>>631
>>プリズナーNo.6?
正解

主人公である少年は銀色の円盤によって拉致され、「学園」と呼ばれる国籍不明の場所に連れてこられる。
「学園」には、彼の他にも多くの者が「プリズナー」(使い魔)として拉致されてきており、
それぞれ自分の正体を隠したまま、番号で呼ばれている。
「ナンバー・シックス」という番号を与えられた主人公は、毎回、「ナンバー・ゼロ」と呼ばれる「学園」のメイジから
「使い魔の契約」を求められるが、「いやだ」と契約を拒否する。
「ナンバー・シックス」は毎回「学園」からの脱走をはかり、「ナンバー・ゼロ」もあの手この手で契約しようとする。
この両者の知恵比べがドラマの主軸であるが、その間にもいろいろなドラマがある。
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (うそ)

661 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/18(火) 22:58:21 ID:irkKZbzA
名無しの仮面男不憫すぎ乙


ロボについてだけどボウケンジャーの明石で書いてる人がいたけど
ガジャやリュウオーンならハルゲニアの文明レベルでもロボの製造管理出来そうじゃね?
ロボとは関係ないけど首領でありながらゲッコウ様は使い魔でも通用しそうだ。

662 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/18(火) 22:58:27 ID:tVZJd3Mt
乙です。
ルイズがちと哀れだったね…。

663 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/18(火) 22:58:29 ID:lbNWsb4a
胸ルーンはディセプティコン・ゼロのブラックアウトもそうじゃなかったっけ?
ともあれ肩透かし食らったルイズ乙。

664 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/18(火) 22:58:56 ID:+9hebO0I
>>656
つ【ドクターウェスト】

665 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/18(火) 22:59:22 ID:03srstPF
キチガイドクターも胸やね

666 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/18(火) 23:02:47 ID:dKXMUqeg
子守唄の人GJ!

それにしても食堂で酷い飯を与えて寛大な気分になってる初期のルイズにはホント腹立つな…

667 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/18(火) 23:02:53 ID:YeBYql4r
胸につけてるマークは流星 自慢のジェットで敵を撃つ使い魔は居ませんか?

668 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/18(火) 23:08:39 ID:NCwnrgYb
コアドリルをスピンオンしたけど螺旋力は全開かい?

669 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/18(火) 23:09:20 ID:2/epnzxF
>>667
イデ隊員でも呼ぶ?「こんなこともあろうかと」と真田さんばりに色んなもの作りそう

670 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/18(火) 23:09:57 ID:lmzYeiLk
>>666
肉はくせになるから駄目というルイズがかわいいと思う俺はだめか?

671 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/18(火) 23:10:12 ID:Ule5MRA2
それはもう死ぬ直前のキタン並さ!

672 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/18(火) 23:10:47 ID:T/VMCJ2m
1つの出会いが、2つの恋に進み、3つのふるえる心が、優しい音色を奏でた。春日恭介15歳。使い魔、してます。


テレキネシスとか直接的・攻撃的な超能力は無いけど、普通に有能な使い魔になりそう。


673 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/18(火) 23:10:52 ID:lbNWsb4a
>>668
両の目に螺旋が浮かんで螺旋眼になるくらい漲ってるぜ

674 :ゼロの使い魔異聞〜お前の魔法で天を突け!〜 ◆8UUBmpsizk :2007/09/18(火) 23:11:45 ID:NCwnrgYb
これは運命に抗い続け力尽きた、一度死んだ男の物語
グレン団によるダイガンザン奪取の際、カミナはその身に
深い傷を負い命を落とした
しかし、死んだはずだったカミナはマチルダのサモン・サーヴァントに
よりその命を今一度取り戻しハルケギニアに舞い降りた
何故蘇ったのか、誰にも分からない
どうしてここにいるのか、誰も知らない
ただカミナは今は夢を見る
明日と言う名の夢を見る


ゼロの使い魔異聞〜お前の魔法で天を突け!〜

第2話「あんた、私の召使になりなさい」


「んぐぁ………ぐぅ………ん……………あ?」
目覚めたとき、カミナは実に奇妙な光景に眼を丸くした。
ジーハ村やリットナー、アダイで見たようなくすんだ壁でもなければ
岩を彫りぬいた穴でもない。
真っ白の壁にぴっかぴかの壷やらなんやらがそこら中にあるのだ。
しかも、ブタモグラみたいに柔らかくてふかふかな何かが
自分の身体の下にあるのだ。
色々初体験なそれにカミナの思考は一瞬停止、そしてまた動き始めた。
「あー………死んだ後ってえのはこんなとこに来るもんなのか?」
むくりと起き上がり、ぐるりとあたりを見回し呟くカミナ。
が、その割には全身がきりきり痛いし包帯でぐるぐる巻きだったりするので
死んでないのはどうにも確実のようである。
つまり生きている、ついでに傷も手当てされている。
「ま、誰が助けてくれた知らねえが感謝はしとくか―――っとな!」
深く悩むこともなくポンと跳ね上がり、カミナはベッドから飛び降りる。
そして、自分の姿を見下ろし、気づいた。
そして、
「な………何じゃこりゃアアアアアああああああああああ!!!???」
叫んだ。
獣人に啖呵を切る時と同じくらいの大声で。
部屋がびりびり震えるでかさで。
「ねえ! ねえ! マントがねえ! なんてえかさらさらで真っ白(しれ)え!!」
ばばばっと身体をまさぐり、カミナはまた叫ぶ。
いつも肌身離さず持っていたマントとズボンの代わりにカミナが見たもの、
それは包帯巻きの身体に纏ったシルクのシャツとシルクのズボン。
破滅的なまでに真っ白でさらさらでぴっかぴかのギンギンのそれ、なんというか
背筋がぞわぞわっと来る光景だった。
「ど、どうしたの!?」
「のわぁ!?」
バンッ、と思い切り開け放たれたドア、それに驚きカミナは振向く。
それと同時に彼の目に飛び込んだのは少女が血相を変えて飛び込んでくる
ところ。
少女は起き上がりこちらを見るカミナの存在を認めると、胸を撫で下ろし
こちらにやってくる。
「良かった……起きたのね」
「お、おう」
一体誰だろうか、カミナはそう頭で考えながらその少女を上から下まで
ぐるっと見渡す。
年はだいたいヨーコと同じくらい、顔のつくりはなかなかに整っていて
キタンのところの三姉妹を思い出すが、ちょっとキツイ感じがヨーコに
似てなくもない。
胸はといえば、流石にヨーコには負けるがそれでもでかいほうだった。

675 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/18(火) 23:11:59 ID:iCg8Ysds
>>667
妄想した事あるけど、どうにも強すぎる。

676 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/18(火) 23:12:22 ID:T/VMCJ2m
支援

677 :ゼロの使い魔異聞〜お前の魔法で天を突け!〜 ◆8UUBmpsizk :2007/09/18(火) 23:13:10 ID:NCwnrgYb
ま、美人ってやつだな、カミナは一人納得する。
で、いったいこの少女は誰か?
「お前さん、だれだ?」
思ったならば即行動のカミナ、思ったが同時目の前の少女に問いかけていた。
「えっと……あ、あなたを……助けたの」
ぎくりと動揺、戸惑い、少し引きつった顔で少女は微笑む。
うふふ・おほほと笑うその姿、怪しい、実に怪しい。
だが、身体に巻かれた包帯といいふかふかのあれと言い、助けてくれたのは
本当のようでもある。
「そうか。助けてくれたってえのは分かった、感謝するぜ」
受けた感謝に礼は忘れちゃいけない、それが漢(おとこ)というやつである。
「そ、そう」
だが、
「で、お前さん何だ?」
聞くことは忘れない。
「あ……あは……はは、あのね」
ざざざっと後ろに後ずさる少女を目で追う。
「え、えっとね。私は……その……あ、あなたをね」
「おお」
「ええっと………召喚、しちゃったの」
「ショーカン? なんだそりゃ?」
首をぐいっと傾けてかしげるカミナ。
「え? そりゃサモン・サーヴァントのことだけど――――って、え?
 まさか貴方、メイジじゃないのお!?」
「なんだ、メイジって?」
「ええええええええええええええええええええ!!??」
「うをおおぉっ!?」
思い切り驚く少女に逆にカミナが後ずさった。
詰め寄るように少女がカミナの眼前に迫ってくる。
「マント持ってたじゃない! でっかいマント!」
「あ? あー……死ぬ前は羽織ってなかったけど何か持ってた気がするな」
「杖は!?」
「じじいじゃあるまいし、何でそんなの持たなきゃなんねえんだ?」
「そんな!? じゃじゃじゃじゃじゃあ、アンタって貴族じゃないの!?」
「キゾク? 獣人とかなら知ってっけど……なんだ、『キゾク』って?」
「ああ、そんな!」
えらくオーバーに驚き少女は膝をつく。
「魔法しっぱいしだたけじゃなくて……しかも人間呼んで………おまけに
 貴族じゃなくて平民呼んじゃったの、私…………?」
「あん?」
「マントあったし………そりゃ杖ないのはおかしかったけど…………
 でも思うじゃないメイジってぇぇぇ………」
「あー、ああん?」
正直いまいち現状を飲み込めずカミナはまた大きく首をかしげる。
しかし、窓の外から見えた外の風景にそんなことはどうでも良くなった。
カミナはその表情を強張らせ窓に近づいていく。
「………おい、ちょっと聞いていいか?」
「何よ………?」
酷く真剣な声に、心底落ち込んでいたマチルダは男を見上げた。
「ここって何処だ?」
その口の聞き方、非常に礼儀知らずなその態度に眉を顰めるマチルダ。
しかし、平民だとしたら普通は敬うなりなんなりするはずなのだが
どこか雰囲気の違う目の前の男に、微かな違和感を覚える。
「アルビオン」
「ジーハ村とかリットナー、アダイとかじゃなくてか?」
「ええ、そうだけど………」
もしかして、こいつはかの東の国『ロバ・アル・カリイエ』の人間なのか?
男の質問に答えつつマチルダはその男の顔をよく観察する

678 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/18(火) 23:13:28 ID:T/VMCJ2m
支援

679 :ゼロの使い魔異聞〜お前の魔法で天を突け!〜 ◆8UUBmpsizk :2007/09/18(火) 23:16:11 ID:NCwnrgYb
ゲルマニアの褐色とも違うそのくすんだ肌の色、ガリアの王族だけの
珍しい青色とも違う空色の髪、顔の作りもハルケギニアには存在しない
類のものである。
ここに至り、ようやく自分はとんでもないものを召喚してしまったのでは
と顔を青ざめるマチルダ。
未だ国交のないはるか遠い国であれど、彼がもし重要な地位につく人間
だとしたらとんでもなくマズイのではないか?
ただでさえ使い魔を呼ぶだけの呪文を失敗して人間を呼び出したのだ。
もしそうなればどうなることやら。
絶望的な未来にマチルダは頭を抱えた。
「こんなこと………ありえんのか?」
カミナの知っている大地は一面の荒野だった。
風が吹けば砂が舞い上がり、干からびた大地は皹だらけ。
谷はっでっかい岩だらけ、獣人と戦い死んだ人間の骨なんてザラだ。
しかし、これは、何だ?
窓の外、目の前は一面ずっとはるか向こうまで緑だった。
森は見た。
山も見た。
だが、ここまで一面びっしりに広がる緑は終ぞ見たことがない。
山が緑だ、森がいっぱいだ、草むらがぎっしりだ、しかもそれだけじゃない。
「すげえ………!」
緑の一画を切り取ったそこに見える町々の建物がカミナの目を奪った。
地上の建物といえば崖をくり抜いた穴ぐらが基本のカミナ。
だが、そこにあるのは穴ぐらでない建物が、グレンラガンの背中に乗せていた
あの箱みたいなのをでかくしたものが、たくさんあったのだ。
それにカミナは身体の奥の奥、芯の部分から『すっげえもの』が湧
き上るのを感じた。
「お、おお……………」
「ん?」
「うおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおお!!」
「きゃあ!?」
「コイツはすげえ! 見たことねえ聞いたことねえ触ったことがあ、ねえ!
 ねえねえ尽くしってえのは探せばまだまだあるもんだなあ、おい!」
眼をキラキラ輝かせて、子供のようにはしゃぐカミナ。
ここが何処かとか、もしかすると全然別の世界かもしれないという不安や
疑問なんかが出るより先に、喜びの感情ががカミナの頭を突いた。
「くあああああ! シモン! ヨーコ! こいつは本当にすげえぞ!
 ちくしょう、ここにいたらマジでお前達に見せてやりてえぜ!」
だが、はしゃぐそんなカミナの肩を少女が叩く。
振向くと、少女はさっきより顔を引きつらせてこちらを見ていた。
どうしたのだろうか?
「え、えっと……聞きたいのだけど、あなた、東の人? もしかして?」
「あん? 東ぃ?」
ふむ、と腕を組んで首をかしげる。
「そ、そそ、そう。あなた達からすると、ここって西にやって来た事に
 なるんだけど………」
はてさて、どうだったろうか。
浮かれた頭をひっ捕まえて元の場所に戻し、カミナは自分でも良く
わかってる空っぽな頭を働かせてみた。
沢山の旅をしてきたが正直方角なんてのは考えた事がない。
獣人の基地を探して旅をしたのは覚えているが詳しい事はさっぱりだ。
難しい事はリーロンが説明してくれたことがあった気がするが多分寝てた。
カミナの頭にやっぱりでっかく浮かぶのは仲間達のことだけ。
大事な大事な、かけがえのない大グレン団の仲間たちのことだけだ。
「わりい、わかんねえ」
「じゃ、じゃあ、あなたって偉い人だったりする? 位を持ってたり
 リーダーだったり……」
「リーダー? おお、リーダーならやってるぜ! 大グレン団のリーダーたぁ
 俺の事だぜい!」

680 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/18(火) 23:16:32 ID:T/VMCJ2m
支援

681 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/18(火) 23:17:44 ID:lbNWsb4a
大グレン団。獣人たちからしてみると盗賊団なんだよな支援

682 :ゼロの使い魔異聞〜お前の魔法で天を突け!〜 ◆8UUBmpsizk :2007/09/18(火) 23:18:36 ID:NCwnrgYb
親指で自分を指差しにんまりと少女に笑むカミナ。
だが少女は完全に引いている。
「何処かの国とかの王子とかじゃないのね? 土地とか持ってるわけじゃなくて
 どこかを治めてるわけじゃなくて」
「そんなのいらねえだろ。おお、そうだ。仲間はいっぱいいるぜ?」
「それじゃ、人の上に立って政治を担っているわけ?」
「んあ? そんな感じのなら…………ねえな。俺は仲間と一緒に色々
 やんのが好きだからな、めんどくせえのは丸っきりお断りだってんだ」
その瞬間、少女はほっと溜息をついた。
さっきまでの引きつった顔はなく、代わりに見下す眼だ。
思いっきり気に食わない、ジーハ村の村長を思い出す。
「そうだったら問題ないわね。とにかく、アンタを召喚したのは謝る。
 でも、平民だったなら話は色々変わるわ」
「あん?」
「人間を召喚したってのは恥なの、分かる? 太守の娘なのに魔法失敗で
 平民呼び出したなんて知れたら笑いものよ。それにお母様には
 行き倒れて血まみれだったアンタを助けた事にしたし…………」
「だから何だ? もったいぶらずに早く言いやがれ」
それに少女の顔がにんまりと笑んだ。
そして、カミナの顔面に少女はびしっと指さす。
「あんた、私の召使になりなさい」



次回予告

縛られるってえのは性にあわねえ
それが俺の生き様、漢の生き様
偉かろうが関係ねえ
俺は俺だ、俺の道だってんだ!
だけど義理は返さねえとな!
それが、やっぱり漢ってやつだ!!

次回『ゼロの使い魔異聞〜お前の魔法で天を突け!〜』


「俺の名前はカミナだ!」


683 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/18(火) 23:18:53 ID:T/VMCJ2m
支援

684 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/18(火) 23:19:04 ID:L/miS9B8
支援

685 :ゼロの使い魔異聞〜お前の魔法で天を突け!〜 ◆8UUBmpsizk :2007/09/18(火) 23:20:13 ID:NCwnrgYb
投下終了

螺旋力をもっと溜めないといけないなと思う今日この頃でしたとさ

686 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/18(火) 23:20:18 ID:1uGv1BI4
>>682
乙。プロローグ見まくってるとルイズをどんどん嫌いになっていく自分がいる。


687 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/18(火) 23:22:41 ID:lbNWsb4a
乙でした!
カミナの破天荒っぷりには幼マチルダも手に負えないんだろうなぁ。

688 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/18(火) 23:23:17 ID:W2vfUryy
アニキーーーーーッ!

689 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/18(火) 23:26:24 ID:12gn5z0e

>>686
全くだ、だがアンチになったらゼロ魔が読みにくくなるしな。我慢だここは

690 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/18(火) 23:26:38 ID:BQVOcuzo
GJ!

691 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/18(火) 23:28:54 ID:XonGAqDA
軍事・内政に優れた人材が召喚され、
枢機卿だか大尽が喜ぶ展開は蟻かもしれないけど、
でも、召喚された人物が平民だった場合、
偉い人の耳に入るまで、やたらと時間が掛かるだろうし、
周りの反対で使えないんじゃないだろうか?

王女が特別な許しでも与えない限り。

692 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/18(火) 23:29:34 ID:i3Wbsqo/
ハクオロさん乙!
ハクオロらしさが出ていて力ちゃんボイスで聴こえてきていいw

カミナ乙!
背中で語る男の熱さに期待だ

693 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/18(火) 23:29:53 ID:YV3NXn/l
>>687
多分大マチルダでも無理

694 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/18(火) 23:30:09 ID:dAVNBHj8
ナンバーゼロで、プロト=ゼロを思い出した。

695 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/18(火) 23:30:22 ID:T/VMCJ2m
>>691
そこでアンアンが召喚ですよ

696 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/18(火) 23:30:30 ID:E2n0Pm2M
意外にもドラえもん召喚の話は無いんだな
キートンとか豪士のはあったっけ

697 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/18(火) 23:31:22 ID:h1eeB4gr
>>696
エル・マタドーラはある。止まってるが…

698 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/18(火) 23:31:41 ID:kIHBjaB8
>>672
いや、テレポートとサイコキネシスは使えたはず。
普段は極力目立たないように生活してるだけで、手加減なしのガチ戦闘したらハルケギニアじゃ最強クラスでは?

699 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/18(火) 23:32:18 ID:irkKZbzA
>>696
ドラはひみつ道具を駆使すれば自力で帰れるからな。

700 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/18(火) 23:32:43 ID:Gdqcl0Mc
>>686
そんなときはまとめにいって虚無の唄かガンパレか仮面を見よう

701 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/18(火) 23:33:05 ID:W2vfUryy
ルイズが嫌いになりそうなら、自分が好きになれるルイズを探すんだ!

702 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/18(火) 23:36:30 ID:irkKZbzA
序盤からデレているルイズを見たいなら「男」以外を召喚したやつを読むべし

個人的にはそういうSSではルイズ思いのキュルケが可愛くて可愛くて
百合展開でも許容できそうになる。

703 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/18(火) 23:36:52 ID:6d5/hz5b
やあ!僕きれいなルイズ!

704 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/18(火) 23:37:15 ID:G1GsEu0x
ガンパレのいい意味でプライドの高いルイズや、
アースガルズの無駄に熱い(褒め言葉)ルイズは大好きなんだぜ?

まあ、原作準拠だと最初のルイズは高慢ちきでヤなやつだからなー。
(要するに溝を掘ってその溝より高くないと安心できないからああいう態度になってるんだろうけど)
そっから使い魔との関係でどうかわってくかも見物なワケで。

705 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/18(火) 23:38:01 ID:dAVNBHj8
よほどのヘイト作品じゃない限り、はじめからルイズの印象は一定していると思うけどなぁ。
おだてれば木に登り、有能な補佐が着けば伸びるタイプというのが俺の印象。

ところが、補佐官タイプは召喚されんのよね。

706 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/18(火) 23:39:36 ID:oHzKb+qN
>>703
アルの声で再生されますた

707 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/18(火) 23:39:55 ID:0k6Wl5CQ
そこは、見た目が使い魔に見えやすいのを呼べば
一気に可愛らしいルイズになりますよ、初めて成功した魔法で
自分の誇れる使い魔、大切にしない訳がない。

浮気者の平民は例外だと思う。

708 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/18(火) 23:40:15 ID:8z0s11aW
>>660
その場合目のつぶらな大きい土竜やきゅいきゅい鳴く竜がローヴァー役ですか?

709 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/18(火) 23:41:14 ID:G1GsEu0x
>>707
浮気者の平民か。確かにそんなのはれいが……
あれ? それって原s(えくすぷろーじょん)

710 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/18(火) 23:41:28 ID:T/VMCJ2m
>>698
あ、そういえばバスケットボールを念力でシュートしてたか。
あれでひかるが惚れてたんだよな。忘れてた。

711 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/18(火) 23:41:46 ID:i3Wbsqo/
ご立派ルイズやガンパレルイズ、
姉妹スレの仮面やサブゼロを読んでいると
ルイズほどかわいいキャラはいないと思う

712 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/18(火) 23:41:56 ID:sTHians9
子守唄の人、GJ!
ハクオロが名前を重い出すのが先か、はたまた別の名前をつけられるのが先か結構気になっております

>「……ん? となると、なぜ言葉が通じるんだ?」
これはハクオロがこの世界の言葉を学ぼうとする伏線か?
となると、図書館でタバサと会いそうだな〜

713 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/18(火) 23:43:48 ID:2aX6q7Wq
>583
シャドウムーンがロボットって、放課後屋上だな

714 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/18(火) 23:44:16 ID:1ceJD8L9
>>691
せっかく主人が王家に繋がる血筋の大公爵家の三女にして姫殿下のお友達なんだから
そのコネを利用して、という道があることはある。
とりあえずは2巻イベントで能力アピールとガッチリとパイプ構築。
あとは手紙のやりとりなどでガンガン助言を与えていくとか。

715 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/18(火) 23:46:53 ID:fLiuJdou
>>672
アニメ版で北の国から口調にされた人かw

>>698
確か千里眼・予知夢・条件付で時間と並行世界移動もできた
でも幼稚園児の従兄弟よりは弱いw

716 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/18(火) 23:47:50 ID:AUx9UMaZ
「ギーシュ!何をへばっておるかっ!!あと二周追加だっ!!!」
トリスティン魔法学院の校庭で二列縦隊を作ってランニングを続ける男子生徒
「マリコルヌ!そんな所で吐くんじゃないっ!!貴様も二周追加だっ!!!」
足並みを乱す生徒に容赦無く罵声を浴びせるのは馬鹿でかい斧を持った単眼の巨人
「アンタもとんでもないもの呼んだわねえ」
「言わないで…」
両肩にスパイクを生やした緑色の鉄巨人を眺めながらキュルケが言うと
ルイズは思い出したくもないとばかりに耳を塞いだ
春の使い魔召喚の儀式でルイズが呼び出したのは身の丈2メイルを越える大男だった
オーガの血が混じってるんじゃないかというくらいマッチョでそのうえ顔に派手な傷跡の残るその男が召喚のショックからか失神しているうちに契約を済ませたルイズだったが
使い魔のルーンが左手に刻まれる痛みで目を覚ました男が
「ソロモンはどうなったっ!」
「ミネバはっ!ゼナは無事かっ!!」
と訳の分からないことを喚きながら暴れ出すと男の興奮が伝染したのか他の使い魔も一斉に暴れ出しそれを止めようとする生徒達も巻き込んで阿鼻叫喚の大乱闘に発展するのを唖然として見ていることしか出来なかった
そして全ての生徒と使い魔を拳一つで撃沈してのけた使い魔の前にコルベールに付き添われて進み出たルイズは震える声でその名を聞く
「俺の名はドズル、ジオン公国宇宙攻撃軍司令ドズル・ザビ中将だ」

717 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/18(火) 23:49:04 ID:T/VMCJ2m
支援?

718 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/18(火) 23:49:52 ID:0k6Wl5CQ
支援
とんでもない人キターw


719 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/18(火) 23:50:09 ID:irkKZbzA
一発ネタかどうか判断し辛いのう。

とりあえずジオン体育大学思い出したよ支援。

720 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/18(火) 23:50:11 ID:12gn5z0e
>>716
か、閣下!?
支援

721 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/18(火) 23:52:38 ID:dAVNBHj8
中将だからな、わかりやすく偉い人だ。
しかし、乗機はビグザムじゃないのか?

722 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/18(火) 23:53:25 ID:RNhjjEZi
>>713
いや夕張だな、巨大化したシャドームーンがお待ちかねだ。

723 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/18(火) 23:56:36 ID:bD7XmllL
グリンスヴァールの森の中からクライスを召喚
何故かオスマンの代わりに学園経営を始めることにというネタを思いついた
がそもそも学園の長の代わりを使い魔になんか任せないわな

724 :ゼロのアトリエ:2007/09/18(火) 23:57:20 ID:kQFF0zL3
えーっと…開いてるようなら0時から投下します

725 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/18(火) 23:58:14 ID:t4Ouxt3p
そういえば、まだあれが召喚されていない。

アニメ界屈指の悪役

白イタチの ノロイ!!


……でも、あんまり活躍しそうにない。

726 :ゼロのアトリエ(1/2):2007/09/18(火) 23:58:31 ID:kQFF0zL3
初めは、誰もが無力だった。
不死身の勇者も、高名なる錬金術士も王室料理人も
初めは何の力もないごく普通の人間だったのだ。

だが、彼らは誰よりも夢や希望を強く抱き、追い続けた。
だからこそ世に名を轟かすほどの存在になれたのだ。
夢は、追いかけていればいつか必ず叶うものなのだから…



ゼロのアトリエ 35 〜グラムナートの錬金術士〜



もうすぐ、約束しておいた雇用期間が過ぎる。
ロードフリードは空になった商品棚を眺め、掃除でもしておこうかとカウンターを離れた。
あの錬金術士は、今どこで何をしているのだろうか?

「ういーっす」
はたきをかけるロードフリードが次は掃き掃除だな、とほうきを視界に入れたあたりで、
くわを担ぎ、土だらけになったバルトロメウスが姿を現した。
「なんだまだ開けてたのか?外はもう暗くなってるし、今日はもう終わりでいいと思うぞ」
「そうか。まあ、掃除だけ終らせて帰ることにするよ」
ロードフリードは何事もなかったかのようにホウキを掴み、掃き掃除を開始した。
「お前も律儀だなあ。商品がなけりゃ客もいないんだし、んなの適当にやっつけりゃいいじゃねえか」
「そういう訳にはいかないよ。ヴィオが戻って来た時、がっかりさせたくはないからね」
「へいへい。全く、あれのどこがそんなにいいんだか」
バルトロメウスの冷やかしには反応を返さず、ロードフリードはかねてからの懸案事項を問うことにした。
「それにしても、今回の旅はちょっと長いと思わないか?」
「何だ、心配してんのか?大丈夫だって。あいつの事だ、どうせまた『何とかのモンスターさんをやっつけてきたよ!』
とか言いながら平気な顔で帰ってくるに決まってるって」
「そうか?まあ、たしかにヴィオが負ける姿は想像しにくいけどね」

兄の言葉が発せられるタイミングを見計らったかのように、
扉のベルが鳴り、待ちかねた来客を告げる。
「ただいま〜」
満面の笑みを浮かべて帰ってきた店主の顔。
ヴィオラートの額には、村を出る前にはなかった何かの文字が刻まれているようだ。
新しい趣味か?それとも、また何か錬金術の為の何かだろうか。
「ほらな。こいつを心配するだけ損だぞ」
兄の妹に対する信頼が、ロードフリードの顔をほころばせる。
何だかんだ言っても、やはりこの二人は兄妹なのだ。
他人の入り込めない、見えない絆という物がある。

でも、自分の役目はバルトロメウスのように振舞うことではない。
ヴィオラートがロードフリードにどうあって欲しいか、自らがそれを受けてどうすべきか。
騎士精錬所を卒業し、村に帰ってきた時から、彼はいつもそのことを頭の片隅に置いて実践してきた。
今彼が望み、彼女が望むたった一つの言葉。
その一言でヴィオラートの冒険は一区切りついて、彼女はこの村の日常へと回帰する。
それもまた、ごくありふれた奇跡なのだろう。積み重ねた日常と絆が織り成す奇跡。
だから、彼はいつも通り、穏やかな笑みを浮かべてヴィオラートを迎えた。



「お帰り、ヴィオ」

727 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/18(火) 23:58:55 ID:fLiuJdou
支援

728 :ゼロのアトリエ(2/2):2007/09/18(火) 23:59:38 ID:kQFF0zL3
雲をつくような巨大な樹に手を加えて作られた、空を行く船の桟橋。
その中腹に設けられたホールに、子供達の集団が輪を作っていた。
輪の中心にいた女性が、本を閉じて立ち上がる。
金色の髪が長い耳を掠め、動きのある美というものの形をさりげなく見せた。
「そろそろ時間よ。皆、お船に乗りましょう」
「えーっ、もっとイーヴァルディのご本読んで!テファお姉ちゃん!」
「ぼくももっと読んで欲しいなあ」
「あたしも!」
ティファニアは困ったような顔をして、子供達を見回す。
「みんな、イーヴァルディの勇者が大好きなのね?」
「うん!おおきくなったら私、錬金術士になるの!」
「ぼくは断然勇者だな!錬金術士より、勇者の方が強いもん」
「錬金術士の方が強いよ!爆弾も武器も作れるから」
「爆弾なんて使う前に勇者が勝つもん」
「ばかだな、勇者が気づく前に投げればいいじゃん」
「気づくもん!勇者ビーム出すもん!」
「あ、みんな、ちょっと落ち着いて。船の中で読んであげるから…」
話が変な方向に飛び火して収拾が付かなくなった子供達の輪。
対応に苦慮するティファニアに係員が近づき、時計を見て、伝えるべき事柄を伝えた。
「ウエストウッド孤児院ご一行様、間もなく出港時刻となりますが」
「あ、はい。すいません。さ、皆、あとはお船の中でね」
子供達は大人を困らせるのは大好きだが、大好きな大人が本当に困っている時は敏感に察知する。
あれほどやかましかった子供達は静かにティファニアの言う事に従い、船に向かう。
途中、ティファニアの姿をちらちら見る人はいたが、
それを何か特別な事だと感じる者は誰もいない。
ティファニアがその姿を隠さずとも外を出歩けるようになったのは、もう何年前の事になるだろうか。

「カロッテランド発、タルブ行き。ただいま出港いたしまーす」


それはあまりにも大きく、あまりにも美しい伝説だった。
親が子供に語って聞かせる夢物語。
誰もが知り、そして誰もが信じない。ありえないはずの奇跡。
ルイズが、ヴィオラートが、彼女達全てが確かに生きていたという証であり、新しき世界の日常。
そう、ただの日常を創り出すために彼女達はいくつの夜を越え、いくつの悲しみを耐えたのだろう。

ティファニアの閉じた『イーヴァルディの勇者』の表紙と、ここにある全ての艦船の横腹、
『港』である樹のそこかしこと、無数に配られたパンフレットの一角。
その全てに、にんじんを追加されたヴァリエール家の紋章が、誇らしげに輝いていた。

729 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/19(水) 00:00:24 ID:lkr/xlMT
支援

730 :ゼロのアトリエ:2007/09/19(水) 00:01:27 ID:FmAonLMq
ちょっと時間ずれたか…まあ、というわけでゼロのアトリエ全編終了です。
それでは。

731 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/19(水) 00:02:07 ID:lkr/xlMT
乙です

732 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/19(水) 00:02:16 ID:UAAEWSIS
アトリエGJ!
エピローグの綺麗さに全俺が泣いた!

と言うか、ルーン消えてない是!?

733 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/19(水) 00:02:29 ID:t4Ouxt3p
乙です

734 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/19(水) 00:03:01 ID:W2vfUryy
G〜〜〜Jッ!
物語の完結とは感動的なものだな!

735 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/19(水) 00:03:59 ID:wRfOVpt9
アトリエ氏完結おめでとうございます。
レベルが高い作品を最初から最後まで楽しく読ませて頂きました。
ほんとうにお疲れ様でした。

736 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/19(水) 00:04:31 ID:/0GiioHh
って、いつか妄想した「開通」が・・・ッ!?


737 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/19(水) 00:04:37 ID:0yJG9L6J
>>723
クライスは長寿で博識なだけでそれ以上でもそれ以下でも無いから力技でのし上がる事も出来ないしなあ
やっぱここはトリステイン学院魔物大隊でいくしかないんじゃないか?w

738 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/19(水) 00:04:51 ID:RhMLiC+v
そ完結か、お疲れ様
アトリエGJ

>>732
そういえば不思議だ……でもゼロ魔世界ってミョズいなかったら平和だよねwww

739 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/19(水) 00:05:15 ID:K1ysh3yd
GJJJJJJJJJJJJJJJ!

長いような短い間、お疲れ様ァ!

740 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/19(水) 00:06:13 ID:fLiuJdou
GJ、お疲れ様でした
ゼロの使い魔とアトリエの世界観が見事に融合していて面白かったです

741 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/19(水) 00:06:24 ID:4WUkm/vE
長い間、お疲れ様でした!
新たな錬金術という種の撒かれたハルケギニアの大地に幸あれ。

742 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/19(水) 00:07:26 ID:i3Wbsqo/
アトリエGJ!
クロスの良いところが出た面白い作品だった
>初めは、誰もが無力だった。
から始まる件は、ゼロ魔とアトリエを融合させたこの作品を
見事に表していて最高でした

743 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/19(水) 00:07:31 ID:9//XdZVl
乙です!

紋章にニンジン・・・w


さっきロードオブザリング見てて
灰から白になった爺召喚とか訳の解らん事を考えてしまった。

744 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/19(水) 00:08:37 ID:BjTcVkAC
お疲れ様でした、そしてGJ。
物足りない気が一瞬したりするがきっとこれで良いんだと思う俺が居る。
次回作とか楽しみにして待ってますよー。

745 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/19(水) 00:08:57 ID:aINN4UuM
ガンダルフ先生は気まずすぎないか

746 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/19(水) 00:09:02 ID:uM6/EpwM
GJ 勇者ビームって凄いな

747 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/19(水) 00:09:12 ID:IIJpoVkl
終わっちゃったかぁ

748 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/19(水) 00:09:20 ID:QZkHCpHo
失礼します
先ほど投稿について書き込みをしたモノです

少し書き上がったので、載せてみたいと思うのですが
他に掲載予定の方はおられますか?

749 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/19(水) 00:09:41 ID:CxBjWP77
駄目だ、言葉が出てこんわ。

乙、そしてありがとう。

750 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/19(水) 00:10:48 ID:QZkHCpHo
っと、今見直したら、流れをぶった切ったというやつでしたね

またにします。失礼しました

751 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/19(水) 00:11:16 ID:/0GiioHh
君は、大作の完結の直後と言うプレッシャーに耐えられるか?

752 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/19(水) 00:11:30 ID:8xAfsDQu
>>707
シャレード(飛行形態)召喚
バグベアーの亜種を呼んだと喜ぶルイズ
人型に変型するのを見てはしゃぐルイズ
ギーシュを足技で蹴り飛ばすシャレード
武器屋でソウルエッジの破片を見付けてパワーアップ
ついでに買われるデルフ
ソウルエッジの欠片と混ぜられて様々な武器として扱われおでれーたどころじゃなくなるデルフ
フーケをデルフ+ソウルエッジで撃退、破壊の杖置いてけぼり
……書けそうだな

753 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/19(水) 00:13:16 ID:3PtjhrZN
>737
>トリステイン学院魔物大隊
総帥閣下なのか、大隊長殿なのかが問題だ

754 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/19(水) 00:13:33 ID:BZ1RE09Y
ううう…アトリエの人GJ!お疲れ様でした!

目から汗が止まらない
自分に仕える語彙が少ないせいで、感動を伝える言葉がほとんど浮かばないぜ…!


755 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/19(水) 00:13:47 ID:/0GiioHh
>>752
ソウルフリンガー?
それともデルフエッジ?

756 :ゼロの黒騎士 第五回:2007/09/19(水) 00:14:28 ID:cxQdh8n+
書き終わったー、と思ったら、アトリエさん完結直後ですか……。
プレッシャーを感じるなぁ。
ええと、進路はクリアでしょうか?

757 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/19(水) 00:14:45 ID:1Cief37P
アトリエの人。今まで本当にご苦労さまだぜ。
マジでおもしろかったよ。GODJOB!!!!

758 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/19(水) 00:15:43 ID:1qUbtJy1
>>737
ひとつだけ学園長にする方法思いついた
オスマン=クラウスにすればいいんだ
一応原作でも入学式では老人の姿とってたし
そして学園長室から召喚と

759 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/19(水) 00:17:37 ID:BjTcVkAC
>>756
クリアーだ。

760 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/19(水) 00:17:50 ID:8xAfsDQu
アトリエ終ってるー!?(ガビーン
ありがとうございます!お疲れ様でした!
>>755
デルフリンガーからソウルエッジ・デルフリンガーに進化します

あと進路は半透明

761 :ゼロの黒騎士 第五回:2007/09/19(水) 00:20:13 ID:cxQdh8n+
何か進路半透明だそうなので、
少し時間を置いて何事も無ければ30分から投下を開始したいと思います。

最後になりましたが、アトリエさん、お疲れ様でした。
GJです!

762 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/19(水) 00:20:44 ID:lkr/xlMT
支援準備は完了だぜ

763 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/19(水) 00:21:30 ID:8xAfsDQu
ちょwww
半透明は冗談なんですけどwww
遠慮せずどうぞどうぞ
支援準備完了

764 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/19(水) 00:22:40 ID:CxBjWP77
>>763
特に予約も無いんだ、焦らなくてもいいさ。

765 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/19(水) 00:23:44 ID:lkr/xlMT
>>715
サイト以上に優柔不断でふらふらしてるからルイズとシエスタの間に放り込んで何の違和感も無いんだぜw

とあるファンタジー事典の”属性:ニュートラル”の解説に、春日恭介や一条輝みたいな優柔不断な性格を指すので無いとか書かれてるんだぜw


766 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/19(水) 00:24:23 ID:aINN4UuM
支援!

767 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/19(水) 00:24:34 ID:AfKG8d1d
ではその次に投下予約がしたいです…


768 :予約状況:2007/09/19(水) 00:25:28 ID:lkr/xlMT
黒騎士の人 → >>767さん

769 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/19(水) 00:26:19 ID:4WUkm/vE
>>765
……すまん、春日恭二とごっちゃになって頭に「?」がいっぱい浮かんでた。
そして支援準備。

770 :ゼロの黒騎士 第五回 1/9:2007/09/19(水) 00:30:37 ID:cxQdh8n+

トリスタニアは、トリスティン王国首都にして、最大の都市である。
その目抜き通りであるブルドンネ街ともなれば、昼夜を問わず人が溢れ、
連日祭りのような賑わいを見せる。
その人ごみが、真っ二つに割れた。

通りの真ん中から綺麗に右と左に分かれた人波を前に、狼狽しているのは一人の美少女。
薄いピンクの髪は緩やかに波打ち、すらりとした肢体に、丈の短いキュロットスカートが良く似合っている。
明らかに何故こんな事になったのか気づいていない。
だが、群集の視線が自分の少し後ろに集中している事に気が付いて、
勝気な瞳に困ったような――そして、わずかに、ほんのわずかに誇らしげな――表情が浮かんだ。

「す、すこし不味かったかしら?」


話は、少し時を遡る。
ノワールとの遠乗り以来、ルイズは理由を見つけてはノワールを乗り回すようになった。
元々乗馬が得意だったルイズは、ノワールと一体となって風を切る感覚がいたく気に入ったらしい。
流石に制服着用が義務付けられている授業時間の間は自重しているが、
放課後になると、今まで以上にノワールと一緒にいる姿が見かけられるようになった。
一週間経った頃には、手綱も鐙も無いのに、乗馬と大して変わらない感覚で、
ノワールを乗りこなせるようになっている。
ルイズにしてみれば、ノワールはちょっとした仕草から乗り手の意を汲んでくれるので、
慣れてしまえば馬よりもよほど乗りやすし、速度も馬以上、
地上一メイルそこそこという視点の低さに由来するスピード感とスリルも、馬には無いものだし、
そして、何よりも、ノワールと同じ風景が見られるのが、純粋に嬉しかった。
同じ風景を見ていると思うと、いつも無表情なノワールの心に、ほんの少しだけ近づける気がしたのだ。

そんなわけで、ハルケギニア屈指の乗犬(推定競技人口一人)の腕前に達したルイズは、
少し前から暖めていた計画を実行に移したのだった。

ルイズの計画とは、つまりは、買い物にかこつけた、トリスタニアへの遠乗りである。
ちまちま学院の周りを走り回るのとは、訳が違う。
今度の遠乗りは、時間的にも距離的にも、今までで最長の物になるだろう。
新たなる挑戦を前に、ルイズは獰猛に微笑んだ。

771 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/19(水) 00:30:43 ID:VqDqgKoz
支援

772 :ゼロの黒騎士 第五回 2/9:2007/09/19(水) 00:31:40 ID:cxQdh8n+

結果として、馬で三時間は掛かる所を、ノワールは二時間少々で軽々と駆け抜けた。
春の薫風は、肌に心地よく、日に日に濃くなっていく青葉の色は、目に快い。
爽やかな気分でトリスタニア辿り着いたルイズは、いつもなら馬を預ける駅を素通りした。
そのとき、少しだけ引っかかる物を感じたのは、確かだ。
だが、結局は、ノワールと一緒に居たいという我侭に流されてしまった。
一応、理由が無いわけではない。
だって、そうでしょ? ノワールは馬じゃないし、わたしの使い魔だもん。
そもそも、首輪を買いに来たのに、ノワールが居ないんじゃ、似合うかどうか分からないんだもん。

そして、ルイズは今、ノワールに乗ってトリスタニアに言ってくると言った時の、
シエスタの微妙な表情の理由を、しみじみとかみ締めていた。
学院で使い魔に見慣れていると、感覚が麻痺しがちなのだが、よくよく考えたら、
体高が一メイルを越える犬の威圧感は相当なものだ。
シエスタは良い子だし、色々世話にもなっているのだけれども、平民という事で少々遠慮しすぎる感がある。
忠告・諫言の類を叱責するほど、心の狭い人間では無いつもりのルイズとしては、
もう少し遠慮なくずけずけ言ってもらって構わないのにな、などと思っている。

こうなっては仕方ない。
少々気まずいが、さっさと買い物を済ませて帰ろう。
出来れば、ノワールと一緒にトリスタニアを散策でもしようと思っていたのだが、
流石にこの状況でそれが出来るほどルイズの肝は太くない。

心臓に毛の生えてるフォン・ツェルプストーなら平気なんでしょうけどね。
繊細なラ・ヴァリエールじゃ無理よ無理、と心の中で一人ごちる。
そもそも、こんな風に注目を集めてもなお、最初の目的を果たそうとしている時点で、
相当強心臓だという事実は華麗にスルーする。

まず、彫金職人を訪れ、銀のプレートを注文。
散々迷った挙句、銀無垢の表面に飾り文字でノワールとだけ刻んでもらうことにした。
続いて革細工の店でやいのやいのと細めベルトを選んで、プレートを取り付けてもらう。
職人は、やや引きつった顔で、お似合いですよ、と言ったが、
なるほど、ノワールの艶やかな黒い毛皮に、銀の輝きは良く映えた。

773 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/19(水) 00:32:15 ID:lkr/xlMT
支援

774 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/19(水) 00:32:19 ID:8xAfsDQu
支援

775 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/19(水) 00:32:42 ID:aINN4UuM
支援

776 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/19(水) 00:32:44 ID:1Cief37P
しぇん

777 :ゼロの黒騎士 第五回 3/9:2007/09/19(水) 00:32:49 ID:cxQdh8n+

その帰り道、ブルドンネ通りをそぞろ歩いている時に、事件は起こった。
銀だものね、毎晩ちゃんと磨かなきゃね。
あ、そうだ、帰ったらシエスタに銀磨き用の端切れを貰おうか、
などと、ルイズが一人盛り上がっていた時の事だった。

ルイズが手ずからかけてくれた首輪を、首筋に感じながら、ノワールは考える。
おれは、何故まだここに居るのだろう? これは最近のノワールのベーシックな悩みごとの一つだ。
学生連中や、教員の話を盗み聞きして、大体の状況は理解したし、着々と準備は進めている。
そろそろ、学院を離れても良いような気がする。
幸い、ルイズに連れまわされた遠乗りのお陰で、おれは随分この辺りの地形にも詳しくなった。
とはいえ、まだまだ準備が足りないのも確かだ。
何しろここは異世界。どんな障害が待ってるか分かったものじゃない。
万全を期すのはいい事だ。
しかし、こうも思う。準備というのはただの言い訳じゃないのか?
俺にはあの学院を離れがたい理由があるんじゃないのか?
否定する。
いや、明確な理由があるわけじゃない。要はきっかけがないという事だ。
あとは……そう、義理だ。
目の前で風に揺れる髪の毛を見ながら思う。
そう、義理だ。思えば、こいつには命の借りがある。
人間て奴はどうにも好きにはなれないが、こいつに助けられたと言う事実を無視することは出来ない。
借りっ放しは性に合わないのだ。
そいつを返すまでは、もう暫くここに居る。居る間は、こいつの命令も聞く。そういう事だ。
毎晩してくれるブラッシングが気持ち良いとか、
とって来いを成功させた時に自分の事のように喜ぶのが嬉しいとか、
無条件に寄せてくる信頼がこそばゆいとか、そういうのは違う。そんな事は断じて考えていない。

ノワールの首元には、銀のプレートが慎ましやかに輝いている。
ぐるぐると回り始めた思考を断ち切るように、女の悲鳴が響いた。

結論から言えば、それはただの引ったくりだった。
ルイズに命じられたノワールは、あっという間に犯人に追いつくと脚に噛み付いて引きずり倒し、
これをあっさりと制圧した。
ルイズは、被害者である老婦人から大変感謝され、恐縮した。
照れ隠しに、平民の保護も貴族の義務よ! と強がった所、今度は酷く感心された。
ぷいと横を向いて照れる表情に、少しだけ複雑な構成要素が混じる。
その構成要素の名を羞恥という。
自分は何もしていないのに、果たして感謝に値するのだろうか、という疑問だ。


778 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/19(水) 00:33:16 ID:lkr/xlMT
支援

779 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/19(水) 00:33:48 ID:8xAfsDQu
支援

780 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/19(水) 00:33:50 ID:jKS4tNvZ
にんじんのヴィオラート終わったのか。
しかしすごい二つ名だ。
わかめのルイズと同じくらいすごい。支援

781 :ゼロの黒騎士 第五回 4/9:2007/09/19(水) 00:34:20 ID:cxQdh8n+


夜の帳は惨劇を覆い隠す。

まず最初に、フーケの名誉のために弁護をしよう。
事故だったのだ。フーケに非が無いとは言わないが、それは、間違いなく事故だったのだ。
まさか三十メイルに達しようかと言うゴーレムの前でもたもたしている人間がいるとは思わなかった。
ゴーレムの身体は大きすぎて、肩に乗ったフーケにはゴーレムの足元が見えなかった。
ここ一番でどうしようもなく運が悪いルイズが、砕けた石に脚を取られて転ぶなんて、考えもしなかったのだ。

そもそも、事の始めから巡り合わせが悪かったとも言う。
たまたま、ロングビルこと土くれのフーケは、狙いを定めた宝物庫の下見をしていた。
たまたま、王都で自らの無力を実感していたルイズは、こっそりとノワールを連れて魔法の特訓をしていた。
たまたま、暇を持て余していたキュルケは図書館から帰る途中のタバサと共に、ルイズを冷やかしに現れた。
たまたま、苛立ち紛れにルイズが放ったファイアーボールの魔法は、大爆発を起こして、宝物庫の壁に深いひびを穿った。

どれか一つが欠けていれば、こんな事にはならなかっただろう。
そして、文字通り降って沸いたこの好機を、土くれのフーケが見逃すはずがなかった。

即座に呪文の詠唱を開始する。
操作性や、精密作業のための緻密さを捨て、ひたすらに巨大で強力なゴーレムを作成。
三十メイルに及ばんとするその巨体をもって、ひびの入った宝物庫の壁を破壊。
後は破壊の杖を奪い去り、記念の署名を残したら、悠々とゴーレムに乗ったまま学院から脱出する。
何故か宝物庫のそばに居た、タバサとかいう学生の使い魔である風竜を呼ばれるとちょっと厄介だが、
まあ、何とかなるだろう。
その筈だった。それで終わる筈だった。
ルイズという少女が居なければ。そして、彼女の使い魔が居なければ。


「嘘! こんな時に……」
転がる石に脚をとられる。
たまらず転んだ。
立ち上がらなきゃ、と思いつつも、思わず後ろを振り返る。
見なきゃ良いのに、振り返ってしまった。
視界をゴーレムの足が埋め尽くす。
最初に思い浮かぶのは、避けられ得ない死。
次に思い浮かんだのは、故郷の家族でもなく、忠誠を誓う人の面影でもなく……。

そして、無情にも、ゴーレムの脚が全てを踏み潰した。

ゴーレムにルイズが踏み潰される、一瞬前、確かにキュルケは見た。
ルイズは、最後の最後になって、自分の使い魔に、“来ちゃだめ!”と叫んでいた。

あなた、馬鹿よ、ルイズ。
せっかく使い魔召喚に成功して、あんなに喜んでたじゃない。
それが一ヶ月も続かないなんて、そんなのあんまりよ。
へなへなと座り込む。

後悔が身を苛む。
こんな事なら、からかわなきゃ良かった。いじめなきゃ良かった。
使い魔負けしないように気をつけろなんて、言わなきゃ良かった。

「死んじゃったら、何にもならないわ。ねぇ、そうでしょ? 答えてよ、ルイズ……」

その呟きは、風に流れて、消えた。


782 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/19(水) 00:35:14 ID:lkr/xlMT
支援

783 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/19(水) 00:35:16 ID:K1ysh3yd
支援

784 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/19(水) 00:35:30 ID:8xAfsDQu
>>780
そのわかめどっから出てきたw
支援

785 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/19(水) 00:35:31 ID:ur99laYB
>>713
うぉわ!
やっちまった!
シャドームーンは改造人間でロボじゃねぇよ。
砕石場でシャドーキックくらって、サタンサーベルで切り刻まれてくる〜〜〜〜!・゚・(つД`)・゚・

786 :ゼロの黒騎士 第五回 5/9:2007/09/19(水) 00:35:39 ID:cxQdh8n+

命を賭ける必要は無い?
馬鹿を言うな。この程度の危機で、おれの命がどうにかなるものか。

全力でおれを助ける?
一度、お前はおれを助けただろうが。借りっ放しは性に合わない。

来るな?
お前を置いて逃げられるものか!

永遠に引き伸ばされた一瞬。今にもルイズの上に落とされようとしているゴーレムの脚。
無論、こんなものに潰されてしまったら、人も犬もくそも無い。全部まっ平らになるだけだ。
たわめられた身体に爆発的な力が蓄積される。三歩だ、三歩で助ける。それ以上の時間はない。
風を巻いて駆け出した。
一歩。十メートル近くを一気に詰める。まだ届かない。
二歩。ルイズの元に辿り着く。膨大な質量が背後に迫ってくるのを感じる。
三歩。ルイズの襟首を咥えて離脱。直後無造作に下ろされるゴーレムの脚。
舞い上がる砂埃、びりびりと衝撃を感じるほどの轟音。
間に合ったと言う安堵。
もしかしたらルイズの鼓膜が破けたかもしれないという恐怖。
だが、あのまま潰されるよりは万倍もマシだ。
地面に横たわるルイズを見下ろす。
ショックのあまり気絶しているらしいが、その顔には、死を間近にしたものの恐怖が刻み込まれている。
眉間に寄った皺、何かに耐えるように握り締められたてのひら、強くつむられた瞳、今にも泣き出しそうな口元。
こいつは、自分の死という絶対的な恐怖を前にしてもなお、おれの事を救おうとしたのだ。
助けてと泣き叫ぶことは簡単だっただろう。
来てくれと呼べば、おれが助けに来ると信じていたはずだ。
助かる可能性を拒んで、たった一人で逝くと覚悟した時、どれほど心細かっただろうか。
それでも、それでも勇気を全部一滴残らず振り絞って、こいつは最初に交わした約束を守ろうとしたのだ。
おれよりずっと弱いのに、こいつは、死の恐怖を振り切ったのだ。

ああ、認めてやる。認めてやるさ。
他の誰が認めなくても、おれが認めてやる。
お前は、凄い奴だ。大した奴だ。
お前は、おれの相棒に相応しい女だ。

砂埃で汚れたルイズの頬をペロリと舐める。
汗の味と、ざらつく砂と、ルイズの香りがした。
恐怖に強張ったルイズの表情が、かすかに緩んだ気がした。

知らず知らずのうちに低い唸り声が喉から響く。
遥か頭上のあいつは、おれの敵だ。
戦力差とか、体格差とか、全部知った事じゃない。
おれは、あいつを噛み砕かずにはいられない。
あいつは、おれの相棒を傷つけようとしたのだ。

敵はでくの坊の肩の上、杖を構える人影。黒ローブのメイジ。土くれのフーケを名乗る盗賊。
奴に、誰の相棒に手を出したのか教育してやる。

787 :ゼロの黒騎士 第五回 6/9:2007/09/19(水) 00:37:13 ID:cxQdh8n+

ゴーレムの右足に狙いを定める。ここから先はタイミングが勝負。
接地の瞬間、足に飛びつき、一気に膝まで駆け上がる。
駆け上がる勢いと、ゴーレムが右脚を振り上げる勢いを利用して、一気に胸まで飛び上がった。
そこから肩まで、ノワールならば一歩の距離だ。
今更フーケがノワールに気づく。遅いとほくそえむノワール。
まさか犬が垂直三十メイルを駆け上がると思ってはいなかったのだろうが、それを油断というのは酷だろう。
まさかという思いが、ゴーレムを維持するかフライを再詠唱して逃走するかの一瞬の迷いが、彼女の命運を分けた。
杖を握る右手首にノワールの牙が食い込む。皮膚が破れ、骨が砕ける。
握力を失った右手に握られた杖が、重力に引かれて零れ落ちる。
だが、フーケとて伊達にその名をトリスティン中に轟かせているわけではない。
常人ならその場で転がりまわるしか出来ないであろう痛みを堪え、左手に持った『破壊の杖』を捨てると、
咄嗟に懐から、あらかじめ契約しておいた予備の杖を引き抜き、震える声で詠唱。
崩れ落ちるゴーレムの肩を蹴って、フライを発動すると、学院裏の森へと逃げ込んだ。
森に逃げ込んだのは、上空からの追跡をかわす為だろう。
その背を追うように、ノワールも城壁を駆け上がって視界から消える。

無事なルイズに気づき、手当てをしていたキュルケが、慌ててタバサに声をかける。

「ちょっと、行かせちゃって大丈夫なの? シルフィード呼んで、空から追いかけたほうが良いわ。
 幾ら手負いでも、ノワールがトライアングルメイジに敵うはずがないもの」

返ってきた答えは、よろず物事に関心を持たない傾向にある友人の性格を割り引いても、無情なものだった。

「必要ない」

「必要無いって、タバサ、そんなわけ無いでしょう!」

意識を取り戻した時、もしノワールがもうこの世に居ないと知ったら、
それも自分の仇を討とうとして返り討ちにあったと知ったら、ルイズがどれほど傷つくか想像も出来ない。
思わず声を荒げる。余裕のある優雅な振る舞いを旨とする、キュルケらしからぬ言葉。

「ノワールが森に行くたびに、シルフィードに乗って観察していた」

消えたノワールを見送るタバサが返した答えは、少々的外れな物に聞こえた。

「学院裏の森には、現在四つの野犬の群れが存在する」

「?」

「その全てを、ノワールは統率している」

「……朝夕に森に行くのは、そういう理由だったの」

緊張を解くように、溜息をつくキュルケ。
安心したのか、言葉にも落ち着きが戻ってきている。
そんな親友に目を向け、タバサは静かに言葉を続けた。

「あの森は、ノワールの領域、狩場」


788 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/19(水) 00:37:16 ID:lkr/xlMT
支援

789 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/19(水) 00:37:19 ID:3FOyBk2R
燃える!支援

790 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/19(水) 00:37:24 ID:1Cief37P
かっこいいツンデレワイルドワンちゃん支援

791 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/19(水) 00:37:25 ID:Ta4wXK+i
わんこ支援

792 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/19(水) 00:38:14 ID:8xAfsDQu
支援

793 :ゼロの黒騎士 第五回 7/9:2007/09/19(水) 00:38:26 ID:cxQdh8n+


「なるほどね。牙を避けるために、胃袋に逃げ込んじゃった、ってわけか」

あらゆる方向から聞こえてくる低い唸り声。
あまりにも数が多すぎて、気配を探る意味が殆ど無い。
木の影に敵、茂みの影に敵、視界の隅に敵、背後に敵頭上に敵すぐ傍に敵遠間に敵敵敵敵敵敵敵……。
だが、不思議と恐怖は感じない。
あまりにも異常な状況が、恐怖などというまともな感情を想起させないのかもしれない。
あるいは、恐怖が飽和して、精神のどこかが断線してしまっているのかもしれない。
何処か冷静な頭で、何はともあれパニックに陥らずに済むのは良いことだ、などと考える。
そのまま、思考は勝手に自らの状況を確認する。
右手の傷は言わずもがな。右足には早くも新たな噛み傷。
この森が野犬の巣である事に気づき、慌ててフライで逃げようとした時に食いつかれた傷だ。
飛行を封じられ、走ることも叶わない。
そもそも、こうも派手に血の匂いをばら撒いていては、逃げた所ですぐに捕捉される。
泥沼の持久戦に引きずり込まれた格好だが、ゴーレムを作成した分、
精神力を消耗しているフーケの方が圧倒的に分が悪い。
いや、例え万全の状況であっても、あの“化け物”が指揮するこの包囲を果たして抜けられただろうか?

「年貢の納め時かな……」

口に出した途端、萎える気力。
だめだ、弱気を振り切れ。
自分には、帰る場所が、諦めてはいけない理由があったはずだ。

「だけどね、この土くれのフーケを舐めるんじゃないよっ!」

自らを鼓舞するために、叫ぶ。
その声を合図にするように、視界のあらゆる影から、野犬の群れが殺到した。

夜の帳が、惨劇を覆い隠す。


794 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/19(水) 00:38:29 ID:BjTcVkAC
支援

795 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/19(水) 00:38:36 ID:JTyysNMu
支援

796 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/19(水) 00:38:36 ID:lkr/xlMT
きゃー、フーケ逃げて〜

797 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/19(水) 00:39:36 ID:Ta4wXK+i
犬の餌だ支援

798 :ゼロの黒騎士 第五回 8/9:2007/09/19(水) 00:39:38 ID:cxQdh8n+

翌朝、トリスティン魔法学院の正門前で、ボロボロに傷ついたミス・ロングビルと、
そのロングビルを見張るようにその横で伏せているノワールが発見された。
先夜すでにルイズ、キュルケ、タバサにより事の顛末が報告されていた事もあって、
学院はミス・ロングビルこそ土くれのフーケと断定し、治癒を施した後、王都の衛士に引き渡す事となった。
ただ、その際の報告書では、何故かルイズ以下三人がフーケを捕らえたことになっており、
更に、学院長の名で、すでにシュヴァリエの爵位を得ているタバサを除く二人に、
シュヴァリエの爵位を下すよう申請が行われた。

実利を重んじるキュルケ、何事にも超然としたタバサは兎も角、この事はルイズの劣等感をいたく刺激した。

「納得いきません!」

当然の如く、その場で噛み付いた。

キュルケは、貰えるものは貰っときなさいよ、と如実に視線で語っている。
タバサの無表情からは、何も読み取れない。

朝の学院長室。部屋の主のオスマンだけでなく、隣にはコルベールも控えている。
オスマンとコルベールは顔を見合わせた後、溜息をついた。
オスマンが重々しく、口を開く。

「のう、ミス・ヴァリエール。こうは考えられんかの? 主と使い魔は一心同体。
 で、あるからには、使い魔の手柄は、主の手柄であると、な」

ルイズは反論出来ない。
何故ならば、オールド・オスマンの言はどうしようもないほど正しいからだ。
だけど、その正しさに納得する事が出来ない。
だって、自分は何もしていない。ノワールに助けてもらって、ただ気絶していただけだ。
なのに、シュヴァリエなんておかしい。嬉しいけど、嬉しくない。
何も出来なかった自分が悔しい。
咄嗟に嬉しいと思ってしまった自分が嫌だ。

俯いて肩を震わせるルイズに、気遣わしげな眼差しを送るコルベール。
そっとオスマンに目くばせをした後、キュルケとタバサに退室を促す。
二人が退室したことを確認して、ゆっくりと語り始める。

「ミス・ヴァリエール。落ち着いて聞いて欲しい。君の使い魔の事だ」

ルイズが顔を上げた。
目には、涙さえない。乾ききったその表情が、痛々しかった。

その表情に一抹の不安を感じながらも、コルベールは語った。
ノワールのことを。ノワールに刻まれたルーンの意味を。

799 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/19(水) 00:39:49 ID:lkr/xlMT
支援

800 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/19(水) 00:40:23 ID:8xAfsDQu
勝手なイメージはドーベルマンなんだがモノはどんなやつなんだろ支援

801 :ゼロの黒騎士 第五回 9/9:2007/09/19(水) 00:41:06 ID:cxQdh8n+

フリッグの舞踏会が終わり、ルイズは自室に帰ると、ばったりと寝台に倒れこんだ。
無性に疲れていた。
ルイズを筆頭にした三人がフーケを捕らえたという噂は、あっという間に学院中に広まっていた。
麗しく着飾ったルイズの美しさと相まって、舞踏会の間中、ダンスの申し出が後を絶たなかった。
ついこの間まで、ゼロのルイズと蔑んできた相手が、歯の浮くような美辞麗句と共に、恭しく手を差し出してくる。

……みんな、馬鹿みたい。

枕に顔を埋めたまま、呟く。

フーケを捕まえたのは、わたしじゃないのに。
凄いのは、わたしじゃなくて、わたしの使い魔なのに。

ずっと誰かに認めてもらいたかった。
凄いね、と褒めてもらいたかった。

今、この学院でルイズを認めないものは、殆ど居ない。
凄いと褒めてくれた相手は、今日だけでも十指に余るほど。

でも、こんな風に認めて欲しかったわけじゃない。
やっても居ない事で褒められても、全然嬉しくない。

沈んだ気持ちで、寝返りを打つ。
ノワール。わたしの使い魔。黒い大きな犬。
始祖ブリミルの伝説。四つの使い魔。神の盾ガンダールヴ。
右前脚に刻まれたルーン。
ミスタ・コルベールの言葉が蘇る。

「我々も、最初は何かの間違いだと思った。
 例えば、『始祖ブリミルの使い魔』の記述が間違っていたのだ、とかね。
 だが、今回の一件で、認識を改めざるを得なくなったんだ。
 トライアングルメイジを戦闘不能にするような犬は、あらゆる意味で、尋常ではない」

「報告書の内容を改竄した理由は、それさ。
 ガンダールヴのルーンを持つ者……いや、犬か、が再び現れた。この事は様々な波紋を生むだろう。
 いつか明らかにしなければならないにせよ、
 せめてどのような影響を及ぼすかを見極めてからにしたいと我々は考えている。
 今、ノワールに注目が集まるのは、望ましい事態ではないんだ」

ごろごろと寝台の上でで転がる。
胸の中で渦巻く何かがあるのに、言葉に出来ない感じ。
すっかり指定席となった毛布の寝床で、何事かとノワールが顔を上げる。

「ねえ、ノワール。あたし、あんたに相応しいメイジになれるのかな」

珍しく不思議そうな表情を浮かべるノワールに向かって呟くと、目をつぶる。
身体は正直だ。速やかに眠りは訪れた。
眠りに落ちる一瞬前、頬をノワールに舐められたような気がした。


802 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/19(水) 00:41:48 ID:K1ysh3yd
支援

803 :ゼロの黒騎士 第五回:2007/09/19(水) 00:44:16 ID:cxQdh8n+
投下終了です。
ご支援、ありがとうございました。

とりあえずは、一巻分がこれで終了です。
次回からは、アルビオン編になります。

>>800
ナイト=ノワールの犬種は原作中では明らかにされませんでした。
ので、適当にでっちあげております。
遺伝子やら何やらを色々と弄繰り回された一代限りの軍用犬オブ軍用犬と思ってください。

804 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/19(水) 00:45:38 ID:Ta4wXK+i
黒騎士乙GJ。
次回も楽しみにしてる。

805 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/19(水) 00:46:01 ID:aINN4UuM
野犬の群れ怖すぎる
GJ

806 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/19(水) 00:46:17 ID:3FOyBk2R
いやー面白かったGJです!

807 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/19(水) 00:47:19 ID:8xAfsDQu
原作でもわかんないのか
まあわんこだからいいや
わんこは可愛い
可愛いは正義
わんこは正義
投下乙!&GJ!

808 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/19(水) 00:47:38 ID:4WUkm/vE
支援できなかった醜態を詫びよう。
そしてGJと言わせて頂く。
……黒騎士で教育ってあの人がモチーフなんかなー。

809 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/19(水) 00:47:45 ID:BjTcVkAC
GJ

810 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/19(水) 00:49:27 ID:ZqwhWkM3
GJ!
統率された獣の群れなんて考えただけで震えが来る。

811 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/19(水) 00:49:46 ID:Fp4PVtpX
GJでした。

>右前脚
右はヴィンの方じゃなかったっけ?

812 :Zero ed una bambola:2007/09/19(水) 00:49:57 ID:AfKG8d1d
投下乙です〜

それでは1時くらいから投下させていただきますね

813 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/19(水) 00:49:57 ID:zJz+1yv5
デュエルセイヴァーの大河呼んだりしたら
トレイターとデルフリンガーと相当うるさいことに

814 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/19(水) 00:51:06 ID:lkr/xlMT
>>812
かもなまいはーと

815 :ゼロの黒騎士 第五回:2007/09/19(水) 00:51:08 ID:cxQdh8n+
>>811
し、しまった……すみません、それ、ミスです……。
見直したつもりだったのですが。

816 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/19(水) 00:56:02 ID:Ta4wXK+i
トレイターって基本無口じゃなかったっけ。

817 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/19(水) 00:59:11 ID:1Cief37P
わんちゃん乙!動物系の召喚の話はいつもルイズがかわいいね。
そしてアンジェ支援するじぇ

818 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/19(水) 00:59:57 ID:K1ysh3yd
支援

>>813
あの人(剣)は基本喋らないから大丈夫でしょ

819 :Zero ed una bambola:2007/09/19(水) 01:00:59 ID:AfKG8d1d

モット伯の屋敷が燃えてから3日が経ち、既に日も暮れようとしていた。
そこにはもはや見る影もなく、ただ焼け焦げた残骸があるだけだった。
「ようやく調査が開始されたみたいね」
「はい、思いのほか時間がかかったみたいですね、主任」

「何よ、わざわざこんな所まで呼び出して!ゴミ漁りでもしろっていうの?」
「主任〜、私に怒らないで下さいよ〜」

廃墟にやってきた白衣を纏う金髪の美女。確かに美女なのだが吊り目がずいぶんきつい印象を与える。その女性がこれも若い白衣の女性を引き連れていた。美女が二人、廃墟の片付けに追われる薄汚れた兵士たちからはかなり浮いている。
ちょうどそこに一人の中年の男がやってくる。

「これはこれは、ええとミセス・ヴァリエール、ご足労ありがとうございます。自分がここの責任者であります」
「ミセス…?」

ミセスとよばれた女性はこめかみを引くつかせた。

「ミス…ですわ」
「え? ああこれは失礼しました。はは…それと遺体と調査報告書についてですが、それはもう送ってあります」

笑って誤魔化そうとするが女性の顔は引きつったままだ。

「それで? ここに私を呼びつけましたワルド子爵はどこにいらっしゃるのかしら?」
「子爵ですか?あの方はまだ仕事があると言われて…どこかへ行かれました」
「な、なんですって!」

この兵士は確かに聞いたのだ。そうプツンと何かが切れる音を。

「こ、こいつを渡すように言われてまして。ではこれで…」

そういって兵士の男は小さな円筒形の金属を手渡し逃げるように去っていく。


820 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/19(水) 01:01:22 ID:lkr/xlMT
支援

821 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/19(水) 01:01:48 ID:8xAfsDQu
よしきた支援

822 :Zero ed una bambola:2007/09/19(水) 01:03:21 ID:AfKG8d1d
「しゅ、主任?」
「クソ! あのド低脳が!わざわざ私を呼びつけておいて自分はいないだと? ふざけるんじゃないわよ!」

ゲシゲシと瓦礫を蹴りつける。

「主任〜。今もらった報告書に襲ったのはフーケみたいだと書かれてますよ?」

火に油を注ぐようなことを言うこの部下の女性。案の定、書類を奪い取ると、ビリビリッと引き裂くのであった。

「何で結論が出てるのに呼び出されなきゃいけないのよ!あの気障野郎、ちびルイズの婚約者と思って調子こいてんじゃないわよ!」
「わ、わたしに怒鳴らないでくださいよぅ?」
「うるさい。黙れよ!」

いつの間にか人がいなくなったモット伯屋敷跡、エレオノールは己の怒りを部下にぶつけるのであった。

「ふう…ねぇ?」
「あう? 何ですか主任」

ようやく落ち着いたエレオノールは遠くに見える建物を指差す。

「あの建物…トリステイン魔法学院だったわよね?」
「えう? そうですけど、それがどうしたんですか?」

エレオノールは顎に指を当てて何やら思案する。

「あんた、先に研究所に帰ってなさい。私は寄るところがあるから」
「はい? わかりました。では先に戻りますね」

一人になったエレオノールはぼそりと呟く。

「ここまできたことだし、ちびルイズにでも会いに行くか」




823 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/19(水) 01:03:33 ID:lkr/xlMT
支援

824 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/19(水) 01:04:11 ID:8xAfsDQu
支援

825 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/19(水) 01:04:30 ID:cxQdh8n+
オールドミス支援。

826 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/19(水) 01:04:47 ID:1Cief37P
なんだか悲劇の予感支援

827 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/19(水) 01:05:41 ID:8xAfsDQu
支援

828 :Zero ed una bambola:2007/09/19(水) 01:05:57 ID:AfKG8d1d
Zero ed una bambola   ゼロと人形



アンジェリカは眠りからいまだに覚めない。ルイズは堪らなくなって何度も息をしているかどうか確認してしまう。そう、ルイズの脳裏にはまだあの光景が鮮明に焼きついているのだ。
このままアンジェリカも……そんな思いに耐え切ることができなかったルイズは、ついにアンジェリカを自分の部屋から医務室に移すことに決めたのだ。

シエスタはモンモランシーの治療のかいあって、すでに日常生活に支障がない程度に回復していた。
だがルイズは一度見舞いに行ったきり彼女に会っていない。朝一人で洗濯に行ってもシエスタには会うことはできなかった。食堂でもそうだ。
キュルケにしてもそうだ。相変わらずよく絡んでは来るものの、アンジェリカについては一言も触れない。タバサは…あまりよく分からない。よくキュルケと一緒にいるけれどもいつも本を読んでいる。キュルケと反対のタイプだということはすぐに理解できた。
モンモランシーだけが以前と変わらずに接してくれるのだ。ただ屋敷が焼けたことに関してはしつこく聞いてくる。あそこで何があったのかわたしは言葉を濁し誤魔化すことしかできなかった。
何度かそれを繰り返すうちにやがてモンモランシーは何も聞かなくなった。事情を察知したのだろうか、ともかくその心遣いはありがたかった。

一人部屋に取り残されたルイズ。

「アンジェ、着替え…」

もうこの部屋にはアンジェリカはいないのに……。もともとは一人だったその部屋がやけに広く感じられる。
ルイズはアンジェリカとの短くも楽しい日々を思い出す。もうあの頃には戻れない、そんな焦燥感に駆られて部屋を飛び出るのでる。目元に涙を浮かべながら…。

もうあの部屋に一人でいるのに耐え切れない。ルイズの持ち前の性格からか、誰かに頼ることなどできず、ただ中庭をぐるぐると歩き回るしかなかった。
だがそんなルイズの背後から影がそろりと忍び寄り、ルイズの頬をぷにっと摘み上げた。

「いひゃい、はにひゅんにょひょ!」

こんなくだらないことをするのは学園には一人しかいない、そうキュルケだ。

「馬鹿! 痛いじゃないのよ!」

頬をつまみ上げる手を乱暴に振り払う、抗議の声をあげようと振り向くがその手の持ち主を見て目を丸くして驚いた。

「ちびルイズ、ずいぶんなご挨拶ね。」
「姉さま!」

ルイズは驚きのあまり口を開けたまま立ち尽くす。

「何間抜けな顔してるのかしら、うりうり」

エレオノールはそういうとルイズの頬をぷにぷにと触り始める。

「ひゃねしゃま、ひゃんひぇひょひょに」
「んー近くに来たからついでによ。最近あんたにも会ってないしね。」
「姉さま! わたしに会いに?」

手を振りほどき歓声をあげてこたえる。少し気分が沈みがちだっただけに家族が会いに来てくれるというのはうれしいものだ。思わず顔が綻ぶ。


829 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/19(水) 01:06:19 ID:lkr/xlMT
支援

830 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/19(水) 01:07:00 ID:zJz+1yv5
紫苑

831 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/19(水) 01:07:21 ID:8xAfsDQu
支援

832 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/19(水) 01:08:16 ID:JTyysNMu
支援

833 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/19(水) 01:08:38 ID:1Cief37P
火蛍の墓を見つつ支援

834 :Zero ed una bambola:2007/09/19(水) 01:09:00 ID:AfKG8d1d
「まさか、ちびルイズのためだけに来るわけないじゃない。」
「え?」
「仕事のついでよ。ここに用があるのよ。それしてもずいぶん探したわよ」

ルイズの喜びを足蹴にするようなことをエレオノールはいう。ルイズは拗ねたように反発するのだった。

「だったら先に用を済ませばよかったじゃない!」
「そんな可愛げのないこというのはこの口?」
「いひゃい、いひゃい。ねえひゃま、いひゃい」

いとも簡単にルイズをあしらうエレオノール。ルイズをからかうことにかけては右に出るものはいないのだ。

「仕事のついででも会いに来てやっただけありがたく思いなさい」
「うぅ〜。姉さま、用って何?」

そう言いながら真っ赤になった頬をさするルイズ。

「ほら、モット伯の屋敷が焼けた事件があるでしょ?それについてここの学院長に聞きたいことがあるのよ」

その言葉にルイズはドキッとした。まさかばれた?姉さまはアンジェリカを捕まえに?ルイズは冷や汗をだらだらとかく。

「そういえば、あんたモット伯の屋敷が燃えた事件知ってるわよね?」
「え? は、はい。ええと近くで起きた事件ですから色々と噂になってますわ」

動揺からか口調が少しおかしくなる。だがエレオノールはさほどそれを気にせずに話を続ける。

「知ってるのなら話が早いわ。ほら、あんたの婚約者のいけ好かない髭のワルドっていたじゃない?」
「え、ワルド様?」
「そう、あいつが報告書作っておいて後の仕事全部押し付けたのよ」

顔を歪ませてルイズに愚痴を吐くエレオノール。だがそんなことよりもルイズには気になることがある。

「あの、報告書、その報告書にはなんて書かれていたのですか?」

ルイズははやる気持ちを抑えて尋ねる。

「そうね、『土くれのフーケ』の仕業だと書かれているわ。ま、私はその裏付けをするのよね」

なんだかんだいってしっかりと報告書に目を通していたエレオノール。ルイズはその言葉を聞き安堵する。

「じゃあ、あとであんたの部屋に行くからワイン用意して待ってなさい。学院長に会ってくるわ」
「え? 姉さま、学院の中わかるの?」
「ちびルイズに心配されるほど落ちぶれてはいないわよ」

そして何事もなかったかのように去っていくエレオノール。ルイズはただ呆然とそれを見送るのであった。


Episodio 16


Il lavoro della piu vecchia sorella
姉の仕事


835 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/19(水) 01:09:13 ID:8xAfsDQu
支援

836 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/19(水) 01:09:19 ID:lkr/xlMT
支援

837 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/19(水) 01:10:29 ID:BjTcVkAC
乙……ルイズ頑張れ。

838 :Zero ed una bambola:2007/09/19(水) 01:11:19 ID:AfKG8d1d
Un'intermissione



「隊長、報告書はあれでよかったんですか?」
「ああ、あれでいいんだ。マザリーニの奴が、何かあるとすぐ仕事を押し付けるからな」
「確かに、最近は仕事の量が増えていますね」
「適当な所で手を抜いておかないとな。それにアカデミーは優秀だ。すぐに報告書の矛盾に気付いて事件を解決するさ」
「ですが、こちらに文句を言ってきませんか?」
「そのときにはこういうさ。仕事が多すぎて手が回りませんでしたってね」
「ははは、それはいいですね。では隊長、自分は先に失礼させて頂きます」
「ご苦労、ではまた明日」





「ふん、馬鹿な奴だ。所詮親の七光りか。さて王立魔法研究所の諸君。お手並み、拝見させてもらうよ」



幕間


839 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/19(水) 01:13:00 ID:1Cief37P
乙&GJ!
ルイズも犯人が近くにいて原因探ってる姉がいるなんて最悪だなwww

840 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/19(水) 01:14:16 ID:8xAfsDQu
支え……終わった?
乙&GJ!
ワルドが渋いな

841 :Zero ed una bambola:2007/09/19(水) 01:14:34 ID:AfKG8d1d
投下完了 アカデミーは某カウプランを意識しています。

今回のNGシーンは自粛


それでは次回予告
「だからね、シートには女性にお尻を乗っけて欲しいんだけどさ」
圧迫祭り最高。で、おまえいらね。ついにはモトラド(注・二輪車。空を飛ばないものを指す)にも見捨てられたモット伯。荒野に一人倒れてしまうのだ。
しかしそんなモット伯に救いの手が差し伸べられる。ヴォルフ将軍は倒れているモット伯を薔薇の屋敷、511キンダーハイムへと招待するのであった。

次回、名前のないモット伯〜中年と一杯のココア〜


助けて!僕の中のモット伯が破裂しそうだよ!



842 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/19(水) 01:19:02 ID:8xAfsDQu
破裂しそうもなにもとっくに破裂しとるわwww

843 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/19(水) 01:20:55 ID:BZ1RE09Y
ちょwMONSTRwww

844 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/19(水) 01:21:45 ID:1Cief37P
自粛してNEEEEEEEEE!!!
とっくにモット君は破裂してるわwww

845 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/19(水) 01:25:14 ID:K1ysh3yd
ピクルス抜きのハンバーガー吹いた

846 :ゼロのガンパレード:2007/09/19(水) 01:27:43 ID:b32d5Afm
さて、投下よろしいかしらー?

847 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/19(水) 01:29:16 ID:BjTcVkAC
オールハンドゥトゥ?

848 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/19(水) 01:29:31 ID:+ZxFtTcM
当方に支援の用意あり

849 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/19(水) 01:31:11 ID:AA3WyAWs
いつか
きっと
支援

850 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/19(水) 01:31:37 ID:2XjEIxp1
全軍突撃、ガンパレード
最後の一人までことごとく敵と戦って支援

851 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/19(水) 01:32:02 ID:B3ow5JW+
ガンパレキター。

支援。

852 :ゼロのガンパレード:2007/09/19(水) 01:32:10 ID:b32d5Afm
では、1:35より投下いたします

853 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/19(水) 01:33:12 ID:7cBqhIwT
その前に私には「エッグ・ベーコン・スパム・ソーセージ」をちょうだい。ただしスパム抜きで!!

854 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/19(水) 01:33:48 ID:eyUQ20l7
ちょ、寝れねぇww

支援

855 :ゼロのガンパレード:2007/09/19(水) 01:35:34 ID:b32d5Afm
その日は、端的に言って良い天気だった。
日差しは暖かく、風は心地よい。
かつては錬兵場だったという中庭に寝転がり、
ギーシュは実に楽しそうに頬をほころばせた。
風の魔法で切り裂かれた肌は痛み、吹き飛ばされた際に打ち付けた腰からは未だに鈍痛が響いて来るが、
それら全てを帳消しにしてなお余るほどの爽快感が彼を包んでいた。

「……なに笑ってんのよ」

声とともに、逆さまになったルイズの顔が視界に入った。
昨日と同じ乗馬服姿なのを見てほっと息をつく。
この爽快な気分を、婦女子の下履きを覗いたなどという下世話な喜びで汚したくはない。
最もブータに跨るようになって以来、ルイズがスカートのような服を着たのは舞踏会の時だけなのだが。

「なにと言われてもね、ルイズ。それは楽しいからに決まっているじゃないか」
「楽しいって、ワルドに負けたのに? あんたそんな趣味だっけ?」
「どんな趣味よ、ルイズ。いくら幼馴染だからって、アンリエッタ王女みたいなこと言わないでよ」

笑いながら会話に入ってきたのはキュルケである。
こちらはルイズと違ってギーシュの言い分を理解していると見えて、
よくやったとでも言いたげな目をしている。

「あんただって、ブータの講義は聞いてるでしょうに。
 大局的勝利と個人的勝利は違うってこの間習ったでしょう。忘れたの?」
「憶えてるわよ。
 ……ええと、勝負に勝って試合に負けるっていうあれでしょ。
 つまり、ギーシュは決闘には負けたけど、目的は果たせたってこと?」

まさにその通り、とでも言いたげに猫が喉を鳴らした。
弟子の成長具合に満足が行ったのか、ご満悦な顔でタバサに喉を撫ぜて貰っている。
そもそも、学生で未だドットメイジにすぎないギーシュが、
軍人でスクエアメイジのワルドに決闘で勝てるわけがないのである。
ブータの元で戦術を学んだギーシュがそれに気づかぬ筈がないのだ。

「で、その目的ってなによ」
「なに、簡単なことだよ。
 初めて会った時から、あの子爵殿のすました顔を、
 思い切りぶん殴ってやりたいと思っていたのでね」

856 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/19(水) 01:36:33 ID:AA3WyAWs
他人の為に血を流す勇気を、僕はまだ持っているか支援

857 :ゼロのガンパレード:2007/09/19(水) 01:37:14 ID:b32d5Afm
その答えに、ルイズはまじまじと彼の顔を見詰め、
次にキュルケ、タバサ、ブータと視線を移して、
最後にもう一度ギーシュに目をやると深い深いため息をついた。

「前から思っていたのだけれど」
「うん?」
「ギーシュ、あんた、実は馬鹿でしょう?」

そうかな、とギーシュは笑った。
そうかもしれない。いやきっとそうだろう。
なにしろルイズ症候群の重症患者だ。利口な筈がない。
まてよ、すると感染源であるルイズはどうなのだろう。
罹患者が馬鹿なら、さしずめ感染源はそれを上回る大馬鹿に違いないのだが。

「しかしだね、ルイズ。考えても見たまえ。
 グリフォン隊の隊長殿を殴って、しかもお咎めなしだなんて機会はそうそうないだろう?
 ならばこの機を逃さず、と思っても仕方がないとは思わないかい?」
 
ルイズはがくりと肩を落とすと、疲れたような表情で口を開いた。

「前言を撤回するわ、ギーシュ。
 あんた間違いなく馬鹿だわ。それもただの馬鹿じゃなくて、大馬鹿よ」



/*/



一体なぜこんなことになったのだろう。
元東薔薇花壇騎士団団員にして現北花壇騎士八号ことバッソ・カステルモールは、
王宮の廊下を歩きながらもはや何回目になるか解らぬ自問を再び繰り返した。

「姫殿下、もうそろそろ」
「黙りな、カステルモール。
 よもやお前、この国の王女であるわたしに、裸足で王宮を歩けと言うの?
 それとも、わたしを連れて馬車まで行くにも事欠くほどの体力しかないとでも?
 誉れあるわたしの騎士であるお前が?」

いえと否定する。
カステルモールとて、厳しい訓練を潜り抜けてきた騎士団の精鋭である。
従姉妹であるシャルロットよりは肉付きがいいとはいえ、
未だ発育途上の少女でしかないイザベラを抱き上げて馬車まで運ぶのは困難なことではない。
むしろ辛いのは、無遠慮ではなく、しかし確実に彼に突き刺さる周囲の宮廷雀たちの視線である。
だがそれもしかたがあるまい。
一国の姫君をお姫様抱っこして王宮を闊歩する騎士など、それこそ詩人の歌の中にしか存在しないのだから。
溜息を押し殺し、そっとイザベラの顔に目をやる。
それに気づいたか、ふんと鼻を鳴らして少女がそっぽを向いた。
その頬の赤みに、やはりまだ怒っておられるのかと密かに嘆息する。
先ほどの父王との会見では望みの答えは引き出せず、無理やり連れ出されたせいで靴はどこかに行ってしまった。
裸足で歩くわけにもいかぬから抱き上げて運べと命令したのは彼女自身だが、
自尊心の高い少女にとっては、それこそ子供でもないのに抱き上げて運ばれるのは不快なようで、
先ほどから頬を不満げに紅潮させ、カステルモールの方を見ようともしない。
それなのに時々目が合うのは、きっと抑えきれぬ怒りにこちらを盗み見ているからなのだろう。
そもそも自分はこの姫には嫌われているのだ、とカステルモールはしみじみと思った。

858 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/19(水) 01:38:37 ID:B3ow5JW+
支援。

859 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/19(水) 01:39:00 ID:lkr/xlMT
支援

860 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/19(水) 01:39:40 ID:D4Nd2UFx
支援

861 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/19(水) 01:40:12 ID:AA3WyAWs
君は笑うかい? 僕はこの瞬間から、このスレの支援者を名乗るんだけど

862 :ゼロのガンパレード:2007/09/19(水) 01:40:16 ID:b32d5Afm
ことの始まりは数ヶ月前のことである。
ある領主がイザベラを狙うために地下水と呼ばれる傭兵メイジを雇ったという事件があった。
その際、あろうことか王女は従姉妹であるシャルロットを影武者としてその領主の館に乗り込んだのである。
それ自体は冤罪であることが後に判明するのだが、領主の誕生日を祝う園遊会である珍事が発生した。
酒に酔ったのか何者かの魔法なのかは本人が口をつぐんでいるため不明だが、
突如としてイザベラが舞台上にあがり、全裸で踊りだしたのである。
騒然として混乱の渦中に叩き込まれた会場の中で、いち早く自分を取り戻したのがカステルモールであった。
何しろ彼の認識としては、イザベラの姿をしているのは真実の主君たるシャルロットの筈なのである。
その主君の痴態をそのままにしておくことなど、忠義の騎士たる彼には不可能であった。
慌てて近くにあったテーブルの布を引っつかんで舞台に上がり、
裸の王女を抱きかかえて人目のつかぬ場所に強引に連れて行ったのである。
ようやくそこで自分が連れ出したのがイザベラ本人だと気がついたが、もはや後の祭りである。
布で申し訳程度に身体を包んだ王女は、まだ赤みの抜け切らぬ頬で、上目遣いに涙を湛えて言ったのだ。
「わたしの裸を見た責任、取ってもらうわよ」と。
これは仕方がないと腹を括り、任務後に宿舎に戻ると同時に身辺の整理をする。
王位の簒奪者の娘に断罪されるのは業腹だが、
騎士として、いや男として一人の女性に責任を取れなどと言われては逆らえぬ。
騎士団長に出頭を命じられ、除隊を命じられた時も動ぜずに受け入れられたものである。
続いての北花壇騎士団入隊の命令に首を傾げ、ややあってなるほどと頷いた。
つまりはシャルロットと同じように、危険な任務で死亡するのを待とうと言うのだろう。
考えてみれば、処分しようにも先の出来事は充分に醜聞である。
嫁入り前の少女にとってはまさに致命的だ。表沙汰にはできぬ。
故に任務上での自然死を装うつもりなのだろう。
いいだろう、と笑みが浮かぶ。
如何にイザベラとても早々危険な任務ばかり用意はできまい。
その一部を自分が引き受けると言うことは、同時にシャルロットに回される任務が減るということである。
ならばこの身を楯として、真の王位継承者をお守り申そう。

「姫殿下、馬車に着きましたので」
「また抱き上げるのは大変だろう?
 それともカステルモール。まさかわたしが重いとでも?」
「いえ、滅相もございません。
 姫殿下は羽のように軽うございます」

だが、その決意が失望に変わるのに早々時間は要らなかった。
任務を言い渡されることもせず、ただ我が侭なイザベラの護衛として過ごす日々。
あるいは自分を飼い殺しにする為に部下にしたのか。
きっとそうだろう。
騎士としての名誉ある死を与えず、今日のような恥辱を与えて溜飲を下げているに違いない。
ところが、周囲はそうは見ていないようで、古巣にいる昔馴染みの騎士仲間と酒を呑んだ時にそう洩らしたら、
世界が終わったかのような顔で無理矢理にその場にいた全員に酒を呑まされた。
あれは未だに謎である。


863 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/19(水) 01:41:32 ID:cxQdh8n+
これは良い朴念仁支援

864 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/19(水) 01:42:37 ID:kPyjDs7M
しえーん

865 :支援:2007/09/19(水) 01:42:43 ID:lkr/xlMT
これは良いツンデレ

866 :ゼロのガンパレード:2007/09/19(水) 01:42:51 ID:b32d5Afm

「姫殿下。お部屋に着きました。
 姫殿下?」

イザベラの私室に入り、長椅子にその身体を下ろす。
先に申し付けていた侍女が替えの靴を持って入ってきた。
心ここにあらずといった感じで靴を履くイザベラに、侍女も不思議そうな顔を一瞬だけしたが、
視線を王女の騎士に移すと、さもおかしそうに笑って退場した。
何がおかしいのかと首を捻るカステルモール。
それにしてもこの男、朴念仁にも程がある。

「――――決めたわ、カステルモール」

ややあって、考えに沈んでいたイザベラが顔を上げた。
家令を呼び、北花壇騎士に与える任務がしばらく無いことを確認すると、
猫のようなにやにや笑いを顔に浮かべる。

「父上は言ったわ。
 成果を上げれば文句はないと。
 なら、何をしようが成果を上げれば文句はないってことね。
 王の言葉は守られなければならないもの」
「成果、でございますか」

そしてイザベラは胸を張り、わがまま王女の面目躍如たる言葉を口にした。

「用意なさい、カステルモール。
 ふ、二人で今すぐアルビオンに向かうわ。
 アルビオンで、あのガーゴイル娘がなにをしようとしているのか確認するのよ。
 もしもよからぬ企みをしているのなら、わたしのこの手で叩き潰してやるんだから」

真っ赤な顔でそう言う王女を見つめ、カステルモールは密かに嘆息した。
ああ、まだ怒っていらっしゃる、と。



867 :支援:2007/09/19(水) 01:43:20 ID:lkr/xlMT
支援

868 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/19(水) 01:44:04 ID:B3ow5JW+
支援。

869 :ゼロのガンパレード:2007/09/19(水) 01:44:52 ID:b32d5Afm
以上です。


あじゅじゅしたー

870 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/19(水) 01:44:55 ID:D4Nd2UFx
みんなアルビオンに集結してるwww
支援

871 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/19(水) 01:47:12 ID:26GVJ9kK
GJしたー。
それにしてもなんというオーケストラw

872 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/19(水) 01:48:00 ID:k65dRWSF
あかん、イザベラがかわいい。なんというツンデレ

873 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/19(水) 01:49:24 ID:D4Nd2UFx
GJ!

874 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/19(水) 01:50:02 ID:e+n5rhRH
これは萌えるww

875 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/19(水) 01:53:20 ID:1Cief37P
ツンデレの片方は朴念仁ってのは相場なのかwww
GJ!

876 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/19(水) 01:53:20 ID:BjTcVkAC
あじゅじゅしたー。
この娘ったら従姉妹を差し置いて萌え指数をぎゅんぎゅん高めてますよ?

877 :ゼロのガンパレード:2007/09/19(水) 02:00:31 ID:b32d5Afm
支援ありがとうございます。

そして、今回の没ネタ。

シェフィールドが父ジョゼフの使い魔だと知ったイザベラ。

「か、勘違いするんじゃないよ。
 こ、これはただのコントラクト・サーヴァントの儀式なんだからね」
(契約で縛らないと安心できぬほど、わたしが信用なりませんか、姫殿下)

その日から、毎朝毎晩コントラクト・サーヴァントの呪文を唱える少女の姿が見られたという。

とっぺんぱらりのぷぅ。

878 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/19(水) 02:05:03 ID:FY0XR+U6
ちょww
何この朴念仁とツンデレ。
いいぞもっとやれ。

879 :エルトンケツ:2007/09/19(水) 02:07:59 ID:mJxILMb8
ベイビー

入れ歯はいらないよ

880 :Classical& ◆h9Bn.Lr5Ro :2007/09/19(水) 02:13:29 ID:rLSQlI5u

あっれー?イザベラたんこんな萌えキャラだったかしらん?


 だ が そ れ が い い  乙 !

881 :DOD&M:2007/09/19(水) 02:25:12 ID:7H7mYlWG
1レスの短いのですが、投下します。

882 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/19(水) 02:25:38 ID:67ngQG3M
支援

883 :DOD&M:2007/09/19(水) 02:26:44 ID:7H7mYlWG

 夜が明け、太陽が昇り始めた時、キュルケとカイムはその意識を同時に覚醒させた。
 どこからともなく聞こえるアンヘルの声が、彼らを目覚めさせたのだ。
 時間が時間だけに、兵達の動きも沈静化したままである。未だ眠り続けている周りの村人を起こさぬよう、二人はそっと、声の聞こえる方向を目指して歩き始めた。
 昇りかけの太陽が差す淡い光は、木々とその葉が頭上を隠す森の中では、明かりらしい明かりにならない。
 うっそうとした茂みを掻き分けながら、慎重に歩を進めていくと、やがて大きく開けた場所へと辿り着いた。規模で言うと、以前訪れたアルビオンのウェストウッド村程の広さである。
 思い思いに戯れる動物達がいる中、威風堂々としたドラゴンの姿がそこに強烈な存在感をもって佇んでいた。
 漆黒の翼を広げるその姿は、ブラックドラゴンのそれと酷似していたが、細部に隔たりが見受けられる。
 どこか骨格を剥き出しにした様な、白色の頭部が異彩を放っていた。

「…………」

 その姿にゆっくりとした足取りで近づくと、カイムはその首を暖める様にして撫でた。ほぅ、とドラゴンの口から吐息が漏れる。

「奴に叩き落されて、ようやく身体が目覚めた様だ」
「アンヘル……それが本来のあなたの……」
「如何にも。これが我の行き着くべき姿だ」

 赤色から黒色へと変化した体表と、それと対照的な白き容貌は、異形と称するに値する形態である。だが、その異形に禍々しさは、一切感じられなかった。
 むしろ、どこか神々しいとすらキュルケは感じている。元々神の御使いとしての存在であるアンヘルだ。そう感じるのも不思議な話ではない。
 一時的にレッドドラゴンへと退化していたのは、やはり例の存在による影響だとしか考えられなかった。
 それが今、強敵との戦いを前にして、ようやく元の姿への変化を果たしている。

「…………」

 カイムは腰の剣の柄を手に、ぐっと力を篭める。決着が付くのは、間違いなく今日の事になるだろう。
 キュルケもそれを悟り、平原の方角の空へと目をやった。
 遠間に見える巨大な戦艦が、こちらをじっと見下ろしているかのように感じる。
 恐らくは、トリステイン側も陣を整えた頃合であろう。
 激突は、近い。
 外の状況を詳しく知っている訳ではないが、戦力差と不意打ちの事を考えれば、恐らくトリステイン側の戦線はぶつかった途端、すぐさま崩壊するに違いないと予想は付く。
 そして、ゲルマニアの支援は、きっと間に合わないだろう。

「大丈夫、かしらね」
「乗りかかった船、と言う奴だ。どこまで行けるかは分からんが、やれるだけの事をしよう。おぬしとて、このままこの国が蹂躙されるのを見るのは偲びあるまい?」

 キュルケの不安を感じ取ったアンヘルがそう言い、カイムが腰の剣を抜き放ち、天に掲げた。そして、力強い一振り。

「…………!」

 我らの平穏を脅かす敵を斬る。その意思表示であった。
 それに後押しされ、キュルケは不敵に唇を歪めて、こう言う。

「今まで偉そうに言っておいて、ここであたしが弱気になってたらわけないわよね。いよっし! 目に物見せてやろうじゃない!」

884 :DOD&M:2007/09/19(水) 02:27:58 ID:7H7mYlWG
スレ汚しお許しあれ。

あじゅじゅしたー。

885 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/19(水) 02:30:15 ID:1Cief37P
おじゅ亜じゃうあううわああああ!!!

つまりGJ!

886 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/19(水) 02:36:49 ID:Mu2rt+TZ
GJ、カオスドラゴン再来じゃー!

887 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/19(水) 02:46:09 ID:OwWUeBDg
あじゅじゅしたー。
カオスもいいけどレベル3の形態もいいなと思ってしまった俺を許してくれ

888 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/19(水) 02:54:23 ID:BjTcVkAC
あじゅじゅじゅじゅー

889 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/19(水) 05:59:50 ID:X0zItc9K
>>813
??「あの女(ルイズ)の匂いがする……」

890 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/19(水) 06:23:18 ID:HmR2Mtb5
レグナも真の姿になるのかな?

891 :Mr.0の使い魔:2007/09/19(水) 06:29:20 ID:rH+4VeKl
こんな時間なら空いてるわよねぃ?
トゥーカしちゃいましょう。

892 :Mr.0の使い魔 第二十二話(1/5):2007/09/19(水) 06:32:39 ID:rH+4VeKl
 太陽が半ばまで身を沈め、大地を朱に染め上げる。
 丸一日、馬を何度か換えつつ走らせ続けたおかげで、四人は夜になる
前に港町の入り口へと辿り着いた。道中に襲撃などの危険なトラブルも
なく、任務第一段階は疲労以外、特に問題なく終わったと言える。
 クロコダイルは、それに疑問を覚えていた。

「妙だな」
「え?」
「ここまで全く妨害がない。それこそ、簡単な罠の一つも、だ」
「敵が気づいていないだけではないでしょうか」
「だといいがな」

 安堵を多分に含むギーシュの楽観的な見方に、クロコダイルは素直に
賛同できなかった。相手がこちらの動きに気づいていないのなら、それ
は確かに喜ばしい事だ。ワルドが急いでいたのは奇襲される前に港へと
到着するためで、実際短時間で長距離を移動した四人を敵が見失った、
という事も考えられなくはない。
 だが仮に、相手が既にこちらの居場所を知り、射程内に収めていると
したら。そして、その上でなお、未だに仕掛けてこないのだとしたら。

「小僧、一応警戒は解くなよ。寝込みを襲われる可能性もある」
「わかりました」

 クロコダイルの忠告に、ギーシュは萎えかけていた気力を振り絞る。
 渓谷の先に揺らめく町の灯りが、一行を待ち構えていた。


 Mr.0の使い魔
  ―エピソード・オブ・ハルケギニア―

     第二十二話


 待ち構えていたのは、町の灯りだけではなかった。

「遅かったわね、ルイズ」
「な、なんであんた達がここにいるのよ!?」

 町の入り口に、キュルケとタバサが立っていたのだ。上空を見れば、
悠々と旋回するシルフィードの姿がある。
 驚愕にわななくルイズを見て、キュルケは心底楽しそうに笑った。

「あんたの部屋からがあんな朝早くに物音がするもんだから、気になったのよ。
 で、こっそり後をつけたら、ギーシュやミスタ・クロコダイルもいるじゃない」
「それで、タバサまで巻き込んでここまで追いかけて来たのかい?」
「そーゆーコト。何だか面白そうだったし」

 呆れ顔のギーシュに答えたキュルケが、ワルドに艶のある視線を送る。

893 :Mr.0の使い魔 第二十二話(2/5):2007/09/19(水) 06:34:20 ID:rH+4VeKl
「ダンディなあなたに興味があったしね」
「それは光栄だ。しかし残念ながら、僕は君の求愛を受ける事はできないな」
「あら、どうして?」

 にべもないワルドの返答に、キュルケは若干眉をひそめた。それでも
持ち前の気質故か、すぐにまた艶やかな流し目に戻って理由を尋ねる。
 ワルドは苦笑の度合いを深めながらも、彼女の疑問に淡々と答えた。

「僕はもう、一人の女性に心を決めているからね」

 その言葉に、キュルケは奇妙な違和感を感じる。何となくだが、愛情
以外に別の感情も混ざっているようだった。それも、何色もの絵の具を
出鱈目に混合したような、まだら模様の濁ったものが。
 他の面々も大なり小なりその事に気づいたようで、気まずい空気が場
を包む。ここで無為に時間を潰す気はないクロコダイルは、小さく息を
吐いて話題を変えた。

「子爵、おれ達の乗る船はいつ出るんだ」
「明日が『スヴェルの夜』ですから、フネが出るのは明後日の夜明け前ですね」
「あら、アルビオンに行くの?」

 これ幸いと、キュルケが喰い付いた。自分の言葉が妙な空気の引き金
になったのは、彼女にとって全く想定外だったのだ。これ以上雰囲気を
険悪なものにしないためにも、この転換は歓迎すべき事であった。
 他方、クロコダイルは聞き覚えのない『スヴェルの夜』という単語と、
何より部外者であるキュルケの興味津々な反応に、少し顔を顰めたが。

「……そうだ。取りあえず、宿に行くぞ。
 いつまでもこんな場所でうだうだやってるのは時間の無駄だからな」


 貴族御用達の『女神の杵亭』で、六人が借りた部屋は三つ。ワルドと
ルイズ、クロコダイルとギーシュ、キュルケとタバサである。
 戦力をあまり分散させたくなかったクロコダイルは男女別、三人ずつ
で二部屋という案を出したが、これにはワルドから否定意見が出た。

「ミス・ツェルプストーとミス・タバサは、本来任務とは無関係ですからね」

 それに、タバサはともかく、キュルケは手紙の中身を知られると困る
ゲルマニアの人間だ。仮に黙っていると口約されても、相応のリスクは
残る。そしてルイズは、キュルケと相部屋にすると、口論中にうっかり
事情をばらしてしまいかねない。
 そのようにワルドから説明されて、クロコダイルも納得した。二、三、
四階にそれぞれ一部屋ずつ分かれているのが気になるが、各自の資金と
空き部屋を相談させた結果である。普通料金の部屋は下の二つ以外全て
埋まっており、四階は空きこそ多いものの料金が数倍。結果、手持ちに
余裕があったワルドとルイズが四階、それ以外のメンバーは二階と三階
の部屋が割り当てられたのだ。先日クロコダイルが稼いだ金貨があれば
よかったのだが、残念ながら全額学院に置いてある。

894 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/19(水) 06:36:23 ID:KJfc11vi
支援

895 :Mr.0の使い魔 第二十二話(3/5):2007/09/19(水) 06:36:23 ID:rH+4VeKl
 なお。

「ねぇ、ワルド」
「何だい、ルイズ」
「この指輪を売って、その代金で全員が四階に泊まる方がいいんじゃない?」
「だ、駄目だよルイズ! それは姫様から頂いた大切な物だろう」
「そうだけど……」
「必要な部屋はとれたんだ。無理をしてお金を作らなくてもいい」

 ワルドの必死の説得によって、ルイズのこの暴挙は未然に防がれた。


 二階。
 ベッドに寝そべり、キュルケは大きく伸びをした。隣のベッドに腰を
下ろしたタバサは、相変わらず本を読んでいる。何を読んでいるのか気
になって、キュルケはタイトルに目をやった。

「【砂漠の原生生物図鑑】?」
「そう」
「それ、読んでておもしろいの?」
「それなり」

 トリステインに砂漠はない。アルビオンにもない。ハルケギニア大陸
の東端、ゲルマニアやガリアの一部は砂漠に面しているが、その周辺は
あのエルフが暮らす地域との接点だ。では、タバサはどうしてこんな本
を読んでいるのか。
 考えを巡らすキュルケの脳裏に、ふと、砂嵐を纏うクロコダイルの姿
がよぎった。「ああ」と納得して、キュルケは暖かい笑みを浮かべる。

「研究熱心なのはいいけど、ミスタの事は載ってないと思うわよ?」
「違う」

 どうにもかみ合っていなかった。


 三階。

「小僧。アルビオンについて、お前はどれくらい知っている?」

 ソファに腰掛けたクロコダイルは、窓から外を眺めるギーシュに問い
かけた。昨夜のマザリーニとのやり取りで、ギーシュの父が政治に強い
影響力――少なくとも枢機卿を悩ますだけの力を持つ人間だと認識した
からだ。ひょっとすると、その父親から何か自分の知らない情報を得て
いるかもしれない、との期待があったのである。
 しかしながら、返答はクロコダイルの予想だにしないものだった。

「えーと、遥か上空に浮かぶ浮遊大陸だという事。
 普段は洋上を飛んでいるけど、一ヶ月に数回ハルケギニアの上空に接近する事。
 二つの月が重なる『スヴェルの夜』の翌朝、最もトリステインに近づく事……あれ、師匠?」

896 :Mr.0の使い魔 第二十二話(4/5):2007/09/19(水) 06:38:51 ID:rH+4VeKl
 つらつらとアルビオンについての基礎知識を述べていたギーシュは、
クロコダイルがしかめっ面で額を抑えているのに気づき冷や汗を流した。
まさか何か余計な事を口走って、機嫌を損ねてしまったのではないか。
思わず口を閉じ、ギーシュはクロコダイルの顔色を伺う。
 実のところ、彼の心配は少々的を外していた。クロコダイルは、“洋上
の島国”だと思っていたアルビオンが、実は“天上の島国”だった事に困惑
しているのだ。正直言って信じられない。グランドラインにも『空島』
というものが存在すると噂はあったが、実際に目にした事は一度もない。
第一、船でどうやって空の上まで行くというのか?

「まさか、空飛ぶ船があるなんて言い出すんじゃ……」
「え、フネが空を飛ぶのは当たり前じゃないですか」

 何を今更、とでも言いたげなギーシュの表情に、クロコダイルは本気
で頭痛を覚えた。

「師匠、大丈夫ですか?」
「……何でもない。続けろ」
「はぁ。後は、浮遊大陸故に空軍が特に精強な事、ぐらいです」
「国の内情とかどうして反乱が起きたとか、そういう事は?」
「情勢は、昨日姫殿下が仰ったのと同程度の内容しか」
「わかった」

 国土の位置やフネに関しては驚愕の新事実を教わったが、それ以外に
関してはクロコダイルの持つ知識と大差がないようだ。予想外の情報を
得た喜びと、欲しかった情報を得られない落胆を同時に感じる、という
奇妙な体験をしつつ、クロコダイルは気を紛らわせようと窓の向こうに
視線をずらした。
 山の天気は変わりやすいと言うが、この岩ばかりの山でもそれは当て
はまるらしい。いつの間にか雲が出ており、無数の星も二つの月も見え
なくなっている。雨になりそうだ。

「嫌な雲行きだな」
「同感だぜ。湿気が多いとサビちまう」

 デルフリンガーのどこかがずれた合いの手に、クロコダイルは微妙な
表情で鞘を小突いた。


 四階。
 杯のワインを一気に飲み干し、ワルドは小さくため息をついた。隣で
ルイズが心配そうに様子を見ている。

「ワルド、本当に大丈夫なの?」
「ん、ああ。少し疲れたけど、どうという事はないさ」

 意図したものとは少し違う回答だったが、ルイズはそれ以上追求する
のを是としなかった。ワルドは、大切な妹分を心配させまいと気遣って
いるのだ。その思いやりは嬉しかったが、同時に少し悲しくもあった。
憧れのワルドは、自分を“女”として見てくれていない。彼が本当に目を
向けているのは、ルイズではない。

897 :Mr.0の使い魔 第二十二話(5/5):2007/09/19(水) 06:41:43 ID:rH+4VeKl
「ねぇ、ワルド」
「何だい、ルイズ」
「ちいねえさまの事、考えてるでしょう」

 その瞬間、ワルドの肩がびくんと震えた。
 魔法衛士隊の隊長は、エリート中のエリートである。当然貴族の子女
からも人気が高い。が、ワルドはその手の申し入れを悉く断っていた。
先刻キュルケにも言った通り、彼には既に意中の相手がいるのだから。
 それが自分のすぐ上の、大好きな姉だという現実が、ルイズに複雑な
思いを抱かせていた。初恋の人が他人と恋仲になるのは悔しい。けれど、
それが姉の幸せにつながるのなら祝福したい。相反する二つの感情が、
ルイズの心の天秤をゆらゆらと揺らす。

「カトレアは、元気にしてるかい」

 ワルドの声が、ルイズを現実に引き戻した。色濃い不安と僅かな希望
を浮かべた表情は、歴戦の衛士とは思えないほど弱々しい。

「手紙では元気だって。けど、相変わらず、だと思うわ」
「そう、か」

 悲しげに呟くワルドに、ルイズもまたかけるべき言葉を失う。しばし、
部屋の中を沈黙が支配した。
 やがて、顔を上げたワルドは微笑を浮かべた。今の会話を引きずって
いるのだろう、その笑顔は不自然さが残るものだ。

「もう寝なさい。夜更かしは、体に悪い」
「……うん。おやすみ、ワルド」

 普段なら子供扱いに怒るだろうが、ルイズは素直に従った。これ以上、
大好きな彼を苦しめたくなかったから。


 ルイズが寝室の扉を閉めると、ワルドは再び杯をワインで満たした。
血のように赤いそれをじっと見つめる瞳は、つい先ほどまで慈愛に満ち
ていたとは思えないほど鋭い。抜き身の刃のような危うさを感じさせる
目つきで、ワルドは厳かに呟く。

「やっと見つけた可能性だ。今更、諦めるものか」

 ワルドは杯の中身を一気に飲み干した。
 野望の炎に油を注ぐように。
 降り始めた雨に、炎が掻き消されないように。


   ...TO BE CONTINUED

898 :Mr.0の使い魔:2007/09/19(水) 06:43:08 ID:rH+4VeKl
以上で二十二話終了。支援ありがトゥー!

899 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/19(水) 06:49:53 ID:kpIsWFr+
GJ

900 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/19(水) 07:03:31 ID:fu61lOyl
GJ
やばい、ワルドがかっこいい
ワルドがカトレアのことを好きでその治療のために・・・ってのはかなり面白い視点だね

901 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/19(水) 07:08:12 ID:i0x24+Im
GJだわさ
カトレア婚約者か? 新しいなぁ
このワルドは愛に生きるのか……いや、『も』だな。

902 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/19(水) 07:09:50 ID:dYm8X+IN
GJ!
政治、野心、そして譲れない物を抱えた男の焦りがここ一連の流れで見事に表現されていると思いました
群像劇としても非常に楽しませていただいております

903 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/19(水) 07:15:34 ID:IIJpoVkl
こ、こいつロリコンじゃない……!

904 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/19(水) 07:19:49 ID:aINN4UuM
GJ
クロコダイルの反動でワルドが綺麗だwwwww

905 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/19(水) 07:55:40 ID:yqMCo7PP
ところどころに出てくるクロコのコミカルな描写が好きだなぁ。
ワンピの扉絵連載を思い出すよ。

906 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/19(水) 08:05:40 ID:KqAc1PGc
嘘だ!?ワルドがロリペドじゃないなんて嘘だ!?
でも面白かったのでGJです。

907 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/19(水) 09:02:36 ID:ihq3mbSZ
でも年齢的に言えば確かにワルドとはカトレアの方が年齢的釣り合いが取れてるわな
身体がもうちょっと丈夫だったらそうなってたかもな
でもそうなるとエレオノール先越されてたなw


908 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/19(水) 09:07:21 ID:Veu/nWrc
ルイズが召還したのは・・・平民のジジイだった

色々あってルイズと使い魔の契約を交わしたジジイはある日、ギーシュと決闘をするが
ジジイは鋭い拳と蹴り、欠点を巧みに衝く技で青銅のゴーレムを難なく倒してしまった
「・・・参った・・・」
「つ・・・使い魔!・・・その魔法を、わたしに教えなさい!その魔法さえあればわたしも・・・」
「いいでしょうルイズサン、あなたは今日から学院の塀にペンキを塗ってください」
「わ・・・わたしが何でそんな下僕のような真似を?教えて欲しいのは魔法なのよ?」
「いいからペンキを塗りなさい。上から下へ・・・下から上へ・・・」
「やりゃあいいんでしょ!」
・・・・・・・・・
「ハァ・・・ハァ・・・終わったわよ、早く魔法を教えてちょうだい!」
「ルイズサン、次は馬車にワックスをかけてください、右手でワックス、左手でふき取る・・・」
「このジジイだめかも・・・」

そんなこんなでルイズはアルビオンとの戦争に行くことになる
「行ってきなさいルイズサン、ルイズサン万歳!」「バンザイ!」ルイズさん万歳」「バンザーイ!」

戦艦レキシントンはルイズが始祖ブリミルの姿を真似た必殺の蹴りを食らい墜落した

失われた系統、虚無と呼ばれる最強の空手魔法の使い手となったルイズの物語

909 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/19(水) 09:07:59 ID:CDL5sCez
ミヤギ支援w

910 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/19(水) 09:25:42 ID:yLwRrMNv
>>908
魔法関係ねえw

911 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/19(水) 09:27:32 ID:SLiDNz2K
鶴の構えからの蹴りがワルドにきかず、電々太鼓で偏在を吹き飛ばすわけだな!?

912 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/19(水) 09:28:37 ID:Veu/nWrc
ルイズが召還したのはデロリアンだった

うっかり乗り込んでしまい20年前にタイムスリップしてしまったルイズは
髪フサフサの新任教師コッパゲと出会う
「君が乗ってきたあの銀色の馬車は、わたしが先日発見した『時間旅行』の原理を形にしたものだ」
「じゃあわたしはどうやって未来に戻るの?」
「左手を見てみなさい、その親指の方向に電気の魔法、人差し指の方向に磁力の魔法を加えると
時間軸を親指の方向に移動できる、これが私の発見した『左手の法則』だ、強い電気が必要になる」
「それなら大丈夫!わたし知ってるの、20年前の夏だからあと一週間後に、炎の塔に雷が落ちるのよ」
「それより君の父親だというヴァリエール青年がツェルプストーにいじめられてるぞ
彼がカリーヌを舞踏会に誘えないと、君は存在しなくなるのではないか」
「・・・何とかしなきゃ・・・」

ルイズはその後、父と母をくっつけるために奔走し、ついでに6歳のワルドに蹴りを入れたりしたが
運命の雷の日、コッパゲに手紙を託して未来へと旅立つ

「将来あなたに頭髪に悲しいことが起きます、早めに何かの対策をしてください、貴方の友達、ルイズ」

現代に戻ってきたルイズは、今度は自分とコッパゲの子供の起こしたトラブルを解決すべく未来へ・・・

913 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/19(水) 09:36:36 ID:cNRtWMg7
ワロスw

914 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/19(水) 09:40:26 ID:KqAc1PGc
ちょ、コッパゲとくっついてるw

915 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/19(水) 09:42:46 ID:Mrljii5e
過去で「未来のことなど知ってはいけない」と言ってたはずのコッパゲが
未来に帰ってきたらフサフサになってるわけだな

916 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/19(水) 09:42:58 ID:8xAfsDQu
結局頭髪は言及されてねぇwww
どうにもならないのかwww

917 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/19(水) 09:48:54 ID:uM6/EpwM
もっと酷くなったりして

918 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/19(水) 09:53:57 ID:B3ow5JW+
ストレスだな、ルイズに忠告された。

919 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/19(水) 09:54:23 ID:9o4ZtIer
どうせ無くなるならと未練がましく残したりせずに全部脱毛したんだよ

920 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/19(水) 10:01:51 ID:uM6/EpwM
ある、暑い夏の日のよる、あまりの暑さにそると、二度と生えてきませんでした。

921 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/19(水) 10:11:27 ID:/VpGoVNK
二十年前って、
ルイズの一番上のねーちゃんも
二十歳未満だったっけ?

922 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/19(水) 10:13:01 ID:Veu/nWrc
ルイズが召還したのは・・・あるライトノベル作家だった

「いや、そろそろヤらせてもいいんだけどね、つか才人のはじめてはルイズにこだわる事も無いと思う」
「殺すわよ・・・」
「ヤンデレ化が意外とツボなんだわ、シエスタとヤって、アンとヤって、でもルイズとは
いつまでも星になれないままってのもいいな、すこ〜しづつ病的に才人を独占する感じで」
「だからヤンデレちゃうっつーねん!一緒の時はツン、離れると死んじゃう、王道じゃない!」
「で、今回のレズカップル、どうだったよ」
「うぉえぇ・・・っぷ・・・でも・・・まぁまぁね」
「そういう方向で発展させるのもアリだね、前の露出プレイみたいに、羞恥とかNTRとか」

「とりあえず落とし所は決めなさいよね、どこぞの桃種みたいになったら虚無で消すわよ」
「18禁ゲームに逆移植でアンもルイズも陵辱されまくり・・・」
「それ・・・ちょっと詳しく聞かせなさい・・・」

923 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/19(水) 10:15:21 ID:XX+Wvazr
>>921
エレオノール姉様なら確か27歳
カリンさんがマンティコア隊隊長やめたの30年前らしいからその時にルイズパパンがどうにかして射止めたんだろう
何があったのか心底気になるけど

924 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/19(水) 10:22:14 ID:9o4ZtIer
夕日をバックにキックの応酬して射止めたとか

925 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/19(水) 10:27:12 ID:s+aJET+A
つうか、皆ギャグで一点のはわかるが、中世ヨーロッパの世界観なら、ワルドは別にロリじゃねぇぞ

三十過ぎのおっさんが十二・三の餓鬼と結婚
→以後数年で、子供生まれる
→大体、奥さんが二十数歳のときにフリーに(旦那が死んだり終わったり)
→女ざかりの未亡人が、サロンを作ったり、所属したり
→社交界に出たばっかりの貴族の子供やらを、ツバメにしたりパトロンになったり

つまり、大人の男女が子供らがへんなんに引っかからんよう教育するサイクルが出来てんだよ。
医療技術低いから体力ある若いうちに子供作らんとヤバイし、男のほうはある程度年取らんと実力わからんつー事もあるからな。
恋愛結婚で早く生まれた親友の娘と、死後その後見人になってたおっさんが結婚するとか、かなりふつーなの。
だから、騎士道文学とか、そう言うのの若い騎士が憬れる人って大体未亡人なの。
ダルタニャン物語見てみ、ヒロイン未亡人だろ。


いや、ヤマグチノボルはそう言うことあんま考えてねーだろうけど、なんか見てると可哀相になってくるんだよな、ワルドが……

926 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/19(水) 10:31:19 ID:s+aJET+A
追記、乗りやすいネタを入れると。

だから当時を舞台にした骨董品なエロ文学は、

親子丼

がデフォルトです。
奥さんの若いツバメがーというのが一つのパターンなんです。

親が二十代後半で、娘が十代前半でな。

927 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/19(水) 10:33:04 ID:WDCXiV1s
理屈はどうでもいい
問題はルイズの胸の大きsくぁwせdrftgyふじこlp

928 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/19(水) 10:35:52 ID:9o4ZtIer
しかし、中世ヨーロッパ基準で行くならルイズの姉二人がやばいくらい行き遅れだな。
少しはあわてろ、といいたくなるくらい。

ここら辺の価値観はかなり違うんだろうけどさ。

929 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/19(水) 10:37:24 ID:+g2YofNd
クロコダイルの人GJでした
綺麗なワルドにwktkが止まらない

930 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/19(水) 10:37:25 ID:hzvmOk0h
ちい姉さまは行き遅れじゃなくて行けないんだよ・・・
上は尋常じゃ無いぐらい慌ててるじゃないか

931 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/19(水) 10:37:51 ID:/XajM8Wo
主張は分かったからとりあえずsageとけ、な?

932 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/19(水) 10:44:06 ID:Zpv5r6PK
>>930
しかし、エレオノール姉様は確実に行き遅(ry

933 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/19(水) 10:46:00 ID:iM/EixZt
つまり、いままでの流れをまとめると若いツバメを食べるエレオノール姉様と申したか?

934 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/19(水) 10:50:36 ID:B3ow5JW+
ツバメの巣は体にいいシナ-

935 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/19(水) 10:52:38 ID:9o4ZtIer
あの母親が結婚できたくらいだから、エレオノール姉様も不可能ではないと思うんだ

936 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/19(水) 10:59:06 ID:7bJffLAb
>>930
ありあまる才能を持ちながらヴァリエールの女が病ごときに!

937 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/19(水) 11:00:27 ID:/VpGoVNK
ヨーロッパとは関係ないが、
前田利家とその嫁の年齢差は凄かったな。
ワルドの比じゃなかったはず

938 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/19(水) 11:03:52 ID:mA5bphLx
ハルケギニア、貴族の平均余命は以外に長いかもしらんな。
また老いの始まりも割合遅そうにも見えるんで、それだと結婚観については案外現代日本と同じかもしらん。

939 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/19(水) 11:07:14 ID:Rh7LQWch
sageの意味をぐぐってきた俺参上

940 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/19(水) 11:09:38 ID:B3ow5JW+
Semi-Automatic Ground Environment――即ちsage。

(`・ω・´)支援待機中。

941 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/19(水) 11:11:51 ID:hzvmOk0h
>>936
どんな才能も次世代を残せない可能性の高さの事実の前にはゴミ屑

942 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/19(水) 11:19:38 ID:J8oYv5Yj
>>937
ググってみたが8歳差でそんなに変わらないようだ。>前田利家とその嫁

>>928
でもマチルダがおばさん呼ばわりされてたり
罵り言葉かもしれんが。

943 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/19(水) 11:25:38 ID:fMKrOp4F
ルイズの母は55前後は軽くありそうだがピンピンしてるな。
80ぐらいまで軽く生きてそうだ。

944 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/19(水) 11:31:48 ID:9o4ZtIer
どっかの俳優みたいく年取っても今と同じ外見してそうだ

945 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/19(水) 11:33:47 ID:GThb2iTp
小ネタ投下します。たぶん2レスぐらい

946 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/19(水) 11:34:30 ID:p/66SVEI
もし地球の中世と同じ価値観ならキュルケくらいでも行き遅れだな。
ルイズもそろそろヤバイ。

947 :小ネタ:2007/09/19(水) 11:35:48 ID:GThb2iTp
「はぁ……」
本番30分前。楽屋の中でルイズはふとなぜ自分がこんなことをやっているのかと思いを馳せる。
ルイズは半年前から使い魔と一緒に国境を越えてさまざまな場所へと訪れた。
彼女たちはそこで歌を歌う。そこでさまざまな人を楽しませ勇気づかせなぐさめ励ましたのである。
しかし、こういう事になったのは彼女の使い魔の能力のせいに他ならない。

ルイズが召喚した使い魔は緑の髪を赤い髪留めで結んだ女の子だった。
最初はあの子全然喋らなかったからむちゃくちゃ焦ったわ……と過去のことを思い出して苦笑した。
だが彼女には歌があった。
彼女に刻まれた使い魔の紋章「ガンダールヴ」は彼女にありとあらゆる歌を歌わせることが出来るようにさせた。
彼女の歌声は学院生や教師、はたまた厨房で働いていた平民に限らずに使い魔すらも虜にした。
その姿を眺めていたルイズは誇らしいと思いながらもどこか複雑だった。
フリッグの舞踏会では彼女が呼ばれそこで彼女は素晴らしい歌を披露し、観客を魅了した。
その舞踏会を抜け出したルイズは一人夜空の下で風に当たっていた。いつの間にか涙が零れていた。
悔しかったのだ。と今になってルイズは思う。
使い魔は素晴らしい歌声で人を笑顔にすることができる。
でも自分は魔法も使えない「ゼロのルイズ」だ。それでは人を幸せにするどころか自分も幸せになることができない。
「はぁ……」
するとどこからともなく使い魔が現れた。
暗くてよく表情はわからなかったけど泣きそうな顔をしている気がした。
「なっ、なんであんたがここにいるのよ!」
そんなことを言った後でルイズは気づいた。自分は使い魔を見知らぬ人物がたくさんいるところに放り出して何をしているのかと
「まったく、ご主人様失格ね……」
すると使い魔の後ろにはルイズの友人であるキュルケが立っていた。
ルイズの姿が見えなくて使い魔が必死に探しているのを見かねて一緒に私を探しにきてくれたのだろう。
「ごめんなさい………」
自然と口をついてきた謝罪の言葉。その言葉にキュルケは驚きを隠せなかったそうだ。
でも使い魔はゆるゆると首を振り、私に歌を贈ってくれた。
その歌は頑なになっていた彼女の心を氷解し、勇気を与えてくれた。ルイズは感動して自然と涙を流していた。
そしてルイズは決心した。「私も一緒に歌を歌う」と


それからというもの彼女は使い魔と一緒に歌の練習に励んだ。
使い魔である彼女は歌を知っている代わりに曲というものをあまり知らなかった。だからルイズは彼女に一音一音丁寧に教えてあげた。
練習は外れの草原で行われた。時折吹いてくる風が心地よかった。
「ルイズさーん、お弁当もってきましたよー」
このことを知ったシエスタというメイドはよくルイズと彼女にサンドイッチを作って持ってきてくれた。
その草原で一緒に食べたサンドイッチの味は忘れることは無いだろう。
「ん……はむ。」
ルイズはふと目の前にあったサンドイッチをつまんだ。
「……おいしい。」
そして使い魔品評会の日
彼女は使い魔と一緒に歌を披露した。その歌は聴く者を共感させ、感動させ、勇気を与えた。
アンリエッタ王女も涙を流して感動してくれた。
「あなたたちの歌をこの国で埋もれさせるのはもったいないと思うわ。
ぜひ、各地であなたたちの歌を広めてくださらないかしら?」

948 :小ネタ:2007/09/19(水) 11:39:14 ID:GThb2iTp
「そして、現在に至る……と。」
ルイズの独り言にじっと耳を傾けていた使い魔が不思議そうに首をかしげた。
「時々、ふと思っちゃうのよね。もし私がゼロのルイズじゃなくなってものすごい魔法を使えるようになったら…
ううん!もしもの話よ。もしもの話。私はどうなっていたのだろうか……ってね。」
不思議そうに首をかしげる彼女。それに構わずにルイズは続けた。
「でも、私はあなたに出会えて本当によかったと思ってる。あなたと出会えなかったら世界中を回ることも出来ないし、人を喜ばせる喜びを知ることも無かったから……」
最近涙もろくなったとルイズは思う。
彼女と一緒に世界中を回って歌を歌うという事がどれだけ自分にとっても幸せな事か。本当にわかったかもしれなかった
彼女と一緒にユニットを組むようになってからルイズは彼女のことを「使い魔」と呼ばなくなった。
彼女は立派な「パートナー」だから―――
「ルイズさーん! 本番あと10分前でーす! スタンバイお願いしまーす!」
シエスタは今ではルイズ達の敏腕マネージャーとして活躍してくれている。彼女の作ってくれるサンドイッチは今でも私の大好物だ。
「はーい!」
ルイズは笑顔で返事を返した。はじめてステージに立ったときはとても緊張したけど今ではその緊張感を楽しめる様になっていた。
「行こっか! ミク!」
ルイズはパートナーの名前を愛しげに呼びかけた。

949 :小ネタ:2007/09/19(水) 11:40:52 ID:GThb2iTp
というわけで某所で話題の初音ミクネタです。
自分の長編じゃなくてこっちの小ネタが先に出来たので投下しました。
では

950 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/19(水) 11:45:15 ID:iM/EixZt
投下乙
誰かと思ったら初音ミクかよっ!w
ルイズが音符を打ち込みしてるのかと思うと妙に和んだ。

外見がネギを振ってる姿でしか想像出来ないは私が洗脳されてるかも。

951 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/19(水) 11:46:29 ID:/MbZD4ue
ぐぐってみた。
……あ〜〜〜www

これはGJだわ

952 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/19(水) 11:50:24 ID:pmKsZti3
>>946
少なくとも学校行ってるような年じゃないな

953 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/19(水) 11:54:31 ID:Zpv5r6PK
現代の価値観+中世の価値観÷2=ハルケギニアの価値観

こんな感じかね?

954 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/19(水) 11:56:05 ID:1Cief37P
初音ミクとは。戦闘はできないけど歌があるもん!
GJ!

955 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/19(水) 11:57:25 ID:1Cief37P
>>950
忘れてたけど次スレよろ

956 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/19(水) 12:00:04 ID:iM/EixZt
ファンタジーっぽい中世+現代の生活水準=ハルケギニアの価値観かも

何気に王立銀行(フーケに襲われた)が有ったり、大規模なお風呂が有って上下水がしっかりしてそうで
中世というより古代ローマくらいには文化的かもと思った。

957 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/19(水) 12:00:58 ID:iM/EixZt
>>955
了解、初スレたていってくる、テンプレを何か修正する箇所とかありますか?

958 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/19(水) 12:01:49 ID:1Cief37P
テンプレ修正はないと思いますよ。

959 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/19(水) 12:04:06 ID:iM/EixZt
了解、いってきます。

960 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/19(水) 12:08:16 ID:iM/EixZt
たててきました
あの作品のキャラがルイズに召喚されました part61
ttp://anime2.2ch.net/test/read.cgi/anichara/1190171224/l50

961 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/19(水) 12:10:13 ID:3lTbbLOP
>>960

962 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/19(水) 12:10:13 ID:Q19JR1/t
>>960
お、乙してあげてもいいんだからね!

963 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/19(水) 12:10:38 ID:I4IrixvZ
争いなんてくだらねえぜ! 私の歌を聴けぇ乙っ!

964 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/19(水) 12:13:41 ID:P2pNt6kr
>>960

965 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/19(水) 12:16:35 ID:YQxzP/IR
勇者なら歌えーーーーーーー!

966 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/19(水) 12:17:41 ID:NqoxZNum
>>941
北斗の拳のラオウのセリフネタだろ
つか、それだとルイズがジャギ様になるがw

967 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/19(水) 12:17:42 ID:cNRtWMg7
>>960
んでもって1000なら微妙に強いロッキ−君召喚!

968 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/19(水) 12:18:02 ID:Zpv5r6PK
>>960
乙なんだぜ

969 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/19(水) 12:20:26 ID:14D/gApr
>>950
むしろ白熊カオス召喚
見た目が普通に使い魔らしい上に
喚ばれたほうもルイズの容姿、言動に大喜び

970 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/19(水) 12:21:16 ID:rn4OuGqL
>>960

>>967
スーパーウルトラグレートデリシャスワンダフルボンバー?

971 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/19(水) 12:22:11 ID:Q19JR1/t
>>966
トキに言ったんだっけ……待て、よく考えたら主役のケンシロウが不在になってしまうw

そして>>1000ならプロットが完成する

972 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/19(水) 12:22:24 ID:+g2YofNd
>>960

>>1000ならシゴック先生召喚を
誰かが書いてくれる


973 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/19(水) 12:24:07 ID:K1ysh3yd
胸ゆえに人は悲しまねばならぬ!!
胸ゆえに… な…なぜこ…こんなに…
こんなに悲しいのなら苦しいのなら……… 胸などいらぬ!!

974 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/19(水) 12:26:46 ID:Q19JR1/t
我が生涯に一片のデレなし!

975 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/19(水) 12:29:01 ID:j+qAUlQq
        ノ L____
       ⌒ \ / \
      / (○) (○)\
     /    (__人__)   \    巨乳は夢が詰まっているから大きいんだお!!
     |       |::::::|     |     貧乳は夢を与えているから小さいんだお!!
     \       l;;;;;;l    /l!| !
     /     `ー'    \ |i
   /          ヽ !l ヽi
   (   丶- 、       しE |そ  ドンッ!!
    `ー、_ノ       煤@l、E ノ <
               レY^V^ヽl


976 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/19(水) 12:32:50 ID:3lTbbLOP
そうだよね。貧乳は決して劣ってなんかないよね。

977 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/19(水) 12:33:51 ID:hCEgT+Kx
1000なら妲己・玉藻・蔵馬・ナルトの妖狐、狐憑きを召喚
…他にジャンプに狐っていたっけ?いたらゴメン

978 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/19(水) 12:34:45 ID:meXMeMdb
巨乳平面説

979 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/19(水) 12:36:49 ID:bPDnfyCu
>>975がいい事言った!

980 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/19(水) 12:37:34 ID:iM/EixZt
1000ならルイズの胸を大きく出来る使い魔召喚

981 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/19(水) 12:41:30 ID:CDL5sCez
>>975
キミの理論だと
乳輪はどうなのかね?

982 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/19(水) 12:42:41 ID:zbhNJ6iD
マザリーニ「ワルド子爵は姫殿下の右腕では?」
アンリエッタ「わたくしの右腕はここにあります」

983 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/19(水) 12:45:36 ID:iM/EixZt
>>982
(むしろ、ワルドを信頼してるのはマザリーニでは?)

984 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/19(水) 12:45:41 ID:+mzMDEpx
>>1000なら快男児召喚

985 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/19(水) 12:47:05 ID:OmAS19KI
>>1000なら13巻からはテファ×才人の1stKISSから始まる恋のストーリーが始まる。

986 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/19(水) 12:50:42 ID:DG775wIl
>>1000ならエリアニックの魔女っこ…の妹召喚

987 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/19(水) 12:51:26 ID:H/ih3Pnz
>>1000ならルイズが召喚に次々と失敗する話を。。。

988 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/19(水) 12:51:48 ID:K1ysh3yd
1000ならワルドがバックベアード親子を召喚

989 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/19(水) 12:54:02 ID:DG775wIl
×エリアニック ○エレアニック

書き込んでから打ちミスに気が付くorz

990 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/19(水) 12:54:55 ID:+sIgB/OO
>>1000ならソリッド・スネーク召喚

991 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/19(水) 12:57:24 ID:ehVHfoIr
>>1000ならカエルラ召喚

992 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/19(水) 12:58:49 ID:iM/EixZt
>>1000ならハクション大魔王の壷を召喚

993 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/19(水) 12:59:09 ID:26GVJ9kK
>>1000ならWA2から亜精霊召喚

994 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/19(水) 12:59:16 ID:+g2YofNd
>>1000ならクラストイマジン召喚
蟹が飛ぶなと爆破され
マルトーに茹でられかけ
ルイズが卵かけご飯に失敗するのを笑い爆破され
そんなクラストさん受難の日々がFirstKissから始まるよ!

995 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/19(水) 13:01:03 ID:mTx4q50A
>>1000ならベホイミ召喚でカイザーフェニックスがタンクローリーとロードローラーだッ!

996 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/19(水) 13:02:59 ID:VOXhHCDc
>>1000ならヤマグチノボル召喚

997 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/19(水) 13:03:59 ID:p212LXdt
1000ならスーパーゼウス召喚

998 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/19(水) 13:04:17 ID:GThb2iTp
>>1000なら>>971のプロットが完成する。
それ以外なら俺のが完成する

999 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/19(水) 13:04:23 ID:XX+Wvazr
>>1000なら何故かルイズがワルド召喚してワルド主役の話が始まる

1000 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/19(水) 13:04:27 ID:YQxzP/IR
1000ならアルカイザー召喚
あるいはリディアをヴィで召喚。
幼女でたのんま

1001 :1001:Over 1000 Thread
このスレッドは1000を超えました。
もう書けないので、新しいスレッドを立ててくださいです。。。

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              i;;i;;;;i;;;;;;l. i;;i'´rJt;;ii;;;;;;;;;;;;;;;;;,イ;;i i;;;;!i;;;i;l;;;;;i;;;;l i!    この世で一番のTHE PERFECT BITCH
              .ii i;;i;;;;;;;ト. i;;i !::::::!、iヽ;;;;;;;;;;/.l/ .l;;ノ.i/;ll;;;;i;;;i      宮 崎 の ど か で ご ざ い ま す
               l!. ii;;;;;;;l. i ` `'''´ !. ヽ,/ '  '´ .ソノll;;;;i;;i □□■■■■■■ ◎田閣閣閣閣閣閣閣閣
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