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ダメよファースト!…女同士でこんなこと…あっ 4th

1 :名無しが氏んでも代わりはいるもの:2007/10/11(木) 12:16:00 ID:???
レイ×アスカ、レイ→アスカに燃え尽きろ。
(※ネタ投下のエロい部分は、エロパロ板投下が無難です)

◆過去スレ
ダメよファースト!…女同士でこんなこと…あっ
ttp://anime.2ch.net/test/read.cgi/eva/1138803424/
ダメよファースト!…女同士でこんなこと…あっ 2nd
ttp://anime.2ch.net/test/read.cgi/eva/1150112804/
ダメよファースト!…女同士でこんなこと…あっ 3rd
ttp://anime2.2ch.net/test/read.cgi/eva/1169683410/

◆エロ部分投下先(エロパロ板)
【初号機】 新世紀エヴァンゲリオン 【出撃!】
ttp://sakura03.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1174105047/

2 :名無しが氏んでも代わりはいるもの:2007/10/11(木) 12:50:44 ID:???
2ゲト〜

3 :名無しが氏んでも代わりはいるもの:2007/10/11(木) 15:59:48 ID:???
>>1乙です

4 :名無しが氏んでも代わりはいるもの:2007/10/11(木) 16:34:42 ID:???
馬鹿な自治厨とそれに言いなりの馬鹿な削除人がウザい件について


なにはともあれ、>>1乙。

5 :名無しが氏んでも代わりはいるもの:2007/10/11(木) 19:34:26 ID:???
>>1
まだ職人さんの途中の作品あったけど、転載とかしとく?

6 :名無しが氏んでも代わりはいるもの:2007/10/11(木) 23:58:21 ID:???
受験者氏の作品はwktkだったんだけどなぁ……

7 :名無しが氏んでも代わりはいるもの:2007/10/13(土) 04:42:40 ID:???
>1乙。
まあ、一応は全年齢板だしな。少し控えておくか…

8 :名無しが氏んでも代わりはいるもの:2007/10/15(月) 11:35:00 ID:???
まとめサイトマダァ-? (・∀・ )っ/凵⌒☆チンチン

9 :名無しが氏んでも代わりはいるもの:2007/10/16(火) 23:12:16 ID:???
ルールを守らなかった前スレが悪い。
これからは過度のエロは慎むように。
これ、当然。

10 :名無しが氏んでも代わりはいるもの:2007/10/17(水) 18:35:09 ID:8NXiajuH
受験者&大将待ち

11 :名無しが氏んでも代わりはいるもの:2007/10/22(月) 20:51:50 ID:dGfwCkEb
ついでにアスレイも来てほしい。

12 :名無しが氏んでも代わりはいるもの:2007/10/27(土) 02:51:43 ID:???
捕手

13 :名無しが氏んでも代わりはいるもの:2007/10/27(土) 11:02:04 ID:RzmKDLrO
受験者さん待ちage

14 :名無しが氏んでも代わりはいるもの:2007/10/30(火) 11:08:43 ID:w14GWQZa
ageるよ

15 :名無しが氏んでも代わりはいるもの:2007/10/31(水) 01:03:02 ID:???
アスレイさんは何ヶ月来てない?
未完のままだよな?

16 :侍大将:2007/10/31(水) 07:54:18 ID:???
エロパロにエロ分投下完了いたしました。
実はここからの結末が2パターンあるんで、一応参考までに意見を聞かせて下さい。
1.LASRエンドを投下
プロット準拠の物 自分は一応LAS人なので……
2.LARエンドを投下
プロット準拠ではないが、文章的にはこっちの方が自信あり
3.思いきって両方投下
まぁ比較的両方ともすぐに投下できるので問題無し

作者的には3.なのですが……

17 :名無しが氏んでも代わりはいるもの:2007/10/31(水) 16:28:06 ID:???
3希望

18 :名無しが氏んでも代わりはいるもの:2007/10/31(水) 17:47:47 ID:???
3希望です

19 :名無しが氏んでも代わりはいるもの:2007/11/01(木) 19:31:23 ID:???
3希望です。

20 :名無しが氏んでも代わりはいるもの:2007/11/01(木) 19:48:30 ID:???
3希

21 :名無しが氏んでも代わりはいるもの:2007/11/01(木) 20:04:14 ID:???
じゃあ俺も3で

22 :名無しが氏んでも代わりはいるもの:2007/11/05(月) 20:14:05 ID:???
3

23 :名無しが氏んでも代わりはいるもの:2007/11/08(木) 21:12:39 ID:???
ドキッ!(///

24 :名無しが氏んでも代わりはいるもの:2007/11/13(火) 01:02:23 ID:???
投下街

25 :名無しが氏んでも代わりはいるもの:2007/11/13(火) 10:57:44 ID:yNjUB6IL
受験生さんのやつどっかで続いてないですか?

26 :名無しが氏んでも代わりはいるもの:2007/11/13(火) 13:41:07 ID:???
http://www.getchu.com/soft.phtml?id=468445
これは欲しいw

27 :侍大将:2007/11/16(金) 07:43:29 ID:???

まずはLARS(これはLASか?)エンドから


後編

ここはどこ?
そうだ、ファーストの家だ……。

アタシは体を起こし、周りを見遣る。しかし、誰も居なかった。
ふらりと立ち上がる。アタシは何も着けず、産まれたままの姿だった。
シーツで隠すなんて恥じらいは、とうの昔に捨てていた。

時計を見てみると10時。
当然朝の10時だ。
ファーストやマヤはもう行ったのだろうか……。
ふと、部屋の状況に気付く。
部屋の中にはアタシの持ってきた性具が、愛液を纏わせて散らかっていた。

「片付けなきゃ……だめよね……。」

のろのろとした動作で、アタシは片付けを始める。
アタシは倦怠感を引きずりながら玩具をスポーツバッグに納めると、小袋に入れておいた着替えを取り出してバスルームへ向かった。

バスルームに入るとシャワーのコックを捻り、頭から浴びる。
最初、それは水だったが段々お湯に変わっていった。
冷たい水に体を引き締められ、意識がハッキリとしていく。
その後直ぐに出てきたお湯を浴び、人心地ついた。


28 :侍大将:2007/11/16(金) 07:46:10 ID:???

「シンジ……。」

人心地つくと、何故か同居人の情無い顔が浮かんできてしまった。
頭を振って引き離そうとするがそれは叶わなかった。
離れる所かアタシの心を犯していく。罪悪感と一緒に。
なんでアイツの為にこんなに苦しまなきゃならないのよ……。
不意に、“あの写真”を突き付けた時の悲しげなシンジの顔が浮かんできた。

くるしいクルシイ苦しい……。

「なんで……涙なんか……。」

いつの間にかアタシの瞳からは、シャワーの水とは違う雫が落ちていた。


「ただい……ま……。」

返事は無かった。
靴を乱雑に脱ぎ捨てて玄関に上がるとするが、そこで違和感に気付く。
シンジの靴が残ってる?
靴箱の上に置かれた置き時計を見遣ると短針は13時を指していた。
休みだろうか……?

ダイニングに入ると昨日の夕御飯がまだテーブルに置かれたままだった。
予想外だった。それはアタシの夕飯だった。
目頭が熱くなる。


29 :侍大将:2007/11/16(金) 07:48:00 ID:???

シンジは昨日、アタシの帰りを待っていてくれたんだ。
多分、アイツの事だからアタシが朝帰りを始めた頃からずっと待っていてくれているんだと思う。
そう思うと何故か涙が溢れてきてしまった。
お腹が空いていたので食べる事にした。
泣きながらキッチンから箸をもってくる。
メニューはお味噌汁と肉野菜炒め、そしてお茶碗があったので恐らくお米だろう。
アタシは箸をテーブルの上に置くとコップに水を注ぎ、お茶碗に保温になって久しく見えるご飯をよそった。
この間にも涙は止め処無く溢れていて、ご飯の用意がしにくくて酷く難儀した。
用意を終わって席に着くと、アタシはむしゃぶりつく様に貪った。
途中何度も噎かえりそうになるけど、水の助けを借りて何とか飲み込んだ。
実際、味なんてこれっぽっちもしなくて、したのは涙の味だけだった。

目が覚める。
どのくらい眠っていたか定かではないが、日が暮れ掛けているのは解った。
アタシはテーブルに突っ伏したまま、動きたく無くて、テーブルに出来た涙の跡を眺めていた。
それを見るに、アタシは眠っている間も泣いていた様で、少し恥ずかしくなる。
グスンと鼻を啜る。

「はい。」

目の前にハンカチが差し出されていた。

「ありがと……。」

アタシは寝惚け眼で貰ったハンカチで目尻を抑え、涙を拭った。

……ちょっと待って……。ウェイト……Wait……。誰よ……このハンカチくれたヤツは……。



30 :侍大将:2007/11/16(金) 07:50:27 ID:???

アタシは寝惚けた体を一気に活性化させて上体を上げて隣を見た。

「……おはよう、アスカ……。」
「おは……よう……。シンジ……。」

ハンカチの主は、気まずそうに微笑むバカシンジだった。


「今更なによ!アタシの事どう思ってんのか、解ってんのよ!」

皿を投げつける。
肉野菜炒めが乗っていた皿は、シンジの胸に当たって床に落ち、破砕した。
今更、なんで今更……。

「好きだ……アスカ……。」

なんて言うのよ!

お茶碗を足元に投げ捨てる。

「アタシの事淫乱女だって思ってんでしょ!近付きたくもないんでしょーがぁ!」

怒鳴り散らす。
近付かせてやるもんか!
椅子を倒して罵声を浴びせた。なのにアイツは近付いてくる。



31 :侍大将:2007/11/16(金) 07:51:52 ID:???

「いいんだ……。全部僕が悪いんだ……。」

違う……。

「ごめん……。あんなの、合成写真だっていって笑い飛ばせば良かったんだ……。」
「違う……。」
「え?」

さっきまで心で思ってた事が口に出た。
もう戻れない……。

「違うのよ!あんなの、合成なんかじゃない!本物よ!アンタは悪くなんてない!悪いのはアタシよ!」

言ってしまった……。
部屋に沈黙が流れる。
耳が痛い。気分が悪い。吐きそうだった。
もう駄目だ……。折角シンジがアタシを信じようとしてくれたのに……。もう駄目よ……。

抱き締められた。

一瞬、なにがどうなったか解らなくなった。
俯いて目を見開いていたら急に、食器の破片を踏んで血だらけの足が飛込んできた。
そして、震える腕がアタシを捕えてホールド、強く抱き締められた。

「ちょっと……やめて……。」
「やだ……。」

駄駄っ子みたいだ。



32 :侍大将:2007/11/16(金) 07:53:25 ID:???

「やめなさいよ……。こんな汚れた女……。」

返答の代わりに余計強く抱き締められた。

「アタシなんか……どうするつもりよ……。」

答えは無かった。
その代わりに少し震え始めたみたいだった。

「どうするつもりよ……?」
「……たい……。」
「え?」

今度は答えがあった。
聞こえなかったので聞き直してみる。するとシンジは喉をゴクリと鳴らした。

「……アスカを抱きたい。」
「……抱いてるじゃない……。」

シンジは、今度は深呼吸して言い直す。

「アスカとアレしたい!」
「はあ!?」

驚いていると押し倒されて……服を脱がされて……繋がった。
シンジと繋がった。




33 :侍大将:2007/11/16(金) 07:55:09 ID:???

そのあと……。

アタシはシンジの華奢な胸板の上でグッタリしていた。

「ねぇ……。アスカ……。」
「なによ……。」

気だるく答える。

「どうしてあんなにきつかったの?」
「それは初めてだからよ……。」
「え!」

シンジは驚いたような声を上げてアタシを見る。
なんだ、やっぱり信じてたんだ……。突っ込みたくなるが、堪える。

「アタシがレイプされたのって女で、ファーストよ?」

そう。アタシがヤったのはファーストだった。

「ええ!」

煩いぐらいに驚いた声を上げるシンジ。お小言を言ってやろうと思うけど面倒なので止めた。
それよりも言わなければいけない事があるから。

「ねぇ……アタシ……浮気して良い?」
「うえぇ!」

全くもって煩い。



34 :侍大将:2007/11/16(金) 07:57:03 ID:???

「男じゃなくて、女と、ファーストとよ?」
「あ……あの……それは……。」
「悪いケド……アタシ、ファーストとは離れられそうにない……。」

アタシは寂しく、言った。

「そう……。」

あんな倒錯した快楽から、アタシは脱け出せる自信が、全く無かった。ファーストに愛情を抱いてしまっていた。

「女同士だし……抵抗は少ないけど……。」
「なによ……?」

シンジはアタシの頭に手を置きながら言った。

「朝帰りはやめてね……待ってるの、結構寂しいんだよ……。」

アタシは微笑んで頷いた。

終わりの話

「後悔?後悔なんてしていないわ。だってアタシは今、とても幸せだもの!」

アタシは壊れた様にも笑顔で、“結婚式の会場でファーストに”そう言った。





35 :侍大将:2007/11/16(金) 07:59:45 ID:???
LARSっていうかLAS分大杉だったね。ごみん(´・ω・`)
次回投下予定のはLARですので……アスカ×レイに燃え尽きます!


36 :名無しが氏んでも代わりはいるもの:2007/11/17(土) 03:44:56 ID:???
>>35 侍大将さんGJ!LARも期待してます!

37 :名無しが氏んでも代わりはいるもの:2007/11/21(水) 15:32:52 ID:???
GJ
LARwkwkして待ってる

38 :名無しが氏んでも代わりはいるもの:2007/11/26(月) 19:04:48 ID:???
ここってエロなしでもいいの?

39 :名無しが氏んでも代わりはいるもの:2007/11/26(月) 19:30:30 ID:???
>>38
別に良いと思うけど

40 :名無しが氏んでも代わりはいるもの:2007/11/27(火) 03:49:03 ID:???
>>38
無くて普通に大丈夫です!
是非投下してください。

41 :名無しが氏んでも代わりはいるもの:2007/12/02(日) 12:55:13 ID:+487Y/Sa
期待age

42 :名無しが氏んでも代わりはいるもの:2007/12/02(日) 16:49:02 ID:???
アスレイ書いてた人ってどうなったの?完結したの?

43 :名無しが氏んでも代わりはいるもの:2007/12/03(月) 11:52:49 ID:1ztR3YZr
ええーい過疎はいい!
受験生はまだか?!

44 :侍大将:2007/12/03(月) 17:25:35 ID:???

後編からの分岐。
後悔のLAR版。


後編


ここはどこ?
そうだ、ファーストの家だ……。

アタシは絶頂後の、気だるい体をのそりと起こし、ベッドの隣に目を遣った。
そこにいるのはやはりファースト。そしてアタシは、彼女の四肢をゆっくりと見渡した。
ほっそりとした、か細い手足。そして決して豊かではないが、形の良い乳房。
アタシはそんなファーストの体に被さり、頬に口付けた。微かにしょっぱい様な、渋いような味が口腔内に拡がった。
舌舐めずりをする。このしょっぱいのはアタシの汗か、ファーストの汗か。それともアタシの蜜だろうか。
時計を見てみると、短針は6時を指していた。
ベッドから降りると、床にへたばるマヤを足蹴にして、裸体を晒したままキッチンへ向かう。
足蹴にしたマヤは、少し呻いたけど、起きる気配は無かった。

キッチンで素肌にエプロンを着けて料理を始める。
料理は、ファーストと関係を持ってから覚えた物だ。
アタシは目玉焼きと野菜炒めにトーストを作り、適当にテーブルへ並べた。
テーブルは、やはりファーストと関係を持ってから揃えた家具の一つ。
アタシは三人前の料理を並べ終わると、アタシの分だけを平らげた。


45 :侍大将:2007/12/03(月) 17:27:14 ID:???

アタシの食器だけを片付け、取り敢えずアタシは着替えをする事にした。
これまたファーストと関係してから購入した衣装箪笥からアタシの下着を取り出す。
白いスポーツブラと、なんの味気も無いショーツ。そして学校の制服。アタシは着替え終わると、持ってきた淫らな性具をバッグにしまい込み、それを肩に食い込ませながら部屋を出た。


「ただいま……。」

返事は無かった。
アタシは靴を脱ぎ捨てて上がろうとする。ふと、アタシの目に映るのはシンジの靴。

行かなかったのか……。

「なんだ……。アイツ、学校サボりなんだ……。」
家に上がったアタシは、ダイニングに向かう。
ダイニングに足を踏み入れたアタシの目に飛込んだのは、ラップが丁寧に張られた昨日の夕飯だった。
昨日も、アタシを待っていたのだろう。しかし、心にはアイツに対する感謝の念など、ただの一つも浮かばなかった。
恐らく、腹を満たして食事に欲を持っていなかった事も作用したのだろう。
アタシは、テーブルに並べられた食事を、捨てた。
多分それは、アタシの人生で一番の失敗で、一番残酷な行為だった。


目が醒める。
見回してみると、その部屋はアタシの自室だった。
時計を見遣る。時刻は電子表示で19時だった。


46 :侍大将:2007/12/03(月) 17:28:41 ID:???

ベッドから起き上がり、扉を出た。
廊下に出ると、ダイニングの方から光が漏れていた。
アタシは寝起きの服装のまま(ブラや下着も外した、制服のブラウス一枚だけの姿だ。)、ダイニングへ入った。

「何してんの?」

ダイニングに居たのはシンジだった。

「アスカこそ。」

シンジは今日、学校へ行っていないようだったのに、何故か学校の制服を着たままだった。

「何だよ、その格好……。」

シンジはアタシの体を舐めるように見て言った。

「何?関係あんの?」

アタシはそれこそ汚れ物を見るかの様にシンジを見た。汚れているのはアタシ自身だというのに。

「……いや……。」

シンジはかぶりを振った。



47 :侍大将:2007/12/03(月) 17:29:27 ID:???

「ないよね……。ごめん。」

不意に気付く。シンジの見ていた物に。
それは生ごみのゴミ箱で、アタシが食事を捨てた場所だった。
その時ほんの一瞬だけ、アタシの心を罪悪感が擦めた。

「じゃあ、行くよ……。」

そう一言、シンジは言うと、傍らのボストンバッグを持つ。アタシはその時初めてシンジがボストンバッグを持っている事に気付いた。

「どこ行く気?」

アタシの横を通り過ぎようとしたシンジは、声を掛けると止まった。

「ちょっと国連まで……。」

ちょっとでは無いだろうに。

「人質ね?」

シンジはただ一つ、頷いた。
そしてアタシは、それっきり一言も喋らなかった。黙りこくったアタシの横にいたシンジは、何時の間にかいなくなっていた。



48 :侍大将:2007/12/03(月) 17:31:00 ID:???

今のネルフなら容易に断れる筈なのに、シンジを決心させた物はなんだったのだろうか。
アタシに対する数々の蓄積か。ただの気の迷いか。しかし、いずれにせよ、アタシの捨てたシンジの料理がシンジの決心を固めたのだろう。

もしかしたら料理を食べていれば、告白の一つでもあったかも知れない……。
アタシはそこまで考えて、天井を仰いだ。
後悔しても仕方ないわ。
全てはこうなる運命だったのよ。

不思議と、アタシの瞳からは涙は溢れなかった。


9年後


27歳のアタシは、乱れたシーツの中から這い出した。
シーツがアタシの肌を舐めつつ、滑り落ちる。質の良いシーツの布地が、肌を擦った。
朝特有の冷たく爽やかな空気が、裸身のアタシを包んだ。
アタシは、彼女と一緒に選んだ赤いペルシャ絨毯の上を歩いて、大きいベランダ付きの窓へ向かう。
シャッと、大きな白いカーテンを開け放った。
瞬間、その大きな窓から眩しい程の朝の陽光が、部屋を満たして、思わず目を細めた。
やがて光に馴れたアタシの目に飛込んだのは、三階の高さから見る、サッカーグラウンド三個分は有ろうかという、美しい芝生が植えられた庭。そしてそれを取り囲み、ザワザワと沢めく森と、岩肌の露出した遠景の富士山だった。
アタシはそれらを軽く一瞥し、室内へ向き直った。
アタシの趣味通りに、西洋アンティーク調にまとめられたシックな部屋。それは、凡そそこらのコンビニよりも面積は広いだろう。
アタシはそんな広い部屋に備え付けられたクローゼットを開ける。そこには、ネルフの高額な年金に飽かせて買い込んだ衣服が、所狭しと並んでいた。


49 :侍大将:2007/12/03(月) 17:31:55 ID:???

アタシはその膨大な衣服の山から適当な物を選んで身に付ける。それは、下はショーツだけ、上は膝上10センチもあるガボガボのティーシャツだった。
クローゼットから出ると、アタシの体が、前にある大きな鏡に大映しになる。
赤い乳頭をティーシャツに浮かび上がらせた、嫌らしい上半身。そしてティーシャツの裾から覗き、露になった肉付きの良い長い脚。そのどれもが、ここ数年間の間に、この場所でこの鏡で毎日見てきた物だった。
木製の、シックな扉を開けて廊下へ出る。
フローリングの冷たい床を、裸足でヒタヒタと歩いた。
寝室のある三階から降りたアタシは、いつもの様にキッチンへ向かった。
木の枠に、硝子主体で造られた扉を開けると、そこはキッチンで、コンロや俎板のある調理台の前に、寝間着である、ブルーのネグリジェを着たファーストが立っていた。
トントンと小気味良い俎板と包丁のリズミカルな音が聞こえる。
アタシはゆっくりとファーストの背後に忍び寄ると、肩の方から胸の方へ手を回して抱き締めた。
すると、ファーストの冷たい手がアタシの前で合わせた両手に重ねられる。
そんなファーストの首筋へ、アタシは口を近付け、項にキスをした。

「ごはん。あと少しで出来るわ……。」

ファーストの囁きに、アタシは彼女の頬へ自らの頬を擦り付けながら答える。

「ダイニングで待ってるわね。」

そう言って、アタシはファーストから離れた。

ダイニングは普通の一軒家にあるリビング程もあった。
ダイニングに置かれた、木目の美しいテーブルに着いて待っていると、暫くしてファーストが朝食をキャスターに載せて運んできた。
アタシはファーストにキスを一つしてから、食事を並べるのを手伝った。
二人だけの食卓。


50 :侍大将:2007/12/03(月) 17:32:41 ID:???

アタシ達は殆んど無口のまま、実のない食事を終える。

今日の炊事当番はファーストだ。
なので、必然的にアタシが外へ手紙や新聞等の配達物を取りに行く事になる。
アタシは、ティーシャツとショーツだけの姿のままで、玄関の外に出た。近隣に家屋が無いから出来る芸当だ。
何故かこの家にはポストが無い。なので、必然的に郵便物は玄関の煉瓦床に投げ出される形で置かれている。
アタシは郵便物を素早く拾い、中へ戻る。一年中夏とは言え、今朝は少し肌寒いのだ。
ダイニングに戻る廊下で、歩きながら郵便を確認する。
新聞にネルフの通達書。中には、ヒカリから久し振りに来た手紙まであった。
珍しいわね。

アタシは何枚目かの封筒を捲った。
そしてアタシは何枚目かの手紙に目を奪われる。
その封筒は淡い青みを帯ていた。
そしてアタシの目を引いたのは、封筒の右上に押されたネルフの『転送』の判子。
ネルフに届くアタシ達宛ての手紙は来る筈は無い。何故なら、家に来る郵便物は、殆んどこの家の住所を知る人の物しか来ないからだ。
ネルフに届くアタシ達宛ての手紙は、よっぽど身元がはっきりし、アタシ達の関係者でないと転送されない。
しかしその関係者の全ては、この家の住所を知っている。
そうなると、この手紙の差出人は、アタシの住所を知らない関係者。つまり……。

手紙を裏返すと、遠慮がちに書かれた『碇シンジ』と言う名前があった。
しかし。音信不通だった元想い人から折角届いた手紙だと言うのに、アタシはその中身を見る事は無かった。
アタシはその手紙の束を、シンジからの手紙も読まずに電話台の隅に置いて、ダイニングに戻る。
そこにはファーストの姿は無かったけれども、アタシは直ぐに隣のリビングへ移った。


51 :侍大将:2007/12/03(月) 17:33:28 ID:???

そこには、ソファに深々と座りながら紅茶を啜るファーストがいた。アタシはそんな彼女に、背中からヒシッと抱きつく。

「今日、どこ行こっか……?」

アタシが甘い声で聞くと、ファーストは軽く微笑み、右手に持っている紅茶が入った白磁のカップをテーブルのソーサーに置いた。

「そうね……海にでも行きましょうか……。」
「先月、行ったばかりじゃなかった?」

アタシはふっと微笑み、言った。

「海、好きだから……。」

ファーストはそう言うとアタシの手に頬擦りをする。
海は嫌いじゃない。むしろ好きな方だ。ファーストに首肯したアタシは三階の寝室へ戻り、外出用の服装に着替える。
白いワンピースにスパッツを穿き、脚はサンダルをはく為に素足。そして髪飾りはイエローの髪止め。ついでに言うならば、下着には艶かしい黒のショーツに同色のブラを着けた。
着替を終わると、鏡台の前に座り、日焼け止めなどの軽い化粧を施した。
準備の終わったアタシが下階のリビングに戻ると、ファーストは既に着替を終わらせて、アタシを待っていた。
アタシと一緒に選んで買った服装。それはキャミソールの上に、上着の半袖まであるワンピース、そして下は清潔感のある白いスカートを穿いていた。
それは、昔のファーストならば到底考えられない格好だった。軽い化粧まで施したその綺麗さと言えば、それこそ、男ならずともアタシなどの女でさえ、擦り違えば思わず振り返るのではと思う程に美しい姿だった。

「行きましょう……。」

ファーストに促されるまま、アタシは長い廊下を通って、玄関に向かった。玄関の、大きな木の扉を開くと、カラッと渇いた太陽の強烈な光線が、アタシの体を鋭く貫いた。


52 :侍大将:2007/12/03(月) 17:36:43 ID:???

左手に填めた時計を見る。その時計は、本体が銀でベルトは革で出来た、結構高価な時計だった。時刻は10時を過ぎていた。
アタシは、右手で日傘を作ると、空を見上げた。
青い空に、大きな入道雲が立ち上がり、所々はぐれ小島の様に小さな、可愛らしい雲が寂しそうに浮かんでいた。
視線を下へ戻す。
アタシが空を見上げていたせいで、ファーストは一人で歩いて先に行っていた。
アタシは、少し駆け足でファーストに追い縋り、右手を取って握りあった。
手を繋いで、アタシとファーストは家から延びる土の道を行く。
道は森で囲まれていて、頭上に展がった樹木の枝と葉から太陽光が漏れていた。
周りからは、けたたましい蝉の時雨が、まるで騒音の様に激しく聞こえていた。
暫く道を行くとコンクリートの道に出た。
そこでバスを待つのだ。
バス停にはトタン板が日除けに置かれていて、アタシ達はその下にあるベンチに腰をかけた。
木で出来たベンチに座って、アタシは暫く眼前に展がる田園や遠くの山々を見ていたけれども、それもやがて飽きて、アタシはファーストの膝に頭を乗せて横になった。
ファーストに膝枕をしてもらうのは、特に珍しいとかそういうことはまったくなくて、むしろ日常茶飯事におこなう、アタシのお気に入りの癖だった。
膝枕してもらいながら、蝉の音を聞いていると、ファーストがアタシの肩を優しく叩いて、もうすぐバスが来ると教えてくれた。
アタシが体を起こして、服装や髪を直しているとほどなくバスはアタシ達の前に停まった。
それは酷く古ぼけたバスで、まるで前世紀中盤から抜け出したみたいな、それこそ過去の遺物のようなバスだった。
車体の中頃にあった扉から車内へ乗り込む。中は、特に冷えてはいなかった。
天井にある扇風機だけが風を送り出している。その扇風機は、このバスと同じ位古く見えて、それは金属の網カバーで覆われている。その中で中でブロペラが回転していた。
アタシ達は、乗客のまばらな車内を見回して、それから最後尾にあったソファ型の椅子に座る事にした。






53 :侍大将:2007/12/03(月) 17:37:49 ID:???

暫く中を歩いて気付いた事なのだけど、そのバスの床は主に木で作られていた。それは床だけではなく、天井や車体の中張りまで木だった。
アタシ達の座ったバスの座席は、意外と柔らかくて、アタシの体を優しく包み込んでくれる様だった。
アタシは窓側に座り、ただ外を見た。
排気ガスを巻き散らしながら、バスは走り出した。
流れていく風景を眺めながら揺られること30分ほど。
バスは田園地帯を抜けて市街地に入り、寂れた商店街のシャッター通りを抜けて、海に出た。
バスは海水浴場の直ぐ前に停まって、アタシ達を降ろした。
そこは中々いい海水浴場で、ごみ一つなく、清潔感の満ちた砂浜だった。
うだるような暑さの中、アタシ達は灼熱の砂浜へ足を踏みいれた。
太陽光に熱せられた砂が、サンダルの中に入り込む。そしてそのサンダルに浸入した砂粒は、アタシの素足にジンジンと自然の熱さを伝えた。
何度経験しても馴れない砂の熱さに四苦八苦するアタシ。それをしり目に、ファーストは熱さなど気にしてはいないように、走り出した。
途中でサンダルを脱ぎ捨て、素足で熱砂を駆け抜けた。
ファーストは、派手な水飛沫を飛ばしながら、海に踏みいった。
服を脱ぎもせずに、まるで子供の様にはしゃぎ、ファーストは海に体を沈めた。
アタシは二人分の着替が詰められたバッグを適当な場所に放り投げ、シートを敷いて、飛ばされない様に重りを四角に置いた。
海を見てみると、ファーストは既に服をすべて脱いでいて、中に着けていたのだろう、水着姿になっていた。
アタシがファーストを見ると、彼女はやっとアタシの視線に気付いたようで、腕を後ろに組み、遠くから覗き込むように上目使いで微笑んだ。
その姿が、海の煌めきと遠くに見える岬の灯台と港。そしてパンパンと水を弾きながら進む漁船の遠景に見事なくらい合わさって、輝いていた。
ファーストに微笑み返すアタシの二つの乳頭は、痛いほどにコリコリと硬直してしきり、脳は狂おしいほどの強烈な性欲で完全に茹で上がっていた。

アタシとファーストは生きていく。二人で、死がアタシからファーストを引き離すまで。






54 :侍大将:2007/12/03(月) 17:42:02 ID:???
え〜、終わりました。
いや、スレ削除などありましたが、待っておられた方も、待ってねぇよって方も、どうもありがとうございました。


55 :名無しが氏んでも代わりはいるもの:2007/12/03(月) 17:43:21 ID:???
一番GJ!(いろんな意味で


56 :名無しが氏んでも代わりはいるもの:2007/12/04(火) 08:50:58 ID:???
ネルフの更衣室にて

アスカ「ああ〜疲れたわ!」
レイ「…」
アスカ「しかも…なによこの部屋あっつぅーい!
暖房効きすぎじゃない?」
レイ「…」
アスカ「ちょっとファースト!あんたもなにか喋りなさいよ」

レイ「…命令があったらそうするわ」
アスカ「相変わらず変な子ね…じゃあ命令よ!喋りなさい」
レイ「…司令限定」

アスカ「あたしの言うことは聞けないですってぇぇ!ふん!もういいわ」
そう言いながら着替え始める両者

アスカ「ねぇ…あんたさぁ…女の子なんだから下くらい隠したらどうなのよ?」
レイ「どうして?」
アスカ「あんた恥ずかしくないの?」
レイ「別に…」
アスカ「ホント変わった子ね…」

レイ「…?」
いきなりアスカの股間を隠しているタオルを捲る綾波

アスカ「キャッ!?ちょっ…何すんのよ変態ッ!」
動揺するアスカ

レイ「見られてはいけない物でも…その中にあると思ったから…ごめんなさい」


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