5ちゃんねる ★スマホ版★ ■掲示板に戻る■ 全部 1- 最新50  

■ このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています

【2次】漫画SS総合スレへようこそpart51【創作】

75 :最強伝説の戦士 黒沢:2007/08/16(木) 21:12:05 ID:V47746Yc0
「未確認生命体第2号!? く、黒沢さんが……?」
突然出現した第2号と第3号の戦いを前に野明は呆然。やがて、第3号ことコウモリ男が
反撃に出た。殴られながら第2号、こと黒沢の右の内腿に噛みついたのだ。草むらに
仕掛けて猛獣を獲る、ベアトラップさながらの凶悪な牙が肉に食い込み、まるで
トマトの汁のように鮮血が溢れ出る。
「ぃでええええぇぇぇぇっっ!」
黒沢は悲鳴を上げて転がった。コウモリ男は立ち上がり、舌なめずりをしている。
どうやらマウントパンチもさほどダメージを与えられなかったらしい。やはりこの白い姿は、
不完全バージョンということなのか?
腿の激痛に耐えて黒沢は立ち上がるが、立つだけで精一杯だ。とても戦えそうにない。
それを見てとったコウモリ男が余裕たっぷりに一歩踏み出す。だがその時、戦いに集中
するあまりコウモリ男も黒沢もそして野明も、気付かなかった。
病院からの通報を受け、サイレンを鳴らして集まってきたパトカーの群れを。
「未確認生命体第3号を確認! あ、第2号もいます!」
「ようし、二匹とも逃がすな!」
杉田警部の指揮の下、二十人近い警察官たちがパトカーから降り、ドアを盾にして
銃を構えた。赤い回転灯の光が周囲を染めて照らして、ズラリと並んだ銃口から
重苦しい殺気が匂い立つ。
正面にいるコウモリ男を牽制し、背に野明を庇い、右脚を血に染め、銃を構えた警官隊に
包囲されて……黒沢は、動けなくなった。
そして、
「泉巡査!? そんなところで何してる、早く逃げろ! そいつがそのケガで動けない内に!」
動けない黒沢を突き抜けて、背後の野明へと杉田警部の声が飛ぶ。
「逃げろと言ってるんだ! 聞こえないのか泉巡査! これは命令だぞ!」
冷たく暗い銃口の向こうから、怒号の弾丸が野明を射抜いた。

481 KB
■ このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています

★スマホ版★ 掲示板に戻る 全部 前100 次100 最新50

read.cgi ver 05.04.00 2017/10/04 Walang Kapalit ★
FOX ★ DSO(Dynamic Shared Object)