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あの作品のキャラがルイズに召喚されました part64

1 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/24(月) 23:08:00 ID:dGcyXmU+
もしもゼロの使い魔のルイズが召喚したのがサイトではなかったら?そんなifを語るスレ。

前スレ
あの作品のキャラがルイズに召喚されました part63
http://anime2.2ch.net/test/read.cgi/anichara/1190468856/

まとめwiki
http://www35.atwiki.jp/anozero/
避難所
http://jbbs.livedoor.jp/otaku/9616/
--------------------------------------------------------------------------------

    _              ■ 注意事項よ! ちゃんと聞きなさいよね! ■
    〃 ` ヽ  .   ・雑談、SS、共に書き込む前のリロードは忘れないでよ!ただでさえ勢いが速いんだから!
    l lf小从} l /   ちゃんと空気を読まないと、ひどいんだからね!
   ノハ{*゚ヮ゚ノハ/,.   ・投下をする前には、必ず投下予告をしなさいよ!投下終了の宣言も忘れちゃだめなんだからね!
  ((/} )犬({つ'    ・ 投下してるの? し、支援してあげてもいいんだからね!
   / '"/_jl〉` j,    ・興味のないSS? そんなもの、「スルー」の魔法を使えばいいじゃない!
   ヽ_/ィヘ_)〜′   ・まとめの更新は気づいた人がやらなきゃダメなんだからね!
              ・議論や荒らしへの反応は、避難所でやりなさい!

--------------------------------------------------------------------------------
     _
     〃  ^ヽ      ・クロス元が18禁作品であっても、SSの内容が非18禁である場合は本スレへの投下で問題ないわ。
    J{  ハ从{_,     ・SSの内容が18禁な展開をする場合はクロス元に関わらず、本スレではなく避難所への投下をお願いね?
    ノルノー゚ノjし      ・クロス元が型月作品のSSは、本スレでも避難所でもルイズの『錬金』のように危険よ。やめておいてね。
   /く{ {丈} }つ     ・クロスはお互いを尊重しなきゃだめ。一方的なのはモテないわよ?
   l く/_jlム! |      ・不要な荒れを防ぐには、sage進行もいいんじゃないかしら。
   レ-ヘじフ〜l         ・次スレは>>950から。お願いね?テンプレはwikiの左メニューを参照よ


2 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/24(月) 23:09:04 ID:R1SV/de4
乙!

3 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/24(月) 23:10:48 ID:TMw6Wc3Y
 スレ立て乙death

4 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/24(月) 23:10:54 ID:xGTgbgW5
乙です

5 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/24(月) 23:11:13 ID:BVQaniyn


6 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/24(月) 23:11:27 ID:xGJRPUeZ
>>1乙!


7 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/24(月) 23:19:16 ID:YCoWSoHy
おっつー

8 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/24(月) 23:20:07 ID:FhODpq8r


9 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/24(月) 23:27:02 ID:Wiw9cFhd
>>1乙と言わざるを得ない

10 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/24(月) 23:36:07 ID:U+PWcwmA
>>1
スレ立てご苦労様…感謝してあげるわぁ……

11 :男達の使い魔:2007/09/24(月) 23:40:09 ID:S/utBHRz
道は空いてますか〜

12 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/24(月) 23:41:40 ID:WP6b2kjv
空いてるよ〜

13 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/24(月) 23:41:43 ID:YaCdQCUe
今俺がこじ開けてやるぜ!

14 :男達の使い魔:2007/09/24(月) 23:41:48 ID:S/utBHRz
では投下!

「マチルダ姉さん、ウェールズ兄さん、もう行くの?」

そう問いかけるテファの目は、どこか寂しげだ。
何故か上目遣いで見つめるその様子に、ウェールズの中から何か熱いものがこみ上げてくる。

(ごめんよ、アン。ぼくはもう限界かもしれない。)

何故か大きく頭を振っているウェールズが、そのようなことを考えていたかどうかは定かではない。
その様子を、何故かマチルダは満足気に見ている。
この仕草を教え込んだのはマチルダであるが、それがいかなる意味を持っているかは定かではない。
もしウェールズが地球の文化に詳しかったならばこう叫んでいただろう。

胸革命(萌え)と。


テファは自分の使い魔に感謝していた。
彼が来てからというもの、テファにとっては嬉しいことが続いているのだ。
昔の優しいマチルダ姉さんが帰ってきた。
ウェールズという兄ができた。
どこからか食材を調達してきては、美味しい料理を作ってくれるし、子供達の病気などもすぐ治してくれる。
枚挙に暇がないとはこのことだろう。

テファには分かっていた。今の自分は、昔よりも遥かに贅沢をしているのは。
理性では分かっている。今回のは別に永遠の別れでもなんでもないと。
ただ、本当に少し寂しいのだ。

そんなテファの思いを断ち切るようにマチルダが、座っている竜の騎手、ウェールズに言う。

「ほら、トリステインは遠いんだからとっとと行くよ!」

その言葉に、迷いを打ち切ったウェールズは一声かけると、大きく空に浮かび上がっていった。

テファは、その様子をいつまでも眺めていた。

15 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/24(月) 23:42:05 ID:N3jqLgnk
GO-!

16 :男達の使い魔:2007/09/24(月) 23:43:35 ID:S/utBHRz
突然のタバサの話に、場が静まりかえる。
そんな中、王大人が落ち着いて話を聞きだした。

「それで、診て欲しい人とはどこにいる。」

鋭い光を放つ王大人の目にも臆することなくタバサは答える。

「私の故郷。容態は、たぶん実際に診ないとわからない。」

そう言ってタバサはじっと王大人を見つめる。
その目に何を見たのか、王大人が己の目の光を和らげた。

「ふむ。承知した。富樫よ、助手としてついて来い。」

「へ?俺?」

その指名に、富樫が素っ頓狂な声を上げる。桃たちも不思議そうに王大人を見つめていた。
今残っている者達で、最も王大人の助手として役に立ちそうなのは、桃や伊達、飛燕などであるのは間違いない。
それにも関わらず、あえて富樫を指名した王大人をいぶかしんでいるのだ。

「なに、大したことではない。ただの雑用に過ぎん。」

そういう王大人自身、腑に落ちないのだ。それでも己の直感が富樫を連れて行くべきと盛んに主張をしている。
王大人は、自分の直感に従うことにした。

もう話は終わりとばかりに、王大人は踵を返すと、タバサに言った。

「ふむ。差し入れの医薬品も届いたようだな。それでは向かうとするか。案内せい。」

17 :男達の使い魔:2007/09/24(月) 23:45:02 ID:S/utBHRz
その瞬間バサバサと外に竜が降りる音がする。
王大人が扉を開け放った先では、二人の覆面をした人物が荷を降ろしていた。
一人は妙齢の女、もう一人は青年といってもいい年頃の男である。
その姿に、虎丸は絶句する。
いかに顔に包帯を巻いて変装しようとも、一緒に酒を酌み交わした虎丸をごまかせるはずもない。
嬉しさのあまり叫ぼうとする虎丸だが、覆面の男が口に人差し指をあてているのに気がついた。
黙っていろ、そう言っているのだ。
その時、王大人が声をあげる。

「紹介しよう。世話になっている二人だ。事情があって顔を隠している。」

「そうね。あたしのことは助っ人一号とでも呼んでおくれ。」

「それはいいね。ではぼくは助っ人二号とでも名乗ろうか。」

その名乗りに王大人は一つ頷きを返すと、虎丸に耳打ちした。

「後ほど事情は説明しよう。少し秘密にしておくがいい。」

唖然としながらも、虎丸は首を縦に振った

そんな様子を見つめていた覆面の女は、屋根の上からの視線を感じた。
そこには、伊達が少し優しい表情をして女を見つめていた。
そのことに気づいた女は、そっとウインクを返す。

そんな和やかな様子を打ち切るかのように、王大人が言った。

「それでは向かうとしよう。行き先は?」

「旧オルレアン公爵屋敷。」

18 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/24(月) 23:45:43 ID:vYnf0EHd
ああ……ウェールズ、あなたもまた…… 支援

19 :男達の使い魔:2007/09/24(月) 23:46:59 ID:S/utBHRz
「むう!これは!」

針で眠らせたタバサの母親の容態を見ていた王大人は低く呻いた。
その様子をタバサは心配そうに見ている。

「治せそう?」

簡潔ながらも、万感の思いを込めてタバサは尋ねる。
その言葉に、王大人は全身から汗を滴らせながら言葉を発した。

「……中国四千年にかけて不可能とは言わん。しかし、とてつもなく強力な呪いがかかっておる。
 無理矢理祓おうとしたらこの様だ。」

そう言って、王大人は右手の袖をめくり上げる。
そこには、どす黒く、大きなあざができていた。
そんな王大人をタバサは不安そうに見つめる。
王大人は、そこでにやりと笑って言った。

「ここでは風水が悪い。……いや、誰かが意図的に悪くしているようだ。
 安全な場所を提供するゆえ、そこで一月も治療に専念すれば完治できよう。」

その言葉に、タバサの顔が思わず綻ぶ。

「母さま。」

そう言って母をぎゅっと抱きしめたタバサの瞳から大粒の涙が零れ落ちる。
今、タバサと名乗るようになってから初めて、明確に希望が生まれたのだ。
富樫やマチルダ、もとい助っ人一号と二号も、すこし貰い泣きをしていた。

その時、王大人の膝ががくんと落ちた。

「王大人!」

富樫が叫んで王大人に駆け寄ろうとするが、王大人自身がそれを制した。

「心配無用だ。少々気を使い過ぎただけのこと。すぐに治る。
 それより富樫!タバサの母上をこの屋敷より運び出すがよい。」

その言葉に富樫が大きくうなずいた瞬間、後ろから声がした。

「それを許すわけにいかないな。」

静かな声であるが、そこには絶対の自信が含まれていた。
その声に、全員が一斉に扉の方へと振り向くと、そこには一人の男が立っていた。

「わたしは”ネフテス”のビダーシャルだ。出会いに感謝を。」

そう言って優雅に一礼をした男の耳は尖っていた。

20 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/24(月) 23:47:06 ID:fjw7xdKF
貫通してしまったか……そして遅れてすまないな、支援だ

21 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/24(月) 23:48:17 ID:6XnJG6AO
ファミマ仮面ローソン仮面支援

22 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/24(月) 23:48:18 ID:Q5fn/B4P
変装になってない支援www

23 :男達の使い魔:2007/09/24(月) 23:49:15 ID:S/utBHRz
「エルフ!」

そう叫ぶと同時に、マチルダが、ウェールズが、タバサが懐から杖を取り出す。
しかし、迂闊には手を出さない。否、出せない。
御伽噺で彼らは、エルフの恐ろしさを骨の髄にいたるまで教え込まれているのだ。
そんな緊張をまったく無視するかのように、ビダーシャルは声を上げる。

「お前達に要求したい。その女性を置いて立ち去って欲しい、ということだ。
 我々エルフは無益な戦いを好まない。我は、お前達の意思に関わらず、その女性を治療はさせない。
 そういう約束をしてしまったからな。」

そう淡々と話すビダーシャルを遮るように、タバサが呪文を唱えだす。
今のタバサの中には激情が渦巻いていた。
呪文を完成させたタバサは、全てを凍りつかせる激情を解き放つことにした。

「ようやくつかんだ希望、邪魔はさせない!アイス・ストーム!」

タバサの周りが瞬時に凍てつくと、猛烈な勢いで小型の竜巻を作り出す。

「この威力、スクウェア級じゃないか!なんて小娘だ!」

24 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/24(月) 23:49:50 ID:dGcyXmU+
男なら黙って支援

25 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/24(月) 23:50:00 ID:SIC8Lld6
ここでは珍しいパシリエルフ登場支援

26 :男達の使い魔:2007/09/24(月) 23:51:00 ID:S/utBHRz
マチルダとウェールズがその威力に驚いている中、富樫は冷静であった。
幾度もの死闘を潜り抜けた勘が教えてくれるのだ。これではあいつを倒せないと。

次の瞬間、全員の表情が凍りついた。
ビダーシャルを襲ったアイス・ストームが逆転してタバサを襲いだしたのだ。
全員回避を試みる中、タバサだけが動くことができなかった。

(先住魔法!)

そう思ったが時既に遅し。
足首を固定されて動けないタバサは、ゆっくりと自分に襲い掛かるアイス・ストームを眺めていた。
全身全霊を込めて放ったアイス・ストームは、芸術と言っても良い出来であった。
まともに喰らっては、おそらくは助かるまい

(でも、母さまは助かるなら……)

タバサの脳裏に幼い時の思い出が蘇ってくる。
自分を叱ってくれた両親。優しくしてくれた両親。
家族のように思っていた執事のベルトランや、父のことを慕って今でも多くの手助けをしてくれる騎士団の面子。
そんな顔や思い出が浮かんでは消える。
そうして最後に、学院での思い出やキュルケ達の顔が浮かんだ。

(わたし、生きたい!母さまやキュルケ達と生きたい!)

時間がゆっくりと流れる中、タバサに絶望が襲い掛かってきた。

27 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/24(月) 23:52:21 ID:1LRilSYK
sien

28 :男達の使い魔:2007/09/24(月) 23:52:25 ID:S/utBHRz
襲い掛かる瞬間、タバサは思わず目を閉じた。
しかし、いつまでたってもアイス・ストームは襲って来なかった。
むしろ何か暖かいものに包まれている感触を覚えたタバサは、ゆっくりと目を開ける。

「無事か?」

富樫が不敵に微笑んでいた。
魔法防御も何もなしでアイス・ストームからタバサを身一つで庇ったのであろう。
その全身は重度の凍傷に冒されていた。
直撃を受けた背中などは、ズタズタに切り裂かれ、なおかつ凍傷で皮が削げ落ちている。
普通ならば、死んでいてもおかしくはない状態だ。

しかし、富樫は倒れない。今の富樫には支えるものがあるのだ。
富樫は、たった一人の肉親であった兄のことを思い出していた。

富樫の兄は、格好いい男であった。
何かあると、己の全身を注いで物事に取り組んでいたその姿勢は富樫の憧れであった。

いかな理由があったとは言え、その兄が死んだ時、富樫は心の底から悲しんだ。
そして復讐を誓った。様々な出来事があって復讐こそやめたが、その時の悲しみは覚えている。
そんな兄と自分の姿を、タバサとその母に重ねた富樫は迷わず飛び出していたのだ。

富樫はゆっくりとビダーシャルの方を向く。
意識を保っているのが奇跡、動くなどありえない、そんな体を富樫はなおも動かす。
その目には炎が渦巻いていた。

29 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/24(月) 23:52:30 ID:fjw7xdKF
支援ッ!

30 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/24(月) 23:52:59 ID:yETUemdx
>>17
助っ人二号は脳内で白昼の残月になってる支援

31 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/24(月) 23:53:23 ID:N3jqLgnk
富樫ィーーー!支援!

32 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/24(月) 23:53:35 ID:ZnVmnOjG
支援

33 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/24(月) 23:53:43 ID:S/iDFyso
セリフあるのは初じゃね?支援

34 :男達の使い魔:2007/09/24(月) 23:53:47 ID:S/utBHRz
「手前は絶対にゆるさねえ!」

たった一人残った家族を想うタバサの気持ちをねじ伏せようとする男を、富樫源次は許しはしない。


その言葉が開戦の合図になった。
マチルダが瞬時に作り出した石のゴーレムによる一撃を繰り出す。
そちらにビダーシャルの意識がいった瞬間、タバサは足の拘束を振り切ると富樫を抱えてフライをかける。
いかに強靭な精神を持っているとはいえ、今の富樫では限界だ。
そう判断したタバサは、王大人に治療を頼むと、自分も戦場へと駆けていった。
それを悔しげに見送った富樫は、王大人に声をかけた。

「一瞬でかまわねえ。動けるようにしてくれ。」

富樫はじっと戦場を見つめていた。


(なんて反則!)

マチルダは憎憎しげにビダーシャルを見ていた。
その先では自分のゴーレムが大きく右手を振り上げていた。
しかし、ビダーシャルは動かない。
マチルダのゴーレムが拳を振り下ろす!

ドン!

しかし、砕けたのはゴーレムの拳であった。

ウェールズが風の刃を放つ。
ビダーシャルにたどりついた風の刃ではあるが、次の瞬間反転してウェールズを襲った。

「くっ!」

あらかじめ手加減をしていたため、ウェールズは何とかよけることに成功する。
動こうともしないビダーシャルを尻目に、ウェールズとマチルダは合流した。
そこへタバサも加わる。
ビダーシャルはそれすらも見逃して声をだした。

「蛮人の戦士達よ。お前達では決して我に勝てぬ。この城全ての精霊と契約した我にはな。
 大人しくその女性を置いて立ち去るがいい。」

絶対たる優越を顔に浮かべてビダーシャルは言う。

(なめやがって!)

マチルダは激怒するが、打つ手がない。
ただじっとビダーシャルを睨み続けていた。

その様子を眺めていたビダーシャルは、己の両腕を振り上げる。
次の瞬間、城壁がマチルダ達を襲った。

35 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/24(月) 23:53:53 ID:l5dlDyPr
ついさっき夜天で格好良いとこ見せてたのに台無しだ支援w

36 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/24(月) 23:54:03 ID:fjw7xdKF
>>30 しもべに侵されすぎだw そして頑張れ富樫支援

37 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/24(月) 23:54:12 ID:1LRilSYK
sien

38 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/24(月) 23:54:35 ID:Uac3JpoA
死亡確認!!

だったがやっぱり生きてた!

39 :男達の使い魔:2007/09/24(月) 23:55:06 ID:S/utBHRz
必死に回避するマチルダ達ではあるが、その敗色は濃厚であった。
こちらの攻撃が全く通用しない上に、ビダーシャルは凶暴極まりな攻撃を仕掛けてくる。
この状況ではよく粘った方であろう。
ついにマチルダが一撃を喰らい、崩れ落ちる。

(しまった!)

意識こそ残っているが、体がしびれて動かない。
そのマチルダの方へと歩み寄ったビダーシャルは、無造作にマチルダをつかむとウェールズの方へと投げ捨てた。

「最後の忠告しよう。大人しく立ち去るがいい。」

そう言って見つめるビダーシャルの目は、ひたすらに冷たかった。


「そいつは聞けねえな!」

富樫が立ち上がっていた。その様子に思わずビダーシャルは眉をしかめる。
とても戦いには赴けないと容易に想像がつくほどの重症で、ビダーシャルと戦うというのだ。
思わず富樫の方を見つめるが、富樫の目には絶望は全くなかった。


「富樫。貴方は下がっていて。」

その声に心配の色を貼り付けたタバサが言う。
しかし、首を横に振った富樫は言う。我に秘策ありと。
小さくメンバーに耳打ちをすると、無茶だ、と制止する声を振り切ってビダーシャルに突撃をしていった。

(このまま無視しても構わないが、ここは念を入れるとしよう。)

ビダーシャルはそう判断した。

40 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/24(月) 23:55:29 ID:nGOk2yUx
支援

41 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/24(月) 23:56:23 ID:1LRilSYK
sien

42 :男達の使い魔:2007/09/24(月) 23:56:22 ID:S/utBHRz
ビダーシャルの意志に反応して、地面が拳の形を作り上げた。
その拳が富樫に襲い掛かる。
いかな富樫とて、今の状態でこの一撃を喰らえば戦闘不能になることは間違いない。
富樫に命中しようとしたその瞬間!

「はっ!」

裂帛の気合と共に、ウェールズが力を振り絞って風を作り出す。
その風は、「富樫」を直撃し、大きくビダーシャルの方へと吹き飛ばした。

その蛮行に思わず目をむくビダーシャル。
アレでは、いかに直撃を避けたとはいえ、もはや戦闘は不能であろう。

驚くビダーシャルであったが、冷静に吹っ飛んできた富樫に直撃しない間合いを取った。
そうして吹き飛んで倒れた富樫に近寄ったビダーシャルは思わずぎょっとした。
もはや虫の息かと思った富樫が自分の足をつかんでいたのだ。

「ようやく、つかまえたぜ!」

「貴様、正気かね。確かに我の契約した精霊たちは、我がもはや敵と見なさぬもの、我に攻撃を仕掛けぬ者の接触までは妨げぬ。
 しかし、その状態で一体何ができようというのだ?」

その問いに富樫がニヤリと笑ったその瞬間、富樫の下の地面が大きく盛り上がった。
ビダーシャルは落ち着いてその様子を見ていた。
いかに不意をついたとは言え、魔法では自分にダメージを与えることはできない。
さらに、ちらりと富樫を見てビダーシャルは思う。
もしこの男が自分に攻撃を仕掛けてきても、そこに自分に対する敵意がある限り精霊達は自動的に反応する。
心配する必要はない、と。

その油断が勝負を分けた。

43 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/24(月) 23:56:43 ID:dDTcKGk8
支援

44 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/24(月) 23:57:28 ID:1LRilSYK
sien

45 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/24(月) 23:57:29 ID:fjw7xdKF
人を足元に見てる時点で負け確定よ支援

46 :男達の使い魔:2007/09/24(月) 23:57:40 ID:S/utBHRz
マチルダの土の魔法で起き上がった富樫は、力を振り絞ってビダーシャルに寄りかかる。
そう、よりかかるだ。そこには敵意も何も存在しない。また、ビダーシャル自身もさして脅威には思っていなかった。

(せいぜいあと一動作。それで限界が来る。)

そう冷静に判断したビダーシャルは、富樫の行動を見逃してしまった。


「見さらせ!これが富樫源次の喧嘩殺法じゃー!」

そうして富樫は、懐に隠し持った長ドスを最大の殺意と共に「己」に突き刺した。
その長ドスは、富樫自身の胸板を貫き、ついには接触するビダーシャル自身をもえぐっていた。

「ば、馬鹿な!」

血を吐きながらビダーシャルは叫ぶ。ビダーシャルには信じられなかったのだ。
確かにこれはビダーシャルへの攻撃ではない。ビダーシャル自身も瀕死の男を全く脅威とは思っていなかった。

(だからといって!)

こんな方法を取る男がいるとは想像もしていなかったのだ。

(くっ!)

ビダーシャルは最後の力を振り絞って逃走をすることにした。
胸の傷は深かったが、それ以上に衝撃を受けていた。
自分が蛮族と罵った男に、これ程の男がいることに

47 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/24(月) 23:58:42 ID:l5dlDyPr
流石富樫支援

48 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/24(月) 23:58:55 ID:2A5Es0lf
やはり八連制覇の共刺しで来たか支援

49 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/24(月) 23:58:59 ID:fjw7xdKF
富樫ー!?

50 :男達の使い魔:2007/09/24(月) 23:58:59 ID:S/utBHRz
ビダーシャルが逃亡をしたのを見送った富樫は、ゆっくりと崩れ落ちていった。
最後に、泣きながら駆け寄ってくるタバサの姿印象的だった。

(幸せになれよ!嬢ちゃん。)

それを最後に、富樫の意識は暗転した。


「王大人、どうなの!」

マチルダが声をかける。

「最善を尽くそう。今はそれしか言えぬ。それより、早くテファの所に向かうぞ!
 ここでは風水が悪すぎる。治療には向かぬ。」

手早く止血をした王大人は、タバサの母と富樫を抱えると、外に向かった。

「シルフィードの方が早い。」

タバサが既にシルフィードに載っていた。
その目には焦りがあった。

王大人が乗ったことを確認したタバサは、シルフィードに全力で移動することを命じた。
昼の空を一筋の流星が流れていった。

51 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/25(火) 00:00:00 ID:iEzyjTKN
星が流れたー!?

52 :男達の使い魔:2007/09/25(火) 00:00:09 ID:xYXsd4IJ
一方そのころ……

「心頭滅却すれば火もまた涼し!」

男塾塾長江田島平八は、人類初の宇宙服による大気圏突入を敢行していた。
音速を遥かに超える速度で江田島と、江田島の下のスペースシャトルは大気圏へと入っていく。
その時、

「ぬう!」

江田島の目の前に一瞬白い光が走った。

その後には、スペースシャトルだけが残っていた。


「あれは夢だったんだ!人類が宇宙を生身で泳げるわけがない!」

某スペースシャトル船長の談話である。
彼はこの後精神病院で精密検査を受けることになった。

男達の使い魔 第十三話 完

53 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/25(火) 00:00:22 ID:R1SV/de4
富樫ぃぃぃっ!!

54 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/25(火) 00:00:26 ID:eeoaAvRL
助っ人3号誕生の瞬間であるw

55 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/25(火) 00:01:05 ID:dDTcKGk8
塾長も来たーーーーーー

56 :男達の使い魔:2007/09/25(火) 00:01:10 ID:S/utBHRz
NGシーン

雷電「むう、あれは!」

虎丸「知っているのか雷電!?」

雷電「あれぞまさしく古代中国において伝説といわれた江流風(えるふ)!」

エルフ、ハルケギニアや地球においてメジャーな種族ではあるが、その起源を知るものは少ない。
かつて中国に江流(こうりゅう)という大きな川があったという。そこにいたある種族は数々の不思議な術を使ったという。
一説では、風に乗って空を飛んだとさえ言われた彼らは、住んでいる土地の名前を取って江流の風、略して江流風(こうりゅうふう)
と呼ばれたという。
この民族達が、海のシルクロードをたどってハルケギニアや欧州に移動する際になまって江流風(えるふ)と発音するようになったのは
誠に有名な学説である。
なお、彼らの特徴としては、不思議な術を使う他に耳が長いこともあげられる。
民明書房刊 「欧州とハルケギニアのエルフ」(平賀才人著)

57 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/25(火) 00:01:12 ID:dGcyXmU+
GJ!!
そして塾長キタ!?

58 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/25(火) 00:01:12 ID:fjw7xdKF
GJ! そして……塾長ー!?

59 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/25(火) 00:01:37 ID:2A5Es0lf
塾長ー!?憚られる、憚られるよ塾長!

闇の牙編は二号生と三号生でやってるのか?

60 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/25(火) 00:02:39 ID:Q7ESvTrs
ついに江田島召喚www

61 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/25(火) 00:02:57 ID:YaCdQCUe
GJ!!
塾長wwww

62 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/25(火) 00:02:58 ID:JqHA4plc
ちょ、塾長ktkr
10人いたら日本がアメリカに勝っていたというほどの男が・・・・・・

63 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/25(火) 00:03:30 ID:NlqqYR84
明石先輩来てなかったんだっけ?

64 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/25(火) 00:03:32 ID:rmUCBFxU
なんかビダーシャルが富樫と決闘の後に仲間になりそうな予感w

65 :男達の使い魔:2007/09/25(火) 00:04:06 ID:xYXsd4IJ
というわけで、助っ人一号、二号と続いたら三号の登場に決まっています。
正直、今回のビダーシャルとの戦闘シーンは難産でした。
最後の瞬間は決まっていたのですが、それまでどういうふうに流すかで苦労しました。
皆様ご支援ありがとうございました。

追伸 当然助っ人三号の登場はもう少し後になりますが、ご了承ください。
    また、ゼロ戦は、塾長召喚フラグでした。
    正解された方には、男塾褌一封を差し上げますので、名乗り出てください。

66 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/25(火) 00:04:22 ID:A8xNs+9l
>>64
お、おまえはー!

67 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/25(火) 00:04:40 ID:SIC8Lld6
アメリカに勝つ前に日本が滅ぶような気がしないでもない

68 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/25(火) 00:07:14 ID:93wqqZmV
前スレ>>997
>ルルーシュ召喚

「破壊の杖」盗難事件後、牢に入れられたマチルダ姐さんの前に
ワルドの替わりに姿を現し。
マチルダ姐さんを『組織』に勧誘し。
『組織』の名を問われると、
「我等は、『黒の騎士団』!」
とノリノリでポーズをとるゼロ仮面。

こうですか?

69 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/25(火) 00:09:06 ID:PYFwpcYy
>>56
まて著者wwwwww

70 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/25(火) 00:11:10 ID:o/qAhKbS
男達の使い魔の人乙
それにしてもまとめのトップ見てきた人の人数見てびっくり
5万に超えってまじかよw

71 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/25(火) 00:12:59 ID:RCVtahXO
>>69
著者がサイトなのはいつものことだぞ。
面白いと感じたのなら、まとめWikiにGO

72 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/25(火) 00:15:44 ID:tbBr9Yc7
999 :名無しさん@お腹いっぱい。 :2007/09/24(月) 23:46:01 ID:4uFoEBzK
1000だったら言葉様召喚


1000 :名無しさん@お腹いっぱい。 :2007/09/24(月) 23:46:03 ID:l6mZpxND
1000ならこの恨み地獄へ流します


1001 :名無しさん@お腹いっぱい。 :2007/09/24(月) 23:46:03 ID:fjw7xdKF
>>1000ならば風水都市から風水師の妹召喚


1002 :1001 :Over 1000 Thread
このスレッドは1000を超えました。
もう書けないので、新しいスレッドを立ててくださいです。。。

ついに川上作品から召喚かと思ったのに
こんなときに限って1001いくとは

73 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/25(火) 00:19:55 ID:2iYF/yvW
ところで、テニヌからの召喚はまだですか?

74 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/25(火) 00:20:59 ID:TtnBlFY0
>>72
だから怨みが地獄に流されるんだよ

75 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/25(火) 00:22:27 ID:rvMMhSxz
TENINUは難しくないか?
貴族=メイジじゃなく貴族=TENINUプレーヤーを意味しかねなくね?


76 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/25(火) 00:23:04 ID:Y9NbFZT3
>>59
一号生にサイトがいるに決まってるだろ、常考。

77 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/25(火) 00:23:07 ID:Au/eRwPh
>>72
その1個前のスレは1001でoverした後に1002が出たんだぜ

78 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/25(火) 00:24:07 ID:Ak+jVlXJ
>>68
 その流れならむしろトリスティンがガリアに占領されてからの方が。
ハルキゲニア歴XXX年 ガリアはトリスティンに攻め込んだレコンキスタ征伐を理由に干渉し、
 トリスティンはガリアに統治されることとなった。
トリスティンはアルビオンなどに続く植民地のためサイド3と呼ばれて管理されるようになった。

当然、トリスタニア人はスリーとか呼ばれるように

79 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/25(火) 00:28:03 ID:NlqqYR84
多分サイト飛行帽に1号生として臨時召集され天挑五輪大武會編へ
生きてるのかな…

80 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/25(火) 00:28:18 ID:eeoaAvRL
地獄先生ぬーべー召喚。
左手は鬼の手があるから右手にヴィンダールヴかな。

やっぱ小学校の先生をやってた経験はルイズを相手にするのには最適だぜ。

81 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/25(火) 00:29:45 ID:Ak+jVlXJ
 まぁ、情動が小学生レベルだからね……

82 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/25(火) 00:33:06 ID:A8xNs+9l
>>75
無我の境地=虚無か?

83 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/25(火) 00:39:35 ID:pcBCf8+6
GJ!そして塾長はもしかして教皇召喚?

84 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/25(火) 00:39:42 ID:Hw6ziXxo
テニヌの奴らとルイズを並べたら絶対ルイズの方が年下に見える
ルイズが幼いというよりはテニヌ連中が中学生には見えないw

85 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/25(火) 00:40:16 ID:Qkb+GYsC
虚無の唄があるんだしグロキュアの片割れである蔵女の方を召喚

86 :ゼロのトランスフォーマー:2007/09/25(火) 00:40:47 ID:I7zz+FWG
ちょっと長いけど投下予約っ

87 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/25(火) 00:41:00 ID:eeoaAvRL
かもn

88 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/25(火) 00:41:49 ID:K/uelxHk
きたこれ!
comeon!

89 :ゼロのトランスフォーマー:2007/09/25(火) 00:43:22 ID:I7zz+FWG

『今日のゼロのトランスフォーマーは、タバサにキュルケにシエスタの温泉入浴大特集! 支援率は頂いた!』
「嘘を言うな! ってかなんで私がいないのよ!!」

90 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/25(火) 00:43:24 ID:Ju77b1j7
いかなる魔法もラケットで打ち返し
七万人をボール一つで壊滅させる
テニヌ召喚見たい
特に自分より年下だと知って愕然とするルイズが見たい

91 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/25(火) 00:43:24 ID:zZSsP56t
ゼロの使い魔のキャラを属性でマジレンジャーに当てはめてみた

ギーシュ→グリーン
タバサ→ピンク
モンモランシー→ブルー
ワルド→イエロー
キュルケ→レッド
コルベール→ウルザードファイヤー
ルイズ→絶対神ン・マ

シャインとマザーは誰だろう

92 :ゼロのトランスフォーマー:2007/09/25(火) 00:45:00 ID:I7zz+FWG

丑三つ時(と言う時刻表現がハルケギニアにあるかどうかは別として)も過ぎた頃、
酒屋‘魅惑の妖精亭’店内の賑わいも多少納まり、空席もちらほら見受けられる。
店の混雑時、女性リピーターに散々ちやほやされ心底疲れ果てた給仕・スタースクリームは、
今は店奥の休憩室にてごろんと寝転がっていた。

今日は新人としては破格の8エキュー21スゥ5ドニエものチップを収得した彼は、
店長のスカロンに褒められ、ジェシカにも感心され、とても気分が良かった…のだが、
それと同時に、俺ってこの魔法世界に何しに来たんだと、自らの存在意義に疑問したりもした。
よもや、酒場の人気ウェイターになるとは…。満更嫌でもないが。

思えば、状況も掴めないままこの世界に引っ張り出され、高慢な少女に接吻された挙句下僕として扱使われ、
反抗しようものなら、棒切れ1本やら鞭やらで得意の変形能力や行動を軽々と制御され、
周りを見てみれば、フィクションの世界でしか無かった魔法を当たり前のように使用している。
最初、元科学者である彼にとって、そんな非科学的な事は信じられなかった。魔法学院の生活にはもう慣れたが。

そして武器屋に行ってみれば、昔の仲間、カセットロン部隊のフレンジーが剣へと変貌し潜んでいるでないか。
この未知の世界に仲間がいた為、一瞬希望が湧き、フレンジーに何か知ってる事を聞き出そうとしたが

『悪ぃな。頭脳回路がイカれたのか、記憶がかなり欠落しちまっててな。
 俺もよく判んねぇんだ。つーかその名で呼ぶな、俺はデルフリンガーだっつーに!!』

とえらく曖昧なしか返答が帰ってこず、余計に現状が掴めなくなってしまった。
使えない。

現フレンジーは大剣としても、いつも勝手にトリステイン学院内をふらふら出歩いているので常に手元におらず、
彼自身、自由気ままに暮したいらしく、隙あらば誰かの喉でも掻っ切って
人間共に恐怖に陥れてやろう、と言う意欲も野望も微塵もないらしい。
使えない。

今は剣に擬態している故、変形後のヒューマノイド形態時の体は多関節構造で昆虫の如く細く鋭く、
かつてのフレンジー最大の自慢であった、文字通り大地を揺るがすハンマーアーム能力も消滅している。
使えない。

昔から変わらないのは、生意気な性格だけ。と言うか元々、
デストロン・カセットロン部隊所属時も、同じ部隊の鳥形メカ(一時デストロン軍団最強と噂された事も)に
かなりの確立で役目を喰われていた。
使えない。

そう言えば、使い主であるルイズは、あの使えない剣型トランスフォーマーを、正体を知らなかったとは言え、
他ならぬ自分のために300エキューもの大金を叩いて武器屋から買い取ってくれたのだ。
そう思うと何だかルイズに申し訳無くなり、もう少しこの仕事に力入れてやるか、と決意するスターであった。

にしてもホントに使えんな、あの役立たずめ、とぶつぶつ言いながら
体のサイズに似合わず休憩所でごろごろしていると、店長に次いで店のまとめ役のジェシカから呼び出しが掛かる。

「スタスク、7番テーブルに女性のお客さん3名様。あんたの出番よ」
『解った。ったく誰だよ、こんな時間に来る物好き女は』

機械音を軋めながら、むくりと起き上がり、休憩所を後にした。


93 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/25(火) 00:45:10 ID:fET4AvPP
>>91
ギーシュが野菜にこだわりの有る男になったり、魔法でマッチョになったりするのかw

94 :ゼロのトランスフォーマー:2007/09/25(火) 00:46:30 ID:I7zz+FWG

スタースクリームが休憩室でのさばっていたその頃、
城下町トリスタニアに降り立ったルイズ、キュルケ、タバサの3人は、
キュルケの記憶を頼りに、怪しげな店が立ち並ぶ夜のチクトンネ街をさ迷い歩いていた。
当初の予定ではこんな道を放浪する企画は無かったのだが、
スターが働いていると言う店の場所を唯一知っているキュルケが、見事なまでに場所をド忘れしたらしい。

「っかしぃわねぇ、確かこの辺だったと思うんだけど」
あくまで澄ました顔で、ルイズとタバサを引率しながら魅惑の妖精亭を探すキュルケ。

この時間帯にチクトンネ街になど出歩く少女達が珍しいのか、
貴族とは凡そ無縁のオーラを発する見掛けの悪い連中が、キュルケ一行にすれ違うたびに
何やってんだい嬢ちゃん達や、とかちょっかいをかけて来るが、キュルケはそれを慣れた様子で受流し続ける。
あんたにゃこんな事できないでしょ、とキュルケはルイズに得意げに自慢したが

「そもそも道に迷わなかったら受け流すも何も無いんだけどね」
「むぅ」
と珍しく嫌味返しされてしまったのだった。

しかし、念入りに歩き回った甲斐あってか、ようやっと看板に魅惑の妖精亭と書かれた店の前に辿り着いた一同。
タバサは口笛を吹くと、それまで上空で旋回しながら待機していたシルフィードが店の屋上に降り立った。

3人は入店し、それを屋上から確認したシルフィードは、その場には留まらず、魅惑の妖精亭の裏側の、
人気の無い路地にぽつんと聳え立つ、今では使われていない古い建物の屋上へとぴょこんと移動する。
辺りをきょろきょろ見渡し、街中ではあるがここが人々の目からは死角になる場所である事を確認すると、
口に銜えていた袋を傍らに置き、屋上の真ん中にちょこんと座った。
そして一息入れると

「我を纏いし風よ。我をヒトの姿へ変えよ」
と、座ったシルフィードは先住の魔法を唱えた。建物の屋上にいるので、
先住の魔法には必要不可欠な強力な風が、なんの障害にぶつかる事無くシルフィードの体を包み込む。
やがて、風は青い渦となり、しばしの間シルフィード姿が見えなくなる程に吹き回った。
ややあって、青い渦は消えたが、そこにいたのは蒼いドラゴンではなく、うら若き人間の女性であった。

服は着ておらず、裸のままだが、女性はぎこちなく足を動かし、手をぶんぶん振り回し始める。
しばしそんな、何かの準備体操にも見える可笑しな動きをしていると、今度は先程置かれた袋に手を伸ばし、
中から紺色のブラウスと長めのスカートと靴を取り出し、えらく時間をかけてそれを着用した。
その顔の表情は、なんだか物凄く苦々しい。美人が台無しである。
なんとか歪んだ顔を穏やかな顔に治めると、建物の外側に設置された階段で屋上から地上へと下りた。


95 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/25(火) 00:47:19 ID:eeoaAvRL
支援

96 :ゼロのトランスフォーマー:2007/09/25(火) 00:48:10 ID:I7zz+FWG

『いらっしゃいませ、ようこそ魅惑のぅおぁっ』
果たして7番テーブルを囲んでるその一行は、宿塔で夢の中のハズの使い主様とそのクラスメイト達であった。
アポなしの来店に驚き、危うく冷水をのせたお盆を落としそうになるスタースクリーム。

『な、何故に此処にいるんだあんたらはっ』
「あら、ここの名物ウェイターってのは客にタメ口で接するのかしら?」
スタースクリームを視界に入れない様にか、そっぽ向き、腕を組みながら文句を言い放つはルイズ。
はぁい星くーん、と手を振るキュルケに、その横でいつもの様に本を読みふけるタバサ。

ぬぅ、1番身近にして扱いにくい客が来たな、と、
痒くは無いのだが、自身の金属で出来た頭を、同じく金属の指で思わずぼりぼりと掻き毟るスタースクリーム。
しかし客は客なので、一先ず冷水入りのグラスを3人の前に丁寧に置き、メニューを渡す。

『で、注文は?』
メニューを見ながらキュルケはラム酒を注文し、タバサは本を読みながら「水お代わり」と一言。
そして、ルイズは

「んー、ちょっと小腹が空いたわね。何かここで美味しい物は無いの?」
『はいよ、特製グラタンならすぐに御用意できますよっと』
「じゃ、それでいいわ」
「ヴァリエール。こんな時間にグラタンだなんて、お肌に悪いし太るんじゃない?」
「っさいわね、余計なお世話よ!」
「言っておくけど、脂肪と栄養はそうそう胸の方には回ってくれないわよぉ?」
「何が言いたいのよ!」
2人は席から立ち上がり、やいのやいのと痴話喧嘩をおっ始めた。

『静かにしてくれないか、ここは宿場も兼ねてて2階で寝てる客もいるんだ』
まぁ想定内のイベントであった2人の痴話喧嘩を、スタースクリームが事実且つ尤もな発言で宥める。
ルイズとキュルケは辺りを見渡し、他の静かに酒を飲んでいた客の冷たい視線を確認すると、
顔を見合わせ、それもそうねと大人しく席に腰を下ろした。

『じゃ、ラム酒とグラタンと水御代わりだな、少々御待ちくださいよっと』
のっしのしと厨房へ戻るスタースクリーム。
ルイズとキュルケはだんまり込んでしまった。

その頃、魅惑の妖精亭の2階。スタースクリームの言った通り、
此処は宿場となっており、廊下には6つほどのドアが設けられている。
その内の1つが開き、中から1人の男が出てきた。その男、この宿屋で1晩過ごす事にしたワルドである。
彼のトレードマークである帽子とマントは部屋に置いて、比較的軽い装備で、1階の酒場へと下りていった。


97 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/25(火) 00:49:00 ID:2iYF/yvW
支援

98 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/25(火) 00:49:03 ID:eeoaAvRL
支援

99 :ゼロのトランスフォーマー:2007/09/25(火) 00:50:06 ID:I7zz+FWG

「ルイズ? ルイズなのかい!?」
階段を下りきったワルドが、ピンク色の後頭部を見て声をかける。

「ワルドさま!?」
椅子に座ったまま振り向くルイズ。え、まさか、そんな、と目の前に現れた憧れの人を目に動揺する。
ワルドはにこにこしながらルイズ達のテーブルへ寄った。

「声がしたと思ったら、やはりそうか! 僕のルイズ、何年ぶりだろう!」
ルイズの若干赤く染まった頬を優しく触るワルド。ルイズは上目遣いで恥ずかしそうにワルドの顔を見た。
厨房の前で腕組みしながら、コックがグラタンを調理するのを待っていたスタースクリームはその光景を見て、
あ、あれさっき他の女の子達に途轍もなくサービスを受けてた男だな、と極々普通の感想を浮かべた。
別にルイズの急変した態度にはどうでもいい様子である。

「あら、素敵な方じゃない。どちら様?」
キュルケの問いに、ルイズは顔を染めもじもじとしながら答える。

「ワルドさまは…」
「様付けはちょっと堅苦しいな、ワルドでいいよ」
「ワルドは、その、私の…」
「あんたの何?」
「婚約者」
キュルケは口に含んでた水をルイズの顔に噴出した。
ゲホンゲホンと気管に侵入しかけた冷水を吐くキュルケは、なに、あんたの、婚約者ぁ!?
と信じられないという顔でルイズに言った。

「…あによ。悪い?」
ルイズの濡れた顔を、ワルドがおやおやと微笑みながらハンカチで拭いてやっている。

『はぁー、ルイズ様の婚約者。それはそれは感動の再開、よござんしたね』
と出来立ての、チーズの濃厚な香りが食欲をそそる熱々のパスタグラタンをテーブルにコトンと置き、
ついでキュルケにラム酒、タバサに2杯目の冷水を差し出すスタースクリーム。
実は彼もルイズのためにハンカチを用意したのだが、その役はワルドに先を越されてしまい、
代わりにキュルケにハンカチを差し出した。

「やあ、君はさっきも僕に給仕してくれたガーゴイルだね?」
『ガーゴイル…まぁ、そうなりますかね』
はははと笑いながら、ワルドは右手を差し出し、それに答えスターも金属の右手を出し、両者は握手を交わした。

「改めて自己紹介しよう。僕は魔法衛士隊グリフォン隊隊長、ワルド子爵。ルイズとは婚約を交わした仲だ」
ワルドの名乗りに、酒場にいた他の客が関心を示す。魔法衛士隊と言えば、名誉と身分名高い職務である。

『む。俺はデストロン軍団航空参謀、スタースクリーム。ルイズ様とは使い魔としての契りを交わした仲で』
負けじとスターも名乗るが、当然ながら出てきた単語に誰もピンと来ないので、その場が極端に白けてしまった。


100 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/25(火) 00:50:44 ID:eeoaAvRL
支援

101 :ゼロのトランスフォーマー:2007/09/25(火) 00:51:30 ID:I7zz+FWG

「きゅーい! スタースクリーム様、御会いしたかったー!!」
そんな白けた空気が、扉を突き破らんかの勢いでの入店と同時に、激しく興奮しながら、
ワルドを押しのけ、スタースクリームの硬い胸元に飛び込んだ、茶髪の若い女性の登場で一気に消えうせた。
皆はぎょっとしたが、スターはこの様に積極的な女性客は今までに2,3人は接してきた為、
慣れた様子で、この茶色い長髪の、くるりとした蒼い瞳が魅力的な客のニーズに合わせ適当に対応する。

『いらっしゃいませお客様、会いたかったとは、これは大変嬉しいお言葉。
 どうぞ此方の席へ、今宵はこの魅惑の妖精亭でごゆるりと時間をお過ごし下さいませ…』

ルイズはテーブルに思わず頭をぶつけた。
なにあれ。私の前じゃあんな態度取らないのに、なんなのあれ。仕事上の立場なんだろうけど、
にしたって気持ち悪いわよ。なにあれ。てかあの女も酒で酔ってるワケでも無さそうなのに馴れ馴れしすぎよ。
人前なのにデリカシーってもんを知らないのかしら。親の顔が見てみたいわ!
ってかスタースクリーム!! もうそんな女に構わなくていいでしょ!! 
せっかくご主人様がわざわざ仕事場に来てやったってのに! む〜〜〜〜!!!

僅か5秒でそれだけ葛藤するルイズ。親と言うか、使い主なら彼女の隣の席で本を読んでいるのだが。
一方茶髪の女性は、席を案内されても尚、スタースクリームに抱きついたまま離れようとせず、
スタースクリームもさすがに笑いながら困っている様子。

しかし、人間とはえらく柔らかいモノだな、特にこの2つの突起物は。
と、自身に備わる感知センサーから伝わる情報で、あくまで生物学的に、
金属生命体スタースクリームは率直な感想を思い浮かべた。ルイズにもここまで直に触れた事は無い。
そうだ、今度人間について研究してみるか、今まで取り扱った事の無いジャンルだしな、とスターは考えた
…が、スタースクリームの胸元できゅいーと可愛らしく唸りながら頬を擦るその女性は、実は人間ではなかった。

イルククゥと名乗る、彼女の正体をよく知るタバサは、ここに出発する前の、タバサの自室での事を思い出す。

「酒場に入ってスタースクリーム様に接したいのなら、この大きさのままのワケにいかないのは自覚しています。
 そこでお姉さま、なんと私、自ら人間の姿に変身する事を決意したのです! きゅーい!
 しかしやはりですね、服という存在はアリエナイと思うのです。到底理解できかねますです。
 と言う事でスター様にはありのままの姿で接する事に致しましたの!」
「却下」

そう、スターに抱きついて離ないこの女性は、韻竜であるシルフィードが先住の魔法で変身した姿なのだ。
しかし、筋金入りの服嫌いであるシルフィードは、部屋から出発するまさに5分前まで、
衣類は絶対着たくないと、さんっっっざん駄々をこね続けたのだ。最終的にタバサは、
人前で全裸でスタスクに抱きつきでもしたら、痴漢容疑でとっ捕まるのは、間違いなくスタスクの方。
会うなら会うでスタスクに迷惑にならない事を考えなさい、と言い切った。
すると、シルフィードはだんまり込み…何か一大決心した顔で、力強く決断の言葉を放ったのだった。

「お姉さま……! 私……! 着ます!!」
「当たり前」

こんな具合に、今の幸せそうなシルフィードには、そうした怒涛(彼女にとっては)の裏話があったのだ。
ちなみに、シルフィードは人間の姿に変身した際、髪の毛の色は自分の体色やタバサと同じく青色なのだが、
さすがに青髪のままだと、キュルケやルイズに何かしら疑われそうなので、今回は魔法で髪を土色に染めている。

タバサは、困り果ててるスターを見て、やっぱり止めておけばよかったかと一瞬後悔の思いを頭に巡らせたが、
やっぱり放っておこうと、再び‘ガーゴイルを実験的にからかう49の方法’に目を向けるのであった。


102 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/25(火) 00:52:10 ID:K/uelxHk
デストロンのニューリーダー支援

103 :ゼロのトランスフォーマー:2007/09/25(火) 00:53:02 ID:I7zz+FWG

「きゅーい! スタースクリーム様、御会いしたかったー!!」
そんな白けた空気が、扉を突き破らんかの勢いでの入店と同時に、激しく興奮しながら、
ワルドを押しのけ、スタースクリームの硬い胸元に飛び込んだ、茶髪の若い女性の登場で一気に消えうせた。
皆はぎょっとしたが、スターはこの様に積極的な女性客は今までに2,3人は接してきた為、
慣れた様子で、この茶色い長髪の、くるりとした蒼い瞳が魅力的な客のニーズに合わせ適当に対応する。

『いらっしゃいませお客様、会いたかったとは、これは大変嬉しいお言葉。
 どうぞ此方の席へ、今宵はこの魅惑の妖精亭でごゆるりと時間をお過ごし下さいませ…』

ルイズはテーブルに思わず頭をぶつけた。
なにあれ。私の前じゃあんな態度取らないのに、なんなのあれ。仕事上の立場なんだろうけど、
にしたって気持ち悪いわよ。なにあれ。てかあの女も酒で酔ってるワケでも無さそうなのに馴れ馴れしすぎよ。
人前なのにデリカシーってもんを知らないのかしら。親の顔が見てみたいわ!
ってかスタースクリーム!! もうそんな女に構わなくていいでしょ!! 
せっかくご主人様がわざわざ仕事場に来てやったってのに! む〜〜〜〜!!!

僅か5秒でそれだけ葛藤するルイズ。親と言うか、使い主なら彼女の隣の席で本を読んでいるのだが。
一方茶髪の女性は、席を案内されても尚、スタースクリームに抱きついたまま離れようとせず、
スタースクリームもさすがに笑いながら困っている様子。

しかし、人間とはえらく柔らかいモノだな、特にこの2つの突起物は。
と、自身に備わる感知センサーから伝わる情報で、あくまで生物学的に、
金属生命体スタースクリームは率直な感想を思い浮かべた。ルイズにもここまで直に触れた事は無い。
そうだ、今度人間について研究してみるか、今まで取り扱った事の無いジャンルだしな、とスターは考えた
…が、スタースクリームの胸元できゅいーと可愛らしく唸りながら頬を擦るその女性は、実は人間ではなかった。

イルククゥと名乗る、彼女の正体をよく知るタバサは、ここに出発する前の、タバサの自室での事を思い出す。

「酒場に入ってスタースクリーム様に接したいのなら、この大きさのままのワケにいかないのは自覚しています。
 そこでお姉さま、なんと私、自ら人間の姿に変身する事を決意したのです! きゅーい!
 しかしやはりですね、服という存在はアリエナイと思うのです。到底理解できかねますです。
 と言う事でスター様にはありのままの姿で接する事に致しましたの!」
「却下」

そう、スターに抱きついて離ないこの女性は、韻竜であるシルフィードが先住の魔法で変身した姿なのだ。
しかし、筋金入りの服嫌いであるシルフィードは、部屋から出発するまさに5分前まで、
衣類は絶対着たくないと、さんっっっざん駄々をこね続けたのだ。最終的にタバサは、
人前で全裸でスタスクに抱きつきでもしたら、痴漢容疑でとっ捕まるのは、間違いなくスタスクの方。
会うなら会うでスタスクに迷惑にならない事を考えなさい、と言い切った。
すると、シルフィードはだんまり込み…何か一大決心した顔で、力強く決断の言葉を放ったのだった。

「お姉さま……! 私……! 着ます!!」
「当たり前」

こんな具合に、今の幸せそうなシルフィードには、そうした怒涛(彼女にとっては)の裏話があったのだ。
ちなみに、シルフィードは人間の姿に変身した際、髪の毛の色は自分の体色やタバサと同じく青色なのだが、
さすがに青髪のままだと、キュルケやルイズに何かしら疑われそうなので、今回は魔法で髪を土色に染めている。

タバサは、困り果ててるスターを見て、やっぱり止めておけばよかったかと一瞬後悔の思いを頭に巡らせたが、
やっぱり放っておこうと、再び‘ガーゴイルを実験的にからかう49の方法’に目を向けるのであった。


104 :ゼロのトランスフォーマー:2007/09/25(火) 00:55:00 ID:I7zz+FWG

『イルククゥ様、貴女の熱意にはいやはや参りました。特別に1本サービスいたしますので、どうかお席に』
「あう、ごめんなさい、ちょっとはしゃぎ過ぎちゃいました。きゅいきゅい」
ようやっと9番テーブルの椅子に落ち着いたシルフィードに、スタースクリームはワインを届けてやり、
今度は店の隅にあった予備の椅子を持って、ルイズ達のいる7番テーブルへ向かった。

『ずっと立ちんぼではなんでしょう。どうぞお客様、お席を』
スタースクリームが、ワルドのために椅子を用意したのだ。
ワルドは礼を言いながら、ルイズの隣に座り、再び愉快に昔話を語り合った。
ルイズも最初はワルドに対し緊張していたが、少しずつ打ち解け始めたか、今では笑いながら接している。
これで良しとスタースクリームは、満足げに厨房に戻ろうとしたその時、

「ちょっと顔貸しなさい」
と、知らずの間に席をはずしていたキュルケ。何故か隣にはジェシカも。
スタースクリームを半ば無理やり連れ店の外へ出る2人。
外は多くの酔っ払いや、何やら怪しい店の呼び込みで忙しい露出狂な女性やらで深夜ではあるが賑やかだ。

「まさかルイズの婚約者ってのが出てくるとは思わなかったわ。しかもすっごい良い男」
『まぁな』
「なんとも思わないの?」
『何がだ』
キュルケが何やら不満げな顔でどやどや言っているのが、スタースクリームにはよく理解できなかった。

「鈍いわねぇ、少しは嫉妬ぐらいしたらどうなのさ」
次に突っ掛ってきたのはジェシカで、スターはますます自分が怒られてる意味が解らなくなった。
いや、俺はちゃんと客にサービスしたぞ給仕長、と。

「多分ルイズったら、星君に使い魔としてじゃなくて別の感情抱いてるわね、わりかし本格的に」
キュルケの言葉に、スタースクリームは僅かながら驚くが、それとここに連れてこられた関連性はまだ解らない。

「星君はヴァリエールの事どう思ってるの?」
『え゛。なんだその脈略の無い質問は』
「誤魔化さないの! その辺どうなのよ星君!」
「ちゃんと答えなさいよスタスク!」
初対面であるハズのキュルケとジェシカだが、えらく息がぴったりである。

『ど、どうなのって言われても』
しどろもどろするスタースクリーム。
こと恋愛など縁の無かった彼にとって、どう答えればこの猛攻から逃れるのかが見当も付かなかった。

―そして、間の悪い事に―

「きゅーい! スタースクリーム様! 何処に行ったかと思ったらこんな所にいたのれすねー!」
現われたるは、茶髪シルフィードであった。ノリで大量に酒を飲んだか、かなりデキ上がった様子である。

『だぁぁもう勘弁してくださいよ、お客様ぁぁ!』
きゅいきゅーいと顔を真っ赤にしながら抱きついてくるシルフィードに、いい加減うんざりするスタースクリーム、
そしてその光景を見て、さらに形相を悪くする女傑2名。

「ちょっと! こっちは今取り込み中なの!!」
「きゅいーっ、なんなのれすか、邪魔しようらっれ、そうは行きまれんの、ういーっ」


105 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/25(火) 00:55:25 ID:5pORSw2a
重複?支援

106 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/25(火) 00:55:33 ID:Ju77b1j7
スタスクもやはり男か……支援

107 :ゼロのトランスフォーマー:2007/09/25(火) 00:57:07 ID:I7zz+FWG

「愉快だね、彼」
「愉快なのも考え物よ」
陽気に笑みを浮べながら、外の漫才に興ずるワルド。

「ワルド、私ちょっとスタースクリームを連れ戻してくる」
「それもそうだね、彼もそろそろ職務に戻らないと」
3人の他の女にちやほやされてる(実際は若干1名だが)スタースクリームに我慢ならず、席を立つルイズ。

ルイズが表に出向いたため、7番テーブルに残ったのは、ワルドとタバサのみ。
この時初めて、タバサはワルドを見据えた。
確かに、惚れ惚れするような凛々しい顔立ちに、優しさを醸し出した表情。魅力的な男性、ではある。
彼が婚約者だ、と自慢すれば羨ましがる女性は多いであろう。
が、胡散臭い。根拠は無いが、この伊達男からは確実に何かが臭う…ものの、断定は出来ない。

それと、この胡散臭さが他の誰かと似てるような気もした。
…例えるなら、あのゼロの使い魔、に。

「なんだい? 僕の顔に何か付いてるかい?」
「別に」

タバサは、これ以上の詮索は控える事にした。
ついで、ルイズが一口も手を付けてない、冷めかけたパスタグラタンを、勿体無いのでペロリと平らげた。


一方その頃、外では

「スタースクリーム! いい加減に店に戻りなさいよ!」
「あらあら張本人登場。さあ星君、いってみよーっ」
「うーん、自分で外に連れ出しといてなんだけど、他のお客さんに支障を来たすし、とりあえず戻りましょうか」
「きゅい! わたしとすふぁーすふりーむ様の邪魔しようなろという陰謀は阻止してやるろれす!」

スタースクリームにとって、ルイズまでも参上したこのややこしい縺れ縺れた状況は悪夢の他ならなかった。
いっその事、回線コードを一時切断して、狸寝入りで知らん振りしてやろうか、と首元に手を伸ばした…が、
そんなどうでもいい心境を軽く吹き飛ばす事態が、突如として発生した。


108 :ゼロのトランスフォーマー:2007/09/25(火) 00:59:11 ID:I7zz+FWG

北の方向で、大きな倒壊音がしたかと思うと、その方角から悲鳴と共に大勢の人々が押し寄せたのだ。
阿鼻叫喚に雑じり、再び何かが破壊される音。メイジが賭博場を襲撃した、と逃げ惑う人々が口々に叫ぶ。
本より治安のいい街とは言えないが、まさかのメイジによる襲撃に、
普段は粋がってる連中も芳しくない血色で逃げ惑っている様だ。

『へぇ、この世界にもテロリズムはあるってのか』
波の様に横切る群集に戸惑う事無く、得られた情報で状況を把握するスタースクリーム。
ジェシカは急ぎ店内に戻り、外の騒ぎに不安がる客の対応にあたり、
キュルケは相変わらず陶酔したままのシルフィードを無理やり店に引き摺り戻した。

「テロリズム? なんなの、何が起こったの!?」
不安に駆られたルイズが、スタースクリームに寄り掛る。
貴族として、何の不安を経験する事無く育ってきたルイズにとって、この騒然とした空気は未知の恐怖に値する。

『どこかのアホ垂れが他人に腹いせしてるって事だな。今回はカジノで金を磨ったメイジの逆襲って所かね?
 若しくは愉快犯か。こちとら全然愉快じゃないがな』
と、またしても破壊音。今度はここから程近い居酒屋が襲撃されたらしい。まさしく無差別テロである。
その音に驚いたルイズが、きゃっとスタースクリームの腕に抱きつく。
やれやれ、普段は威張ってるくせにねぇ、とスターは嫌味を呟いたが、ルイズの耳には届いていない。

「え、衛兵はまだか!? まだ来ないのか!」
「きたぞ! あいつ等だ、逃げろぉぉぉ!!!」

――街灯に照らされた、一連の犯人と思われる、それぞれ仮面で顔を隠しマントを身に纏った3人のメイジ。
すでにスタースクリーム達の位置から、約60メイル程の距離まで近づいている。
仮面の効果もあるのだろうが、3人並んでゆっくりと此方に向かい歩む姿は、どこか無機質で不気味である。
しかし、犯人を目前にしたスタースクリームは、不安がるどころかにやけている。闘心本能に火が付いたらしい。

『スカロン店長は俺を店の用心棒役としても期待してるらしいからな』
「何言ってるのよスタースクリーム! 逃げなくちゃ!」
ルイズはスタースクリームの腕を引っ張るが、この金属生命体、そこから1歩も動こうとしない。

『ルイズ様。俺はまだあんたへの借金を稼いでない。
 俺のせいで壊した他の連中の私物の弁償代。それにあの使えないインテリジェンスソードの代金だ。
 この店まで奴等のとばっちりにあっちゃ元も子もないんでね』
「だからってあんたが体張る事は無いわ! 城から兵が駆け付けてくれるはずよ、だから―」
『ああ。だからその兵達が到着するまで、時間を稼ぎたいんだ』

―しばし、ルイズは口を硬く閉じ、スターの顔を見つめた。その間にも、メイジ達は刻々と距離を縮めている。

「…いい? 時間を稼ぐだけよ!? …怪我したって知らないわよ! あんたのせいでお金無いんだから!」
『了解で』

その時既にスタースクリームを横切る者はおらず、人々はメイジ達からなんとか逃れ、
立て籠もった店内や建物の物陰から、戦いの宣告をした頼もしき謎のガーゴイルの背中を見守っていた。

『トランスフォーム!』

その場で高く跳躍、空中前方回転、手足を引っ込め、体積を膨張させ、F-22ラプターに酷似した姿となり、
轟音と共に突撃した。スピード勝負の航空参謀にとって、変形に長ったらしいプロセスなど不要である。


109 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/25(火) 00:59:44 ID:eeoaAvRL
支援

110 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/25(火) 01:00:11 ID:iEzyjTKN
支援

111 :ゼロのトランスフォーマー:2007/09/25(火) 01:01:17 ID:I7zz+FWG

3人のメイジは、前方から低空飛行及び猛スピードで接近する謎の飛行物体に警戒し、三方へと散開する。
1人は建物の屋上へ身軽に飛び上がり、1人は路地裏へ身を隠し、残り1人は果敢にも飛行物体へと突撃した。
飛行物体―スタースクリームF-22形態は、飛び掛ってきたメイジを確認すると、
瞬時に地面擦れ擦れで人型に変形、両者が衝突する間際に、両手でメイジの頭をがしりと掴み、
そのまま身をひねってメイジを地面に叩き付けた。

留まる事無く、再びF-22に変形し、3階建ての宿屋の屋上で仁王立ちする2人目のメイジに向かって特攻する。
屋上にいたメイジは、エア・カッターの類かと思われる風の魔法で、下方から迫るF-22を撃墜せんと目論み、
マントから突き出た杖から魔法を放とうとした直前、予想以上に速く屋上に到達したスタースクリームが、
人型への変形と同時に強烈な回し蹴りをメイジの顔面に炸裂させる。

仮面が割れる音と共にメイジは屋上の中央付近に吹っ飛び、下階への階段の前でぐったりと蹲った。
屋上に着地したスタースクリーム人型形態は、割れた仮面の下の素顔を確認すべくメイジに手を伸ばしたその時、
それまで路地裏に隠れていた3人目のメイジが、フライの魔法で飛翔し、スターの背後から襲いかかった。
気配を察知したスタースクリームは動揺する事無く冷静に、襲い来るメイジの首を振り向きざまに左手で掴む。
その隙、蹲っていた方のメイジがすくっと起き上がり、3人目のメイジに気をとられたスターに攻撃しようと
左手の杖を掲げたが、咄嗟にスタースクリームの右手がその杖を払い除け、メイジの二の腕を力強く握った。

左手に3人目のメイジの首根っこを、右手に2人目のメイジの腕を掴んだまま、変形する事無く高くジャンプし、
重力に引っ張られたまま屋上から通りへ自由落下した。
落下地点は、1人目のメイジを叩き付けた場所に程近い。落下時の衝撃と轟音と共に砂煙が巻き起こる。
砂煙はもうもうと立ち上っているが、今や戦いを交わす音は聞こえない。そして、辺りは静けさに包まれた。

「スタースクリーム!!」

自分の使い魔が、よもや2人のメイジを道連れに屋上から墜落する展開など予想だにしなかったルイズは叫んだ。
ルイズを始め、戦いを見守っていた人々はスタースクリームの安否を気づかい、息を呑む。

―沈黙の中、最初に聞こえたのは、機械音の足音だった。
ごとり、ごとりと、それまで魅せた俊敏な動きとはまた違う、鉄の重みを感じさせる音がゆっくりと地面に響く。
やや晴れた砂煙の中から、逆三角形のシルエットがぬぅっと現れる。
その瞬間、シルエットに向け人々から拍手喝采が送られた。
あれほど人間離れした不気味な姿形は、あの変身ガーゴイルに他無かったからだ。

スタースクリームの装甲は汚れてはいたものの、特に外傷らしいモノは見受けられず、
人々の歓声に包まれる中、何事も無かったかの様に、ホバリング飛行で優々とルイズの下へと帰還した。
が、彼の使い主様の口から発せられたのは、労いの言葉などでは無かった。


112 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/25(火) 01:01:28 ID:eeoaAvRL
支援

113 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/25(火) 01:02:04 ID:iEzyjTKN
久しぶりにラプター形態を見た気がする……けど脳内ではF−15な昔のスタスクで再生されるんだよな支援

114 :ゼロのトランスフォーマー:2007/09/25(火) 01:02:45 ID:I7zz+FWG

「無茶しすぎよスタースクリーム!! 壊れたらどーすんの!!」
『うん? いやぁ、ここでガトリングの弾薬やナルビームのエネルギーを消費するのも何だと思ってな』
「馬鹿! だからって、相手はメイジ3人だったのよ? 油断してたら…」
『はいはい、以後気を付けますからに。ったく、久方ぶりに褒められるかと期待してたんだがねぇ』

そう軽くいじけてみた所、ルイズの表情が途端に崩れ、顔を下に向けたのがスターの目に飛び込んできた。
これはつまり、彼女が今にも泣き出しかねないという事態に陥っている事を意味している。
今現在、周りには先程のスタースクリームの活躍に目を輝かせている人々が取り囲んでおり、
ここでルイズを泣かせてしまえば、周囲からの熱い視線が冷ややかなモノに変るのは目に見えていた。
これは店のイメージにも不味いと、頭を項垂れているルイズをなんとか宥めようとしたが、
ルイズは泣き出すことも喚き散らす事も無く、ただ1言ぽつりと呟いた。

「帰る」
『うん? なに? なんだって?』
「帰る」
『帰るか! よぉし待ってろ、今すぐトランスフォームして』

なんとか最悪の事態からは脱出できると、意気揚々とラプターに変形しようとしたスタースクリームだったが、
ルイズは頭を横に振った。

「ワルドのグリフォンに乗せてってもらう」
『え゛』
そう言うと、ルイズは魅惑の妖精亭の中へ入っていってしまった。
慌ててスタースクリームも店に戻ろうとしたが、その前にやっておかねばならぬ事を思い出す。
あのメイジ達の処理だ。

『そうだ、誰か縄を持ってきてくれ、連中を縛り付け…』
「おい、奴ら逃げたぞ!!」
『なにぃ!?』
慌てて通りの中央に振り向いたが、すでにメイジ達の姿は忽然と闇に消えていた。
命を奪う程ではなくとも、すぐには起き上がれない位には叩き潰したハズだが…。
スタースクリームは舌打ちにも聞こえる機械音を発し、直ちに追跡しようとしたが、1人の男がそれを制した。

「待て。深追いはしない方がいい」
冷静に言い放つのは、店内から顔を覗かせていたワルドであった。帽子とマントを装着している。
彼は口笛を鳴らし、何処からかで待機していたグリフォンを呼び出した。

「連中が何処の過激派だかは知らないが、関わり合いになるのは面倒だろう。…よっと。
 それに、あれだけ痛め付けてやれば、またそうそうでしゃばって来る事はあるまい。…よし、おいでルイズ。
 しかし君の戦いぶりには驚いたよ、スタースクリーム君」

なんだこの婚約者は、突然出てきてペラペラと…と、スタースクリームは指摘したかったが、
確かに、暗闇に消えたあの連中を闇雲に追跡するのも得策では無い。
しかし、にしても腹立たしいのは、それはグリフォンに跨りながらでの、上から目線な忠告だからである。
しかも何時の間にか、ルイズがワルドの前に抱かれる形でちょこんと跨っている。明らかに帰る気満々だ。

『結局お帰りになられやがりますかルイズ様』
ぷいと無視するルイズ。
ワルドはスターに苦笑を送ると、グリフォンの翼を羽ばたかせ、学院の方角へ飛翔して行った。

『あー、おきをつけてー』
と情け無い声で、何処からか取り出したハンカチをひらひらと振る航空参謀。
何か最後の最後にいい所をワルドに持っていかれた気がした彼は、
徐々に視界から消えゆくグリフォンをただ眺めながら、機械生命体らしかぬため息をつく。
その萎んだ背中には、どことなく哀愁が漂っていた。


115 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/25(火) 01:03:56 ID:iEzyjTKN
スタスク哀れ支援

116 :ゼロのトランスフォーマー:2007/09/25(火) 01:04:45 ID:I7zz+FWG

「やっぱり戦いに関しては超一流ね、星君!」
そこに、事態の収拾とスターの武勇を聞きつけたキュルケが。

「あれ、ヴァリエールとあの殿方は?」
『その殿方と帰ったよ』
「まっ! 英雄を無視して何考えてんのかしらあいつ」
『お前とタバサはこれからどうするんだ?』
「それがねぇ、ここの屋上で待たせてたはずのタバサのシルフィードが行方不明なのよ。
 このままじゃ帰れないから、私達ここで1泊してくわね」
『あっそう、俺の出番は無しと』
「って事で星君、料金はお友達価格でお願いね!」
『うへっ』

その頃、魅惑の妖精亭店内では、キュルケ達が外に出ている隙に、
タバサが酔眠してしまった茶髪シルフィードのために寝室を1部屋借り、代金を前払いしていた。
キュルケ達からして見れば、見ず知らずの女性の部屋の代金を立て替えるなど妙なので、タイミングは今しか無い。
代金を受け取った店長であるスカロンが、寝息をたてるシルフィードを負んぶし、部屋へと送ってくれた。
宿場階への階段を上り、廊下を進んでいる際、スカロンに負んぶされたシルフィードが、寝言をぽつり。

「むにゅーん、すたぁすくりぃむさまぁ…」
「あらあら、スタスクちゃんにこんな可愛いファンが付くなんて、私の目に狂いは無かったようね。むほほほ」
スカロンは、彼女が店のリピーターになってくれる事を願ったが、それは暫く叶いそうに無いと思われる。
何故なら、恐らくシルフィードは、後でタバサから魅惑の妖精亭立ち入り禁止のお仕置きを喰らうであろうから。

その頃外では、何やら鎧を装備した十数名の介子達が、慌しくチクトンネ街を走り回っている。
ようやっと城から兵が駆け付けたらしい。

『ジェシカ。俺もう仕事アガって帰っていいか? 兵に事情を言わされるのも面倒なんだが』
すぐ其処で住民に聞き込みをしている兵士を見て、スタースクリームが言う。

「いいわよ、店長には伝えとく」
『悪いな』
「…ま、色々頑張んな、スタスクっ」
と、なんだか同情した表情で言いながら、ジェシカがスタースクリームの背中をぽんぽんと叩いた。
そりゃどうも、と軽く手を振ると、スターはとぼとぼとトリステイン学院へ帰っていった。
徒歩で。


トリステイン学院への帰路、ワルドに抱かれる形の状態で、グリフォンに跨ぎ空を飛んでいるルイズ。
2つの月の光も徐々に薄れ、東から僅かに光が大地を照らし始めている。夜明けだ。
高度で飛行している故、非常に肌寒く、ルイズは毛布に包まりながらぎゅっとワルドに寄り添う。

「君を送り届けたら僕はすぐに城へ向かう。仕事があるんでね」
毛布で顔を半分以上隠しているルイズは、不機嫌なのか或いは眠いのか、それに答えなかった。

「しかしルイズ。なんで彼ではなく僕に送ってもらう事にしたんだい? 彼は飛べるんだろう?」
「…だって、あいつ…自惚れてるんだもん。自惚れてる奴の背中になんか乗りたく無いもん。
 …でも、使い魔もロクに扱えないなんて、私もまだまだ…ね」
「いいやルイズ、そう卑屈にならずとも、彼の様な存在を召喚できただけでも、君は立派に成長したよ。
 君の使い魔はとても優秀だ。
 優秀な、ね」
そう、有難う…と言う言葉を最後に、ルイズは寝息を立て始め、ワルドの胸元で夢を見始めるのでった。


117 :ゼロのトランスフォーマー:2007/09/25(火) 01:05:59 ID:I7zz+FWG

―数時間後。トリステイン王宮、執務室にて。

「魔法衛士隊グリフォン隊隊長ワルド。アルビオンより帰還致しました、殿下」
「遠路ご苦労様です、子爵」

挨拶もそこそこに、現在も戦いを続けるアルビオン王族派の密偵として、
ワルドはトリステインの若き王女アンリエッタに、戦局に関し報告を述べた。

「アルビオン国内の戦況は尚も、王族派に貴族派両軍ともその場に駐屯し諜報戦が淡々と続いています。
 我等王族派はフネを殆ど押収され、残るは…」
「殆ど? やはり、ロイヤル・ソヴリン号も既に…」
「残念ながら」
アンリエッタは無言で項垂れた。
フネが接収されたのなら、王族派と敵貴族派との間に圧倒的な戦力差が生じてるのは手に取るように解る。
特にロイヤル・ソヴリン号は、数ある戦艦の中でも名立たる戦果と能力を持つフネであった。
だが貴族派はそんな強大な戦力を得たにも関わらず、未だ1艦のフネを執拗に奪い取ろうとしているのだ。

「また…ですか。またそこで出てくるのが‘トラファルガー’なのですか?」
アンリエッタのため息交じりでの問いに、ワルドはこくりと頷いた。

「ロイヤル・ソヴリン号も、トラファルガー号の身代りとなり敵に拿捕された、と言っても過言では無いかと」
「トラファルガー。名称でしか存じませんが…もうその名を聞くだけで滅入るようになってしまいました」
「心中、御察し致します」
「そのフネが、アルビオンの戦局を結果的に混戦状態にしているのでしょう? 
 何故、たかだか1艦のフネに…。トラファルガーとは? トラファルガーとは何なのですか!?」
「戦局を左右する何かを秘めたフネ、としか現段階では」

その後、しばしの沈黙が流れる。重い空気の中、先に口を開いたのは、アンリエッタの方であった。

「私とした事が。少々興奮が過ぎた様です。子爵、どうか御気に咎めず」
「まさか。私とて、一刻も早くトラファルガーの問題を解決したい次第。
 …報告は以上です」

アンリエッタの傍らに立つマザリーニ枢機卿が、ワルドの言葉を一言も漏らさず書類に書き留めた。
それをアンリエッタに手渡すと、マザリーニはワルドに話しかけた。

「してワルド君、今後の動きについては?」
「それについては特に重要な故、失礼ながら枢機卿方にも退室を願いたいのですが」
「ふむ。已むを得ませんな」

2人のやり取りを見たアンリエッタは手をかざす。
それを合図に、マザリーニと数名の兵士達は執務室を後にした。


118 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/25(火) 01:06:30 ID:705IJfWn
支援。

119 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/25(火) 01:08:36 ID:2WJCvWQi
対空砲支援

120 :ゼロのトランスフォーマー:2007/09/25(火) 01:08:47 ID:I7zz+FWG

「では子爵。枢機卿を払ってまでの重要な事、とは」
「…恐らく、10日後‘スヴェルの夜’の翌朝に、ラ・ロシェールから出港するフネが、
 アルビオンへの最後の渡り鳥となります。アルビオンの港が反乱軍に占拠されるのも時間の問題なのです」
「躊躇している暇も無いのですね」
「決着の時も間近です。そこで、次の任務にはある人物と同行したいのです」
「それは?」
「陛下もよくご存知の、トリステインのヴァリエール家の三女」
その名を聞き、アンリエッタの目が大きく開かれた。

「ルイ……ミス・ヴァリエールと? 何故です」
「実は、ミス・ヴァリエール自身で無く、彼女の使い魔に、是が非でも任務に協力してもらいたいのです」
「唐突ですね。事が事です、理由をお聞かせ下さい」

ワルドは報告書を述べるが如く淡々と、ルイズの使い魔、スタースクリームを推称した。
昨夜の城下町での連続爆破事件を、その実行犯である3人のメイジの退治により解決した事。
またその戦闘能力は、飛べば風竜の如く、腕力はオーク並みかそれ以上…と向こう敵無しである事。

「昨晩の事件については報告がありましたわ。1体のガーゴイルが天下無双の如く犯人を圧倒したと。
 さすがに天下無双は言い過ぎではと思いましたが、
 現場に居合わせた貴方の話を聞くと、あながち的外れな表現でも無いようですね」
「知能も人間並みで状況判断にも優れており、今回の任務には打って付けだと判断したのです」
成る程、とアンリエッタは相槌を打ち、手元にあった今後の予定表に目に通した。

「私は後日トリステイン学院にて催される、使い魔品評会に出席する予定です。
 当然ミス・ヴァリエールも参加するでしょうし、
 そのスタースクリームとやらを直接目に入れるいい機会です。それに私個人…あ、いえ」
一瞬、口を濁らせたが、再びきりっとした態度で口を開く。

「なんにせよ、ミス・ヴァリエールに話を持ちかけるのはその時になりましょう。
 子爵、貴方も次に備え、それまでゆっくり休養なさってください」
「はっ。陛下の御心遣い、心より感謝いたします」
深く一礼し、ワルドが退室したのを見届けた後、
それまで王女として気を引き締めていたアンリエッタの表情はとても緩やかになった。

「ルイズ。幾年ぶりに…貴女に会えるのですね。嗚呼、ルイズ…」

使い魔品評会まで、後6日―


121 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/25(火) 01:09:11 ID:xxLDCjWG
ビーストウォーズ世代だから、八尾さんの声でスタスク再生されるんよなぁ自分、支援

122 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/25(火) 01:09:15 ID:Ju77b1j7
このきゅいきゅいはホント乙女だな支援

123 :ゼロのトランスフォーマー:2007/09/25(火) 01:10:17 ID:I7zz+FWG
以上、第8話でした

124 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/25(火) 01:12:32 ID:iEzyjTKN
乙。スタスクとルイズは今のところ不完全燃焼、
ワルドはワルドで二重なのかどちら側なのか。
どっちにしろ不穏っぽいなぁ。

125 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/25(火) 01:17:24 ID:Ju77b1j7
乙でしたー
初代、矢尾、映画ついでに山野井(ロリコン的な意味で)で
台詞が脳内再生されるようだ

126 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/25(火) 01:23:29 ID:2iYF/yvW
GJ。
なんかスタースクリームの悲哀が詰まってる様な話ですねw


127 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/25(火) 01:25:23 ID:eeoaAvRL
小学校教師の経験があってルーズを上手くあしらうことができて、なおかつ戦闘力の高い使い魔ってことで、

ボーグマンの響リョウはどないだ?
妖魔との戦いも慣れてるしな。

ただサイボーグボディのメンテナンスをしてくれる人がいないと悲惨だが。

128 :宵闇の使い魔:2007/09/25(火) 01:31:20 ID:TbrpTSE5
時間的にあいてるとは思うけど、一応進路確認。
何事も無ければ35分より投下開始します。

129 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/25(火) 01:31:53 ID:mMa/8OrP
カモンカモン

130 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/25(火) 01:32:16 ID:clpKaeLI
待ってたよスタスクの人!
テラGJ!!

131 :宵闇の使い魔:2007/09/25(火) 01:35:03 ID:TbrpTSE5
キュルケの提案で、私達は宝探しに向かうことになった。
シルフィードの背中で楽しそうに地図の説明をしているキュルケを見て、
子供じゃ無いんだからと言ってはみるものの――それなりに期待があることは否めない。
ずっと沈んでいた気持ちが、少しだけ良くなってくる。
キュルケには少しくらい、感謝して良いかな――なんて、思った。


宵闇の使い魔
第拾捌話:宝を求めて


「ほいよ――――仕舞いだ」
「ぴぎ――――」

最後の一体となったオーク鬼が、短い悲鳴を上げて動かなくなった。
左胸からデルフの切っ先が生えている。
虎蔵によって背後から一撃で心臓を貫かれていた。


此処はとある森の中にある、廃墟になった寺院。
古くは開拓民の村のものとして建造されたのだが、オーク鬼の襲撃によって放棄されたという。
その後も領主による討伐は行われず、かなりの数のオーク鬼の住処になっていた。

だが、虎蔵と三人のトライアングルメイジの連携に勝てるはずも無く、
オーク鬼たちは五分と持たずに全滅していた。

「いや、やっぱ斬るのは良いねぇ。楽しいったらありゃしねぇぜ! なぁ、相棒!」

久々に使ってもらえたデルフはやたらと上機嫌だが、虎蔵は軽く肩を竦めて峰で肩を叩く。
虎蔵は基本的に"刀を消耗する戦い方"をするのだが、この世界では刀の調達が困難――今の所は、完全に不可能である。
しかし、ギーシュのゴーレムやワルドを斬り捨てていった結果、
決して少なくはない数の刀を使い物にならなくしてしまっていた。
そこで今回はデルフの出番となったわけである。

「つーかよぉ、こう見えても俺ぁ伝説の剣なんだよ。もっと使ってくれても良くねえ?」
「わかった、わかった――――おう、お疲れさん」
「あ、こら。まだ話はッ――――」

虎蔵はデルフを鞘に収めながら、ルイズ達へと合図をおくった。
ルイズたちがオーク鬼の死体を避けながらやってくる。

彼女らの元へと向かおうとしたオーク鬼もいたのだが、
それらは全てはマルチダの《アース・ハンド》で拘束されてしまったため、全くと言って良いほど被害は無い。
それどころか汗一つかいていない。

「なんていうか、緊張感が無いわねー」
「まぁ、トラゾウがいるんだもの。当然でしょ」

杖を胸の谷間に収めるキュルケに対して、ルイズは自分の事のように胸を張って誇る。
辺りに転がるオーク鬼の死体に嫌悪感を抱いているようだが、怯えて立ち竦むほどではないようだ。
キュルケやタバサは討伐経験でもあるのだろう。
足元の血溜を避ける程度で涼しげな様子だ。
マチルダは言うまでも無い。

132 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/25(火) 01:36:05 ID:iEzyjTKN
支援

133 :宵闇の使い魔:2007/09/25(火) 01:36:27 ID:TbrpTSE5
「随分と気を使ったじゃないか。アタシはもっと、バッサバッサ切り捨てるかと思ったよ」
「あぁ、ま――そっちのが面倒になりかねんからな」

マチルダがお疲れ、と言って僅かに浴びた返り血を拭くためのハンカチを手渡す。
意外なほどに気が利く彼女に感心しつつ、虎蔵はそれを受け取った。
ルイズたち三人娘は宝を求めて寺院へと入っていっており、デルフは既に何処かへと消えている。
久々の娑婆だというのあっという間にしまわれてしまったらしい。
マチルダは僅かに憐憫の情を抱きつつ、10メイルほどの土ゴーレムを作り出した。

「ま、とりあえずかたしておこうか」
「任した」

マチルダが作り出した穴に、オーク鬼の死体を投げ込むゴーレム。
今日は此処で野宿になるだろうから、必要な作業だ。
流石に、死体の近くで一夜を明かすのは虎蔵にしてもご免被りたい。
ルイズたちであればなおさらだろう。


マチルダによる"片付け"が終わって暫くすると、三人が寺院から出てきた。
ルイズが手に何かを持っている――――が、表情からしてまたハズレのようだ。
虎蔵とマチルダの視線に気づくと、ルイズは手に持っている物を放り投げてきた。
虎蔵がそれを取り、眺める。

「また大ハズレよ――安物のネックレス。なにが《ブリーシンガメル》だか」
「ま、物があっただけ良かったんじゃないの?」

祭壇の下に隠されていたチェストから出てきたのは、取るに足らないガラクタと数枚の汚い銅貨であった。
その中で辛うじて見れるものが、投げ渡された真鍮のネックレスだという。
虎蔵が「見るか」とマチルダに差し出せば、彼女は「冗談じゃない」と肩を竦めた。

「まったく、徒労も良いところね」
「なによ。戦ったのは殆どダーリンだし、此処に来るのだってシルフィードに乗ってきたんじゃない」

ぶつぶつと文句を言うルイズに、キュルケが呆れながらもっともな事を言う。
だが、心理的な徒労感があるのは否めない。
タバサなどは虎蔵のように岩に腰掛けて、本を読み始めてしまった。
キュルケはそれをみて肩を竦めると、手を叩いて注目を集めてから口を開いた。

「まぁ、兎に角――野営の準備をしなくちゃね。向こうに丁度良い中庭があったわ」




134 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/25(火) 01:37:40 ID:iEzyjTKN
肉にサシを挟むように支援

135 :宵闇の使い魔:2007/09/25(火) 01:38:10 ID:TbrpTSE5
そして夜。
寺院の中庭で焚き火を取り囲む一行は、なんとか詔を完成させていた。
少なくとも、それなりの様にはなっただろうと、ルイズは満足気に《始祖の祈祷書》を抱きしめる。
そして、協力してくれたキュルケ、タバサ、マチルダを順に眺めては、僅かに頬を染めて口を開く。

「あー、の、その――――ありがとう。なんとか仕上げることが出来たわ」
「あら、珍しい。ミス・ヴァリエールが自分から礼を言うなんて」

ルイズの様子に芝居がかった調子でからかうキュルケだが、その表情は実に嬉しそうだ。
焚き火の明かりで本を読んでいるタバサも、本から視線を上げて、僅かにだが笑みを浮かべている。
彼女らの間の友情は、《破壊の杖》の事件やアルビオンでの経験を通して少しずつ強くなっているようだった。

「ま、完成して何よりだよ―――そこの二人が完全に役立たずだったけどねぇ」

葉巻を吹かす虎蔵と、その隣の地面に突き刺さったデルフを見て、マチルダがニヤニヤと笑う。
頭数があるに越したことはないという理由でデルフも参加させられていたのだが、当然ながら無力だった。
虎蔵も同様である。

「そりゃおめぇ、俺ぁ剣だぞ。剣に何を期待してやがる」
「――餅は餅屋と言ってな」

カチャカチャと自身を鳴らしながら抗議するデルフと、それに追従する虎蔵。
だが、虎蔵の言い回しは誰も理解できなかったようで首を捻るばかりだ。
虎蔵はふぅっと煙を吐き出して、いつものように肩を竦める。

「適材適所ってことだ」
「――――トラゾウって、たまに妙な言い回しをするわよね」
「しゃぁねぇだろ。此処の生まれじゃないんだから」

そう言えば、と頷くルイズ。
虎蔵自身がまったくと言って良いほど元の世界のことを口に出さないためか、意外と忘れそうになるのだ。
キュルケやタバサ、マチルダすらも似たような反応である。

「それは四大系統に対する感謝って言われても難しいわよねぇ」
「――――けど、アンタの世界にも魔法はあるんだろう。属性とかは無いのかい?」

キュルケは詔の話に乗ってこなかった虎蔵に納得する。
彼の性格からして、わざわざ知らない話に首を突っ込むようなことは――よっぽど暇でもなければ、ありえないだろう。
しかし、マチルダは彼自身が手品と証した雷の魔法や、元の世界に召喚されるという話を思い出して首を傾げた。

「専門家じゃねえから断言は出来んが――――聞いたことはねえな。四だの五だのってのは、別の話だ」
「――――あるの?」
「ん?あぁ――――考え方が根本から違ぇんだがな」

否定の後にぽろっと漏れた一言に、タバサが食いついた。
読んでいた本から視線を上げている。
よほど気になったようだ。

「あらゆる物質は、火、水、土、空気――もしくは風の四元素からなるっつー四大元素説。
 地、水、火、風、空の五つの要素によって世界が構成されてるっつー五大思想――五輪とも言うな。
 木、火、土、金、水の五種類の元素によって万物が構成され、そいつらが互いに影響を与え合っているっつー五行思想。
 他にもまぁ色々あるが――共通して言えるのは、技やら術やらじゃなく、世界の在り方、捉え方ってことだな」

説明に聞き入っていたルイズ達だが、"世界の在り方、捉え方"という言葉に首を捻る。
虎蔵はぼりぼりと頭をかくと、焚き火用にと集めてきていた物の中から細い枝を手にした。
枝を教鞭のごとく揺らしながら、五行思想を例にするとだなと説明を始める。


136 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/25(火) 01:38:16 ID:ZKFMC2oV
トランスフォーマー氏乙!

>>80
いっそルイズが覇鬼召喚しちまって、トリステイン学院消滅の危機に。
生徒達を守るため奮戦するコルベール。しかしまるで歯が立たずあっさり右腕をもぎ取られてしまう。
だがその時、勇気を振り絞ったルイズがギーシュの一発ギャグで動きを止めた覇鬼にコントラクト・サーバントを決める。
なにやら苦しみ出す覇鬼、
それを好機と己の持つ魔力全てを注ぎ込み、最後の一撃を叩き込むコルベール。

…結果、外からはコルベールの魔力、内からはルイズのコントラクト・サーバントでなんとか覇鬼を封じ込める事に成功する。
そしてどういう訳か覇鬼の封じられた先はコルベールの失われた右腕の存在した場所であった。

そう、これが後に全ハルケギニアの子供達を守りぬいた伝説の教師「地獄先生こるべ〜」誕生の瞬間である。


みたいな話が脳裏をよぎりましたぞ、瞬間的に。

137 :宵闇の使い魔:2007/09/25(火) 01:39:15 ID:TbrpTSE5
「木の花や葉が幹の上を覆っている立木が元となっていて、樹木の成長・発育する様子を表す木行。
 光りWく炎が元となっていて、火のような灼熱の性質を表す火行。
 植物の芽が地中から発芽する様子が元となっていて、万物を育成・保護する性質を表す土行。
 土中に光りWく鉱物・金属が元となっていて、金属のように冷徹・堅固・確実な性質を表す金行。
 泉から涌き出て流れる水が元となっていて、これを命の泉と考え、胎内と霊性を兼ね備える性質を表す水行。
 木行、火行、土行、金行、水行――――これらをもって五行とする」

手にした枝で、五角形の頂点になるように五つの丸を書く虎蔵。
それら五つの丸を矢印で繋ぎ、五角形を作った。。

「こいつらが木、火、土、金、水をあらわしてると考えれ。
 こん時、木と木の摩擦によって火が生じる。物の燃焼にって生じる灰、即ち土。
 地中を掘れば鉱物――金が存在し、金属の表面には水滴が生ずる。そして水が植物――即ち木を育てる。
 これが五行相生。順送りに相手を生み出して行く関係で――」

次に、五角形の中で丸を頂点にした五芒星を書いた。
先程と同じように一辺一辺が矢印になっている。

「木は土の養分を吸収し、土は水を濁す。水が火を消して、火は金属を溶かす。金属製の道具によって木が切り倒される。
 相手を打ち滅ぼして行く関係を、五行相剋という。
 ま、実際は更に幾つかの法則があるんだが――そいつらの法則、関係性によって世界が成り立っているって考え方な訳だ」
「アタシらの概念からすると、木・土・金ってのが被って感じるねぇ」
「かもな。まぁ、お前らの属性ってのは現象そのものを示してるような感じだが――
 こいつは、さっきも言ったように世界の在り方を説明してるに過ぎん」

パキッと乾いた音を立てて枝を折ると、それを焚き火に放り込んだ。
再び葉巻を咥えながら、何か質問は――とでも言った様子でルイズたちを見る。

「あー、じゃあ、その五行って奴で魔法――のような物は使えないってことかい?」
「わからん。俺は知らんが――――無いと断言はできんよ。
 場の気の巡りをよろしくやって、道術やらなんやらの威力を高めるってのなら俺もやるしな」
「それが例の《ライトニング・クラウド》もどきってことかい」

マチルダの問いに、んだ、と頷く虎蔵。
すると、今度はタバサが手を上げてきた。
まるで学院の講義のように。

「―――――場の気の巡りって、何」
「あー、それはだな――――」

タバサはその未知の体系に知識欲をそそられたのか、次々と質問を投げかけてくる。
虎蔵はやや面倒そうにしながらも、タバサに説明を続けた。
それを見てルイズはやや不満そうになるのだが、タバサの中々見ることの出来ない生き生きとした様子に、

「今夜だけなんだから―――」

と呟いて、キュルケと共にそれを見守るのだった。



138 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/25(火) 01:39:56 ID:iEzyjTKN
支援 そして>>136、出来ればレスする前にリロード確認を。

139 :宵闇の使い魔:2007/09/25(火) 01:40:22 ID:TbrpTSE5

その後、虎蔵がタバサの質問攻めから解放されるのには、マチルダが夕食の用意を終えるまでかかった。
喋りつかれた様子の虎蔵に対して、タバサは実に満足気である。
ちなみに、何故マチルダが夕食の用意をしたのかと言えば、単純に料理が出来るのが彼女だけだったからだ。
立場は色々あれど、貴族のお嬢様方に野外で料理というのは酷なようである。
――――もっとも、マチルダも元は貴族のご令嬢なのではあるが。
ルイズとキュルケが、一人女としてのスキルを見せ付けたマチルダに嫉妬心を抱いていたのは、触れるまでも無いことだろう。

野兎とキノコのスープを食しながら、一行は明日の予定について話し合っていた。
意外に美味しいマチルダの料理と詔の完成という達成感のお陰で険悪な雰囲気にはなっていないが、
宝の地図は悉くハズレという結果である。
誰もが流石に疲れを感じてきていた。
だが、キュルケだけは別なようで――――

「次が地図が最後なんだから、行くだけ行ってみましょうよ。《龍の羽衣》だって」
「どの辺りにあるの?私はそろそろ学院に戻らないといけないんだけど」
「タルブ村の近くだって書いてあるけど―――」

アンリエッタの結婚式のために、ゲルマニアへ向かわねばならないためだ。
ルイズは式そのものを喜ぶことなど出来ないが、与えられた役目を果たさずにいられる訳でもない。
更には、詔はみんなの協力もあって、一応ながら完成しているのだから。
キュルケはルイズの問いに、羊皮紙の中から地名を見つけ出しては、
この辺りの地理にも詳しいマチルダへと視線を向ける。

「あぁ、ラ・ロシェールの近くだよ。此処からだと、ちょっと寄り道くらいで済むね」
「あら、丁度良いわね。じゃあ明日は、タルブ村に向かうってことで決定」

お誂え向けな最後の地図に、キュルケはぽんと手を叩いた。
まだ望みを捨てていないのか、それとも単に皆で宝探しという行為そのものを楽しんでいるのかはわからないが、
彼女だけはまだまだ楽しそうな様子である。
だが――――

「――――ろくなもの見つけてないのに、よくもまぁあんなに元気だねぇ」
「まったくだ――――」

大人二人はそんなキュルケを見て、肩を竦めるだけだった。




140 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/25(火) 01:40:46 ID:2iYF/yvW
支援

141 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/25(火) 01:42:18 ID:iEzyjTKN
支援

142 :宵闇の使い魔:2007/09/25(火) 01:42:27 ID:TbrpTSE5
トリステインを目指す艦隊の中で、ひときわ巨大なフネ――レキシントン号。
その後部甲板に、日焼けした浅黒い肌が目立つ精悍な顔立ちの男の姿があった。
腕組みをして雲海を眺めている。
サー・ヘンリ・ボーウッド――――レキシントン号の艦長である。
そこに、ひょろりとした眼鏡の男が近づいてくる。

「――――全く、恥も外聞も無いとはこの事ですな」
「何がだい、副長」

ボーウッドは振り向かずに答える。
苦虫を噛み潰したかのような声になったのは、眼鏡の男――副長の言わんとしていることが解っているからだろう。

「条約破りですよ。なんなら、栄誉ある竜騎士隊の指揮を、祖国を裏切った不気味な男に任せることを付け加えても良い」

副長は眼鏡を外し、ハンカチで拭きながら嫌味ったらしい口調で吐き捨てた。
能力はあるが、世渡りが下手な男である。
自分が上官でなければ、このような地位に上り詰めることは無かったであろう。
もっとも、今此処に居ることが幸せであるかどうか、ボーウッドには判断が付かなかったが。

「少なくとも後者は、我々が言えることではないな――――」
「確かに。我々も裏切り者でしたな」

自嘲的に笑いながら、副長は眼鏡を掛けなおした。

「とはいえ、それを別にしても――――不安ではあるのですよ。見ましたか、彼を」
「あぁ。《閃光》のワルド――聞いていた噂と、かなり異なる印象を受けたことは否定できないね」
「他に寄らず、寄せ付けず、女の名前をぶつぶつと繰り返すのみ――あれで指揮など取れるものでしょうか」

ボーウッドは、そうだな――とだけ頷く。
《閃光》のワルド――トリステインで有数の風の使い手。
そういった噂は、アルビオン軍人である彼らにも聞こえてはいた。
グリフォン隊隊長という肩書きを考えれば、指揮能力も優れたものがあると考えて良い筈だ。
しかし、異様なほどの威圧感を振りまきながら、「ルイズ、ルイズ」と呟く姿は、
それらの噂をかき消して余りある不安材料である。

「各竜騎士に、緊急事態には独自の判断で動く許可を出しておいてくれ。ただし、記録には残すなよ。後が面倒だ」
「――そうですな。了解しました」

副長が立ち去って暫くすると、ボーウッドはふぅっと深いため息をつく。
彼ならば汲み取ってもくれるだろうが、部下の前で堂々と政治批判をするわけにもいかないだろう。
なにより、あのウェールズ皇太子が従っているのだから。

しかし、本心としては全くもって彼の言うとおりであった。
条約破りを、よりにもよってこの《王権》で行うことになるとは――――なんと破廉恥なことか。

――いつか自分には罰が下るのだろう――

軍人は政治に口を出さず、命令を忠実に実行すべし。
その精神が間違っているとは思っていない。今も。
しかし、この行為が正しいなどとは死んでも思えなかった。
出来る事ならば、今すぐ礼拝堂に駆け込んで懺悔をしたいものだ。
だが――――

「――――始祖ブリミルは、ぼくらの懺悔を聞いてくれるだろうか」

疲れた声の呟きは、誰に届くことも無く風に乗って消えた。

143 :宵闇の使い魔:2007/09/25(火) 01:44:02 ID:TbrpTSE5


そして夜が明ける。
トリステインとアルビオンの――否。ハルケギニア全土を巻き込むことになる戦乱の第一歩が、始まろうとしていた。

---------------------------------
以上、第拾捌話でした。
最後の二行が入らない悪夢。orz

陰陽五行その他の説明について、詳しい方が見ると粗があるかもしれません……

次回、ワルド再び。

144 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/25(火) 01:45:03 ID:iEzyjTKN
乙。そして改造ワルド襲来か。

145 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/25(火) 01:50:21 ID:mMa/8OrP
おつー

146 :平面+T-0:2007/09/25(火) 01:50:23 ID:ckXS2Sgt
55分からT-0


147 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/25(火) 01:50:43 ID:eeoaAvRL
かもん

148 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/25(火) 01:52:30 ID:fD5RkLXU
こい!

149 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/25(火) 01:53:25 ID:eqvdbVJ0
乙ー。

そういえばオーク鬼ってビジュアル的に二足歩行の巨大豚っぽいのを想像してたんだけど
アニメ最終話にちらっと出てたオーク鬼?は普通にでかい緑人間だったよね?
あれがオーク鬼の公式ビジュアルてことなのかな?

そうなるとオーク鬼を食ったりするssとか、そのあたりはどうなるんだろう?



150 :平面+T-0:2007/09/25(火) 01:56:01 ID:ckXS2Sgt

 パチッ……

 一筋の火花が空気を散らした。木の枝のように細く、青白い火花だ。

 パチ……バチッ……!

 大気にヒビを入れるように、小さな雷が目線を横切っていく。何度も、何度も、それは
 時に従うごとに数と厚みを増していった。
 一人の男は驚嘆の表情を携え、目の前で起こる不可解な現象に言葉を失っていた。
 男は端正な顔にひげを蓄えた壮年の年頃であったが、今はその体のどこからも落ち着いた
 様子は伺えない。
 途端、固唾を呑んで見守るものが強烈な光を発し、男は思わず両手で目をかばった。
 腕の影が顔をしかめ、失明したように白い輝き一色しか捉えなくなった半開きの目が睨む
 ように射すくめる。
 やがて、まだぼんやりとした視界の中に曲状の輪郭がおぼろげに浮かびあがった。


 その全貌は、夜の星々のように青白い輝きを見せる――大きな球体だった。



151 :T-0:2007/09/25(火) 01:57:45 ID:ckXS2Sgt

 ターミネーターが前進する足を止め、あろうことか、対峙するギーシュから目を背けた。
 使い魔――ターミネーター――の主である故なのだろうか、彼の顔は未だに感情が読み取れないが、
 ルイズには彼の遠くを見るような仕草が、彼が大事な何かを探しているように
 思えた。
 観客からはブーイングが起こる。「まじめにやれ!」だの「ふざけんな!」だのおおよそ貴族らしからぬ言葉の雨であったが、
 どれだけ暴言を吐こうともそれを誰が言ったかなどはさらに多人数の声にもみけされてしまうため、
 現状では傍観者たちは身分を忘れて言いたい放題だった。
 合間を縫って前列に出たルイズは背後の罵声にムッとし、ターミネーターの見通す先に
 目を向けたが、何も感じ取ることはできなかった。
 なんとなくわかっていた事だが、悔しいことに私とターミネーターは感覚の共有ができないらしい。
 単純に私の技量不足なのか、それともあいつがかつて例を見ない珍しい使い魔であるため
 なのか、理由はわからない。ただ、私としては後者だと信じたいけれど事実は多分……前者なのだろう。
 湧き上がった悔しさに、唇の端を少し噛み締めた。


152 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/25(火) 01:57:56 ID:kCy/fqR/
sien

153 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/25(火) 02:00:18 ID:aYdNDUJp
支援紫煙

154 :T-0:2007/09/25(火) 02:00:25 ID:ckXS2Sgt
「何する気かしら?」
 
 壁に追い詰められ、心身ともに自滅でガタガタなギーシュが、それでもなお目の輝きを
 失わせないことについて、隣にいる親友に尋ねたのだが答えは返ってこなかった。
 でも、別に答えを期待していたわけでもないのでキュルケはそれを受け流すと、このイベ
 ントはもう飽きたといわんばかりに、小さなあくびをして見せた。

 本心から言えばもともとキュルケにとって、この決闘は単なる暇つぶしであり、結末が
 どーなろうと至極どうでもいいことだった。
 たった今自分の隣で本を閉じた親友――タバサ――が珍しくあの使い魔の男に興味を持っ
 ているようだったので、面白半分についてきただけである。
 だから周囲の馬鹿貴族たちのノリに付き合う気は毛頭ないし、(ワルキューレの破壊を見たときはさすがに驚いたものだが)所詮人事の範囲内と、
 比較的冷めた反応をすることしかなかった。
 ギーシュを追い詰めた現状も、ルイズの使い魔を応援してもいないのですごいとは思ったが、
 それだけだ。
 ギーシュ程度であれば、あのくらい優位に戦況を運ぶくらい、多分私でもできる。
 それに、長居はしたくない。興奮しきった周りの予想以上の熱気からくる暑さに、体が汗でべとべとになりかけている。
 早くここから立ち去りたいとさえ思っていた。
 胸は特に、大きさゆえ汗も溜まりやすい。手をパタパタさせ胸元に微量な風を送り込んでやろうとしたとき、小さな風が心地よく吹いた。
 すぐにタバサのおかげだとわかり、礼を言ったのだが、当の本人は我関せずと何の反応もなかった。

 覗き込まずとも、眼鏡越しに光るタバサの目が、執拗にあの男を捕らえて離さないこと
 に気がついた。しかし、どうもタバサをあの男と近づけるのはよくない気がする。
 根拠なんてないけれど、本能が言う「あの男は危ない」と、「いろんな男と付き合ってきた
 けれど、あの男はその誰とも違うのだ」と。
 初見したときすぐに整った顔立ちが素敵だと思ったけれど、私だけだろうか、それがどうも不自然に思えたのは。
 汚れを知らないガラス球のような瞳に、一端に男前の顔つき。しかし、感情の乏しい人形
 のような面持ちに、作られたような話し方は、キュルケの胸に何かどろどろした重苦しい
 違和感を詰まらせた。
 そして食堂からこの決闘までの顔つきや表情を見ていて、それまで胸中でむず痒く蠢いていた違和感が、より深いものへと変貌したのだった。
 ……といっても、人の異性関係に自分の主観をゴリ押しするわけにもいかないし、
 そこはさすがに2つ名『微熱』、ちゃんと細かな微調整は欠かしていないつもりだ。

 ……しかし、キュルケ・アウグスタ・フレデリカ・フォン・アンハルツ・ツェルプストー。
 男女間の読みは深いが、タバサがターミネーターを【好き】だと一言も言ってないし、表
 現していないということ――大前提――を忘れている。

「人じゃない」

 タバサが小さく、一言だけ呟いた。
 不意打ちの言葉、わけがわからず「え……何のこと?」と頭を傾けた。
 正面にタバサの体を見据えると、彼女は一見してみると涼しげな顔で倒れ伏したあの男を
 見ているようだったが、私にはわかった。

 タバサは驚いているのだと。
 よく見ると、口を噤んだ彼女の肩は、かすかに揺れていた。


155 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/25(火) 02:01:47 ID:705IJfWn
支援。

156 :T-0:2007/09/25(火) 02:02:06 ID:ckXS2Sgt

 ターミネーターは重病人のような足取りでゆっくりと立ち上がった。革ジャンについた
 白い砂埃をまるで気にも留めず、凛々しく尖らせた視線をギーシュへと送る。
 ギーシュは呆然とした顔であったが、ターミネーターがのろのろと立ち上がるのを見て、
 多少なりのダメージを与えたのだと勘違いしているのか、震えるような声と共に、表情に
 嬉々とした感情がにじみ出ていた。

「…………」

 ターミネーターは無言だった。しかし、彼の脳内――CPU――では今、静かにかつ高速
 で身体機能のダメージ検査と、先ほど体に起こった“不可解な現象”への解明を急いでいた。

 ここに拳銃の一丁でもあれば足を撃って即終了できるのだが、あいにくどうやらこの世界
 に銃器はないようだ。そして、少なくとも現状で無い物にすがるほど、彼の頭脳は馬鹿ではない。
 武器がない以上、ターミネーターの戦闘手段は白兵戦のみである。そのためにも、ターミ
 ネーターはギーシュに向かって歩き出した。

 一歩を地面につけたのと同時にギーシュの持つ杖の先に熱を感知した、そこから発生し
 たエネルギー体は形状を変え、ターミネーターの体を包み込む。
 とたんに、ターミネーターの体はふわりと浮かんだ。数センチ単位であろうが、完全に足が地面から離れている。
 さっきと同じだ。デシャビュする感覚は深くデータに刻まれている、まったく同じ浮遊感だ。
 手足をもがかせても空中で動けるはずがない。彼はなすすべもなく、見開いた目でギーシュを睨み付けた。

「ワルキューレ!!」

 ターミネーターの両脇に佇んでいた青銅たちは、主の掛け声を合図にターミネーターの
 肩と脇をつかみ、力の限り握り締めた。

「たたきつけろ!」

 言われるやいなや、2体のワルキューレは持てる力のすべてを使い、ターミネーターの
 体を背後の石壁へと放った。
 本来ならどうということのないパワーに、踏ん張りの利かない上手の届かない位置に立た
 れたワルキューレ、およびギーシュにはどうすることもできない。
 ターミネーターは正面から分厚い石壁にぶつかり、仰向けになって倒れた。


157 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/25(火) 02:03:32 ID:eeoaAvRL
支援

158 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/25(火) 02:03:42 ID:kCy/fqR/
saranisien

159 :T-0:2007/09/25(火) 02:03:52 ID:ckXS2Sgt

「何が起こったかわからないって、思っているだろ?」

 ギーシュが勝ち誇ったような声で言った。

「君の体が浮かんだのは僕の魔法のせいさ。簡単な、“誰でも使える魔法”……精神力が着
 き掛けだから、正確に言うと“もどき”なのかもしれないけどね」

 わざと後半を強調させ、客席を一瞥すると案の定、一人の少女と目が合った。
 すぐにそっぽを向かれてしまったが、少女が悔しそうに顔を歪めていたのを見て、ほほが
 にやりとつり上がった。

「ワルキューレが2体残ったのは嬉しいことだった。君の体はものすごく頑丈で重いよう
 だから直接叩くとこっちがこわれちゃうけど、振り回すだけだったら2体いれば十分だ……っと」

 説明中にターミネーターは起き上がるが、ギーシュが何気なく杖を振ると体はあっさり浮かび、
 背後からワルキューレたちによってまた石の壁にぶつけられた。今度は倒れなかったが、
 それゆえに襟の裏をつかまれ、頭を筆頭に何度も何度も壁に叩きつけられた。
 リズムもへったくれもない鈍い音が一つの曲のように休むことなく響き渡り、広場を満たした。

「ははは、いい様だよ」

 その音が、ギーシュをすっかり優越感に浸していた。にやりと口を三日月の形に曲げ、
 自身はいやらしく笑う。先ほどまで乱していた息は、すっかり整っていた。


160 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/25(火) 02:06:40 ID:mMa/8OrP
支援

161 :支援:2007/09/25(火) 02:08:10 ID:eeoaAvRL
ロウソクは消える直前に一瞬だけ激しく燃えるという…

162 :平面+T-0:2007/09/25(火) 02:09:05 ID:ckXS2Sgt
投下終了支援感謝。
次回ようやく決着。……とここまで書いて気づいた。
一話一話が短いのは自覚しているが、
ギーシュ戦だけで5話も使う人は多分俺だけだろう、と。

163 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/25(火) 02:09:33 ID:MIFAjypE
うん、なんかこのまま百年くらい頑張ればダメージ入れられるんじゃないかな支援

164 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/25(火) 02:10:15 ID:mMa/8OrP
GJ!

165 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/25(火) 02:11:38 ID:CEHocrgo
ここまでされても無傷なんだろうなぁ・・・


166 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/25(火) 02:16:37 ID:e5dD+giR
奴のボディはメタルキングGJ

167 :前は『奇妙な』スレで書いてたよ:2007/09/25(火) 02:25:48 ID:CrBxzoGa
30分から投下してもおk?
単発の小ネタだけども

168 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/25(火) 02:27:28 ID:eISzUYbK
どぞ。

169 :東映 デルフはいらないこ祭 予告編 1/2:2007/09/25(火) 02:30:47 ID:CrBxzoGa
ゲッター線−宇宙から降り注ぐ未知のエネルギー
生命の進化を促す力を持ち、その進化の行く末を見据える、意志持つ存在
あらゆる世界に現出し、幾多の物語に関わりを持つ

また一つゲッター線にまつわる新たな物語が始まる

■時空を超えた邂逅
「あんた誰?」
「私は神…神隼人!! これから先、貴様に地獄を見せる男だ!!」

■隼人の校舎
「目だ!耳だ!鼻だ!」
ギーシュの悲鳴が校舎に木霊する

■燃え上がる野望
「これがあれば貴族なんて目じゃないね」
「ルイズ、僕は世界を手に入れる。君の力とこの銀の巨人でだ!」

■友との再会
「これはイーグル号!? 何故こんな所に?」
「お祖父ちゃんの形見なんです」

■闇に蠢くモノ
常闇の中、唸り声とも金切り声ともつかぬ声が唱和する
「「「かつて我等は彼等に敗れた。故に理解した。彼の力"ゲッター"こそが最強の力であると」」」

170 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/25(火) 02:31:42 ID:GMc5jvKR
>>127

 先生系だったら、サモンナイトのレックス先生かアティ先生とかの方がよかないか?
 召喚術使えなくても充分戦えるし、設定上魔法めいた力も使える(純粋魔力を放出して衝撃波とか、設定上では使える)し、
 先住の精霊の力と例の島の場の設定を絡めれば、精霊の力も使えるかもしれん。
 士官学校主席と豊富な戦闘経験で、戦術指揮なんかもお手の物だし、島の先生をやってたから子供の相手も馴れてるし、なにより、大人のツンデレにも子供のツンデレにも馴れている。

171 :東映 デルフはいらないこ祭 予告編 2/2:2007/09/25(火) 02:33:19 ID:CrBxzoGa
■地獄の猛特訓
3人目の選考は過酷を極め、遂には誰も居なくなる
「丈夫で長持ち、頑丈が取り柄のシエスタです」

■初陣
戦場の鉦が始まりを告げ、虚無の呪が終わりを告げる
「すごい…、エネルギーゲージが満タン、いやそれ以上!」
(やはり、虚無とゲッター線、何か関係があるのか)
「合体よ!」

「「「チェンジゲッター1! スイッチオン!!!」」」

ゲッターロボ零(ゼロ)
世界(ハルケギニア)最後の日

同時上映
ドラえもん
ルイズとツンデレアイランド

172 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/25(火) 02:33:51 ID:GMc5jvKR
すまん、リロード忘れてた
支援

173 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/25(火) 02:35:05 ID:CrBxzoGa
以上、投下した

174 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/25(火) 02:35:34 ID:qNhuIm64
同時上映
ドラえもん
ルイズとツンデレアイランド

みてぇwwwww

175 :136:2007/09/25(火) 02:38:50 ID:d6sq8R83
>>138
ごめん、このスレが不夜城だって事を失念していた。
宵闇氏申し訳ない、うっかり投下中に長文レスしてしまいました。以後気を付けます。

>>171
>ルイズとツンデレアイランド
それはあれか、イカした男爵とツンデレばっかの女の子モンスターが集まる夢のアイランドの事かー!?

176 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/25(火) 02:41:44 ID:NlqqYR84
ティンコガード先生といけない巨乳先生召喚は某投稿サイトで大人気だよ

177 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/25(火) 02:50:05 ID:G6P9DjfP
>>171
そのネタで「虚無」とか言い出したら収拾がつかなくなるwww

178 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/25(火) 02:56:31 ID:sCBHENhr
どの隼人だ?「目だ!耳だ!」は漫画か新だが・・・
イーグル号だけってことは新か?

179 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/25(火) 02:58:15 ID:AxmLu5MC
誰か書いてくれ、ツンデレアイランドwwwwww

180 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/25(火) 02:59:01 ID:3wKhbxR/
では俺は東映アニメ祭り的に流さんの方を……てか一ヶ月たってもプロット収拾つかねぇorz

181 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/25(火) 03:07:12 ID:sCBHENhr
よく考えてみればゲッターだし同じ世界の竜馬である必要ないわな・・・
シエスタの性格からすればアニメのだった可能性とかもありえるだろうし・・・

182 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/25(火) 03:10:04 ID:GRUbd70V
>>181
それは

ガンダールブ竜馬
ミョズニトニルン竜馬
ヴィンダールブ竜馬
第四の竜馬

の竜馬大戦のフラグということだな?

183 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/25(火) 03:19:08 ID:RqBdvT5M
>>182
ガン→新 (割と色々武器使う)
ミョズ→真 (一人でゲッター改造する)
ヴィン→真VSネオ (余り)
第四→スパロボ (憚られる)

って所か。

184 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/25(火) 03:41:21 ID:LJWnPguu
>>183
第4はコミックでいいんじゃね?
ただしゲッペラーの中に居るが。

185 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/25(火) 04:06:45 ID:bepfWiTY
ゲッペラーはガス欠になりやすいしダメじゃね?

186 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/25(火) 04:07:57 ID:9RRp8+ks
>>181
アニメ版の竜馬の孫なら、シエスタの髪の色は茶色だろうな
忘れている人も居るかもしれないがアニメ版の竜馬は茶髪だ

187 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/25(火) 04:19:41 ID:Zk7sFSYj
今更ながらロボポン召還されてて吹いたw
これならルイズもボインボインになれるな(*´д`*)

188 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/25(火) 04:22:23 ID:2CjgU0ZT
変わりに大根足になります

189 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/25(火) 06:31:15 ID:WXF+hBke
まとめの人数カウントってどうなってんの?

190 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/25(火) 06:56:00 ID:vNrtY1TM
「なぜ、そうまでしてお前たちはシャルロットを助けようとする」

 己が斬撃で倒れ臥した体を押して無理矢理立ち上がる愁厳にビダーシャルは問いかけた。
 もはや数度。既に愁厳の身は傷ついている。傷の深さはもとより、出血が特にひどい。
意識を保つことすら困難なはずだ。これ以上は命にかかわる。
 勝者の絶対的余裕。もはやこの場一帯の精霊と契約したビダーシャルを傷つける方法は
何もない。だからこそ、その身を案じての言葉だった。

「約束、したからな」

「約束?」
「そう、約束だ。彼女に危機が訪れれば、我が一刀を持って万難を排しよう。そう、約束
したからだ」

 ビダーシャルはまず契約を、魂すら隷属させる悪魔の契約の存在を疑った。しかし、シ
ャルロットの使い魔は韻竜のはずだ。そして、使い魔は一体しか持てない。だから、目の
前の男はシャルロットの使い魔ではない。

「なぜ……
 シャルロットを助けてお前に何の得がある。徒に命の危険を冒してまで、使い魔でもな
いお前がなぜ助けようとする」

「友を助けるのに理由がいるか?」

 言って愁厳は構えた。ビダーシャルにはわからぬ境地だ。ありえぬことだ。あの傷で、
あの重量の刀を触れるはずがない。いや、そもそも持ち上げることすらできないはずだ。
 だが、そのありえぬはずのことを魂で体で支え、愁厳は成し遂げる。

「言ったな。エルフ。この一帯の精霊と契約したと。貴様を傷つける術はないと」

 刀さながらの鋭利な眼差しに貫かれ、答えてはいけないとわかっていても、ビダーシャ
ルの首が独りでに動く。恐れではない。断じて恐れなどではない。愁厳の真摯な心意気を
感じ取った精神が、肉体を勝手に操作したのだ。初めての経験だった。

「そうか」

 そして愁厳は瞳を閉じる。次にその目が開かれる時は、おそらくビダーシャルにとって
致命的なことが起きるのだろう。それがわかっていてなお、動けない。
 ガリア王の命令があった。それも大きい。だが、それ以上に敬服する。ただの口約束で
こうまで突き進む男の行く末を、ビダーシャル自身も見てみたいのだ。たとえ争いを厭う
エルフでも、たとえ違う種族でも、同じ男。通じるところがある。
 しかして、愁厳の瞳が開かれる。
 何をしてくれるのか。期待に膨らむ胸を押さえるビダーシャルの前で、愁厳はありえぬ
ことをした。傍らに立つ石柱に、その刀を突き刺したのだ。

191 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/25(火) 06:57:06 ID:vNrtY1TM
「ぬ、ううううう」

 目を見開くビダーシャルの目前で、歯を食いしばり、肩の筋肉が盛り上がり――そして、
愁厳は人の体ほどもある石柱を両断せしめた。
 だが、それだけだ。ビダーシャルには傷ひとつない。しかし確信がある。この先に何か
あると。そしてその予想は正しい。田楽のように折れ立った石柱に、縦に刀を突き刺した
のだ。そうまですれば、ビダーシャルとてその意図がわかる。あとはただ、傷ついた愁厳
の肉体がそれを許すかどうかだ。
 一歩、二歩、三歩。常人では、いや、どのような偉丈夫ですら持てぬであろう超重量の
武器を構え、一歩一歩距離を詰める愁厳。その後には流れ出た血が残る。
 誰が知ろう。それこそが愁厳の身に宿る人妖能力、牛鬼の怪力だと。
 しかし、その武器を支えているのは怪力だけではない。もはや意識を保つことさえ困難
なほど出血した愁厳の体を支えているのは、それ以上に頑強な、それこそ鬼など及びもよ
らぬほどの真っ直ぐな精神なのだと。
 だからビダーシャルは動かなかった。あるいは一歩後ろに下がるだけで、愁厳の限界は
訪れるかもしれない。それを知りながらなおビダーシャルは立ち止まったのだ。
 そして、愁厳はたどり着く。その超重量の武器を振りかぶり、

「見事だ」

 その言葉を最後に、ビダーシャルは昏倒した。命令を果たせなかったというのに、その
顔にはなぜか笑みが浮かんでいた。

192 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/25(火) 07:00:00 ID:vNrtY1TM
石柱でカウンター破れるのか。
広間に石柱はあるのか。
ルイズはどこいった。
その後のタバサは。

……知らんがな( ´・ω・`)
ワンシーンだけの乱文、ご許しあれい。

193 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/25(火) 07:02:54 ID:vNrtY1TM
補足。
「あやかしびと」より一乃谷愁厳です。

194 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/25(火) 07:10:30 ID:BzcxzEB/
唐突に思い付いたネタ

ガンダールヴ・インペリアルドラモン
ミョズニトニルン・ヴァルキリモン
ヴィンタールヴ・ヴァイクモン
第四の使い魔・グランクワガーモン
02だと新規メンバーのD-3の色が青赤黄黒で四神に対応してるらしい。

195 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/25(火) 08:01:55 ID:xxLDCjWG
毎日(休日も)学ランを着続ける生徒会長、乙
まとめ小ネタのウォーダン思い出すなぁ

『反射』破りは“斬妖刀”たる文壱で精霊ごと叩っ斬るとか、そういう展開かー……思ったら
は、発想の差で…ま、まけた…(ガクッ

196 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/25(火) 08:51:28 ID:hD4aMhE9
天使と恐竜が合体して土偶になった時の衝撃は今でも忘れれねー

197 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/25(火) 09:48:50 ID:3hZgcB2R
反射破り?
簡単さ、無限平行世界から「偶然」反射がその時張られていなかった世界に次元移動してのち命中点でこの世界に戻ってくればいいのさ。
名付けて確率変動攻撃!いかにも当たりそうじゃあないか。

198 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/25(火) 09:52:32 ID:Wk0Qnx25
エルフがドリルをもってきそうなんだが

199 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/25(火) 09:52:40 ID:dGExRCM4
次元斬で空間ごとたたッ斬る

200 :ダーティー・ルイズ:2007/09/25(火) 10:01:50 ID:0doWg6xE
サモン・サーヴァントでルイズが召還したのは・・・S&W−M29  フォーティーフォーマグナムだった


ルイズはそのマグナムと契約を交わし使い魔として持ち歩くが、ある日ギーシュと決闘をする事になる
44マグナムで7体のゴーレムを倒した(内2体はワンショット・ダブルダウン)ルイズは
ギーシュにマグナムを向け「5発か・・・6発か・・・わたしも撃つのに夢中で覚えてないのよ・・・」
「・・・まいった・・・」

そんなこんなある日、タバサがワルド子爵に誘拐される事件が起きた
ワルドはルイズを名指しし、トリスティン中に設置された遠見の鏡を通してルイズに要求を伝える
「走れや走れ・・・ルイズさん・・・」

結局、マグナムを奪われたルイズがパンツの中から出したナイフで刺され、ワルドは逮捕された


その後、証拠不十分で釈放されたワルドがアルビオンの戦艦レキシントン号を乗っ取る事件が起きる

「アルビオン軍のみんな、今日は軍務を休んでみんなでアイスクリーム工場を見学に行くんだ」

レキシントンはワルドの脅迫により、トリスティン魔法学院の上空に向かう、ワルドは皆を歌わせた

「♪こ〜げこ〜こ〜げよ〜、ボートこ〜げよ〜 ランランランラントリステイン空爆♪」


そこへ現れたのはルイズ、レキシントンに飛び移り、ワルドを戦艦から引きずり出して人質を救出

逃げるワルドと追うルイズは風石鉱山にたどり着き、遂にルイズはワルドを44マグナムでブチ抜いた


池に浮かぶワルドの死体を背に、ルイズは五芒星のバッジを投げ捨てて歩き去った

201 :ダーティー・ルイズ2:2007/09/25(火) 10:03:27 ID:0doWg6xE
トリスティン国内では連続した殺人事件が起きていた
それらを実行していたのはレコンキスタと呼ばれる一味、法で裁けぬ悪を処刑する集団だった

ルイズは彼らの行う処刑活動への勧誘を受けるが、「しまいにゃ芝生にクソした奴まで殺されるわ」と
断ったことがきっかけで彼らに命を狙われることになるが、彼らから風竜を奪ったルイズは反撃に転じる

マグナムと風竜を武器にレコンキスタの暗殺集団を全滅させたルイズは処刑事件の捜査を指揮していた
ワルド子爵へと報告するが、その暗殺集団の黒幕こそが彼だった、ルイズはマグナムを奪われる

しかしルイズに暗殺事件の罪を押し付けるべく風竜で逃亡したワルドは、ルイズに風竜ごと爆殺される

「ガラにもないことやるからそうなるのよ・・・」

202 :ダーティー・ルイズ3:2007/09/25(火) 10:05:26 ID:0doWg6xE
ある事件のほとぼりを冷ますため、アンリエッタにより学院の人事課に送り込まれてクサっていたルイズは
ワルド一味が学院を襲い、破壊の槍を盗み出した事を機に最前線に呼び戻された

ルイズは新入生のベアトリスと共にワルド達の行方を追うが、彼らはチェルボーグの監獄跡を占拠する
血気盛んなベアトリスは監獄跡へと突入し、ワルド達によって惨殺されてしまう
「カタキを取ってやるわ・・・」
強力な軍用マジックアイテムで武装したワルドの手下はルイズのマグナムで次々と屠られ
ついにルイズは奪い返した破壊の杖で、ワルドを木っ端微塵に撃ち飛ばした


203 :ダーティー・ルイズ4:2007/09/25(火) 10:06:26 ID:0doWg6xE
学院を休学しトリスティン郊外に引っ越したルイズは、平賀才人という地球人を飼うことになった
どこにでも小便をする馬鹿犬がきっかけで、ある隣人と仲良くなるが、ルイズとその隣人の周りで
殺人事件がおき始める  「泣けるわ・・・」

ルイズの隣人スカロンはかつてワルドとその手下達に辱めを受け、復讐のために殺人を重ねていた
手下が次々と殺されている事を知ったワルドはフーケを餌にスカロンを遊園地におびき出す

ワルドに銃を向けられ絶対絶命のスカロン、そこへマグナムを下げたルイズが現れた

ティファニアの召還したもうひとつのマグナム・・・44オートマグが火を噴き、ワルドを葬った


204 :ダーティー・ルイズ5:2007/09/25(火) 10:08:36 ID:0doWg6xE
舞台芝居の監督をするワルドは、自分の暴力的な演劇に迫力をつけるべく「殺人ゲーム」を始める
標的にされたルイズは自分の乗る風竜への放火や遠隔操作魔法による移動爆弾に命を狙われるが
ルイズは殺人の興奮に狂ったワルドを船の上に追い詰め、竜撃ちの銛で貫いた

205 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/25(火) 10:12:01 ID:mMa/8OrP
何回死んでんだワルドwwwww

206 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/25(火) 10:13:41 ID:YnSLtZak
死んでるのは全部偏在なんだよと予想

207 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/25(火) 10:18:17 ID:d6sq8R83
クリント・イーストウッド自重w

208 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/25(火) 10:18:32 ID:nAQt/Qjo
ナンバリングが進むたびにどんどん適当になってくのが、
ハリウッドのシリーズ物をよくあらわしてると思います。

209 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/25(火) 10:18:55 ID:nZlqBlhP
>>1
・投下をする前には、必ず投下予告をしなさいよ!投下終了の宣言も忘れちゃだめなんだからね!

210 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/25(火) 10:19:51 ID:vNrtY1TM
>>209
ごめんなさい。
人がいない、予約がないから普通に投下して良いと思ってました。
ルール違反、本当に申し訳ない。

211 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/25(火) 10:23:13 ID:j2coZ8FI
つゼロガ−

212 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/25(火) 10:25:47 ID:/46VwYM2
人がいないだと?
ちがうな!
このスレには会社にいても常に覗いてる奴が少なくとも一人はいる!!

213 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/25(火) 10:26:37 ID:lhO0D4nI
元ネタはしらないけど
>ルイズの隣人スカロンはかつてワルドとその手下達に辱めを受け
アッー

214 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/25(火) 10:29:07 ID:DUuutSoC
> どこにでも小便をする馬鹿犬がきっかけで
サイトwwwww

215 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/25(火) 10:29:27 ID:EPO/tA6L
>>210
どんまい。
このスレはね、人は常にいるんだよww

>>213
元ネタでは母娘だった気がするぞ。

216 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/25(火) 10:51:27 ID:Ak+jVlXJ
 エクセルでブラウザを隠しながら常駐とか

217 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/25(火) 11:15:28 ID:VV0YgQuo
>>216
お前は俺か。

218 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/25(火) 11:23:18 ID:wR1OrnPf
|ω・`) 後から上司が見てるよ、見てるよ。

219 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/25(火) 11:28:12 ID:/rt2K21Q
>>218
( ゚Д゚ )

220 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/25(火) 11:31:09 ID:JWnxhK35
とんだ間抜けがいたもんだなw

221 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/25(火) 11:31:39 ID:Jyu6Y7Dj
社のサーバー管理者から上司へ報告がいってそうだね^^

222 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/25(火) 11:33:17 ID:705IJfWn
逆に考えるんだ。
鯖管理者が見ていると考えるんだ。

223 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/25(火) 12:20:46 ID:Ak+jVlXJ
 マーケティングリサーチですよ(嘘)

224 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/25(火) 12:54:23 ID:Q7ESvTrs
きっと会社の皆も見てるんだよww

225 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/25(火) 12:56:41 ID:2CjgU0ZT
会社名 ハルケギニア

226 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/25(火) 12:57:17 ID:JFbRv/4d
学校で携帯から見てる俺は少数派?

227 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/25(火) 13:00:26 ID:kVVu2wYr
>>226
携帯で職場から時々覗いているのも私だ

228 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/25(火) 13:10:58 ID:nAQt/Qjo
昔、仕事中にこっそりエヴァ小説見てて、同僚に気づかれて恥ずかしい目にあったことがあるな。

よりによって「アスカの穴」

ヲタ知識のない奴だったので、アダルトサイトだと思ってくれて助かった。

229 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/25(火) 13:15:36 ID:O7q+jh/k
それは助かってるのか?

230 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/25(火) 13:17:17 ID:jcgv7xTA
致命傷を軽症にぐらいにはしてるんじゃない?

231 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/25(火) 13:17:53 ID:c8C19nNM
>>228
おかわり


232 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/25(火) 14:02:18 ID:rdDnIZD8
履歴は毎日消しときましょうww

233 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/25(火) 14:03:56 ID:7CMoPloC
>>230
肺ガンが胃ガンに変わったくらいかな

234 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/25(火) 14:22:22 ID:aKK2ywEd
洗脳・催眠系でそれなりの能力を持った奴ってどんなのがいるかな?
強すぎず、弱すぎず、うまくバランスがとれていそうな奴。

235 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/25(火) 14:23:18 ID:pCZlzOsx
>>234
銃夢からフーフォン
…強すぎか

236 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/25(火) 14:24:27 ID:FZxy0A7x
>>234
プロフェッサ−Xことチャ−ルズ・エグゼビア。(X−MEN)
テレパスとして能力は史上最強だが本人がヘタレの偽善者なのであんま役に立たない


237 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/25(火) 14:26:14 ID:lmuoMJ89
そもそも洗脳・催眠系ってどれぐらい居るんだ?
ARMSのユーゴーやユーゴーと戦った女キャラで誰か居たとは思うんだが。
まぁ能力的には使いやすい方だったはず。
後はコードギアスのルルーシュか。一回限りとは言え自決強要も可能。
こちらは逆に使いにくいな。

238 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/25(火) 14:28:38 ID:WAXoCDz7
あのヘタレはアンリエッタに物騒なギアスをうっかり掛けるから駄目だ

239 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/25(火) 14:29:49 ID:RqBdvT5M
ワン・ツー・ジャンゴ!

240 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/25(火) 14:35:50 ID:cupPzNZU
そういえばパタリロも催眠術を使った事があるぞ
他にも飲んだ人間を洗脳する超小型機械を製造した事もある(こっちは結果的に失敗したが)

つくづく思うがなんでもありなキャラだなパタリロはw

241 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/25(火) 14:37:10 ID:nAQt/Qjo
己の身一つで時間跳躍までやってのけるからな

242 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/25(火) 14:39:52 ID:4ztrfQt9
催眠・洗脳系能力で思いつくのが、この板的に年齢制限がかかりそーなのばかりで困る
(エロ、グロ問わず)

243 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/25(火) 14:44:14 ID:kVVu2wYr
催眠術か……
なぜか真っ先に思い浮かんだのがコレ

<○><○>


今書いてるの完結させたらちょっと書きたいな……
勿論今書いてるのも愛着あるしまだまだ道のりは長いけど

244 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/25(火) 14:44:20 ID:3gNk8fSD
>>237
マウナ(チャーム)
クラシカルなシステムのTRPG系なら大体魅了系統の魔法があるから、
その辺が妥当かもしれん。

245 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/25(火) 14:47:52 ID:AxmLu5MC
催眠といえばあの人がいるじゃないですか
ほら、完全催眠のあの人ですよ

246 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/25(火) 14:52:26 ID:B83mHVyI
>237
結構居ると思うんだけど>洗脳・催眠系
例えば古典SFの砂の惑星では『特別な声』で相手を操っていた。
すぐには出ないけど、他にも声で操るのもあった。
声の場合は一時的な効果が多かったけど。
他にもTWDエキスプレスでは、目を見せて暗示をかけていた。
超人ロックには催眠クリスタルという、音と光で人を操る機械があるし、
似たように超能力で暗示をかけることが出来る。
超能力系では発信型テレパシーで、暗示や記憶の操作をするのも少なくない。
番外だけどジョジョに出てきた肉の芽やスタンド「ヘブンズ・ドアー」も入るのでは?

247 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/25(火) 14:52:35 ID:zPTab5Q7
そこまで物騒じゃない催眠・洗脳系は、グゥとかパタリロとかギャグ系列しか思いつかんな
エロゲOKならいっぱいいそうだが。

248 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/25(火) 14:54:09 ID:FZxy0A7x
エルフバリアは催眠術の類も防ぐのだらうか

249 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/25(火) 14:54:52 ID:ep42d8V5
まぼろし右幻とか言って見るテスト。
 
ダイソードの生徒会長っつーか、学校の面子全員召喚とか思ったけど。
エロ本とか大量に持ってってハルケギニアで交渉の道具に使ってくれるキャラってドンくらいいるだろうか。

250 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/25(火) 14:56:39 ID:lmuoMJ89
あー……東方永夜抄の鈴仙・優曇華院・イナバ、ミスティア・ローレライも洗脳・催眠系かな。

251 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/25(火) 14:58:25 ID:kVVu2wYr
>>250
<○><○>

252 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/25(火) 15:00:18 ID:pFsJxdEU
>>234
うえきの法則の森あい
洗脳する条件は厳しいけれど条件をクリアすればどんな相手でも洗脳できる

253 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/25(火) 15:01:06 ID:zmSg60xn
ワン!ツー!ジャンゴ!

254 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/25(火) 15:01:43 ID:xT4tnf3b
洗脳とは大分関係ないんだが何故か「マインドアサシン」のかずいを思い出した。
洗脳からの防御という点で思い出したのがバルドフォースのあの人……なんだが、
正直シュミクラム使えないとあの世界の連中は(ry

>>249
「バカとテストと召喚獣」のムッツリーニが真っ先に思い浮かんだ。

255 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/25(火) 15:02:32 ID:Hw6ziXxo
サイコ・マンティスなんてどうだい?

ヒデオ

256 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/25(火) 15:03:10 ID:Y9NbFZT3
>>237
つ佐山・御言

>>249
カニが頼れるヤツなんだよな。
王太を筆頭に魔法の才に恵まれたヤツも多いので、そっちでも絡められると思う。

257 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/25(火) 15:11:42 ID:ep42d8V5
>>256
魔法の素質より創意工夫を行うほうがルイズやコルベール先生の糧となりそうかなあ。

カニっつかヨ・ゴは使用回数制限なかったし、細かい所もやってくれるナイスガイ。
……そういや、ヨ・ゴって“神の盾”やね。

258 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/25(火) 15:12:29 ID:hPyQAtr4
>>254
シュミクラム系はクロススクランブルに準拠すればゲンハ様が生身で現実世界で呼び出したので
問題ない……といえば問題ない。
まあGIGAS系は全員不可能だが(人格的に全員避難所行き

259 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/25(火) 15:13:37 ID:LlFe0E1z
>>236
プロフェッサーXは暗黒面に堕ちるととんでもないことになるぞ。
人類に絶望したプロフェッサーXの暗黒面がワルドあたりのパワーと合体して
オンスロートに、とかなりかねん。

260 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/25(火) 15:14:32 ID:Gy3rNWLj
甲賀弦之介の瞳術も分類すれば催眠・洗脳系かな
メイジ相手だと目見る前にやられそうだが

261 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/25(火) 15:20:56 ID:TtnBlFY0
【目覚まし時計】

262 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/25(火) 15:23:44 ID:FZxy0A7x
>>260
そういや伊賀の朧はメイジの天敵ですね
幻獣やマジックアイテムは彼女の瞳の前にどうなるのやら

263 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/25(火) 15:27:39 ID:WAXoCDz7
真のメイジの天敵はハニー、魔法完全無効だからな
ゴーレムの攻撃であっさり割れるけど

264 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/25(火) 15:30:22 ID:TSy+BrPM
>>261
ルイズ食われてまうw

265 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/25(火) 15:31:19 ID:zPTab5Q7
ハニーはワルドぐらいの体術があれば普通に割れそう
キングは強すぎるし……

266 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/25(火) 15:31:26 ID:sqs8/GiX
催眠といったら映画を思い出した
緑色の猿だったかな?
ラストの水をがぶ飲みするのが止まらないのが怖かった

267 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/25(火) 15:34:19 ID:G3N3zTcK
>>263
ますぞえ呼べば…と思ったが、魔人はあの世界から出たらマジで無敵だなw
絶対防御持ちだから、ハニーとしての魔法無効化も意味ナスな感じだし。

どんだけー

268 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/25(火) 15:38:22 ID:TtnBlFY0
>>266
千里眼を呼んだら、いろんな意味で大変になる。

269 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/25(火) 15:39:32 ID:4T1KxyJd
>>179
ちょっと違うかも知れないが↓のスレなんてどう?

ルイズ・シャナ・ナギが3姉妹だったら
http://anime2.2ch.net/test/read.cgi/anichara2/1187884559/

270 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/25(火) 15:44:31 ID:GUhyOTX9
>>267
でもあれはあくまでランス世界でのシステムとしての無敵防御だから
異世界でも無敵とは限らないそれに虚無なら防御つきぬけそう

271 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/25(火) 15:45:40 ID:O7q+jh/k
時宮時刻呼ぼうぜ
本人が再起不能気味だが

272 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/25(火) 15:47:18 ID:zPTab5Q7
虚無相手はとにかく硬い奴より高速で再生するタイプが強そう

273 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/25(火) 15:51:07 ID:TtnBlFY0
>>264
あれの妹と同じタイプ(ツンデレ)だからな。
きっとあいつのストライクゾーンど真ん中だなw

274 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/25(火) 15:56:48 ID:xxLDCjWG
アリシア・Y・アーミティッジとかは?
まあ彼女の場合、強力な催眠暗示は使えるが、それがメインってわけじゃないけどなぁ
相棒のニャル様付いて来ちゃいそうだし

>>256
佐山は洗脳・催眠系とは何か違くないか?

275 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/25(火) 16:02:41 ID:kDPymx9O
>>274
アレのニャル様は人が良いから変な事はせんだろ

276 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/25(火) 16:03:36 ID:bQFIgmMo
>>234
FF6のティナがつけていた「あやつりの輪」はどうだろう。
能力ではなくアイテムだが

277 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/25(火) 16:04:28 ID:Y9NbFZT3
>>274
感染系の方があってるか。

278 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/25(火) 16:59:18 ID:eewZPgFH
洗脳系ねぇ……ここに出てないのだとオーフェンのディープドラゴンとか……強力すぎるか。

279 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/25(火) 17:06:06 ID:dBNFcsuj
佐山は洗脳系というより扇動系。

280 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/25(火) 17:08:24 ID:oKBfFRou
洗脳…菊池作品からなんか持ってこようか
ピエールなんかキスすれば死人でも操れるぞ

281 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/25(火) 17:12:12 ID:omNfWBEK
むしろ洗脳する側でなく洗脳される側で。

282 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/25(火) 17:12:18 ID:+9qw4NtP
もう村越でいいじゃん。

283 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/25(火) 17:14:45 ID:VFZRMJN1
アリシアで思いだしたが最近デモベの人見ないな

284 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/25(火) 17:24:32 ID:lj/cd09d
>>271
ぼくの眼を間近で見て再起不能だっけ?
邪眼でもあるまいにどんな眼をしていたのやら

285 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/25(火) 17:28:40 ID:b65RSk/9
>>283
ゼロテリの人:修行してくるとの書置きの後、消息不明
斬魔の人:確かに。
双剣の人:もう一つ同時進行してるらしいので遅くなると思われる。
だからな。

286 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/25(火) 17:30:45 ID:Wk0Qnx25
>283
読みたいんなら応援だな。
避難所にはそのためのスレもある。

287 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/25(火) 17:41:21 ID:zmSg60xn
スクライドのT・Tなんてどうだ?

ビバ!ノウレッジ!

288 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/25(火) 17:42:03 ID:hD4aMhE9
双剣の人が掛け持ちしてるとこは
こことは違ってまったりな投下ペースだから
そこを基準にすれば普通だよ


289 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/25(火) 17:42:22 ID:ZqRCAo7S
即つっこまれておわりだなw

290 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/25(火) 17:46:25 ID:Z0iqonqH
マリンカリンが洗脳系に当たるんなら
メガテンにワンサカいるな

あとロックブーケも洗脳系になるのかね
男限定だけど

291 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/25(火) 17:48:45 ID:3w7nI7OQ
美姫でここは一つ……

292 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/25(火) 17:52:09 ID:ewgyaIrQ
小ネタですが、投下よろしいでしょうか?

293 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/25(火) 17:52:59 ID:dBNFcsuj
どんとこい

294 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/25(火) 17:53:13 ID:F6sF+EDp
字楽ティーチャーなら変なビームで洗脳できるぞw

295 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/25(火) 17:53:57 ID:AF+VQEnU
>>290
どう見てもセクシーじゃない悪魔のセクシーダンスで魅了されるやつもたくさんいるなw

296 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/25(火) 17:54:20 ID:PGWCnWfo
かもーん

297 :使い魔の名は:2007/09/25(火) 17:54:48 ID:ewgyaIrQ
 ……やった!
 やったやったやった!
 で・き・た!
 目の前に現れた獣を見て、ルイズは震えながら、心の中でガッツポーズを決めた。
 魔法の使えないメイジ。
 人呼んでゼロのルイズと嘲笑される存在。
 それが今までの自分だった。
 でも、これからは違う。
 何故ならば、こんなすごそうな幻獣を召喚したのだから。
 最初は大きな狐かと思ったが、ようく見るとその獣はルイズの知るいかなる獣とも似ていない。
 図鑑にも、こんな幻獣は載っていなかった。
 きっとすごいレアものか、遠い国に生息するものだ。
 それにしても、変わっている。
 全身は真っ白で、体のサイズそのものは大きな狐か犬という感じなのだが、長い尻尾が九本もはえており、それがゆらゆらと動くさまはすごく絵になっていた。
 幻獣は何かひどく驚いているようで、ルイズやコルベール、それに景色を見回しながら、まごまごしている。
 時間も惜しいので、早速に契約の儀式を。
 ルイズは躍る胸を押さえながら、幻獣にキスをする。
 幻獣の顔は、まるで鋭い杭のように前に突き出す形になっていたので、ちょっと苦労したが。
 「ぐ……おおお……!!」
 その直後、幻獣は身をかがめてうなり出した。
 うなる?
 ――何か、変。
 うなるというよりも、それは……。
 「己は……なんだ?」
 いきなり、声がした。
 「へ?」
 聞きなれない声に、ルイズはまわりを見回した後、ゆっくりと目の前の幻獣に眼を向ける。
 「……ま、まさか」
 「お前は、何だ? 何故、我はここにいる?」
 とまどっているようだが、同時にひどく偉そうな声が響いた。
 ルイズの幻獣の口から。
 「あ、あんたがしゃべってるの?」
 ルイズは震える声で、幻獣に言った。
 「他に誰がいる」
 白い幻獣はじれったそうに答えた。
 「…………いぃ」
 幻獣の言葉を聴いて、ルイズはゆっくりとうつむく。
 そして、
 「いぃやったぁぁぁぁぁぁっっ!!!」
 歓喜の叫びを上げて、拳を天に突き上げた。

298 :使い魔の名は:2007/09/25(火) 17:55:59 ID:ewgyaIrQ
 すごい。
 すごい、すごい、すごい!
 マジですごい。
 こんなにすごくていーのだろうか?
 夜、ルイズはへらへら笑いながら、ベッドで上で身もだえしてた。
 ベッドの下には、本日召喚した使い魔が、やや呆れた目つきでルイズを見ている。
 その額には使い魔の印たるルーンが刻まれていた)コルベールは見たこともない形だとか言っていたが)。
 だが、呆れらようがどうしようが、この笑みは止められない。
 何しろこの使い魔、今まで例のない珍しい幻獣で、その上人の言葉まで話せるのだ。
 初めて魔法が成功した上に、召喚したのがこんなすごい代物なのだから、喜ぶなというほうが無理だ。
 「そーいえば……あんた、名前とかあるの?」
 ルイズは床の上に寝そべっている幻獣にたずねてみた。
 人の言葉を話せるものだから、名前だってあるかもしれない。
 「……」
 名前と問われ、幻獣は沈黙した。
 「? ないの?」
 続けて、たずねるルイズ。
 対して幻獣は、やはり沈黙する。
 「じゃあ、私がつけたげる。そうね……最初あんた見たとき狐かと思っちゃったから、フォックス。フォックスってのはどう?」
 「!」
 幻獣は急に顔を上げて、ルイズを見た。
 そのまま、しばらくは沈黙を続けていたが、
 「ああ。それでいい」
 そっけなく答えた。
 しかし、その奥に強い喜びの念が感じられ、ルイズはニコリと笑う。
 「うんうん、これからよろしくね、フォックス」

299 :使い魔の名は:2007/09/25(火) 17:57:25 ID:ewgyaIrQ
 その夜、ルイズは不思議な夢を見た。
 暗く淀んだ世界の中、ルイズは一人でいた。
 重くて深くて、陰気なところ。
 いや、陰気そのものの世界。
 ひどく気の沈む世界に、ルイズはいた。
 しかし、上のほうは妙に明るい。
 見上げてみると、きらきらと明るくて、綺麗なものが上のほうで形づくられている。
 うっとりするほど綺麗で、素敵なものだった。
 ――キレイダナア……。
 それを見て、ルイズはつぶやく。
 心からの言葉だった。
 ここにはない、綺麗で美しいもの。
 ルイズはしばらくそれを見つめていたが、やがてある事に気がつく。
 できれば、意識しないほうがよかったことに。
 ――ナンデ、我ハアアジャナイ……?
 そう考えて、自分自身を見てみる。
 上にあるものとは正反対の、穢くて、厭なもの。
 それが自分だった。
 ――ナンデ我ハ、ニゴッテイル……?
 それから、ルイズは暗く濁った世界で過ごし続けた。
 遠くにある、決して手の届かない、綺麗なもの――人間を見つめながら。
 何十年も、何百年も、何千年も(夢の中でだが)。
 気の遠くなるような時間が過ぎ行くうちに、ルイズは人間を見ることがひどく苦痛になってきた。
 いや、それどころか、ある抑えようのない黒い感情が、自身から噴き出してくることに気がついた。
 その感情の名は、憎しみ。

 そして――夢の終わりに。

 闇の中で、声がする。

 ――誰か……けよ……わ……を……

 その言葉を最後まで聞くことなく、ルイズは眼を覚ました。

300 :使い魔の名は:2007/09/25(火) 17:58:50 ID:ewgyaIrQ
 「じゃ、いくわよ、フォックス」
 着替えを終えて、ルイズは使い魔に声をかけた。
 「うむ」
 返事は偉そうだが、フォックスは素直にルイズに従う。
 ルイズと使い魔フォックスは共に歩み始める。

 さて、これから後、この一人と一匹はさまざまな事件・冒険に出会うことになるのだが……。

 もしも――
 桃色の髪の少女と、それに付き従う幻獣。
 このハルケギニアならば、されほどに珍しくもない光景かもしれない。 
 けれど、もしこの幻獣がやってきた世界――その住人たちがこれを見たならばどう思うだろうか?
 きっと誰も我が目を疑うに違いない。
 それとも、何かの罠だと思うだろうか?
 それはわからない。
 そして、ルイズはフォックスが召喚される前のことを、知る日がくるのだろうか?
 それもわからない。
 ただ――フォックスと名づけられたこの獣が、以前の世界では決して感じることのできなった、幸せというものを感じるようになるのは、間違いのないことだろう。
 それと引き換えに、まったく無力というわけではないが(むしろルイズたちの常識からすれば十分に強い)、かつて持っていた強大な力がほとんど失われてしまったが。
 けれど、主の少女から、かつて自分が恐れ、憎み、そして憧れたものと、同じ『力』を得ることにもなる。
 いずれにしろ。 
 ここハルケギニアにおいては、この獣は主たるメイジの少女を守る使い魔であり、それ以上の何者でもありえない。
 もはや、邪悪の化身でも、陰の気のかたまりでも、大妖でもなかった。


 誰か……名づけよ我が名を……
 断末魔からの叫びでも、哀惜の慟哭でもなく、静かなる声で……
 誰か、我が名を呼んでくれ……

 我が名は、白面にあらじ


 ※投下終了です、失礼をいたしました

301 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/25(火) 17:59:24 ID:TtnBlFY0
>>284
何も見ていない目に催眠をかけさせただけ。鏡に向かってやったような物。
早い話が反射して自滅。そこにいーちゃんが、あなたは僕に勝てないと暗示をかけて再起不能に

302 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/25(火) 18:01:52 ID:ep42d8V5
投下GJ!最初白面と思って「また滅亡オチかよ」と思ったけど、正直すまん。
なんかほのぼのした。

303 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/25(火) 18:03:16 ID:PGWCnWfo
ああ……そーいやラストはそうだった。すっかり忘れてたよ
これが正しい白面召喚って気がする。とらもうしおも報われるってもんだよな。
乙でした〜

304 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/25(火) 18:11:10 ID:clpKaeLI
白面ヨカッタネ……!!(⊃Д;)

305 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/25(火) 18:14:19 ID:rmUCBFxU
>>295
セクスィダンスに容姿は関係ないぜ。役所広司然りパパイヤ然り

306 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/25(火) 18:21:54 ID:nAQt/Qjo
やっぱ動物召喚系は大好きだ!

GJ!

307 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/25(火) 18:30:16 ID:VOQ8UmjK
某所のゼロの大冒険更新されてた

308 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/25(火) 18:34:53 ID:ZQaPdovT
GJ!
召喚した方もされた方も救われるような話っていいよな。白面改めフォックスに幸あれ

309 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/25(火) 18:47:25 ID:SSiAZARX
GJ!
白面良かったね
おいら白面の者が怖いけど大好きだったんで幸せになってもらえて嬉しいんだぜ!


しかし洗脳キャラ談義でどうしてムーン・ムームがでないのかと(ry
洗脳搾取虎の巻〜♪

310 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/25(火) 18:54:26 ID:cM5Ak/va
白面召喚GJ!
白面だと気づいたあたりからラストシーン思い出しながら読んでたんでなんか泣けてきた。

311 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/25(火) 18:55:41 ID:t6tzmuTa
洗脳キャラ? ワンピースに居たような…。

312 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/25(火) 18:56:32 ID:Fcl6C4SK
GJ!
白面のハッピーエンドですね。

ガリア王が嘗ての白面の尾を召喚してそうな勢いですけど。

洗脳キャラなら、これはどうだ?
っ「サトミタダシ薬局店」
操りじゃなくて歌だけどなっ

313 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/25(火) 18:58:49 ID:eeoaAvRL
洗脳といえばGS美神のヌルがよろしかろう。

目の前でグルグルって原始的な方法だけどなw

314 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/25(火) 19:02:31 ID:8WAW1a3f
洗脳キャラ……

アクエリアンエイジのマインドブレイカーたちは?

315 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/25(火) 19:06:57 ID:eeoaAvRL
そうだ、コータローまかりとおるの千葉流があるじゃないか。
傀儡の舞と封心の舞で精神操作も記憶操作も思いのまま。
しかもルイズのイリュージョンと組み合わせれば7万の軍だろうが簡単に掌握できるぞ。


316 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/25(火) 19:09:04 ID:f1ZECrYi
>>312
タバサ「ヒットポイント回復するなら〜」

317 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/25(火) 19:20:55 ID:2cE7IdOj
>>311
ジャンゴ!!

318 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/25(火) 19:24:19 ID:Wk0Qnx25
>315
でも、あそこの当主すでに死にかけだぞ

319 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/25(火) 19:24:44 ID:hEi5DUQM
白面GJ!!

そして、もしも白面が望んだとおりの人間の赤ん坊になっていたら・・・

コルベール「召喚したものは仕方が無い。契約してしっかりと育てるのですよ」
ルイズ「この年で子持ち!?」

『ルイズが赤ちゃんを拾いました』

320 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/25(火) 19:26:10 ID:zuKN0bXZ
>>319
ちゃんと母乳で育てろよ

321 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/25(火) 19:27:15 ID:Wk0Qnx25
>319
それはもしかして、だぁ!だぁ!だぁ!な展開になるのか

322 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/25(火) 19:27:25 ID:YUHidkAg
>>319
ママは魔法学院2年生!?

うんごめん発作的に思い浮かんでしまったんだ
ワルドやエレオノール姉様がこのこと知ったら心臓発作起こしそうだよな

323 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/25(火) 19:28:18 ID:eeoaAvRL
ママは小学4年生(サイズ)

324 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/25(火) 19:31:14 ID:uISqzCrP
赤ちゃんつながりで001召還。
こいつは超能力で洗脳もできる……寝てばっかだが

325 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/25(火) 19:38:03 ID:WbiWXXfN
それはつまり、ルイズは未来から自分の子供を使い魔として召喚したってことですね!

326 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/25(火) 19:38:07 ID:eeoaAvRL
時空消滅内服液を飲んで赤ん坊になった横島を召喚。

召喚して契約しようとした瞬間に消滅します、召喚した記憶ごとw

327 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/25(火) 19:40:41 ID:pFsJxdEU
いつの間にか話題が赤ちゃんになってる?

328 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/25(火) 19:41:51 ID:omNfWBEK
赤繋がりで村枝賢一作品のレッド。


329 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/25(火) 19:42:49 ID:DimCJ1Dx
ちと教えてくれろ。
録り溜めておいたアニメ最終話をようやくみたんだが
そこに一カットくらいオーク鬼らしきモンスターが映ったんだが、
あれがオーク鬼のビジュアルなの?
オーク分がまったくなかったんだけど。
小説みてるかぎりは豚っぽいイメージなんだが、それをネタにオーク鬼食ったりするssあるよね?
どうなるんだろか

330 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/25(火) 19:44:26 ID:qtlxT4kG
>>326
ルイズの契約のキスでなんとかなったってのもアリかもな。

ただ別人のものだったので効果を打ち消すまでには行かず、
しかも異世界に来たせいで元の体に戻れない。


こうして世にも恐ろしいセクハラ赤ちゃんが誕生…

331 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/25(火) 19:47:42 ID:Wk0Qnx25
>329
ナマコや納豆、芋虫にイナゴを食す人類があのオークごときを食えないとお思いで?

332 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/25(火) 19:47:52 ID:xrSF8DpA
そういえば昔あちこちにあった赤ちゃんを拾いましたスレって今もあるのかな

333 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/25(火) 19:52:33 ID:reVhYhvN
>>329
トロル鬼かオグル鬼だと解釈してもいいんじゃね?
役者が入れ替わるくらいアニメならよくある事だし。

334 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/25(火) 19:53:26 ID:eeoaAvRL
豚顔は動かしにくいって身も蓋も無い現実か

335 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/25(火) 19:54:12 ID:YUHidkAg
赤ちゃん物と聞いてママ4かだぁ!×3かで世代が分かれるな。
まあ赤ちゃんと僕派も居るだろうけど。
…なんでムカムカパラダイスが思い浮かぶかなぁ…。

336 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/25(火) 19:54:31 ID:Z0iqonqH
>>333
オルグ・・・・・
ハイネスデューク喰う気か?

337 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/25(火) 19:56:25 ID:MiluV923
赤さん召喚

「どんな使い魔にも必ず取り得ってのはあるもんだぜ…
 まあ俺はお前のためには何もしてやらないけどな!」

まさに外道!

338 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/25(火) 19:56:53 ID:/fmHutr6
>>336
オーガかもだぜ?

339 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/25(火) 19:57:36 ID:DimCJ1Dx
>>329
>>333
おいすー。
まあアニメだからなー、普通に人型だったのも仕方ないかね。
最後も盛大に端折ったし。


340 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/25(火) 19:58:28 ID:h6++beus
ランスとかだとモンスターが人間喰って、
人間がモンスター喰うような関係が開けっぴろげだよな。
他にモンスター料理と言ったらドラゴンステーキとかのアレしか思いつかん。

341 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/25(火) 20:02:11 ID:fPaXi43M
催眠系だとBLEACHの藍染か。ルイズが彼を召喚。

キュルケが炎系ってことで雛森を、タバサが日番谷を召喚して
呼び出された途端ルイズの目の前で見たことも無い先住魔法やスクウェアクラスの魔法の応酬が………。

342 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/25(火) 20:02:13 ID:PEO8Yggh
にゃらにゃらの活け作り?

343 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/25(火) 20:03:25 ID:RqBdvT5M
>>335
ぬ〜べ〜の子泣き爺を思い出した俺の頭って一体。

344 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/25(火) 20:04:30 ID:fPaXi43M
>>336 狼鬼が召喚されるが、中盤で大神月麿に戻るってネタが頭をよぎった

345 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/25(火) 20:05:26 ID:OSBOJE3u
モンスター料理といえばダンジョンマスターかな?
あとは九龍妖魔学園もあるなぁ、モンスターの卵巣と唐辛子を混ぜて明太子が作れたりするし


346 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/25(火) 20:07:40 ID:ZMm0DWTs
指輪のウルクだったら魔法が使えると言えども女子供にはきつい相手だ。

347 :小ネタ「無責任な使い魔」:2007/09/25(火) 20:09:26 ID:BrSvXQyy
 ちょっと小ネタを……

「ぐぅぅぅぅ。あたしの使い魔がよりにもよって……」
 自分の後ろでちょろちょろと走り回る男に、ルイズはあまりの情けなさから泣きたくな
って来た。
「いやぁ、これは立派な建物だ。ルイズ様、ここはさぞ歴史のある建物なのでしょう。い
やいや、言われなくともそれ位はこの私めにも分かりますぞ」
 小柄の中年男は辺りを見渡しながら、声を上げる。
「しかも、魔法なんてものがこの世にあるとは。いやぁ、私は始めて見たのですが便利な
ものですね。あんなに簡単に空を飛べるとは、いや、驚きました」
 この田舎者まるだしの台詞を口にしているのが自分の使い魔だということが、ルイズの
心に重くのしかかった。
「しかし、ルイズ様はなぜ飛んでいかれないので?」
 何気ない男の言葉に、ルイズの足が止まる。
「そ、それは……」
 言い淀むルイズを見て、男はポンと手を叩く。
「なるほど。この辺りに不慣れな私のため、あえて歩いて案内をして下さっているのです
ね。いや、さすがルイズ様。わざわざこの使い魔めと一緒に地べたを歩いてくださるなど
光栄の極みです。いよッ、日本一ッ」
 最後の掛け声の意味はルイズには分からなかったが、少なくともルイズの体面が守られ
たのは確かだった。
「そ、そうよ。さあ、私がわざわざ付き合ってあげているんだから、とっとと歩きなさい」
「はい。直ぐに参ります」
 つかず離れずの絶妙な距離を保ってついてくる使い魔に、ルイズは尋ねる。
「ところで、あなたの名前はなんて言うの?」
「おお、これは失礼しました。ご主人様から尋ねられる前にお答えするべきでした。私、
ジャスティ・ウエキ・タイラーと申します。タイラー、と呼んでいただければ結構でござ
います」
 さえない中年の男は、手揉みしながらそう答えたのだった。

End

348 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/25(火) 20:10:04 ID:SSiAZARX
白貌の伝道師召喚
トリステインは死の荒野になる

349 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/25(火) 20:10:45 ID:Xg7r0fx6
でも「戦士五人に匹敵する」ハルゲキニアのオークは、
他のファンタジー世界のオークよりも遥かに強いと思う。
ばかだけど。

350 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/25(火) 20:11:37 ID:SSiAZARX
ちょwwww
富士見の初代タイラーwwwwww
人の形をした大災害wwwwwwwwww

351 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/25(火) 20:13:15 ID:lj/cd09d
リアルですら食人の習慣を持つ部族があったり自転車食ったりする人間がいたりするのにファンタジーの住人がオークだかトロルくらい食えないはずがない
食うまでの手間が問題だが(食える状態で確保してかつ調理しなきゃ食えない)

352 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/25(火) 20:13:22 ID:oVZxw/I0
オークってかギガントだよな、亜巨人族

353 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/25(火) 20:16:47 ID:h6++beus
>>345
たしかそれだ。明太子も面白いな。

>>347
ちょw 特殊能力無しのヨイショだけで普通に見たいわww

354 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/25(火) 20:17:05 ID:4ztrfQt9
小ネタ乙
また能力無いけど、自身に能力が必要ないくらい人が寄ってくるのが召喚されたなー

355 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/25(火) 20:17:50 ID:LJWnPguu
まあ、どの時代にもゲテ食いってのは存在するしな。
オークでもトロルでも食ってる奴が居ないってことは無いと思う。
普及した食品になるかは、まあ保存とか生産量とか大多数の人間の舌にかかってると思うが。

356 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/25(火) 20:17:55 ID:dd440pLD
>>343
ドラッグオンドラグーンのダンシングベイビーを思い浮かべた俺よりマシ

357 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/25(火) 20:22:07 ID:e5dD+giR
洗脳と言うか暴走促進とか知能低下の方が正しいんだが、
SPEEDの姦染シリーズ(18禁なので検索する人は注意!!)のウイルスはどうだ?

>>351

SWの世界では、もけけぴろぴろと言う訳の分からん生物が食用になるんだぜ?
最近ラミアだか何だかの幼生と言う設定になったが。

358 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/25(火) 20:25:24 ID:erqY0chL
>>357

スキュラだ
しかも、鰹節のように食べたり躍り食いだったり、さらには高級食材
もちろん、スキュラの上半身はおねーさん

359 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/25(火) 20:26:29 ID:eeoaAvRL
でたとこプリンセスでは、ナンドラゴラって幼女姿の奴を鍋に投入したな

360 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/25(火) 20:27:36 ID:Xg7r0fx6
「エルフの臓物・ノームの血のソースがけ」は高級料理です。
いや、FF世界のオークにとってのはなしですが。

361 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/25(火) 20:28:03 ID:Q9Sjtcp5
もけけぴろぴろと聞いてもけけダイアリーを思い出した俺

362 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/25(火) 20:28:43 ID:Lnai6WaH
もけけ ダチョウみたいな生物
ぴろぴろ 謎邪夢のねこ

とでてきました

363 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/25(火) 20:29:45 ID:Wk0Qnx25
しかも食ってたな

364 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/25(火) 20:32:52 ID:omNfWBEK
連想ゲーム的に次々と話題が変わるなw

365 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/25(火) 20:34:50 ID:PsQNOHV2
>>348
一度考えたことがあるが、嬉々として国を巻き込んだ大戦争を引き起こしてくれそうだな
ルイズ経由でアンリに取り入った後に国交悪化に暗躍し、一見勝てそうな策を提示した上で開戦を決断させるってとこか?
まあどう考えても避難所行きだろなw

366 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/25(火) 20:39:56 ID:0doWg6xE
「男達の使い魔」に「天より高く」の赤ちゃん戦士を登場させて欲しい


367 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/25(火) 20:47:48 ID:0doWg6xE
最終巻で凶弾に倒れた海江田四郎召還

海江田はルイズと共にタバサの風韻竜を駆って独立国家を宣言

「アルビオン軍よ停止せよ、当方の魔法兵器は通常にあらず、繰り返す・・・」

368 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/25(火) 20:48:55 ID:Wk0Qnx25
通常じゃないって事は先住か?

369 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/25(火) 20:50:13 ID:eeoaAvRL
>>347
ルイズ逃げて───そいつは真性のロリコンだあ


でもタイラーのよいしょで気分良くなってゼロのコンプレックスが解消されるかもなあ

370 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/25(火) 20:51:42 ID:Z0iqonqH
>>365
書くにしてもハードルは高いよな
ハルケギニアではエルフ受け入れられてないから
ダークも何もあったもんじゃないし

371 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/25(火) 20:52:30 ID:ud6XJBf8
関係ないけどBONESの逢坂さん、亡くなったんだな。

372 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/25(火) 20:54:02 ID:FjNzzGe4
某オンラインゲームじゃ、人間タイプの『耳』やら『血』が食材になっていてな
フライパンで「耳のカリカリ焼き」を大量にこさえて売りさばくのじゃよ。
後、『リアル目玉焼き』なんてのもあるぞい。

373 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/25(火) 20:55:54 ID:KnY3GQSs
>>372
MoEか
イーゴ様召還してディバインリンクデッドが猛威を振るうわけですね?

374 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/25(火) 20:56:07 ID:omNfWBEK
パンの耳のカリカリ焼きなら砂糖まぶしてお菓子に最適なんだが。

375 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/25(火) 20:57:07 ID:0BuK50WM
>>372
ゼノギアスのソイレントシステムを思い出した。

376 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/25(火) 20:57:19 ID:lj/cd09d
スキュラとかラミアとかハーピーとかバンシーとかデュラハンとか呼んだメイジいいなあ。
後半存在するかわからんが。
と思ったが
使い魔で人喰い呼んだら食料どーすんだ
オーク鬼とか普通に人喰うしスキュラ(一巻の教室に居たよな?)も人喰いだよな?上半身がおねーさんで下半身魔物

377 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/25(火) 21:02:35 ID:SSiAZARX
性的な意味で人を食うサキュバスやインキュバスよりましじゃね?

378 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/25(火) 21:02:52 ID:4ztrfQt9
>>376
人しか食わない訳ではないだろーし、家畜をあげるのでは?
きゅいきゅいが牛とか丸々食べてるので、養うのもメイジの甲斐性みたいだし。

379 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/25(火) 21:04:40 ID:4ztrfQt9
>>376
追記
仲良くなりすぎるとスキュラに食べられそーな気もするが
ルーンの効果とか夜の生活的な意味合いで

380 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/25(火) 21:05:53 ID:UXatzjCV
誰かデッドラのフランクさん召喚しないかな
ワルキューレの胴体をぶん回すフランクさんが見たい

381 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/25(火) 21:07:17 ID:vZnWd9tK
>>376
ハルケギニアのスキュラは蛸人魚みたいなヤツじゃねっけ?
モンコレのドラゴンヘッドとかハウンドヘッドとかスネークヘッドだったら>>379の言う通り食べられる(性的な意味で)気もするが。

382 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/25(火) 21:07:38 ID:x0sN6tN8
ホムンクルスヤバイ。まじでヤバイよ、マジ人食い。

383 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/25(火) 21:09:40 ID:ZMm0DWTs
っつーか既に初期に田村さんが召喚されて完結してるのがあるね。

384 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/25(火) 21:10:14 ID:4ztrfQt9
>>381
サイト曰く「蛸人魚はなに?」らしい
下半身蛸、上半身おねーさんの一般的なスキュラかと

385 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/25(火) 21:10:17 ID:Xg7r0fx6
使い魔バジリスクなんて、神話どおりの毒性だったら教室全滅ですよ?
馬に乗って槍で突き殺したら、槍から毒が伝わって騎手が死に、
鞍から毒が伝わって馬も死ぬっていう。

386 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/25(火) 21:10:36 ID:YUHidkAg
たとえ蛸人魚でも(性的な意味で)食べられるときは食べられる気もするんだがなあ。
とくに呼び出したメイジが女の子だったりしたらいやそれはちょっといみがちがうかー

387 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/25(火) 21:12:00 ID:89JOi0qe
>>380
芝刈り機で7万の軍勢をひき殺しまくるフランクさんを幻視した

388 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/25(火) 21:14:14 ID:vZnWd9tK
>>384
てっきり上半身?が蛸の顔の部分&脚、下半身魚のグロ生命体だと思ってた……思い込み怖ぇ。

>>386
触手プレイで腹上にて飼う……と。

389 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/25(火) 21:17:39 ID:oKBfFRou
某聖闘士のせいでスキュラは下半身が六つの獣の合成体なイメージが

390 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/25(火) 21:19:39 ID:hgUhKVya
おれにとってのスキュラは空に浮かぶ肉団子だなw

391 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/25(火) 21:20:25 ID:WbiWXXfN
ゼロ魔のルールや設定は、SWを手本に手を加えて作ってあるっぽいんで
モンスターもSWに近いんだろうな。

392 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/25(火) 21:20:47 ID:2QBcg341
良く考えたら天国扉はともかく、肛門神は最強の洗脳系キャラだな

393 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/25(火) 21:21:30 ID:v4RQdnG+
キックで沈んだりするスキュラさんだな。
アルファネタだが。

394 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/25(火) 21:23:11 ID:lj/cd09d
>>391
ええと……ソードワールド?だっけ?
TRPGならなんかモンスターのリストみたいなのがあると思うんだけどあれはイラストあるの?

395 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/25(火) 21:28:24 ID:WbiWXXfN
>>394
ルールブックと追加ルール、リプレイ集、
アレクラストと、ロードスと、クリスタニアの小説まで追えば大体でてる。
イラストないやつでも、外見説明は載ってるし

396 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/25(火) 21:28:32 ID:SSiAZARX
国産TRPGならアリアンロッドが全部のモンスターにイラスト付いてるぜ

397 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/25(火) 21:29:32 ID:0BuK50WM
ルージュ最終巻は泣いた…

398 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/25(火) 21:29:45 ID:9djdOpwv
スキュラさんはオーケストラでは雑魚に成り下がった・・・

399 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/25(火) 21:30:00 ID:YUHidkAg
TCGからTRPGにクラスチェンジしたモンスターコレクションも
エネミーガイドにイラスト載ってたよな

400 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/25(火) 21:32:57 ID:AF+VQEnU
>>398
ああ…戦車でボッコボコにできるもんな…

401 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/25(火) 21:33:06 ID:PYFwpcYy
>>380
臓物抜き×7万を幻視。
いやハンマースローの方がいいかw

402 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/25(火) 21:33:16 ID:4ztrfQt9
>>394
ちと手元の本調べてみた
ソードワールド短編集「レプらコーンの涙」のカラー絵
ソードワールドリプレイ4巻「魔境の支配者」p141
にのってるるなー、古すぎて古本屋でないと手に入らないと思うけど。

403 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/25(火) 21:35:05 ID:lj/cd09d
>>395
サンクス
>>396
銀の……?
とりあえず探してみるよ
……で、リプレイはまだいいけどルールブックなんてどこに売ってんだ
広告でしか見たことないよあれ
一時期興味が出て探したが玩具屋でダンジョンズ&ドラゴンズのミニチュア見つけたくらいだ
紀伊国屋にでもいけばあるかな

404 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/25(火) 21:37:33 ID:SSiAZARX
TRPGのルールブックは
「イエローサブマリン(ホビーショップ)」や
「とらのあな」なんかで売ってるでよ

405 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/25(火) 21:38:22 ID:WbiWXXfN
>>403
そういうときのためのネット通販。
密林かbk1あたりでもあったと思う。
ただ、高いんで古書で買うのを薦めるが。


406 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/25(火) 21:40:02 ID:2LgY85Pf
ギリシャ神話では上半身は美しいニンフ、下半身は魚の尾と
6個の犬頭と12本の犬足なんだよな

407 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/25(火) 21:40:28 ID:u4kFUB6l
文庫で出てるルールブックとかから手を出すのをお勧めする。
ソードワールドとか。

408 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/25(火) 21:42:18 ID:SSiAZARX
く・りとる・りとるを召喚
モンモランシーはインスマス顔にににににに

【バカのSAN値が0になった】

409 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/25(火) 21:43:18 ID:YUHidkAg
>>402
自分も便乗で調べてみた。
新ソードワールドRPGリプレイ集NEXTH
『クリティカル・クライマックス』
にも挿絵が載ってた。
強化型だから下半身の大蛇が9つになってるけど(通常は6つ)。

410 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/25(火) 21:45:43 ID:vZnWd9tK
卓ゲ者、いい加減自重。

411 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/25(火) 21:46:51 ID:omNfWBEK


―――卓上ゲームの話題はスレ違いではなかろうかッ!?


好きなのは分かるが、場所を選ぼうぜ

412 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/25(火) 21:49:47 ID:lj/cd09d
教えてくれた方々ありがとう
色々探しまわってみる
近所の古本屋に文庫のガープスルールブックとかがあったな……
なにか別のスレじみてきたので別の話題を。
水の精霊は出たが残りの三つ(場合によっては四つ?)にも出番はあるのだろうか
というか存在するのかな


413 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/25(火) 21:51:35 ID:WbiWXXfN
了解です市民。


414 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/25(火) 21:53:16 ID:YUHidkAg
うし、卓ゲ脳から切り替えるぜ。

キュルケの使い魔、フレイム君は火竜山脈出身だとか
なんかえらい秘境らしい口ぶりなので火の精霊が居るとしたらその辺りじゃないだろうか。

415 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/25(火) 21:54:21 ID:RqBdvT5M
>>412
先住魔法は精霊の力を借りるんだったよな、確か。
それなら存在するんじゃなかろうか。

416 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/25(火) 21:54:55 ID:AF+VQEnU
>>412
わざわざ「水の」って付けるぐらいだから水の精霊以外もいるんだろうね。
水の精霊…湖
火の精霊…火山
風の精霊…空
土の精霊…洞窟
こんな感じかな。

417 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/25(火) 21:56:17 ID:0BuK50WM
>>414
しかしルイズママはそこに乗り込んで竜をヌッ殺してるぜ

418 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/25(火) 21:57:27 ID:ClN3L72N
>>408
そんなもん引き上げんなwww
やっぱりここはペルーに落ちた隕石に因んで宇宙からの色だろ

419 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/25(火) 21:57:38 ID:omNfWBEK
個人的に風の精霊がいるなら気流の荒い渓谷だと思ってる

420 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/25(火) 21:59:52 ID:kVVu2wYr
>>419
下半身はまわしだけどね

421 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/25(火) 22:00:15 ID:4ztrfQt9
風の精霊はアルビオンに居てほしいなー
風の精霊力でも無いと浮いてられない(説得力が無い)だろーし

422 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/25(火) 22:01:47 ID:lj/cd09d
近所のおばちゃん紹介するノリで風の精霊の事を話し出すきゅいきゅいとか浮かんだ

423 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/25(火) 22:01:50 ID:4ztrfQt9
風の精霊力→風の精霊の力

424 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/25(火) 22:02:23 ID:AF+VQEnU
>>421
アルビオンの下にはまわし締めた風の精霊さんがいて縁の下の力持ちしてると申したか

425 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/25(火) 22:02:23 ID:WbiWXXfN
>>419
まあ、風の精霊ってだけなら、自然の風が吹いてるばしょならどこにでもいるんじゃないか?
風の精霊でかいのがいるとすれば、アルビオンかサハラじゃないかな?。

426 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/25(火) 22:02:33 ID:SSiAZARX
>>420
ぎ、ギップリャーッ

427 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/25(火) 22:03:21 ID:MIFAjypE
>>418
隕石という言葉を見て、召喚の呪文を唱えたらルイズの頭に隕石が直撃してとてつもない腕力を手に入れる、というネタを連想した
その後の展開を全く創造できないのがな!!

>>424
下から見たくない光景だなw

428 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/25(火) 22:03:29 ID:cupPzNZU
>>420
そよ風は風の精霊達がこいた屁なんだなw
あとグルグル好き多いな

429 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/25(火) 22:03:38 ID:YUHidkAg
>>417
そういやそんなこと言ってたな。
ルイズママの若い頃の話もちょっと気になってきたぜ?

そいやヴァリエール家って取り立てて特定の系統に偏ってるわけじゃないんだよな?
ま、パパも姉様’sも系統どれか明言してないし。曾祖父さんだかが火のメイジだったらしいが。

430 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/25(火) 22:04:32 ID:WbiWXXfN
水のトリステイン王家が水の精霊と契約を交わしてたところをみると、
風のアルビオン王家が風の精霊と契約してる、で合ってるような気がする。

431 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/25(火) 22:05:25 ID:hgUhKVya
>>427
モルダーもびっくりだ!

432 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/25(火) 22:05:58 ID:dHpTbVU7
>>420
ウェールズ皇太子がクサいセリフを言うたび悶えてるわけですな

433 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/25(火) 22:06:41 ID:kVVu2wYr
その地の精霊の加護をえてエルフは先住魔法使うんだっけ?

ビターシャル「オッポレ!オッポレ!……『反射』!!」

434 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/25(火) 22:07:53 ID:YUHidkAg
水のトリステイン、風のアルビオン、土のガリア、火のロマリア…だったっけ。
でもガリア王家って水・風系メイジばっかりな印象が

435 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/25(火) 22:08:26 ID:e7DMp19O
ただし魔法は尻から出る。

436 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/25(火) 22:12:13 ID:bQFIgmMo
>>420
「ギップル、姫様の手紙出して」
「ギップリャッ!」 ポンッ
こんな感じ。

437 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/25(火) 22:12:37 ID:lj/cd09d
>>434
たまたまメイジの系統がそのあたりが多かっただけじゃないかな
ハルケギニア六千年の歴史の中ならアルビオンの王族みんな土メイジみたいなこともあるだろうし

438 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/25(火) 22:14:17 ID:0BuK50WM
>>437
各王族間や大貴族での結婚とか普通にあっただろうしな。

439 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/25(火) 22:20:41 ID:YUHidkAg
>>437
まあ、それもそうか。
特定の系統に偏る方がおかしいのかもしれない。
>>438が言うように各国王族および主要貴族皆親戚なんて状況は中世ヨーロッパでもあったことだし。
実際アンとウェールズはいとこ同士だし。

440 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/25(火) 22:21:09 ID:SSiAZARX
陰陽師の源博雅が召喚されたらハルケギニアも平和になるだろうか?
笛の音で

441 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/25(火) 22:22:33 ID:AF+VQEnU
風の聖痕で「神凪宗家の才能は傍流に流れると数代までしか遺伝しない」ってのがあったけど、
その逆バージョンで王家に他系統の血が混ざって代々と違う系統の子が生まれても数代で元の系統に戻る…
とか妄想した。

442 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/25(火) 22:22:49 ID:WbiWXXfN
>>439
普通に王家が代々受け継いでるルビーから来てるだけだと思う。

443 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/25(火) 22:25:33 ID:oVZxw/I0
土属性の直接攻撃呪文が未だに出てないしな
ゴーレム創造みたいな間接系しかないのかね?

444 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/25(火) 22:26:13 ID:omNfWBEK
錬金で体内の鉄分を変換できたらと思うと恐ろしすぎる・・・

445 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/25(火) 22:26:34 ID:WbiWXXfN
>>441
風の聖痕のあれは、加護が血ではなく家にかかってるんで、
苗字が変わると生まれてくる子供に力がもらえなくなるってやつだな。

446 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/25(火) 22:26:43 ID:kC66rnVx
血脈のはなし・・・炎の紋章の聖戦の系譜を思い出すな。

・・・神器持ちのパラメータアップを全部足したのがガンダールヴなイメージがある

447 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/25(火) 22:27:17 ID:lj/cd09d
>>440
陰陽師と聞いて一瞬でうさんくさい男が脳内再生される俺は中毒

そういや精霊の力を借りるだとか特殊な環境でないと力を振るえないとかの制限がついてるヤツ呼ぶのも楽しそうだよね
言ったところでパッと出ないんだが。

448 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/25(火) 22:27:20 ID:PYFwpcYy
>>444
メタリカ?

449 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/25(火) 22:31:43 ID:O7q+jh/k
むしろ人体巻き込んでゴーレム作る方が怖くね?
もう遅い!既に脱出不可能よ!的に

450 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/25(火) 22:31:52 ID:AF+VQEnU
>>445
そうそう。似たようなのが各王家にもかかってたりしてw

451 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/25(火) 22:32:14 ID:eeoaAvRL
>>440
陰陽師なら六条重臣(おとぎ奉り)を召喚…

さて誰に神器と契約させるか

452 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/25(火) 22:32:29 ID:kVVu2wYr
>>443
あれからパクってみた

アースクエイク
ラーバウェイブ(あっちでは火だが)
ダイヤミサイル
ストーンクラウド

よく考えたら攻撃性能すごくね?

453 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/25(火) 22:33:48 ID:SSiAZARX
>>447
お披露目会では間違いなく踊るなwwww

454 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/25(火) 22:34:59 ID:MIFAjypE
>>443
シュヴルーズ先生の口をふさぐ奴は?
詠唱できないから解除できないし鼻もふさげば十分殺傷できるし攻撃って言っていいと思うんだが

455 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/25(火) 22:35:35 ID:WbiWXXfN
>>452
重力と磁力も多分、土系統。
あと結合力もそうかも知れん。

456 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/25(火) 22:36:45 ID:oVZxw/I0
アースクエイク起こせるなら対集団最強だな
よく考えると土って応用すごいよな

457 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/25(火) 22:36:59 ID:kVVu2wYr
>>453
ツンデレルイズがツンデレマガトロさん、お化け嫌いなタバサにぴこ麿召喚させて品評会がカオスの極みに

458 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/25(火) 22:37:30 ID:pTrMuw1E
>>454
シュヴルーズ先生と言えば
無理やり着席させる奴は一体何の魔法なんだ

459 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/25(火) 22:37:33 ID:4ztrfQt9
>>452
ギーシュが土の触手っぽい腕で足を絡める魔法を使ってるぞ
ダメージを与える攻撃魔法ではないが……これもゴーレム作成の応用なのかね?

460 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/25(火) 22:37:43 ID:eeoaAvRL
>>452
神踏踏(タイタンフィート)

巨大な足だけゴーレムを作って踏む!

461 :ゲームブックの人:2007/09/25(火) 22:38:10 ID:Xg7r0fx6
part62で>>1000を取ったとき公約を実現させるために小ネタを用意してきました。
投下よろし?

462 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/25(火) 22:38:20 ID:AF+VQEnU
土のスクェアだと大地噴出剣の真似事できるのかな。

463 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/25(火) 22:38:30 ID:eeoaAvRL
よろしおすえ

464 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/25(火) 22:38:32 ID:SSiAZARX
確か「飛礫」ってなかったっけ?
ワルキューレとかキャストオフしそうで怖いんだがw

465 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/25(火) 22:38:47 ID:WbiWXXfN
>>456
あの世界のマジックアイテムは、土系統のメイジが作ってるような気もするしな。
すくなくてもベース部分は。

466 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/25(火) 22:39:38 ID:SSiAZARX
よし、支援させてもらう

467 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/25(火) 22:39:44 ID:RrNa1BBF
>>464
原作にはない。SSオリジナル。

468 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/25(火) 22:40:22 ID:RqBdvT5M
短編連作か。カモンカモン

469 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/25(火) 22:41:06 ID:YUHidkAg
単純に石でぶん殴るだけでも普通は死ぬからね。
質量攻撃ができる以上は土系統は侮れないと思うんだよなぁ。

あとシュヴルーズ先生の着席はフライの応用かもしれん。

470 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/25(火) 22:42:34 ID:lj/cd09d
>>460
誰か兼康備後呼べ

あと支援する

471 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/25(火) 22:42:55 ID:oVZxw/I0
ていうかたしかエルフが石拳作って殴らせてたよな
あれも土系精霊の魔法?

投下支援

472 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/25(火) 22:43:35 ID:YUHidkAg
おっと、支援態勢に移行せねば。

473 :FFの使い魔:2007/09/25(火) 22:43:41 ID:Xg7r0fx6
「あんた、誰?」
 ルイズは喉もとまで出かかったその言葉を、慌てて呑み込んだ。
 うかつな言葉をかければ、自分の命はない―――相手の姿を一瞥したルイズは、一瞬のうちにそう判断したのだ。
『サモン・サーヴァント』の呪文で彼女が召喚したのは、大柄な―――ゆうに二メイルを超える―――男だった。
 肩幅が広く筋骨隆々で、牡牛を思わせるがっしりした肉体を、上質そうな革鎧で覆っている。
 しかし、ルイズが怯み、おびえたのは男の体格に圧倒されたためではない。
 トリステイン王国きっての名門貴族の令嬢であり、なによりも矜持を大切にする彼女は、たとえ眼前にトロール鬼や竜が現れようとも、
驚きこそすれ、怯むようなことはなかっただろう。
 ルイズをおびえさせたのは、男の墓穴の底よりも暗く冷たい眼差しであり、その全身から発散される、素手で触れれば焼かれるのではないかと
思わせるほどの、圧倒的な邪悪の気配だった。
 困惑した様子もなく悠然と周囲を見渡す男を前にして、動くことも話すこともできなくなったルイズは、必死に考えをまとめようとする。 
 ベルトに偃月刀(えんげつとう)と短剣を差しているが、ただの平民の衛兵や傭兵には見えない。
 その武器はどちらも、柄や鞘に宝石と金細工を散りばめた最高級のものであり、貴族でもそうそう入手できるものではない。
 また、その双眸は冷酷であると同時に高い知性を感じさせ、自信に満ち溢れた態度は野卑な平民たちとは程遠いものだった。
 杖こそ見えないが相手は貴族、それも相当の実力の魔法使いだと確信したルイズは、可能な限り男の機嫌を損ねないように、
丁重に話しかけようとした。
 
 しかし次の瞬間、男はどう、と前のめりに倒れた。
 あまりの意外な出来事に驚いたルイズは、倒れた男に駆け寄るが、すでに遅い。
 男は酷薄そうな顔に苦悶の表情を浮かべ、眼を見開いたまま、微動だにしなかったのだ。
「う…嘘ぉ!?ちょっと!お、起きてよ!冗談でしょ!?」
 ルイズは必死に倒れた巨躯を揺り動かすが、男は完全に事切れていた。
 
『ぎざ岩山の支配者である妖術使いバルサス・ダイアは、世界征服の野望の手始めに、平和な柳谷の征服を企んだが、サラモン王の命を受けた
とある魔法使いによって暗殺された』
 サラモニスの歴史書にはこう記されているが、これを否定する史料も散在し、その作者不詳の怪しげな書物には
『…バルサスは多くの部下たちの目前で、銀色に輝く鏡めいたものに呑み込まれ、それを最後に消息を絶った。
彼の行方は、魔界の奥底に座する、七人の魔王子たちですら知らぬという…』
と記されている。
 平和と秩序を重んじる筆者としては、日光を毒のごとく忌み嫌う稀代の妖術使いバルサス・ダイアが、再びこのアランシアの地を踏むことが
なきよう、祈るばかりである!

474 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/25(火) 22:44:12 ID:eeoaAvRL
支援

475 :FFの使い魔:2007/09/25(火) 22:45:24 ID:Xg7r0fx6
以上、ゲームブック「バルサスの要塞」のボスキャラ、バルサス・ダイア召喚でした。
いちおう人間のはずなのですが、「君」が対決中にカーテンを引っぺがし日光に当てると
死ぬという特異体質の持ち主です。
ちなみに、FFはファイティング・ファンタジーの略です。
それでは!明日はソーサリーの続きを投下予定。

476 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/25(火) 22:45:36 ID:RrNa1BBF
妖術使いに全然見えない妖術使い支援

477 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/25(火) 22:46:42 ID:AF+VQEnU
ソーサリーの人かw

478 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/25(火) 22:47:29 ID:YUHidkAg
お疲れ様でしたー。
凄いあっけなく平和が訪れてしまったような…
いや、ルイズ的には平和でもなんでもないんだろうが。

479 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/25(火) 22:49:03 ID:AF+VQEnU
>>469
ゴーレムを操作する技術の応用なんじゃないかと思ってるw

480 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/25(火) 22:50:42 ID:Xg7r0fx6
>>478
大丈夫、ルイズは気を取り直して新たな使い魔を召喚します。
もちろん、FFシリーズのキャラを。
だが、その話はまたこのつぎに…。

481 :男達の使い魔:2007/09/25(火) 22:52:42 ID:yOM6u2kl
道は空いてますか〜
少し短いですが、キリが良かったので投下したいのですが

482 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/25(火) 22:53:31 ID:YUHidkAg
土系統は錬金とゴーレム作製・操作が全ての基本のような気がしてきた。
鋼鉄が錬金出来れば…いや、青銅でも使いようでは殺傷力はえぐいから…

だからなんでギーシュはドットメイジなんだよ…

483 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/25(火) 22:54:01 ID:vZnWd9tK
空いてるんじゃないかな

484 :男達の使い魔:2007/09/25(火) 22:54:18 ID:yOM6u2kl
それでは投下!

「なんでえ、みんなして話し込んでよ。なにかあったのか?」

虎丸が話しかける。そこには、シエスタを中心として車座になった男達がいた。

「フッ。富樫が戻ってきたら、皆で邪鬼先輩の墓参りをしよう、と話していたのさ。」

桃がその言葉に答える。そっか、とだけ呟くと虎丸はどかっと腰を下ろした。

「しかし、今の俺達を見たら何て言うかなー。
 俺なんか、気合が足りん、とかいってどやされそうで怖いんだがな。」

虎丸が少しおどけた声色で話す。
飛燕が苦笑しながら言葉を返した。

「虎丸、それではどちらかというと羅刹先輩の台詞ですよ。」

「それもそうだな。ところで男塾の先輩方は元気でやってるといいんだがな。」

「それこそどやされるぞ。貴様等は自分達のことだけ考えておれ!とか言ってな。」

珍しく伊達も軽口をたたく。
暖かい雰囲気の中、会話が弾む。
後は富樫を待って出発するだけだ。

「富樫のヤツ、遅いな。」

普段相棒を務めている虎丸がぼそりと呟いた。

その時ノックの音が響いた。シエスタがドアを開けると、そこにはウェールズが真剣な顔をして立っていた。

暖かかった空気は、いつの間にか冷たく凍りはじめていた。

485 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/25(火) 22:54:52 ID:eeoaAvRL
 

486 :男達の使い魔:2007/09/25(火) 22:55:33 ID:yOM6u2kl
「タバサ!」

ウェールズの操る竜の後ろから降りたキュルケがタバサに駆け寄る。
その顔には、心の底からの笑顔が浮かんでいた。
同行していた雷電とウェールズは何も話してはいなかったのだ。ただ、タバサの母親が回復するということを除いて。
親友の事情を知っていたキュルケは、タバサの母親が回復するというニュースをわが事のように喜んでいたのだ。
そこでキュルケは気づいた。タバサがひどく複雑な表情を浮かべていることに。

「一体何があったの?」

そうしてキュルケが尋ねると、タバサはポツリポツリと話し始めた。
自分を庇い、そして遂にはエルフを撃退した富樫の意識がまだ戻らないことを。

その台詞に、キュルケはようやく合点がいった。
同行者達の雰囲気が何故か暗かったことに。

非難がましい目で見つめるキュルケに、雷電は言葉を返した。
王大人がついている。ならば何も問題はない。
実体験からでた言葉には重みがあった。

その様子にキュルケは何も言わないことにした。
友人である彼らが黙って富樫は助かると確信しているのだ。
ならば自分に言うことは何もない、そう判断したのだ。

キュルケは気を取り直してタバサに話しかけることにした。
今は親友の気持ちをやわらげる方が、キュルケにとっては大切なのだ。

487 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/25(火) 22:56:11 ID:vZnWd9tK
支援

488 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/25(火) 22:56:45 ID:zPTab5Q7
支援

489 :男達の使い魔:2007/09/25(火) 22:56:53 ID:yOM6u2kl
「これでようやく落ち着いたな。テファよ、礼を言おう。」

王大人がテファに声をかける。その言葉によって、ようやく張り詰めていたものが切れたテファがソファに倒れこむ。
富樫の怪我は、それほど重傷であったのだ。むしろ生きている方が不思議だった、テファにはそう感じられたのだ。
近くにおいておいたコップから水を一口飲む。
そうして落ち着いたテファは、改めてベッドで眠っている男を見る。

(三十歳くらいかな?)

テファは何を思うでもなく、そんなことを思っていた。
比較的年を取っていそうな外見に反して回復力はすごいものがあったところを見ると、もう少し若いのかもしれない。
そこへ王大人が声をかける。

「この男も、あたら若い命を散らしてよい男ではないのでな。正直、わしだけでは五分五分であったろう。」

そう続ける王大人の台詞に、思わずテファを思っていたことを尋ねてしまう。

「若いって、いくつ位の方なんですか?」

「ふむ。十五といったところか?」

その台詞に思わずテファを絶句する。そう、実は富樫はテファよりも年下なのだ。

(じゃあ、ここの子供達も……)

思わずテファは、孤児院の子供達が十五歳になった時のことを想像してしまった。
自分には想像もつかないが、男の子は十五歳になったらこんな姿になってしまうんだ。
思わずそんな想像をしてしまったテファを誰が責められようか。

「「「今まで世話になり申した!押忍!」」」

そう言ってこの孤児院を去る子供達(十五歳、富樫似)を想像したところまでが限界であった。
あまりのショックにテファは椅子から転げ落ちてしまった。
視界の端に、王大人が慌てて駆け寄ってくるが写ったが、テファは生まれて初めて不貞寝をすることにした。

490 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/25(火) 22:57:18 ID:eeoaAvRL
 

491 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/25(火) 22:58:18 ID:4ztrfQt9
支援

>>482
ラインになったら14体のワルキューレ
トライアングルになったら28体のワルキューレを操って
強くなりすぎるからでは?

492 :男達の使い魔:2007/09/25(火) 22:58:22 ID:yOM6u2kl
そのころルイズは、飛燕を伴って学院長室を尋ねようとしていた。
自分が虚無の使い手であることを知ったルイズは、迷った末にオスマンに相談することにしたのだ。

(学院長なら、この魔法を知っているかもしれないし。)

そうしてルイズはチラリと始祖の祈祷書を見る。

『エクスプロージョン』それがルイズがはじめて使えるようになった魔法である。
効果は極めて単純だ。ただ爆発を起こすだけだ。

それだけの魔法であるが、ルイズは試し打ちをする気にはなれなかったのだ。

(デルフリンガーの言っていることは正しかったのね。でも……)

ルイズの頭のうちには、今まで散々失敗してきた己の魔法の数々が浮かんでいた。
それらは失敗魔法にも関わらず、時と場合によっては、とんでもない破壊力を生み出してきたのだ。
迂闊に唱えては、惨事を引き起こしかねない。
増長かもしれないが、そう判断したルイズは、大人しくオスマンに相談することにしたのだ。

その時、学院長室から喧騒が聞こえた。

会話の内容を思わず盗み聞きしてしまったルイズは、扉を開け放った。

平和であったトリステインにも戦争の季節が訪れたのだ。

493 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/25(火) 22:58:24 ID:vZnWd9tK
テファwww支援

494 :男達の使い魔:2007/09/25(火) 23:00:15 ID:yOM6u2kl
新男根寮は殺気立っていた。
戦争が始まるというのだ無理もない。それに、
Jはチラリと横を見る。そこにはルイズが桃達に怒鳴っていた。


ルイズの系統とその呪文を聞いたオスマンは一つの賭けをした。
伝説の虚無の魔法、それも爆発を引き起こすというエクスプロージョンに賭けたのだ。
その一撃を持って敵空中戦艦ロイヤル・ソヴリン号に打撃を与える。

誰が聞いても正気を疑うであろう作戦だ。
第一どうやって敵母艦に近づくというのか、そう言った反対意見が噴出したのも無理はない。
しかし、オスマンはそれをねじ伏せた。
オスマンには一つの確信があったのだ。かつて見たあのゼロ戦というものなら敵空中戦力を突破するのは不可能ではないという確信が。

その話を聞いたルイズは、飛燕を伴って新男根寮に駆けつけたのだ。


ここで一つ問題が生じた。
動かすだけならば、意外なことに桃と飛燕に心当たりがあるという。
しかし、いかなこの二人とは言え、戦闘機の操縦経験は流石にない。
そんな二人では、いかに機動力の低い竜やグリフォンが相手とは言え、突破する自身はなかった。
それでも、自分一人であるならば、問題はなかったであろう。

飛燕はルイズを見る。
誇り高く、そして不器用な優しさを持つ彼女のことを飛燕は気に入っていたのだ。
きっと彼女は、一人でも戦地に行くに違いない、そう判断した飛燕は、己がゼロ戦を飛ばすことにした。
いざとなれば、鳥人拳の全ての技術を駆使してでも、彼女だけは無事に帰す。

飛燕が一つ覚悟を決めたとき、それは起きた。

「何よ!これ!誰も召喚の儀式なんかしてないわよ!」

召喚時に起こる光が発生していた。
全員が固唾を呑んで見つめる中、光の中にいたそれは立ち上がった。
それはあたりをゆっくりと見回す、開口一番叫んだ。

「わしが男塾塾長江田島平八である!」

そこには、男塾塾生達最後の希望でもある江田島平八がたたずんでいた。

男達の使い魔 第十四話 完

495 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/25(火) 23:00:15 ID:ep42d8V5
テファ、テラカワイスwww支援

496 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/25(火) 23:00:17 ID:lj/cd09d
テファ頑張れ
孤児達が影響受けてマジでなりそうだが頑張れ
支援

497 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/25(火) 23:00:46 ID:fD5RkLXU
> 「「「今まで世話になり申した!押忍!」」」
うわあああああああああああ支援!

498 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/25(火) 23:01:17 ID:vZnWd9tK
塾長ー!?

499 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/25(火) 23:01:17 ID:sg/tsUJa
……もう、正面から7万人吹き飛ばせるんじゃね?
支援。

500 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/25(火) 23:01:17 ID:YUHidkAg
いやまあショックを受ける気持ちも解らんではないけど、その態度はちょっぴりひどいぞテファ支援w

501 :男達の使い魔:2007/09/25(火) 23:01:23 ID:yOM6u2kl
NGシーン

雷電「むう、あれは!」

虎丸「知っているのか雷電!?」

雷電「あれぞまさしく漢の時代に伝説となった江躯簾譜廊寺王(えくすぷろーじょん)!」

かつて漢の時代、譜廊寺(ふろうじ)という寺に江躯簾(え・くす)という僧侶がいた。
拳全一如を目指したこの僧侶は、修行中のある時、一つの技を閃いたが、その破壊力に即座にそれを禁じてとして封印した。
しかし、運命はそのままでいることを許さなかった。
ある時、この僧侶江躯簾は、譜廊寺の存続をかけて時の皇帝である武帝の下で御前試合をすることになった。
普段の江躯簾であるならば決して負ける試合ではなかった。
そのことに気づいていた相手は、卑怯にも試合前に江躯簾に毒を盛ることに成功した。
絶対に避けられない戦いであるがゆえに、江躯簾は動けない体を押して、弟子達の制止を振り切って試合へと臨んだ。
だが、現実は非常である。ほとんど動けない江躯簾は、相手のなすがままになるばかりであった。
このままでは負ける、そう判断した江躯簾は、己の封印を解くことにした。
その瞬間、凄まじいまでの轟音が当たり一体に響いた。
そして光が舞い上がる。そんな中武帝は見た。
舞い上がる誇りの中で、高々と右手を上げる江躯簾の姿を。
その姿に感動した武帝は江躯簾に譜廊寺の王、すなわち江躯簾譜廊寺王(えくすふろうじおう)と名乗ることを許した。

(注釈)この故事が欧州やハルケギニアに伝わる過程で、音や伝承内容が変化し、
   爆発現象一般をエクスプロージョンと表現するようになったのは、あまりにも有名な話である。

民明書房刊 「死馬戦『死期』」(平賀才人訳・注釈)

502 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/25(火) 23:02:45 ID:RrNa1BBF
GJ!
サイト訳してるーーっ!

503 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/25(火) 23:03:14 ID:vZnWd9tK
乙。最後の塾長のインパクトが全てを吹き飛ばしていきやがった……。
そして才人、漢字違わないかソレw
漢の時代を漢(おとこ)の時代と読んでしまった俺も俺だがw

504 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/25(火) 23:03:17 ID:zPTab5Q7
ついに塾長がwwwwwwwwwww乙wwwwwwwww

505 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/25(火) 23:03:23 ID:eeoaAvRL
>「死馬戦『死期』」(平賀才人訳・注釈)


司馬遷の史記のことか──!

506 :男達の使い魔:2007/09/25(火) 23:03:34 ID:yOM6u2kl
ということで今回は短いですが、準備編ということでご勘弁ください。
それでは、第三の助っ人も現れたところで、おさらばです。
本日はご支援いただきましてありがとうございました。
次回は、週末あたりになりますが、ようやく第三巻部分まで終わると思います。
それでは近いうちに!

507 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/25(火) 23:04:29 ID:YUHidkAg
相変わらずこのサイトはノリノリだなw
でもよく考えたら何冊も著書を出している(今回にいたっては翻訳もしてる)
わけだから…原作より頭が良くなっている!?

508 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/25(火) 23:04:57 ID:lj/cd09d
書房補正かけると中国ってさながら超人大国だな
GJ!

509 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/25(火) 23:06:10 ID:WxU0mKDW
なんつー無理やり感www支援

510 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/25(火) 23:09:07 ID:GUwAFT9/
>>509
sageてね(´・ω・`)

511 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/25(火) 23:12:51 ID:EdVXFW9w
GJ
なんか「EDAJIMAがレコンキスタについていれば彼等の野望は数年で達成していた」
とか無茶な話が後に語られそうだw
>>508
民明書房にかかれば世界中のスポーツの発祥は中国で
古代エジプトの秘中の秘拳だって中国に似たようなのがあるんだぜ?

512 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/25(火) 23:16:41 ID:e7DMp19O
塾長にゼロ戦……
江躯簾譜廊寺王、必要ない?

513 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/25(火) 23:17:11 ID:BcKlkGud
あれ?ウェールズ達覆面取ってる?

514 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/25(火) 23:17:29 ID:Wk0Qnx25
>507
ああいう輩は興味持った事への集中力はすさまじいものがあるからな。
もっとも、サイトがどう言う経緯で拳法に興味を持っていったのかは激しく気になるが

515 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/25(火) 23:18:13 ID:ihFoFXP2
SSの続きを書きたいが・・・・

ご立派様や大豪院シエスタを見てしまった今、とても恥ずかしくて書けん

これを上回るインパクトなんて、漏れには無理ポ

516 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/25(火) 23:20:42 ID:DIqzz3sl
>>515
安心しろ超える必要はない
大体その2作は同じ系統で探すと超えてる作品探すほうが大変だ

517 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/25(火) 23:21:22 ID:SSiAZARX
最強の漢EDAJIMA現る!GJ!

518 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/25(火) 23:22:09 ID:ep42d8V5
>>515
ゴタクはいい、やれないと思うならそもそもここに出来ないと書くな。
お前の中にまだ、SSを、面白いSSを書きたいと思う心があるのならば、このスレの旗にこい!

519 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/25(火) 23:22:12 ID:2b07mGAc
乙、そして

>王大人が慌てて駆け寄ってくるが写ったが→王大人が慌てて駆け寄ってくるのが写ったが

でOK?

520 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/25(火) 23:23:11 ID:ihFoFXP2
>>518
お前に漢を見た

521 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/25(火) 23:24:45 ID:2QBcg341
>>515
そんな同じ作風でやるこたーねえんだし
インパクトだって一発有っても、それに相応しく持続できなけりゃ意味は全く無いんだし

気にせず自分の道をしっかり進めば良いだけの事
現実インパクト勝負じゃない名作だって有る

522 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/25(火) 23:25:31 ID:iAXRL+48
誰も儀式してないのに召喚されてくるとは
さすが塾長、計り知れぬお人だ

523 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/25(火) 23:25:38 ID:4oZVF5N8
クソ忙しかった試験も日曜で終わった…
これで続きが書けるぜ

と思ったら凄まじくスレが進んでて吹いた

524 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/25(火) 23:26:58 ID:HV2LHb/F
>>518
アイアンリーガー?

525 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/25(火) 23:28:43 ID:0UuZ5hWk
土系統で鉄分を操れるなら某ミュータンと見たいに無敵じゃね?
ミュータント=先住魔法ってとられるのか。

526 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/25(火) 23:28:48 ID:ep42d8V5
>>524
うろ覚えのハーロックの台詞の改変。

527 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/25(火) 23:29:26 ID:h6++beus
もう偉大な学者である平賀先生を呼び捨てに出来ないw

528 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/25(火) 23:29:41 ID:lpgux1Tn
ところでモンコレが元ネタなやつを書いてるんだが果たして知っている人はいるんだろうか?
とうに廃れたTCGだから不安で仕方が無い。
知ってる人いなかったらお蔵入りかね

529 :男達の使い魔:2007/09/25(火) 23:30:14 ID:yOM6u2kl
>>513
ああ!覆面の一言を入れ忘れていました。次からは気をつけますね。

>>515
私も書いていていつも不安ですので、気にする必要はないと思います。
私もご立派様につられて書き始めた人間ですし。
頑張りましょうとしか言えません。

>>519
ご指摘ありがとうございました。
完全に脱字していました。

それでは本当に今日は失礼いたします。

530 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/25(火) 23:30:32 ID:eeoaAvRL
>>528
小説版なら知ってる。
しかし、そんなことは関係無い。

書きたいと思ったものを書く、そして投下する、
それだけでいい

531 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/25(火) 23:31:03 ID:zPTab5Q7
>>528
それなりに有名な方じゃない?小説もいくらかあるし。

ところで、40分から投下したいのですが道は開いていますか?

532 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/25(火) 23:32:25 ID:kHjMbh+7
モンコレといえば六門世界からの召喚ってあったかな?
あっちもメインが召喚術だからいろいろやりにくそうだけど

533 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/25(火) 23:32:38 ID:eeoaAvRL
>>531
がらがら

534 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/25(火) 23:33:02 ID:cM5Ak/va
>>528
あんたが面白いSSを書けばそこから興味を持ち始める人も出てくるはずだぜ?

535 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/25(火) 23:34:01 ID:BzcxzEB/
亀レスながら>>341

雛森の飛梅が炎系だけどエネルギー射出の爆発型だし能力でも性格でも雛森の方が相性は良さげ。
藍染はミョズニトニルンで良くね?


ジャンプ系ならリボーンのクローム髑髏を召喚キボンヌ

536 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/25(火) 23:34:10 ID:YUHidkAg
>>525
たしか、人体に直接錬金を掛けることはできなかったはず。
そんな風に鉄分操るのもたぶんダメなんじゃないかな。
出来るとしても完全に抵抗力を奪った後で時間をかけてじっくりと、でないと無理だろう。

ミュータント能力は先住と取られるだろうというのは同意だが

537 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/25(火) 23:34:31 ID:xxLDCjWG
>>460
ザ・グレイトバトルVのウルトラマングレートかw

ところで遅レスだけど、モンスター食の話題で「ククククク……さぁ貴様ら、たらふく食うが良い」とか言いながら
オーク鬼の頭部を丸ごと使ったデザートを出して、折檻されるメイドガイが脳裏に浮かんだ

538 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/25(火) 23:36:58 ID:YUHidkAg
六門世界とリィンバウムからの召喚は無かったはず。

そして支援!

539 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/25(火) 23:37:06 ID:lpgux1Tn
ワリと知名度あるんだな、モンコレ。
意外だわ。

540 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/25(火) 23:37:24 ID:ciRkzmlV
>>528
モンコレ召還物を投下してくれるんなら、あんたを崇めるぜ

541 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/25(火) 23:39:52 ID:AF+VQEnU
モンコレ…
自分の力を信じるな!勘違いで勝てれば苦労はない!
(中略)
開ける道があれば必ず道は開ける!!
しか知らんなw

542 :ゼロのちグゥ:2007/09/25(火) 23:40:00 ID:zPTab5Q7
使い魔メモ

―身体的特徴―
・完全な二足歩行のヒト型。
・全体的には9歳前後の子供を思わせる。
・非常に薄くピンクが乗った、アルビノに近いブロンドの頭髪。
・肌も同様。
・上記二つの特徴と矛盾するが、瞳の色は漆黒。
・細く華奢だが、不健康に痩せているという感じではない。
・骨が入っているかどうか怪しいほど体が柔らかい。
・外見の細さを考慮しても、体重が異常に軽い。
・年齢等は不明、既に成体の可能性も有り。
・ルーンは胸部で、服を着ると見えなくなる位置。

―能力―
・少なくとも成人男性並みの敏捷性と筋力を有する。
・心を読む。“勝手に判る”わけではなく、能動的に読む必要があるらしい。
・言葉を介せずある程度の意思疎通を行う。
 一方的な通信なら遠距離でもいけるようだ。
・種類や身分を問わず、あらゆる相手に対して不自然なほど自然に溶け込む。
 ある種の暗示または洗脳能力と予想されるが程度は不明。
・モノを丸呑みにすることができる。かなり大きなものでも一瞬で、容量は不明。

―性質―
・多少ひねくれている。
・知識欲はそれなりに高い。
・食べ物の好き嫌いが多く少食。
・暖かい場所、光、水を好む。

543 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/25(火) 23:41:42 ID:494tYjSi
sien!

544 :ゼロのちグゥ:2007/09/25(火) 23:42:40 ID:zPTab5Q7
ここはトリステイン魔法学院図書室。

グゥの正体を知りたくなったルイズは、ここ数日というもの授業もそこそこに図書室へ入り浸っている。
というかグゥの近くで熟考すると思考を読まれてしまうので、平民立ち入り禁止の図書室でしかゆっくり考え事ができないのであった。

「ねえタバサ、この特徴に符合する生物に心当たりあるかしら?」

ルイズは、自分に少し遅れてやってきた青い髪の級友にメモを渡し尋ねてみた。
この少女は、ルイズよりはるかに高い頻度で図書室を利用している。
なにか新しい考えをくれるかもしれない。

しかしタバサは少し考えたあと、ルイズと同じ結論に達した。
「吸血鬼?でも何か違うような……」

「はぁ、やっぱそうなるわよねえ。ありがとう、もう少し調べてみるわ」
「今のところ、それ以外思いつかない」
タバサはそれきり自分の持った本に集中した。

肩を落としたルイズは、別の本を物色しに本棚の奥へとぼとぼと歩いた。


自室に戻り机に向かって本と格闘しているルイズの肩に、既にベッドに潜り込んでいたはずのグゥがちょこんと乗っかる。

「ルイズ、明日って学校ないんよな?」
「うわ、びっくりさせないで!……まだ寝てなかったのね。確かに“虚無の曜日”だからお休みだけど、どうかしたの?」
「ここには、店とかないのか?」
「街までいけばあるけど。なんか欲しいものあるの?」
「おうよ」
「連れて行くのはいいんだけど、あんたお金とか持ってる?」
「んー」
グゥがにっこり……否、にやりと笑ってルイズを見る。

「呑むから、大丈夫」
「やめなさい」
「ばれないばれない」
「いいから、やめなさい。そんな高いものじゃなければ買ってあげるから……」
「へい」

つまらなそうに頷いたグゥは、再びベッドに潜った。

545 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/25(火) 23:43:01 ID:pFsJxdEU
支援

546 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/25(火) 23:43:01 ID:Ju77b1j7
モンコレはアニメやってたよね
六門天外モンコレナイトだったっけ?
そして支援

547 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/25(火) 23:43:26 ID:YUHidkAg
しえ……こうして箇条書きしてみるとグゥって……いやいやとにかく支援

548 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/25(火) 23:44:33 ID:wpGWVRcn
LOVEトロピカーナ支援

549 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/25(火) 23:45:04 ID:SSiAZARX
>>528
ボス安田の小説(リコル伝)からノベルは全部集めてるんだぜ?
魔獣使いの少女(カッシェ)も持ってるぜ!
ちなみにアポカリプスをアバドンで瞬殺されたのは良い思い出

550 :ゼロのちグゥ:2007/09/25(火) 23:45:53 ID:zPTab5Q7
トリステインの城下町を、ルイズたちは歩いていた。
白い石造りの町並みはいつ来てもなかなかに美しい。

「あの茶色くて足が細長くて鼻息が荒くて背中に座席がついた生物は便利だな」
「グゥは馬も見たことなかったの?」
「うむ」
「それにしてはうまく乗ってたじゃない。ところで……なんであんたがいるのよ、ツェルプストー」
キュルケはふんと鼻を鳴らした。
「どうせグゥちゃんの服や靴を買いに来たんでしょ?あなたのファッションセンスが心配なのよ。ねー?」
言いつつ、グゥの頭を撫でる。それを見たルイズは歯軋りした。

確かに、グゥの服はこっちに来た時のままだ。
服ごと水浴びしているのを何度か見たので、少なくとも清潔にはしているようだが。
「う、うるさいわね!大丈夫よ!」
「本当かしら」

そのやりとりを見ていたグゥが呟いた。
「や、グゥが欲しいのは服や靴ではないですよ?」

え?

「じゃあ何が欲しいのよ。お菓子とか?」

ルイズとキュルケがは不可思議な表情を浮かべる。
グゥは首を振った。
「杖。魔法のステッキってやつ。武器屋とかに売ってへんの?うん、武器屋行きたい」

ルイズの口がぽかんと開く。
「いや、そもそも杖は買うもんじゃなくて契約するものだし。
わたし説明したわよね?あんたってメイジじゃないんでしょ?だったらあっても意味ないわよ」
キュルケが横から口を挟む。
「ま、武器屋に行きたいって言うんなら、連れて行ってあげればいいじゃない。減るもんじゃなし」
「確かにそうだけど……」

「いぇー」
グゥはその返事を喜んだのか、くるりと回った。

551 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/25(火) 23:47:36 ID:wpGWVRcn
じらしてとことん支援

552 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/25(火) 23:47:37 ID:eeoaAvRL
 

553 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/25(火) 23:47:51 ID:YUHidkAg
キュルケが見てない隙にいつものブキミ顔になってるなまちがいなく支援

554 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/25(火) 23:48:47 ID:h6++beus
ギャグ生命体のスペックを真面目に箇条書きされてると、
なんかシリアス物で怪生物の謎に挑んでるみたいな気分だ支援w

555 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/25(火) 23:48:54 ID:ciRkzmlV
し え ん

556 :ゼロのちグゥ:2007/09/25(火) 23:48:59 ID:zPTab5Q7
ルイズたちは裏通りを進む。そこは大通りとは異なり、静かで、汚い。
一度ごろつきに絡まれかけたが、キュルケが“フレイム・ボール”で黒焦げにして事なきを得た。
「確かこの辺だったと思うんだけど」
「馬鹿ね、ルイズ。もう一つ奥の通りよ」
「そうだっけ……あ、本当ね」

石の階段の上にある看板に、剣のマークが書いてある。
ルイズたちは羽扉を開けて中に入った。

店の中は薄暗く、壁や棚に所狭しと剣や槍が並べてある。
店の奥でパイプをくわえていた五十がらみの親父が、ルイズ達を胡散臭げに見つめる。
そしてキュルケが掴んでいた杖に気づくと、眉をひそめてドスの利いた声を出した。
「旦那。貴族の旦那。うちは真っ当な商売してまさあ。
お上に目をつけられるようなことなんか、これっぽっちもありませんや」

「ちょっとした冷やかしよ、気にしないで」
ルイズは腕を組んで言った。
「はあ、そうですかい……見るのはかまわんですがね、あんまり弄り回さんでくださいよ」
「はいはい」
主人のぼやきをさらりと流したルイズは、狭い店内を物色しているグゥに声をかけた。
「杖なんて売ってないでしょ?適当に見学したら帰るわよ」
「んー」
店の奥から気のない返事が聞こえた。どうも何かを真剣に見ているようだ。
キュルケが首を捻る。
「グゥちゃんって、剣術の心得なんかあるのかしら?」
「たぶん無いんじゃない」

とはいえここ数日で異常な経験をしまくったルイズにしてみれば、グゥが剣の達人でも別段驚くべきことではない。
しかし別に伝える必要もないので、キュルケには黙っておくことにした。

「ふうん。それにしても楽しそうね」

横のカウンターでは、主人がぶつぶつと呟きつつ頭を抱えている。
「ああ、シュペー卿の大剣に指紋が……うう、鞘飾りをねじるな……これだから子供は……」

グゥ以外の三人が溜め息をついていると、突然奥から男の悲鳴が聞こえた。

557 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/25(火) 23:49:27 ID:wpGWVRcn
子供にゃキワドイ支援

558 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/25(火) 23:49:35 ID:SSiAZARX
支援

559 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/25(火) 23:51:25 ID:wpGWVRcn
キスしたら吸い込まれそう支援

560 :ゼロのちグゥ:2007/09/25(火) 23:51:42 ID:zPTab5Q7
「げえ、やめろ、おめえ何もんだ!俺様に触るんじゃねぇー!うう、その目でこっちを見るな、頼むから!お願い!」

「なによ、あれ」
ルイズとキュルケが眉をひそめてそちらを向くと、主人も渋い顔をして店の奥を向き怒鳴った。
「やい!デル公!おとなしくしとけ!子供に掴まれるぐらいで騒ぐな!」
それに答えてさらに悲鳴と罵声が飛ぶ。
「いや、だって、こいつ!……畜生クソ親父め、てめーにゃ一生わからねえよ!」
そんな汚くも情けないやりとりが数回続いた後、グゥが元凶の“剣”を片手で振り回しながら戻ってきた。

キュルケとルイズと主人が、各々理由は違えど目を丸くする。
「あら、インテリジェンスソード?」
「グゥちゃん、剣使えたのね。随分錆びてるけど、それが気に入ったの?」
「何やってんだ、デル公……」
そして、グゥは嬉しそうに目を細めた。

「ルイズ、この杖が欲しい」
三人と一本の声が期せずして重なる。
「「「「はい?」」」」

そして、剣が再び叫んだ。
「な、何言ってんだおめえ!このデルフリンガー様が杖に見えるのか!なあ!」

主人は多少哀れみの混ざった目で、剣を見つめる。
「よかったなあ、デル公。てめえを気に入った初めての客じゃねえか」
デルフリンガーは主人の言葉に絶望したのか、鍔をカタカタと震わせた。
グゥがデルフリンガーを掲げ、その錆びた刀身を見つめる。
「ね、魔法のステッキ?」

「いや、だから俺様はデルフリンガー……」
「ステッキ……」

「あの、ねえ、ええと、貴方様は」
「グゥだ。ステッキ?」

「グゥ様、わたくしめはデル……」
「ステッキ!」

「は、はい。ステッキでいいです!是非ステッキで!でも、できればここに置いて帰っていただけないでしょうか!」
「……だめだ。おまえはグゥの杖だ。ステッキだ」

「………」
それきり、“元デルフリンガー”は沈黙した。

561 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/25(火) 23:52:41 ID:f1ZECrYi
グゥひでえ支援

562 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/25(火) 23:53:27 ID:Pzgfrhf0
ステッキカワイソス支援

563 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/25(火) 23:53:39 ID:e7DMp19O
デルフ、改名ぐらいまだましだから、支援

564 :ゼロのちグゥ:2007/09/25(火) 23:53:55 ID:zPTab5Q7
「ねえ、本当に10エキューでいいの?
いくら錆びてるとはいえ、インテリジェンスソードなのに……いや、今はインテリジェンスステッキかしら?」

ルイズの言葉に、主人は笑いながら答えた。
「かまいませんぜ、厄介払いみたいなものでさ。ククク、ざまあねえなデル公。
まあその子の“杖”として達者で暮らせや、あひゃっひゃっひゃ!
そうそう、この鞘をお付けしときますぜ。抜き身で表通りを歩くわけにもいかんでしょう」

剣としての尊厳を完全に剥奪されたデルフリンガーが、グゥの手の中で恨みがましく震える。
ルイズ達は武器屋を後にした。

565 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/25(火) 23:54:17 ID:lj/cd09d
謎の巨漢フラグ支援

566 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/25(火) 23:54:18 ID:pFsJxdEU
ついに名前という尊厳まで奪われたw支援

567 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/25(火) 23:54:25 ID:SSiAZARX
デルステッキ支援

568 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/25(火) 23:54:47 ID:494tYjSi
デル公……次回は形変わってそう、支援

569 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/25(火) 23:55:20 ID:PYFwpcYy
デルフ哀れ支援www

570 :ゼロのちグゥ:2007/09/25(火) 23:55:28 ID:zPTab5Q7
投下分以上です。
ちんちくりんステッキGET!


※グゥ様は原作でも巨大な剣や日本刀を“ステッキ”として使用しています。

571 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/25(火) 23:55:36 ID:h6++beus
まさに外道w
支援

572 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/25(火) 23:55:53 ID:mMa/8OrP
ちんちくりんデルフ支援

573 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/25(火) 23:56:41 ID:Ju77b1j7
大丈夫だよデルフ、
ステッキだけど武器としても使ってもらえるはずだよ支援

574 :虚無の王:2007/09/25(火) 23:58:30 ID:494tYjSi
投下、大丈夫ですか?

575 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/25(火) 23:58:36 ID:RqBdvT5M
乙っしたー。
グゥの体格にデルフはあまりにも大き過ぎる気もする。
……途中で切られないか心配。

>―性質―
>・多少ひねくれている。
>・知識欲はそれなりに高い。
>・食べ物の好き嫌いが多く少食。
>・暖かい場所、光、水を好む。

>・食べ物の好き嫌いが多く少食。

> 少 食

……甚だしく疑問に感じるのは海を飲み込んだシーンを見た所為だろうか。

576 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/25(火) 23:58:40 ID:lj/cd09d
ハレを幽体離脱させるのにステッキ(日本刀)使ってたね
ちんちくりんステッキデルフリンガーGJ!

577 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/25(火) 23:58:43 ID:YUHidkAg
ステッキといいながら鈍器として振り回したりしてたような。
きっとデルフも鞘に収められたまま血に染まることに違いない
ともあれ乙でしたー

578 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/25(火) 23:59:46 ID:eeoaAvRL
>>574
OK

579 :虚無の王 Trick3 1/5:2007/09/26(水) 00:00:27 ID:j+64bQBR
 トリステインに所謂ハートビル法の様な法令は無い。当然、トリステイン学院の諸建築も、車椅子を考慮した設計にはなっていない。段差は決して多くは無いものの、その度にコルベールは難儀する羽目になった。
 実の所、空の車椅子はエア・トレックと同等の動きが出来る。
 エア・トレックとは、出力4kwの超小型モーターと、サスペンションを仕込んだ、インラインスケートの発展型だ。平均的なライダーは80q/hで疾駆し、そのトルクを利して壁を駆け登り、民家の屋根まで一躍する。
 場所を選ばず走り抜けるライダー達を、人々は暴風族〈ストームライダー〉と呼び、忌み嫌う。中には珍跳団と呼ぶ者も居るが、こちらの呼称は、あまり広まっていない。

「この階段。ちときついけど、大丈夫か?」
「ええ。大丈夫です。お気になさらずに」

 空は健常者の介助を必要としない。通常の車椅子でさえ人を飛び越え、宙返りを決められる。それでも押されるがままにしているのは、コルベールがこの車椅子に異常な興味を示しているからだ。

「ワイの国やと、あの階段の辺りとかも、スロープが作られるんやけどな」
「貴方の国では、随分、車椅子が普及している様子ですね」
「ま、ワイのは特別やけど……」

 電動車椅子は道交法上の歩行者とする為、最高速度は6q/hに制限される。空の車椅子は違法だ。その辺りを暈かしながら説明すると、コルベールは技術論以上の食いつきを見せた。技術その物だけでは無く、それが社会に与える影響にも興味が深いらしい。

「しかし、特殊な装備が無くても、高価な物では無いのですか。それがどの様にして、建築を変える程普及したのでしょう」
「車椅子その物や、予算が、必要に応じて交付される制度が有るんや。障害者福祉、ちゅう奴やな」
「ほう、それは素晴らしい!」
「……それ、変じゃない?」

 コルベールとルイズは同時に、そして正反対の言葉を口にした。

「そんなの、家族や一門で世話をすればいいじゃない。国費を費やす必要が有るのかしら?」
「だが、ミス・ヴァリエール。それでは救われない人々も大勢居るんだよ」
「それは、そうですけど……」

 ルイズは眉を顰める。確かにコルベールの言う事は正しく、空の言う制度は善良だ。一方、頭の片隅に残る、蜘蛛の巣の様な違和感が払拭出来ない。その善良さの裏に、何か大きな落とし穴が口を開けている様な、漠然とした不安感だ。

「……嬢ちゃん。頭ええ方やろ」
「あ、また馬鹿にして!」
「ちゃうちゃう。ホンマ、褒めてるんやで。ちっとは信じいや」

 空を外来者の待合室に通すと、コルベールは一礼して立ち去った。空はあくまで、ルイズの使い魔候補。部外者だ。これ以上、本塔の中へと通すには、学院長の許可が要る。残りの授業に出る様、指示されたルイズも、どこか不安気な一瞥を残して立ち去る。
 空は一人残された。

(“空の王”候補から、小娘の“ツカイマ”候補かい。ド偉い格下げや。世の中判らんなあ……)

 今後の事について、学院長も交えて話し合い――――その今後に、どうも希望が持てない。
 コルベールとの会話で、この国の――――いや、この世界の技術レベルはよく判った。そう。ここは異国所か、地球でさえない。話の中で耳にした事例の数々は、あまりに生々しく、あのハゲ親父がアカデミー賞級の演技派かつ、トールキンを凌ぐ設定魔とも考えにくかった。
 自分をここに連れて来たのは、ルイズだと言う。
 あの場に居たのは、二人の“王”だけでは無い。公安を始め、米軍から某国諜報機関まで、自分を監視する組織は十指に余る。
 “眠りの森〈スリーピング・フォレスト〉”を含むそれらを出し抜ける程強大で、尚かつ、完全に未知なる組織を想定するくらいなら、“魔法”の一言の方が、余程納得が行く。
 魔法が存在する世界。異世界。

「なんや。嫌な予感がするわ」


580 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/26(水) 00:01:05 ID:zPTab5Q7
支援!

581 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/26(水) 00:01:38 ID:eeoaAvRL
 

582 :虚無の王 Trick3 2/5:2007/09/26(水) 00:02:12 ID:j+64bQBR
トリステイン魔法学院の長オスマン氏は退屈を持て余していた。世の中は至って平和その物。隣国アルビオンでは跳ねっ返りの貴族達が暴れている、とも聞くが、当面、それがトリステインに飛び火する事も無さそうだ。
 ポケットからこぼれ落ち、床にまで溢れかえった退屈をどう処理するか。それが、目下、最大級の懸念事項だった。
 オスマンは椅子から離れると、理知的な美貌の女性ミス・ロングビルの背後に立った。

「オールド・オスマン」
「なんじゃね。ミス……」
「閑だからと言って、私のお尻を撫で回すのは止めて下さい」
「うむ。所でミス……食事はまだかのう?」
「都合が悪くなると、ボケたフリをするのも止めて下さい。面会の方に見られたらどうするんですか?」
「しかし、その客だが、遅過ぎやせんかんね?ちっとも来んじゃないか」
「車椅子の方とうかがっています」

学院長室は本塔の最上階に位置する。いい年をした中年が一階まで降りて、復路は車椅子を押して来るのだ。時間がかかるのは当然だろう。
オスマンが尚も不満を口にしようとした時、扉が叩かれた。

「はろー。ぐっもーにん〜」

入室と同時に軽いノリで挨拶する空。
 その姿を目にした瞬間、オスマンは表情を強張らせた。オスマンだけでは無い。空もまた、帽子を片手に血相を変える。

「オールド・オスマン?」
「ミスタ・空?」

 異変に気付いたロングビルとコルベールが怪訝な声を上げた時、

「おおおっっっっ……!」
「じ、爺ちゃーん!」

 二人は涙混じりに飛びついた。飛びつこうとした。ミス・ロングビルに。同じ様に肘鉄での迎撃を受けた二人は、同じ様にのたうち回る。

「あだだっ、年寄りはもっと労らんといかんじゃろ……」
「あつつ。ワイは怪我人やで。労ってくれんと困るわ……」
「お二人はお知り合いですか?」
「いーや。初対面や」
「初めて見る顔じゃよ」

 二人は立て続けに、同じ様な科白を口走った。

「でも、驚いたわ。ちっとも他人の気がせえへん。死に別れた曾爺さんかと思ったわ!」
「全く、驚いた。何だか他人の気がせんでな。生き別れた弟かと勘違いしたわい!」
「ちょっ!……あなっ!……」

 あまりの図々しさに、コルベールは呆れる。とてもではないが、当年100歳とも300歳とも言われる人物の言い種では無いだろう。

「おぬしとは気が合いそうだな」
「マッタく」
「トリステイン魔法学院学院長オスマンだ」
「“空”や。宜しゅう」

 二人は堅く、手を握り合った。


583 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/26(水) 00:04:14 ID:uCOVvsz8
>>575
グゥは異空間への丸呑み以外に普通の食事もします。
そっちは好き嫌いが多くてハレ曰く“全然食べない”

そして支援

584 :虚無の王 Trick3 3/5:2007/09/26(水) 00:05:10 ID:j+64bQBR
 今後の事を話し合うには、まず、互いが、その立場と、希望とを率直に述べる事だ。全てのパーツをテーブル上に並べない事には、どんなパズルも完成しない。
 オスマンに促され、まずコルベールがルイズの置かれた立場と要求を説明する。
 彼女は貴族であり、この学院の生徒である。
 貴族はその全てがメイジである。魔法を使えない貴族は存在しない。
 この学院では春の使い魔召喚儀式により今後の属性を決定し、専門課程に進む。
 一度呼び出した使い魔は、契約の成否を問わず、決して変更出来ない。
 使い魔の召喚と契約を達成しなければ、彼女は進級出来ない。

「ここで一つ付け加えておきたいのは、召喚魔法は対象を特定出来ない、と言う事です。貴方が召喚されたのは始祖ブリミルの……いえ、偶然なのです。どうか、ミス・ヴァリエールを恨まないで頂きたい。そして、出来れば彼女の使い魔を引き受けてはくれませんか?」
「いつまで?」
「本来なら、一生」
「そら、論外やわ」
「いつまでなら、許容出来るのですか?」
「今、この瞬間にも帰りたい」
「なにか、祖国に重大な使命でも?」
「……ワイの国に、こんな伝承が有る。トロパイオンの塔の頂に、八人の王と、八つの玉璽〈レガリア〉が揃う時、伝説の“空の王”が降臨する――――」
「まるで始祖ブリミル伝承ですね。4つの4ではなく、2つの8だが、合計は同じだ」

 二人の会話を聞いていたオスマンは、無言のまま腕を組んだ。

「もう少しで鱗の門〈グラム・スケイル〉、“塔”への道が開く。ワイは元王として、計画を監督する立場に有る。似た様な伝承が有るなら、話早いわ。その“4つの4”とやら揃える仕事しとって、その寸前、拉致られてみい。判るやろ?」

 コルベールは困惑の顔でオスマンに振り向く。大変な人物を呼び出してしまった。契約は無理かも知れない。そうなると、ルイズは進級出来ない。魔法は得意と言えないが、真面目な努力家だ。それは気の毒だし、自分にとっても耐え難い事だった。
 オスマンはロングビルに地図を出す様に言った。

「おぬしは、どこから来た?」

 重厚なセコイアのテーブルに広げられた地図は、空が目にした事も無い物だった。オスマンは地図の各所を示して説明する。ここがトリステイン、ここがガリア、ゲルマニア等々……

「東の砂漠よりこちら側が、我々の力が及ぶ範囲じゃ。そのどこかから来たなら、希望通り、すぐにでも帰してやれるが……」
「ワイが来たのは――――」

 空はまず地図を指差し、そのまま指を天井へと伸ばした。

「天井……いや、空から?」
「多分、別の星。ひょっとすると、別の世界やな」

 そんな事があり得る物だろうか。コルベールは唖然とする。だが、空が言う文明も、伝承も、少なくとも砂漠の西側には存在しない。

「召喚の魔法は存在するが、送還は存在しない。人間を呼び出した例など、無かったからの」
「いい加減な話やな。ま、方法が無いなら探すまでやわ」
「その為には、協力者が必要ではないかね?」
「……さすが、ワイの曾爺さんや」

 オスマンの言わんとする事を理解して、空は苦笑した。帰る方法を探すのには協力してやる。その間、使い魔になれ。そう言う事か。

「そう言う事なら、前向きに検討してもええ。条件次第やな」

 空の言葉に、コルベールは安堵の息を漏らす。

「いっそ、“空の王”とやらの事は忘れて、永住したらどうじゃ?こっちの世界も住めば都じゃて」
「冗談やない――――そら、ワイに死ね言うとるんと同じやで」


585 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/26(水) 00:05:17 ID:S7MJ0mwZ
なんか意気投合しやがったwwwww
支援

586 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/26(水) 00:07:05 ID:uCOVvsz8
オスマン自重
支援

587 :虚無の王 Trick3 4/5:2007/09/26(水) 00:07:04 ID:j+64bQBR
 その後の授業は、あまり集中できなかった。サモン・サーバントは成功――――生まれて初めて成功した魔法だ――――だが、コントラクト・サーバントは保留状態。仮に契約出来たとして、使い魔はただの平民。
 始祖ブリミルよ、あんまりです――――ルイズは嘆く。自分には魔法の才能が無い。数十回の失敗の末、サモン・サーバントが成功した時、どれだけ胸が躍った事か。だが、甘い感動に身を委ねる事を、運命は殆ど許してはくれなかったのだ。

「よう、ゼロのルイズ!あの平民との契約はどうなった?!」
「サモン・サーバントが出来ないからって、その辺の“かたわ”を連れて来んなよな!」

 いつもながらの嘲笑。背後に一睨みを残して、ルイズは教室を後にする。それは“ゼロ”と蔑まれた事が理由では無い。
 ハルケギニアに人権なる言葉は存在しない。障害者は蔑視と嘲笑の対象だ。質の悪い小僧が、女王陛下の慈悲により設けられた施療院に石を投げる。その飛礫は、物乞いばかりでは無く、名誉の戦傷により脚を失った元軍人・兵士にまで及ぶ。
 それがルイズには我慢出来ない。不名誉な発言に及ぶのが貴族とあっては尚更だ。
 本塔を登り、学院長室を訪れる。軽い緊張を覚えながら、ノック。
 ルイズが入室した時、コルベール、ロングビルの二人は隅のテーブルに伏す様にして、利き腕を押さえていた。

「ミス・ヴァリエール。喜びたまえ。ミスタ・空はコントラクト・サーバントに同意してくれたぞ」
「あの、オールド・オスマン。それはいいんですけれど……」
「おお。その二人かね?」
「ワイはええ、言うたんやけどな」

 使い魔となる事を受け入れた空は、契約の方法について説明を求めた。

「こんとらくと・さーばんと?なんや、魔法か。なら、契約条項がどうのとか、細かい話は意味無しやな」
「いやいや、ミスタ・空。我々は互いを尊重する立場だ。当然、おぬしの世界のやり方も尊重する。後々揉める様な事はしたくない」

 そう勧めるオスマン。少しでも、こちらの情報を引き出しておきたい、と言うのが本音だろう。それを察して、空はコルベールに口述筆記を依頼する。同じ物が二通必要になる為、ロングビルも手伝う事になる。

「しかし、ミスタ・空。確かにワシも勧めたが、これはちとやりすぎじゃないかのう」

 オスマンが手にする、ぶ厚い羊皮紙の束に、ルイズはぎょっとした。なるほど、二人の腕が潰れた訳だ。それでも、大分簡略にした、とは空談。過去に扱っていた、特許の絡んだ契約の複雑怪奇はこの比では無い、と。所で特許とはなんだろう?

「ワイはもう署名済み。後は嬢ちゃんが読んで署名。そんで魔法で契約成立や」
「あんたねえ。平民が貴族に、こんな山の様な要求をしていいとおもっているの?」
「別に読まんでええよ。この国の事よう知らんし、オスマンの爺さんが言うから作っただけや。最初から魔法行くか?」
「……読むわよ。読めばいいんでしょう!」

 オスマンの名前、なによりコルベールの無惨な姿を見ると、とても無駄には出来ない。
 そんな自分の決定を、ルイズは10分後には後悔した。こんな難解な文章は初めてだ。半分、意味が分からない。20分後には思考が麻痺し始める。署名は一時間後だ。
 気が遠くなる程長い契約書は、返って幸運だったかも知れない。疲れ切ったルイズは、心を乱す余裕も無く、詠唱、儀式に及んだ。小さな唇が、空にそっと重ねられる。

「ん――――」

 自分の鼻にかかった声に、ルイズは我に返る。契約の儀としては、必要以上に長く濃厚な行為になってしまった。慌てて身を放した時、にやにやと笑うオスマンの顔が見えた。

「どうしたん?」
「い、いえ……」

 この状態で、よく品性下劣な空が必要以上のステップに進もうとしなかった物だ。そう考えた時、召喚時の出来事が脳裏に浮かんだ。腹が立ったが、場所が場所だ。ルイズはぐっと堪える。

「これで契約成立やな。ワイは使い魔・空。今後トモヨロシク……て所や」
「ルイズ・フランソワーズ・ル・ブラン・ド・ラ・ヴァリエール。それが貴方の御主人様の名前よ。ちゃんと覚えなさい」

 差し出される手を握り返さずに、ルイズはそう宣告した。


588 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/26(水) 00:08:05 ID:ulMC5WTs
支援支援

589 :虚無の王 Trick3 5/5:2007/09/26(水) 00:08:31 ID:j+64bQBR
「えーっと、ミスタ……なんじゃったかな?」
「コルベールです。まさか、お忘れですか?」
「そうそう。そんな名前じゃったな。あの男をどう思う?」
「ミスタ・空ですか?人間が召喚された事には驚きました。そして、彼は脚が不自由だ。ですが、頭脳は極めて優れていますし、知識も豊富です。きっと、ミス・ヴァリエールの良き助言者となり、より良く導いてくれるでしょう」

 質問の相手を間違えただろうか。それとも、質問の仕方がまずかったか。オスマンはそんな事を考えた。コルベールは空に半ば心酔してしまっている様子だ。

「あのルーンも珍しい物でした。スケッチを取れなかったのは残念ですが、いつでも見せてくれるそうですし、後で調べて見ます」
「もう一つ、ミスタ……」
「コルベールです」
「そうそう、ミスタ・コルベール。もし、“4つの4”を集めて、“始祖の虚無”を復活させようとする人間が居るとしたら、どう思う?」
「今時、そんな事を言い出すのは、ロマリアの宗教庁くらいじゃないですか?それもポーズの域を出ないでしょう」

 オスマンは唸る。もし、この時代に本気で“始祖の虚無”復活を目論む人間が居るとしたら、極めて危険な人物ではないだろうか。
 そして、“トロパイオンの塔”だ。まさか、その名を再び耳にするとは、夢にも思わなかった。

「どうしました、オールド・オスマン?」
「ミスタ・空は“元王”だと言っておったの」
「ええ。それが何か?」
「その辺り、機会が有ったら、詳しく聞いといてくれんか?後は、彼から出来る限り目を放さん様にな」
「人間の召喚は前代未聞ですからね。判りました」

 コルベールが退室すると、オスマンは溜息をついた。窓の外には、気持ちの良い青空が広がっている。

「平和なばかりと思っておったがのう――――なにやら、嵐の気配がするわい」


 ――――To be continued


590 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/26(水) 00:09:57 ID:wdGUttHm
GJ!
ギーシュがどうなるのか今から気になる

591 :虚無の王:2007/09/26(水) 00:09:58 ID:j+64bQBR
今回は以上です。

所で、前に投下した方と、もう少し間隔空けた方が良かったですかね?

592 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/26(水) 00:10:57 ID:uCOVvsz8
GJ
オスマンおじいちゃん、アルビオンは意外と危険な状態ですよ!

593 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/26(水) 00:12:39 ID:wcn4SVPq
お疲れ様ですじゃー。空がナニたくらんでいるやらw。
あと、投下ペースですが連続投下のときはこんくらいのテンポで進むものです。
あんまり気にしなくて大丈夫ですよ。

594 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/26(水) 00:16:18 ID:TvhD6a05
GJしたー

>>541
遅レスだが、あの人の作風は好きだ。
お約束を外すのが上手いんだよね。

595 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/26(水) 00:17:02 ID:QKWtbVba
デルフ・・・多分微妙な割合で登場できるから頑張れ
腹の中も慣れたら平気さ、形変わるのも慣れるさきっと GJ!

>>528
モンコレなら小説集めてたしカードの方も時々試合してるぜ
ってか、あの世界の魔法の定義的には、マインドジャマーと黒曜虫でゼロ魔世界の魔法完全無効化できるのではないだろうか


596 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/26(水) 00:18:51 ID:6IElRcXf
>>594
荒野に獣 慟哭すの6巻ラスト読んで「これも打ち切りなのかー!?」と叫んだのはきっと俺だけじゃないはず。
連載続いててホッとしたわいw

597 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/26(水) 00:21:55 ID:ZCIEOvmF
25分から投下よろしいですかー?

598 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/26(水) 00:22:12 ID:hPT2xfI8
かもん

599 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/26(水) 00:23:15 ID:wcn4SVPq
カタパルト発射用意は出来てるぜっ!

600 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/26(水) 00:24:03 ID:59EFFdme
支援弾カタパルト用意

601 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/26(水) 00:27:07 ID:TvhD6a05
しかし、契約書の内容。
色々、ルイズにしてみたら不利な(我々にしてみれば至極妥当な)ことが書いてありそうなんだが、
理解したんだろーか……。
そして支援。

602 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/26(水) 00:27:43 ID:40Kaf+kY
支援

603 :ゼロ=パペット・ショウ:2007/09/26(水) 00:27:54 ID:ZCIEOvmF
 それは、大量の棺桶と、眼鏡をかけた老紳士だった。

「コ、個、刃?
 (ここは?)」




 ゼロ=パペット・ショウ
   開幕




「あんた、誰……?」

 目の前に現れた老紳士に対し、ルイズ・フランソワーズ・ル・ブラン・ド・ラ・ヴァリエールは恐る恐る話しかける。老紳士は貴族なのだろうか。
 黒を基調としたコート。同じく品の良い黒のシルクハット。少し擦り切れている部分も見えないわけではないが、かといって平民が手を出せるような安物にも見えない。
 つまり、老紳士は貴族=メイジであるわけだ。

 ゼロと蔑まされてきた自分の召喚に、メイジが応えてくれた。
 メイジの実力は使い魔に反映される。ならば、メイジが自ら使い魔になろうとしてくれる自分は、一体どれほどの実力と判断されるのか。
 この揺るぎない事実はルイズにこの上のない喜びを与える。そう、与えるはずだった。



 目前に、大量に積み重なる異様な棺の山が存在しなければ。



 誰も、この異様を前に言葉を出せない。
 召喚されたものは、堆く不吉に積み重なる棺桶と、一人の老紳士。
 そして、棺桶から地面に流れ、零れ、拡がってゆく―――大量の赤黒い液体。

 声ひとつ、無い。誰もが、想像してしまったからだった。
 もしかして、もしかすると。

『あの大量の棺桶一つ一つ、その全てに、今も血を流し続ける死体が詰め込まれているんじゃないか?』
 と。


604 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/26(水) 00:28:45 ID:59EFFdme
わからんが支援

605 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/26(水) 00:29:12 ID:ys3WEhJ7
トライガンか?
支援

606 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/26(水) 00:29:19 ID:wdGUttHm
廿七分殺支援

607 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/26(水) 00:29:56 ID:6IElRcXf
ザ・プレイヤー支援

608 :ゼロ=パペット・ショウ:2007/09/26(水) 00:30:07 ID:ZCIEOvmF

「わ、わたしは、ルイズ・フランソワーズ・ル・ブラン・ド・ラ・ヴァリエール。あ、あなたは?」

 恐怖に震えたルイズの名乗り。仮面のような無表情で、何ら反応を示さない老紳士。若干の苛立ちとさらなる恐怖に煽られるルイズ。
 しかし、この問答を見たコルベールは、僅かな安堵の溜め息をついていた。
 確かに聴き取りにくい声ではあったが、会話が成り立ったことには違いがない。
 棺の群れと立ち上る血臭は未だにコルベールの本能を刺激するが、会話が成り立ったことにより即座に襲ってくるような気はないのだと推察できた故の安堵だった。

 老紳士からの返答はない。しかし、彼の手が、コートの下に隠されたその腕が、軽く動いた様をルイズは目撃した。



 ゴトリ、と棺桶が開く音。



 誰もがその中から現れることを確信した。赤く血に染まった屍が、棺桶の蓋を押し開け亡者の如く這い出てくることを。

 ルイズが恐怖に目を見開く。コルベールや数人の生徒が杖を取り出す。臆病な生徒達が、背を向けて走り去ろうとする。

「GUNG−HO−GUNSの4。レオノフ・ザ・パペットマスター」

 棺桶から現れたのは、人形のように冷たい目をした青年で。老紳士の隣に傅き、老紳士の代わりに名乗りを挙げていた。

609 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/26(水) 00:31:37 ID:59EFFdme
畜生トライガン読んでねぇや支援

610 :ゼロ=パペット・ショウ:2007/09/26(水) 00:31:37 ID:ZCIEOvmF

 ディテクトマジックという魔法がある。メイジの間では比較的簡単な、基本と言っても良いスペルだが、それ故に熟練のメイジほど重宝している魔法だった。
 効果は、一定の対象の、探知と調査。
 青年が現れた瞬間に、炎蛇のコルベールはディテクトマジックを青年へと放っていた。
 一瞬の早業。棺から現れた青年が、どれほどの脅威なのか。それを判別するためだったのだが。

「人形!?」

 驚愕の声は高らかに響いた。
 当然だった。コルベールは青年が人形だとは思ってもいなかった。
 青年がどの様な武器を持ち、杖を持ち、果てはマジックアイテムを所持しているか。それを確認するための作業だったというものを。

 その声を耳にしたルイズも、改めて人形を凝視する。
 それは、あまりにも生々し過ぎた。瞳孔の収縮や息づかいすら再現されている。
 その肌は自らの肌と比べても何ら遜色もなく、頭髪なども絹糸のようで本物としか思えない。ただその冷たい眼差しだけが、軽い恐怖を煽るだけで。

 この様な出来の人形など、トリステインどころかハルケギニア中を探しても見つかりはしない。そうとまで思わせる代物だった。何と言ってもこの人形は、言葉を口にしたのだから。

 ガンホーガンズという言葉の意味は理解できないが、レオノフ・ザ・パペットマスターいう名前は恐らく老紳士のものを示すのだろう。人形使い。この老紳士は、人と見違う様な精巧な人形を操るメイジだったのか。

 この事実はルイズの心を容易く掌握した。生まれて初めて成功した魔法。サモンサーヴァント。それによって現れたのが、これほど特殊な魔法を操る貴族だったのだ。
 今度こそルイズの心は喜びによって満たされていた。老紳士の背後にそびえ立つ、流血する棺の群れの事すら忘却して。

611 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/26(水) 00:31:51 ID:XO7wQU6d
エリオット支援

612 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/26(水) 00:32:35 ID:uCOVvsz8
支援

613 :ゼロ=パペット・ショウ:2007/09/26(水) 00:32:42 ID:ZCIEOvmF

「こ、此度はわたしの召喚にこたえてくださって、あ、ありがとうございます。ミスタ」

 喜びと緊張。少しどもってしまったが、おかしな所はなかっただろうか。年長の貴族であるメイジ相手への感謝の言葉は、果たして老紳士に伝わったのだろうか。ルイズは自らの態度を改めながらも、その言葉を止めることはなかった。

「それで、その。早速ですけどコントラクトサーヴァントを……」

 ここで、ルイズは気付く。老紳士がメイジであるからには使い魔召喚の儀であることは理解しているだろう。しかし、果たして魔法の使えない自分のような小娘の使い魔になるようなことを、この老紳士の矜持は許すのだろうかと。
 自分が立派な使い魔を持ちたい事と同様に、召喚の儀に応じた老紳士も、立派な主を持ちたいと思うのではないだろうか。果たして自分は、“ゼロ”のルイズは、この素晴らしい人形を操るメイジに相応しい主なのだろうか。

 その不安はルイズの脳裏を暗雲のように埋め尽くしてゆく。私でいいのか。魔法の使えない、私でいいのか。この老紳士に相応しい主に、果たして私は成れるのか。
 
 喜びと不安に文字通り一喜一憂するルイズを、老紳士は凍れる様な眼差しで“観察”し続ける。ただ、その傍らの人形が、歪んだ笑みで呟いた一言には、誰も気づけなかった。

『悪くない、素材だ』




614 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/26(水) 00:33:13 ID:wdGUttHm
こいつの話今でも好き支援

615 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/26(水) 00:33:26 ID:59EFFdme
相当ヤバイ人なのか支援

616 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/26(水) 00:33:40 ID:9KqeBQCt
>>460
真に遅レスだがバスタードかい?

617 :ゼロ=パペット・ショウ:2007/09/26(水) 00:34:02 ID:ZCIEOvmF
これで第一話終了なのですが、実は第四話までできてますが連投よろしいですか?

618 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/26(水) 00:35:06 ID:hPT2xfI8
今は道が空いてるからいっちゃえ。

>>616
そうだよ。

619 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/26(水) 00:35:23 ID:IdQDfJPS
あの人かー。ってルイズピンチだ!
そして連投支援

620 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/26(水) 00:35:57 ID:1OmN+A/A
>>617
他に投下予定の人がいないならいいんじゃないかな

621 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/26(水) 00:36:01 ID:59EFFdme
投下中に予約が入ったらその話で止めれば良いんじゃないかな。そして支援。

622 :ゼロ=パペット・ショウ:2007/09/26(水) 00:36:02 ID:ZCIEOvmF
>>618 ありがとうございます



―――その男を見た時、吐き気がした。

 雪風のタバサはメイジである。
 トリステイン魔法学院に通う生徒の中では、数少ない“実戦を経験した”メイジである。
 その、彼女の戦闘経験が全力で叫んでいた。今もなお、その男を見るだけで叫び続けている。
 あの老紳士は、厄災だ。




 ゼロ=パペット・ショウ
   第二幕




 老紳士とルイズ、及びコルベールが何を話していたかまでは、タバサにはわからなかった。ただ、コルベールの驚愕の声により、あの老紳士がこの上なく精巧な人形を操るメイジであることが推測できた。

 そして、契約。

 タバサが厄災と称した彼の老紳士は、非常に呆気なくルイズとの契約を終えていた。そこには何事もなく。争いも、諍いも、……殺戮もなく。

―――この時、何を思ってあの老紳士が契約に応じたのかは、タバサには結局最後まで、全てが解決する最期まで、理解できなかった。

 コルベールは生徒達に先に戻るように告げ、大半の生徒達もその言に従う。全ての契約は終了した。だからこそ、この場に留まる理由も皆、全て消え失せたはずだった。

 未だ血を垂れ流し続ける、棺で出来た醜悪なオブジェを残しては。


623 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/26(水) 00:36:21 ID:ys3WEhJ7
書き溜めておくその心意気や良し

624 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/26(水) 00:36:23 ID:wdGUttHm
あなたを壊したい支援

625 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/26(水) 00:36:42 ID:6IElRcXf
>>615
モデルを生きながらに腑分けして人形作る人。

626 :ゼロ=パペット・ショウ:2007/09/26(水) 00:37:14 ID:ZCIEOvmF
 果たして生徒達が飛び去ると、場に残されたのはたったの四人だけとなる。老紳士。ゼロのルイズ。炎蛇のコルベール。雪風のタバサ。微熱のキュルケ。実際には、彼女達の使い魔も含まれるのだが。
 ルイズは老紳士の主人であるためにここに残り、コルベールは棺の群れを問いただすために残っている。タバサは老紳士に対する警戒と、親友であるキュルケの身を案じ、キュルケはルイズを気にかけていた。

 詰問の声が響く。キュルケやタバサの位置からでは全てが聞こえるわけではないが、声こそ潜めてはいるが既に憤慨に近い態度のコルベールと、氷のような冷静さを保ちながら人形に喋らせる老紳士の声だけが、夕暮れ空を響いている。

「ねえタバサ。なんて言ってるか、聞こえる?」

 キュルケの声。首を左右に振ることを返答に。
 ルイズ達に近づき聞き取ろうとしたのだろうキュルケを、手で制しながら口にする。

「これ以上近いと、対応できないかもしれない」

 未だ、タバサは杖を握り続けている。油断一つ無い表情で。
 表情を引き締める。キュルケ自身もまた、杖を握る。タバサは未だ、コントラクトサーヴァントの成功した今ですら、あの老紳士への警戒を怠っていない。隣に立つ自分が気を抜いてどうする、と、キュルケは自身を叱咤する。

「だけど、ルイズやミスタ・コルベールはあんなに近いわよ?」

 軽口のつもり。タバサの警戒≠臆病を、軽く皮肉ったつもりだったのだが。

「いざとなったら、あの二人は諦める」

 返答は簡潔で、予想を上回る代物だった。
 諦める。その言葉がキュルケの脳裏を蹂躙する。

 私が? “あの”ルイズの命を諦める? “タバサ”が? あの二人の命を諦める?

 あれは、それほどの脅威なのか。タバサとキュルケはトライアングルのメイジで、老紳士と相対しているコルベールも同じくトライアングルで。それでもあの老紳士には敵わないとタバサは判断しているのか?


627 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/26(水) 00:37:46 ID:9IWHeIwM
プレイヤー・エミリオ支援

シップでの決着後から召喚なんかな、やっぱし?
つうか、メダルの欠片まで持ってきてたらヴァッシュ死亡フラグw

628 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/26(水) 00:37:52 ID:59EFFdme
>>625 ……大惨事確定か。けど支援しちゃうッ!(ビクビクッ

629 :ゼロ=パペット・ショウ:2007/09/26(水) 00:38:34 ID:ZCIEOvmF

「いつ何があっても大丈夫なように用意はして。いざとなったら、シルフィードで撤退」

 何事もなく終わって欲しい。そうタバサは切に願った。あの棺の中身=タバサの目算によると五十人分以上の血液を垂れ流す“ナニカ”。それですらただの幻であって欲しいとすら、タバサは願っていた。

 先程あの老紳士と視線が合った時、ゾッとした。あれは、人が人を見る目じゃない。貴族が平民を見下す時だって、あんな目で見ることはない。あれは、そう。これから料理に使う食材を見極める、職人の目と瓜二つだ。

 職人は老紳士。素材は私達。となると、出来上がる料理は一体何なのか。そこで思い浮かぶのが、老紳士の代わりに言葉を話す、あまりに“精巧過ぎる”人形。

 吐き気が、した。

 気を許すことは出来ない。出来れば今この場で片を付けたい。例えコルベールが安全と判断したとしても、あの老紳士は必ずや暗躍する。

 タバサの想像は簡単なものだった。子供向けのちょっとしたホラー。使い魔として学園に迎えられる老紳士。夜な夜な“料理”されていく生徒達。何一つ変わらず、日常を生活する“人形”の群れ。やがて、気付いた時には学園の大半が――――――

 それを単なる笑い話として流すことは、タバサには出来なかった。噎せ返るような血の匂いを、気配を、死者の怨念のようなものまで、老紳士からは嗅ぎ取れたのだから。

「あれはたぶん、千人単位で殺してる。油断しちゃ、だめ」

 千人単位。自分で口にしておきながら、実に非現実的なことだとタバサは思う。しかし逆に、怖ろしいことに、納得できてしまう現実が確かにこの場に存在するのだとも、思う。


630 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/26(水) 00:40:24 ID:59EFFdme
……支援?

631 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/26(水) 00:40:35 ID:wdGUttHm
結局ナインライブズはなんだったんだろう支援

632 :ゼロ=パペット・ショウ:2007/09/26(水) 00:41:08 ID:ZCIEOvmF

 あの老紳士はコートの下に自らの両手を隠している。恐らくそこに杖があるのだろう。初動を見切ることは不可能と言っても良かった。
 詠唱を見切ることも考えたが、この距離では聞き取ることが難しい。
 その上、既に人形は動き始めている。ギーシュ・ド・グラモンの扱うワルキューレのように、一度動き始めたゴーレムは、詠唱を用いなくとも動かせるのだから。今さら詠唱の瞬間を見切ったとしても大した効果は望めないだろう。

 ならば後は一つしかない。老紳士の杖も詠唱も見切れないならば、その魔法を見切るしかない。
 即ち、人形を。

 視覚の全てを人形に集中させる。あの“魔法”が、どんな攻撃動作をとっても反応してみせる。そうタバサは胸に誓う。

 風の流れが伝えてくる。キュルケの緊張。憤激してゆくコルベール。焦りながらも老紳士を庇おうとするルイズ。そして、人形の笑み。

「仕方がありませんね」

 神経を集中していたからだろうか。それとも今までより大きな声で発言されたのだろうか。その言葉ははっきりと、タバサとキュルケの耳に届いていた。
 妙に芝居がかった、一定に狂った感情の込められた人形の声が。

 交渉決裂。これよりあれは牙を剥く。

 あの人形に集中する。自分の使い魔へと感情を寄せているルイズを抜いたとしても、こちらはトライアングルメイジが三人。
 人形がどれほどの性能を持とうが、あの一体だけで対応できるものか。どれほど人形が速く動こうが、どれほど頑丈だろうが、私達は倒してみせる。

 あの一体である限りは。



「ようこそ、パペットショウへ」



 その一言と共に。棺で出来た塔の中から。
 数えきれぬほどの人間≠人形が、立ち上がってきた。

 多数の棺桶の開かれる音は、その音の数だけ、絶望の響きを持っていた。



633 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/26(水) 00:41:28 ID:6IElRcXf
>>631
9人羽織の肉襦袢だぜ!支援

634 :ゼロ=パペット・ショウ:2007/09/26(水) 00:42:37 ID:ZCIEOvmF
第二話終了です。人がいないのならば連投で。

635 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/26(水) 00:43:16 ID:45B6Izaa
支援する!!

636 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/26(水) 00:43:21 ID:AFlHxlxy
数は力だよ、兄貴!!(エミリオの圧倒的物量は脅威としかいいようが・・・)な支援

637 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/26(水) 00:44:17 ID:wcn4SVPq
1vs3だと思っていたら50(くらい?)vs3だったわけで支援

638 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/26(水) 00:44:26 ID:wdGUttHm
怖いよパペットマスター支援

639 :ゼロ=パペット・ショウ:2007/09/26(水) 00:44:57 ID:ZCIEOvmF
では第三話


 それは、起こりうるはずのない“何か”だった。

 いつものように“観察”し、いつものように切り刻み、いつものように腑分けする。
 恐怖の悲鳴を、喜びの涙を、哀しみと憤怒を。その全てを脳裏に焼き付け、指先だけで表現する。
 数多の命を人形に。潰えた命はそこで終わり、後は動かぬ人形が残るだけ。
 その人形に、再び魂を吹き込むのが、老紳士の役目だった。
 今回の演目は、“故郷”。あの男に、偽りの故郷を見せることこそが、今回のショウ。
 そのために腑分けされた人間は、百三十二人。それだけの人形を作り上げ、あの男の到着を待ちわびていたと思えば。

 一瞬の暗黒。闇に呑まれ、鏡に呑まれ。
 目を開けば、見知らぬ草原だった。




 ゼロ=パペット・ショウ
   第三幕




『悪くない、素材だ』
 目の前の少女は、一級の素材だった。
 老紳士の指先が繰り出す芸術に喜び、驚愕し、恐怖し、歓喜する。たった一体の人形を動かした時の反応。素晴らしい。ワタ死は……彼女ノ人形ヲ、ツク利タイ。

 少女は先程、コントラクトサーヴァントと言った。コントラクト≒契約。つまり少女は、老紳士と何らかの契約を結びたいと言うこと。サーヴァント≒従者。つまり少女は、老紳士を従者にしたいと言うことなのだろうか。

 別に、何も問題はなかった。老紳士にとっては、たった一つの条件を受け入れてもらえれば良かったのだから。

「条件が、あります」


640 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/26(水) 00:44:58 ID:XO7wQU6d
支援・ホー・支援ズ

641 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/26(水) 00:45:03 ID:59EFFdme
……大惨事の始まりか。つーか怖ぇ。投下予約確認出来ず。死煙

642 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/26(水) 00:46:07 ID:RhhLi8eM
どこかにある■■■ラ人形を全力で!!

643 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/26(水) 00:46:15 ID:TT9jbZMc
殺さない……
俺は あんたの親父のくれたパンの味を覚えている

支援

644 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/26(水) 00:46:36 ID:45B6Izaa
……戦闘準備万端のところを呼び出されたのか支援

645 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/26(水) 00:47:00 ID:xnV8i8Qy
あの人形は銃で武装しているのも居たな

646 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/26(水) 00:47:13 ID:XO7wQU6d
GUNG−HO−GUNSで性格的に2番目に、戦闘能力でもヤバイ人支援

647 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/26(水) 00:47:18 ID:wcn4SVPq
132体の人形に3人で挑むのか。というか挑まざるをえないのか支援

648 :ゼロ=パペット・ショウ:2007/09/26(水) 00:47:32 ID:ZCIEOvmF
 青年の形をした人形が言葉を紡ぐ。悪魔の囁きだった。まさしく、少女にとってはそれは悪魔の囁きだったのだ。

「私に、貴女の人形を、作らせてください」

 悪魔を従えるには多くのものはいらない。悪魔の望む物は大抵、その魂と決まっている。老紳士もまた、悪魔に似た何かだったのだろう。
 彼に人形を作らせると言うことは、モデルとなったものを生きながらにして切り刻み、腑分け、一切の妥協も入り込まない究極の“人体”を作らせるということなのだから。
 当然、生き残ることの出来るモデルなど、いない。

 しかしその言葉は、少女……ルイズには、甘美なものとして伝わってしまっていた。
 目の前の青年人形。この精密にして細緻な芸術。それほどのものを作り上げることの出来るメイジが、ルイズ自身をモデルにしたいと言っている。
 脳裏に浮かぶのは、王宮や実家で見た、数々の芸術作品達。それらの一つに、ルイズをモデルにした人形が加われるかもしれないのだ。
 それは確かにルイズに羞恥をもたらすものであったが、同時に喜びももたらしていた。
 この老紳士は、ゼロと蔑まれた自分を、ここまで認めてくれているのだと錯覚して。

「ええと、その……」

 ルイズは葛藤する。あれ程精巧な人形なのだ。恐らく、モデルとなる自分にも相当な覚悟が必要だろう。
 恐らくディテクトマジックで調べるのだろうが、自分の身体的特徴を全て老紳士に知られてしまうかもしれない。それは、ルイズにとっては若干の抵抗をもたらすのだが。

 この条件を呑み込めば、これほどのメイジが使い魔となる。

 その甘美な事実の前には、若干の抵抗など嵐に晒される布のような頼りなさしかなかった。

「わ、わかりましたミスタ。その条件のみます!」

 数分の迷いの末、ルイズは応じてしまった。老紳士との、契約に。
 表情一つ変えない老紳士と、彼の代わりに頷く人形。その人形の貌がまるで、悪魔のような笑顔に見えたのは、ルイズの錯覚だろうか。

「我が名はルイズ・フランソワーズ・ル・ブラン・ド・ラ・ヴァリエール。五つの力を司るペンタゴン。この者に祝福を与え、我の使い魔と為せ」

 契約が終わる。悪魔との契約。死神のキス。
 ルイズは初めて魔法を成功させた達成感と、自身をここまで認めてくれた老紳士への感謝に満たされていた。
 これで誰にも馬鹿にされずに済む。もう誰にもゼロだなんて言わせない。そんな思いがルイズを満たしてゆく。

 一方老紳士……レオノフの方は自身の左手に焼き付けられる痛みに驚愕していた。熱くて、痛い。しかし、大したことはない。
 後はただ、先程から煩わしい視線で見つめている二人を始末し、少女の人形を作り上げれば良いのだから。


649 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/26(水) 00:48:02 ID:I9Tv2wqD
支援するぜ!

ところでいつになったら俺達の夏は終わるんだろう。

650 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/26(水) 00:48:20 ID:Gw1D1THz
>>595
つ 鏡蟲

651 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/26(水) 00:49:39 ID:59EFFdme
怖い怖い怖い死縁 >>650 俺の儀式アイテム入ってないデッキが粉々に。

652 :ゼロ=パペット・ショウ:2007/09/26(水) 00:49:42 ID:ZCIEOvmF
 ■■■■■

「無事に契約も終了したようだ。さあ、皆は教室に戻りなさい」

 コルベールの言に従い、次々と空へと舞い上がり教室へ向かう生徒達。これが普段ならばルイズへの揶揄の一つや二つはあったのだろうが、今回はそれすらもない。
 ルイズが召喚した相手がメイジだったから―――ではない。
 彼等はただ、一刻も早くこの場から逃れたかった。それだけだった。皆、言いしれぬ恐怖を老紳士から感じ取っていたのだ。

 しかし、遠巻きに見守っていた二人の生徒は動かない。キュルケとタバサである。これは、コルベールにとっても誤算だった。
 コルベールはこの後に残っている危険人物=レオノフとの接触に、生徒達を巻き込みたくないと考えていたのだから。
 本音を言うのならば、使い魔の主であるルイズさえも、この場では邪魔者でしかなかった。

 だが、彼女達がルイズを心配する心もわかる。運がいいことに、この場に残ったタバサの使い魔は風竜だった。
 いざとなれば自分が命を捨ててでも足止めすれば、生徒達は空高くへと逃げおおせることが出来るだろう。そう考えれば、悪くはない。

 後は、覚悟を決めるだけだった。

「さて、よろしいですか? ミスタ……パペットマスター?」

 改めて見ると、この老紳士は不気味すぎた。
 自身は何も動きもせず、ただ人形だけが表情豊かに雄弁に語る。どちらが人形なのか、わかりはしない。
 人の質感を持った肌。球体関節。あまりにも意志を感じさせる眼球。人形と人間双方の特徴を持った存在。
 本当に老紳士が人形を操っているのだろうか。実は逆なのでは? ディテクト・マジックによって調べたからには間違いなくあれが人形であることに代わりはないのだが。
 と、そこでコルベールは気付く。あの時、ディテクト・マジックをかけた時、あの人形から魔力をみることができたか。と。
 あらゆるゴーレムは魔法によって動く。だが、あの人形は……。

653 :ゼロ=パペット・ショウ:2007/09/26(水) 00:51:08 ID:ZCIEOvmF
「なんでしょうか?」

 人形が答える。推察は後でも出来る。今すべき事は、追求だ。

「率直に訊きます。あの棺の中身は、なんなのですか?」

「私の人形と、強いて言えば素材ですね」

 実に呆気なく、レオノフは答える。その呆気なさがコルベールの警戒心をますます逆立ててゆく。“素材”と答えた。
 人と見まごう人形を作るには、いったい何を素材とすればよいのか。頭髪は? 皮膚は? 眼球は? まるで全て本物としか思えないあの人体を作りうる素材は?

「素材、とは……?」

 零れ落ちる冷や汗と、赤くなるまで強く杖を握りしめた指。コルベールの緊張はここに限界まで高まっている。

「人体です」

 だというのに、あの老紳士の操る人形は、実に嬉しそうにそう言ってのけた。

「私の芸術は……」

 予想していながらも、それでもやはり声が出ない。そもそもこの老紳士は、何故こんなに、嬉しそうに語るのか。
 老紳士の隣に立つルイズもそうだ。驚愕のあまり、声を出すことも出来ないのか。

「一体一体、一切の妥協を許さずに作り上げられた、神品とも言うべき完成品」

 ここにきてまた、圧倒的な恐怖がコルベールを襲う。老紳士の放つ狂気の重圧。
 ただ、氷のような無表情のままに微動だにしない老紳士と、全身から喜びを体現するかの如く語り続ける人形が、とてつもない恐怖をもたらしていた。

654 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/26(水) 00:51:24 ID:XO7wQU6d
魔法生物デッキのマジックカタパルトくらって全滅した支援

655 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/26(水) 00:51:57 ID:59EFFdme
ガクブルしながら支援

656 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/26(水) 00:52:12 ID:wdGUttHm
背中が冷えまくってる支援

657 :ゼロ=パペット・ショウ:2007/09/26(水) 00:52:19 ID:ZCIEOvmF
「そのためにモデルになった者達も」

 止めなくては、ならない。
 あの人形の言葉を。このままではあの人形は、決定的な一言を口にしてしまう。その一言を耳にすれば、老紳士を召喚したルイズは一体どれほど傷つくであろうか。
 コルベールは恐怖に押し潰されそうになりながらもなお、生徒のことを案じ続けている。

「生きながらにして、腑分けられた!! それほどの、超絶精密技巧至高芸術なのですから!!」

 その言葉は、予想よりもずっと最低で最悪な言葉だったが、恐怖と怒りのない交ぜになったコルベールの思考を、すとんと冷静に戻してくれた。
 そう、実に呆気なく、彼は冷静さを取り戻していた。こんな外道を召喚してしまったルイズには同情しよう。こんな非道に殺されてしまった被害者には哀れみを持とう。しかし、それよりも。



 まずは冷静冷徹に、この老紳士を永久に黙らせよう。



 それは、炎のように激しく燃えさかる憤怒ではなく、氷のように研ぎ澄まされた赫怒だった。

「使い魔としての契約を結んだばかりで悪いのですが」

 杖を抜き放つ。精神を刃に。一度は自ら戒めた劫火で、目の前の存在を焼き尽くそう。

「貴方は危険すぎます」

 詠唱。厳かに。緩やかに。それでいて激しく燃えさかる炎のように。

「仕方がありませんね」

 人形が答える。
 ここにきて初めて老紳士が動いた。コートの中より手袋に包まれた両手を露わにする。その回りには銀色の球体。メイジの杖を想像していたコルベールには、それが少し意外に思えて。

「ようこそ、パペットショウへ」

 初めて老紳士が向けた殺意を前に、コルベールはようやく、自分が敵として認識されたことを悟った。
 死闘が始まる。終わりの見えないギニョール(人形劇)が。



658 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/26(水) 00:52:55 ID:RhhLi8eM
コルベール!!
何でアンタ気付かない!?
元部下の同類だぞ?
規模もイカレ具合も数千倍だけど

659 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/26(水) 00:53:14 ID:XO7wQU6d
背筋が凍る支援ガクガクブルブル

660 :ゼロ=パペット・ショウ:2007/09/26(水) 00:53:24 ID:ZCIEOvmF
というわけで第三話終了です。投下予定の方がいなければ第四話をー

661 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/26(水) 00:53:42 ID:S7MJ0mwZ
なんかあれだ
その
人間椅子の話を聞いた時の嫌な冷たさに似たものを感じる
支援

662 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/26(水) 00:53:46 ID:wdGUttHm
殺戮のショウタイム支援

663 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/26(水) 00:53:49 ID:59EFFdme
さっきから寒気が止まらないんだ……支援

664 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/26(水) 00:54:23 ID:45B6Izaa
予約は無いなさあ来たまえ支援!!

665 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/26(水) 00:54:30 ID:XO7wQU6d
こ、怖いけど続きが読みたいです・・・
部屋の電気つけてきた

666 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/26(水) 00:54:37 ID:SjvtCpla
思わず背後を確認しちまったぜ支援

667 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/26(水) 00:55:12 ID:6G+uRBfs
>>660
GOGOGO!

668 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/26(水) 00:55:23 ID:wcn4SVPq
>>658
その元部下を基準にしていたからそれ以上があるとは思いもよらなかったんだろう。
そして連投支援!…パペットマスターこわいよこわいよ。ある意味人形使い系の最高峰の一人だよな。

669 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/26(水) 00:55:34 ID:1OmN+A/A
コル先生かっこいいな支援

670 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/26(水) 00:55:44 ID:wdGUttHm
ま、まだ希望はある支援

671 :ゼロ=パペット・ショウ:2007/09/26(水) 00:56:28 ID:ZCIEOvmF
では行きますー。



「上。下。左。右。前。後。瞬――――――――――――27分殺」

 それは、狂気であり狂喜であり凶器でもあった。
 炎蛇のコルベールを一瞬で包み込んだ異形の群れ。レオノフの操る人形である。人形で、あった筈である。

 しかし人はそれを見て、果たしてそれが人形だと判断するだろうか。

 それはまさに、怪物だった。




 ゼロ=パペット・ショウ
   第四幕




 腕から腕が生えている。
 脚から首が。胸から膝が。首から手が。顔から顔が。
 まるで天をつく巨大な巨人が人の身体をバラバラに千切り解体し、無造作に押し潰し繋げ合わせたかのような怪物。そんな異形がコルベールを全方向から襲う。
 腕から、足から、口から、胸から。怪物の先端部分からはあまりに鋭い刃が生え、哀れな犠牲者を刈り取ろうとしていた。

 コルベールにとって誤算だったのは、人形は所詮人形であると判断していたことだった。人を模して作られたのだから、ある程度の逸脱はあるにせよ基本的には人と同じ動きをするはず。
 そんな先入観が、一瞬のうちに崩壊するおぞましい攻撃。加えて、瞬く間に全方向を包囲した機動力。詠唱を終えていた魔法では、対処、出来ない。


672 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/26(水) 00:56:46 ID:59EFFdme
グランギニョール支援

673 :ゼロ=パペット・ショウ:2007/09/26(水) 00:58:02 ID:ZCIEOvmF

 死んだ。

 そう思った。どうしようもなかった。どれほどあの男に対する怒りを持っていても、目の前の暴力を見れば心が萎えた。思えばあまり恵まれた人生というわけでもない。
 背負った十字架の重みに、いつも押し潰されそうだった。重くて重くて、いつも膝をついてしまいそうだった。何度歩みを止めようとしたことか。
 何度諦めようとしたか。自分は常に頑張ってきただろう? ならば、そろそろここで膝をついてしまっても―――

 しかし、身体は動いた。迷いもせずに後方へ。そこにも逃げ場などありはしないというのに。例え包囲を抜けられたとしても、致命傷は免れないだろうに。
 何故、身体は動くのか。

 振り向かずともわかる、延髄へ一直線に向かい来る刃。怪物の、爪。
 避けることなど出来ない。これで、炎蛇のコルベールは死ぬ。間違いがない。しかし、なぜか自分は身を捻り、即死だけでも避けようとしている。
 意味が解らない。即死を避けたとしても、一秒後に死ぬか十秒後に死ぬか、その程度の違いしかないというものを。

 捻ったおかげで辛うじて延髄を貫かれることは避けられた。しかし、その刃は間違いなく、コルベールの頸動脈を深く深く切り裂く軌道を通っている。死ぬことには、代わりがない。


674 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/26(水) 00:58:20 ID:S7MJ0mwZ
トライガンはバトルモノと聞いていたがこの人だけホラーなのか支援

675 :ゼロ=パペット・ショウ:2007/09/26(水) 00:59:09 ID:ZCIEOvmF



 雪風のタバサが放ったエア・ハンマーが、怪物の軌道を逸らさなかったのならば。



 叩きつけられた空気の鎚は、刃の軌道を大きく逸らす。頸動脈を深く切り裂く筈だった刃は、コルベールの右鎖骨を断ち切り通り過ぎていった。まさにそれは、奇跡だった。

 しかし、奇跡は決して怠惰な者には訪れない。コルベールが九死に一生を得ることが出来たのは、彼が最後の最後まで生にしがみついたからだった。
 心は諦めかけていたというものを、コルベールの肉体が死の瞬間まで抵抗をし続けていたからだった。

 それは何故か。

 今のコルベールにはわかっている。簡単なことだった。笑ってしまうほど、簡単なことだった。



―――そこに、守るべき生徒がいるからだ。



 この場に残ってくれたタバサとキュルケに、コルベールは心底感謝していた。
 窮地を救われたからではない。それも確かにあることはあるが。
 炎蛇のコルベールという存在が何者であるか。それを再び悟らせてくれた事への感謝だった。守るべき彼女達がこの場にいなければ、あの瞬間に自身は屈していただろう。
 肩を断ち切られた激痛にも杖を落とさずにいられるのは、自身が死んだら彼女達を誰が守るのだという強い強い使命感。

 しかし、感謝の言葉を述べる暇などはなかった。
 包囲を破られた異形は、壊れた大蛇のような動きで彼等三人に襲い掛かってきたのだから。

―――いくらでも来い人形共よ。だが、今の私は死してなお戦い続けるぞ。

 それは、魂を奮い立たせるための宣誓だった。



676 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/26(水) 00:59:12 ID:wdGUttHm
コルベール!?支援

677 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/26(水) 00:59:46 ID:XO7wQU6d
>>674
最強クラスの敵はホラーじみた能力者ぞろいです支援

678 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/26(水) 00:59:49 ID:xnHSoG41
地獄踊りを聴きつつ支援。

679 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/26(水) 00:59:50 ID:59EFFdme
秋の夜長に背筋の凍るような物語を……支援

680 :ゼロ=パペット・ショウ:2007/09/26(水) 01:00:35 ID:ZCIEOvmF
 ■■■■■

 なぜ、こんなことになっているのだろう。
 コルベールが傷つきながらも必死に老紳士を狙っている。
 タバサが竜巻を起こし、必死に人形達を吹き飛ばしている。
 キュルケが吹き飛んだ人形をその炎で焼き尽くしている。

 しかし人形は、それでも特に数を減らした様子もなく。
 時には異形となって。時には人型で。彼等三人に襲い掛かる。
 それはすでに、戦いではなく一方的な虐殺に近かった。

 彼等の戦力を分ける決定的なもの。それは、数の利でも異形でもなく。
 落雷のような轟音を撒き散らしながら放たれる、大量の銃の存在だった。

 わざと外しているのだろう。時折嬲るように放たれる銃弾は、竜巻さえもかいくぐって三人の身体を傷つけてゆく。
 コルベールは前に立ち、その身体を使い必死にタバサ達の盾になろうとしてはいるが、それでも少なくない銃弾が彼女達をも傷つけてゆく。

 やめて。と叫びたかった。こんな事はやめてくださいと、主の尊厳も貴族の尊厳も全てを捨て去って叫びたかった。それすらできない自分が、情けなくて仕方がなかった。

 ルイズが叫ぶことも出来ない理由。それは、ルイズの右肩に乗っていた小さな……それでいて異様な人形と、老紳士の代わりに喋り続けた青年の人形の存在だった。

 小さな異形―――まるで蜘蛛の形をした人間のような何かが、ルイズの喉元に刃を当て、青年は彼女の腕を拘束し、その口元を片手で塞いでいる。
 青年の力は異常なほどに強い。当然だろうとルイズは思う。あれは人間ではなく人形だ。

 待ちに待ったこの日。召喚した使い魔は、人間を材料に人形を作る、道を外れたメイジだった。先程までの感激など、どこかに消えてしまった。
 そもそも何故ルイズは自分が感激していたかすらわからない。あの老紳士はあんなにも怪しくて、泉を作らんばかりの血を流す棺桶の山などというものと共に現れたというのに。

 コルベールがコントラクト・サーヴァントを許した理由は、きっと少しでもあの老紳士を従順にさせるために許されたのだろう。それでもこの有り様だ。
 レオノフ・ザ・パペットマスターの在り方は、炎蛇のコルベールにとって許すことの出来ない存在だったに違いない。

 その暴虐と暴力を前に、秘かにルイズは決意する。
 絶対に、この使い魔は私が止めてみせる。ヴァリエールの、貴族の、そして、一人の人間としての誇りを賭けて。



681 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/26(水) 01:00:49 ID:S7MJ0mwZ
支援

682 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/26(水) 01:01:10 ID:wdGUttHm
たまにはマインさんも思い出してあげてください支援

683 :ゼロ=パペット・ショウ:2007/09/26(水) 01:01:44 ID:ZCIEOvmF
というわけで投下終了ですー。
ありがとございやしたー

684 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/26(水) 01:02:12 ID:59EFFdme
そしてコル先生とルイズ達が勝つ事を願って支援する

685 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/26(水) 01:02:27 ID:XO7wQU6d
恐怖で指が震える支援

686 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/26(水) 01:02:55 ID:RhhLi8eM
契約前ならまだ王都壊滅位で済むだろうけど
契約してたらハルケギニアオワタ

687 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/26(水) 01:03:04 ID:wcn4SVPq
4話連続投下お疲れ様したー。
本気で4人が命と引き換えにパペットマスター討ち取りそうな雰囲気だ。

688 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/26(水) 01:03:22 ID:S7MJ0mwZ
音楽を聞こう。陽気なやつがいいな
お茶を飲もう。温かくていい匂いの
支援

689 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/26(水) 01:03:32 ID:XO7wQU6d
乙にしてGJ!
パペットマスターが怖すぎます・・・

690 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/26(水) 01:04:38 ID:59EFFdme
乙。どんどん背筋が寒くなっていきながら引き込まれた。
こうなったらバッドでもグッドでも最後まで見届ける所存。
次回も待ってる。

691 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/26(水) 01:05:00 ID:KEW5f4hJ
パペットマスターの過去のエミリオとやらの話は結局描かれなかったよな

692 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/26(水) 01:05:05 ID:xnV8i8Qy
>>682
ボク様やネオンに並ぶ人気キャラっすね

693 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/26(水) 01:05:14 ID:QKWtbVba
>>686
手にルーン刻まれてるし契約してるんじゃね?
そしてGJでございます

694 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/26(水) 01:05:30 ID:O30HOgNh
おつかれさまー
見せ場はいる寸前にとは焦らし上手な
続き震えながら待ってるよー

695 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/26(水) 01:05:38 ID:xnHSoG41
そういえば、ガンダールヴ補正付きだなパペットマスター。
やばいなホンマ。

696 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/26(水) 01:06:43 ID:TT9jbZMc
GJ!!

697 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/26(水) 01:07:37 ID:wdGUttHm

やっぱり顔をボリボリ掻きながら操ってるんだろうか?

698 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/26(水) 01:08:16 ID:O30HOgNh
上げちった
申し訳ない……

699 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/26(水) 01:08:30 ID:ZHZDE4UF
>>688
その音楽で発生した音の衝撃波だけで学園ぐらいは一気に吹き飛ばすような面子の一人だぜ……


700 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/26(水) 01:09:05 ID:LJj0RDcs
ホラー系はここでも姉妹スレでも良作が多いな

701 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/26(水) 01:09:09 ID:XO7wQU6d
>>674
殺しても死なない巨漢
正体不明の技で人体を操る
人間を生きたまま解剖して人形にし、それらを自在に操る
サックス一つで町一つ壊滅させれる音楽家
致命傷を瞬時に再生させ、死ぬことのない三本腕の巨大重火器使い
人間に寄生する先住生物

こんなのが敵です
もちろんこいつらより強いラスボスが居ます

702 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/26(水) 01:10:48 ID:6IElRcXf
>>701
追加追加ー
・女よりもスタイルの良いオカマ

703 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/26(水) 01:11:11 ID:wdGUttHm
ガンホーの初期の四人ってまだまともだったんだなあ・・・・

704 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/26(水) 01:11:31 ID:2bkUS5p0
六門、旧版でいいならオンセでもして知名度を高める作戦にでるか。

705 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/26(水) 01:11:52 ID:S7MJ0mwZ
>>699
え?
ミッドバレイ・ザ・ホーンフリークって二次創作じゃなくてマジでそんなこと出来るの?(どっかの二次創作でみかけた)

706 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/26(水) 01:13:53 ID:KEW5f4hJ
ウルフウッドだからサックス攻撃に耐えられたんだからな
常人なら何人いようが即死

707 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/26(水) 01:14:27 ID:45B6Izaa
アニメはかなりおとなしかった気もするな

708 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/26(水) 01:14:54 ID:6IElRcXf
校舎ふっとばすのは無理かもしれんけど、校舎内の人間皆殺しは楽勝だろうな。

709 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/26(水) 01:15:30 ID:I9Tv2wqD
>>701
ルイズが先住生物召喚した場合、契約できたら割と大丈夫じゃね?


なんか今、ワムズ達をナウシカのごとく可愛がるルイズを幻視した。

710 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/26(水) 01:16:17 ID:wdGUttHm
ガンダールヴって感情の起伏で起こるんだよな・・・・・・
ヤバい!あの人形を見つけたらヤバい!

711 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/26(水) 01:16:34 ID:MxpoeWJw
トライガン乙
そう言えばまだ連載してるんか?

>>709
小ネタで王蟲来てたなw

712 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/26(水) 01:16:44 ID:86ObzYto
>>705
ミッドバレイ・ザ・ホーンフリークが一番広域破壊に向いた能力者だな。
ビーストやパペットマスターは殲滅戦向き。後の連中はデタラメタイマン系だったと思う。
今手元に無いからうろ覚えだが。

713 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/26(水) 01:16:49 ID:wcn4SVPq
ミッドバレイは原作で街一つ壊滅させてる。
それも、ウルフウッドを倒すために仕掛けた攻撃の余波に過ぎない。

714 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/26(水) 01:17:26 ID:TT9jbZMc
>>711
完結したよ
最終巻はまだでてないけど

715 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/26(水) 01:17:41 ID:VRkID63J
ジャイアントモールだろーと、カエルだろーと、ネズミだろーと
ドラゴンだろーと、バグベアーだろーと、スキュラだろーと
召喚した使い魔は可愛がるのがゼロ魔世界のメイジの特徴

浮気性の人間? ああ、あれは躾ですよ

716 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/26(水) 01:17:50 ID:XO7wQU6d
>>711
完結したよー
最終巻も発売してるさー

717 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/26(水) 01:19:34 ID:MxpoeWJw
>>714 >>716
ああ、このスレが俺を惑わすよママンw

718 :ゼロ=パペット・ショウ:2007/09/26(水) 01:20:35 ID:ZCIEOvmF
今さっき投稿したものですが、途中が抜けてた・・・orz
いや、抜けていても大して差は無い部分だったのですが・・・

719 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/26(水) 01:20:42 ID:KEW5f4hJ
>>716
未来人乙

720 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/26(水) 01:22:13 ID:I9Tv2wqD
>>716
教えてくれ。いったいどこに行けば手に入るんだ。
「もしかして本当か?」と思ってトライガンスレまで確認したぞ。
http://anime2.2ch.net/test/read.cgi/comic/1185291763/l50

13・14巻は夏頃発売予定です。夏頃。

721 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/26(水) 01:22:33 ID:XO7wQU6d
あれ・・・?
まだだっけか?
全部雑誌で読んでたんで勘違いしてたわ

722 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/26(水) 01:24:37 ID:TT9jbZMc
>>713
今トライガン・マキシマム4巻読み返してるんだがそんなシーンないぞ?
確かに凄い余波だったが街一つ壊れ訳でもなく近くに居た人も生きてたし

もしかして爆薬のこと言ってる?

723 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/26(水) 01:25:00 ID:hPT2xfI8
>>718
補完よろしく

724 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/26(水) 01:25:26 ID:0Q+02cHb
トライガンはウルフウッドが薬物投与された15の餓鬼だったというところで読むの止めたなあ。
使えなくなったウルフウッド殺してさらに餓鬼で強いパニッシャー使いを仲間にしたのにも萎えたし・・・。
エンゼルアームとかが出てなかった頃が一番面白かった気がする。

725 :ゼロ=パペット・ショウ:2007/09/26(水) 01:25:58 ID:ZCIEOvmF
>>723 補完しますー

726 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/26(水) 01:26:26 ID:XO7wQU6d
スカウトされた時に仲間と一緒に殺戮バンドで酒場(?)を壊滅させてたのは覚えてる

727 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/26(水) 01:27:24 ID:PQ9izDLW
>>704
オンセって言ってもわけ分からんと思うんだよ……

728 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/26(水) 01:28:21 ID:oVhNv0fh
>>722
ウルフウッドに攻撃したときは指向性持たせたから
周囲への被害がなかったんじゃなかったっけ?

729 :ゼロ=パペット・ショウ:2007/09/26(水) 01:29:08 ID:ZCIEOvmF

>>603>>608の間にこの文章入りますー



「あ、あ、あんた……、何?」

 恐怖に震えながらも、老紳士に話しかけたルイズは勇敢だったのだろう。他の生徒は動くことすら出来ない。
 ただ一人、教師である炎蛇のコルベールは杖に手をかけ、油断一つ無い表情で老紳士を見つめてはいたが。

 しかし、勇気を振り絞ったルイズの問いかけにも、老紳士は答えない。ただ茫然と立ち尽くし、辺りを見渡す。それだけだった。
 ゆっくりと、老紳士は視線を巡らせる。一人一人を、その表情を、貌を、身体を、“観察”するように。

『それだけの視線が、何故こんなにも恐怖を感じさせる!?』

 それが、皆の心情だった。

 怖い。怖い。怖い。怖い。怖い。
 あの男の視線が怖い。あの男の表情が怖い。あの男の、心根が、怖い。
 あの男は欠けている。人として欠けている。何か重要な部品が、ことごとく欠けている。
 まるで、崖の上から底の見えない谷底を覗き込むような、そんな恐怖がここにいる全員を襲っていた。

「ヒトニ、名ヲ訊ネ留トキ刃、自分カラ名乗ルの蛾、礼儀ジャナイノ死(デス)カ?
 (人に名を訊ねる時は、自分から名乗るのが礼儀じゃないのですか?)」

 初めは、それが言葉だと理解できなかった。
 老紳士は何らかの障害を持っているのか、彼の言葉は酷く聞き取りにくかった。
 掠れているのではなく、やはり大切な何かが欠けているかのような口調。それもまた酷くルイズに恐怖をもたらす演出だった。




補完終了。
というわけでご迷惑おかけしました。

730 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/26(水) 01:29:09 ID:7NwxmjlD
>>724
あそこ読んでその発想はねーよ

731 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/26(水) 01:31:20 ID:hPT2xfI8
>>729
おつ〜

wikiにまとめる人は忘れないでね〜

732 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/26(水) 01:31:41 ID:59EFFdme
>>704
今更だが……卓ゲ者、自重

733 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/26(水) 01:32:19 ID:40Kaf+kY
>>709

むしろナウシカ召喚したらどうなるかと妄想した

734 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/26(水) 01:32:25 ID:ys3WEhJ7
補完乙
>>724
感じ方はホントそれぞれだなぁ
あの周辺は俺超燃えたんだが

トライガン系は銃器が根強いんで弾薬の問題でクロスさせにくいな
ガンホーガンズはアレだが

735 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/26(水) 01:33:49 ID:n7RkOpwN
そろそろ避難所の雑談スレに行こうか。

736 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/26(水) 01:34:05 ID:Gw1D1THz
山田・ザ・かつてないテレビ

737 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/26(水) 01:34:58 ID:580K8jiH
ガンホーで、会話と交渉でどーにかできそうな連中というと……
ミッドバレイと、ガントレットですかね。殺人に趣味が混じってない二人。
ガントレットは、復讐のためなら何人殺そうが関係ない、みたいなスタンスで、別に人殺しが好きなわけでも無さそうだ。
初期の頃に、憲兵隊を庇うような動きも見せてたし。
ミッドバレイは、あれは完全に職業殺人者で、殺しは仕事、とビジネスライクに割り切ってる感じがしたし。
この二人の、どっか真人間なトコの残滓を感じさせる会話は好きでしたわ。

あと、ティファニアが召喚するならウルフウッド以外あり得ないと思います。
ああ、ちょっと見たいかも。

738 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/26(水) 01:35:07 ID:TT9jbZMc
>>724
いやリヴィオはウルフウッドより戦力的にはだいぶ劣ると思うが
パニッシャー全部置いてきたから武器はダブルファングのみだし

739 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/26(水) 01:36:56 ID:MClDG7Cy
>>733
ナウシカって敵兵の宿舎に襲撃かけて途中で武器が折れるとその場で敵兵から武器奪い取って皆殺ししたりしてたな
パッと見のイメージだとヴィンダールヴ一択だが戦闘者としてもかなりヤバイ

740 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/26(水) 01:37:35 ID:SSXXGVQF
>>722 ガントレットの回、4巻だっけ?

741 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/26(水) 01:38:01 ID:cnDmfqtT
>>733
もちろん、オマケにオーマも付いてくるだよな!

742 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/26(水) 01:38:10 ID:0Q+02cHb
>738
そうだっけ?
辛いことを乗り越えてきた大人だと思ってたウルフウッドが
ヴァッシュより餓鬼だったというのがショックでな。
ほかの事はあまり覚えてない。

743 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/26(水) 01:39:15 ID:RhhLi8eM
あの中じゃガントレットが一番常識人だったんだな

744 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/26(水) 01:40:44 ID:RhhLi8eM
でもオーマは常時毒の光(放射線)放ってるからな…

745 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/26(水) 01:42:17 ID:6IElRcXf
ガン・ホー・ガンズで一番の常識人は、一番最初の彼だと思う。
あくまでもビジネスでヴァッシュを殺そうとした彼。
ヴェノムをイメージしたデザインの全身タイツの彼。

746 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/26(水) 01:45:10 ID:QPQTDE9T
ガンホーではミッドバレイが一番好きかな。
ガントレットとの
「行くか?」
「おう」の掛け合いとか。

747 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/26(水) 01:45:45 ID:I9Tv2wqD
あー、でもそういえばナウシカって○○だから
ハルケギニアの空気は肌に合わんのか。
まあいざといったら魔法ちからで。

748 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/26(水) 01:47:17 ID:c9RBFz0+
>>744
コルベール先生涙目w

749 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/26(水) 01:47:43 ID:TT9jbZMc
>>742
言わんとすることはまあ、わかるんだが…
ヴァッシュ百歳超えてるし人生経験ならこっちのが圧倒的だからなぁ
あんまり違和感無かったな

750 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/26(水) 01:49:43 ID:BMlMLDfU
そういえば、王蟲は小ネタで見かけたが。

オッス、オラ松下。今晩は。
う〜む、対アルビオン艦隊編を推敲していたら、前回から少し間が空いてしまった。
代わりといっては何だが、麗しの貴族様が出来てしまったので、つなぎに投下してもいいかな?(ヴァアン)
別にこれを書いてて創作意欲がどうとかいうアレではないので、念のため。月一? スマン、ありゃ嘘だった。
松下の方は今日か明日中にはなんとかします。多分。

751 :趙・華麗なる使い魔 第二話 趙・貴公子君臨!! 1/4:2007/09/26(水) 01:54:11 ID:BMlMLDfU
右見て、右見て、右見てゴー。(バシュウウウ)

その一:ルイズの場合

「First kissからっ始まる〜 二人の恋のHistory〜♪ ルルル〜ララ〜ララ〜ラララ〜…」
趙公明が召喚されて、はや三日。ルイズは得意(デレ)の絶頂にあった。例えばこんな調子だ。

「僕の爵位かい? 僕は金ゴウ島の麗しき貴公子(プリンス)! つまり最高位の『公爵』ということになるのかな?
 もっとも、王様というより『教主』の下だったけれどね。
 ……ほう、キミも公爵家令嬢とは奇遇だ!(くるくる) では、気軽に『ルイズ』と呼ばせてもらっても、いいかな?(ドン)」
「ああ! プリンス、なんと光栄なのでしょう! けれどこんなむさ苦しい一人部屋では、息が詰まってしまいますわ」
「そうだねルイズ! 素敵なお部屋だけれど、早速模様替えと拡張工事に取り掛からせよう!(パチン)」

趙公明が指を鳴らすと、どこからともなくエレガントなスーツの一団が現れ、瞬く間に部屋を改装・拡張していく。
「まぁ、召喚魔法? いいえ、きっとプリンスには不可能はないのですね」
もうルイズは彼にメロメロだ。ワルド? ああ…そんな人もいましたね。

ルイズと趙公明の身の回りの世話一切は、趙公明がどこからか呼び出す執事とメイドたちに任されている。
なにしろ趙公明一人でも、一日最低七回はお召し換えがあるので大変なのだ。

食事や授業には、趙公明もルイズについて来る。
しかし食堂や教室には、巨大でゴージャスな『テーブルと椅子のセット』……と、いいますか、
ティールームそのものを持って来させて、優雅に最高級の紅茶を味わっている。無論、各々メイドつきだ。

「ああ、美味しい。どうだねルイズ、このクックベリーパイは甘みが控えめで、キミの口にも合うと思うんだが」
「少し頂いておりますわ、プリンス。でも今は、ダイエットしておりますの、ヲホホホホホ」
「おやおや、そんな事をしなくたって、キミは小鳥のように軽やかじゃないか!(ヴァヴァアアン)」
「まぁお上手ですこと、コロコロコロ」

と、いいますかお前ら、授業中だぞ。
しかし、『プリンス』とゼロのルイズには誰も逆らえず、黙認するかたちとなったのであった。


752 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/26(水) 01:56:48 ID:cnDmfqtT
支援

753 :趙・華麗なる使い魔 第二話 趙・貴公子君臨!! 2/4:2007/09/26(水) 01:57:00 ID:BMlMLDfU
その二:キュルケの場合

ある日の深夜。趙公明が一人で、踊り場の窓辺で双月を眺めている。
「あ〜ら、プリンス・チョウ・コウメイ。今晩は、お元気ですかしら?」
「やあ、ミス・ツェルプストー! 御機嫌よう! いい月夜だね!(ンドヴァズピプォー)」
なんちゅう擬音だ。だが別に気にせず、呼びかけられた赤い髪の女性は妖艶に微笑む。少しダッキを思わせた。
「うふふふ、お気軽に『キュルケ』とお呼び下さいな。二つ名は『微熱』ですわ。
 ルイズはおねむのようですから、少し私の部屋でお話いたしません?」

キュルケに誘われるまま、趙公明は彼女の部屋に入る。一応仙人(神)なので、性的なことはなしだ。
「…まぁ、プリンスには御妹君が三人もいらっしゃるの? きっと素敵な令嬢方なのでしょうね」
「フフフ、キミに勝るとも劣らない美人姉妹さ! ぜひ会わせたいところだが…この写真で勘弁願いたい(べっ)」
「写真? それは、何ですの?」
「まあ、小さな肖像画みたいなものかな。おお、これは丁度三人一緒に写っているよ、ほら」
「どれどれ………おうげっ!?」

一人目は、身長2メイル強はある、全身ビリーの如き黒光りする筋肉で固めたマッスル☆ナース☆エンジェル。
二人目は、童話に出てくる魔女そのものの鷲鼻を持ち、大きなリボンをつけたロリータ・ファッションの小人の老婆。
三人目は…凄まじく肥満してソファーに寝そべり、駄菓子を貪り食っている超絶巨大コニー(小錦デブ)。
しかも各々がグロスを塗った唇を光らせ、セクシーポーズをキメている!!
「ゲフゥ!!!(ズーン)」
キュルケは、あまりの『視覚への暴力』に、喀血して倒れた!!

「この背の高い子が長女ビーナス。小さな子が次女クイーン。おやつを食べているのは三女マドンナさ!!
 …おや、どうしたんだいキュルケくん? まさか僕の可愛い妹たちのセクシーな美しさに、自信を喪失してしまったのかい?
 おお…美しさは、罪……(くらり)」
まあ、破壊力は抜群のようだ。むしろ直接出会わなくて助かったといえよう。


754 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/26(水) 01:57:18 ID:Iypn7IsG
支援が必要なのかな?

755 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/26(水) 01:57:25 ID:9f8J8V8F
       (<、,,> ":::::::::::::::::::::::::::: 、
      〜〈/::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::)   い  ロ た
       〃:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::<、   い  リ ま
     ~そ:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::,)  よ  コ に
  、_ ,, /::::::::::::::::::::::::、,ゝ===く:::::::,:::::ヽ  ね ン は
    `V::::::::::::::::::::、_γ      `ヾ,_ < ! も
     l::::::::::::::::::::::く(   γ⌒ヽ  )> く,
 〜v,ん:::::::::::::::´:::::::=;  支援   ,=ニ `/l/!/⌒Y
     l:::::::::::::::::::::::::::::::::ゝ===イ ´::::゙:::::::::::::::::::::::::::::::
 、m,.. ,ゞ::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::
 ´ " ~ ヘ::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::

756 :趙・華麗なる使い魔 第二話 趙・貴公子君臨!! 3/4:2007/09/26(水) 02:00:33 ID:BMlMLDfU
極上ときめきロマンシングタクティクスVer.2.改「趙・貴公子君臨!!」ZERO通’XTURBO++64TWEI 〜そして伝説へ〜 :ギーシュの場合

「なあギーシュ! お前、いま誰と付き合ってるんだよ! 教えろって色男!」
「付き合う? フッ、僕にそのような女性はいないのだ。バラは、多くの人を楽しませるために咲くのだからね(キラキラ)」
趙公明・弐号機…もとい、もう一人の気障な優男ギーシュ・ド・グラモンが、取り巻きたちと食堂でだべっている。
ルイズたちは、少し早いアフタヌーン・ティーの時間だ。優雅な時間が流れていく。

と、ギーシュのポケットから硝子の香水瓶が転がり落ちた。それを近くにいたメイドが拾い、そっとテーブルに返す。
「ん? …いや、これは僕のではないよ。キミ、とっておきなさい」
「え? あ、でも、こんな高価な物……」
小声でのやりとりを、取り巻きが目ざとく見つける。

「おや? その香水はもしや、モンモランシーの香水じゃないか?」
「そうだ! この鮮やかな紫色は、モンモランシーが自分のためだけに調合している香水だぞ!」
「つまりお前は今、モンモランシーと付き合っている。そうだな? ギーシュくん」
「しかもそれをメイドにあげるなんて、何股かける気だ?」
「ちっ、違う! いいかい? 彼女の名誉のために言っておくが……あっ、ケティ!?」

ギーシュは何とか弁明しようとしたが、後ろのテーブルに座っていた栗色の髪をした少女が近づき、涙を流し始める。
「ギーシュ様……やはり、貴方はミス・モンモランシーと……」
「待て、彼らは誤解しているんだよケティ。いいかい、僕の心の中には、君だけ……(パン)」
二股(三股?)発覚だ。ギーシュの頬をケティの平手が打つ。
「さようなら!!」

ケティが去ると、今度は遠くの席から一人、金髪ロールの少女が立ち上がった。こちらもギーシュに歩み寄ってくる。
「も、モンモランシー! 誤解だ! 彼女とはただ一緒に、ラ・ロシェールの森へ遠乗りしただけで…勝手に」
口をへの字に結んだモンモランシーは、無言でワインの瓶を掴み、ギーシュの頭の上に振り下ろした!
(ガッ)「ギャ――――ッ!!!」
「この、嘘吐き! 絶交よ!!」
ちょっと血が出たギーシュにそう怒鳴り、モンモランシーも大股で去っていった。


757 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/26(水) 02:01:03 ID:c9RBFz0+
趙公明の妹はまさに妖怪仙人w   支援!

758 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/26(水) 02:01:30 ID:IdQDfJPS
ワイン瓶はちょっと拙いぜ支援

759 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/26(水) 02:02:43 ID:Gw1D1THz
自分に対する美的感覚が妹を見たときに突然変化してしまうのは何故なんだプリンス

760 :趙・華麗なる使い魔 第二話 趙・貴公子君臨!! 4/4:2007/09/26(水) 02:02:51 ID:BMlMLDfU
気まずい空気が食堂の一角を支配する。
ギーシュはハンカチでゆっくりと血を拭いた。そしてやれやれ、と肩をすくめ、口を開く。
「ふぅ、あのレディたちは、バラの存在の意味を理解していないようだね……それはそうと、キミ」
メイドは突然指差され、ビクッとした。
「キミの機転が利かなかったおかげで、二人のレディの名誉が傷ついた。この始末、どうしてくれるんだね?(ビッ)」
……理不尽だ。責任をメイド一人に押し付けるなど、色男の風上にも置けない。
しらけた空気の中に、BGM付きで近づく怪しい影が一つ。

(ラアーーーイイヤーーーアライヨラ ルーララララルラルラララルーラーー)

「げぇっ、コウメイ! …もとい、プリンス・チョウ・コウメイ!」
そう、我らが麗しの貴公子、趙公明だ。彼は騒ぎの種が大好きな、困った人でもある。
「待ちたまえギーシュくん! 今のキミの行いは、到底貴族子弟の、ジェントルマンの行いではないよ!
 キミがバラのように美しく、またバラの花には愛多きことは認めよう!
 しかし美しく香るバラも、醜い棘だらけになっては誰が愛でてくれるというんだね!?(ビッシ)」

「え、いや、あの、プリンス」
「はっ、そうか! キミは僕との華麗なる戦いを、決闘(デュエル)を望んでいるというワケだね?
 よろしい!(パン) その挑戦、お受けしよう! イヤだというなら、僕が申し込んであげるよ!
 僕が直々に、貴族とは何たるかを叩き込んであげよう!(キラキラキラキラ ジャジャアアアン)」

趙公明は嬉しそうに宣言すると、いそいそと白い手袋を取り出し、呆然とするギーシュに投げつけた。
「僕は『ヴェストリの広場』で待つ! 準備が出来たらいつでもおいで!」
「……え? あの、プリンス? …えええええ?!」
本日一番災難なのは、やはりギーシュ・ド・グラモンであった。

(つづく)


761 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/26(水) 02:04:07 ID:S7MJ0mwZ
一度くらいはワイン瓶が割れる程ぶっ叩いてそのまま刺すようなアグレッシブなモンモンやケティをみてみたいな支援

762 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/26(水) 02:05:11 ID:XO7wQU6d

それにしてもこの仙人ノリノリであるwww

763 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/26(水) 02:05:21 ID:IdQDfJPS
乙っしたー。
相手に有無を言わせず決闘仕掛けるとは流石w

764 :趙・華麗なる使い魔:2007/09/26(水) 02:06:21 ID:BMlMLDfU
投下しゅーりょー。支援メルシーボークー。
やっぱりギーシュとキャラが被るが、格が全然違うのがC・公明様でございます。

したらば、アディオス。松下でした。


765 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/26(水) 02:09:14 ID:S7MJ0mwZ
こんなにも無理矢理なのに決闘への流れが自然に見える不思議
乙!
>>759
ヒント:身内贔屓

766 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/26(水) 02:11:22 ID:Svllnfcb
>>761
デモベ双剣の人のところとか超竜神の人のところだととってもアグレッシブだぜ

767 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/26(水) 02:21:02 ID:cnDmfqtT
キャプテン翼を召喚。
First kickからっ始まる〜



…眠いな。寝よう。

768 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/26(水) 02:24:07 ID:Iypn7IsG
むしろパスミスから〜
って聞こえる。

769 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/26(水) 02:25:42 ID:FZGeX9g3
パスミスからはじまる チームの微妙な感じ

770 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/26(水) 02:30:28 ID:9IWHeIwM
貴公子乙でしたー

そしてあまり関係ないが、筋肉フェチでもないのにビーナスが可愛く思えた事があったと言う記憶を
テファに消してもらいたいんだが、どうすればいいと思う?

771 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/26(水) 02:38:25 ID:v9bH0vgk
しかし趙公明ってかなり残酷な奴だけど憎めないな。

772 :謎の貴公子『C』:2007/09/26(水) 02:39:27 ID:BMlMLDfU
やあ、>>770くん! 僕の妹・ビーナスの可愛らしさに気づいてくれたんだね!
けれど彼女には、太公望くんという心に決めた相手が……(フルフル)

…いや、性格はまぁ、確かに乙女だけどさ。

773 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/26(水) 02:40:19 ID:SA3MZpAL
こーめー乙。

そして補給・整備無しで戦えるロボットと言われてギガンティックを思い出した。
23話の時点で自己修復・取り込んだ他の機体のパーツを機能ごと模倣したりしてるから多分大丈夫。
問題はそれやってる主人公の機体、その状態で強力な射撃攻撃複数・強固なバリア・ついでに精神攻撃とかまして
どう見てもボス機体にしか見えないって事なんだがなー。
後、ハルケギニアに眠るギガンティック“ブリミル0”とかダメな単語思い浮かんだんでいい加減寝よう。

774 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/26(水) 03:30:03 ID:geguca8o
ちょっと小ネタ

ルイズはサモン・サーヴァントをとなえた。
はぐれメタルスライムがあらわれた!
ルイズはコントラクト・サーヴァントをとなえた。
はぐれメタルスライムは様子を見ている。
ルイズははぐれメタルスライムを捕まえようとする!!
はぐれメタルスライムは逃げ出した!!!
ルイズはまわりこもうとする!!!
しかしはぐれメタルスライムはいなくなった……。
ルイズはぼうぜんとしている。
コルベールはぼうぜんとしている。
学生たちはぼうぜんとしている。

そしてルイズの使い魔を捕まえるための
「サーバントクエスト」が始まる!!




しかし、はぐれメタルスライムを捕まえられる
素早さは生涯手に入らなかったとさ、めでたしめでたし?
-------------------------------------

此処で一つ疑問、コントラクト・サーヴァントしたら
使い魔が死ぬまでサモン・サーヴァントが出来ないのは知っているが
サモン・サーヴァントで使い魔を呼び出し
コントラクト・サーヴァントする前に使い魔に逃げられると
もう一度サモン・サーヴァントは出来るのだろうか?
という疑問から思いついた小ネタでした

775 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/26(水) 05:13:21 ID:dd4CmdH8
じゃあ俺は嘘予告。

 突然の出会い。
「あんた誰?」
「あんたこそ誰よ!?」

 交される契約。
「あああ、あんた! いきなり何するのよ! 殺すわよ! しかも2回目も女の子とになったじゃない!」
「わ、私は初めてなんだからっ! って2回目『も』? 女の子?」

 立ちはだかる雑魚。
「はっ! さすがは平民だな。貴族への礼儀も知らないなんてな!」
「煩い、黙りなさいよあんた。私はあんたみたいなのは、とことん気にくわないのよ」

 増える仲間。
「……はしばみ」
「いらない」

 増える猫。
「にゃあ」
「っ……! なんで小町がここにいるのよ!」

 あらわる婚約者。
「ああ! 愛しのルイズ!」
「はっ! あんた、幼児愛好者? 気持ち悪い。死になさいよ」
「誰が幼児よ!」

裏切りに戦争、そしているはずの無い懐かしい人。
 今、ここに伝説が作られる。

「使い魔の役目は、主人を守る事よ」
「はっ。まあその程度の事ならいいわよ。私の『壊れた万華鏡』に任せない」

『キャストカレイド・ゼロ』
近日公開!


……するといいなぁ

776 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/26(水) 05:24:10 ID:RhhLi8eM
>>760
趙公明のBGMは平沢進神かwwwww

777 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/26(水) 05:32:06 ID:c9RBFz0+
>>776
起き抜け一番で噴いたw

778 :GTA-0:2007/09/26(水) 07:20:35 ID:N0/AgRQG
投下したいけど人居るかな…?
3レス使用して投下予定

779 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/26(水) 07:22:55 ID:S7MJ0mwZ
いまさっき風呂の残り湯洗濯機に入れてきた俺が支援

780 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/26(水) 07:26:28 ID:S7MJ0mwZ
支援する

781 :GTA-0_7( 1/3:2007/09/26(水) 07:26:46 ID:N0/AgRQG
クソッ、ルイズを甘く見過ぎた……。ここの空気に慣れすぎて頭が間抜けになったか?
さっきは『 運良く 』爆発を避けれたが次はどうなる?
地球の常識など此処では生ゴミ以下の価値も無い。それを頭に叩き込まなければ、死ぬ。
「だ、大丈夫ですか!?」
黒髪のメイドが俺に駆け寄って来る。確かこいつは…シエスタという名前だったか。
「怪我は無いですか?」
「多分大丈夫だ。もろに当たって無い」
「そ、そうですか」


「そこの君っ!!」


何なんだ、今度は…。
声のした方に向くと、金髪の胸をはだけたガキが興奮した様子でこっちに近づいて来ていた。
「君だよ、君! ルイズの使い魔!
 君の主人であるルイズのせいでモンモランシーの服に紅茶がかかってしまったじゃないか!
 一体どうしてくれるんだね!!」
知るかそんな事。…だがこいつも多分メイジだ。適当に謝った方が無難だな。
生意気な口を叩く金髪の面に拳をめり込ませたい衝動を抑えて、冷静に答える。
「本当に済まない。いきなり暴れだしたので止める事が出来なかった。許してくれ」
「な、何なんだねその口の聞き方はっ!?
 ……ふん、まあいいさ。ルイズの使い魔などに礼儀を期待する方が間違いだったね。
 謝罪をしただけでも良しとしてやろう。僕の慈悲に感謝したまえ、平民!」
「………」

「ええと、あの…」
「こういうのは慣れてるから気にしなくて良い」
下手に反感を買って命を狙われるよりはマシだしな。まあ既に狙われたが。
とにかく、ルイズが俺に殺意を持っているのは間違いない。
どうにかして懐柔できないか? あんな目に合うのはもう御免だ。

……丁度良い奴が居るじゃねえか。俺に協力的でルイズより権力を持った人間が。




782 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/26(水) 07:28:12 ID:S7MJ0mwZ
支援

783 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/26(水) 07:29:46 ID:S7MJ0mwZ
支援

784 :GTA-0_7( 2/3:2007/09/26(水) 07:29:56 ID:N0/AgRQG
夜の闇に包まれた部屋の中、光源に照らされ影を帯びるルイズ。
俺が話し終わると、ルイズの表情が薄ら笑いから歪んだ物に変化した。
「つまり使い魔にはなるけど自由にさせてもらうって事? …冗談じゃないわよっ!!」
ちっ、予想通りの反応か。…こうなったら最終兵器の投入だ。
視線を向けるとコルベールは軽く咳払いをして答えた。
流石のルイズもこいつには逆らえんだろう。頼むぜ、コルベール。
「ミス・ヴァリエール、ミスタ・スピードは使い魔とはいえ我々と同じ人間なのです。
 それなりの待遇は保障せねば…」
「何を言っているんですか、ミスタ・コルベール! こいつは平民なんですよ!?
 それも人に刃物を向ける様なゴロツキのろくでなしのならず者の!
 第一、こいつは『 私の 』使い魔です。どう扱おうと主人である私の自由の筈です!」
「落ち着きなさい、ミス・ヴァリエール。
 召喚の儀の一件は前にも言いましたが誤解から生じた物で、既に解決した事です。
 それに一つ聞かせて貰いますが、彼を一体どの様に扱うつもりなのですか?」
「え? そ、それは……その……えーと…」
「まさか口に出来ない様な事をさせるつもりだったのかね?」
「いえ、そんな事は…」
「疚しい事で無ければ今ここで言ってみなさい」
「………」
こいつ、マジでその気だったのか。
「ミス・ヴァリエール。貴族とは力無き者を護り、助ける者であると私は考えています。
 相手が平民だからという理由だけで蔑み、好き勝手に扱うのは貴族の行う事でしょうか?
 少なくとも私はそうは思いません」
「………」
「ミス・ヴァリエール、今後はミスタ・スピードに魔法を使ってはなりませんぞ。宜しいですな?」
「……はい」

「助かった、コルベール」
「いえ……。正直に言うと打算的な考えも有りましたし、褒められる物ではありませんよ」
「何にしても感謝してる事には変わり無い」 
「はは…、そうですか。ならば今後も研究への協力を頼みますぞ、ミスタ・スピード」
「ああ、分かった」

面倒な問題は片付いた。次は帰る為の情報収集だが……厳しいな。
今の所使えるのはコルベールだけだが、あいつは教師だ。割ける時間は余り無いだろう。
もっと人脈が、使える奴が必要だ。その為にも従順で協力的な善人の『 ふり 』を続けねえとな。



同じ服を三日間も着ていれば当然臭くなる。洗えば済む話だが、替えの服も金も無い。
つまり乾くまで下着で待つ事になる。それに洗濯機も無いのにどうやって洗えば良い?

「おはようございます」

聞き覚えのある声に顔を向けると、シエスタが朝の日差しに照らされて立っていた。
「ああ…、おはよう」
『おはよう』か、どうにも性に合わねえ。
「クロードさん、もしかして替えの服がないんじゃないですか?」
「何故分かった?」
「ああ、やっぱり。同じ服を着続けていましたから、もしかしたらと思ったんです」
「…それで用は?」
「替えの服なんですが、マルトーさんに頼めば用意してくれるかもしれません」56
マルトーが? どういう事だ。

「がははっ! よく似合ってるじゃねえか!」
「サイズも丁度ですね」
なるほど、確かにこれも服だ。…しかしコックの服とはな。
「もういっその事ここに勤めねえか、クロード!」
「考えておく」

785 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/26(水) 07:30:29 ID:eKV8Rn15
GTOをよんだらどうなるだろうと思いつつ支援

786 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/26(水) 07:31:20 ID:S7MJ0mwZ
支援

787 :GTA-0_7( 3/3:2007/09/26(水) 07:31:47 ID:N0/AgRQG



「こんにちわ、ミス・ヴァリエールの使い魔のコックさん。」
服の乾き具合を見に行く途中で遭遇した、緑色の髪をポニーテールにした女。
肉付き、顔、放つ雰囲気、全てが上等だ。そんな『 イイ女 』が俺に何の様だ?
「あら、警戒されているのですか? 私はこの学院の関係者ですわ。
 オールド・オスマンの秘書を勤めているロングビルと言います」
「………」
「ふう、私って信用が無いのかしら。コックさん、出来れば名前を教えて頂けます?」
「秘書なら知っている筈だ」
「女性から名前を聞かれて素直に答えない殿方は嫌われますわよ?」
この女……。
「…クロード・スピード」
「ミスタ・スピードと呼べば宜しいかしら?」
「…何とでも」

結局あの女――ロングビルは何が目的だったんだ。
本人は『 ただの挨拶 』だと抜かしていたが、ただの挨拶で色気を振りまくか? 胡散臭い女だ。
 


俺の女運は間違いなく悪い。シエスタなどの例外はあるが、それを補って余りある。
その元凶の一人のルイズがメイドを通じて俺を呼びだした。一体何が目的だ。

メイドから聞かされた場所へ行くと、既にルイズが腕を組んで待っていた。
素早く逃げられる様に、ルイズから怪しまれない程度に距離を開けて立ち止まる。
「久しぶりね、クロード」
「ああ」
ルイズの短い導火線に火を付けない様に、無難な返事をする。
「あんたに良い話があるの。明日は虚無の曜日だから街で何か買ってあげる」
買ってあげる、だと? ルイズが? 有り得ねえ。
「何、驚いてるの? それとも不満な訳?」
「いや、そうじゃ無い。どうして『 俺なんか 』に?」
「主人が下の者に施すのは当然でしょ。それ以外に理由が要るの?」

たった数日で態度がこうも変わるか? そんな訳無えだろ。どう考えてもこれは罠だ。
学院じゃ人目に付くから外でやるって訳か。舐めやがって。
いいだろう。あえて罠に嵌ったふりをしてやる。そして罠を利用してルイズの弱みを握る。
殺しはしない。ルイズが死んでこのクソッタレな刺青が消えるなら良いが
逆に呪いか何かで殺されるかもしれないからな。

788 :GTA-0:2007/09/26(水) 07:35:20 ID:N0/AgRQG
投下終了。最近はやっと涼しくなって秋到来って感じですね。

789 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/26(水) 07:36:43 ID:n5X4BFuA
投下乙です。
緊張感のある関係がいいですね、
この後の展開が楽しみです。

790 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/26(水) 07:37:40 ID:S7MJ0mwZ
乙!
このルイズなんかたくらんでるようにしかみえなくなったw

791 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/26(水) 07:55:26 ID:c9RBFz0+
ハルケギニアが殺伐として参りました…!

792 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/26(水) 09:18:21 ID:wcn4SVPq
ちょっと改心してやさしく接してみようとしてもひたすら疑られてしまうルイズ
というのもありだな。信用されなくて結局荒れるルイズというのも萌えだ。

793 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/26(水) 09:23:37 ID:9OTR2ZFl
>>775
やべ、舞鶴蜜に小町とかマジわくわくしてきたぞw

794 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/26(水) 10:12:37 ID:ydZqSnpO
コロ助召喚。

795 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/26(水) 11:12:20 ID:V90M6rht
ミョルズニトンになった小須田部長を才人が説得して終戦。
しかし、虚無の担い手達による東方調査の報告書に変な事書いたせいで「お引越し」

796 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/26(水) 11:21:27 ID:TT9jbZMc
ジャパニーズサラリーマン

797 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/26(水) 11:31:22 ID:dQ/2DqqV
スライム召喚で黒竜ミッペルテルト思い浮かべた俺

798 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/26(水) 11:33:01 ID:EigRIECH
>>796
通りすがりのサラリーマン忍者

799 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/26(水) 11:45:45 ID:X6R0ewgU
>>798
あえて、その弟を。

800 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/26(水) 12:02:38 ID:yVOaGZtY
ブラクラのロック
いまいち、ぱっとしないキャラだけど

801 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/26(水) 12:08:39 ID:xrmkT2iQ
社長を召喚。当然青眼は実体化して呼べる。
最近知ったがあの世界じゃカードゲームで世界の危機とか宇宙とか神とか
なんかとんでもない話になってるんだな

802 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/26(水) 12:11:12 ID:fD2mu8Rx
そりゃあジャンプですから

803 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/26(水) 12:12:43 ID:r7X24F2l
初期のアメコミライズなのも結構新鮮で好きだったんだがなぁ……

804 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/26(水) 12:32:02 ID:QKWtbVba
まだ遊戯王の頃はよかったんだよ・・・
GXはもっととんでもワールドなんだぜ

805 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/26(水) 12:40:02 ID:Z+Ft2Wg8
オシリスの天空竜の相手の召喚時に攻撃するのって強制だっけ?
使い魔召喚の儀式はまさに地獄絵図…

806 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/26(水) 12:48:37 ID:rBhWoD+n
十代召喚されたらやっぱりギーシュと決闘してガッチャするんだろうか

807 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/26(水) 12:49:52 ID:0E3oGP3T
>>805
絶対強制、その能力を逆手に取られる事も多々あり

808 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/26(水) 12:57:36 ID:9OTR2ZFl
ていうかオシリスがでると大体の場合逆手に取られてオシリスが破壊されるか負ける。

809 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/26(水) 13:22:02 ID:QKWtbVba
だってドジリスだもの
神系は使いやすさではオベリスクが一番いいと思う

でも凶悪さではユベルかなぁ

810 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/26(水) 13:32:54 ID:UQFmOm3d
SでMで変態なヤンデレだしな

811 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/26(水) 13:41:25 ID:6dhAiVsP
小ネタを投下してもいいかな?初投下なんだ…

812 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/26(水) 13:42:35 ID:ALW2IAi8
SでなおかつMなド変態かー
魔装機神にもそんなの居たっけな。

813 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/26(水) 13:44:09 ID:Q9s+d+7Y
SでMでニンフォマニアのサフィーネさんか。

そして道は空いている。

814 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/26(水) 13:45:39 ID:lFguITnx
>>811
さあ、お前の物語(タマシイ)をこのスレに刻んで魅せろ!
支援

815 :PRESS START BUTTON:2007/09/26(水) 13:45:57 ID:6dhAiVsP
では投下。


なぜ、こんなことになったのか。
 私は、確実に自分の元へと迫る敗北の足音に、耳を塞いだ。


 トリステイン王国魔法衛士隊グリフォン隊隊長、ジャン・ジャック・フランシス・ド・ワルド。
 それが、私の名前と肩書きだ。
 しかし今ではそれは意味をなさない。
 今の私は、祖国を裏切り、『レコン・キスタ』に手を貸した、反逆者なのだから。

 アンリエッタ王女の勅命により、婚約者であるルイズの任務に同行することとなった私は、
 その任務の中で、3つの目的を果たそうと考えた。

 1.虚無の担い手である可能性を持つルイズの拉致
 2.アンリエッタ王女からウェールズ皇太子に宛てた手紙の回収
 3.ウェールズ皇太子の殺害

 …結果として、これらの目的の1つは達成された。
 ウェールズを殺害し、あとはルイズの手から手紙を回収すれば目的のうち2つは達成できる。
 はずだったのだ。

 あの、ルイズの使い魔である平民の存在が無ければ。



816 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/26(水) 13:47:07 ID:wcn4SVPq
投下支援準備完了、投下支援準備完了。
射線軸上の友軍機は直ちに退避、これより支援砲発射します。

817 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/26(水) 13:48:11 ID:lFguITnx
すまん、上げてしまった
支援

818 :PRESS START BUTTON:2007/09/26(水) 13:48:36 ID:6dhAiVsP
 私は、彼をただのただの平民にしかすぎない、と侮っていた。
 だがそれは違った。

 彼は、空を飛ぶことができたのだ。

『風の系統』のスクウェアメイジであり、グリフォンを駆る、魔法衛士隊隊長である私は、
そのことの重大さを容易に理解することができた。
 空を飛べるということは、大きなアドバンテージとなる。
 地上を縦横に駆けるだけでなく、空高くへ舞うことができれば、
戦いにおける選択肢が大きく増えるからだ。

 それゆえ、風のメイジの使い魔には、私のグリフォンのような、飛行能力を持つ幻獣が多く召喚される。
 メイジでも、『フライ』の呪文を使いながら、他の呪文を使うことはできないからだ。

 だが、あの使い魔は違った。
 魔法も使わず、マジックアイテムも使わず、翼も持たずに、彼は空を飛ぶことができたのだ。


819 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/26(水) 13:49:09 ID:QKWtbVba
投下支援

820 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/26(水) 13:49:31 ID:S7MJ0mwZ
支援

821 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/26(水) 13:50:16 ID:wcn4SVPq
支援砲、発射されました。
続いて第二射支援、発射します。

822 :PRESS START BUTTON:2007/09/26(水) 13:51:28 ID:6dhAiVsP
 そして今も彼は、アルビオンの修道院の天井近くを飛びながら、
私の『遍在』達と空中戦を繰り広げている。
 『遍在』達の放つ、『ライトニング・クラウド』や『エア・カッター』の嵐を
ふわりふわりと羽根のように避け、次々と『遍在』達を足蹴にし、撃破していく。

 …そして今、最後の『遍在』が撃破された。
 彼の体が私に向き直り、体勢を立て直した。次はお前の番だとでも言うように。

 私は恐怖に駆られ、『エア・カッター』を乱射する。嵐の如く、彼に風の刃が迫る。
 だが、彼はそれすらもふわりとかわし、私に向けて突撃してくる。

「来るなッ…来るなァーーッ!!」

 …私の顔面に彼の足が突き刺さる直前。
 意識の途切れる前の、最後の瞬間に私の眼に映ったのは。
 彼の靴の裏と、

 彼の背中にふわふわと浮かぶ、赤くて丸い2つの物体だった。


823 :GAME OVER:2007/09/26(水) 13:56:50 ID:6dhAiVsP
というわけで、『バルーンファイト』の主人公ネタを『投下した』。

完璧に勢いだけで書いた。今は反省している。後悔は無い。

824 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/26(水) 14:09:32 ID:QxD2l2A+
ちょwwナツカシスwww
この後ワルドはあの魚に食われるんだろうなw

825 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/26(水) 14:18:13 ID:pD2s+YQV
>>775
完結後だと内気な少女だぞ?
クライマックス直前だとでたらめスペック。
ああでも……【目覚まし時計】がいればきっと楽しくなるはず

>>797
無限増殖は怖すぎる><

826 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/26(水) 14:48:46 ID:I/G5j73+
バルーファイトの人って、地上に降りた敵なら触るだけで倒せるぐらいの猛者だよなwww
マリオは踏まないといけないのにww

827 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/26(水) 15:23:50 ID:RI1vYTZd
上のほうでテニヌ召喚とかルイズより年上に見える中学生とか読んでて思ったんだけどさ。
カバチ君召喚したら魔法ラーニングできるかも。
召喚シーンで中年の平民とか言われるカバチ君。
掃除洗濯するシエスタをラーニングしてメイド業をこなすカバチ君。
ギーシュとの決闘で杖を持った途端にワルキューレ7体作り出すカバチ君。
フーケ戦でゴーレム、ワルド戦では偏在までラーニングするカバチ君!
しまいに虚無までラーニングする、語ることすらはばかられるカバチ君。

828 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/26(水) 15:25:57 ID:cH/6aUI2
テニヌの人たちは異世界でも普通にテニヌしてそうで困るw

829 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/26(水) 15:29:49 ID:VRkID63J
むしろ、魔法=テニヌにゼロ魔世界の概念が変わってても違和感ない。

830 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/26(水) 15:35:19 ID:leF7JDa0
ヘルガッチャ召喚を今も待ってる俺
初期スレの頃からだからどのくらいになったか、、、

831 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/26(水) 15:50:05 ID:A8hyceb2
もうテニスの王子様の誰かを召喚でいいよw

832 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/26(水) 15:56:04 ID:cM8Xn9PX
>>830
覇王様を召喚しても使い魔にするのは絶対に無理だろうけどな。
あんな契約一つで人畜無害になられでもしたら、ジムやオブライエンの犠牲が報われなさすぎる。

833 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/26(水) 15:56:17 ID:vIgRHONq
やっぱり手塚だろ。手塚ゾーンで何故か帰って行くワルキューレ

834 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/26(水) 15:59:25 ID:QKWtbVba
>>832
あれだよ、超融合で覇王様とルイズが融合とか
ツンのみの覇王ルイズ爆誕

835 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/26(水) 16:23:58 ID:2zp1C4ke
>>832
本人しだいで再復活可能らしいな
今日やる回で蘇るらしいし
どちらにせよ、無駄死だったな

836 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/26(水) 16:32:54 ID:/uT7wdmw
大魔道氏の人マダー?

837 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/26(水) 16:34:43 ID:yVOaGZtY
テニヌの誰かを召喚したら射出系の魔法なら難なく打ち返せる
風の鎧だっけ?ヴィダーシャルの代わりになれるな

838 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/26(水) 16:39:12 ID:ym7E43h2
>>832
ゼロ魔世界じゃデュエルで勝利しても光の粒子にはならないことにすればおk
フーケは逃げた方がいいだろうな
ゴーレムと悪魔族モンスターを超融合されてダークガイアのダイレクトアタックで死ぬ
問題はルーンが別のやつになりそうということだな


839 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/26(水) 16:41:43 ID:oVhNv0fh
そういやテニヌに偏在使えるやついたな

840 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/26(水) 16:41:55 ID:iFmjpTnp
>837
ヴィダーシャルと魔法の打ち返し勝負になりそうだな。
先に根負けした方が魔法を喰らって負け。

841 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/26(水) 16:42:33 ID:4ZfUcxe/
ランスシリーズの魔人召喚で、アベルト召喚っての考えたことある。
アベルトの試練にうちかって女王様と認めてもらえるか!?
ってカンジ

でもそれ以上に魔血魂召喚して身体乗っ取られる姿が思い浮かんじゃってアウト

842 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/26(水) 16:44:48 ID:zL/VI6xH
もうランスとシィル召喚でよくね?

843 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/26(水) 16:46:11 ID:9IWHeIwM
>>1乙です

844 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/26(水) 16:47:40 ID:wdGUttHm
かりあげクンを召喚。
女性キャラに妙な渦巻きがつくようになる。

845 :843:2007/09/26(水) 16:48:37 ID:9IWHeIwM
すんません、誤爆でした(汗)

846 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/26(水) 16:52:30 ID:WJFEhFl2
ルドラサウム他ランス世界の神々とか

847 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/26(水) 16:59:17 ID:reX4E4dD
>841
魔人か〜 
呼ばれるとしたらホーネット派?
まぁ、ホーネットだと強すぎかな
個人的にハウゼル召喚とかいいなぁ

逆にケイブリス派は誰が呼ばれてもハルケギニア滅亡しそうw


848 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/26(水) 17:04:03 ID:gRbW6jdT
妄想膨らます分にゃかまわんが、投下するならNTか理想郷行ってくれよな。

849 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/26(水) 17:06:50 ID:IXa7gjYq
なんかいろんなジャンルのキャラが出てきたからなあ・・・・
ギャンブルとか知力派は・・・カイジ出たし、
後はスポーツ?だったらテニヌの王子様やらパワポケの主人公やらが適任かな?
それとも亀田が出てきてまた帝國作ろうとしてそして野球ゴーレムを作る勇者に(ry

850 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/26(水) 17:09:20 ID:s5GiybSu
このスレで有ったタイラーみたく、口先と運だけで何とかするのはちょっと見たいかもねー

851 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/26(水) 17:23:12 ID:cM8Xn9PX
>>847
レイ、カイト、ジークあたりは比較的危険度少ないと思われるが。
……いや、メアリーと二度と会えない事になったら「怒れる王」の本領発揮する可能性大だな、レイは。

852 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/26(水) 17:23:24 ID:reX4E4dD
口先と運だけでか…
ラッキーマン?

853 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/26(水) 17:28:11 ID:GdNWrdfk
>>852
ラッキー星が無けりゃアンラッキーマン

854 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/26(水) 17:28:15 ID:9OTR2ZFl
ギャンブルっていったらカイジのほかにもアカギとか。

855 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/26(水) 17:29:26 ID:S7MJ0mwZ
>>850
超人バトル小説から戯言遣いとか

856 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/26(水) 17:35:44 ID:B8OBkpbw
>>855
なんという萌えキャラ死亡フラグ・・・

857 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/26(水) 17:35:50 ID:0E3oGP3T
>>853
だったらいっそ幸運の星を召喚してルイズがラッキーウーマンに…
不幸じゃないと駄目だったっけ?

858 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/26(水) 17:40:20 ID:e2IxL0+3
アメコミから
本編終盤あたりのスポーンとか
WATCHMENのDrマンハッタンとか
あとはDrドゥームあたりとか

859 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/26(水) 17:47:22 ID:GdNWrdfk
>>857
エクスプロージョンの規模を見ると相当なレベルで鬱憤が溜まってるみたいだし十分不幸寄りじゃないの?
ついてない君も家は普通の規模だし両親は善人で母ちゃんは美人の元アイドル
ブスだけど性格良くて才能豊かな金持ちの子女にも慕われてるから言うほど不幸じゃないし

860 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/26(水) 18:00:46 ID:QKWtbVba
>>855
そこでいーちゃんと見せかけてりすかを召喚
フーケのゴーレムに潰されて変身
ワルドのカッターで切られて変身
兵士に刺されて変身 7万対1もコレならへっちゃらさ

861 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/26(水) 18:10:02 ID:rBhWoD+n
>>859
洋一は運が悪いだけで不幸そうではなかったよな

862 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/26(水) 18:13:31 ID:Vh1Ewmzj
運が悪くても幸福な人もいる
運が良くても不幸な人もいる

運が悪くて不幸な人は……・゚・(つД`)・゚・

863 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/26(水) 18:26:18 ID:xrmkT2iQ
>>858
スパイディとかアイスマンとか呼ばれたらしょうもない軽口に
ルイズがいちいち反応してブチ切れること請け合い

864 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/26(水) 18:38:53 ID:bOPUTrpf
カイジの次は黒沢は?

865 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/26(水) 19:04:30 ID:cBgSkBLQ
ラッキーマンは幸運の星合体状態がなかったっけ?
まあ、強すぎるけど

866 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/26(水) 19:08:17 ID:V27UXu3F
運が悪くて不幸な人・・・
スーパースターマンのことか

867 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/26(水) 19:08:48 ID:dd4CmdH8
ゼロミーが来たようです

868 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/26(水) 19:14:38 ID:xQU+IezJ
>>867
ゼロミーて何?

869 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/26(水) 19:15:35 ID:Wdfo5tnF
>>861
そういう風に書かれると俄然カッコ良く見えるな。

870 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/26(水) 19:19:02 ID:QxD2l2A+
不幸自慢させてシンジに勝てる主人公キャラはそうそういないと思う。

871 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/26(水) 19:22:11 ID:HPt4XvdI
タカヤ兄さんに謝れ

872 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/26(水) 19:22:34 ID:xrmkT2iQ
不幸といえば仮面ライダーギルスこと葦原涼

873 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/26(水) 19:24:19 ID:cnDmfqtT
>>871
何故か某打ち切り漫画を思い出した。

874 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/26(水) 19:31:37 ID:dPmq9Na1
>>858
シルバーサーファー呼ぼうぜ

こいつも自力で帰れそうだけどな

875 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/26(水) 19:32:17 ID:S7MJ0mwZ
>>873
あててんのよから始まる格闘ラブコメかと思いきや何を思ったかいきなりファンタジーになった漫画?

876 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/26(水) 19:37:37 ID:cBgSkBLQ
>>866
でもスーパースターマンは盾としては最強。
惑星400個壊すミサイルくらっても生きてたはず
ワルドだろうが7万だろうが絶対死なない

877 :マロン名無しさん:2007/09/26(水) 19:40:13 ID:3tWNOVAg
すいませんがどこかに型月とのクロスをやってるwikiもしくはスレッドがありませんか?
それになぜ規約で型月とのクロスを書いてはいけないかよくわかりません
自分は型月とのクロスを書きたいんですがどうしたらいいでしょうか、こんなこと聞くのは場違いもですがどうか教えてください


878 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/26(水) 19:41:49 ID:ShF761d1
http://anime2.2ch.net/test/read.cgi/anichara/1187755129/l50


879 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/26(水) 19:42:46 ID:IuqkJXB6
>>877
なにそのメール欄

880 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/26(水) 19:48:23 ID:I/G5j73+
アメコミキャラか知らないけど、スヌーピーネタ書いたんだが投下しても良い?
いいなら八時ごろ投下したい。

881 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/26(水) 19:55:45 ID:oVhNv0fh
>それになぜ規約で型月とのクロスを書いてはいけないかよくわかりません
答えは簡単
荒れるから

882 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/26(水) 19:55:54 ID:bE1pf1Rm
スヌーピー支援
こいつをじっと見てくれ。

でつ


883 :ゼロの落花生:2007/09/26(水) 20:00:16 ID:I/G5j73+
「やったわ!ついに召喚に成功したわ!」
トリステイン魔法学院で、使い魔の召喚に成功したルイズが感嘆の声を上げる。
「でも、これは一体なんだい?」
ギーシュが、持っていた薔薇で指差しながら聞いた。
近くにいたキュルケがそれに答える。
「犬小屋でしょ?どうみても」
何とルイズは犬小屋を召喚したのだ。
だが、誰もそのことを笑わない。
何故か?
普通、犬小屋を見たら、中で犬が寝ていると思うものだ。
しかし、この犬小屋の犬は、屋根の上で寝ていた。

屋根の上では、白い体に黒い耳、赤い首輪をつけたちょっと変わった体形の犬が仰向け寝ている。
「何か変だよな」
「変だ、確かに変だ」
「かなり異常だ」
何処からか呟きが聞こえる。
「いいのよ!いいの!これはこういう犬なの!さ、契約を結ばなきゃ」
それを聞いたコルベールは頭を捻りながら言った。
「しかし…犬小屋に首輪があるということは…誰かの犬なんだろうから、勝手に使い魔にするというのも…」
「ミスタ・コルベール!この犬はサモン・サーヴァントに応じて出てきたんですよ!!だから私の使い魔なんです!!」
ルイズの剣幕にコルベールは黙ってしまう。
と、その声に反応して屋根の上の犬の耳が動いた。
(なんだい?ここはどこだ?)
犬は上体を起こしてキョロキョロとあたりを伺う。
「…絶対変」
青い髪の少女が呟いた。
(さっきまで、丸顔のボーヤの庭に居たと思ったんだけど)
「さあ、今度こそ契約を結ぶわよ!」
ルイズがコントラクトサーヴァントの呪文を唱え始める。
そして、小屋の屋根の上の犬に口付けをしようとした。
その瞬間、その犬が動いた。
(積極的だね、カワイコちゃん)
Chu!


「信じられないわ!」
ルイズが叫んだ。
「使い魔が鼻にキスしたわ!」
あたりにもざわめきが広がる。
「それにもっと信じられないわ!!」
さらにルイズが声を荒げる。
「ルーンが私に刻まれたわ!!!」
驚愕の事実。
召喚した使い魔に先に鼻に口付けされると、主人の方にルーンが刻まれる。
以後、トリステインでは、使い魔にコントラクト・サーヴァントする時に、鼻に手を当てながらするようになったという。

884 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/26(水) 20:00:25 ID:+YJDxV6m
>>876
ガンダールヴとして最高の適正だな。
けど、性格的に向かないか。

885 :ゼロの落花生:2007/09/26(水) 20:01:33 ID:I/G5j73+
まあ一応ちゃんと契約できたみたいだし、次の授業に移ろうか」
「え?ちゃんとって…明らかに異常でしょ!」
ルイズの叫びを青い顔で無視するコルベール。
彼だって前代未聞の状況に軽くパニクっているのだ。
そのままコルベールは生徒たちを急かして行ってしまった。
「ルイズ、今回は気の毒だと思うけど、お前は歩いて来いよ」
一人の生徒がルイズに言った。
「わかってるわよ!うるさいわね!
…さあ行くわよ!って、あれ?私の使い魔は?」
ルイズはあたりを見回したが、あの犬の姿が見当たらない。
「貴方の使い魔なら」
キュルケが側に来て言った。
「皆と一緒に飛んで行ったわ」
指差した方を見ると、耳をヘリコプターの様に回転させて飛んでいく使い魔の後姿が見えた。
「……(タメイキ)」

「いい?使い魔って言うのはね――」
自室に戻ったルイズが部屋をウロウロしながら使い魔の何たるかを説明している。
「――だから主人を置いていくなんて言語道断なのよ!」
(つまり、僕は誘拐されたわけか!)
「先ずは感覚の共有だけど、それは無理みたい」
(僕を誘拐して、どうしようっていうんだ?)
「次に、秘薬の原料とか鉱石とかを集めてくるんだけど…あんたじゃ骨以外に集められそうにないわ」
(何を聞かれようと、決して秘密はバラさないぞ!)
「最後に、主人の護衛なんだけど…吼えるぐらいは出来るわよね?」
(さあ!どんな拷問にも耐えてやるぞ!!)
「…あんた、私の言ってること聞いてた」
(一言だって喋るもんか!)
「……もっと普通の使い魔が欲しかったわ…」
ルイズはそう呟いた。

「いつまでも『あんた』とか『犬』じゃ呼び憎いわ」
そう言って部屋の真ん中にポツンと立っている犬を見つめるルイズ。
翌々考えると、二本足で普通に立っている犬はかなり不気味だ。
「あんた、誰かに飼われてたのよね?という事は、名前がある筈よ。教えなさい」
(名前?人に名前を聞くときは、自分から名乗るものじゃないかな?お嬢さん)
すまし顔で言われ、ちょっとムッとしたルイズだったが、正論なので仕方が無い。
「私はルイズ・フランソワーズ・ル・ブラン・ド・ラ・ヴァリエール。ヴァリエール家の三女よ。さあ、あんたの番よ」
(私は…)
いつの間にか黒いボーラーハットに蝶ネクタイを身につけ、鞄を持った犬が答えた
(世界的に有名な弁護士さ。これから君を訴えるところ)
「……(タメイキ)」

886 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/26(水) 20:02:40 ID:NWeFZy+0
>>882
なんか手塚治虫さんの漫画に出てくるやつに見えた。
〜ごんすっていうやつだったっけ?

887 :ゼロの落花生:2007/09/26(水) 20:02:42 ID:I/G5j73+
頭痛がし始め、額に手を当てるルイズ
一瞬怒鳴り散らそうかと思ったが、余計頭が痛くなる気がして思いとどまった。
その代わり、目の前の使い魔を睨んでみる。
「ジー…」
(ん?折角の顔が台無しだよカワイコちゃん)
Chu!
鼻にキスされた。
「キャ!」
驚いてベッドまで飛びのくルイズ
「何すんのよこの犬ッ!」
頭痛がかなり酷くなってきた。
「えーと…じゃあ」
ベッドから頭を抑えつつ立ち上がるルイズ。
「その首輪には何て書いてあるのよ。ちょっと見せなさい!」
よくよく考えると最初から首輪の名前を見れば良かったんだわ。
ルイズは無理やり首輪をはずそうとし始めた。
(ウゲ!くるしいよ!)
「いいから黙ってなさい!…外れたわ!」
はずした首輪を眺めるルイズ。
「…読めないわ。何よこれ!?どこの文字よ!」
(単なる英語だよ。カワイコちゃん)
「英語?知らないわそんな言語…あんた読めるの?」
(もちろん)
「じゃあ読みなさいよ」
(どれどれ……チャー…ルズ…ブ…ラウン。チャールズ・ブラウンって書いてあるね)
「チャールズ?それがあんたの名前ね!」
(いいや)
プチッ
ルイズの中で何かが切れた
「じゃあ誰の名前よ!!!」
(さあ?誰だろう?判らないな。まさかあの丸顔の子の名前じゃないだろうし…)
実は丸顔の子の名前である。
ルイズの中で切れた何かが急速に萎んでしまった。
「…もういや」

「いいわ!あんたなんか犬で十分よ!!」
(否定のしようがないね。お嬢さん)
ルイズは着ている服を脱ぎ始めた。
「私はもう寝るわ!」
服を脱ぎつつルイズが叫ぶ。
「あんたは犬なんだから当然床で…あれ?」
服を着替えて振り返ると、そこには犬の姿は無く、ただテーブルとイスだけがポツンと立っていた。
「どこいったのよ!もう!もう!!もう!!!もう我慢の限界よ!!!あの馬鹿犬主人をおちょくりまくって!!!ホントに――」

888 :ゼロの落花生:2007/09/26(水) 20:03:51 ID:I/G5j73+
そのころ、我らが犬ことスヌーピーは、自分の新しいが主人が自室で叫びまくっている事等露知らず、自分の小屋の屋根のでさっさと寝ていた。
(驚いたな)
屋根の上で仰向けになったまま呟く。
(月が二つもある)
スヌーピーは少しの間月を見つめていた。
(…片目をつぶってもやっぱり二つだ)
思い悩んだようにこう付け加えた。
(…これからどっちに吼えれば良いんだろう?)

スヌーピーが寝ている犬小屋に、誰かが近づいてきた。
(誰だろう?)
金髪で薔薇を胸に付けている少年だった。
「やあ今晩は。僕はギーシュ・ド・グラモン」
その少年は名乗った。
「君のご主人から、君を探すように頼まれたんだけど…」
(もう遅いから寝るように伝えといてよ)
スヌーピーは寝たまま答えた。
「そうだね。何か逃げ出したわけじゃ無さそうだしそう伝えておくよ」
そういってギーシュは立ち去ろうとした。
が、立ち止まって
「…って何で貴族の僕が犬の言うことを聞かなきゃ成らないんだ!?自分で伝えればいいだろう!」
と戻ってきた。
(判ったよ。じゃああのピンクの髪の子を呼んどいで。直接伝えるから)
と、今だ屋根に寝たままのスヌーピーが言った。
「よし、じゃあ呼んでくるから」
再度ギーシュは立ち去ろうとした。が。
「ん?ちょっと待て!それじゃあ僕が行って戻って来なきゃ成らないじゃないか!!二度手間だぞ!」
(じゃあ、最初から君が伝えて、戻ってこなければ問題解決じゃないか)
「あ?…ああ確かにそうだね。じゃあ僕から寝るように伝えておくよ。お休み犬君」
そういって今度こそギーシュは立ち去った。

数分後、学院のどこかから怒りに満ちた爆発音とギーシュの悲鳴が聞こえたのだった。

889 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/26(水) 20:03:55 ID:ei3UmiLY
しえーん

890 :ゼロの落花生:2007/09/26(水) 20:05:04 ID:I/G5j73+
以上です。

ルーンがルイズに刻まれたのは…単なる冗談です。
深い意味はありません。
だってキスしようとした相手に、先にスヌーピーがキスしないわけないじゃないですか!
。。。すみません。
イメージとしては、スヌーピーの世界でゼロ魔をやったら?という感じで書きました。

891 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/26(水) 20:07:11 ID:XO7wQU6d

なんかほんわかほのぼのした

892 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/26(水) 20:07:22 ID:rBhWoD+n
ギーシュwwww乙

893 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/26(水) 20:07:50 ID:uzmSFsOe
スヌーピーってこんなキャラなのかw

894 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/26(水) 20:08:07 ID:HBaR74D1
このノリは独特ww

895 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/26(水) 20:13:19 ID:bE1pf1Rm
和んだ乙

896 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/26(水) 20:15:16 ID:4VttwjPv
意思の疎通できてるのに気付かないルイズ萌え。

897 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/26(水) 20:20:24 ID:cPf92Zw/
スヌーピーのマイペースっぷりに和んだ乙。
原作以上にバトルが似合わないことになるだろうなぁ、これw。

898 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/26(水) 20:55:31 ID:uzmSFsOe
>>259遅レスだが

それまでの戦闘によりタバサは既に傷つき、疲れていた。
志は折れずとも、身体はそうはいかなかった。
沈黙があたりを支配し、全ては終わった。
だが、舞い上がる塵の彼方から、タバサは何かを感じた。
それは希望
それは友情

級友達だ。

キュルケ「まだ生きてるわよね?よし待たせてゴメン!」
タバサ「キュルケ……?キュルケ・ツェルプストー?」
モンモン「私たちの出番ね。」
ギーシュ「水精霊騎士隊も…他にもいるだけかき集めたよ。勝つも負けるも皆一緒さ。」
レイオール「マリコルヌ上から叩け!フーケ下から叩け!ギムリとにかく叩け!」

オンスロート「無駄なことだ。エルフのカウンターを学習した私は…貴様らの魔法を全て跳ね返す!」

その時、爆発音と共にオンスロートの装甲はが弾けとんだ。

オンスロート「誰だ!?」
ルイズ「悲しいわね、オンスロート。虚無をうけて、誰だなんて言わないでよ。」


こうなるワケだな?

899 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/26(水) 21:00:21 ID:PopBInqL
西尾作品からはまだ一人も来て無いな
呼ぶならやっぱいーちゃんか?良い具合に弱いし

900 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/26(水) 21:04:41 ID:PPkINzx0
フライングエースの召喚に感激。
これはもうタルブの村にあるのはゼロ戦じゃなくてソッピーズキャメルだな。

901 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/26(水) 21:05:31 ID:45B6Izaa
>>899
双識が召喚されてる

902 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/26(水) 21:06:39 ID:xrmkT2iQ
バットマン召喚とか思いついたけど
やっぱゴッサムシティあってこそのブルース・ウェインだしなぁ
せめてバットケイヴとアルフレッドがフル稼働可能でならあの傍若無人な最強っぷりが出せるか?

903 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/26(水) 21:08:25 ID:QKWtbVba
>>899
いーちゃんが来たらいつの間にか赤い人がどっかに紛れ込んでそうなんだが・・・
ほら、あの人変装もとんでもないレベルだし、いてもおかしくないし

904 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/26(水) 21:11:03 ID:cPf92Zw/
スパイディ召喚ってよく考えたら高速移動のための摩天楼が無いから歩きじゃん!
原作アメコミでもあったなぁ、うっかり田舎まで悪人追いかけちゃって
終バスも逃がしたから帰りは歩きになったって話。

905 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/26(水) 21:15:50 ID:S7MJ0mwZ
>>899
なんか戯言から呼ぶとゼロ魔原作で死ぬのが決まってる奴が必ず死んじゃいそうだよな
バックノズルだったか

906 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/26(水) 21:16:07 ID:HwsfWHN2
>>903
赤い人なら、
「何しけた顔してんだよ」
とか言って、レコン・キスタ全員をぶん殴って圧倒的に制圧してそうだな。

907 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/26(水) 21:20:04 ID:+88XQYv8
ゼロと落花生の人おつ
思わずワロタ

しかし、月のあたりは原作チックなノリだよな……GJ!

>>900
そーいや、それがあったんだよな……
フライングエースはレキシントンに勝てるのか!?こうご期待ってところだな!

908 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/26(水) 21:21:46 ID:JVhQ0Y/Y
赤い人の俺TUEEEEぶりは異常。それが味でもあるんだが。

909 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/26(水) 21:23:22 ID:B8OBkpbw
戯言シリーズはハッタリ先行で戦闘力がいまいち分からん
いーちゃんとかは西尾節が書けるかにかかってるな

910 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/26(水) 21:26:19 ID:E3hp7m7n
いーちゃんが出演して萌えキャラが死なないわけがない、ということは……
きゅいきゅいが危ない!

911 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/26(水) 21:26:42 ID:PopBInqL
赤い人は強すぎないと成り立たないキャラだしな
いーちゃんの年下キラーは異世界でも発動するのかな
そうなるとメインキャラ全滅しそうだが

912 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/26(水) 21:29:10 ID:tPd1faNG
時間が巻き戻った錯覚を味わった。
よろず板で。

いい加減中将にいらん苦労かけるな!

913 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/26(水) 21:29:36 ID:HwsfWHN2
>>909
戯言はハッタリそのままの力があると思ってOK。
問題は主人公の特性のせいで地力が出ないままで終わることが多いってだけだ。

914 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/26(水) 21:30:11 ID:tPd1faNG
やべ、超誤爆
スマソ

915 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/26(水) 21:31:47 ID:HBaR74D1
事前のチェックというものは大事なのであっる!

916 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/26(水) 21:43:47 ID:dd4CmdH8
赤い人と聞いて、ストラウスと思った俺はエセルバート

917 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/26(水) 22:09:08 ID:hPT2xfI8
シティハンターやジーザスみたいな銃使いは見てみたいな。
この二人なら旧式の銃でも何とかしそうだし。

918 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/26(水) 22:11:32 ID:DKYw2iLo
銃使いでのび太くんを忘れるなんて!

919 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/26(水) 22:11:47 ID:9OTR2ZFl
もっこりされなかったことに
安心するべきか怒るべきかで悶絶するルイズ

920 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/26(水) 22:13:09 ID:S7MJ0mwZ
他スレになるがリップバーン・ウィンクル中尉とか
マスケット銃の一発で戦闘機落とす魔弾の射手だ

921 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/26(水) 22:14:42 ID:hPT2xfI8
>>919
キュルケにはもっこりするのか。

それが問題だ

922 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/26(水) 22:15:06 ID:XYMA2gn6
ゲイン・ビジョウでフーケに「俺の子を生んでくれないか」

銃関係ねえ

923 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/26(水) 22:15:48 ID:KEW5f4hJ
ゴルゴ13がお怒りのようです

924 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/26(水) 22:17:44 ID:6Hdj5qZm
ゴルゴ13なら石器時代でも生きていける

925 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/26(水) 22:17:46 ID:uN0JDToc
ゴルゴは召還されなかったが、ゴルゴの撃った弾丸は召還されていたな

926 :侍の使い魔:2007/09/26(水) 22:18:26 ID:raHyvEhs
投下してもいいですか。


927 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/26(水) 22:19:16 ID:hPT2xfI8
>>926
かもん

928 :侍の使い魔:2007/09/26(水) 22:25:51 ID:raHyvEhs
今回長いので前編後編に分けます。
まずは前編から

「まさかミス・ロングビルが『土くれ』のフーケだったとはな・・美人だったもので
 何の疑いもせず採用してしまった」
 学院に戻ったルイズ達はオスマンに事の顛末を報告していた。
 オスマンが言うには居酒屋でたまたま働いていたフーケを採用したらしい。
 隣にいたコルベールはあきれ返っている。
「死んだほうがいいのでは・・」
「つーかマジで死ね!!」
 銀時はオスマンに『洞爺湖』ぶちあてる。
「ぐおぉぉ!!」
 ふっとんだオスマンをさらに足げにしてゲシゲシ踏みつける。
「要はてめえののせいで俺たち死にそうなめにあったってことじゃねえか。
 死ねよ、頼むから死んでくれよ」
「やめ・・本気で死ぬ・・あっ・・そこは・・」
 最後のあたりがあえぎ声になってるのは気のせいだろうか。
「やめろ、ミスタ・サカタ、気持ちはわかるが。このままでは学院長がMにめざめてしまう」
 どうにか銀時をコルベールは止める。
「と、年寄りに普通ここまでするか」
 ボロボロになりながらどうにか立ち上がったオスマンは言った。
「あっ、俺の知り合いの女はな、けつでも触ろうもんなら腕ごとコナゴナになるまで折るぜ。
 そいつに比べれば随分優しいけどな」
「君の知り合いの女性には死んでも会いたくないのう」
 オスマンは今回の事件にショックを受けているようだが銀時は別段普通だった。
 女という者はずるい生き物ということは知っているからだ。

929 :侍の使い魔:2007/09/26(水) 22:27:00 ID:raHyvEhs
「まあともかく、君たちは良くぞフーケを捕まえ『破壊の杖』を取り戻してきた」
 3人は誇らしげに礼をするが銀時は特に興味はなさそうだ。
「君たちの、『シュヴァリエ』の爵位申請を、宮廷に出しておこう。追って沙汰があるじゃろう。といっても、ミス・タバサは確かすでに『シュヴァリエ』の爵位を持っているから、精霊勲章の授与を申請しておいた」
「本当ですか?」
 キュルケは驚いた声で言う。
「ほんとじゃよ、君たちはそれだけのことをしたのだからな」
「オールド・オスマン、ギントキには何もないんですか」
「残念ながら彼は貴族ではない」
「そんな・・」
 しかし当の銀時は興味なさそうに鼻をほじっている。
「っつ、んなもんいらねえよ、現金か甘いもんならありがたく受け取るけどな」
 ら○☆すただかシュヴァルツだか知らないがそんな腹の足しにもならないもの受け取ってもしょうがない。
「さ、今夜は予定通り『フリッグの舞踏会』を執り行う。『破壊の杖』も無事に戻ってきたことだ。思いっきり着飾るが良い」
 3人はそれを思い出し、礼をした後、外に出ようとした。
 しかし銀時だけは動かない。
「悪いけど先言ってろ」
 ルイズは心配そうな目をしたがうなづいて部屋から出て行った。

930 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/26(水) 22:27:28 ID:hPT2xfI8
支援

931 :侍の使い魔:2007/09/26(水) 22:28:20 ID:raHyvEhs
「何かわしに聞きたいことがおありのようじゃな」
 銀時は鼻毛を抜きながら答える。
「えーと、オスマン・サン○ンさんだったけ・・」
「オールド・オスマンじゃ!!誰がやたら目の良いアフリカ人じゃ!!」
 銀時のボケにも一応対応するオスマン。
 とりあえずコルベールに退室を促す。
 コルベールはどこかさびしそうな顔をしていた。
「とりあえず言ってご覧なさい、爵位はやれんができるだけ力にはなろう。
 あまり気乗りはせんが・・」
 なにやらよろしくない事を最後のあたりにボソッとつぶやく。
「聞こえてんぞジジイ!とにかくあの『破壊の杖』、あれは俺の元いた世界の武器だ」
 オスマンの目が光る。
「ほう、元いた世界とは?」
「俺は、こっちの世界の人間じゃねえ」
「本当かね」
「マジだ、俺はルイズの奴の『召喚』でこっちに世界によばれた」
「なるほどのう、そうじゃったのか」
 オスマンは目を細める。
「何で俺の世界の武器がここにあるか説明してもらおうか」
 ここからオスマンは語り始めた。
 20年ほど前、森でワイバーンに襲われた際助けてくれた命の恩人が
 持っていた武器が『破壊の杖』だったという。
 ワイバーンを倒した後、怪我していたらしく倒れ、学園で介護した。
 しばらくは小康状態が続いたものの突然容態が悪化し亡くなった。
「マジかよ」
 銀時は呻く様な声で言った。
 ようやく元の世界に返る手がかりを見つけたと思ったら当人は
 亡くなっていたのだから。
「彼も自分の事を異世界から来たというておったな。思い出したぞ!!
 自分の事をサムライとも言っておった」
「そいつ侍だったのか!?」
「ああ、説明を聞く限り騎士のようなものと理解をしたが、どこか違っておった。
 何故命を張ってまでわしを助けたと聞いたとき『俺が侍だから、俺の武士道だから』
 とも言っておった、少なくとも騎士は名誉も誇りもなく、他人のために命をかけて戦おうする奴なんざおらん」
「だったらそいつは間違いなく侍だ」
 銀時は感慨深げにうなづいた。
 もしかしたらその侍は攘夷戦争初期に戦っていた自分達の先輩かもしれない。
「ということはおぬしもサムライなのか?」
「ああ、でもまいったな、これで振り出しかよ、後一つ聞いていいか?」
「何じゃ?」


932 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/26(水) 22:29:37 ID:hPT2xfI8
支援

933 :侍の使い魔:2007/09/26(水) 22:30:40 ID:raHyvEhs

 銀時は左手のルーンを見せる。
「武器を持つとこいつが光って体の調子が少し良くなったりするんだ。
 あんたなんか知ってるか」
 オスマンはしばし困ったような顔をした後。
「・・・それは知っておるよ、ガンダールブの印じゃ、伝説の使い魔の印じゃ」
「伝説の使い魔?」
「そうじゃ、その伝説の使い魔はありとあらゆる武器を使いこなしたそうじゃ」
「伝説の使い魔ね〜?」
 銀時は左手のルーンを一通り見た後。
「まっ、いっか」
 オスマンはずっこける。
「お主そこは普通何故自分が伝説の使い魔なのか考えるところだぞ」
「べ〜つ〜に〜、あって不便なもんじゃねえしさ、あ、これシャ○ニングフィ○ガーとかできるの」
「それがなんなのかは分からんがたぶんできん」
「え〜、かめ○め波は」
「それもできんと思う」
「ちっ、伝説ってわりにはこいつ大したことねえな」
 ―コルベール君が聞いたら激怒するぞ
 銀時の態度にオスマンはあきれ返った。
「お主が元の世界に返す方法はできるだけ調べておくことにしよう。
 できればすぐにでも帰ってほしいからな・・」
 やはり最後にボソッとしゃべるオスマン。
「だから聞こえてんぞジジイ!」
「よくぞ恩人の杖を取り戻してくれた。改めて礼を言おう。
 不本意だが・・」
 そういってオスマンは部屋の物置をがさがさあさり始めた。
「『破壊の杖』はマジックアイテムとして宝物庫に入れておいたが
 彼の形見はもう一つあってな。それはわしの個人的なコレクションにしておる」
 オスマンは取り出した1メイルぐらいの箱を開ける。
「こいつは日本刀じゃねえか」
 そこには立派な日本刀があった。
「ああ、彼がなくなった後、調べたんだがハルケギニアのどこにもこのような形状の剣など存在しなかった。だからわしは彼が異世界から来たということを信じたのだ。
 どうだ、礼代わりにこれをもらわんか」
 銀時は首を振る。
「いや、あんまり他人の刀は使いたくねえ、こいつはあんたが持っているか墓に供えるか
 にしといてくれ」
「わかった、さっきの話だが帰る方法が見つからなくてもわしを恨まんでくれよ。
 何ここも住めば都だ、嫁さんだって探してやる」
「そういうわけにはいかねえよ、俺には待ってる奴がいるんだ」
「ほう、それはお前さんのこれかい」
 オスマンは小指を立てた。
「そんなんじゃねえよ、別に血がつながってるわけでも、結婚してるわけでもねえ。
 しいて言えば腐れ縁だ。それでもあいつらは俺の家族で俺の大切な奴らなんだ」
 珍しくマジな顔の銀時にオスマンは驚いた。
 ―この男こういう顔もするのか。
「わかった、わしも出来る限りのことはしよう」
「ああサンキュ、それにな・・少○ジ○ンプの続きも気になってしかたねえだよ」
「・・・・」
 少○ジャ○プはどういう物かわからないオスマンであったが一つだけ気づいたことがあった。
 ―もしかしてこの男相当なろくでなし
「んっ?」
「どうした」
 銀時が突然思い出したかのような声を上げる。
「何か忘れてるような気がするんだけどな。
 思い出せねえってことは大したことがねえってことか」

934 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/26(水) 22:32:04 ID:hPT2xfI8
支援

935 :侍の使い魔:2007/09/26(水) 22:32:51 ID:raHyvEhs
 コンコン
 学院長室の扉からノックの音が聞こえる。
「開いとるぞ、入れ」
 入ってきたのはコルベールだった。
「あの〜先ほど宝物庫の修繕をしていた作業員から瓦礫の中から
 こんなものが見つかったと報告がありまして・・」
 コルベールが持ってきたのはボロボロの大剣だった。
「宝物庫のリストには入っていないインテリジェンスソードだったんですよ。
 さっきからミスタ・サカタに会わせろというばかりで」
 そういって大剣の鞘を抜く。
「おい!!相棒てめえーなんてことしてくれたんだよ、俺のこと置いていきやがって・・」
 わめくのはあのデルフリンガーである。
 銀時は手をぽんと叩く。
「ああそうか、マダケンのことすっかり忘れてたな」
「まさか本気で忘れていたのかよ、っていうかマダケンっていうんじゃねえ」
「別に瓦礫と一緒にガラクタになっちゃえば良かったのに、あ、元々ガラクタか」
「てめえ!!殺すぞ、本気で殺すぞ!!」
「上等だオラ、やれるもんならやってみろよ」
 オスマンとコルベールは冷や汗を流す。
 インテリジェンスソードと本気で喧嘩する大人気ない人間は初めてだからだ。
「なあ、コルベール君・・」
「それ以上いわないでください、私もだんだん自信が・・」

936 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/26(水) 22:33:03 ID:hPT2xfI8
支援

937 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/26(水) 22:33:20 ID:TC/hc1Cl
支援

938 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/26(水) 22:34:41 ID:TC/hc1Cl
支援

939 :侍の使い魔:2007/09/26(水) 22:35:26 ID:raHyvEhs
ここからは後編です。

 舞踏会がおこなわれている会場はアルヴィーズの食堂の上の階のホールだ。
 銀時はそこでひたすら出てくる料理(特にデザート類)にがっついていた。
 皆ドレスに着飾った中、正直銀時は場違いで回りからさすような視線が送られているが。
 図太い神経を持っている銀時は全く気にしていない。
「(ムシャムシャ)まったく・・せっかく帰る方法見つかった思ったら(ガツガツ)・・
 結局わからなかったし・・・(ゴクゴク)・・あーテンション落ちるわ・・(モグモグ)・・    おかげで食事もろくにのどに通らねえ」
「うそつけぇぇぇ!!さっきからめちゃくちゃ喰ってんじゃあねえか!!」
 突っ込むのはマダケンことデルフリンガー、結局銀時が引き取ることになった。
 ワインも瓶ごとラッパ飲みする銀時。
 周りの貴族は顔をしかめている。
 キュルケがさっきまで話しかけてきたがパーティーが始まるとその輪の中にいってしまった。 シエスタは忙しい中銀時に肉料理を持ってきてくれたがそれもあっさり平らげた。
 銀時はサラダに手をつけようとするがそれにもう一人がフォークをさしてきた。
 タバサである。
「私が先」
「いや俺が先だった」
 タバサは珍しくドレスを着ているが銀時にとってどうでもいいらしい。
二人はにらみ合う。
「・・・・」
「わかった勝負だ」
「いや、相棒、そいつ何も言ってないぞ」
「こういうのは目を見りゃあわかるんだよ」
「そういうもんか」
 勝負方法はテーブルの端までの料理を速く食べ終えたほうが勝ちというものである。
 勝負が始まった。
 タバサのほうが若干ペースが速い、銀時よりドンドン先に食べていく。
 一方銀時は先にたくさん食べているせいで少し遅い。
 実際銀時はこの勝負に負けても別段損するわけではない。しかし銀時は根っからの負けず嫌いである。
「負けんな平民!!」
「タバサも平民に負けんな!!」
 いつの間にかギャラリーが銀時たちを囲んでいる。
「いったらんかーい!!俺!!」
「相棒!!」
 銀時はここからスパートをかけ始めた。
 ついにはフォークを捨て、手づかみで食べ始めた。
 皿にあるものを無理矢理口にかっ込む。
 その恥も外聞もない姿は何故か美しいとまわりは思った。
 ドンドン銀時はタバサに追いついていく。
 タバサも速度を速めるが銀時にはかなわない。
 銀時が最後の料理を食べたとき、タバサの最後の皿にはまだ料理が半分ほど残っていた。
「やるわね」
「おめえもな」
 銀時はタバサと握手を交わす。奇妙な友情が今生まれた。
 周りからは歓声が起こる。
「良くやったー平民」
「タバサもすごかったぞ」
 拍手の中、ギャラリーには感動のあまり泣いている者もいる。
 皆馬鹿ばっかりである。

940 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/26(水) 22:36:54 ID:hPT2xfI8
支援

941 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/26(水) 22:37:01 ID:TC/hc1Cl
支援

942 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/26(水) 22:38:07 ID:TC/hc1Cl
支援」

943 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/26(水) 22:39:23 ID:TC/hc1Cl
支援

944 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/26(水) 22:41:51 ID:HBaR74D1
支援しすぎ支援

945 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/26(水) 22:43:18 ID:IdQDfJPS
そろそろ次スレだな支援

946 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/26(水) 22:43:51 ID:99dI187u
支援

947 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/26(水) 22:44:18 ID:mpLT/uf7
じゃあ予約、そして支援

948 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/26(水) 22:45:18 ID:40Kaf+kY
支援

949 :侍の使い魔:2007/09/26(水) 22:46:25 ID:raHyvEhs
「うぷ、少し喰いすぎた」
 銀時は口を押さえ夜風に当たりにバルコニーに出る。
 とりあえずバルコニーの枠にもたれかかる。
「ヴェリエール公爵がご息女、ルイズ・フランソワーズ・ル・ブラン・ド・ラ・ヴァリエール嬢のおな〜〜り〜〜〜〜」
 ホールからは音楽と共にドレス姿のルイズが出てきた。
 その姿はまるで花のように美しかった。
 普段はゼロと馬鹿にしている男子生徒たちも次々とダンスを申し込む。
「あいつ結構ああいう姿も結構似合うな、まっ貴族だから当然か。
 神楽の奴だったら絶対似合わねえな」
 そんな風にいってるとルイズがダンスの誘いを断り、こちらに向かってくるのが見える。
「楽しんでるみたいね」
「まあな、意外に似合ってるぜ、その格好」
 銀時の言葉にルイズは顔を真っ赤にする。
「べ・・別にあんたのために着たわけじゃないからね、それに意外には余計よ」
 あまりにもテンプレどおりの台詞をはくルイズ。
―こいつツンデレって奴か。実在してたんだな。
 銀時の回りにはツンツンかデレデレかという極端な女性しかいないためツンデレは珍しかった。
「馬子にも衣装って奴だな」
「そうともいうかもな」
 デルフリンガーの言葉に同意する銀時。
「うるさい、うるさい、うるさい」
「おめえはどこのシ○ナですか」
 銀時はルイズの普段とは違うボニーテールのような髪型を見て考えた。
「なあここは『実は俺ボニーテール萌えなんだ』っていうところか」
「いや、それは別のアニメだろ」
「さっきから何わけのわかんないこと話してるのよ」

950 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/26(水) 22:47:55 ID:hPT2xfI8
次スレと共に支援

あの作品のキャラがルイズに召喚されました part65
http://anime2.2ch.net/test/read.cgi/anichara/1190814454/


951 :侍の使い魔:2007/09/26(水) 22:48:21 ID:raHyvEhs
「別に、それよりお前は踊らねえのか」
 ルイズはため息をついた。
「踊る相手がいないのよ」
「いっぱい誘われていたみてえに見えたけど」
「あんなガキ相手には踊れないわ」
「ふ〜ん」
 銀時は返事をしながら夜空を見上げる。
「あっ!!」
「何!?」
「どうした、相棒!!
突然の大声を上げる銀時にルイズとデルフリンガーは驚く。
「いやルイズと最初会ったとき声が誰かに似てんなーと思ったけど、今わかった。
 おめえ神楽に声が似てんだ、あーようやくすっきりした」
「カグラって誰」
「何だ相棒にも女がいたのか」
 デルフリンガーの言葉にルイズは凍りついたような表情をする。
「ちげえよ、人前で平気でげろを吐く女だ」
「何よそれ!」
「どういう女だそりゃあ」
「なんつーかな、平気で暴力振るうし大喰らいで腹黒な女だけどな、 
 それでも俺の大切な奴で家族だ」
「やっぱり女じゃねえか」
「だから違うっつーの」
 銀時が今まで見せて事のない表情を見たルイズは。
「ギントキ、踊ってあげてもよくってよ」
「は?パス、俺ああいう場所苦手だ」
 あっさり断られた。
 ルイズはため息をつきながら手を差し出す。
「私と一曲踊ってくださいませんこと。ジェントルマン」
 そんなルイズに銀時はぷっと笑う。
「何よ、人がせっかく・・」
「いいぜ、じゃじゃ馬娘」
 銀時はルイズの手をとる。
「勘違いしないでよ、あんたと踊りたいわけじゃないから。ただあんたは一応大人の男だからガキよりはましだと思っただけ」
「はいはい、わかったから」
「何かその態度むかつくわね」

952 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/26(水) 22:48:38 ID:HBaR74D1
中の人降臨してどうする支援

953 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/26(水) 22:51:15 ID:45B6Izaa
>>950乙 そして支援

954 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/26(水) 22:51:26 ID:oY8o3Zvs
中の人自重支援

955 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/26(水) 22:51:28 ID:TC/hc1Cl
支援

956 :侍の使い魔:2007/09/26(水) 22:51:59 ID:raHyvEhs
「俺ダンスなんかしたこと無いんだけど」
「私に合わせなさい」
 ホールでは音楽がなりそれぞれダンスが始まる。
 身長差があるせいか最初はぎこち無かったが段々様になってきた。
「信じてあげるわ」
「何がだよ」
「その、あんたが別の世界から来たってこと」
 ルイズは軽やかにステップをふみながらそう呟いた。
「つーか信じてなかったのか」
「正直半信半疑だったけど、あの『破壊の杖』あんたの世界の武器なんでしょう。
 あんなの見せられたら信じるしか無いじゃん」
 ルイズは下をうつむく。
「ねえ、帰りたい?」
「そりゃあ、帰りてえな、待たせてる奴もいるしな」
「そう・・」
 ルイズはさびしそうに答える。
 ―なんかこいつ今日変じゃねえ。
 銀時は乙女心に信じられないぐらい鈍感だった。
「ありがとうね」
「は?何が・・」
 ―なんか変な物でも喰ったのか。
 礼など言ったルイズを銀時は失礼なことを思う。
「フーケのゴーレムから私のことを守ってくれたじゃない」
「ああ、何だそんな事か・・」
 見ず知らずの他人の為にすら命を張って戦う銀時にとって、目の前の命を助けるのは当然のことであり些細なことだった。
「そんなことって・・なんで死ぬかもしれないのに戦うの、私の使い魔だから」
「違うな、使い魔じゃなくても俺は戦ってたな。俺の武士道のため、つまり俺のためだ」
 ルイズは理解できないという顔をしている。
「お子様には難しすぎたか」
「子ども扱いしないでよ」
 いつもの調子に戻ったルイズに銀時は笑う。

957 :侍の使い魔:2007/09/26(水) 22:53:20 ID:raHyvEhs
「うっ・・」
 ダンスの途中で銀時が青ざめる。
「ど、どうしたの、まさかケガでも・・」
「違う、さっき喰った物が程よく胃の中シェイクされて逆流してきた」
 銀時は腹いっぱい食べた上にワインもたらふく飲んだ。
 その状態でダンスなんか踊ったのでゲ○がはきたいのだ。
「ちょっと!?絶対ここで吐くんじゃないわよ」
「どうやら俺とお前は不運(ハードラック)と踊(ダンス)ちまったみてえだな」
「全然かっこよくないわよ、いやー!!」
 その後、バルコニーでゲーゲーはいている銀時の姿があった。
「ちょっと見直したのに、やっぱりあいつ最低よ」
 しばらく銀時はゲ○の使い魔と呼ばれることになる。

958 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/26(水) 22:53:48 ID:hPT2xfI8
支援

959 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/26(水) 22:53:56 ID:TC/hc1Cl
>>950乙。
および支援。

960 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/26(水) 22:55:17 ID:0yNMyvPJ
ゲマの使い魔支援
ほっほっほ。ではこうするとどうでしょう?

961 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/26(水) 22:56:04 ID:JVhQ0Y/Y
支援&次スレ投下予約

962 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/26(水) 22:56:21 ID:oY8o3Zvs
銀ちゃん今日はゲロしか吐いてない気がするアル支援

963 :侍の使い魔:2007/09/26(水) 22:56:54 ID:raHyvEhs
投下終了です。
銀さん今のところルイズのことは妹程度には思っています。
ルイズをゲ○まみれにするという案もあったのですが
さすがにそれはまずいかと思いやめました。
サブタイトル募集中。
では

964 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/26(水) 23:00:08 ID:mpLT/uf7
GJ!
そして次のスレのほうがいいかしら?

965 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/26(水) 23:00:31 ID:tpEgdYQ3
GJそして>>950
狙っただろwww

966 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/26(水) 23:01:03 ID:zUpRsh+S
>>960
つまりコルベールが「ぬわー」するのか

967 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/26(水) 23:01:14 ID:HwsfWHN2
>>964
問題ない。投下するんだ。
次スレはもう既に居るっ!

あの作品のキャラがルイズに召喚されました part65 
http://anime2.2ch.net/test/read.cgi/anichara/1190814454/ 

968 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/26(水) 23:02:13 ID:reX4E4dD
>963
乙です!
舞踏会で早食い競争… 何やってるのかね〜2人ともw
銀さんとタバサって意外と相性がいいかも?

969 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/26(水) 23:03:49 ID:0yNMyvPJ
>>962

天と地の狭間には、スカトロ趣味と言う我等の哲学では思いもよらない事があるんだ。

970 :エデンの林檎 1/6:2007/09/26(水) 23:05:57 ID:mpLT/uf7
じゃあ行きます。


十四話 『蛇はアダムをあきらめる』


 まるで視界のない場所を船が見えているかのように通っていく。
 その鍛え抜かれた操船技術でルイズたちを驚かせながら、軍艦イーグル号はその闇の帳を潜り抜ける。

「すごいな、こんな中を通るなんて。普通は何処かにぶつかって吹き飛ぶだろうに」
「ワルド様、多分これが、これこそが、本当に必要な技術なんじゃないかしら」
「……そうかもしれないね」

 硫黄という多大なる戦果を前にもろ手を上げて喜ぶウェールズたちを見ながら、ワルドは何かを考えていた。


「それで、彼女からの密書はどこに?」
「ここにございます。が、殿下、失礼は重々承知ですが本人である証明をお願いします」
「ああ、そうだったね。ほら、これだ」

 そういうとウェールズは自分のしている指輪をルイズがアンリエッタから預かった“水の指輪”に近づけた。
 二つの指輪の間に小さな虹がかかる。

「水と風は虹をつくる。王家の間にかかる虹さ」
「キレイ……」

 その光に感心しながらふとルイズは思う、姫様は旅費の足しにって言ってたけど売っちゃってたらまずかったんじゃ?
 彼女の短慮を心配しながら、ルイズは懐から手紙を取り出しウェールズに差し出した。
 ウェールズはその花押に軽く口付けをして、その手紙を読み始めた。

「そうか、アンリエッタは結婚するのか、僕のかわいい従姉妹は……」

 その言葉には万感の思いが込められていた。


 “最後の晩餐”

 そう呼ぶにふさわしいその宴席で、ルイズはワルドと二人バルコニーから青と赤の二つの月を眺めていた。
 手に持つグラスのおそらくかなり高価だろうその紫色の液体を揺らして香りを楽しみながら、ゆっくりと夜風に身をさらしていた。

「なあルイズ、あの手紙、何が書いてあったと思う?」
「そうね、大方“亡命してください”ってところじゃないかしら」
「だろうね……」

 ギシリと囲いに置かれたワルドの手が軋ぬ。

「亡命? 亡命だと? それで我がトリステインがどれほどの被害をこうむるか、わからないとでも言うのか?」
「わからないんでしょうね。それが彼女だもの」
「何故だ!? 王族なんだぞ!? たとえ家族を殺してでも国を守るのがその使命だろう!」

 女性に声をかけるギーシュ、男性を指先であしらうキュルケ、ひたすらに空の皿を生産するタバサ、その皿をせっせと厨房へ運ぶシエスタ、彼らを横目で観察しながら、ルイズはそのワルドの手にそっと己の手を重ねた。

「落ち着いてワルド様」
「……ああ、すまない。だが本当に何故だ? 何故こんなことになる。皇太子が冷静な方で助かったがそうでなければどうなっていたか」
「おそらく教わっていらっしゃらないのでしょう、いわゆる帝王学を」
「何故こうなった? このトリステインは歴史ある国なのに、誇り高き始祖プリミルに連なる国なのに……」
「ワルド様……」

971 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/26(水) 23:06:26 ID:Bc1tsna2
侍の人GJ!
しかし、
>「オールド・オスマンじゃ!!誰がやたら目の良いアフリカ人じゃ!!」
待て!何故その名を知ってるオスマン!!(w`

972 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/26(水) 23:07:25 ID:tlUapqVb
支援する

973 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/26(水) 23:07:53 ID:Es21u0JN
林檎のルイズは大人だなぁ…
ワルドがなんか憐れだ

974 :エデンの林檎 2/6:2007/09/26(水) 23:07:54 ID:mpLT/uf7
 悪い酒が回ったのか椅子にへたれこむワルドの肩に、ルイズはそっと手を添える。

「ワルド様、気に入らないのなら変えてしまえばよろしいのです。あなたはグリフォン隊隊長、少々無茶をしたところで文句を言う方などいませんもの」
「ルイズ、その方法はどんなものでもいいと思うかい?」
「越えてはならないボーダーさえ守れば。少なくとも国民が飢え、苦しむ手段は歓迎できませんわね」
「そうか、そうだな、そうだよな」
「ええ、私たちは誇り高き貴族ですもの」

 グラスを置き、ワルドは席を立った。

「ルイズ、少し考えることができたから与えられた部屋にこもっているよ。その間に皇太子から手紙だったか? それを受け取っておくといい」
「ええ、ごゆっくり」

 少しふらつきながら、それでもワルドは自室へ帰っていった。


 ウェールズの個室、なんともきらびやかな小箱から取り出した手紙を、彼はルイズに手渡した。
 ボロボロで端がほつれ、何度も何度も読み返したのだろう、手垢と指のあとが目立つその手紙を、大事そうにルイズに手渡した。

「これが約束の手紙だ、ミス・ヴァリエール」
「……失礼ですが恋文、ですわね」
「ああ、彼女から私へのね」
「では先ほどの書状に亡命を促す記述があったのでは?」

 その問いかけに、ウェールズはまっすぐにルイズを見つめて返した。

「そんな記述はなかった」
「それは本当でしょうか?」
「ああ、我が王家の名にかけて」
「……承りました」

 手紙はそっと、そして大切そうにルイズに手渡された。

「確かに。必ずや姫にお届けいたします」
「ああ、よろしく頼むよ」


 カタカタと音を立てるデルフを握り締め、ルイズは少しだけ剣を抜く。

「デルフ、どう見る?」
「何を、だ娘っこ」
「レコン・キスタよ」
「……武器として戦場を駆けたり武器庫に収まったりして六千年も生きちゃあいるが、これは流石に無理がありすぎる」
「そう、あなたもおかしいと感じるわけだ」
「聖地を取り戻すっていやあ聞こえはいいがいきなりこんな数は集まらねえ。別に全員がプリミル教の信徒ってわけじゃあるめえしな」
「こういうことが可能な手段は?」
「一つは人質だ。まあしかしこれは違うだろうがな。もう一つは報酬。まあ正直これも割に合うとは思えねえ」
「無理があるわね」
「もう一つあるぜ」

 がちゃがちゃとデルフがうなりを上げる。

「先住魔法だ」
「……エルフが手を貸しているとでも?」
「いんや。当時のマジックアイテムは結構反則物が多かったかんな。人間を能力ごとコピーするような道具もあったぜ」
「メイジのコピーが作れるとでも!?」
「メイジどころかエルフだってコピーできるだろうよ」

975 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/26(水) 23:08:12 ID:JamObr0Q
あうあう、ごめん、マジごめん支援

976 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/26(水) 23:09:11 ID:S7MJ0mwZ
>>970
あれ?ブリミルがプリミルになってる?
支援

977 :エデンの林檎 3/6:2007/09/26(水) 23:10:11 ID:mpLT/uf7
 つばを鳴らしながらデルフは言い放った。
 ふと、思いついたようにルイズは問いかける。

「ここで皇太子が死んだら、あなたならどうなると思う?」
「記憶が全部もどってるわけじゃねんだぞ? まあそのレベルのマジックアイテムなら死人を利用するくらい簡単だとは思うがね」
「ここで討ち死にしても意味ないってこと?」
「まああくまで予想だわな」

 それは絶望の証明といっても良かった。


 デルフとの考察を、ルイズはウェールズたちの前で一生懸命に説いた。
 たとえ聞き入れられないとしても、何もしないよりはましだと必至に説得を試みた。
 それは誰のためであったのか?
 ウェールズたちは神妙に、よく考えておくといって宴をあとにした。

 意味はないかもしれない、それでもルイズは叫ばずにはいられなかった。

 夜、キュルケを枕に天井を見上げながらルイズは一人考えていた。
 何故あの人たちは笑って死ねるのだろう?
 少なくとも自分は死にたくはないし、プライドを使うべき場所も心得ているつもりでいる。
 彼らがここで命を払う理由が、どうしてもわからなかった。

 少なくともレコン・キスタに払ってやるほど、安い命ではないはずなのに。

「そういえばワルド様は何してるのかしら?」

 結局彼は部屋から出てはこなかった。


 翌朝、目の下に隈を作って座すウェールズたちの前、ルイズはひざを突いていた。

「ミス・ヴァリエール、昨夜の意見は非常に参考になった。とりあえずある程度の策は講じさせてもらったよ」
「では?」
「私は亡命をすることになるだろうね。まあトリステインに、ではないが」
「……失礼ですが王は?」
「どちらにせよ父はここで爆死することになるだろう。パフォーマンスは派手なほうがいい」
「それでは!「ミス・ヴァリエール」」

 ルイズの言葉をさえぎり、ウェールズは力なく、それでも決意に満ちた目で笑った。

「我々王族は国民に対し責任を持たなければならんのだよ。それはあるいは政治で、あるいは軍事で、そしてあるいはその命で」
「ウェールズ様……」
「君の仕事には報いねばならないだろうね。これを上げよう、持っていくといい」

 ウェールズはその指から“風のルビー”を抜き取った。

「皇太子、これは国宝なのでは?」
「最悪殺された場合に相手に取られるのはしゃくでね。始祖プリミルのころから続く国宝は既に退避済みだ、あとはこれだけなのだよ。もらってはくれないかな?」
「……謹んで」

 指輪を受け取り水のルビーの隣にはめる。
 近づけた指に虹がかかった。


 さあ決戦だ、爆薬の用意だ、ちゃんと導火線を延ばせこの馬鹿、とがやがやわめいて準備する王党派の残党たち。
 そんな中、門の方向へ向かっていたメイドたちの一団から、決して黄色くない恐怖の悲鳴が上がった。

978 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/26(水) 23:10:49 ID:gcuJgDMq
支援

979 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/26(水) 23:11:09 ID:JamObr0Q
同時支援

980 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/26(水) 23:12:47 ID:S7MJ0mwZ
支援

981 :エデンの林檎 4/6:2007/09/26(水) 23:12:54 ID:mpLT/uf7
「何事だ!?」
「でででで殿下あ! ワワワワワルド様が、子爵様が!」

 その声に跳ね上がるようにルイズは門へ向かう。
 果たしてそこにワルドはいた。

「やあルイズ、少し仕事に、ゴフッ、手間取ってしまってね」

 全身を己の血で濡らして。

「ワ、ワルド、様?」

 いくつもの魔法の痕が痛々しいグリフォンを従えて。

「ああルイズ、すまないね、右目が見えないんだ、できれば、ガハッ、正面から話してくれないかな」

 その手に男の生首をぶら下げて。

「少し君に習ってね、僕も自分を誇れるように動いてみたんだ」

 その右半分を覆う火傷の痕が痛ましい顔を笑顔にゆがめ、直後崩れるように倒れ伏した。

「誰か! 誰か水のメイジを早く!」
「急げ! 仕事など後で構わん!」


 ワルドはひどい有様だった。
 右半身をライトニングクラウドに焼かれたのか火傷と水ぶくれでずたずたになっていた。
 その美男子であった容貌は醜くただれ、右目は完全に光を失っている。
 右手はゴーレムか何かに殴られたのかグチャグチャに砕かれていた。
 しかもこともあろうにその腕で魔法を使うためだろう、杖剣をその腕に骨の代わりに手のひらからひじまで突き刺して、無理やり伸ばしていた。

「風のメイジを早く! 腕を切り落とさねばならん!」
「医者をとっと呼べえ! 右目をえぐる!」
「水の秘薬はまだかあ!」

 わらわらと洗浄した机の上で下着一枚にされたワルドが次々と処理をされていく。
 持っていた生首は少し離れたところに鎮座していた。その表情は実に普通、おそらくは殺されたことも理解してはいなかったのだろう。

「ル、イズ」
「ワルド様、今は治療を」
「わ、わかってる。これ、を」

 ぶるぶると震える左のこぶしのから指輪が一つ零れ落ちた。
 床にコロリと転がる。

「そ、そのルーン、調べたんだ」

 ぶるぶると震えるまま、左手でルイズの額を指す。

「君な、ら、それが何、かわかるは、ず」
「黙って! 布もってこい! 右目をえぐるぞ!」

 布を咥えた口から発せられるくぐもったうなり声をBGMに、ルイズはその指輪に手を伸ばした。
 額のルーンが輝き指輪の情報を彼女へ送り込む。

982 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/26(水) 23:14:02 ID:RxbhHiJb
わ、ワルドー!? 支援

983 :零魔娘娘追宝録:2007/09/26(水) 23:14:05 ID:JVhQ0Y/Y

                  *

 エレオノールは内心かなり動揺している。
 まさか否定されるとも思わなかったのだ。
 認めたくは無いが自分は「キツい女」であり、それは男にとって喜ばれる性格ではない。
 その程度には、彼女は自分自身のことを把握している。
 しているのだが……何か苛立つことがあったとき、自分でも感情を制御できないのだ。
 それは明らかに自分の欠点であると言えるだろう。
 にも関らず、この目の前の男、静嵐はそれを否定した。

 それがエレオノールには信じられなかったのである。
 しかも、否定するだけならばともかく、それに加えてそれを「可愛い」などと評すのは、
 まったくもってエレオノールの想像の埒外であったのだ。
(何を気にしているのかしら私は……。ただの平民の世辞にすぎないのに)
 そう思っても、何故かこの鈍臭そうな平民のことが気にかかるのだ。

 それもそのはず、エレオノールは美人だ有能だと世辞を言われたことはあっても、
 ただただ素直に「可愛い」などと言われたことなどありはしなかったのだ。
「と、ところで貴方、ちょっと見ない格好だけど。どこから来たのかしら?」
 内心の動揺を隠す為、当たり障りの無い話題を振る。
 このセイランという男、どうにも見たことの無い格好をしている。

 ただの袖つきの濃紺の外套、といえばそれまでだが、どことなく軍人の訓練着のようにも見える。
 しかもそれは、セイランにとってはとても着慣れたもののようで、一種普段着のような気軽さが感じられる。
 エレオノールの問い、セイランは困ったような顔をして鼻をかく。
「ええと、どう言えばいいのかな? すごく遠くからなんですが」
 遠くとはまた曖昧な答えだ。自分の住んでる場所もわからないような辺境からきたのだろうか。
 そうであれば、この奇妙な格好もうなずける。

 そして、これほどまでに文化形態の異なる場所といって思いつく場所と言えば。
「……ひょっとしてロバ・アル・カリイエかしら?」
「驢馬……なんですか?」
「驢馬じゃなくて、ロバ・アル・カリイエ。ここトリステインよりずっと東、エルフの治める地よりもさらに向こうにある場所よ」
 東、という言葉にセイランは微妙に反応する。
「そこかも知れませんねえ。ちょっとわかんないですけど」

 人間と対立している種族であるエルフの地を越えた先にある、
 ロバ・アル・カリイエからどうやって来たのかはわからないが、
 この男の何処か浮世離れしたところはトリステイン人などのそれではない。
 どうやらそれで正解かもしれない、とエレオノールは納得した。
「そう、ロバ・アル・カリイエね……あら?」

 エレオノールはセイランの左手に見慣れない刻印があることに気づく。
 使い魔のルーンに見えなくも無いが、まさか平民を使い魔にするような『常識知らず』なメイジがいるはずもない。
「これが何か?」
「どこかで見かけたような気がして……なんだったかしら?」
「?」
 無論のことセイランがそれをわかるわけもなく、エレオノール自身もどうしてもそれを思い出すことができずに諦める。
 ただ妙に、どこかでそれを見かけたような気がして、何故か気にかかり続けていた。


984 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/26(水) 23:14:12 ID:Es21u0JN
おお!ワルドに黄金の精神が宿った!

985 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/26(水) 23:14:39 ID:JamObr0Q
ワルド、アンタは……! そして混線ッ!?

986 :エデンの林檎 5/6:2007/09/26(水) 23:15:03 ID:mpLT/uf7
―名前:アンドバリの指輪
―分類:マジックアイテム
―機能:対象の生物をその生死にかかわらず洗脳・操作する
―使用方法:指輪を対象に向けキーワードを唱える
―追記事項:死者を操る場合たとえ遺体が欠損していても生前のままに修復される、この効果は指輪を外すと解除される

「……なんてこと、ビンゴだわ」
「どうかされましたかルイズ様?」
「シエスタ、デルフを抜いて」
「? はい」
「どしたよ嬢ちゃん」

 かちゃかちゃとつばがなる。

「昨日のあれ、当たりだったわ。アンドバリの指輪、記憶にない?」
「あーちょっと待て、うーあーおお! 思い出した思い出した! 確かエルフが全盛だったころのやつだわ。どっかの精霊が持ってたはずなんだが……」
「奪われたんでしょうね」
「精霊相手に良くやるねぇ」
「ともかくワルド様の回復を待ちましょう」


 数時間後、全身を包帯でぐるぐる巻きにされながらも何とか動けるまでに回復した、否させられたワルドは王たちの前にひざまずいていた。

「それで子爵、ヴァリエール嬢によればあの指輪がレコン・キスタの戦力の秘密だそうだが?」
「私も詳しくは知りませんでしたがね、妙に大事にしていたので奪ってきたまでです。結果としては最良でした」
「元の持ち主は?」

 その問いに少し迷ったように視線をめぐらせ、自分をまっすぐに見つめるルイズに気づく。
 自嘲気味の笑みを浮かべた後、ワルドは王に向き直った。

「レコン・キスタ総司令官、オリヴァー・クロムウェルの持ち物でした。あの首級の正体ですよ」

 その暴露に周りが騒然となる。
 ジェームズ一世は一人、その発言をかみ締めた。

「子爵、それは君がレコン・キスタに所属していたということだと考えてよろしいか?」
「その通りでございます、閣下」
「貴様!」「この恥知らずが!」
「黙らんかあ!」

 わめきだす側近たちを怒声一つで黙らせ、ジェームズ一世はワルドをねめつける。

「話せ、何故裏切り、何故戻った」
「裏切った理由は簡単です。私は祖国を愛している」
「愛している?」
「だからこそ、今の王族は、アンリエッタ姫殿下は許容できなかった」
「彼女がか?」
「今回もそうです。おそらく皇太子への書状には亡命を示唆する一文があったでしょう。それがどのような結果を生むかも知らずに! 彼女は私情で、自分の愛やら恋やらのために国を捨てたのです! 王族なのに!」
「君は……」
「私は祖国を、トリステインを愛している! だからこそ国のため、身命を賭して戦ってきた! だが中央に近づけば近づくほど腐敗が覆っている!」

 誰も、その血を吐き出すような叫びをとめることはできなかった。

「なのにあの王女はこともあろうと王族がいやだと! 日々衣食住に困らぬ生活がどれほど幸福か、あの王女は知ろうとしない! 国の力は民が築くもの! 平民も、貴族も、それは尊重されるべきだ!」

 もう、誰もその隻眼から目が離せない。

987 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/26(水) 23:15:25 ID:HBaR74D1

―――大誤爆ッ!?

支援

988 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/26(水) 23:16:55 ID:JamObr0Q
悲痛だな支援

989 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/26(水) 23:17:31 ID:S7MJ0mwZ
支援

990 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/26(水) 23:18:08 ID:Es21u0JN
ワルドがカッコイイぞ!支援!

991 :エデンの林檎 6/6:2007/09/26(水) 23:19:14 ID:mpLT/uf7
「なのにわが国の貴族どもはプライドばかり高くその意味を理解せず! 他国よりはるかに劣る国力にも関わらずそれを認識しない!」

 その片目から血の涙があふれた。

「ゲルマニアに嫁ぐ、それでゲルマニアに取り込まれれば困るのは利権をむさぼれなくなる貴族だけ! なのに結婚したくない!? 平民が貴族に戯れに殺されるのは許容できても国のために自分を捨てるのはいやだという! ふざけるな!」
「子爵……」
「……失礼を。ただ外から干渉すれば変えられると思ったのです。少なくとも役に立たない貴族は消えるほかないでしょう? よしんば敗北しても今よりはましだ、そう考えました」
「祖国のためか」
「祖国のためです。まあ最もこんなマジックアイテムで成り立っているなんて思ってもみませんでしたが。これは流石にダメですよ。裏切った意味がない」
「それが戻った理由か?」
「最大のものはルイズです」
「私?」

 きょとんとした顔のルイズに微笑みかけ、ワルドは声を吐き出す。

「彼女の姿に、何より貴族たるその態度に、私は感銘を受けたのです。震えましたよ。王女が間違ったら殴って止めればいいなどと」
「は、ははは! それは!」
「ええ、おそらくそれこそが、正しい家臣のあり方なのでしょうね。そうです、私は祖国を変える努力を怠っていた。だから戻ったのです。受け入れられるかどうかは別ですがね」

 苦笑を消しワルドは姿勢を正す。

「閣下、今ならばレコン・キスタに洗脳されていた指揮官たちも正常に戻っているでしょう。彼らに語り掛けられれば勝利も不可能ではありません」
「子爵……」
「私はこの有様、もう帰らなければなりません。ここからは貴国の内政に関わります」
「祖国で弁明をしてくるといい。今ならヴァリエール嬢も弁護してくれるだろう」
「はは、ありがたいですね。それじゃ私たちはこれで――」

 砂嵐が、部屋の中に吹き込んだ。

「魔法か!」
「いえ、知り合いよ」

 落ち着いた様子のルイズの前で、砂が固まりフードつきのローブをかぶった女の姿になる。

「ハーイ、ルイズ」
「使えるようになったのね」
「途中何度も落ちかけたけどね」

 砂から人に戻るという魔法を超越した現象に、その場にいたものは驚きを隠せないでいた。

「何でここに?」
「……学園に侵入者さ。白い仮面のメイジが来てね、仲間にならないなら死ねってさ」
「あら、心配してくれたの?」
「い、いいだろ別に! 状況が状況だけに人手がいるかと思ってさ! まあ本当言うときたくなかったんだけどね。特に王宮は」

 顔を隠しながらフーケはちらちらと横目で王族を確認している。
 何か事情があるのか? そういえばアルビオン出身だっけ、と少し考えた。

「それにしても白い仮面ねえ? ワルド様?」
「いや? そんな時間はなかったよ。君が思ったより迅速に動いていたからね」
「じゃあ誰が?」
「少なくともそいつに背格好は似てたね」

「がああ!」
「ああ!」「閣下!」「父上!」

 玉座から悲鳴、振り返るとそこにはありえない光景。
 件の白仮面のメイジの風の槍が、ジェームズ一世の腹を椅子の後ろから貫いていた。

992 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/26(水) 23:19:39 ID:Ccehgu/Z
ワ、ワルドがカッコイーーーーーーーーッ!
そんなワルドに支援

993 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/26(水) 23:19:50 ID:0E3oGP3T
林檎氏、乙
そして>>1000ならハドラー召喚

994 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/26(水) 23:20:44 ID:gcuJgDMq
投下乙でした。
そして>>1000ならもやしもんの樹教授召喚。

995 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/26(水) 23:20:48 ID:Y0stuCcU
林檎氏、乙

>>1000なら300のスパルタ軍召喚。

男塾との対決をキボンヌ。



996 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/26(水) 23:20:48 ID:CINc4SzH

そして1000ならゼロ魔揃えて
召喚士マリアのSSを投下する


997 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/26(水) 23:20:59 ID:dDYc8GXE
ワルドかっけえええええ
GJでした!
>>1000なら若い頃のワルド召喚!

998 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/26(水) 23:21:07 ID:RxbhHiJb
え、じゃあコイツは誰!?
乙じゃじゅしたー

999 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/26(水) 23:21:09 ID:JamObr0Q
>>1000ならえっちなお姉さん書くのキャンセルして風水都市の風水師の妹を書く。

林檎GJ。ワルド……そして白仮面は誰なんだ?

1000 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/26(水) 23:21:10 ID:xrmkT2iQ
>>1000なら千獣観音の腕召喚

1001 :1001:Over 1000 Thread
このスレッドは1000を超えました。
もう書けないので、新しいスレッドを立ててくださいです。。。

376 KB
>>35 と同じく本格的に板移動希望しときます。 @     間瞬        間瞬
                              │          ├────江幡ハルヒ
                              ├────江幡夏美
                            江幡夏日  >>1 >>1 >>1 >>1 >>1
    寒蘭万歳
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