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学生キャラバトルロワイアル

1 :名無しかわいいよ名無し:2007/03/24(土) 11:11:56 ID:lk4Vn7T9
参加資格を有する作品
1.主な舞台が「我々が暮らしているような生活水準の学校」であること
2.(漫画キャラ板なので)漫画作品であること。アニメ・小説・OVAその他の設定などは認められない

参加資格を有するキャラクター
1.学生であること(下は小学生から上は大学院生まで)
2.保有する技能の全てが「我々が先天的、もしくは後天的に習得・保有しうる」ものであること。
例として、「格闘戦に秀でる」、「爆発物取り扱いに長ける」などは後天的に習得しうるものであるし、「味覚が鋭敏である」、「絶対音感を保有する」などは先天的に保有しうるものであるから問題はない。
しかし、「人の考えていることがハッキリと分かる(=テレパス)」や「何もないところから火を起こすことができる」、「魔法を行使できる」などの、現時点で我々がどう足掻いても修得しえない技能を持つものに関しては以下の処置をとる。
 2−1.参加不可
 2−2.参加は可能、ただしそれらの技能の一切の使用禁止(「弱体化」、ではく「禁止」)
また、これに関連してランダム支給品も「現時点で我々が再現可能なもの」のみ許可するものとする。



以上のルールの下、バトルロワイアルを実施するという企画です。皆様の積極的な参加を願います。
ただし、上記ルールは「多数派」からの「説得力のある現実的な提案」により改変される事も当然ありである、と思っています。
ですので、「ここはこうした方がいい」などよりよい代替案がございましたら遠慮せずに提案してください。
まずは参加作品及び参加キャラから決めたいと思っています。
また、人数に関しては1作品5人前後で10作品、つまり50人前後ぐらいがいいのではないか?と思っています。

2 :名無しかわいいよ名無し:2007/03/24(土) 11:15:06 ID:lx1tk+ws
b

3 :名無しかわいいよ名無し:2007/03/24(土) 12:10:21 ID:61OtFRD+
もう少し様子見て立てればよかったのに
これじゃ乱立だ。

と、一応言ってみる

4 :名無しかわいいよ名無し:2007/03/24(土) 12:16:56 ID:KQ0NWLzb
まーたキャプテンか

すいません、馬鹿がロワ企画乱立させてるみたいなんです
決して今の乱立がロワ企画住人そのものの質ではないと分かっていただければ幸いです

キャプテンに関してはここを参照ください
ttp://www11.atwiki.jp/row/pages/203.html


5 :名無しかわいいよ名無し:2007/03/24(土) 12:18:40 ID:geTtBvIQ
しかしこのルールではキャプテンのお気に入り作品が出れないな
別人か

6 :名無しかわいいよ名無し:2007/03/24(土) 12:22:16 ID:G8ZRKGhi
>>4がキャプ見沢とかいうやつだということはよく分かった。

7 :名無しかわいいよ名無し:2007/03/24(土) 12:23:05 ID:Rfulos87
悪いことは何でもキャプテンのせいか
キャプテンキャプテン騒ぐ奴も同じくらいウザい
まあどうせ分かっててやってるんだろうけどさ


8 :名無しかわいいよ名無し:2007/03/24(土) 12:43:39 ID:ZZOPE8Fs
またキャプテンクラスの馬鹿の仕業か

9 :名無しかわいいよ名無し:2007/03/24(土) 12:53:40 ID:61OtFRD+
凄まじいキャプテンとキャプ見沢のドロッチェクオリティっぷり

10 :名無しかわいいよ名無し:2007/03/24(土) 14:06:57 ID:RAihRluV
キャプテンがスレ立てる

キャプ見沢の馬鹿が大騒ぎして、スレが賑わう

キャプテン構ってもらえたと喜ぶ

味をしめたキャプテンがまたスレを立てる

ループ

11 :名無しかわいいよ名無し:2007/03/24(土) 14:44:14 ID:PgchE6Vj
いやっほーぅ!キャプテン最高ー!

12 :名無しかわいいよ名無し:2007/03/24(土) 19:42:34 ID:weZMYJ5i
>>10
そして乱立てアク禁へ

13 :名無しかわいいよ名無し:2007/03/25(日) 00:02:43 ID:81sWAG2c
議論の燃料投下w
保有する技能でグレーゾーンになりそうなのちょっとあげてみる。
この辺をどうするつもりなんだろう。

>ハヤテのごとくのハヤテ(必殺技習得前)
現実でありえなくもない頑丈さの人間が大抵のスキルを身につけた位の男。
客船で爆発した爆弾の数と種類を音だけで判別したりもできる。

>魔法先生ネギま!の古菲、龍宮、超辺り
古菲は作中で魔法も気も知らない普通の人の最高峰な武術家。
まあ人間の範囲な事をやってる。
龍宮は原作でも未使用の仮契約カード抜きなら、あくまで『技術のみで』全てやっている。
魔法はもちろん気も使ってない。マジックアイテムを使っていただけ。
技術のみでやっている事はマシンガンのような銭投げ、跳弾を使用した狙撃など。
超は未来人で火星人で天才で古菲級の武術家で、特殊な刻印を使う事で魔法も使える。
魔法を抜いてもバランスの取れた強力なスペックとなる。

>バキ
……鬼の貌が特別な先天能力だからアウトか?
とんでもない格闘能力を持つ。一応人間が出来なくもない範囲。
一応学生。

>SPRIGGANの御神苗優
凄まじい格闘能力に加えて銃器などを使いこなす。
原作では終盤まで超科学によるパワードスーツを着ていたが、実は脱いだ方が強い。
格闘はなにげに武術の延長線でしかないが、残像なども起こしただの兵士では雑魚。
気を使って高威力攻撃なども優自身はしていないはず。師匠はしてるけど。
一応学生。

14 :名無しかわいいよ名無し:2007/03/25(日) 00:07:49 ID:XQ3JnojJ
デジタルデビル物語の中島朱実と白鷺弓子と高見沢京子も強制参加な

15 :名無しかわいいよ名無し:2007/03/25(日) 00:08:52 ID:XQ3JnojJ
……漫画作品限定は無視な

16 :名無しかわいいよ名無し:2007/03/25(日) 00:46:20 ID:DXqdIT/y
>>13
以下個人的見解

ハヤテ:
ルール1に抵触?ただし、ルールを変更すればこれは問題ないし、変更がなくても学校を舞台にした作品といえなくもない。
車に吹っ飛ばされても平気で動けたりチャリで車に追いついたりするのは……どうなんだろう?
正直、後者は割と無理だと思うんだが……

古菲:
ネギましらないので書いてある文面から判断すると、まあ問題なしか?

龍宮:
銭投げが怪しいが、まあ許容範囲内かと思われる。跳弾は……パタリロのバンコランもやってたが、現実世界では可能なのか?

超:
かなり厳しいかも。出自に関する制限はないが、魔法が使えるのが……ただ、ルール2−2が適応されるなら禁止でOKか?

バキ:
ごめん、これも読んだことないから分からん。鬼の貌が解説の通りなら、出るのは厳しいと思う。
……というか、偏見なんだがルール1に抵触するんじゃないのかコイツ?

優:
これまた読んだこと(ry ……ええと、残像は流石にアウトだと思う。到底訓練次第でどうにかなるものじゃないと思う。
ついでに、これまた偏見だがルール1に抵触しそうな気がする。

17 :名無しかわいいよ名無し:2007/03/25(日) 14:13:13 ID:HgRsY+xi
ジャイアンもアウトっぽいな

つか、小学生から大学院生までは広すぎだと思う
下は良いにしても、上はせめて高校生くらいにすべきじゃないか?

18 :名無しかわいいよ名無し:2007/03/25(日) 20:29:21 ID:sDjvlCoB
漫画作品で学生キャラって多すぎだろ
もっと限定すべきだと思う

例えばルール2-1を適用するなどして

19 :名無しかわいいよ名無し:2007/03/25(日) 21:23:26 ID:DXqdIT/y
まあ、例によって例の如く>>1は立て逃げっぽいからもしやるなら俺達が勝手にルール弄くっちゃって問題ないだろ

というか、大学生キャラって誰かいたっけか?

20 :名無しかわいいよ名無し:2007/03/25(日) 22:14:06 ID:sDjvlCoB
げんしけんぐらいしか思いつかない

21 :名無しかわいいよ名無し:2007/03/25(日) 22:25:50 ID:XQ3JnojJ
いや、だから中島と弓子を(ry

22 :名無しかわいいよ名無し:2007/03/26(月) 00:53:30 ID:eZNp0b6Q
でも大学院生まで入れたら、
「本来の身分は大学院生だけど副業で○○(探偵、鑑定士、SEなど)してる」
なんてキャラは結構いるからなあ

23 :名無しかわいいよ名無し:2007/03/26(月) 03:19:50 ID:z/nr2sT0
そんな厨設定キャラは無視でいいだろ

24 :名無しかわいいよ名無し:2007/03/26(月) 04:32:49 ID:Vcueip2p
小、中、高、大(院生は除く)
中、高

この2パターンのどっちかにしようぜ
ジャンルの量や学生っぽさを出すためには確実に後者がいいだろ
あと、漫画内で学生として過ごしていることが多いことは必須条件で

25 :名無しかわいいよ名無し:2007/03/26(月) 05:59:58 ID:mAfuJn5R
中z(ry
斎藤たかまさ(ry

26 :名無しかわいいよ名無し:2007/03/26(月) 10:37:06 ID:kGkiN5L6
>>13
スプリガンとバキは主な舞台が学校じゃないからなぁ。まあスプリガンは学校での描写が1エピソード毎にほぼ必ず出てくるからいいかもしれんが。修学旅行や運動会にも参加してるし

>>21
漫画あったっけ?ペルソナと魔神転生なら漫画化してたが。仮に漫画化しても話がゲームと同じなら学校なんて出てこないからアウトくさいが

27 :名無しかわいいよ名無し:2007/03/26(月) 17:11:57 ID:eZNp0b6Q
ちょっと待て、忍術学校みたいな現実には存在しない学校や、過去および未来の学校が舞台の話はどうなる?

28 :名無しかわいいよ名無し:2007/03/26(月) 17:37:01 ID:HVzHTQVZ
>>27
>1.主な舞台が「我々が暮らしているような生活水準の学校」であること
これが有効ならおのずと答えは見えてくるはず

とはいえ、このルールだとひぐらし出せないんだよな……残念orz

29 :名無しかわいいよ名無し:2007/03/26(月) 20:50:08 ID:WYYyO005
>>28
ひぐらしは田舎の学校なら普通何じゃないのか?
年齢的にアウトなキャラはいるけど

30 :名無しかわいいよ名無し:2007/03/26(月) 22:15:18 ID:z/nr2sT0
ひぐらしならその辺のロワに嫌ってほどでてるのに
なんでそんなに出したがるのかがよくわからん


31 :名無しかわいいよ名無し:2007/03/27(火) 03:45:22 ID:GNXS6+Hp
ひぐらしは置いといて、とりあえず参加枠は中・高生だけにしようぜ

んで参加条件として漫画の大半で学生生活をしているってことにすれば
ある程度参加枠は絞られると思う
とりあえず条件とかだけでもきっちり決めとかないといつまで経っても進まない

32 :名無しかわいいよ名無し:2007/03/27(火) 09:52:31 ID:lvOQPsZG
これまでの流れ

<作品縛り>
・漫画である
・本編の大半で学生生活をしている

<キャラ縛り>
・中高生である

こんな感じか
で、結局特殊能力もちの制限はどうするんだ?

33 :名無しかわいいよ名無し:2007/03/27(火) 10:28:47 ID:ceMmLr8N
出さないのがベストなんだけどな>特殊能力もち
どうしても出したいなら能力一切使えなくしたり
身体能力もパンピー並にしてもらわなければならないかと

34 :名無しかわいいよ名無し:2007/03/27(火) 10:35:21 ID:s1C0Xr8o
ていうか本当にやる気なのかこのロワ乱立時代に
このペースじゃ始まってもすぐ潰れるのがオチなんだから

35 :名無しかわいいよ名無し:2007/03/27(火) 11:55:29 ID:ceMmLr8N
俺は面白そうな題材だから参加作品によっては人が集まると思うよ

36 :名無しかわいいよ名無し:2007/03/27(火) 12:14:09 ID:s1C0Xr8o
参加者以前に今人がいない現状を見ろ
企画を考える段階で人が集まらないところが色々決めてスタートしてから集まるかっつの

ロワ企画失敗の典型パターンとまったく同じ道をたどってる現状で人が集まると思うよ はねーよ

37 :名無しかわいいよ名無し:2007/03/27(火) 18:23:28 ID:rSBtRLMc
中高生で一般生徒…

見せしめでシャオズガンされて狂気にとらわれマーダー化した七梨太助(まもって守護月天!)とか妄想したのは俺だけでいい。

38 :名無しかわいいよ名無し:2007/03/28(水) 03:30:28 ID:ZsN8rQ1U
漫画作品だから元ネタ確認に費やす費用はある程度で済みそうだな
つかとりあえず>>32の条件で作品だけでも投票してみる?

ageとけばそれなりに住民は増えそうだけど編なのも来そうで怖いね
つか宣伝すれば題材が題材なだけにそれなりの人は集まるだろうよ

39 :名無しかわいいよ名無し:2007/03/28(水) 03:40:43 ID:4wUycYhl
んじゃ、投票だけでもしてみるか
特殊能力は攻撃系でなければ全部ありでいいんじゃないか?

40 :名無しかわいいよ名無し:2007/03/28(水) 09:21:55 ID:6HuPtvtT
>>39
「特殊能力は攻撃系じゃなきゃ制限しなくても大丈夫」
そう考えていた時期が僕にもありました……(AAry

いやね、実際の所下手な攻撃系より支援系特殊能力の方が恐ろしかったりする場合もあるんだよ
それに今回はマン・パワーだけで頑張ってもらいたいというのが私見だな

で、どうする?とりあえずageて、それから交流所にURL貼ってみる?

41 :名無しかわいいよ名無し:2007/03/28(水) 10:58:28 ID:SNtEcQ41
>>40
宣伝は変なのも呼び込むことになるからなぁ
変なのくる前にもう少し色々練ったほうがいい気もする

とりあえず特殊能力は全面禁止あるいは能力もちの参加自体を禁止なのか
一定の能力は許可するのか
これをはっきりさせるまでは宣伝とかしてややこしい問題の種を呼びたくないな

ちなみに俺は能力はどんなのも禁止がいいと思う
つか能力もちの参戦すら禁止でもいいと思うくらいだ

42 :名無しかわいいよ名無し:2007/03/28(水) 13:21:38 ID:7sNbow5/
正直このタイミング悪く立て逃げされた過疎スレが急に繁栄するとは思えないが……
某繁栄ロワに習って、同じ手法を取ってみるのはどうよ?

まずは、『参加キャラを列挙! 先着順でエントリー!!』
どうせ投票したって人集まんないんだしさ。

とりあえず
【榊@あずまんが大王】
【神楽@あずまんが大王】

43 :名無しかわいいよ名無し:2007/03/28(水) 21:14:49 ID:e9uj2JYV
>>42の案はいきなりすぎるので却下で
それで失敗したロワなんて数え知れない
宣伝する前にキャラを決めたら余計人来なくなるだろ

つか能力持ちの参戦禁止でいいの?
それとも能力禁止にして参戦させんの?
ちなみにまだ宣伝はしなくていいかと

44 :名無しかわいいよ名無し:2007/03/28(水) 21:38:22 ID:6HuPtvtT
そうさな……んだば、日付が変わった時点で人数確認も兼ねてそこんところ投票してみるか

A.特殊能力もちは一切参戦禁止(該当キャラのみ)
B.特殊能力もちは一切参戦禁止(作品全体を禁止する)
C.特殊能力もちはその能力を制限した上で参戦可(100%制限)
D.特殊能力もちはその能力を制限した上で参戦可(一定の弱体化)
E.特殊能力持ちだろうがなんだろうが参戦しておk

こんなもんか?
特殊能力も色々あるが、別に一々カテゴリ別に分類しなくてもいいよな?

45 :名無しかわいいよ名無し:2007/03/28(水) 22:39:02 ID:7sNbow5/
一応自己弁護しとくね。

@ある面白い題材で「ロワしようぜ!」というスレが立つ。
Aなんか「先着順でエントリーにしようぜ」と誰かが言い、皆で勝手にエントリー
B80人くらい集まった段階で、「で、何時始めようか?」と誰かがいいだす。
C「どう考えてもこの面子でできるわけ無いだろう……常識的に考えて」と皆が騒ぎ出す。
Dその頃には興味を持った人が沢山状況を見守っており、皆が納得するように議論がスタート
Eなんやかんやで、開幕して、いまやロワスレ1の勢いをキープ。

こんなスレがあったのさ。
ま、Dで人が集まってなかったらグダグダダメダメだけどね〜

46 :名無しかわいいよ名無し:2007/03/28(水) 23:01:44 ID:e9uj2JYV
>>45
気持ちはわかる。でも失敗例のほうが多いし
つか一応聞きたいんだけどなんて名前のロワ?

>>46
AかCがいいな
どちらかと言えばCで

47 :46:2007/03/28(水) 23:02:31 ID:e9uj2JYV
間違えた
どちらかと言えばCじゃなくてAで

48 :名無しかわいいよ名無し:2007/03/28(水) 23:11:51 ID:6HuPtvtT
>>46
>>45が言ってるのはアレだ、最大手って言っても過言じゃないかもしれない割と最近建ったロワ、4ヶ月でもう終わりに近づきつつあるすごいところ
ぶっちゃけて言うと(メル欄)

49 :名無しかわいいよ名無し:2007/03/29(木) 00:56:27 ID:njLogGuQ
あんだけ盛況になるのはよっぽどの例外だな
今は議論するのさえうざがられてるから同じ轍を踏もうとはしないほうがいい
ちなみに俺はAで

50 :名無しかわいいよ名無し:2007/03/29(木) 02:22:06 ID:X/zSE8VC
>>48
俺46だけどアニロワは抽選もあったんじゃないの?
詩音が落ちた経緯とか聞く限り確実にあったよね

51 :名無しかわいいよ名無し:2007/03/29(木) 02:31:37 ID:yriwFqbV
>>50
>>45で、Dの議論の後、投票が行われた。
その前の最初の内は、メディアミックスロワを標榜して、先着順エントリーだったんだよ。
ただ、題材が面白いし、このまま下手にスタートして過疎→「あのキャラはメディアミックスロワに出たからもういいだろ」
という展開を恐れた交流所住人が待ったをかけて、議論が始まったわけなんですよ。
俺も序盤は黙殺してたんだけど、本気で始まりそうになった時は焦ったね。
今思えば、この時点で俺はもうアニロワに捕まってしまっていたのかもしれない。

52 :名無しかわいいよ名無し:2007/03/29(木) 02:48:00 ID:X/zSE8VC
>>51
それって結局はいきなり始めたんじゃなくて抽選で初めたんじゃんw
つか今回の企画でもそれをしようとしたのなら、それこそ不可能だろ

53 :52:2007/03/29(木) 02:48:48 ID:X/zSE8VC
抽選→投票で

54 :名無しかわいいよ名無し:2007/03/29(木) 12:13:53 ID:W0QU3T86
>>44
AかCのどっちかで、どちらかといえばAかな
キーパーソンが消えてしまう作品もあるが、能力あってこそのキャラならいっそ切ってしまった方がいい気もするしね

55 :名無しかわいいよ名無し:2007/03/29(木) 17:22:11 ID:yriwFqbV
>>52
つまり、俺が言いたかったのは、
「焦らずみんなの注目を集めておけば、題材が面白いロワなら自然と人が集まってくる」
ってこと。現状での第一関門は「住人の確保」なんだしさ。

「ん? これって結構面白いんじゃね?」って思ってくれる一見さんを増やしたい、
そのための『暴走気味の先着順エントリー』だったのさ。

56 :名無しかわいいよ名無し:2007/03/30(金) 04:17:29 ID:4QoxKNh5
どうやらAが多いようなのでAで
条件まとめとくと

<作品縛り>
・漫画である
・本編の大半で学生生活をしている

<キャラ縛り>
・中高生である
・特殊能力もちは一切参戦禁止

ってとこか
ならいっそロワ名変えちゃわないか?
「バトルロワイアル学園」みたいな感じにさ

57 :名無しかわいいよ名無し:2007/03/30(金) 10:46:04 ID:IhAbO3Ae
なんかロワ内でやるっぽい名前だけど
よく考えるとそういう呼び名自体が通称だからバトロワ学園でも全く問題ないな

58 :名無しかわいいよ名無し:2007/03/30(金) 10:56:54 ID:59nhcq8o
まあ、名前はとりあえずそれでも問題ないと思う<バトロワ学園

それで、投票に関連する作品及びキャラの制限は>>56でFAなのかな?
もしそうなら投票に関する話し合いをしたいんだが……

59 :名無しかわいいよ名無し:2007/03/30(金) 13:33:53 ID:IhAbO3Ae
>>58
おkかと

60 :名無しかわいいよ名無し:2007/03/30(金) 13:36:48 ID:1jlEK2Nd
バトロワ学園か、ならできるとすればMAPは学園敷地内だな
ちなみに学生キャラってどんなのいたっけ?


61 :名無しかわいいよ名無し:2007/03/30(金) 14:57:43 ID:BXl906fA
>>60
ttp://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%AD%A6%E5%9C%92%E6%BC%AB%E7%94%BB
一応、こことか参考にするといいかも。
個人的には、極東学園天国とフラワーオブライフなんかを入れたいね。
本当はげんしけんともやしもんとハチクロを参加させたかった…全部大学生じゃんorz

62 :名無しかわいいよ名無し:2007/03/30(金) 16:20:33 ID:+LJU+DKZ
スクールラブコメとやらは殆どが参加できるな
にしてもそのウィキ充実してないなw

つか大暮キャラは書いてみたいが参加資格満たしてるの雅孝くらいか…

63 :名無しかわいいよ名無し:2007/03/31(土) 01:37:00 ID:v49zpHck
動物のお医者さんをだしたくなってきたよ
ハムテル、チョビ、ヒヨちゃん、なんて魅力的なキャラクター達なんだ
なにより教授たちを参加させたい

64 :名無しかわいいよ名無し:2007/04/01(日) 14:24:52 ID:7KJRRh3i
とりあえず浮上してみる



さて、人が少々足りないが投票に向けて動き出してみるか?
例えば自分の出したい作品のあらすじや魅力をアピールするとか……

65 :名無しかわいいよ名無し:2007/04/01(日) 17:54:01 ID:fg6PhoqO
>魅力をアピール
誰に? 誰もいないのに…

根本的に、人に見向きもされていない現状を変えるのが先だろうね。
「もしこのロワが実現したら……」とかの妄想を垂れ流して、同士を呼び込んでみたら良いんじゃない?
それでも人が集まらないなら、諦めな。

66 :名無しかわいいよ名無し:2007/04/01(日) 18:06:18 ID:jDViBVLN
もしくは破棄上等としてメジャーな学生キャラ使って良質な作品落としなよ
「始まればこんなに良質の書き手が参加しますよ」ってアピールできれば中の上レベルの奴らは集まりやすい
逆にたいしたクオリティを発揮できなきゃ開始しても中の上レベルの書き手は「こんなので通るとかマジ萎える」としてすたこらさっさだぜぃ

67 :名無しかわいいよ名無し:2007/04/02(月) 11:46:50 ID:odq1X3wc
題材は面白そうなんだけど今自分のとこが、ちょうど佳境で離れらんないからなぁ

68 :名無しかわいいよ名無し:2007/04/04(水) 23:28:57 ID:DuSm01Mu
age

69 :名無しかわいいよ名無し:2007/04/05(木) 14:36:59 ID:I/f/pz5d
108式波動球はアリ?

70 :名無しかわいいよ名無し:2007/04/05(木) 14:42:13 ID:ESb+tOtm
>>69
もろ学生だからありでしょ

71 :名無しかわいいよ名無し:2007/04/06(金) 13:48:29 ID:kZJXL3u8
お前らもうちょっと常識でものを考えろ。
ありに決まってるだろうが

72 :名無しかわいいよ名無し:2007/04/06(金) 16:45:20 ID:RKAQsh54
一つ分かることがある

始まる段階でこれでは絶対に成功しない
ただでさえ乱立を言われてる中立てるなよ……

バトルロワイアルスレがうざすぎ
http://human7.2ch.net/test/read.cgi/subcal/1174605784/

いいか?ロワスレはもうこれ以上いらないの、どうしてもしたいなら
ああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああ
ああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああ
ああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああ
ああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああ
ああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああ
以下略

とかで序盤なのに過疎ってるロワを6つ7つ潰して来い
二次スパとかメガテンとかくにおくんとかサブカルに転がる奴とかテイルズとか
ttp://sports2.2ch.net/test/read.cgi/entrance2/1175771662/

ここにロワのリストが載ってるから

73 :名無しかわいいよ名無し:2007/04/07(土) 15:14:07 ID:v22qJgTr
>>72
……

74 :名無しかわいいよ名無し:2007/04/08(日) 13:03:32 ID:CUOlhadd
>>72
テイルズが序盤とな?

75 :名無しかわいいよ名無し:2007/04/10(火) 09:14:13 ID:biD09HCF
浮上

76 :名無しかわいいよ名無し:2007/04/10(火) 14:25:56 ID:+MvWBQXM
オレンジスターハイスクール編の悟飯はダメか?

77 :名無しかわいいよ名無し:2007/04/10(火) 23:45:33 ID:WONUFvIG
誰も来ないなあ

78 :名無しかわいいよ名無し:2007/04/11(水) 00:00:44 ID:6xzFL5T/
そうだねえ……ちょっと宣伝してみる?

79 :名無しかわいいよ名無し:2007/04/11(水) 00:01:34 ID:WONUFvIG
それはやめとこう

80 :名無しかわいいよ名無し:2007/04/12(木) 00:08:33 ID:FjL+5Y3K
ここじゃ不味いんだろか?

81 :名無しかわいいよ名無し:2007/04/12(木) 01:18:06 ID:4zHEV0Vs
ここで良いんじゃないかね

82 :名無しかわいいよ名無し:2007/04/12(木) 01:26:05 ID:FjL+5Y3K
では続きはここで

83 :名無しかわいいよ名無し:2007/04/12(木) 11:40:52 ID:Osysp9pA
枠は5×10=50人でいいんだよな?
それで漫画であれば雑誌は問わないと。
ここまで決まってれば今夜からでも投票できそうだな。

84 :名無しかわいいよ名無し:2007/04/12(木) 12:52:57 ID:HuR0HpzQ
向こうはもうあれだからこっちで本格的に準備を整えるか

85 :名無しかわいいよ名無し:2007/04/12(木) 13:02:09 ID:HuR0HpzQ
しかし50人は多いな
3×10=30人 くらいでいいと思う
雑誌もメジャーどころ、週間少年ジャンプ、同マガジン、同サンデー、同チャンピオンの4誌で
足りなければ週間ヤングジャンプなら4誌に劣らないメジャー誌だから出しても差し支えなさそうだ

86 :名無しかわいいよ名無し:2007/04/12(木) 13:56:24 ID:ibIzl3IC
書き手が集まらないのによくやるなぁ、みんながどのくらい賛同してくれると思う?
あ、それとも君が書き手として最後まで引っ張ってくの?
すごいねぇ

〜はどうだろうじゃなくて
>雑誌もメジャーどころ、週間少年ジャンプ、同マガジン、同サンデー、同チャンピオンの4誌で
と勝手に決めつけととられておかしくない発言をした挙句
>足りなければ週間ヤングジャンプなら4誌に劣らないメジャー誌だから出しても差し支えなさそうだ
って面白いなぁ

立派なキャプテン予備軍だね☆

知ってる?書き手ってのは、トリを晒すかトリなしでも書いた作品数作晒す人を言うんだよ?
そうじゃなかったらあれを書いたのは僕で〜すですんじゃうからね



死ねば?空気読め屑が

87 :名無しかわいいよ名無し:2007/04/12(木) 14:37:04 ID:CtVpRkXv
必死だなあw

88 :名無しかわいいよ名無し:2007/04/12(木) 14:54:16 ID:pu4nneSF
>>86
うるさいぞ猿
新ロワ厨もお前みたいな奴も害悪以外の何物でもない

89 :名無しかわいいよ名無し:2007/04/12(木) 15:55:05 ID:z/d/tkuc
漫画ロワって掲載誌問わないで単行本として出ていればなんでも有りじゃないのか?
まあさすがに読みきりまで入れられると収集がつかないから
「単行本五巻以上」ぐらいの制限は必要かもだけど。

90 :名無しかわいいよ名無し:2007/04/12(木) 16:18:59 ID:pjCRjdau
とりあえずお前ら落ち着け
言葉遣い一つで人に与える印象は大きく変わるんだ、そこまで喧嘩腰になるもんじゃない
かといって慇懃無礼なのも困るけどな

んで、これからここはどうするのさ?
1.学生ロワ発足
2.漫画ロワ発足
3.何故かアニロワセカンド発足
4.放置or埋め立て

91 :名無しかわいいよ名無し:2007/04/12(木) 16:31:54 ID:NHACam9U
>>90
漫画ロワでいんじゃねえ? できるかどうか知らんが、漫画系ロワ壊滅、
ジャンプ瀕死と、一応条件はそろっとる。

92 :名無しかわいいよ名無し:2007/04/12(木) 16:34:53 ID:ibIzl3IC
1.学生ロワ発足  発足までの壁  これだけ盛り下がった企画を復活させるための活力が集まるかどうか?
2.漫画ロワ発足  発足までの壁  現実どれだけ書き手が集まるか?読みでがやりたいと言っても書き手がいなければどうしようもない
3.何故かアニロワセカンド発足  発足までの壁 キャプ見沢をどうするか? また1stがあるからまだ早い派をどう説得するか。また2の条件も加わる
4.放置or埋め立て     発足までの壁   あと数百埋めるのは流石に遠いか

最低きちんと書ける(自称ではない)良or並み以上書き手が数名いれば企画を引っ張ることもできるか?
あと、したらばやまとめを用意してくれる人間が見つかるか?

こんなもんか?


93 :名無しかわいいよ名無し:2007/04/12(木) 16:37:27 ID:Y4HT/AZa
>>89
それだとマイナー作まで通りそうだ
短期完結目指すんなら>>85にあるようなメジャーなとこで固めた方がよさげ
>>90
2だな
もうアニロワセカンドとは一緒くたにせず、別物として考えようぜ

94 :名無しかわいいよ名無し:2007/04/12(木) 16:47:16 ID:ibIzl3IC
>>93
それの中でもマイナーメジャーがある、さらにその作品の中にもマイナーメジャーがある
ならいっそ売り上げ100万部以上とかのほうがいいと思うが
投票前の段階から枠を狭めるのは企画の死亡フラグだぞ、極力そこの受け口は広く置くべきかと
それ以外の雑誌は全部マイナーって訳でもねーし(ウルジャンとかマガジンZ、コミックバンチにだって良作はいくつもある)



で、結局さ
ここら辺の話し合いはいいとして
書き手、もしくはやってもいいってどのくらいいるんだ?
俺たちが盛り上がってはなしたって書き手さんがいなけりゃ何の意味ないし
数日様子見して、やってくれる書き手さんを募って、それで集まった本格始動、のほうが手間は少ないが
中途半端に企画進めると、閑古鳥鳴いてるのに妙にこだわって暴走、結果過疎ロワに成りかねない

フレームがよくてもエンジン積んでない車は走らないし

95 :名無しかわいいよ名無し:2007/04/12(木) 16:51:15 ID:NHACam9U
>>92
アニロワはやめとけ、
あそこの住人は、1stが今、停滞気味なんでぴりぴりしてる。

>>94
時間がありゃ繋ぎくらいなら書こうとは思うのだけど……。
あんま時間ねーしなあ。


96 :名無しかわいいよ名無し:2007/04/12(木) 16:55:51 ID:Y4HT/AZa
>>94
その前に、お前どっちなの?
>>86見る限りじゃ、まともに話し合おうという姿勢を持ってるとは思えんのだが
また書き手は作品晒せって流れに持って来うとしてるだけなんじゃね?

97 :名無しかわいいよ名無し:2007/04/12(木) 17:03:19 ID:ibIzl3IC
俺の本音?

>俺たちが盛り上がってはなしたって書き手さんがいなけりゃ何の意味ないし
>中途半端に企画進めると、閑古鳥鳴いてるのに妙にこだわって暴走、結果過疎ロワに成りかねない

これが全て
できるならいい
だが、できないのに走ると結果はまた過疎ロワを生み出すだけ
これだけはこのロワ飽和状態では避けたい
だから、できる可能性が上がるように受け口は広くもったほうがいいとかも言う。
できない可能性も考えてある程度行動もとる
さっきも言ったが作品晒せって流れに持ってこうとかまるで書き手を探すのが悪のごとく言ってるが、
書き手がどれだけいるかが企画の生存フラグであることは間違いないだろ?
で、少ないのに強行すれば結果は先程述べたとおりなので、先んじて聞いときたい


書き手がいないのに読み手が暴走して生まれ、保守で埋まる過疎ロワなんて見たくないだろ?

98 :名無しかわいいよ名無し:2007/04/12(木) 17:11:13 ID:Y4HT/AZa
書き手を捜すことを悪とは言わん
必要なことであるのは間違いないからな
けどな、書き手を名乗るなら作品を晒せってやり方はやめようなと釘を刺しただけだ
それじゃお前の言葉で言う受け口を狭めるだけだ
受け口は広く取ってこそ生存フラグに繋がるだろ

99 :名無しかわいいよ名無し:2007/04/12(木) 17:16:54 ID:ibIzl3IC
じゃあどうって探す?
最悪向こうのライデンみたいなのはまれとして
「俺は書き手だ!作品?ごめwww」とか言い出すスネークが現れ遊ばれる可能性があるぞ
最悪最終局面でひっくりかえされたら、こことしても最悪、新過疎ロワが増えて俺も最悪。
そしてそんなキャプ見沢はゴロゴロいるし、なにより(検閲済み)が幅を利かせる可能性も十分にあるぞ


自称で信じられるとしたら流石に「おめでてーな」としか言えないぜ

100 :名無しかわいいよ名無し:2007/04/12(木) 17:21:43 ID:YfJSumGP
開始前に書き手の数を知っておくのが目的なんだから、晒させるのは問題無いと思う。
完全に自由な短編書く事も出来ないようならどの道書き手にはなれないんじゃね?

101 :名無しかわいいよ名無し:2007/04/12(木) 17:24:08 ID:Y4HT/AZa
自称だって俺は構わんけどな
始まれば解ることだとたかを括ってるからだけど

今までロワは数多くあるが、「新ロワを始めるのに書き手は作品を晒すこと」なんて前例は全く無いだろ(キャプ見沢が現れ他ロワは別として)
そんなことしなくてもきっちり始まって順調に進んでるロワはいくつもある
神経質になり過ぎず、初めから排他的な雰囲気を作らないでともかくやってみればいい

102 :名無しかわいいよ名無し:2007/04/12(木) 17:34:52 ID:CtVpRkXv
そういや何時からこんな風習ができたんだろな
自ロワ発足時にはそんなこと言われなかったけど

103 :名無しかわいいよ名無し:2007/04/12(木) 17:40:35 ID:z/d/tkuc
書き手は作品が決まらなければ立候補も何も無いと思うのだが。
「最初は書く気満々だったのに、作品全て知らないから無理だ」や
「最初は参加するか微妙だったか、思ったより魅力的な作品ばかりだから参加する」
といろいろ出るし。
今参加意思を表明しても、作品によっては書きようが無くなることもある。

104 :名無しかわいいよ名無し:2007/04/12(木) 18:37:38 ID:ibIzl3IC
>>101
そんな楽観視で立って序盤で過疎になったロワがいくつあるんだよ……?
第一、今はロワを新しく始めるべきじゃない、乱立で書き手も分散してると言われる逆風の中やるんだから
前なくても今はあって当然だし

>>103の意見はあると思う
投票まではじゃあやる?
明日?明後日の土曜日?それとも日曜日?来週それ以後?

105 :名無しかわいいよ名無し:2007/04/12(木) 19:48:50 ID:IjI9EJEN
>>104
ちょっと黙ってろよ
そうやって仕切るんだったらお前こそ作品を晒すべきだろ
どっちつかずなくせに否定的で、なのに仕切ろうとするとか激しくウザイ

106 :名無しかわいいよ名無し:2007/04/12(木) 19:54:02 ID:zn2qV8sN
始めから書き手イナス→沈没

「俺が書くよ!(`・ω・´)」→投票→「書ける作品ナサス、もう駄目ぽ('A`)」→沈没

どっちにしても第三者から見れば似たようなもんだと思う、結果は同じなわけだしね
んで、そうすっとパロロワに対する風当たりが強くなって他所にも迷惑がかかるかなー、と

他所なんか知ったこっちゃねえよ、なんて言うなよ?
自分らが原因で他人に迷惑かけるのはよくない事だってのは子どもだって分かる理屈だ

だからもうすっぱり諦めるか、どんな作品が通ろうと俺は書いてやるぞという気概の人が何人か現れない限り俺は新ロワには反対、少なくとも今はね
他所が何らかの形で終わりを告げて書き手流出が考えられる状況になったらもう少しボーダーラインは下がると思うけど……



まあ、一個人の意見なんで強制はしないしそもそも出来ん
とりあえずお前らの意見も聞かせてくれると嬉しい

107 :名無しかわいいよ名無し:2007/04/12(木) 20:02:22 ID:IjI9EJEN
>結果は同じなわけだしね

根拠が無いからなあ
試しにやりたいって気持ちも分かるし、そう頑なに無理無理言ってるのが逆効果になる場合もあるかと

108 :名無しかわいいよ名無し:2007/04/12(木) 20:04:04 ID:zn2qV8sN
>>107
や、もし仮にそうなった場合、結果は同じだよね?って事を言いたかっただけさ
何もやる前から100%無理なんて言ってるわけじゃない……つもり
もし軌道に乗ったら万々歳なんだが、どーも思考がネガティブな方向へ行きがちだから困る……

109 :名無しかわいいよ名無し:2007/04/12(木) 20:07:27 ID:IjI9EJEN
ネガティブを前提として話してるからだろ
じゃあもっとポジティブに思考を切り替えてみな

110 :名無しかわいいよ名無し:2007/04/12(木) 20:20:22 ID:rS13SmdK
あれだ、最初から駄目だと思ってる奴や邪魔するしか能の無いキャプ見沢は黙って見てろと
本当に駄目なら何もしなくてもどうせ終わる
上手く行くならいくら邪魔しようと案外上手くいってしまうものだ
あとは成り行きに任せておけよ

111 : ◆ncKvmqq0Bs :2007/04/12(木) 20:22:40 ID:ibIzl3IC
>>105
おら、これでいいのかよ?


112 :名無しかわいいよ名無し:2007/04/12(木) 20:23:29 ID:rS13SmdK
トリだけかよwww

113 : ◆ncKvmqq0Bs :2007/04/12(木) 20:27:04 ID:ibIzl3IC
とりあえず、もう一回言っとく
かくて集めようにも、参戦作品が決まってなきゃどうしようもないってのは一理ある、というかそうだから
書き手云々は投票が終わってからでいいと思うんだ

で、投票案(あくまで案。修正ヨロ)
全人数 30人
      40人
      50人

範囲1 一部雑誌(雑誌名記述欄)のみ
     なんでもあり

範囲2  最低5巻以上
     何でもあり

作品数 9
      10
      12

1作品あたりの参加者数  一律(人数欄)人
                 変動性(システム記述欄)

これでどうだろう?
まぁ投票いつやるか考えなきゃいけないけど

114 :名無しかわいいよ名無し:2007/04/12(木) 20:27:22 ID:rS13SmdK
ググったけど腐るほどヒットするな
これじゃ信用出来ん
そろそろ引っ込む潮時だと思うぞ

115 : ◆ncKvmqq0Bs :2007/04/12(木) 20:29:19 ID:ibIzl3IC
ttp://www29.atwiki.jp/galgerowa/pages/71.html
ttp://www5.pf-x.net/~dqbr/story/no1/011.html
ttp://www.geocities.jp/suproy2/223.html

ほい、作品
このとーり数だけの駄作書き手だよ
それでもキャプテンよりはいくらかましとは思う

116 :名無しかわいいよ名無し:2007/04/12(木) 20:32:04 ID:GZZOXQZ9
470 名前: フレア 投稿日: 2007/04/07(土) 17:39:33 HOST:pl305.nas951.p-tokyo.nttpc.ne.jp
削除対象アドレス:
http://anime2.2ch.net/test/read.cgi/cchara/1174702316/
http://anime2.2ch.net/test/read.cgi/cchara/1167102858/

削除理由・詳細・その他:
ガイドライン5.掲示板の趣旨とは違う投稿
1番目 掲示板の趣旨より掲示板自体の事象や参加者を重要視するもの。
漫画キャラクターの話ではなく、漫画キャラクターを使った創作の題材を相談するスレッド。
2番目 掲示板の趣旨に無関係なもの。
漫画キャラとして描かれた事の無い漫画の作者のスレッド。


117 :名無しかわいいよ名無し:2007/04/12(木) 20:32:26 ID:P4yan0El
あら
DGの人か
実力的には十分そうだね

118 : ◆ncKvmqq0Bs :2007/04/12(木) 20:33:55 ID:ibIzl3IC
>>117
そういってくれると嬉しい
とりあえず好き勝手言ってくれちゃって、もうちょっと落ち着け

119 :名無しかわいいよ名無し:2007/04/12(木) 20:37:33 ID:TJJezQLN
またメ欄かよ
二番煎じは芸が無いな

120 :名無しかわいいよ名無し:2007/04/12(木) 20:41:24 ID:NHACam9U
>>118
流石に二番煎じはなあ……。
で、ちなみに、ロワが始まったとして書く気はまったくねえの?

121 : ◆ncKvmqq0Bs :2007/04/12(木) 20:43:47 ID:ibIzl3IC
>>119
で?メ欄会話なんざ昔からある古典的な方法なんだが。自分が引っかかったからって新手の方法如く言われても
とりあえずYESorNO、その後理由という形で答えてくれ


今、この乱立およびアニロワに流れをとられてる現状で新規にロワを始めて成功すると思いますか?
成功に導くには何が必要と思いますか?
それを手に入れられると思いますか?

122 :名無しかわいいよ名無し:2007/04/12(木) 20:44:19 ID:GZZOXQZ9
あのー、このスレタイで漫画ロワなんてやると
削除依頼にさらに言い訳が出来なくなるような気がするんですが

123 : ◆ncKvmqq0Bs :2007/04/12(木) 20:45:57 ID:ibIzl3IC
悪いが嫌われてもかまわないしはっきり言わせてもらうぞ


なんでそこまで空気を読めん?
今新ロワをやっても成功すると思えるってジャンロワが完結するのと同じくらい薄いぞ
ジャンロワ住人みたいな言動やめろ

124 :名無しかわいいよ名無し:2007/04/12(木) 20:49:58 ID:TJJezQLN
もうわかったから、本当そろそろ潮時だと思うぞ

125 :名無しかわいいよ名無し:2007/04/12(木) 20:51:03 ID:NHACam9U
>>123
ちなみにその別トリは何よ。
つーか、要するにアニロワで書き手やってるから、アニロワの邪魔すんなってこと?

126 : ◆ncKvmqq0Bs :2007/04/12(木) 20:52:29 ID:ibIzl3IC
ていうかまたそれか
具体的な青写真も引かんで耳の痛い意見はハイハイどっかいけってナニイテンダ
まずここのお方に言われたようにトリ晒した。作品もあげた。

次はそっちが質問に答えてくれ

127 :名無しかわいいよ名無し:2007/04/12(木) 20:53:32 ID:TJJezQLN
なんでそこまで空気読めん?
引っ込みつかなくなる前に助け舟出してあげてるのに

128 : ◆ncKvmqq0Bs :2007/04/12(木) 20:54:53 ID:ibIzl3IC
>>125
なんで言わないといけない?
お前さんらが言うとおり、書き手であると言うことさえ証明すればもういいじゃないか
あと、すげー曲解だw
単に別トリでやってるしこんなことやっても痛くも痒くもないし、このさいいい加減言おうと思ってな
乱立とそのたびに沸く新ロワ厨にはうんざりだし

129 :名無しかわいいよ名無し:2007/04/12(木) 20:55:08 ID:NHACam9U
>>126
顔真っ赤だぞw
釣りが上手くいかなかったからって、火病起こすなってw

130 :名無しかわいいよ名無し:2007/04/12(木) 20:55:49 ID:GZZOXQZ9
あのー、いい争いする前に削除以来が出てる件については…

131 : ◆ncKvmqq0Bs :2007/04/12(木) 20:57:31 ID:ibIzl3IC
>>129

      ____   
       / \  /\ キリッ
.     / (ー)  (ー)\      
    /   ⌒(__人__)⌒ \    <顔真っ赤だぞw
    |      |r┬-|    |      釣りが上手くいかなかったからって、火病起こすなってw
     \     `ー'´   /
    ノ            \
  /´               ヽ              
 |    l              \
 ヽ    -一''''''"~~``'ー--、   -一'''''''ー-、.    
  ヽ ____(⌒)(⌒)⌒) )  (⌒_(⌒)⌒)⌒))





          ____
        /_ノ  ヽ、_\
 ミ ミ ミ  o゚((●)) ((●))゚o      ミ ミ ミ
/⌒)⌒)⌒. ::::::⌒(__人__)⌒:::\   /⌒)⌒)⌒)
| / / /     |r┬-|    | (⌒)/ / / //  < だっておwwwwwwwwwwwwwwwwwww
| :::::::::::(⌒)    | |  |   /  ゝ  :::::::::::/
|     ノ     | |  |   \  /  )  /
ヽ    /     `ー'´      ヽ /    /     バ
 |    |   l||l 从人 l||l      l||l 从人 l||l  バ   ン
 ヽ    -一''''''"~~``'ー--、   -一'''''''ー-、    ン
  ヽ ____(⌒)(⌒)⌒) )  (⌒_(⌒)⌒)⌒))


まぁ確かに顔は赤いなw仕事が終わった後のビール最高w
結局お前ら具体的に答えると終わるから必死にはぐらかしてるだけだろwww
どっちが必死なんだwww

132 :名無しかわいいよ名無し:2007/04/12(木) 20:57:47 ID:CtVpRkXv
今夜は別の意味で楽しめそうだなw

133 :名無しかわいいよ名無し:2007/04/12(木) 21:00:08 ID:NHACam9U
>>131
……マジで飲んでんだな。
とりあえず、明日自分の書き込みを見直してのた打ち回らんようにな。
それと、二日酔いにはウコンがお勧めだ。あれは、意外と効く。

134 :名無しかわいいよ名無し:2007/04/12(木) 21:02:33 ID:GZZOXQZ9
…もういいや(´・ω・)

>今、この乱立およびアニロワに流れをとられてる現状で新規にロワを始めて成功すると思いますか?
>成功に導くには何が必要と思いますか?
>それを手に入れられると思いますか?

>なんでそこまで空気を読めん?
>今新ロワをやっても成功すると思えるってジャンロワが完結するのと同じくらい薄いぞ
>ジャンロワ住人みたいな言動やめろ

とりあえずこの辺は答える義務があると思うんだ

135 :名無しかわいいよ名無し:2007/04/12(木) 21:03:54 ID:ibIzl3IC
そろそろ誰か質問に答えてくれないと弄れないでつまらんwww
どうやって頭絞って珍妙な答えだすかこっちはwktkしてるのに

136 :名無しかわいいよ名無し:2007/04/12(木) 21:13:30 ID:CtVpRkXv
>>135
でもなあ、あんまりキチガイを相手にしたくはない
こういうのは傍観者でいるから楽しいんだよ

137 :名無しかわいいよ名無し:2007/04/12(木) 21:15:43 ID:z/d/tkuc
スルーして、先行こう。

個人的には作品は15ぐらいほしい。
投票は土曜にしたいと思うがどうだろう

138 :名無しかわいいよ名無し:2007/04/12(木) 21:18:32 ID:ibIzl3IC
………風呂で吐いた
酒が一気に抜けた





死にてぇorz

>>136
そうか、奇遇だな。
俺は基地外を相手に釣って遊ぶのが大好きなんだ。
そのためにはなんだってするぜ?食いつきよくするためなら、どんな手も使う。

>>137
だから今やって成功すると思っているのか?
まさか自分も成功するわけないと思って押し進めてないよな?
そしてそういったことを具体的に述べられない奴に人がついていくと思っているのか?

139 :名無しかわいいよ名無し:2007/04/12(木) 21:18:51 ID:q6KTwOSD
明日投票でいいだろ。

140 :名無しかわいいよ名無し:2007/04/12(木) 21:21:20 ID:CtVpRkXv
土曜の0:00:00〜23:59:59
でよくね?
なんなら一日ずらすとか

141 :名無しかわいいよ名無し:2007/04/12(木) 21:23:22 ID:z/d/tkuc
>>140
それでいいと思う。
その日に投票やって、集計で一日置いて月曜にキャラ投票するのが良さそう。

142 :名無しかわいいよ名無し:2007/04/12(木) 21:23:39 ID:ibIzl3IC
>今、この乱立およびアニロワに流れをとられてる現状で新規にロワを始めて成功すると思いますか?
>成功に導くには何が必要と思いますか?
>それを手に入れられると思いますか?

だから今やって成功すると思っているのか?
まさか自分も成功するわけないと思って押し進めてないよな?
そしてそういったことを具体的に述べられない奴に人がついていくと思っているのか?

>>140
せめてここ答えろ、こんなことも答えられずに人が賛同し集まってくれると思うか?

143 :名無しかわいいよ名無し:2007/04/12(木) 21:30:10 ID:CtVpRkXv
>>141
おk
じゃあそういうことで

ちょっとしばらくロムに回るわ

144 :名無しかわいいよ名無し:2007/04/12(木) 21:33:56 ID:ibIzl3IC
結局お前ら答えられないじゃないか
自分の都合のいい夢想に逃げて人が集まるかよ
この調子ならどうせまたキャプ見沢投票で潰されるぞ


酒飲んで暴走もしたが、言っておくが決してこれはあおりだけじゃなくて、
本当に成功するかを左右する質問ってことも分かってくれ
昼の台詞もまったくの嘘って訳じゃないし

145 :名無しかわいいよ名無し:2007/04/12(木) 21:36:50 ID:zn2qV8sN
とりあえず、答える義務なんざねーよ、と煽ってみるw



……だがしかし、あれくらいの質問にすら答えられない狭量or低脳にとてもロワをまとめていくことなんざ出来んとも思う
荒らしならスルー上等だがちゃんと体裁の整った質問だぜ? それぐらい義務じゃないにしても答えてやりゃーいいのにさ……

146 :名無しかわいいよ名無し:2007/04/12(木) 21:41:32 ID:ibIzl3IC
>>145
……すまん、酒飲んだときの暴走は忘れてくれ
何俺はトリを晒してんだ、おい

147 :名無しかわいいよ名無し:2007/04/12(木) 21:43:40 ID:SeGPdT82
正直最初からやる気の無いやつ相手にする意味ないと思うんだ。

>>144-145
その質問に答えられない奴が嫌なら別にここに来なけりゃいいじゃん。
他にもロワはいっぱいあるよ?
別にあんたらが居なくたってロワは出来るし、っていうかこんなグダグダ言ってる奴が居ないほうがスムーズに話が進むし。

148 :名無しかわいいよ名無し:2007/04/12(木) 21:45:02 ID:GZZOXQZ9
>他にもロワはいっぱいあるよ?
その台詞そっくり返すよ
いっぱいあるのに新規は必要ない

149 :名無しかわいいよ名無し:2007/04/12(木) 21:45:13 ID:u5LlXf48
ID:ibIzl3IC はおちつけー とりあえずゲロ片付けたら水1?くらい飲めー
俺がこの先を予言してやるから。

1.しかし[規制対象]と空気読めない[規制対象]の予備軍によって、投票が始まる。
2.当然、荒らし的な票が多数混入する。[規制対象]の好きな作品が入らない。
3−1.[規制対象]が新しいスレを立てる
3−2.[規制対象]が独断で参加キャラを決定する
4.[規制対象]がテンプレを余所からコピペしてくる
5.[規制対象]がロワ開幕宣言
6.[規制対象]のOP、SSが投下される。その余りの酷さに[規制対象] の予備軍も正気に帰る。
7.[規制対象]の隔離所完成。
8.[規制対象]が火病る。ジ・エンド。そしてエンドレス。


ここに居られる[規制対象]予備軍の人は6.まで行かないと気付かないからなぁ。
しかしこのサイクル、何度目だ?

150 :名無しかわいいよ名無し:2007/04/12(木) 21:45:29 ID:zn2qV8sN
>>146
うん? 俺は別にアンタの暴走に言及したつもりはねーんだが……鳥云々なんて一言も書いてないし
ただ「煽りほぼ皆無の質問が出されたのに答えないってのはどーよ?」って言っただけのつもりなんだぜ?
>>142はちょっと微妙かもだが、>>121に関してはちゃんとした質問だろうに……ってね

151 :名無しかわいいよ名無し:2007/04/12(木) 21:46:48 ID:ibIzl3IC
その程度の質問にも答えられないで
>今、この乱立およびアニロワに流れをとられてる現状で新規にロワを始めて成功すると思いますか?

なんだが

最初かやる気がない奴は去れ、というなら少なくともいま成功させる心持でやってるんだろ?
だから今やって成功すると思っているのか?
それを誰一人具体的に答えずして人がついてくるのか?
とお前に聞いて見る

お前から振ったんだし答えてくれるよな?

152 :名無しかわいいよ名無し:2007/04/12(木) 22:09:20 ID:R9yBTRYC
>>150
質問の内容がどうとかではなく、質問してる人間があれだからだろ
そりゃ誰だってスルーするだろ

153 :名無しかわいいよ名無し:2007/04/12(木) 22:11:54 ID:GZZOXQZ9
なんつーか、情けないよ?答えられないからって別のところに問題を置くのは

154 :名無しかわいいよ名無し:2007/04/12(木) 22:12:37 ID:tE0tTL0X
楽しいことになってるなと思いつつのぞいたら、何やってんだアンタwww
……某ロワが完結のメドつきそうなのも、あなたのおかげです。
とてもじゃないが、俺はあれだけのフラグ背負っては書けん。
そんな俺、某終盤ロワ書き手。スレ違いすまん。酒飲んで寝るよ。

155 :名無しかわいいよ名無し:2007/04/12(木) 22:13:06 ID:YfJSumGP
>>152
答えられないことを誤魔化してるようにしか見えんなあ。

156 :名無しかわいいよ名無し:2007/04/12(木) 22:13:58 ID:ibIzl3IC
でも答えないで放置すればキャプ見沢投票まっしぐらってことぐらい察してほしかった

答えざるおえない、答えなければ俺以外の人間にも潰されるってことを見越して質問してるから答えてくれると思ってたんだが……

みんな荒らしまがいの言葉ならどれだけ耳の痛い忠告も聞かないタイプだったみたいだな


ああ、典型的なキャプテンタイプ……

157 :名無しかわいいよ名無し:2007/04/12(木) 22:15:26 ID:YfJSumGP
確かにキャプテンと同じだなww

「荒らしなのでスルーしました」

158 :名無しかわいいよ名無し:2007/04/12(木) 22:25:49 ID:R9yBTRYC
仕方ないなあ
誰も答えないなら俺が答えてやるか

>今、この乱立およびアニロワに流れをとられてる現状で新規にロワを始めて成功すると思いますか?
YESともNOとも
何故なら書き手の件と同じで、参加キャラも決まってないロワの行く末なんてYES、NOの一言で答えられるわけがない
つーわけでどちらかになど言明はできん

>成功に導くには何が必要と思いますか?
ずばり人
書き手も読み手も含めた人が必要

>それを手に入れられると思いますか?
どうだろう、邪魔が入らなければ手にはいらないこともないんじゃない?
良くも悪くもこれだけ注目を集めてるロワだし


って、YESorNOで答えられるような問題じゃないじゃん
特に二問目とか
それからこれは単にアンケートに答えただけだから、この意見に関して反論とか面倒なことは勘弁して
そういうのかったるいから

159 :名無しかわいいよ名無し:2007/04/12(木) 22:30:42 ID:YfJSumGP
>それからこれは単にアンケートに答えただけだから、この意見に関して反論とか面倒なことは勘弁して
>そういうのかったるいから

反論は無視しますって最初っから言ってる訳だ。キャプテンと同レベルの対応だね。

160 :名無しかわいいよ名無し:2007/04/12(木) 22:31:25 ID:ibIzl3IC
>邪魔が入らなければ手にはいらないこともないんじゃない

ネタならGJ

マジならハニワ幻人め!死ねぇ!

ですな
反論はそれに答えるのめんどいらしいからしないが

161 :名無しかわいいよ名無し:2007/04/12(木) 22:31:28 ID:R9yBTRYC
うん、そうかもね
それでいいや

162 :名無しかわいいよ名無し:2007/04/12(木) 22:32:55 ID:GZZOXQZ9
>良くも悪くもこれだけ注目を集めてるロワだし
「良くも」の部分が一つも思い浮かばない件

163 :名無しかわいいよ名無し:2007/04/12(木) 22:33:43 ID:z/d/tkuc
邪魔が入らなければ人は問題は無いだろう。
したがって邪魔が入れば、邪魔が入らないまで続ければいいだけだ。

164 :名無しかわいいよ名無し:2007/04/12(木) 22:35:25 ID:GZZOXQZ9
誰か>>163翻訳して

165 :名無しかわいいよ名無し:2007/04/12(木) 22:37:25 ID:YfJSumGP
>>164
「僕チンの素晴らしい企画が失敗するのは荒らしの所為なんだ!
 だから荒らしが来なくなるまで何回でも繰り返してやる〜!」

キャプテン乙

166 :名無しかわいいよ名無し:2007/04/12(木) 22:37:46 ID:ibIzl3IC
参加したいと思える人がどれだけいるんだか
この乱立およびアニロワに流れをとられてる現状で成功の流れに乗れるだけ参加者集まらないのは一目同然かと


まぁ永遠の闘争は格付け板仮面ライダー闘争で経験してるから苦じゃないが
むしろ嫌いじゃない

167 :名無しかわいいよ名無し:2007/04/12(木) 22:54:03 ID:meHKWwZn
>>140-141
投票期間、もっと短くてもいいよ
それこそ極端な話、一時間も設けとけば十分

168 :名無しかわいいよ名無し:2007/04/12(木) 23:09:02 ID:CtVpRkXv
一時間はさすがに短いな
では土曜の00:00:00〜01:00:00と12:00:00〜13:00:00
なんて形にしたらどうだろう?

169 :名無しかわいいよ名無し:2007/04/12(木) 23:19:06 ID:meHKWwZn
それならいいな

170 :名無しかわいいよ名無し:2007/04/12(木) 23:56:11 ID:nVvqSM2H
いや、後五分で日付け変わるし、そっから一時間でいいんじゃない?

171 :名無しかわいいよ名無し:2007/04/12(木) 23:57:46 ID:WQBrjoIe
それでいこう。

172 :名無しかわいいよ名無し:2007/04/12(木) 23:58:13 ID:GZZOXQZ9
何度も言ってるが、このスレあと2週間ともたないんだぜ?

173 :名無しかわいいよ名無し:2007/04/12(木) 23:58:22 ID:meHKWwZn
それは駄目だろ

174 :名無しかわいいよ名無し:2007/04/13(金) 00:07:06 ID:EocEtssl
とりあえず投票するか。
一人5作品くらいでいいか。

【エアマスター】
【俺達のフィールド】
【幕張】
【シグルイ】
【燃えよペン】

175 :名無しかわいいよ名無し:2007/04/13(金) 00:12:24 ID:Ys7zOrGN
んじゃ、俺も

【ウルトラマン超闘士激伝】
【鋼の錬金術師】
【バキ】
【スプリガン】
【ドラゴンクエストモンスターズ+】


176 :名無しかわいいよ名無し:2007/04/13(金) 00:13:03 ID:g2XVJHL+
まだ無効だろ

177 :名無しかわいいよ名無し:2007/04/13(金) 00:14:16 ID:VW9LBBEb
土曜になったらって話だったしな

178 :名無しかわいいよ名無し:2007/04/13(金) 00:17:09 ID:EgXnQeEd

[CCさくら]
[エヴァンゲリオン]
[Fate]
[月姫]
[涼宮ハルヒの憂鬱]

全部漫画版な。

179 :名無しかわいいよ名無し:2007/04/13(金) 00:24:14 ID:cBXPQRer
>>176>>177は進行を妨げる荒らしなのでスルーで。

[ネウロ]
[シグルイ]
[鋼の錬金術師]
[げんしけん]
[ハヤテのごとく]

180 :名無しかわいいよ名無し:2007/04/13(金) 00:25:28 ID:ERJHNddn
[仮面ライダー龍騎]
[フルメタル・パニック]
[Fate]
[されど罪人は竜と踊る]
[魔術士オーフェン]

全部漫画版で

181 :名無しかわいいよ名無し:2007/04/13(金) 00:29:05 ID:Ktwgb5P0
便乗して俺も

【仮面のメイドガイ】
【殺し屋。】
【仮面ライダーSD 疾風伝説】
【翼を持つ者】
【覚悟のススメ】

182 :名無しかわいいよ名無し:2007/04/13(金) 00:35:15 ID:PaUnl7oe
【東京赤ずきん】
【荒川アンダーザブリッジ】
【谷仮面】
【エアマスター】
【エンジェル伝説】


183 :名無しかわいいよ名無し:2007/04/13(金) 00:37:04 ID:54q10MQ8
【ウルトラマン超闘士激伝】
【ドラゴンクエストモンスターズ+】
【未来日記】
【バジリスク】
【バガボンド】

184 :名無しかわいいよ名無し:2007/04/13(金) 00:38:54 ID:pAXkm6gN
[スパイラル〜推理の絆〜]
[フルメタル・パニック!]
[スクールランブル]
[涼宮ハルヒの憂鬱]
[ひぐらしのなく頃に]

一応どれも漫画は存在するはずだから無問題だよな?

185 :名無しかわいいよ名無し:2007/04/13(金) 00:40:05 ID:YjoKMJ6o
【ドラゴンクエストモンスターズ+】
【ヴィンランドサガ】
【R-16】
【無限の住人】
【マテリアルパズル】

186 :名無しかわいいよ名無し:2007/04/13(金) 00:41:39 ID:PaUnl7oe
途中経過、1票は略

3票
【ドラゴンクエストモンスターズ+】

2票
【Fate】
【シグルイ】
【鋼の錬金術師】
【エアマスター】
【ウルトラマン超闘士激伝】
【フルメタル・パニック】
【涼宮ハルヒの憂鬱】


明らかにウルトラマンが戦力バランスを崩してる件について。

187 :名無しかわいいよ名無し:2007/04/13(金) 00:42:25 ID:5dUWkvwC
[脳噛ネウロ]
[ひぐらしの鳴く頃に]
[魔方陣グルグル]
[天空の城ラピュタ]
[パタリロ]

漫画版なw


188 :名無しかわいいよ名無し:2007/04/13(金) 00:50:46 ID:ZUFj0u2m
【バキ】
【寄生獣】
【蒼天航路】
【CCさくら】
【ハヤテのごとく】

189 :名無しかわいいよ名無し:2007/04/13(金) 01:02:13 ID:PaUnl7oe
3票
【ドラゴンクエストモンスターズ+】

2票
【Fate】
【シグルイ】
【鋼の錬金術師】
【エアマスター】
【ウルトラマン超闘士激伝】
【フルメタル・パニック】
【涼宮ハルヒの憂鬱】
【ひぐらしのなく頃に】
【脳噛ネウロ】
【バキ】
【CCさくら】
【ハヤテのごとく】


ホイ結果、13作品と、ちと多いが投票数=参加人数とすれば27名とお手頃な人数に。

190 :名無しかわいいよ名無し:2007/04/13(金) 01:05:42 ID:xBGtL5HG
ドラゴンクエストモンスターズ+
ひぐらしのなく頃に
鋼の錬金術師
涼宮ハルヒの憂鬱
ネウロ

191 :名無しかわいいよ名無し:2007/04/13(金) 01:08:08 ID:q1S7AfgF

>>186
ARX‐8か7出して対抗だ

192 :名無しかわいいよ名無し:2007/04/13(金) 01:19:03 ID:PaUnl7oe
ウルトラマンはガチでドラゴンボールレベルだからな、特に超闘士の二人とか手が付けられん。
だが、それがいい。

作品も決まったし次は具体的な参加者といくか。
人数はオレが>>189で言った通りでOK?

主催もついでに投票して決めるか。

俺の思いつく主催候補
Fate:言峰
エアマスター:深道
鋼の錬金術師:大総統orお父様
バキ:徳川
CC:クロウ?
フルメタはシラネ

193 :名無しかわいいよ名無し:2007/04/13(金) 01:23:34 ID:YjoKMJ6o
テリー忘れんな

194 :名無しかわいいよ名無し:2007/04/13(金) 01:37:13 ID:PaUnl7oe
>>190も入れてほい。

0/4【ドラゴンクエストモンスターズ+】
0/3【鋼の錬金術師】
0/3【涼宮ハルヒの憂鬱】
0/3【ひぐらしのなく頃に】
0/3【脳噛ネウロ】
0/2【ハヤテのごとく】
0/2【グラップラー刃牙】
0/2【エアマスター】
0/2【シグルイ】
0/2【CCさくら】
0/2【Fate/stay night】
0/2【フルメタル・パニック】
0/2【ウルトラマン超闘士激伝】

0/32

投票するときはこれを埋めてね。
知らない、もしくはもう十分ところは空きがあっても良し。
母数を超えるのは駄目。

>>193
テリーなんであんなことなったのかよく解らないまま打ち切られたからなぁ。
だが、それがいい。

195 :名無しかわいいよ名無し:2007/04/13(金) 01:39:26 ID:01v+sbqr
投票は土曜日です。
上記は無効ですのでご注意ください。

196 :名無しかわいいよ名無し:2007/04/13(金) 01:41:53 ID:g2XVJHL+
構うな、そっとしとけ

197 :名無しかわいいよ名無し:2007/04/13(金) 01:48:09 ID:OXaFRQO8
そうだね、じゃあ、とりあえずキャラクター投票は土曜にしようか。

198 :名無しかわいいよ名無し:2007/04/13(金) 01:55:32 ID:xPCu7kBO
ま、今すぐってのは流石にな
じゃあキャラクター主催投票は土曜の0:00からってことで



199 :名無しかわいいよ名無し:2007/04/13(金) 02:22:35 ID:yHtNc6aD
>>195
自分の好きな作品が無くて騒いでるキャプテンか、
投票覆して新たに始まろうとしてるロワを邪魔したいキャプ見沢か知らないが、いい加減にしろ。

投票で決まったことを無効にする権限なんてお前には無い。
勝手な自分ルールを押し付けるな。


200 :名無しかわいいよ名無し:2007/04/13(金) 02:22:42 ID:sCp5mN6H
どうせ隔離所なワケだが、どうもこの作品群を見てると真面目にやりたくなってくるから困る。
ネウロ初参戦とかかなりwktkなわけで、
ひぐらしも今度こそ詩音&魅音を…
シグルイはやっぱ藤木と伊良子なのか? 虎眼先生も入れたいところだが……

…くやしいっ! ネタなのにマジレスしちゃうっ! ビクンビクン

201 :名無しかわいいよ名無し:2007/04/13(金) 10:22:29 ID:4ZqmM0zP
【覚悟のススメ】
【逆境ナイン】
【ウダウダやってるヒマはねェ!】
【鉄鍋のジャン】
【グラップラー刃牙】



202 :名無しかわいいよ名無し:2007/04/14(土) 00:04:47 ID:2W/6MvM4
よ〜し、土曜になったし投票しちゃうぞ。

主催者:言峰
護衛:ギルガメッシュ

4/4【ドラゴンクエストモンスターズ+】 マルモ/ロラン/竜王(本物)/バズズ
3/3【鋼の錬金術師】エドワード=エルリック/スカー/ウィンリー
3/3【涼宮ハルヒの憂鬱】ハルヒ/長門/みくる
3/3【ひぐらしのなく頃に】 魅音/詩音/梨花
0/3【魔人探偵脳噛ネウロ】
0/2【ハヤテのごとく】
2/2【グラップラー刃牙】勇次郎/オリバ
2/2【エアマスター】 ジョンスリー/坂本ジュリエッタ
0/2【シグルイ】
2/2【CCさくら】 さくら/小狼
2/2【Fate/stay night】 セイバー/ランサー
0/2【フルメタル・パニック】
0/2【ウルトラマン超闘士激伝】

203 :名無しかわいいよ名無し:2007/04/14(土) 00:10:18 ID:J6PuQBdQ
我も我も

主催:言峰綺礼【Fate/stay night】

4/4【ドラゴンクエストモンスターズ+】 ○ロラン/○バズズ/○クリオ/○マルモ
3/3【鋼の錬金術師】○エドワード・エルリック/○ロイ・マスタング/○リン・ヤオ
3/3【涼宮ハルヒの憂鬱】○涼宮ハルヒ/○古泉一樹/○キョン
3/3【ひぐらしのなく頃に】 ○古手梨花/○鷹野三四/○赤坂衛
3/3【魔人探偵脳噛ネウロ】 ○脳噛ネウロ/○桂木弥子/○至郎田正影
2/2【ハヤテのごとく】○綾崎ハヤテ/○桂ヒナギク
2/2【グラップラー刃牙】○範馬勇次郎/○烈海王
2/2【エアマスター】 ○ジョンス・リー/○小西良徳
2/2【シグルイ】○岩本虎眼/○伊良子清玄
2/2【CCさくら】 ○木之本桜/○李小狼
2/2【Fate/stay night】 ○ギルガメッシュ/○衛宮士郎
2/2【フルメタル・パニック】 ○相良宗介/○千鳥かなめ
2/2【ウルトラマン超闘士激伝】 ○超闘士ウルトラマン/○超闘士タロウ

32/32

204 :名無しかわいいよ名無し:2007/04/14(土) 00:15:05 ID:YdYfMY2y
うひょーー!

0/4【ドラゴンクエストモンスターズ+】
3/3【鋼の錬金術師】エド/アル/ マスタング
3/3【涼宮ハルヒの憂鬱】ハルヒ/キョン/鶴屋さん
3/3【ひぐらしのなく頃に】魅音/詩音/悟史
3/3【魔人探偵脳噛ネウロ】ネウロ/ヤコ/シロタ
2/2【ハヤテのごとく】 ハヤテ/マリア
2/2【グラップラー刃牙】バキ/オリバ
0/2【エアマスター】
2/2【シグルイ】 藤木源之助/伊良子清玄
2/2【CCさくら】 さくら/ともよ
0/2【Fate/stay night】
2/2【フルメタル・パニック】 テッサ/マオ
0/2【ウルトラマン超闘士激伝】


205 :名無しかわいいよ名無し:2007/04/14(土) 00:19:15 ID:+QcJmToz
4/4【ドラゴンクエストモンスターズ+】クリオ/ディノ/配合オババ/竜王
3/3【鋼の錬金術師】エドワード・エルリック/ロイ・マスタング/ラスト
3/3【涼宮ハルヒの憂鬱】神人/古泉一樹/シャミセン
3/3【ひぐらしのなく頃に】園崎詩音/園崎魅音/前原圭一
3/3【魔人探偵脳噛ネウロ】桂木弥子/至郎田正影/デイビッド・ライス
2/2【ハヤテのごとく】タマ/桂雪路
2/2【グラップラー刃牙】範馬刃牙/烈海王
2/2【エアマスター】相川摩季/中ノ谷美奈
2/2【シグルイ】山崎九郎右衛門/牛股権左衛門
2/2【CCさくら】 木之本桃矢/月城雪兎
2/2【Fate/stay night】遠坂凛/間桐桜
2/2【フルメタル・パニック】千鳥かなめ/テレサ・テスタロッサ
2/2【ウルトラマン超闘士激伝】ヤプール/超闘士ウルトラマン

206 :名無しかわいいよ名無し:2007/04/14(土) 00:20:34 ID:J6PuQBdQ
ところで、この投票も締め切り1時間?

207 :名無しかわいいよ名無し:2007/04/14(土) 00:21:37 ID:drVw/tzW
3/3【鋼の錬金術師】エドワード・エルリック/アルフォンス・エルリック/ロイ・マスタング
3/3【ひぐらしのなく頃に】 園崎魅音/園崎詩音/古手梨花
3/3【脳噛ネウロ】 脳噛ネウロ/桂木弥子/X(サイ)
2/2【グラップラー刃牙】範馬勇次郎/範馬刃牙
2/2【エアマスター】渺茫/深道
2/2【CCさくら】 木之本さくら/李小狼



>>206
で、いいんじゃねえの?

208 :名無しかわいいよ名無し:2007/04/14(土) 00:24:52 ID:Myq5ErIJ
【アカギ】
【サイコメトラーEIJI】
【さよなら絶望先生】
【うしおととら】
【グラップラー刃牙】

209 :名無しかわいいよ名無し:2007/04/14(土) 00:29:52 ID:oiBn/03Q
0/4【ドラゴンクエストモンスターズ+】
3/3【鋼の錬金術師】エド/ウインリィ/ラスト
3/3【涼宮ハルヒの憂鬱】キョン/古泉一樹/鶴屋さん
3/3【ひぐらしのなく頃に】園崎詩音/園崎魅音/北条悟史
0/3【魔人探偵脳噛ネウロ】
2/2【ハヤテのごとく】ヒナギク/ナギ
0/2【グラップラー刃牙】
2/2【エアマスター】相川摩季/中ノ谷美奈
0/2【シグルイ】
2/2【CCさくら】 木之本桜/ケロちゃん
2/2【Fate/stay night】セイバー/間桐桜
2/2【フルメタル・パニック】千鳥かなめ/テッサ
0/2【ウルトラマン超闘士激伝】

210 :名無しかわいいよ名無し:2007/04/14(土) 00:47:03 ID:oRQ63A/z
4/4【ドラゴンクエストモンスターズ+】
クリオ/サトリ/ロラン/バズズ
3/3【鋼の錬金術師】
エドワード・エルリック/アルフォンス・エルリック/ウィンリィ・ロックベル
2/2【ハヤテのごとく】
綾崎ハヤテ/桂ヒナギク
2/2【グラップラー刃牙】
範馬勇次郎/花山薫
2/2【エアマスター】
ジョンス・リー/十五漢渺茫
2/2【シグルイ】
岩本虎眼/藤木源之助
2/2【CCさくら】
木之本桜/李小狼
2/2【Fate/stay night】
ギルガメッシュ/ランサー

主催者は言峰で


211 :名無しかわいいよ名無し:2007/04/14(土) 00:49:20 ID:4ZG+71yU
3/3【涼宮ハルヒの憂鬱】キョン/古泉一樹/神人
3/3【魔人探偵脳噛ネウロ】脳噛ネウロ/桂木弥子/至郎田正影
2/2【グラップラー刃牙】範馬勇次郎/烈海王
2/2【シグルイ】舟木数馬/舟木兵馬
2/2【CCさくら】木之本桜/大道寺知世
2/2【ハヤテのごとく】】綾崎ハヤテ/桂ヒナギク
2/2【フルメタル・パニック】相良宗介/林水敦信

212 :名無しかわいいよ名無し:2007/04/14(土) 01:04:08 ID:oRQ63A/z
投票結果

主催:言峰綺礼【Fate/stay night】

3/4【ドラゴンクエストモンスターズ+】
当確:ロラン(3)/バズズ(3)/クリオ(3)
保留:竜王(2)/マルモ(2)
落選:ディノ/配合オババ/サトリ

2/3【鋼の錬金術師】
当確:エドワード・エルリック(7)/ロイ・マスタング(4)
保留:アルフォンス・エルリック(3)/ウィンリィ・ロックベル (3)
落選:ラスト(2)/リン・ヤオ /スカー

3/3【涼宮ハルヒの憂鬱】
当確:古泉一樹(4)/キョン(4)/涼宮ハルヒ(3)
落選:鶴屋さん(2)/神人(2)/長門有紀/朝比奈みくる/シャミセン

3/3【ひぐらしのなく頃に】
当確:園崎魅音(5)/園崎詩音(5)/古手梨花(3)
落選:北条悟史(2)/前原圭一/鷹野三四/赤坂衛

3/3【魔人探偵脳噛ネウロ】
当確:桂木弥子(5)/脳噛ネウロ(4)/至郎田正影(4)
落選:デイビッド・ライス/X(サイ)

2/2【ハヤテのごとく】
当確:綾崎ハヤテ(4)/桂ヒナギク(4)
落選:タマ/桂雪路/マリア/三千院ナギ

1/2【グラップラー刃牙】
当確:範馬勇次郎(5)
保留:範馬刃牙(3)/烈海王(3)
落選:オリバ(2)/花山薫


213 :名無しかわいいよ名無し:2007/04/14(土) 01:05:34 ID:oRQ63A/z
1/2【エアマスター】
当確:ジョンス・リー(3)
保留:相川摩季(2)/中ノ谷美奈(2)/十五漢渺茫(2)
落選:小西良徳/坂本ジュリエッタ/深道

0/2【シグルイ】
保留:岩本虎眼(2)/伊良子清玄(2) /藤木源之助(2)
落選:山崎九郎右衛門/牛股権左衛門/舟木数馬/舟木兵馬

2/2【CCさくら】
当確:木之本桜(7)/李小狼 (4)
落選:大道寺知世(2)/木之本桃矢/月城雪兎/ケロちゃん

0/2【Fate/stay night】
保留:ギルガメッシュ(2)/セイバー(2)/ランサー(2)/間桐桜(2)
落選:衛宮士郎/遠坂凛

2/2【フルメタル・パニック】
当確:千鳥かなめ(3)/テレサ・テスタロッサ(3)
落選:相良宗介(2)/メリッサ・マオ/林水敦信

1/2【ウルトラマン超闘士激伝】
当確:超闘士ウルトラマン(2)
保留:超闘士タロウ/ヤプール


さて、同表保留枠をどうするか……。

214 :名無しかわいいよ名無し:2007/04/14(土) 01:06:54 ID:YdYfMY2y
ぶっちゃけウルトラマンはキツイと思います!

215 :名無しかわいいよ名無し:2007/04/14(土) 01:16:20 ID:oRQ63A/z
決定枠
3/4【ドラゴンクエストモンスターズ+】○ロラン/○バズズ/○クリオ
2/3【鋼の錬金術師】○エドワード・エルリック/○ロイ・マスタング
3/3【涼宮ハルヒの憂鬱】○古泉一樹/○キョン/○涼宮ハルヒ
3/3【ひぐらしのなく頃に】○園崎魅音/○園崎詩音/○古手梨花
3/3【魔人探偵脳噛ネウロ】○桂木弥子/○脳噛ネウロ/○至郎田正影
2/2【ハヤテのごとく】○綾崎ハヤテ/○桂ヒナギク
1/2【グラップラー刃牙】○範馬勇次郎
1/2【エアマスター】○ジョンス・リー
0/2【シグルイ】
2/2【CCさくら】○木之本桜/○李小狼
0/2【Fate/stay night】
2/2【フルメタル・パニック】○千鳥かなめ/○テレサ・テスタロッサ
1/2【ウルトラマン超闘士激伝】○超闘士ウルトラマン

23/32

保留枠
2/1【ドラゴンクエストモンスターズ+】●竜王/●マルモ
2/1【鋼の錬金術師】●アルフォンス・エルリック/●ウィンリィ・ロックベル
2/1【グラップラー刃牙】●範馬刃牙/●烈海王
3/1【エアマスター】●相川摩季/●中ノ谷美奈/●十五漢渺茫
3/2【シグルイ】●岩本虎眼/●伊良子清玄/●藤木源之助
4/2【Fate/stay night】●ギルガメッシュ/●セイバー/●ランサー/●間桐桜
2/1【ウルトラマン超闘士激伝】●超闘士タロウ/●ヤプール

>>214
つ制限

でもまあ、ぶっちゃけ俺もそう思う。

216 :名無しかわいいよ名無し:2007/04/14(土) 01:41:56 ID:oRQ63A/z
2/1【ドラゴンクエストモンスターズ+】●竜王/●マルモ
2/1【鋼の錬金術師】●アルフォンス・エルリック/●ウィンリィ・ロックベル
2/1【グラップラー刃牙】●範馬刃牙/●烈海王
3/1【エアマスター】●相川摩季/●中ノ谷美奈/●十五漢渺茫
3/2【シグルイ】●岩本虎眼/●伊良子清玄/●藤木源之助
4/2【Fate/stay night】●ギルガメッシュ/●セイバー/●ランサー/●間桐桜
2/1【ウルトラマン超闘士激伝】●超闘士タロウ/●ヤプール

じゃあ、保留枠は日曜0時に決選投票ってことで。
やり方は今回と同じく母数を超えないよう投票って感じで。

ついでに地図とルールも投票しよう。

・首輪
  1.物理的なの首輪  2.霊的な呪印  3.その他(具体例を書いてください)

・地図
  1.原作ロワの島  2.自作  3.その他候補

・バック
  1.普通のバック  2.四次元バック  3.その他(具体例を書いてください)

・スタート
  1.ワープ  2.一箇所から

・支給品数
  1.1個  2.1〜3個

・放送
  1.6時間ごと  2.12時間ごと

・時間表記
  1.あり 2.なし

・トリップ
  1.必須  2.推奨  3.不要

217 :名無しかわいいよ名無し:2007/04/14(土) 01:55:46 ID:JjtDsBF/
あとこれも入れて

・ウルトラマンの是非
1.いる
2.外すべき

俺も好きだが、明らかなバランスブレーカー。
しかも原作調べ辛い作品だし、正直外したほうが無難だと思う。
かといって勝手に外すのもマズいし、こちらも断腸の思いだが、投票で決めてほしい。

218 :名無しかわいいよ名無し:2007/04/15(日) 00:09:21 ID:18KLhNls
1/1【ドラゴンクエストモンスターズ+】●マルモ
1/1【鋼の錬金術師】●ウィンリィ・ロックベル
1/1【グラップラー刃牙】●範馬刃牙
1/1【エアマスター】●相川摩季
2/2【シグルイ】●伊良子清玄/●藤木源之助
2/2【Fate/stay night】●ギルガメッシュ/●ランサー
1/1【ウルトラマン超闘士激伝】●超闘士タロウ

・首輪    1.物理的なの首輪
・地図    1.原作ロワの島
・バック   2.四次元バック
・スタート  1.ワープ
・支給品数  1.1個
・放送    1.6時間ごと
・時間表記  1.あり
・トリップ  1.必須
・ウルトラマンの是非  2.外すべき

地図は自作のがいいだろうが、俺は書くスキルないし、現状ではこれしかない。
ウルトラマンはなぁ、正直厳しいか。
一応補欠投票しとくけど。


219 :名無しかわいいよ名無し:2007/04/15(日) 00:17:52 ID:KwrLlOpb
1/1【ドラゴンクエストモンスターズ+】●マルモ
1/1【鋼の錬金術師】●アルフォンス・エルリック
1/1【グラップラー刃牙】●範馬刃牙
1/1【エアマスター】●十五漢渺茫
0/2【シグルイ】
2/2【Fate/stay night】●ギルガメッシュ/●ランサー
0/1【ウルトラマン超闘士激伝】

・首輪   1.物理的なの首輪
・地図   1.原作ロワの島
・バック   2.四次元バック
・スタート   1.ワープ
・支給品数   2.1〜3個
・放送   1.6時間ごと
・時間表記   1.あり
・トリップ   1.必須
ウルトラマンについては作品知らないのでノーコメント



220 :名無しかわいいよ名無し:2007/04/15(日) 00:20:28 ID:gDcMOUTH
2/1【ドラゴンクエストモンスターズ+】●竜王
2/1【鋼の錬金術師】●ウィンリィ・ロックベル
2/1【グラップラー刃牙】●範馬刃牙
3/1【エアマスター】
3/2【シグルイ●伊良子清玄/●藤木源之助
4/2【Fate/stay night】●ギルガメッシュ/●間桐桜
2/1【ウルトラマン超闘士激伝】●超闘士タロウ

・首輪   1.物理的な首輪
・地図   1.原作ロワの島 
・バック  2.四次元バック  
・スタート 1.ワープ  
・支給品数  1.1個
・放送    1.6時間ごと 
・時間表記  1.あり 
・トリップ  2.推奨 
・ウルトラマン 2.外すべき

221 :名無しかわいいよ名無し:2007/04/15(日) 00:24:18 ID:rMiSRUXL
1/1【ドラゴンクエストモンスターズ+】●竜王
1/1【鋼の錬金術師】●ウィンリィ・ロックベル
1/1【グラップラー刃牙】●烈海王
1/1【エアマスター】●相川摩季
2/2【シグルイ】●岩本虎眼/●伊良子清玄
2/2【Fate/stay night】●セイバー/●ランサー
1/1【ウルトラマン超闘士激伝】●超闘士タロウ

・首輪
1.物理的なの首輪

・地図
1.原作ロワの島
但し自作できる人がいたらそれに限らず。

・バック
2.四次元バック

・スタート
1.ワープ

・支給品数
2.1〜3個

・放送
1.6時間ごと

・時間表記
2.なし

・トリップ
3.不要

・ウルトラマンの是非
2.外すべき
いや、好きだけどね。
つか一票俺だし、受かると思わなかったけど。

222 :名無しかわいいよ名無し:2007/04/15(日) 00:40:54 ID:CoPaoEcC
2/1【ドラゴンクエストモンスターズ+】●マルモ
2/1【鋼の錬金術師】●ウィンリィ・ロックベル
2/1【グラップラー刃牙】●範馬刃牙
3/1【エアマスター】●相川摩季
3/2【シグルイ】●伊良子清玄/●藤木源之助
4/2【Fate/stay night】●ギルガメッシュ/●セイバー
2/1【ウルトラマン超闘士激伝】●超闘士タロウ

・首輪   1.物理的なの首輪
・地図   1.原作ロワの島
・バック   2.四次元バック
・スタート   1.ワープ
・支給品数  2.1〜3個
・放送     1.6時間ごと
・時間表記  1.あり
・トリップ  2.推奨
・ウルトラマンの是非  2.外すべき


223 :名無しかわいいよ名無し:2007/04/15(日) 00:54:29 ID:tW6CN04t
1/1【ドラゴンクエストモンスターズ+】●竜王
1/1【鋼の錬金術師】●ウィンリィ・ロックベル
1/1【グラップラー刃牙】●烈海王
3/1【エアマスター】●相川摩季
3/2【シグルイ●伊良子清玄/●藤木源之助
4/2【Fate/stay night】●ギルガメッシュ/●間桐桜

・首輪   1.物理的な首輪
・地図   1.原作ロワの島  
・バック  2.四次元バック  
・スタート 1.ワープ  
・支給品数  1.1個
・放送    1.6時間ごと 
・時間表記  1.あり 
・トリップ  2.推奨 
・ウルトラマン 2.外すべき

224 :名無しかわいいよ名無し:2007/04/15(日) 01:11:06 ID:CoPaoEcC
ほい結果

2/1【ドラゴンクエストモンスターズ+】●竜王(2)/●マルモ(3)
2/1【鋼の錬金術師】●アルフォンス・エルリック(1)/●ウィンリィ・ロックベル(4)
2/1【グラップラー刃牙】●範馬刃牙(4)/●烈海王(1)
3/1【エアマスター】●相川摩季(3)/●中ノ谷美奈(0)/●十五漢渺茫(1)
3/2【シグルイ】●岩本虎眼(1)/●伊良子清玄(4)/●藤木源之助(3)
4/2【Fate/stay night】●ギルガメッシュ(4)/●セイバー(2)/●ランサー(3)/●間桐桜(1)
2/1【ウルトラマン超闘士激伝】●超闘士タロウ(4)/●ヤプール(0)

・首輪
  1.物理的なの首輪(5) 2.霊的な呪印(0)  3.その他(0)

・地図
  1.原作ロワの島(5) 2.自作(0) 3.その他候補(0)

・バック
  1.普通のバック(0) 2.四次元バック(5) 3.その他(0)

・スタート
  1.ワープ(5) 2.一箇所から(0)

・支給品数
  1.1個(2) 2.1〜3個(3)

・放送
  1.6時間ごと(5) 2.12時間ごと(0)

・時間表記
  1.あり(4) 2.なし(1)

・トリップ
  1.必須(2) 2.推奨(2) 3.不要(1)

・ウルトラマンの是非
  1.いる(0)  2.外すべき(4)

225 :名無しかわいいよ名無し:2007/04/15(日) 01:13:51 ID:CoPaoEcC
まとめ

主催者:言峰綺礼

4/4【ドラゴンクエストモンスターズ+】○クリオ/○ロラン/○マルモ/○バズズ
3/3【鋼の錬金術師】○エドワード・エルリック/○ウィンリィ・ロックベル/○ロイ・マスタング
3/3【涼宮ハルヒの憂鬱】○涼宮ハルヒ/○キョン/○古泉一樹
3/3【ひぐらしのなく頃に】○古手梨花/○園崎魅音/○園崎詩音
3/3【魔人探偵脳噛ネウロ】○脳噛ネウロ/○桂木弥子/○至郎田正影
2/2【ハヤテのごとく】○綾崎ハヤテ/○桂ヒナギク
2/2【グラップラー刃牙】○範馬刃牙/○範馬勇次郎
2/2【エアマスター】○相川摩季/○ジョンス・リー
2/2【シグルイ】○藤木源之助/○伊良子清玄
2/2【CCさくら】○木之本桜/○李小狼
2/2【Fate/stay night】○ギルガメッシュ/○ランサー
2/2【フルメタル・パニック】○千鳥かなめ/○テレサ・テスタロッサ

30/30

落選
2/2【ウルトラマン超闘士激伝】○超闘士ウルトラマン/○超闘士タロウ

・首輪は物理的な首輪
・地図は原作ロワの島、但し自作できる人がいればその限りではないとの意見も。
・バックは.四次元バック
・スタートはワープで
・支給品数は1〜3個
・放送は.6時間ごと
・時間表記.あり
・トリップは必須と推奨が同表


226 :オープニング:2007/04/15(日) 16:49:51 ID:g1bNHUfb
ざわめきと、強烈な光によって彼らは目を覚ます。
そういえば唐突に、ジェットコースターで滑り降りるような 浮遊感を感じ、
下方遥か遠くに見えた眩い光に飲み込込まれ、後には闇だけが残った。
……それから?
彼らはきょろきょろと周囲を見渡す、どうやら何処かの大ホールのようだった。
足元は石畳のように整えられてはいるものの広間は岩盤を刳り貫いたように荒々しく、
周囲を照らす蝋燭の揺らめきで一層不気味さを増している。
奥には、周囲より高くなっている場所に豪華そうな玉座。
その玉座に神父の服装をした一人の男が座っていた。
そして、何よりも彼らの目を引いたのはその男の頭上に在る禍々しい球体だった。
その色は、夜の闇よりも暗い漆黒で、表面から絶え間なく発生する触手の蠢きは、見る物の嫌悪感を掻きたてた。
事態が飲み込めず、不安と困惑の入り混じった表情を浮かべ、付近にいる知り合いとひそひそと言葉を交わす参加者達を、
男は愉しげに見下ろしながら、口を開いた。

「今から君達には殺し合いをしてもらう」

混乱のざわめきが会場に満ち――


――なかった。


神父の服装をした男――言峰綺礼は軽く眉を潜めた。
参加者達のほとんどがなにやら頭を抑え、うわ言のように何かを呟いている。
(何が起こっている?)
ありえぬ事態に、言峰の心の水面に小さな波紋が発生した。
そのとき、金色の鎧をまとった赤眼の男がどこか嘲るような口調で叫んだ。
「おい、雑種! 貴様の遊戯に、このオレを巻き込むとはどういつもりだ?」
 その男の名を言峰は知っていた。
 聖杯戦争の折に言峰自身が召還した英雄王、ギルガメシュ。
「それが貴様如きの手におえるものだと思っているのか!?」
言峰の唇の端に冷笑が浮かんだ。
「私の目的は、このアンリマユを誕生させる事のみ。誕生させ、その復活を祝福する、それだけのこと」


227 :名無しかわいいよ名無し:2007/04/15(日) 16:50:41 ID:g1bNHUfb
「……イカれてやがるな、てめえ」
 忌々しそうに舌打ちしながら、青髪の長槍を携えた男が一歩前に出た。
「殺し合いをしろってことは……。てめえの目的は、生贄か?」
「察しがいいな、流石はランサー……。いや、光の皇子・クー・フーリン、と呼ぶべきかな?」
「……気安くその名で呼ぶんじゃねえ」
 青髪の男の身体から殺気が噴出した。
 常人なら卒倒するような凄まじい殺気を、平然と受け流しながら言峰は言葉を紡ぐ。
「敢えて付け足すなら……。そうだな、強いて言えば娯楽ためかもしれない。人というのは死の瞬間が最も輝く。
私はその輝きを見るのが好きでね」
「ほう……」
 極限まで圧し殺し、それでも圧し切れぬ怒気を声音に混じらせながら、ギルガメシュが手を翳した。
「このオレに、貴様を楽しませるための道化になれと、そうぬかすか! なかなか笑える冗談だ。
フッ……。フハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハ」
 ひとしきり哄笑がホールに響き、そしてぴたりと止んだ。
「このオレを侮辱した罪、死で贖え!!」
 双眸に紅蓮の炎を宿したギルガメシュの背後に、無数の剣が浮かび上がった。
 ゲート・オブ・バビロンによって呼び出された無数の宝具の原典の射出。それはまさに剣撃の極地。
 だが、言峰は動じた風も無く
「……時には我が身を省みることも必要ではないかな? 英雄王」
 そう言って、自身の首を叩いた。
 その動作に釣られるように自然とギルガメシュの注意は自信の首に向けられ……。
 ギルガメシュは唐突に気づく。自身の首にはめられた首輪の存在を。
 信じがたいことに、今の今まで、彼すらまったくその首輪の存在に気づいていなかったのだ。
 それほど首輪はピタリと首に馴染んでいた。
「君達の首には爆弾の付いた首輪を取り付けてある。 私に逆らったり、会場から逃げようとすれば爆発する仕掛けだ。
もっとも、君ほどの存在なら死を免れるかもしれないな……。試してみるかね?」
 ギルガメシュの目の端と眉が吊り上った。
 仮にも一度は自分の主だった男だ。言峰の言葉がハッタリの類でないことが彼には分かる。
「ちなみに、首輪は大きな衝撃を与えたり、力づくで取り外そうとした場合も爆発するようになっている」
 言峰は、自分の言ったことが浸透しているかを確かめるために、会場を見渡した。


228 :名無しかわいいよ名無し:2007/04/15(日) 16:52:08 ID:g1bNHUfb
(……何故だ?)
  
 言峰の顔に困惑の皺が刻まれた。
 参加者達の顔にあるのは、混乱でもなく恐怖でもなく……いや、その感情も確かに浮かんでいるが、
 それよりも強く浮かんでいるのは、『納得』もしくは『確認』といった類の感情だ。
 そればかりでなく、盛んに互いに何やら話し合う余裕すら見せている。
 生贄に選んだ者達の多くが、尋常ならざる精神力の持ち主ではあるとはいえ、これはあまりにも異常といえた。
「――ゴチャゴチャうるせえ!!」
 揺らぎを増す言峰の心の水面に、さらに苛立ちという名の波紋が生まれた。
「英霊なんて連中はなぁ……。元々、仮初の命なんぞを後生大事にしちゃいねーんだよっ!!」
 咆哮と共に、ランサー.が『刺し穿つ死棘の槍』、ゲイ・ボルクを翳し、飛燕の如き速さで突進してくる。
(見せしめには丁度いい)
 これで、参加者達も正確に自身の現状を認識することだろう。
 苛立ちのままに、言峰は声を張り上げた。
「見ておきたまえ! 諸君。これがルールを破ったのもの末路だ!」
 

 ――爆発音が3つ轟いた。

――頭を失った胴体から血が噴水の如く溢れ出る。

――誰かが悲鳴を上げた。

 その悪夢のような光景を、その場にいた全員が唖然として見つめていた。

 言峰自身すらも。

【魔人探偵脳噛ネウロ@脳噛ネウロ 死亡】
【魔人探偵脳噛ネウロ@至郎田正影 死亡】
【魔人探偵脳噛ネウロ@桂木弥子 死亡】
[残り27人]


229 :名無しかわいいよ名無し:2007/04/15(日) 16:54:15 ID:g1bNHUfb
「てめぇ……。よくも関係のねぇ人間ぉ!」
 ランサーの怒声がどこか遠くに聞こえる。
 
 ――確かに今自分は、ランサーの首輪を爆破したはずだ。

 流石の言峰も、異常事態がここまで続いては、混乱せずにはいられなかった。
 その時、言峰の目に、さらに異様な光景が飛び込んできた、
 参加者の一人が、部屋の隅に積んである支給品入りのディパックを空け、その中からノートPCを取り出したのだ。
(あんなもの……。私は入れた覚えは無いぞ!)
 不可解の波が怒涛となって言峰の心の中で荒れ狂う。
「余所見してんじゃあねぇえ!!」
 雄叫びと共にランサーが肉薄してくる。
「くっ!!」
 咄嗟に、言峰は『無限の残骸』を召還した。
 ぞるり、と暗黒の球体から、無数の犬と蜘蛛の化物が這い出し、ランサーに殺到していく。
「どけやぁ、カスども!」
 ランサーが槍を振るって薙ぎ払うが、無数の化物達は津波の如くランサーに、そして参加者達に押し寄せていく。
 言峰は舌打ちした。

 ――これでは、ゲームどころではない

 そのとき、声が会場に響いた。
「聞いてくれ! 今確かめてみたが、さっき、みんなが見たのはこれと似たようなゲームに参加させられた
『並行世界の俺達』の記憶だ」
 PCから顔を上げ、少年が叫ぶ。確かキョンとかいう参加者の一人だ。
 続いて隣の少年――古泉といったはず――が口を開いた。
「僕には、閉鎖空間への扉を開き、そこに侵入するという力があります。その力でこの空間の綻びをほんの少し大きくしました。
その隙間から、僕たちの仲間……。並行世界に干渉する力を持った仲間が、『並行世界のあなた達』情報をかき集め、
それを送り込みました。『並行世界のあなた』と同期するように細工してです。
手をこまねいていては、今みなさんが見たとおりのことが、これから起こってしまうんです!!」
  
 ――綻びだと? まさか!?

 言峰の頭を電流が走った。


230 :名無しかわいいよ名無し:2007/04/15(日) 16:55:19 ID:g1bNHUfb
 憎憎しげに言峰は、ギルガメシュを睨む。
 今の言峰の力は、『聖杯』の力を借りたもの。
 そして、ギルガメシュは聖杯の中身を浴び、逆に取り込んでしまった者。
 同種の力ゆえに、ギルガムシュには『聖杯』の力が効きにくかったのだろう。
 彼の存在分だけ、この聖杯の力によって作り上げた世界は不安定になってしまったというわけだ。

 ――そこを突かれた

 言峰は歯噛みする。
 その間も、古泉一騎は言葉を紡ぎ続けている。
「そして今、首輪が狙い通り爆発しなかったのは、彼女の力です!」
 古泉一騎はそういって、隣のショートカットの少女を指し示した。
「で、でも……。あたし、古泉君に言われたとおり願ってみたけど爆発しちゃったわよ!?」
 どこか悲鳴じみた声で、少女、涼宮ハルヒが叫ぶ。
 涼宮ハルヒ、時空改変能力者。
 彼女には、幾重にも結界を張り巡らせ、力を制限しておいたはずだが……。
(わずかとはいえ、自覚したことで、力が強まったか?)
 首輪が狙い通り爆発しなかったのはせいか、という言峰の疑問を裏付けるように、
「違います。今、首輪を爆破されて死ぬはずだったのは、あの青い甲冑の人です。ですが今、涼宮さんが願ったことで、
爆破される人間が変わるという『変化』が生じました。もっと強く願ってください。並行世界のあなたが、あの無精ひげの男の死を願ったように!」
「わ、分かったわ!!」
 ヤケクソのように絶叫し、涼宮ハルヒが眼を閉じて何やら祈るような仕草を始める。
 ほとんど同時に、参加者達が走った。
「みー。魅音は、あんな幻みたいなのを信じるのですか?」
「それにしちゃリアリティありすぎだって! とにかくやるよ! 今すべきことをする! それも早急に! スピーディに!
詩音……。あんた、馬鹿なこと考えたら殴り倒すからね!」
「だ、大丈夫だよ。魅音達の口には菓子パン突っ込んだりしないからさ……」
「テッサ! こっちよ!」
「か、かなめさん……。そんなに、引っ張らないでください!」
「何!? あんた、こっちの世界でも、魔法と銃弾の間に割って入って死にたいわけ!?
 あたしは嫌よ! 吸血姫に噛まれるのも、人質にされるのも!」
「そ、そうですね……」


231 :名無しかわいいよ名無し:2007/04/15(日) 16:56:23 ID:g1bNHUfb
「ほぇぇ……。でも、小狼君があんな、変テコリンな格好をするなんて思えないよぅ……」
「俺は桜を守るためなら……。真っ白なカッターシャツに紺のスラックスだろうが
赤くて大きな蝶ネクタイだろうが、顔の上半分を覆う、無骨で不気味なメカだろうが……。つける!」
「小狼君……」
「ヒナギクさん、急いで! こっちの世界じゃ僕は許しませんよ。ヒナギクさんが、足を撃たれて死ぬなんてこと!」
「……ハヤテくん。ありがとう」
 一人一人に支給品を手渡し、ワープさせるという手順が仇になった。
 どうやら、並行世界の一つに似たようなバックがあったとみえ、参加者達は一斉にディパックを開け、
 片端から支給品と各自の武器を取り出し、交換し合っている。
 そこに聖杯から這い出た化物達が殺到していき、たちまち会場は銃声と剣戟、そして魔法の炸裂音の坩堝と化した。
(こうなっては、いたしかたないな)
 心が急速に冷却するのを感じながら、言峰は決断する。
(全て爆破し、生贄とする)
 ピンポイントの爆破ができなくとも、全て爆破すれば関係がない。
 だが、言峰が起爆しようとしたまさにその瞬間、

「エヌマ・エリシュ!!」

 大気を震わす気合と共に、凄まじい爆光が迸り、言峰の前に築かれていた無数の化物の壁が消し飛んだ。
 言峰の視線の先に姿を現すのは、やはりというべきか黄金の甲冑を纏った王。
「何だか分からんが、とにかくよし!!  死ねぃ!!」
 ギルガメシュが手を一振りすると同時に無数の剣が流星となって一斉に言峰に降り注ぐ。
 だがしかし。
「……ええぃ、面倒な!」
 ギルガメシュが苛立ちを込めて叫び、言峰の口元に笑みが浮かんだ。
 化物達は、言峰の前に立ちふさがり、流星を浴びて消滅していく。
 だが、その数は名が表すとおりまさにその数は無限。見る間に化物の壁が築かれていく。
「悪いが……。終わりだ」
 言峰は、全ての首輪を起爆させた。
 
 爆発音が連続して轟いた。


232 :名無しかわいいよ名無し:2007/04/15(日) 16:57:28 ID:g1bNHUfb
【エアマスター@ジョンス・リー 死亡】
【エアマスター@相川摩季 死亡】
【ドラゴンクエストモンスターズ+@クリオ 死亡】
【ドラゴンクエストモンスターズ+@クリオ 死亡】
【ドラゴンクエストモンスターズ+@マルモ 死亡】
【ドラゴンクエストモンスターズ+@ロラン 死亡】
[残り21人]

(何たることだ……)
 同時に起爆できなくなるほど、あの少女、涼宮ハルヒの力が強いとは……。
 思い切り舌打ちしつつ、再度言峰は起爆しようとするが、
「エヌマ・エリシュ!!」
「雷帝招来!!」
 二つの絶叫共に放たれた爆光と雷撃が、またも無限の残骸の壁を粉砕した。
 そして、開けた空間へと、一人の少女が走りこむ。
「星の力を秘めし鍵よ! 真の姿を我の前に示せ! 契約の元さくらが命じる! 封印解除!!」
 澄んだ叫びと共に光が炸裂し、少女が巨大化した杖を振りかぶる。
 少女の穢れなき真っ直ぐな瞳が、言峰を射抜いた。
「ちぃ!!」
 咄嗟に、言峰は聖杯の中身、『この世の全ての悪』を引っつかみ投擲した。
 投擲された粘液のような物体が、蠢き触手を伸ばしながら少女に掴みかかろうとする。
「桜ぁ!!」
 駆け寄ろうとした小狼の目前で
 
 パチンという小気味のいい音と共に起こった爆発が、粘液を跡形もなく消し去った。

「可愛らしいお嬢さんに、そんな汚らしいものを投げつけるのは感心しないな」
 軍服を纏い、手袋をつけたロイ・マスタングが皮肉気な笑みを浮かべて言い放つ。
 だが、既にその時には、またも言峰の前に厚い化け物の壁が、築かれつつあった。
 言峰の唇の端に小さく笑みが浮かびかけた、その時。
「スリープ!」
 凛とした声が響き、眠りの風が化け物達の壁を抜け、言峰に到達した。
 ぐらり、と言峰の身体がかしいだ。
 
 ――いかん

 言峰は力の大半を、フィールドの構築と無限の残骸の召還に裂いている。
 そのせいで、制限している相手の魔法でも、効いてしまう。
 昏倒する前に、無限の残骸の召還に力を振りしぼり、言峰は闇に沈んでいった。
 


233 :名無しかわいいよ名無し:2007/04/15(日) 16:58:57 ID:g1bNHUfb
 洪水の如く押し寄せる化物の群れに、参加者達は後退を余儀なくされていた。
 その胸に去来するのはやはり焦りである。あの男が意識を取り戻せば、首輪を起爆させるであろう。
 参加者達の間には、自然と役割分担が出来上がっていった。
 首輪を外せる物を内側に、腕に覚えのある者達が壁となって、化物を防ぐ。
「火神招来!!」
「ウィンディー!!」
 桜と少狼が肩を並べて魔法を放つ。
「怖いのですよー」
「梨花は、輪の内側に入ってるんだ! 詩音! ほら、もっと撃った撃った!」
「あははははははは」
 銃声が轟く。
「ちょっ……。やばっ……」
 だが、魅音と詩音の弾幕を掻い潜って化物が、魅音に向かい爪を振りかざす。
 
 その化物の胸に槍が生えた。

「おおおらぁぁ!!」
 跳躍したランサーは槍の柄を握りなおし、一振りして化物を体ごと放り投げた。
 仲間の体をマトモにぶつけられ、化物の隊列が乱れた所を突く、突く、突く。
「あ、ありがとう」
「礼を言ってる暇があったらとっとと撃て!」
 怒鳴るように、魅音に返答し、
「おい! 何とかなんねぇのか!?」
 そのままその場に留まり、迫りくる化物を突き刺し、薙ぎ払いながらランサーが後方に向かって叫んだ。
「何とかって言われてもなあ……。構造が分からないんじゃ、分解も出来ねえ」
 両手を地面に叩きつけて大砲を作り上げてぶっ放しながら、右手が義手の少年、エドワードエルリックが、唸り声を上げた。
「原料に戻そうとしても、どうも上手く力が働かないしね」
 兄と同様に大砲を練成しながら、アルフォンス・エルリックが相槌を打った
「内部構造が分からないと手の出しようがないです……」
「ホント、そーよね……」
 テレサ・テスタロッサがため息をつき、千鳥かなめが豊かな黒髪を掻きあげた。
 事実八方塞であった。
 内部構造を調べようがないのでは手も足も出ない。錬金術も制限されている。
 この場でトップクラスの頭脳を持つ人間が寄り集まっても手も足も出な――

「人間と共闘なぞ、できるか!! まとめて、息の根を止めてくれる!」
 
 尖った耳をした黒翼の化物が、突如集団に襲い掛かった。
「化物風情が、ほざくな!!」
「ぐはぁ!?」
 その化物の身体を深々と剣が貫いていた。
「雷帝招来!」
「ファイアリィー!!」
 雷撃が、炎が、降り注ぐ刀剣が、さらに凄まじい数の銃弾が化物に殺到した。
「……空気は読みましょうよ」
  ジェラルミンケースを振りかぶった少年の像が、化物、バズズが見た最後の光景となった。
  凄まじい衝撃が頭部を襲い、それきりバズズの意識は途切れた。

【ドラゴンクエストモンスターズ+@バズズ 死亡】
 [残り20人]


234 :名無しかわいいよ名無し:2007/04/15(日) 17:00:10 ID:g1bNHUfb
 その二人は対峙していた。

 藤木源之助にとっては、全て小事であった。
 わけのわからぬ男に面妖極まる場所に連れてこられたことも、周りを化物が取り巻いていることも、
 いつの間にか自身の首に得体の知れぬ輪がはまっている事も、全ては小事。
 大事は、虎眼流の高弟達を次々とその手にかけ、師である虎眼を害せんと企てる伊良子清玄を誅し、お家を守ること。
 これに尽きる。
 今、清玄を討つことを邪魔する者は誰もいない。故にこの場は、源之助にとって最上の場である。
 清玄が上段に振りかぶった。
「抜け……。貝殻」
 伊良子の挑発は、源之助の鋼鉄の如き表情を僅かなりとも動かすことはできなかった。
 敵は盲目の剣士。だが、源之助には油断は髪の毛一筋ほどもない。
 ただ澄んだ瞳に清玄を写し、じわりじわりと間合いを詰めてゆく。
 二人の間には深き湖の湖面の如き静けさがあった。
 周りを化物が取り囲み、闘争の音が木魂する中、二人の戦士は互いだけを相手とすることができるのか!?
 できる。できるのだ。


「バキよ……。よぉくみてな!」
 傍らの少年に言い置き、鋼の如き筋肉を纏った赤髪の男が、無造作に化物に近寄っていく。
 あまりの無造作さに、戸惑うような空気が化物に満ちるが、すぐさま四方から化物が男に襲いかかった。
「チェリャァァ!!」
 裂帛の気合と共に、四方の化物が一度に粉砕された。
 そのまま襲いかかる化物を男は、蹴りつぶし、砕き散らしていく。
 帰り血を浴びて、朱に染まりながら
「分かったか? バキ。四方から襲ってくる敵を同時に倒せりゃ、全人類と戦ったって負けやしねえんだ」
  鬼の笑みを口元に浮かべて男が言う。
「やっぱ、父さんはすげえや……」
 少年は感嘆のため息をもらし、憧憬の輝きを瞳に宿して父親を見つめていた。
 この状況にあっても、範馬一族は闘争の練習に明け暮れることができるのか!?
 できる。できるのだ。











「……何て協調性のねえ奴等だ」
 ランサーのぼやきに多くの人間が頷いたのは、むべなるかな、と言った所であったろう。


235 :名無しかわいいよ名無し:2007/04/15(日) 17:01:24 ID:g1bNHUfb
「ほらよ!」
 息絶えた黒翼の化物の首を刎ね、首輪を外すとランサーは、首輪を解析している集団へ放り投げた。
 首にはまった状態ではないサンプルがあれば、少しは好転するかと考えたのである。
 容赦のない、ある意味冷酷とも言えるその行為に対し眉を潜めはしたものの、解析組はいそいそとその首輪を弄ってみる。
 だが、外から見ても手詰まりなことは、やはり先ほどと変わりは無い――
 と思われたのだが。
「う〜ん……。外せないことはない……かな?」
「本当か、ウィンリィ!?」
 金色の髪を後ろでひっくくった少女の言葉に、義手の少年が顔を輝かせ、その言場を耳にした全員が顔を輝かせた。
「ここと、ここの継ぎ目をちょっと弄ってやれば、外れる……とは思うんだけど」
「どうして、そんなこと分かるのよ?」
 千鳥かなめが眼を丸くして聴くと
「いやまあ、なんていうか……。技師の、カン?」
 おお、と一同にざわめきが走った。
 日ごろ機械を弄り、溶接し、組み立てている人間でなければ見抜けなかったであろうが、確かにその首輪には継ぎ目が存在していたのだった。
「ですが……。問題があります」
 堅い声でテレサ・テスタロッサが呟くように言った。
「まあ……な」
 エドも自分の眉間に皺が寄るのを感じた。
 『力づくで』外そうとしなくても、外しただけで爆発する可能性は小さくないのだ。
「四の五の言ってるときじゃないでしょ!」
 ウィンリィは首輪を持って立ち上がった。
「ちっさい子達が身体張ってるのに、私達がモタモタしててどうすんの!」
 そのままウィンリィは防衛の輪の端へと移動する。
 ここなら万が一のことがあっても、誰も死ぬことはない。

 ――死ぬ

 ウィンリィの鼓動が拍動数が増え、鼓動音が高まった。
手が、震えた。
「ウィンリィ!!」
 心配そうに顔を歪めるエドに、ウィンリィは小さく笑ってみせた。
 継ぎ目に、支給品の中から探し当てた工具をあてがう。
 しばらくカチャカチャという音が、戦闘音に混じって小さく響いた。
 そして、ウィンリィは工具を置いた。
 継ぎ目に手をかける。両サイドに引けば、外れる。
 背に嫌な汗が流れ、心臓の音がやたらとうるさい。

 ――力が込められ、

 




 
 ――爆発音が響いた。


236 :名無しかわいいよ名無し:2007/04/15(日) 17:03:00 ID:g1bNHUfb
「アル!!」
エドの絶叫がウィンリィの耳朶を打った。
あの瞬間、いきなり横から大きな鉄の手が首輪を奪い去ったのだ。
「念には念をいれておいて良かったよ……。ウィンリィ、怪我は無い? 
 身体の3分の2を失ったアルフォンスが優しく問いかけてくる。
「……うん」
 ウィンリィの視界が滲んだ。
「え、ええ!? 泣かないでよ、ウィンリィ。僕だったら、すぐに兄さんに治してもらえるから!」
「でも、でも……」
「っとに、相変わらず泣き虫だな。ウィンリィは」
 だが、言場とは裏腹にエドの顔は引きつっていた。
 アルフォンスが、外す段階でひったくるのは決めていた。しかし、思った以上の威力だった。
ひょっとすれば、血印を破壊していたかもしれない。
エドの背筋が凍った。
「おし……。 よいせ!」
 エドが両手を地面につくと、またたくまにアルフォンスの身体は修復していく。
 安堵しつつも、
(アルの身体を直せるってことは、錬金術は正常に働いてる。それなのに、首輪を分解できないってことは……。
 首輪には何らかの妨害する力が働いてると考えて間違いないな)
 その結論に達すると同時に、エドは大きくため息をついた。
(嫌な結論が出ちまったな……)
 だが、諦めの悪さが鋼の錬金術師の取り柄である。
 エドはアルにすがって泣いているウィンリィと、懸命に宥めているアルをつれて、輪に戻った。


237 :名無しかわいいよ名無し:2007/04/15(日) 17:04:10 ID:g1bNHUfb
 エドが、結論を報告するとみなの顔が一様に暗くなった。
「どんなゲームでも、普通はプレーする人間が勝つための材料が揃えられているものです。
 ですが、このゲームは主催者が絶対に負けなくても許されるゲーム。
 首輪を外すことができると考えたことがそもそもの間違いだったのかもしれませんね」
 古泉一騎が、淡々と言った。
「あのねえ……。そんなこと言ってなんか意味があるわけ? もっと建設的なことを言ったらどうなの?」
 千鳥かなめが、噛み付くように言った。
「失礼しました。現状認識を行うことは何かの役に立つかと思ったもので」
 古泉が素直に頭を下げた時、どこか嘲笑うような響きの混じった声が響いた。
「その雑種の雄の言うとおりだ。雑種の雌! 無駄な足掻きがすんだのなら、やることは一つだ。
 幸い、あの下種は寝ている。首を取るのは容易い!」
 確かに首輪を外すことができないのなら、やることは一つだ。
 物言いには反発を覚えつつも、総攻撃を提案するギルガメシュに全員の意識が同意しかけたその時、
「それは最後の手段です!」
 凛然とした声が、アッシュブロンドの少女の口から発せられた
「一転突破を目指せば、必ず私達は縦列を取ることになります。ですが。これだけの戦力では、側面から挟撃された場合、防ぎきれません。
私達は分断され、各個撃破されるでしょう」
「はっ! 犠牲を恐れて何が出来る。敵将の首さえ取れば全て終わるのだぞ?」
「確かにあなたなら、四方から敵が襲ってきたところでなぎ倒すことができるでしょう。しかし私達にそれは、無理です。
あなたが敵将の首を挙げることができたとしても、その時、私達の大半は死んでいるわ。そんな勝利に、どんな意味があるというんですか!」
 
 金色の騎士とアッシュブロンドの少女の会話を聞いていたロイ・マスタングは、眉を小さく上げた。
(ほう……。可愛い顔をしている割には、どうしてどうして)
 アッシュブロンドの少女、テレサ・テスタロッサの声には、確信の響きがあった。
 歴戦の将でなくては持つことが出来ぬ、実戦経験に裏打ちされた確信が。
 内容自体はそれほど大したことは無い。
 だが、テスタロッサという、儚げすら見えた少女が今放っている気迫と眼光は、聴く者を納得させる力に満ちている。
 どうやら、幼い身体で相当の修羅場をくぐりぬけてきたとみえる。
(私が出しゃばる必要はなさそうだな……)
 誰も言わないのなら、と思っていたが、その必要はなくなったようだ。
 迫り来る化物を指の一打ちで爆砕しながら、マスタングはこの少女に作戦立案を預けてもいいかと、思い始めていた。

「だが、女! そうやって決断を躊躇っている間に時間はすぎていくぞ? 
オレはいいが、雑種どもの体力は持つのかな? それにあの男が眼を覚ます可能性もあるとわかっているのか?」
「ええ、その通りです! ですから、本当はこんな問答をしてる時間も惜しいんです!」
 ピシャリと言い放って、テッサは防衛にあたっている人間達に向かって口を開きかけた。
「……私は、その子に賛成かな。カミカゼはまだ早いと思うしさっ!」
 テッサの言場に先んじて、園崎魅音が敵に視線を向けたまま言った。
「私、まだ頑張れます。それと……。多分ですけど、もう少しはスリープの効果は持つと思います」
「俺も、まだいけます」
 続いて、木の本桜、李小狼が笑顔で同意を示し、
「まだ、問題は無いな。それに術者がそういうなら、術者の判断に従おう」
 ロイ・マスタングが淡々といい、
「もう疲れましたからできません、なんてのは俺の信条に反するからな。死んでもいわねえさ。
 それにどうせなら、全員で生き残る方が好みだからな」
 ランサーが小さく鼻を鳴らしながら言った。
「ありがとうございます!」
 大きく頭を下げると、テッサは顔を引き締めて解析の輪に戻っていく。
「やれやれ……。雑種どもの仲良しこよしには付き合いきれん」
 吐き捨てつつも、どこか愉しげにテッサを見やり、ギルガメシュは剣の雨を迫り来る怪物に降らせた。


238 :名無しかわいいよ名無し:2007/04/15(日) 17:05:40 ID:g1bNHUfb
 方針は定まった。しかし、八方塞ということに変わりは無い。
 打開案がなく、時は過ぎていく。
「ああもう! 古泉君の言ったとおり、イカサマされてるゲームに正攻法で挑んだって仕方ないわ!
何か裏技とか、誰か考え付かないの!?」
 涼宮ハルヒが焦燥を滲ませて叫んだ。
「言えてるわ……。元々外す手段がないとしたら、そっちから挑んでも無意味だし……」
 千鳥かなめは、眉をひそめて考え込んだ。
「なあ、ちょっと思ったんだが……」
 涼宮ハルヒの隣にいた少年、キョンが口を開いた。
「あの男は、俺達に首輪をはめて絶対的に優位に立ってると思ってる。だから余裕こいていられる」
 キョンの頭には、ズルをしていたコンピ研とのゲーム勝負のことが頭に浮かんでいた。
 あの時敵は、自分の優位を確信し、それに胡坐をかいていた。
だから、それが崩れ去った時、パニックに陥り、敗れた。
「だから、その優位を何とか揺るがしてやれば……」
 そこまで言ってキョンは口ごもってしまう。
 その優位性の基である首輪が外せないというのは、現状ではもはや確定事項だからだ。
(馬鹿か俺は……。これじゃ堂々巡りじゃないか)
 キョンが苦笑をもらし、謝罪の言場を述べようとした時。
「そう! それよ!」
 千鳥かなめが叫んだ。
 あまりの声の大きさに、全員が思わず千鳥かなめに視線を移す
「要はビビらしてやりゃいいのよ! 正攻法じゃ負けるなら、トリックを使う。当然じゃない!」
 ラブホテルで暗殺者に襲われたとき、真正面から戦ったら負けていた。
 だが、自分はこうして生き残っている。
 何故だ? 上手く騙せたからだ。

 ――どうやったら騙せるか?

 みなの考えは自然とそれに集中した。
「……騙せればいい、か。そういうことなら、俺に考えがあるぜ」
 全員の視線が今度は、義手の少年に集中した。



 そして全ての準備が整った後、参加者達は気づく。
 二人の侍が息耐えているのを。
 壮絶な勝負の末、片方が勝ち残った、もしくは互いに重症を負ったところで化物達に殺されたのであろう。
 二人の身体は無残な状態であった。
 だが、気のせいだろうか? 盲目でない方の侍の顔に穏やかな物が浮かんでいるように、参加者達には見えたのだった。

【シグルイ@伊良子清玄 死亡】
【シグルイ@藤木源之助 死亡】
[残り18人]

239 :名無しかわいいよ名無し:2007/04/15(日) 17:08:51 ID:g1bNHUfb
「……むぅ……」
 言峰は、頭を振って体を起こした。
 無事だったようだ。
 安堵の気持ちが湧きあがるが、同時に怒りも湧き上がってくる。
(まったく、何というザマだ)
 殺し合いを特等席から眺めるつもりが、席から引き摺り下ろされ、危うく舞台に上げられるところだった。
 苦い思いを噛み締めながら、視線を前に移したその時、

「ようやくお目覚めか! オレを待たせるとは、それだけで万死に値すると知れ!」
 
 裂帛の気合が、言峰を打ち据えた。
 言峰の視線の先でギルガメシュが仁王立ちし、参加者達がその後ろに並んでいる。
 驚愕が言峰の心の壁を這い登った。
「何を驚いている!? そうか! オレの慈悲に感動しているのだ。ありがたく思え!
 寝ている間に死んでは死にきれんだろうと、わざわざ貴様が起きるまで待ってやったのだからな!!」
 混乱が、言峰の心を支配していた。
(何故だ? 何故やつらの首から首輪がなくなっている!?)
 言峰の心を呼んだかのように、不敵な笑みを浮かべた義手の少年が前に出た。
「凄腕の技術者と魔法使いがいたからな、外すのはそれほど難しくなかったさ」
 少年が握りこぶしを開くと、何個もの首輪が地面に音を立てて落ちていく。
 それを言峰は呆然と見つめた。
「策士策に溺れたなぁ? まあ、なんだ。死の恐怖って奴を少しは味わってから死んでくれや」
 悪意を視線と声に存分に込め、ランサーがくっくと笑声を漏らした。

「――これより侵攻と蹂躙を開始する!! 下郎っ!! 闘争の準備は十分か!? 」

 ホールを砕かんばかりのギルガメシュの宣告が轟き、参加者達が一斉に武器を構えた。



 平静を装いながらも、言峰の心は不可解の烈風が吹き荒れていた。
(どうやって首輪を外した!?)
 疑問はその一点に集中した。
(いかん、今はこんなことを考えている場合ではない)
 参加者達の一丸となった攻撃は熾烈を極めている。
 ゆっくりとだが、確実に無限の残骸をなぎ倒し、自分の所へと歩を進めてくる。
(壁際に沿って進むとは考えたな……)
 壁を背にすれば、敵と相対する面が限定される。

 ――だが、甘い

 参加者達は、戦力的に劣る者達を保護しながら進んでいる。
 ゆえに、どうしても歩みが遅くなる。
(奴等の体力とて、無限ではない)

 ――本当にそうか?

 言峰の背に氷塊が落ちた。
 参加者達の、特に先頭を行く、ギルガメシュの凄まじさは常軌を逸している。
 豪雨の如く剣を降らし、エヌマ・エリシュの一撃で無限の残骸の壁を吹き飛ばす。
 歯を軋らせると、言峰は無限の残骸の精製に力を注いだ。
 濁流となってあふれ出した化物達が、ついに、参加者達の足を止め――

240 :名無しかわいいよ名無し:2007/04/15(日) 17:12:31 ID:g1bNHUfb
「援護しろぉ!!」
 闘志に満ち満ちたランサーの絶叫が、言峰の心を震わせた。
 ランサーが槍を縦横無尽に振るい、一気に加速し、こちらへ向かってくる。
「この程度で、このオレの、王の歩みを止められるかっ!!」
 立ちふさがる化物をなぎ倒しながら、ギルガメシュが進む。
 だが、明らかに無理、無謀、無茶な突進だ。
 彼らの身体を化物の爪がかすめ、血が吹き出る。
 二人を援護せんと、焔の魔術師が指を連続して打ち鳴らし、大剣と符を翳した少年が雷撃と炎を放ち、
 二人の錬金術師の作り上げた大砲が轟音と共に化物を木っ端微塵にする。
(勝負に出たか!!)
  ここが勝負どころと、言峰も力を振り絞った。
  ホールに充満していた化物達に指向性をもたせ、彼ら二人の前にひたすら肉の壁を作り続ける。
  無限の残骸の残骸を踏み越え、襲い来る化物達は尽きることはない。
「ぐぁ!!」
「っちぃ!」
 ついに化物が彼らに喰らいつき、その足を止めた。
 洪水の如く、化物の群れはランサーとギルガメシュと他の参加者との間に雪崩れ込んでいく。
 言峰の唇が弧を描いた。
 これで勝っ――

「今よ!!」

 部屋に充満した悪鬼の汚濁を、テッサの清冽な一声が切り裂いた。
「フライ!!」
 参加者達の塊とはまったく逆の方向から声が響いた。
『イレイズ』を解き、姿を現した木の本桜が、一人の男を持ち上げ、真っ直ぐにこちらへ向かってくる。
 全てを逆に振り向けたため、化物の壁は格段に薄い。
「おのれ!」
 怒声と共に、少女を打ち落とさんと言峰は『全ての悪』を投げつけた。
「シールド!」
 少女の目前に盾が展開され、『全ての悪』が弾かれる。
 だが、これでいい。
 進行さえ止められればすぐに無限の残骸を――
 ぶら下げられていた男が身を捩り、地面に落下。
(……何のつもりだ?)
 言峰の顔に冷笑が浮かんだ。魔力を持たない男に何ができる。
 その侮りが、次の行動を遅らせた。

241 :名無しかわいいよ名無し:2007/04/15(日) 17:14:15 ID:g1bNHUfb

 男の身体が跳ねた。

「オオォオォ!!」
 雄叫びと共に、空中で蹴りの連撃を繰り出し、目の前の化物の顔面を粉砕。
「ぬぅぅん!!」
 猛烈な足払いに、5匹まとめて犬型の無限の残骸が宙を舞った。
「ば、馬鹿な!?」
 立ちふさがる化物群れをあっさりと蹴散らかし、男が一気に玉座への道を駆け上がってくる。
 疾い。一陣の風だ。男の視線と言峰の視線が衝突した。
 肉食獣のそれをさらに上回る獰猛さを秘めた男の眼光に言峰は戦慄する。
「うっ……おっ……」
 恐怖に駆られ、言峰は無我夢中で、全ての悪を投げつけるが、簡単に回避された。
「いい歳こいて、泥遊びか!?」
 耳元で声がした、と言峰が思った瞬間
 
 ぐずん

 という衝撃が言峰の身体を貫通した。
 ごぼっと言峰の口から血があふれ出した。痛みが全身を貫き、視界が真っ赤に染まっていく。
「腑抜けがっ!! 闘争の最中は肉の盾の後ろに隠れ、窮すれば餓味噌のごとく泥を投げつけるだけとは、何たる軟弱っっっ。
消え失せいっっ!!」
 鬼の裏拳が言峰の顔面に突き刺さり、ぐじゃりという音と共にその柔い顔面を粉砕した。
 迫る巨大な拳。それが、言峰が現世で見た最後の物だった。



 全ては終わった。
 言峰が死ぬと同時に、自然と首輪は砕けた。
 だが、それを確認しても参加者達の顔は、晴れなかった。
 参加者達は黙って、首から『人の皮』をはがし、それぞれに黙祷を捧げ始める。
 首輪がなくなっていたように見えたのは、実に単純な話だった。。
 倒れている死体から人皮を剥ぎ、それをエルリック兄弟が薄い布状に加工し、それを首に巻きつけていたのだ。
 接着は血を加工したものを使った。
 あまりに陰惨極まりないこの作戦に、かなりの反対が起こり、テッサですら迷った。
 しかし、ロイ・マスタングが、エルリック兄弟を支持したこともあり、決着した。
 
 首輪を外したと見せかけて起爆を防ぐ。
 遠目で見て分からないくらいで言い言峰は、戦闘が始まれば首輪のことに思考を集中してはいられないのだから。
 だが、このことにより言峰の思考は分断され、罠にもはまりやすくなるだろう。
 そこを突き、囮が化物の軍団を完全に引き付け、本命の一人が薄くなった逆側の守りを突破して言峰の首を挙げる
 以上が作戦の骨子である。

242 :名無しかわいいよ名無し:2007/04/15(日) 17:16:17 ID:g1bNHUfb
 テッサはホッとため息をついた。
 勝算はあったが、戦闘というものは下駄を履いてみるまで分からない。
 実際、化物の壁の厚さは予想以上だった。
 あの壁を突破し、言峰に脅威を与えることができる人間が揃っていたことが、今回の作戦の大きな成功要因だろう。
 いや、それより誰よりも……。
「ありがとうございます。エルリックさん。あなた達の、おかげです」
 テッサは、義手の少年と鎧の弟に向かって、深々と頭を下げた。
 彼らが汚れ役を引き受けてくれなければ、この作戦はとても成立しなかったろう。
 心からそう思う。
「ありがとよ……」
 苦笑とも取れる笑みを浮かべるエドに、
「いいえ。本当に、本当にそう思いますから。それに……。自分を責めないでください。私達も共犯ですから」
 きっぱりとした口調でテッサは告げた。
 あの時、人の皮を使うと決めた時、生きたいという思いが全てを凌駕していた。
 いきなり分けのわからない世界につれてこられ、殺し合いをさせられて、死ぬという死に方だけはごめんだった。
 自分を待ってくれている人たちがいる、帰らなければならない場所がある、やらなければならないことがあるのだから。
 そのためには例え……。
 
 ――誰だって、そうだ。

 そして、何か深い事情があると見受けられるあの兄弟なら、なおさら。
 テッサが礼を言ったのを皮切りに、皆がエルリック兄弟に礼を言い始めた。
 どこか困ったように応対しているエルリック兄弟を見て、テッサは静かな笑みを浮かべた。

 ――大丈夫だろうか、と思う。

 彼らの背負っている物はとてつもなく重い物のようにみえる。
 あの二人の絆は強く、そして金色の髪の少女も彼らの側にいる。頼れる上司のような人もいるようだ。
 だが、それでも……。
(神よ、どうか彼らに祝福を)
 テッサは、心の中で神に祈りを捧げた。


  
 フィールドが消え始めると同時に、参加者達は光に包まれた。
 一人、一人と手を振りながら元の世界へ帰還していく。
「マスタングさん! 桜のこと守ってくれてありがとうございました!」
「ありがとうございましたっ!!」
「いやいや。二人とも仲良くしたまえよ!」
「「はい!」」
「古泉君! 何かつっかかっちゃってゴメンね!」
「いえ、そんな! ごきげんよう、千鳥さん。あなたの今後に幸多からんことを祈っていますよ!」
「青髪のおにーさーん。ありがとー、カッコ良かったよー」
「はっ! 小娘が。俺の魅力が分かるまでには後10年は必要だ」
「テッサさーん。ありがとーう」
「アルフォンスさん、お元気で! エドワードさんも!」
「おうよ! そっちもな〜」
「肩の力をぬいてやりたまえ! テスタロッサさん!」


243 :エンディング:2007/04/15(日) 17:19:12 ID:g1bNHUfb
 最後に残ったのは二人。
 英雄王ギルガメシュと、地上最強の男、範馬勇次郎。
 睨み合う二人の境で空間が歪んだ。
「残念だぜ、てめぇみたいな極上を、喰っちまえねえってのはよ……」
「思い上がるな。雑種が」
 どちらの唇に浮かぶのも獣の笑み、瞳には傲然と見下ろす王者の光。
 
 轟と風が舞った。

 刹那よりも速い、一瞬の交錯であった。
 つっと、勇次郎の頬から血が流れ、ギルガメシュの頬に薄っすらと赤が浮き上がる。
「フッフハハハハハハハハハハハハハハハハ」
「くっくっく、くはははははははははははっは」
 互いの笑声が今や無人となったホールにこだまする。
「無限の時、世界の狭間で会うことがあれば、闘ってやる」
 ギルガメシュの言場に、勇次郎はもう一度笑声を響かせた後、踵を返し、後ろ手に手を挙げた。
 それにギルガメシュが、鼻を鳴らして返答。

 
 次の瞬間、二人の姿は同時に掻き消えた。
 戦いの舞台となった空間も、光に覆われ、消えていく。
 そして、全てがなくなった。

 


              

             完


244 :名無しかわいいよ名無し:2007/04/15(日) 17:21:50 ID:Do2LBUBc
GJ!ってかSgeeeeeeeeeeeeeeeeeeeeeeeeeeeeee!!
ただ、一点。

言峰は素でも烈海王並には強い……まあ、使役でへばってたと考えれば良いか。

何はともあれGJ!!

245 :名無しかわいいよ名無し:2007/04/15(日) 17:22:56 ID:DG+Q0PJs
よく纏まってって話も面白い。
だが、前半の知らないキャラだから殺しましたオーラが露骨すぎるのが残念。
それに誤字も多く、微妙にキャラに違和感を感じる場所もあり、参加者ではないアルが普通に登場しているなど、気になる点も多々見受けられた。
しかしながら、キャラが決定してからの短期間でここまで書きあげたのは見事。
話自体は多いに楽しめたので。

総括84点

246 :名無しかわいいよ名無し:2007/04/15(日) 17:25:56 ID:Do2LBUBc
これは開始三十分で完結……ということになるのかな?

247 :名無しかわいいよ名無し:2007/04/15(日) 17:48:18 ID:gDcMOUTH
すばらSYYYYYYYYYYYYYYY!!!!!!
超GJだぜ! 熱いSSだった!
惜しむべくは、やはり序盤のズガン大会と、それに対する他参加者のノーリアクションっぷりだろうかw
あとバキの影薄すぎw
しかし独力でよくぞここまで仕上げたものだ。
その心意気に+10点!

総括92点。

248 :名無しかわいいよ名無し:2007/04/15(日) 17:51:58 ID:GvB4dMxC
落選キャラ(アルフォンス)が話の中核に絡んじゃってるのがもったいないなあ
あとキャラ名を中心とした大量の誤字も悔やまれる。

が、他ロワとのクロスオーバーとか、殺し合い強要されても動揺しない参加者たちが斬新で良かったぜ

249 :名無しかわいいよ名無し:2007/04/15(日) 18:12:07 ID:RdnHk2G2
乙としか言いようがないwwwよくやってくれたwwwww

250 :名無しかわいいよ名無し:2007/04/15(日) 18:21:32 ID:/5XBhTHK
良い意味で「バーロー」としか言えないwwwwwwwwww

251 :名無しかわいいよ名無し:2007/04/15(日) 18:36:15 ID:vPhoa/Zp
しかし、ギルが普通にリーダーシップ取ってるのにワロタわw
さすがカリスマA+。

しかし、ロランやリーさんは勿体無いなぁ。
と思ったがGJ!

252 :名無しかわいいよ名無し:2007/04/15(日) 21:54:29 ID:xUaKWA40
ちょっwww平行世界として俺の書いたネタが出てるwww
最近の瞬殺ロワはネ申が多すぎる。

253 :名無しかわいいよ名無し:2007/04/20(金) 03:04:28 ID:/ylJYOyG
さて、むこうが盛り上がってる間にこっちもこっそり始めちまうか。
リレー版を。

254 :名無しかわいいよ名無し:2007/04/20(金) 19:12:25 ID:M6wFVeiD
>>253
人がいないこの状況で?

255 :名無しかわいいよ名無し:2007/04/21(土) 00:21:59 ID:l8IOMBlZ
いやいや、だからこそ。

それに俺とお前がいるじゃない。

256 :名無しかわいいよ名無し:2007/04/21(土) 00:25:52 ID:i3aLJ3Yu
>>255
あはは……
その心意気だけは大事にしな

257 :名無しかわいいよ名無し:2007/04/21(土) 17:21:25 ID:ZCZTTjSq
GJ杉だろ・・・・常識的に考えて

258 :255 ◆sqiKf5uFtc :2007/04/23(月) 02:08:39 ID:sxqaBxUI
 闇の中にいた。

 深い闇だ。
 一寸すら先が見えない。
 余りの暗さに、自身すら見えない。
 これに似た闇に、僕は覚えがあった。
 それは、ハーゴンを討つ旅で何度も見た死の闇か。
 いや、違う。
 これは多くの守るべき人々の、命を懸けて守った人々の、疑いと猜疑の目。
 この冷たく絶望的な、人の闇だ――――。

「――――――はッ」

 深い闇から、慌てたように目を覚ます。
 だが、目を覚ました先に広がったのも一面の闇だった。
 余りにも夢に似た黒い風景に、今だ夢の中にいるのではないかと錯覚しそうになる。
 それでも何とか眼を凝らせば、薄らと人影が見える。
 人がいる。
 人がいる。
 何人もの人がいる。
 大きな影、小さな影。
 影に覆われ顔こそ判別できないものの多種多様の人間がいた。

「おはよう諸君」

 声が響いた。
 同時に暗闇の一角、見上げる高台に光が灯る。
 闇を穿つ光の下、現れたのは神父だった。
 神父の両脇には二つの影が見える。
 一つはこの暗闇の中でも眩い程の輝きを放つ黄金の騎士だった。
 騎士は笑みを浮かべながら、紅蓮ような紅い双眸で眼下の我等を見つめている。
 もう一つは禍々しい赤槍を手にした蒼い槍兵だった。
 槍兵は不満気な表情で、どこでもなく明後日の方向を見つめていた。

259 :OP ◆sqiKf5uFtc :2007/04/23(月) 02:10:40 ID:sxqaBxUI
「早速だが、今から君達には殺し合いをしてもらう」

 突然の衝撃とも言える神父の発言。
 だが集められた人間のざわめきは思いのほか少ない。
 いや、むしろ膨れ上がってゆくのは警戒と敵意か。

「フザケるなよ。人間。
 誇り高き竜族の王たるこの竜王が、何故貴様等如きに指図されねばならん?
 まして殺し合いなど、戯言も大概にせよ」

 始めにその敵意を表に向き出し、名乗りを上げたのは、かつて自分の先祖が戦ったと言う竜の王。
 その高名を聞いた黄金の騎士は真紅の眼を細めた。
 その内に沸きあがる感情は怒りか、騎士の空気が目に見えて張り詰めてゆく。

「たわけ。天上天下に真なる王は我独り。
 有象無象の雑種ごときが王を名乗るとは、何たる不埒。
 その罪、万死に値するぞ」

 騎士が指を鳴らす。
 それを合図に騎士の後方の空間がグニャリと渦を巻いた。
 その歪み、数にして十三。
 全ての歪みからは例外なく、見るも絢爛な武器が顔を出していた。
 かつて、幾多の武具を扱ってきた自分には理解できる。
 宙に浮かぶその全てが、ロトの剣に匹敵する程の掛け値なしの宝剣、宝具の類だった。

「ギルガメッシュ」

 静止するような神父の呼びかけを、黄金の騎士は鼻で返す。

「ふん。どうせ実演に一人は必要なのだろう?
 ならば、我がここでこの雑種を戒めても問題なかろう?」

260 :OP ◆sqiKf5uFtc :2007/04/23(月) 02:12:44 ID:sxqaBxUI
「この私が雑種だと? 無礼者めが!
 この竜王に対しその無礼。万死に値するのは貴様ほうだ!
 見るが良い。これが竜の王たる我の真の姿よ――――!」

 人間の殻を破り捨て、その名通り竜王の姿が竜へと変わってゆく。
 覇者たる風格と威厳を兼ね備えたその双眸は見るもの全てを威圧する。
 その巨体と強力を前に、対峙するものは絶望しか抱くことができないだろう。
 これが、先祖が打ち倒したと言う竜の王、真の姿か。
 だがそれを目の前にしても黄金の騎士の余裕は変わらない。

「ほう。巨大な蜥蜴もいたものよな。
 だが、その醜さ見るに耐えん。早々に消えろ雑種。
 せめて死に様でこの我を興じさせよ」

 号令一下、閃光のように十三の宝具が打ち出された。
 無造作に放たれるそれは絶対の死を持った魔弾だった。
 その早さと数に避けるは叶わず。
 その破壊力は直撃すれば待つのは死しかない。

 だが、その魔弾を前にしても、なお竜の王は最強だった。
 獰猛に振るわれる両腕に、打ち出される魔弾は悉く叩き落とされる。
 光り輝く宝具の雨も、彼の竜王を前にしては石礫も同然だ。
 前に踏み出すその足取りは一瞬たりとも止まることはない。
 そして、ついにその足は神父と騎士のいる高台まで後二歩と迫り、


261 :OP ◆sqiKf5uFtc :2007/04/23(月) 02:15:06 ID:sxqaBxUI
「――――天の鎖(エルキドゥ)」

 天から現れた無数の鎖に全身を絡め取られた。
 だが、その行為は無意味だろう。
 彼の竜王を拘束するなど、いかなる道具、魔術を用いても不可能だ。
 その認識は竜王当人も同じなのか、鎖を引き千切らんと力を込める。
 だが、その考えはすぐさま裏切られる事になった。
 竜王の力を受けても、鎖はただ軋みを上げるだけ一向に破壊される気配を見せない。
 何たることか、その鎖は完全に竜王の行動を律している。
 それでも騎士は、不満気に僅かに眉を顰める。

「……よもや我が鎖が軋みを上げるとはな。かつて天の雄牛すら束縛した鎖なのだが」

「先ほどから蜥蜴だの牛だの雑種だの……。フザけるなよ、人間ッ!!
 私は誇り高き竜の王、竜王だッ!! 人間如きにこの私が縛れると思っているのかァ!」

 騎士の度重なる無礼な発言に、狗のように鎖に縛られるこれ以上ない屈辱に、ついに竜王の怒りが爆発した。
 火がついたように竜王が暴れ狂い、その勢いに天の鎖が悲鳴を上げる。

「チッ――――」

 騎士は思わず舌を打ち、空間を掴むように拳を握り締め鎖に力を込めた。
 暴れ狂う竜王に、押さえ込む騎士。
 その力は全くの互角。
 ここに来て竜と騎士の戦いは膠着状態を向かえた。

262 :OP ◆sqiKf5uFtc :2007/04/23(月) 02:17:09 ID:sxqaBxUI
「――――ランサー」

 そこに響く神父の声。
 答えるように蒼い槍兵が躍り出た。
 赤槍を構え、神速の動きで竜王へと一瞬で肉薄する。

 それは、余りにもあっけない一撃だった。
 槍兵は天の鎖に拘束された竜王に向けて槍を一突き。
 竜王の巨体に点が穿たれた。
 ただ、それだけ。
 ただ、それだけで最強を誇った竜王は息絶えた。

 巨大な竜王には余りにも不釣合いな小さな点は、正確にその心臓を破壊していた。

「ご苦労だった。ランサー」

「…………けっ。命令は守るさ。例えそれがどんなに気に食わないもんだったとしてもな」

 そう吐き捨て、竜王を仕留めた槍兵は不満を押し殺した表情で踵を返す。

「言峰……余計な真似を」

 獲物を奪われた黄金の騎士は、その不快な感情を隠そうともせず、怒りも露に神父を睨んだ。

「まだ説明の途中なのだ、これ以上時間をかけられても困る」

 時間をかけすぎた事実は認めているのか、騎士は大きく舌を打つ。
 そして、そのまま何も言わず、思いのほかあっさりと黄金の騎士は引き下がった。


263 :OP ◆sqiKf5uFtc :2007/04/23(月) 02:19:14 ID:sxqaBxUI
「さて、では説明を再開しよう。
 諸君にはとある小島で殺し合いを行ってもらう。
 制限時間は特には設けてはいない、最後の一人になるまでこの殺し合いは続けってもらう。
 最後の一人となった優勝者は帰還の権利と、どんな願いでも一つだけ叶える権利が与えられる。
 叶えたい願いがある者は、暴力、知略、運、己のあらゆる力を持って殺し合いに励むといい」

 天上から神父の声が響く。
 思わず寒気が蟻の様に全身を這い回る。
 これから殺し合いを行うと言う事実にではない。
 愉しげに、謡うように演説を続けるその姿を、一瞬でも神聖なる神の使い見えたことに寒気がしたのだ。

「六時間ごとに死者と禁止エリアの発表を発表する放送を行う。
 禁止エリアとは文字通り進入禁止の区画のことだ、発表より二時間後に発動することになる。
 発動した禁止エリアに進入してしまうと――」

 篭ったような爆発音が響いた。
 同時に、横たわる竜王の野太い首が綺麗に吹き飛んだ。
 気付けば自身の首元にも冷たい鉄の感触。
 これが目覚めたときからここにいる全員に付けられていた物だとしたら。
 それは、つまりあの時、暴れまわる竜王を殺そうと思えば何時でも殺せたということ。
 それをしなかったのは、自分達の力を見せつけるための演出だったと言う訳だ。
 なるほど、それは効果的な演出だったのだろう。
 実際、竜王程の化物がアレほどあっさりと屠り去られたその事実に、誰もが動けずにいたのだから。
 自身もただ内に沸き出る感情に囚われて動けずいる。
 その感情は己以上の化物を目の当たりにした恐怖か。
 それとも、己以上の化物に出会えた歓喜だろうか。

「――このよう君達の首が吹き飛ぶ事になる。
 その他にも、会場から脱出を試みたり、無理矢理引き剥がそうとした場合も爆発するので気を付けてくれたまえ。
 参加者にはサバイバルに必要な最低限の道具と食料、そして各人に異なった武器をいくつか支給する。
 では、これより君等を会場へと転送するが、何か質問はあるかね?」

 淡々と、誰の戸惑いも意に介すことなく神父は演説を終えた。

264 :名無しかわいいよ名無し:2007/04/23(月) 02:21:58 ID:sxqaBxUI
 その神父の問いに声を上げる者は誰一人としていない。
 その会場は水を打ったような静けさに包まれた。

「クス、クスクスクスクス」

 水を打った静けさの中から、哄笑が響いた。

「わざわざ移動なんざしなくても、手っ取り早くこの場でおっ始めちまえばいいじゃねぇか」

 群集から一歩前に出たのは髪を逆立てた赤い鬼。
 神をも恐れず、赤鬼は愉う。

「……ふむ。こちらにも事情といものがあるのでな。
 すまないが、殺し合いは会場まで我慢してもらうほかない」

「ハッ! これだけ美味そうな奴らがゴロゴロいるんだ。我慢しろってほうが無理ってもんだぜ。
 特に、貴様は極上だ。涎が出ちまいそうだ!」

 言って、舌を舐めずり赤鬼は黄金の騎士を指差す。
 赤鬼の恋焦がれる乙女の眼差しを受けた黄金の騎士は、クッと喉を鳴らして返し。

「あまり、そのような目で此方を見つめるな。殺してしまいそうになる」

 赤鬼と対峙し、その熱い眼差しを真正面から受け止めた。
 見つめあう鬼と騎士は互いに満足気にニヤリと口を歪める。


265 :OP ◆sqiKf5uFtc :2007/04/23(月) 02:24:06 ID:sxqaBxUI
「――――喰うぜッ!」

 鬼が叫んだ。
 両腕を天高く掲げたその姿は獲物を狙う獣のよう。
 対する騎士は指をすり合わせた片腕を掲げる。
 見つめあう二人の空間が闘気に押し潰され醜く歪んでゆく。
 傍から見ているだけで気絶しそうな重圧が世界を侵食してゆく。
 その永遠のような対峙は一瞬、弾けるように鬼が駆けた。
 待ちきれぬと言わんばかりに、愚直なまでに最短距離を突き進む。

「なッ――――!?」

 驚愕は鬼と騎士、両方の物だった。
 それは如何な魔法か。
 赤鬼が踏み出た先に、唐突に出現した黒い渦。
 その黒渦は、まるで黒い旅の扉のようだ。

「オヤジッ!!」

「ちィッ――――!!」

 自らの勢いを止めれず、そのまま赤鬼は黒渦に飲み込まれその姿を完全に消失した。

「――――――言峰」

 その言葉に明らかな殺気を混ぜながら、騎士は神父を睨む。

「これ以上我の愉しみを邪魔するようならば、いかにお前とて容赦はせんぞ」

「なに心配せずとも、彼には一足早く会場に向かってもらっただけだ。
 決着はあちらで存分に付ければいい」

 悪びれるでもなく神父は言う。

266 :OP ◆sqiKf5uFtc :2007/04/23(月) 02:26:22 ID:sxqaBxUI
「…………ふん。まあ良かろう。
 ならば我も一足先に向かうとしよう」

 そう言って、黄金の騎士は黒渦に自ら近づいていった。

「雑種共、一秒と生きながらえたいのならば、精々この我と出会わぬ幸運を祈るがいい」

 最後にそんな捨て台詞を残し、眩いばかりの黄金は黒渦に飲まれ跡形もなく消え去った。
 残ったのは神父と槍兵と哀れな生け贄達。

「さて、それでは君達も会場へお送りしよう」

 パチンと指鳴りの音。
 それを合図に足下に現れる黒い渦。

 沈んでゆく。
 呑まれてゆく。

 嗚呼……闇に落ちて行く。


 天上には光に照らされる神の使い。
 足下には自らを呑む暗い闇。


 僕はかつて闇の中にいた。
 そして、今も闇の中にいる。




 ――――闇を越えた向こうには、光があるのではなかったか。



267 :名無しかわいいよ名無し:2007/04/23(月) 02:30:41 ID:sxqaBxUI
人がいないので書き手もいないが止める人や変な人もいないだろうと思うわけよ。
終わったスレの最利用なので失敗しても成功してもどっちでもいい美味しいスレだと思うわけよ。
何より、このまま捨てるには惜しい参加者だったわけよ。

スレ的には226氏の作品で終わってるから。
終わったスレなぞ誰も見ないだろうと言う発想の下。
水面下でこっそり進行していこうというコンセプト。
まあ、>>256ですぐレスが返ってちょっとビックリな訳だったんだが。


268 :名無しかわいいよ名無し:2007/04/23(月) 03:19:51 ID:6+Ag7K1y
>>267
まいったな……。
心底面白いと思ったSSは久しぶりだ。
fateキャラの台詞といい、勇次郎の台詞といい、上手すぎる。
超乙&GJ という言葉じゃ追いつかないぜ。

漫画キャラロワの方には、書くつもりはないんですか?


269 :256:2007/04/23(月) 09:35:02 ID:SuNX1GEB
>>267
滅茶苦茶面白かったっす。
……正直、またアレな人が喚いてるのかと思ってたんだけどな。
力のある書き手さんが先頭に立って引っ張ってくれるのなら、俺も及ばずながら力をかそうと思う。


270 : ◆sqiKf5uFtc :2007/04/24(火) 02:04:57 ID:Wjt/Ky8e
いやはや感想どうも。

仕事が忙しくて時間もない上、遅筆なんで僕の投下はかなりマータリペースになると思います。
まあ、気長に待ったり、作品書いてみたりしてください。

>>268
同じ理由で、漫画ロワのペースには多分ついてけないと思います。


271 :名無しかわいいよ名無し:2007/04/24(火) 22:50:17 ID:mlwMmmPv
>>270
了解です。
俺も自ロワでの予約がゴタゴタしていて、ここで書くのはもう少し後になりそうだけど、
落ち着いたらこっちでも書かせてもらいます。

あと、参加者うんぬんは>>255でいいんですかね?

272 :一撃だ ◆sqiKf5uFtc :2007/04/25(水) 03:43:06 ID:sIubyYRi
 僅かな月明かりが零れ、不気味な雰囲気を醸し出す夜の森。
 ましてのこの場は命を賭けた殺し合いの舞台、その不気味さは一入だろう。
 そんな森を不愉快な顔で歩く男が一人。
 月明かりに輝く白髪と眼光。
 その歩みに恐れはない。
 彼こそ、全国のストリートファイターを集め強さを競い合わせる”深道ランキング”その頂点に立つ男。
 深道ランキング一位。
 現代最強のストリートファイター。

 ――――――ジョンスリー。

 ジョンスリーが不愉快な理由は実に単純だった。
 演説をしていたあの神父が、深道以上に気に食わなかったからだ。
 この舞台は完全に外界から切り離された別一箇の世界だ。
 正義も愛も、ここでは何の役にも立たない。
 作り上げたあの神父はさぞ満足だろう。
 だからこそ、この悪趣味な催しも気に食わない。

 とは言え、この状況はどうしようもない。
 リーの力では抜け出そうにも方法がないのだ。
 だからリーは風の吹くまま歩き始めた。
 別段、目的地があるわけでもない。
 ただ、動いていれば、そのうち何処かにたどり着くだろう。

 そして、たどり着いたのは、少し開けた森の隙間。
 そこでリーは出会ってはならない、蒼い影と出会った。

273 :一撃だ ◆sqiKf5uFtc :2007/04/25(水) 03:45:46 ID:sIubyYRi
「……わりぃな。出会った以上見逃すわけにはいかねぇんだ。
 ――――――死んでくれ」

 蒼い影――――ランサーは出会い頭に容赦も情緒もなく、死の宣告を告げる。
 やる気もなさげな態度とは裏腹に、ビリビリと伝わってくる殺気。
 冷酷なまでの死の気配を放つランサーは紛れもない化物だった。
 竜王を相手に見せつけたその実力、忘れられるわけもない。
 リーの目の前にいる男は人間ではない。
 おそらくは人間に似た別の何かだ。
 生き永らえたいならば、それは関わっては行けないモノだった。

「……ま、退けないわな」

 だが、その絶対的な死を放つ怪物を前にしても、ジョンスリーは一歩も退かない、媚びない、省みない。
 勝利の確信があるわけではない。
 決して死を恐れぬわけでもない。
 だが、ジョンスリーにはプライドがある。
 飛びっきりの”安いプライド”が。
 それにしがみついている限り、化物とだって、怪物とだって、何とだって戦える。

「さて、化物退治と行こうか」

 鋭く貫く瞳で、青い死の象徴を睨む。
 ランサーはそのリーの眼光を受けて、初めて張り付いたような表情を崩し笑みを零した。
 向けられるその目は狩られるだけの兎の目ではなかった。
 それは、獲物を狩る狼の目だ。
 ランサーの目の前にいる男は、紛れもない戦士だった。
 互いに一流の戦士と戦士。
 ならば、これは真っ当な戦士と戦士の決闘。
 そこに躊躇いなど入る余地は一欠も無いだろう。

274 :一撃だ ◆sqiKf5uFtc :2007/04/25(水) 03:47:47 ID:sIubyYRi
「最初に出会ったのが、貴様のような男で良かったぜ」

 ランサーは槍の穂先を地面に向け、その四隅にルーンを刻み陣を張る。
 その儀式を、訝しげに見つめながらリーが口を開いた。

「なんだそりゃ? なにかのおまじないか?」

「ま、似たようなもんだ」

 その呪いの名は“四枝の浅瀬(アトゴウラ)”
 その陣を布いた戦士に敗走は許されず。
 その陣を見た戦士に、退却は許されない。
 赤枝の騎士に伝わる、一騎討ちの大禁戒。

「ランサーのサーヴァント、クーフーリン。
 その心臓――――貰い受ける」

 完成した陣の中でランサーは仕切りなおすように一度だけ槍を薙ぎ払う。
 これは英雄同士が凌ぎを削る聖杯戦争ではない、故に、その真名を隠す必要もない。
 堂々と名乗りを上げ、存分に戦うことができる。
 彼にとって、それが唯一この舞台における幸運だった。

「……わざわざ名乗りを上げるってのは柄じゃないんだが、まあ、いいさ。
 ジョンス・リー。たいそれた肩書きなんざねぇ、ただの八極拳士だ」

 名乗りを返し、深く重心を下げリーが構える。
 いつ何時、取るは変わらず八極の構え。
 八極拳――――それは八方の極遠にまで達する威力で敵の門を打ち開く拳。
 八極拳士に二の撃はいらず、目指すは常に一撃必殺。

275 :名無しかわいいよ名無し:2007/04/25(水) 03:49:51 ID:sIubyYRi
「おら、来いよ、どうせ一撃だ」

 極めしは八極の打。
 絶対の信頼と自信を置く一撃は、まさに必殺。
 いかなる技が来ようとも全て落とす。
 いかなる敵も一撃の下に吹き飛ばす。
 距離は既にジョンス・リーの制空権。

「返すぜ、ジョンス・リー」

 リーの放つその闘気の重圧。
 リーの放つその眼光の鋭さ。
 それこそ、まさにランサーの求めた物。
 ランサーは満足げに口を吊り上げた。
 だが、呪いの槍を両腕に構えると、その顔は一瞬で戦士のそれに変わる。
 四枝の浅瀬(アトゴウラ)の誓いに様子見はない。
 こちらも狙うは一撃必殺。
 最大の一撃を以て、目前の敵を粉砕する。


「―――――――、一撃だ」

276 :一撃だ ◆sqiKf5uFtc :2007/04/25(水) 03:52:34 ID:sIubyYRi
 空気が凍る。
 ランサーの姿勢が低くなった。
 その身さえ槍と成し、一撃を穿つべく腕に力を籠める。
 ランサーの持つ赤い魔槍を中心に、魔力が渦となって鳴動する。

「刺し穿つ(ゲイ)――――――」

 リーが動く。
 その一歩に大地が揺れた。
 踏み出したその震脚に耐え切れず、大地がその破片を散らせた。
 牽制や小細工など不要。
 目指すは常に、相手の正面、中心、ド真ん中。

「――――死棘の槍(ボルク)」

 赤い槍の真名が解放される。
 稲妻の如き鋭さで、心臓を穿つ呪いの槍が放たれた。

 対するリーは呪いの槍を紙一重で躱わさんと体を半身に捻り、同時に鳩尾を見定め肘を打ち込む。
 放たれたその技こそ、ジョンス・リーが最も信頼を置き、最も得意としいている技、裡門。

 互いの点と点が交錯する。
 花火のように舞い散る命の火花。
 それは一瞬にも満たない、刹那の攻防だった。

 ――――勝負は決した。

 ぶっ飛んだのはランサーだった。

277 :一撃だ ◆sqiKf5uFtc :2007/04/25(水) 03:55:13 ID:sIubyYRi
 吹き飛ばされた体は後方の大樹にぶち当たる。
 それでもなお、その勢いは止まらない。
 そのまま大樹をへし折りながら宙を舞う。

「グハ…………ッ」

 その勢いを止めたのは、幾メートルと吹き飛ばされた後だった。
 口から血の混じった胃液が吐き出される。
 鳩尾に打ち込まれた一撃からは、ありったけの勁を叩きこまれていた。
 それは、何たる衝撃か。
 幾多の戦場を駆け巡ったケルトの大英雄、クーフーリンにして最大級と言わしめる衝撃だった。
 これ程の一撃、いかなる功夫の果てにたどり着くのか。
 咄嗟に全身のバネをしならせ衝撃を殺したとはいえ、意識を失っていないのは奇跡と言えた。
 だが、まだ立てる。まだ、動ける。
 いかなるダメージを負おうとも、生きている以上ランサーは戦える。
 この、生き汚さことこの男の最大の武器。
 ランサーはまだ戦える。

 だが、勝負は決した。

 そう、ランサーがあの魔槍の真名を解き放った時点で、この勝負は決していた。

 ランサーを吹き飛ばしたリーは、あり得ない光景を目撃していた。
 躱わしたはずの、使い手すらいない槍が突如軌道を変えたのだ。
 いや、そうではない。
 まるで、初めからそうであったのだと錯覚するほど、余りにも自然な軌跡で槍は心臓に向かっている。
 確かにリーは魔槍を躱わした。
 それ故に、その一撃は余りにも奇怪だった。

278 :一撃だ ◆sqiKf5uFtc :2007/04/25(水) 03:57:58 ID:sIubyYRi
 それは因果の槍。
 その槍は真名と共に放たれた時点で、心臓を貫いてるという結果を持ってしまう。
 つまり、槍を放つという過程を経て心臓を貫くという結果を得るのではなく。
 既に心臓を貫いている結果に、槍の軌跡が後付けで辻褄を合わせるのだ。
 それは、過程と結果の因果が逆転した、解き放たれれば必ず心臓を貫く呪いの槍。
 心臓を貫く結果を持った槍は、術者が吹き飛ばされたところで、その責務を果たす為に疾駆する。
 迫り来る魔の棘。
 その余りにも出鱈目な一撃を防御する術は無い。
 稲妻より早く奔る魔槍が心臓に被弾した。
 リーの口からゴポリと赤い血が吐き出される。
 そしてそのまま、ジョンス・リーはその場に倒れこんだ。

 そう、勝負は決した。

 勝利したのはランサーだった。

 ランサーはダメージを気にしながら、何とか吹き飛ばされた距離を戻った。
 そこには心臓に槍を受け、倒れこむリーの姿があった。
 ランサーは何も言わない。
 勝者が敗者にかける言葉は無い。
 いや、言葉など交わす必要はなかった。

 あの一撃には全てがあった。
 ジョンスリーという男の生き方、プライド、強さ。
 その在り方、その全てが刻まれていた。
 一瞬にも満たない接触だったが、確かにそれはランサーの内に刻まれた。

 だから、既に言葉など交わす必要はなかった。
 ランサーは何も言わず、物言わぬリーから槍を引き抜きその場を後にした。

279 :名無しかわいいよ名無し:2007/04/25(水) 04:00:00 ID:sIubyYRi
【F-7 森の中/一日目・深夜】

【ランサー@Fate】
 [状態] 鳩尾にダメージ特大
 [装備] ゲイボルク@Fate
 [道具] 荷物一式
 [思考] 1:ジョンス・リーから受けたダメージの回復
    2:参加者の抹殺。しかし、乗り気じゃないので詮索はそこそこに


【ジョンス・リー@エアマスター 死亡】
【残り 29名】
【ジョンス・リーの支給品と荷物はその場に放置されています】


280 : ◆sqiKf5uFtc :2007/04/25(水) 04:08:49 ID:sIubyYRi
目標50話完結! ……は冗談ですし、無理だろうけど。
まあ、ご覧のとおり結構サクサク行くつもりです。

しかし、制限? なにそれ? なゲイボルク。
というか能力制限ほとんどなしで書いとります。
ここらへん、ちゃんと決めた方がいいですかね。

>>271
お待ちしてます。
というか、ぶっちゃけいくつか知らない作品もいくつかあるので、書いてくれる方がいるのは非常にありがたいです。

一応、参加者一覧を張っときますね。

主催:言峰綺礼

4/4【ドラゴンクエストモンスターズ+】○クリオ/○ロラン/○マルモ/○バズズ
3/3【鋼の錬金術師】○エドワード・エルリック/○ウィンリィ・ロックベル/○ロイ・マスタング
3/3【涼宮ハルヒの憂鬱】○涼宮ハルヒ/○キョン/○古泉一樹
3/3【ひぐらしのなく頃に】○古手梨花/○園崎魅音/○園崎詩音
3/3【魔人探偵脳噛ネウロ】○脳噛ネウロ/○桂木弥子/○至郎田正影
2/2【ハヤテのごとく】○綾崎ハヤテ/○桂ヒナギク
2/2【グラップラー刃牙】○範馬刃牙/○範馬勇次郎
1/2【エアマスター】○相川摩季/●ジョンス・リー
2/2【シグルイ】○藤木源之助/○伊良子清玄
2/2【CCさくら】○木之本桜/○李小狼
2/2【Fate/stay night】○ギルガメッシュ/○ランサー
2/2【フルメタル・パニック】○千鳥かなめ/○テレサ・テスタロッサ

29/30

281 :名無しかわいいよ名無し:2007/04/25(水) 22:01:15 ID:Kd1Xvcnj
>>280
投下乙!
一話目からなんて熱い戦闘をしてくれるんだw
他のロワと比べて30人という参加者の少なさだから、てっきりまだ死なないと思ってたら、さっそく死人がでてビビった。

制限については、書き手が個々にバランスをとって書いていって、問題があったら修正すればいいと思う。
ゲイボルグは個人的にはこのままでもよろしいかと。

それと現状で書き手が二人? しかいない状態で書けないキャラがいるとヤバくないか?
俺は【エアマスター】【シグルイ】【CCさくら】【Fate/stay night】【フルメタル・パニック】が全然書けない。
それ以外は全部書けるのだが……。

282 :名無しかわいいよ名無し:2007/04/26(木) 01:00:04 ID:D5H4mhSm
とりあえずこのスレはその内スレスト確定という事だけはお忘れなく。

283 :名無しかわいいよ名無し:2007/04/26(木) 01:43:55 ID:wbGfxH5k
そういえば削除依頼出てるんだっけ…。
いざという時のタメに、避難所でもあればいいんだがな。
削除されそうだからといって、新スレ立てたらパロロワ全体の評価を下げるし、交流所の人間も良い顔をしないだろうしな。
まあ、専用の避難所ができる前にスレストされたら、カオスのしたらばを使って相談しよう。
あそこの管理人は俺だし、最近は使ってる人も少ないので大丈夫だから。

284 :名無しかわいいよ名無し:2007/04/27(金) 02:43:19 ID:Xq5ojTak
>282
鯖同じだからたぶんマロン移転と思われ。ずっと前にもこれと似たようなスレが移転された事があった。

285 :名無しかわいいよ名無し:2007/04/27(金) 21:21:39 ID:hTjEiaDh
そろそろDATの海に沈んだかな……と思って見に来たら、なんですかこの隠れた良スレは!?
ここって一発スレじゃなかったの? 凄く驚いた……

286 :ある探偵と助手の幸運と不幸 ◆sqiKf5uFtc :2007/04/27(金) 22:34:57 ID:FTdHbUuu
 モシャモシャと、奇妙な音が夜に響く。
 なんとも間抜けでこの舞台には似合わない効果音。
 だが、私はそれがどこから響いているのかなどという疑問には囚われない。
 なぜなら、それは私、桂木弥子の口から響いている音なのだから。

 この地に飛ばされ私が何をするにもまずは行ったのは食事だった。
 腹が減っては戦はできぬというではないか。
 いや、戦をするつもりはないが。
 簡素なパンだけど味は悪くない。
 単純ながら小麦粉の味が引き立っているのはいい素材を使っている証拠だ。
 こんな状況ながら、食事の質が悪くないことに安堵する。
 とりあえず、食事をしながら今後どうするかを考える事にする。
 うんうん、と思考して見るが結局たどり着く結論は、

 ネウロを探す。

 ここだった。

287 :ある探偵と助手の幸運と不幸 ◆sqiKf5uFtc :2007/04/27(金) 22:37:03 ID:FTdHbUuu
 アイツは気まぐれでデリカシーが無くて自分勝手な傍若無人な冷血漢だけど。
 アイツならこんな首輪の謎なんてあっさりと解いて、脱出の方法もすぐさま見つけてくれる。
 それだけは信じられる。
 だが、人を探すという事は必然的に自ら動き参加者との接触を試みねばならないという事。
 そうなれば、探し人に遭える可能性も上がるだろうが、それと同時に出会ってはならない人間と出会ってしまう可能性も高くなってしまう。
 ネウロと出会って以来、自分の不幸さは凄まじいものがある。
 ネウロに探偵として祭り上げれ、変な形で名が売れてしまうわ。
 奴隷のように、と言うか奴隷としてこき使われる日々だわ。
 そんな自分の不運さ加減からいけば、真っ先にあの金ピカ男や鬼みたいな男に出会って殺されるんじゃないだろうかと本気で思える。
 私は普段からネウロやX(サイ)といった常識外れた存在を目の当たりにしているから、大抵のモノにはなれてしまった。
 だけど、そんな私ですら、あの二人は純粋に怖いと感じた。
 あの二人だけではない。
 ネウロにも負けず劣らずな竜の化物だって。
 槍を持った蒼い獣のような男だって。
 そんな奴らがここには沢山いる。
 ハッキリ言って自分には力が無い。
 あの化物たちどころか、殺意を持った人間なら大抵に殺される自信がある。
 ネウロはともかく、私が五体満足でネウロと再会できる可能性は低いだろう。
 そういえばと、神父の言葉が思いだされる。
 各自に武器を配るとか何とか。
 それを使って殺し合いなんてするつもりは毛頭無いけど、せめて身を守るくらいのモノがあればいい。
 なんて淡い期待を抱きながら、自分に支給されたリュックを漁る。

288 :ある探偵と助手の幸運と不幸 ◆sqiKf5uFtc :2007/04/27(金) 22:39:19 ID:FTdHbUuu
「……………………?」

 …………オカシイ。
 いくら探せど、それらしきモノが見つからない。
 疑問符を浮かべながら、もう一度リュックの中身を一つ一つ確認してゆく。
 まず時計と地図に磁針。
 既に半分減った水と食料。
 今現在もその量は減り続けてるが……気にしない。
 更に筆記用具とタロットカードとランタンにライター。
 ランタンにご丁寧にライターまで支給されているが、
 こんなものつけようものならすぐさま他の人間に発見されてしまう。
 恐らくそれがわかっていて支給しているあたり、あの神父は本当に趣味が悪い
 あと、これは参加者名簿だろうか。
 自分やネウロの名が書かれているのが見て取れる。
 だが、これといって武器らしいものは一つもない。
 強いて珍しい品を挙げるなら、タロットカードと食料の中に含まれているマンガ肉くらいのモノだ。
 まあ、最低限の食料という中にこんなマンガ肉が含まれているのはオカシイといえばオカシイが。
 なら、ひょっとしてこれが私の支給品なんだろうか?

「どんだけ不運だ私ぃ!?」

 そもそも武器じゃねーし。
 あの神父は本気でこんな肉で殺し合いができると思っているのか。
 この肉でどう身を守れというのか?

 あ、うん、でも、結構美味いなこれ。

289 :ある探偵と助手の幸運と不幸 ◆sqiKf5uFtc :2007/04/27(金) 22:41:33 ID:FTdHbUuu
 とりあえず肉を平らげ、その味と量に満足して気を取り直す。
 冷静に考えれば、大層な――それこそネウロの魔界777ツ能力みたいな――モノを与えられたとしても、到底自分に扱えるとは思えない。
 何より、人を殺すための武器なんかを与えられるよりマシだろう。
 よし、そうだ悪い考えは捨てよう。
 必ず帰れると信じるんだ。
 私もネウロも、こんな事に巻き込まれてしまった他のみんなも必ず元の日常に返れる。
 そうだ、私にもあの奇妙な探偵事務所での、いつもの日常が待っている。


 …………いや、それはそれで嫌だな。


 手にしたパンを口に放り込み立ち上がる。
 支給された三日分の食料、そして支給品であるマンガ肉。
 その全てを食い尽くしたおかげで、お腹も(それなりに)膨れて気合も十分。

「……よし、行こう!」

 魔人を探し探偵は行く。
 依頼人は自分、報酬は脱出。
 探偵の人探しならぬ、魔人探しが開始された。


290 :名無しかわいいよ名無し:2007/04/27(金) 22:42:59 ID:eBJE82WR
支援

291 :ある探偵と助手の幸運と不幸 ◆sqiKf5uFtc :2007/04/27(金) 22:43:38 ID:FTdHbUuu
 そして、その探し人たる魔人はというと…………。

「フハ、ハハハハッハハアハハハッハハハハハッ!!」

 人目も憚らず、盛大に爆笑していた。

 それは歓喜の笑いだった。
 最高級のご馳走を前にした歓喜の笑い。
 誰もいない山頂で、一人高笑うネウロはこれ以上なく幸運だった。

 ここには謎があった。
 首輪と言う謎がある。
 脱出と言う謎がある。
 ここは、謎の匂いに満ちあふれている。
 それだけでネウロにとってこの狂宴は歓迎すべき物だった。

 脳噛ネウロは正真正銘の魔人である。
 更に魔人の中でも異質の謎を食料とする突然変異種でもあった。
 脳噛ネウロは謎を喰らい空腹を満たす。
 空腹と言っても、腹の空腹ではない、脳髄の空腹だ。
 彼は自らの空腹を満たすべく間界のあらゆる謎を喰らい尽くした。
 結果、謎が何もなくなってしまった魔界は滅んでしまったが、それは別にどうでもいい話。
 魔界の謎を食い尽くした謎喰い魔人が赴いたのは人間界。
 そこでも求めるは自らを満たす、究極の謎。
 そして、その願いがここにはあるやもしれない。
 己の充たされぬ空腹を充たすやもしれぬ謎がある。
 その事実の前には、殺し合いなど些細な事。
 例え魔界能力が全て手の内になくとも。
 例え己の肉体が人間の武器で死に至る程に制限されていても。
 例えこの場に己を超える化物がいようとも。
 どれもこれも、万事些細な事だった。

292 :名無しかわいいよ名無し:2007/04/27(金) 22:44:18 ID:eBJE82WR
私怨

293 :ある探偵と助手の幸運と不幸 ◆sqiKf5uFtc :2007/04/27(金) 22:46:22 ID:FTdHbUuu
 ネウロがまず目を付けたのは最も手短な謎。
 自らの首に纏わりつく首輪の謎。

「ふむ……まずは道具がいるな」

 必要なのは首輪を調べる道具。
 それと首輪そのもの。
 自身の首にも一つあるが、流石に自分の首についた首輪では思うように調べられない。
 別に首輪を手に入れる必要がある。
 だがそれも、たいした問題ではないだろう。
 なんせ首輪は、そこいらにゴロゴロしているのだから。

「あぁ……ついでに、奴隷も探すとするか。椅子代わり程度には役に立つだろう」

【F-5 山頂/一日目・深夜】

【脳噛ネウロ@魔人探偵脳噛ネウロ】
 [状態] 興奮
 [装備] なし
 [道具] 荷物一式、支給品不明
 [思考] 1:首輪を手に入れる、特に手段は問わない。
    2:奴隷を探す。

【D-2 神社近く/一日目・深夜】

【桂木弥子@魔人探偵脳噛ネウロ】
 [状態] それなりに満腹
 [装備] なし
 [道具] 荷物一式(食料なし)、さくらカード@カードキャプターさくら
 [思考] 1:ネウロを探す。
    2:必ず日常に帰る。

 【くんせい肉@ドラゴンクエストモンスターズ+】は無くなりました。

294 : ◆sqiKf5uFtc :2007/04/27(金) 22:58:52 ID:FTdHbUuu
支援に感謝。

作品はフルメタ以外は全部わかるんですがフルメタがわかりません。

削除以来に関してはあまり気にしてなかったというか。
もとより火事場泥棒見たいな始まりですし、削除されたらはいそれまでな覚悟でやってたので。

まあ、僕以外にも続けたいという方がいるのでしたらどうなるかはわかりませんが。
したらばを使用させていただくかは、まぁ……そん時考えます。
したらばの管理人なんて人が少ない住人の中にいてビックリ。


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295 :名無しかわいいよ名無し:2007/04/27(金) 23:04:55 ID:eBJE82WR
>>294
投下GJ!
やっぱり弥子は食料を平らげたかw
ネウロは戦闘もできる首輪解析要員か、かなり脱出派にとっては貴重な人材になりそうだな。

俺はこのまま終わらすのは勿体無いと思う。
他の住人の反発が強そうだろうけど、人数も少ないし完結まで漕ぎ着けたい。

296 :名無しかわいいよ名無し:2007/04/29(日) 20:59:48 ID:HiWh5TeB
保守。
書いているんだが、なかなか文章が纏まらない。
そして筆が進まない。

297 :名無しかわいいよ名無し:2007/04/30(月) 21:09:21 ID:Dgdt4Zdv
何時の真に投票とかやってたの!!

298 :名無しかわいいよ名無し:2007/04/30(月) 23:09:12 ID:x796RXSV
普通に>>174辺りからやってんじゃん。
しかし本当に人いねぇな。

299 :名無しかわいいよ名無し:2007/05/01(火) 18:32:42 ID:bB0FKdrg
本格的にやるんならまとめサイトかwikiが必要なんだけど
たってないってことはネタ的にやっているのか?

300 :名無しかわいいよ名無し:2007/05/02(水) 00:01:19 ID:oHfGfrE4
一応wikiは借りてきた。
ttp://www22.atwiki.jp/rowa
今日はもう寝るんで、明日の夕方あたりからまとめ始めるわ

ところで、ロワ名が不明だったんで適当に付けたんだが、正式なロワ名を募集します。
別に、漫画キャバトルロワイアル 短編でもいいが。 

301 :名無しかわいいよ名無し:2007/05/02(水) 17:15:00 ID:MgUbGBJR
まとめ完了!


302 :名無しかわいいよ名無し:2007/05/04(金) 02:03:03 ID:YmIEtD6q
保守しておこうか

303 :名無しかわいいよ名無し:2007/05/05(土) 00:11:43 ID:XQJObhpM
保守

304 :◆sqiKf5uFtc :2007/05/05(土) 02:31:20 ID:h0CFVUKX
――――――――――――4

 赤い部屋だった。
 見渡す限りの赤。
 鮮やかすぎる朱。
 深く沈むような紅。
 聞こえるのは銃声が歌う戦場歌。
 香るのは咽かえるような血の香り。
 そこはさながら地獄のようだった。

 そこに人間はいなかった。
 あったのは肉の塊と、血濡れで愉う鬼が一人。

 鬼の笑みは、狂気に侵されているようでもあったし、喜びに満ち溢れているようにも見えた――――。

305 :◆sqiKf5uFtc :2007/05/05(土) 02:33:24 ID:h0CFVUKX
――――――――――――1

 二人の男女が夜を駆けていた。

 バラララララララ。

 子気味よい音が断続的に響いている。
 まるで追いかけっこをするように料理人風の男を追う少女。
 少女は歌うように踊るように、手にした機関銃で戦場歌を奏でる。

 バラララララララ。

 少女は走りながら至急品である短機関銃を乱射し、逃げ惑う男を追い詰めてゆく。
 そうして、戦場を唄いながら少女、園崎詩音は笑う。
 その笑みは喜んでいるようにも見えたし、狂ってるようにも見えた。

 今、詩音の脳裏を占める言葉は一つ。

(悟史くん悟史くん悟史くん悟史くん悟史くん悟史くん悟史くん)

 今、詩音の脳裏を占める人間は一人。

(悟史くん悟史くん悟史くん悟史くん悟史くん悟史くん悟史くん)

306 :◆sqiKf5uFtc :2007/05/05(土) 02:35:40 ID:h0CFVUKX
 ――――望みが叶う。

 神父のその言葉は魔法のようだった。

 その魔法が詩音の体を羽が生えたように軽くする。
 その魔法が詩音の頭をクリアにしてゆく。
 その魔法が驚くほど力を詩音に与えた。
 今の自分なら先ほど目の前で暴れていた化物達も*せると、詩音は確信していた。

 曰く、園崎には鬼が宿るという。

 ならば詩音は鬼になれる。
 名に刻まれたの鬼の字は本来彼女のモノなのだから。
 もはや、人を*すという、人間としての最大の禁句を侵すことにすら、躊躇すら沸かない。
 その精神はすでに人の理念を超えていたのかもしれない。

 こうして園崎詩音は鬼になる。
 それは仕方のないことだったのかもしれない。
 それは希望すらつきかけていた道に、降って沸いた一筋の光明だった。
 これまでの道のりが、余りにも暗い道だったから。
 願いが叶うというその希望に――その真偽すら疑いもせずに――、一心不乱にしがみついたのだ。

 それは悲劇と言えば悲劇だったし。
 喜劇と言えば喜劇だった。


307 :◆sqiKf5uFtc :2007/05/05(土) 02:37:50 ID:h0CFVUKX
――――――――――――2

 銃弾の雨に見舞われた至郎田は、幸運にも一つの銃弾も受けることなく何とかホテルに逃げ込むことができた。
 だがそれでも銃声は止まず、襲撃者は引く意志をみせない。
 至郎田はホテルの壁を盾にしながら支給品を手にする。
 追い詰められた至郎田の顔に恐怖の色は見えない。
 むしろ、その顔は光悦を含んでいた。
 その理由は、彼に与えあられた支給品にある。

 至郎田は運命を感じていた。
 至郎田の支給品は黄金の液体。
 それは、かつて己が作り上げた究極の料理ドーピングコンソメスープだった。
 スープのつくりかたは簡単。
 コンソメをベースにありとあらゆるドラッグ、筋肉増強剤などの食材・薬物を精密なバランスで配合し特殊な味付けを施してコトコト煮込むこと七日七晩。
 血液や尿からは決して検出されず、ありとあらゆる薬物を凌駕する効果を得れる究極料理ドーピングコンソメスープの完成である。
 幾多の参加者の中にありても、この究極料理は至郎田の手に入った。
 これはもはや運命。
 食の千年王国を築き上げろという天からの啓示だ。
 啓示を受けた至郎田に恐れるモノなど存在しない。

308 :◆sqiKf5uFtc :2007/05/05(土) 02:40:13 ID:h0CFVUKX
 至郎田正影には夢がある。
 食の千年王国を築くという壮大な夢が。
 神父は言った。
 最後の一人には願いを叶える権利が与えられると。
 それが事実ならば人殺しも致し方なし。
 優勝した暁には、この究極料理を世界の主食とするという、食の千年王国への第一歩を――――。

 至郎田は付属の注射器に黄金の液体――もちろんドーピングコンソメスープ――を注ぎ込むと、何の躊躇いもなく自らに突き刺した。

 このスープは口から食べるのではなく、血液から注入(たべ)る。
 これにより絶大なる効果は更に数倍。
 見る見るうちに至郎田の上半身がナイスバディに変化してゆく。
 クシカツ、と音を立てて支給品であるランタンが握りつぶされた。
 至郎田自身はたいした力を込めたつもりはない。
 その異常な握力を持ってすれば、人の頭蓋など容易く握りつぶしてしまうだろう。
 血走った双眸が異常なまでに見開かれた。
 それは獲物を狙う肉食動物にも似ていた。
 それはもはや人間の肉体ではない。
 化物すら凌駕する究極の肉体。

「さあ、参加者諸君、私の殺戮を止められるかな?」

309 :名無しかわいいよ名無し:2007/05/05(土) 02:42:28 ID:h0CFVUKX
――――――――――――3

 静かな夜に響くのは自らの放つ銃撃音のみ。
 それは獲物を仕留めるためのモノではなく、獲物を逃さないための威嚇射撃だった。

「――――ちッ」

 詩音は僅かに舌を打つ。
 ホテルに逃げ込まれてしまったのは厄介だった。
 銃弾を防ぐ石壁があるホテルは攻め辛い場所だった。
 詩音が攻めあぐねている間に、相手は体勢を立て直しているだろう。
 相手にどんな武器が支給されているかわからない以上、迂闊に飛び込むのは難しい。
 安全を期すならば、詩音にできるのは相手の退路を塞ぐべく威嚇射撃を続けることだけだった。
 だが、このままでは悪戯に弾丸を消費するだけで埒が空かない。
 しばらく思案した後、詩音は意を決してホテルへと接近していった。
 反撃を警戒し、細心の注意を払いながら進んでゆく。
 半ばまで距離を詰めたその時、ゴシカァンという音が響いた。
 敵が動いた。
 そう感じ取った詩音は、後手を取るまいと、いち早く入り口まで駆け抜け機関銃を構えた。

 ――――そこで詩音は地獄を見た。

 詩音は引き金を引くのも忘れ、呆然とその光景を見つめる。
 赤い部屋だった。
 そこに人間はいなかった。
 あったのは人間だったモノと人間でないモノ――――鬼が立っていた。

310 :◆sqiKf5uFtc :2007/05/05(土) 02:44:57 ID:h0CFVUKX
――――――――――――2.5

 襲い来る銃弾の雨もこの肉体の前では脅威にあらず。
 究極の肉体を手に入れた至郎田は、まずは襲撃者を抹殺しようと意気揚々ホテルから踊り出そうとした。

 ――――瞬間、

 地中から鬼が現れた。

 それはまるで、地獄から赤鬼が這い出てきたよう。
 その鬼の名は範馬勇次郎。
 背に鬼を持つ、地上最強の生物――――オーガであった。
 いち早くこの舞台に到達した範馬勇次郎は地中に息を潜め潜んでいた。
 それは、狙撃などの不意打ちを防ぐための防御策にして敵を待ち伏せ追い詰める奇襲策。
 とは言え勇次郎に奇襲を行うつもりはない。
 その策は獲物を逃さず堪能するための安全策。

 突然の出来事に戸惑う至郎田を余所に、勇次郎は至郎田の体を舐めるようにマジマジと見つめる。

「その体。薬物を使用したか」

 筋肉の張りや質がその状態を物語っていた。
 だが勇次郎にそれを咎めるつもりは一切ない。
 闘争において反則など存在しない。
 不意打ち、騙まし討ち、武器の使用、果ては薬物の使用においても全てが許される。
 そんな世界を範馬勇次郎は肉体一つで生き抜いてきたのだ。
 否。生き抜いてきたというのは正確ではない。
 範馬勇次郎は肉体一つでそんな世界を遊び抜いてたのだ。
 彼にとって薬物など調味料のようなもの。
 故に、その味付けに興味がそそられるのも当然のこと。

311 :◆sqiKf5uFtc :2007/05/05(土) 02:47:50 ID:h0CFVUKX
「味見させてもらうぜ、その体ッ!」

 愉う鬼。
 その体から熱風のような闘気が解放される。
 それだけで押しつぶされそうな威圧感が至郎田に圧し掛かる。
 それは、至郎田がかつて対峙した魔人より重い。
 動かなければ殺される。
 本能的にそれを悟った至郎田は、なりふり構わず勇次郎へと特攻してゆく。
 鉄鍋をも握り潰す超握力が勇次郎の顔面を掴んだ。
 そのまま至郎田は勢いを止めず、掴んだ頭部を地面と言う名の凶器に叩き付ける。
 ゴシカァン、という音が響く。

「…………フゥ〜〜……フゥ〜〜……クワッ」

 荒い息を整えながら、至郎田は笑みを漏らした。
 アレほどの威圧感を放つっていた男を、これほど容易く葬り去れた。
 鬼も、この究極料理ドーピングコンソメスープの前では恐れるに足らず。
 勇次郎の体は地面に突き刺さった体勢のままピクリとも動かない。
 そうピクリとも。
 奇妙と言えばそれが奇妙だった。
 重力に従い足が落ちるでもなく。
 衝撃に体を痙攣させるでもなく。
 勇次郎の体は倒立のような体勢のまま、本当に一ミリたりとも動かない。
 それは見惚れるような彫像にも見えた。


312 :◆sqiKf5uFtc :2007/05/05(土) 02:49:54 ID:h0CFVUKX
「その筋力、申し分なし」

 声が響く。
 同時に鬼の体が跳ね上がる。
 それはありえない跳躍だった。
 足を使った跳躍ではない。
 それは首の反り返りだけで、百キロはあろうかと言う巨躯を跳ね上げたのだ。
 跳ね上がった体は猫科動物のようにクルリと空中で一回転し、音もなく地面に両足をつく。

「だが、スピード、タイミング、テクニック、その全てが幼児にも劣る児戯ッ!
 さらに、倒れこんだ相手に追撃を怠るその精神ッ、何たる軟弱ッ!」

 コキコキと首を鳴らす、鬼の毛が怒りに逆立つ。
 調味料の味見をするべく攻撃を受けたものの、その味は四流。
 勇次郎の怒りと殺意は膨れ上がり、押しつぶす威圧感は先ほどの幾倍にも達する。
 それは蛇に睨まれた蛙。否、鬼に睨まれた蚊トンボに等しい。
 完全に飲み込まれた至郎田は指一本動かせない。

「消え失せい――――ッ!」

 響く怒声。
 それから瞬きの暇もない間に、至郎田の体に恐るべき破壊が実行された。

313 :◆sqiKf5uFtc :2007/05/05(土) 02:52:14 ID:h0CFVUKX
――――――――――――5

 血溜まりに佇む勇次郎の眼が詩音を捕える。
 それは人間の眼ではなかった。
 獣の眼ですらない。
 園崎に宿る鬼とは本質から違う本物の鬼の眼だった。
 その眼光は一瞬で詩音を飲み込む。
 遠目で見るのと、その殺意を直接向けられるのでは天地の差がある。
 勝てる? *せる?
 酷い思い上がりだ。
 生命である以上アメンボでもわかるだろう。
 アレには勝てない。
 勝ち目など万に一つもない。

 詩音は踵を返し走り出す。
 ここにいては*ぬ。
 あの赤い鬼に*される。
 思考するでもなく本能が体を動かした。
 目の前の”死”から逃げるように詩音はその場から逃げ出した。


314 :◆sqiKf5uFtc :2007/05/05(土) 02:57:02 ID:E1DnfkWG
――――――――――――6

 勇次郎は走り去ってゆく詩音を歯牙にもかけない。
 勇次郎が喰らいたいのは、ふぬけた駄菓子ではなく血の滴り落ちるステーキだ。
 脱兎の如く逃げ惑う女子供に興味など沸きもしない。

 メインデッシュたる獲物は二人
 黄金の騎士と蒼い獣。
 その対決を想像するだけで、勇次郎の心は遊園地に挑む子供のように躍る。

 そしてもう一つ、ともすればメインデッシュよりも楽しみな一戦があった。

「――――バキよ、俺の餌として精々この場でも鎬を削るがいい」

 戦場にいる我が子を想うその顔は、狂気に侵されているようでもあったし、喜びに満ち溢れているようにも見えた――――。


315 :◆sqiKf5uFtc :2007/05/05(土) 02:59:10 ID:E1DnfkWG
――――――――――――7

「――――ハァ、――――ハァッ」

 走る走る。
 とにかく走る。
 背に迫る死の影から逃げるために。
 死ぬわけには行かなかった。
 希望を目の前にして、死ぬわけには。
 詩音の瞳に諦めの色はない。
 その頭は必死で方法を考えていた。

(あの化物を*すには、腕力じゃ駄目だ。拳銃じゃ駄目だ。
 もっと別の方法が必要だ。
 考えろ、考えろ、考えろ考えろ考えろ詩音。
 何か方法があるはずだ。何処かに希望があるはずだ)

 詩音は考える。
 己のありとあらゆる力を使い考える。
 そしてその思考はある結論に至る。

 ――――人を利用すればいい。

 よくよく考えれば、全て自分で手を下す必要は無い。
 要は最後の一人になればいいのだ。
 私一人の力では化物には勝てない。
 それに身にしみてよく分かった。
 だが二人なら? 三人なら? 百人ならどうだ?
 もしくは同じ化物を利用して、化物を潰し合わせればいい。

「待っててね悟史くん、絶対に――――――」

 月に誓いを立てるその顔は、狂っているようにも見えたし、喜んでいるようにも見えた――――。

316 :◆sqiKf5uFtc :2007/05/05(土) 03:01:28 ID:E1DnfkWG
【E-4 ホテル跡内/一日目・黎明】

【範馬勇次郎@グラップラー刃牙】
 [状態] 健康
 [装備] なし
 [道具] 荷物一式、支給品不明
 [思考] 1:この戦場を遊ぶ。
     2:黄金の騎士(ギルガメッシュ)と蒼い獣(ランサー)と戦う。
     3:刃牙を――?

【D-4 高原池近く/一日目・黎明】

【園崎詩音@ひぐらしのなく頃に】
 [状態] 健康
 [装備] HK MP5K@フルメタルパニック
 [道具] 荷物一式
 [思考] 1:人を利用し勝利する。
最終行動方針:優勝して悟史ともう一度……。

【至郎田正影@魔人探偵脳噛ネウロ 死亡】
【残り28人】


317 : ◆sqiKf5uFtc :2007/05/05(土) 03:05:10 ID:E1DnfkWG
GW? なにそれ? 食えるのか?
な仕事だもんで音沙汰なくてすいません。

DCSはコイツ以外が使ってもネタキャラ一直線なもんで直接コイツに支給しちまいました。
まぁ、コイツが使ってもネタキャラですが。

>>300
まとめはできると思ってなかったのでマジありがたいッス。

とは言え、こんな駄文ばかりまとまってるのは寂しいのでどなたか、一つ書いて見ませんか?


318 :名無しかわいいよ名無し:2007/05/05(土) 11:14:51 ID:f0hLAjhP
>>317
投下GJ
DCSの登場で詩音死ぬのかと思ったw
勇次郎が出てきたのは、ちょっと以外だったかな。

それよりも、これが駄文だなんてあんた謙遜しすぎだよ。
駄書き手の俺よりも、数倍面白い文章だし。
忙しいかもしれんがこれからも頑張ってください。

俺も書いてはみるが、……期待はしないでくれ。

319 :名無しかわいいよ名無し:2007/05/05(土) 23:21:59 ID:KDb99MdZ
期待age

320 :名無しかわいいよ名無し:2007/05/07(月) 01:32:25 ID:Hl3tCv/D
保守

321 :名無しかわいいよ名無し:2007/05/08(火) 00:17:03 ID:jXbEsG+O
ちょっと書こうと思ったんだが、◆sqiKf5uFtc氏と書いてるキャラが被りそうで怖い。

322 : ◆sqiKf5uFtc :2007/05/08(火) 03:14:28 ID:DBF6tfeP
いやいや、別に気にせんで下せぇ。
書いてくれる方が増えるほうがありがたいです。

323 :名無しかわいいよ名無し:2007/05/08(火) 23:29:30 ID:jXbEsG+O
りょーかい。それじゃあ遠慮なく書かせていただきます。
はっきり言って並以下の書き手ですが、経験を積むつもりで頑張ります。

324 :古泉一樹の考察 ◆DXSYJTf12U :2007/05/09(水) 20:45:36 ID:6CleDKZ1
「殺し合い……ですか」

 消毒液と薬剤の独特な臭いがする診療所の内部で、古泉一樹は一人思考に耽っていた。
 病人用の白いベッドに腰を掛け、手には先ほどまで目を通していた参加者名簿が握られている。
 彼が考えているのは、今回の殺し合いの主催者と涼宮ハルヒの能力との関係についてだ。
 このゲームにも参加させられている涼宮ハルヒという少女には、自分の望みを思い通りの形で発現させるという正体不明の力を持っている。
 それはどんな非現実的な事象も実現させることができる。
 宇宙人、未来人、超能力者は勿論のこと、あの神父のような存在を生み出すことも容易であろう。
 つまり、今回の一件すらも彼女が原因で起こった可能性があるということだ。
 涼宮ハルヒ本人は、自身の持つ能力の存在には気が付いていない。
 それでも無自覚の内に力は発動してしまう。
 例えば彼女が殺し合いを主軸とした娯楽小説を読み、その本の出来事が実際に起きたら面白そうだと考える。
 それだけで十分なのだ。
 涼宮ハルヒがそう思うだけで、それは現実のものとなる。

「……なることはなるでしょうが、可能性としてはかなり低いでしょう」

 名簿をデイパックの中に入れながら、古泉は確信したように呟いた。
 涼宮ハルヒは客観的に見れば常軌を逸した思考の持ち主に見える。
 だがその実、彼女はまともな思考形態を持った人間である。
 そのお蔭で世界は今の今まで彼女の力に振り回されること無く、多少非現実な面も有りはするがバランスを保っていられるのだ。
 そして彼女は殺し合いを望むような人格の持ち主ではない。
 以前、古泉が所属する機関が主催したサプライズパーティーでの出来事。
 嘘の殺人事件に対して、動揺する素振りを見せる彼女を古泉は見ている。
 それだけではなく、古泉は超能力に目覚めてから3年の間、機関の一員としてハルヒの行動を常に監視し続けてきた。
 だから古泉は彼女が殺し合いを望むような人間ではないと知っている。
 では一体、あの神父は何者なのか?

 可能性はいくらでもある。
 涼宮ハルヒは殺し合いを望んではいなかったが、異世界人やその他のオカルト的な事象を強く求めていた。
 あの神父や化物は、その願いが原因で生まれた存在だとすれば説明も容易い。
 彼女自身は殺し合いを望んでいなかったが、別の望みによって生まれた独自の思考回路を持つ存在もそうだとは限らない。
 3年前のある日突然、古泉は自分にある能力とそれをどう使うべきかを知っていた。
 彼と同じ力を持つ人間が彼と同様に力に目覚めたことも、同時にそれが涼宮ハルヒによってもたらされた物であることも知った。
 理由はわからないが、何故かいつの間にか知っていた。
 それと同じように、非人道的な考えを持った悪と呼ぶべき存在が彼女のことを知覚していたとすればどうだろう?
 答えは非常にシンプル。
 そのような能力を放っておくような真似はせずに、是が非でも我が物にしようと企むだろう。
 これが古泉の本命の考え。
 残る予想は『情報統合思念体』の中の数ある派閥の一つでもある急進派。
 そしてSOS団の冬の合宿時にSOS団団員の5人全員を謎の洋館に閉じ込めた、『広域帯宇宙存在』と呼ばれる情報統合思念体とは起源を異にする存在。
 この二つの勢力は過去にも不可解な行動を取っているために、黒幕が実はそれらの存在だという可能性もある。

325 :古泉一樹の考察 ◆DXSYJTf12U :2007/05/09(水) 20:46:17 ID:6CleDKZ1

「何れにせよ、早急に涼宮さんと彼の安全を確保する必要があるみたいですね」

 もし敵が本当に涼宮ハルヒを狙っているのだとすれば、この状況は非常に危険だ。
 かつての朝倉涼子のように、彼女に何らかの刺激を与えそれによっておこる情報の変化を観測するか、
 もしくは観測などではなく、世界の物理法則そのものを捻じ曲げようなどとしているならばそれは絶対に阻止しなくてはならない。
 古泉は今の世界に彼なりの愛着を持っている。
 SOS団の団員として過ごす毎日や、涼宮ハルヒのよって振り回される日常も失いたくは無い。
 だから、古泉は涼宮ハルヒとキョンの身を守り、尚且つ無事にこの悪魔のゲームを脱出する方法を探ろうと決意する。
 
「とは言っても、既に物理法則の一部は大きく変わっているかも知れませんね」

 最初の空間での化物たちの戦いを、間違いなく涼宮ハルヒも目撃している。
 彼女があのような化物はどこにでもいるようなものだと納得していれば、
 今頃元の世界では、街中でモンスターや魔法使いなどが激戦を繰り広げる大層愉快な世界になっていることだろう。
 もっとも、それは情報統合思念体などにとっては喜ぶべき事態なのであろうが。
 
「そろそろ行動を開始したほうがよさそうですね、手遅れになってしまってはどうしようもないですし。
 長門さんが外部から何らかのアクションを取っていてくれれば良いのですが……」

 このゲームに参加していない宇宙人の少女が外部から援護してくれることを期待しながら、古泉は診療所の扉を開き表に出る。
 外には灯り一つなく、満月の淡い光だけが周囲を不気味に照らしている。
 そこで古泉は試しに自身の超能力を発現させてみる――が、何も起こらない。
 ここが閉鎖空間と似たような場所であった場合、古泉の体が赤い球体に包まれるか、
 以前のカマドウマとの戦いの時のようにハンドボールほどの大きさの火球が掌に出現してもいいはず。
 しかし何も起こらない。
 それはこの空間が涼宮ハルヒが原因の閉鎖空間ではなく、別の原理によって造られている空間であること意味していた。

「もしかしたらと思ったのですが、やはり無理でしたか。
 いざと言う時には僕は無力……ということになりますね」

 閉鎖空間でのみ使用可能な超能力が使えることを除けば、古泉はそこらの一般人と大差はない。
 当然、あの化物達を相手に戦って勝てるような戦闘能力もない。
 その事実に若干の失望感と不安を覚えながらも、古泉は当ても無く歩き始める。
 涼宮ハルヒと彼女にとっての鍵となる少年を探すために。

326 :古泉一樹の考察 ◆DXSYJTf12U :2007/05/09(水) 20:46:56 ID:6CleDKZ1
 【I-7 沖木島診療所付近/一日目・深夜】

【古泉一樹@涼宮ハルヒの憂鬱】
 [状態] 健康
 [装備] なし
 [道具] 荷物一式、支給品1〜3(本人確認済み)
 [思考] 1:涼宮ハルヒとキョンの安全の確保。 
最終行動方針:涼宮ハルヒ、キョンと共にゲームを脱出する。
 [備考] 古泉の超能力は使用不可です。


327 : ◆DXSYJTf12U :2007/05/09(水) 20:49:18 ID:6CleDKZ1
以上で投下終了です。
問題があったら指摘をお願いします。
それと、もしよければ批評なんかもしていただければ幸いです。

328 :名無しかわいいよ名無し:2007/05/09(水) 22:48:18 ID:SAjp68RH
じゃあ死んでください

329 : ◆sqiKf5uFtc :2007/05/12(土) 04:57:06 ID:RK3L1cF9
文章に関しては偉そうにいえるアレでも無いので遅れ馳せながら感想だけ。

考察内容が小泉らしく、ハルヒ達への信頼感も伝わってくる内容でした。
個人的に、超能力の使えない小泉が地味キャラ脱出できるか注目したい所です。

超能力に関してどうするかは非常に悩みどころだったので落としどころを決めてくださったのはありがたかったす。


330 :死亡フラグ? ◆sqiKf5uFtc :2007/05/12(土) 06:12:50 ID:RK3L1cF9
(……潮の香がする)

 空を跳ぶストリートファイター、エアマスターこと相川マキは海を眺めていた。

 不気味に波打つ夜の海を見つめながら、神父の言葉を思い返す。
 細かいルールは右から左へ抜けて行ったが、その言葉だけは頭に残っている。

(殺し合い…………殺し合いって)

 相川マキは死を恐れない。
 いや、むしろ、消えてなくなりたいと、自分という存在が初めから無かった事にしてもらえたらどれだけいいか。
 そんなことばかり考えていた時期すらあった。
 その状況から救ってくれたのはストリートファイトだった。
 ストリートファイトは私にあの頃のような刺激を与え、私を正常に戻してくれた。

 そう。ストリートファイトは、私を”別の”正常に戻してくれた。

 では殺し合いはどうだろう?
 この状況は、これ以上なく刺激的だ。
 刺激のない人生では、体は錆びつき、頭が腐ってゆく。
 それが耐えられない。

(……………う〜ん)

 だが、命のやり取り、これは行き過ぎなんじゃないだろうか。
 どちらにせよ、大手を振って歓迎できる状況ではないのは確かだ。

(ま、いっか)

 なにがいいのか全くわからないが、とりあえず思考を打ち切る事にする。
 今後だのどうすべきかなどと、遠い考えに思いを馳せるのは自分には似合わない。
 というか無理だ。
 敵が来れば戦う。
 自分にできるのはそれだけだろう。

 少し目を閉じてみる。
 脳裏に浮かぶのは、赤と青と黄金の影。

 ドクンと、心臓が高鳴り全身の毛が疼く。
 喜んでいると、マキはその感情の高ぶりを認める。

「自分と同じ、化物と出会えて嬉しいのか――――エアマスター?」

 問いかけは”誰か”にではない。
 自身の中にいる、エアマスターという名の化物にだった。

331 :死亡フラグ? ◆sqiKf5uFtc :2007/05/12(土) 06:14:52 ID:RK3L1cF9
「…………はぁ」

 三千院家の借金執事こと綾崎ハヤテは海沿いで腰を落としながら溜息をこぼしていた。

 いきなりこんなところに放り出されて殺し合いを強要されるとは。
 自分の不幸もここに極まった、といった感じだ。

 両親が夢追い人という名のニートで、幼い頃から生活費を稼ぐためにバイト生活を送ってきた。
 その挙句、クリスマスに1億5680万4000円の借金を残して両親が蒸発するわ。
 その借金返済のために、とても親切な人たちに南国のパラダイスに連れて行かれそうになったりと、自分の人生は不幸が付き物だった。
 だが三千院家に、ナギお嬢様に拾われて以来、波乱万丈はあれど、やっと生活は恵まれてきた。
 そう思っていたのに、まさかここに来て、こんな大どんでん返しがあろうとは。
 幾度目かになる溜息をこぼしながら、辺りを見渡した。
 どうやらここは、海に囲まれた離島のようだ。
 まあ幸い、サバイバルは得意だ。
 例え裸で無人島に放り出されたとしても、生きて行ける自信がある。
 だが、ここで行われるのはただのサバイバルじゃない。
 人と人とが殺し合う、バトルロイアルだ。
 そして、この島には野生動物よりも恐ろしいモノが潜んでいる。

 思いだされるあの光景。
 RPGのラスボスみたいなドラゴンに。
 ドル○ーガ宜しく、黄金の鎧を装備した騎士。
 これまで日本刀を持ったとても親切な人たちやホワイトタイガー猫、果てにはロボットといった目茶苦茶なモノと戦った事のある自分でも、あんなのとまともに殺りあったら流石に死ぬ。

 あんな連中を相手にするのなら最低限、重火器くらいは必要だ。
 まあ、流石にこんなリュックに重火器が入っているワケもないだろうけど。
 せめて、何か身を守るれるモノが入っていればいいのだが。

 僅かな期待を込めながら、支給されたリュックに腕を入れゴソゴソと中を漁る。
 だが、期待に反して出てきたのは腕時計が一つ。

「懐中時計が別に支給されてるから、これは何か別のモノなんだろうけど……」

 コ○ンのように麻酔針が出るわけでもあるまいし、いまいち用途がわからない。
 試しに電源をいれて見るか?

「…………爆発とかしないだろうな、これ」

 そんな不安を抱きながらも、恐る恐る電源を入れてみる。
 幸いというかなんというか爆発はせず、ゆっくりと液晶に光が灯ってゆく。
 腕時計の液晶に表示されたのは時間ではなかった。
 中心に一つ。周りに多数。
 映し出されたのは点滅する幾つもの光点。
 動いている点もいくつかあれば、止まっている点もある。

332 :死亡フラグ? ◆sqiKf5uFtc :2007/05/12(土) 06:17:20 ID:RK3L1cF9
「ひょっとしてこれは…………!」

 この手のゲーム定番の便利アイテム。
 いわゆる参加者探知機ではないだろうか?
 これさえあれば不意を打たれる憂いもなく、参加者との接触も非接触も思いのまま。
 戦うにも、逃げ回るも、人を探すにも使える万能品だ。
 間違いなく、これは武器以上に役に立つ代物だ。
 こんな当たりアイテムを引き当てるだなんて、不運続きな自分にしては珍しいくらいの幸運だ。
 思いもよらぬ幸運に歓喜しながら試しにもう一度リュックを漁ると、手に硬いモノが触れる感触が。

「まだ、なにかあるみたいだぞ」

 参加者探知機と言う便利アイテムを引き当てた上にまだ別のアイテムがあるだなんて。
 こんなことに巻き込まれてなんなのだが、今の自分はいつになくついているのではないだろうか?
 そうだ、この事態がトドメとなったのだろう。
 ついにここに来て自分の不運も底をつき、ツキが回ってきたんだ。

「さ〜て。なにが出るかな、っと」

 鼻歌交じりに意気揚々と取り出したるは、拡声器という名の死亡フラグ。

「…………………………」

 落ち着け。
 落ち着くんだ綾崎ハヤテ。
 落ち着いて素数を数えるんだ。
 そうだ、逆に考えるんだ。
 拡声器も使わなければ死亡フラグにはならないさ、と考えるんだ。

333 :死亡フラグ? ◆sqiKf5uFtc :2007/05/12(土) 06:19:27 ID:RK3L1cF9
「…………とりあえず、今のは見なかったことにしよう」

 ゆっくり拡声器をしまいこむ。
 嗚呼、でも何故だろう。
 必ず自分がこれを使う状況に追い込まれる気がするのは。

 ひとまず気を取り直し、参加者名簿を開く。
 僅かな光を頼りにその内容に目を通す。
 まずお嬢様の名がないことに一息。
 だが安心もしていられない、名簿の中に知ってる名が一つあった。

 ――――桂ヒナギク。

 よりにもよってヒナギクさんまでこんなことに巻き込まれているだなんて。
 いくらヒナギクさんと言えども、過酷なこの状況を乗り切るのはかなり厳しい。
 早く見つけ出さなければ取り返しのつかない事になってしまうかもしれない。
 そうなる前に、早急にヒナギクさんを探しださなければ。
 この参加者探知機があれば、見つけるのにもそう苦労はしないはずだ。

「…………よし」

 指針は立った。
 ならば、ゆっくりしている暇は無い。
 立ち上がり、参加者探知機を右腕にはめて最も近い光点を目指した。

334 :死亡フラグ? ◆sqiKf5uFtc :2007/05/12(土) 06:21:38 ID:RK3L1cF9
 しばらく進み、ある程度光点の示す位置まで近づくと、見つからぬよう身を隠す。
 そこから見えたのは、遠目からしてもなんもとわかりやすい影だった。
 夜にも負けず輝きを放つ金ピカな男。
 最悪のジョーカーである黄金の騎士だ。
 たしか名前はギルガメッシュと言ったか。

 最も近い位置にいた参加者が、あの男であると言うのは不運だが。
 探知機がなければその存在に気付きもせず出会っていたことだろう。
 まずは探知機に感謝しておく。
 危険人物とわかれば長居は無用だ。
 ひとまずこの場を離れ、次の参加者を探そう。
 そう思い探知機に目を落す。
 そこで、不運にも黄金の騎士に近づいている光の点を発見してしまった。

(まずい……このコースは)

 双方、互いの存在にまだ気付いていないようだが。
 このまま進めば確実にブチ当たる。
 出会ってしまえば、行われるのは一方的な虐殺だろう。
 近づいてくる人物を静止しようにも、こちらとその人物の間には黄金の騎士ギルガメッシュがいる。
 こちらから近づくのは自殺行為だ。
 かといって、ギルガメッシュを避け回り込んでいては静止は間に合わない。

「………………」

 だが、方法はある。
 近づいてくる人物を逃がす方法が一つだけ。

 だが、そんなことをしたら、ほぼ間違いなくこちらが死ぬ。
 ――――あの黄金の騎士に殺される。
 死にたくないのなら、この場はすぐに立ち去るべきだ。
 そうだ、どうでもいい他人のために命が賭けてどうするというのか。
 踵を返し、その場を離れようとする。

「………………ッ」

 だが、足が動いてくれない。
 逃げなきゃ駄目だ。
 逃げなきゃ駄目だ。
 逃げなきゃ駄目だ。
 だって、そうだろう、そうしなければ自分が死んでしまうんだから。

335 :死亡フラグ? ◆sqiKf5uFtc :2007/05/12(土) 06:24:04 ID:RK3L1cF9

 だけど、それでも、

 このまま放っておいたら…………。


『そこの人、逃げてください!!』


 拡声器によって拡大された声が夜を打った。
 こちらに気付いた赤い双眸が怪しく輝く。


 …………あ〜あ、使ってしまった。



【G-9 海沿い/一日目・深夜】

【綾崎ハヤテ@ハヤテのごとく】
 [状態] 健康
 [装備] 人ナビ@エアマスター
 [道具] 荷物一式、拡声器
 [思考] 1:ギルガメッシュから何とか逃げる
     2:ヒナギクを探す
     3:何とかして脱出する

【H-9 海沿い/一日目・深夜】

【ギルガメッシュ@Fate/stay night】
 [状態] 健康
 [装備] 王の財宝(ゲート・オブ・バビロン)@Fate/stay night
 [道具] 荷物一式
 [思考] 1:参加者を皆殺しにする。
    2:鬼(勇次郎)は自らの手で殺す。

【相川摩季@エアマスター】
 [状態] 健康
 [装備] なし
 [道具] 荷物一式 支給品不明
 [思考] 1:考えなし、とりあえず襲ってくる輩は倒す。


336 :名無しかわいいよ名無し:2007/05/12(土) 23:47:30 ID:ZMMxOXmq
>>335
投下乙!
ハヤテらしいパロディに吹いたw
というかハヤテやばいな。いくらガン○ム並でもギル様には勝てんよw
摩李がどう動いてくれるかが、運命の分かれ道だな。

337 :名無しかわいいよ名無し:2007/05/13(日) 00:00:40 ID:ZMMxOXmq
それとwikiにはすでに置いてあるけど
一応こっちにも参加者現在地を標した地図を貼っときます。

ttp://takukyon.hp.infoseek.co.jp/cgi-bin/clip/img/110.jpg

338 :名無しかわいいよ名無し:2007/05/13(日) 23:02:03 ID:Vm7RpbjU
保守

339 :名無しかわいいよ名無し:2007/05/14(月) 21:58:12 ID:EpO5cHcO
ほしゅ

340 :名無しかわいいよ名無し:2007/05/15(火) 23:39:43 ID:AGIHCnpQ
保守しようか

341 :名無しかわいいよ名無し:2007/05/16(水) 23:33:11 ID:2I3zrNaw
捕手

342 :名無しかわいいよ名無し:2007/05/18(金) 02:18:08 ID:dkmkKPLs
保守

343 :名無しかわいいよ名無し:2007/05/18(金) 23:25:41 ID:lEmAoUC0
保守

344 :名無しかわいいよ名無し:2007/05/19(土) 01:00:19 ID:dBPhVpl4
結局>>1の条件みたす最強は本家バトロワの桐山だね

345 :名無しかわいいよ名無し:2007/05/20(日) 00:28:14 ID:Fn1J/I7K
寝る前に保守

346 :名無しかわいいよ名無し:2007/05/20(日) 23:24:50 ID:L/jTA/i1


347 :小さな影 ◆sqiKf5uFtc :2007/05/21(月) 22:59:34 ID:k0Z/Gstp
 立ち並ぶ民家を包むのは驚く程の静寂だった。
 寂れた村の夜とはいえ、この静けさは異常である。
 人影のいない民家。
 虫の声一つしない。
 夜に融けるこの世界は、まるで死んでしまったようだ。

 死を孕んだ不吉な暗闇に赤コートが翻る。
 現れたのは小さな影。
 静寂に響くのは、小さな影にそぐわない重い足音。
 それもそのはず、踏み進むその左足は鋼で出来ていた。
 左足だけではない、その右腕も鋼の義肢、機械鎧(オートメイル)。
 故にその少年の二つ名は――鋼の錬金術師。
 史上最年少で国家錬金術師の資格を得た天才錬金術師エドワード・エルリックは、願いが叶うという神父の言葉を思い返していた。

 エドワード・エルリックには叶えたい、いや、叶えねばらならない願いがある。
 エドワードはかつて禁句を侵した。
 最大の禁句とされる人体錬成。
 それは神の領分を侵す行為。
 太陽に近づきすぎた愚か者はその代償を払う事になる。
 エドワードが支払った代償は左足と弟。
 その結果、弟は、アルフォンスは、眠れない、泣けない、痛みも感じない体になってしまった。
 いや、そんな体にしてしまったのはエドワード自身だ。
 だから、その責任を取らなければならない
 真理に持って行かれた、弟の体を取り戻す。
 それはエドワード・エルリック最大の目的にして義務なのだ。

 ならば、もし自分が最後の一人になれば、アルを――たった一人の家族の体を――元に戻すことができるのではないだろうか。

「ああッ。なにを考えてるんだオレは」

 目の前に釣り下げられた餌に、一瞬でも心が揺れてしまった自分の弱さに唾を吐く。
 そんな考えは二秒で却下だ。
 確かにどんな事をしても元の体には戻りたい。
 戻りたいが、誰かを犠牲にしてまで元の体に戻ることなど、オレもアルも望んじゃいない。
 大体、神父の有無を言わせぬ迫力に丸め込まれかけたが。
 冷静に考えれば、あの胡散臭い神父が約束を守るとは到底思えない。

348 :小さな影 ◆sqiKf5uFtc :2007/05/21(月) 23:01:38 ID:k0Z/Gstp
 とっとと気持ちを切り替えて、与えられたリュックの中身を確認する。
 いきなり離島に放り出されたが、環境はガキん時の修行と似たようなもんだ。
 むしろサバイバル道具が与えられているぶん、こっちの方がいくらかマシだろう。
 出てきたのは神父の言葉通り基本的なサバイバル道具と、黄金のチャンピオンベルトだった。

「…………なんじゃこりゃ」

 こんなもの、どう使えと。
 ……まあ、これは錬成の材料にでもしよう。
 あとは参加者名簿か、ひとまずそれに目を通してみる。
 その中で見知った名は、大佐に、ウィンリィだと!?

「クソッ、やられた!」

 大佐はどうでもいいが。
 あのクソ神父、ウィンリィまで巻き込みやがるだなんて。
 アイツに戦う力なんてない。
 すぐに探し出さないと取り返しのつかないことになる。
 それはわかってる。
 だが、なんの手がかりもなしに闇雲に探してもだめだ。
 島一つ走り回って偶然会えるだなんて奇跡はあり得ない。
 冷静に、錬金術師として現状を見極めろエドワード・エルリック。

 まず、この参加者名簿だが、どうしても解せない点が一つある。

「……なんでウィンリィなんだ?」

 その疑問は感情的な所からいっているのではない。
 人選がオレとアルと大佐なら、まだ解る。
 この三人は人造人間達が「人柱」候補と呼ぶ錬金術師だ。
 人選がこの三人ならばヤツ等裏で糸を引く悪巧みだと推測できる。
 だが、そうではない。
 では、なぜウィンリィなのか?
 オレに対する脅しか?
 いや、人質の安全を確保しなければ人質としての意味がない。
 同じ舞台に突っ込んでる時点でそれはないだろう。

 ――――そもそも。この離島に集められた参加者は、いったいなにを基準に選ばれたのか?


349 :小さな影 ◆sqiKf5uFtc :2007/05/21(月) 23:03:40 ID:k0Z/Gstp
 これ程の大掛かりな事態だ。
 何か目的があるに決まってる。
 そして、この人選はその目的に沿ったモノであるはずだ。
 その目的はなんだ。
 この儀式めいた、殺し合いの目的は?
 賢者の石の精製か?
 違う。
 生きた人間、その魂を材料とする賢者の石の精製と、複数の人間を殺し合わせるなどと言う行為は似て非なる物だ。
 それどころか、その実、まるで正反対の儀式だ。
 殺し合いなど、精製の観点から行けば、わざわざ集めた材料を破棄する行為だろう。

 なにか、ヒントになるような材料はないか。
 少ないヒントを手繰り寄せるように神父の言葉を思いだす。

『……ふむ。こちらにも事情といものがあるのでな。
 すまないが、殺し合いは会場まで我慢してもらうほかない』

 そうだ、そういえばこんな事を言っていた。

 事情ってのは目的のため必要なことだろう。
 殺し合いはここで行って意味があるってことか?
 いや、この場所自体に意味があるのか?
 そもそも、ここはどこだ?
 あの時、移動させられるときの感覚は真理の扉を開いた時の感覚に似ている気がした。
 いや、むしろグラトニーの時に近いか?
 ならここはオレがいた場所とは違う世界、か?

「あぁ、クソ……ッ!」

 考えがまとまらず頭を掻き毟る。
 駄目だ。
 これ以上は、目的を推測するにも情報が足りなさすぎる。
 ウィンリィを探すにも情報収集は必要な行為だろう。
 まずは行うべきは情報収集だ。
 行うべき事は決まった。
 だが、動き出す前に確認しておくべきことがある。

 大きく息を吸い、鋼の腕と生身の腕を合わせる。
 腕はパンと音を立て円を描く。
 その両腕で地面に触れる。
 雷と火花が舞い散り、出来上がったのは小さな象。

350 :小さな影 ◆sqiKf5uFtc :2007/05/21(月) 23:05:42 ID:k0Z/Gstp
「…………よし」

 確かな変性反応だった。
 ホーエンハイムに似た「お父様」と対峙した時と同じく、発動しない可能性も考えたが、この場でも錬金術は発動する。
 だが、小骨が詰まったような小さな違和感を感じる。
 何かが違う。
 法則はあってる。
 なにが違うというんだ?

「――――誰かいるのか?」

 唐突に背後から声が響いた。
 虚をつかれたものの、瞬時に声の方向に振り向き、戦闘の構えを取る。
 現れたのは小さな影。
 暗闇に緑の法服が風に揺れる。
 それは自衛のためか、それとも、やる気満々なのか。
 その手には月明かりを返し怪しく輝く幾多の刃があった。

「…………ちぃ」

 思わず舌を打つ。
 今の変性反応を発見されたか。
 焦りすぎた。
 確認のためとはいえ迂闊に錬金術を使ったのは失態だった。

「こっちはやり合うきはねぇんだが、その剣を収めてみる気はねぇか?」

 たいした希望を込めず、とりあえず告げてみる。
 本命は時間稼ぎ。
 その隙に右腕の機械鎧を刃に錬成しようと、腕を合わせようとして。

「ああ、そうだな。こっちも、争う気はない」

 その前に、少年は気の抜けるほどあっさりと刃を収めた。
 というか、煙のように刃が消えて残ったのは柄だけだった。
 錬金術か? いやそれにしては変性反応がなかったが。

「人を探してるんだ、何か知ってることがあったら教えてくれ」

 少年の口から出たのはそんな言葉。
 若干、肩透かしをくらったが、なかなか話は悪くない方向に進んでいるようだ。
 一先ず警戒を解き、こちらも敵意がない事をアピールする。

「だったらよ。情報交換と行こうぜ」

 ニヤリと笑いそう告げた。

351 :小さな影 ◆sqiKf5uFtc :2007/05/21(月) 23:07:57 ID:k0Z/Gstp
「――――――聞けば聞くほど別物だな……」

 その後、オレと少年、李小狼は適当な民家に身を移し情報交換を行うことにした。
 まず小狼と交換した情報は自分達がどこから連れてこられたかと言うこと。
 それを尋ねた理由は、参加者選出の規則性を知るためと言うのが一つ。
 そして、別の場所から集められたのではないかという仮説の裏付けをとるためと言うのも一つ。
 更に、まだ開始して間もないこの段階で、この舞台での話をしてもあまり得られるモノはないという推測から。

 そして、その小狼の話から知りえた情報は魔術という概念。
 単語としては知っているが、それが実在する世界があると言うのはにわかに信じがたい。
 錬金術と言うのは、あくまで科学の領域だ。
 魔法だの魔術だのとは全くの別物である。
 だが、先入観は目を曇らせる。
 非常識なものは先ほど十分見たばかりだ。
 そんな物はないという決めつけは捨てよう。

「じゃあ、オレと小狼は違う場所から、その魔法で召還されたのか?」

「恐らく。
 高位の術者ともなれば、異世界への移動も可能と聞く。
 あの神父にはその力があるんだろう」

 小狼はたいした迷いも無くそう断言する。
 そこまで言い切るからには本当なのだろう。

「じゃあ、ここから脱出するには、その異世界を移動する力があればいいって訳か?」

「ああ、だけど世界移動なんて大魔法はオレもさくらも使えない。
 参加者の中にそれだけの使い手がいるとは思えない。

「……そっか」

 異世界の移動。
 真理の世界を別の世界とするならば、それは自分にも不可能な話ではない。
 だが、その扉を開くには対価が必要となる。
 グラトニーに飲み込まれたときはクセルクセス人の魂を対価として脱出したが、今はその対価がない。
 一人通るだけで肉体の一つくらいはとられるのだ。
 参加者30人の通行料となればそれこそどれ程になるか。
 五体満足で元の世界に戻りたいなら、別の方法が必要だろう。

352 :小さな影 ◆sqiKf5uFtc :2007/05/21(月) 23:10:10 ID:k0Z/Gstp
「…………なあ小狼。あのド派手な金ピカ男を覚えてるか?」

 その問いに小狼は無言で頷く。
 まあ、今の今だ、アレほど大暴れされたんだから忘れるはずもないだろう。

「あいつ、たしか、ドラゴンに向かって山のように武器を投擲してたよな?」

「ああ」

「けどよ。アレだけの量の武器を、いったいどこに隠し持ってたんだと思う?」

 こちらの問いに小狼は「……そうだな」と呟き暫し思案する。

「……あの時、あの男から僅かだが魔力の変動を感じた。
 隠し持ってたんじゃなくて、あの場で武器を創りだしていたんじゃないか?」

「いや、質量保存の法則もある。何もない空間からアレだけの錬成はできないはずだ。
 オレが思うに、あれは別の場所から取り出してるんだと思う」

「別の場所?」

「そう。多分アレは武器を収納した場所へ、空間を開いているんだ」

「そこから武器を射出している、か……それは確かに、あり得ない話じゃないな。
 けど、それがどういう……」

 小狼の言葉を遮るように、ピンと指を立てる。

「で、だ。魔力だとかそう言う話は専門外だから聞きたいんだが。
 あの能力はアイツ自身のモノなのか、それともなにか道具によるものなのか。どっちだかわかるか?」

 本題はここだった。
 期待と不安を込めて小狼の回答を待つ。
 この回答如何では脱出もなんとかなるかもしれない。
 小狼はしばらく思案した後、顔を上げた。

「……たぶん道具、だと思う。
 直感的な事しか言えないが、アイツは魔力こそ感じたものの、術者って感じじゃなかった」

 その小狼の回答に思わず口が歪む。
 確証は薄いモノの、その答えはこちらの求めていたモノだった。

353 :小さな影 ◆sqiKf5uFtc :2007/05/21(月) 23:12:54 ID:k0Z/Gstp
「なら、そのアイテムで人を移動させる事はできないだろうか?」

「は?」

 言葉の意図が掴みきれないのか小狼は首を傾げる。

「恐らくそのアイテムは、宝を収めた宝物庫と違う世界との空間を繋げる鍵みたいなモノだと思う。
 だから、それを使って一度宝物庫内に参加者全員を移動させて、そこからさらに元いた世界の門を開く。
 こうすれば、元の世界に戻れるんじゃないか? どう思う?」

 こちらの提案に小狼が目を見開く。
 だが、すぐにその顔は曇っていった。
 恐らく、その過程に存在する最大にして最悪の障害を思い浮かべいるのだろう。

「方法としてはいいと思う。
 だけど――――アレに勝てるとは思えない」

 そう、それはつまりあの黄金の騎士からアイテムを奪い取るということ。
 その為にはアイツとの戦いは避けされないだろう。

「……そこなんだよなぁ。少なくともオレ一人じゃ無理だろうな。
 だからさ、小狼。オレと一緒に行動しないか。人探すにしてもそっちのほうが効率いいと思うんだが」

 そう言って小狼に鋼の右手を差し出す。
 小狼はあっさりとこちらの差し出した手を取った。
 契約成立。
 早い段階で協力者が出来たのはいい流れだ。

「けど……正直、二人でも厳しいぞ」

 小狼は不安げな顔でそう告げる。
 その苦言は尤もだろう。

「だろうな。もっと仲間を集めなきゃ駄目だ。
 だから、これからオレ達が行う事は、ウィンリィとさくらって子を探しながら情報収集を行いつつも仲間を集めて、あの金ピカ野郎をボコボコにしてアイテムを奪い取って、そのアイテムを使ってこんな悪趣味な舞台からおさらばする事だ!」

 立ち上がり、力を込めて一気にまくしたて宣言する。
 その言葉に答えるように、小狼は力強く頷いた。

354 :名無しかわいいよ名無し:2007/05/21(月) 23:15:08 ID:ln1SpVyy
shien

355 :小さな影 ◆sqiKf5uFtc :2007/05/21(月) 23:15:28 ID:k0Z/Gstp
「よし、そうと決まれば早く行こう」

 そう言って小狼も立ち上がる。
 だがその前にどうでもいいことだが、どうでもよくなかったりする事があった。
 とりあえず気になったので聞いて見ることにする。

「…………ところでさ。小狼って、いくつ?」

「いくつって、もうすぐ10才になるが」

「じゅ…………!?」

 立ち上がっている小狼の真横に近づき身長を比べてみた。
 こちとら齢15。
 年齢の差程度しかない身長差に泣けてきた。

「ど、どうしたエドワード?」

「な、なんでもねぇよチクショウ! いいから行くぞ」


 月だけが見下ろす誰もいない村。
 その民家から出てきたのは、赤と緑の小さな影二つ。
 少年が進む。
 誰かを探して。
 少年が進む。
 希望を求めて。
 その先に待つのは光か闇か、それとも…………。

【B-4 釜石村民家内/一日目・黎明】

【エドワード・エルリック@鋼の錬金術師】
 [状態] 健康
 [装備] なし
 [道具] 荷物一式、黄金のチャンピオンベルト@グラップラー刃牙
 [思考] 1:情報収集をしながら仲間を集める(ウィンリィを優先)。
     2:黄金の騎士(ギルガメッシュ)からアイテム(王の財宝)を奪う
     3:このゲームから脱出する。

【李小狼@カードキャプターさくら】
 [状態] 健康
 [装備] 黒鍵×100@Fate/stay night
 [道具] 荷物一式
 [思考] 1:情報収集をしながら仲間を集める(さくらを優先)。
     2:黄金の騎士(ギルガメッシュ)からアイテム(王の財宝)を奪う
     3:このゲームから脱出する。

356 :なら俺も支援:2007/05/21(月) 23:15:32 ID:fPnQO5aG
 

357 :名無しかわいいよ名無し:2007/05/21(月) 23:18:13 ID:CD1EAMIg
しえ……終わっているだと?

358 : ◆sqiKf5uFtc :2007/05/21(月) 23:20:40 ID:k0Z/Gstp
はい投下終了です。

一言で言えば、エドがうだうだ考えるの回。

そろそろドロドロした話が読みたいです。
そういう話は書くの苦手なんで誰か投下プリィーズ。

いや、マジで最悪このままだと僕の知らないフルメタキャラが最後まで余りそうなんで◆DXSYJTf12Uさん以外にも書いてくださる方がいれば嬉しいです。

359 :名無しかわいいよ名無し:2007/05/21(月) 23:20:52 ID:ln1SpVyy
久々の作品投下乙なんだぜ

しかし、考察が上手いなあ……CCは知らんからなんとも言えんけど、それでも各々の出身世界の技術や知識と照らし合わせて中々悪くない行動方針を導き出してる
こういう話が書ける人が羨ましい……



……しかしエドよ、お前10歳児とも大して身長が変わらんと申すかw

360 :名無しかわいいよ名無し:2007/05/21(月) 23:34:41 ID:CD1EAMIg
投下乙

たった一話で、脱出のフラグを作ってしまうあんたに惚れたよ。
相変わらず文章の方も申し分ないし、キャラの特徴もよく出せてる。
エドの身長ネタを、なんだか久々に見た気がしたよw

ドロドロかぁ……。
それなりのネタはあるから書こうとは思ってたんだが、なかなか時間がとれないんだよねえ。
そんなこんなで古泉書いたまま、投げっぱなしになってる俺。

361 :名無しかわいいよ名無し:2007/05/21(月) 23:38:08 ID:fPnQO5aG
投下GJ

色々な話が書けるのって素直に憧れるわー
エドと小狼はなかなか良いコンビになりそうで期待

というかこのロワの面子魔力ありすぎ……
何時になるか分からないが俺も書いてみたい
フルメタは原作3巻分とスパロボの知識しか無いがよろしいか?

あ、wikiの方で改行なんかの問題あったら言ってください
基本レスとレスの間に一行空ける形で載せてみました

362 : ◆sqiKf5uFtc :2007/05/22(火) 00:03:46 ID:k0Z/Gstp
なんか人が増えてる、ことに驚きつつ。
まあ、ドロドロだのなんだのの戯言は全然聞き流して下さい。

>>361
wikiの方はその形で全然問題ないです。
いつも、ありがとうございます。


363 :マロン名無しさん:2007/05/22(火) 18:32:40 ID:???
素晴らしくGJな地図職人氏に触発されて、死亡者リストなんてものを制作してみました。
とりあえず作りましたな出来なので皆様どんどん手を加えてください。
続いて追跡表を作ろうと思うんですが。ページばかり増えるのもなんなので名簿のところと一緒にしようと考えてます。
名簿から各キャラの個別ページに飛び、ページの上の方にキャラ紹介、下の方に追跡表みたいな感じになるはず。

364 :マロン名無しさん:2007/05/23(水) 23:34:33 ID:???
>>363


365 :マロン名無しさん:2007/05/24(木) 23:13:55 ID:???
ID出なくなったんだな……

366 :マロン名無しさん:2007/05/25(金) 00:23:55 ID:???
>365
最初から分かっていた事なのに何を今更

367 :マロン名無しさん:2007/05/26(土) 01:26:22 ID:???
事務的に保守

368 :マロン名無しさん:2007/05/26(土) 11:52:47 ID:OOuQtxvQ
ageないと議論はダメって感じなら、漫画サロンでも問題なくない?
でもそれってやっちゃダメなのか?

369 :マロン名無しさん:2007/05/26(土) 12:17:23 ID:NQtLCZLw
>>368
というか、ここがその漫画サロンなんですけど。
数日前に、漫画キャラにある二次創作とかのスレは、こっちに移転させられたんですが。

370 :マロン名無しさん:2007/05/26(土) 12:53:05 ID:OOuQtxvQ
>>369 だから別にここでも問題なくないかって事
もし荒らしがきてもageてないのは無視って感じでさ

371 :マロン名無しさん:2007/05/26(土) 13:04:48 ID:???
ロワスレ上げるのは致命的。
住人が少数精鋭っぽいからsage進行でも支障無いと思うんだけどな。

372 :マロン名無しさん:2007/05/26(土) 13:09:00 ID:???
キャプテン乙

373 :マロン名無しさん:2007/05/26(土) 18:15:06 ID:???
>>1
ホッチキス顔に刺されたいのか?

374 :マロン名無しさん:2007/05/26(土) 18:25:57 ID:???
>>372-373
とりあえずお前はログを全部読めw
そして巣に帰れよ、糞キャプ見沢

375 :マロン名無しさん:2007/05/26(土) 18:51:27 ID:???
>>374 ホチキス乙

376 :マロン名無しさん:2007/05/26(土) 20:10:06 ID:???
ロワ乱立するなよ
本当に懲りないなぁ奴は

377 :マロン名無しさん:2007/05/26(土) 20:15:24 ID:???
俺は今すぐ移動したいな。
ID出ないのは確かに致命的だし、変なのも出てくる。
まあ、移動する前にテンプレ作らなきゃいかんだろうが。
◆sqiKf5uFtc氏の意見も聞きたい所、今すぐ移動するか後回しにするか。

378 :マロン名無しさん:2007/05/26(土) 20:59:48 ID:???
◆sqiKf5uFtc氏の意見を待つべきなのは同意だが、今のうちにテンプレと移動場所とあとスレタイも決めとかないか?

379 :マロン名無しさん:2007/05/26(土) 21:40:03 ID:???
それもそうだな
テンプレは、基本的なルールと参加者名簿とまとめへのリンクだけで事足りるけど、
移動先はどうするべきなんだろうな……
クラウンかイベント企画か、はたまた同人板か。
サブカルだけはないがな。

380 :マロン名無しさん:2007/05/26(土) 22:16:31 ID:???
ID出て落ちにくい場所ってのが必須条件。

となるとクラウンがいいと思うんだけど、漫画と被るのがネック。

381 :マロン名無しさん:2007/05/26(土) 23:30:18 ID:???
あと、スレタイはどうするかね、学生じゃないし、漫画は被るし。

382 : ◆sqiKf5uFtc :2007/05/27(日) 00:27:28 ID:???
へいよ。
意見を待たれてるモノですが。

僕もIDは出るべきだと思います。
しかしageるべきではないとも思っています。
ロワスレ云々の話もありますが、一応個人的にはひっそりやってるつもりなのでsage推奨。

ですので移転には賛成です。

でもまあ、急ぐ必要はないと思うので、じっくりテンプレやらなんやらを決めていけばいいと思います。
始まりがアレだったせいで、細かいとこ荒いんで、この期にしっかり決めるのもありだと思います。

383 :マロン名無しさん:2007/05/27(日) 00:38:18 ID:???
>379
サブカルだけはない、と断言しているからには、たぶんサブカルの削除議論も読んでいると思うが。
そこでは同人板に行けというレスに、同人板では板違いだというレスが付いていた。

384 :マロン名無しさん:2007/05/27(日) 01:01:44 ID:???
>>383
そうなのか……、知らんかった。
ってことは、イベントかクラウンがいいのか?

それとスレ名は以外と難題だな。

385 :マロン名無しさん:2007/05/27(日) 01:33:47 ID:???
色々気にしなけりゃクラウンが一番だと思うぞ


裏・漫画ロワ
漫画ロワ縮小版

もういっそ漫画の冠を取っちまうのも手か

386 :マロン名無しさん:2007/05/27(日) 01:37:41 ID:???
今はクラウンだけは止めとけ
キャプテンとキャプ見沢が荒れているから

387 :マロン名無しさん:2007/05/27(日) 01:43:04 ID:???
>>386
マジっすか……
なんだか最近どこも荒れてるなあ
あとはイベント企画か?
まさかここも荒れてたり、板違いだと言われてたりするのか?

388 :マロン名無しさん:2007/05/27(日) 03:22:40 ID:???
最後の手段
スレタイから“ロワ”を外す

389 :マロン名無しさん:2007/05/27(日) 03:30:07 ID:???
総合すると

【いろんなキャラクターがどっかの島で色々するリレー小説を書くスレ】

となるわけだ

390 :マロン名無しさん:2007/05/27(日) 12:52:44 ID:???
さすがにそれはねーよw

いっそのことジャンプロワ2ndみたいに、スレタイを英語にするだけでもいいんじゃないか?

391 :マロン名無しさん:2007/05/27(日) 13:59:04 ID:???
とりあえず作品内で触れられたルール。


開始時間は0時。
優勝者には帰還の権利と、どんな願いでも一つだけ叶える権利が与えられる。
放送は0時6時12時18時の六時間ごとに行われる。
禁止エリアは発表から二時間後に発動する。

【スタート時の持ち物】

「時計」「地図」「磁針」「名簿」
「水と食料」 「筆記用具」
「ランタン」「ライター」
「支給品」×1〜3

392 :マロン名無しさん:2007/05/27(日) 14:14:34 ID:???
【能力制限】

◆禁止
・涼宮ハルヒの世界改編能力
・サーヴァントの霊体化

◆威力制限
・一部さくら(クロウ)カードの能力。
・一部宝具の能力。


制限はここらへんかな。
他なんか制限すべきモノあるか?

393 :マロン名無しさん:2007/05/27(日) 14:26:46 ID:???
まあゲイボルクはすでに能力制限されてないからなそれはいいとして
流石にエアは制限しないと会場ごと吹き飛ばしかねんw

394 :マロン名無しさん:2007/05/27(日) 14:32:07 ID:???
鋼とネウロって大丈夫なの?
どっちもちょこちょことしか読んでないから詳しく知らないんだが結構きわどいのあった気がする

395 :マロン名無しさん:2007/05/27(日) 14:39:54 ID:???
>>393
あの慢心王が全力でエアをぶっ放すとお思いか?

>>394
錬金術は便利すぎるが、このメンツを見ると、別にいいかなと思ってしまう。
ネウロも初期は無敵だったけど最近弱ってきてるし魔界能力もないし、それに、このメンツを見ると、別に(ry


396 :マロン名無しさん:2007/05/27(日) 14:51:38 ID:???
ここであえて学生ロワ(>>1のルール)の再興を!とか空気読めてない発言をしてみる

……読み手は釣れても書き手が釣れないか

397 :マロン名無しさん:2007/05/27(日) 17:39:37 ID:???
>>390
COMICS BATTLE ROYALE

こんな感じでか?

398 :マロン名無しさん:2007/05/28(月) 01:16:38 ID:???
本当に英語訳しただけじゃかねーかよw

ここは参加者が少ないから、『小規模バトルロワイアル』なんてどうよ。

399 :マロン名無しさん:2007/05/28(月) 01:50:46 ID:???
スレタイ候補

・漫画ロワ・短編
・裏・漫画ロワ
・漫画ロワ縮小版
・いろんなキャラクターがどっかの島で色々するリレー小説を書くスレ
・COMICS BATTLE ROYALE
・小規模バトルロワイアル

能力制限が必要?

・ハガレンキャラの錬金術。
・サーヴァント、勇次郎、ロラン、ネウロの身体能力。
・天地乖離す開闢の星の威力

回復能力あるキャラいたっけ? それも制限すべき?
マルモは賢者だから使えるかな。流石にベホマはマズいけど。
あと、さくらに回復系の魔法あったっけ?

番外として、ギルえもんなら回復手段くらいいくらでも持ってそうだが、これはどうするか。


400 :マロン名無しさん:2007/05/29(火) 01:08:44 ID:???
個人的には、裏・漫画バトルロワイアルが良いなとか言ってみる。

401 :マロン名無しさん:2007/05/29(火) 01:33:54 ID:???
このスレは漫画ロワの裏でコソーリ行われる別の漫画ロワを進行するスレです
SSの投下もここで行いますが、支援はあくまでもこっそりsage進行でお願いします


こんなとこか?

身体能力は別に制限なしでもいいと思う。
流石に銃弾効かないようなのは駄目だけど。

回復は錬金術もできるはず。
エドも大佐も得意じゃないけど。

やっぱり回復は制限が必要だろうと思う。

402 :マロン名無しさん:2007/05/30(水) 00:22:15 ID:???
そうそうそんな感じw
と、俺だけの判断でスレタイを決めるわけにはいかないので、他の意見も聞きたいんだが。

回復の制限については、定番だが元の威力の1/10ぐらいでいいと思う。

403 :シグルイ ◆sqiKf5uFtc :2007/05/30(水) 01:34:36 ID:???




    正気にては大業ならず。
    武士道はシグルイなり。







404 :シグルイ ◆sqiKf5uFtc :2007/05/30(水) 01:37:11 ID:???
 天上には黄金の王。
 地には平伏す龍の王。
 舞台は漆黒のベールに覆われていた。
 それは面妖なる演者が踊る舞台だった。
 演目は悲劇か惨劇か、はたまた喜劇か。

 だが、藤木源之助の眼には、そんなモノは一切写っていなかった。
 死を謡う神の使いも、金色に輝く黄金の騎士も、獣の如き蒼い槍兵も、闘争を謳歌する赤い鬼も、全てが対岸の出来事であった。
 その時、藤木の眼に映っていたのはただ一人。
 虎眼流の高弟達を次々とその手にかけ、師である岩本虎眼の命を奪い去った、憎い、憎い憎い憎い伊良子清玄の姿のみ。
 共に汗を流し剣を磨いた虎子達は藤木にとって家族も同然の同胞であった。
 また、藤木源之助にとって岩本虎眼という男は貧農の身から士分に取り立ててくれた大恩師であり、父であり、全てであった。
 その全てを奪い、濃尾無双とうたわれた虎眼流の名を地に堕とした仇敵。
 その仇敵を前にいかな状況も優先するに値しない小事である。

「――――伊良子清玄!」

 裂帛の気合と共に藤木が吠えた。
 その声に、盲目の美剣士が振り返る。
 盲目である伊良子はこの異様すぎる状況を把握できずにいた。
 だが、その声を聞いた瞬間、今に対する疑問は彼方へと吹き飛んだ。

「貝殻――――……!」

 伊良子清玄の心に憎悪の炎が燃え上がった。
 ありありと蘇るのは、あの日の海での記憶。
 最下層の貧民街で夜鷹の子として生まれた清玄に、その時初めて生まれた虎子達への同胞としての仲間意識。
 それを、藤木源之助は踏みにじったのだ。
 あの日味わった屈辱は、今だ清玄の中から消えてはいない。
 伊良子清玄にとっても、藤木源之助は討たねばならぬ怨敵であった。

405 :マロン名無しさん:2007/05/30(水) 01:39:06 ID:???
 表舞台では、今まさに黄金の騎士と赤鬼が歌い踊るクライマックスを向かえている。
 だが、舞台裏で対峙する二人には、まるでそれが彼岸の出来ことであるかのように感じられる。
 人ごみも、雑音も全てが遠い。
 互いの世界には互いしか存在しないのだ。

 藤木が駆けた。
 無刀であろうと藤木の拳は凶器そのものである。
 素手でも充分に人体を破壊しえる。

 驚異的な瞬発力を持って、藤木が一瞬で間合いに入った。
 盲目といえど清玄も一流。
 当然、その気配には気付いている。
 聴覚、嗅覚、感覚、味覚。
 清玄は己のあらゆる感覚を使い藤木の位置を捕える。
 藤木、清玄。双方の手首が同時に風を切った。
 虎眼流では手首を用いた当て技を虎拳と呼ぶ。
 虎拳の狙いは互いに頭部。
 命中すれば顎が吹き飛ぶのは必至だろう。
 ともすれば、首が捻れ飛ぶ程の破壊力を秘めた一撃である。

406 :シグルイ ◆sqiKf5uFtc :2007/05/30(水) 01:40:49 ID:???
 だが、その虎拳が当たる事はなかった。

 今にも一撃が被弾しようかという瞬間、二人の身を奇怪な妖術が囚えた。

 盲目である伊良子は突然自らの身が沈む怪奇に思わず戸惑う。
 だが、それは藤木も同じ。
 突如その身を黒靄のような渦に飲み込まれる事態に、理解など及ぶはずもない。
 半歩進めば届く位置に、憎い仇敵。
 どれほど前に進もうと足を踏み出そうとしても、その足は既に飲まれ身動きはとれない。
 その間にも、憎っき仇は闇に堕ちてゆく。
 それと同じくして、藤木にも闇色の幕が下りる。

「伊良子――――…………!」

 叫びすら闇に飲まれる。

 伊良子清玄と同じくして、藤木源之助はその舞台から姿を消した。

407 :シグルイ ◆sqiKf5uFtc :2007/05/30(水) 01:42:56 ID:???
 気が付けば藤木は森の中にいた。
 見渡せど仇敵の姿は見えず。
 見覚えのない森が広がるばかり。
 傍らには見慣れぬ籠一つ。
 その内にある物も見た事もないような奇怪な物ばかりである。
 手にするか否か迷ったものの、一先ず持ち行く事にする。

 ふと天を見上げれば、常と変わらぬ満月が浮かぶ。
 いかな時を経ようとも変わらぬ月のように、藤木の心も変わりはしない。

 士は貝殻のごときもの。
 士の家に生まれたる者のなすべきは、お家を守る、これに尽き申す。
 今、まさに貶められようとしている岩本家の名誉を守る。
 そのために、伊良子清玄を誅す。
 藤木の意思はこれに尽きた。

「――――こんばんは」

 唐突に背後から声がかかった。
 藤木源之助らしからぬ不覚であった。
 背後を取られるどころか、声をかけられるまで相手の気配を気取れぬとは。
 それとも、相手が余程の手練なのか。

 藤木は振り返り、呼び声の主をゆっくりと見据えた。
 そこに立っていたのは、元服を向かえて間もないような青年であった。
 目元まで伸びた、烈火のような赤い髪。
 口の上には特徴的な黒子が一つ。
 だが、その目は虎子。
 虎眼流の高弟達と同じく、高みを目指す虎子そのものであった。

408 :シグルイ ◆sqiKf5uFtc :2007/05/30(水) 01:44:11 ID:???
「いや、お互いとんでもないことに巻き込まれちゃったもんですね。
 ああ、警戒しないで下さい。オレ、範馬刃牙って言います。
 オレは殺し合いなんかするつもりはありませんから」

 言葉に藤木ははたと思いだす。
 なるほど、そういえば、何処かの誰かがそのような戯言をぬかしていたか。
 だが、藤木にはその言葉が理解できない。

 殺し合えとはいかなる意味か?

 士の命は士のモノならず。
 士の命は主君のモノなれば。
 主君のために死場所を得ることこそ、武門の誉。

 主君のためとあらば、殺し合うこともいとわぬ覚悟。
 そんなモノは当の昔から持ち合わせた当たり前のモノである。

 今さら、それを説かれる意味が藤木には理解できなかった。

「虎眼流、藤木源之助にござる」

 一先ず、藤木は礼に従い名乗りを返す。
 だが、藤木の目的はあくまで伊良子清玄を討つこと。
 この場に留まる意味などはなかった。

「道を急ぐゆえ、失礼」

 そう言い残し、藤木は踵を返した。


 次の瞬間、鋭い刃が藤木の頭部を貫いた。

409 :シグルイ ◆sqiKf5uFtc :2007/05/30(水) 01:48:33 ID:???
 今、藤木源之助は殺されたのだ。

 藤木は咄嗟に頭部を押さえる。
 だが、確かめて見れど傷などない。
 藤木の頭部は健在であった。

 藤木は後ろを振り返った。
 そして、そこに立っているモノを見つめ僅かに戦慄を覚えた。
 当然そこにいるのは範馬刃牙である。
 だが、バキが虎子であるという藤木の認識は誤りであった。
 範馬刃牙は虎子などという生易しいモノではなかった。
 範馬刃牙は正真正銘の鬼子であった。

 剣など放たれてはいなかった。
 先ほどの幻影はバキの鋭すぎる殺気が見せたモノ。

 だが、バキがその気なら藤木は死んでいたことも事実である。

「――――藤木さん。立ち合いましょうか」

 突然の立ち合いの申し出であった。
 藤木にこの申し出を受ける利は余りにもない。
 バキに対し私怨がある訳でもなく。
 道場破りを返り打つように、虎眼流の名誉がかかった戦いでもない。
 まして、藤木には伊良子清玄という明確な怨敵がいるのだ。
 無意味な手傷は御免被りたいところであろう。
 だが、藤木は真正面から叩きつけられた立ち合いの申し出をかわす器用さを持ちあわせていない。

410 :シグルイ ◆sqiKf5uFtc :2007/05/30(水) 01:50:36 ID:???
「わかり申した」

 鉄仮面のように眉一つ動かさず、真正面から藤木は申し出を受けた。
 表情に動きがないのは戯れと受け流し、気負いがないためだろうか?
 否。否である。
 藤木源之助は戯れのできぬ男である。
 眉一つ動かさぬのは、揺るがぬ覚悟ゆえ。
 立会いを受けたのは勝利する絶対の自信ゆえ。

 藤木の覚悟をバキは理解していた。
 藤木はこの意味のない立ち合いに命のやり取りを覚悟している。
 元来、立ち合いとはそう言うモノである。
 これは、命のやり取りになるだろう。
 だからいい。
 だからこそいいのだ。

 バキに殺し合いをする覚悟はなかった。
 だが、命を賭ける覚悟はあった。

 それくらいじゃなければ、アレには到底届かない。
 否。それでも足りないくらいだ。

411 :シグルイ ◆sqiKf5uFtc :2007/05/30(水) 01:53:23 ID:???
「藤木さん。よかったら使ってください」

 バキは自身の支給品を藤木に投げ渡す。
 藤木が受け取ったそれは西洋刀であった。
 藤木には見慣れぬ造詣ながら、業物である事は理解できた。
 しかし、これから立ち合おうという相手からの贈り物など訝しんで然るものである。
 だが、藤木はそのような悪意には無頓着な男であった。

 何より太刀が必要であった。
 相手が野良犬とあらば太刀は不要。
 しかし、相手は虎子を超える鬼子である。

「かたじけない。頂戴仕る」

 藤木は太刀を抜く。
 士と刀。
 この二つにはどれ程の意味があるのか。
 太刀を抜いた藤木の気配はこれまでと全くの別物であった。
 抜いた刃よりも鋭い藤木の気配。

412 :シグルイ ◆sqiKf5uFtc :2007/05/30(水) 01:55:37 ID:???
 そんな刺すような死の気配を感じバキは笑う。

 この緊張感は、アイツに匹敵する、と。

 こうでなくてはと鬼子は笑う。
 頭に鬼を浮べて鬼子が笑う。
 死に歓喜して鬼子が笑う。

 そのバキの笑みを見て、藤木が始めて表情を変えた。

 笑みである。

 ここに来て藤木が見せた表情は穏やかな笑みであった。

 その様は異様であった。
 無意味に命を賭けながら、対峙する二人の男は笑っていた。




 正気にては大業ならず。武士道はシグルイなり。





413 :シグルイ ◆sqiKf5uFtc :2007/05/30(水) 01:57:51 ID:???
【H-5 東寄りの森/一日目・深夜】

【範馬刃牙@グラップラー刃牙】
[状態]:健康
[装備]:なし
[道具]:荷物一式
[思考]
1:藤木と立ち合う
2:ここで強者と戦い己を磨く
3:範馬勇次郎を倒す。

【藤木源之助@シグルイ】
[状態]:健康
[装備]:小狼の剣@カードキャプターさくら
[道具]:荷物一式、支給品不明
[思考]
1:バキと立ち合う
2:伊良子清玄を討つ。

【不明/一日目・不明】

【伊良子清玄@シグルイ】
[状態]:不明
[装備]:不明
[道具]:不明
[思考]:不明

414 : ◆sqiKf5uFtc :2007/05/30(水) 02:02:16 ID:???
とんでもない事に気付いてしまった。
『裏・漫画ロワ』だとなんかパッと見『エロ漫画ロワ』っぽい。
いや、それだけなんッスけどね。
『裏・漫画ロワ』僕はいいと思いますよ、ええ。

>>399
身体能力に関しては、正直あんまり制限考えて書いてないッス。すんません。
まあ、誰が誰を倒してもおかしくない程度には考えてますよ、一応。

エアに限らずネウロの魔界能力やらマップ兵器系はある程度の制限が必要だと思います。

錬金術は微妙なところ。

回復は>>402さんの言うとおり十分の一くらいでいいと思います。

415 :マロン名無しさん:2007/05/30(水) 02:03:42 ID:???
か……かっけぇ……!

416 :マロン名無しさん:2007/05/30(水) 02:32:06 ID:???
投下GJ!
なんか、作品全体の雰囲気が古風でかっこよかった。
OPの舞台裏での戦いも、そのあとのバキとの出会いも全部含めてすごい良かった。
もうね、レベル高すぎて、俺なんかが参加してもいいのかと萎縮しちまうぜw
それとエロ漫画はねーよwと、一応反応しておくw

417 :マロン名無しさん:2007/05/30(水) 21:15:59 ID:???
投下GJ
この雰囲気はやべぇ……
死狂い読みたくなっちまったぜ
制限はもう空気読めでおkな気がしてしまうw

418 :マロン名無しさん:2007/05/31(木) 22:59:03 ID:???
結局スレタイは裏漫画ロワでいいのかな。
で、移動先はイベント企画板か……?


419 :マロン名無しさん:2007/06/01(金) 00:58:53 ID:e4Z3RzOA
イベント企画板にはジョジョロワと新システムロワがあるから微妙

420 :マロン名無しさん:2007/06/01(金) 01:04:42 ID:???
 ま た 乱 立 か

421 :マロン名無しさん:2007/06/01(金) 01:09:01 ID:???
なんだかよくしらんが、またキャプテンとかいう奴の仕業なの?

422 :マロン名無しさん:2007/06/01(金) 01:12:07 ID:???
>>419
>>368以降の流れでもそうだけどageるとアレな人が来る傾向があるんでsageて行こう。


423 :マロン名無しさん:2007/06/01(金) 01:39:11 ID:???
他のロワがあるからと言ってる奴にずっと付き合うと、いずれは確実にルール上問題ない板にも立てられなくなるな。

424 :マロン名無しさん:2007/06/01(金) 02:29:55 ID:???
>>419
それじゃあ、どこに立てるんだっつーの
ぶっちゃけそんな細かいこと気にしてる人は、キの字の人に敏感になりすぎてる


425 :マロン名無しさん:2007/06/01(金) 02:58:05 ID:???
まあ、なんにしろ移動は早いほうがいいな。
板はIDが出さえすればどこでもいいし、他ロワがあろうと板のルール上問題がなければいい。
騒ぎ立てる奴ら、悪く言うなら『自治厨』は無視すりゃいいしな。

426 :マロン名無しさん:2007/06/01(金) 21:05:36 ID:???
キャプテンの匂いがします

427 :マロン名無しさん:2007/06/01(金) 22:54:01 ID:???
>>424
実質「新システム」とやらは唯の乱立キャプロワだし、稼動してるのはジョジョロワのみ。
どこでもいいけどとっとと移動しないとキ(ryの自演が煩くなるよ。

428 :マロン名無しさん:2007/06/01(金) 23:04:35 ID:???
とりあえずテンプレを作ろうか。


このスレは漫画ロワの裏でコソーリ行われる別の漫画ロワを進行するスレです。
SSの投下もここで行いますが、支援はあくまでもこっそりsage進行でお願いします。

前スレ
学生キャラバトルロワイアル
http://anime2.2ch.net/test/read.cgi/csaloon/1174702316/

SSまとめwiki
ttp://www22.atwiki.jp/rowa/pages/1.html

詳しいルール説明は>>2以降


スレの1こんな感じか

429 :マロン名無しさん:2007/06/03(日) 00:17:51 ID:???
では、他のテンプレと移転先も決めよう。

430 :マロン名無しさん:2007/06/04(月) 00:38:43 ID:???
【参加者一覧】

主催:言峰綺礼

4/4【ドラゴンクエストモンスターズ+】○クリオ/○ロラン/○マルモ/○バズズ
3/3【鋼の錬金術師】○エドワード・エルリック/○ウィンリィ・ロックベル/○ロイ・マスタング
3/3【涼宮ハルヒの憂鬱】○涼宮ハルヒ/○キョン/○古泉一樹
3/3【ひぐらしのなく頃に】○古手梨花/○園崎魅音/○園崎詩音
2/3【魔人探偵脳噛ネウロ】○脳噛ネウロ/○桂木弥子/●至郎田正影
2/2【ハヤテのごとく】○綾崎ハヤテ/○桂ヒナギク
2/2【グラップラー刃牙】○範馬刃牙/○範馬勇次郎
1/2【エアマスター】○相川摩季/●ジョンス・リー
2/2【シグルイ】○藤木源之助/○伊良子清玄
2/2【CCさくら】○木之本桜/○李小狼
2/2【Fate/stay night】○ギルガメッシュ/○ランサー
2/2【フルメタル・パニック】○千鳥かなめ/○テレサ・テスタロッサ

28/30

【能力制限】

◆禁止
・涼宮ハルヒの世界改編能力
・サーヴァントの霊体化

◆威力制限
・一部さくらカードの能力
・一部宝具の威力
・回復能力

431 :マロン名無しさん:2007/06/05(火) 01:12:32 ID:???
幅広いジャンルから参加作品が出てるから、wikiの参加者紹介にキャラ紹介は必須かね、やっぱり。


432 :マロン名無しさん:2007/06/05(火) 23:00:11 ID:???
ロゴ……
ttp://takukyon.hp.infoseek.co.jp/cgi-bin/clip/img/132.png

433 :マロン名無しさん:2007/06/05(火) 23:29:46 ID:???
>>432
怖ええええぇぇぇ。
ロワどころか、もはやホラーだww
GJすぎるぜ!

434 :マロン名無しさん:2007/06/08(金) 03:07:06 ID:???
>>432
GJ!
雰囲気が出てるいいロゴだと思うんだぜ

435 :死者の声 ◆sqiKf5uFtc :2007/06/09(土) 02:20:51 ID:???
 一人、夜道を行くクリオの心は不安と恐怖で押しつぶされそうだった。

 わたぼうに導かれタイジュの国のモンスターマスターとなったクリオは幾多の世界を渡ってきた。
 冗談抜きで死にそうな思いを何度もした。
 本物の勇者と一緒に戦った事もあった。
 圧倒的な力を持った魔王と、あの竜王とだって対峙したこともある。
 だけど、そのどの状況よりも、この状況は恐ろしかった。

 これから行われる殺し合いも恐ろしい。
 驚異的な力を持った竜王が、アレほど容易く葬られたことも恐ろしい。
 だが、それよりも恐ろしいのは、スラおが、ライムが、ブーキーが、自分の傍に心をつないだモンスターズがいないこと。
 それが何より不安だった。
 仲間がいないと言うのは、ただソレだけで不安で、酷く心細い。
 だから、クリオはただ仲間がほしかった。
 自分よりも弱くてもいい。
 多少性格が悪くても構わない。
 どんな相手でもいい、共に行く仲間が。

 だから、クリオは最初に出会った人に声をかけてみようと思う。
 生き残るのはただ一人の殺し合い。
 回りの全てが敵とも言えるこの状況。
 だけど、あんな神父に乗せられてそうホイホイと殺し合いに乗る人間がいるだなんて、クリオには信じられない。
 むしろ自分と同じく、不安に駆られている人間が多いはずだと、クリオはそう信じている。
 だが、それでも捨てきれない不安は付き纏う。
 クリオの胸の中では誰かに出合いたいと言う期待と、誰にも出会いたくないと言う不安が交じり合っている。
 ごちゃ混ぜになった感情のまま、クリオは道を行く。

436 :死者の声 ◆sqiKf5uFtc :2007/06/09(土) 02:22:45 ID:???
 どれほど歩いただろう、クリオは開けた森の一角に抜け出た。
 その先に、木陰に座りこむ人影を見つける。
 声をかけようと、クリオは一歩人影に近づいて、そこでピタリと足を止めた。
 本当に、大丈夫だろうか?
 そんな疑念が頭を過ぎる。
 不安に鼓動が早まる。
 一歩間違えば待っているのは死。
 不安があって当然だろう。
 だが、闇の中、小さくうずくまるその人影は、怯えている様にも見えた。
 やっぱり声をかけよう。
 そう思いクリオは影に向かって足を踏み出した。

「…………ぁ」

 声を上げる前に、気付いたのは幸いだったか。
 いや、声を上げるまでもない。
 なぜなら、その影はとっくにクリオの存在に気付いていたのだから。

「……チッ。次はガキかよ。
 運がねぇな、オレも、オマエも」

 出会ったのは蒼い最悪。
 それは、あの竜王を葬り去った張本人。
 このゲームに敷かれた、ジョーカーの一枚。
 主催者たる言峰綺礼のサーヴァント、ランサーである。


437 :死者の声 ◆sqiKf5uFtc :2007/06/09(土) 02:24:52 ID:???
 気ダルげに、赤い槍を手にして、蒼い影が立ち上がった。
 先ほど受けたダメージを癒すため、木陰で身を休めていたランサーが動く。
 休息は充分とは言えないが、元より戦闘には支障ない。
 ブンと槍を振るい、ランサーはクリオを睨み付けるように見据えた。
 それだけで、吹き飛ばされそうな威圧がクリオに圧し掛かる。
 それに負けないようにクリオは身を強張らせ、木刀を構えた。
 腕の震えを読み取った剣先がカタカタと揺れる。
 頼りない代物だが、生憎クリオの支給品の中で、まともに武器と呼べる代物はこれしかった。
 他にも一つ支給品があるにはあるが、それはこの場では使い道のなさそうな玩具である。
 だからクリオは、この木刀一本でこの化け物の相手をする他なかった。
 それがどれほど絶望的なことか、わからぬ者はいないだろう。

 ランサーの上半身が僅かに沈んだ。
 次の瞬間、爆風の如き砂埃が上がる。
 それは高速の踏み込み。
 ランサーの体が流星の如く流れ、互いの間合いは一瞬で零になった。
 ランサーは赤い魔槍を構える。クリオに対応する暇などない。

「あばよ。坊主。
 ま、恨むんなら自分の運の悪さと、あのクソ神父を恨んでくれ」

 心臓目掛けて赤光が迸る。
 それは真名の解放こそ行われていないものの、竜王すら屠り去った絶対の一撃。

 その一撃を、クリオは木刀で打ち払った。

 絶対の一撃を防いだ。
 それは、奇跡のような防御だった。
 だが、理由のない奇跡などあり得ない。
 この防御を生んだ要因は三つある。

438 :死者の声 ◆sqiKf5uFtc :2007/06/09(土) 02:27:00 ID:???
 まず、その一撃が心臓を狙っていたという事。
 忘れようもない竜王に対しての一撃。
 その強い印象がクリオにその攻撃位置を推察させた。
 まさに命懸けの賭けだったが、クリオの読みは当たっていた。

 だが、いかにランサーの狙いが読めようとも、クリオに反応するだけの能力と一撃を弾くだけの筋力がなければ意味がない。
 その要素を補ったのは、クリオの持つ木刀だった。
 その名は木刀正宗。
 それは装備者の潜在能力を限界まで引き出す宝具である。
 少年とはいえ、クリオは仲間と共に幾多の困難を乗り越えてきた経験を持つ。
 その経験が昇華され、クリオの潜在能力はランサーの攻撃に対応できるレベルに達していた。

 そして最大の理由は襲撃者、ランサーにあった。
 本来、ランサーの刺突はこんなモノではない。
 その早さは常人には目視すら出来ない、神速の領域にある。
 いくら木刀正宗の助力があろうとも、本来ならばクリオは反応する間も無く死んでいるはずだった。
 揮わない原因は、先ほどジョンス・リーに受けた一撃にある。
 鳩尾に叩きこまれた頸の一撃。
 そのダメージは確実にランサーの動きを鈍らせていた。

「チッ……」

 ランサーが舌を打つ。
 それは攻撃を防がれた事に対してではない。
 己の放った一撃の、余りの不甲斐なさに対してだ。


439 :死者の声 ◆sqiKf5uFtc :2007/06/09(土) 02:29:09 ID:???
 こんな鈍った打突では相手を捉えきれない。
 そう判断したランサーは、あっさり刺突に見切りをつけ、戦術を変える。
 攻撃を点から線へ。
 ランサーは横殴りに槍を振るった。
 大きく弧を描き、赤い旋風が唸る。
 一次元の突きに比べ、線の攻撃は二次元。
 故に、軌道は読みやすい。
 だが槍の長さに物を言わせた薙ぎ払いは、一息で躱わすのは不可能な攻撃だった。
 躱わすのが無理ならば、受けるしかない。
 クリオはその直線上に待ち構えるように木刀を構えた。
 次の瞬間、旋風のように振り回された槍が木刀正宗にブチ当たる。
 ハンマーで殴られたような衝撃がクリオの手に伝わった。
 だが、受け止めた。
 そうクリオが安心したのも一瞬、ランサーの勢いは止まらなかった。

「――――――飛べ」

 そのままクリオの体ごと強引に槍を薙ぎ払う。
 軽量級のクリオの体は、いとも簡単に宙を舞った。
 クリオの見る景色が高速で流れる。
 ゴミのように大きく空を飛ぶ。

「グッ……ガッ…………ハッ……!」

 背中から地面に叩き付けられ、呼吸が止まった。
 それでも、クリオは一刻も早く立ち上がらなければならなかった。
 背には死神が迫っている。
 立ち上がらなければ、死ぬ。

440 :死者の声 ◆sqiKf5uFtc :2007/06/09(土) 02:31:38 ID:???
 必死で立ち上がろうと、クリオは木刀に手をかけ前を向いて。
 そこで、すぐ先で横たわる一人の男と目を合わせた。

 こんな状況にもかかわらず呑気に男は地面に寝転んでいた。
 うつ伏せに眠る男の下には、黒い水溜りが広がっている。
 そして、風に乗って、ツンと鼻を刺すような鉄の臭いが香ってきた。
 本当は、クリオだってわかっている。
 こんな状況で呑気に寝ていられる人間がいるはずがないことくらい。
 そこで、なにがあったのかなんて、考えるまでもない。
 寝転んでる黒服の男の胸には小さな穴が穿たれている。
 それは竜王と同じ位置、同じ傷。
 生物の絶対的急所、心臓の位置。
 そこを貫かれて生きているはずなどない。
 目を見開いたまま、自分が死んだことに気付かないような顔をしたまま。
 男は死んでいた。

『コロサレル。オマエハココデ、コロサレル』

 呪うの様な怨磋の声だった。
 男がクリオに語りかけている。
 いや、そんなはずがない。死者は何も語れない。
 ならば、この声は幻聴にすぎない。

 ――――木刀正宗。
 それは装備者の身体能力を引き出す宝具であると同時に、装備者の感情を暴走させる呪いが如き副作用を持つ魔剣でもある。
 生み出された恐怖が暴走寸前に膨れ上がる。
 膨れ上がった恐怖は闇を生む。
 生まれた闇は声となりクリオを蝕んでゆく。



441 :死者の声 ◆sqiKf5uFtc :2007/06/09(土) 02:34:49 ID:???
『コロサレル。オレノヨウニ、コロサテシマエ』

 その声はクリオの恐怖が生み出した幻聴なのだ。
 故に、いくら耳を塞ごうともその声からは逃れられない。
 怨磋の声に、全身の力が抜け木刀から手を滑らした。
 クリオの体が崩れ落ちる。
 そして同時に、迸る槍の穂先がクリオの左肩を抉った。

「チィ、男だったらシャンとしてろ……!」

 なんて悪運。
 もし、あのまま立ち上がっていたならば、クリオの心臓は貫かれていた。
 心臓の代わりに抉り取られた左肩から暖かい血が流れる。
 傷は思いのほか深くない、左腕も動く。
 だが、その傷口は必要以上に堪らなく痛む。
 それは治らずの呪いが込められた魔槍の一撃。
 槍自体を破壊するか、使い手たるランサーの息の根を止めるまでその傷は治らない。

 燃えるような痛みに、クリオの目の前が真っ赤に染まった。
 全てが血のような赤だった。
 そんな真っ赤な光景の中で唯一異彩を放つ白黒の死者。
 その死者が、クリオを呼んでいた。
 自分だけこんな姿になるのは不公平だと。
 お前も同じ姿になってしまえと。
 羨望と怨磋を込めながら、死者は生者を呪っている。


442 :死者の声 ◆sqiKf5uFtc :2007/06/09(土) 02:37:17 ID:???
 だけど嫌だ。
 そんな声など知ったことか。
 クリオは死にたくなどなかった。
 だから逃げる。
 死者から、死神から、死から逃げる。
 ズルズルとクリオは地面を這う。
 左肩が痛んだ。
 地面を這うたびその痛みが増してゆくようだ。
 それでもクリオは止まらなかった。
 なぜなら止まれば、逃げなければ、死ぬ。
 だが、もちろんそんな怠慢な動きでは、この死神からは逃れられない。
 本当にアッという間にランサーはクリオの前に回りこみ、その行く手に立ち塞がる。

「――じゃあな。迷わず逝けよ、坊主」

 無慈悲にも槍が天に掲げられる。
 槍が月光を弾き銀色に輝く。

 それでも足掻くようにクリオはランサーに背を向ける。
 少しでも遠くへ。
 そう思い前に手を伸ばす。
 血濡れの左腕が伸びる。

 その手が、何かに触れた。

 そこにあったのは死者――ジョンス・リーの、使われることなく放置された支給品だった。
 考えるでもなく、クリオは我武者羅にリュックに手をねじ込んだ。
 そして固い何かを咄嗟に握りしめる。
 それが何であるかを確かめるでも無く、クリオは引きずり出したそれをランサー目掛け投げつけた。


443 :死者の声 ◆sqiKf5uFtc :2007/06/09(土) 02:39:21 ID:???
「――――なっ!?」
「えっ――――!?」

 驚愕はランサーだけのモノではなかった。

 ポーンと、弧を描き、宙にを舞う巨大な影。
 それは明らかにリュックに入る質量を超えたモノだった。
 どう見てもクリオが容易く放り投げられる代物ではない。
 それは放り投げたクリオ自身も驚いている。
 なにしろリュックの中では重量すら感じられなかったのだから。
 放り出されたベクトルだけを保ち、一直線にソレはランサー目掛けて飛んでゆく。

 その頭上には王者の証たる王冠が聳える。
 その背には天へと上る階段が設置され。
 口から腹にかけて滑らかなスロープが伸びる。
 ――――それは公園の王。
 友枝中央公園に設置された、通称”ペンギン大王のすべり台”である。

「――――何つぅバカなもん支給してんだ、あのクソ神父!?」

 ランサーは悪態をつきながらも、自らに迫るペンギン大王目掛け槍を放った。
 だが、その超重量はランサーの技量を持ってしても打ち壊すのは難しい。
 その程度の事はランサーも理解している。
 突き出したのは刃ではなく柄。
 狙いは対象の破壊ではない。
 ランサーは槍をつっかえ棒代わりに、自らを押し出す。
 反動を利用し、ランサーは後方に飛んだ。

444 :死者の声 ◆sqiKf5uFtc :2007/06/09(土) 02:41:57 ID:???
 小さな音を立てランサーが着地する。
 それから僅かに遅れ、ペンギン大王が大地に光臨した。
 鳴り響く大きな地響き。
 それを気にせず、ランサーは辺りを見渡す。
 既にクリオの姿は見当たらない。
 ランサーがペンギン大王に気を取られている隙に、クリオはその場から逃げ出していた。
 だが、その程度はランサーの予想の範疇である。
 いかにクリオが必死で逃げようとも、英霊の中でも上位に位置する俊敏さを誇るランサーから逃げ切るのは至難の業である。
 それこそ逃げ切れる確立は万が一にあるかないか程度のモノだろう。

 だが、クリオを追おうとランサーが駆けだそうとした瞬間、火球がランサーを襲った。
 迫り来る火は一つではない。
 一定間隔をおいて小さな炎が連続で放たれる。
 それは魔法か、はたまた技か。
 なんにせよ、その出元を辿れば、攻め手の位置が特定できるのは自明の理である。
 せっかく得たチャンスをこんな愚作に弄するとは、度し難い愚である。
 ランサーは尽く火の矢を打ち落としながらその火元へと肉薄する。
 ランサーが僅かに槍の穂先を揺らすだけで、闇を奔る炎の矢は次々と無効化されてゆく。
 流れ矢の加護を持つランサーにこの程度の遠距離攻撃は無意味だ。
 遠距離攻撃でランサーをしとめたいのならば、それこそ城壁の一つでも落とすだけの火力が必要だろう。
 攻撃の火元は茂みの影だった。
 たどり着いたランサーが槍を掲げて叫ぶ。

「終わりだ! 坊、主……?」

 そこにあるモノを見て、突き出そうとした槍が止まる。
 そこにクリオの姿はなかった。
 残されていたのは『弩級32連発』と書かれた筒が一つだけ。

「へ。なかなか機転の利くガキじゃねぇか」

 獲物を逃したにもかかわらずランサーは、楽しげだった。

445 :死者の声 ◆sqiKf5uFtc :2007/06/09(土) 02:44:34 ID:???




「……ハァ……ハァ…………ハァッ…………!」

 息を切らしながらクリオは夜道を走っていた。

 それは、咄嗟の閃きだった。

 逃げたところですぐさま追いつかれるのは目に見えていた。
 だから、何か囮が必要だった。
 そこで利用したのはもう一つの支給品、花火。
 クリオは時間差で発射される連続花火の特性を利用して自身の位置を偽装した。
 武器にもならならず、使ったところで目立ってしまうだけの使えない支給品だと思っていた物が、まさか切り札になろうとは、わからない物である。

 振り返りもせずクリオは走る
 逃げ切れたと言う確証が得れるくらい遠くに行くまで止まる事は許されない。

 ジクジクと左肩が痛む。


 血はまだ止まらない。


446 :死者の声 ◆sqiKf5uFtc :2007/06/09(土) 02:45:56 ID:???

【G-7 道沿い/一日目・黎明】

【クリオ@ドラゴンクエストモンスターズ+】
 [状態] 左肩に傷
 [装備] 木刀正宗@ハヤテの如く
 [道具] 荷物一式
 [思考] 1:ランサーから逃げる
    2:仲間を見つける

※ランサーが死ぬかゲイボルクが破壊されるまで左肩の傷は治りません。
※クリオの走った道には所々に血の跡が残ってます。

【F-7 森の中/一日目・黎明】

【ランサー@Fate/stay night】
 [状態] 鳩尾にダメージ大
 [装備] ゲイボルク@Fate/stay night
 [道具] 荷物一式
 [思考] 1:クリオを追うorやっぱ休む
    2:参加者の抹殺。しかし、乗り気じゃないので詮索はそこそこに

【花火(使用済み)@エアマスター】
【ペンギン大王の滑り台@カードキャプターさくら】
 は放置されています。

447 : ◆sqiKf5uFtc :2007/06/09(土) 02:47:37 ID:???
やや(モロ?)自己リレーなのはすんません、ご勘弁を。

>>431
キャラ紹介、書けるものは書きたいです。
けどキャラ紹介書いてる暇あったら本編書いたほうがいいかな?
と思ってしまうジレンマが。

>>432
ウホッ。いいロゴ。
てか普通に怖えぇッス。
こういう才能がある人はマジでスゲェと思います。


448 :マロン名無しさん:2007/06/09(土) 16:50:39 ID:???
投下乙ー。
クリオが何時やられるかドキドキしながら読んでしまったよ……
クリオ頑張れ超頑張れ。
キャラ紹介は長い目で見たら新規書き手を呼ぶんじゃないかしら?
俺も書きたいんだけど知ってるのが半分くらいだからな……
とりあえずバズズ、かなめ、キョンで書いてるんだけど進まねぇよorz

449 :マロン名無しさん:2007/06/11(月) 01:19:15 ID:???
保守しとかないとヤバイか?

450 :マロン名無しさん:2007/06/11(月) 21:13:32 ID:???
未登場キャラ

3/4【ドラゴンクエストモンスターズ+】○ロラン/○マルモ/○バズズ
2/3【鋼の錬金術師】○ウィンリィ・ロックベル/○ロイ・マスタング
2/3【涼宮ハルヒの憂鬱】○涼宮ハルヒ/○キョン
2/3【ひぐらしのなく頃に】○古手梨花/○園崎魅音
1/2【ハヤテのごとく】○桂ヒナギク
1/2【CCさくら】○木之本桜
2/2【フルメタル・パニック】○千鳥かなめ/○テレサ・テスタロッサ

13/30

何だかんだで半数以上登場してるんだな
ひとまず全員登場まで頑張ってほしい

451 :マロン名無しさん:2007/06/12(火) 23:47:05 ID:???
いつの間にか、移転が忘れられている件について

452 :マロン名無しさん:2007/06/13(水) 01:15:09 ID:???
議論もねぇ
荒らしもねぇ
そもそも人もそんなにいねぇ

だから、このスレ使いきるまで移転は待ってもいいと思うよ

453 :マロン名無しさん:2007/06/13(水) 08:30:26 ID:???
まあ、それもそうだね

454 :マロン名無しさん:2007/06/14(木) 22:27:34 ID:???
魅音とロランで近いうちに投下できそう

455 :マロン名無しさん:2007/06/16(土) 01:29:20 ID:???
参加作品はいいんだから移転して目立った方がいいよ

456 :マロン名無しさん:2007/06/16(土) 07:37:32 ID:lN5Ud0E3


457 :マロン名無しさん:2007/06/16(土) 11:04:19 ID:???
死ね

458 :マロン名無しさん:2007/06/16(土) 14:10:07 ID:rka80flb
ほしゅ

459 :マロン名無しさん:2007/06/16(土) 18:16:32 ID:???
保守?

460 :マロン名無しさん:2007/06/17(日) 18:42:04 ID:HnP+RbNU
ほっしゅ

461 :マロン名無しさん:2007/06/17(日) 19:06:48 ID:???
sageろよ

462 :マロン名無しさん:2007/06/18(月) 17:40:39 ID:HgcX7hPu
ほしゅするお

463 :マロン名無しさん:2007/06/19(火) 21:24:35 ID:EPzYENv7
ホシュ

464 :マロン名無しさん:2007/06/19(火) 22:22:09 ID:???
>>454
頑張れ!!!!

465 :マロン名無しさん:2007/06/21(木) 02:09:56 ID:TjZtCn2R
わすれてた

466 :R-0109 ◆eVB8arcato :2007/06/22(金) 00:25:10 ID:???
どうも、初めまして。

「バトルロワイアルパロディ交流所」の方でラジオをやっているR-0109と申します
現在「パロロワ巡回ラジオツアー」というのをやってまして。
そこで来る6/24の21:00からラジオをさせて頂きたいのですが宜しいでしょうか?

実況アドレスとラジオアドレスは当日貼りにきます。

交流所
http://sports2.2ch.net/test/read.cgi/entrance2/1182430674/

467 :マロン名無しさん:2007/06/22(金) 17:49:26 ID:???
ラジオキター!

468 :マロン名無しさん:2007/06/22(金) 18:52:47 ID:???
>>454
遅すぎるぞ糞が

469 :マロン名無しさん:2007/06/22(金) 22:37:10 ID:???
>>468
すまん、なんだかんだで冒険してから何かと納得がいかなかったんだ。
魅音がどこまで銃に詳しいかでひょっとしたらこのプロットなくなるし

470 :華 -はな- ◆sqiKf5uFtc :2007/06/24(日) 06:36:11 ID:???
 先ほど目の前で行われた事態は、彼女の理解を超えていた。
 桂ヒナギクは歩く人体模型なり、巨大ロボットだったりと、常識外れたモノは見慣れている方だろう。
 だけどアレは違った。
 今までの人生で出会ったモノ全てと、あいつ等とでは意味が違った。
 誰でも分かる。
 目の前で暴れていた奴等は全員が全員、殺すための存在だった。
 それはこの手に握られた刃も同じだった。
 右腕には日本刀が握り占められている。 
 妖刀と言う物があるのなら、これがそれだ。
 手の中の刀は月光に照らされ吸い込まれそうな輝きを放つ。
 鏡のように透き通った刀身に映る自分の姿は、いつもより艶めいているようにも見えたし、死神に取り付かれているかのようにも見えた。
 いつも振るっている木刀に比べこの刀は、重い。
 人を殺すために生まれ。
 人を殺すために生きる。
 単純に重量が重いという話でなく、その意味が重かった。

(ハヤテくん…………まずはハヤテくんを探そう)

 脳裏に浮かぶは一人の借金執事。
 心の支えはそれだった。
 それがある限り、その歩みが止まる事はないし、殺し合いなど行うこともない。
 だが、それでも。
 桂ヒナギクという人間は、こんな状況に平然と耐えられる強い人間ではなかった。
 決して体の震えは止まらないし、恐怖も消えない。
 だが、それでも。
 桂ヒナギクという人間は、こんな状況でも簡単に挫けるほどやわな人間でもなかった。

471 :華 -はな- ◆sqiKf5uFtc :2007/06/24(日) 06:38:23 ID:???
 立ち並ぶ木々の間を進む中、ヒナギクは一本の枯れ木を見つけた。
 いや、枯れ木ではない。
 生い茂る木々の中で異彩を放つそれは杖を突いた人影だった。
 思わず身を強張らせるが、その人影は動かない。
 こちらに気付いていないのか。
 いや、目の前に立っているのだそんな事はありえない。
 小さな風が吹いた。
 枯れ木のように長く垂れる黒髪が揺れ、その素顔が覗く。
 そして、その人影が動かない理由を垣間見る。
 その目元には、深い一文字が刻まれていた。
 その目に光は届いていない、こちらに気付かないのも道理だろう。
 そして眉をひそめた不安気な表情。
 目の見えぬ状態でこんな事に巻き込まれた、その恐怖はいかばかりか。
 それは察するに余りある。

「あの、大丈夫ですか?」

 声をかけずにいられなかったのも仕方のないことだった。
 元々、困っている人間を放っておけない性分だ。
 こんな危険な場所に、盲目の人間を放っておけるはずもない。
 それに、警戒する必要は無いだろう。
 目の見えない人間に、殺し合いもなにもない。
 むしろ、こんな人まで巻き込んでいる、あの神父への怒りが増してくるばかりだ。

「いや失礼。それがしは銭機家使用人、伊良子清玄と申しまする。
 見ての通りの盲目ゆえ、道行に難儀しておるところにござる」

 向けられる朗らかな笑み。
 先ほどは一瞬でわからなかったが、その容姿は引き裂かれた双眸も気にならないほどの美男子だった。
 底しれぬ深い淵は惹きつける様な色香を漂わせている。
 その色香に一瞬ドキリとさせられたが、高鳴る心拍を押さえ何とか平静を保つ。
 平静を保てたのは一重に使用人と言う言葉に思うところがあったからか。

472 :華 -はな- ◆sqiKf5uFtc :2007/06/24(日) 06:40:29 ID:???
「そうですか。
 申し送れました、私は桂ヒナギクといいます」

 丁寧に名乗りを返して、自身の手に握られた物騒なモノに気付いた。
 このままでは失礼に当たると思い鞘に剣を収め、リュックに仕舞いこむ。

「不仕付けながら。一つ尋ねたいのでござるが。
 ここは何処でござろう?」

「えっと、地図上だとFの3辺りだと……」

 そこで気付いた。
 この人は、目が見えないのだ。
 そんな人が、地図を読めるはずもない。
 すぐさまそこに思い至れなかった自分の不甲斐なさに腹が立つ。
 考えてみて、この人に読めないものが地図以外にも、一つあることに気付いた。

「あの、支給された物の中には参加者名簿もあるんですけど。
 よろしかったら私が読み上げましょうか?」

 私がハヤテくんの存在を知れたように、この人も知人がいるかもしれない。
 誰だって、知り合いがいるのならば合流したいと思うのは当然だ。
 だけど、この人のように名簿が読めなければ、そう思うことすら出来ない。
 名簿の内容くらいは伝えて上げなければならない。

「参加者名簿? なんの参加者にござるか?」

「……はい?」

 だが、返ってきた答えは予想外のモノだった。
 少し、応答がズレている。
 その声は真剣そのもので、フザケているようには感じられない。

473 :華 -はな- ◆sqiKf5uFtc :2007/06/24(日) 06:42:20 ID:???
「……えぇっと、何と聞かれても困るんですけど」

 それは私も聞きたいくらいだ。
 聞けば、伊良子さんは本当にこの状況を理解していなかった。
 あの場での説明を聞き逃してしまったらしい。
 あの状況でどうやって説明を聞き逃すのかと思ったが。

『恥ずかしながら。突然の事態に狼狽しておったゆえ』

 との事だ。
 誰でも混乱するような事態だ。
 盲人である伊良子さんの恐怖がどれ程のモノだったかなんて、私なんかに想像できるものでも無い。
 追求するような事でも無いだろう。

 だが、説明するにしても何から話せばいいのか。
 正直私も何が起きているのかは理解していない。
 ただ突然、殺し合えと言われ、ここに放り出された。
 わかっているのはそれくらいだ。

「えっと、ですね……」

 でも、ルールだけでも話さねばと思い。
 あの時自分の見聞きしたものを一つ一つ説明し始めた。

 ―――――――――――――――――――。

474 :華 -はな- ◆sqiKf5uFtc :2007/06/24(日) 06:43:38 ID:???
「なるほど。そのような……」

 話を聞き終えた伊良子さんは神妙な面持ちのまま、言葉を詰まらせる。
 当然だ。
 こんな話を聞いて冷静でいられる人間なんていない。

「……それで、先ほどの参加者名簿という訳にござるか。
 ヒナギク殿。手数をかけ心苦しいが名簿の朗読を願い上げまする」

 そう言って、伊良子さんは深々と頭を下げる。
 たしかに多少の手間だが、元よりそのつもりだったので問題はない。

「いえ、このくらい気にしないで下さい。
 じゃあ、読み上げますね」

 咳払いを一つ挿み、名簿に書かれた名前を順に読み上げてゆく。
 もちろん最低限の小さめの声で。
 伊良子さんは内緒話に似た小さな声に神妙な面持ちで耳を傾けている。
 その心境はいかばかりか、表情からは読み取れない。

「――――ロッサ。以上です」

 全てを読み終え一息吐くと、伊良子さんの反応をうかがった。

「どうやら、それがしの聞き知る名は皆無にござる」

 全てを聞き終えた伊良子さんは僅かに唸り、そう答えた。

「そう、ですか……」

 知り合いがこの場に入るのが幸運なのか不幸なのかはわからないけれど。
 やはり、一人と言うのは心細いだろう。

475 :華 -はな- ◆sqiKf5uFtc :2007/06/24(日) 06:45:49 ID:???
「……ヒナギク殿。そろそろ場を移したほうがよいかと。
 森の中など、いつどこに誰が潜んでおるやも知れませぬゆえ」

 少し唐突な言葉だったが、確かに一箇所に留まるのは危険だ。
 障害物が多いというのは隠れ蓑にもなるが、いつ奇襲があるともわからないということでもある。
 そう思うと、急に森の木々が襲い来る敵のように思えてしまい、少し背筋が冷える。

「そうですね。そうしましょう」

 私がそう言うと、先を切って伊良子さんが歩を進めた。
 一人では歩くこともままならないのか、それは酷く不安定な足取りだった。
 見るに見かねて、その手を取り体を支える。

「いや、かたじけない」

「気にしないで下さい。困ったときはお互い様ですから」

 そのまま肩を貸しながら夜の森を行った。
 刀はリュックにしまったままである。
 人一人支えた状況だ。
 即座にに取り出すのは難しいだろう。
 この状態で襲われたらひとたまりも無い。
 だから、辺りに細心の注意を払いながら進む道を選ぶ。

「伊良子さん。森を出ましたよ」

 なんとか何事もなく森を抜け出ることができた。
 だが、見通しが良くなったとは言え、どこにあの化け物たちが潜んでいるのかわからないのだ。
 まだ油断は出来ない。

476 :華 -はな- ◆sqiKf5uFtc :2007/06/24(日) 06:50:04 ID:???
「かたじけない」

 そう言って、伊良子さんはこちらから身を離した。
 そのまま僅かに進み、リュックから取り出した杖を地面に突いた。
 月光に、杖が怪しい輝きを見せる。
 それはオカシイ。
 玩具じゃあるまいし光る杖などありえない。
 よく見れば突いているのは杖ではなく剣である。
 剣が放つ、引き込まれるような怪しい輝き。
 その輝きは見覚えがある。
 確かあれは、私の持っていた剣と同じ輝きではなかったっけ?

「ヒナギク殿」

 唐突な呼びかけ。

「はい?」

 反射的に返事を返した。

 そして、華が咲いた。

 鮮やかな赤い華だった。
 夜でも色褪せることない鮮明な赤は、純粋に綺麗だった。

 だけど、その華が、自分の体から咲いていたのが、奇妙と言えば奇妙だった。

 けど、そんな事も気にならないほど、この華は、

 本当に…………綺麗――――――。

477 :傀儡 -くぐつ-:2007/06/24(日) 06:51:49 ID:???
 唐突に泥沼に引きずり込まれたかと思えば、先ほどまで対峙していたはずの藤木の気配が消失した。
 消失したのは、藤木に限った話ではない。
 つい先刻まで存在していた全ての気配が消えている。
 先といい今といい、これはいかな事態か。
 そもそもここは何処の土地ぞ?
 掛川か。はたまた、見知らぬ地か。
 耳を澄ましても、獣の気配も虫の声すらも聞こえてはこない。
 聞こえるのは、ただ風にざわめく木々の声のみ。
 ここが何処ぞの山中であるのならば、それは問題である。
 目の見えぬ伊良子にとって、木々という障害物が立ち並ぶ山中は歩く事すら困難な魔境である。
 迂闊に動くのも命取りになり得る。
 どうしたものかと、若干の焦燥を覚える伊良子の耳に地を踏みしめる音が届いた。
 それは、耳と鼻で辺りを見る伊良子でなければ聞き逃していたであろう小さな音。
 その方角に意識をやれば、確かに何者かの気配を感じる。
 偶然か意図かは知らぬが、誰かがこちらに接近しているのは明白だった。
 それは気配を殺そうとしているものの殺しきれておらず、明らかな素人のモノである。
 少なくとも、先ほど逸れた源之助のモノではない。
 いや。そもそも、藤木源之助という男は、気配を殺し不意を討とうなどどいう発想自体持っていないだろう。
 ならば野党であろうか?
 森の中に盲目が一人。
 なるほど、これは格好の獲物であろう。
 そうはさせじと、取り出したる刀を地面に突き立て構えを取った。
 それは、およそ一切の流派に聞いたことも見たこともない奇怪な構えだった。
 盲人が杖を突くが如きのこ構えこそ伊良子清玄、必勝の構え。
 間合いに入ったが最後。何人たりとも逃れることの出来ない魔技――――無明逆流れの姿である。

478 :傀儡 -くぐつ-:2007/06/24(日) 06:54:30 ID:???
 伊良子は刀に力を込めようとして、そこでやっと気付いた。
 手にした感触は刀のそれではない。
 失態である。
 咄嗟に手にしたそれは刀ではなく、まさに杖そのものであった。
 なぜ、気づかなんだか。
 そもそも、この杖はどこから取り出したのか、思いだそうにもいまいち不明確である。
 このまま無明逆流れを放てば、技の威力に杖が保たない。
 相手に届く前に杖が壊れるのが関の山であろう。
 焦りに眉を顰める。
 追い詰められた伊良子の背にジワリと温い汗が流れた。

「あの、大丈夫ですか?」

 女子の声であった。
 その鈴の様な響きからして、年の頃は若いか。
 こちらの身を案じるような言葉からして、どうやら野党ではない様だ。
 僅かに安堵の息を吐きながら、口を歪めてほくそ笑む。
 一人佇む盲人を哀れに思った偽善者か。
 それとも、この美貌に引かれた情婦か。
 どちらにせよ、女であると言うのは都合がいい。

「いや失礼。それがしは銭機家使用人、伊良子清玄と申しまする。
 見ての通りの盲目ゆえ、道行に難儀しておるところにござる」

 極力敵意のない笑みを作りながら、声の方へと顔を向ける。
 それでも警戒は怠らない。
 細心の注意を払いながら相手の出方を伺う。

479 :傀儡 -くぐつ-:2007/06/24(日) 06:55:44 ID:???
「そうですか。
 申し送れました、私は桂ヒナギクといいます」

 名乗りと同時に耳に届く鍔鳴りの音。
 帯刀しているのか?
 女子が帯刀するなど、どこの武家の娘か。
 そのまま、何所かに刀を仕舞い込む音が聞こえる。
 音の位置からして、背負い篭か。

「不仕付けながら。一つ尋ねたいのでござるが。
 ここは何処にござろう?」

「えっと、地図上だとエフノサン辺りだと……」

 江富之山。
 覚えのない名の山である。
 やはり掛川近辺ではないということか。

「あの、支給された物の中には参加者名簿もあるんですけど。
 よろしかったら私が読み上げましょうか?」

 唐突に女がそんな事を言ってきた。
 支給された? 参加者? 名簿?
 なんの話か。
 全くと言っていいほど状況が掴めない。

480 :傀儡 -くぐつ-:2007/06/24(日) 06:56:52 ID:???
「参加者名簿? なんの参加者にござるか?」

「……はい? ……えぇっと、何と聞かれても困るんですけど」

 返ったのはなんとも素っ頓狂な声であった。
 このままでは埒の開かぬと、単刀直入に切り出して見たが、今のは拙い質問であったか。
 ここで訝しまれるのは宜しくない。
 帯刀していることからして、良家の娘である事は間違いないだろう。
 わざわざ盲目の男に近づく良家の娘。
 それが世の知らぬ、箱入り娘なれば、弱者を装うのも悪くない手段だ。
 正直に手の内を晒して見るのか。

「いや。正直に申し上げるに。
 恥ずかしながら。突然の事態に狼狽しておったゆえ。事の成り行きを理解しておりませぬ」

 故にと、説明願えば、女は少しの戸惑いを見せたものの疑いはせず、事の顛末を語り始めた。

 ―――――――――――――――――――。

481 :傀儡 -くぐつ-:2007/06/24(日) 06:57:44 ID:???
「なるほど。そのような……」

 聞き及んだ話は、まさに暴挙であった。
 天下は既に泰平。
 合戦さながらの殺し合いなど許される筈がない。
 にもかかわらず、現にこのような暴挙が執り行われている。
 これほどの大事態、秘密裏にという事も在り得ない話だ。
 ならば、これを膳立てたのは、それが許されるだけの権力者という事になる。
 ともすれば東照大権現ゆかりの者か。
 聞けば、勝利を収めたものの願いを聞き遂げると言う。
 本当に之を開いた領主が、時の権力者ゆかり者ならば、その褒美たるや望むがままと言っていいだろう。
 技前を認められ推挙されれば、将軍家剣術指南役も夢ではない。

 今、伊良子の内に燃えているのは、野心の炎である。

 伊良子清玄は最下層の貧民集落に生まれた夜鷹の子である。
 当然、その生涯は決して平坦なものではなかった。
 幼き伊良子は肩が触れたという理由だけで、士に無礼討ちにされた貧民街の人間を見た。
 それでも士に文句なぞ誰も言えなかった。
 どのような目に合わされても、農民は士族に平身低頭して然るものである。
 士族とは、ただそれだけで偉く。
 農民は、ただそれだけで蔑まれるモノ。
 まして最下層の人間なれば、ただそれだけで無価値である。
 そんな無価値な人間が、己の剣一つで成り上がり天下を取る。
 なんと愉快な話であろうか。
 全ての命を踏み台にして、夜鷹の子は天下の伊良子清玄となる。
 その願いは、すぐ眼前にあった。

482 :傀儡 -くぐつ-:2007/06/24(日) 06:58:46 ID:???
「それで、先ほどの参加者名簿という訳にござるか。
 ヒナギク殿。手数をかけるのは心苦しいが、名簿の朗読を願い上げまする」

 言って、頭を垂れる。
 名の売れた武芸者がいるやもしれぬ。
 聞いておいて損はないだろう。

「いえ、このくらい気にしないで下さい。
 じゃあ、読み上げますね」

 咳払い一つおいて、女は名簿を読み上げはじめた。
 次々と読み上げられてゆく姓名。
 異国の者であろうか、中には聞きなれぬ響きを含んだモノも少なくない。

「―――リー、藤木源之助」

 そして、その名が読み上げられる。
 つい先刻まで立ち合っていたのだ。
 あの貝殻野郎も名を列ねて当然だろう。
 だが、再燃する憎悪の炎は表に出さない。
 このような事で警戒されては元も子もない。
 今や天下に上る道は目の前にある。
 その道を前にして、藤木源之助なぞもはや道端の小石も同然。
 藤木に対する憎悪の炎も、今や轟々と燃え上がる野心の炎を前にして霞んでいる。
 自らの手で討てるならばそれに越したことはないが、他の武芸者に殺られ、朽ち果てるならそれもいい。
 ……藤木。ここでお前は這え。
 己は翔ぶ。

483 :傀儡 -くぐつ-:2007/06/24(日) 06:59:38 ID:???
「――――ロッサ。以上です」

「どうやら、それがしの聞き知る名は皆無にござる」

「そうですか」

 全ての名が読み上げられが、貝殻を除けば聞き知った名は一つとしてなかった。
 御膳試合なれど、名売れの武芸者がいないと言うのも奇妙な話である。
 だが大方の状況は把握した。
 盲目では知り得ぬ情報も得た。
 もう既に、女の役割は多くない。

「……ヒナギク殿。そろそろ場を移したほうがよいかと。
 森の中など、いつどこに誰が潜んでおるやも知れませぬゆえ」

 それは半分本当で半分嘘だ。
 森が奇襲を受けやすい場所であるのは事実だが。
 開けた場所に出たところで、火縄や鋲の餌食になる可能性が上がるだけだ。
 詰まるところ、どこに行っても危険な事に変わりなどないのだ。
 だが、伊良子は森を抜け出さねばならなかった。
 森と言う場所は伊良子の天敵である。
 立ち並ぶ木々は刀を振るうに邪魔となり。
 転がる石ころは無明逆流れの妨げとなる。
 一人で抜け出ることが不可能な魔境なれば、人の手を借り抜け出るほかあるまい。

「そうですね。そうしましょう」

 先を切って、態とふらつきながら歩を進める。
 狙い通り、すぐさまその身を支える感覚があった。

484 :傀儡 -くぐつ-:2007/06/24(日) 07:00:52 ID:???
「いや、かたじけない。ヒナギク殿」

「気にしないで下さい。困ったときはお互い様ですから」

 そのまま、女の肩を借りながら歩く。
 その折り、隙をついて背負い篭へと腕を忍ばせた。
 狙いは刀。
 そこに仕舞い込んである事は、先刻耳で確認済みだ。
 定廻り同心の財布を抜き取る事に比べれば、小娘一人から刀を盗み取る事のなぞ雑作ない。
 尤も、スリは十二の時に浪人者を打ち負かした時に、奪い取る方が遥かに容易い事を知って以来行っていないが、それでも腕は錆び付いてはいない。
 女の背で、気付かれぬよう刀を抜き取り自らの篭に移す。
 そのうちに、木々のざわめきが遠ざかる。
 踏みしめる感触が獣道から確かなモノへと変わってゆく。
 魔境の出口は近い。

「伊良子さん。森を出ましたよ」

 後押しするような女の声。
 一言礼をいって女から身を離した。
 そのまま足場を確かめながら距離を取る。
 ここまでくれば問題なかろう。
 そっと先ほど盗った刀を取り出し、地面に向かって垂直に突き刺した。
 その姿が女にはどう映ったか。
 その構えはどう見ても戦闘をする姿勢ではない。
 盲人が杖を突いて佇んでいるようにしか見えないだろう。

 伊良子は地面に突き刺した刃に力を込める。
 地面の抵抗に抑圧された力は一点に溜め込まれてゆく。

485 :傀儡 -くぐつ-:2007/06/24(日) 07:02:46 ID:???
「――――ヒナギク殿」

「はい?」

 女の声。
 同時に、声の位置目掛け腕だけではなく全身で刀身を振るった。
 刀が跳ね上がる。

 まさに一閃であった。

 鮮やかな血の花が咲く。
 花咲かす女は、自らに何が起きたのかを理解していない。
 当然だろう。
 極限まで溜め込んだ力が解放されるその一撃の速さは、神速を超える。
 目視すら出来ない一撃をどう理解しろと言うのか?
 おそらく彼女は痛みも感じることもなく、死すら感じる暇もなく死に行けたことだろう。
 せめて苦しまぬよう。
 それが伊良子清玄のできる、せめてもの情けである。
 伊良子が女を手篭めする事は多々あれど、女を手にかけるのは珍しい事である。
 だが、野心のためとあらば、実の母をも手にかけた男である。
 好ましからぬ事にあれど、そこに躊躇いなどありはしなかった。
 伊良子は上り詰めるためならば、それこそ傀儡のように何だってする。

 ならば、清玄は主催者の思惑通り、殺すための傀儡となるのか。

 否。伊良子清玄は傀儡ではない。


 もっと、おぞましい何かだ。

486 :傀儡 -くぐつ-:2007/06/24(日) 07:04:20 ID:???
【F-3 道上/一日目・黎明】

【伊良子清玄@シグルイ】
 [状態] 疲労・小
 [装備] 七丁念仏@シグルイ
 [道具] 荷物一式 竜王の杖@ドラゴンクエストモンスターズ+
 [思考] 1:勝利し褒美を得る。
    2:出来るならば、藤木源之助は自らの手で討つ。

【桂ヒナギク@ハヤテのごとく 死亡】
【残り27人】

487 : ◆sqiKf5uFtc :2007/06/24(日) 07:06:42 ID:???
名前が長げぇつわれたんで後半は鳥なしです。

>>466
大歓迎です。
ありがたや、ありがたや。
10話もいってねぇのに話すネタが尽きないか些か心配ではありますが、今日のラジオが非常に楽しみです。

>>448
>>454
作品が完成するのを楽しみに待ってます。
頑張ってください。

>>469
魅音はたしか軍隊で訓練受けてたと思うんである程度の知識はあるかと。


488 : ◆sqiKf5uFtc :2007/06/24(日) 07:10:40 ID:???
>>486をちょっと修正

【F-3 道上/一日目・黎明】

【伊良子清玄@シグルイ】
 [状態] 盲目 疲労・小
 [装備] 七丁念仏@シグルイ
 [道具] 荷物一式 竜王の杖@ドラゴンクエストモンスターズ+
 [思考] 1:勝利し褒美を得る。
    2:出来るならば、藤木源之助は自らの手で討つ。

【桂ヒナギク@ハヤテのごとく 死亡】
【残り27人】


489 :マロン名無しさん:2007/06/24(日) 10:16:28 ID:???
久々の作品ktkr
何かズガンに近いけど短編だから問題ないのか?

490 :マロン名無しさん:2007/06/24(日) 12:15:32 ID:???
>>488
新作GJ!
藤木といい、伊良子といい、シグルイのキャラ格好よすぎw
……っていうかヒナギクが死んだー!
軽くショックなんだぜ。

>>489
しっかりヒナギク視点での描写もあるし、これはズガンではないだろ。

491 :マロン名無しさん:2007/06/24(日) 14:15:47 ID:???
何処のロワに出しても、微塵も問題ない出来だろ
凄い面白かった

492 :マロン名無しさん:2007/06/24(日) 15:44:04 ID:???
そうか、俺の杞憂だったかなスマソ

493 :R-0109 ◆eVB8arcato :2007/06/24(日) 21:02:03 ID:???
http://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/otaku/5008/1182686472/
http://r-0109.ddo.jp:8000/

上が実況で下がラジオとか何とか


494 :マロン名無しさん:2007/06/25(月) 21:17:01 ID:y3cGkVAx
ほしゅ

495 :マロン名無しさん:2007/06/25(月) 22:51:08 ID:???
だからageんなって

496 :マロン名無しさん:2007/06/25(月) 23:25:27 ID:???
もうお約束な流れだな

497 :マロン名無しさん:2007/06/26(火) 01:02:09 ID:???
マーダーまとめ。
・ギルガメッシュ:無差別。と言うかジョーカー。相変わらずの我様っぷり。
・ランサー:無差別。ジョーカーその2。相変わらずの運Eっぷり。
・範馬勇次郎:強者限定。相変わらず好き勝手食い放題っぷり。
・園崎詩音:無差別。相変わらずの悟史くんっぷり。唯一の一般人マーダー。ステレス寄り。
・伊良子清玄:無差別。相変わらずのツンデレっぷり。御膳試合と勘違いしてるドジっ子マーダー。

5/27と比率的にはそこそこながら、実力上位陣はのきなみマーダーだから戦力的には充分か。
あと未登場でマーダー化しそうなのはバズズくらいだけど、どう転ぶか楽しみでふ。

498 : ◆sqiKf5uFtc :2007/06/27(水) 02:17:11 ID:???
ttp://www22.atwiki.jp/rowa/pages/36.html
ttp://www22.atwiki.jp/rowa/pages/37.html

とりあえずジョーカーズの紹介文です。
Fateキャラは設定書くだけでクソ長いなぁ。
ネタバレ満載なので気を付けてください。

えー。あと、個人的なアレで申し訳ないんですが。
仕事の関係で移転が決定したんで、しばらく書き込めなくなると思います。
ぶっちゃけ、どう転ぶかまだ私もわかっとらんので、なんとも言えませんが、最悪、半年近く消える、かもです。

勝手に始めた癖に勝手に居なくなって申し訳ないっす。

細々とでも、これからも皆さんで盛り立てていた頂ければ幸いです。

499 : ◆bZgwA7bU.c :2007/06/28(木) 00:32:30 ID:???
投下しまーす

500 :反り、逆え ◆bZgwA7bU.c :2007/06/28(木) 00:34:10 ID:???
ヤッホーみんな元気? 魅音だよ!
今日はなんか気がついたら変なところに連れて来られてへんなオジサンに殺し合えって言われたよ!
いやあ、おじさん最初は何かの冗談だと思ったね!
そしたらさ! でーっかい蜥蜴みたいなのが暴れててさ。
「誇り高き竜族の王たるこの竜王が、何故貴様等如きに指図されねばならん?」
とかどうのこうの言っててさ、すっごく暴れてたんだよー。
いやー、圭ちゃんとかにも見せたかったなー。
そうしたらさ! 次はなんかすっごい金ピカの機械みたいなモノ着込んだイケメンがさ!
「たわけ。天上天下に真なる王は我独り」
とかまた難しい言葉並べる訳、ここらへんになってくるともうメルヘンとかファンタジーだと思ったね、流石に。
んでまあガヤガヤしているうちに蜥蜴の方が鎖に繋がれたの。
そりゃー、そっからは凄かったね。
もう気が狂ったように暴れまわってて、もう人間の言葉じゃないような奇声みたいなよくわかんない音を出して。
暴れだしてからオッサンの隣からもう一人のイケメンが出てきて……。
たった一瞬。事の決着は一瞬だった。

胸から槍を生やして、デカイ身体を横たわらせて、動かなくなった。

そこから皆、水に打たれたかのように静まり返った。
オジサンが淡々と説明を続けるけれど音としてしか聞き取れなかったね。
で、赤毛のオジサンがくろーい渦に飲み込まれて金ピカのイケメンも渦に飲み込まれて。
私も、渦に飲み込まれた。

で、今こうして殺し合いの場にいる訳。


501 :反り、逆え ◆bZgwA7bU.c :2007/06/28(木) 00:35:01 ID:???
「あーあ、参ったなあー」
袋の中から出てきた銃を握り締めて溜息をつく魅音。
なんだかよく分からないうちに殺し合いに巻き込まれてしまったようだ。
「落ち着け……落ち着いて考えるんだ、COOLになれ魅音……最速に、迅速に、やるべきことを纏めろ。そして動かせ、己の身体を……」
頭の中での思考の粒と粒を合わせ、一つの考えを組み立てていく。
粒が合わさり、塊になり。塊が集まり、物になり。物が集まり、考えとなる。
如何に早く、確実に、正しい考えを生み出せるか。
それは全てにおいて勝利を掴む為に共通することである。

「うし! やることはこんなもんか!」
まず、第一にこの腐った場所から抜け出すこと。
その為にこの粗雑な首輪を外すこと。
危険なイケメン二人を倒すこと。
全ての基本は、気に入らない全てに抗い、反逆すること。
それらを掲げ、彼女は歩き始めた。

「ねえ、ちょっといいかな?」
歩き始めてすぐだった。
青い飛行帽に青い服で身を固めた男に声をかけられた。
「……光は、何処にあるんだい?」
彼の目は、私を見ていて。
「闇を越えた先の光は何処だい?」
彼の目は、どこかを見ていて。
「教えてくれないか、僕は――」
彼の目は、虚空を見ていて。
「――何者だ?」


502 :反り、逆え ◆bZgwA7bU.c :2007/06/28(木) 00:35:53 ID:???
「はあ? どっからどう見たって人間でしょう?」
何処から見ても人間にしか見えない男が己は人間かと問われたら、人間だと答えるしかない。
ごく普通の、一般人の回答だった。
それでも目の前の男の表情は晴れない。
「僕は人類の恐怖、破壊神と戦ったんだ」
男の目は相変わらずこちらを見ていて見ておらず。
独り言をぶつぶつと続けている。
「二人の仲間と、その破壊神を打ち倒すことには成功した」
ヤクかなんかをやっているノリで喋りつづけている男を見て。
魅音はそろそろそこから逃げ出そうかとも考えていた。
「でも、破壊神を倒しても。待っていたのは明るい未来じゃない。
 僕たちを迎えてくれたのは英雄を見る目ではなく、化け物を見る冷たい目線だった」
男の目線が下に落ち、暗い空気があたりに広がる。
やっと終わるかと思って落ち着いた魅音だが、何故かほって置けない気持ちが湧いてくる。
「考えたんだ、僕は。僕が人間ではなく、破壊神になってしまったんじゃないかなって」
男が再びこちらを向く。
今度はまっすぐ、正面にいるヒトを見て。
「――だから、僕は人間として死ぬことにしたんだ。ここで」



「はぁ〜〜?! 何いってんのアンタぁ〜〜!
 さんざ暗い話グダグダベラベラ喋っといて最後には人間として死ぬだってぇ〜?!
 笑わせるんじゃないよ! いいかい、生きてるうちで大切なのは人間として死ぬとかそんなんじゃないんだよ!」
胸倉を掴みかかって怒鳴る、自分よりも年上に思える青年がウジウジしているのがなんともムカついてどうしようもなくて。
迷った挙句にこの行動に出たのだが、よく考えると全然COOLじゃない。
しかも顔から察するに、目の前の男の考えは変わっていないようだ。
「いいよ、じゃあアンタの死にたい覚悟とアタシの信念と。
 どっちが強いか勝負するよ!」
その言葉に男は少し戸惑った。
何故目の前の彼女は、今であったばっかりの見ず知らずの自分にここまでするのか。
彼女を突き動かす物は一体なんなのか?

503 :反り、逆え ◆bZgwA7bU.c :2007/06/28(木) 00:37:07 ID:???
「はい、コレで決めるよ」
差し出された銃、円のような部分には金属の塊が六発詰まっている。
「これで、どうやって決めるんだい?」
青年の世界には銃が無い為、銃の構成すら分かって無い。
少し驚いた後に、魅音は銃について軽く説明をし、決め方を言った。
「ロシアンルーレットって言ってね、本来は六発の内一つだけ弾丸を入れて自分の頭に銃口を添えて引鉄を引く。
 死ななかったら勝ち、弾が出てきて死んでしまったら負け。
 なんだけど、コレはもっとヒヤヒヤする方法があってね。
 六発中の五発、不発の玉を五発仕込んでおく。
 玉は入っているけど爆発するかどうかは分からない、命をかけたデス・ゲームって所かな」
銃を手の中でくるくると回しながら、魅音は青年を見つめる。
その自信たっぷりの顔を見て青年は更に考える。
何故、彼女は命まで賭ける事ができるのか。
分からなかった、何もかもが。

リボルバーの回る音がなり続き、魅音の手によって止められ、装着される。
「貴方の頭が吹っ飛べば人として死にたいって言うアンタの信念の勝ち。
 その代わり私の頭が吹っ飛べば貴方を人として生かしたいと言う私の信念の勝ち。
 いわば死んだほうが勝ちね、最初の五発が不発って言うこともあるから。六発目を引いた人間の勝ち。
 信念の強いほうが命を失う代わりに勝つ、これでいいでしょ?」

そして、青年の手に有無を言わさず銃が握らされる。

「さあ、始めよ。どっちの信念が強いか、試してみようじゃん」

青年にとっては未知のモノである銃が、ロトの剣より重く、その手に圧し掛かるように感じた。


504 :反り、逆え ◆bZgwA7bU.c :2007/06/28(木) 00:37:58 ID:???
ゆっくりとその銃口をこめかみへと持ち上げ、キッチリと密着させる。
引鉄に指をかけたときに、カチリと言う音が妙に重く聞こえる。
でも、躊躇わなかった。一刻も早く人として死ねるなら、自分はそれで良いのだから。

カツンッ。

「一発目は外れ、流石に一発で死ぬほどは強くなかったかな……」

青年の男から銃を奪い取り、魅音は素早く銃口を自分のこめかみに当てる。
男が戸惑う隙も与えず、一切の躊躇いも無く。

引鉄を一気に引いた。

カツンッ。

「……外れ。次はアンタの番だよ」

手から離れたと思った銃が直ぐに手元に戻ってきた。
命がなくなるかもしれないのに、ここで死んでしまうかもしれないのに。
どうして彼女はここまで、見ず知らずの僕にできるのだろう。
彼女の覚悟とは、なんだ?

そう考えながら、銃口をこめかみに運ぶ。
何かが震える音がするが、素早く引き金を引く。

弾丸は出てこない、自分の頭も貫かれない。

その後に、やはり間髪入れずに銃をもぎ取る魅音。
彼女がどうしてここまで死を恐れずに大胆に行動できるのか?
それが青年には不思議で仕方が無かった。
彼女は、ロトの血筋よりももっと誇り高い血筋の人間なのだろうか?


505 :反り、逆え ◆bZgwA7bU.c :2007/06/28(木) 00:38:48 ID:???
そのとき既に魅音は引鉄を引いていた。
結果はハズレ、残りは二発。
次で当たらなければ、死ぬのは魅音。

手に持っている銃がすごく重く感じ、こめかみまで持ち上げられなくなってきている。
そして再び僅かに何かが震える音が聞こえる。
その音は一定のリズムで耳に入り込んでくるように鳴りつづけて。
止まることの無いそれは嘲笑うかのように大きな音へと化けていった。

青年の手の中で。

目の前の彼女の口が動いているが。
それは言葉としてではなく、声としてでもなく、空気の振動の音としてしか聞こえない。
その間にも自分の手から聞こえる振動音がどんどん大きくなる。
気がつけば手袋の中が汗でぐっしょりしている、額からも嫌な汗が流れている。

なぜだ?何故だ?ナゼだ?

そうだ、分かった。

死ぬのが。

怖いからだ。

震える音が鼓膜を破りそうになったとき、一気に引鉄を引いた。



弾丸は。
銃口から。
その顔を。
出さなかった。

506 :反り、逆え ◆bZgwA7bU.c :2007/06/28(木) 00:39:46 ID:???









頭が一気に真っ白になった。
残り二発、飛び出てくる確率は二分の一、自分はハズレを引いた。
次は「死」が待ち受けている。

それが分かったとき既に手元に銃は無かった。
銃は目の前の彼女の手元にあった。
彼女は笑いながら銃口を自らのこめかみに向け。
あっさりと言い放ったのだ。

「私の、勝ちだね」
青年が魅音の腕を突き飛ばすため身体を動かすよりも早く。
魅音は、銃の引鉄を引いていた。












507 :反り、逆え ◆bZgwA7bU.c :2007/06/28(木) 00:40:49 ID:???
ゆっくりと、目を開ける。
女性の笑い声が聞こえる。
視界に移りこんできたのは。
押し倒されながら笑っている。
引鉄を引いたはずの彼女だった。

「いやー、上手くいったねえ!
 銃の構造知らない人で本当に助かったよ!」

魅音は、生きていた。
それも銃を握りながら、頭がそのまま残った状態で、笑っていた。
青年は恐る恐る聞いた。

「……どういうことだい?」

笑いすぎておなかを抑えていた魅音が、目に涙を浮かべながら青年の問いかけに答える。
「最初っから、全部ハズレだったんだよ。
 一発も本当の弾丸なんて入ってない、全部ダミー」

それを聞いた青年は、再び頭が真っ白になった。
そう考えると引鉄を引く速度、余裕の笑い、全てが納得できる。
さっきまでの張り詰めた空気から開放された気がして、どっと疲れが来た気がして後ろへ倒れこんだ。

「さて、ゲームはあたしの勝ちだね。
 部活の規則、ゲームの敗者は勝者の言うことを聞かなければならないに従って、
 約束どおり、あたしが言った「人として生きること」に専念してもらうよ」
魅音のその言葉に、青年は一気に現実に戻される。
「ゲームに勝った?どういうことだ?
 二人とも死ななかった、だから引き分けじゃないのか?」
魅音はニヤニヤと笑っている。
そして、青年を見下しながら勝ち誇った表情で言う。


508 :反り、逆え ◆bZgwA7bU.c :2007/06/28(木) 00:41:47 ID:???
「最初に言ったよね、「六発目を引いた人間の勝ち」って。
 六発目を引いたのはどっちかな?」
そこまで聞いて、最初に魅音が言った言葉がフラッシュバックする。
確かに彼女はそう言っていた。

疲れが一気に吹っ飛んだ気がした。
自分はまんまと彼女の策略にハメられたのだ。

「ああ、分かったよ。君の言う通り「人として生きること」を選ぼう。
 僕はロラン、君は?」

魅音は、満面の笑顔で答えた。
「魅音、園崎魅音。私は部活の部長として私が気に入らない全てのことに抗おうと思う。
 だから、この殺し合いにも抗う。徹底的に。自分が、そうしたいと思うから。私はそうする。
 ロラン、貴方を死なせたくなかったのも、私がそうしたいと思ったから。
 ……宜しくね、一緒にこの殺し合いをぶち壊そう!」

ダイヤモンドより堅い精神の決意同士が結ばれる。
彼らがこの殺し合いをどう変えていくのか。
それは彼ら自身も知らない。誰も知らない。

私も、知らない。

509 :マロン名無しさん:2007/06/28(木) 00:45:56 ID:???
 

510 : ◆bZgwA7bU.c :2007/06/28(木) 00:55:05 ID:???
【A-2 海岸/一日目/黎明】
【ロラン@ドラゴンクエストモンスターズ+】
[状態]:健康
[装備]:なし
[道具]:荷物一式、未確認支給品(1〜3)
[思考]基本:人として生きる
1:魅音と行動する。
2:バズズを始末する、魅音は巻き込みたくない。
3:ミオンの言葉を守る
[備考]※クリオに会う前です。

【園崎魅音@ひぐらしのなく頃に】
[状態]:ちょっと心拍数上がってる
[装備]:M10 ミリタリー&ポリス(残弾6)
[道具]:荷物一式、予備弾丸(24発)、火薬(六発分)、ダミーの弾丸(六発)、不明支給品(0〜1)
[思考]基本:気に入らない全てに抗い、反逆し、自分のしたいようにする。
1:ロランと行動する。
2:ロランに「人として生きる」という約束を守らせる

511 : ◆bZgwA7bU.c :2007/06/28(木) 00:57:41 ID:???
ばいさるうぜえ
投下遅れてごめんなさい
支援って凄い大切ですね

>>498
大変でしょうが、頑張ってください

512 :マロン名無しさん:2007/06/28(木) 01:45:21 ID:???
良作ktkr
魅音、かっこいいじゃないか……本編での空気読めてなさっぷりが嘘みたいだw
ロランの危惧もごもっともっちゃあごもっともだが、それをいとも簡単に吹き飛ばした魅音の知略に乾杯。GJでした!

513 :マロン名無しさん:2007/06/30(土) 07:02:51 ID:Q1Ut/Nlo
ホッシュ

514 :マロン名無しさん:2007/07/03(火) 22:36:35 ID:3GT+GnvG
ほしゅ

515 :マロン名無しさん:2007/07/04(水) 22:36:30 ID:aizYjFKl
☆ゅ

516 :マロン名無しさん:2007/07/04(水) 22:51:10 ID:???
地図更新しました

http://takukyon.hp.infoseek.co.jp/cgi-bin/clip/img/20.png

517 :マロン名無しさん:2007/07/05(木) 12:09:43 ID:???
誰も乙すらしないのか

518 : ◆C0vluWr0so :2007/07/07(土) 17:28:59 ID:???
世の中には不思議なことなど何も無い――そんな一節を何かの本で読んだ。
その本はやけに分厚かった覚えがある。おそらく長門に借りた内の一冊だろう。
俺はその言葉を見たときに、思わず苦笑してしまった。
だってそうだろう? 俺の周りは――もはや、不思議で出来ていると言っても過言ではないのだから。
宇宙人、未来人、超能力者、そして、あいつの言を借りるとするなら神様。
それがみんな集まって、SOS団などという怪しげな組織の一員として世界を大いに盛り上げる活動をしている。
誰が見たってこう思うだろう、下手なSFの設定だと。
だがそれは、俺にとっちゃノンフィクションで学園コメディで、そして時折恋愛モノだった。
とんでもなく非日常な日常は、いつの間にか馴染みの物となっていて。
だから俺は、そんな生活を手放したくないと思っていた。
思っていたんだ。

 ◆

暗い森の中、少年が一人。
夜の帳が辺りを包み込む中、おぼろげなランタンの灯りに照らされていた。
その手に握られたのは一振りの剣。
数百の年月を経てなお失われることのない輝き――勇者のみが振るうことを許された剣。
希金属オリハルコンを材料に、遥か東の国、ジパングの技術をもって精製された伝説の剣。
それは魔王ゾーマを討った勇者の名を冠していた。

「ロトの剣、か……」

519 : ◆C0vluWr0so :2007/07/07(土) 17:29:53 ID:???
少年の表情に浮かぶは困惑。
勇者、魔王、伝説の剣――剣と共にデイパックの中から出てきたのは説明書。
だがしかし、そこに書かれている単語はブラウン管の中や印刷されたインクの染みとしてしか読んだことがないものばかりだった。
所謂ファンタジー以外の何ものでもない。
けれど手に握った剣はズシリと重く、確かなリアルを感じさせてくれる。
そして少年は、この剣を武器に殺し合いをしなければならない――というのがこのバトルロワイアルの主催者である神父の言。
少年は思う。
冗談じゃない。巫山戯るんじゃない。
けれど首に嵌められた首輪はヒヤリと冷たく、言い様のない恐怖をもたらす。
少年の名はキョン。
この際、それが本名かどうかなどはさして重要でも無いだろう。
名簿に記された名がキョンである以上、少年はこのバトルロワイアルの中ではキョンという存在でしかないからだ。
――そんな至極どうでもよいことを考える、それが少年の悪い癖ではあるのだけれども。

「まずはこのバッグの中身の確認……と。
 さっきのランタンと……水とパン。それと……時計、地図、コンパス、紙とペン……ね」

思わずため息がこぼれる。
気づけばいつの間にかこんな変なところに連れてこられ、殺し合いを強要され。
こんな状況を楽観的に見れるほど俺は脳天気じゃない。
だからといってこの状況を割り切り、最後の一人を目指すほどのリアリストでもないがな。
何せ、ここにはハルヒと古泉もいるんだ。
あいつらと殺し殺されの関係を築くほど俺は腐っちゃいないし、あいつらもそんなことは毛頭考えちゃいないはず。
だからといって、俺たちに何が出来る?
首輪に手を伸ばすが、ただ鉄の冷たい感触がするだけ。
その冷たさが、そのままあの神父と二人の冷徹な思惑を表しているような気がしてしまうのは、俺が臆病だからというわけでもないだろう。
ファンタジーの王道、ドラゴン。
それをいとも容易く死に至らしめることが出来るあいつらに対して、ただの男子高校生である俺が何をするって?
即刻首輪を爆破させられ、頭と身体がさようなら――ってのがオチだ。
もう一つ、今度は盛大なため息をつく。

「どうしろってんだよ……!」

520 : ◆C0vluWr0so :2007/07/07(土) 17:30:54 ID:???
やり場のない怒りを胸の内に飲み込んで、そのまま後ろに倒れ込んだ。
眼前に広がるのはきらびやかな星の輝き。
今この瞬間、ハルヒと古泉もこの光を見ているのだろうか。
無茶苦茶な現実に反して、星は変わらず輝いている。
そのことに少しだけ安心を覚え、俺は立ち上がった。
ぽんぽんとズボンについた土を払い、伝説の勇者の剣を握り直す。
ファンタジックな装飾にリアルな感触ってのもなかなかオツなもんだと、そんなことを考えたときだ。
剣がちゃちく感じてしまうほどの、本当のファンタジーの住人が俺の目の前に現れた。

まず感じたのは悪寒。
毛むくじゃらな体表は人のそれとはかけ離れ。

次に感じたのは恐怖。
月光を反射し不気味に輝く牙は獣の比ではなく。

最後に出たのは悲鳴。

「う……、嘘だろおおお!?」

落ち着け、俺。
大きく息を吸え。そして吐け。
今度は目をつぶってもう一度深呼吸を……その後に目を開けば、ほら、今のは夢だってことが……
証明、出来るわけがない。
身の丈は優に三メートルを数え、その身体に倍する翼をはためかせた異形は、丁度十メートル先にまぎれもなく存在している。
魔物の全身に広がる無数の傷――間違いなく、これは俺の世界のモノとは違う。
こんなのはドラ○エの中にしかいない。
つまりここは俺の世界とはかけ離れているわけで……いや、そんなことはどうでもいい。
魔物が動く。
木々の影から出てきた巨躯は月光に晒され全身を映し出していた。
まず目についたのは爪だった。
あれが一振りされただけで、一切の紛れも無く俺は死ぬだろう。
牙が動き、音を発する。

521 : ◆C0vluWr0so :2007/07/07(土) 17:31:49 ID:???
「……その剣、ロランか?」

聞こえてきた音は、想像と違い、はっきりとした意味を持って俺の耳を打つ。
だがしかし、それに知性を感じることはない。
それどころかまったく正反対の生理的嫌悪が悪寒となって背筋を這うほどだ。
……最悪だ。頭の良い化け物なんてろくなものじゃない。
また一歩、怪物が俺に近づく。
魔物の瞳は白かった。顔を覗き込まれることに吐き気さえ感じたが足が震えて動けない。

「フン。剣は間違いなく本物。だが持ち主は何処の者ともしれん小僧か。ならば……」

にたり、と怪物の口端が歪む。
目の前の非現実が一つ動くたび、俺の心臓の声音は大きく高鳴っていく。
確信した。
このままじゃ――間違いなく俺は死ぬ。殺される。
この細腕で怪物とインファイトなんて無謀でしかない。所謂ジ・エンド。
しかし、こんな死に方は間抜けというほかないな。
ホラ、あれだ。映画の序盤で怪物の顔見せに殺される馬鹿ップルのような……。
どうせならイチャイチャとお色気シーンの一つでも演じさせてくれよ、なんていうのはこれ以上にどうしようもなく馬鹿な妄想であって。
やはり馬鹿は死ぬまで治らないということなのか、などと考えている間に近づいてくるのは魔物の影。
至極冷静に、そして客観的に自分の死を見つめる。

「……最後に一つだけ言っておくことがある」

何とも無しに、誰に向けるともなく呟いた独り言。
遺言なんてガラじゃない。ただ、最後だから言ってもいいんじゃないかと、そう思ったんだな。

「ハルヒ、俺の名前は――」

ジョン・スミス? いや、違うね。そんなチャチなもんなんかじゃない。

522 : ◆C0vluWr0so :2007/07/07(土) 17:32:46 ID:???
振り上げられる剛腕と、鋭い爪に視線を向ける。
後少し。それで俺の命はグッバイ・ザ・ビューティフルワールド。
そうだ、どうせなら教えてやるさ。

「俺の名前は――!」
「おりゃあああああああああ!!」

直前、響く声。
直後、痛む頭。
更に後、転がる身体。
そして一瞬後、走る魔物の爪。
俺の一世一代の告白を邪魔したのは――

「な――!?」

先ほどまで俺の居た位置に倒れる、見知らぬ少女のドロップキックだった。
暗くてよく見えないが、俺が知っている人間ではないというのは確か。
なんだ? 月光に照らされる少女の影が広がって――いや。違う。
あれは影なんかじゃない。

「くそったれ……!」

俺は少女へと駆け寄る。出来るならば俺の見間違いであって欲しかった。
けれど、そんなささやかな希望は打ち砕かれる。
ついさっき影と見間違えたそれは、少女の身体から流れ出る血の溜りだった。
起きあがろうとする少女の身体を両手で支える。

「……後ろ!」

少女の声が俺を振り向かせる。そこにあったのは異形の爪だ。
だが、今度は身体が反応した。
俺たちを切り裂こうとする一閃を、少女を抱きかかえながら地を転がり何とか回避する。

523 : ◆C0vluWr0so :2007/07/07(土) 17:33:57 ID:???
「ふざけた小娘め……せっかくの狩りの邪魔をするとはな」

……状況は、まったく良くなっちゃいない。俺はまだ生きている。五体満足で存在している。
だがこの化け物が本気を出せば、俺なんてものの数秒でこの世からおさらばだ。
その時、俺の腕の中から少女が話しかけてきた。

「……ちょっと、話があるんだけど、大、丈夫?」
「おい、大丈夫じゃないのはそっちだろう!? 喋るんじゃない、今俺が――」
「アイツを撒けそうな手が、一つあるの。一瞬だけ、時間稼いでくれない?」

そう言う少女の手に握られていたのは――

「……合図したら、目、つぶってね。正直、逃げるのは君任せになるから」
「……分かった。……使い方、分かるのか?」
「こーゆーのに詳しいバカが、知り合いにいてね……大丈夫、やれるわ」

少女の頷きを確認し、俺は腕の震えを無理矢理押さえ込みながら、化け物と正対する。
剣を握る手に力を込めながら、必死に魔物の顔を睨んだ。
……大丈夫だ。一瞬だけ、それなら――いける!

「落ち着け……落ち着くんだ俺……」

相手との距離はさっきと同じ十メートルといったところ。
勝負は一回。コンティニュー無しの残機0。
怪物は、にたりと嗤うとこちらに歩を進めてくる。
だが、そこで俺は後退せずに、前へ動いた。ただし、素直にそのまま前に出たわけじゃない。
剣を両手でしっかりと握りしめ、独楽のように身体を回転させる。
ぴったり三回転。遠心力で加速した剣を、ハンマー投げの要領でそのまま投擲。
その距離、わずか五メートル。至近距離から放たれた一投は、まっすぐに怪物へと飛んでいき――

「――今!」

524 : ◆C0vluWr0so :2007/07/07(土) 17:34:58 ID:???
少女の声が響いたのと怪物が剣を右腕で防御したのは同時だった。
思わぬ反撃で怪物の動きが止まった瞬間に、俺は目をつぶり両耳をふさぐ。
瞬時、闇を切り裂くように閃光が走る。まぶた越しにでもはっきりと分かる暴力的なほどの光が過ぎ去るのと同時に、今度は周囲を揺るがす大音量が響き渡った。
音と光の奔流で相手を無力化するスタングレネード。俺でも知っている近代兵器は、ファンタジー世界の住人にも確かな効果を与えたようだ。
薄目を開けると怪物が顔を押さえ、怒りの叫びを上げているのが目に入った。
今が絶対の好機だ。このチャンスを捨てるわけにはいかない。

「逃げるぞ! 早く俺の背中に乗ってくれ!」
「――! 待って! なんか様子が――」

その瞬間、ぞくり、と俺の背中を悪寒が走った。

「……舐めるなよ、小僧。この程度の目眩ましで逃げれるとでも思ったのか?
 この手で四肢を一つずつもいでやろうと思っていたが残念だ。
 そのまま……全身を灼かれて死ね」

怪物が紡ぐ言の葉と共に闇の中に火が現れる。
そしてそれはそのまま膨れ上がり、巨大な火球へと姿を変えていく。
轟、と音を立てて燃える火球は、

「味わえ……『イオナズン』!」

一直線にこちらへ向かってくる。
ああ――今度こそ本当に終わった。
目をつぶり息を呑む。しかし、いつまで経っても俺が天国に召される気配は無い。
うっすらと目を開け、まず入ってきたのは少女の姿。
無惨にも焼けている、少女だったモノ。

「な……そんな……」

正直言って、目を背けたい。だが俺は、目の前の少女から目を離すことが出来なかった。
名前も知らない彼女の姿をじっと見ていた。

525 :どうしようもない現実:2007/07/07(土) 17:36:12 ID:???
少女の唇だったものが、微かに震えている。
「逃げて」と、そう言っているように見えた。
だから俺は

 ◆

バズズは一人、喜悦している。
それもそのはずだ。彼の憎き宿敵、勇者ロランをこの手で殺す格好の機会が生まれたのだから。
バズズは忘れない。
斬られた肉をまた裂かれ、断たれた骨をまた砕かれる感触を。
あの時ロランの手に握られていた剣は、今はバズズの手の中だ。
舞台も小道具も整った。不足しているものは役者だ。
ロランを見つけ……あの時の屈辱を返す。

「ロラン――今度勝つのはこの俺だ……ッ!」

死の淵から蘇り、復讐を誓った異形は歩き出す。
その魂は何ものよりも黒かった。

 ◆

少女――千鳥かなめの意識は闇の中に沈もうとしていた。
(あー……ドジっちゃったな……)
少年の姿を見たとき、考えるよりも先に体が動いていた。結果、こんな姿だ。
これではアイツのことをバカに出来ないなと、そんなことを考える。
苦笑しようとしたが、もう身体は動かなかった。
何も見えず、何も聞こえない。多分後数分もしないうちに自分は死んでしまうだろう。
(でもまぁ……最後に人助けも出来たし、なんだかんだで悪くない人生だったかな)
みんな、あたしが死んだって聞いたらどんな顔するかな。
泣いて欲しくない。笑っていて欲しい。
人が死んで笑うってのもおかしな話だけれど――それでもみんなには笑っていて欲しい。

526 :どうしようもない現実:2007/07/07(土) 17:37:02 ID:???
(あぁ……でもアイツがニコニコ笑うところなんか想像できないや)
いつもムッツリと事をこなしてたアイツ。
バカだったけど、大事なところでは私を守ってくれたアイツ。
彼のことは心残りかもしれない。だって私が死んだなんて聞いたら何をしでかすか分からない。
(さようなら、愛すべき軍曹さん。じゃあね、バカソースケ)

最後に彼のことを考えながら――千鳥かなめはその短すぎる生涯の幕を閉じた。

 ◆

だから俺は

 ◆

逃げたんだ。

 ◆

闇の中、少年が一人走っている。
何がなんだか分からないまま、ただ走っていた。
分かったことは、この島がおおよそ考えられる最悪の場所で――俺はその中でもとびきりに最低な奴だったってことだ。


【G-7 山道/一日目・黎明】

【キョン@涼宮ハルヒの憂鬱】
  [状態]  疲労、自己嫌悪
  [装備]  無し
  [道具]  荷物一式
  [思考]1:バズズから逃げる
     2:ハルヒ、古泉との合流

527 :どうしようもない現実:2007/07/07(土) 17:38:11 ID:???
【G-6 山中/一日目・黎明】

【バズズ@ドラゴンクエストモンスターズ+】
  [状態]  若干スタングレネードの後遺症(視力、聴力低下)MP中消費
  [装備]  ロトの剣
  [道具]  荷物一式、不明支給品1〜3
  [思考]1:ロランを捜す
     2:復讐を果たす

【千鳥かなめ@フルメタル・パニック】
  [状態]  死亡

  ※かなめの荷物一式が死体の側に落ちています。



投下完了。
なんだか書いてて鬱になった一作。信じられないくらいの難産でした。
その割に書き終わった後もすっきりしないという……
ノリで書いたところがあるので矛盾点なんかはガンガン指摘下さいませ。

528 :マロン名無しさん:2007/07/07(土) 18:42:29 ID:???
つまんね

529 :マロン名無しさん:2007/07/07(土) 19:10:38 ID:???
確かにつまんね
もうプチ執念の人もいないしここ落としてよくね?

530 :マロン名無しさん:2007/07/08(日) 20:23:04 ID:bA12ZqIw
ほしゅ

531 :マロン名無しさん:2007/07/09(月) 20:30:12 ID:???
いや、結構面白いだろ
少なくとも俺は楽しみにしてるぞ

532 :マロン名無しさん:2007/07/09(月) 20:38:08 ID:???
まぁ文章力をもう少しなんとかすれば見れる作品にはなるかもね
今のままじゃまだきつい

533 :マロン名無しさん:2007/07/10(火) 02:32:22 ID:???
早期の内にどこか別の板への移住を真剣に検討するべきだったな
やはり、この板じゃ無理だった

534 :マロン名無しさん:2007/07/11(水) 20:21:33 ID:QNEBESxV
ほしゅ

535 :マロン名無しさん:2007/07/12(木) 11:47:13 ID:???
既出キャラが5人しかいなかったのはキツいな

536 :マロン名無しさん:2007/07/12(木) 17:07:08 ID:???
これが始まった時点だとハルヒ勢とひぐらしの二人だけか
意外に少ないんだな
ローゼンやスクライドがあったら、変わってたのかね?

537 :マロン名無しさん:2007/07/12(木) 21:18:42 ID:???
>>535-536
俺がパッと思いつくのだけでも15人は出てるんだが……
ガンガン、サンデー、ギャルゲ、LS、ラノベあたりで。
既出の考え方が違うのか?

538 :マロン名無しさん:2007/07/12(木) 22:46:13 ID:???
常識的に考えてサンデーとガンガンは無しだろ…

539 :マロン名無しさん:2007/07/13(金) 20:13:53 ID:???
漫画:範馬刃牙/範馬勇次郎/綾崎ハヤテ/桂ヒナギク
LS:木之本桜/李小狼
ラノベ:涼宮ハルヒ/キョン/古泉一樹/千鳥かなめ/テレサ・テスタロッサ
ガン:エドワード・エルリック/ロイ・マスタング
葱:言峰綺麗/ランサー
ギャルゲ:古手梨花/園崎詩音
アニメ:園崎魅音

半数以上既出じゃねぇか。
どう計算したら5人なのか。


540 :マロン名無しさん:2007/07/13(金) 20:33:14 ID:???
ここって漫画とギャルゲより遅かったっけ?

541 :マロン名無しさん:2007/07/13(金) 20:36:43 ID:???
>>540
漫画は怪しいがギャルゲは確実に早い。スレ自体が出来たのも本編が始まったのも。

542 :マロン名無しさん:2007/07/13(金) 20:43:57 ID:???
漫画はここ

543 :マロン名無しさん:2007/07/13(金) 20:45:57 ID:???
漫画ロワよりは早いが、ギャルゲロワより遅い。

544 :マロン名無しさん:2007/07/13(金) 20:54:50 ID:???
でも漫画が入らなくてもハヤテ勢はサンデーにも出てたし勇次郎はノロウィルスと闘ってたからな。

545 :マロン名無しさん:2007/07/13(金) 21:01:41 ID:???
そしたらLSは4割が既出で漫画ロワは5割が既出か。
ギャルゲロワはどうなんだ?

546 :マロン名無しさん:2007/07/14(土) 14:54:04 ID:???
勇次郎が学生扱いでワロタ

547 :マロン名無しさん:2007/07/14(土) 18:14:09 ID:???
ガンガンロワって何?
今パロロワテストにあるのじゃなくて?

548 :マロン名無しさん:2007/07/14(土) 18:22:12 ID:???
>>547
ttp://www.geocities.jp/gan2roy/index.html

549 :マロン名無しさん:2007/07/14(土) 21:22:21 ID:???
>>548
すぐに潰れてるじゃん

550 :マロン名無しさん:2007/07/16(月) 02:33:17 ID:GfPA4afC
ほしゅ

551 :マロン名無しさん:2007/07/18(水) 19:39:05 ID:hMGiaBz6
ほしゅ

552 :マロン名無しさん:2007/07/19(木) 22:34:31 ID:DGPacC35
保守

553 :マロン名無しさん:2007/07/21(土) 15:32:45 ID:+9+395qx
hosyu

554 :マロン名無しさん:2007/07/22(日) 22:09:48 ID:lkeGy5II
補修

555 :マロン名無しさん:2007/07/23(月) 17:23:28 ID:???
もう保守いらんだろ
落とせ

556 :マロン名無しさん:2007/07/23(月) 17:36:02 ID:kzRyDYSv
補習

557 :マロン名無しさん:2007/07/23(月) 19:54:57 ID:???
書き手逃げた?

558 :マロン名無しさん:2007/07/23(月) 20:00:27 ID:???
>>557
>>498

559 :マロン名無しさん:2007/07/24(火) 19:56:34 ID:???
別に過疎スレじゃ一月作品が来ないくらいが普通だろ
週一ペースで書いてたこれまでが恵まれてたんだよ

560 :マロン名無しさん:2007/07/24(火) 21:24:59 ID:???
固定書き手がいるんなら一ヶ月来なくても気にしないけどね。
書き手がいそうにもないこのスレを保守する必要ないだろ。

561 :マロン名無しさん:2007/07/25(水) 20:02:25 ID:???
そう思うのは勝手だし、そう思わないのも勝手
もう書き手が現れないと思うなら何も言わず去ってもうここ見なきゃいいし
◆sqiKf5uFtc氏が帰ってくるなり、新しい書き手が現れるなりと信じる人は保守してりゃいい
そういう人もいなくなれば勝手に消えるさ

つか、保守する必要ないってレスも保守代わりになるんだから、本当に落としたいなら書き込むな
落とせといいつつ保守するとか、お前はツンデレか

562 :マロン名無しさん:2007/07/26(木) 19:46:31 ID:???
ま、最悪半年って言ってるわけだしもっと早く帰ってくることを期待して保守。

563 :マロン名無しさん:2007/07/27(金) 21:01:48 ID:jkYheGqW
ほっしゃん

564 :マロン名無しさん:2007/07/28(土) 16:10:26 ID:???
ていうか、もうまとめすらが機能してないじゃん

565 :名無しさん@そうだ選挙に行こう:2007/07/29(日) 06:00:05 ID:???
保守してる人も本気で続ける気無いだろ?
>>564の言うとおりまとめすら更新されてない。wikiなんだから言い訳は無しだぜ?

566 :名無しさん@そうだ選挙に行こう:2007/07/29(日) 06:57:39 ID:???
作品が投下されれば楽しみますよ。
感想は気が向いたら書くけど。

567 :名無しさん@そうだ選挙に行こう:2007/07/29(日) 19:29:17 ID:fxcTcMAJ
hosyu

568 :マロン名無しさん:2007/08/01(水) 00:09:44 ID:???
保守

569 :マロン名無しさん:2007/08/03(金) 01:39:00 ID:???
hosyu

570 :マロン名無しさん:2007/08/04(土) 00:55:02 ID:kvG09uDG
保守

571 :マロン名無しさん:2007/08/05(日) 22:21:52 ID:???
今日も保守さ

572 :マロン名無しさん:2007/08/07(火) 00:13:19 ID:???
hyosyu

573 :マロン名無しさん:2007/08/08(水) 00:46:52 ID:???
ひょひゅ

574 :マロン名無しさん:2007/08/08(水) 23:12:29 ID:???
ほしゆ

575 :マロン名無しさん:2007/08/09(木) 21:00:16 ID:dYGK+oFO
保守

576 :マロン名無しさん:2007/08/11(土) 00:27:33 ID:???
ほしゅ

577 :マロン名無しさん:2007/08/11(土) 21:06:36 ID:???
hosyu

578 :マロン名無しさん:2007/08/12(日) 23:05:49 ID:???
ほすy

579 :マロン名無しさん:2007/08/13(月) 22:30:01 ID:???
hosu

580 :マロン名無しさん:2007/08/15(水) 00:38:37 ID:???
保守

581 :マロン名無しさん:2007/08/15(水) 01:29:06 ID:???
新作まだ?

582 :マロン名無しさん:2007/08/15(水) 22:06:54 ID:???
そう思うなら自分で書けばいいじゃない

583 :マロン名無しさん:2007/08/16(木) 23:46:34 ID:???
それはない

584 :マロン名無しさん:2007/08/17(金) 21:25:54 ID:???
しかし保守

585 :マロン名無しさん:2007/08/19(日) 14:02:49 ID:???
ほしゅ

586 :マロン名無しさん:2007/08/19(日) 23:57:09 ID:???
hosyu

587 :マロン名無しさん:2007/08/21(火) 00:24:06 ID:???
ほしゅ

588 :マロン名無しさん:2007/08/21(火) 23:26:30 ID:???
ほしょ

589 :マロン名無しさん:2007/08/23(木) 02:00:18 ID:???
ほしゃ

590 :マロン名無しさん:2007/08/24(金) 00:15:38 ID:???
ほしぃ

591 :マロン名無しさん:2007/08/25(土) 01:16:19 ID:???
保守

592 :マロン名無しさん:2007/08/25(土) 20:33:29 ID:???
ほしゅ

593 :マロン名無しさん:2007/08/26(日) 23:34:37 ID:???
hosyu

594 :マロン名無しさん:2007/08/28(火) 00:44:29 ID:???
hosyu

595 :マロン名無しさん:2007/08/28(火) 23:30:07 ID:qDmcQ66L
保留

596 :マロン名無しさん:2007/08/28(火) 23:35:51 ID:???
まさに名スレ

597 :マロン名無しさん:2007/08/30(木) 00:51:16 ID:???
保守ばっか

598 :マロン名無しさん:2007/08/30(木) 01:37:28 ID:???
保守で1000まで行けば諦めるだろう。
一日一回保守があると考えて、約一年後。
逆に、その時まで諦めてなかったら異常だなw

599 :マロン名無しさん:2007/08/30(木) 18:29:29 ID:???
次スレの用意は出来てる!

600 :マロン名無しさん:2007/08/30(木) 18:33:02 ID:???
じゃあ一年後にまたね。

601 :マロン名無しさん:2007/08/31(金) 23:29:17 ID:???
けどなんやかんやで一日一レスあるよね

602 :マロン名無しさん:2007/09/01(土) 19:28:38 ID:???
逆に考えて一日1レスを、一日一行の文にすれば3スレ3年ぐらいで終わる

603 :マロン名無しさん:2007/09/02(日) 23:15:58 ID:???


604 :マロン名無しさん:2007/09/03(月) 23:38:35 ID:???


605 :マロン名無しさん:2007/09/04(火) 22:31:59 ID:???


606 :マロン名無しさん:2007/09/05(水) 22:51:20 ID:???
まさかの一字リレー

607 :マロン名無しさん:2007/09/06(木) 23:21:22 ID:???
四百字あれば一作はできる。

608 :マロン名無しさん:2007/09/08(土) 02:16:49 ID:???
保守

609 :マロン名無しさん:2007/09/08(土) 21:04:50 ID:???
ho

610 :マロン名無しさん:2007/09/09(日) 21:27:22 ID:???
syu

611 :マロン名無しさん:2007/09/10(月) 23:12:37 ID:???
保守

612 :マロン名無しさん:2007/09/11(火) 22:03:16 ID:???
そして

613 :マロン名無しさん:2007/09/12(水) 23:53:05 ID:???
保守

614 :マロン名無しさん:2007/09/13(木) 21:57:18 ID:???
まさかの

615 :マロン名無しさん:2007/09/14(金) 23:52:32 ID:???
保守

616 :マロン名無しさん:2007/09/16(日) 02:07:56 ID:???
衝撃の

617 :マロン名無しさん:2007/09/16(日) 09:04:22 ID:???
ファースト保守

618 :マロン名無しさん:2007/09/16(日) 22:35:49 ID:???
これが保守の輝きだ

619 :マロン名無しさん:2007/09/17(月) 23:48:54 ID:???
保守が足りない

620 :マロン名無しさん:2007/09/20(木) 03:31:37 ID:tgM93tII
ほしゅ

621 :マロン名無しさん:2007/09/21(金) 01:27:48 ID:???
hosyu

622 :マロン名無しさん:2007/09/22(土) 00:04:38 ID:???
ほしゅ

623 :マロン名無しさん:2007/09/23(日) 02:10:17 ID:???
ほさ

624 :マロン名無しさん:2007/09/23(日) 23:05:37 ID:???
hoyo

625 :マロン名無しさん:2007/09/25(火) 17:06:32 ID:eva1gSDa
ほす

626 :マロン名無しさん:2007/09/26(水) 20:11:05 ID:OHiKq8KE
hosyu

627 :マロン名無しさん:2007/09/27(木) 03:18:51 ID:???
hosy

628 :マロン名無しさん:2007/09/28(金) 01:59:11 ID:???


629 :マロン名無しさん:2007/09/29(土) 01:03:57 ID:???


630 :マロン名無しさん:2007/09/30(日) 02:03:52 ID:???


631 :マロン名無しさん:2007/10/01(月) 00:49:56 ID:???


632 :マロン名無しさん:2007/10/01(月) 23:14:55 ID:???


633 :マロン名無しさん:2007/10/03(水) 03:02:48 ID:???


634 :マロン名無しさん:2007/10/04(木) 00:17:36 ID:???


635 :マロン名無しさん:2007/10/05(金) 02:57:25 ID:???


636 :マロン名無しさん:2007/10/06(土) 14:48:48 ID:???
繊維ちんこ

637 :マロン名無しさん:2007/10/07(日) 18:37:00 ID:???


638 :マロン名無しさん:2007/10/08(月) 14:15:14 ID:???


639 :マロン名無しさん:2007/10/09(火) 02:07:17 ID:???


640 :マロン名無しさん:2007/10/11(木) 01:36:21 ID:???


641 :マロン名無しさん:2007/10/13(土) 01:48:45 ID:???


642 :マロン名無しさん:2007/10/13(土) 13:51:26 ID:HbTrZgKQ
こっちのが遥かに面白かっただけに残念だ age

643 :マロン名無しさん:2007/10/16(火) 04:26:19 ID:???
>>642
あきらめないで!

644 :マロン名無しさん:2007/10/19(金) 02:42:46 ID:???
>>643
あきらめろ

645 :マロン名無しさん:2007/10/21(日) 21:06:51 ID:???
保守age

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